JPS61160369A - 車両の組立ラインへの搬送順序組替え方法 - Google Patents

車両の組立ラインへの搬送順序組替え方法

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JPS61160369A
JPS61160369A JP60001122A JP112285A JPS61160369A JP S61160369 A JPS61160369 A JP S61160369A JP 60001122 A JP60001122 A JP 60001122A JP 112285 A JP112285 A JP 112285A JP S61160369 A JPS61160369 A JP S61160369A
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乾 裕之
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神田 栄
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Izumi Uchishiba
内柴 泉
Mamoru Yoshida
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • B62D65/02Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components
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  • General Factory Administration (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両の組立ラインへの搬送順序組替λ方法、特
に車両の組立ラインに向け最適順序で車両を搬送する方
法の改良に関する。
[従来の技術j 工場内における車両の製造工程は、各工程において複数
の種類の車両を同一のライン上で製造ηることが多く、
特に近年における消費者の晒好の多様化に伴い同一の製
造ライン上において製造される車両の種類ら増加してい
る。
ところで、工場内における車両の製造は、例えば塗装ラ
イン、組立ライン等の複数の製造ラインからなる場合が
多く、これら各ラインにおける設備あるいは作業の生産
進行管理を良好に行い全体の作業能率を向上させるため
には、各製造ラインに合わせて車両の搬送゛順序を最適
組合わせとなる “ようその都度組替えてやることが必
要となる。
特に、車両の組立ラインにおいては、組立難度の高い車
両と組立難度が低い車両を適当な頻度で 、送込む必要
があり、また特定の部品を組付ける仕様車がある場合に
は当該仕様車とそうでない仕様 。
車たを適当な頻度でライン上1送込む必要がある・これ
は、車体の組立ラインにおいて組立難度の高い車は組立
難度の低い中よりもその組立に時間が。
〜    かかり、従って組立ライン上に組立難度の高
い車両が連続して送込まれると、この組立ラインは飽和
状態となり、R悪の場合には全体のラインが停止してし
まうという問題を生じさせるからである。
また、特定の部品を組付ける必要のある車両が組立ライ
ン上に連続し又で供給されると、組立ラインにお番プる
部品の不゛〜足が頻繁に生じ、その作業能率が低下して
しまうという問題が生ずるからである。
このため、車両の組立ラインとその上流側に位置する製
造ライン、一般には塗装ラインとの間には、塗装ライン
から流れてくる車両を一部グループ別に格納し車両の搬
送順序を調整する?a数のストビジが帽すられ1(゛る
パ そして゛、このストレージ内への車両の格納tJ、塗装
ライン上を搬送されてくる車両の種類を格納作業者が識
別し格納操作盤上に・配列され・たストレージ番号ボタ
ンを操作することに行われる―これにより、塗装ライン
から搬送されてくる車両は、その種類に対応したストレ
ージ内に順次に格納される。
、また、このように各ストレージ内へ格納された車両の
組立ラインへの投入は、投入操作者が投入操作盤上に配
列されたストレージ番号ボタンを操作することに行われ
る。これによりストレージ番号ボタンにより指示された
ストレージから所望の種類の車両が組立ラインに向け投
入される、。
′[発明が解決しようとする問題点] ところで、従来このようにストレージ内へ格納された車
両の組立ラインへの投入は、投入車両のストレージ番号
が周期的に記載された順序表を用いて行われており、こ
の順序表における車両投入順序は、組立現場からの要望
により設定された各種投入制約条件(例えば同一の仕様
車の連続投入の禁止等)を満足し、かつ車両の投入比率
が生産計画によって指示された一定の期間内における各
仕様車の生産比率とほぼ合致するよう作成される。
しかし、この順序表は、その内容が予め作成されたもの
であるため、車両の投入制約条件が変った場合にはこれ
に迅速に対応して適切な車両投入順序を決定することが
できず、しかも各ストレージ内における車両の格納台数
の変化を考慮したぎめ細かな車両投入順序の設定を行う
ことができないという欠点があった。
寸なわら、前記順序表は車両の投入!4約条件や生産計
画における所定期間内の生産比率を考慮して予め担当者
が人為的に作成しており、特にストレージの本数が多い
場合や車両の投入υ1約条件が多い場合にはその作成は
極めて複雑かつ困難なことが多い。従って、例えば組立
ラインの事情により制約条件の一部が変更なったような
場合、これに迅速に対応して新たな車両投入順序を決定
することが難しいという欠点があった。
また、ある特定のストレージ内に格納される車両の台数
が一時的に増加しあるいは減少する場合には、当該スト
レージからの車両の投入VA疫を一時的に高めあるいは
減少させてやることが好ましいが、順序表に従つlζ画
一的な従来の車両投入方法では、ストレージ内における
車両格納台数に応じた適切な投入頻度の設定が難しく、
最悪の場合にはストレージ内に格納される車両が満杯ど
なって新たな車両の格納ができなくなり、あるいはそれ
とは逆にストレージ内に格納された車両台数が0となっ
てしまうという問題が発生する。
更に、このように従来方法でtよ、車両が1台も格納さ
れていないストレージが順序表により指示される場合が
あり、このような場合には、投入作業者が他のストレー
ジから各種制約条ftを満足する車両をその都度選択し
投入する必要がある。しかし、このような場合l111
約条件が多くかつ複雑であったりり°ると、適切な車両
を短時間で選択することが非常に困難であり、往々にし
て制約条件を満足しない車両を投入してしまうという問
題が発生する。
発明の目的 本発明は、このような従来の課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、各車両用ストレージ内に′格納され
た車両の台数及び組立ラインに向け既にシリアル搬送さ
れた車−の5投:入順序を考慮し、組立ライ゛ンに向け
常゛に最適な車両を順次供給することが可能な車両の組
立ラインへの搬送順序組替え方法を提供することにある
。     ′[問題点を解決するための手段] 本発明に係る方法は、所定の製造ラインと組立ラインと
の間に車両をグループ別に一旦格納する複数の車両用ス
トレージを設ける。
ぞしで、第1の工程において、前記所定の製造ラインか
ら供給される車両の種類を識別し、対応する車両用スト
レージに格納する。
そして、第2の工程において、組立ラインへの車両の投
入制約条件、各車両用ストレージ内に格納された車両の
台数及び組立ラインに向け既にシリアル搬送された所定
数の車両の搬送順序に基づき、組立ラインにおける車両
搬送順序が最適組合ねゼとなる車種を所定の評価関数潰
砕式を用いC順次リアルタイムで演算する。そして、こ
め′よう・にしてリアルタイムで求められた車種を該当
する車両用ストレージから組立ラインに向け投入する。
このようにして、所定の製造ラインから搬送されてくる
車両の搬送順序を組立ライン用に最、適組合わせとなる
よう組替えることを特徴とする。
[実施例] 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき説明する。
第2図には本発明に係る方法を用いた車両の搬送順序組
替え装置が示さ゛れており、実施例の装置は、塗装ライ
ンからコンベア10により運ばれてきた車両12の搬送
順序と、コンベア14により組立ラインに向け供給され
る車両の搬送順序と、の組替えを行うため、これら両コ
ンベア10゜14の間に車両をグループ別に一旦格納す
る複数の車両用ストレージ16を設けている。
実施例において、このストレージ16として、先入れ後
出し型の4本のライン型ストレージ16a、16b・・
・16dが平行に整列配置されている。
そして、塗装ラインからコンベア10により搬送されて
くる車両12を対応するストレージ16a、16b・・
・16d内に格納するために、コンベア10と各ストレ
ージ16a、16b・・・16dとの間に仕分は用コン
ベア18が直交配置されており、コンベア10により搬
送されてくる車両12は一旦仕分は用コンベア18上に
移し替えられて対応するストレージ16の入口まで搬送
される。そして、車両12が対応するストレージ16の
入口に達すると、仕分は用コンベア18は停止し、ぞの
車両12はストレージ16内へ格納される。
このようにして、ストレージ16内に格納された車両は
、前方に向け移送され既に格納されている車両と所定間
隔おいて縦列配置される。
また、このようにしてストレージ16内に格納された車
両を組立ラインのコンベア14に向け投入するため、各
ストレージ16a、16b・・・16dの出口側とコン
ベア14との間には送給用コンベア20が直交配置され
ており、各ストレージ16内に格納された車両12はス
トレージ16の出口からコンベア20以下に一部移し替
えられ、コンベア14の正面位置まで搬送される。この
状態で、送給用コンベア20は一旦停止し、その車両1
2をコンベア14上に移し替える。
このようにして、ストレージ16内に格納された車両を
順次選択しコンベア14上へ投入することにより、組立
ラインに向け車両を所望の順序でシリアル搬送すること
が可能となる。
次に、第2図に示す装置を用いて行われる本発明の搬送
順序組替え方法を、塗装ラインからコンベア10により
供給される車両をストレージ16内に格納する第1の工
程と、ストレージ16内に格納された重両を組立ライン
に向け投入する第2の工程とに分けて詳述゛する。
第1の工程 この第1の工程においては、コンベア10を介して塗装
ラインから供給される車両の種類を自動的に識別し、当
該車両を対応する重両ストレージ16内に格納する。
第3図にはこのような第1の工程にかかる装置の好適な
実施例が示されており、実施例の装置は、入力@’71
22により車両の種類と当該車両を格納するストレージ
番号との関係を入力する。これにより、CPU24はこ
の入力データをメモリ26内に書込記憶する。
また、実施例の装置には、コンベア10により運ばれて
くる車両の種類の識別する車種識別センサ28が設けら
れてクリ、このようなセンサ28としては車両12の外
観から車種の識別を行う搬像装置あるいは車両に予め設
けられた識別フラグを光学的に検出する光センサ等を用
いることが好ましい。実施例においては、このような車
種識別センサ28としてコンベア10に隣接して搬像装
置を設けている。
そして、このセンサ28により検出された車種はCPt
J24に入力され、CPU24はメLす26内に予め設
定されたデータに基づき当該車両が格納されるストレー
ジを演梓し、そのストレージ番号を表示器30上に表示
する。そして、投入操作者はこの表示器30の表示に従
い投入操作盤上のストレージ番号ボタンを操作する。こ
れにより、仕分は用台アクチュエータ32が駆動され、
当課識別車両は、ストレージ番号ボタンにより指示され
たストレージ16内へ自動的に格納される。
このように、本実施例によれば、塗装ラインからコンベ
ア10を介して運ばれてくる車両の種類を表示器30上
に自動的に正確に表示し、該車両を対応するストレージ
16内へ正確に順次格納することが可能となる。
また、実施例の装22r″は、車両のストレージ16内
への格納を自動的に行うことも可能であり、この場合に
は、投入操作者は投入操作盤のモードをオートに設定す
れば良い。このようにすることによりストレージ番号ボ
タンを操作することなくCPU24はアクチュエータ3
2を自動的に駆動し、識別車両を対応するストレージ1
6内へ自動的に格納する。
このように、本実施例の装置によれば、車両12の種類
が極めて多く、これを格納するストレージ16が数多く
存在するような場合でも、当該車両12を対応するスト
レージ16内に正確に格納することが可能となる。
1ヱ旦工1 この第2の工程においては、ストレージ16内に格納さ
れた車両を組立ラインのコンベア10上に順次投入する
本発明の特徴的事項は、ストレージ16から組立ライン
へ車両を投入する際の各種投入制約条件、既に組立ライ
ンに向けシリアル搬送された所定数の車両の搬送順序、
各車両用ストレージ16a。
16b・・・16d内に格納されている車両の台数に基
づき、組立ラインにおける車両の搬送順序が最適組合わ
せとなる車種を所定の評価関数部q式を用いて順次リア
ルタイムで潰砕することにある。
第4図にはこのような第2の工程を実行する(イ)〜(
ニ)の装置の好適な実施例が示されており、実施例の装
置は、まず入力装置40を用い、以下に説明する各デー
タを入力する。
(イ)ストレージ16から組立ラインへ車両を投入する
際の投入制約条件及びその重要度を人力する。第5図に
はこのようにしく入力される投入制約条件とその重要度
の一例が示されており、ここにおいては8個の制約条件
が5段階の重要度に分けて入力されCいる。
(ロ)ストレージの本数、各ストレージに格納される車
両の種類、各ストレージ内への最大格納車両台数を初期
条件どして入力する。
(ハ)各ストレージ16a、16b・・・16d内にお
1ノる車両の初期格納台数を初11条件として入力する
(ニ)組立ラインのコンベア14上に既にシリアル搬送
された各種車両のストレージから最も近い位置を、初期
条件として人力する。
ここにおいて、前記入力データ(イ)、(ニ)は条件メ
モリ42内に書込記憶され、入力データは(ハ)は台数
メモリ44内に書込記憶され、更に入力データ(ロ)は
投入実績メモリ46内に書込記憶される。
ところで、各車両用ストレージ16a、16b・・・1
6d内の車両格納台数は、新たな車両の格納又は投入に
より随時変化し、この変化に遭わせて台数メモリ44内
に記憶する車両格納台数を更新する必要がある。このた
め、実施例の装置においては、各ストレージ16a、1
6b・・・ladの入口及び出口に車両の通過をストレ
ージ別に検出する車両通過センサ46.48がそれぞれ
設けられでおり、これらセンサ46.48の検出出力は
CPU24に入力される。CPU24はこのような入力
データに基づき、台数メモリ44内に記憶された各スト
レージ内6a、16b・・・16d内の格納台数を順次
更新する。
そして、CPU24は、このように各メ1す42.44
.46内に記憶されたデータに基づき組立ラインにお番
プる車両搬送順序が最適組合わせとなる車両を所定の評
価関数演算式を用いて順次リアルタイムで演算し、その
演算結果を表示器52に出力する。
実施例において、この表示器52の画面上にG、L、第
6図に示すごとく、各ストレージ16a。
16b・・・16dを表わす画像が表示されており、C
PU24の出力した車種の格納ストレージ16を点滅表
示する。
従って、投入作業者は投入操作盤に配列したストレージ
番号ボタンから表示器52上に点滅表示されるストレー
ジ16を選択し、当該ボタンを単に操作するのみで良い
。これにより、CPtJ24により演算された車両は・
、当該ストレージから組立ラインのコンベア14に向け
投入されることになる。
このようにして、本実施例においてはCPU24により
組立ラインにおける車両搬送順序が最適組合わせとなる
よう車両を順次リアルタイムで演痺し、当該車両が格納
されたストレージを表示器52上に画像表示するので、
投入操作者はこの表示データに基づき次に投入すべき車
両の格納されたストレージを正確に認識し投入操作盤の
マニュアル操作を行うことができる。
従って、投入作業者はストレージからの車両の投入動作
以外に他の作業も同時行っている場合でも、表示器52
の表示に基づき次に投入づべき車両の格納されたストレ
ージを正確に!1ilIIシ各種のマニュアル操作を行
うことができ、投入操作者の不注意による車両投入ミス
等を有効に防止することが可能となる。
また、本実施例の装置においては、投入操作盤のモード
をマニュアル側からオート側に切吾えることにより、C
PLJ24は送給用コンベア、アクチュエータ54を駆
動制御し、表示器52上に点滅表示されたストレージ内
の格納車両は組立ラインのコンベア14に向け自動的に
順次投入されることとなる。
次に、組立ラインにおける車両搬送順序が最適組合わせ
となる車種を演算する評価関数演梼式のアルゴリズムに
ついて詳述する。
評価関数演わ式 第1図にはこの演算式のアルゴリズムの好適な実施例を
示すフローチャートが示されており、演算開始と同時に
、前記第5図に示す各投入制約条件を満足する投入候補
車両が存在するか否かの判断を行う。実施例において、
車両の投入制約条件は、5段階にその重要度がランクづ
けされた8つの条件からなる。
この結果、全部の制約条件を満足する投入候補車両が存
在しないと判断された場合には、第5図(1)〜(6)
に示すごとり重要度の低い条件がら投入候補車両が現わ
れるまで順次その制約条件を解除していく。
この際、制約条件として重要度の等しいものが多数存在
する場合には、これら同一の重要度の制約条件に暫定的
に条件を解除する順番を設定しておき、この暫定的に設
定された順番に従った条件の解除が行われるたびにその
順番を順次ローテーションさせる。このようにすること
により、重要度が等しい各制約条件の解除をほぼ均等に
行うことが可能となる。
このようにして、投入候補車両が抽出されると、次に抽
出された投入候補車両は1台か否かの判別を行う。
この際、投入候補車両が1台であると判別された場合に
は、その1台を投入車両として決定し、表示器52上に
当該投入車両が格納されているストレージを点滅表示し
、当該車両をコンベア14へ投入する。
また、投入候補車両が複数台存在すると判別された場合
には、次のようにして各投入候補車両の目標出現比率を
演算する。
まず、任意の種類の投入候補車両1に着目してみると、
当該車両iの目標出現の比率Piは次ようにして求めら
れる。
第2図に示すごとく、コンベア14上に最も最近投入さ
れた投入候補車両iを基準車両100とし、この基準車
両100どストレージ16との間に車両が何台存在する
かを求め(基準車両100を含む)この台数rを基準車
両100のストレージ16からの距離どする。
また、次に、各ストレージ16a、16b。
16c、16dに格納された車両の格納台数をxl、 
 x2.  x3.  x4とし、種類iの車両が格納
されたストレージ16i内の車両格納台数を×1とする
。この際ストレージ15a、16h。
16c、16d内に格納された全車両台数はxl + 
x2 + x3 + x4となる。
従って、種類iの基準車両100とストレージ16との
間に既にシリアル搬送された車両の台数「と、ストレー
ジ16内に格納された全車両台数との合計値は(r +
 xl + x2 + x3 + x4 )台となり、
このうち(xt +  i)が投入候補車両1の台数と
なる。すなわち、Y=(r(x1千×2+x3+ x4
 )/(xi + 1)台に1台は投入候補車両iであ
ることが理解される。
従って、組立ラインにおける車両搬送順序が最適組合わ
せとなるよう投入候補車両iをコンベア14に向け投入
するためには、その投入順序は、コンベア14上に既に
投入されている基準車両100を先頭にして(Y−11
台置きに車両iを投入すれば良いことが理解される。
投入候補車両iの目標出現率Piはこのような車両iの
最適投入順序を期待値として数値的に表わしたものであ
り、基準車両100からの距離r位置におけるその値は
次式により与えられる。
そして、本発明においては、このような目標出現比率P
iを各投入車両についてそれぞれ演算し、このようにし
て演算して得られた各投入候補車両の目標出現率を互い
に比較し、目標出現比率が最大値を示す投入候補車両を
求める。
このような比較判断の結果、目標出現比率が最大を示す
投入候補車両が1台求められた場合には、この投入候補
車両を投入車両として決定し、当該車両の格納されたス
トレージを表示器52上に点滅表示するとともに、当該
車両をコンベア14に向けて投入する。
また、前記比較判断を行った結果、目標出現比率が最大
値となる投入候補車両が複数台存在する場合には、これ
ら複数台の投入候補車両と対応するストレージ内の車両
格納台数と比較する。そして、この比較動作の結果、格
納台数が最大のストレージ内に格納された車両を投入車
両として決定し、これを表示器52上に点滅表示すると
ともに、当該車両をストレージ14に向け投入する。
このようにして、本発明によれば、予め設定された車両
の投入制約条件を満足する投入候補車両を自動的にリア
ルタイムで抽出し、しかもこのようにして抽出された投
入候補車両が複数台存在する場合には、車両用ストレー
ジ16a、16b・・・16d内に収納された車両の台
数×1.2x4及び組立ラインに向け既にシリアル搬送
された所定数の車両の搬送順序に基づき・組立ラインに
おける車両搬送順序が最適組合わせとなる車両をリアル
タイムで演算することができる。
従って、本発明によれば、例えば車両の投入制約条件が
変更になった場合でもこれに迅速に対処し最適な投入車
両の演幹を行うことができる。また、史にス1−レージ
内における各車両の格納台数の変動に応じて最適投入車
両の決定を行うため、特定のストレージ内の格納車両の
みが極端に減少あるいは贈加するという事態を回避する
ことができ、きめ細かな最適車両の投入を行うことが可
能となる。
゛順序  え動 の 次に、以上説明した第1図に示すアルゴリズムに従い、
組立ラインへの車両搬送順序組替え動作の具体例を説明
する。まず、車両の種類はA、B。
C,Dの4種類で、これら各車両に対応するストレージ
は最大5台まで車両を収納することができると仮定する
また、実施例においては、車両の投入制約条件として、
次の3つの条件を設定する。
制約条件 1)車両Bの連続投入は禁止する 2)車両Cの連続投入は禁止する 3)車両りどDどの間には少なくとも他の車両を3台以
上投入する。
第7図(A)〜LJ)はストレージ16a。
16b 、 16c 、 16dを用いて行う車両搬送
順序の組替え動作を表わしている。
まず第7図(A>の状態に:J5いて、既に組立ライン
に向け投入された車両と前記制約条件1)〜3)を考慮
すると、車両Cは制約条件2)に反し、また車両りは制
約条件3)に反する。ずなわら、この状態において、車
両Cを組立ラインに投入すると、車両Cが2台連続して
組立ラインに投入されることになり制約条件2)に反す
る。また、車両りを組立ラインに投入すると、組立ライ
ン上においては車両りとDとの間に他め車両が2台しか
存在しないこととなり、制約条件3)に反するからであ
る。
従って、第7図(A)の状態においては、車両へ及びB
が制約条件1)〜3)を満足する投入候補車両として抽
出される。
そして、このようにして、2台の投入候補車両A、Bが
抽出されると、次にこれら各投入候補車両A、Bの目標
出現比率PA、Paの演算を行う。
まず投入候補車両Aに着目すると、Cの目標出現比率P
Aは次のようにして求められる。
すなわち、既に組立ラインに投入された車両Aのうちス
トレージに最も近い車両Aを基準車両100とし、この
基準車両100と前回投入された車両、この場合には車
両Cとの間に車両が何台存在するかを求め、この台数r
を基準車両100ストレージ16からの距離とする。第
2図(A)においては、「〜2となる。
また、第2図(A)において、ストレージ16a 、1
6b 、16c 、16d内ニ存在スル全車両台数は、
10台であり、そのうち3台は投入候補車両Aである。
従って、基準車両Aとストレージとの間にシリアル搬送
された車両の台数rとストレージ内に格納された全車両
との合計値は2+ 10= 12台となり、二の12台
のうち4台が投入候補車両、すなわち車両3台に1台は
投入候補車両であることが理解される。
従って、組立ラインにお番ノる車両搬送順序が最適組合
わせとなるよう投入候補車両へをコンベア14に向け投
入するためには、その投入順序は、第8図に示すごとく
、車両Aの基準車両100を先頭にして3台おきに車両
Aを投入ずれば良いことが理解される。
すなわち、第7図(A)の状態において、投入候補車両
Aは第8図に示すごとく3台おきに組立ラインに向け順
次投入することが最も好ましいこととなる。
前記第(1)式は、このような車両の最適投入順序を目
標出現比率として数値的に表わしたものであり、第7図
<A)に示す状態における投入候補車両への目標出現比
率PAは、基準車両A100からr番目の車両に対して
4(r−1)/ 12で与えられる。
さて、第7図(A)図の状態においては、投入候補車両
八は基準車両へからみて3台目であり、従って、その目
標出現比率は4(3−1)/12= 8/12となる。
同様にして他の候補車両Bの目標出現比率PBを求める
と、「=4であるための値はPB=(1+3)(4−1
)/14− 4x  3/14 =12/14となる。
従って、投入候補車両Aと8の各投入時における目標出
現比率を比較してみると、8/ 12< 12/14と
なり投入候補車両Bの方の目標出現比率が大きいことが
理解される。これは、とりもなおさず投入位置のにおい
て出現しなければならない度合が車両Aよりも車両Bの
方が強いことを意味する。
従って、第7図(A)の状態においては、投入候補車両
Bが投入車両として決定され、第7図(B)示すごとく
、組立ラインに向け投入されることになる。
次に第7図(B)の状態においては、前記車両Bの組立
ラインの投入によりストレージ16b内の格納車両は1
台減り、またストレージ16Cには新たに1台車両が格
納される。
従って、この状態においては、前述と同様のアルゴリズ
ムに従いストレージ16aから、第7図(C)に示すご
とく、車両Aが組立ラインに向け投入される。
このようにして、本実施例においては、前述したアルゴ
リズムに従い、以下第7図(C)〜LJ)に示すごとく
組立ラインに向け車両が順次投入される。
従って、本実施例においては、塗装ラインからストレー
ジ16へ向け供給される車両の搬送順序が、C,B、B
、B、B、A、A、A、A・・・であるのに対し、スト
レージ16から組立ラインに向け投入される車両の搬送
順序はB、△、C,D。
B、C,A、B、A・・・となり、組立ラインに向り搬
送される車両の搬送順序は、同種類の車両の集中を避け
、各種類の車両が周期的に出現するよう適切に組合わさ
れていることが理解される。
なお、前記実施例においては、塗装ラインと組立との間
にストレージを設け、車両の搬送順序を組替える場合を
例にとり説明したが、本発明はこれに限らず他の製造ラ
インと組立ラインとの閤にストレージを設は同様にして
車両の搬送順序の組替えを行うことちり能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、組立ラインにお
ける車両の投入制約条件、既に組立ラインに向けシリア
ル搬送されている車両の搬送順序、ストレージ内に格納
されている車両の台数等を考慮し、車両用ストレージか
ら組立ラインに向け投入する最適な車両をリアルタイム
で順次演算し、その投入動作を行うため、車両の投入制
約条件の変動及びストレージ内に格納された車両の台数
の変動にかかわりなく常に最適な車両を組立ラインに向
け順次投入することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る第2の工程の好適な実施例を示す
70−チャート図、 第2図は本発明の方法が適用される製造ラインの説明図
、 第3図は本発明の第1の工程を実行する電気回路図、 第4図は本発明の第2の工程を実行する電気回路図、 第5図は車両の投入制御条件及びその解除仙負を示す説
明図、 第6図は第4図に示す表示器の表示パターンを示す説明
図、 第7図(A)〜(J)は本発明の方法に従い行う車両投
入順序組替え動作の説明図、 第8図は第7図(A)の状態における車両Aの最適投入
順序の説明図である。 10 ・・・ 所定の製造ラインからのコンベア12 
・・・ 車両 14 ・・・ 組立ラインへのコンベア16 ・・・ 
ストレージ。 出願人  トヨタθ動車株式会社 代理人 弁理士 古田研二  [7−34](他1名) 第5図 (4)     、      (5)笑6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の製造ラインと組立ラインとの間に車両をグ
    ループ別に一旦格納する複数の車両用ストレージを設け
    、次の一連の工程により所定の製造ラインと組立ライン
    の車両搬送順序を組替えることを特徴する車両の組立ラ
    インへの搬送順序組替え方法、 a)所定の製造ラインから供給される車両の種類を識別
    して対応する車両用ストレージ内へ格納する第1の工程
    、 b)各車両用ストレージ内に格納された車両の組立ライ
    ンへの投入制約条件、各車両用ストレージ内に格納され
    た車両の台数及び組立ラインに既にシリアル搬送された
    一所定数の車両の搬送順序に基づき、組立ラインにおけ
    る車両搬送順序が最適組合わせとなる車種を所定の評価
    関数演算式を用いて順次リアルタイムで演算し、これに
    より求められた車種を該当する車両用ストレージから組
    立ラインに向け順次投入する第2の工程。
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