JPH11295286A - ヘモグロビン類の測定方法 - Google Patents
ヘモグロビン類の測定方法Info
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- JPH11295286A JPH11295286A JP10099471A JP9947198A JPH11295286A JP H11295286 A JPH11295286 A JP H11295286A JP 10099471 A JP10099471 A JP 10099471A JP 9947198 A JP9947198 A JP 9947198A JP H11295286 A JPH11295286 A JP H11295286A
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Abstract
類を測定する方法を提供する。 【解決手段】 充填剤のイオン交換基と同種のイオン種
を含む緩衝液を溶離液として用いることを特徴とする液
体クロマトグラフィーによるヘモグロビン類(特に、安
定型ヘモグロビンA1c)の測定方法。充填剤がカチオ
ン交換樹脂であり、溶離液がグッド(Good)の緩衝
液である上記の液体クロマトグラフィーによるヘモグロ
ビン類の測定方法。充填剤がカチオン交換樹脂であり、
溶離液が有機酸又はその塩を含む緩衝液であることを特
徴とする液体クロマトグラフィーによるヘモグロビン類
の測定方法。
Description
フィーによるヘモグロビン類の測定方法に関する。
ンA1c(以下、HbA1cという)が糖尿病診断の指
標として広く測定されている。糖化ヘモグロビンとは血
液中の糖がその濃度に比例して赤血球に入った後に、ヘ
モグロビンと結合して生成したものである。溶血血液試
料中の糖化ヘモグロビンは、過去1〜2カ月間の血液中
の平均的な糖濃度を反映するので溶血血液中の糖化ヘモ
グロビンは、糖尿病の診断の指標とされ、通常、糖化ヘ
モグロビンのうち、糖化ヘモグロビンA1c(以下、H
bA1cという)を用いたHbA1c値〔糖化ヘモグロ
ビンと非糖化ヘモグロビンの合計に対するHbA1cの
割合(%)〕が、糖尿病の診断の最適な指標として広く
使用されている。
に液体クロマトグラフィー法や免疫法が用いられている
が、液体クロマトグラフィー法はその高精度性により最
も汎用されている。
法による測定は、主にカチオン交換液体クロマトグラフ
ィー法により行われている(特公平8−7198号公報
など)。溶血血液試料をカチオン交換液体クロマトグラ
フィーにより分離すると、通常、ヘモグロビンA1a
(以下、HbA1aという)及びヘモグロビンA1b
(以下、HbA1bという)、ヘモグロビンF(以下、
HbFという)、不安定型HbA1c、安定型HbA1
c並びにヘモグロビンA0(以下、HbA0という。な
お、HbA0は非糖化ヘモグロビンなどである)などの
ピークが出現する。なお、糖尿病の診断の指標として使
用されているHbA1cは、上記のうちの安定型HbA
1cであり、全ヘモグロビンピークの面積に対する安定
型HbA1cピークの面積の比率(%)として求められ
ている。
安定型HbA1cピークの分離が困難であるため、通
常、精度良く安定型HbA1cピークのみを測定するこ
とが困難であった。そこで、不安定型HbA1cピーク
の影響をなくす方法が以下のように種々考えられ、実施
されているがそれぞれまだ欠点がある。すなわち、例え
ば、特開昭63−298063号公報に記載の試薬を添
加することにより不安定型HbA1cを除く方法がある
が、この方法は除去のための前処理操作が煩雑となる点
が問題となる。また、例えば、特公平8−7197号公
報に記載のような充填剤を用いることにより、比較的長
時間を要してクロマトグラム上でピークとして分離する
方法も考えられるが測定時間が長くなる点が問題とな
る。
のように、充填剤としてはカチオン交換樹脂が一般的に
用いられており、そのイオン交換基としてはカルボキシ
ル基及びスルホン酸基が用いられている。また、溶離液
としては、殆どがリン酸緩衝液が用いられている。
の短縮化が進み、1検体あたり数分間で測定が可能とな
っているが、各ピークの分離は未だ不十分である。
においては、アセチル化ヘモグロビン(以下、AHbと
いう)やカルバミル化ヘモグロビン(以下、CHbとい
う)などの修飾ヘモグロビンの影響を受けるといわれ
る。更に、AHbやCHbのピークも安定型HbA1c
ピーク付近に溶出するため、短時間での分離が困難であ
る。
従来法の欠点がなく、従来より短時間で、精度良く、ヘ
モグロビン類を測定する方法を提供することである。
下、本発明1という)は、液体クロマトグラフィーによ
るヘモグロビン類の測定方法であって、充填剤のイオン
交換基と同種のイオン種を含む緩衝液を溶離液として用
いることを特徴とするヘモグロビン類の測定方法であ
る。
う)は、充填剤がカチオン交換樹脂であり、溶離液がグ
ッド(Good)の緩衝液であることを特徴とする請求
項1記載のヘモグロビン類の測定方法である。
う)は、液体クロマトグラフィーによるヘモグロビン類
の測定方法であって、充填剤がカチオン交換樹脂であ
り、溶離液が有機酸又はその塩を含む緩衝液であること
を特徴とするヘモグロビン類の測定方法である。
1で用いられる充填剤は、少なくとも1種以上のイオン
交換基を有している粒子よりなる充填剤である。上記の
イオン交換基含有充填剤は、後に詳細に説明するよう
に、高分子粒子にイオン交換基を導入することなどによ
り製造される。上記イオン交換基は、例えば、カルボキ
シル基、スルホン酸基、リン酸基などのカチオン性官能
基及び第3級アミンや第4級アンモニウム基などのアニ
オン性官能基である。また、複数の官能基が混在されて
いても良い。上記混在とは、一つの粒子が複数の官能基
を有している場合だけでなく、一つの官能基を有する粒
子を複数混合して用いる場合も含むものとする。これら
のイオン交換基の導入量は特に制限されないが、好まし
くは、充填剤の乾燥重量1g当たり0.1μeq〜10
0meqである。充填剤粒子の直径は、好ましくは0.
5〜20μm、より好ましくは1〜10μmである。充
填剤の粒度分布は、変動係数値(CV値)(粒径の標準
偏差÷平均粒径×100)として、好ましくは20%以
下、より好ましくは15%以下である。
法は、特に限定されないが、例えば、(a)高分子粒子
にイオン交換基を導入する方法、(b)イオン交換基を
有する単量体を重合して高分子粒子とする方法、(c)
重合性のイオン交換基含有エステル((メタ)アクリル
酸メチル、(メタ)アクリル酸エチルなど)を架橋性単
量体などと混合し、重合開始剤存在下で重合した後、得
られた粒子を加水分解処理し、エステルをイオン交換基
に変換させる方法などが挙げられる。
入する方法、について以下説明する。上記高分子粒子と
しては、例えば、シリカ、ジルコニアなどの無機系粒
子;セルロース、ポリアミノ酸、キトサンなどの天然高
分子粒子;ポリスチレン、ポリアクリル酸エステルなど
の合成高分子粒子などが挙げられる。
ン交換基以外の構成成分は、より親水性であることが好
ましく、また、耐圧性・耐膨潤性の点から架橋度の高い
ものが好ましい。
粒子は、例えばアルコキシラン誘導体をアルコール/水
の混合溶媒に添加し、触媒存在下に重合することにより
得ることができる。さらに必要に応じて、官能基含有シ
ランカップリング剤を反応させることにより、適当な官
能基を導入することもできる。
ルロース粒子は、例えば、三酢酸セルロースを有機溶媒
に溶解し、さらにゼラチン水溶液を添加して有機溶媒を
除去後、アルカリ性下で加水分解することにより得るこ
とができる。
ポリアミノ酸粒子は、例えば、N−カルボン酸無水物を
重合することにより得ることができる。
成高分子粒子は、例えば、スチレン、ジビルベンゼン、
ジビニルトルエン;メチル(メタ)アクリレート、エチ
ル(メタ)アクリレートなどのアルキル(メタ)アクリ
レート;ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート
などの単量体を、重合開始剤存在下で重合することによ
り得ることができる。
は、該高分子粒子が反応性の官能基(例えば、水酸基、
アミノ基、カルボキシル基、エポキシ基など。以下、反
応性基という)を有する場合であれば、該反応性基に反
応性を有する官能基及びイオン交換基の両者を有する化
合物と上記高分子粒子とを化学結合させればよい。上記
反応性基を有する高分子粒子を調製するには、例えば、
水酸基含有単量体(2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、2−ヒドロキシメチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、(ポ
リ)エチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、グ
リセロールモノ(メタ)アクリレートなど);アミノ基
含有単量体((メタ)アクリルアミド、2−アミノエチ
ル(メタ)アクリレート、2−アミノメチル(メタ)ア
クリレート、アミノプロピル(メタ)アクリレート、ジ
メチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート、アリルアミンな
ど);カルボキシル基含有単量体((メタ)アクリル
酸、イタコン酸など);又はエポキシ基含有単量体(グ
リシジル(メタ)アクリレートなど)を、架橋性単量体
などと混合し、重合開始剤の存在下に重合すればよい。
であれば、種々の公知の化学反応を用いて、高分子粒子
に反応性基を導入すればよい。
公知のものでよく特に制限はない。例えば、カルボキシ
ル基、スルホン酸基、リン酸基などのカチオン交換基;
第3級アミノ基、第4級アンモニウム基などのアニオン
交換基が挙げられる。
重合して高分子粒子とする方法、について以下説明す
る。上記イオン交換基を有する単量体としては、イオン
交換基がカルボキシル基の場合であれば、例えば、(メ
タ)アクリル酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸な
どが挙げられ、スルホン酸基の場合であれば、例えば、
スチレンスルホン酸、3−スルホプロピル(メタ)アク
リル酸、3−スルホプロピル(メタ)アクリレート、3
−スルホプロピルイタコレート、N−(3−スルホプロ
ピル)−N−(メタ)アクリロイルオキシエチル−N,
N−ジメチルアンモニウムベタイン、2−アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルホン酸、アリルスルホン酸
などが挙げられ、リン酸基の場合であれば、例えば、
((メタ)アクリロイルオキシメチル)アシッドホスフ
ェート、(2−(メタ)アクリロイルオキシエチル)ア
シッドホスフェート、(2−(メタ)アクリロイルオキ
シプロピル)アシッドホスフェート、(3−(メタ)ア
クリロイルオキシプロピル)アシッドホスフェートなど
が挙げられ、例えば、第3級アミノ基、第4級アンモニ
ウム基の場合であれば、ジメチルアミノエチル(メタ)
アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、(メタ)アクリレートヒドロキシプロピルトリメ
チルアンモニウムクロライド、(メタ)アクリレートジ
メチルアミノエチルトリメチルアンモニウムクロライド
などが挙げられる。
量体等とを混合し、重合開始剤の存在下に重合する方法
などが挙げられる。
剤はカラムに充填されて液体クロマトグラフィー測定に
用いられる。上記カラムは公知のステンレス製、ガラス
製、樹脂製など、特に限定されない。カラムサイズとし
ては、内径0.5〜10mm、長さ5〜300mmのも
のが好ましい。充填剤のカラムへの充填方法は、公知の
任意の方法が使用できるがスラリー充填法がより好まし
い。具体的には、例えば、充填剤粒子を溶離液などの緩
衝液に分散させたスラリーを送液ポンプなどによりカラ
ムに圧入することにより行う。
は、公知のものでよく、例えば、送液ポンプ、試料注入
装置(サンプラ)、カラム、検出器などから構成され
る。また、他の付属装置(カラム恒温槽や溶離液の脱気
装置など)が適宜付属されてもよい。
用する充填剤が有するイオン交換基と同種のイオン種
(以下、同種イオンという)を含む緩衝液からなる。例
えば、充填剤としてカルボキシル基を有する充填剤を用
いる場合には、カルボキシル基を有する化合物〔具体的
には、例えば、グリシン等のアミノ酸;酢酸、クエン
酸、フタル酸等の酸類;N−(アセトアミド)−2−イ
ミノ2酢酸(以下、ADAという)、N−トリス(ヒド
ロキシメチル)メチルグリシン(以下、TRICINE
という)等のGoodの緩衝液組成物など〕を含む緩衝
液;充填剤としてスルホン酸基を有する充填剤を用いる
場合には、スルホン酸基を有する化合物〔具体的には、
例えば、N−2−ヒドロキシエチルピペラジン−N’−
2−エタンスルホン酸(以下、HEPESという)、2
−(N−モリホリノ)エタンスルホン酸(以下、MES
という)、3−(N−モルホリノ)プロパンスルホン酸
(以下、MOPSという)、N−トリス(ヒドロキシメ
チル)メチル−3−アミノプロパンスルホン酸(以下、
TESという)、N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチ
ル)−2−アミノエタンスルホン酸(以下、BESとい
う)など〕を含む緩衝液;充填剤としてリン酸基を有す
る充填剤を用いる場合には、リン酸基を有する化合物
〔具体的には、例えば、リン酸ナトリウム、リン酸カリ
ウム、リン酸リチウム、リン酸マグネシウムなど〕を含
む緩衝液を用いる。
その他の測定条件により異なるが、好ましくは1〜10
00mM、より好ましくは5〜800mMである。ま
た、上記の同種イオン緩衝液同士を、複数混合して用い
てもよい。
緩衝液は、ヘモグロビン類の分析時における糖化ヘモグ
ロビン類の溶出時の溶離液に必ず含有される。しかしな
がら同種イオンのみで構成される必要はなく、異種イオ
ン(充填剤のイオン交換基と異種のイオン種)が混合さ
れていてもよい。この場合も同種イオンは、好ましくは
1〜1000mM、より好ましくは5〜800mM含ま
れている必要がある。
交換基を有する充填剤を使用した場合には、溶離液とし
てどちらか一方のイオン交換基種との同種イオンを用い
ればよい。例えば、カルボキシル基及びスルホン酸基の
両者を有する充填剤を使用した場合、カルボキシル基を
有する緩衝液でもよいし、スルホン酸基を有する緩衝液
でもよいし、両者の混合緩衝液でもよい。
加してもよい。 (1)無機塩類(塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸
ナトリウムなど)を添加してもよい。これらの塩類の濃
度は、特に限定されないが、好ましくは1〜1500m
Mである。 (2)塩酸などの無機酸類、酢酸などの有機酸類を添加
してもよい。これらの無機酸類、有機酸類の濃度は、特
に限定されないが、好ましくは0.001〜100mM
である。 (3)水酸化ナトリウムや水酸化カリウムなどの塩基類
を添加してもよい。これらの塩基類の濃度は、特に限定
されないが、好ましくは0.001〜100mMであ
る。 (4)メタノール、エタノール、アセトニトリルなどの
水溶性有機溶媒と混合してもよい。これらの有機溶媒の
濃度は、特に限定されないが、好ましくは0〜80%
(V/V)である。
ラディエント溶出を行ってもよい。この場合、上記のよ
うに、糖化ヘモグロビン類の溶出時には上記同種イオン
緩衝液を含む溶離液で分離を行う必要があるが、他の分
画(例えば、HbA0分画)の溶出時には、必ずしも同
種イオン緩衝液成分を含む必要はない。上記の「糖化ヘ
モグロビン類の溶出時」とは、HbA1a及びHbA1
b、HbF、不安定型HbA1c、安定型HbA1cの
分画を、この順序に含む、いわゆるfirstfrac
tionの溶出時のことを指す。ただし、この場合、他
の物質がピークとして混在している場合も含む。
件としては、公知の条件でよく、溶離液の流速は、好ま
しくは0.05〜5ml/分、より好ましくは0.1〜
3ml/分である。ヘモグロビン類の検出は、415n
mの可視光が好ましい。測定試料は、界面活性剤など溶
血活性を有する物質を含む溶液により溶血された溶血液
を希釈したものを用いる。液体クロマトグラフへの試料
注入量は、希釈倍率により異なるが、好ましくは1〜5
0μl程度である。
2で用いられる充填剤は、本発明1で用いられる充填剤
のうちのカチオン交換樹脂に相当するものであることの
他は本発明1で用いられる充填剤と同様であり、その製
造方法も本発明1の説明と同様である。
充填剤がカラムに充填されて液体クロマトグラフィー測
定に用いられること、及び上記測定に使用される液体ク
ロマトグラフなどは本発明1と同様である。
般にグッド(Good)の緩衝液といわれるものの中か
ら選択される。具体的には、例えば、ビス(2−ヒドロ
キシエチル)イミノトリス−(ヒドロキシメチル)メタ
ン(以下、Bis−Trisという)、HEPES、M
ES、MOPS、TESなどが挙げられる。
るが、好ましくは1〜1000mM、より好ましくは5
〜800mMである。また、上記の緩衝液を複数混合し
て用いてもよい。また他の緩衝液(リン酸塩、ホウ酸塩
などを含む無機系緩衝液、クエン酸、コハク酸などを含
む有機酸系緩衝液など);塩類(塩化ナトリウム、塩化
カリウム、硫酸ナトリウムなど);塩酸などの無機酸;
酢酸などの有機酸;水酸化ナトリウムや水酸化カリウム
などの塩基;メタノール、エタノール、アセトニトリル
などの水溶性有機溶媒と混合して用いても良い。
ラディエント溶出を行ってもよい。この際、糖化ヘモグ
ロビン類の溶出は、上記Goodの緩衝液を含む溶離液
で行う必要があるが、他の分画(例えばHbA0分画)
の溶出時には、必ずしもGoodの緩衝液成分を含む必
要はない。
件としては、公知の条件でよく、溶離液の流速は、好ま
しくは0.05〜5ml/分、より好ましくは0.1〜
3ml/分である。ヘモグロビン類の検出は、415n
mの可視光が好ましい。測定試料は、界面活性剤など溶
血活性を有する物質を含む溶液により溶血された溶血液
を希釈したものを用いる。液体クロマトグラフへの試料
注入量は、希釈倍率により異なるが、好ましくは1〜5
0μl程度である。
3で用いられる充填剤は、本発明1で用いられる充填剤
のうちのカチオン交換樹脂に相当するものであることの
他は本発明1で用いられる充填剤と同様であり、その製
造方法も本発明1の説明と同様である。
充填剤がカラムに充填されて液体クロマトグラフィー測
定に用いられること、及び上記測定に使用される液体ク
ロマトグラフなどは本発明1と同様である。
機酸又はその塩を含む緩衝液である。上記有機酸とは、
分子内にカチオン性のイオン交換基、例えば、カルボキ
シル基、スルホン酸基、リン酸基の少なくとも一つ以上
を有するものが挙げられる。
は、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、ジカルボン酸、ヒドロ
キシカルボン酸及びその誘導体などがあるが、これらに
限定されず、分子内に少なくとも一つ以上カルボキシル
基を有するものであれば特に限定されない。
酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、カプ
リル酸、カプリン酸などが挙げられる。
リル酸、メタクリル酸などが挙げられる。
ウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、
マレイン酸、フマル酸などの脂肪族ジカルボン酸;安息
香酸、フタル酸、サリチル酸などの芳香族ジカルボン酸
などがある。
内に水酸基及びカルボキシル基をそれぞれ少なくとも一
つ以上有するものであれば特に限定されず、例えば、乳
酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸などがある。
は、例えば、HEPES、MES、MOPS、TESな
どが挙げられる。
えば、ホスホエノールピルビン酸三ナトリウム、6−ホ
スホグルコン酸三ナトリウムなどが挙げられる。
酸、アニス酸、アニリン、アニリンスルホン酸、アミノ
安息香酸、イソ吉草酸、イソキノリン、イソニコチン
酸、イソ酪酸、2−インドールカルボン酸、オキサロ酢
酸、オクタン酸、2−キノリンカルボン酸、グリオキシ
ル酸、グリコール酸、グルタミン酸、クロロ安息香酸な
どが挙げられる。
機酸の塩を含む緩衝液であってよい。塩としてはナトリ
ウム塩、カリウム塩、リチウム塩、マグネシウム塩、カ
ルシウム塩などが挙げられる。
て、上記で例示しなかったものについては、有機酸又は
その塩で、酸解離定数pKa値(25℃)の少なくとも
一つが1.0〜9.0にあるものが挙げられる。
は、他の測定条件により異なるが、好ましくは0.1〜
2000mM、より好ましくは5〜800mMである。
また、上記の緩衝液を複数混合して用いてもよい。また
他の緩衝液(リン酸塩、ホウ酸塩などを含む無機系緩衝
液など);塩類(塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸
ナトリウムなど);塩酸などの無機酸;水酸化ナトリウ
ムや水酸化カリウムなどの塩基;メタノール、エタノー
ル、アセトニトリルなどの水溶性有機溶媒と混合して用
いても良い。また、更に分離をよくするために、他の添
加剤を加えてもよい。また、複数の溶離液を用いて測定
途中で切り替えたり、グラディエント溶出、ステップグ
ラディエント溶出を行ってもよい。
限定されず、用いられる複数の溶離液の全てが、上記有
機酸又はその塩を含む必要はない。好ましくは、糖化ヘ
モグロビン溶出時に、上記有機酸又はその塩を含む溶離
液を用いる。
件としては、公知の条件でよく、溶離液の流速は、好ま
しくは0.05〜5ml/分、より好ましくは0.1〜
3ml/分である。ヘモグロビン類の検出は、415n
mの可視光が好ましい。測定試料は、界面活性剤など溶
血活性を有する物質を含む溶液により溶血された溶血液
を希釈したものを用いる。液体クロマトグラフへの試料
注入量は、希釈倍率により異なるが、好ましくは1〜5
0μl程度である。
イオン交換基と同種のイオン種を含む緩衝液を溶離液と
して用いるので、従来のヘモグロビン類の測定法におけ
る問題点であった測定時間の延長や、分離性能が解決さ
れ、短時間内に、かつ高精度にヘモグロビン類を分離で
きる。
交換樹脂であり、溶離液がGoodの緩衝液であること
を特徴とする本発明1のヘモグロビン類の測定方法であ
るので、従来分離が困難であった安定型HbA1cの短
時間での高精度測定、及びAHb、CHbの分離定量が
可能となった。
交換樹脂であり、溶離液が有機酸又はその塩を含む緩衝
液を用いるので、従来分離が困難であった不安定型Hb
A1c及び安定型HbA1cの短時間での高精度測定が
可能となった。
とにより、本発明を更に明らかにする。
剤を用いるもの充填剤の調製 テトラエチレングリコールジメタクリレート(新中村化
学社製)400g及びメタクリル酸(和光純薬社製)1
50gの混合物に過酸化ベンゾイル(和光純薬社製)
1.5gを溶解した。これを4重量%ポリビニルアルコ
ール(日本合成化学社製)水溶液2500mlに分散さ
せ、撹拌しながら窒素雰囲気下で75℃に昇温し、8時
間重合した。重合後、洗浄し乾燥した後、分級して平均
粒径6μmの粒子(以下、充填剤1という)を得た。
た。粒子0.7gを、50mMリン酸緩衝液(pH6.
0)30mlに分散し、5分間超音波処理した後、よく
撹拌した。全量をステンレス製の空カラム(4.6φ×
35mm)を接続したパッカー(梅谷精機社製)に注入
した。パッカーに送液ポンプ(サヌキ工業社製)を接続
し、圧力300kg/cm2 で定圧充填した。
ン類の測定を行った。 測定条件 システム:送液ポンプ:LC−9A(島津製作所社製) オートサンプラ:ASU−420(積水化学社製) 検出器:SPD−6AV(島津製作所社製) 溶離液:溶離液A:100mMフタル酸水素ナトリウム(和光純薬社製)緩衝 液(pH5.7) 溶離液B:300mMフタル酸水素ナトリウム緩衝液(pH7.2) 測定開始より0〜1分の間は溶離液Aを流し、1〜1.1分の間は溶 離液Bを流し、1.1〜2分の間は溶離液Aを流した。 流速:2.0ml/分 検出波長:415nm 試料注入量:10μl
した。 試料a(糖負荷血):健常人血に、500mg/dlと
なるようグルコース水溶液を添加し、37℃で3時間反
応させたもの。 試料b(カルバミル化ヘモグロビン(CHb)含有試
料):健常人血10mlに、0.3重量%のシアン酸ナ
トリウムの生理食塩水溶液1mlを添加し、37℃で1
時間反応させたもの。 試料c(アセチル化ヘモグロビン(AHb)含有試
料):健常人血10mlに、0.3重量%のアセトアル
デヒドの生理食塩水溶液1mlを添加し、室温で3時間
反応させたもの。 試料d:上記試料bと試料cを等量混合したもの。
下のように処理して試料Aと試料Dを作製し測定試料と
した。 試料A:上記試料aを、溶血希釈液X(0.1重量%ト
リトンX−100のリン酸緩衝液溶液(pH7.0))
で溶血し、150倍に希釈して試料Aとした。 試料D:上記試料dを、溶血希釈液Y(溶血希釈液Xに
ポリリン酸ナトリウム(太平化学社製)を0.05重量
%となるよう添加したもの)で150倍に溶血希釈し、
35℃で2分間加温して試料Dとした。
トグラムを図1に、試料Dを測定して得られたクロマト
グラムを図2に示す。ピーク1はHbA1a及びHbA
1b、ピーク2はHbF、ピーク3は不安定型HbA1
c、ピーク4は安定型HbA1c、ピーク5はHbA
0、ピーク6はAHb、ピーク7はCHbを示す。図1
では、ピーク3及び4が良好に分離されている。また、
図2ではAHbやCHbのような修飾ヘモグロビンも良
好に分離されていることがわかる。
いるもの テトラエチレングリコールジメタクリレート(新中村化
学社製)400g及び(2−メタクリロイルオキシエチ
ル)アシッドホスフェート(共栄社化学社製)100g
の混合物に、過酸化ベンゾイル(和光純薬社製)1.5
gを溶解した。これを4重量%ポリビニルアルコール水
溶液2500mlに分散した。撹拌しながら窒素雰囲気
下で80℃に昇温し、80℃で8時間重合した。重合
後、洗浄し乾燥した後、分級して平均粒径6μmの粒子
(以下、充填剤2という)を得た。実施例1と同様にし
て、充填剤2をカラムに充填し、ヘモグロビン類の測定
を行った。溶離液Aとして100mMリン酸緩衝液(p
H5.8)、溶離液Bとして300mMリン酸緩衝液
(pH7.0)を用い実施例1に準じて測定を行ったと
ころ、得られたクロマトグラムは図1及び図2と同様、
良好であった。
を用いるもの 特公平8−7197号公報に記載の方法により、充填剤
を調製した。テトラエチレングリコールジメタクリレー
ト300g、グリセロールジメタクリレート(新中村化
学社製)100gに過酸化ベンゾイル1.5gを溶解
し、4重量%ポリビニルアルコール水溶液2500ml
に分散した。撹拌しながら窒素雰囲気下で昇温し、80
℃で1時間重合した。1時間後、2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸100gを添加し、さら
に65℃で3時間重合した。重合後、洗浄し乾燥した
後、分級して平均粒径6μmの粒子(以下、充填剤3と
いう)を得た。イオン交換容量を測定したところ、乾燥
粒子1g当たり11.3μeqであった。実施例1と同
様にして充填剤3をカラムに充填し、ヘモグロビン類の
測定を行った。溶離液AとしてMESを100mM濃度
で、食塩を100mM濃度で含む水溶液(pH5.
7)、溶離液Bとして300mMリン酸緩衝液(pH
7.0)を用い実施例1に準じて測定を行ったところ、
得られたクロマトグラムは図1及び図2と同様、良好で
あった。
1をカラムに充填し、溶離液Aとして100mMリン酸
緩衝液(pH6.0)及び溶離液Bとして300mMリ
ン酸緩衝液(pH7.0)を用いて、実施例1に準じて
(溶離液A及びBの通流時間は、実用的な測定時間の範
囲内で、できるだけ良好な分離ができるように変え
た)、ヘモグロビン類の測定を行った。得られたクロマ
トグラムを図3(試料A)及び図4(試料D)に示す。
図1及び図2に比較して、測定時間が長いにもかかわら
ず、分離能が悪いことが分かる。
2をカラムに充填し、溶離液AとしてMESを100m
M濃度で、食塩を100mM濃度で含む水溶液(pH
5.9)、溶離液BとしてMESを100mM濃度で、
食塩を500mM濃度で含む水溶液(pH5.9)を用
いて、実施例1に準じて(溶離液A及びBの通流時間
は、実用的な測定時間の範囲内で、できるだけ良好な分
離ができるように変えた)、ヘモグロビン類の測定を行
ったところ、得られたクロマトグラムは図3及び図4と
同様であった。
3をカラムに充填し、溶離液Aとして20mMクエン酸
ナトリウム(和光純薬社製)水溶液(pH6.0)及び
溶離液Bとして300mMリン酸緩衝液(pH7.0)
を用いて、実施例1に準じて(溶離液A及びBの通流時
間は、実用的な測定時間の範囲内で、できるだけ良好な
分離ができるように変えた)、ヘモグロビン類の測定を
行った。得られたクロマトグラムは、図3及び図4と同
様であった。
メタクリレート(新中村化学社製)400g及び2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(東京化
成社製)100gの混合物に過酸化ベンゾイル(和光純
薬社製)1.5gを溶解した。これを4重量%ポリビニ
ルアルコール(日本合成化学製)水溶液2500mlに
分散させ、撹拌しながら窒素雰囲気下で80℃に昇温
し、80℃で8時間重合した。重合後、洗浄し乾燥した
後、分級して平均粒径6μm(以下、充填剤4という)
の粒子を得た。
充填し、溶離液AとしてMESを10mM濃度で、食塩
を100mM濃度で含む水溶液(pH5.7)、溶離液
Bとして300mMリン酸緩衝液(pH7.2)を用い
て、実施例1に準じて(但し、流速は1.5ml/分と
した)ヘモグロビン類の測定を行った。試料Aを用いて
得られたクロマトグラムを図5に、試料Dを用いて得ら
れたクロマトグラムを図6に示した。図5では、ピーク
3及び4が良好に分離されている。また、図6ではAH
bやCHbのような修飾ヘモグロビンも良好に分離され
ていることがわかる。
記載の方法により、充填剤を調製した。トリエチレング
リコールジメタクリレート(新中村化学社製)400g
に過酸化ベンゾイル1.5gを溶解し、4重量%ポリビ
ニルアルコール水溶液2500mlに分散した。撹拌し
ながら窒素雰囲気下で昇温し、80℃で1時間重合し
た。1時間後メタクリル酸150gを添加し、さらに1
時間80℃で重合した。重合後、洗浄し乾燥した後、分
級して平均粒径6μmの粒子(以下、充填剤5という)
を得た。実施例1と同様にして充填剤5をカラムに充填
し、溶離液Aとして20mM濃度でBis−Tris
(和光純薬社製)を含む110mM食塩水溶液(pH
6.0)及び溶離液Bとして300mMリン酸緩衝液
(pH7.0)を用いて、実施例4に準じてヘモグロビ
ン類の測定を行った。得られたクロマトグラムは、図5
及び図6と同様であった。
4をカラムに充填し、溶離液Aとして100mMリン酸
緩衝液(pH5.5)及び溶離液Bとして300mMリ
ン酸緩衝液(pH7.0)を用いて、実施例4に準じて
(溶離液A及びBの通流時間は、実用的な測定時間の範
囲内で、できるだけ良好な分離ができるように変え
た)、ヘモグロビン類の測定を行った。得られたクロマ
トグラムを図7(試料A)及び図8(試料D)に示す。
図5及び図6に比較して、測定時間が長いにもかかわら
ず、分離能が悪いことが分かる。
5をカラムに充填し、溶離液Aとして100mMリン酸
緩衝液(pH5.9)及び溶離液Bとして300mMリ
ン酸緩衝液(pH7.0)を用いて、実施例4に準じて
(溶離液A及びBの通流時間は、実用的な測定時間の範
囲内で、できるだけ良好な分離ができるように変え
た)、ヘモグロビン類の測定を行った。得られたクロマ
トグラムは図7及び図8と同様であった。
4をカラムに充填し、溶離液Aとして10mMの濃度で
コハク酸を含む100mM食塩水溶液(pH5.3)、
溶離液Bとして10mMの濃度でコハク酸を含む200
mM食塩水溶液(pH5.3)、溶離液Cとして10m
Mの濃度でコハク酸を含む400mM食塩水溶液(pH
5.8)を用いて、測定開始より0〜0.3分の間は溶
離液Aを流し、0.3〜1.0分の間は溶離液Bを流
し、1.0〜1.2分の間は溶離液Cを流し、1.2〜
2.0分の間は溶離液Aを再び流したことの他は、実施
例4に準じて(但し、試料注入量は10μl)ヘモグロ
ビン類の測定を行った。試料Aを用いて得られたクロマ
トグラムを図9に、試料Dを用いて得られたクロマトグ
ラムを図10に示した。図9では、ピーク3及び4が良
好に分離されている。また、図10ではAHbやCHb
のような修飾ヘモグロビンも良好に分離されていること
がわかる。
4をカラムに充填し、溶離液Aとして100mMリン酸
緩衝液(pH5.3)、溶離液Bとして120mMリン
酸緩衝液(pH5.3)及び溶離液Cとして400mM
リン酸緩衝液(pH5.9)を用いて、実施例6に準じ
て(溶離液A、B及びCの通流時間は、実用的な測定時
間の範囲内で、できるだけ良好な分離ができるように変
えた)、ヘモグロビン類の測定を行った。試料Aを用い
て得られたクロマトグラムを図11に、試料Dを用いて
得られたクロマトグラムを図12に示した。図9及び図
10に比較して、測定時間が長いにもかかわらず、分離
能が悪いことが分かる。
モグロビン類の測定法における問題点であった測定時間
の延長や、分離性能が解決され、短時間内に、かつ高精
度にヘモグロビン類を分離できる。
では分離が困難であった不安定型HbA1cを安定型H
bA1cから分離できるため、従来より短時間で、精度
良く、ヘモグロビン類を測定できる。また、AHb、C
Hbのような修飾ヘモグロビンも安定型HbA1cより
分離でき、またAHbとCHbも分離できるため、それ
ぞれを定量することが可能となった。
では分離が困難であった不安定型HbA1cを安定型H
bA1cから分離できるため、従来より短時間で、精度
良く、ヘモグロビン類を測定できる。また、AHb、C
Hbのような修飾ヘモグロビンも安定型HbA1cより
分離でき、またAHbとCHbも分離できるため、それ
ぞれを定量することが可能となった。
ビン類の測定を行った際に得られたクロマトグラムを示
す図。
ビン類の測定を行った際に得られたクロマトグラムを示
す図。
ビン類の測定を行った際に得られたクロマトグラムを示
す図。
ビン類の測定を行った際に得られたクロマトグラムを示
す図。
ビン類の測定を行った際に得られたクロマトグラムを示
す図。
ビン類の測定を行った際に得られたクロマトグラムを示
す図。
ビン類の測定を行った際に得られたクロマトグラムを示
す図。
ビン類の測定を行った際に得られたクロマトグラムを示
す図。
ビン類の測定を行った際に得られたクロマトグラムを示
す図。
ロビン類の測定を行った際に得られたクロマトグラムを
示す図。
ロビン類の測定を行った際に得られたクロマトグラムを
示す図。
ロビン類の測定を行った際に得られたクロマトグラムを
示す図。
Claims (3)
- 【請求項1】 液体クロマトグラフィーによるヘモグロ
ビン類の測定方法であって、充填剤のイオン交換基と同
種のイオン種を含む緩衝液を溶離液として用いることを
特徴とするヘモグロビン類の測定方法。 - 【請求項2】 充填剤がカチオン交換樹脂であり、溶離
液がグッド(Good)の緩衝液であることを特徴とす
る請求項1記載のヘモグロビン類の測定方法。 - 【請求項3】 液体クロマトグラフィーによるヘモグロ
ビン類の測定方法であって、充填剤がカチオン交換樹脂
であり、溶離液が有機酸又はその塩を含む緩衝液である
ことを特徴とするヘモグロビン類の測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09947198A JP3848459B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | ヘモグロビン類の測定方法 |
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JPH11295286A true JPH11295286A (ja) | 1999-10-29 |
JP3848459B2 JP3848459B2 (ja) | 2006-11-22 |
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- 1998-04-10 JP JP09947198A patent/JP3848459B2/ja not_active Expired - Fee Related
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