JPH06146718A - パワーウインド制御装置 - Google Patents

パワーウインド制御装置

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JPH06146718A
JPH06146718A JP4328764A JP32876492A JPH06146718A JP H06146718 A JPH06146718 A JP H06146718A JP 4328764 A JP4328764 A JP 4328764A JP 32876492 A JP32876492 A JP 32876492A JP H06146718 A JPH06146718 A JP H06146718A
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JP
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power window
motor
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door glass
coil
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JP4328764A
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Kazuyoshi Kurahashi
一嘉 倉橋
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Asmo Co Ltd
Denso Corp
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Asmo Co Ltd
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの逆転によりドアガラスが下降したと
きは、自動的にドアガラスを上昇させるようにしたパワ
ーウインド制御装置を提供する。 【構成】 パワーウィンドスイッチ1がオフのときモー
タ2が逆転すると、モータ2の(U′)端子に逆起動電
圧が発生しコイル作動回路18を通じてコイル16に印
加される。コイル16が可動接点1eを吸引してドアガ
ラスUP接点1aへ切り換える。比較器26では、比較
器25の出力電圧とHi基準電圧とを比較する。Hi基
準電圧の方が高いため、スイッチングトランジスタTr
が導通して、コイル作動回路21とスイッチング回路2
2が閉成され、コイル17が作動して可動接点1eの吸
引状態が保持され、モータ2の正転駆動によりドアガラ
ス3が上昇する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーウインドスイッ
チの接点を切り換えて、パワーウインドモータ(以下単
にモータという)の正転若しくは逆転によりドアガラス
の上昇若しくは下降を制御するパワーウインド制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両走行時の振動等により、モータが逆
転してドアガラスが自然に下降する場合がある。これを
防止するため、従来はモータにブレーキ機構を内蔵して
いた(実開昭61−2779号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記モ
ータの全てが、車両走行時の振動により逆転するもので
はない。それにもかかわらず、逆転を生じることが少な
いモータの構成をブレーキ機構内蔵型とすることは、過
剰品質となり無駄となる。また、ブレーキ機構は摩擦に
よりブレーキ力を発生させるものであるため、ブレーキ
力がばらついて、モータの逆転を完全に防止することが
できないとともに、ブレーキ力によりモータの起動性を
阻害する等の問題点がある。本発明は、上記問題点を解
決するためになされたもので、モータの逆転によりドア
ガラスが下降したときは、自動的にドアガラスを上昇さ
せるようにしたパワーウインド制御装置を提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のパワーウインド制御装置は、図1に示すように
パワーウインドスイッチ1の接点を切り換えて、モータ
2の正転若しくは逆転によりドアガラス3の上昇若しく
は下降を制御するパワーウインド制御装置において、前
記パワーウインドスイッチ1がオフのとき前記モータ2
の逆転により発生する逆起動電圧を検出する検出手段4
と、該検出手段4の検出信号により前記パワーウインド
スイッチ1の接点を前記モータ2の正転駆動側に切り換
える接点切換え手段5と、切換えた接点を保持する接点
保持手段6とを備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記構成のパワーウインド制御装置は、パワー
ウインドスイッチ1がオフのとき検出手段4がモータ2
の逆転により発生する逆起動電圧を検出すると、接点切
換え手段5が前記パワーウインドスイッチ1の接点を前
記モータ2の正転駆動側に切り換え、さらに接点保持手
段6が切り換えた接点を保持して、ドアガラス3を自動
的に上昇させる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。図2はパワーウインド制御装置の電気回路図であ
る。パワーウインドスイッチ1を備えた制御回路10の
(B)端子に電源回路11を接続する。電源回路11に
は、バッテリ12とパワーウインドメインリレー13の
リレー接点13aが直列に介装され、イグニッションス
イッチ回路14には、イグニッションスイッチ15と前
記パワーウインドメインリレー13のリレー接点13a
を吸引するリレーコイル13bとが直列に介装されてい
る。
【0007】前記パワーウインドスイッチ1のドアガラ
スUP接点1aとドアガラスDOWN接点1bは、それ
ぞれ前記(B)端子に接続される。また、アース接点1
c及び1dは、アース端子である(E)端子に接続され
る。ドアガラスUP接点1aとアース接点1c間を切り
換える可動接点1eは、制御回路10の(U)端子に接
続され、ドアガラスDOWN接点1bとアース接点1d
間を切り換える可動接点1fは、制御回路10の(D)
端子に接続される。そして、その(U)端子とモータ2
の(U′)端子とが接続され、(D)端子とモータ2の
(D′)端子とが接続される。モータ2は正転駆動によ
りドアガラス3を上昇させ、逆転駆動によりドアガラス
3を下降させる。
【0008】ドアガラスUP接点1aとアース接点1c
間を切り換える可動接点1eに対応して、2個のコイル
16と17が配設される。コイル16は可動接点1eを
ドアガラスUP接点側に切り換えるためのコイルであ
り、コイル17は切り換えた可動接点1eを保持するた
めのコイルである。前記モータ2の(U′)端子とコイ
ル16間は、コイル作動回路18により接続される。可
動接点1eとモータ2とを接続する正転駆動回路19及
び可動接点1fとモータ2とを接続する逆転駆動回路2
0と前記コイル17間は、ダイオードを介装したコイル
作動回路21と、スイッチングトランジスタTr及びダ
イオードを介装したスイッチング回路22とにより接続
される。
【0009】また、前記アース接点1c及び1dと
(E)端子とを接続するアース回路23には抵抗R1
直列に介装される。該抵抗R1の(E)端子に向かう手
前側で分岐する分岐回路24が、比較器25の(+)側
端子に接続される。抵抗R1の(E)端子側と比較器2
6の(−)側端子とが、コンデンサCを介装した回路2
7により接続される。比較器25の出力回路28は抵抗
2を介して比較器26の(−)側端子に接続される。
そして、比較器26の出力回路29は、前記スイッチン
グトランジスタTrのベースに接続される。
【0010】また、比較器25の(−)側端子には、L
o基準電圧が入力され、比較器26の(+)側端子に
は、Hi基準電圧が入力される。さらに、前記コイル1
7のコイル作動回路21は、抵抗R3を介装した分岐回
路30により比較器25の出力回路28と接続され、抵
抗R4を介装した分岐回路31により比較器26の出力
回路29と接続される。
【0011】上記構成のパワーウインド制御装置の作動
を説明する。イグニッションスイッチ14が投入される
と、パワーウインドスイッチメインリレー13のリレー
コイル13bが作動して、リレー接点13aを吸引し電
源回路11が閉成される。ここで、パワーウインドスイ
ッチ1を操作して、可動接点1eをアース接点1cから
ドアガラスUP接点1aへ切り換えると、正転駆動回路
19が閉成されてモータ2が正転し、ドアガラス3が上
昇する。また、パワーウインドスイッチ1を操作して、
可動接点1fをアース接点1dからドアガラスUP接点
1bへ切り換えると、逆転駆動回路20が閉成されてモ
ータ2が逆転し、ドアガラス3が下降する。
【0012】パワーウインドスイッチ1をオフした状態
で、車両の走行時の振動等によりモータ2が逆転する
と、モータ2の(U′)端子に逆起動電圧が発生する。
この逆起動電圧は、コイル作動回路18によりコイル1
6に印加される。これにより、コイル16が可動接点1
eを吸引してアース接点1cからドアガラスUP接点1
aへ切り換える。そして、アース回路23の抵抗R1
かかる電圧が分岐回路24により、比較器25の(+)
側端子に印加されLo基準電圧と比較される。この場合
は、Lo基準電圧の方が高いため、比較器25の出力側
がアースされたグランド状態となる。
【0013】続いて比較器26では、比較器25の出力
電圧とHi基準電圧とを比較する。Hi基準電圧の方が
高いため、比較器26がオープン状態となる。このた
め、スイッチングトランジスタTrが導通して、コイル
作動回路21とスイッチング回路22が閉成され、コイ
ル17が作動して可動接点1eの吸引状態が保持され、
正転駆動回路19の閉成によりモータ2が正転駆動しド
アガラス3が上昇する。ドアガラス3が上昇端に達する
と、モータ2にロック電流が流れ、抵抗R1にかかる電
圧が前記Lo基準電圧よりも高くなり、比較器25がオ
ープン状態となる。
【0014】比較器25の出力はコンデンサCが充電さ
れるまでは、回路27を流れる。所定時間(約0.7
秒)後コンデンサCが満充電されると、前記比較器25
の出力は比較器26でHi基準電圧と比較されるが、こ
のHi基準電圧よりも高いため比較器26の出力側がア
ースされたグランド状態となる。従ってスイッチングト
ランジスタTrが非導通となってスイッチング回路22
が遮断され、コイル17による可動接点1eの吸引を解
除しモータ2の正転駆動を停止する。ロック電流が流れ
てから前記した所定時間後にモータ2を停止するのは、
ドアガラス3が上昇端近くでウェザーストリップ等に当
接してロック電流が流れても、モータ2の正転駆動を継
続してドアガラス3を確実に上昇端へ移動させるためで
ある。
【0015】尚、(B)端子とバッテリ12とを直結す
れば、イグニッションスイッチ15のオン・オフに拘わ
らず、上記制御回路10が作動する。また、ドアガラス
3が半開き状態で、制御回路10が作動した場合は、パ
ワーウィンドスイッチ1の可動接点1fを、アース接点
1dからドアガラスDOWN接点1bへ切り換えれば、
モータ2への通電が断たれるとともに、アース回路23
が遮断され、コイル17が非作動となりモータ2が停止
する。さらに、キャンセルスイッチ(図示せず)を電源
回路11に直列に介装することにより、随時制御回路1
0の作動をキャンセルすることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記構成を有し、パワーウイン
ドスイッチがオフのとき、検出手段がモータの逆転によ
り発生する逆起動電圧を検出すると、接点切換え手段が
前記パワーウインドスイッチの接点を前記モータの正転
駆動側に切り換え、さらに接点保持手段が切り換えた接
点を保持して、ドアガラスを自動的に上昇させることが
できるから、モータに逆転を防止するためのブレーキ機
構を内蔵する必要がなく、パワーウィンド装置を小型化
でき車載用として有利となる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図である。
【図2】パワーウインド制御装置の電気回路図である。
【符号の説明】
1...パワーウィンドスイッチ 2...モータ 3...ドアガラス 4...検出手段 5...接点切換え手段 6...接点保持手段 10...制御回路 16,17...コイル 18...コイル作動回路 19...正転駆動回路 20...逆転駆動回路 21...コイル作動回路 22...スイッチング回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワーウインドスイッチの接点を切り換
    えて、パワーウインドモータの正転若しくは逆転により
    ドアガラスの上昇若しくは下降を制御するパワーウイン
    ド制御装置において、 前記パワーウインドスイッチがオフのとき前記パワーウ
    インドモータの逆転により発生する逆起動電圧を検出す
    る検出手段と、該検出手段の検出信号により前記パワー
    ウインドスイッチの接点を前記パワーウインドモータの
    正転駆動側に切り換える接点切換え手段と、切換えた接
    点を保持する接点保持手段とを備えたことを特徴とする
    パワーウインド制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017135360A1 (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 アスモ 株式会社 開閉駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017135360A1 (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 アスモ 株式会社 開閉駆動装置
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