JP2695781B2 - 荷の並べ換え装置 - Google Patents

荷の並べ換え装置

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JP2695781B2
JP2695781B2 JP10426387A JP10426387A JP2695781B2 JP 2695781 B2 JP2695781 B2 JP 2695781B2 JP 10426387 A JP10426387 A JP 10426387A JP 10426387 A JP10426387 A JP 10426387A JP 2695781 B2 JP2695781 B2 JP 2695781B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無作為の順序で並べられた荷を希望する順序
に並べ換える装置に関するものであり、特に倉庫の出庫
装置として好適である。 〔従来の技術〕 各種製品の配送センタ等において自動倉庫が多く用い
られている。自動倉庫は、多数の荷の格納棚を有する立
体格納棚と、この立体格納棚に沿って走行し、格納棚と
入出庫口との間で荷を搬送するスタッカレクレーン、こ
の入出庫口とトラック等との間を接続するコンベヤ等か
らなる。(特開昭60−128101号公報) 荷を出庫する場合について説明すると、出庫指示に基
づきスタッカクレーンは格納棚から荷を取出し、出庫口
に出庫する。この荷はコンベヤ等で搬送され、フォーク
リフト等でトラック等に積込まれる。 トラックに荷を積み込む場合、トラックから荷を降す
順序を考えて積込むことが必要である。例えば、複数の
店舗に荷を配送するトラックである場合において、先
ず、X店にA,B,Cの荷を配送し、次にY店にB,C,Dの荷を
配送する場合には、トラックの荷降し口側にX店用の荷
を、その奥にY店用の荷を積み込むことが必要である。
即ち、一般に、荷降しとは逆の順序で積込むことが必要
である。また、同一場所に全ての荷を輸送する場合であ
っても、輸送先の作業内容、保管内容の点から荷降しの
順序を考えた積み込みが必要な場合がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 前記のように荷降しの順序を考えてトラックへの積込
みが必要である。自動倉庫では次の2つの手段によって
対応している。 (1)立体格納棚から出庫されコンベヤ等によって搬送
されて来た複数の荷を滞留させ、フォークリフトの運転
者が積込み順序に従って荷を取出し、トラックに積込
む。これによれば、時間がかかり、また間違いの恐れも
ある。 (2)スタッカクレーンによる荷の出庫順序をトラック
への積込み順序に一致させる。これによれば確実に積込
むことができる。しかし、時間も相応に必要とするもの
である。また、制御も複雑になるものである。一般に、
トラック一台分の荷は複数の立体格納棚から出庫するの
で、より顕著になる。 例えば、Dの荷の次にAの荷を積込む場合において、
Dの荷はK1の立体格納棚にあり、Aの荷はK2の立体格納
棚にあり、特にコンベヤの搬送方向においてK1が上流に
ある場合は、K2の入出庫口からコンベヤへのAの荷の出
庫をDの荷が通過するまで、待機させる必要がある。ま
た、一般に、スタッカクレーンは一つの出庫作業のみを
行うものではなく、他の出庫口への出庫作業や入庫作業
も行っているので、他の作業を行っているときには前記
Dの荷の出荷が遅れ、増々Aの荷の出庫が遅れ、時間が
かかるものである。 本発明の目的は、複数の荷を被供給部に供給するに当
って、特定の順序で供給できるようにすると共に、その
特定の順序での荷の供給を短時間で行えるようにするこ
とにある。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、荷を搬送するコンベヤラインと、前記コ
ンベヤラインの搬送方向に沿って配置した荷のための複
数の滞留部と、前記コンベヤラインの搬送方向の先頭の
前記滞留部を除く他の全ての前記滞留部、又は前記先頭
の滞留部を含めた全ての前記滞留部のそれぞれに設ける
ものであって、前記コンベヤラインの荷をコンベヤライ
ン外の該滞留部に移動させて滞留させる滞留装置と、自
己の滞留部に滞留すべき荷が前記コンベヤラインによっ
て該滞留部の前方に搬送されて来ると該滞留部の前記滞
留装置を駆動する第1の制御手段と、所定の数の前記滞
留部の全てに荷が滞留している条件下で、該所定の数の
滞留部に位置している荷の順序を変更しないで、前記所
定の数の全ての荷を被供給部に供給する指令を出力する
第2の制御手段と、によって達成される。 〔作用〕 例えば、供給部のA,B,C,Dの4つの荷をA,B,C,Dの順序
で被供給部に供給する場合、荷の供給部はこの4つの荷
を供給(例えば出庫)しやすい順序で供給する。このた
め、コンベヤラインには、B,D,A,Cの順序で搬送されて
くる。先頭のBの荷は先頭から2番目の滞留部に移動さ
せ、次のDの荷は最後尾(先頭から4番目)の滞留部に
移動させ、3番目のAの荷は先頭(1番目)の位置で停
止させるか、又は滞留部に移動させるか、又はそのまま
搬送し、最後尾のCの荷は3番目の滞留部に移動させ
る。これによって、荷は先頭からA,B,C,Dの順序で並ん
だことになる。次に、この滞留部の荷をこの順序で被供
給部に供給する。 〔実施例〕 以下、本発明を一実施例を第1図〜第7図により説明
する。本実施例は立体格納棚の荷をスタッカクレーンで
出庫し、トラックに積込む場合の例である。 第1図において、トラック1にはA〜Jの10個の荷2
を5個×2列の状態で載せている。トラック1は後側か
ら荷降しをするとする。荷A〜Jは図に示す位置に載せ
る必要があるとする。並べ換え装置30は5個×2列の一
組の荷を一時期に作ることができるものである。 倉庫はスタッカクレーン3とその両側の立体格納棚5
とからなるものを1組として複数組並設している。スタ
ッカクレーン3は2組のフォーク装置を備え、出庫口6
に2つの荷2を一度に出庫することができる。2組のフ
ォオーク装置は水平方向に並列に設けている。 出庫口6の2つの荷2は一つの台車8に載せられ、コ
ンベヤからなるバッファ20に供給される。台車8は循環
路9を循環するものであり、各出庫口6、バッファ20の
上流端の位置で停止する。出庫口6、及び台車8の上面
にはコンビヤを備えている。台車8は走行方向に並列に
2つの荷2を載せている。 バッファ20は2列をコンベヤからなるものであり、そ
れぞれ単独で運転できる。各列のバッファ20は5個の荷
2を載せることができる。つまり、トラック1台分の荷
を滞留できるものである。各列の荷2の間には隙間があ
る。このような荷の停止手段は公知である。列方向の荷
2の間には隙間がある。各列のバッファ20は並べ換え装
置30に1個づつ荷2を供給する。 2列のバッファ20を区別する必要があるときは、図に
おいて上方の列のバッファ20を20aとし、図において下
方の列のバッファを20bと称する。 2列のバッファ20を一組として、図において上下に2
組設置している。上下の組を区別する必要があるとき
は、上方の組のバッファ20を20Aとし、下方の組のバッ
ファ20を20Bとする。 バッファ20A,20Bと台車8の停止位置11A,11Bとの間に
は台車8の荷を各列20a,20bに区分して供給するための
仕分け装置25A,25Bを設置している。 仕分け装置25Aは、停止位置11Aとバッファ20aを接続
するX方向の第1のコンベヤと、このコンベヤに並列で
あってバッファ20bに接続したX方向の第2のコンベヤ
と、バッファ20の近傍において2つのX方向のコンベヤ
を接続するY方向のコンベヤとからなる。Y方向のコン
ベヤは2つのX方向のコンベヤに対して上下動自在であ
る。第1のコンベヤは2つの荷を載せることができる。
このような仕分け装置は基本的に公知である。 仕分け装置25Aと25Bとは図において上下に対象であ
る。 また、停止位置11Aと11Bとの間にも停止位置11Cがあ
る。この停止位置11Cから各組の各列のバッファ20に荷
を搬送するように、仕分け装置25Cを設置している。仕
分け装置25CはX方向のコンベヤと2列のY方向のコン
ベヤとからなる。X方向のコンベヤは2つの荷を載せる
ことができる。一方のY方向のコンベヤは仕分け装置25
A,25BのY方向のコンベヤに接続している。他方のY方
向のコンベヤは仕分け装置25A,25BのX方向のコンベヤ
に接続している。Y方向のコンベヤはX方向のコンベヤ
に対して上下動自在である。 並べ換え装置30はバッファ20にそれぞれ接続してい
る。つまり、図において上下に2組あり、各組は2列の
装置からなる。上下の組を区別する必要があるときは、
上方の組の並べ換え装置30を30Aとし、下方の組の並べ
換え装置30を30Bとする。一組内において各列を区別す
る必要があるときは、図において上方の列の並べ換え装
置30を30aとし、図において下方の列の並べ換え装置30
を30bとする。 各列の並べ換え装置30は、荷を搬送するコンベヤライ
ン31と、コンベヤライン31上の荷を上昇させるフタ33と
からなる。リフタ33で荷を持上げた状態で、その下方を
荷が通過できる。コンベヤライン31はコンベヤ上に荷を
載せて搬送するものである。コンベヤライン31は5個の
荷を載せることができ、5個所の停止位置を有する。こ
のような荷の停止手段は公知である。停止位置に停止し
た荷の前後の間には隙間がある。リフタ33は先頭の停止
位置を除いた2番目から5番目のそれぞれの停止位置に
設置している。各リフタ33は単独で動作可能である。こ
の並べ換え装置30の詳細は後述する。 リフタ33で持上げた位置及び先頭の位置が荷の滞留部
である。リフタ33持上げた位置は退避部といえる。 並べ換え装置30aと30bは図において上下に対象である 並べ換え装置30の各列の荷の間には隙間がある。 各組の並べ換え装置30A,30Bで並べ換えられた一組の
荷はトラバーサ41を介してトラック1への移載部のコン
ベヤ45に搬送される。トラバーサ41のY方向に走行する
台車42は5個×2列のコンベヤを設けている。コンベヤ
45も同様である。 トラック1に荷を載せたとき、前後の荷の間の隙間、
2列の荷の間の隙間を無くしたい場合には、台車42のコ
ンベヤ又はコンベヤ45でこの作業を行う。先頭の荷をス
トッパに当てて移動しないようにした状態で、コンベヤ
を駆動し空転させれば、前後の隙間を無くすることがで
きる。荷を載せた状態で一方の列のコンベヤを他方の列
のコンベヤ側に移動すれば、2列の間の隙間を無くすこ
とができる。 コンベヤ45の一組の荷は公知のトラックローダ48でト
ラック1に一度に載せられる。荷の下部にはトラックロ
ーダ48のフォークの入る空間を設けている。 上方の列の並べ換え30aの構成の詳細を第3図〜第6
図により説明する。 コンベヤライン31は2列一組のチェンコンベヤからな
る。コンベヤライン31は下流側から上流側に向けて、31
a,31b,31cの3つに分割されている。即ち、先頭(1番
目)の停止位置のチェンコンベヤ31a、2番目と3番目
の停止位置のチェンコンベヤ31b、4番目と5番目の停
止位置のチェンコンベヤ31cとからなり、それぞれ単独
で運転可能である。2番目〜5番目の停止位置のコンベ
ヤは2つの停止位置単位で設け、駆動用のモータ等を少
くしている。各停止位置には荷の有無を検出するセンサ
や、荷の移動を停止させるためにコンベヤから上下動す
るストッパーを備える。これら停止位置に荷を停止させ
るための構成は公知である。 リフタ33側の2番目から5番目の各停止位置のチェン
コンベヤの中央部は第4図に示す如くリフタ33のアーム
37が上下動できるよう切断している。この切断部はチェ
ンで連結している。 リフタ33は、立設した四角形のフレーム34と、このフ
レーム34に沿って上下動する昇降体35と、フレーム34と
昇降体35との間に設置したシリンダ装置36とからなる。
昇降体35には水平方向に一本のアーム37を突出させてい
る。アーム37の先端の上面には荷を載せる座38を設置し
ている。座38は2列のチェンコンベヤ31の間を昇降でき
る。座38はブラケット38aを介してアーム37に固定され
ている。 かかる構成の動作を説明する。 出庫口6の2つの荷を載せた台車8は停止位置11A又
は11Bに停止する。台車8の2つの荷が上方の組20Aの荷
であれば停止位置11Aに停止し、台車8の2つの荷が下
方の組20Bの荷であれば停止位置11Bに停止する。台車8
の一方の荷が上方の組20A用であり、他方の荷が下方の
組20B用の荷である場合は中間の停止位置11Cに停止す
る。 台車5aの荷は仕分け装置25A、25B、25Cによって上方
の列のバッファ20a、又は下方の列のバッファ25bに振分
けられる。例えば、一つの台車8の荷がCとDである場
合において、Cの荷は上方の列20aに搬送され、Dの荷
は下側の列25bに搬送される。 このようにして各列のバッファ20a、20bに並べられた
荷は一つづつ並べ換え装置30a、30bに搬送される。 並べ換え装置30において、それぞれの荷はそれぞれの
位置まで搬送される。今、バッファ20から送り出された
荷がCの場合は先頭から2番目の位置まで搬送され、停
止させられる。そして該部のリフタ33でこの荷Cを上方
に持上げる。次の荷がAであれば、Cの荷の下方を通っ
て先頭の1番目の位置まで搬送される。先頭の位置を通
過する荷が無いこと、及び一つの荷に対して一つのコン
ベヤ31aであることにより、先頭の荷は持上げる必要は
ない。1番目、及び2番目の荷が到着し、3番目の荷が
未着の場合は、2番目と3番目とのコンベヤ31bが一組
であるので、2番目の荷はリフタ33で上昇させていなけ
ればならない。1番目と2番目の荷が到着している状態
で3番目の荷が当着した場合は3番目のリフタ33は上昇
させる必要はない。また、1番目と3番目の荷が到着し
ている状態で2番目の荷が到着した場合は2番目のリフ
タ33を上昇させる必要はない。 このようにして5個×2列の1組の荷がそろうと、全
ての荷をトラバーサ41の台車42に搬送する。搬送の場合
は前述のとおりである。 第7図により一列の並べ換え装置30の動作の一例を説
明する。 バッファ20上の一組の荷の並べ換えの要否を判断し
(ステップF1)、並べ換えの必要が無ければ、バッファ
20の一組の荷を連続して供給すると共に、並べ換え装置
30の全てのコンベヤ31を運転する。台車42に供給可能で
あれば、引続き供給する。(ステップF3) 並べ換えの必要があれば、今、搬送する荷の停止位置
を求め、停止すべき位置が1番目であれば(ステップF
5)、全てのコンベヤ31を運転し、1番目の位置まで搬
送する(ステップF7)。そして、荷の数をカウントし、
5個未満であれば、ステップF5に戻る(ステップF2
5)。 ステップF5において、停止すべき位置が1番目でない
場合は、所定の位置までのコンベヤ31c、31bを運転し、
所定位置においてコンベヤ31を停止させる(ステップF1
1、F13、F15)。 所定の停止位置よりも前方のそれぞれの停止位置の全
てに荷2があるか否かを判断し(ステップF17)、一つ
でも荷2の無い停止位置があれば、リフタ33を動作さ
せ、荷2を持上げる(ステップF23)。 所定の停止位置よりも前方の停止位置の全てに荷が滞
留しおり、かつ、今、滞留させようとしている荷の停止
位置が2番目、又は4番目でなければ、即ち、停止位置
が3番目、又は、5番目であれば、リフタ33で荷2を持
上げることはしない(ステップF19)。 ステップF19において滞留させようとしている荷の停
止位置が2番目であり、かつ3番目の滞留部に荷留して
いれば(リフタ33で荷を持上げている)(ステップF2
1)、やはりリフタ33で荷2を持上げることはしない。
滞留させようとしている荷2が4番目の場合は、5番目
の滞留位置の荷の有無によって定め、5番目に荷があれ
ば、リフタ33で荷を持上げない。 ステップF21において、3番目又は5番目の滞留位置
に荷2が無ければ、2目番目又は4番目のリフタ33を動
作させて荷2を上昇させる。 このようにして5個の荷がそろうと、全てのリフタ33
を下降させ、台車42に供給可能であれば、コンベヤ31を
運転する。(ステップF25,F27,F3) なお、それぞれの台車8、仕分け装置25A,25B,25C,バ
ッファ20A,20B、並べ換え装置20A,20Bの各位置におい
て、いずれの荷であるかの認識が必要である。これは、
トラッキングという公知の技術を用いることにより可能
である。 以上説明の如く、出庫口6から無作為に出庫された荷
は並べ換えられてトラック1に荷降しの順序で積込まれ
ることになる。 よって、スタッカクレーンは最も能率の良い順序で荷
を搬出でき、待ち時間を少くできるものである。このた
め、能率を向上できるものである。 第1図ではトラック1上の荷をA〜Jの10種類として
いるが、X店にA,B,Cの荷を搬送し、次にY店にA〜G
の荷を搬送する場合は、後側のH,I,Jの荷をX店用のA,
B,Cの荷とする。 上記実施例において、台車42に荷を供給可能であれ
ば、並べ換え後、先頭となる荷をコンベヤ31aで停止さ
せることなく、台車42に供給可能である。 2つの荷を1組の荷として取扱う場合は、コンベヤは
2つの荷を同時に搬送するようにし、一つのリフタは2
つの荷を上昇させるようにする。 上記実施例では一組の並べ換え装置30には並べ換えよ
うとする一組の荷のみが供給されており、次回で並べ換
えようとする荷は混っていない。もしこのように他の荷
が混在している場合は、並べ換え装置30で並べ換えので
きる荷の数(即ち、コンベヤとリフタの数)を増やせば
よい。この増加させる荷の数は混在する荷の数で定めれ
ばよい。 以上の並べ換え装置30はリフタを用いて上方に退避さ
せるものであったが、以下の例のように水平方向に退避
させることもできる。 第8図はコンベヤ方式である。中央にX方向(列方
向)に搬送するコンベヤライン51があり、5個所の停止
位置を有する。このコンベヤライン51の5個所の中央に
Y方向に搬送するコンベヤ52を有する。また、コンベヤ
51の5個所の停止位置の両側にもそれぞれY方向に搬送
するコンベヤ53,54を有する。コンベヤ51はコンベヤ52,
53,54に対して昇降自在である。コンベヤ52,53,54は正
逆回転自在である。コンベヤ51,52,53,54は2列一組の
チエンコンベヤである。この並べ換え装置30はレール56
を走行する台車57に載置している。 荷はコンベヤライン51でそれぞれの停止位置まで搬送
され、上方の列の荷であればコンベヤ52,53でコンベヤ5
3に搬送される。下方の列の荷であればコンベヤ52,54で
コンベヤ54に搬送される。 このようにしてバッファ20の上方の列の全ての荷を出
庫すると、台車57を移動させ、中央のコンベヤライン51
とバッファ20の下方の列とを一致させる。 このようにして並べ換えが完了すると、コンベヤ53の
全ての荷をコンベヤ51に移動させ、トラバーサ41の台車
42の一方のコンベヤ列に搬送する。次に、他方の列のコ
ンベヤ54の5個の荷をコンベヤライン51に供給すると共
に、台車42を移動させ、台車42の他方の列のコンベヤに
搬送する。 並べ換え装置30を移動させないで、バッファ20を移動
させてもよい。 この並べ換え装置30に荷を供給するバッファ20は10個
の荷を一列に並べたものでもよい。 第1図の実施例では先頭の停止位置の荷はコンベヤ31
外に退避させる必要がないが、第8図の実施例ではコン
ベヤライン51は上方の列及び下方の列に供給するので、
先頭の停止位置にも退避用のコンベヤ53,54が必要であ
る。一列の荷のみを構成する場合(コンベヤ54は無し)
は、先頭の停止位置のコンベヤ52、53は不要にできる。 この第8図の実施例と第1図の実施例の並べ換え装置
を比較すると、第1図の方が構成が簡単で、かつ必要面
積が小さい。 第8図の実施例では、並べ換えの終った各列の荷を直
列状態で被供給部に搬送しているが、被供給部が並べ換
え装置30に並列にある場合はコンベヤ53,52,54を用いて
並列状態で搬送することができる。 第8図の実施例は中央の共通のコンベヤ51のラインか
ら左右に退避させている。つまり並べ換えの完了した荷
の2つの列がコンベヤラインで分断されている。並べ換
えを完了した荷の2つの列を近接したい場合には、中央
にコンベヤ53,54を設け、コンベヤ51,52からなる一組の
コンベヤをコンベヤ53,54の両側にそれぞれ設ければよ
い。この場合、並べ換えを完了した2列の状態でX方向
に出庫した場合は、コンベヤ53,54にそれぞれX方向に
搬送するコンベヤを設ける。 第9図に台車方式である。Y方向に移動可能な台車61
を5個所の停止位置にそれぞれ設置している。各々の台
車61はX方向に搬送する3組のコンベヤ62,63,64を上面
に設置している。一つの台車61には3つの荷を並列に載
せることができる。コンベヤ62,63,64はそれぞれ単独で
運転できる。コンベヤ62,63,64は2列一組のチェンコン
ベヤである。台車61はそれぞれ単独でレール65上を走行
する。バッファ20はY方向に移動するようにしている。 今、先頭から2番目の上方の列のコンベヤ63に荷を置
こうとするときは、3番目の5番目の台車61は中央に位
置しており、荷は中央のコンベヤ62で搬送される。この
とき2番目の台車61はコンベヤ63が3番目のコンベヤ62
に接続するように移動している。 このようにして並べ換えが終了したならば、上側の列
を下流のコンベヤに接続した状態で、上側の列のコンベ
ヤ63を駆動して出庫する。下側の列についても同様であ
る。 これによれば、コンベヤの搬送方向はX方向となり第
8図に比べて構成が簡単になる。 第10図の実施例について説明する。荷の停止位置にそ
れぞれリフタ71を設け、これにコンベヤ72,73,74を3断
に設置している。今、2番目の上側の列に荷を置こうと
する場合は、3番目〜5番目のリフタ71は中央のコンベ
ヤ62を上流のバッファ20に接続し、2番目のリフタ71は
下降させて上側のコンベヤ73を3番目のリフタ71のコン
ベヤ72に接続する。このようにしてコンベヤ73,74に荷
を置き、上側の列の荷を出庫する場合は全てのリフタ71
を下降させてコンベヤ73を下流の台車42コンベヤに接続
する。 上記各実施例では荷を停止させて退避させているが、
荷の退避速度が早ければ、停止の必要はない。 〔発明の効果〕 以上の如く本発明によれば、出庫された荷を所定の順
序に並べ換えることができるものである。例えば、スタ
ッカクレーンは順序を考慮せずに出庫作業を行うことが
できるので、一組の荷の出庫に要する時間を大幅に短縮
できるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の荷の並べ換え装置の配置
図、第2図は本発明の一実施例の並べ換え装置の要部の
平面図、第3図は第2図の3−3断面図、第4図は本発
明の一実施例のリフタの正面図、第5図は第4図の右側
面図、第6図は本発明の一実施例のリフタの荷を載せる
座の周辺の斜視図、第7図は本発明の一実施例の並べ換
え装置のフローチャート、第8図は本発明の他の実施例
の並べ換え装置の平面図、第9図は本発明の他の実施例
の並べ換え装置の平面図、第10図は本発明の他の実施例
の並べ換え装置の縦断面図である。 1……トラック、3……スタッカクレーン、5……立体
格納棚、6……出庫口、20……バッファ、25A,25B,25C
……仕分け装置、30……並べ換え装置、 31……コンベヤ、33……リフタ、41……トラバーサ、45
……コンベヤ、 48……トラックローダ、51,52,53,54,61,63,64,72,73,7
4……コンベヤ、 57,61……台車、71……リフタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 浩 狛江市東野川4丁目30番1号 第一成城 寮403号 (56)参考文献 特開 昭61−160369(JP,A) 特開 昭61−207277(JP,A) 特開 昭61−2612(JP,A) 特開 昭54−110561(JP,A) 実開 昭57−174426(JP,U) 実開 昭57−37915(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.荷を搬送するコンベヤラインと、 前記コンベヤラインの搬送方向に沿って配置した荷のた
    めの複数の滞留部と、 前記コンベヤラインの搬送方向の先頭の前記滞留部を除
    く他の全ての前記滞留部、又は前記先頭の滞留部を含め
    た全ての前記滞留部のそれぞれに設けるものであって、
    前記コンベヤラインの荷をコンベヤライン外の該滞留部
    に移動させて滞留させる滞留装置と、 自己の滞留部に滞留すべき荷が前記コンベヤラインによ
    って該滞留部の前方に搬送されて来ると該滞留部の前記
    滞留装置を駆動する第1の制御手段と、 所定の数の前記滞留部の全てに荷が滞留している条件下
    で、該所定の数の滞留部に位置している荷の順序を変更
    しないで、前記所定の数の全ての荷を被供給部に供給す
    る指令を出力する第2の制御手段と、 からなる荷の並べ換え装置。
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