JP2000034861A - パワーウインドウ装置 - Google Patents

パワーウインドウ装置

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JP2000034861A JP10364590A JP36459098A JP2000034861A JP 2000034861 A JP2000034861 A JP 2000034861A JP 10364590 A JP10364590 A JP 10364590A JP 36459098 A JP36459098 A JP 36459098A JP 2000034861 A JP2000034861 A JP 2000034861A
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Kenji Tanaka
賢次 田中
Kazunari Hayashi
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Takehiko Niwa
武彦 丹羽
Tomoyoshi Matsuba
知佳 松葉
Kozo Nishimura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両が浸水してパワーウインドウ装置が水に浸
かったとき、操作スイッチの操作により、確実にウイン
ドウガラスを下降できる。 【解決手段】 パワーウインドウ装置が水に浸かると、
浸水検出器30,31,32の電極間がリークする。浸
水検出器30,61がリークすると、トランジスタTR
3,TR4がオンし、第1リレー回路21のリレーコイ
ル21及び第2リレー回路24のリレーコイル23を励
磁する。この状態で、下降スイッチ28をオン操作する
と、トランジスタTR5がオンし、リレーコイル23の
励磁を阻止する。この結果、第1リレー回路22のみが
作動されて、リレー接点25がオン状態(可動接点25
cが電源側固定接点25bに接続された状態)となり、
駆動モータMが正回転され、ウインドウガラスが下降す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に設けられるパワ
ーウインドウ装置に係り、特にパワーウインドウ装置が
浸水したときに、操作スイッチによってウインドウガラ
スを下降することができるパワーウインドウ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両のサイドドア等のウインド
ウガラスを自動的に開閉させるためにパワーウインドウ
装置が用いられている。そして、搭乗者が前記パワーウ
インドウ装置に設けられた、マニュアルのアップスイッ
チ(上昇スイッチ)又はダウンスイッチ(下降スイッ
チ)をオン操作することにより、ウインドウガラスがア
ップ側又はダウン側に駆動されるようにされている。
【0003】図5は、従来のパワーウインドウ装置10
の駆動回路20の一例を示している。この駆動回路20
において、バッテリ電源Bと接地線間には、リレーコイ
ル21、トランジスタTR1のコレクタ・エミッタが直
列に接続されている。又、前記リレーコイル21のプラ
ス端子と、接地線間には、リレーコイル23、トランジ
スタTR2のコレクタ・エミッタが直列に接続されてい
る。
【0004】前記トランジスタTR1のベースは、バッ
テリ電源Bに対して下降スイッチ28及び抵抗R1を介
して接続されている。又、前記トランジスタTR2のベ
ースは、バッテリ電源Bに対して上昇スイッチ29及び
抵抗R2を介して接続されている。駆動モータMは、図
示しない車両のウインドウガラスを上昇又は下降駆動す
る直流モータからなる。
【0005】又、前記バッテリ電源Bと、駆動モータM
の一方の端子間には、リレー接点25が設けられてい
る。同リレー接点25の可動接点25cは、駆動モータ
Mの一方の端子に接続され、同リレー接点25の電源側
固定接点25bはバッテリ電源Bに接続されるとともに
接地側固定接点25aは接地線L1に接続されている。
前記リレーコイル21と、リレー接点25とにより、第
1リレー回路22が構成されている。
【0006】同リレー接点25は、a接点とされてお
り、前記コイル21が消磁時には、可動接点25cが接
地側固定接点25aに接続されている。又、前記リレー
接点25の可動接点25cは、前記リレーコイル21が
励磁されると、電源側固定接点25bに接続される。
【0007】又、前記バッテリ電源Bと、駆動モータM
の他方の端子間には、前記リレー接点26が設けられて
いる。同リレー接点26の可動接点26cは、駆動モー
タMの他方の端子に接続され、同リレー接点26の電源
側固定接点26bはバッテリ電源Bに接続されるととも
に接地側固定接点26aは接地線L1に接続されてい
る。
【0008】前記リレーコイル23と、リレー接点26
とにより、第2リレー回路24が構成されている。同リ
レー接点26は、a接点とされており、前記コイル23
が消磁時には、可動接点26cが接地側固定接点26a
に接続されている。又、前記リレー接点26の可動接点
26cは、前記リレーコイル23が励磁されると、電源
側固定接点26bに接続される。
【0009】前記下降スイッチ28及び上昇スイッチ2
9はオン操作されていない非操作時には、図示しないバ
ネにより付勢されて、ともにオフ状態とされている。ウ
インドウガラスを下降させたい場合、下降スイッチ28
をオン操作する。この操作に基づいて、第1リレー回路
22のトランジスタTR1がオン作動する。
【0010】そして、下降スイッチ28がオン操作され
ている間、リレーコイル21が励磁されて、可動接点2
5cが電源側固定接点25bに接続されるため、駆動モ
ータMが正回転され、ウインドウガラスが下降する。
【0011】又、ウインドウガラスを上昇させたい場
合、上昇スイッチ29をオン操作する。この操作に基づ
いて、第2リレー回路24のトランジスタTR2がオン
作動する。
【0012】そして、上昇スイッチ29がオン操作され
ている間、リレーコイル23が励磁されて、可動接点2
6cが電源側固定接点26bに接続されるため、駆動モ
ータMが逆回転され、ウインドウガラスが上昇する。
【0013】図6は他の従来のパワーウインドウ装置1
0の駆動回路20の一例を示している。なお、図5の構
成と同一又は相当する構成については、同一符号を付
す。この従来例では、前記図5の従来例の構成に、さら
にドア電子制御装置(Electronic Control Unit 、以
下、ドアECUという)12が設けられている。
【0014】そして、下降スイッチ28、上昇スイッチ
29は、例えば2段クリック式のスイッチであってタン
ブラ型とされており、一端側(以下、ダウン側という)
を一段押圧すると下降スイッチ28として機能し、すな
わち、下降スイッチ28の可動接点が電源側固定接点に
接続される。又、他端側(以下、アップ側という)を一
段押圧すると上昇スイッチ29として機能し、すなわ
ち、上昇スイッチ29の可動接点が電源側固定接点に接
続される。
【0015】又、ダウン側を2段押圧すると、下降スイ
ッチ28及びオートスイッチ16がともにオン作動す
る。又、アップ側を2段押圧すると、上昇スイッチ2
9、及び前記オートスイッチ16がともにオン作動す
る。なお、オートで操作する場合は、2段押圧した後、
下降スイッチ28、上昇スイッチ29の押圧を解除す
る。従って、下降スイッチ28、上昇スイッチ29は図
6に示すように、可動接点がともにオフ位置となる。
【0016】前記オートスイッチ16はドアECU12
に接続されており、オートスイッチ16が下降スイッチ
28の操作にともなってダウン側にオンされると、前記
ドアECU12は、そのオン操作に基づいて、第1リレ
ー回路22のリレーコイル21に励磁電流を流すように
されている。
【0017】この結果、リレーコイル21の励磁によっ
て、リレー接点25の可動接点25cが接地側固定接点
25aから電源側固定接点25bに切換接続されるた
め、駆動モータMが正転される。この正転により、ワイ
ヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記
駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスが下降
する。
【0018】又、前記ドアECU12は、オートスイッ
チ16が上昇スイッチ29の操作にともなってアップ側
にオンされると、そのオン操作に基づいて、前記第2リ
レー回路24のリレーコイル23に励磁電流を流すよう
にされている。
【0019】この結果、リレーコイル23の励磁によっ
て、リレー接点26の可動接点26cが接地側固定接点
26aから電源側固定接点26bに切換接続されるた
め、駆動モータMが逆転される。この逆転により、ワイ
ヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記
駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスを上昇
する。
【0020】又、手動操作により、ウインドウガラスを
下降させたい場合、下降スイッチ28を1段ダウン側に
オン操作する。この操作により、リレーコイル21に励
磁電流が流れる。このため、駆動モータMが正転され、
ウインドウガラスが下降する。又、手動操作により、ウ
インドウガラスを上昇させたい場合、上昇スイッチ29
を1段アップ側にオン操作する。この操作により、リレ
ーコイル23に励磁電流が流れる。このため、駆動モー
タMが逆転され、ウインドウガラスが上昇する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上記のような、図5及
び図6のいずれのパワーウインドウ装置10において
も、駆動回路20、ドアECU12、下降スイッチ2
8、及び上昇スイッチ29が雨水等の電解質の液にて濡
れた場合、各接点間、電極間がリークする場合がある。
【0022】しかし、前記下降スイッチ、上昇スイッチ
の入力部側におけるリーク、或いはリレーコイルへの出
力部側におけるリーク等のようにどの箇所でリークする
かは、不確定である。このリーク箇所が不確定のため、
(a)リレーコイル23(アップ側)のみ励磁する、
(b)リレーコイル21(ダウン側)のみ励磁する、
(c)両リレーコイル21,23が励磁する、(d)両
リレーコイル21,23は励磁されない、のいずれの状
態になるのかも不確定となる。
【0023】この結果、搭乗者による下降スイッチの操
作に基づいて、パワーウインドウ装置の確実な制御が行
なえなくなる問題がある。本発明は上記の課題を解消す
るためになされたものであり、車両が浸水してパワーウ
インドウ装置が水に浸かったとき、操作スイッチの操作
により、確実にウインドウガラスを下降できるようにし
たパワーウインドウ装置を提供することを目的としてい
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ウインドウガラスを下
降又は上昇駆動する駆動源と、前記駆動源の両端子に対
して、それぞれ接続された第1リレー接点及び第2リレ
ー接点と、励磁時には前記第1リレー接点を作動して前
記駆動源を下降作動する第1コイルと、励磁時には前記
第2リレー接点を作動して前記駆動源を上昇作動する第
2コイルと、前記第1コイルを励磁作動させるための下
降スイッチと、前記第2コイルを励磁作動させるための
上昇スイッチとを備えたパワーウインドウ装置におい
て、浸水時に前記第1コイル及び前記第2コイルを励磁
する励磁手段と、前記励磁手段が各コイルを励磁してい
る状態のとき、前記下降スイッチのオン操作に基づい
て、前記第2コイルの励磁を阻止する励磁阻止手段を設
けたパワーウインドウ装置を要旨とするものである。
【0025】なお、「励磁を阻止する」とは、第2コイ
ルに通過する電流が全くなくなって、第2コイルが励磁
しない場合と、第2コイルを通過する電流はあるが、そ
の通過した電流値によっては、第2コイルの両端子電圧
が感動電圧に達せず、第2コイルによって切換接続され
るリレー接点が切換作動できない場合も含む趣旨であ
る。
【0026】請求項2の発明は、請求項1において、前
記励磁手段は、浸水検出手段を含み、同浸水検出手段の
浸水検出時に第1コイル及び第2コイルを励磁するもの
であるパワーウインドウ装置を要旨とするものである。
【0027】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
において、前記励磁手段は、浸水時に前記第1コイル及
び第2コイルを同時に励磁する単一の励磁手段にて構成
されているパワーウインドウ装置を要旨とするものであ
る。
【0028】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
において、前記励磁手段は、浸水時に前記第1コイルを
励磁する第1励磁手段及び及び第2コイルを励磁する第
2励磁手段にて構成されているパワーウインドウ装置を
要旨とするものである。
【0029】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
のうちいずれか1項において、前記励磁手段は、浸水時
に前記第1コイル及び第2コイルのうち少なくとも一方
のコイルを励磁するスイッチング手段を含むものである
パワーウインドウ装置を要旨とするものである。
【0030】請求項6の発明は、請求項1又は請求項2
において、前記励磁手段は、浸水時に前記第1コイル及
び第2コイルを各別に励磁する一対のスイッチング手段
を含むものであるパワーウインドウ装置を要旨とするも
のである。
【0031】請求項7の発明は請求項2において、前記
浸水検出手段は、単一の浸水検出回路から構成されてい
るものであるパワーウインドウ装置を要旨とするもので
ある。
【0032】請求項8の発明は、請求項6において、前
記浸水検出手段は、一対備え、浸水時にそれぞれが一対
のスイッチング手段を各別にオン作動するものであるパ
ワーウインドウ装置を要旨とするものである。
【0033】請求項9の発明は、請求項2乃至請求項8
のうちいずれか1項において、前記浸水検出手段は、互
いに離間した一対の電極を含む浸水検出回路にて構成さ
れ、浸水時に両電極間にリーク電流が流れることにより
浸水検出を行うものであるパワーウインドウ装置を要旨
とするものである。
【0034】請求項10の発明は、請求項2乃至請求項
9のうちいずれか1項において、前記励磁阻止手段は、
下降スイッチのオン作動時に、第2コイルの両端子電位
を感動電圧よりも低くするものであるパワーウインドウ
装置を要旨とするものである。
【0035】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
パワーウインドウ装置が浸水したとき、励磁手段は、浸
水時に、第1コイル及び第2コイルを励磁する。この第
1コイルと第2コイルとが両方励磁されているため、駆
動源の両端子には電源電圧がともに印加され、駆動源は
正転、逆回転のいずれにも駆動しない。
【0036】励磁手段が各コイルを励磁している状態の
とき、下降スイッチをオン操作すると、そのオン操作に
基づいて、励磁阻止手段は、第2コイルの励磁を阻止す
る。一方、励磁手段によって、第1コイルは励磁が保持
されているため、この結果、駆動源は下降作動され、ウ
インドウガラスを下降する。
【0037】請求項2の発明によれば、励磁手段の浸水
検出手段が浸水検出すると、励磁手段は、第1コイル及
び第2コイルを励磁する。請求項3の発明によれば、単
一の励磁手段が、浸水時に前記第1コイル及び第2コイ
ルを同時に励磁する。
【0038】請求項4の発明によれば、第1励磁手段
は、浸水時に第1コイルを励磁するとともに、第2励磁
手段は浸水時に第2コイルを励磁する。請求項5の発明
は、励磁手段のスイッチング手段は、浸水時に第1コイ
ル及び第2コイルのうち少なくとも一方のコイルを励磁
する。
【0039】請求項6の発明は、一対のスイッチング手
段は、浸水時に第1コイル及び第2コイルを各別に励磁
する。請求項7の発明によれば、浸水検出手段を、単一
の浸水検出回路にて構成することによって、請求項2に
記載の作用を実現する。
【0040】請求項8の発明はによれば、一対の浸水検
出手段のそれぞれが、浸水時に一対のスイッチング手段
を各別にオン作動することにより、請求項6の作用を実
現する。
【0041】請求項9の発明によれば、浸水検出手段
を、互いに離間した一対の電極を含む浸水検出回路にて
構成すると、浸水時に両電極間にリーク電流が流れるこ
とにより浸水検出が行なわれる。
【0042】請求項10の発明によれば、励磁阻止手段
は、下降スイッチのオン作動時に、第2コイルの両端子
電位を感動電圧よりも低くすることにより、第2コイル
の励磁を阻止する。
【0043】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
を車両としての4ドアセダン型の自動車において、運転
席側のサイドドアに設けられたパワーウインドウ装置1
0に具体化した第1の実施形態を図1を参照して説明す
る。なお、図5に示す前記従来例と、同一構成又は相当
する構成については、同一符号を付して説明を省略し、
異なるところを説明する。
【0044】図1は、パワーウインドウ装置10の電気
的構成を示す回路図を示している。この実施形態のパワ
ーウインドウ装置10は、自動車の運転席のサイドドア
に設けられたものである。
【0045】パワーウインドウ装置10は駆動回路2
0、駆動モータMとを備えている。この実施形態は、図
5の構成にさらに、図1に示すように、リレーコイル2
1のマイナス端子と接地線間には、抵抗R3,トランジ
スタTR3のコレクタ・エミッタが接続されている。
又、トランジスタTR3のベースと、バッテリ電源Bと
の間には、第1の浸水検出器31及び抵抗R5が直列接
続されている。又、トランジスタTR3のベース・エミ
ッタ間には抵抗R7が接続され、バッテリ電源Bの電圧
を両抵抗R5,R7及び前記第1の浸水検出器31のリ
ーク時のリーク抵抗にて分圧し、抵抗R5と抵抗R7と
の接続点の電位をベースに印加するようにされている。
【0046】前記第1の浸水検出器31は、自動車が浸
水した場合、その浸水を検出するためのものであり、図
示しない回路基板上に一対の電極31a,31bとから
構成されている。
【0047】前記第1の浸水検出器31は、浸水検出手
段を構成するとともに、浸水検出回路を構成する。電極
31aは抵抗R5に接続され、電極31bはバッテリ電
源Bに接続されている。そして、両電極31a,31b
は互いに若干の間隙を介して対向配置され、通常時(非
浸水時)は、短絡しないようにされている。前記回路基
板は通常の雨水等では濡れない自動車の居住室内、エン
ジンルーム、トランクルーム等内に配置される。
【0048】そして、前記第1の浸水検出器31が浸水
して、両電極31a,31b間がリークすると、トラン
ジスタTR3はベースに対して抵抗R5と抵抗R7との
接続点の電位が印加されることにより、オン作動するよ
うにされている。
【0049】前記第1の浸水検出器31、及びトランジ
スタTR3、抵抗R3,R5,R7とにより、第1励磁
回路35が構成されている。第1励磁回路35は第1励
磁手段に相当する。又、トランジスタTR3はスイッチ
ング手段及び第1スイッチ手段を構成する。
【0050】なお、前記第1コイル21のマイナス端子
とトランジスタTR1のコレクタ間には抵抗R9が接続
されている。又、この実施形態は、図5の構成にさら
に、図1に示すように、リレーコイル23のマイナス端
子と接地線間には、抵抗R4,トランジスタTR4のコ
レクタ・エミッタが接続されている。又、トランジスタ
TR4のベースと、バッテリ電源Bとの間には、第2の
浸水検出器30及び抵抗R6が直列接続されている。
又、トランジスタTR4のベース・エミッタ間には抵抗
R8が接続され、バッテリ電源Bの電圧を両抵抗R6,
R8及び前記第2の浸水検出器32のリーク時のリーク
抵抗にて分圧し、抵抗R6と抵抗R8との接続点の電位
をベースに印加するようにされている。
【0051】前記第2の浸水検出器30は、自動車が浸
水した場合、その浸水を検出するためのものであり、図
示しない回路基板上に一対の電極30a,30bとから
構成されている。第2の浸水検出器30は、浸水検出手
段を構成するとともに、浸水検出回路を構成する。
【0052】電極30aは抵抗R6に接続され、電極3
0bはバッテリ電源Bに接続されている。そして、両電
極30a,30bは互いに若干の間隙を介して対向配置
され、通常時(非浸水時)は、短絡しないようにされて
いる。前記第2の浸水検出器30の電極30a,30b
は前記第1の浸水検出器31の電極31a,31bと隣
接して設けられ、両浸水検出器30,31の各電極間に
おいて、浸水時にはいずれもリークするように回路基板
上に配置されている。
【0053】そして、前記第2の浸水検出器30が浸水
して、両電極30a,30b間がリークすると、トラン
ジスタTR4はベースに対して抵抗R6と抵抗R8との
接続点の電位が印加されることにより、オン作動するよ
うにされている。
【0054】前記第2の浸水検出器30、及びトランジ
スタTR4、抵抗R4,R6,R8とにより、第2励磁
回路36が構成されている。第2励磁回路36は第2励
磁手段に相当する。又、トランジスタTR4はスイッチ
ング手段及び第2スイッチ手段を構成する。
【0055】前記第1励磁回路35及び第2励磁回路3
6とにより、両リレーコイル21,23を励磁する励磁
手段を構成している。なお、前記第2コイル23のマイ
ナス端子とトランジスタTR2のコレクタ間には抵抗R
10が接続されている。
【0056】又、前記下降スイッチ28の出力側端子
(マイナス端子)と、第2コイル23のマイナス端子間
にはトランジスタTR5のエミッタ・コレクタが接続さ
れている。又、下降スイッチ28のプラス端子と、接地
線間には抵抗R11、抵抗R12、第3の浸水検出器3
2が直列に接続されている。前記抵抗R12のプラス端
子はトランジスタTR5のベースに接続されている。前
記第3の浸水検出器32は抵抗R12に接続された電極
32aと、接地線に接続された電極32bとを備えてい
る。両電極32a,32bは互いに若干の間隙を介して
対向配置され、通常時(非浸水時)は、短絡しないよう
にされている。
【0057】同第3の浸水検出器32の電極32a,3
2bは前記第1の浸水検出器31及び第2の浸水検出器
30の電極と隣接して設けられ、各浸水検出器30,3
1,32の各電極間において、浸水時にはいずれもリー
クするように回路基板上に配置されている。
【0058】そして、前記第3の浸水検出器32が浸水
して、両電極32a,32b間がリークした状態で、下
降スイッチ28がオンされると、抵抗R11と抵抗R1
2の接続点の電位がトランジスタTR5のベースに印加
することにより、トランジスタTR5がオン作動するよ
うにされている。なお、抵抗R11と抵抗R12の接続
点の電位は、抵抗R11,R12、及び前記電極32
a,32b間のリーク抵抗の分圧比によって決定され
る。
【0059】前記第3の浸水検出器32と、トランジス
タTR5、抵抗R11、R12とにより、第2コイル励
磁阻止回路37が構成されている。同第2コイル励磁阻
止回路37は励磁阻止手段を構成している。
【0060】又、この実施形態では、前記駆動モータM
が駆動源に相当し、リレーコイル21が第1コイルに相
当し、リレー接点25が第1リレー接点に相当する。そ
して、電源側固定接点25bが電源側接点に相当し、接
地側固定接点25aが接地側接点に相当する。
【0061】又、リレーコイル23が第2コイルに相当
し、リレー接点26が第2リレー接点に相当する。そし
て、電源側固定接点26bが電源側接点に相当し、接地
側固定接点26aが接地側接点に相当する。又、トラン
ジスタTR3は第3スイッチ手段を構成している。
【0062】上記のように構成された構成されたパワー
ウインドウ装置10の作用について説明する。さて、パ
ワーウインドウ装置10の回路が水等の電解質に濡れて
いないときにおいては、上昇スイッチ29、下降スイッ
チ28が操作されたときは前記従来例と同様の作用をす
るため、その説明を省略する。
【0063】自動車が浸水して、回路基板に設けられた
第1の浸水検出器31、第2の浸水検出器30、第3の
浸水検出器32の各電極間がリークする。このとき、前
記第1の浸水検出器31の電極31a,31b間がリー
クすると、トランジスタTR3はベースに対して抵抗R
5と抵抗R7との接続点の電位が印加され、オン作動す
る。すると、リレーコイル21が励磁され、リレー接点
25の可動接点25cが電源側固定接点25bに接続さ
れる。
【0064】一方、前記第2の浸水検出器30の電極3
0a,30b間がリークすると、トランジスタTR4は
ベースに対して抵抗R6と抵抗R8との接続点の電位が
印加され、オン作動する。すると、リレーコイル23が
励磁され、リレー接点26の可動接点26cが電源側固
定接点26bに接続される。
【0065】このようにリレー接点25と、リレー接点
26の両可動接点25c,26cはともに各々電源側固
定接点25b,26bに接続されると、駆動モータMの
両端子にはバッテリ電源Bの電圧がともに印加されるた
め、正転、逆回転のいずれにも駆動されない。
【0066】この状態で、搭乗者が下降スイッチ28を
オン操作すると、トランジスタTR5はベースに抵抗R
11と抵抗R12との接続点の電位が印加されることに
より、オン作動する。この結果、リレーコイル23のマ
イナス端子にバッテリ電源Bの電圧が印加される。リレ
ーコイル23はプラス端子にもバッテリ電源Bの電圧が
印加されているため、リレーコイル23は消磁される。
このため、リレー接点26の可動接点26cが接地側固
定接点26aに接続される。
【0067】一方、第1励磁回路35によって、リレー
コイル21は励磁が保持されているため、リレー接点2
5の可動接点25aが電源側固定接点25bに接続され
たままであり、この結果、駆動モータMが正回転され、
ワイヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が
前記駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスが
下降する。
【0068】さて、本実施形態によると、次のような作
用効果を奏する。 (1) 本実施形態では、第1の浸水検出器31、第2
の浸水検出器30、第3の浸水検出器32の各電極間が
リークすると、まず、第1励磁回路35(第1励磁手
段)及び第2励磁回路36(第2励磁手段)のそれぞれ
のトランジスタTR3,TR4とがオン作動して、リレ
ーコイル21,23を励磁するようにした、この結果、
リレー接点25,26の可動接点25c,26cのいず
れもが電源側固定接点25b,26bに接続される。
【0069】このように、パワーウインドウ装置10の
回路基板の浸水(自動車浸水)時における、上昇スイッ
チ29、下降スイッチ28の入力部側のリーク、或いは
リレーコイル21,23への出力部側におけるリーク等
のようにどの箇所でリークするかが、不確定であって
も、第1の浸水検出器31、第2の浸水検出器30とに
よって、確実に両リレーコイル21,23を励磁でき
る。
【0070】この後、下降スイッチ28をオン操作する
と、第3の浸水検出器32が第1及び第2の浸水検出器
31,30と同様にリークしているため、トランジスタ
TR5をオン作動するようにした。このことにより、リ
レーコイル23のマイナス端子にバッテリ電源Bを印加
して、リレーコイル23の両端子を同電位にし、同リレ
ーコイル23を消磁するようにした。この結果、リレー
接点26の可動接点26が接地側固定接点26aに接続
されるため、駆動モータMは正回転してウインドウガラ
スを確実に下降することができる。
【0071】(2) 本実施形態では、第1の浸水検出
器31、第2の浸水検出器30、第3の浸水検出器32
の各電極を互いに隣接して配置した。この結果、回路基
板が浸水したときに、各浸水検出器はほぼ同じ所に設け
られているため、各浸水検出器の電極間がほぼ同じ時
に、かつ同条件下でリークを起すことができる。
【0072】(第2の実施形態)次に第2の実施形態を
図2を参照して説明する。なお、前記第1の実施形態と
同一構成又は相当する構成については、同一符号を付し
て異なるところを中心に説明する。
【0073】この実施形態では、励磁阻止手段としての
前記第2コイル励磁阻止回路37の構成のみが異なって
いる。すなわち、この実施形態の第2コイル励磁阻止回
路37は、下降スイッチ28のマイナス端子と、リレー
コイル23のプラス端子間に接続されたダイオードD
1、及び下降スイッチ28のマイナス端子と、リレーコ
イル23のマイナス端子間に接続されたダイオードD2
とから構成されている。両ダイオードD1,D2はアノ
ードが下降スイッチ28に接続され、カソードがリレー
コイル23のそれぞれの端子に接続されている。
【0074】さて、上記のパワーウインドウ装置10の
作用について説明する。この実施形態では、自動車が浸
水して、回路基板に設けられた第1の浸水検出器31、
第2の浸水検出器30の各電極間がリークする。
【0075】このとき、前記第1の浸水検出器31の電
極31a,31b間がリークすると、前記第1の実施形
態と同様にリレーコイル21が励磁され、リレー接点2
5の可動接点25cが電源側固定接点25bに接続され
る。
【0076】一方、前記第2の浸水検出器30の電極3
0a,30b間がリークすると、前記第1の実施形態と
同様にリレーコイル23が励磁され、リレー接点26の
可動接点26cが電源側固定接点26bに接続される。
【0077】従って、リレー接点25と、リレー接点2
6の両可動接点25c,26cはともに各々電源側固定
接点25b,26bに接続されると、駆動モータMの両
端子にはバッテリ電源Bの電圧がともに印加されるた
め、正転、逆回転のいずれにも駆動されない。
【0078】この状態で、搭乗者が下降スイッチ28を
オン操作すると、リレーコイル23のマイナス端子にバ
ッテリ電源Bの電圧が印加される。リレーコイル23の
両端子にバッテリ電源Bの電圧が印加されるため、リレ
ーコイル23は消磁される。このため、リレー接点26
の可動接点26cが接地側固定接点26aに接続され
る。
【0079】一方、下降スイッチ28のオン操作によっ
て、及び第1励磁回路35によって、リレーコイル21
は励磁が保持されているため、リレー接点25の可動接
点25aが電源側固定接点25bに接続されたままであ
り、この結果、駆動モータMが正回転され、ワイヤ式又
はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記駆動モ
ータMにより駆動されてウインドウガラスが下降する。
【0080】さて、第2実施形態によると、次のような
作用効果を奏する。 (1) 第2実施形態では、下降スイッチ28のマイナ
ス端子と、リレーコイル23の両端子にそれぞれダイオ
ードD1,D2を接続し、下降スイッチ28をオン操作
することによって、リレーコイル23を消磁するように
した。このため、簡単な構成によって、リレーコイル2
3の励磁を阻止することができる。
【0081】(第3実施形態)この第3実施形態は、図
6の従来構成と、同一構成又は相当する構成について
は、同一符号を付して説明を省略し、異なるところを説
明する。
【0082】この実施形態では、図3に示すように、バ
ッテリ電源Bと下降スイッチ28のプラス端子間には、
浸水検出器41と、抵抗R21、抵抗R22の直列回路
が接続されている。浸水検出器41は、自動車が浸水し
た場合、その浸水を検出するためのものであり、図示し
ない回路基板上に一対の電極41a,41bとから構成
されている。
【0083】前記浸水検出器41は、浸水検出手段を構
成するとともに、浸水検出回路を構成する。電極41a
は抵抗R21に接続され、電極41bはバッテリ電源B
に接続されている。そして、両電極41a,41bは互
いに若干の間隙を介して対向配置され、通常時(非浸水
時)は、短絡しないようにされている。前記回路基板は
通常の雨水等では濡れない自動車の居住室内、エンジン
ルーム、トランクルーム等内に配置される。
【0084】なお、下降スイッチ28のプラス端子とリ
レーコイル21のマイナス端子間には、逆流防止用のダ
イオードD3が接続されている。又、リレーコイル23
のプラス端子と下降スイッチ28のプラス端子間には、
トランジスタTR11のコレクタ・エミッタが接続され
ている。又、トランジスタTR11のベースは抵抗R2
1,抵抗R22間の接続点に接続されている。そして、
浸水検出器41の電極41a,41間がリークしている
とき、下降スイッチ28がオン作動された際、バッテリ
電源Bの電圧を両抵抗R21,R22及び前記第2の浸
水検出器41のリーク時のリーク抵抗にて分圧するよう
にされている。そして、抵抗R21と抵抗R22との接
続点の電位をトランジスタTR11のベースに印加し
て、トランジスタTR11をオン作動するようにされて
いる。なお、リレーコイル23のプラス端子と、バッテ
リ電源Bとの間には抵抗R23が接続されており、浸水
検出器41の電極41a,41間がリークしている状態
で、下降スイッチ28がオン作動されて、トランジスタ
TR11が導通した際、同抵抗R23によりデッドショ
ートを防止する。
【0085】前記浸水検出器41の電極41aと接地線
間には、抵抗R24と抵抗R25の直列回路が接続され
ている。又、リレーコイル21のマイナス端子と接地線
間には、トランジスタTR12のコレクタ・エミッタが
接続されている。トランジスタTR12のベースは、抵
抗R24と抵抗R25の接続点に接続されている。
【0086】そして、前記浸水検出器41のリーク時に
おいて、バッテリ電源Bの電圧を両抵抗R24,R25
及び前記浸水検出器41のリーク抵抗にて分圧し、抵抗
R24と抵抗R25との接続点の電位をトランジスタT
R12のベースに印加するようにし、同トランジスタT
R12をオン作動するようにされている。
【0087】前記浸水検出器41、及びトランジスタT
R12、抵抗R24,R25とにより、第1励磁回路3
5が構成されている。第1励磁回路35は第1励磁手段
に相当する。又、トランジスタTR12はスイッチング
手段及び第1スイッチ手段を構成する。
【0088】又、前記浸水検出器41の電極41aと接
地線間には、抵抗R26と抵抗R27の直列回路が接続
されている。又、リレーコイル23のマイナス端子と接
地線間には、トランジスタTR13のコレクタ・エミッ
タが接続されている。トランジスタTR13のベース
は、抵抗R26と抵抗R27の接続点に接続されてい
る。
【0089】そして、前記浸水検出器41のリーク時に
おいて、バッテリ電源Bの電圧を両抵抗R26,R27
及び前記浸水検出器41のリーク抵抗にて分圧し、抵抗
R26と抵抗R27との接続点の電位をトランジスタT
R13のベースに印加するようにし、同トランジスタT
R13をオン作動するようにされている。
【0090】前記浸水検出器41、及びトランジスタT
R13、抵抗R26,R27とにより、第2励磁回路3
6が構成されている。第2励磁回路36は第1励磁手段
に相当する。又、トランジスタTR13はスイッチング
手段及び第2スイッチ手段を構成する。
【0091】又、前記浸水検出器41、及びトランジス
タTR11、抵抗R21,R22とにより、励磁阻止回
路37が構成されている。励磁阻止回路37は励磁阻止
手段に相当する。
【0092】さて、上記のように構成された第3実施形
態の作用を説明する。パワーウインドウ装置10の回路
が水等の電解質に濡れていないときにおいて、オートス
イッチ16、上昇スイッチ29、下降スイッチ28が操
作されたときは前記従来例と同様の作用をするため、そ
の説明を省略する。
【0093】自動車が浸水したとき、回路基板に設けら
れた浸水検出器41の電極間がリークする。このとき、
浸水検出器41の電極41a,41b間がリークする
と、トランジスタTR12はベースに対して抵抗R24
と抵抗R25との接続点の電位が印加され、オン作動す
る。すると、リレーコイル21が励磁され、リレー接点
25の可動接点25cが電源側固定接点25bに接続さ
れる。
【0094】一方、前記浸水検出器41の電極41a,
41b間がリークすると、トランジスタTR13はベー
スに対して抵抗R26と抵抗R27の接続点の電位が印
加され、オン作動する。すると、リレーコイル23が励
磁され、リレー接点26の可動接点26cが電源側固定
接点26bに接続される。
【0095】このようにリレー接点25と、リレー接点
26の両可動接点25c,26cはともに各々電源側固
定接点25b,26bに接続されると、駆動モータMの
両端子にはバッテリ電源Bの電圧がともに印加されるた
め、正転、逆回転のいずれにも駆動されない。
【0096】この状態で、搭乗者が下降スイッチ28を
オン操作すると、トランジスタTR11はベースに抵抗
R21と抵抗R22との接続点の電位が印加されること
により、オン作動する。この結果、リレーコイル23の
プラス端子側の電位が下がり、一方、リレーコイル23
のマイナス端子は前記トランジスタ13のオン作動によ
り、グランド電位となっているため、リレーコイル23
の両端電圧は、感動電圧(開放電圧)より下がる。この
ため、リレー接点26の可動接点26cが電源側固定接
点26bから接地側固定接点26aに接続される。
【0097】一方、第1励磁回路35によって、リレー
コイル21は励磁が保持されているため、リレー接点2
5の可動接点25aが電源側固定接点25bに接続され
たままであり、この結果、駆動モータMが正回転され、
ワイヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が
前記駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスが
下降する。
【0098】さて、本実施形態によると、次のような作
用効果を奏する。 (1) 第3実施形態では、浸水検出器41の電極間が
リークすると、まず、第1励磁回路35及び第2励磁回
路36のそれぞれのトランジスタTR12,TR13が
オン作動して、リレーコイル21,23を励磁するよう
にした、この結果、リレー接点25,26の可動接点2
5c,26cのいずれもが電源側固定接点25b,26
bに接続される。
【0099】従って、第3実施形態においても、このよ
うに、パワーウインドウ装置10の回路基板の浸水(自
動車浸水)時における、上昇スイッチ29、下降スイッ
チ28の入力部側のリーク、或いはリレーコイル21,
23への出力部側におけるリーク等のようにどの箇所で
リークするかが、不確定であっても、浸水検出器41に
よって、確実に両リレーコイル21,23を励磁でき
る。
【0100】この後、下降スイッチ28をオン操作する
と、リレーコイル23のプラス端子の電位を下げ、リレ
ーコイル23の両端子間電圧を感動電圧から下げるよう
にし、同リレーコイル23を消磁するようにした。この
結果、リレー接点26の可動接点26が接地側固定接点
26aに接続されるため、駆動モータMは正回転してウ
インドウガラスを確実に下降することができる。
【0101】(2) 第3実施形態では、単一の浸水検
出器41により、浸水時の電極41a,41b間がリー
クしたときに両リレーコイル21,23を励磁した。こ
の結果、回路基板が浸水したときに、単一の浸水検出器
41により、同時に確実に両リレーコイル21,23を
励磁できる。このことから、浸水時に第1及び第2実施
形態と異なり、各浸水検出器30,31のリーク時期が
互いに僅かでもずれると、ウインドウガラスが搭乗者の
意図しない作動をすることが有り得るが、この第3実施
形態では、単一の浸水検出器41にてリーク検出を行う
ため、そのようなことがない。
【0102】(第4実施形態)次に、第4実施形態を図
4を参照して説明する。なお、前記第3実施形態と同一
構成又は相当する構成については、同一符号を付して、
第3実施形態と異なるところを中心にして説明する。
【0103】この実施形態は、前記第3実施形態の構成
中、第2励磁回路36の一部を構成しているトランジス
タTR13、抵抗R26,R27、及びダイオードD3
が省略されている。
【0104】そして、その代わりに、抵抗R21と抵抗
R22間にはダイオードD4が接続され、ダイオードD
4のアノードは前記抵抗R21に、カソードは抵抗R2
2に接続されている。前記ダイオードD4は、逆流防止
用の素子として機能する。前記抵抗R22のプラス端子
はトランジスタTR11のベースに接続されている。
又、抵抗R21のマイナス端子は、ダイオードD7のア
ノードに接続され、同ダイオードD7のカソードは下降
スイッチ28のプラス端子に接続されている。このダイ
オードD7は、浸水検出器41が水没を検出した際に、
下降スイッチ28がオン操作される前に、トランジスタ
TR11をオン作動させないための、逆流防止用であ
る。
【0105】さらに、リレーコイル21のマイナス端子
は、ダイオードD5のアノードが接続され、同ダイオー
ドD5のカソードはトランジスタTR12のコレクタに
接続されている。
【0106】又、リレーコイル23のマイナス端子はダ
イオードD6のアノードが接続され、同ダイオードD6
のカソードはトランジスタTR12のコレクタに接続さ
れている。
【0107】前記浸水検出器41、及びトランジスタT
R12、抵抗R24,R25、ダイオードD5,D6と
により、リレーコイル21,23をともにリーク時に励
磁する励磁回路35が構成されている。励磁回路35は
単一の励磁手段に相当する。又、トランジスタTR12
はスイッチ手段を構成する。
【0108】又、浸水検出器41、及びトランジスタT
R11、抵抗R21,R22、ダイオードD4とによ
り、励磁阻止回路37が構成されている。励磁阻止回路
37は励磁阻止手段に相当する。
【0109】さて、上記のように構成された第4実施形
態の作用を説明する。この実施形態では、パワーウイン
ドウ装置10の回路が水等の電解質に濡れていないと
き、ウインドウガラスを下降させたい場合、下降スイッ
チ28を1段ダウン側にオン操作する。この操作によ
り、ダイオードD7、下降スイッチ28を介してリレー
コイル21に励磁電流が流れる。このため、駆動モータ
Mが正転され、ウインドウガラスが下降する。
【0110】なお、パワーウインドウ装置10の回路が
水等の電解質に濡れていないときにおいて、手動操作に
より上昇スイッチ29を操作した場合、或いは、オート
スイッチ16と下降スイッチ28を共に操作した場合や
オートスイッチ16と上昇スイッチ29とを共に操作し
た場合には、従来技術と同様の作用をするため、その説
明を省略する。
【0111】自動車が浸水したとき、回路基板に設けら
れた浸水検出器41の電極間がリークする。このとき、
浸水検出器41の電極41a,41b間がリークする
と、トランジスタTR12はベースに対して抵抗R24
と抵抗R25との接続点の電位が印加され、オン作動す
る。すると、リレーコイル21、ダイオードD5、トラ
ンジスタTR12のコレクタ・エミッタに電流が流れ
て、リレーコイル21が励磁され、リレー接点25の可
動接点25cが電源側固定接点25bに接続される。
【0112】又、トランジスタTR12のオン作動によ
り、リレーコイル23、ダイオードD6、トランジスタ
TR12のコレクタ・エミッタに電流が流れて、リレー
コイル23が励磁され、リレー接点26の可動接点26
cが電源側固定接点26bに接続される。
【0113】このようにリレー接点25と、リレー接点
26の両可動接点25c,26cはともに各々電源側固
定接点25b,26bに接続されると、駆動モータMの
両端子にはバッテリ電源Bの電圧がともに印加されるた
め、正転、逆回転のいずれにも駆動されない。
【0114】この状態で、搭乗者が下降スイッチ28を
オン操作すると、トランジスタTR11はベースに抵抗
R21と抵抗R22との接続点の電位が印加されること
により、オン作動する。この結果、リレーコイル23の
プラス端子側の電位が下がり、一方、リレーコイル23
のマイナス端子は前記トランジスタ12のオン作動によ
り、グランド電位となっているため、リレーコイル23
の両端電圧は、感動電圧(開放電圧)より下がる。この
ため、リレー接点26の可動接点26cが電源側固定接
点26bから接地側固定接点26aに接続される。
【0115】一方、励磁回路35によって、リレーコイ
ル21は励磁が保持されているため、リレー接点25の
可動接点25aが電源側固定接点25bに接続されたま
まであり、この結果、駆動モータMが正回転され、ワイ
ヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記
駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスが下降
する。
【0116】さて、第4実施形態によると、次のような
作用効果を奏する。 (1) 第4実施形態では、単一の励磁手段である励磁
回路35(単一の励磁手段)にて、浸水検出器41の電
極間がリークすると、両リレーコイル21,23をとも
に励磁するようにした、この結果、リレー接点25,2
6の可動接点25c,26cのいずれもが電源側固定接
点25b,26bに接続される。
【0117】従って、第4実施形態においても、このよ
うに、パワーウインドウ装置10の回路基板の浸水(自
動車浸水)時における、上昇スイッチ29、下降スイッ
チ28の入力部側のリーク、或いはリレーコイル21,
23への出力部側におけるリーク等のようにどの箇所で
リークするかが、不確定であっても、浸水検出器41に
よって、確実に両リレーコイル21,23を励磁でき
る。
【0118】(2) 第4実施形態では、第3実施形態
と異なり、1つのトランジスタTR12により、両リレ
ーコイル21,23を励磁しているため、第3実施形態
と異なり、トランジスタ素子間のオン作動のバラツキが
ない。そのため、第3実施形態とは異なり、トランジス
タの作動特性の相違に起因したウインドウガラスの搭乗
者の意図しない作動が防止できる。
【0119】本発明の実施形態は、上記実施形態以外に
次のように変更することも可能である。 (1) 前記各実施形態では、パワーウインドウ装置1
0の各スイッチは、サイドドアに設けることを前提とし
ているが、サイドドアに設けることは必須ではなく、例
えば、運転席と助手席との間のコンソールに設けてもよ
く、又、インストルメントパネル等に設けてもよい。
【0120】(2) 前記各実施形態では、運転席のサ
イドドアに設けられるパワーウインドウ装置10に具体
化したが、助手席のサイドア、或いは後部座席用のサイ
ドドアに設けられるパワーウインドウ装置に具体化して
もよい。
【0121】(3) 前記第2の実施形態において、ダ
イオードD1を省略して、ダイオードD2により第2コ
イル励磁阻止回路37を構成してもよい。ここで、特許
請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した
実施形態によって把握される技術的思想をその効果とと
もに以下に挙げる。
【0122】1) 前記励磁阻止手段(37)は、互い
に離間して配置され、一方が電源に接続され、他方が接
地された一対の電極(32a,32b)と、前記下降ス
イッチ(28)の出力側と第2コイル(23)のマイナ
ス端子側間に接続され、前記一対の電極(32a,32
b)間がリーク状態で、前記下降スイッチ(28)がオ
ン操作されたとき、オン作動され、第2コイル(23)
のマイナス端子に電源電圧を印加する第3スイッチ手段
(TR5)とを含むことを特徴とする請求項10に記載
のパワーウインドウ装置。
【0123】2) 請求項10において、励磁阻止手段
は、下降スイッチの出力端子側と、第2コイルの両方の
端子間にそれぞれ接続され、下降スイッチのオン時に下
降スイッチの入力側端子に接続された電源電圧を印加す
るダイオードであるパワーウインドウ装置。こうするこ
とにより、簡単な構成によって、第2コイルの励磁を阻
止できる。前記第2の実施形態において、下降スイッチ
28のプラス端子が入力側端子に相当する。
【0124】3) 上記2)において、励磁阻止手段
は、下降スイッチの出力端子側と、第2コイルのマイナ
ス端子間に接続され、下降スイッチのオン時に下降スイ
ッチの入力側端子に接続された電源電圧を印加するダイ
オードであるパワーウインドウ装置。こうすることによ
り、簡単な構成によって、第2コイルの励磁を阻止でき
る。前記第2の実施形態において、下降スイッチ28の
プラス端子が入力側端子に相当する。
【0125】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1乃至請求
項10の発明によれば、浸水時に第1コイルと、第2コ
イルとを励磁状態に一旦確定させた上で、下降スイッチ
の操作により、第2コイルを消磁するため、下降スイッ
チにて、ウインドウガラスを確実に下降させることがで
きる。
【0126】さらに、請求項2の発明によれば、浸水検
出手段により、浸水検出時に第1コイル、第2コイルを
励磁することにより、請求項1の作用効果を実現でき
る。請求項3の発明によれば、単一の励磁手段により、
第1コイル及び第2コイルを同時に励磁できるため、ウ
インドウガラスの搭乗者の意図しない作動が防止でき
る。
【0127】請求項4の発明によれば、第1励磁手段及
び第2励磁手段により、第1コイル及び第2コイルを同
時に励磁できることにより、請求項1又は請求項2の効
果を実現できる。
【0128】請求項5の発明によれば、第1コイル及び
第2コイルのうち少なくとも一方のコイルを励磁するス
イッチング手段を含むことによって、請求項1乃至請求
項4のうちのいずれかの効果を実現できる。
【0129】請求項6の発明によれば、浸水時に第1コ
イル及び第2コイルを各別に励磁する一対のスイッチン
グ手段を含むことにより、請求項1又は請求項2の作用
効果を実現する。
【0130】請求項7の発明によれば、浸水検出手段を
単一の浸水検出回路から構成することにより、リーク検
出を確実に行うことができ、請求項2の効果を実現でき
る。請求項8の発明によれば、浸水検出手段を一対備
え、浸水時にそれぞれが一対のスイッチング手段を各別
にオン作動することにより、請求項6の効果を実現でき
る。
【0131】請求項9の発明によれば、一対の電極を含
む浸水検出回路は、浸水時に両電極間にリーク電流が流
れることにより浸水検出をできる。請求項10の発明に
よれば、下降スイッチのオン作動時に、励磁阻止手段に
よって、第2コイルの両端子電位を感動電圧より低くす
ることにより、第2コイルの励磁を阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のパワーウインドウ装置の駆動
回路の電気回路図。
【図2】第2の実施形態のパワーウインドウ装置の駆動
回路の電気回路図。
【図3】第3の実施形態のパワーウインドウ装置の駆動
回路の電気回路図。
【図4】第4の実施形態のパワーウインドウ装置の駆動
回路の電気回路図。
【図5】従来のパワーウインドウ装置の駆動回路の電気
回路図。
【図6】他の従来のパワーウインドウ装置の駆動回路の
電気回路図。
【符号の説明】
10…パワーウインドウ装置、21…リレーコイル(第
1コイルを構成する。)、23…リレーコイル(第2コ
イルを構成する。)25…リレー接点(第1リレー接点
を構成する。)、25a…接地側固定接点(接地側接点
を構成する。)、25b…電源側固定接点(電源側接点
を構成する。)、25c…可動接点、26…リレー接点
(第2リレー接点を構成する。)、26a…接地側固定
接点(接地側接点を構成する。)、26b…電源側固定
接点(電源側接点を構成する。)、26c…可動接点、
28…下降スイッチ、29…上昇スイッチ、30…第2
の浸水検出器(浸水検出手段及び浸水検出回路を構成す
る。)、31…第1の浸水検出器(浸水検出手段及び浸
水検出回路を構成する。)、41…浸水検出器(浸水検
出手段及び浸水検出回路を構成する。)、30a,30
b,31a,31b,41a,41b…電極、35…第
1励磁回路(第1励磁手段を構成する。)、36…第2
励磁回路(第2励磁手段を構成する。)、37…第2コ
イル励磁阻止回路(励磁阻止手段を構成する。)、M…
駆動モータ(駆動源を構成する)、TR3…トランジス
タ(スイッチング手段、第1スイッチ手段を構成す
る。)、TR4…トランジスタ(スイッチング手段、第
2スイッチ手段を構成する。)、TR5…トランジスタ
(第3スイッチ手段を構成する。)。TR12…トラン
ジスタ(スイッチング手段、第1スイッチ手段を構成す
る。)、TR13…トランジスタ(スイッチング手段、
第2スイッチ手段を構成する。)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 一成 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 丹羽 武彦 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 松葉 知佳 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 西村 浩三 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドウガラスを下降又は上昇駆動す
    る駆動源(M)と、 前記駆動源(M)の両端子に対して、それぞれ接続され
    た第1リレー接点(25)及び第2リレー接点(26)
    と、 励磁時には前記第1リレー接点(25)を作動して前記
    駆動源(M)を下降作動する第1コイル(21)と、 励磁時には前記第2リレー接点(26)を作動して前記
    駆動源(M)を上昇作動する第2コイル(23)と、 前記第1コイル(21)を励磁作動させるための下降ス
    イッチ(28)と、 前記第2コイル(23)を励磁作動させるための上昇ス
    イッチ(29)とを備えたパワーウインドウ装置におい
    て、 浸水時に前記第1コイル(21)及び前記第2コイルを
    励磁する励磁手段(35,36)と、 前記励磁手段(35,36)が各コイル(21,23)
    を励磁している状態のとき、前記下降スイッチ(28)
    のオン操作に基づいて、前記第2コイル(23)の励磁
    を阻止する励磁阻止手段(37)を設けたことを特徴と
    するパワーウインドウ装置。
  2. 【請求項2】 前記励磁手段は、浸水検出手段(30,
    31,41)を含み、同浸水検出手段(41)の浸水検
    出時に第1コイル(21)及び第2コイル(23)を励
    磁するものである請求項1に記載のパワーウインドウ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記励磁手段は、浸水時に前記第1コイ
    ル(21)及び第2コイル(23)を同時に励磁する単
    一の励磁手段にて構成されている請求項1又は請求項2
    に記載のパワーウインドウ装置。
  4. 【請求項4】 前記励磁手段は、浸水時に前記第1コイ
    ル(21)を励磁する第1励磁手段及び及び第2コイル
    (23)を励磁する第2励磁手段にて構成されている請
    求項1又は請求項2に記載のパワーウインドウ装置。
  5. 【請求項5】 前記励磁手段は、浸水時に前記第1コイ
    ル(21)及び第2コイル(23)のうち少なくとも一
    方のコイルを励磁するスイッチング手段を含むものであ
    る請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載のパ
    ワーウインドウ装置。
  6. 【請求項6】 前記励磁手段は、浸水時に前記第1コイ
    ル(21)及び第2コイル(23)を各別に励磁する一
    対のスイッチング手段を含むものである請求項1又は請
    求項2に記載のパワーウインドウ装置。
  7. 【請求項7】 前記浸水検出手段は、単一の浸水検出回
    路から構成されているものである請求項2に記載のパワ
    ーウインドウ装置。
  8. 【請求項8】 前記浸水検出手段は、一対備え、浸水時
    にそれぞれが一対のスイッチング手段を各別にオン作動
    するものである請求項6に記載のパワーウインドウ装
    置。
  9. 【請求項9】 前記浸水検出手段(30,31,41)
    は、 互いに離間した一対の電極(30a,30b等)を含む
    浸水検出回路にて構成され、浸水時に両電極間にリーク
    電流が流れることにより浸水検出を行うものである請求
    項2乃至請求項8のうちいずれか1項に記載のパワーウ
    インドウ装置。
  10. 【請求項10】 前記励磁阻止手段(37)は、下降ス
    イッチ(28)のオン作動時に、第2コイル(23)の
    両端子電位を感動電圧より低くするものである請求項2
    乃至請求項9のうちいずれか1項に記載のパワーウイン
    ドウ装置。
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