JP2000044717A - ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子およびそれからの型内発泡成形体の製造方法 - Google Patents
ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子およびそれからの型内発泡成形体の製造方法Info
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Abstract
際に、種々の型内発泡成形方法に対して、型内発泡成形
時の冷却時間を短縮し、また予備発泡粒子同士の融着お
よび表面外観が良好で、表面と内部の密度も均一な型内
発泡成形体を安定的に得る。 【解決手段】 ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を示
差走査熱量計法で測定した基材樹脂の融点ピーク温度の
水蒸気で加熱したとき、式: 【数10】 で示される発泡能力が1.0〜1.8であるポリプロピ
レン系樹脂予備発泡粒子を用いる。
Description
材、通箱、車のバンパー用芯材などの製造に用いられる
ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子およびそれからの型
内発泡成形体の製造方法に関する。
スチレン型内発泡成形体と比較して、耐薬品性、耐熱
性、圧縮後の歪回復率に優れている。また、ポリエチレ
ン型内発泡成形体と比較しても、耐熱性、圧縮強度に優
れているので、緩衝包装材、通箱、車のバンパー芯材な
どに広く用いられている。
ける工業製品のコストダウンを目的として、成形体の生
産においては、成形時間の短縮による生産性アップが検
討されている。ポリプロピレン型内発泡成形体の製造に
おいても、コストダウンを目的として成形時間の短縮が
強く求められている。
る型内発泡成形体の製造において、成形時間を短縮する
方法としてつぎのような方法が知られている。
では、密度が8〜100g/L、粒径が1〜5mmの無
架橋ポリプロピレン発泡体粒子であって、有機リン酸ソ
ーダをポリプロピレン樹脂100部(重量部、以下同
様)に対して0.02〜1部含有する無架橋ポリプロピ
レン発泡体粒子を用いる方法が開示されている。しか
し、この方法ではリン化合物を添加する必要があり、環
境に及ぼす影響も好ましくなく、また、コスト的にも不
利であり、さらに得られるポリプロピレン発泡体粒子を
用いて型内発泡成形する際には、発泡体粒子を50%圧
縮する必要がある。
高温融解ピーク熱量が3.5cal/gよりも大きく、
かつ6.0cal/g以下であるポリプロピレン系樹脂
発泡粒子を10〜60%の圧縮率で金型内に圧縮充填
し、スチームで加熱して成形体を得る方法が開示されて
いる。しかし、この方法では、成形方法が特定の方法の
みに限られており、一般的な型内発泡成形体の製造にお
いて、成形時間を短縮するには限界がある。
情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、基材樹脂の示差走査熱
量計法(以下DSC法ともいう)で測定される融点ピー
ク温度の水蒸気で加熱したときの発泡能力が特定の範囲
になるように調整されたポリプロピレン系樹脂予備発泡
粒子を用いて型内発泡成形する場合には、型内発泡成形
時の冷却時間を短縮することができ、また、融点ピーク
温度および前記融点ピーク温度−10℃の水蒸気でそれ
ぞれ加熱したときの発泡能力の差を特定範囲以下に調整
した場合には、型内発泡成形の加熱圧力などの成形条件
を変化させても安定的に冷却時間を短縮することがで
き、さらに、種々の型内発泡成形方法に対しても好適に
用いられ得ることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
予備発泡粒子を示差走査熱量計法で測定した基材樹脂の
融点ピーク温度(ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子1
〜10mgを示差走査熱量計で10℃/分の昇温速度で
210℃まで昇温し、ついで10℃/分の降温速度で4
0℃まで降温したのち、再度10℃/分の昇温速度で2
10℃まで昇温したときの融点ピーク温度)の水蒸気で
加熱したとき、式:
樹脂予備発泡粒子の発泡倍率は該予備発泡粒子に空気を
含浸させて収縮を回復させたときの倍率)で示される発
泡能力が1.0〜1.8であるポリプロピレン系樹脂予
備発泡粒子(請求項1)、ポリプロピレン系樹脂予備発
泡粒子を基材樹脂の前記融点ピーク温度および前記融点
ピーク温度−10℃の水蒸気でそれぞれ加熱して、前記
発泡能力をそれぞれ求めたとき、発泡能力の差が0.2
以下である請求項1記載のポリプロピレン系樹脂予備発
泡粒子(請求項2)、ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒
子を基材樹脂の前記融点ピーク温度の水蒸気で加熱した
ときの前記発泡能力が1.0〜1.5であるポリプロピ
レン系樹脂予備発泡粒子に、内圧を付与せしめ閉鎖しう
るが密閉しえない金型に充填し、水蒸気で加熱して成形
することを特徴とするポリプロピレン系樹脂型内発泡成
形体の製造方法(請求項3)、ポリプロピレン系樹脂予
備発泡粒子を基材樹脂の前記融点ピーク温度の水蒸気で
加熱したときの前記発泡能力が1.0〜1.5であるポ
リプロピレン系樹脂予備発泡粒子を、圧縮率が10〜6
0%になるように閉鎖しうるが密閉しえない金型に充填
し、水蒸気で加熱して成形することを特徴とするポリプ
ロピレン系樹脂型内発泡成形体の製造方法(請求項
4)、およびポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を基材
樹脂の前記融点ピーク温度の水蒸気で加熱したときの前
記発泡能力が1.5〜1.8であるポリプロピレン系樹
脂予備発泡粒子を、内圧付与操作をしないでそのまま閉
鎖しうるが密閉しえない金型に充填し、水蒸気で加熱し
て成形することを特徴とするポリプロピレン系樹脂型内
発泡成形体の製造方法(請求項5)に関する。
備発泡粒子は、示差走査熱量計法で測定した基材樹脂の
融点ピーク温度の水蒸気で加熱したとき、式:
のである。前記発泡能力が1.0未満の場合には、予備
発泡粒子を型内発泡成形する際、粒子が充分に膨張しな
いため粒子同士の融着が不充分になり、また、得られる
成形体も、寸法収縮率が大きく、表面外観も粒子間隙間
が目立つものとなり、満足な成形体を得ることができ
ず、前記発泡能力が1.8をこえる場合には、満足な成
形体を得ることはできるが、成形時の発泡能力が大きく
なるために成形時の冷却時間が長くなる。
粒子においては、基材樹脂の前記融点ピーク温度および
前記融点ピーク温度−10℃の水蒸気でそれぞれ加熱し
て、前記発泡能力をそれぞれ求めたとき、発泡能力の差
が0.2以下であるものが好ましい。前記発泡能力の差
が0.2以下の場合、予備発泡粒子を型内発泡成形する
際、成形加熱圧力、ビーズに付与されるガス圧力、金型
充填時の圧縮率などの成形条件を変化させても成形時間
は大きく変化せず、安定的に型内発泡成形体を得ること
ができる。
樹脂の前記融点ピーク温度の水蒸気で加熱したときの前
記発泡能力が1.0〜1.5、好ましくは1.0〜1.
3のポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を用いる場合、
予備発泡粒子を金型に充填する前に内圧を付与せしめ、
閉鎖しうるが密閉しえない金型に充填し、水蒸気で加熱
して成形するか、または予備発泡粒子を圧縮率が10〜
60%になるように閉鎖しうるが密閉しえない金型に充
填し、水蒸気で加熱して成形する後述の型内発泡成型体
の製造に用いると、成形冷却時間が短く、かつ粒子同士
の融着および成形体の表面外観の点で満足のいく成形体
を得ることができる。
を基材樹脂の前記融点ピーク温度の水蒸気で加熱したと
きの前記発泡能力が1.5〜1.8、好ましくは1.6
〜1.7であるポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を用
いる場合、内圧付与操作をしないでそのまま閉鎖しうる
が密閉しえない金型に充填し、水蒸気で加熱して成形す
る後述の型内発泡成型体の製造に用いると、成形冷却時
間が短く、かつ粒子同士の融着および成形体の表面外観
の点で満足のいく成形体を得ることができる。
泡粒子の2次発泡力の指標となる前記発泡能力を特定の
範囲に調整することにより、型内発泡成形体の製造にお
いて、成形冷却時間を短縮し安定的に成形体を得ること
ができる。さらに種々の型内発泡成形体の製造方法にお
いて、最適の発泡能力をもつ予備発泡粒子を選ぶことが
可能なため、型内発泡成形の際の予備発泡粒子同士の融
着が良好になり、得られる型内発泡成形体も表面外観が
良好で、また、表面と内部の密度が均一な型内発泡成形
体を得ることができる。予備発泡粒子は、成形金型通り
になるのに最低限必要な発泡能力をもつために、水蒸気
などで加熱したのち、発泡成形体の内部圧力が必要以上
に高くならないため、金型の内圧低下速度が速く、成形
時間が短くなり、さらに成形体表面付近と内部の圧力差
が小さいため、成形体の表面と内部の密度が均一になる
と考えられる。
基材樹脂の融点ピーク温度の水蒸気で加熱したときの発
泡能力について説明する。
の融点ピーク温度とは、ポリプロピレン系樹脂粒子1〜
10mgのサンプルにつき、通常の示差走査熱量計を用
いて10℃/分の昇温速度で210℃まで昇温し、つい
で10℃/分の降温速度で40℃まで降温したのち、再
度10℃/分の昇温速度で210℃まで昇温したときの
融点を示すカーブのピークの温度のことである。本発明
のポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子における基材樹脂
の融点ピーク温度は、135〜160℃程度であるのが
予備発泡粒子の型内発泡成形の成形融着性の点から好ま
しい。
量計としては、たとえばパーキンエルマー(Perki
n−Elmer)社製のDSC−2型、セイコー電子工
業(株)製のSSC5200Hなどがあげられる。
ーク温度を求めた例として、ポリプロピレン系樹脂粒子
としてエチレン含有率2.1%のエチレン−プロピレン
ランダムコポリマーを用い、融点ピーク温度を測定した
ときのDSC曲線を図1に示す。図1において、ピーク
の最大値が融点ピークであり、そのときの温度TMが融
点ピーク温度である。
子を、蒸気流入口と蒸気排出口を2箇所以上設けた耐圧
容器、具体的には、たとえばオートクレーブ型の耐圧容
器あるいは型内発泡成形機などに100〜300cc入
れたのち、蒸気排出口を開の状態で蒸気流入口から蒸気
を5秒間流して容器内の空気を追い出したのち、蒸気排
出口を閉として示差走査熱量計法で得られる基材樹脂の
前記融点ピーク温度の水蒸気で10秒間加熱する。冷却
後、前記予備発泡粒子を取り出して、60℃で12時間
乾燥したのち、室温で2kg/cm2Gの空気圧で12時
間処理して予備発泡粒子に内圧を付与する。
収縮した予備発泡粒子は加熱時に発泡した倍率にまで回
復する。このときの予備発泡粒子の発泡倍率を蒸気加熱
後のポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子の発泡倍率とす
る。
系樹脂予備発泡粒子の発泡倍率と蒸気加熱前のポリプロ
ピレン系樹脂予備発泡粒子の発泡倍率とから、式:
は、プロピレン単量体からの単位を80%(重量%、以
下同様)以上含み、プロピレン単量体と共重合可能な単
量体からの単位を20%未満含有する樹脂をいう。
は、たとえばプロピレンホモポリマー、エチレン−プロ
ピレンランダムコポリマー、エチレン−プロピレンブロ
ックコポリマー、エチレン−プロピレン−ブテンランダ
ムターポリマー、プロピレン−塩素化ビニルコポリマ
ー、プロピレン−ブテンコポリマー、プロピレン−無水
マレイン酸コポリマーなどがあげられる。これらのなか
でも、立体規則性重合方法によって製造されたものが好
ましい。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み
合わせて用いてもよい。これらのうちでは汎用性の高い
エチレン−プロピレンランダムコポリマー、エチレン−
プロピレン−ブテンランダムターポリマーがとくに好ま
しい。
のものが好ましいが、パーオキサイドや放射線により架
橋されたものであってもよい。
の特性を失わない範囲で、ポリプロピレン系樹脂と混合
使用可能なその他の熱可塑性樹脂、たとえば低密度ポリ
エチレン、直鎖低密度ポリエチレン、ポリスチレン、ポ
リブテン、アイオノマーなどを混合使用してもよい。前
記混合使用可能なその他の熱可塑性樹脂を混合使用する
場合の混合量としては、ポリプロピレン系樹脂100部
に対して5〜20部が一般的である。ポリスチレンを混
合使用する場合には5〜10部であるのが好ましい。
発泡に利用されやすいようにあらかじめ押出機、ニーダ
ー、バンバリミキサー、ロールなどを用いて溶融し、円
柱状、楕円状、球状、立方体状、直方体状などのような
所望の粒子形状で、平均粒径が0.1〜5mm、好まし
くは0.5〜3mmになるように成形加工される。
子を製造する方法にはとくに限定はなく、たとえば耐圧
容器内で揮発性発泡剤をポリプロピレン系樹脂粒子に含
有させ、撹拌しながら水中に分散させ、加圧下で所定の
発泡温度まで加熱したのち、該水分散物を低圧域に放出
させるなどの方法があげられる。
樹脂の分子量、分子量分布、分子構造、結晶構造、結晶
量、熱履歴、あるいは発泡時の加熱温度(発泡温度)、
加熱圧力(発泡圧力)、加熱時間などによって調整され
る。
パン、ブタン、イソブタン、ペンタン、ヘキサンなどの
脂肪族炭化水素;シクロペンタン、シクロブタンなどの
脂環式炭化水素;トリクロロトリフルオロメタン、ジク
ロロジフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロメタ
ン、トリクロロトリフルオロエタン、メチルクロライ
ド、メチレンジクロライド、エチルクロライドなどのハ
ロゲン化炭化水素などがあげられる。これらは単独で用
いてもよく、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
はなく、所望のポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子の発
泡倍率に応じて適宜選べばよいが、通常、ポリプロピレ
ン系樹脂粒子100部に対して10〜60部である。
して、たとえば第3リン酸カルシウム、塩基性炭酸マグ
ネシウム、炭酸カルシウムなど、分散助剤として、少量
の界面活性剤、たとえばドデシルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ、n−パラフィンスルホン酸ソーダ、α−オレフィ
ンスルホン酸ソーダなどを用いるのが好ましい。
れらの種類やポリプロピレン系樹脂粒子の種類によって
異なるが、通常、水100部に対して分散剤の場合で
0.2〜3部、分散助剤の場合で0.001〜0.1部
である。
ロピレン系樹脂粒子は水中での分散性を良好なものとす
るために、通常、水100部に対して20〜100部添
加されるのが好ましい。
熱されたのち、2〜10mmφの開孔オリフィスを通し
て低圧下に放出され、ポリプロピレン系樹脂粒子が予備
発泡せしめられ、本発明のポリプロピレン系樹脂予備発
泡粒子が得られる。
述のように基材樹脂の分子構造などによってもかわる
が、前記予備発泡粒子の製造方法においては、発泡温度
を高くすると発泡能力は大きくなる。
10)(℃)の範囲内で設定されることにより(TMは
基材樹脂であるポリプロピレン系樹脂の融点ピーク温
度)、前記融点ピーク温度で加熱したときの前記発泡能
力が1.0〜1.8の予備発泡粒子が容易に得られる。
前記発泡温度を前記範囲内で設定する理由は、ポリプロ
ピレン系樹脂の種類、揮発性発泡剤の使用量、目標とす
る予備発泡粒子の発泡倍率などによって適宜選択しうる
ようにするためである。
容器中で、加圧下、発泡温度まで加熱されるが、加熱温
度は用いるポリプロピレン系樹脂粒子の種類、目的とす
るポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子の発泡能力を1.
0〜1.8のどの値に選ぶかで変わってくるので、一義
的には定められないが、前記のごとく、ほぼ(TM−2
5)〜(TM+10)℃の範囲から決定される。一方、
発泡圧力は主に所定の発泡倍率により選ばれるが、概ね
10〜50kg/cm2Gである。
圧力および温度に耐えられるものであればとくに限定な
く使用しうるが、具体例としては、たとえばオートクレ
ーブ型の耐圧容器などがあげられる。
法について説明する。
とえば特公昭51−22951号公報や特公平6−59
694号公報などにあげられている、ポリプロピレン系
樹脂予備発泡粒子を閉鎖し得るが密閉し得ない金型内に
充填し、蒸気などで加熱し、発泡粒子を相互に加熱融着
させて型通りに成形する方法があげられる。
て、前記融点ピーク温度で加熱したときの前記発泡能力
が1.0〜1.5であるポリプロピレン系樹脂予備発泡
粒子を用いる場合、発泡粒子を金型に充填する前に内圧
を付与するか、または発泡粒子を金型に充填する際に予
備発泡粒子を圧縮率が10〜60%になるように圧縮す
ることが好ましい。
基材樹脂の融点ピーク温度の水蒸気で加熱したときの前
記発泡能力が1.0〜1.5であるポリプロピレン系樹
脂予備発泡粒子を用いる場合には、ガス内圧を付与せし
め、閉鎖しうるが密閉しえない金型に充填し、水蒸気で
加熱して成形することにより、冷却時間が短くかつ粒子
同士の融着、成形体の表面外観の満足のいく成形体を得
ることができる。
金型に充填する前にガス内圧を付与する際には、前記ポ
リプロピレン系樹脂予備発泡粒子を無機ガスなどの加圧
下に保持することで、ガス圧力により内圧を付与するこ
とができる。
8〜3.0atmであるのが予備発泡粒子の型内発泡成
形の成形性の点から好ましい。
リウム、ネオン、アルゴン、炭酸ガスなどがあげられ
る。これらは単独で用いてもよく、また2種以上を組み
合わせて用いてもよい。これらのうちでは、汎用性の高
い、空気、チッ素が好ましい。
を基材樹脂の前記融点ピーク温度の水蒸気で加熱したと
きの前記発泡能力が1.0〜1.5であるポリプロピレ
ン系樹脂予備発泡粒子を用いる場合には、圧縮率が10
〜60%になるように閉鎖しうるが密閉しえない金型に
充填し、水蒸気で加熱して成形することによって、冷却
時間が短く、かつ粒子同士の融着および成形体の表面外
観の点で満足のいく成形体を得ることができる。
して求められる。ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を
成形機金型内に、大気圧状態で充填したときの予備発泡
粒子の重量を、前記圧縮充填したときの予備発泡粒子の
重量で除した値であり、式:
子を前記基材樹脂の融点ピーク温度の水蒸気で加熱した
ときの前記発泡能力が1.5〜1.8であるポリプロピ
レン系樹脂予備発泡粒子を用いる場合には、内圧を付与
しないでそのまま閉鎖しうるが密閉しえない金型に充填
し、水蒸気で加熱して成形することにより、内圧付与操
作をしないでそのまま充填しても冷却時間が短くかつ粒
子同士の融着、成形体の表面外観の満足のいく成形体を
得ることができる。
レン系樹脂予備発泡粒子を基材樹脂の前記融点ピーク温
度および前記融点ピーク温度−10℃の水蒸気でそれぞ
れ加熱して、前記発泡能力を求めたとき、発泡能力の差
が0.2以下であるポリプロピレン系予備発泡粒子を用
いることにより、成形の冷却時間が短縮されるだけでな
く、成形する際の成形加熱圧力、ビーズに付与されるガ
ス圧力、金型充填時の圧縮率などの成形条件を変化させ
ても成形時間は大きく変化せず、安定的に型内発泡成形
体を得ることができる。
明をさらに詳しく説明するが、本発明はかかる実施例の
みに限定されるものではない。
方法を以下にまとめて示す。
発泡粒子約1gを100ccメスシリンダー中でエタノ
ールに浸漬して水没体積を測定し、つぎの式にしたがっ
て求めた。
5Lのバケツに掬い取り、予備発泡粒子の重量を測定し
た。嵩密度はつぎの式にしたがって求めた。
発泡粒子を金網篭に200cc入れ、これを蒸気流入口
と排出口を2箇所設けた5Lのオートクレーブ型耐圧容
器に入れたのち、蒸気排出口を開の状態で蒸気流入口か
ら1.0Kg/cm2Gの水蒸気を5秒間流し容器内の
空気を追い出した。そののち、蒸気排出口を閉とし、
3.4Kg/cm2G(約146.5℃)の水蒸気で1
0秒間加熱した。つぎに、蒸気排出口を開とし、容器内
圧が0kg/cm2Gになるまで冷却したのち、予備発
泡粒子を取り出し、60℃で12時間乾燥したのち、室
温下、2.0Kg/cm2Gの空気圧で12時間処理
し、内圧を付与し、収縮を回復させたときの倍率を求
め、式:
から、成形体表面が金型表面を押す圧力(成形体面圧)
が0.3Kg/cm2Gまで低下するのに要した時間
(秒)を測定した。
法と重量を測定し、つぎの式にしたがって求めた。
mの深さのクラックを入れたのち、このクラックに沿っ
て成形体を割り、破断面を観察し、粒子の全個数に対す
る破壊粒子数の割合を求め、以下の基準で評価した。な
お、通常、成形体として満足すべき融着率の水準は少な
くとも60%である。 ◎:融着率80%以上 ○:融着率60%〜80%未満 △:融着率50%〜60%未満 ×:融着率50%未満。
以下の基準で成形体を評価した。 ◎:表面に凹凸がなく、各粒子間隙もほとんどない ○:表面に凹凸はないが、各粒子間隙が若干ある △:表面に凹凸はないが、各粒子間隙が目立つ ×:表面に凹凸があり、各粒子間隙が極めて大きい
ロピレン系樹脂予備発泡粒子の作製) 表1に記載の基材樹脂(エチレン−プロピレンランダム
コポリマー)Aのペレット(エチレン含有割合2.1
%、メルトフローインデックス(MI) 7、1粒子あ
たりの重量 約1.8mg、DSC法で測定した融点ピ
ーク温度 146.5℃)100部、表2に記載の量の
イソブタン、分散剤としてパウダー状塩基性第3リン酸
カルシウム2.0部、n−パラフィンスルホン酸ソ−ダ
0.03部および水300部を耐圧容器に仕込み、表2
に記載の加熱温度に加熱した。このときの耐圧容器内の
圧力は約16.0Kg/cm2Gであった。
て、容器内圧力を所定の発泡圧力17.0Kg/cm2
Gに調整した。前記所定の発泡圧力に到達したら容器内
圧力を保持しながら、耐圧容器下部のバルブを開いて前
記水分散物を開孔径4.4mmφのオリフィス板を通し
て大気圧下に放出し、発泡を行なって予備発泡粒子1〜
5を得た。
力などを表2に示す。なお、基材樹脂の融点ピーク温度
で蒸気加熱したときの発泡倍率は発泡倍率×融点ピーク
温度での発泡能力により求めることができ、たとえば、
比較例1の場合、45.0倍であった。
B〜Fを用いて、表2に記載の製造条件で行なった以外
は実施例1と同様にして予備発泡粒子6〜18を得、前
記評価方法にしたがって、発泡倍率、嵩密度、融点ピー
ク温度での発泡能力などを評価した。
空気圧で圧縮し、320×320×60mmのブロック
金型に圧縮率36%で充填した。
型内の空気を追い出し、ついで加熱圧力3.3Kg/c
m2Gの水蒸気で加熱することにより型内発泡成形し、
表面外観に問題のない型内発泡成形体を得た。このとき
の冷却時間は80秒間であった。
価方法にしたがって成形体密度、融着性、表面外観を評
価した。
2と同様にして型内発泡成形体を得、同様に評価した。
備発泡粒子を型内発泡成形に用いた場合、発泡能力が低
いものほど冷却時間が短縮されることがわかる。
れ、温度25℃、空気圧力2.5Kg/cm2Gで16
時間処理し、ついで大気圧下で60〜90分間放置し、
粒子内圧を1.45気圧に調整したのち、320×32
0×60mmのブロック金型に充填した。
型内の空気を追い出し、ついで加熱圧力3.0kg/c
m2Gの水蒸気で加熱成形することにより型内発泡成形
し、、表面外観に問題のない型内発泡成形体を得た。こ
のときの冷却時間は15秒間であった。
価方法にしたがって成形体密度、融着性、表面外観を評
価した。
と同様にして型内発泡成形体を得、同様に評価した。
ことなく320×320×60mmのブロック金型に充
填した。
型内の空気を追い出し、ついで加熱圧力3.0kg/c
m2Gの水蒸気で加熱成形することにより型内発泡成形
し、表面外観に問題のない型内発泡成形体を得た。この
ときの冷却時間は25秒間であった。
価方法にしたがって成形体密度、融着性、表面外観を評
価した。
と同様にして型内発泡成形体を得、同様に評価した。
熱したときの発泡能力が特定の範囲になるように調整さ
れたポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を型内発泡成形
に用いると、冷却時間を短縮することができ、また予備
発泡粒子同士の融着および表面外観が良好で、表面と内
部の密度も均一な型内発泡成形体を安定的に得ることが
できる。また、融点ピーク温度および前記融点ピーク温
度−10℃の水蒸気でそれぞれ加熱したときの発泡能力
の差を特定範囲以下に調整した場合には、型内発泡成形
の加熱圧力などの成形条件を変化させても安定的に冷却
時間を短縮することができる。さらに、種々の型内発泡
成形方法に対しても、最適に用いられ得ることがわか
る。
ンランダムコポリマーの融点ピークを示差走査熱量計法
で測定したときのDSC曲線を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を示
差走査熱量計法で測定した基材樹脂の融点ピーク温度
(ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子1〜10mgを示
差走査熱量計で10℃/分の昇温速度で210℃まで昇
温し、ついで10℃/分の降温速度で40℃まで降温し
たのち、再度10℃/分の昇温速度で210℃まで昇温
したときの融点ピーク温度)の水蒸気で加熱したとき、
式: 【数1】 (ただし、蒸気加熱後のポリプロピレン系樹脂予備発泡
粒子の発泡倍率は該予備発泡粒子に空気を含浸させて収
縮を回復させたときの倍率)で示される発泡能力が1.
0〜1.8であるポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子。 - 【請求項2】 ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を基
材樹脂の前記融点ピーク温度および前記融点ピーク温度
−10℃の水蒸気でそれぞれ加熱して、前記発泡能力を
それぞれ求めたとき、発泡能力の差が0.2以下である
請求項1記載のポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子。 - 【請求項3】 ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を基
材樹脂の前記融点ピーク温度の水蒸気で加熱したときの
前記発泡能力が1.0〜1.5であるポリプロピレン系
樹脂予備発泡粒子に、内圧を付与せしめ閉鎖しうるが密
閉しえない金型に充填し、水蒸気で加熱して成形するこ
とを特徴とするポリプロピレン系樹脂型内発泡成形体の
製造方法。 - 【請求項4】 ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を基
材樹脂の前記融点ピーク温度の水蒸気で加熱したときの
前記発泡能力が1.0〜1.5であるポリプロピレン系
樹脂予備発泡粒子を、圧縮率が10〜60%になるよう
に閉鎖しうるが密閉しえない金型に充填し、水蒸気で加
熱して成形することを特徴とするポリプロピレン系樹脂
型内発泡成形体の製造方法。 - 【請求項5】 ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を基
材樹脂の前記融点ピーク温度の水蒸気で加熱したときの
前記発泡能力が1.5〜1.8であるポリプロピレン系
樹脂予備発泡粒子を、内圧付与操作をしないでそのまま
閉鎖しうるが密閉しえない金型に充填し、水蒸気で加熱
して成形することを特徴とするポリプロピレン系樹脂型
内発泡成形体の製造方法。
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