JP3269100B2 - 車輌用パワーウインド装置 - Google Patents

車輌用パワーウインド装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライドドアを有する
自動車等に実施して好適な、車輌用パワーウインド装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車においては、パワーウイン
ド装置を装備したものが多くなっている。この場合、ウ
インドガラスの昇降機構とこの昇降機構制御用のスイッ
チとはドア側に設けられるのが普通である。ドアがヒン
ジによって車体に取付けられている乗用車等においては
ドア内部に設けられた電装機器への給電は、ヒンジ近傍
を通るようにしたワイヤハーネスにより行なうので、パ
ワーウインド等の機能は、ドアが開いているときも閉じ
ているときも全く同様に操作できることになる。
【0003】しかしながら貨客兼用車における後部ドア
のように、スライドドアを採用した車輌にあっては、ス
ライドドアがワイヤーハーネスを通すのに適さない構造
であることから、ワイヤーハーネスによらず、車体側と
スライドドア側を接点で接続する給電スイッチを使用す
ることになる(この構造の一例として実公昭64-356号公
報参照)。
【0004】図2によってこれを説明する。1は車体で
あり、2はこの車体1に開閉自在に取付けられたスライ
ドドアである。車体1側には図示しないメインスイッチ
のイグニッション端子に接続される端子3が設けられて
いる。4,5はパワーウインドのメインスイッチに接続
される端子である。車体1には車体側給電スイッチ6が
設けられており、これに対向する部位のスライドドア2
にはドア側給電スイッチ7が設けられている。
【0005】車体側給電スイッチ6には端子3に接続さ
れた接点8および端子4,5に接続された接点9,10が
設けられており、一方のドア側給電スイッチ7にはそれ
ぞれ接点8,9,10に対応するように接点11,12,13が
設けられている。これら対応する各接点の組は、スライ
ドドア2を車体1に対して閉じたときに接触して電気的
に接続され、スライドドア2を開いたときに離れて電気
的に遮断されることになる。
【0006】14はスライドドア2に設けられたパワーウ
インドスイッチである。このパワーウインドスイッチ14
には3個の端子15,16,17が設けられており、これらの
端子15,16,17は、それぞれドア側給電スイッチ7の接
点11,12,13に接続されている。そしてパワーウインド
スイッチ14の端子15には切換スイッチ18の固定接点19が
接続され、端子16には切換スイッチ18の固定接点20が接
続されている。さらに端子17には切換スイッチ21の固定
接点22が接続され、切換スイッチ21の固定接点23は端子
15に接続されている。
【0007】切換スイッチ18と切換スイッチ21とは連動
するものであり、これら切換スイッチ18と切換スイッチ
21の可動接点24,25には、端子26,27を介してウインド
ガラスの昇降機構としてのパワーウインドモータ28が接
続されている。この接続により、連動する切換スイッチ
18と切換スイッチ21を切換えるとパワーウインドモータ
28に印加される電源電圧の極性が反転することになるか
ら、このパワーウインドモータ28に連係した機構によ
り、ウインドガラスは上昇または下降することになる。
【0008】このような構成からなる従来のスライドド
ア用パワーウインド装置にあっては、パワーウインドモ
ータ28に供給される電源が、車体側給電スイッチ6およ
びドア側給電スイッチ7を介して車体側から与えられる
ものであるので、スライドドア2を車体1に閉じている
ときには何の支障もないが、停車時のようにスライドド
ア2を開いた状態ではウインドガラスの昇降ができない
という問題があった。前掲の公報記載の考案も、単に給
電線の接続構造を示したのみであるので、この問題を解
決できるものではない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のスラ
イドドアにおけるパワーウインド装置が有するこの問題
を解決することを目的として成されたものであり、ドア
を開いているときにも、ウインドガラスの昇降(開閉)
ができるようにした装置を提供しようとするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、スライドドア側にウインドガ
ラスの昇降機構と該昇降機構制御用のスイッチを設け、
前記昇降機構および前記スイッチと車体側の電源回路と
の間に、前記スライドドアを閉じたとき互いに接触可能
な車体側給電スイッチとドア側給電スイッチとを接続
た車輌において、前記スライドドア側に該スライドドア
を閉じたときに閉じるドアスイッチと該ドアスイッチが
閉じたときに充電される電源装置とを装備し、前記ドア
側給電スイッチと前記電源装置との間に、前記スライド
ドアが開いたときに非励磁状態となるリレーを設け、前
電源装置を、前記スライドドアが閉じたときに前記車
体側の電源回路に接続し、前記スライドドアが開いたと
前記昇降機構の電源として機能するように接続した
とを特徴とするものである。また、前記リレーの励磁あ
るいは非励磁状態は、前記ドアスイッチの開閉状態に依
存していることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】このような構成とすれば、ドアを車体に対して
開いたときには、ドア側に設けられる電源装置が昇降機
構の電源として機能することになるから、この電源装置
に電気エネルギが残存する限り、ウインドガラスの昇降
(開閉)は行なえることになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1について、図
2と同様部材には同一の符号を付して説明する。本発明
の回路にあっては、車体側給電スイッチ6とドア側給電
スイッチ7の双方ともに接点を1個ずつ増やし、その増
設した接点29,30を接地(車体接地。以下同じ)してあ
る。そしてスライドドア2には、スライドドア2を閉じ
たとき突起31が車体1に当たって押されることにより、
突起31と一体の可動接点32が固定接点33,34間を閉じて
オンとなるドアスイッチ35が設けられている。ドアスイ
ッチ35は、スライドドア2を開いたときには図示しない
スプリングの付勢力で突起31が突出し、可動接点32を固
定接点33,34から離す構造になっている。
【0013】このドアスイッチ35の一方の固定接点33は
接地されており、他方の固定接点34と車体側給電スイッ
チ7の接点11との間には、リレー36のコイル37が接続さ
れている。リレー36には、コイル37が励磁されたとき可
動接点38が固定接点39,40に接してオンとなる常開接点
41と、コイル37の非励磁時には可動接点42が接地された
固定接点43に接触し、励磁されたとき可動接点42が固定
接点44に接触する切換接点45と、この切換接点45と全く
同様に、コイル37の非励磁時には可動接点46が接地され
た固定接点47に接触し、励磁されたとき可動接点46が固
定接点48に接触する切換接点49が設けられている。切換
接点45の固定接点44はドア側給電スイッチ7の接点12に
接続されており、切換接点49の固定接点48はドア側給電
スイッチ7の接点13に接続されている。
【0014】パワーウインドスイッチ14の内部結線とパ
ワーウインドモータ28の接続回路は図2に示したものと
同様である。本発明のものにあっては、パワーウインド
スイッチ14の3個の端子15,16,17が車体側給電スイッ
チ7の接点11,12,13に直接接続されず、前述した常開
接点41と切換接点45および切換接点49等を介して接続さ
れるようになっている。すなわち、常開接点41の固定接
点40と端子15との間にはダイオード50が接続されてい
る。このダイオード50のカソード側と接地回路との間に
は、充電される電源装置としてのコンデンサ51が接続さ
れている。切換接点45の可動接点42とパワーウインドス
イッチ14の端子16との間、および切換接点49の可動接点
46とにはパワーウインドスイッチ14の端子17との間は直
接接続されている。
【0015】このように構成された本発明の車輌用パワ
ーウインド装置は、次のように作動する。スライドドア
2を車体1に対して閉じたときにイグニッションスイッ
チが入ってイグニッションオンとなると、スライドドア
2のドアスイッチ35がオンとなっているためリレー36の
コイル37に通電され励磁されるので、常開接点41と切換
接点45および切換接点49が作動し、コンデンサ51にはダ
イオード50を介した電流が流れることになる。これによ
ってコンデンサ51は充電される。コイル37の励磁によっ
て切換スイッチ45,49の可動接点42,46はそれまで接触
していた固定接点43,47から固定接点44,48側に切り換
わるので、パワーウインドスイッチ14の端子15,16,17
はそれぞれ車体側給電スイッチ6に電気的に接続される
ことになる。これによって、スライドドア2が閉じてい
るときには、図2のものと同様の作動をする。
【0016】次に、スライドドア2が開いているときに
はドアスイッチ35はオフとなるので、リレー36のコイル
37は非励磁となる。これによって常開接点41はオフとな
り、切換接点45および切換接点49の各可動接点42,46は
接地された固定接点43,47に接触することになる。これ
により、パワーウインドモータ28の電源としてはコンデ
ンサ51が当たることになる。したがって、この状態でパ
ワーウインドスイッチ14を操作すれば、コンデンサ51に
蓄積された電気エネルギがある限りスライドドア2を閉
じているときと全く同様の機能を得ることができる。な
お、このように作用するとき、ダイオード50は、スライ
ドドア閉でイグニッションオフ時に、コンデンサ51から
イグニッションラインへの逆流を防止する作用をする。
【0017】以上説明した実施例においては、充電され
る電源装置としてコンデンサ51を使用したが、本発明を
実現するときにはコンデンサ以外のもの、たとえば充電
式のバッテリ等を使用できることはいうまでもない。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た車輌用パワーウインド装置であるから、従来は操作す
ることができなかったスライドドアが開いたときのウイ
ンドガラスの開閉が、スライドドアを閉じたときと全く
同様に行なえることになる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】従来技術の回路図である。
【符号の説明】
1 車体 2 スライドドア 3 端子 6 車体側給電スイッチ 7 ドア側給電スイッチ 14 パワーウインドスイッチ 28 パワーウインドモータ 31 突起 32 可動接点 33 固定接点 34 固定接点 35 ドアスイッチ 36 リレー 37 コイル 41 常開接点 45 切換スイッチ 49 切換スイッチ 51 コンデンサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドドア側にウインドガラスの昇降
    機構と該昇降機構制御用のスイッチを設け、前記 昇降機構および前記スイッチと車体側の電源回路と
    の間に、前記スライドドアを閉じたとき互いに接触可能
    な車体側給電スイッチとドア側給電スイッチとを接続
    た車輌において、前記スライド ドア側に該スライドドアを閉じたときに閉
    じるドアスイッチと該ドアスイッチが閉じたときに充電
    される電源装置とを装備し、前記ドア側給電スイッチと前記電源装置との間に、前記
    スライドドアが開いたときに非励磁状態となるリレーを
    設け、 前記 電源装置を、前記スライドドアが閉じたときに前記
    車体側の電源回路に接続し、前記スライドドアが開いた
    とき前記昇降機構の電源として機能するように接続した
    ことを特徴とする車輌用パワーウインド装置。
  2. 【請求項2】 前記リレーの励磁あるいは非励磁状態
    は、前記ドアスイッチの開閉状態に依存していることを
    特徴とする請求項1に記載の車輌用パワーウインド装
    置。
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