JP2000247406A - コンベアー及び自動倉庫 - Google Patents

コンベアー及び自動倉庫

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JP2000247406A
JP2000247406A JP11050417A JP5041799A JP2000247406A JP 2000247406 A JP2000247406 A JP 2000247406A JP 11050417 A JP11050417 A JP 11050417A JP 5041799 A JP5041799 A JP 5041799A JP 2000247406 A JP2000247406 A JP 2000247406A
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Japan
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conveyor
pallet
warehouse
automatic warehouse
transport
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JP11050417A
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English (en)
Inventor
Yoichi Yoshinaga
陽一 吉永
Yoshiaki Nishina
慶晃 西名
Seiji Enoeda
成治 榎枝
Yoji Ishikawa
洋史 石川
Minoru Tanabe
実 田鍋
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物流の分岐・合流の際に、設備を停止させて
移載を行わなければならないことに起因する時間のロス
を解消可能な搬送設備を提供する。 【解決手段】 パレット倉庫から取り出したパレットを
搬入コンベアー13に載せると搬入コンベアー13は、
パレットを循環式搬送コンベアー側11に送り出す。そ
れに同期して、対応する搬送方向切り換え装置12が、
「通過モード」から「合流モード」に切り替わる。それ
により、パレットは停止することなく、搬入コンベアー
13から循環式搬送コンベアー11に移載される。パレ
ットが搬入コンベアー15に結合する搬送方向切り換え
装置12の位置に来たとき、当該搬送方向切り換え装置
12が「通過モード」から「分岐モード」に切り替わ
る。それにより、パレットは停止することなく、循環式
搬送コンベアー11から分岐して、搬入コンベアー15
に移載され、ピッキング作業場17に運ばれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パレットや梱包物
等の物品を搬送するコンベアー及び当該コンベアーを利
用した自動倉庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】商品の流通管理の中心をなす自動倉庫に
おいては、入庫された商品を向け先別に仕分けるピッキ
ング作業が必須である。すなわち、商品は梱包された状
態でパレット上に段積みされてトラックで運ばれてく
る。自動倉庫においては、これを入庫口から入庫設備
(コンベアー等)を介して受け入れ、スタッカークレー
ンで保管棚に搬送して保管する。
【0003】一方、出荷に際しては、予め、複数の商品
を所定数ずつパレットに混載した状態で保管棚に保管し
ておき、出荷用のトラックが到着したとき、スタッカー
クレーンにより、このパレットを取り出し、出庫設備
(コンベアー等)を介して、トラックに載せて出荷す
る。又は、予め、複数の商品を所定数ずつパレットに混
載した状態で出荷用パレット置き場に保管しておき、出
荷用のトラックが到着したとき、フォークリフト等を利
用して、トラックに積み込んで保管する。
【0004】このように、予め、出荷される商品を所定
数ずつパレットに混載しておくためには、各商品を搭載
したパレットをピッキング作業場に取り出し、必要数だ
け別のパレットに移し変えて、残りを元の保管棚に戻
す。この作業を必要とする商品の種類だけ繰り返して、
出荷用混載パレットを作り、最後に、出荷に備えて、こ
の混載パレットを保管棚又は出荷用パレット置き場に保
管する。
【0005】このようなピッキング作業の際に発生する
スタッカークレーンとピッキング作業場間のパレットの
移送には、従来移送台車が使用されてきた。その例とし
て、特開平5−43005号公報に記載されているもの
を図15に示す。自動倉庫31の保管棚32に保管され
ていた商品は、スタッカークレーン33によってパレッ
トごと取り出され、出庫用コンベアー34に移され、さ
らに搬送台車35に搭載される。そして、ピッキング作
業場に運ばれ、搬入コンベアー36に移されてピッキン
グ作業台37に運ばれる。ピッキング作業台37では、
人間により前述の仕分け作業が行われる。
【0006】商品が必要数取り出されたパレット、及び
出荷用混載パレットは、搬出コンベアー38を介して再
び搬送台車35に搭載され、入庫用コンベアー39の位
置まで搬送される。そして、入庫用コンベアー39、ス
タッカークレーン33を介して、保管棚32に保管され
る。
【0007】外部から入荷する商品は、パレットに載せ
られて入荷コンベアー40上を搬送され、搬送台車35
に移載されて、その後は前述の工程を経て自動倉庫31
の保管棚32に格納される。また、出荷用の仕分け作業
が終了して、一時的に自動倉庫31の保管棚32に格納
されていた出荷用商品は、前述の工程により取り出され
て搬送台車35に載せられ、出荷用コンベアー41に移
載されて出荷される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
搬送台車を使用した自動倉庫では、以下のような問題が
避けられなかった。すなわち、搬送台車35は、入庫用
コンベアー39、出庫用コンベアー34、搬入コンベア
ー36、搬出コンベアー38、入荷コンベアー40、出
荷コンベアー41とのパレットの受け渡しの都度、停止
する必要がある。そのため、その分作業時間を要するば
かりでなく、先の台車が停止中は後続の台車も停止せざ
るを得ないため、入出庫作業が頻繁になるに従って、台
車の走行がネック工程となり、全体の作業効率を妨げて
いた。
【0009】本発明は、このような自動倉庫を中心とす
る搬送システムにおいて、物流の分岐・合流の際に、設
備を停止させて移載を行わなければならないことに起因
する時間のロスを解消可能な搬送設備を提供すると共
に、これを利用した、入出庫効率の良い自動倉庫を提供
することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、パレットや梱包物等の物品を搬送する
コンベアーであって、当該コンベアーの、他のコンベア
ーとの交差部のうち少なくとも1箇所に、以下の搬送方
向切り換え装置のうちいずれかを有してなることを特徴
とするコンベアー(請求項1)である。 (a) 首振り角度が可変できる複数のスキューローラーを
有してなり、当該スキューローラーにより物品を搬送す
ると共に、スキューローラ−の首振り角度を変更するこ
とにより、物品の搬送方向を可変とした搬送方向切り換
え装置。 (b) 当該コンベアーの進行方向に物品を搬送するように
回転する複数のローラーからなる第1のローラー群と、
当該コンベアーから他のコンベアーに物品を搬送する
か、他のコンベアーから当該コンベアーに物品を搬送す
るように回転する第2のローラー群とを有してなり、第
1のローラー群と第2のローラー群のいずれかを上昇さ
せて、上昇させたローラー群で物品を搬送することによ
り、物品の搬送方向を可変とした搬送方向切り換え装
置。 (c) 当該コンベアーの進行方向に物品を搬送するように
回転する複数のローラーからなる第1のローラー群と、
当該コンベアーから他のコンベアーに物品を搬送するよ
うに回転する第2のローラー群と、他のコンベアーから
当該コンベアーに物品を搬送するように回転する第3の
ローラー群とを有してなり、第1のローラー群から第3
のローラー群の内いずれかを上昇させて、上昇させたロ
ーラー群で物品を搬送することにより、物品の搬送方向
を可変とした搬送方向切り換え装置。
【0011】搬送方向切り換え装置の詳細については、
発明者らの先願に係る特許出願である平成10年特許願
第289023号に記載されているが、その概略を説明
すると、(a)のものは、スキューローラ−の首振り角度
を変更することにより、ローラーの回転軸が回転するの
で、ローラーの回転方向が代わり、ローラー上に搭載さ
れた物品がその方向に搬送される。よって、スキューロ
ーラ−の首振り角度を変更することにより、物品を直進
させたり、直角に交差した他のコンベアーの方向に移送
したりすることができる。また、これと同時にローラー
の回転方向を変えれば、他のコンベアーからの物品を当
該コンベアーに合流させることができる。
【0012】(b)のものにおいては、当該コンベアーの
進行方向に物品を搬送するように回転する複数のローラ
ーからなる第1のローラー群を上昇させ、その上に物品
を搭載するようにすれば、物品は当該コンベアーに沿っ
て進行する。当該コンベアーから他のコンベアーに物品
を搬送するか、他のコンベアーから当該コンベアーに物
品を搬送するように回転する第2のローラー群を上昇さ
せ、その上に物品を搭載するようにすれば、物品は他の
コンベアー側へ分岐され、又は他のコンベアーから合流
される。なお、コンベアーの進行方向とは、コンベアー
がカーブしている場合は、そのカーブに沿った方向を指
すもので、必ずしも直進していることを意味しないのは
言うまでもない。
【0013】(c)のものは、原理的には(b)のものと同じ
であり、3種のローラのどれかを上昇させることによっ
て、商品をコンベアーに沿って進ませたり、他のコンベ
アーに分岐させたり、他のコンベアーから合流させたり
することができる。
【0014】本手段においては、これらいずれかの搬送
方向切り換え装置を、当該コンベアーの、他のコンベア
ーとの交差部のうち少なくとも1箇所に設けているの
で、その部分においては、搬送される物品の動きを停止
させることなく、当該コンベアーと他のコンベアーとの
間の物品の受け渡しを行うことができる。よって、時間
的に搬送効率の良い搬送設備とすることができる。
【0015】なお、本明細書において「他のコンベア
ー」とは、ベルトコンベアーやローラーコンベアーのみ
ならず、往復台車、エレベーターのような、物品を搬送
し、搬送コンベアーとの物品の受け渡しが可能な運搬装
置全てを含むものである。すなわち、往復台車、エレベ
ータ等にローラーコンベアー等を設け、これらが移動し
て搬送コンベアーに接したとき、このローラーコンベア
ー等を駆動して搬送コンベアーとの物品の受け渡しを行
うことができる。
【0016】また、パレット保管棚で、パレット保持部
がローラーとなっており、入庫口側に新しいパレットを
入れ、後から押すと、前にあるパレットが押されて、当
該ローラーの上を出庫側に順次移動し、最前列のものが
出庫口より押し出されるものも、構造上、「他のコンベ
アー」の一種とみなすことができる。すなわち、このう
ようなパレット保管棚の出入り口の少なくとも一方に、
本手段に係るコンベアーを配置することにより、コンベ
アーを停止することなく、パレットの受渡しが可能とな
る。
【0017】前記課題を解決するための第2の手段は、
前記第1の手段であって、前記「他のコンベアー」の少
なくともひとつが、ピッキング作業位置に連結するコン
ベアーであることを特徴とするもの(請求項2)であ
る。
【0018】前述のように、本コンベアーにおいては、
搬送される物品の動きを停止させることなく、当該コン
ベアーと他のコンベアーとの間の物品の受け渡しを行う
ことができる。よって、ピッキング作業位置とのコンベ
アー間におけるパレット等の物品の受け渡しに時間がか
からず、時間的に効率の良いピッキングシステムとする
ことができる。
【0019】前記課題を解決するための第3の手段は、
前記第1の手段又は第2の手段であって、当該コンベア
ーが循環式(無端)コンベアーであることを特徴とする
もの(請求項3)である。
【0020】本手段においては、コンベアーが循環式
(無端)コンベアーであるので、物流方向を一方向とす
ることができ、物流の交錯が起こらないので、さらに時
間的に効率の良い搬送設備とすることができる。
【0021】前記課題を解決するための第4の手段は、
前記第3の手段であって、コンベアーが略矩形の形状を
有し、当該矩形の角部の少なくとも1箇所に、前記第2
の手段に記載の「他のコンベアー」が設けられており、
当該「他のコンベアー」は物品の搬入路又は搬出路とさ
れていることを特徴とするもの(請求項4)である。
【0022】搬送コンベアーを循環式とする場合に、そ
れを略矩形に配置するのが、他の事情が無い限り最も面
積効率が良い。本手段においては、このように配置され
たコンベアーの矩形の角部の少なくとも1箇所に、物品
の搬入路又は搬出路となるコンベアーを設け、そのコン
ベアーとの間で、物品を停止することなく物品の受け渡
しができるようにしている。よって、外部との物品の受
け渡しにおいても、物品の動きを止めることなく受け渡
しができるので、時間的に効率の良い搬送装置とするこ
とができる。また、物品の搬入路又は搬出路が角部に設
けられるので、他の作業設備との干渉を避けることが容
易になる。
【0023】前記課題を解決するための第5の手段は、
パレット保管棚と、スタッカークレーンと、スタッカー
クレーンとの間でパレットを受け渡し可能な倉庫コンベ
アーと、ピッキング作業場との間でパレットを受け渡し
可能な作業場コンベアーと、倉庫コンベアー、作業場コ
ンベアーとの間で、それぞれパレットを受け渡し可能な
循環コンベアーとを有してなり、循環コンベアーは前記
第3の手段又は第4の手段に記載の「当該コンベア
ー」、倉庫コンベアーと作業場コンベアーは、前記第2
の手段に記載の「他のコンベアー」であることを特徴と
する自動倉庫(請求項5)である。
【0024】本手段においては、自動倉庫における倉庫
コンベアーと作業上コンベアーとを連結する装置として
前記第3の手段又は第4の手段であるコンベアーを使用
しているので、倉庫コンベアー、作業上コンベアーと循
環コンベアーとの間で、パレットを止めることなく移載
を行うことができる。よって、入出庫効率の良い自動倉
庫とすることができる。なお、循環コンベアーとして前
記第4の手段のものを使用することにより、外部から倉
庫への入庫、倉庫から外部への出庫も円滑に行うことが
できると共に、外部から倉庫への入庫、倉庫から外部へ
の出庫の場所とピッキング作業場を分離することが容易
である。もちろん、本手段においても、ピッキング作業
場より直接出庫したり、ピッキング作業場から入庫をす
るようにしてもよい。
【0025】前記課題を解決するための第6の手段は、
前記第5の手段であって、循環コンベアーが略矩形の形
状を有し、当該矩形の一方の長辺側に前記倉庫コンベア
ーが、他方の長辺側に作業場コンベアーが交差している
ことを特徴とするもの(請求項6)である。
【0026】前述のように、搬送コンベアーを循環式と
する場合に、それを略矩形に配置するのが、他の事情が
無い限り最も面積効率が良い。本手段においては、一方
の長辺側に前記倉庫コンベアーが、他方の長辺側に作業
場コンベアーが交差するような構成としているので、倉
庫コンベアーと作業場コンベアーが交錯せず、設備構成
が簡略化されると共に、倉庫本体の間口に面してピッキ
ング作業場を設けることができるので、この面からも設
備構成が簡略化できる。
【0027】前記課題を解決するための第7の手段は、
前記第6の手段であって、循環コンベアーの作業場コン
ベアーが交差している側の長辺に、物品の搬入路又は搬
送路となるコンベアーが交差しており、当該コンベアー
は前記第2の手段に記載の「他のコンベアー」であるこ
とを特徴とするもの(請求項7)である。
【0028】本手段においては、循環コンベアーを倉庫
の倉庫本体の間口側に設けるのみで、物品の搬入、搬
出、ピッキング作業を行うための搬送を行うことができ
るので、設備の構成が簡略化できる。なお、循環コンベ
アーとしては、なるべく前記第4の手段に記載したもの
を使用し、物品の搬入路又は搬出路は、ピッキング作業
場の端に設けることが、物流の単純化の面から好まし
い。
【0029】前記課題を解決するための第8の手段は、
パレット保管棚と、スタッカークレーンと、スタッカー
クレーンの走行方向の両端に設けられ、スタッカークレ
ーンとの間でパレットを受け渡し可能な倉庫コンベアー
と、ピッキング作業場との間でパレットを受け渡し可能
な作業場コンベアーと、スタッカークレーンの走行方向
の両端側と、スタッカークレーンの走行方向に沿った1
端側とに渡って、パレット保管棚を囲むように略コ字上
に配置されたパレット搬送コンベアーとを有してなり、
パレット搬送コンベアーは前記第2の手段に記載のコン
ベアーであり、倉庫コンベアーと作業場コンベアーは、
前記第2の手段に記載の「他のコンベアー」であること
を特徴とする自動倉庫(請求項8)である。
【0030】本手段においては、例えばスタッカークレ
ーンが東西に走っているとすると、倉庫本体(パレット
保管棚)の東西側と、それをつなぐように南側又は北側
とにパレット搬送コンベアーが略コ字上に設けられてい
る。そして、この場合、パレット搬送コンベアーは一方
向(例えば東北→南東→南西→北西)に動くだけでよ
い。そして、倉庫の西側を入庫専用口、東側を出庫専用
口として用いることができる。この場合は、ピッキング
作業上は、倉庫本体の東側、西側、南側のいずれか又は
これらのうち2つ、さらには全部に設けることができ
る。このような構成にすることにより、全ての設備が倉
庫本体の1方向に集中することが無くなり、設備設計を
容易にすることができる。
【0031】前記課題を解決するための第9の手段は、
前記第8の手段であって、スタッカークレーンの走行方
向の1端側を入庫口、多端側を出庫口とし、両者側に挟
まれたパレット搬送コンベアーのコ字状の中央の辺部分
に、作業場コンベアーを交差させたことを特徴とするも
の(請求項9)である。
【0032】本手段においては、例えばスタッカークレ
ーンが東西に走っているとし、倉庫本体(パレット保管
棚)の東西側と南側に渡ってパレット搬送コンベアーを
配置したとする。そして、コ字状の中央部分、すなわち
南側に、ピッキング作業場を配置し、作業場コンベアー
を交差させる。このようにすることにより、従来、ピッ
キング作業場として使用するのが困難であった場所を、
ピッキング作業場として利用することができるようにな
る。また、東西にピッキング作業場を配置した場合に
は、その配置場所が制限されるが、本手段のようにすれ
ば、南側のスペース全体をピッキング作業場とすること
が可能となり、さらに、搬送コンベアーの両側にピッキ
ング作業場を設けることが可能となる。
【0033】前記課題を解決するための第10の手段
は、前記第8の手段又は第9の手段であって、前記パレ
ット搬送コンベアーのコ字状の先端部又は角部に、物品
の搬入路又は搬送路となるコンベアーが交差しており、
当該コンベアーは前記第2の手段に記載の「他のコンベ
アー」であることを特徴とするもの(請求項10)であ
る。
【0034】本手段においては、いずれにしても、コ字
を構成する辺の端を物品の搬入路又は搬送路とすること
ができるので、ピッキング作業と搬入、搬出作業との干
渉を避け、設備レイアウトを簡単にすることができる。
【0035】前記課題を解決するための第11の手段
は、パレット保管棚と、スタッカークレーンと、スタッ
カークレーンの走行方向の両端に設けられ、スタッカー
クレーンとの間でパレットを受け渡し可能な倉庫コンベ
アーと、ピッキング作業場との間でパレットを受け渡し
可能な作業場コンベアーと、パレット保管棚を周回する
ように配置されたパレット搬送コンベアーとを有してな
り、パレット搬送コンベアーは前記第3の手段に記載の
コンベアーであり、倉庫コンベアーと作業場コンベアー
は、前記第2の手段に記載の「他のコンベアー」である
ことを特徴とする自動倉庫(請求項11)である。
【0036】本手段においては,パレット搬送コンベア
ーが倉庫本体(パレット保管棚)を周回するように配置
されて、循環式コンベアーを構成している。従って、ピ
ッキング作業場は、自動倉庫本体のどちら側にも、自由
に配置することができ、1つ以上の面に任意に配置が可
能である。また、倉庫の一方を入庫専用、他方を出庫専
用とすることができる。
【0037】前記課題を解決する第12の手段は、前記
第11の手段であって、パレット搬送コンベアーの4辺
のうち、スタッカークレーンの走行方向と平行な両辺の
少なくとも一方に作業場コンベアーを交差させたことを
特徴とするもの(請求項11)である。
【0038】本手段においては、従来、ピッキング作業
場として使用するのが困難であった場所を、ピッキング
作業場として利用することができ、設備設計上の制約を
軽減することができる。また、パレット搬送コンベアー
の両側にピッキング作業場を設けることができる。
【0039】前記課題を解決するための第13の手段
は、前記第11の手段又は第12の手段であって、前記
パレット搬送コンベアーの角部に、物品の搬入路又は搬
送路となるコンベアーが交差しており、当該コンベアー
は前記第2の手段に記載の「他のコンベアー」であるこ
とを特徴とするもの(請求項12)である。
【0040】本手段においては、略矩形を構成する辺の
端を物品の搬入路又は搬送路とすることができるので、
ピッキング作業と搬入、搬出作業との干渉を避け、設備
レイアウトを簡単にすることができる。
【0041】前記課題を解決するための第14の手段
は、パレット保管棚と、スタッカークレーンと、スタッ
カークレーンとの間でパレットを受け渡し可能な倉庫コ
ンベアーと、倉庫への物品の搬入路となる入荷用コンベ
アーと、倉庫からの物品の出荷路となる出荷用コンベア
ーと、パレット搬送コンベアーとを有してなり、パレッ
ト搬送コンベアーは請求項1に記載のコンベアーであ
り、倉庫コンベアー、入荷用コンベアー及び出荷用コン
ベアーは、請求項1に記載の「他のコンベアー」である
ことを特徴とする自動倉庫(請求項14)である。
【0042】本手段は、仕分け作業を行わず、単に物品
の保管のみを行う自動倉庫に関するものである。このよ
うな形式の自動倉庫においては、必ずしもパレット搬送
コンベアーを循環式にする必要はない。本手段において
は、倉庫コンベアー、入荷用コンベアー及び出荷用コン
ベアーとパレット搬送コンベアーとの間の物品の受け渡
し時にコンベアーが停止することがないので、時間的な
入出庫効率の良いものとすることができる。
【0043】前記課題を解決するための第15の手段
は、前記第14の手段であって、パレット搬送コンベア
ーは一方向にパレットを搬送するものであり、倉庫コン
ベアー、入荷用コンベアー及び出荷用コンベアーのうち
で、入荷用コンベアーは、パレット搬送コンベアーの最
上流側に接続され、出荷用コンベアーは、パレット搬送
コンベアーの最下流側に接続されていることを特徴とす
るもの(請求項15)である。
【0044】本手段においては、パレット搬送コンベア
ーを一方向にパレットを搬送するものとしているので、
設備を簡単にすることができる。また、入荷用コンベア
ーは、パレット搬送コンベアーの最上流側に接続され、
出荷用コンベアーは、パレット搬送コンベアーの最下流
側に接続されているので、入出庫作業を円滑に行うこと
ができる。
【0045】前記課題を解決するための第16の手段
は、前記第15の手段であって、入荷用コンベアー、出
荷用コンベアーの少なくとも一方は、パレット搬送コン
ベアーの端近傍に接続されていることを特徴とするもの
(請求項16)である。
【0046】本手段のような設備配置とすることによ
り、パレット搬送コンベアーの長さを短くすることがで
きる。なお、近傍とは、厳密に端でなくても良いことを
意味するものであり、端側に他の設備が設けられる場合
には、その分端から外れていてもよいことを意味する。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。まず、本発明に係るコンベ
アーを構成する基本要素である搬送方向切り換え装置に
ついて簡単に説明する。これらの詳細については、前述
のように、平成10年特許願第289023号の明細書
と図面に詳しく述べられている。
【0048】図1は、請求項1のうち(a)に係る搬送方
向切り換え装置の実施の形態の例を示す図である。図1
において、1は搬送コンベアー、2は分岐コンベアー、
3は分岐部、4は分岐装置(搬送方向切り換え装置)、
5はスキューローラー、6はパレット段積み商品であ
る。
【0049】搬送コンベアー1と分岐コンベアー2(他
のコンベアー)の分岐部3に設けられた分岐装置4は、
複数のスキューローラー5を有する。搬送コンベアー1
と分岐コンベアー2は、ベルト又はチェーン駆動によ
り、パレット段積み商品6を搬送する。スキューローラ
ー5は、図2に示すように、円盤状の回動テーブル7
と、回動テーブル7に回転自在に取り付けられたローラ
ー8を有する。回動テーブル7は、制御装置により回動
し、それに伴ない、ローラー8の回転方向が変化する。
図1に示す位置においては、スキューローラ5の回動テ
ーブル7は、ローラー8の回転軸が搬送コンベアー1の
搬送方向と直交するようになっているので、ローラー8
は、パレット段積み商品6を、搬送コンベアー1に沿っ
て搬送するように回転する。
【0050】スキューローラー5の回動テーブル7を回
動させ、ローラー8の向きを図3に示すようにする。す
ると、ローラー8は、パレット段積み商品6の走行方向
を変え、分岐コンベアー2側に走行させるように回転す
る。その際、必要に応じて各ローラー8の速度を変え、
パレット段積み商品6が回転しながら分岐コンベアー2
側に移動するようにする。ローラー8の向きを、図3に
示す向きと90°異なった向きとし、回転方向を逆にす
れば、分岐テーブル2から搬送テーブル1へ、パレット
段積み商品7を移送することができる。
【0051】図4は、請求項1のうち(b)に係る搬送方
向切り換え装置の実施の形態の例を示す図である。図4
においては、分岐部3には、搬送コンベアー1の方向に
沿って、パレット段積み商品を搬送するように回転する
1組のローラー9aと、分岐コンベアー2側にパレット
段積み商品を移送するように回転する1組のローラー9
bが設けられている。パレット段積み商品を搬送コンベ
アー1の方向に沿って搬送したいときは、ローラー9a
を上昇させ、ローラー9bを下降させる。分岐コンベア
ー2側にパレット段積み商品を移送したいときは、ロー
ラー9bを上昇させ、ローラー9aを下降させる。パレ
ット段積み商品は、上側のローラーによって搬送される
ので、このようにして搬送方向を切り換えることができ
る。
【0052】図示しないが、ローラー9bと分岐コンベ
アー2の中心軸に対して軸対称で、回転方向が逆のロー
ラーを第2組目のローラーとし、その回転方向をローラ
ー9bと逆にすれば、2組目のローラーを上昇させたと
き、分岐コンベアー2から搬送コンベアー1へのパレッ
ト段積み商品の移送が可能となる。
【0053】請求項1のうち(c)に係る搬送方向切り換
え装置が、以上の3種のローラーを設けて、そのうちど
れかを上昇させ、他を下降させることにより実現できる
ことは、説明を要しないであろう。
【0054】図5は、本発明に係るコンベアーの基本的
な機能を示す図である。「分岐」とは、メインコンベア
ーを流れる物品が、請求項等において「他のコンベア
ー」として記載されている分岐コンベアーに分岐するか
(分岐モード)、分岐しないで通過するか(通過モー
ド)を、搬送方向切り換え機構が制御するものである。
「合流」とは、搬送方向切り換え機構が、分岐コンベア
ーから入ってくる物品をメインコンベアーに受け入れる
機能である。すなわち、「合流モード」と「通過モー
ド」の切り換えにより、合流の制御を行う。「T型分
岐」とは、メインコンベアーが2分され、それぞれが、
分岐コンベアーを中心にして反対方向に動き、搬送方向
切り換え機構は、両側からの物品を分岐コンベアーが受
け入れるように制御を行うものである。「T型合流」と
は、メインコンベアーが分岐コンベアーを中心にして2
分され、それぞれが、分岐コンベアーを中心にして反対
方向に動き搬送方向切り換え機構は、分岐コンベアーか
らの物品をどちらのメインコンベアーに合流させるかを
制御するものである。
【0055】図6は、本発明の実施の形態の第1の例を
示す図であり、本発明に係るコンベアーを、パレット倉
庫とピッキング作業場の間に応用した例である。図6に
おいて、11は循環式搬送コンベアー、12は搬送方向
切り換え装置、13はパレット倉庫からの搬入コンベア
ー、14はパレット倉庫への搬出コンベアー、15はピ
ッキング作業場への搬入コンベアー、16はピッキング
作業場からの搬出コンベアー、17はピッキング作業
場、18は向け先別パレット置き場、19はラック式の
パレット倉庫である。なお、以下の図面においては、同
じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0056】パレット倉庫19には、パレットに積載さ
れた商品が、ラック式収納棚に収められている。商品の
出荷準備を行う際には、出荷する商品を積載したパレッ
トをパレット倉庫19からフォークリフトで取り出し、
パレット倉庫からの搬入コンベアー13に載せる。パレ
ット倉庫からの搬入コンベアー13は、パレットを循環
式搬送コンベアー側11に送り出す。それに同期して、
対応する搬送方向切り換え装置12が、「通過モード」
から「合流モード」に切り替わる。この切り換えは、例
えば図1〜図4によって説明した方法により行われる。
それにより、パレットは停止することなく、パレット倉
庫からの搬入コンベアー13から循環式搬送コンベアー
11に移載される。
【0057】循環式搬送コンベアー11により搬送され
たパレットが、ピッキング作業場の目的とする場所へ向
かう、ピッキング作業場への搬入コンベアー15に結合
する搬送方向切り換え装置12の位置に来たとき、当該
搬送方向切り換え装置12が「通過モード」から「分岐
モード」に切り替わる。それにより、パレットは停止す
ることなく、循環式搬送コンベアー11から分岐して、
ピッキング作業場への搬入コンベアー15に移載され、
ピッキング作業場17に運ばれる。
【0058】ピッキング作業場17では、人間がパレッ
ト上の商品のうち、出荷する個数分を取り出し、向け先
別パレット置き場18にある向け先別パレット上に移載
する。そして、商品の取り出しを終えたパレットは、ピ
ッキング作業場からの搬出コンベアー16に載せられ
て、循環式搬送コンベアー11に向かう。それに同期し
て循環式搬送コンベアー11の対応する搬送切り換え装
置12が、「通過モード」から「合流モード」に切り替
わる。
【0059】それにより、パレットは停止することな
く、ピッキング作業場からの搬出コンベアー16から循
環式搬送コンベアー11に移載される。そして、元のパ
レット倉庫19の近くのパレット倉庫への搬出コンベア
ー14に対応する位置に来たとき、対応する搬送切り換
え装置12が、「通過モード」から「分岐モード」に切
り替わる。それにより、パレットは停止することなく、
循環式搬送コンベアー11から分岐して、パレット倉庫
への搬出コンベアー14移載され、フォークリフトによ
りパレット倉庫19の元の位置に収納される。
【0060】このようにして、出荷するロットに対応し
た商品を積載したパレットが、次々とパレット倉庫19
からピッキング作業場に移され、出荷される個数の商品
が向け先別パレット置き場18にある向け先別パレット
上に積載される。そして、1パレット分のロットがまと
まった状態で、向け先別パレット置き場18に保管さ
れ、出荷トラックが来たとき、フォークリフトによりト
ラックに積載されて出荷される。
【0061】図6に示すように、循環式搬送コンベアー
11を略矩形に配置し、その長辺の片側にパレット倉
庫、他の側にピッキング作業場を設けることにより、物
流が交錯しないレイアウトとすることができる。
【0062】図7に、本発明の実施の形態の第2の例を
示す。図7において、20はトラック用入出荷コンベア
ーである。この実施の形態においては、略矩形をなす循
環式搬送コンベアー11の角のひとつに、トラック用入
出荷コンベアー20が設けられ、それに対応して、循環
式搬送コンベアー11に搬送方向切り換え装置12が設
けられている他は、図4に示した実施の形態と同じであ
るので、同一の部分については説明を省略し、異なる部
分についてのみ説明を行う。
【0063】トラック用入出荷コンベアー20は、新し
い商品をラック式倉庫に入れたり、余ったパレットをト
ラックで持ち出したりするときに使用する。新しい商品
がパレットに積載されてトラック用入出荷コンベアー2
0に載せられると、トラック用入出荷コンベアー20
は、そのパレットを循環式搬送コンベアー11に送る。
それに同期して、搬送方向切り換え装置12が、トラッ
ク用入出荷コンベアー20から循環式搬送コンベアー1
1にパレットを受け入れる「合流モード」となる。循環
式搬送コンベアー11にパレットが受け入れられた後の
工程は、図6に示したものと同じである。
【0064】トラック用入出荷コンベアー20にパレッ
トを払い出すときは、そのパレットがトラック用入出荷
コンベアー20に対応する搬送方向切り換え装置12の
位置に来たとき、搬送方向切り換え装置12が、パレッ
トをトラック用入出荷コンベアー20に分岐させる「分
岐モード」となる。これにより、パレットはトラック用
入出荷コンベアー20に移載され、その後トラックで搬
出される。
【0065】なお、トラック用入出荷コンベアー20
は、図7における方向と直角に、図で左側を向くように
設けてもよい。このような、入出荷用コンベアーは、矩
形の長辺側に設けてもよいが、パレット倉庫やピッキン
グ作業場との干渉を避けるために、矩形の4隅のいずれ
かに設けることが好ましい。図8に、図7に対応するパ
レット倉庫とピッキング作業場を結ぶコンベアーの鳥瞰
図を示す。
【0066】以上の実施の形態の例では、パレット倉庫
はフォークリフトでハンドリングをする手動式のもので
あるが、本発明に係るコンベアーを自動倉庫に適用する
と、非常に作業効率の良い自動倉庫が得られる。
【0067】図9は、本発明の第3の実施の形態を示す
概要図であり、本発明に係るコンベアーを使用した自動
倉庫の例を示すものである。図9において、21は出庫
コンベアー、22は入庫コンベアー、23はスタッカー
クレーン、24は出庫パレット、25は入庫パレット、
26は自動倉庫の本体を構成するパレット保管棚であ
る。図9における実施の形態は、自動倉庫との結合部分
を除いては図7に示したものと同じであるので、異なる
部分のみを説明する。一つのパレット倉庫19は、スタ
ッカークレーン23を中心として両側に各1列のパレッ
ト保管棚26を有して構成される。
【0068】パレット保管棚26からパレットを出庫す
るときは、スタッカークレーン23により、出荷パレッ
ト24をパレット保管棚26から取り出し、出庫コンベ
アー21に渡す。出庫台車コンベアーは出庫パレット2
4を循環式搬送コンベアー11側に移送し、循環式搬送
コンベアー11へ渡す。パレット保管棚26に入庫パレ
ット25を入庫するときは、循環式搬送コンベアー11
から対応するパレット倉庫19の入庫コンベアー22に
入庫パレット25を渡す。入庫コンベアー22は入庫パ
レット25を倉庫19側に移動し、スタッカークレーン
23に渡す。スタッカークレーン23は、入庫パレット
25を受け取った状態で、目標のパレット保管棚26に
移動し、入庫パレット25を格納する。
【0069】入庫コンベアー22、出庫コンベアー21
は、移送台車方式にしてもよく、このような場合も「コ
ンベアー」の一種とみなすことは前述のとおりである。
この場合には、移送台車上にローラーコンベアーを搭載
し、このローラーコンベアーを介して、循環式搬送コン
ベアー11とのパレットの受け渡しをするようにするこ
とが考えられる。
【0070】出庫コンベアー21、入庫コンベアー22
と循環式搬送コンベアー11とのパレットの受け渡しに
ついては、図6、図7の説明において行ったものと同じ
である。その他の部分の作動についても、図7で説明し
たものと同じであるので、説明を省略する。図9におけ
るように、本発明に係るコンベアーを、自動倉庫におけ
る倉庫とピッキング作業場との連結に使用することによ
り、パレットの動きを止めることなくパレットの受け渡
し、搬送ができるようになるので、循環台車を利用した
ような従来のものに比して、時間的な作業効率を高める
ことができる。図10に、図9とほぼ同様な構成を有す
る立体自動倉庫の鳥瞰図を示す。
【0071】以下、本発明に係るコンベアーを自動倉庫
に適用する場合の、種々の組み合わせ例について説明す
る。いずれの例においても、コンベアー間のパレットの
受渡しは、前述の搬送方向切り換え装置により、コンベ
アーを停止させることなく行われる。
【0072】図11は、コ字型搬送コンベアーを用いた
例である。図11において、11’はコ字型搬送コンベ
アー、27は入荷用コンベアー、28は出荷用コンベア
ーである。この実施の形態では、本発明に係るコンベア
ーとしてコ字型搬送コンベアー11’を用いている。コ
字型搬送コンベアー11’は矢印で示した方向のみに物
品を搬送可能なものである。この例においては、ピッキ
ング作業場17及び向け先別パレット置き場18を、自
動倉庫本体部(パレット保管棚24)の横側、すなわち
コ字状の中央の辺部分に設けている。
【0073】パレット保管棚26からスタッカークレー
ン23によって取り出されたパレットは、出庫コンベア
ー21に渡され、そこからコ字型搬送コンベアー11’
に積載されて搬送される。そして、ピッキング作業場へ
の搬入コンベアー15に移載され、ピッキング作業場1
7に運ばれる。
【0074】ピッキング作業場からのパレットは、ピッ
キング作業場17からの搬出コンベアー16からコ字型
搬送コンベアー11’に移載される。そして、入庫コン
ベアー22に移され、スタッカークレーン23によりパ
レット保管棚26に戻される。出荷は、ピッキング作業
場17に連設する向け先別パレット置き場18から行う
ことができる。
【0075】新しい商品やパレットは、向け先別パレッ
ト置き場18から入庫することも可能であるが、この例
では、特別の入荷用コンベアー27が設けられ、ここか
ら直接、コ字型搬送コンベアー11’に移されるように
なっている。同様、出荷用コンベアー28が設けられ、
パレット保管棚26に一時的に保管されていた出荷用商
品を載せたパレット、及びピッキング作業上17からの
商品を載せたパレットが、ここから出荷されるようにな
っている。
【0076】この例においては、コ字型搬送コンベアー
11’上における物流が一方向的なので、入庫コンベア
ー22、出庫コンベアー21は、それぞれ入庫、出庫専
用としてある。たとえば、入庫コンベアー22に出庫の
機能を持たせても、ほとんど役に立たない。入荷用コン
ベアー27は、コ字型搬送コンベアー11’の図におけ
る右上端から左下端のどこにでも設けることができる。
出荷用コンベアー28は、コ字型搬送コンベアー11’
の図における右下端から右上端のどこにでも設けること
ができる。しかし、設備レイアウト上、コ字型の端か角
に設けることが望ましい。また、ピッキング作業上17
から供給される商品を載せたパレットの出荷を、直接出
荷用コンベアー28から行う場合には、出荷用コンベア
ー28は、最下流のピッキング作業場17からの搬出コ
ンベアー16のさらに下流に設置しなければならないの
は言うまでもない。
【0077】図12は、図11に示した設備レイアウト
を変形した例であり、入荷用コンベアー27の位置が変
わっているほか、ピッキング作業場17、向け先別パレ
ット置き場18が、倉庫本体の右側、下側、左側に設け
られている点が異なっている。図示してはいないが、コ
字状搬送コンベアー11’の中央の辺(図では下側)に
は、コ字状搬送コンベアー11’の両側にピッキング作
業場17を設けることができる(向け先別パレット置き
場18は外側にしか設けることはできない)。
【0078】また、コ字状搬送コンベアー11’の上下
の2辺に当たる部分(図では右側、左側)では、ピッキ
ング作業場17への搬入コンベアー15、搬出コンベア
ー16は、出庫コンベアー21の下流側で、入庫コンベ
アー22の上流側に設ける必要があるので、設置スペー
スに制限を受ける。以上のことから、ピッキング作業場
17は、コ字状搬送コンベアー11’の中央の辺に面し
て設けることが好ましい。
【0079】図13は、本発明に係るコンベアーを循環
式搬送コンベアーとし、それを倉庫本体部の周りに周回
させた例を示す図である。図13に示す例は、コ字型搬
送コンベアーが循環式搬送コンベアー11に代わり、そ
れに伴なって、ピッキング作業場17、向け先別パレッ
ト置き場18が、倉庫本体の上側にも設けられている以
外は、図11に示したものと同じであるので、異なった
部分のみを説明する。
【0080】循環式搬送コンベアー11を用いることに
より、倉庫本体の周囲のどの面にも、ピッキング作業場
17、向け先別パレット置き場18を設けることができ
る。図示しないが、図において、循環式搬送コンベアー
11の右辺、左辺の外側にピッキング作業場17、向け
先別パレット置き場18を設けても、図12の例におけ
るような配置上の制限はない。入荷用コンベアー27、
出荷用コンベアー28も、循環式搬送コンベアー11に
面するどの部分においても差し支えないが、他の作業ス
ペースとの関係を考慮すれば、なるべく循環式搬送コン
ベアー11の4隅のどこかに設けるのが好ましい。ま
た、入庫コンベアー22、出庫コンベアー21を、入出
庫可能なものとするか、図の左側にも出庫コンベアー2
1を、右側にも入庫コンベアー22を併設するようにす
ると、さらに物流の自由度をよくすることができる。
【0081】図14に、ピッキング作業場を有しない自
動倉庫の例を示す。図14において、11”は一方向搬
送コンベアーである。この場合には、循環式搬送コンベ
アーを設けてもよいが、入荷場所と出荷場所を同じ場所
や近接した場所にするような場合は別として、余りメリ
ットが無いので、一方向搬送コンベアー11”を用いて
いる。
【0082】一方向搬送コンベアー11”の最上流側に
は、入荷用コンベアー27が2箇所設けられ、一方向搬
送コンベアー11”に接続されている。そして、搬送方
向切り換え装置が、どちらの入荷用コンベアー27から
一方向搬送コンベアー11”に入荷パレットを受け入れ
るかを制御する。一方向搬送コンベアー11”の最下流
側には、出荷用コンベアー28が3箇所に設けられてお
り、2個の搬送方向切替装置が、どのコンベアーに出荷
パレットを渡すかを制御する。その他の動作について
は、図9に示したものと同じであるので説明を省略す
る。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に係る発明においては、搬送される物品の動きを停
止させることなく、当該コンベアーと他のコンベアーと
の間の物品の受け渡しを行うことができる。よって、時
間的に搬送効率の良い搬送設備とすることができる。
【0084】請求項2に係る発明においては、ピッキン
グ作業位置とのコンベアー間におけるパレット等の物品
の受け渡しに時間がかからず、時間的に効率の良いピッ
キングシステムとすることができる。
【0085】請求項3に係る発明においては、物流方向
を一方向とすることができ、物流の交錯が起こらないの
で、さらに時間的に効率の良い搬送設備とすることがで
きる。
【0086】請求項4に係る発明においては、外部との
物品の受け渡しにおいても、物品の動きを止めることな
く受け渡しができるので、時間的に効率の良い搬送装置
とすることができる。
【0087】請求項5に係る発明においては、倉庫コン
ベアー、作業上コンベアーと循環コンベアーとの間で、
パレットを止めることなく移載を行うことができるの
で、入出庫効率の良い自動倉庫とすることができる。
【0088】請求項6に係る発明においては、倉庫コン
ベアーと作業場コンベアーが交錯せず、設備構成が簡略
化されると共に、倉庫本体の間口に面してピッキング作
業場を設けることができるので、この面からも設備構成
が簡略化できる。
【0089】請求項7に係る発明においては、循環コン
ベアーを倉庫の倉庫本体の間口側に設けるのみで、物品
の搬入、搬出、ピッキング作業を行うための搬送を行う
ことができるので、設備の構成が簡略化できる。
【0090】請求項8に係る発明においては、全ての設
備が倉庫本体の1方向に集中することが無くなり、設備
設計を容易にすることができる。
【0091】請求項9に係る発明においては、従来、ピ
ッキング作業場として使用するのが困難であった場所
を、ピッキング作業場として利用することができるよう
になる。
【0092】請求項10に係る発明においては、ピッキ
ング作業と搬入、搬出作業との干渉を避け、設備レイア
ウトを簡単にすることができる。
【0093】請求項11に係る発明においては、ピッキ
ング作業場は、自動倉庫本体のどちら側にも、自由に配
置することができ、1つ以上の面に任意に配置が可能で
ある。
【0094】請求項12に係る発明においては、従来、
ピッキング作業場として使用するのが困難であった場所
を、ピッキング作業場として利用することができ、設備
設計上の制約を軽減することができる。
【0095】請求項13に係る発明においては、ピッキ
ング作業と搬入、搬出作業との干渉を避け、設備レイア
ウトを簡単にすることができる。
【0096】請求項14に係る発明においては、倉庫コ
ンベアー、入荷用コンベアー及び出荷用コンベアーとパ
レット搬送コンベアーとの間の物品の受け渡し時にコン
ベアーが停止することがないので、時間的な入出庫効率
の良いものとすることができる。
【0097】請求項15に係る発明においては、パレッ
ト搬送コンベアーを一方向にパレットを搬送するものと
しているので、設備を簡単にすることができ、かつ、入
出庫作業を円滑に行うことができる。
【0098】請求項16に係る発明においては、パレッ
ト搬送コンベアーの長さを短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成要素である搬送方向切り換え装置
の第1の例を示す図である。
【図2】図1に示す搬送方向切り換え装置の、スキュー
ローラの詳細を示す図である。
【図3】図1に示す搬送方向切り換え装置の、搬送方向
を異ならせた場合の構造を示す図である。
【図4】本発明の構成要素である搬送方向切り換え装置
の第2の例を示す図である。
【図5】本発明に係るコンベアーの基本的な機能を示す
図である。
【図6】本発明の実施の形態の第1の例を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態の第2の例を示す図であ
る。
【図8】図7に示す実施の形態に対応するパレット倉庫
とピッキング作業場を結ぶコンベアーの鳥瞰図である。
【図9】本発明の実施の形態の第3の例を示す図であ
る。
【図10】図9とほぼ同様な構成を有する立体自動倉庫
の鳥瞰図を示す図である。
【図11】コ字状搬送コンベアーを用いた自動倉庫の例
を示す図である。
【図12】図12に示した設備を変形した例を示す図で
ある。
【図13】周回式の搬送コンベアーを自動倉庫の周りに
設けた例を示す図である。
【図14】ピッキング作業場を持たない自動倉庫の例を
示す図である。
【図15】従来の自動倉庫の例を示す図である。
【符号の説明】
1…搬送コンベアー、2…分岐コンベアー、3…分岐
部、4…分岐装置(搬送方向切り換え装置)、5…スキ
ューローラー、6…パレット段積み商品、7…回動テー
ブル、8…ローラー、9a,9b…ローラー、11…循
環式搬送コンベアー、11’…コ字型搬送コンベアー、
11”…一方向搬送コンベアー、12…搬送方向切り換
え装置、13…パレット倉庫からの搬入コンベアー、1
4…パレット倉庫への搬出コンベアー、15…ピッキン
グ作業場への搬入コンベアー、16…ピッキング作業場
からの搬出コンベアー、17…ピッキング作業場、18
…向け先別パレット置き場、19…ラック式のパレット
倉庫、20…トラック用入出荷コンベアー、21…出庫
コンベアー、22…入庫コンベアー、23…スタッカー
クレーン、24…出庫パレット、25…入庫パレット、
26…自動倉庫の本体を構成するパレット保管棚、27
…入荷用コンベアー、28…出荷用コンベアー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎枝 成治 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 石川 洋史 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 田鍋 実 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 3F022 EE02 FF01 HH13 JJ09 LL31 MM13 3F033 BB01 BB06 BC03 DA01 EA05 3F070 AA06 BD01 BD05 EA21 EA38 EC02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットや梱包物等の物品を搬送するコ
    ンベアーであって、当該コンベアーの、他のコンベアー
    との交差部のうち少なくとも1箇所に、以下の搬送方向
    切り換え装置のうちいずれかを有してなることを特徴と
    するコンベアー。 (a) 首振り角度が可変できる複数のスキューローラーを
    有してなり、当該スキューローラーにより物品を搬送す
    ると共に、スキューローラ−の首振り角度を変更するこ
    とにより、物品の搬送方向を可変とした搬送方向切り換
    え装置。 (b) 当該コンベアーの進行方向に物品を搬送するように
    回転する複数のローラーからなる第1のローラー群と、
    当該コンベアーから他のコンベアーに物品を搬送する
    か、他のコンベアーから当該コンベアーに物品を搬送す
    るように回転する第2のローラー群とを有してなり、第
    1のローラー群と第2のローラー群のいずれかを上昇さ
    せて、上昇させたローラー群で物品を搬送することによ
    り、物品の搬送方向を可変とした搬送方向切り換え装
    置。 (c) 当該コンベアーの進行方向に物品を搬送するように
    回転する複数のローラーからなる第1のローラー群と、
    当該コンベアーから他のコンベアーに物品を搬送するよ
    うに回転する第2のローラー群と、他のコンベアーから
    当該コンベアーに物品を搬送するように回転する第3の
    ローラー群とを有してなり、第1のローラー群から第3
    のローラー群の内いずれかを上昇させて、上昇させたロ
    ーラー群で物品を搬送することにより、物品の搬送方向
    を可変とした搬送方向切り換え装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコンベアーであって、
    前記「他のコンベアー」の少なくともひとつが、ピッキ
    ング作業位置に連結するコンベアーであることを特徴と
    するコンベアー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のコンベア
    ーであって、当該コンベアーが循環式(無端)コンベア
    ーであることを特徴とするコンベアー。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のコンベアーであって、
    当該コンベアーが略矩形の形状を有し、当該矩形の角部
    の少なくとも1箇所に請求項2に記載の「他のコンベア
    ー」が設けられており、当該「他のコンベアー」は物品
    の搬入路又は搬出路とされていることを特徴とするコン
    ベアー。
  5. 【請求項5】 パレット保管棚と、スタッカークレーン
    と、スタッカークレーンとの間でパレットを受け渡し可
    能な倉庫コンベアーと、ピッキング作業場との間でパレ
    ットを受け渡し可能な作業場コンベアーと、倉庫コンベ
    アー、作業場コンベアーとの間で、それぞれパレットを
    受け渡し可能な循環コンベアーとを有してなり、循環コ
    ンベアーは請求項3又は請求項4に記載の「当該コンベ
    アー」、倉庫コンベアーと作業場コンベアーは、請求項
    2に記載の「他のコンベアー」であることを特徴とする
    自動倉庫。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の自動倉庫であって、循
    環コンベアーが略矩形の形状を有し、当該矩形の一方の
    長辺側に前記倉庫コンベアーが、他方の長辺側に作業場
    コンベアーが交差していることを特徴とする自動倉庫。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の自動倉庫であって、循
    環コンベアーの作業場コンベアーが交差している側の長
    辺に、物品の搬入路又は搬送路となるコンベアーが交差
    しており、当該コンベアーは請求項2に記載の「他のコ
    ンベアー」であることを特徴とする自動倉庫。
  8. 【請求項8】 パレット保管棚と、スタッカークレーン
    と、スタッカークレーンの走行方向の両端に設けられ、
    スタッカークレーンとの間でパレットを受け渡し可能な
    倉庫コンベアーと、ピッキング作業場との間でパレット
    を受け渡し可能な作業場コンベアーと、スタッカークレ
    ーンの走行方向の両端側と、スタッカークレーンの走行
    方向に沿った1端側とに渡って、パレット保管棚を囲む
    ように略コ字上に配置されたパレット搬送コンベアーと
    を有してなり、パレット搬送コンベアーは請求項2に記
    載のコンベアーであり、倉庫コンベアーと作業場コンベ
    アーは、請求項2に記載の「他のコンベアー」であるこ
    とを特徴とする自動倉庫。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の自動倉庫であって、ス
    タッカークレーンの走行方向の1端側を入庫口、他端側
    を出庫口とし、両者側に挟まれたパレット搬送コンベア
    ーのコ字状の中央の辺部分に、作業場コンベアーを交差
    させたことを特徴とする自動倉庫。
  10. 【請求項10】 請求項8又は請求項9に記載の自動倉
    庫であって、前記パレット搬送コンベアーのコ字状の先
    端部又は角部に、物品の搬入路又は搬送路となるコンベ
    アーが交差しており、当該コンベアーは請求項2に記載
    の「他のコンベアー」であることを特徴とする自動倉
    庫。
  11. 【請求項11】 パレット保管棚と、スタッカークレー
    ンと、スタッカークレーンの走行方向の両端に設けら
    れ、スタッカークレーンとの間でパレットを受け渡し可
    能な倉庫コンベアーと、ピッキング作業場との間でパレ
    ットを受け渡し可能な作業場コンベアーと、パレット保
    管棚を周回するように配置されたパレット搬送コンベア
    ーとを有してなり、パレット搬送コンベアーは請求項3
    に記載のコンベアーであり、倉庫コンベアーと作業場コ
    ンベアーは、請求項2に記載の「他のコンベアー」であ
    ることを特徴とする自動倉庫。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の自動倉庫であっ
    て、パレット搬送コンベアーの4辺のうち、スタッカー
    クレーンの走行方向と平行な両辺の少なくとも一方に作
    業場コンベアーを交差させたことを特徴とする自動倉
    庫。
  13. 【請求項13】 請求項11又は請求項12に記載の自
    動倉庫であって、前記パレット搬送コンベアーの角部
    に、物品の搬入路又は搬送路となるコンベアーが交差し
    ており、当該コンベアーは請求項2に記載の「他のコン
    ベアー」であることを特徴とする自動倉庫。
  14. 【請求項14】 パレット保管棚と、スタッカークレー
    ンと、スタッカークレーンとの間でパレットを受け渡し
    可能な倉庫コンベアーと、倉庫への物品の搬入路となる
    入荷用コンベアーと、倉庫からの物品の出荷路となる出
    荷用コンベアーと、パレット搬送コンベアーとを有して
    なり、パレット搬送コンベアーは請求項1に記載のコン
    ベアーであり、倉庫コンベアー、入荷用コンベアー及び
    出荷用コンベアーは、請求項1に記載の「他のコンベア
    ー」であることを特徴とする自動倉庫。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の自動倉庫であっ
    て、パレット搬送コンベアーは一方向にパレットを搬送
    するものであり、倉庫コンベアー、入荷用コンベアー及
    び出荷用コンベアーのうちで、入荷用コンベアーは、パ
    レット搬送コンベアーの最上流側に接続され、出荷用コ
    ンベアーは、パレット搬送コンベアーの最下流側に接続
    されていることを特徴とする自動倉庫。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の自動倉庫であっ
    て、入荷用コンベアー、出荷用コンベアーの少なくとも
    一方は、パレット搬送コンベアーの端近傍に接続されて
    いることを特徴とする自動倉庫。
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