JP2011047858A - ヘモグロビン類分離用カラム充填剤、ヘモグロビンA1cの測定方法、ヘモグロビンA1c及び異常ヘモグロビン類の測定方法、並びに、ヘモグロビン類分離用カラム充填剤の製造方法 - Google Patents
ヘモグロビン類分離用カラム充填剤、ヘモグロビンA1cの測定方法、ヘモグロビンA1c及び異常ヘモグロビン類の測定方法、並びに、ヘモグロビン類分離用カラム充填剤の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011047858A JP2011047858A JP2009197972A JP2009197972A JP2011047858A JP 2011047858 A JP2011047858 A JP 2011047858A JP 2009197972 A JP2009197972 A JP 2009197972A JP 2009197972 A JP2009197972 A JP 2009197972A JP 2011047858 A JP2011047858 A JP 2011047858A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hemoglobin
- meth
- column
- cation exchange
- crosslinked polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
【解決手段】非架橋性の親水性アクリル系単量体及びポリグリシジルエーテル類を含有する単量体混合物を重合して得られる架橋重合体粒子と、前記架橋重合体粒子の表面に形成したカチオン交換基を有するアクリル系重合体層とからなるヘモグロビン分離用カラム充填剤。
【選択図】なし
Description
カラム充填剤の耐圧性等を低下させずにカラム充填剤を親水化させる手段として、耐圧性に優れた重合体粒子の表面を親水性高分子で被覆し、カラム充填剤を二層構造とする方法が公知である。例えば、特許文献1には、重合体粒子の表面を親水性高分子であるポリビニルアルコールで被覆し、重合体粒子表面にイオン交換基を導入したカラム充填剤が開示されている。しかしながら、このような親水性高分子の被覆は、高分子鎖の疎水性に依存した物理的な吸着によるものであるため、多数の試料を測定する場合には、測定を繰り返すことで被覆した親水性高分子が剥離し、測定精度が低下する可能性が大きい。
また、上記ヘモグロビン類分離用カラム充填剤を用いた液体クロマトグラフィーによるヘモグロビンA1cの測定方法、又は、ヘモグロビンA1c及び異常ヘモグロビン類の測定方法も本発明の1つである。
更に、非架橋性の親水性アクリル系単量体及びポリグリシジルエーテル類を含有する単量体混合物を重合して架橋重合体粒子を形成する工程1、及び、上記架橋重合体粒子と、カチオン交換基を有するアクリル系単量体を重合開始剤の存在下で重合し、上記架橋重合体粒子の表面にカチオン交換基を有するアクリル系重合体層を形成する工程2を有するヘモグロビン類分離用カラム充填剤の製造方法も本発明の1つである。
加えて、非架橋性の親水性アクリル系単量体及びポリグリシジルエーテル類を含有する単量体混合物を重合して架橋重合体粒子を形成する工程1、及び、上記架橋重合体粒子と、カチオン交換基に変換可能な官能基を有するアクリル系単量体とを重合開始剤の存在下で重合し、上記架橋重合体粒子の表面にカチオン交換基に変換可能な官能基を有するアクリル系重合体層を形成させ、上記カチオン交換基に変換可能な官能基をカチオン交換基に変換する工程2を有するヘモグロビン類分離用カラム充填剤の製造方法も本発明の1つである。
以下に本発明を詳述する。
なお、本明細書において「アクリル系」とは、アクリル基又はメタクリル基を有することを意味する。また、本明細書において「(メタ)アクリル酸」とは、「アクリル酸又はメタクリル酸」であることを示す。
上記(メタ)アクリル酸アルキル類としては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル等が挙げられる。
上記ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート類としては、例えば、エチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシトリ(ポリ)エチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
上記ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート類としては、例えば、プロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、テトラプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
上記アルキレングリコールモノ(メタ)アクリレート類としては、例えば、ポリ(エチレングリコール・プロピレングリコール)モノ(メタ)アクリレート、ポリ(エチレングリコール・テトラメチレングリコール)モノ(メタ)アクリレート、ポリ(プロピレングリコール・テトラメチレングリコール)モノ(メタ)アクリレート、オクトキシポリエチレングリコールポリプロピレングリコール−モノ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
上記水酸基又はグリシジル基を有する(メタ)アクリレート類としては、例えば、グリシジル(メタ)アクリレート、グリセリンモノ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2,3−ジヒドロキシルエチル(メタ)アクリレート、2,3−ジヒドロキシルプロピル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらの非架橋性の親水性アクリル系単量体は、単独で用いてもよいし、2種以上を併用して用いてもよい。
また、上記非架橋性の親水性アクリル系単量体は、イオン交換基を有さない構造であることが好ましい。
上記ポリグリシジルエーテル類は、1分子内にグリシジル基を複数有するものであり、具体的には例えば、ジグリシジルエーテル類、トリグリシジルエーテル類等が挙げられる。また、上記ポリグリシジルエーテル類としては、親水性が大きく、かつ、イオン交換基を有さないことが好ましい。
上記ジグリシジルエーテル類としては、例えば、エチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンジグリシジルエーテル、グリセリン−エピクロルヒドリンジグリシジルエーテル、エチレングリコール−エピクロルヒドリンジグリシジルエーテル等が挙げられる。
上記トリグリシジルエーテル類としては、例えば、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、グリセリントリグリシジルエーテル、グリセリン−エピクロルヒドリントリグリシジルエーテル、エチレングリコール−エピクロルヒドリントリグリシジルエーテル等が挙げられる。
上記ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート類としては、例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
上記ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート類としては、例えば、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
上記アルキレングリコールジ(メタ)アクリレート類としては、例えば、ポリテトラメチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリ(プロピレングリコール−テトラメチレングリコール)−ジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールポリプロピレングリコールポリエチレングリコール−ジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサグリコールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
上記ヒドロキシアルキルジ(メタ)アクリレート類としては、例えば、2−ヒドロキシ−1,3−ジ(メタ)アクリロキシプロパン、2−ヒドロキシ−1−(メタ)アクリロキシ−3−(メタ)アクリロキシプロパン、2−ヒドロキシ−3−(メタ)アクリロイルオキシプロピル(メタ)アクリレート、グリセロールジ(メタ)アクリレート、グリセロールアクリレートメタクリレート、ウレタン(メタ)ジアクリレート、イソシアヌル酸ジ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸トリ(メタ)アクリレート、1,10−ジ(メタ)アクリロキシ−4,7−ジオキサデカン−2,9−ジオール、1,10−ジ(メタ)アクリロキシ−5−メチル−4,7−ジオキサデカン−2,9−ジオール、1,11−ジ(メタ)アクリロキシ−4,8−ジオキサウンデガン−2,6,10−トリオール等が挙げられる。
上記分子内に少なくとも2個の(メタ)アクリル基を有するアルキロールアルカン(メタ)アクリレート類としては、例えば、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらの架橋性のアクリル系単量体は、単独で用いてもよいし、2種以上を併用して用いてもよい。
また、上記架橋性のアクリル系単量体は、イオン交換基を有さない構造であることが好ましい。
上記架橋重合体粒子の粒子径は特に限定されないが、好ましい下限は0.1μm、好ましい上限は50μmである。架橋重合体粒子の粒子径が0.1μm未満であると、溶離液をカラムに流すために必要となる圧力が増大し、HPLCの装置に耐圧性付与のための特殊な部品等が必要となる。架橋重合体粒子の粒子径が50μmを超えると、カラム内の空隙率が増大し、試料が拡散しやすくなり、ピークのブロード化等により測定精度が低下する場合がある。上記架橋重合体粒子の粒子径のより好ましい下限は0.5μm、より好ましい上限は30μmである。
上記カチオン交換性重合体の有する「カチオン交換基」とは、公知のカチオン交換性を有する官能基を指し、例えば、カルボキシル基、リン酸基、スルホン酸基等が挙げられ、特にスルホン酸基が好ましい。
なお、本発明でいうカチオン交換基は、カチオン交換基に付随する構造は問わず、上記カチオン交換基を末端に有する全ての官能基を含む。例えば、本発明でいう「カルボキシル基」とは、カルボキシルエチル基、カルボキシルプロピル基等、カルボキシル基が結合する官能基類全てを含む。
また、上記カチオン交換性重合体は、複数種のイオン交換基を有していてもよい。
ここでいう反応性官能基とは、非イオン交換性であり、かつ、後述するカチオン交換基を有する化合物と反応することができる官能基であり、例えば、水酸基、グリコール基、エポキシ基、グリシジル基、1級アミノ基、2級アミノ基、シアノ基、アルデヒド基等が挙げられ、好ましくは水酸基、エポキシ基、グリシジル基、1級アミノ基、2級アミノ基であり、より好ましくは、水酸基、エポキシ基、グリシジル基である。
上記エポキシ化(メタ)アクリレート類としては、例えば、グリシジル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
上記ヒドロキシル化(メタ)アクリレート類としては、例えば、グリセリンモノ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2,3−ジヒドロキシルエチル(メタ)アクリレート、2,3−ジヒドロキシルプロピル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
上記アミノ化(メタ)アクリレート類としては、例えば、2−アミノエチル(メタ)アクリレート、2,3−ジアミノエチル(メタ)アクリレート、2−アミノプロピル(メタ)アクリレート、2,3−ジアミノプロピル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド等が挙げられる。
上記アルデヒド化(メタ)アクリレート類としては、例えば、(メタ)アクロレイン等が挙げられる。
上記シアノ化(メタ)アクリレート類としては、例えば、シアノ(メタ)アクリレート、エチル−2−シアノアクリレート等が挙げられる。
これらの反応性官能基を有する単量体は、単独で用いてもよいし、2種以上を併用して用いてもよい。
また、カチオン交換基を有するアルデヒド化合物を、酸触媒下にてアセタール反応により水酸基と反応させることにより、同様にカチオン交換基を導入することができる。
更に、例えば、トリカルバニル酸、ブタンテトラカルボン酸等の多官能カルボン酸化合物と水酸基の脱水反応によるエステル化により、カルボキシル基を導入することができる。
加えて、1,3−プロパンスルトン、1,4−ブタンスルトン等を水酸化アルカリ水溶液中又は水酸化アルカリの有機溶媒溶液中で反応させることによってもスルホン酸基を導入することができる。
具体的には例えば、懸濁重合法の場合、上記単量体混合物に重合開始剤を溶解し、適当な分散媒中に分散させた後、必要に応じて窒素ガス等の不活性ガス雰囲気下にて攪拌しながら加温することにより、カラム充填剤として適当な、真球状の架橋重合体粒子を得ることができる。
上記過硫酸塩としては、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等が挙げられる。
上記有機過酸化物としては、例えば、クメンハイドロパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、オクタノイルパーオキサイド、o−クロロベンゾイルパーオキサイド、アセチルパーオキサイド、t−ブチルハイドロパーオキサイド、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、ジ−t−ブチルパーオキサイド等が挙げられる。
上記アゾ化合物としては、例えば、2,2−アゾビスイソブチロニトリル、2,2−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、4,4−アゾビス(4−シアノペンタン酸)、2,2−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、2,2−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル等が挙げられる。
なお、上記重合開始剤は、上記単量体混合物に溶解させて用いることが好ましい。
上記添加剤としては、例えば、架橋重合体粒子にマクロポアを形成するための多孔質化剤、重合反応を制御するための各種連鎖移動剤、懸濁粒子を安定化されるための分散剤等が挙げられる。
上記芳香族炭化水素類としては、例えば、トルエン、キシレン、ジエチルベンゼン、ドデシルベンゼン等が挙げられる。
上記飽和炭化水素類としては、例えば、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン等が挙げられる。
上記アルコール類としては、例えば、イソアミルアルコール、オクチルアルコール等のアルコール等が挙げられる。
上記単量体混合物100重量部に対する上記多孔質化剤の配合量の好ましい上限は100重量部である。
本発明のヘモグロビン類分離用カラム充填剤を用いてHPLCによりヘモグロビンA1c等のヘモグロビン類の測定を行なう場合には、溶離液送液用のポンプ、サンプラ、検出器等を備えた公知のHPLCシステムに、本発明のヘモグロビン類分離用カラム充填剤を充填したカラムを接続し、血液試料中のヘモグロビン類の測定を行なうことができる。
上記有機酸としては、例えば、クエン酸、コハク酸、酒石酸、リンゴ酸等が挙げられる。
上記無機酸としては、例えば、塩酸、硝酸、硫酸、リン酸、ホウ酸、酢酸等が挙げられる。
上記アミノ酸類としては、例えば、グリシン、タウリン、アルギニン等が挙げられる。
また、上記緩衝液には、他に一般に添加される物質、例えば、界面活性剤、各種ポリマー、親水性の低分子化合物等を適宜添加してもよい。
ヘモグロビンA1cの測定を行う際の上記緩衝液の塩濃度の好ましい下限は10mmol/L、好ましい上限は1000mmol/Lである。上記緩衝液の塩濃度が10mmol/L未満であると、イオン交換反応が行なわれず、ヘモグロビンを分離することができなくなることがある。上記緩衝液の塩濃度が1000mmol/Lを超えると、塩が析出しシステムに悪影響を及ぼすことがある。
このような測定方法もまた、本発明の一つである。
本発明の測定方法により測定できる異常ヘモグロビン類としては、例えば、ヘモグロビンS、ヘモグロビンC等が挙げられる。また、ヘモグロビンF(胎児性ヘモグロビン)やヘモグロビンA2を測定することもできる。
つまり、本発明によれば、ヘモグロビン類を短時間で高精度に測定することができ、かつ、カラム寿命を向上させることのできるヘモグロビン類分離用カラム充填剤を提供することができる。また、本発明によれば、該ヘモグロビン類分離用カラム充填剤を用いたヘモグロビンA1cの測定方法、並びに、該ヘモグロビン類分離用カラム充填剤を用いたヘモグロビンA1c及び異常ヘモグロビン類の測定方法を提供することができる。更に、本発明によれば、該ヘモグロビン類分離用カラム充填剤の製造方法を提供することができる。
非架橋性の親水性アクリル系単量体としてテトラエチレングリコールモノメタクリレート(日油社製)200g、及び、ポリグリシジルエーテル類としてポリエチレングリコールジグリシジルエーテル(日油社製)200gを混合した単量体混合物に、重合開始剤として過酸化ベンゾイル(ナカライテスク社製)1.0gを溶解した。得られた混合物を、4重量%のポリビニルアルコール(日本合成化学工業社製、「ゴーセノールGH−20」)水溶液5Lに分散させ、攪拌しながら窒素雰囲気下で80℃に加温し、1時間重合反応を行なった。温度を30℃に冷却した後、カチオン交換基を有するアクリル系単量体として2−メタクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(東亞合成社製)100gを反応系に添加し、再び80℃に加温して1時間重合反応を行なった。得られた架橋重合体粒子をイオン交換水及びアセトンで洗浄することにより、スルホン酸基が導入された架橋重合体粒子(ヘモグロビン分離用カラム充填剤)を得た。
得られたヘモグロビン分離用カラム充填剤を、内径3mm、長さ30mmのステンレス製カラムに充填し、ヘモグロビン分離用カラムを調製した。
非架橋性の親水性アクリル系単量体としてテトラエチレングリコールモノメタクリレート160g、及び、ポリグリシジルエーテル類としてグリセリンジグリシジルエーテル(日油社製)240gを用いた以外は、実施例1と同様に操作を行い、ヘモグロビン分離用カラムを調製した。
実施例1と同様の方法により、ヒト健常人血液を用いて測定したところ、図1と同様のクロマトグラムを得た。
非架橋性の親水性アクリル系単量体としてトリエチレングリコールモノメタクリレート(日油社製)120g、及び、ポリグリシジルエーテル類としてトリメチロールプロパンジグリシジルエーテル(日油社製)280gを用いた以外は、実施例1と同様に操作を行い、ヘモグロビン分離用カラムを調製した。
実施例1と同様の方法により、ヒト健常人血液を用いて測定したところ、図1と同様のクロマトグラムを得た。
非架橋性の親水性アクリル系単量体としてトリエチレングリコールモノメタクリレート240g、及び、ポリグリシジルエーテル類としてグリセリントリグリシジルエーテル(日油社製)160gを用いた以外は、実施例1と同様に操作を行い、ヘモグロビン分離用カラムを調製した。
実施例1と同様の方法により、ヒト健常人血液を用いて測定したところ、図1と同様のクロマトグラムを得た。
非架橋性の親水性アクリル系単量体としてトリエチレングリコールモノメタクリレート280g、及び、ポリグリシジルエーテル類としてトリメチロールプロパントリグリシジルエーテル(日油社製)120gを用いた以外は、実施例1と同様に操作を行い、ヘモグロビン分離用カラムを調製した。
実施例1と同様の方法により、ヒト健常人血液を用いて測定したところ、図1と同様のクロマトグラムを得た。
非架橋性の親水性アクリル系単量体としてトリエチレングリコールモノメタクリレート120g、架橋性のアクリル系単量体としてテトラエチレングリコールジメタクリレート(新中村化学工業社製)80g、及び、ポリグリシジルエーテル類としてポリエチレングリコールジグリシジルエーテル200gを用いた以外は、実施例1と同様に操作を行い、ヘモグロビン分離用カラムを調製した。
実施例1と同様の方法により、ヒト健常人血液を用いて測定したところ、図1と同様のクロマトグラムを得た。
非架橋性の親水性アクリル系単量体としてテトラエチレングリコールモノメタクリレート200g、及び、ポリグリシジルエーテル類としてポリエチレングリコールジグリシジルエーテル200gを混合した単量体混合物に、重合開始剤として過酸化ベンゾイル(ナカライテスク社製)1.0gを溶解した。得られた混合物を、4重量%のポリビニルアルコール(日本合成化学工業社製、「ゴーセノールGH−20」)水溶液5Lに分散させ、攪拌しながら窒素雰囲気下で80℃に加温し、1時間重合反応を行なった。温度を30℃に冷却した後、イオン交換基に変換可能な官能基を有するアクリル系単量体として2,3−ジヒドロキシルエチル(メタ)アクリレート(和光純薬工業社製)100gを反応系に添加し、再び80℃に加温して1時間重合反応を行なった。得られた架橋重合体粒子をイオン交換水及びアセトンで洗浄することにより、カチオン交換基に変換可能な水酸基が導入された架橋重合体粒子を得た。
得られた架橋重合体粒子50gを、10重量%の水酸化ナトリウム水溶液100mLに分散させ、室温で40gのエピクロルヒドリンを添加し、5時間反応させた。得られたエポキシ化重合体粒子40gを20重量%の硫酸ナトリウム水溶液に分散させ、80℃で20時間反応させた。得られた反応物をイオン交換水で洗浄し、スルホン酸基が導入された架橋重合体粒子(ヘモグロビン分離用カラム充填剤)を得た。
得られたヘモグロビン分離用カラム充填剤を、内径3mm、長さ30mmのステンレス製カラムに充填し、ヘモグロビン類分離用カラムを調製した。
実施例1と同様の方法により、ヒト健常人血液を用いて測定したところ、図1と同様のクロマトグラムを得た。
本比較例では、ポリグリシジルエーテル類を用いずに、架橋性のアクリル系単量体を用いて架橋重合体粒子を調製した例を示す。
非架橋性の親水性アクリル系単量体としてテトラエチレングリコールモノメタクリレート200g、及び、架橋性のアクリル系単量体としてテトラエチレングリコールジメタクリレート(新中村化学工業社製)200gを混合した単量体混合物に、重合開始剤として過酸化ベンゾイル(ナカライテスク社製)1.0gを溶解した。得られた混合物を、実施例1と同様に処理して、ヘモグロビン分離用カラムを調製した。
実施例1と同様の方法により、ヒト健常人血液を用いて測定したところ、図1と同様のクロマトグラムを得た。
本比較例では、非架橋性の親水性アクリル系単量体を用いずに、架橋重合体粒子を調製した例を示す。
スチレン(キシダ化学社製)200g、及び、ポリグリシジルエーテル類としてポリエチレングリコールジグリシジルエーテル200gを混合した単量体混合物に、重合開始剤として過酸化ベンゾイル(ナカライテスク社製)1.0gを溶解した。得られた混合物を、実施例1と同様に処理して、ヘモグロビン分離用カラムを調製した。
実施例1と同様の方法により、ヒト健常人血液を用いて測定したところ、図2のクロマトグラムを得た。図2中、ピーク1がヘモグロビンA1c、ピーク2がヘモグロビンA0である。実施例1のカラム充填剤により得られたクロマトグラム(図1)よりも測定時間を延長したにも関わらず、ヘモグロビンA1cの分離が不良であった。
実施例及び比較例で調製したヘモグロビン類分離用カラムを用いて、回収率試験を実施した。回収率は、カラムの代わりに内径0.25mm、長さ1000mmのPEEK製配管をHPLCに取り付け、実施例及び比較例で用いた試料を測定したときのピーク総面積に対する調製したヘモグロビン類分離用カラムを取り付けて測定したときのピーク総面積の比率(%)により求めた。結果を表1に示す。
一方、比較例1で調製したヘモグロビン類分離用カラムでは回収率が約85%、比較例2のカラムでは25%と低かった。これは、測定対象であるヘモグロビンがカラム充填剤に非特異的に吸着して溶出してこなかったためであると考えられる。
実施例に用いたヒト健常人血液の代わりに、修飾ヘモグロビン類を含む試料を人為的に調製して測定し、そのヘモグロビンA1cピークとの分離性能を評価した。
修飾ヘモグロビン類を含む試料としては、レイバイルヘモグロビンA1c含有試料(試料L)、アセチル化ヘモグロビン含有試料(試料A)、カルバミル化ヘモグロビン含有試料(試料C)の3種類を、公知の方法により調製した。
即ち、試料Lは、ヒト健常人血液に、グルコースを2000mg/dLとなるように添加し、37℃で3時間加温することにより調製した。試料Aは、ヒト健常人血液に、アセトアルデヒドを50mg/dLとなるように添加し、37℃で2時間加温することにより調製した。試料Cは、ヒト健常人血液に、シアン酸ナトリウムを50mg/dLとなるように添加し、37℃で2時間加温することにより調製した。
得られた修飾ヘモグロビン類を含む試料(試料L、試料A、試料C)と、修飾ヘモグロビン類を含む試料の調製に用いたヒト健常人血液(非修飾品)とを、実施例及び比較例で調製したヘモグロビン類分離用カラムを用いて測定し、ヘモグロビンA1cの測定値を比較した。分離性能は、修飾ヘモグロビン類を含む試料のヘモグロビンA1c値から非修飾品のヘモグロビンA1c値を差し引いた値(Δ値)を算出して比較することにより評価した。結果を表2に示す。
実施例及び比較例で調製したヘモグロビン類分離用カラムを用いて、異常ヘモグロビンとしてヘモグロビンS及びヘモグロビンCを含む試料(ヘレナ研究所社製、「AFSCヘモコントロール」)の測定を行った。
実施例1のヘモグロビン類分離用カラムを用いて測定した結果、得られたクロマトグラムを図3に示す。図3中、ピーク1はヘモグロビンA1c、ピーク2はヘモグロビンA0、ピーク3はヘモグロビンF(胎児性Hb)、ピーク4はヘモグロビンS、ピーク5はヘモグロビンCを示す。実施例1のヘモグロビン類分離用カラムにおいては、異常ヘモグロビン類であるヘモグロビンS及びヘモグロビンCを良好に分離することができた。他の実施例のカラム充填剤を用いた場合でも、ほぼ同様の分離性能を示した。
一方、比較例のヘモグロビン類分離用カラムを用いて測定した場合、異常ヘモグロビン類であるヘモグロビンS及びヘモグロビンCを分離することはできなかった。
実施例及び比較例で調製したヘモグロビン類分離用カラムを用いて、ヘモグロビンA2を含む試料として、A2コントロール(レベル2)(バイオラッド社製)を測定した。
実施例1のカラム充填剤を用いて測定して得られたクロマトグラムを図4に示す。図4中、ピーク1はヘモグロビンA1c、ピーク2はヘモグロビンA0、ピーク3はヘモグロビンF(胎児性Hb)、ピーク6はヘモグロビンA2を示す。実施例1のヘモグロビン類分離用カラムにおいて、ヘモグロビンA2を良好に分離することができた。他の実施例のカラム充填剤を用いた場合でも、ほぼ同様の分離性能を示した。
一方、比較例のカラム充填剤を用いて測定した場合、ヘモグロビンA2を分離することはできなかった。
実施例1、2及び比較例1で調製したヘモグロビン類分離用カラムを用いて、同一のヒト健常人血液試料を連続測定し、ヘモグロビンA1c値の推移を確認した。結果を図5に示す。
実施例1、2で調製したヘモグロビン類分離用カラムでは、3000回測定においても測定値が変化しなかったが、比較例1で調製したヘモグロビン類分離用カラムを用いた場合は、測定値が低下し、カラム寿命が短いことが確認された。
2 ヘモグロビンA0
3 ヘモグロビンF(胎児性Hb)
4 ヘモグロビンS
5 ヘモグロビンC
6 ヘモグロビンA2
Claims (6)
- 非架橋性の親水性アクリル系単量体及びポリグリシジルエーテル類を含有する単量体混合物を重合して得られる架橋重合体粒子と、
前記架橋重合体粒子の表面において重合されてなる、カチオン交換基を有するアクリル系重合体層とからなる
ことを特徴とするヘモグロビン類分離用カラム充填剤。 - 単量体混合物が、非架橋性の親水性アクリル系単量体を20〜80重量%、及び、ポリグリシジルエーテル類を80〜20重量%含有することを特徴とする請求項1記載のヘモグロビン類分離用カラム充填剤。
- 請求項1又は2記載のヘモグロビン類分離用カラム充填剤を用いることを特徴とする液体クロマトグラフィーによるヘモグロビンA1cの測定方法。
- 請求項1又は2記載のヘモグロビン類分離用カラム充填剤を用いることを特徴とする液体クロマトグラフィーによるヘモグロビンA1c及び異常ヘモグロビン類の測定方法。
- 請求項1又は2記載のヘモグロビン類分離用カラム充填剤を製造する方法であって、
非架橋性の親水性アクリル系単量体及びポリグリシジルエーテル類を含有する単量体混合物を重合して架橋重合体粒子を形成する工程1、及び、
前記架橋重合体粒子と、カチオン交換基を有するアクリル系単量体を重合開始剤の存在下で重合し、前記架橋重合体粒子の表面にカチオン交換基を有するアクリル系重合体層を形成する工程2を有する
ことを特徴とするヘモグロビン類分離用カラム充填剤の製造方法。 - 請求項1又は2記載のヘモグロビン類分離用カラム充填剤を製造する方法であって、
非架橋性の親水性アクリル系単量体及びポリグリシジルエーテル類を含有する単量体混合物を重合して架橋重合体粒子を形成する工程1、及び、
前記架橋重合体粒子と、カチオン交換基に変換可能な官能基を有するアクリル系単量体とを重合開始剤の存在下で重合し、前記架橋重合体粒子の表面にカチオン交換基に変換可能な官能基を有するアクリル系重合体層を形成させ、前記カチオン交換基に変換可能な官能基をカチオン交換基に変換する工程2を有する
ことを特徴とするヘモグロビン類分離用カラム充填剤の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009197972A JP5446001B2 (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 液体クロマトグラフィーによるヘモグロビンA1c及び異常ヘモグロビン類の測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009197972A JP5446001B2 (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 液体クロマトグラフィーによるヘモグロビンA1c及び異常ヘモグロビン類の測定方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013130387A Division JP5684331B2 (ja) | 2013-06-21 | 2013-06-21 | ヘモグロビン類分離用カラム充填剤、ヘモグロビンA1cの測定方法、及び、ヘモグロビン類分離用カラム充填剤の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011047858A true JP2011047858A (ja) | 2011-03-10 |
JP5446001B2 JP5446001B2 (ja) | 2014-03-19 |
Family
ID=43834329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009197972A Active JP5446001B2 (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 液体クロマトグラフィーによるヘモグロビンA1c及び異常ヘモグロビン類の測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5446001B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103649745A (zh) * | 2011-07-08 | 2014-03-19 | 积水医疗株式会社 | 血红蛋白类的测定方法 |
JP2017122653A (ja) * | 2016-01-07 | 2017-07-13 | 日立化成株式会社 | 分離材及びカラム |
WO2019203302A1 (ja) | 2018-04-18 | 2019-10-24 | 積水メディカル株式会社 | ヘモグロビン分析方法 |
WO2021182599A1 (ja) | 2020-03-13 | 2021-09-16 | 積水メディカル株式会社 | ヘモグロビン分析方法 |
CN113549183A (zh) * | 2021-07-30 | 2021-10-26 | 无锡市凯奥善生物医药科技有限公司 | 一种糖化血红蛋白层析柱用填料的制备方法 |
CN113663742A (zh) * | 2021-07-30 | 2021-11-19 | 无锡市凯奥善生物医药科技有限公司 | 一种糖化血红蛋白用强阳离子交换色谱填料的制备方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11295286A (ja) * | 1998-04-10 | 1999-10-29 | Sekisui Chem Co Ltd | ヘモグロビン類の測定方法 |
JP2001159626A (ja) * | 1999-12-01 | 2001-06-12 | Sekisui Chem Co Ltd | 液体クロマトグラフィー用充填剤およびそれを用いた測定方法 |
JP2008279366A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Kaneka Corp | 多孔質担体、およびそれを用いた精製用吸着体、およびそれらの製造方法、およびそれらを用いた精製方法 |
-
2009
- 2009-08-28 JP JP2009197972A patent/JP5446001B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11295286A (ja) * | 1998-04-10 | 1999-10-29 | Sekisui Chem Co Ltd | ヘモグロビン類の測定方法 |
JP2001159626A (ja) * | 1999-12-01 | 2001-06-12 | Sekisui Chem Co Ltd | 液体クロマトグラフィー用充填剤およびそれを用いた測定方法 |
JP2008279366A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Kaneka Corp | 多孔質担体、およびそれを用いた精製用吸着体、およびそれらの製造方法、およびそれらを用いた精製方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103649745A (zh) * | 2011-07-08 | 2014-03-19 | 积水医疗株式会社 | 血红蛋白类的测定方法 |
JP2017122653A (ja) * | 2016-01-07 | 2017-07-13 | 日立化成株式会社 | 分離材及びカラム |
WO2019203302A1 (ja) | 2018-04-18 | 2019-10-24 | 積水メディカル株式会社 | ヘモグロビン分析方法 |
WO2021182599A1 (ja) | 2020-03-13 | 2021-09-16 | 積水メディカル株式会社 | ヘモグロビン分析方法 |
CN113549183A (zh) * | 2021-07-30 | 2021-10-26 | 无锡市凯奥善生物医药科技有限公司 | 一种糖化血红蛋白层析柱用填料的制备方法 |
CN113663742A (zh) * | 2021-07-30 | 2021-11-19 | 无锡市凯奥善生物医药科技有限公司 | 一种糖化血红蛋白用强阳离子交换色谱填料的制备方法 |
CN113549183B (zh) * | 2021-07-30 | 2023-08-22 | 无锡市凯奥善生物医药科技有限公司 | 一种糖化血红蛋白层析柱用填料的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5446001B2 (ja) | 2014-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5446001B2 (ja) | 液体クロマトグラフィーによるヘモグロビンA1c及び異常ヘモグロビン類の測定方法 | |
WO2013008479A1 (ja) | ヘモグロビン類の測定方法 | |
EP3076170B1 (en) | Solid-phase carrier and production method for filler for affinity chromatography | |
EP3162809B1 (en) | Carrier for affinity chromatography | |
EP2562178B1 (en) | Filler for affinity chromatography | |
JPWO2019004440A1 (ja) | 液体クロマトグラフィー用充填剤及び液体クロマトグラフィー用カラム | |
JP5294941B2 (ja) | ヘモグロビン類分離用カラム充填剤、ヘモグロビンA1c及び異常ヘモグロビン類の測定方法、並びに、ヘモグロビン類分離用カラム充填剤の製造方法 | |
JP2010236909A (ja) | ヘモグロビン類分離用カラム充填剤、ヘモグロビンA1c及び異常ヘモグロビン類の測定方法、並びに、ヘモグロビン類分離用カラム充填剤の製造方法 | |
JP2011047859A (ja) | ヘモグロビン類分離用カラム充填剤、ヘモグロビンA1cの測定方法、ヘモグロビンA1c及び異常ヘモグロビン類の測定方法、並びに、ヘモグロビン類分離用カラム充填剤の製造方法 | |
JP5684331B2 (ja) | ヘモグロビン類分離用カラム充填剤、ヘモグロビンA1cの測定方法、及び、ヘモグロビン類分離用カラム充填剤の製造方法 | |
JP5749031B2 (ja) | 液体クロマトグラフィー用カラム充填剤の製造方法、液体クロマトグラフィーによる試料の測定方法、及び、ヘモグロビン類の測定方法 | |
JP5522772B2 (ja) | カラム充填剤及びカラム充填剤の製造方法 | |
JP5901081B2 (ja) | ヘモグロビン類測定用カラム充填剤、ヘモグロビン類測定用カラム充填剤の製造方法、及び、液体クロマトグラフィーによるヘモグロビン類の測定方法 | |
JP5294942B2 (ja) | 液体クロマトグラフィー用カラム充填剤、ヘモグロビンA1c及び異常ヘモグロビン類の測定方法、並びに、液体クロマトグラフィー用カラム充填剤の製造方法 | |
JP6004516B2 (ja) | ヘモグロビン類分離用カラム充填剤及びその製造方法 | |
JP2012073184A (ja) | ヘモグロビン類の測定方法 | |
JP6056231B2 (ja) | 液体クロマトグラフィー用カチオン交換体 | |
JP5408766B2 (ja) | ヘモグロビン類測定用カラム充填剤、ヘモグロビン類測定用カラム充填剤の製造方法、及び、液体クロマトグラフィーによるヘモグロビン類の測定方法 | |
JP2013156272A (ja) | ヘモグロビン類測定用カラム充填剤、ヘモグロビン類測定用カラム充填剤の製造方法、及び、液体クロマトグラフィーによるヘモグロビン類の測定方法 | |
JP2014095637A (ja) | 安定型ヘモグロビンA1cの測定方法 | |
JP2012168054A (ja) | 液体クロマトグラフィー用カラム充填剤、液体クロマトグラフィー用カラム充填剤の製造方法、及び、ヘモグロビン類の測定方法 | |
JP2012073183A (ja) | ヘモグロビン類の測定方法 | |
JP6056230B2 (ja) | 液体クロマトグラフィー用カチオン交換体 | |
JP2021049485A (ja) | 分離材、充填カラム、及び分離材の製造方法 | |
JP2007114068A (ja) | 液体クロマトグラフィー用充填剤及びヘモグロビン類の測定方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20120413 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130423 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130621 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5446001 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |