JP2000055899A - ヘモグロビン類の測定方法 - Google Patents

ヘモグロビン類の測定方法

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JP2000055899A JP10224573A JP22457398A JP2000055899A JP 2000055899 A JP2000055899 A JP 2000055899A JP 10224573 A JP10224573 A JP 10224573A JP 22457398 A JP22457398 A JP 22457398A JP 2000055899 A JP2000055899 A JP 2000055899A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来法より短時間で、分離能が良く、しかも
ベースライン変動が少ないヘモグロビン類の測定方法を
提供する。 【解決手段】 カチオン交換液体クロマトグラフィーに
よるヘモグロビン類の測定方法において、酸解離定数
(pKa)を2.15〜6.39及び6.40〜10.
50の範囲に少なくとも一つずつもつ緩衝剤が含有され
る溶離液を用いることを特徴とするヘモグロビン類の測
定方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体クロマトグラ
フィーによるヘモグロビン類の測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】糖化ヘモグロビン、特にヘモグロビンA
1c(以下、HbA1cという)は糖尿病診断の指標と
して広く利用されている。HbA1cとは血液中の糖が
赤血球に入った後に、ヘモグロビンと不可逆的に結合し
て生成したものであり、過去1〜2カ月間の血液中の平
均的な糖濃度を反映する。
【0003】このHbA1cの測定方法としては、一般
に液体クロマトグラフィー法や免疫法が用いられてい
る。
【0004】液体クロマトグラフィー法によるHbA1
cの測定は、主にカチオン交換液体クロマトグラフィー
法により行われている(特公平8−7198号公報な
ど)。溶血液試料をカチオン交換液体クロマトグラフィ
ーにより分離すると、通常、ヘモグロビンA1a(以
下、HbA1aという)及びヘモグロビンA1b(以
下、HbA1bという)、ヘモグロビンF(以下、Hb
Fという)、不安定型HbA1c、安定型HbA1c並
びにヘモグロビンA0(以下、HbA0という)などの
ピークが出現する。なお、糖尿病の診断の指標として使
用されているHbA1cは、最近では、上記のうちの安
定型HbA1cであり、全ヘモグロビンピークの面積に
対する安定型HbA1cピークの面積の比率(%)とし
て求められている。
【0005】しかしながら安定型HbA1cピークと不
安定型HbA1cピークの分離が困難であるため、通
常、精度良く安定型HbA1cピークのみを測定するこ
とが困難であった。そこで、不安定型HbA1cピーク
の影響をなくす方法が以下のように種々考えられ、実施
されているがそれぞれまだ欠点がある。例えば、特開昭
63−298063号公報に記載の試薬を添加すること
により不安定型HbA1cを除く方法があるが、この方
法は前処理操作が煩雑となる点が問題となる。また、特
公平8−7197号公報に記載のような充填剤を用いる
ことにより、クロマトグラム上でピークとして分離する
方法も考えられるが、測定時間が長くなる点が問題とな
る。
【0006】また、液体クロマトグラフィー法でのヘモ
グロビン類の測定においては、アセチル化ヘモグロビン
(以下、AHbという)やカルバミル化ヘモグロビン
(以下、CHbという)などの修飾ヘモグロビンの影響
を受けるといわれ、AHbやCHbのピークも安定型H
bA1cピーク付近に溶出するため、従来法によって
は、短時間での分離が困難であった。
【0007】さらに、カチオン交換液体クロマトグラフ
ィーによりHbA1c測定を行う場合、一般に、HbA
1cを溶出させたあとに、HbA0を溶出させるが、H
bA0成分の一部等が溶出されないでカラム内に残る
と、カラム劣化の原因になるため、従来、溶離液中の塩
濃度を高めることが行われてきたが、HbA0の溶出に
要する時間が長いという欠点があった。そこで、pHの
低い溶離液でHbA1a、HbA1b、HbF、HbA
1c等を溶出させたあと、HbA0を短時間で溶出させ
るため、pHの高い溶離液を用いることが考えられる
が、異なる緩衝剤からなる溶離液を用いると、溶離液を
切り替える際に、ベースラインが変動し、正確な測定の
妨げとなる場合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
に鑑み、従来法より短時間で、分離能が良く、しかも、
ベースライン変動が少ないヘモグロビン類の測定方法を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
カチオン交換液体クロマトグラフィーによるヘモグロビ
ン類の測定方法において、酸解離定数(pKa)を2.
15〜6.39及び6.40〜10.50の範囲に少な
くとも一つずつもつ緩衝剤が含有される溶離液を用いる
ことを特徴とするヘモグロビン類の測定方法である。請
求項2記載の発明は、溶離液が、カオトロピックイオン
を含有することを特徴とする請求項1記載のヘモグロビ
ン類の測定方法である。請求項3記載の発明は、測定目
的のピークを分離するのに際し、pHの異なる少なくと
も2種以上の溶離液を用い、該pHの異なる少なくとも
2種以上の溶離液が、同一の緩衝剤を含むものであるこ
とを特徴とする請求項1又は2記載のヘモグロビン類の
測定方法である。請求項4記載の発明は、ヘモグロビン
A0よりも前に溶出するヘモグロビン類を溶出するため
に用いる溶離液のpHが4.0〜6.8の範囲にあり、
ヘモグロビンA0の溶出に、カラムに流入する際のpH
がヘモグロビンの等電点よりアルカリ側になるようにp
Hを設定した溶離液を用いることを特徴とする請求項
1、2又は3記載のヘモグロビン類の測定方法である。
【0010】上記緩衝剤としては、酸解離定数(pK
a)が、2.15〜6.39及び6.40〜10.50
の範囲に少なくとも一つずつ存在するものを用いる。す
なわち、単一の物質でpKaを、2.15〜6.39及
び6.40〜10.50の範囲に少なくとも一つずつも
つ物質を用いるか、あるいは、2.15〜6.39の範
囲に少なくとも一つのpKaをもつ物質と6.40〜1
0.50の範囲に少なくとも一つのpKaをもつ物質と
を組み合わせて用いる。また、上記緩衝剤を複数組み合
わせて用いてもよい。上記緩衝剤のpKaの範囲は、測
定目的のピークを分離するのに適切な溶離液のpH付近
において、より優れた緩衝能を発揮できるように、2.
61〜6.39及び6.40〜10.50の範囲が好ま
しく、より好ましくは、2.80〜6.35及び6.8
0〜10.00の範囲である。さらに好ましくは、3.
50〜6.25及び7.00〜9.50の範囲である。
【0011】上記緩衝剤としては、例えば、リン酸、ホ
ウ酸、炭酸等の無機物のほか、カルボン酸、ジカルボン
酸、カルボン酸誘導体、ヒドロキシカルボン酸、アニリ
ン又はアニリン誘導体、アミノ酸、アミン類、イミダゾ
ール類、アルコール類などの有機物が挙げられる。ま
た、エチレンジアミン四酢酸、ピロリン酸、ピリジン、
カコジル酸、グリセロールリン酸、ヒ酸、2,4,6−
コリジン、N−エチルモルホリン、モルホリン、4−ア
ミノピリジン、アンモニア、エフェドリン、ヒドロキシ
プロリン、ピペリジン、トリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、グリシルグリシン等の有機物でもよい。上
記カルボン酸としては、例えば、ギ酸、酢酸、プロピオ
ン酸、安息香酸等が挙げられる。上記ジカルボン酸とし
ては、例えば、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタ
ル酸、アジピン酸、マレイン酸、フタル酸、フマル酸等
が挙げられる。上記カルボン酸誘導体としては、例え
ば、β,β’−ジメチルグルタル酸、バルビツール酸、
5,5−ジエチルバルビツール酸、γ−アミノ酪酸、ピ
ルビン酸、フランカルボン酸、ε−アミノカプロン酸等
が挙げられる。上記ヒドロキシカルボン酸としては、例
えば、酒石酸、クエン酸、乳酸、リンゴ酸等が挙げられ
る。上記アニリン又はアニリン誘導体としては、例え
ば、アニリン、ジメチルアニリン等が挙げられる。上記
アミノ酸としては、例えば、アスパラギン酸、アスパラ
ギン、グリシン、α−アラニン、β−アラニン、ヒスチ
ジン、セリン、ロイシン等が挙げられる。上記アミン類
としては、例えば、メチルアミン、エチルアミン、n−
ブチルアミン、エチレンジアミン、エタノールアミン、
トリメチルアミン、トリエチルアミン、ヘキサメチルア
ミン、ジメチルアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエ
タノールアミン等が挙げられる。上記イミダゾール類と
しては、例えば、イミダゾール、5(4)−ヒドロキシ
イミダゾール、5(4)−メチルイミダゾール、2,5
(4)−ジメチルイミダゾール等が挙げられる。上記ア
ルコール類としては、例えば、2−アミノ−2−メチル
−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−エチル
−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル
−1−プロパノール、n−プロピルアルコール等が挙げ
られる。
【0012】また、上記緩衝剤としては、2−(N−モ
リホリノ)エタンスルホン酸(MES)、ビス(2−ヒ
ドロキシエチル)イミノトリス−(ヒドロキシメチル)
メタン(Bistris)、N−(2−アセトアミド)
イミドジ酢酸(ADA)、ピペラジン−N,N’−ビス
(2−エタンスルホン酸)(PIPES)、1,3−ビ
ス(トリス(ヒドロキシメチル)−メチルアミノ)プロ
パン(Bistrispropane)、N−(アセト
アミド)−2−アミノエタンスルホン酸(ACES)、
3−(N−モルフォリン)プロパンスルホン酸(MOP
S)、N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)−2−
アミノエタンスルホン酸(BES)、N−トリス(ヒド
ロキシメチル)メチル−2−アミノエタンスルホン酸
(TES)、N−2−ヒドロキシエチルピペラジン−
N’−エタンスルホン酸(HEPES)、N−2−ヒド
ロキシエチルピペラジン−N’−プロパンスルホン酸
(HEPPS)、N−トリス(ヒドロキシメチル)メチ
ルグリシン(Tricine)、トリス(ヒドロキシメ
チル)アミノエタン(Tris)、N,N’−ビス(2
−ヒドロキシエチル)グリシン(Bicine)、グリ
シルグリシン、N−トリス(ヒドロキシメチル)メチル
−3−アミノプロパンスルホン酸(TAPS)、グリシ
ン、シクロヘキシルアミノプロパンスルホン酸(CAP
S)等の一般にグッド(Good)の緩衝液といわれる
ものを組成する物質も使用できる。これらの物質のpK
aを表1・2に示す。(引用文献:堀尾武一・山下仁平
蛋白質・酵素の基礎実験法 南江堂)
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】上記緩衝剤の溶離液中の濃度は、緩衝作用
がある範囲であればよく、好ましくは1〜1000m
M、より好ましくは15〜500mMである。また、上
記緩衝剤は、単独でも複数混合して用いてもよく、例え
ば、有機物と無機物を混合して用いても良い。
【0016】上記カオトロピックイオンとは、水溶液に
溶けると解離して生じたイオンにより、水の構造が破壊
され、疎水性物質と水が接触したときに起こる、水のエ
ントロピー減少を抑制するもので、具体的には、陰イオ
ンとして、トリブロモ酢酸イオン、トリクロロ酢酸イオ
ン、チオシアン酸イオン、ヨウ化物イオン、過塩素酸イ
オン、ジクロロ酢酸イオン、硝酸イオン、臭化物イオ
ン、塩化物イオン、酢酸イオン等が挙げられる。また、
陽イオンとしては、マグネシウムイオン、バリウムイオ
ン、カルシウムイオン、リチウムイオン、セシウムイオ
ン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、グアニジン
イオン等が挙げられる。ヘモグロビン類の分離能を良く
するためには、陰イオンとして、トリブロモ酢酸イオ
ン、トリクロロ酢酸イオン、チオシアン酸イオン、ヨウ
化物イオン、過塩素酸イオン、ジクロロ酢酸イオン、硝
酸イオン、臭化物イオン等を、陽イオンとして、バリウ
ムイオン、カルシウムイオン、リチウムイオン、セシウ
ムイオン等を用いるのが好ましい。さらに、より好まし
くは、トリブロモ酢酸イオン、トリクロロ酢酸イオン、
チオシアン酸イオン、ヨウ化物イオン、過塩素酸イオ
ン、ジクロロ酢酸イオン、硝酸イオン等を用いる。
【0017】上記カオトロピックイオンの溶離液中の濃
度は、0.1mMより低いとヘモグロビン類の測定にお
いて、分離効果が低下し、また、3000mMよりも高
くてもヘモグロビン類の分離効果は向上しないので、
0.1mM〜3000mMが好ましく、1mM〜100
0mMがより好ましい。また、カオトロピックイオンは
複数種混合して用いてもよい。上記カオトロピックイオ
ンは、測定サンプルと接触する液、例えば、溶血液、サ
ンプル希釈液などに添加してもよい。
【0018】上記溶離液には、防腐剤やヘモグロビンの
安定化剤を添加してもよい。上記防腐剤としては、例え
ば、アジ化ナトリウム等が挙げられる。上記ヘモグロビ
ンの安定剤としては、公知の安定剤を用いることがで
き、例えば、EDTAなどのキレート剤、グルタチオ
ン、アジ化ナトリウムなどの還元剤・酸化防止剤などが
挙げられる。
【0019】上記溶離液は、pHの異なる少なくとも2
種類以上を用いるのが好ましい。また、pHの異なる少
なくとも2種類以上の溶離液を用いる場合、測定目的の
ピークを分離するにあたって用いる溶離液は、同一の緩
衝剤を含むものを用いるのが好ましいが、溶離液を切り
替える際の、ベースライン変動が、測定値に悪影響を与
えなければ、その必要はない。さらに、ベースライン変
動をより小さくするために、上記測定目的のピークを分
離するにあたって用いる溶離液は、緩衝剤の濃度も同一
であるものを用いるのがより好ましい。なお、溶離液の
pHは、例えば、後述のpH調節剤の添加量により調節
できる。
【0020】上記pHの異なる2種類以上の溶離液は、
測定途中で切り替えてもよいし、グラディエント溶出、
ステップグラディエント溶出を行ってもよい。
【0021】上記測定目的のピークとは、例えば、修飾
ヘモグロビン(HbA1a、HbA1b、安定型HbA
1c、不安定型HbA1c、AHb、CHb)、異常ヘ
モグロビン(HbS、HbC、HbA2 )、HbF、H
bA0等が挙げられる。
【0022】HbA0よりも前に溶出するヘモグロビン
類を分離するための溶離液のpHは、4.0未満である
と、ヘモグロビン類が変性する可能性があり、6.8を
超えると、ヘモグロビンのプラス電荷が減少し、カチオ
ン交換樹脂に保持されにくくなり、分離能が低下するの
で4.0〜6.8が好ましく、4.5〜5.8がより好
ましい。
【0023】HbA0成分を溶出するための溶離液は、
カラム劣化の防止と測定時間短縮のため、カラムに流入
する際のpHをヘモグロビンの等電点(pH6.8)よ
りアルカリ側になるように設定した溶離液を用いるのが
好ましい。上記溶離液のpHは、7.0〜10が好まし
く、8.0〜9.5がより好ましい。溶離液のpHが
6.8以下になるとHbA0溶出が不十分となり、pH
が10より高いと充填剤の分解が起こるものと考えられ
る。また、HbA0成分を溶出するための溶離液には、
例えば、硫酸イオン、フッ化物イオンといったアンチカ
オトロピックイオンを添加してもよい。上記ヘモグロビ
ンの等電点については、理化学辞典(第4版、1987
年9月、岩波書店、久保亮五ら編集)、1178頁に記
載あるように、pH6.8〜7.0である。
【0024】上記溶離液には、以下の物質を添加しても
よい。 (1)無機塩類(塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸
ナトリウム、硫酸カリウム、リン酸ナトリウムなど)を
添加してもよい。これらの塩類の濃度は、特に限定され
ないが、好ましくは1〜1500mMである。 (2)pH調節剤として、公知の酸、塩基を加えてもよ
い。酸としては、例えば、塩酸、リン酸、硝酸、硫酸等
が、塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化リチウム、水酸化マグネシウム、水酸化バリ
ウム、水酸化カルシウム、水酸化アンモニウム、水酸化
ストロンチウム、水酸化セシウム、水酸化ニッケル、水
酸化アルミニウム、水酸化カドニウ等が挙げられる。こ
れらの酸・塩基の濃度は、特に限定されないが、好まし
くは、0.001〜500mMである。 (3)メタノール、エタノール、アセトニトリル、アセ
トンなどの水溶性有機溶媒と混合してもよい。これらの
有機溶媒の濃度は、特に限定されないが、好ましくは0
〜80%(v/v)であり、緩衝剤が析出しない程度で
用いるのが好ましい。
【0025】上記カチオン交換液体クロマトグラフィー
において、充填剤は、少なくとも1種以上のカチオン交
換基を有している粒子よりなるものであり、例えば、高
分子粒子にカチオン交換基を導入することで得られる。
【0026】該カチオン交換基は、公知のものでよく特
に制限はない。例えば、カルボキシル基、スルホン酸
基、リン酸基などのカチオン交換基等が挙げられる。ま
た、このカチオン交換基は、複数種導入しても良い。
【0027】上記粒子の直径は、好ましくは0.5 〜20μ
m 、より好ましくは1 〜10μm である。また、粒度分布
は、変動係数値(CV値)(粒径の標準偏差÷平均直径
×100 )として、好ましくは20%以下、より好ましくは
15%以下である。
【0028】上記高分子粒子としては、例えば、シリ
カ、ジルコニアなどの無機系粒子;セルロース、ポリア
ミノ酸、キトサンなどの天然高分子粒子;ポリスチレ
ン、ポリアクリル酸エステルなどの合成高分子粒子など
が挙げられる。上記高分子粒子は、導入されるイオン交
換基以外の構成成分は、より親水性であることが好まし
い。また耐圧性・耐膨潤性の点から架橋度の高いものが
好ましい。
【0029】上記高分子粒子へのカチオン交換基の導入
は、公知の方法により行うことができるが、例えば、高
分子粒子を調製後、粒子が有する官能基(水酸基、アミ
ノ基、カルボキシル基、エポキシ基など)に、化学反応
でイオン交換基を粒子に導入させる方法により行うこと
ができる。また、カチオン交換基を有する単量体を重合
して高分子粒子を調製する方法によってもカチオン交換
充填剤を調製できる。例えば、カチオン交換基含有単量
体と架橋性単量体等とを混合し、重合開始剤の存在下に
重合する方法などが挙げられる。また、(メタ)アクリ
ル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチルなどの重合性カ
チオン交換基含有エステルを架橋性単量体などと混合
し、重合開始剤存在下で重合した後、得られた粒子を加
水分解処理し、エステルをカチオン交換基に変換させて
もよい。更に、特公平08-7197 号公報に記載のように、
架橋重合体粒子を調製した後、カチオン交換基を有する
単量体を添加して、重合体粒子の表面付近に、該単量体
を重合させても良い。
【0030】上記充填剤はカラムに充填されて液体クロ
マトグラフィー測定に用いられる。上記カラムは公知の
ステンレス製、ガラス製、樹脂製など、特に限定されな
い。カラムサイズとしては、内径0.1〜50mm、長
さ1〜300mmのものが好ましく、内径0.2〜30
mm、長さ5〜200mmのものがより好ましい。充填
剤のカラムへの充填方法は、公知の任意の方法が使用で
きるがスラリー充填法がより好ましい。具体的には、例
えば、充填剤粒子を溶離液などの緩衝液に分散させたス
ラリーを送液ポンプなどによりカラムに圧入することに
より行う。
【0031】上記測定に使用される液体クロマトグラフ
は、公知のものでよく、例えば、送液ポンプ、試料注入
装置(サンプラ)、カラム、検出器などから構成され
る。また、他の付属装置(カラム恒温槽や溶離液の脱気
装置など)が適宜付属されてもよい。
【0032】上記測定方法における、他の測定条件とし
ては、公知の条件でよく、溶離液の流速は、好ましくは
0.05〜5ml/分、より好ましくは0.2〜3ml
/分である。ヘモグロビン類の検出は、415nmの可
視光が好ましい。測定試料は、界面活性剤など溶血活性
を有する物質を含む溶液により溶血された溶血液を希釈
したものを用いる。液体クロマトグラフへの試料注入量
は、希釈倍率により異なるが、好ましくは0.1〜10
0μl程度である。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、実施例、比較例を挙げて本
発明を詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例にの
み限定されるものではない。 実施例1 (Hb類の測定) (測定条件)得られたカラムを用いて、以下の測定を行
った。 ・システム :送液ポンプ :LC-9A (島津製作所製) オートサンプラ:ASU-420 (積水化学製) 検出器 :SPD-6AV (島津製作所製) ・溶 離 液:溶離液A:50mMの過塩素酸を含有する50mMリン酸緩衝液(和 光純薬製)(pH5.3 ) 溶離液B:200mM の過塩素酸を含有する50mMリン酸緩衝液( pH8.0 ) 0 〜3 分= 溶離液A;3 〜3.2 分= 溶離液B;3.2 〜5 分= 溶 離液Aを用いた。 ・流 速:2.0mL/分 ・検出波長 :415nm ・試料注入量:10μL
【0034】(充填剤の調製)テトラエチレングリコー
ルジメタクリレート(新中村化学社製)400g及び2
−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸15
0gの混合物に過酸化ベンゾイル(和光純薬社製)1.
5gを溶解した。これを4重量%ポリビニルアルコール
(日本合成化学社製)水溶液2500mlに分散させ、
攪拌しながら窒素雰囲気下で75℃に昇温し、8時間重
合した。重合後、洗浄・乾燥し、分級して、平均粒径6
μmの粒子を得た。 (カラムの充填)得られた上記粒子を、以下のようにし
て充填した。粒子0.7gを、50mMリン酸緩衝液
(pH5.8 )30mlに分級し、5分間超音波処理した
後、よく攪拌した。全量をステンレス製の空カラム
(4.6φ×30mm)を接続したパッカー(梅谷精機
社製)に注入した。パッカーに送液ポンプ(サヌキ工業
社製)を接続し、圧力300kg/cm2 で定圧充填し
た。 (測定試料)健常人血をNaF 採血し、以下の試料を調製
した。 a)糖負荷血:健常人血に、500mg/dLとなるようグルコ
ース水溶液を添加し、37℃で3時間反応させたもの。 b)CHb含有試料:健常人血10mLに、0.3%のシアン酸
ナトリウムの生理食塩水溶液1mL を添加し、37℃で3時
間反応させたもの。 c)AHb含有試料:健常人血10mLに、0.3%のアセトア
ルデヒドの生理食塩水溶液1.0mL を添加し、室温で3 時
間反応させたもの。 ・試料a、bおよびcは溶血希釈液(0.1%ポリエチレン
グリコールモノ−4−オクチルフェニルエーテル(トリ
トンX-100)(東京化成)のリン酸緩衝液(pH7.0) )で
溶血し、150 倍に希釈して測定試料とした。 (測定結果)上記測定条件により、試料を測定して得ら
れたクロマトグラムを図1〜3に示す。図1は試料aを
測定した結果、図2は試料b、図3は試料cを測定した
結果を示す。ピーク1はHbA1a およびb 、ピーク2はHb
F 、ピーク3は不安定型HbA1c、ピーク4は安定型HbA1c
、ピーク5はHbA0、ピーク6はCHb、ピーク7はAHb
を示す。図1では、ピーク3および4が良好に分離され
ている。また、図2ではピーク6:CHb 、図3 ではピー
ク7:AHbがピーク4から良好に分離されている。 (ベースラインの安定性)試料として、溶血希釈液を測
定した。図7に示したように、ベースラインは、非常に
安定していた。
【0035】実施例2 (Hb類の測定)溶離液Aとして55mMの過塩素酸を含有
する20mMコハク酸-20mM リン酸緩衝液(pH5.3) 、溶離液
Bとして250mM の過塩素酸を含有する20mMコハク酸-20m
M リン酸緩衝液(pH8.0)を用い実施例1に準じて測定を
行ったところ、得られたクロマトグラムは図1〜図3と
同様に良好であった。
【0036】実施例3 (Hb類の測定)溶離液Aとして55mMの硝酸ナトリウム
を含有する20mMマレイン酸-20mM リン酸緩衝液(pH5.3)
、溶離液Bとして200mM の硝酸ナトリウムを含有する2
0mMマレイン酸-20mM リン酸緩衝液(pH8.3) を用い実施
例1に準じて測定を行ったところ、得られたクロマトグ
ラムは図1〜図3と同様に良好であった。
【0037】実施例4 (Hb類の測定)溶離液Aとして50mMの過塩素酸を含有
する10mMマレイン酸-50mM リン酸緩衝液(pH5.3) 、溶離
液Bとして200mM の過塩素酸を含有する8mM マレイン酸
-50mM リン酸緩衝液(pH8.3)を用い実施例1に準じて測
定を行ったところ、得られたクロマトグラムは図1〜図
3と同様に良好であった。
【0038】比較例1 (Hb類の測定)溶離液Aとして45mMの硝酸ナトリウム
を含有する30mMコハク酸緩衝液(pH5.3)、溶離液Bと
して,250mMの硝酸ナトリウムを含有する30mMコハク酸緩
衝液(pH5.7 )を用いて、実施例1に準じて測定を行っ
た。図4は試料aを測定した結果、図5は試料b、図6
は試料cを測定した結果を示す。図4〜図6に示したよ
うに、HbAoピーク幅が実施例に比べて大きく、その結果
測定時間が長くなった。
【0039】比較例2 (Hb類の測定)溶離液Aとして45mMの硝酸ナトリウム
を含有する30mMコハク酸緩衝液(pH5.3)、溶離液Bと
して250mM の硝酸ナトリウムを含有する30mMコハク酸緩
衝液(pH8.0 )を用いて、実施例1に準じて測定を行っ
た。得られたクロマトグラムは図4〜6と同様であり、
HbAoピーク幅が実施例に比べて大きい結果となった。こ
の原因は、溶離液BのpHを8.0 に調製したが、pH8付近
では、緩衝能が弱いためと考えられる。
【0040】比較例3 (Hb類の測定)溶離液Aとして45mMの硝酸ナトリウム
を含有する30mMコハク酸緩衝液(pH5.3)、溶離液Bと
して300mM の硝酸ナトリウムを含有する30mMグアニジン
緩衝液(pH8.6 )を用いて、実施例1に準じて測定を行
った。得られたクロマトグラムは図1〜図3とほぼ同様
であった。 (ベースラインの安定性)試料として、溶血希釈液を測
定した。図8に示したように、溶離液A から溶離液Bに
切り換えた際、ベースライン変動が確認された。これに
より測定値への悪影響が考えられる。
【0041】比較例4 (Hb類の測定)溶離液Aとして 50mM の過塩素酸ナト
リウムを含有する30mMマロン酸緩衝液(pH5.3) 、溶離液
Bとして250mM の過塩素酸ナトリウムを含有する50mMグ
アニジン緩衝液(pH8.3) を用いて、実施例1に準じて測
定を行った。得られたクロマトグラムは図1〜図3とほ
ぼ同様であったが、ベースラインの安定性を試験する
と、溶離液A から溶離液Bに切り換えた際、ベースライ
ン変動が確認された。
【0042】
【発明の効果】本発明のヘモグロビン類の測定方法は、
以上の構成からなるので、分離能が良く、しかも、短時
間で、かつベースライン変動が少ないヘモグロビン類の
測定方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の測定条件により、ヘモグロビン類の
測定(試料a)を行った際に得られたクロマトグラムを
示す図
【図2】実施例1の測定条件により、ヘモグロビン類の
測定(試料b)を行った際に得られたクロマトグラムを
示す図
【図3】実施例1の測定条件により、ヘモグロビン類の
測定(試料c)を行った際に得られたクロマトグラムを
示す図
【図4】比較例1の測定条件により、ヘモグロビン類の
測定(試料a)を行った際に得られたクロマトグラムを
示す図
【図5】比較例1の測定条件により、ヘモグロビン類の
測定(試料b)を行った際に得られたクロマトグラムを
示す図
【図6】比較例1の測定条件により、ヘモグロビン類の
測定(試料c)を行った際に得られたクロマトグラムを
示す図
【図7】実施例1の測定条件により、溶血希釈液の測定
を行った際に得られたクロマトグラムを示す図
【図8】比較例3の測定条件により、溶血希釈液の測定
を行った際に得られたクロマトグラムを示す図
【符号の説明】
ピーク1・・・HbA1a およびb ピーク2・・・HbF ピーク3・・・不安定型HbA1c ピーク4・・・安定型HbA1c ピーク5・・・HbA0 ピーク6・・・CHb ピーク7・・・AHb

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カチオン交換液体クロマトグラフィーに
    よるヘモグロビン類の測定方法において、酸解離定数
    (pKa)を2.15〜6.39及び6.40〜10.
    50の範囲に少なくとも一つずつもつ緩衝剤が含有され
    る溶離液を用いることを特徴とするヘモグロビン類の測
    定方法。
  2. 【請求項2】 溶離液が、カオトロピックイオンを含有
    することを特徴とする請求項1記載のヘモグロビン類の
    測定方法。
  3. 【請求項3】 測定目的のピークを分離するのに際し、
    pHの異なる少なくとも2種以上の溶離液を用い、該p
    Hの異なる少なくとも2種以上の溶離液が、同一の緩衝
    剤を含むものであることを特徴とする請求項1又は2記
    載のヘモグロビン類の測定方法。
  4. 【請求項4】 ヘモグロビンA0よりも前に溶出するヘ
    モグロビン類を溶出するために用いる溶離液のpHが
    4.0〜6.8の範囲にあり、ヘモグロビンA0の溶出
    に、カラムに流入する際のpHがヘモグロビンの等電点
    よりアルカリ側になるようにpHを設定した溶離液を用
    いることを特徴とする請求項1、2又は3記載のヘモグ
    ロビン類の測定方法。
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