JPH0624525A - 集品システム - Google Patents

集品システム

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JPH0624525A
JPH0624525A JP13974692A JP13974692A JPH0624525A JP H0624525 A JPH0624525 A JP H0624525A JP 13974692 A JP13974692 A JP 13974692A JP 13974692 A JP13974692 A JP 13974692A JP H0624525 A JPH0624525 A JP H0624525A
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JP13974692A
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Yoichi Matsuo
洋一 松尾
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仕分作業者によって集品作業を行わせるよう
にした集品システムにおいて、該システムを処理件数や
作業人員に応じて適切に運用し得るようにすることを目
的とする。 【構成】 コンベア1の搬送経路に沿って設けられた作
業エリア2,2を、作業制御卓5から入力した仕分作業
者b…bの数に応じて分割する。そして、このようにし
て設けたピッキングゾーン2 1〜2 4ごとに仕分作業者b
…bを配置して、集品作業を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は商品の流通分野で用い
られる集品システムの改良に関し、特に該システムを弾
力的に運用し得るようにするもののに関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやチェーンストア向
けの商品の配送センターなどにおいては、各店舗からの
要求に応じて各種の商品を要求個数だけ取り揃える集品
作業が行われるが、この集品方法として、各仕向先別の
コンテナを搬送しながら、その搬送経路に沿って設けら
れた商品棚から注文商品を要求個数ずつ取り出して上記
コンテナ内に集品するピッキング方式と、各商品を品目
ごとに搬送しながら、その搬送経路に沿って設けられた
各仕向先別の多数のポケットを有する集品棚に仕向先ご
とに商品を要求個数ずつ投入していくソーティング方式
とがある。これらのうち、前者の方式を採用する集品シ
ステムとしては、例えば特開平2−18203号公報に
開示されたピッキングシステムがある。
【0003】このピッキングシステムは、各仕向先別の
商品収集用のコンテナをタクト搬送するコンベアと、該
コンベアの搬送経路に沿って設けられた作業エリアをコ
ンテナの搬送方向に沿って複数区画に分割した複数のピ
ッキングゾーンとを有すると共に、各ピッキングゾーン
には商品を品目ごとに貯留保管した多数のポケットと、
各ポケットに対応して設けられた個数表示器とを備えた
商品棚が配設される。そして、上記コンベアの搬送動作
と連係して、ピッキングゾーンに現在搬送されているコ
ンテナに対する各ポケットからの商品のピッキング個数
を個数表示器に表示させる制御装置が設けられる。
【0004】このようなピッキングシステムの構成によ
れば、例えばA店舗向け商品の収集用のコンテナをコン
ベアの始端部に載置供給すれば、当該コンテナが各ピッ
キングゾーンに対応した所定位置で停止されるようにタ
クト搬送されると共に、各ピッキングゾーンにおいては
注文品目を保管したポケットの個数表示器に対して当該
コンテナへのピッキング個数が表示されることになる。
したがって、それぞれのピッキングゾーンに配置された
仕分作業者が、担当ゾーンにおける個数表示器にピッキ
ング個数が表示された商品を、その表示個数だけピッキ
ングして上記コンテナに集品すれば、該コンテナがコン
ベアの終端部から排出されたときには、当該A店舗向け
商品が全ての注文品目について要求個数ずつ集品されて
いることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なピッキングシステムにおいては、各ピッキングゾーン
について最低でも1人の仕分作業者を配置しなければな
らず、作業エリアが例えば10箇所のピッキングゾーン
に分割されている場合には少なくとも10人の仕分作業
者を必要とする。
【0006】その場合に、10人なら10人の仕分作業
者を常勤体制で作業にあたらせると、処理件数が多いと
きには集品作業が効率よく行われることになるが、逆に
処理件数が少ないときには一人あたりの作業量が相対的
に低下することになって、コストパフォーマンスが悪化
するという問題がある。
【0007】また、予定した人数分の仕分作業者が集ま
らないときには、一人の仕分作業者が複数ゾーンを掛け
持ちで集品作業を行うことになるが、その場合に当該作
業者の負担が大きくなって作業能率が大幅に低下するこ
とにもなる。
【0008】なお、商品を品目ごとに搬送するコンベア
と、該コンベアによる商品の搬送経路に沿って設けられ
た作業エリアに配設されて、各仕向先ごとに商品を集品
する多数のポケットと、各ポケットに対応して設けられ
た個数表示器とを備えた集品棚とを有し、商品の搬送方
向に沿って上記作業エリアを分割して設けられたソーテ
ィングゾーンごとに、上記コンベアによって現在搬送さ
れている商品の各ポケットへの投入個数を個数表示器に
表示させるようにしたソーティングシステムにおいて
も、上記と同様な問題が発生することになる。
【0009】この発明は、人力によって集品作業を行わ
せるようにした集品システムにおける上記の問題に対処
するもので、該システムを処理件数や作業人員に応じて
適切に運用し得るようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願の請求項
1の発明(以下、第1発明という)に係る集品システム
は、商品の収集経路に沿って設けられた商品保管手段
と、仕向先の注文商品を指定してその注文個数を表示す
る個数表示器とを備えると共に、該表示器によって指定
された商品を注文個数だけ商品保管手段から取り出して
仕向先別に集品するようにした集品システムにおいて、
上記収集経路に沿う作業エリアを作業者数に応じて分割
すると共に、分割された各作業エリアの個数表示器を一
つの仕向先に割り当てて表示する制御手段を設けたこと
を特徴とする。
【0011】また、本願の請求項2の発明(以下、第2
発明という)に係る集品システムは、商品の仕分経路に
沿って設けられた仕向先ごとの集品手段と、各集品手段
に対する指定商品の仕分個数を表示する個数表示器とを
備えると共に、各集品手段に対して指定された商品を仕
分個数ずつ仕分けていくようにした集品システムにおい
て、上記仕分経路に沿う作業エリアを作業者に応じて分
割すると共に、分割された各作業エリアごとに異なる指
定商品の仕分個数を個数表示器に表示させる制御手段を
設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記第1発明の集品システムによれば、商品の
収集経路に沿って設けられた作業エリアの分割状態が変
更できるようになっているので、例えば処理件数が少な
いときには作業エリアの分割状態を少なくすることによ
り、少ない人員で作業能率を低下させることなく集品作
業を行わせることが可能となる。
【0013】また、予定した人数の仕分作業者が集まら
なかった場合においても、当座の人数に応じて作業エリ
アの分割状態を変更することにより、一人あたりが分担
する作業量がほぼ均等化することになって、作業能率の
大幅な低下が回避されることになる。
【0014】一方、上記第2発明の集品システムによれ
ば、商品の仕分経路に沿って設けられた作業エリアの分
割状態が変更できるようになっているので、この場合に
おいても例えば処理件数が少ないときには作業エリアの
分割状態を少なくすることにより、少ない人員で作業能
率を低下させることなく仕分作業を行わせることが可能
となる。
【0015】しかも、この第2発明においても、上記第
1発明と同様に、予定した人数の仕分作業者が集まらな
かったときにおいても、当座の人数に応じて作業エリア
の分割状態を変更することにより、一人あたりが分担す
る作業量がほぼ均等化することになって、作業能率の大
幅な低下が回避されることになる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0017】先ず、図1〜図3により第1実施例に係る
ピッキングシステムの全体構成について説明すると、こ
のピッキングシステムは、図1に示すように、仕向先ご
との集品コンテナXが載置供給される始端部1aからこ
れを排出する終端部1bへ上記コンテナXをタクト搬送
するコンベア1を有し、その両側に集品作業が行われる
作業エリア2,2が設けられている。
【0018】各作業エリア2には、コンベア1の配設方
向に沿って複数個(図例では4個)の商品棚3…3が列
設されている。また、上記コンベア1の始端部1aの近
傍におけるコンテナ供給位置4には作業制御卓5が設置
されていると共に、同じく該コンベア1の終端部1bの
近傍におけるコンテナ排出位置6には、配送先などを表
示したラベルを発行する配送ラベラー7が設置されてい
る。
【0019】上記商品棚3には、図2に示すように、商
品を品目ごとに貯留保管する多数のポケット8…8が上
下2段に設けられていると共に、これらのポケット8…
8には個数表示器9…9がそれぞれ備えられている。こ
の個数表示器9は、ピッキング個数をディジタル表示す
る表示部10と、ピッキング位置を指示するロケーショ
ンランプ11と、ピッキング完了キー12とを有し、例
えばあるポケット内の商品をm個ピッキングすべきとき
には、そのポケット8における個数表示器9のロケーシ
ョンランプ11が点灯すると同時に、表示部10にその
個数がディジタル表示されることになる。また、商品棚
3の天井面には上記個数表示器9…9の表示を制御する
コントロールボックス13が設置されている。
【0020】そして、このピッキングシステムには、図
3に示すような制御システムが設けられている。この制
御システムは、当該配送センターなどに備えられたホス
トコンピュータ14に接続されて、該コンピュータ14
から転送された仕向先ごとの注文商品、注文個数などの
仕分データを保持する中継器15を有し、該中継器15
に、上記作業制御卓5、配送ラベラー7、コンベア駆動
装置16及びコントロールボックス13…13が接続さ
れている。そして、それぞれのコントロールボックス1
3から延びるバスライン17上に個数表示器9…9(ピ
ッキング完了キー12及びロケーションランプ11を含
む)がそれぞれ接続されている。
【0021】次に、このピッキングシステムを用いた集
品作業について説明すると、この集品作業は具体的には
図4のフローチャートに従って次のように行われる。
【0022】先ず、コンテナ供給位置4に配置された作
業者aが、作業制御卓5から当日の仕分作業者の数と表
示モードとを入力すると、この信号を受信した中継器1
5は仕分作業者の数と各ゾーンの作業量とに応じて作業
エリア2,2を分割する(ステップS1〜S3)。
【0023】ここで、図1に示すように、コンテナ供給
位置4に配置された作業者aとコンテナ排出位置6に配
置される作業者bと除いて、仕分作業用に例えば4人の
作業者c…cがいるとすると、作業エリア2,2が図の
ように4箇所のピッキングゾーン21〜24に分割される
ことになる。なお、図例では、作業エリア2,2を4等
分した状態を示しているが、各ゾーン21〜24の作業量
がバラついているときには、作業量が平均化するように
区画を変更してもよい。
【0024】また、表示モードとしては、商品棚3の個
数表示器9…9にピッキング個数を一斉に表示させる第
1モードと、ピッキング個数を1品目ごとに順次表示さ
せる第2モードとが選択できるようになっている。
【0025】次に、上記作業者aが例えばA店の店舗コ
ードを作業制御卓5から入力すると(ステップS4)、
そのコードが作業制御卓5から中継器15に送信され
て、当該店向けの仕分データが第1、第3ゾーン21
3のコントロールボックス13…13にそれぞれ転送
される。その際、コンベア1の始端部1aに載置された
集品コンテナXが1ピッチ移動することになる。ここ
で、コンベア1によるタクト搬送のピッチは、始端部1
aと終端部1bとの間の中間停止位置11,12が該コン
ベア1の両側に作業エリア2,2を分割して設けられる
ピッキングゾーン21〜24に対応するピッチとされる。
【0026】そして、各ピッキングゾーン21〜24にお
いては集品作業が行われるのであるが、その場合に上記
ステップS2において選択された表示モードに従って次
の二通りの集品作業が行われることになる。
【0027】すなわち、表示モードとして第1モードが
選択されているときには、商品棚3に設けられたコント
ロールボックス13は、中継器15から転送された仕分
データに従って、図5に示すように個数表示器9…9を
一斉に表示させる(ステップS5,S6)。つまり、コ
ントロールボックス13に例えばA店の仕分データが転
送されているときには、A店向けの注文品目が納められ
た全てのポケット8…8の個数表示器9…9の表示部1
0に注文個数がディジタル表示されると共に、ロケーシ
ョンランプ11…11が一斉に点灯することになる。一
方、作業者cはロケーションランプ11…11が点灯し
たポケット8を任意に選んで、当該ポケット8の品目の
商品を表示部10に表示された個数だけピッキングし
て、ピッキング完了キー12をON操作する。このON
信号はコントロールボックス13に送信される。
【0028】コントロールボックス13はピッキング完
了キー12からのON信号を待って、ON信号が入力し
たときに対応する個数表示器9の表示を消去すると共
に、上記仕分データを消し込んで全品目が終了している
か否かを判定する(ステップS7〜S9)。その場合
に、例えば図6に示すように、商品棚3の上段側の左端
から数えて1番目のポケット8の商品がピッキングされ
たときには、そのポケット8の個数表示器9の表示が消
去されることになる。なお、ピッキングされた商品は、
仕分作業者cによって第1中間停止位置11の集品コン
テナXに投入される。
【0029】コントロールボックス13は全品目が終了
したと判定すると終了信号を中継器15に送信する。中
継器14は各コントロールボックス13…13からの終
了信号を全て受信したときにコンベア駆動装置16に動
作指令信号を出力して、コンベア1を1ピッチ分タクト
運転させる(ステップS10)。
【0030】次に、B店の店舗コードを入力すると(ス
テップS4)、B店向けの仕分データが第1、第3ゾー
ン21,23のコントロールボックス13…13に転送さ
れると共に、A店向けの仕分データが第2、第4ゾーン
2,24のコントロールボックス13…13に転送され
ることになる。
【0031】このようにして、各店舗向けの集品コンテ
ナXがコンベア1で搬送されながら、各商品棚3…3の
ポケット8…8から個数表示器9…9に表示された個数
ずつピッキングされた商品が投入されていく。そして、
コンベア1の終端部1bに到達したときに、コンテナ排
出位置6の作業者bにより配送ラベラー7から発行され
た配送ラベルが貼り付けられる。
【0032】一方、表示モードとして第2モードが選択
されているときには、商品棚3に設けられたコントロー
ルボックス13は、受信した仕分データの中から予め設
定された所定の優先順位に従って指定された品目を収納
したポケット8の個数表示器9を1個だけ表示させる
(ステップS5,S11)。その場合に、上記優先順位
が商品棚3の左側になるほど高位に設定されていると共
に、下段よりも上段の方が優先順位が高い場合には、図
7に示すように、例えば商品棚3の上段側の左端から数
えて1番目のポケット8に備えられた個数表示器9が表
示されることになる。
【0033】次に、コントロールボックス13はピッキ
ング完了キー12からのON信号を待って、ON信号が
入力したときに対応する個数表示器9の表示を消去する
と共に、上記仕分データを消し込んで全品目が終了して
いるか否かを判定して、全品目が終了していなければ次
の品目が収納されたポケット8の個数表示器9を表示さ
せる(ステップS12〜S14)。すなわち、例えば図
8に示すように、次に優先順位が高い左端から3番目の
上段側のポケット8の個数表示器9が表示されることに
なる。その際、それまで表示されていた個数表示器9の
表示が消去される。
【0034】そして、全品目の商品のピッキングが完了
するまで個数表示器9が順次表示されることになる。
【0035】このようにポケット8…8ごとに設けられ
た個数表示器9…9が順次表示されるようになっている
ので、各ポケット8から指定された商品を確実に取り出
せることが可能となって、作業能率は低下するものの集
品ミスが大幅に低減されることになる。
【0036】なお、図9、図10に示すように、商品棚
3に設けた個数表示器9…9を上段、下段の順に交互に
表示させるようにしてもよい。
【0037】また、図11に示すように、最初に上段側
の個数表示器9…9を一斉に表示させると共に、上段側
のピッキングが終了した時点で、図12に示すように下
段側の個数表示器9…9を一斉に表示させるようにして
もよい。
【0038】次に、第2発明に係る第2実施例について
説明する。
【0039】先ず、図13〜図15により第2実施例に
係るソーティングシステムの全体構成について説明する
と、このソーティングシステムは、図13に示すよう
に、配送用の商品を収納した製品コンテナYが載置供給
される始端部21aからこれを排出する終端部21bへ
上記コンテナYをタクト搬送するコンベア21を有し、
その両側に集品作業が行われる作業エリア22,22が
設けられている。
【0040】各作業エリア22には、コンベア21の配
設方向に沿って複数個(図例では4個)の集品棚23…
23が列設されている。また、上記コンベア21の始端
部21aの近傍におけるコンテナ供給位置24には作業
制御卓25が設置されている。なお、ソーティングシス
テムの場合には、第1実施例における配送ラベラー7に
相当するものは上記コンベア21の終端部21bの近傍
には設けられない。
【0041】そして、この実施例においては、図14に
示すように、作業エリア22に配備された上記集品棚2
3に仕向先ごとの集品コンテナZ…Zを収納する多数の
ポケット28…28が上下2段に設けられていると共
に、これらのポケット28…28には個数表示器29…
29がそれぞれ備えられている。この個数表示器29
は、ソーティング個数をディジタル表示する表示部30
と、投入位置を指示するロケーションランプ31と、投
入完了キー32とを有する。また、集品棚23の天井面
には上記個数表示器29…29の表示を制御するコント
ロールボックス33が設置されている。
【0042】そして、このソーティングシステムには、
図15に示すような制御システムが設けられる。この制
御システムは、当該配送センターなどに備えられたホス
トコンピュータ34に接続されて、該コンピュータ34
から転送された仕向先ごとの注文商品、注文個数などの
仕分データを保持する中継器35を有し、該中継器35
に、上記作業制御卓25、コンベア駆動装置36及びコ
ントロールボックス33…33が接続される。そして、
それぞれのコントロールボックス33から延びるバスラ
イン37上には、個数表示器39…39がそれぞれ接続
されることになる。
【0043】次に、このソーティングシステムを用いた
集品作業について説明すると、この集品作業は具体的に
は図16のフローチャートに従って次のように行われ
る。
【0044】すなわち、コンテナ供給位置24に配置さ
れた作業者dが、作業制御卓25から当日の仕分作業者
の数と表示モードとを入力すると、この信号を受信した
中継器35は仕分作業者の数と作業量とに応じて作業エ
リア22,22を分割する(ステップT1〜T3)。こ
こで、図1に示すように、コンテナ供給位置24に配置
された作業者dとコンテナ排出位置26に配置される作
業者eとを除いて、仕分作業用に例えば4人の作業者f
…fがいるとすると、作業エリア22,22が図のよう
に4箇所のソーティングゾーン22 1〜22 4に分割され
ることになる。
【0045】また、表示モードとしては、この実施例に
おいても、集品棚23の個数表示器29…29にソーテ
ィング個数を一斉に表示させる第1モードと、ソーティ
ング個数を店舗ごとに順次表示させる第2モードとが選
択できるようになっている。
【0046】次に、上記作業者dがこれから仕分ける商
品の商品コードを作業制御卓25から入力すると(ステ
ップT4)、そのコードが作業制御卓25から中継器3
5に送信されて、当該品目の仕分データが第1、第3ゾ
ーン22 1,223のコントロールボックス33…33に
それぞれ転送される。その際、コンベア21の始端部2
1aに載置された製品コンテナYが1ピッチ分移動する
ことになる。
【0047】そして、各ソーティングゾーン22 1〜2
4においては集品作業が行われるのであるが、この場
合においても上記ステップT2において選択された表示
モードに従って次の二通りの集品作業が行われることに
なる。
【0048】すなわち、表示モードとして第1モードが
選択されているときには、集品棚23に設けられたコン
トロールボックス33は、中継器35から転送された仕
分データに従って個数表示器29…29を一斉に表示さ
せる(ステップT5,T6)。一方、作業者fはロケー
ションランプ31…31が点灯したポケット28…28
を任意に選んで、当該ポケット28の集品コンテナZに
表示部30に表示された個数だけ投入して、投入完了キ
ー32をON操作する。このON信号はコントロールボ
ックス33に送信される。
【0049】コントロールボックス33は投入完了キー
32からのON信号を待って、ON信号が入力したとき
に対応する個数表示器29の表示を消去すると共に、上
記仕分データを消し込んで全店舗が終了しているか否か
を判定する(ステップT7〜T9)。
【0050】そして、コントロールボックス33は、そ
のゾーンの全店舗に対する仕分作業が終了したと判定す
ると終了信号を中継器35に送信する。中継器35は各
コントロールボックス33…33からの終了信号を全て
受信したときにコンベア駆動装置36に動作指令信号を
出力して、コンベア21を1ピッチ分タクト運転させる
(ステップT10)。
【0051】このようにして、注文のあった各種の商品
を品目ごとに収納した製品コンテナY…Yがコンベア2
1で搬送されながら、各集品棚23…23の集品コンテ
ナZ…Zに個数表示器29…29に表示された個数ずつ
それぞれ仕分けられていく。そして、全品目の仕分が完
了すると、上記集品コンテナZ…Zが配送順に集品棚2
3…23からコンベア21に移し替えられて、コンベア
21の終端部21bへ順次搬送されて、コンテナ排出位
置26にいる作業者eによって取り除かれる。
【0052】一方、表示モードとして第2モードが選択
されているときには、集品棚23に設けられたコントロ
ールボックス33は、受信した仕分データの中から予め
設定された所定の優先順位に従って選別した店舗用のポ
ケット28の個数表示器29を1個だけ表示させる(ス
テップT5,T11)。
【0053】次に、コントロールボックス33は投入完
了キー32からのON信号を待って、ON信号が入力し
たときに対応する個数表示器29の表示を消去すると共
に、上記仕分データを消し込んで全品目が終了している
か否かを判定して、全品目が終了していなければ次の店
舗用のポケット28の個数表示器29を表示させる(ス
テップT12〜T14)。
【0054】そして、全品目の商品の投入が完了するま
で個数表示器29…29が順次表示されることになる。
【0055】なお、この実施例では、各ソーティングゾ
ーンを直列に配置しているが、各ゾーンを並列に配置し
た構成とすることもできる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明の集品システムによ
れば、商品の収集経路もしくは商品の仕分経路に沿って
設けられた作業エリアの分割状態が変更できるようにな
っているので、例えば処理件数が少ないときには作業エ
リアの分割状態を少なくすることにより、少ない人員で
作業能率を低下させることなく集品作業を行わせること
が可能となる。
【0057】また、予定した人数の仕分作業者が集まら
なかった場合においても、当座の人数に応じて作業エリ
アの分割状態を変更することにより、一人あたりが分担
する作業量がほぼ均等化することになって、作業能率の
大幅な低下が回避されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例に係るピッキングシステムの概略
レイアウト図である。
【図2】 第1実施例における商品棚の構成を示す1部
正面図である。
【図3】 ピッキングシステムの制御システム図であ
る。
【図4】 第1実施例における集品作業の手順を示すフ
ローチャート図である。
【図5】 第1モードの選択時における個数表示器の表
示状態を示す模式図である。
【図6】 第1モードの選択時における個数表示器の表
示状態を示す模式図である。
【図7】 第2モードの選択時における個数表示器の表
示状態を示す模式図である。
【図8】 第2モードの選択時における個数表示器の表
示状態を示す模式図である。
【図9】 第2モードの別の実施態様における個数表示
器の表示状態を示す模式図である。
【図10】 上記実施態様における個数表示器の表示状
態を示す模式図である。
【図11】 第2モードの更に別の実施態様における個
数表示器の表示状態を示す模式図である。
【図12】 上記実施態様における個数表示器の表示状
態を示す模式図である。
【図13】 第2実施例に係るソーティングシステムの
概略レイアウト図である。
【図14】 第2実施例における商品棚の構成を示す1
部正面図である。
【図15】 ソーティングシステムの制御システム図で
ある。
【図16】 第2実施例における集品作業の手順を示す
フローチャート図である。
【符号の説明】
1 コンベア 2 作業エリア 3 商品棚 8 ポケット 9 個数表示器 13 コントロールボックス 15 個数表示器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の収集経路に沿って設けられた商品
    保管手段と、仕向先の注文商品を指定してその注文個数
    を表示する個数表示器とを備えると共に、該表示器によ
    って指定された商品を注文個数だけ商品保管手段から取
    り出して仕向先別に集品するようにした集品システムに
    おいて、上記収集経路に沿う作業エリアを作業者数に応
    じて分割すると共に、分割された各作業エリアの個数表
    示器を一つの仕向先に割り当てて表示する制御手段を設
    けたことを特徴とする集品システム。
  2. 【請求項2】 商品の仕分経路に沿って設けられた仕向
    先ごとの集品手段と、各集品手段に対する指定商品の仕
    分個数を表示する個数表示器とを備えると共に、各集品
    手段に対して指定された商品を仕分個数ずつ仕分けてい
    くようにした集品システムにおいて、上記仕分経路に沿
    う作業エリアを作業者に応じて分割すると共に、分割さ
    れた各作業エリアごとに異なる指定商品の仕分個数を個
    数表示器に表示させる制御手段を設けたことを特徴とす
    る集品システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239427A (ja) * 2004-01-27 2005-09-08 Yazaki Ind Chem Co Ltd 部品選択指示棚

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01176705A (ja) * 1987-12-29 1989-07-13 Ishida Scales Mfg Co Ltd ピッキングシステム

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