JP3566049B2 - パワーウインドウ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、車両に設けられるパワーウインドウ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両のサイドドア等のウインドウガラスを自動的に開閉させるためにパワーウインドウ装置が用いられている。そして、搭乗者が前記パワーウインドウ装置に設けられた、マニュアルのアップスイッチ(上昇スイッチ)又はダウンスイッチ(下降スイッチ)をオン操作することにより、ウインドウガラスがアップ側又はダウン側に駆動されるようにされている。
【0003】
図5は、従来のパワーウインドウ装置の駆動回路の一例を示している。なお、この駆動回路20は、図示しないドア電子制御装置(Electronic Control Unit 、以下、ドアECUという)に対して設けられている。この駆動回路20について説明する。
【0004】
バッテリ電源Bと接地線間には、第1リレー回路22のリレーコイル21、トランジスタTR1のコレクタ・エミッタが直列に接続され、又、第2リレー回路24のリレーコイル23と、トランジスタTR2のコレクタ・エミッタが直列に接続されている。前記トランジスタTR1のベースは、前記ドアECUの出力端子に接続されている。又、前記トランジスタTR2のベースは、前記ドアECUの出力端子に接続されている。
【0005】
下降スイッチ28の固定接点は前記トランジスタTR1のコレクタに接続され、可動接点は接地されている。下降スイッチ28はオン操作されていない非操作時には、図示しないバネにより付勢されて、オフ状態とされている。
【0006】
又、上昇スイッチ29の固定接点は前記トランジスタTR2のコレクタに接続され、可動接点は接地されている。上昇スイッチ29はオン操作されていない非操作時には、図示しないバネにより付勢されて、オフ状態とされている。
【0007】
駆動モータMは、図示しない車両のウインドウガラスを上昇又は下降駆動する直流モータからなる。
又、前記バッテリ電源Bと、駆動モータMの一方の端子間には、前記第1リレー回路22のリレー接点25が設けられている。同リレー接点25の可動接点25cは、駆動モータMの一方の端子に接続され、同リレー接点25の電源側固定接点25aはバッテリ電源Bに接続されるとともに接地側固定接点25bは接地線L1に接続されている。
【0008】
同リレー接点25は、a接点とされており、前記コイル21が消磁時には可動接点25cが、接地側固定接点25bに接続されている。又、前記リレー接点25の可動接点25cは、前記リレーコイル21が励磁されると、電源側固定接点25aに接続される。
【0009】
又、前記バッテリ電源Bと、駆動モータMの他方の端子間には、前記第2リレー回路24のリレー接点26が設けられている。同リレー接点26の可動接点26cは、駆動モータMの他方の端子に接続され、同リレー接点26の電源側固定接点26aはバッテリ電源Bに接続されるとともに接地側固定接点26bは接地線L1に接続されている。
【0010】
同リレー接点26は、a接点とされており、前記コイル23が消磁時には可動接点26cが、接地側固定接点26bに接続されている。又、前記リレー接点26の可動接点26cは、前記リレーコイル23が励磁されると、電源側固定接点26aに接続される。
【0011】
前記下降スイッチ28、上昇スイッチ29は、例えば2段クリック式のスイッチであってタンブラ型とされており、一側側(以下、ダウン側という)を一段押圧すると下降スイッチ28として機能し、すなわち、下降スイッチ28の可動接点が電源側固定接点に接続される。又、他側側(以下、アップ側という)を一段押圧すると上昇スイッチ29として機能し、すなわち、上昇スイッチ29の可動接点が電源側固定接点に接続される。
【0012】
又、ダウン側を2段押圧すると、下降スイッチ28及び図示しないオートスイッチがともにオン作動する。又、アップ側を2段押圧すると、上昇スイッチ29、及び前記オートスイッチがともにオン作動する。なお、オートで操作する場合は、2段押圧した後、下降スイッチ28、上昇スイッチ29の押圧を解除する。従って、下降スイッチ28、上昇スイッチ29は図5に示すように、可動接点がともにオフ位置となる。
【0013】
前記オートスイッチはドアECUに接続されており、オートスイッチが下降スイッチ28の操作にともなってダウン側にオンされると、前記ドアECUは、そのオン操作に基づいて、前記第1リレー回路22のトランジスタTR1のベースにハイ(H)レベルのダウン制御信号を印加する。トランジスタTR1は、前記ダウン制御信号に基づいて、オン作動し、リレーコイル21に励磁電流を流すようにされている。
【0014】
この結果、リレーコイル21の励磁によって、リレー接点25の可動接点25cが接地側固定接点25bから電源側固定接点25aに切換接続されるため、駆動モータMが正転される。この正転により、ワイヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスが下降する。
【0015】
又、前記ドアECUは、オートスイッチが上昇スイッチ29の操作にともなってアップ側にオンされると、そのオン操作に基づいて、前記第2リレー回路24のトランジスタTR2のベースにハイ(H)レベルのアップ制御信号を印加する。トランジスタTR2は、前記アップ制御信号に基づいて、オン作動し、リレーコイル23に励磁電流を流すようにされている。
【0016】
この結果、リレーコイル23の励磁によって、リレー接点26の可動接点26cが接地側固定接点26bから電源側固定接点26aに切換接続されるため、駆動モータMが逆転される。この逆転により、ワイヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスを上昇する。
【0017】
又、手動操作により、ウインドウガラスを下降させたい場合、下降スイッチ28を1段ダウン側にオン操作する。この操作により、リレーコイル21に励磁電流が流れる。このため、前記トランジスタTR1がオンしたときと同様に駆動モータMが正転され、ウインドウガラスが下降する。
【0018】
又、手動操作により、ウインドウガラスを上昇させたい場合、上昇スイッチ29を1段アップ側にオン操作する。この操作により、リレーコイル23に励磁電流が流れる。このため、前記トランジスタTR2がオンしたときと同様に駆動モータMが逆転され、ウインドウガラスが上昇する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記のようなパワーウインドウ装置は、前記オートスイッチが雨水等の電解質の液にて濡れた場合、各接点間がリークすることがある。又、ドアECUの内部回路がリークして、ドアECUから、ダウン制御信号及びアップ制御信号が同時に印加したりして誤作動する場合がある。
【0020】
いずれの場合においても、第1リレー回路22、第2リレー回路24のリレーコイル21,23のいずれもが励磁して、リレー接点25,26が同時にオン(可動接点25c,26cが電源側固定接点25a,26aに接続)するため、駆動モータMの両端子にはバッテリ電源Bの電圧が印加され、駆動モータMは駆動しない。
【0021】
このため、この状態のときに、下降スイッチ28をオン操作しても、リレー接点25,26が同時にオン(可動接点25c,26cが電源側固定接点25a,26aに接続)しているため、駆動モータMの両端子にはバッテリ電源Bの電圧が印加され、駆動モータMは下降作動しないことになる。
【0022】
本発明は上記の課題を解消するためになされたものであり、パワーウインドウ装置が水に濡れた状態であっても、下降スイッチをオン操作したとき、ウインドウガラスを下降できるようにしたパワーウインドウ装置を提供することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ウインドウガラスを下降又は上昇駆動する駆動源と、前記駆動源の両端子に対して、それぞれ接続された一対のリレー接点であって、各リレー接点は電源供給のための電源側接点、接地側接点及び可動接点をそれぞれ備え、可動接点が前記電源側接点、接地側接点間を選択的に切換接続する第1リレー接点及び第2リレー接点と、励磁時には前記第1リレー接点の可動接点を電源側接点に接続して前記駆動源を下降作動するとともに、消磁時には、第1リレー接点の可動接点を接地側接点に接続する第1コイルと、前記第1コイルの励消磁を行う下降スイッチを含む下降スイッチング手段と、励磁時には前記第2リレー接点の可動接点を電源側接点に接続し、前記駆動源を上昇作動するとともに、消磁時には、第2リレー接点の可動接点を接地側接点に接続する第2コイルと、前記第2コイルの励磁・消磁を行う上昇スイッチング手段とを備えたパワーウインドウ装置において、浸水時にリークにより導通可能に設けられたリーク検出回路と、前記リーク検出回路に接続され、前記リーク検出回路のリーク時の導通と、前記下降スイッチのオン作動に基づいて前記第2コイルの両端を短絡する短絡スイッチング手段とを備えたことを特徴とするパワーウインドウ装置を要旨とするものである。
【0024】
請求項2の発明は、請求項1において、短絡スイッチング手段は、トランジスタにて構成され、前記リーク検出回路は、ベース抵抗が接続されるとともに、リーク時の導通によって、前記ベース抵抗の電圧を前記トランジスタのベース電圧として印加するように前記トランジスタに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のパワーウインドウ装置を要旨とするものである。
【0025】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2において、前記下降スイッチング手段は、下降スイッチの他に、制御手段からの制御信号に基づいてスイッチング作動するスイッチング素子を含み、第1コイルは同スイッチング素子が接続され、同スイッチング素子のスイッチング作動によって励消磁可能とされているパワーウインドウ装置を要旨とするものである。
【0026】
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、前記上昇スイッチング手段は、制御手段からの制御信号に基づいてスイッチング作動するスイッチング素子を含み、第2コイルは同スイッチング素子が接続され、同スイッチング素子のスイッチング作動によって励消磁可能とされているパワーウインドウ装置を要旨とするものである。
【0027】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、パワーウインドウ装置の回路がリークして、第1コイル、第2コイルがともに励磁されたとき、第1リレー接点及び第2リレー接点はともに可動接点が電源側接点に接続される。
【0028】
この状態のとき、下降スイッチをオン操作すると、リーク検出回路は浸水によりリーク(導通)しているため、短絡スイッチング手段は、第2コイルの両端を短絡する。このため、第2コイルは消磁されて、第2リレー接点の可動接点は接地側接点に接続される。一方、第1コイルのみは引き続き励磁されているため、第1リレー接点の可動接点は電源側接点に接続されている。この結果、駆動源は下降作動し、ウインドウガラスを下降させる。
【0029】
請求項2に記載の発明によれば、リーク検出回路が浸水すると、リーク検出回路は導通する。この状態で、下降スイッチをオン操作すると、ベース抵抗の電圧がベース電圧としてトランジスタに印加される。すると、トランジスタはベース電圧が所定電圧の場合、オン作動し、第2コイルの両端を短絡する。
【0030】
請求項3に記載の発明によれば、スイッチング素子は、制御手段からの制御信号に基づいてスイッチング作動する。前記第1コイルは、前記スイッチング素子のスイッチング作動によって励消磁する。
【0031】
請求項4に記載の発明によれば、スイッチング素子は、制御手段からの制御信号に基づいてスイッチング作動する。前記第2コイルは、前記スイッチング素子のスイッチング作動によって励消磁する。
【0032】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明を車両としての4ドアセダン型の自動車のパワーウインドウ装置に具体化した第1の実施形態を図1乃至図2を参照して説明する。なお、図5に示す前記従来例と、同一構成又は相当する構成については、同一符号を付して説明を省略し、異なるところを説明する。
【0033】
図2は、パワーウインドウ装置10の電気的構成を示すブロック図を示し、図1は、駆動モータMを駆動するための駆動回路20を示している。
この実施形態のパワーウインドウ装置10は、自動車の運転席のサイドドアに設けられたものである。
【0034】
パワーウインドウ装置10はドアECU12、駆動回路20、駆動モータMとを備えている。
この実施形態では、リレーコイル21のマイナス端子と接地線間には前記従来例の下降スイッチ28を接続する代わりに、トランジスタTR3のコレクタ・エミッタが接続されている。又、バッテリ電源Bと接地線間には、下降スイッチ28と抵抗R2,R3の直列回路が接続されている。又、抵抗R2と抵抗R3の接続点は前記トランジスタTR3のベースに接続されている。そして、下降スイッチ28がオン操作されると、抵抗R3の電圧をベース電圧として印加し、トランジスタTR3をオン(導通)するようにされている。
【0035】
又、リレーコイル23のマイナス端子と接地線間には前記従来例の上昇スイッチ29を接続する代わりに、抵抗R4、トランジスタTR4のコレクタ・エミッタが接続されている。又、バッテリ電源Bと接地線間には、上昇スイッチ29と抵抗R5,R6の直列回路が接続されている。又、抵抗R5と梃R6の接続点はトランジスタTR4のベースに接続されている。そして、上昇スイッチ29がオン操作されると、抵抗R6の電圧をベース電圧として印加し、トランジスタTR4をオン(導通)するようにされている。
【0036】
又、バッテリ電源Bと接地線間には、抵抗R7,抵抗R8、及び浸水検出器30が接続されている。
浸水検出器30は、若干互いに離間して配置された第1電極31,及び第2電極32とからなる。なお、浸水検出器30は、前記ドアECU12等が設けられた場所と同じところ又は近接した位置に設けるのが好ましい。
【0037】
又、前記下降スイッチ28のマイナス端子と、リレーコイル23と抵抗R4の接続点には、トランジスタTR5のエミッタ・コレクタが接続されている。そして、トランジスタTR5のベースは前記抵抗R7と抵抗R8との接続点に接続されている。そして、前記浸水検出器30は、第1電極31と第2電極32が浸水してリークした場合、抵抗R8及び浸水検出器30のリーク抵抗の電圧をトランジスタTR5のベースに印加し、トランジスタTR5をオン(導通)するようにされている。
【0038】
なお、図2において、16は従来例で説明したオートスイッチである。
オートスイッチ16は、2段ダウン操作したとき、下降スイッチ28とともに、オン作動する。又、2段アップ操作したとき、上昇スイッチ29とともにオン作動する。
【0039】
オートスイッチ16は、前記のようにダウン側、或いはアップ側にオン操作された場合には、オートスイッチ16の押圧操作を解除してもドアECU12は、ウインドウガラスが全閉位置、又は、全開位置に達するまで、各トランジスタTR1又はTR2に対してダウン又はアップ制御信号を印加し、駆動モータMを正転又は逆転させる。そして、この駆動モータMの回転により、下降するウインドウガラスが全開位置に位置すると、全開位置リミットスイッチ(図示しない)が検出し、又は、上昇するウインドウガラスが全閉位置に位置すると、全閉位置リミットスイッチ(図示しない)が検出作動するようにされている。
【0040】
そして、いずれかのリミットスイッチが検出すると、その検出に基づいてドアECU12は、ダウン制御信号又はアップ制御信号の印加を停止して前記駆動モータMを駆動を停止させ、ウインドウガラスを全開位置又は全閉位置に保持するようにされている。
【0041】
なお、この実施形態では、トランジスタTR1〜TR4はNPNトランジスタにて構成され、トランジスタTR5は、PNP型トランジスタにて構成されている。
【0042】
この実施形態では、前記駆動モータMが駆動源に相当し、下降スイッチ28及びトランジスタTR1がそれぞれ下降スイッチング手段に相当し、上昇スイッチ29及びトランジスタTR2が上昇スイッチング手段に相当する。又、ドアECU12が制御手段に相当する。
【0043】
さらに、リレーコイル21が第1コイルに相当し、リレー接点25が第1リレー接点に相当し、第1リレー回路22が第1リレー手段を構成する。そして、電源側固定接点25aが電源側接点に相当し、接地側固定接点25bが接地側接点に相当する。
【0044】
又、リレーコイル23が第2コイルに相当し、リレー接点26が第2リレー接点に相当し、第2リレー回路24が第2リレー手段を構成する。そして、電源側固定接点26aが電源側接点に相当し、接地側固定接点26bが接地側接点に相当する。
【0045】
又、浸水検出器30がリーク検出回路に相当し、トランジスタTR5が短絡スイッチング手段に相当し、抵抗R8がベース抵抗に相当する。さらに、トランジスタTR1及びトランジスタTR2はスイッチング素子に相当する。
【0046】
上記のように構成された構成されたパワーウインドウ装置10の作用について説明する。
手動操作により、ウインドウガラスを下降させたい場合、下降スイッチ28を1段ダウン側にオン操作する。この操作により、抵抗R3の電圧(ベース電圧)がトランジスタTR3のベースに印加され、トランジスタTR3がオン(導通)する。この結果、リレーコイル21に励磁電流が流れ、リレーコイル21の励磁によって、リレー接点25の可動接点25cが接地側固定接点25bから電源側固定接点25aに切換接続されるため、駆動モータMが正転される。この正転により、ワイヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスが下降する。
【0047】
なお、通常状態では、浸水検出器30の第1電極31と第2電極32間は、オープンとなっているため、前記下降スイッチ28をオン操作したときにおいても、トランジスタTR5がオン(導通)することはない。
【0048】
手動操作により、ウインドウガラスを上昇させたい場合、上昇スイッチ29を1段アップ側にオン操作する。この操作により、抵抗R6の電圧(ベース電圧)がトランジスタTR4のベースに印加され、トランジスタTR4がオン(導通)する。この結果、リレーコイル23に励磁電流が流れ、リレーコイル23の励磁によって、リレー接点26の可動接点26cが接地側固定接点26bから電源側固定接点26aに切換接続されるため、駆動モータMが逆転される。この逆転により、ワイヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスが上昇する。
【0049】
又、オートスイッチ16が下降スイッチ28の操作にともなってダウン側にオンされると、ドアECU12は、そのオン操作に基づいて、トランジスタTR1のベースにハイ(H)レベルのダウン制御信号を印加する。トランジスタTR1は、前記ダウン制御信号に基づいて、オン作動し、リレーコイル21に励磁電流を流す。
【0050】
この結果、リレーコイル21の励磁によって、リレー接点25の可動接点25cが接地側固定接点25bから電源側固定接点25aに切換接続されるため、駆動モータMが正転される。この正転により、ワイヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスが下降する。
【0051】
又、前記ドアECUは、オートスイッチが上昇スイッチ29の操作にともなってアップ側にオンされると、そのオン操作に基づいて、前記トランジスタTR2のベースにハイ(H)レベルのアップ制御信号を印加する。トランジスタTR2は、前記アップ制御信号に基づいて、オン作動し、リレーコイル23に励磁電流を流す。
【0052】
この結果、リレーコイル23の励磁によって、リレー接点26の可動接点26cが接地側固定接点26bから電源側固定接点26aに切換接続されるため、駆動モータMが逆転される。この逆転により、ワイヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスを上昇する。
【0053】
次に、オートスイッチ16、ドアECU12、又は、トランジスタTR1,TR2の回路が雨水等の電解質の液にて濡れたとき、回路リークする。このため、トランジスタTR1及びトランジスタTR2が共にオン作動する場合がある。すると、第1リレー回路22、第2リレー回路24のリレーコイル21,23のいずれもが励磁して、リレー接点25,26が同時にオン状態(可動接点25c,26cが電源側固定接点25a,26aに接続された状態)となり、駆動モータMの両端子にバッテリ電源Bの電圧が印加されるため、駆動モータMは駆動しない。
【0054】
この状態のとき、浸水検出器30の第1電極31、第2電極32間が同じく雨水等の電解質の液にて濡れると、回路リークし、抵抗R8及び浸水検出器30のリーク抵抗の電圧をトランジスタTR5のベースに印加し、トランジスタTR5がオン(導通)可能な状態となっている。しかし、下降スイッチ28がオン操作されていないため、リレーコイル23の両端子は短絡しない。
【0055】
上記のような状態のとき、下降スイッチ28をオン操作すると、トランジスタTR5が導通するため、リレーコイル23の両端子が短絡する。この結果、リレーコイル23は消磁され、そのリレー接点26の可動接点26cが接地側固定接点26bに接続される。このため、駆動モータMが正転され、ワイヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスが下降する。
【0056】
さて、本実施形態によると、次のような作用効果を奏する。
(1) 本実施形態では、オートスイッチ16、ドアECU12、又は、トランジスタTR1,TR2の回路が雨水等の電解質の液にて濡れてリークした状態にあっても、下降スイッチ28をオン操作すると、リレーコイル23の両端子間を短絡させるようにした。
【0057】
この結果、駆動モータMが正転するため、回路が水等に濡れて、リークされた状態にあっても、下降スイッチ28のオン操作により、ウインドウガラスを下降することができる。
【0058】
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を図3及び図4を参照して説明する。なお、この実施形態においては、第1の実施形態と同一構成又は相当する構成については、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0059】
図4は、パワーウインドウ装置10の電気的構成を示すブロック図を示し、図1は、駆動モータMを駆動するための駆動回路20を示している。
この実施形態のパワーウインドウ装置10も第1実施形態と同様に、自動車の運転席のサイドドアに設けられたものである。
【0060】
この実施形態では、リレーコイル21のプラス端子とバッテリ電源B間には前記従来例の下降スイッチ28を接続する代わりに、トランジスタTR3のコレクタ・エミッタが接続されている。又、バッテリ電源Bと接地線間には、抵抗R2,R3と下降スイッチ28の直列回路が接続されている。又、抵抗R2と抵抗R3の接続点は前記トランジスタTR3のベースに接続されている。そして、下降スイッチ28がオン操作されると、抵抗R3の電圧をベース電圧として印加し、トランジスタTR3をオン(導通)するようにされている。
【0061】
又、リレーコイル23のプラス端子とバッテリ電源B間には前記従来例の上昇スイッチ29を接続する代わりに、トランジスタTR4のエミッタ・コレクタ、抵抗R4が接続されている。又、バッテリ電源Bと接地線間には、抵抗R5,R6、上昇スイッチ29の直列回路が接続されている。又、抵抗R5と梃R6の接続点はトランジスタTR4のベースに接続されている。そして、上昇スイッチ29がオン操作されると、抵抗R6の電圧をベース電圧として印加し、トランジスタTR4をオン(導通)するようにされている。
【0062】
又、バッテリ電源Bと接地線間には、浸水検出器30、抵抗R7,R8の直列回路が接続されている。
又、前記下降スイッチ28のプラス端子と、抵抗R4・リレーコイル23の接続点間には、トランジスタTR5のコレクタ・エミッタが接続されている。そして、トランジスタTR5のベースは前記抵抗R7と抵抗R8との接続点に接続されている。そして、前記浸水検出器30は、第1電極31と第2電極32が浸水してリークした場合、抵抗R8の電圧をトランジスタTR5のベースに印加し、トランジスタTR5をオン(導通)するようにされている。
【0063】
なお、この実施形態では、トランジスタTR1,TR2及びTR5はNPNトランジスタ、又、トランジスタTR3及びTR4はPNPトランジスタにて構成されている。
【0064】
第2の実施形態の作用について説明する。
上記のように構成されたパワーウインドウ装置10は前記第1実施形態と同様に、手動操作により、ウインドウガラスを下降させたい場合、或いはウインドウガラスを上昇させたい場合、下降スイッチ28又は上昇スイッチ29を1段ダウン側或いはアップ側にオン操作する。この操作により、前記第1実施形態と同様に駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスが下降又は上昇する。
【0065】
なお、通常状態では、浸水検出器30の第1電極31と第2電極32間は、オープンとなっているため、前記下降スイッチ28をオン操作したときにおいても、トランジスタTR5がオン(導通)することはない。
【0066】
又、オートスイッチ16が下降スイッチ28の操作にともなってダウン側にオンされると、ドアECU12は、そのオン操作に基づいて、トランジスタTR1のベースにハイ(H)レベルのダウン制御信号を印加する。トランジスタTR1は、前記ダウン制御信号に基づいて、オン作動する。この結果、抵抗R2の電圧がトランジスタTR3のベースに印加され、トランジスタTR3がオン(導通)することにより、リレーコイル21が励磁される。
【0067】
このため、リレー接点25の可動接点25cが接地側固定接点25bから電源側固定接点25aに切換接続されるため、駆動モータMが正転される。この正転により、ワイヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスが下降する。
【0068】
又、前記ドアECU12は、オートスイッチ16が上昇スイッチ29の操作にともなってアップ側にオンされると、そのオン操作に基づいて、前記トランジスタTR2のベースにハイ(H)レベルのアップ制御信号を印加する。トランジスタTR2は、前記アップ制御信号に基づいて、オン作動する。この結果、抵抗R5の電圧がトランジスタTR4のベースに印加され、トランジスタTR4がオン(導通)することにより、リレーコイル23が励磁される。
【0069】
この結果、リレー接点26の可動接点26cが接地側固定接点26bから電源側固定接点26aに切換接続されるため、駆動モータMが逆転される。この逆転により、ワイヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスを上昇する。
【0070】
次に、オートスイッチ16、ドアECU12、又は、トランジスタTR1,TR2の回路が雨水等の電解質の液にて濡れたとき、回路リークする。このため、トランジスタTR1及びトランジスタTR2が共にオン作動する場合がある。
【0071】
すると、抵抗R2の電圧がトランジスタTR3のベースに印加され、トランジスタTR3がオン(導通)することにより、リレーコイル21が励磁される。一方、抵抗R5の電圧がトランジスタTR4のベースに印加され、トランジスタTR4がオン(導通)することにより、リレーコイル23が励磁される。
【0072】
この結果、第1リレー回路22、第2リレー回路24のリレーコイル21,23のいずれもが励磁して、リレー接点25,26が同時にオン状態(可動接点25c,26cが電源側固定接点25a,26aに接続された状態)となり、駆動モータMの両端子にバッテリ電源Bの電圧が印加されるため、駆動モータMは駆動しない。
この状態のとき、浸水検出器30の第1電極31、第2電極32間が同じく雨水等の電解質の液にて濡れると、回路リークし、抵抗R8及び浸水検出器30のリーク抵抗の電圧をトランジスタTR5のベースに印加し、トランジスタTR5がオン(導通)可能な状態となっている。しかし、下降スイッチ28がオン操作されていないため、リレーコイル23の両端子は短絡しない。
【0073】
上記のような状態のとき、下降スイッチ28をオン操作すると、トランジスタTR5が導通するため、リレーコイル23の両端子が短絡する。この結果、リレーコイル23は消磁され、そのリレー接点26の可動接点26cが接地側固定接点26bに接続される。このため、駆動モータMが正転され、ワイヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスが下降する。
【0074】
本実施形態によると、次のような作用効果を奏する。
(1) 本実施形態においても、前記第1実施形態と同様の効果を奏する。
本発明の実施形態は、上記実施形態以外に次のように変更することも可能である。
【0075】
(1) 前記各実施形態では、パワーウインドウ装置10の各スイッチは、サイドドアに設けることを前提としているが、サイドドアに設けることは必須ではなく、例えば、運転席と助手席との間のコンソールに設けてもよく、又、インストルメントパネル等に設けてもよい。
【0076】
ここで、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想をその効果とともに以下に挙げる。
(1) 請求項3又は請求項4において、リーク検出回路は、制御手段と同じ場所又は近接して配置されていることを特徴とするパワーウインドウ装置。 こうすることにより、制御回路第が浸水した場合、リーク検出回路がリーク検出を行なうことができる。
【0077】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1乃至請求項4の発明によれば、パワーウインドウ装置の回路が水に濡れてリークした状態であっても、下降スイッチを操作すれば、ウインドウガラスを下降できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のパワーウインドウ装置の駆動回路の電気回路図。
【図2】同じくパワーウインドウ装置の電気的構成を示す電気回路図。
【図3】第2の実施形態のパワーウインドウ装置の駆動回路の電気回路図。
【図4】同じくパワーウインドウ装置の電気的構成を示す電気回路図。
【図5】従来のパワーウインドウ装置の駆動回路の電気回路図。
【符号の説明】
10…パワーウインドウ装置、12…ドアECU(制御手段を構成する。)、16…オートスイッチ、21…リレーコイル(第1コイルを構成する。)、
22…第1リレー回路(第1リレー手段を構成する。)、
23…リレーコイル(第2コイルを構成する。)、
24…第2リレー回路(第2リレー手段を構成する。)、
25…リレー接点(第1リレー接点を構成する。)、
25a…電源側固定接点(電源側接点を構成する。)、
25b…接地側固定接点(接地側接点を構成する。)、
26…リレー接点(第2リレー接点を構成する。)、
26a…電源側固定接点(電源側接点を構成する。)、
26b…接地側固定接点(接地側接点を構成する。)、
28…下降スイッチ(下降スイッチング手段を構成する。)、
29…上昇スイッチ(上昇スイッチング手段を構成する。)、
30…浸水検出器(リーク検出回路を構成する。)、
TR1…トランジスタ(下降スイッチング手段及びスイッチング素子を構成する。)、
TR2…トランジスタ(上昇スイッチング手段及びスイッチング素子を構成する。)、
M…駆動モータ(駆動源を構成する)。

Claims (4)

  1. ウインドウガラスを下降又は上昇駆動する駆動源と、
    前記駆動源の両端子に対して、それぞれ接続された一対のリレー接点であって、各リレー接点は電源供給のための電源側接点、接地側接点及び可動接点をそれぞれ備え、可動接点が前記電源側接点、接地側接点間を選択的に切換接続する第1リレー接点及び第2リレー接点と、
    励磁時には前記第1リレー接点の可動接点を電源側接点に接続して前記駆動源を下降作動するとともに、消磁時には、第1リレー接点の可動接点を接地側接点に接続する第1コイルと、
    前記第1コイルの励消磁を行う下降スイッチを含む下降スイッチング手段と、
    励磁時には前記第2リレー接点の可動接点を電源側接点に接続し、前記駆動源を上昇作動するとともに、消磁時には、第2リレー接点の可動接点を接地側接点に接続する第2コイルと、
    前記第2コイルの励磁・消磁を行う上昇スイッチング手段と
    を備えたパワーウインドウ装置において、
    浸水時にリークにより導通可能に設けられたリーク検出回路と、
    前記リーク検出回路に接続され、前記リーク検出回路のリーク時の導通と、前記下降スイッチのオン作動に基づいて前記第2コイルの両端を短絡する短絡スイッチング手段とを備えたことを特徴とするパワーウインドウ装置。
  2. 短絡スイッチング手段は、トランジスタにて構成され、
    前記リーク検出回路は、ベース抵抗が接続されるとともに、リーク時の導通によって、前記ベース抵抗の電圧を前記トランジスタのベース電圧として印加するように前記トランジスタに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のパワーウインドウ装置。
  3. 前記下降スイッチング手段は、下降スイッチの他に、制御手段からの制御信号に基づいてスイッチング作動するスイッチング素子を含み、第1コイルは同スイッチング素子が接続され、同スイッチング素子のスイッチング作動によって励消磁可能とされている請求項1又は請求項2に記載のパワーウインドウ装置。
  4. 前記上昇スイッチング手段は、制御手段からの制御信号に基づいてスイッチング作動するスイッチング素子を含み、第2コイルは同スイッチング素子が接続され、同スイッチング素子のスイッチング作動によって励消磁可能とされている請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のパワーウインドウ装置。
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