JP2540627B2 - 商品の配送システム - Google Patents
商品の配送システムInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、商品の流通経路における商品の配送センタ
ー等において使用される配送シスムテに関する。
ー等において使用される配送シスムテに関する。
(従来の技術) スーパーマーケットやチェーンストア向け商品の配送
センター等においては、各店舗からの注文に応じて各種
の商品を注文個数だけ取り揃え、それらの受注商品を各
店舗毎に出荷するための所謂配送システムが導入されて
いる。この種の配送システムには、所謂ソーティング方
式を採用したものがある。
センター等においては、各店舗からの注文に応じて各種
の商品を注文個数だけ取り揃え、それらの受注商品を各
店舗毎に出荷するための所謂配送システムが導入されて
いる。この種の配送システムには、所謂ソーティング方
式を採用したものがある。
このソーティング方式を採用した配送システムは、例
えば商品を品目毎に搬送する搬送手段と、該搬送手段に
よる商品の搬送経路に沿って設けられた各店舗毎の商品
収納部と、上記搬送手段によって現在搬送されている商
品を各商品収納部へ各店舗毎の受注個数に応じて仕分け
して集品するソーティング手段とを有する。このシステ
ムにおいて全ての商品が上記経路を通過したときには、
各商品収納部には各店舗から受注のあった全商品が受注
個数ずつ集品されるようになっている。そして、集品完
了後の商品は上記商品収納部から取り出され、各店舗に
向けて出荷される。その出荷に際しては、一般に複数店
舗向けの商品が店舗毎にひとまとめにして1台の配送車
に積み込まれるとともに、各店舗において順次積み降ろ
されるようになっている。
えば商品を品目毎に搬送する搬送手段と、該搬送手段に
よる商品の搬送経路に沿って設けられた各店舗毎の商品
収納部と、上記搬送手段によって現在搬送されている商
品を各商品収納部へ各店舗毎の受注個数に応じて仕分け
して集品するソーティング手段とを有する。このシステ
ムにおいて全ての商品が上記経路を通過したときには、
各商品収納部には各店舗から受注のあった全商品が受注
個数ずつ集品されるようになっている。そして、集品完
了後の商品は上記商品収納部から取り出され、各店舗に
向けて出荷される。その出荷に際しては、一般に複数店
舗向けの商品が店舗毎にひとまとめにして1台の配送車
に積み込まれるとともに、各店舗において順次積み降ろ
されるようになっている。
この場合における配送形態としては、例えば近接する
複数店舗をグループ化した複数の配送エリアを予め設定
しておいて、各エリアについて設定した所定の配送ルー
トに従って配送車を運行させ、一方、配送センター側に
おいては、各配送エリアに対応させて複数のソーティン
グラインを設置しておき、各ソーティングラインで店舗
毎の収納部に仕分けられ集品された商品を順次取り出し
て配送車に積み込むような態勢が取られることがある。
複数店舗をグループ化した複数の配送エリアを予め設定
しておいて、各エリアについて設定した所定の配送ルー
トに従って配送車を運行させ、一方、配送センター側に
おいては、各配送エリアに対応させて複数のソーティン
グラインを設置しておき、各ソーティングラインで店舗
毎の収納部に仕分けられ集品された商品を順次取り出し
て配送車に積み込むような態勢が取られることがある。
このような場合、一般には、例えば第9図に示すよう
に、ソーティングラインにおける搬送コンベア1による
商品の搬送経路に沿って両側にそれぞれ配置された商品
の収納部2…2に対して、先ず一方の収納部2…2に搬
送経路の下流から上流にかけての順番で、次いで他方の
収納部2…2についても上記搬送経路の下流から上流に
かけての順番で、配送エリア毎の商品の配達順序とは逆
の順序で商品が取り出されるように各店舗毎の集品ロケ
ーションを設定しておいて、各集品ロケーションの収納
部2…2に集品された店舗毎の商品を、図のように上記
集品ロケーションの順番で取り出すことが行われる。
に、ソーティングラインにおける搬送コンベア1による
商品の搬送経路に沿って両側にそれぞれ配置された商品
の収納部2…2に対して、先ず一方の収納部2…2に搬
送経路の下流から上流にかけての順番で、次いで他方の
収納部2…2についても上記搬送経路の下流から上流に
かけての順番で、配送エリア毎の商品の配達順序とは逆
の順序で商品が取り出されるように各店舗毎の集品ロケ
ーションを設定しておいて、各集品ロケーションの収納
部2…2に集品された店舗毎の商品を、図のように上記
集品ロケーションの順番で取り出すことが行われる。
ところで、商品の流通事情においては、同一の配送エ
リア内でも種々の条件によって配送ルートを変更するこ
とにより、商品の配送を弾力的に行うことが要請される
場合がある。つまり、或る配送エリアにおいて、A店→
B店→C店→D店→E店→F店→G店という配達順序に
従って通常の配送ルートが設定されている場合に、例え
ば或る日には4番目のD店が休業日のため受注がなかっ
たり、6番目のF店から至急の納品が予定されていたと
すると、例えばA店→B店→F店→C店→E店→G店と
いう別の配送ルートで配送車を運行することが要求され
る。
リア内でも種々の条件によって配送ルートを変更するこ
とにより、商品の配送を弾力的に行うことが要請される
場合がある。つまり、或る配送エリアにおいて、A店→
B店→C店→D店→E店→F店→G店という配達順序に
従って通常の配送ルートが設定されている場合に、例え
ば或る日には4番目のD店が休業日のため受注がなかっ
たり、6番目のF店から至急の納品が予定されていたと
すると、例えばA店→B店→F店→C店→E店→G店と
いう別の配送ルートで配送車を運行することが要求され
る。
これに対しては、第9図のソーティングラインにおい
て、上記したように収納部2…2の集品ロケーションを
予め店舗毎に設定しておき、これらの収納部2…2に各
店舗毎に仕分けられた商品を、当日の配送ルートに従っ
た積込順序で取り出すことが行われる。その際には、例
えば作業者が上記収納部2…2に設置された配送用のコ
ンテナに添付された配送ラベルの店舗名と、当該ルート
における各店舗毎の納品伝票とを照らし合わせながら、
配送車への積込順序に従って集品済みのコンテナを取り
出すようになっている。
て、上記したように収納部2…2の集品ロケーションを
予め店舗毎に設定しておき、これらの収納部2…2に各
店舗毎に仕分けられた商品を、当日の配送ルートに従っ
た積込順序で取り出すことが行われる。その際には、例
えば作業者が上記収納部2…2に設置された配送用のコ
ンテナに添付された配送ラベルの店舗名と、当該ルート
における各店舗毎の納品伝票とを照らし合わせながら、
配送車への積込順序に従って集品済みのコンテナを取り
出すようになっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のように商品を納品伝票等と逐一
照らし合わせながら取り出すようにしていためのでは作
業能率が悪いという問題がある。
照らし合わせながら取り出すようにしていためのでは作
業能率が悪いという問題がある。
本発明は、このようなソーティング方式を用いた商品
の配送システムにおける上記実情に対処するもので、配
送ルートの変更にも柔軟に対応して当該変更ルートにお
ける各店舗への商品の納入が迅速に行えるように、集品
後の各店舗向けの商品を配達順序とは逆の順序で迅速、
かつ確実に取り出すことができ、しかも、システム構成
全体の大型化を防止しうる集品の配送システムを提供す
ることを課題とする。
の配送システムにおける上記実情に対処するもので、配
送ルートの変更にも柔軟に対応して当該変更ルートにお
ける各店舗への商品の納入が迅速に行えるように、集品
後の各店舗向けの商品を配達順序とは逆の順序で迅速、
かつ確実に取り出すことができ、しかも、システム構成
全体の大型化を防止しうる集品の配送システムを提供す
ることを課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本願の請求項1に係る発
明(以下、第1発明という)は、商品を品目毎に搬送す
る商品搬送手段と、該搬送手段による商品の搬送経路に
沿って配設されて、各店舗毎に受注商品をそれぞれ集品
する多数の収納部と、これらの収容部に設けられて、搬
送途中の商品の各収納部への集品個数を表示する個数表
示手段と、配送ルートを設定する配送手段と、上記収納
部に設けられて、全ての品目商品が各収納部に集品され
た後に上記収納部から集品された商品の取り出しを指示
する取出指示手段と、配送ルートにおける各店舗への配
達順序とは逆の順序で上記収納部から商品を取り出させ
るよう取出指示手段を動作させる制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
明(以下、第1発明という)は、商品を品目毎に搬送す
る商品搬送手段と、該搬送手段による商品の搬送経路に
沿って配設されて、各店舗毎に受注商品をそれぞれ集品
する多数の収納部と、これらの収容部に設けられて、搬
送途中の商品の各収納部への集品個数を表示する個数表
示手段と、配送ルートを設定する配送手段と、上記収納
部に設けられて、全ての品目商品が各収納部に集品され
た後に上記収納部から集品された商品の取り出しを指示
する取出指示手段と、配送ルートにおける各店舗への配
達順序とは逆の順序で上記収納部から商品を取り出させ
るよう取出指示手段を動作させる制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明(以下、第2発明と
いう)は、商品を品目毎に搬送する商品搬送手段と、該
搬送手段による商品の搬送経路に沿って配設されて、各
店舗毎に受注商品をそれぞれ集品する多数の収納部と、
これらの収容部に設けられて、搬送途中の商品の各収納
部への集品個数を表示する個数表示手段と、配送ルート
を設定する配送ルート設定手段と、該配送ルート設定手
段で設定された配送ルートにおける各店舗への配達順序
とは逆の順序で収容部から取り出させるような所定の順
番で上記収納部に各店舗毎の集品ロケーションを設定す
る設定手段と、該設定手段により設定された各集品ロケ
ーションに、対応する各店舗向けの受注商品を集品させ
るソーティング指示手段とを有することを特徴とする。
いう)は、商品を品目毎に搬送する商品搬送手段と、該
搬送手段による商品の搬送経路に沿って配設されて、各
店舗毎に受注商品をそれぞれ集品する多数の収納部と、
これらの収容部に設けられて、搬送途中の商品の各収納
部への集品個数を表示する個数表示手段と、配送ルート
を設定する配送ルート設定手段と、該配送ルート設定手
段で設定された配送ルートにおける各店舗への配達順序
とは逆の順序で収容部から取り出させるような所定の順
番で上記収納部に各店舗毎の集品ロケーションを設定す
る設定手段と、該設定手段により設定された各集品ロケ
ーションに、対応する各店舗向けの受注商品を集品させ
るソーティング指示手段とを有することを特徴とする。
(作用) 先ず、第1発明の上記の構成によれば、各品目毎の商
品が搬送される搬送手段から各収納部へ個数表示器に表
示されている個数ずつ商品を集品することにより、各収
納部内に各店舗毎の受注商品を集品することができなが
ら、全ての品目商品が各収納部に集品された後には、制
御手段が、配送ルート設定手段で任意に設定された配送
ルートにおける各店舗への配達順序とは逆の順序で上記
収容部から商品を取り出させるように取出指示手段を動
作させるので、上記ソーティング作業で集品された各店
舗毎の受注商品が、各収納部から上記搬送手段を介して
当該ルートにおける配送車への積込順序に従った所定の
順番で迅速、かつ確実に取り出されることになる。
品が搬送される搬送手段から各収納部へ個数表示器に表
示されている個数ずつ商品を集品することにより、各収
納部内に各店舗毎の受注商品を集品することができなが
ら、全ての品目商品が各収納部に集品された後には、制
御手段が、配送ルート設定手段で任意に設定された配送
ルートにおける各店舗への配達順序とは逆の順序で上記
収容部から商品を取り出させるように取出指示手段を動
作させるので、上記ソーティング作業で集品された各店
舗毎の受注商品が、各収納部から上記搬送手段を介して
当該ルートにおける配送車への積込順序に従った所定の
順番で迅速、かつ確実に取り出されることになる。
また、第2発明の上記の構成によれば、各品目毎の商
品が搬送される搬送手段から各収納部へ個数表示器に表
示されている個数ずつ商品を集品することにより、各収
納部内に各店舗毎の受注商品を集品することができなが
ら、そのソーティング作業においては、上記の収納部に
対して、集品ロケーションの設定手段が配送ルート設定
手段で任意に設定された配送ルートにおける各店舗への
配達順序とは逆の順序で商品を取り出させるような所定
の順番で各店舗毎の集品ロケーションを設定する。そし
て、仕分け指示手段が、上記設定手段により設定された
各集品ロケーションに対応して、各店舗向けの受注商品
を仕分けさせるよう指示する。これにより、収納部に集
品された商品を所定の順番で取り出せば、各店舗毎の受
注商品が、当該ルートにおける配送車への積込順序に従
った所定の順番で迅速、かつ確実に取り出されているこ
とになる。
品が搬送される搬送手段から各収納部へ個数表示器に表
示されている個数ずつ商品を集品することにより、各収
納部内に各店舗毎の受注商品を集品することができなが
ら、そのソーティング作業においては、上記の収納部に
対して、集品ロケーションの設定手段が配送ルート設定
手段で任意に設定された配送ルートにおける各店舗への
配達順序とは逆の順序で商品を取り出させるような所定
の順番で各店舗毎の集品ロケーションを設定する。そし
て、仕分け指示手段が、上記設定手段により設定された
各集品ロケーションに対応して、各店舗向けの受注商品
を仕分けさせるよう指示する。これにより、収納部に集
品された商品を所定の順番で取り出せば、各店舗毎の受
注商品が、当該ルートにおける配送車への積込順序に従
った所定の順番で迅速、かつ確実に取り出されているこ
とになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。なお、この
実施例はソーティング方式についてのものである。
実施例はソーティング方式についてのものである。
先ず、第1〜第4図により第1発明に係る第1実施例
の配送システムの全体構成について説明すると、第1図
に示すように、この配送システムは、商品等を搬送する
搬送用のコンベア10を有し、その両側には該コンベア10
の搬送経路に沿うように集品棚11,11がそれぞれ配設さ
れている。
の配送システムの全体構成について説明すると、第1図
に示すように、この配送システムは、商品等を搬送する
搬送用のコンベア10を有し、その両側には該コンベア10
の搬送経路に沿うように集品棚11,11がそれぞれ配設さ
れている。
各集品棚11には、第2図に示すように、多数のポケッ
ト12…12が複数段にわたって設けられて、各仕向先店舗
毎の受注商品を集品する配送用のコンテナ13…13が設置
されるようになっている。また、各ポケット12の上方に
は、当該ポケット12への集品個数を表示する個数表示器
14と、同じく集品ロケーションを点灯表示するロケーシ
ョンランプ15と、単位作業の完了時にON操作される完了
キー16とを備えた表示ユニット17が設けられている。な
お、それぞれの表示ユニット17…17には各々独立した所
定のロケーションコードが付されている。
ト12…12が複数段にわたって設けられて、各仕向先店舗
毎の受注商品を集品する配送用のコンテナ13…13が設置
されるようになっている。また、各ポケット12の上方に
は、当該ポケット12への集品個数を表示する個数表示器
14と、同じく集品ロケーションを点灯表示するロケーシ
ョンランプ15と、単位作業の完了時にON操作される完了
キー16とを備えた表示ユニット17が設けられている。な
お、それぞれの表示ユニット17…17には各々独立した所
定のロケーションコードが付されている。
一方、上記コンベア10の始端部10aの近傍のコンベア
上流位置18には作業管理を行う操作卓19が配備されてい
る。そして、この実施例においては、該コンベア10の終
端部10bのコンベア下流位置20にラベル発行機21が配備
されている。
上流位置18には作業管理を行う操作卓19が配備されてい
る。そして、この実施例においては、該コンベア10の終
端部10bのコンベア下流位置20にラベル発行機21が配備
されている。
このラベル発行機21は、第3図に示すように、前面の
一側にラベル発行口22を備えているとともに、他側には
発行枚数等をマニュアル入力するテンキー23が備えられ
て、このテンキー23から個数入力すれば、上記のラベル
発行口22から店舗名等が印字された配送ラベル24が枚数
分だけ台紙付きで発行される。
一側にラベル発行口22を備えているとともに、他側には
発行枚数等をマニュアル入力するテンキー23が備えられ
て、このテンキー23から個数入力すれば、上記のラベル
発行口22から店舗名等が印字された配送ラベル24が枚数
分だけ台紙付きで発行される。
次に、第4図によりこの仕分けシスステムの制御系統
について説明すると、この制御システムは、当該配送セ
ンターに備えられたホストコンピュータ25に接続された
中継器26を有する。この中継器26は、ホストコンピュー
タ25から伝送された各配送ルートのルート番号、それぞ
れの配送ルートにおける店舗毎の注文商品、注文個数等
の配送データ及び上記各ポケット12…12に対して設定さ
れた各店舗毎のロケーションデータ等を保持する。そし
て、この中継器26に操作卓19が接続されているととも
に、該操作卓192表示ユニット17…17とラベル発行機21
とがそれぞれ接続されている。
について説明すると、この制御システムは、当該配送セ
ンターに備えられたホストコンピュータ25に接続された
中継器26を有する。この中継器26は、ホストコンピュー
タ25から伝送された各配送ルートのルート番号、それぞ
れの配送ルートにおける店舗毎の注文商品、注文個数等
の配送データ及び上記各ポケット12…12に対して設定さ
れた各店舗毎のロケーションデータ等を保持する。そし
て、この中継器26に操作卓19が接続されているととも
に、該操作卓192表示ユニット17…17とラベル発行機21
とがそれぞれ接続されている。
以下、この第1実施例における配送システムを用いた
配送作業について説明するが、この配送作業は基本的
に、上記中継器26に保持された配送データ及びロケーシ
ョンデータに従って各店舗向けの受注商品を各品目につ
いて店舗毎に仕分けて当該ポケット12…12に集品するソ
ーティング作業と、出荷のために全品目についての集品
完了後に各ポケット12…12から商品を取り出す商品の取
出作業とに大別される。
配送作業について説明するが、この配送作業は基本的
に、上記中継器26に保持された配送データ及びロケーシ
ョンデータに従って各店舗向けの受注商品を各品目につ
いて店舗毎に仕分けて当該ポケット12…12に集品するソ
ーティング作業と、出荷のために全品目についての集品
完了後に各ポケット12…12から商品を取り出す商品の取
出作業とに大別される。
先ず、ソーティング作業について説明すると、この作
業は例えば第5図のフローチャートに従って行われる。
業は例えば第5図のフローチャートに従って行われる。
先ず、コンベア上流位置18に配置された作業者bが、
第1番目の品目の商品を該コンベア10の始端部10aに載
置して、当該商品の商品コードを操作卓19に入力する
(ステップS1)。そうすると、操作卓19から中継器26に
商品コードが送信されて、当該品目の配送データが該中
継器26から操作卓19に読み込まれ記憶されるとともに、
該データが表示ユニット17…17及びラベル発行機21に転
送される。この場合において、上記の中継器26にはそれ
ぞれのポケット12…12に固定して各店舗毎の集品ロケー
ションが設定されたロケーションファイルが保持されて
おり、操作卓19がこのロケーションファイルと表示ユニ
ット17のロケーションコードとを比較することにより、
各表示ユニット17に対応する店舗毎の配送データを個別
に転送する。これを受信した表示ユニット17…17は個数
表示器14に個数表示を行わせる(ステップS2)。なお、
同時にロケーションランプ15…15も点灯される。
第1番目の品目の商品を該コンベア10の始端部10aに載
置して、当該商品の商品コードを操作卓19に入力する
(ステップS1)。そうすると、操作卓19から中継器26に
商品コードが送信されて、当該品目の配送データが該中
継器26から操作卓19に読み込まれ記憶されるとともに、
該データが表示ユニット17…17及びラベル発行機21に転
送される。この場合において、上記の中継器26にはそれ
ぞれのポケット12…12に固定して各店舗毎の集品ロケー
ションが設定されたロケーションファイルが保持されて
おり、操作卓19がこのロケーションファイルと表示ユニ
ット17のロケーションコードとを比較することにより、
各表示ユニット17に対応する店舗毎の配送データを個別
に転送する。これを受信した表示ユニット17…17は個数
表示器14に個数表示を行わせる(ステップS2)。なお、
同時にロケーションランプ15…15も点灯される。
一方、コンベア10に沿って配置された作業者bは、ス
テップS3〜S5でコンベア10によって搬送されてきた商品
のうちから、ロケーションランプ15が点灯している表示
ユニット17の個数表示器14に表示された個数だけを仕分
けた後、それらの商品を該表示ユニット17が備えられた
ポケット12内のコンテナ13へ投入するとともに、投入完
了後に完了キー16をON操作する。このON信号を受信した
操作卓19は、当該ポケット12の表示ユニット17の個数表
示を抹消させると同時に、ロケーションランプ15を消灯
させる。
テップS3〜S5でコンベア10によって搬送されてきた商品
のうちから、ロケーションランプ15が点灯している表示
ユニット17の個数表示器14に表示された個数だけを仕分
けた後、それらの商品を該表示ユニット17が備えられた
ポケット12内のコンテナ13へ投入するとともに、投入完
了後に完了キー16をON操作する。このON信号を受信した
操作卓19は、当該ポケット12の表示ユニット17の個数表
示を抹消させると同時に、ロケーションランプ15を消灯
させる。
引き続いてステップS6で未だ個数表示の行われている
表示ユニット17があるかの判断が行われ、あればステッ
プS3に戻り、このステップS3〜S5の作業が全ての表示ユ
ニット17…17で個数表示がなくなったと判断されるまで
繰り返して実行される。これにより、各店舗毎の受注商
品が1品目について対応するポケット12…12のコンテナ
13…13へそれぞれ集品されいることになる。なお、1つ
のコンテナ13が商品で満載されると、第2図に示すよう
に、その上に空のコンテナ13が補充される。
表示ユニット17があるかの判断が行われ、あればステッ
プS3に戻り、このステップS3〜S5の作業が全ての表示ユ
ニット17…17で個数表示がなくなったと判断されるまで
繰り返して実行される。これにより、各店舗毎の受注商
品が1品目について対応するポケット12…12のコンテナ
13…13へそれぞれ集品されいることになる。なお、1つ
のコンテナ13が商品で満載されると、第2図に示すよう
に、その上に空のコンテナ13が補充される。
次いで、ステップS7で予め予定された商品のソーティ
ングが全品目について完了したか否かが判断され、完了
していない場合にはステップS1へ戻って上記コンベア10
の始端部10aに載置供給された次の商品の商品コードが
入力されて、引き続くステップS2〜S6の処理動作に従っ
て当該品目の各店舗毎の受注商品に対するソーティング
作業が行われることになる。
ングが全品目について完了したか否かが判断され、完了
していない場合にはステップS1へ戻って上記コンベア10
の始端部10aに載置供給された次の商品の商品コードが
入力されて、引き続くステップS2〜S6の処理動作に従っ
て当該品目の各店舗毎の受注商品に対するソーティング
作業が行われることになる。
そして、上記ステップS7で予定された商品のソーティ
ングが全品目について完了したと判断された時点でソー
ティング作業が全て終了する。これにより、集品棚11の
ポケット12…12には対応する店舗向けの受注商品がコン
テナ13…13に収められた状態でそれぞれ集品されている
ことになる。
ングが全品目について完了したと判断された時点でソー
ティング作業が全て終了する。これにより、集品棚11の
ポケット12…12には対応する店舗向けの受注商品がコン
テナ13…13に収められた状態でそれぞれ集品されている
ことになる。
このようにソーティング作業が完了すると、商品を店
舗毎に配送するための商品の取出作業が行われるが、こ
の取出作業は第6図のフローチャートに従ったものとな
る。
舗毎に配送するための商品の取出作業が行われるが、こ
の取出作業は第6図のフローチャートに従ったものとな
る。
先ず、ステップP1でコンベア上流位置18の作業者bは
1番目に出発する配送車のルート番号を操作卓19に入力
して配送ルートの設定を行う。なお、予め中継器26には
配送ルートにおける各店舗への配達順序とは逆の順序で
商品が取り出されるようにファイル化された配送ルート
毎の商品の取出順序ファイルが記憶されている。したが
って、ルート番号が入力された操作卓19は、ステップP2
で該当ルート番号に対応する配送ルートの取出順序ファ
イルを中継器26から呼び出し、該取出順序ファイルにお
ける第1番目の店舗向けの商品が納められたポケット12
のロケーションランプ15を、上記各店舗毎のロケーショ
ンファイルを参照して点灯させる。
1番目に出発する配送車のルート番号を操作卓19に入力
して配送ルートの設定を行う。なお、予め中継器26には
配送ルートにおける各店舗への配達順序とは逆の順序で
商品が取り出されるようにファイル化された配送ルート
毎の商品の取出順序ファイルが記憶されている。したが
って、ルート番号が入力された操作卓19は、ステップP2
で該当ルート番号に対応する配送ルートの取出順序ファ
イルを中継器26から呼び出し、該取出順序ファイルにお
ける第1番目の店舗向けの商品が納められたポケット12
のロケーションランプ15を、上記各店舗毎のロケーショ
ンファイルを参照して点灯させる。
一方、上記コンベア10の搬送経路に沿って配置された
作業者bは、上記ロケーションランプ15によって指示さ
れたポケット12内の集品済みのコンテナ13を取り出すと
ともに、その際完了キー16をON操作する(ステップP3,
P4)。なお、この際ロケーショランプ15は消灯する。ま
た、取出後のコンテナ13は、第1図に示すようにコンベ
ア10に載せられ、下流側へと搬送されることになる。こ
のコンテナ13は、コンベア下流位置20に配置された作業
者bにより、該下流位置20に設置されたコンテナ台27に
移し変えられる。
作業者bは、上記ロケーションランプ15によって指示さ
れたポケット12内の集品済みのコンテナ13を取り出すと
ともに、その際完了キー16をON操作する(ステップP3,
P4)。なお、この際ロケーショランプ15は消灯する。ま
た、取出後のコンテナ13は、第1図に示すようにコンベ
ア10に載せられ、下流側へと搬送されることになる。こ
のコンテナ13は、コンベア下流位置20に配置された作業
者bにより、該下流位置20に設置されたコンテナ台27に
移し変えられる。
そして、該作業者bはステップP5でコンテナ13…13の
数を数えた後、ステップP6でその数に応じた発行枚数を
ラベル発行機21に入力する。それに応じてラベル発行機
21は、ステップP7で上記コンテナ13…13の数だけ配送ラ
ベル24…24を発行する。この場合、配送ラベル24には、
例えば第7図に示すように、日付、便番号、配送ルー
ト、路順(納入する順番)、店番号、店舗名、個数等の
配送情報が印字される。つまり、例えば図例の101ルー
トに5店の店舗がある場合には、最初に取り出されたコ
ンテナ13を最終の5番目に降ろすように路順が表示され
る。この配送ラベル24は、ステップP8でコンテナ13に貼
り付けられる。なお、取り出されたコンテナ13…13は店
舗毎にまとめて配送車に積み込まれることになる。
数を数えた後、ステップP6でその数に応じた発行枚数を
ラベル発行機21に入力する。それに応じてラベル発行機
21は、ステップP7で上記コンテナ13…13の数だけ配送ラ
ベル24…24を発行する。この場合、配送ラベル24には、
例えば第7図に示すように、日付、便番号、配送ルー
ト、路順(納入する順番)、店番号、店舗名、個数等の
配送情報が印字される。つまり、例えば図例の101ルー
トに5店の店舗がある場合には、最初に取り出されたコ
ンテナ13を最終の5番目に降ろすように路順が表示され
る。この配送ラベル24は、ステップP8でコンテナ13に貼
り付けられる。なお、取り出されたコンテナ13…13は店
舗毎にまとめて配送車に積み込まれることになる。
しかる後に、ステップP9で当該ルートにおける全店に
ついての商品の取出が完了したかどうかの判断が行わ
れ、完了していないときにはステップP10で上記ステッ
プP2と同様な処理動作で次の店舗の商品が納められたロ
ケーションランプ15が点灯され、ステップP3〜P8の処理
動作で2番目以下の店舗向け商品が集品されたコンテナ
13の取出作業が順次行われる。そして、上記ステップP9
で全店舗の商品の取出完了が判断された時点でステップ
P11に移り、他の配送ルートがあるか判定される。あれ
ばステップP1へ戻り、当該ルートのルート番号が操作卓
19に入力され、該ルートの店舗向け商品を集品したコン
テナ13が、上記と同様に配送ルートにおける各店舗への
配達順序とは逆の順序で順次取り出され、それぞれにラ
ベル発行機21から発行された当該店舗向けの配送ラベル
24が貼り付けられることになる。なければ取出作業が終
了される。
ついての商品の取出が完了したかどうかの判断が行わ
れ、完了していないときにはステップP10で上記ステッ
プP2と同様な処理動作で次の店舗の商品が納められたロ
ケーションランプ15が点灯され、ステップP3〜P8の処理
動作で2番目以下の店舗向け商品が集品されたコンテナ
13の取出作業が順次行われる。そして、上記ステップP9
で全店舗の商品の取出完了が判断された時点でステップ
P11に移り、他の配送ルートがあるか判定される。あれ
ばステップP1へ戻り、当該ルートのルート番号が操作卓
19に入力され、該ルートの店舗向け商品を集品したコン
テナ13が、上記と同様に配送ルートにおける各店舗への
配達順序とは逆の順序で順次取り出され、それぞれにラ
ベル発行機21から発行された当該店舗向けの配送ラベル
24が貼り付けられることになる。なければ取出作業が終
了される。
以上、この第1実施例によれば、各店舗毎の受注商品
を集品するポケット12…12の集品ロケーションが任意に
設定されている場合においても、各配送ルートにおける
各店舗向け商品が、当該ルートにおける配送車への積込
順序に従った所定の順番で迅速、かつ確実に取り出され
ることになる。
を集品するポケット12…12の集品ロケーションが任意に
設定されている場合においても、各配送ルートにおける
各店舗向け商品が、当該ルートにおける配送車への積込
順序に従った所定の順番で迅速、かつ確実に取り出され
ることになる。
ところで、和菓子、パン、弁当等のように1個の大き
さから各店舗向けの配送用コンテナの数が事前に推定で
きる商品がある。第2発明は、このような商品の配送用
に適したもので、以下この第2発明に係る第2実施例に
ついて説明する。なお、この第2実施例の配送システム
は、全体構成が第1実施例とほぼ共通しているので、以
下の説明では第1実施例で用いた第1図〜第4図を共用
する。
さから各店舗向けの配送用コンテナの数が事前に推定で
きる商品がある。第2発明は、このような商品の配送用
に適したもので、以下この第2発明に係る第2実施例に
ついて説明する。なお、この第2実施例の配送システム
は、全体構成が第1実施例とほぼ共通しているので、以
下の説明では第1実施例で用いた第1図〜第4図を共用
する。
先ず、この第2実施例の配送システムの全体構成につ
いて説明すると、この配送システムは、第1図に示すよ
うに、コンベア上流位置18の操作卓19の横にラベル発行
機21′が並置される点を除いては第1実施例と基本的に
異ならない。したがって、重複部分についての説明は省
略する。
いて説明すると、この配送システムは、第1図に示すよ
うに、コンベア上流位置18の操作卓19の横にラベル発行
機21′が並置される点を除いては第1実施例と基本的に
異ならない。したがって、重複部分についての説明は省
略する。
次に、この第2実施例の配送システムを用いた配送作
業について説明する。
業について説明する。
先ず、各配送ルートにおける各店舗への配達順序とは
逆の順序で商品が取り出されるようにファイル化された
配送ルート毎の商品の取出順序ファイルがホストコンピ
ュータ25によって算出され中継器26に転送される。ま
た、上記各店舗毎の受注商品の品目及び個数から、ホス
トコンピュータ25によって各店舗についてのコンテナ13
の数が算出される。このデータも中継器26に転送され
る。
逆の順序で商品が取り出されるようにファイル化された
配送ルート毎の商品の取出順序ファイルがホストコンピ
ュータ25によって算出され中継器26に転送される。ま
た、上記各店舗毎の受注商品の品目及び個数から、ホス
トコンピュータ25によって各店舗についてのコンテナ13
の数が算出される。このデータも中継器26に転送され
る。
次いで、第8図のフローチャートに従って準備作業及
び実質的な配送作業が行われる。
び実質的な配送作業が行われる。
先ず、ステップT1で第1便の配送ルートのルート番号
が操作卓19に入力されると、ステップT2で上記取出順序
ファイルに従って第1店目の店舗向けのコンテナ13に添
付する配送ラベル24が必要枚数だけ発行され、ステップ
T3でコンベア上流位置18に一時的に置かれた空のコンテ
ナ13′…13′に上記ラベル24…24が貼り付けられる。こ
のコンテナ13′はコンベア10の始端部10aに載せられ、
下流側に搬送されていく。なお、上記ステップT1におけ
るルート番号の入力時には、上記集品棚11,11における
それぞれのポケット12…12の集品ロケーションが、上記
取出順序ファイルに従って各店舗毎に設定されるように
なっている。この実施例においては、例えば第1図のコ
ンベア10の両側に配置された集品棚11のポケット12…12
に、該コンベア10の搬送経路の下流から上流にかけて左
右交互に上記集品ロケーションが設定される。
が操作卓19に入力されると、ステップT2で上記取出順序
ファイルに従って第1店目の店舗向けのコンテナ13に添
付する配送ラベル24が必要枚数だけ発行され、ステップ
T3でコンベア上流位置18に一時的に置かれた空のコンテ
ナ13′…13′に上記ラベル24…24が貼り付けられる。こ
のコンテナ13′はコンベア10の始端部10aに載せられ、
下流側に搬送されていく。なお、上記ステップT1におけ
るルート番号の入力時には、上記集品棚11,11における
それぞれのポケット12…12の集品ロケーションが、上記
取出順序ファイルに従って各店舗毎に設定されるように
なっている。この実施例においては、例えば第1図のコ
ンベア10の両側に配置された集品棚11のポケット12…12
に、該コンベア10の搬送経路の下流から上流にかけて左
右交互に上記集品ロケーションが設定される。
引き続くステップT4において、第1店舗に割り当てら
れたポケット12のロケーションランプ15が点灯され、ス
テップT5で当該ポケット12にコンテナ13が収納される。
この場合において、ポケット12には予め上記コンテナ13
の全数がストックされる。なお、コンテナ13の収納が完
了すると完了キー16がON操作され、これによりロケーシ
ョンランプ15が消灯する。しかる後に、ステップT6で当
該ルートに他の店舗があるかどうかが判断され、あれば
ステップT2へ戻って第2店舗以下の店舗に割り当てられ
たポケット12…12に空のコンテナ13…13が、上記取出順
序ファイルに従った順番で順次収納されていく。なけれ
ばステップT7に移り、他の配送ルートがあるかが判断さ
れ、あればステップT1へ戻り第2便以下の各ルート毎の
各店舗に対して上記取出順序ファイルに従って集品ロケ
ーションが設定され、該集品ロケーションのポケット12
…12に各店舗向けの配送ラベル24…24が貼り付けられた
空のコンテナ13…13が順次収納されていく。なければ準
備作業が終了し、引き続いてステップT8で所定のソーテ
ィング作業が行われる。このソーティング作業は上記第
1実施例の第5図と同様の処理手順で行われ、各店舗毎
の受注商品が品目毎に仕分けられ各店舗毎のポケット12
…12に集品される。
れたポケット12のロケーションランプ15が点灯され、ス
テップT5で当該ポケット12にコンテナ13が収納される。
この場合において、ポケット12には予め上記コンテナ13
の全数がストックされる。なお、コンテナ13の収納が完
了すると完了キー16がON操作され、これによりロケーシ
ョンランプ15が消灯する。しかる後に、ステップT6で当
該ルートに他の店舗があるかどうかが判断され、あれば
ステップT2へ戻って第2店舗以下の店舗に割り当てられ
たポケット12…12に空のコンテナ13…13が、上記取出順
序ファイルに従った順番で順次収納されていく。なけれ
ばステップT7に移り、他の配送ルートがあるかが判断さ
れ、あればステップT1へ戻り第2便以下の各ルート毎の
各店舗に対して上記取出順序ファイルに従って集品ロケ
ーションが設定され、該集品ロケーションのポケット12
…12に各店舗向けの配送ラベル24…24が貼り付けられた
空のコンテナ13…13が順次収納されていく。なければ準
備作業が終了し、引き続いてステップT8で所定のソーテ
ィング作業が行われる。このソーティング作業は上記第
1実施例の第5図と同様の処理手順で行われ、各店舗毎
の受注商品が品目毎に仕分けられ各店舗毎のポケット12
…12に集品される。
集品完了後にはステップT9に移り、各店舗向けの受注
商品を入れたコンテナ13…13が上記搬送経路の下流側の
ポケット12…12から順次取り出される。
商品を入れたコンテナ13…13が上記搬送経路の下流側の
ポケット12…12から順次取り出される。
以上、この第2実施例によれば、各店舗毎の受注商品
を集品するポケット12…12の集品ロケーションが、配送
ルートにおける各店舗への配達順序とは逆の順序で取り
出されるような所定の順番で設定されているので、各配
送ルートにおける各店舗向け商品が、当該ルートにおけ
る配送車への積込順序に従った所定の順番で迅速、かつ
確実に取り出されることになる。
を集品するポケット12…12の集品ロケーションが、配送
ルートにおける各店舗への配達順序とは逆の順序で取り
出されるような所定の順番で設定されているので、各配
送ルートにおける各店舗向け商品が、当該ルートにおけ
る配送車への積込順序に従った所定の順番で迅速、かつ
確実に取り出されることになる。
(発明の効果) 以上のように本願の第1発明の上記の構成によれば、
各品目毎の商品が搬送される搬送手段から各収納部へ個
数表示器に表示されている個数ずつ商品を集品すること
により、各収納部内に各店舗毎の受注商品を集品するこ
とができながら、全ての品目商品が各収納部に集品され
た後には、制御手段が、配送ルート設定手段で任意に設
定された配送ルートにおける各店舗への配達順序とは逆
の順序で上記収容部から商品を取り出せるように取出指
示手段を動作させるもので、上記ソーティング作業で集
品された各店舗毎の受注商品を、各収納部から上記搬送
手段を介して当該配送ルートにおける配送車への積込順
序に従った所定の順番で取り出すことができ、配送ルー
トの変更にも柔軟に対応できるとともに、この種の配送
作業を迅速に行うことができる。
各品目毎の商品が搬送される搬送手段から各収納部へ個
数表示器に表示されている個数ずつ商品を集品すること
により、各収納部内に各店舗毎の受注商品を集品するこ
とができながら、全ての品目商品が各収納部に集品され
た後には、制御手段が、配送ルート設定手段で任意に設
定された配送ルートにおける各店舗への配達順序とは逆
の順序で上記収容部から商品を取り出せるように取出指
示手段を動作させるもので、上記ソーティング作業で集
品された各店舗毎の受注商品を、各収納部から上記搬送
手段を介して当該配送ルートにおける配送車への積込順
序に従った所定の順番で取り出すことができ、配送ルー
トの変更にも柔軟に対応できるとともに、この種の配送
作業を迅速に行うことができる。
しかも、上記配送作業においては、店舗別に商品を集
品するソーティングラインをそのまま商品を店舗毎に配
送するための取り出しラインとして兼用できるので、商
品搬送手段と多数の収納部と個数表示手段とを備えた所
謂ソーティングシステムに、上記配送ルート設定手段
と、取出指示手段と、該取出指示手段を動作させる制御
手段を設けるだけの簡単な構成で、配達順序とは逆の順
序で配達集品を迅速に取り出すことができる配送システ
ムを構成できる。従って、配送システム全体が大がかり
なシステム構成となることなく簡素化できると共に、配
送システムを廉価にできる。
品するソーティングラインをそのまま商品を店舗毎に配
送するための取り出しラインとして兼用できるので、商
品搬送手段と多数の収納部と個数表示手段とを備えた所
謂ソーティングシステムに、上記配送ルート設定手段
と、取出指示手段と、該取出指示手段を動作させる制御
手段を設けるだけの簡単な構成で、配達順序とは逆の順
序で配達集品を迅速に取り出すことができる配送システ
ムを構成できる。従って、配送システム全体が大がかり
なシステム構成となることなく簡素化できると共に、配
送システムを廉価にできる。
また、本願の第2発明の上記の構成によれば、各品目
毎の商品が搬送される搬送手段から各収納部へ個数表示
器に表示されている個数ずつ商品を集品することによ
り、各収納部内に各店舗毎の受注商品を集品することが
できながら、そのソーティング作業においては、上記の
収納部に対して集品ロケーションの設定手段が配送ルー
ト設定手段で任意に設定された配送ルートにおける各店
舗への配達順序とは逆の順序で商品を取り出されるよう
な集品ロケーションが設定されるとともに、その集品部
へ各店舗毎の受注商品を集品するように指示されること
になるので、この場合においても各配送ルートにおける
配送車への積込順序に従った商品の取出が可能となり、
配送ルートの変更にも柔軟に対応できるとともに、この
種の配送作業が迅速に行えるという効果が得られること
なる。
毎の商品が搬送される搬送手段から各収納部へ個数表示
器に表示されている個数ずつ商品を集品することによ
り、各収納部内に各店舗毎の受注商品を集品することが
できながら、そのソーティング作業においては、上記の
収納部に対して集品ロケーションの設定手段が配送ルー
ト設定手段で任意に設定された配送ルートにおける各店
舗への配達順序とは逆の順序で商品を取り出されるよう
な集品ロケーションが設定されるとともに、その集品部
へ各店舗毎の受注商品を集品するように指示されること
になるので、この場合においても各配送ルートにおける
配送車への積込順序に従った商品の取出が可能となり、
配送ルートの変更にも柔軟に対応できるとともに、この
種の配送作業が迅速に行えるという効果が得られること
なる。
しかも、店舗別に商品を集品するソーティングライン
をそのまま商品を店舗毎に配送するための取り出しライ
ンとして兼用できるので、商品搬送手段と多数の収納部
と個数表示手段とを備えた所謂ソーティングシステム
に、上記配送ルート設定手段と、集品ロケーションの設
定手段と、ソーティング指示手段を設けるだけの簡単な
構成で、配達順序とは逆の順序で配達集品を取り出すこ
とができる配送システムを構成できる。従って、配送シ
ステム全体が大がかりなシステム構成となることなく簡
素化できると共に、配送システムを廉価にできる。
をそのまま商品を店舗毎に配送するための取り出しライ
ンとして兼用できるので、商品搬送手段と多数の収納部
と個数表示手段とを備えた所謂ソーティングシステム
に、上記配送ルート設定手段と、集品ロケーションの設
定手段と、ソーティング指示手段を設けるだけの簡単な
構成で、配達順序とは逆の順序で配達集品を取り出すこ
とができる配送システムを構成できる。従って、配送シ
ステム全体が大がかりなシステム構成となることなく簡
素化できると共に、配送システムを廉価にできる。
第1図〜第4図は本願の第1、第2発明に共通する配送
システムの実施例を示すもので、第1図は配送システム
の概略レイアウト図、第2図は該システムにおける集品
棚の構成を示す1部正面図、第3図はラベル発行機の概
略正面図、第4図は該システムにおける制御システム図
である。第5図は第1実施例におけるソーティング作業
の作業手順を示すフローチャート図、第6図は同じく商
品の取出作業の作業手順を示すフローチャート図、第7
図はラベル発行機から発行される配送ラベルの1例を示
す図面である。また、第8図は第2実施例の作業手順を
示すフローチャート図である。第9図は従来例を示す概
略レイアウト図である。 10…仕分け手段(コンベア)、12…収納部(ポケッ
ト)、15…取出指示手段、ソーティング指示手段(ロケ
ーションランプ)、19…制御手段(操作卓)、25…設定
手段(ホストコンピュータ)。
システムの実施例を示すもので、第1図は配送システム
の概略レイアウト図、第2図は該システムにおける集品
棚の構成を示す1部正面図、第3図はラベル発行機の概
略正面図、第4図は該システムにおける制御システム図
である。第5図は第1実施例におけるソーティング作業
の作業手順を示すフローチャート図、第6図は同じく商
品の取出作業の作業手順を示すフローチャート図、第7
図はラベル発行機から発行される配送ラベルの1例を示
す図面である。また、第8図は第2実施例の作業手順を
示すフローチャート図である。第9図は従来例を示す概
略レイアウト図である。 10…仕分け手段(コンベア)、12…収納部(ポケッ
ト)、15…取出指示手段、ソーティング指示手段(ロケ
ーションランプ)、19…制御手段(操作卓)、25…設定
手段(ホストコンピュータ)。
Claims (2)
- 【請求項1】商品を品目毎に搬送する商品搬送手段と、
該搬送手段による商品の搬送経路に沿って配設されて、
各店舗毎に受注商品をそれぞれ集品する多数の収納部
と、これらの収容部に設けられて、搬送途中の商品の各
収納部への集品個数を表示する個数表示手段と、配送ル
ートを設定する配送手段と、上記収納部に設けられて、
全ての品目商品が各収納部に集品された後に上記収納部
から集品された商品の取り出しを指示する取出指示手段
と、配送ルートにおける各店舗への配達順序とは逆の順
序で上記収納部から商品を取り出させるよう取出指示手
段を動作させる制御手段とを有することを特徴とする商
品の配送システム。 - 【請求項2】商品を品目毎に搬送する商品搬送手段と、
該搬送手段による商品の搬送経路に沿って配設されて、
各店舗毎に受注商品をそれぞれ集品する多数の収納部
と、これらの収容部に設けられて、搬送途中の商品の各
収納部への集品個数を表示する個数表示手段と、配送ル
ートを設定する配送ルート設定手段と、該配送ルート設
定手段で設定された配送ルートにおける各店舗への配達
順序とは逆の順序で上記収容部から商品を取り出させる
ような所定の順番で上記収納部に各店舗毎の集品ロケー
ションを設定する設定手段と、該設定手段により設定さ
れた各集品ロケーションに、対応する各店舗向けの受注
商品を集品させるソーティング指示手段とを有すること
を特徴とする商品の配送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5572289A JP2540627B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | 商品の配送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5572289A JP2540627B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | 商品の配送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02233404A JPH02233404A (ja) | 1990-09-17 |
JP2540627B2 true JP2540627B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=13006757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5572289A Expired - Fee Related JP2540627B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | 商品の配送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540627B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6932946B2 (en) | 2000-06-29 | 2005-08-23 | Ebara Corporation | Ozone generator |
CN110803446A (zh) * | 2019-12-13 | 2020-02-18 | 深圳市鲸仓科技有限公司 | 一种自动化仓库货与人交互的系统及交互方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07309404A (ja) * | 1994-05-17 | 1995-11-28 | Shimamura:Kk | 自動トランスファー型物流センター |
CN103342217B (zh) * | 2013-07-03 | 2018-08-10 | 上海集成电路研发中心有限公司 | 自动化物料输送系统及物料传送方法 |
CN103332426B (zh) * | 2013-07-03 | 2018-01-02 | 上海集成电路研发中心有限公司 | 自动化物料传送系统 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6181317A (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-24 | Tokyu Constr Co Ltd | 配送センタ−における配送用ト−トの整理システム |
-
1989
- 1989-03-07 JP JP5572289A patent/JP2540627B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6932946B2 (en) | 2000-06-29 | 2005-08-23 | Ebara Corporation | Ozone generator |
CN110803446A (zh) * | 2019-12-13 | 2020-02-18 | 深圳市鲸仓科技有限公司 | 一种自动化仓库货与人交互的系统及交互方法 |
CN110803446B (zh) * | 2019-12-13 | 2022-03-15 | 深圳市鲸仓科技有限公司 | 一种自动化仓库货与人交互的系统及交互方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02233404A (ja) | 1990-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |