JP2000016573A - 搬送装置、及び、それを用いた自動倉庫 - Google Patents

搬送装置、及び、それを用いた自動倉庫

Info

Publication number
JP2000016573A
JP2000016573A JP10191225A JP19122598A JP2000016573A JP 2000016573 A JP2000016573 A JP 2000016573A JP 10191225 A JP10191225 A JP 10191225A JP 19122598 A JP19122598 A JP 19122598A JP 2000016573 A JP2000016573 A JP 2000016573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
transport
band
conveyance
receiving means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10191225A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Ando
直幸 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP10191225A priority Critical patent/JP2000016573A/ja
Publication of JP2000016573A publication Critical patent/JP2000016573A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 省スペース化を効果的に達成する。 【解決手段】 搬送帯9に一列状態に設けた多数の物品
送出具10のうち同一の搬送物品Wに対応位置する複数
個のものを、それらが搬送方向に直線状に並ぶ相対位置
を保った状態で搬送帯9の横幅方向における一端部から
他端部へ横移動させて、搬送物品Wを搬送帯9の横幅方
向における他端側へ送り出す他端側送出操作と、逆に同
一の搬送物品Wに対応位置する複数個の物品送出具10
を、それらが搬送方向に直線状に並ぶ相対位置を保った
状態で搬送帯9の横幅方向における他端部から一端部へ
横移動させて、搬送物品Wを搬送帯9の横幅方向におけ
る一端側へ送り出す一端側送出操作とを択一的に行う構
成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送装置及びそれ
を用いた自動倉庫に関し、詳しくは、物品を載置して搬
送方向に移動する搬送帯に、それとともに移動する多数
の物品送出具を搬送方向に並べて、かつ、搬送帯の横幅
方向への各別の横移動が自在に装備し、そして、搬送帯
の移動による物品搬送に伴い、搬送物品毎に、多数の物
品送出具のうち同一の搬送物品に対応位置する複数個の
ものを選択して、それら選択した複数個の物品送出具
を、それらが搬送方向に直線状に並ぶ相対位置を保った
状態で搬送帯の横幅方向へ横移動させることにより、搬
送物品を所要の搬送位置で搬送帯からその搬送方向とは
直交する横方向へ送り出す送出操作手段を設ける搬送装
置、及び、その搬送装置を用いた自動倉庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記形式の搬送装置において、搬
送帯からその横幅方向における一端側へ送り出す物品の
搬送と他端側へ送り出す物品の搬送とを1つの搬送帯で
行うには、図9に示す如く、所要の搬送位置で搬送帯横
幅方向の一端側(図中左側)へ送り出す物品Wを載置す
る一端側寄りの物品載置部9Aと、所要の搬送位置で搬
送帯横幅方向の他端側(図中右側)へ送り出す物品Wを
載置する他端側寄りの物品載置部9Bとを2列状態で搬
送帯9に設け、そして、これら2列の物品載置部9A,
9Bの間に、搬送帯9の横幅方向中央部から一端部へ横
移動することで一端側寄りの物品載置部9Aにおける載
置物品Wを搬送帯横幅方向の一端側へ送り出す物品送出
具10Aの列と、搬送帯9の横幅方向中央部から他端部
へ横移動することで他端側寄りの物品載置部9Bにおけ
る載置物品Wを搬送帯横幅方向の他端側へ送り出す物品
送出具10Bの列とを2列状態で各別に設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来装
置では、搬送帯9に2列の物品載置部9A,9Bを設け
る為、また、物品送出具10A,10Bの列も一端側送
出用と他端側送出用との2列を設ける為、搬送帯横幅方
向における装置寸法が大きくなって、装置の設置に要す
るスペースが嵩む問題があり、この点、この種の搬送装
置の利点、すなわち、搬送物品Wに対応位置する複数個
の物品送出具10A,10Bを、それらが搬送方向に直
線状に並ぶ相対位置を保った状態で搬送帯9の横幅方向
へ横移動させて、搬送物品Wを搬送方向とは直交する横
方向へ姿勢変更を伴わずに送り出すことから、他形式と
して図10に示す如く搬送物品Wに対応位置する複数個
の物品送出具10A,10Bを、搬送方向への移動に伴
い搬送方向の下流側(先方側)に位置するものから順次
に搬送帯横幅方向へ横移動させることで、搬送物品Wを
姿勢変更させながら搬送方向に対し斜め前方向きに送り
出す形式に比べ、送り出し物品Wを受け取る側の必要ス
ペースを小さくできるという利点を活かして一層の省ス
ペース化を図る上で未だ改善の余地があった。
【0004】以上の実情に対し、本発明の主たる課題
は、搬送帯の横幅方向における一端側へ送り出す物品の
搬送と他端側へ送り出す物品の搬送とを1つの搬送帯で
行うことにおいて、合理的な物品送り出し形態を採るこ
とにより、省スペース化を効果的に達成できるようにす
る点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔1〕請求項1に係る発
明では、搬送帯の移動による物品搬送に伴い、搬送物品
毎に、搬送方向に並ぶ多数の物品送出具のうち同一の搬
送物品に対応位置する複数個のものを、それらが搬送方
向に直線状に並ぶ相対位置を保った状態で搬送帯の横幅
方向へ横移動させることにより、搬送物品を所要の搬送
位置で搬送帯からその搬送方向とは直交する横方向へ送
り出す形式において、物品送出具を1列状態で搬送方向
に並べて搬送帯に装備し、これに対し、上記の横移動操
作を行う送出操作手段を、搬送物品毎に、同一の搬送物
品に対応位置する複数個の物品送出具を搬送帯の横幅方
向における一端部から他端部へ横移動させて、搬送物品
を搬送帯の横幅方向における他端側へ送り出す他端側送
出操作と、逆に同一の搬送物品に対応位置する複数個の
物品送出具を搬送帯の横幅方向における他端部から一端
部へ横移動させて、搬送物品を搬送帯の横幅方向におけ
る一端側へ送り出す一端側送出操作とを択一的に行う構
成にする。
【0006】つまり、この構成によれば、1列状態に設
けた多数の物品送出具のうち搬送方向で同一の搬送物品
に対応位置する複数の物品送出具を、搬送帯横幅方向の
一端部から他端部へ横移動させて搬送帯上の物品に対し
搬送帯横幅方向の一端側から送り出し作用させるか、逆
に、搬送帯横幅方向の他端部から一端部へ横移動させて
搬送帯上の物品に対し搬送帯横幅方向の他端側から送り
出し作用させるかの切り換えにより、搬送帯横幅方向の
他端側への物品の送り出しと一端側への物品の送り出し
とを択一的に行うから、搬送帯横幅方向の一端側へ送り
出す物品の搬送と他端側へ送り出す物品の搬送を一つの
搬送帯で行うことにおいて、その搬送帯には、一端側へ
送り出す物品と他端側へ送り出す物品とに対する兼用の
1列の物品載置部を設けるだけですみ、搬送帯に2列の
物品載置部を設け、また、物品送出具の列を2列設ける
従来装置に比べ、物品送出具の列が1列ですむこととも
相まって、装置を搬送帯横幅方向で大巾に小型化するこ
とができる。
【0007】そして、このことにより、搬送物品に対応
位置する複数個の物品送出具を、それらが搬送方向に直
線状に並ぶ相対位置を保った状態で搬送帯の横幅方向へ
横移動させることで、搬送物品を搬送方向とは直交する
横方向へ送り出す形式の先述の如き利点、すなわち、送
り出し物品を受け取る側の必要スペースを小さくできる
という利点を更に活かした状態で、この種の搬送装置を
設置する施設において省スペース化を一層効果的に達成
できる。
【0008】〔2〕請求項2に係る発明では、前記送出
操作手段を、搬送帯の移動経路途中に設けたガイドによ
る案内で物品送出具をその搬送方向への移動に伴い搬送
帯の横幅方向へ横移動させる構成にし、これに対し、前
記の一端側送出操作により搬送帯から送り出される物品
を受け取る一端側の物品受取手段と、前記の他端側送出
操作により搬送帯から送り出される物品を受け取る他端
側の物品受取手段とを、搬送帯の物品搬送方向で互いに
位置をズラせて配置する。
【0009】つまり、物品送出具を搬送帯の横幅方向へ
横移動させるには駆動手段が必要となるが、上記の如
く、搬送帯の移動経路途中に設けたガイドによる案内で
物品送出具をその搬送方向への移動に伴い搬送帯の横幅
方向へ横移動させる構成にすれば、搬送帯の移動力を利
用して物品送出具を横移動させることができ、物品送出
具の横移動の為の専用駆動手段を不要にすることができ
る。
【0010】そしてまた、搬送帯横幅方向の一端側へ送
り出す物品と他端側へ送り出す物品とを扱うことにおい
て、一端側送出操作により搬送帯から送り出される物品
を受け取る一端側の物品受取手段と、他端側送出操作に
より搬送帯から送り出される物品を受け取る他端側の物
品受取手段とを、搬送帯の物品搬送方向で互いに位置を
ズラせて配置すれば、搬送帯の移動経路途中に設ける上
記ガイドを、搬送帯横幅方向の一端側へ物品を送り出す
為の案内姿勢(すなわち、物品送出具を搬送帯横幅方向
の他端部から一端部へ横移動させる案内姿勢)と、搬送
帯横幅方向の他端側へ物品を送り出す為の案内姿勢(す
なわち、物品送出具を搬送帯横幅方向の一端部から他端
部へ横移動させる案内姿勢)とに切り換えるといったこ
とを不要にすることができて、搬送帯横幅方向の一端側
への物品の送り出しに応じた固定の案内姿勢のガイドを
一端側の物品受取手段に対応位置させて搬送帯の移動経
路途中に設け、また、搬送帯横幅方向の他端側への物品
の送り出しに応じた固定の案内姿勢のガイドを他端側の
物品受取手段に対応位置させて搬送帯の移動経路途中に
設けるだけですみ、これらのことから、物品送出具の列
が1列だけであることとも相まって装置構造を大巾に簡
略化することができ、装置製作を容易にするとともに装
置コストを安価にすることができる。
【0011】〔3〕請求項3に係る発明では、自動倉庫
を構成するのに、平行姿勢で対向させた2つの物品収納
棚どうしの間にそれら物品収納棚に対する物品移載装置
の移動経路を設けた棚組を、前記搬送帯の両横側夫々で
その搬送帯の物品搬送方向に並設し、そして、棚組の各
々と搬送帯との間の夫々に、前記の一端側送出操作又は
前記の他端側送出操作により搬送帯から送り出される物
品を受け取って、その受け取り物品を対応する棚組の物
品移載装置に受け渡す物品受取手段を配置する構成とす
る。
【0012】つまり、この倉庫構成であれば、請求項1
に係る発明により前記の如く搬送装置を搬送帯の横幅方
向で大巾に小型化できて省スペース化を効果的に達成で
きることから、従来の搬送装置を用いた場合に比べ、倉
庫における物品の収納スペースを大きく確保することが
できる、ないしは、倉庫を小型化しながら同等の物品収
納スペースを得ることができる。
【0013】〔4〕請求項4に係る発明では、請求項3
に係る発明の自動倉庫において、前記送出操作手段を、
搬送帯の移動経路途中に設けたガイドによる案内で物品
送出具をその搬送方向への移動に伴い搬送帯の横幅方向
へ横移動させる構成とするのに対し、前記棚組の配列と
して、物品受取手段を対向する2つの物品収納棚のうち
搬送帯の物品搬送方向で上流側に位置する物品収納棚と
搬送帯との間に配備した棚組と、物品受取手段を対向す
る2つの物品収納棚のうち搬送帯の物品搬送方向で下流
側に位置する物品収納棚と搬送帯との間に配備した棚組
とが、搬送帯の両横側夫々において搬送帯の物品搬送方
向で交互に位置し、かつ、搬送帯の横一方側において搬
送帯との間に物品受取手段を配備した隣合う2つの物品
収納棚と、搬送帯の横他方側において搬送帯との間に物
品受取手段を配備した隣合う2つの物品収納棚とが、搬
送帯の物品搬送方向で交互に位置する配列にする。
【0014】つまり、この構成によれば(図1参照)、
搬送帯9の横一方側に位置する物品受取手段5へ物品W
を送り出す案内姿勢(すなわち、物品送出具を搬送帯横
幅方向の他端部から一端部へ横移動させる案内姿勢)の
ガイド14aが2組近接したガイド群と、搬送帯9の横
他方側に位置する物品受取手段5へ物品Wを送り出す案
内姿勢(すなわち、物品送出具を搬送帯横幅方向の一端
部から他端部へ横移動させる案内姿勢)のガイド14b
が2組近接したガイド群とが、搬送帯9の物品搬送方向
で交互に位置する形態にして、各ガイド群における同案
内姿勢の2組のガイド14a・14a,14b・14b
の近接配置により、物品収納棚1a,1bのうち物品移
載装置2の移動経路2aを棚間に確保する必要の無い物
品収納棚どうしを近接させることができる。
【0015】また、搬送帯9の横一方側における各棚組
1と搬送帯9の横他方側における各棚組1とが搬送帯9
の物品搬送方向で同位相となる配列形態(すなわち、搬
送帯横一方側の棚組1における物品移載装置2の移動経
路2aと搬送帯横他方側の棚組1における物品移載装置
2の移動経路2aとが一直線状となる配列形態)にし
て、搬送帯9の物品搬送方向における倉庫端部で搬送帯
9の横一方側ないし横他方側に棚不存のデッドスペース
が生じることを回避でき、これらのことから、倉庫にお
ける省スペース化を一層効果的に達成できる。
【0016】〔5〕請求項5に係る発明では、請求項3
に係る発明の自動倉庫において、前記送出操作手段を、
搬送帯の移動経路途中に設けたガイドによる案内で物品
送出具をその搬送方向への移動に伴い搬送帯の横幅方向
へ横移動させる構成とするのに対し、前記棚組の配列と
して、搬送帯の両側夫々において並設する棚組が、対向
の2つの物品収納棚のうち搬送帯の物品搬送方向で上流
側に位置する物品収納棚と搬送帯との間に物品受取手段
を配備する形式、又は、対向の2つの物品収納棚のうち
搬送帯の物品搬送方向で下流側に位置する物品収納棚と
搬送帯との間に物品受取手段を配備する形式のいずれか
一方に統一された状態で、搬送帯の横一方側において搬
送帯との間に物品受取手段を配備した物品収納棚と、搬
送帯の横他方側において搬送帯との間に物品受取手段を
配備した物品収納棚とが、搬送帯の物品搬送方向で交互
に位置する配列にする。
【0017】つまり、この構成によれば(図7参照)、
搬送帯9の両側夫々において並設する棚組1の形式が全
て同じであることから、また、搬送帯9の移動経路にお
いて、搬送帯9の横一方側に位置する物品受取手段5へ
物品Wを送り出す案内姿勢のガイド14aと、搬送帯9
の横他方側に位置する物品受取手段5へ物品Wを送り出
す案内姿勢のガイド14bとが、単純な1組ごとの交互
配置となり、そのことで倉庫の組み立て施工が容易にな
る。
【0018】〔6〕請求項6に係る発明では、請求項3
に係る発明の自動倉庫において、前記送出操作手段を、
搬送帯の移動経路途中に設けたガイドによる案内で物品
送出具をその搬送方向への移動に伴い搬送帯の横幅方向
へ横移動させる構成とするのに対し、前記棚組の配列と
して、搬送帯の横一方側において並設する棚組が、対向
の2つの物品収納棚のうち搬送帯の物品搬送方向で上流
側に位置する物品収納棚と搬送帯との間に物品受取手段
を配備する形式に統一されるとともに、搬送帯の横他方
側において並設する棚組が、対向の2つの物品収納棚の
うち搬送帯の物品搬送方向で下流側に位置する物品収納
棚と搬送帯との間に物品受取手段を配備する形式に統一
された状態で、搬送帯の横一方側において搬送帯との間
に物品受取手段を配備した物品収納棚と、搬送帯の横他
方側において搬送帯との間に物品受取手段を配備した物
品収納棚とが、搬送帯の物品搬送方向で交互に位置する
配列にする。
【0019】つまり、この構成によれば(図8参照)、
搬送帯9の横一方側における各棚組1と搬送帯9の横他
方側における各棚組1とが搬送帯9の物品搬送方向で同
位相となる配列形態 (すなわち、搬送帯横一方側の棚
組1における物品移載装置2の移動経路2aと搬送帯横
他方側の棚組1における物品移載装置2の移動経路2a
とが一直線状となる配列形態)にして、搬送帯9の物品
搬送方向における倉庫端部で搬送帯9の横一方側ないし
横他方側に棚不存のデッドスペースが生じることを回避
でき、この点で倉庫における省スペース化を一層効果的
に達成できる。
【0020】また、搬送帯9の横一方側と横他方側とで
は棚組1の形式が異なるものとなるが、搬送帯9の横一
方側と横他方側の各々については並設する棚組1の形式
が全て同じであり、さらに、搬送帯9の移動経路におい
て、搬送帯9の横一方側に位置する物品受取手段5へ物
品Wを送り出す案内姿勢のガイド14aと、搬送帯9の
横他方側に位置する物品受取手段5へ物品Wを送り出す
案内姿勢のガイド14bとが、単純な1組ごとの交互配
置となり、これらの点で倉庫の組み立て施工が容易にな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は自動倉庫を示し、平行姿勢
で対向させた2つの物品収納棚1a,1bどうしの間に
それら収納棚1a,1bに対し物品Wを搬出入する物品
移載装置としてのスタッカークレーン2の移動経路2a
を設けた棚組1を、搬入メインコンベア3の両横側夫々
で、搬入メインコンベア3の物品搬送方向に並設し、棚
組1の各々と搬入メインコンベア3との間の夫々には、
搬入メインコンベア3から送り出される搬入物品Wを受
け取って、その受け取り物品Wを対応する棚組1のスタ
ッカークレーン2へ搬入リフタ4を介して受け渡す物品
受取手段としての搬入サブコンベア5を配置してある。
【0022】また、図2に示す如く、搬入メインコンベ
ア3の下方には、それと並行させて搬出メインコンベア
6を配置し、棚組1の各々と搬出メインコンベア6との
間の夫々には、スタッカークレーン2による物品収納棚
1a,1bからの取り出し物品Wをスタッカークレーン
2から搬出リフタ7を介し受け取って、その受け取り物
品Wを搬出メインコンベア6に受け渡す物品受渡手段と
しての搬出サブコンベア8を配置してある。
【0023】搬入メインコンベア3は、図2〜図6に示
す如く、物品Wを載置して移動する無端回動式の搬送帯
9として1列の物品載置部のみを有する搬送帯を備え、
そして、この搬送帯9には、それとともに搬送方向に移
動する多数の物品送出具10を1列状態で搬送方向に並
べて、かつ、搬送帯9の構成材9aに対する摺接により
搬送帯横幅方向への各別の横移動が自在に装備してあ
る。
【0024】これに対し、搬入メインコンベア3の本体
の横幅方向一端部には、物品送出具10の裏面側に付設
のガイド輪11を案内することにより、搬送帯9の横幅
方向一端部に寄った状態にある物品送出具10を、その
一端部位置に保った状態で搬送帯9の移動に伴い搬送方
向に移動させる一端側進行レール12aを設け、同様
に、搬入メインコンベア3の本体の横幅方向他端部に
は、上記ガイド輪11を案内することにより、搬送帯9
の横幅方向他端部に寄った状態にある物品送出具10
を、その他端部位置に保った状態で搬送帯9の移動に伴
い搬送方向に移動させる他端側進行レール12bを設け
てある。なお、13は搬送帯9を駆動する無端回動チェ
ーンである。
【0025】また、搬送帯9の移動経路途中において、
搬入メインコンベア3の横一方側に位置する搬入サブコ
ンベア5への物品受け渡し箇所の夫々には、搬送方向の
下流側ほど搬送帯横幅方向の一端部寄りとなる傾斜姿勢
で、上記ガイド輪11に対する案内により、搬送帯横幅
方向の他端部に寄った状態にある物品送出具10を搬送
帯9の移動に伴い搬送帯横幅方向の他端部から一端部へ
横移動させる互いに平行な4本の傾斜ガイドレールra
からなる一端側送出用ガイド14aを設け、同様に、搬
入メインコンベア3の横他方側に位置する搬入サブコン
ベア5への物品受け渡し箇所の夫々には、搬送方向の下
流側ほど搬送帯横幅方向の他端部寄りとなる傾斜姿勢
で、上記ガイド輪11に対する案内により、搬送帯横幅
方向の一端部に寄った状態にある物品送出具10を搬送
帯9の移動に伴い搬送帯横幅方向の一端部から他端部へ
横移動させる互いに平行な4本の傾斜ガイドレールrb
からなる他端側送出用ガイド14bを設けてある。
【0026】そして、一端側送出用ガイド14aの配設
部で搬入メインコンベア3の本体の横幅方向他端部に
は、他端側進行レール12bに案内されて搬送帯横幅方
向の他端部に寄った状態で搬送方向に移動する物品送出
具10のうち、連続する4個の物品送出具10における
ガイド輪11を、それらガイド輪11の支持軸端部11
pに対する案内作用により、他端側進行レール12bか
ら一端側送出用ガイド14aの各傾斜ガイドレールra
へ一括に乗り移らせる図6(ロ)に示す如き作用状態
と、上記支持軸端部11pの移動経路から退避して各物
品送出具10のガイド輪11をそのまま下流側の他端側
進行レール12bに渡らせる図6(イ)に示す如き非作
用状態とにアクチュエータ15により切り換える他端側
乗換操作具16bを設け、同様に、他端側送出用傾斜ガ
イド14bの配設部で搬入メインコンベア3の本体の横
幅方向一端部には、一端側進行レール12aに案内され
て搬送帯横幅方向の一端部に寄った状態で搬送方向に移
動する物品送出具10のうち、連続する4個の物品送出
具10におけるガイド輪11を、それらガイド輪11の
支持軸端部11pに対する案内作用により、一端側進行
レール12aから他端側送出用ガイド14bの各傾斜ガ
イドレールrbへ一括に乗り移らせる作用状態と、支持
軸端部11pの移動経路から退避して各物品送出具10
のガイド輪11をそのまま下流側の一端側進行レール1
2aに渡らせる非作用状態とにアクチュエータにより切
り換える一端側乗換操作具16aを設けてある。
【0027】つまり、上記構造により、搬入メインコン
ベア3では物品Wを1列状態で搬送帯9に載置して搬送
することにおいて、搬送帯9の横一方側に位置する所定
の物品収納棚1a,1bに収める物品Wが収納先の棚組
1に対する搬入サブコンベア5への受け渡し位置に至る
と、その箇所における他端側乗換操作具16bを作用状
態にして、対象の物品Wに対応位置する4個の物品送出
具10のガイド輪11を他端側進行レール12bから一
端側送出用ガイド14aの各傾斜ガイドレールraへ一
括に乗り移らせることで、それら4個の物品送出具10
を、それらが搬送方向に直線状に並ぶ相対位置を保った
状態で、一端側送出用ガイド14aによるガイド輪11
の案内により搬送帯9の移動に伴い搬送帯9の横幅方向
における他端部から一端部へ横移動させ、これにより、
これら横移動する4個の物品送出具10による押し出し
をもって、対象物品Wを姿勢変化を伴わずに搬送方向と
は直交する方向で搬送帯9の横一方側へ送り出して対象
の搬入サブコンベア5へ受け渡す。
【0028】また同様に、搬送帯9の横他方側に位置す
る所定の物品収納棚1a,1bに収める物品Wが収納先
の棚組1に対する搬入サブコンベア5への受け渡し位置
に至ると、その箇所における一端側乗換操作具16aを
作用状態にして、対象の物品Wに対応位置する4個の物
品送出具10のガイド輪11を一端側進行レール12a
から他端側送出用ガイド14bの各傾斜ガイドレールr
bへ一括に乗り移らせることで、それら4個の物品送出
具10を、それらが搬送方向に直線状に並ぶ相対位置を
保った状態で、他端側送出用傾斜ガイド14bによるガ
イド輪11の案内により搬送帯9の移動に伴い搬送帯9
の横幅方向における一端部から他端部へ横移動させ、こ
れにより、これら横移動する4個の物品送出具10によ
る押し出しをもって、対象物品Wを姿勢変化を伴わずに
搬送方向とは直交する方向で搬送帯9の横他方側へ送り
出して対象の搬入サブコンベア5へ受け渡す。
【0029】なお、一端側送出用ガイド14aによる案
内で搬送帯9の横幅方向一端部に至った物品送出具10
は、その後、一端側進行レール12aによるガイド輪1
1の案内により一端部位置に保った状態で搬送帯9の移
動に伴い搬送方向に移動させ、また、他端側送出用ガイ
ド14bによる案内で搬送帯9の横幅方向他端部に至っ
た物品送出具10は、その後、他端側進行レール12b
によるガイド輪11の案内により他端部位置に保った状
態で搬送帯9の移動に伴い搬送方向に移動させるが、こ
の搬入メインコンベア3では、搬送帯9の復路移動途中
において、物品送出具10のうち次の往路移動で搬送帯
横幅方向における一端側への物品送り出しに用いること
となる物品送出具10は搬送帯9の横幅方向他端部に予
め位置させ、かつ、次の往路移動で搬送帯横幅方向にお
ける他端側への物品送り出しに用いることとなる物品送
出具10は搬送帯9の横幅方向一端部に予め位置させる
ように、上記と同様のガイド及び乗換操作具をもって物
品送出具10の位置を切り換える。
【0030】また、一端側乗換操作具16aや他端側乗
換操作具16bを作用状態と非作用状態とに切り換える
こと、及び、復路移動途中での物品送出具10の位置切
り換えに用いる乗換操作具を作用状態と非作用状態とに
切り換えることは、物品搬入を管理する制御装置により
自動的に行う。
【0031】以上要するに本実施形態の搬入メインコン
ベア3において、一端側送出用ガイド14a,他端側送
出用ガイド14b,一端側乗換操作具16a,他端側乗
換操作具16bの夫々は、搬送帯9の移動による物品搬
送に伴い、搬送物品毎に、1列状態に並ぶ多数の物品送
出具10のうち同一の搬送物品Wに対応位置する複数個
のものを選択して、それら選択した複数個の物品送出具
10を、それらが搬送方向に直線状に並ぶ相対位置を保
った状態で搬送帯9の横幅方向における一端部から他端
部へ横移動させることにより、搬送物品Wを所要の搬送
位置で搬送帯9からその横幅方向の他端側へ姿勢変化を
伴わずに送り出す他端側送出操作と、逆に同一の搬送物
品Wに対応位置する複数個のものを選択して、それら選
択した複数個の物品送出具10を、それらが搬送方向に
直線状に並ぶ相対位置を保った状態で搬送帯9の横幅方
向における他端部から一端部へ横移動させることによ
り、搬送物品Wを所要の搬送位置で搬送帯9からその横
幅方向の一端側へ姿勢変化を伴わずに送り出す一端側送
出操作とを択一的に行う送出操作手段を構成する。
【0032】棚組1の配列については、同図1に示すよ
うに、物品受取手段としての搬入サブコンベア5を対向
する物品収納棚1a,1bのうち搬入メインコンベア3
(換言すればその搬送帯9)の物品搬送方向で上流側に
位置する物品収納棚1aと搬入メインコンベア3との間
に配備した棚組1(1A)と、逆に搬入サブコンベア5
を対向する物品収納棚1a,1bのうち搬入メインコン
ベア3の物品搬送方向で下流側に位置する物品収納棚1
bと搬入メインコンベア3との間に配備した棚組1(1
B)とが、搬入メインコンベア3の両側夫々において搬
入メインコンベア3の物品搬送方向で交互に位置し、か
つ、搬入メインコンベア3の横一方側において搬入メイ
ンコンベア3との間に搬入サブコンベア5を配備した隣
り合う2つの物品収納棚1b,1aと、搬入メインコン
ベア3の横他方側において搬入メインコンベア3との間
に搬入サブコンベア5を配備した隣り合う2つの物品収
納棚1b,1aとが、搬入メインコンベア3の物品搬送
方向で交互に位置する棚組配列にしてある。
【0033】つまり、この棚組配列を採ることにより、
搬入メインコンベア3の横一方側に位置する搬入サブコ
ンベア5へ物品Wを送り出す案内姿勢の一端側送出用ガ
イド14aが2組近接したガイド群と、搬入メインコン
ベア3の横他方側に位置する搬入サブコンベア5へ物品
Wを送り出す案内姿勢の他端側送出用ガイド14b が2
組近接したガイド群とが、搬入メインコンベア3の物品
搬送方向で交互に位置する形態にして、各ガイド群にお
ける同案内姿勢の2組のガイド14a・14a,14b
・14bの近接配置により、物品収納棚1a,1bのう
ちスタッカークレーン2の移動経路2aを棚間に確保す
る必要の無い棚1b,1aどうしを近接させ得るように
してある。
【0034】また、搬入メインコンベア3の横一方側に
おける各棚組1と横他方側における各棚組1とが搬入メ
インコンベア3の物品搬送方向で同位相となる配列形態
(すなわち、搬入メインコンベア3の横一方側の棚組1
におけるスタッカークレーン2の移動経路2aと搬入メ
インコンベア3の横他方側の棚組1におけるスタッカー
クレーン2の移動経路2aとが横一直線状となる配列形
態)にして、搬入メインコンベア3の物品搬送方向にお
ける倉庫端部で搬入メインコンベア3の横一方側ないし
横他方側に棚不存のデッドスペースが生じることを回避
するようにしてある。
【0035】〔別の実施形態〕次に別の実施形態を列記
する。
【0036】一端側送出操作として同一の搬送物品Wに
対応位置する複数個の物品送出具10を搬送帯9の横幅
方向における他端部から一端部へ横移動させ、かつ、他
端側送出操作として同一の搬送物品Wに対応位置する複
数個の物品送出具10を搬送帯9の横幅方向における一
端部から他端部へ横移動させるための具体的構造は、前
記の如きガイド14a,14bを用いた構造に限らず種
々の構成変更が可能である。
【0037】自動倉庫での棚組1の配列は前述の実施形
態で示した配列に代え、図7に示す如き配列や図8に示
す如き配列にしてもよい。
【0038】つまり、図7に示す配列では、搬入メイン
コンベア3が一端側送出用ガイド14a及び他端側送出
用ガイド14bによる案内で物品送出具10を横移動さ
せる構成を採るのに対し、その搬入メインコンベア3
(換言すればその搬送帯9)の両側夫々において並設す
る棚組1を、対向の2つの物品収納棚1a.1bのうち
搬入メインコンベア3の物品搬送方向で上流側に位置す
る物品収納棚1aと搬入メインコンベア3との間に物品
受取手段としての搬入サブコンベア5を配備する形式
(又は、対向の2つの物品収納棚1a.1bのうち搬入
メインコンベア3の物品搬送方向で下流側に位置する物
品収納棚1bと搬入メインコンベア3との間に物品受取
手段としての搬入サブコンベア5を配備する形式)に統
一し、そして、搬入メインコンベア3の横一方側におい
て搬入メインコンベア3との間に搬入サブコンベア5を
配備した物品収納棚1aと、搬入メインコンベア3の横
他方側において搬入メインコンベア3との間に搬入サブ
コンベア5を配備した物品収納棚1aとが、搬入メイン
コンベア3の物品搬送方向で交互に位置するようにして
ある。
【0039】また、図8に示す配列では、搬入メインコ
ンベア3が一端側送出用ガイド14a及び他端側送出用
ガイド14bによる案内で物品送出具10を横移動させ
る構成を採るのに対し、その搬入メインコンベア3(換
言すればその搬送帯9)の横一方側において並設する棚
組1を、対向の2つの物品収納棚1a,1bのうち搬入
メインコンベア3の物品搬送方向で上流側に位置する物
品収納棚1aと搬入メインコンベア3との間に物品受取
手段としての搬入サブコンベア5を配備する形式に統一
するとともに、搬入メインコンベア3の横他方側におい
て並設する棚組1を、対向の2つの物品収納棚1a,1
bのうち搬入メインコンベア3の物品搬送方向で下流側
に位置する物品収納棚1bと搬入メインコンベア3との
間に物品受取手段としての搬入サブコンベア5を配備す
る形式に統一し、そして、搬入メインコンベア3の横一
方側において搬入メインコンベア3との間に搬入サブコ
ンベア5を配備した物品収納棚1aと、搬入メインコン
ベア3の横他方側において搬入メインコンベア3との間
に搬入サブコンベア5を配備した物品収納棚1bとが、
搬入メインコンベア3の物品搬送方向で交互に位置する
ようにしてある。
【0040】前述の実施形態では、搬出メインコンベア
6を搬入メインコンベア3の下方に配置した例を示した
が、これに代え、搬出メインコンベア6を棚組1の列に
対して搬入メインコンベア3とは反対側に配置するよう
にしてもよい。
【0041】前述の実施形態では、請求項1又は2記載
の発明を自動倉庫における搬入メインコンベア3に適用
した例を示したが、請求項1又は2記載の発明による搬
送装置は、自動倉庫での物品搬送用途に限らず、種々の
各種の物品搬送用途に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動倉庫の平面図
【図2】搬入メインコンベア及び搬出メインコンベアの
斜視図
【図3】搬入メインコンベアの平面図
【図4】搬入メインコンベアの分解斜視図
【図5】搬入メインコンベアの横断面図
【図6】送出用ガイド部分の平面図
【図7】別実施形態を示す自動倉庫の平面図
【図8】他の別実施形態を示す自動倉庫の平面図
【図9】従来例を示す平面図
【図10】他の従来例を示す平面図
【符号の説明】
1 棚組 1a,1b 物品収納棚 2 物品移載装置 2a 移動経路 5 物品受取手段 9 搬送帯 10 物品送出具 14a,14b,16a,16b 送出操作手段 14a,14b ガイド W 物品

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を載置して搬送方向に移動する搬送
    帯に、それとともに移動する多数の物品送出具を搬送方
    向に並べて、かつ、前記搬送帯の横幅方向への各別の横
    移動が自在に装備し、 前記搬送帯の移動による物品搬送に伴い、搬送物品毎
    に、多数の前記物品送出具のうち同一の搬送物品に対応
    位置する複数個のものを選択して、それら選択した複数
    個の物品送出具を、それらが搬送方向に直線状に並ぶ相
    対位置を保った状態で前記搬送帯の横幅方向へ横移動さ
    せることにより、搬送物品を所要の搬送位置で前記搬送
    帯からその搬送方向とは直交する横方向へ送り出す送出
    操作手段を設ける搬送装置であって、 前記物品送出具を1列状態で搬送方向に並べて前記搬送
    帯に装備し、 前記送出操作手段を、搬送物品毎に、 同一の搬送物品に対応位置する複数個の前記物品送出具
    を前記搬送帯の横幅方向における一端部から他端部へ横
    移動させて、搬送物品を前記搬送帯の横幅方向における
    他端側へ送り出す他端側送出操作と、 逆に同一の搬送物品に対応位置する複数個の前記物品送
    出具を前記搬送帯の横幅方向における他端部から一端部
    へ横移動させて、搬送物品を前記搬送帯の横幅方向にお
    ける一端側へ送り出す一端側送出操作とを択一的に行う
    構成にしてある搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記送出操作手段を、前記搬送帯の移動
    経路途中に設けたガイドによる案内で前記物品送出具を
    その搬送方向への移動に伴い前記搬送帯の横幅方向へ横
    移動させる構成にし、 前記一端側送出操作により前記搬送帯から送り出される
    物品を受け取る一端側の物品受取手段と、前記他端側送
    出操作により前記搬送帯から送り出される物品を受け取
    る他端側の物品受取手段とを、前記搬送帯の物品搬送方
    向で互いに位置をズラせて配置してある請求項1記載の
    搬送装置。
  3. 【請求項3】 平行姿勢で対向させた2つの物品収納棚
    どうしの間にそれら物品収納棚に対する物品移載装置の
    移動経路を設けた棚組を、前記搬送帯の両横側夫々で前
    記搬送帯の物品搬送方向に並設し、 前記棚組の各々と前記搬送帯との間の夫々に、前記一端
    側送出操作又は前記他端側送出操作により前記搬送帯か
    ら送り出される物品を受け取って、その受け取り物品を
    対応する棚組の前記物品移載装置に受け渡す物品受取手
    段を配置してある請求項1又は2記載の搬送装置を用い
    た自動倉庫。
  4. 【請求項4】 前記送出操作手段を、前記搬送帯の移動
    経路途中に設けたガイドによる案内で前記物品送出具を
    その搬送方向への移動に伴い前記搬送帯の横幅方向へ横
    移動させる構成とするのに対し、 前記棚組の配列として、 前記物品受取手段を対向する2つの物品収納棚のうち前
    記搬送帯の物品搬送方向で上流側に位置する物品収納棚
    と前記搬送帯との間に配備した棚組と、前記物品受取手
    段を対向する2つの物品収納棚のうち前記搬送帯の物品
    搬送方向で下流側に位置する物品収納棚と前記搬送帯と
    の間に配備した棚組とが、前記搬送帯の両横側夫々にお
    いて前記搬送帯の物品搬送方向で交互に位置し、 かつ、前記搬送帯の横一方側において前記搬送帯との間
    に前記物品受取手段を配備した隣合う2つの物品収納棚
    と、前記搬送帯の横他方側において前記搬送帯との間に
    前記物品受取手段を配備した隣合う2つの物品収納棚と
    が、前記搬送帯の物品搬送方向で交互に位置する配列に
    してある請求項3記載の自動倉庫。
  5. 【請求項5】 前記送出操作手段を、前記搬送帯の移動
    経路途中に設けたガイドによる案内で前記物品送出具を
    その搬送方向への移動に伴い前記搬送帯の横幅方向へ横
    移動させる構成とするのに対し、 前記棚組の配列として、 前記搬送帯の両側夫々において並設する前記棚組が、対
    向の2つの物品収納棚のうち前記搬送帯の物品搬送方向
    で上流側に位置する物品収納棚と前記搬送帯との間に前
    記物品受取手段を配備する形式、又は、対向の2つの物
    品収納棚のうち前記搬送帯の物品搬送方向で下流側に位
    置する物品収納棚と前記搬送帯との間に前記物品受取手
    段を配備する形式のいずれか一方に統一された状態で、 前記搬送帯の横一方側において前記搬送帯との間に前記
    物品受取手段を配備した物品収納棚と、前記搬送帯の横
    他方側において前記搬送帯との間に前記物品受取手段を
    配備した物品収納棚とが、前記搬送帯の物品搬送方向で
    交互に位置する配列にしてある請求項3記載の自動倉
    庫。
  6. 【請求項6】 前記送出操作手段を、前記搬送帯の移動
    経路途中に設けたガイドによる案内で前記物品送出具を
    その搬送方向への移動に伴い前記搬送帯の横幅方向へ横
    移動させる構成とするのに対し、 前記棚組の配列として、 前記搬送帯の横一方側において並設する前記棚組が、対
    向の2つの物品収納棚のうち前記搬送帯の物品搬送方向
    で上流側に位置する物品収納棚と前記搬送帯との間に前
    記物品受取手段を配備する形式に統一されるとともに、 前記搬送帯の横他方側において並設する前記棚組が、対
    向の2つの物品収納棚のうち前記搬送帯の物品搬送方向
    で下流側に位置する物品収納棚と前記搬送帯との間に前
    記物品受取手段を配備する形式に統一された状態で、 前記搬送帯の横一方側において前記搬送帯との間に前記
    物品受取手段を配備した物品収納棚と、前記搬送帯の横
    他方側において前記搬送帯との間に前記物品受取手段を
    配備した物品収納棚とが、前記搬送帯の物品搬送方向で
    交互に位置する配列にしてある請求項3記載の自動倉
    庫。
JP10191225A 1998-07-07 1998-07-07 搬送装置、及び、それを用いた自動倉庫 Pending JP2000016573A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10191225A JP2000016573A (ja) 1998-07-07 1998-07-07 搬送装置、及び、それを用いた自動倉庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10191225A JP2000016573A (ja) 1998-07-07 1998-07-07 搬送装置、及び、それを用いた自動倉庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000016573A true JP2000016573A (ja) 2000-01-18

Family

ID=16270985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10191225A Pending JP2000016573A (ja) 1998-07-07 1998-07-07 搬送装置、及び、それを用いた自動倉庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000016573A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002068467A (ja) * 2000-08-25 2002-03-08 Okamura Corp 物品の移載装置
JP2017521334A (ja) * 2014-07-23 2017-08-03 レイトラム,エル.エル.シー. 清掃可能なダイバータ
JP7453014B2 (ja) 2020-02-18 2024-03-19 三機工業株式会社 仕分け用補助装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002068467A (ja) * 2000-08-25 2002-03-08 Okamura Corp 物品の移載装置
JP4481457B2 (ja) * 2000-08-25 2010-06-16 株式会社岡村製作所 物品の移載装置
JP2017521334A (ja) * 2014-07-23 2017-08-03 レイトラム,エル.エル.シー. 清掃可能なダイバータ
JP7453014B2 (ja) 2020-02-18 2024-03-19 三機工業株式会社 仕分け用補助装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09511695A (ja) モジュール式の流れ作業装置
JP6681932B2 (ja) 嵩物を搬送するための搬送システムおよび方法
JPH11157642A (ja) 物品移載装置
JP2017124935A (ja) 立体自動倉庫
US20060072990A1 (en) Device for distributing unit load freight carriers
US3410225A (en) Mechanism for orienting pallets
JP2000016573A (ja) 搬送装置、及び、それを用いた自動倉庫
JP3560129B2 (ja) 物品保管設備
JP2000016574A (ja) 搬送装置、及び、それを用いた自動倉庫
JP2000247406A (ja) コンベアー及び自動倉庫
JP3568020B2 (ja) スラットコンベヤ
JP7222381B2 (ja) 物品収納設備
JPS59194918A (ja) コンベヤ−装置
JP2002173224A (ja) 搬送装置および搬送設備
KR102532011B1 (ko) 푸셔 방식의 디버터 컨베이어가 구비된 이송 장치
WO2022138049A1 (ja) 物品収容設備(article storage facility)
JP7222382B2 (ja) 物品収納設備
JP7398755B1 (ja) 物品搬送装置
JPS62136401A (ja) アセンブリラインにおける部品の供給装置
JPH0419132B2 (ja)
JPS62167125A (ja) 搬送仕分装置
JP2973793B2 (ja) ロール状物などの保管装置
JPH11157640A (ja) コンベヤの分岐装置
JP3601656B2 (ja) 自動倉庫
JP2016016964A (ja) 自動倉庫における物品入出庫装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040426

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040430

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040611