JP2002002929A - ピッキングシステム - Google Patents
ピッキングシステムInfo
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- JP2002002929A JP2002002929A JP2000183542A JP2000183542A JP2002002929A JP 2002002929 A JP2002002929 A JP 2002002929A JP 2000183542 A JP2000183542 A JP 2000183542A JP 2000183542 A JP2000183542 A JP 2000183542A JP 2002002929 A JP2002002929 A JP 2002002929A
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- Japan
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- container
- picking
- temporary
- product
- work
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各発注元からの受注商品を商品保管部から受
注個数ずつ取り出してその発注元への配送用コンテナに
投入するピッキングシステムにおいて、作業ミスの抑制
と能率の向上とを実現する。 【解決手段】 商品保管部21…21からピッキングし
た各発注元からの受注商品をコンテナA…Aに投入する
集品作業を、商品保管部21…21からピッキングした
各発注元からの受注商品を仮置き部指示手段50によっ
て指示された仮置き部31に載置するピッキング作業
と、この仮置き部31に載置された商品を、コンテナ指
示手段60によって指示されたコンテナAに投入する作
業とに分離し、ピッキング作業エリアZ1に配置された
ピッキング作業者X1と、投入作業エリアZ2に配置さ
れた投入作業者X2とで分担する。
注個数ずつ取り出してその発注元への配送用コンテナに
投入するピッキングシステムにおいて、作業ミスの抑制
と能率の向上とを実現する。 【解決手段】 商品保管部21…21からピッキングし
た各発注元からの受注商品をコンテナA…Aに投入する
集品作業を、商品保管部21…21からピッキングした
各発注元からの受注商品を仮置き部指示手段50によっ
て指示された仮置き部31に載置するピッキング作業
と、この仮置き部31に載置された商品を、コンテナ指
示手段60によって指示されたコンテナAに投入する作
業とに分離し、ピッキング作業エリアZ1に配置された
ピッキング作業者X1と、投入作業エリアZ2に配置さ
れた投入作業者X2とで分担する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種商品の流通過
程において商品の集品作業に用いられるピッキングシス
テムに関し、商品の仕分け作業技術の分野に属するもの
である。
程において商品の集品作業に用いられるピッキングシス
テムに関し、商品の仕分け作業技術の分野に属するもの
である。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやコンビニエンスス
トア向けの商品配送センターなどにおいては、各店舗か
らの要求に応じて各種の商品を要求個数だけ取り揃える
集品作業が行われるが、この種の作業に用いられる集品
方法として、例えば発注元別の集品コンテナの搬送経路
に沿って、各商品を品目ごとに保管した多数の商品保管
部を配置すると共に、各保管部にその保管部からの商品
の取り出し個数を表示する個数表示器をそれぞれ備え、
作業者が各保管部の商品をこの表示器に表示された個数
ずつ取り出して上記搬送経路を移動する集品コンテナに
投入することにより、受注商品を取り揃えるピッキング
方式が広く用いられている。
トア向けの商品配送センターなどにおいては、各店舗か
らの要求に応じて各種の商品を要求個数だけ取り揃える
集品作業が行われるが、この種の作業に用いられる集品
方法として、例えば発注元別の集品コンテナの搬送経路
に沿って、各商品を品目ごとに保管した多数の商品保管
部を配置すると共に、各保管部にその保管部からの商品
の取り出し個数を表示する個数表示器をそれぞれ備え、
作業者が各保管部の商品をこの表示器に表示された個数
ずつ取り出して上記搬送経路を移動する集品コンテナに
投入することにより、受注商品を取り揃えるピッキング
方式が広く用いられている。
【0003】そして、特に近年においては、このピッキ
ング方式の効率化を図るため、例えば特開平9−315
526号公報に示されているように、コンテナの搬送経
路に商品の仮置き台を設置し、商品保管部から取り出し
た商品を発注元ごとにこの仮置き台に一時的に載置する
と共に、この商品を投入すべきコンテナが搬送されてき
たときに、この仮置き台からコンテナに投入するように
したシステムが提案されている。これによれば、各発注
元ごとに、コンテナの到着前にピッキング作業を行って
おくことが可能となり、従来のコンテナが到着してから
ピッキングを行うシステムに比較して無駄な時間が節約
され、作業の効率化が図られることになる。
ング方式の効率化を図るため、例えば特開平9−315
526号公報に示されているように、コンテナの搬送経
路に商品の仮置き台を設置し、商品保管部から取り出し
た商品を発注元ごとにこの仮置き台に一時的に載置する
と共に、この商品を投入すべきコンテナが搬送されてき
たときに、この仮置き台からコンテナに投入するように
したシステムが提案されている。これによれば、各発注
元ごとに、コンテナの到着前にピッキング作業を行って
おくことが可能となり、従来のコンテナが到着してから
ピッキングを行うシステムに比較して無駄な時間が節約
され、作業の効率化が図られることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載されたピッキングシステムによれば、一定のゾーンを
受け持つ作業者が、商品保管部からのピッキング作業
と、仮置き台からコンテナへの商品の投入作業の2つの
異なる作業を行わなければならないことになる。そのた
め、作業内容が複雑化し、作業能率の一層の向上が阻害
されると共に、商品を間違ってコンテナに投入したり、
落として損傷させるなどの作業ミスを誘発し易くなるお
それがある。
載されたピッキングシステムによれば、一定のゾーンを
受け持つ作業者が、商品保管部からのピッキング作業
と、仮置き台からコンテナへの商品の投入作業の2つの
異なる作業を行わなければならないことになる。そのた
め、作業内容が複雑化し、作業能率の一層の向上が阻害
されると共に、商品を間違ってコンテナに投入したり、
落として損傷させるなどの作業ミスを誘発し易くなるお
それがある。
【0005】特に、この作業ミスの問題は、各家庭や個
人が発注元となる通信販売システムやインターネットを
用いた電子商取引システム等における商品の仕分け配送
用のピッキングシステムのように、一発注元からの受注
商品数がきわめて少量である反面、発注元の数が多いた
め、ピッキング作業者が一発注元についてのピッキング
作業をきわめて短時間で終了させなければならない場合
に顕著となる。
人が発注元となる通信販売システムやインターネットを
用いた電子商取引システム等における商品の仕分け配送
用のピッキングシステムのように、一発注元からの受注
商品数がきわめて少量である反面、発注元の数が多いた
め、ピッキング作業者が一発注元についてのピッキング
作業をきわめて短時間で終了させなければならない場合
に顕著となる。
【0006】そこで、本発明は上記のようにピッキング
した商品の仮置き手段を備えたピッキングシステムにお
いて、作業ミスの発生を抑制しながら、一層の作業効率
の向上を図ることを課題とする。
した商品の仮置き手段を備えたピッキングシステムにお
いて、作業ミスの発生を抑制しながら、一層の作業効率
の向上を図ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
め、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
【0008】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、発注元ごとに受注商品を集品する
コンテナの搬送経路と、該経路に沿って設けられて商品
を品目ごとに保管した多数の商品保管部とを有し、かつ
各商品保管部に、その保管部からの商品のピッキング個
数を表示する個数表示器が備えられたピッキングシステ
ムにおいて、上記搬送経路に沿って設定された作業ゾー
ンに、上記個数表示器に表示された個数づつピッキング
した商品を発注元別に一時的に載置する複数の仮置き部
を設けると共に、ピッキングした商品を載置する仮置き
部を指示する仮置き部指示手段と、各仮置き部に載置さ
れた商品を投入するコンテナを指示するコンテナ指示手
段とを備えたことを特徴とする。
第1発明という)は、発注元ごとに受注商品を集品する
コンテナの搬送経路と、該経路に沿って設けられて商品
を品目ごとに保管した多数の商品保管部とを有し、かつ
各商品保管部に、その保管部からの商品のピッキング個
数を表示する個数表示器が備えられたピッキングシステ
ムにおいて、上記搬送経路に沿って設定された作業ゾー
ンに、上記個数表示器に表示された個数づつピッキング
した商品を発注元別に一時的に載置する複数の仮置き部
を設けると共に、ピッキングした商品を載置する仮置き
部を指示する仮置き部指示手段と、各仮置き部に載置さ
れた商品を投入するコンテナを指示するコンテナ指示手
段とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、本願の請求項2に係る発明(以下、
第2発明という)は、上記第1発明のピッキングシステ
ムにおいて、各作業ゾーンにおける搬送経路の一方の側
方に商品保管部を設置して、該側方をピッキング作業を
行うピッキング作業エリアとし、かつ搬送経路の他方の
側方を投入作業を行う投入作業エリアとすると共に、仮
置き部を上記両エリアの中間の搬送経路の近傍に設置し
たことを特徴とする。
第2発明という)は、上記第1発明のピッキングシステ
ムにおいて、各作業ゾーンにおける搬送経路の一方の側
方に商品保管部を設置して、該側方をピッキング作業を
行うピッキング作業エリアとし、かつ搬送経路の他方の
側方を投入作業を行う投入作業エリアとすると共に、仮
置き部を上記両エリアの中間の搬送経路の近傍に設置し
たことを特徴とする。
【0010】また、本願の請求項3に係る発明(以下、
第3発明という)は、上記第1発明または第2発明のピ
ッキングシステムにおいて、コンテナ指示手段を、次に
商品を投入するコンテナの番号を表示するコンテナ番号
表示手段と、各仮置き部に備えられて、当該仮置き部に
載置されている商品が次にコンテナに投入する商品であ
る場合に、それを指示する投入指示手段とで構成したこ
とを特徴とする。
第3発明という)は、上記第1発明または第2発明のピ
ッキングシステムにおいて、コンテナ指示手段を、次に
商品を投入するコンテナの番号を表示するコンテナ番号
表示手段と、各仮置き部に備えられて、当該仮置き部に
載置されている商品が次にコンテナに投入する商品であ
る場合に、それを指示する投入指示手段とで構成したこ
とを特徴とする。
【0011】また、本願の請求項4に係る発明(以下、
第4発明という)は、同じく第1発明または第2発明の
ピッキングシステムにおいて、コンテナ指示手段を、各
仮置き部に備えられて、当該仮置き部に載置されている
商品を投入するコンテナの番号を表示するコンテナ番号
表示手段によって構成したことを特徴とする。
第4発明という)は、同じく第1発明または第2発明の
ピッキングシステムにおいて、コンテナ指示手段を、各
仮置き部に備えられて、当該仮置き部に載置されている
商品を投入するコンテナの番号を表示するコンテナ番号
表示手段によって構成したことを特徴とする。
【0012】さらに、本願の請求項5に係る発明(以
下、第5発明という)は、上記第1発明から第4発明ま
でのいずれかのピッキングシステムにおいて、各仮置き
部に、その仮置き部に載置される商品の発注元からのト
ータル受注個数を表示する受注個数表示手段を備えたこ
とを特徴とする。
下、第5発明という)は、上記第1発明から第4発明ま
でのいずれかのピッキングシステムにおいて、各仮置き
部に、その仮置き部に載置される商品の発注元からのト
ータル受注個数を表示する受注個数表示手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0013】そして、本願の請求項6に係る発明(以
下、第6発明という)は、上記第2発明から第5発明ま
でのいずれかのピッキングシステムにおいて、各作業ゾ
ーン内における搬送経路の上流部に、該搬送経路に沿っ
て移動するコンテナのうち、当該作業ゾーンで集品作業
が行われるコンテナを投入作業エリア側へ移動させるコ
ンテナ移動手段を備えたことを特徴とする。
下、第6発明という)は、上記第2発明から第5発明ま
でのいずれかのピッキングシステムにおいて、各作業ゾ
ーン内における搬送経路の上流部に、該搬送経路に沿っ
て移動するコンテナのうち、当該作業ゾーンで集品作業
が行われるコンテナを投入作業エリア側へ移動させるコ
ンテナ移動手段を備えたことを特徴とする。
【0014】上記のように構成することにより、本願各
発明によれば次のような作用が得られる。
発明によれば次のような作用が得られる。
【0015】まず、第1発明によれば、各作業ゾーンに
おいて、商品保管部の個数表示器のうち、今回処理する
発注元からの受注があった商品についての個数表示器に
その商品の受注個数が表示され、また仮置き部指示手段
により、その発注元からの商品を一時的に載置すべき仮
置き部が指示される。したがって、これらの表示ないし
指示に従い、商品保管部から受注商品を受注個数づつピ
ッキングし、これを指示された仮置き部に載置するピッ
キング作業が行われることになる。
おいて、商品保管部の個数表示器のうち、今回処理する
発注元からの受注があった商品についての個数表示器に
その商品の受注個数が表示され、また仮置き部指示手段
により、その発注元からの商品を一時的に載置すべき仮
置き部が指示される。したがって、これらの表示ないし
指示に従い、商品保管部から受注商品を受注個数づつピ
ッキングし、これを指示された仮置き部に載置するピッ
キング作業が行われることになる。
【0016】また、このようにしてピッキングされた商
品が仮置き部に載置されると、コンテナ指示手段によ
り、その商品を投入するコンテナが指示される。したが
って、仮置き部に載置されている商品を搬送経路上のコ
ンテナに投入する投入作業が、上記コンテナ指示手段の
指示に従って行われることになる。
品が仮置き部に載置されると、コンテナ指示手段によ
り、その商品を投入するコンテナが指示される。したが
って、仮置き部に載置されている商品を搬送経路上のコ
ンテナに投入する投入作業が、上記コンテナ指示手段の
指示に従って行われることになる。
【0017】これにより、各発注元からの受注商品は受
注個数ずつ取り揃えられ、仮置き部を経て、その発注元
に対応付けられたコンテナに投入されることになるが、
その場合に、商品保管部から商品をピッキングして仮置
き部に載置する作業と、仮置き部の商品をコンテナに投
入する作業とが完全に分離して行われることになるの
で、これらの作業を異なる作業者によってそれぞれ行わ
れることが可能となる。
注個数ずつ取り揃えられ、仮置き部を経て、その発注元
に対応付けられたコンテナに投入されることになるが、
その場合に、商品保管部から商品をピッキングして仮置
き部に載置する作業と、仮置き部の商品をコンテナに投
入する作業とが完全に分離して行われることになるの
で、これらの作業を異なる作業者によってそれぞれ行わ
れることが可能となる。
【0018】そして、第2発明によれば、各作業ゾーン
における搬送経路の一方の側方に、商品保管部が設置さ
れたピッキング作業エリアが設けられ、搬送経路の他方
の側方に、投入作業エリアがそれぞれ設けられるので、
ピッキング作業を行うピッキング作業者と投入作業を行
う投入作業者とをそれぞれのエリアに配置することによ
り、両作業者の作業エリアが完全に分離されることにな
って、互いに他方の作業の邪魔になることなく、それぞ
れの作業を行うことができるようになる。
における搬送経路の一方の側方に、商品保管部が設置さ
れたピッキング作業エリアが設けられ、搬送経路の他方
の側方に、投入作業エリアがそれぞれ設けられるので、
ピッキング作業を行うピッキング作業者と投入作業を行
う投入作業者とをそれぞれのエリアに配置することによ
り、両作業者の作業エリアが完全に分離されることにな
って、互いに他方の作業の邪魔になることなく、それぞ
れの作業を行うことができるようになる。
【0019】その場合に、上記コンテナ指示手段とし
て、第3発明によれば、次に商品を投入するコンテナの
番号を表示するコンテナ番号表示手段と、各仮置き部に
備えられて、その仮置き部に載置されている商品が次に
コンテナに投入する商品である場合に、それを指示する
投入指示手段とが設けられ、また、第4発明によれば、
各仮置き部に、その各仮置き部に載置されている商品を
投入すべきコンテナの番号を表示するコンテナ番号表示
手段が設けられるから、いずれの場合にも、これらの指
示や表示に従うだけで、仮置き部に載置されている各発
注元からの受注商品を、その発注元用のコンテナに正し
く投入することが可能となる。
て、第3発明によれば、次に商品を投入するコンテナの
番号を表示するコンテナ番号表示手段と、各仮置き部に
備えられて、その仮置き部に載置されている商品が次に
コンテナに投入する商品である場合に、それを指示する
投入指示手段とが設けられ、また、第4発明によれば、
各仮置き部に、その各仮置き部に載置されている商品を
投入すべきコンテナの番号を表示するコンテナ番号表示
手段が設けられるから、いずれの場合にも、これらの指
示や表示に従うだけで、仮置き部に載置されている各発
注元からの受注商品を、その発注元用のコンテナに正し
く投入することが可能となる。
【0020】また、第5発明によれば、各仮置き部に備
えられた受注個数表示手段に、その仮置き部に載置され
る商品の発注元からのトータル受注個数が表示されるの
で、ピッキング作業者が、各発注元ごとに商品保管部か
らピッキングした商品のトータル個数とこの表示とを見
比べることにより、或いは投入作業者が、仮置き部から
コンテナに投入する商品の個数とこの表示とを見比べる
ことにより、コンテナに投入される商品の個数の検査が
行われることになる。
えられた受注個数表示手段に、その仮置き部に載置され
る商品の発注元からのトータル受注個数が表示されるの
で、ピッキング作業者が、各発注元ごとに商品保管部か
らピッキングした商品のトータル個数とこの表示とを見
比べることにより、或いは投入作業者が、仮置き部から
コンテナに投入する商品の個数とこの表示とを見比べる
ことにより、コンテナに投入される商品の個数の検査が
行われることになる。
【0021】さらに、第6発明によれば、一発注元から
の受注商品の品目数が少ないため、各作業ゾーンにおい
て、順次搬入されるコンテナの全てについて集品作業が
行われるとは限らない場合に、コンテナ移動手段によ
り、当該作業ゾーンで集品作業が行われるコンテナのみ
が投入作業エリア側へ移動されるので、投入作業者は、
自分の作業エリア側へ移動されたコンテナに対してのみ
集品作業を行えばよいことになって、誤ったコンテナへ
の投入が確実に防止されることになる。
の受注商品の品目数が少ないため、各作業ゾーンにおい
て、順次搬入されるコンテナの全てについて集品作業が
行われるとは限らない場合に、コンテナ移動手段によ
り、当該作業ゾーンで集品作業が行われるコンテナのみ
が投入作業エリア側へ移動されるので、投入作業者は、
自分の作業エリア側へ移動されたコンテナに対してのみ
集品作業を行えばよいことになって、誤ったコンテナへ
の投入が確実に防止されることになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0023】図1、図2は、この実施の形態に係るピッ
キングシステムの全体の構成を示す図で、このシステム
1は、各発注元ごとに受注商品を集品する多数のコンテ
ナA…Aを上流側から下流側へa方向に搬送する搬送コ
ンベア10と、この搬送コンベア10に平行させて、そ
の一側方に配置された商品棚20…20とを有し、これ
らの商品棚20…20の各商品保管部21…21に取扱
商品が品目ごとに保管されている。
キングシステムの全体の構成を示す図で、このシステム
1は、各発注元ごとに受注商品を集品する多数のコンテ
ナA…Aを上流側から下流側へa方向に搬送する搬送コ
ンベア10と、この搬送コンベア10に平行させて、そ
の一側方に配置された商品棚20…20とを有し、これ
らの商品棚20…20の各商品保管部21…21に取扱
商品が品目ごとに保管されている。
【0024】また、搬送コンベア10の左右の領域は、
一定間隔ごとに複数の作業ゾーンZ…Zに区分され、各
作業ゾーンZにおける上記商品棚20が配置された側方
がピッキング作業エリアZ1、反対側の側方が投入作業
エリアZ2とされ、両エリアZ1、Z2に、ピッキング
作業者X1、投入作業者X2がそれぞれ配置されるよう
になっている。
一定間隔ごとに複数の作業ゾーンZ…Zに区分され、各
作業ゾーンZにおける上記商品棚20が配置された側方
がピッキング作業エリアZ1、反対側の側方が投入作業
エリアZ2とされ、両エリアZ1、Z2に、ピッキング
作業者X1、投入作業者X2がそれぞれ配置されるよう
になっている。
【0025】そして、各作業ゾーンZにおける両エリア
Z1、Z2の中間部、即ち搬送コンベア10の近傍に
は、該コンベア10に平行に商品の仮置き台30が配置
され、この仮置き台30に、複数(図例では3個所)の
仮置き部31…31が設けられている。
Z1、Z2の中間部、即ち搬送コンベア10の近傍に
は、該コンベア10に平行に商品の仮置き台30が配置
され、この仮置き台30に、複数(図例では3個所)の
仮置き部31…31が設けられている。
【0026】さらに、上記商品棚20の各商品保管部2
1…21には、それぞれピッキング指示ユニット40…
40が備えられている。このユニット40は、図3に示
すように、当該システム1の全体を管理するホストコン
ピュータ2に接続され、該コンピュータ2からの信号
で、当該商品保管部21に保管されている商品のピッキ
ングを指示するピッキング指示ランプ41、及びピッキ
ング個数を表示するピッキング個数表示器42と、ピッ
キングの終了をホストコンピュータ2に伝達するための
ピッキング終了ボタン43とを有する。
1…21には、それぞれピッキング指示ユニット40…
40が備えられている。このユニット40は、図3に示
すように、当該システム1の全体を管理するホストコン
ピュータ2に接続され、該コンピュータ2からの信号
で、当該商品保管部21に保管されている商品のピッキ
ングを指示するピッキング指示ランプ41、及びピッキ
ング個数を表示するピッキング個数表示器42と、ピッ
キングの終了をホストコンピュータ2に伝達するための
ピッキング終了ボタン43とを有する。
【0027】また、上記仮置き台30のピッキング作業
エリアZ1側および投入作業エリアZ2側の面には、各
仮置き部31…31ごとに、仮置き指示ユニット50と
投入指示ユニット60とがそれぞれ備えられている。こ
のうち、仮置き指示ユニット50は、図3に示すよう
に、ピッキングした商品を当該仮置き部31に載置する
ことを指示する仮置き指示ランプ51と、当該仮置き部
31へ載置すべき商品の個数、即ち当該発注元から受注
した商品のトータル個数を表示する受注個数表示器52
とを有する。
エリアZ1側および投入作業エリアZ2側の面には、各
仮置き部31…31ごとに、仮置き指示ユニット50と
投入指示ユニット60とがそれぞれ備えられている。こ
のうち、仮置き指示ユニット50は、図3に示すよう
に、ピッキングした商品を当該仮置き部31に載置する
ことを指示する仮置き指示ランプ51と、当該仮置き部
31へ載置すべき商品の個数、即ち当該発注元から受注
した商品のトータル個数を表示する受注個数表示器52
とを有する。
【0028】また、投入指示ユニット60は、当該仮置
き部31に載置されている商品をコンテナAに投入すべ
きことを指示する投入指示ランプ61と、当該仮置き部
31からコンテナAに投入すべき商品の個数、即ち上記
仮置き指示ユニット50の受注個数表示器52と同様
に、当該発注元から受注した商品のトータル個数を表示
する受注個数表示器62とを有する。
き部31に載置されている商品をコンテナAに投入すべ
きことを指示する投入指示ランプ61と、当該仮置き部
31からコンテナAに投入すべき商品の個数、即ち上記
仮置き指示ユニット50の受注個数表示器52と同様
に、当該発注元から受注した商品のトータル個数を表示
する受注個数表示器62とを有する。
【0029】そして、両指示ユニット50、60は上記
ホストコンピュータ2に接続され、ランプ51、61の
点灯の指示や表示器52、62に表示する数値等が該コ
ンピュータ2から送られるようになっている。
ホストコンピュータ2に接続され、ランプ51、61の
点灯の指示や表示器52、62に表示する数値等が該コ
ンピュータ2から送られるようになっている。
【0030】さらに、投入作業エリアZ2には、投入作
業者X2に投入すべきコンテナAを指示するコンテナ指
示ユニット70が備えられ、図3に示すように、ホスト
コンピュータ2に接続されている。このコンテナ指示ユ
ニット70は、仮置き台30上の商品を投入するコンテ
ナ番号を表示するコンテナ番号表示器71と、現在投入
を指示しているコンテナAから次に投入を指示するコン
テナAまでの間に集品作業を行わないコンテナが通過す
る場合に、その個数を表示する通過コンテナ数表示器7
2と、コンテナAへの投入を終了したことをホストコン
ピュータ2に伝達するための投入終了ボタン73とを有
する。
業者X2に投入すべきコンテナAを指示するコンテナ指
示ユニット70が備えられ、図3に示すように、ホスト
コンピュータ2に接続されている。このコンテナ指示ユ
ニット70は、仮置き台30上の商品を投入するコンテ
ナ番号を表示するコンテナ番号表示器71と、現在投入
を指示しているコンテナAから次に投入を指示するコン
テナAまでの間に集品作業を行わないコンテナが通過す
る場合に、その個数を表示する通過コンテナ数表示器7
2と、コンテナAへの投入を終了したことをホストコン
ピュータ2に伝達するための投入終了ボタン73とを有
する。
【0031】なお、図2に示すように、各コンテナA…
Aには、コンテナ番号を記載したラベルA′…A′がそ
れぞれ貼り付けられている。
Aには、コンテナ番号を記載したラベルA′…A′がそ
れぞれ貼り付けられている。
【0032】次に、上記システムを用いた集品作業の手
順を図4、図5のフローチャートに従って説明する。
順を図4、図5のフローチャートに従って説明する。
【0033】図4のフローチャートは、ホストコンピュ
ータ2の動作とピッキング作業者X1の動作とを合わせ
てピッキング作業の手順を示すもので、まず、ホストコ
ンピュータ2は、各発注元からの受注データに基づき、
次に処理する発注元からの受注商品中に当該作業ゾーン
Zにおいて集品すべき商品があるか否かを判定し(ステ
ップS1)、集品すべき受注商品があるときは、商品棚
20におけるその商品が収納されている保管部21に備
えられたピッキング指示ユニット40のピッキング指示
ランプ41を点灯させると共に、ピッキング個数表示器
42にその個数をデジタル表示させる(ステップS
2)。
ータ2の動作とピッキング作業者X1の動作とを合わせ
てピッキング作業の手順を示すもので、まず、ホストコ
ンピュータ2は、各発注元からの受注データに基づき、
次に処理する発注元からの受注商品中に当該作業ゾーン
Zにおいて集品すべき商品があるか否かを判定し(ステ
ップS1)、集品すべき受注商品があるときは、商品棚
20におけるその商品が収納されている保管部21に備
えられたピッキング指示ユニット40のピッキング指示
ランプ41を点灯させると共に、ピッキング個数表示器
42にその個数をデジタル表示させる(ステップS
2)。
【0034】また、このとき、仮置き台30の次に商品
を載置する仮置き部31における仮置き指示ユニット5
0の仮置き指示ランプ51を点灯させると共に、当該発
注元からの受注商品のトータル個数を受注個数表示器5
2にデジタル表示させる(ステップS3)。
を載置する仮置き部31における仮置き指示ユニット5
0の仮置き指示ランプ51を点灯させると共に、当該発
注元からの受注商品のトータル個数を受注個数表示器5
2にデジタル表示させる(ステップS3)。
【0035】以上により、ピッキング作業エリアZ1の
作業者X1に対しては、商品棚20からピッキングすべ
き商品とその個数、及びその商品を載置すべき仮置き部
31が指示されることになる。
作業者X1に対しては、商品棚20からピッキングすべ
き商品とその個数、及びその商品を載置すべき仮置き部
31が指示されることになる。
【0036】そこで、作業者X1は、これらの指示に従
い、商品棚20のピッキング指示ランプ41が点灯した
商品保管部21から、ピッキング個数表示器42に表示
された個数の商品をピッキングし、かつピッキング終了
ボタン43をON操作すると共に、ピッキングした商品
を仮置き台30における仮置き指示ランプ51が点灯し
た仮置き部31に載置する(ステップS4)。
い、商品棚20のピッキング指示ランプ41が点灯した
商品保管部21から、ピッキング個数表示器42に表示
された個数の商品をピッキングし、かつピッキング終了
ボタン43をON操作すると共に、ピッキングした商品
を仮置き台30における仮置き指示ランプ51が点灯し
た仮置き部31に載置する(ステップS4)。
【0037】その場合に、複数の品目についてのピッキ
ングが指示されている場合には、全品目についてこのピ
ッキング作業を繰り返し、これによりピッキング作業が
終了することになる(ステップS5)。尚、この時、仮
置き指示ランプ51が消灯される。
ングが指示されている場合には、全品目についてこのピ
ッキング作業を繰り返し、これによりピッキング作業が
終了することになる(ステップS5)。尚、この時、仮
置き指示ランプ51が消灯される。
【0038】また、仮置き部31における仮置き指示ユ
ニット50の受注個数表示器52には、ピッキングすべ
き商品のトータル個数、即ち当該発注元からの受注商品
のトータル個数が表示されているから、その表示個数と
実際に仮置き部31に載置した商品の個数とを比較する
ことにより、ピッキン作業者X1は、ピッキングした商
品の個数の過不足の有無を認識することが可能となり、
過不足がある場合にはこれを修正することにより、この
時点で、ピッキングした商品についての検品作業が行わ
れることになる(ステップS6)。
ニット50の受注個数表示器52には、ピッキングすべ
き商品のトータル個数、即ち当該発注元からの受注商品
のトータル個数が表示されているから、その表示個数と
実際に仮置き部31に載置した商品の個数とを比較する
ことにより、ピッキン作業者X1は、ピッキングした商
品の個数の過不足の有無を認識することが可能となり、
過不足がある場合にはこれを修正することにより、この
時点で、ピッキングした商品についての検品作業が行わ
れることになる(ステップS6)。
【0039】そして、ホストコンピュータ2は、以上の
処理を全ての発注元からの受注商品について終了したか
否かを判定し、終了していないときには次の発注元から
の受注商品について同様の処理行う(ステップS7)。
また、今回処理する発注元からの受注商品中に当該作業
ゾーンZで集品すべき商品が存在しないときは、上記ス
テップS2〜S6を実行することなく、次の発注元につ
いての作業に移行する。
処理を全ての発注元からの受注商品について終了したか
否かを判定し、終了していないときには次の発注元から
の受注商品について同様の処理行う(ステップS7)。
また、今回処理する発注元からの受注商品中に当該作業
ゾーンZで集品すべき商品が存在しないときは、上記ス
テップS2〜S6を実行することなく、次の発注元につ
いての作業に移行する。
【0040】一方、上記のようなピッキング作業と並行
して、投入作業エリアZ2における投入作業者X2によ
り、仮置き台30上の商品をコンテナAに投入する投入
作業が行われる。
して、投入作業エリアZ2における投入作業者X2によ
り、仮置き台30上の商品をコンテナAに投入する投入
作業が行われる。
【0041】図5のフローチャートは、この投入作業の
手順をホストコンピュータ2の動作と投入作業者X2の
動作とを合わせて説明するもので、ホストコンピュータ
2は、前述のピッキング作業において当該発注元からの
全受注商品についてピッキング終了ボタン42がON操
作されたか否かにより、その発注元からの受注商品を載
置する仮置き部31への仮置き作業が終了したか否かを
判定し(ステップS11)、仮置き作業が終了したもの
と判定すれば、その仮置き部31に備えられた投入指示
ユニット60の投入指示ランプ61を点灯させると共
に、当該発注元からの受注商品のトータル個数を受注個
数表示器62にデジタル表示させる(ステップS1
2)。尚、投入指示ランプ61は、他の仮置き部31の
投入指示ランプ61が点灯している時は、その消灯を待
って点灯する。
手順をホストコンピュータ2の動作と投入作業者X2の
動作とを合わせて説明するもので、ホストコンピュータ
2は、前述のピッキング作業において当該発注元からの
全受注商品についてピッキング終了ボタン42がON操
作されたか否かにより、その発注元からの受注商品を載
置する仮置き部31への仮置き作業が終了したか否かを
判定し(ステップS11)、仮置き作業が終了したもの
と判定すれば、その仮置き部31に備えられた投入指示
ユニット60の投入指示ランプ61を点灯させると共
に、当該発注元からの受注商品のトータル個数を受注個
数表示器62にデジタル表示させる(ステップS1
2)。尚、投入指示ランプ61は、他の仮置き部31の
投入指示ランプ61が点灯している時は、その消灯を待
って点灯する。
【0042】また、ホストコンピュータ2は、投入作業
エリアZ2に備えられたコンテナ指示ユニット70のコ
ンテナ番号表示器71に、投入指示ランプを点灯させた
仮置き部31上の商品を投入するコンテナAの番号を表
示させると共に、通過コンテナ数表示器72、そのコン
テナAから次に商品を投入するコンテナAまでの通過コ
ンテナ数を表示させる(ステップS13)。
エリアZ2に備えられたコンテナ指示ユニット70のコ
ンテナ番号表示器71に、投入指示ランプを点灯させた
仮置き部31上の商品を投入するコンテナAの番号を表
示させると共に、通過コンテナ数表示器72、そのコン
テナAから次に商品を投入するコンテナAまでの通過コ
ンテナ数を表示させる(ステップS13)。
【0043】そこで、投入作業者X2は、仮置き台30
の投入指示ランプ61が点灯した仮置き部31上の商品
を取り出し、コンテナ番号表示器71に表示された番号
のコンテナAにこれを投入すると共に、投入終了ボタン
62をON操作する(ステップS14)。
の投入指示ランプ61が点灯した仮置き部31上の商品
を取り出し、コンテナ番号表示器71に表示された番号
のコンテナAにこれを投入すると共に、投入終了ボタン
62をON操作する(ステップS14)。
【0044】これにより、投入作業が終了し、上記投入
指示ランプ61が消灯することになるが、仮置き部31
における仮置き指示ユニット60の受注個数表示器62
には、コンテナAに投入すべき商品の個数、即ち当該発
注元からの受注商品のトータル個数が表示されているか
ら、その表示個数と実際にコンテナAに投入した商品の
個数とを比較することにより、投入作業者X2は、投入
した商品の個数の過不足の有無を認識することが可能と
なり、過不足がある場合には、ピッキング作業者X1に
これを指示して修正することにより、この時点でも、検
品作業が行われることになる(ステップS15)。
指示ランプ61が消灯することになるが、仮置き部31
における仮置き指示ユニット60の受注個数表示器62
には、コンテナAに投入すべき商品の個数、即ち当該発
注元からの受注商品のトータル個数が表示されているか
ら、その表示個数と実際にコンテナAに投入した商品の
個数とを比較することにより、投入作業者X2は、投入
した商品の個数の過不足の有無を認識することが可能と
なり、過不足がある場合には、ピッキング作業者X1に
これを指示して修正することにより、この時点でも、検
品作業が行われることになる(ステップS15)。
【0045】そして、ホストコンピュータ2は、全ての
発注元からの商品について、投入終了ボタン62がON
操作されたか否かを判定し(ステップS16)、ON操
作されていないときは上記ステップS11〜S15を繰
り返し、ON操作されたときには、全発注元についての
投入作業が終了したものと判断して作業を終了する。
発注元からの商品について、投入終了ボタン62がON
操作されたか否かを判定し(ステップS16)、ON操
作されていないときは上記ステップS11〜S15を繰
り返し、ON操作されたときには、全発注元についての
投入作業が終了したものと判断して作業を終了する。
【0046】以上により、各発注元からの受注商品がそ
の発注元向けのコンテナAに確実に投入されて、集品作
業が終了することになるが、その集品作業が、商品棚2
0から商品をピッキングして仮置き台30に載置するピ
ッキング作業と、仮置き台30上の商品をコンテナAに
投入する投入作業とに分けられ、ピッキング作業エリア
Z1と投入作業エリアZ2にそれぞれ配置されたピッキ
ング作業者X1と投入作業者X2とで分担して行われる
ことになるから、各作業者は単一の作業のみを行えばよ
いことになり、しかも、作業エリアが仕切られているか
ら、互いに他の作業者の邪魔になることなく自分の作業
を行うことが可能となる。
の発注元向けのコンテナAに確実に投入されて、集品作
業が終了することになるが、その集品作業が、商品棚2
0から商品をピッキングして仮置き台30に載置するピ
ッキング作業と、仮置き台30上の商品をコンテナAに
投入する投入作業とに分けられ、ピッキング作業エリア
Z1と投入作業エリアZ2にそれぞれ配置されたピッキ
ング作業者X1と投入作業者X2とで分担して行われる
ことになるから、各作業者は単一の作業のみを行えばよ
いことになり、しかも、作業エリアが仕切られているか
ら、互いに他の作業者の邪魔になることなく自分の作業
を行うことが可能となる。
【0047】なお、上記コンテナ指示ユニット70の通
過コンテナ数表示器72には、現在投入を指示している
コンテナAから次に投入を指示するコンテナAまでの間
に通過する集品作業を行わないコンテナの数が表示され
るので、一発注元からの受注商品数が少ないため、各作
業ゾーンZを通過するコンテナA…Aの全てについて集
品作業が行われない場合に、投入作業者X2に今回の投
入作業から次の投入作業までの時間間隔が示されること
になり、したがって投入作業者X2は余裕を持って作業
に当ることが可能となる。
過コンテナ数表示器72には、現在投入を指示している
コンテナAから次に投入を指示するコンテナAまでの間
に通過する集品作業を行わないコンテナの数が表示され
るので、一発注元からの受注商品数が少ないため、各作
業ゾーンZを通過するコンテナA…Aの全てについて集
品作業が行われない場合に、投入作業者X2に今回の投
入作業から次の投入作業までの時間間隔が示されること
になり、したがって投入作業者X2は余裕を持って作業
に当ることが可能となる。
【0048】なお、図6は本発明の第2の実施の形態を
示すもので、この実施の形態では、前記実施の形態にお
けるコンテナ指示ユニット70が省略され、その代わり
に、仮置き台30の各仮置き部31…31の投入指示ユ
ニット80に、当該仮置き部31に載置されている商品
を投入するコンテナAの番号を表示するコンテナ番号表
示器81と、当該発注元からのトータル受注個数を表示
する受注個数表示器82と、投入終了ボタン83とが備
えられている。
示すもので、この実施の形態では、前記実施の形態にお
けるコンテナ指示ユニット70が省略され、その代わり
に、仮置き台30の各仮置き部31…31の投入指示ユ
ニット80に、当該仮置き部31に載置されている商品
を投入するコンテナAの番号を表示するコンテナ番号表
示器81と、当該発注元からのトータル受注個数を表示
する受注個数表示器82と、投入終了ボタン83とが備
えられている。
【0049】したがって、この実施の形態によれば、投
入作業者X2は、仮置き部31上の商品を、その仮置き
部31に備えられたコンテナ番号表示器81に番号が表
示されたコンテナAに投入することになり、この実施の
形態の場合も、各発注元からの受注商品をその発注元向
けのコンテナAに確実に投入することが可能なる。
入作業者X2は、仮置き部31上の商品を、その仮置き
部31に備えられたコンテナ番号表示器81に番号が表
示されたコンテナAに投入することになり、この実施の
形態の場合も、各発注元からの受注商品をその発注元向
けのコンテナAに確実に投入することが可能なる。
【0050】さらに、図7は本発明の第3の実施の形態
を示すもので、この実施の形態では、各コンテナA…A
が搬送コンベア10のピッキング作業エリアZ1側に寄
せた状態で搬送されると共に、各作業ゾーンZへの入り
口部には、ホストコンピュータ2からの信号によって作
動し、当該ゾーンZで集品作業が行われるコンテナAを
搬送コンベア10上の投入作業エリアZ2側に押し出す
プッシャ90が設置されている。
を示すもので、この実施の形態では、各コンテナA…A
が搬送コンベア10のピッキング作業エリアZ1側に寄
せた状態で搬送されると共に、各作業ゾーンZへの入り
口部には、ホストコンピュータ2からの信号によって作
動し、当該ゾーンZで集品作業が行われるコンテナAを
搬送コンベア10上の投入作業エリアZ2側に押し出す
プッシャ90が設置されている。
【0051】したがって、この実施の形態によれば、投
入作業者X2は、投入指示ランプ等により投入を指示さ
れた仮置き部31上の商品を、投入作業エリアZ2側に
押し出されたコンテナAに順次投入すればよく、投入す
るコンテナAを指示するコンテナ番号表示器を廃止する
ことが可能となる。
入作業者X2は、投入指示ランプ等により投入を指示さ
れた仮置き部31上の商品を、投入作業エリアZ2側に
押し出されたコンテナAに順次投入すればよく、投入す
るコンテナAを指示するコンテナ番号表示器を廃止する
ことが可能となる。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、商品保管
部からピッキングした各発注元からの受注商品をコンテ
ナに投入する集品作業が、受注商品を商品保管部から受
注個数ずつ取り出して、仮置き部指示手段によって指示
された仮置き部に載置するピッキング作業と、この仮置
き部に載置された商品を、コンテナ指示手段によって指
示されたコンテナに投入する作業とに分離されることに
なる。したがって、これらの作業を異なる作業者によっ
て分担して行わせることが可能となる。
部からピッキングした各発注元からの受注商品をコンテ
ナに投入する集品作業が、受注商品を商品保管部から受
注個数ずつ取り出して、仮置き部指示手段によって指示
された仮置き部に載置するピッキング作業と、この仮置
き部に載置された商品を、コンテナ指示手段によって指
示されたコンテナに投入する作業とに分離されることに
なる。したがって、これらの作業を異なる作業者によっ
て分担して行わせることが可能となる。
【0053】これにより、一人の作業者が上記両作業を
行う場合より、各作業者の作業内容が単純化され、これ
に伴い、商品を間違ってコンテナに投入したり、落とし
て損傷させるなどの作業ミスが減少すると共に、作業能
率がさらに向上することになり、特に、一発注元からの
受注商品数がきわめて少量である反面、発注元の数が多
いため、一発注元についての処理時間が短く制限される
場合に適したピッキングシステムが実現されることにな
る。
行う場合より、各作業者の作業内容が単純化され、これ
に伴い、商品を間違ってコンテナに投入したり、落とし
て損傷させるなどの作業ミスが減少すると共に、作業能
率がさらに向上することになり、特に、一発注元からの
受注商品数がきわめて少量である反面、発注元の数が多
いため、一発注元についての処理時間が短く制限される
場合に適したピッキングシステムが実現されることにな
る。
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るピッキング
システムのレイアウトを示す平面図である。
システムのレイアウトを示す平面図である。
【図2】 同システムの構成を示す正面図である。
【図3】 同システムの制御システム図である。
【図4】 同システムにおけるピッキング作業の手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】 同じく投入作業の手順を示すフローチャート
である。
である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態に係るピッキング
システムの制御システム図である。
システムの制御システム図である。
【図7】 本発明の第3の実施の形態に係るピッキング
システムのレイアウトを示す平面図である。
システムのレイアウトを示す平面図である。
10 搬送経路(搬送コンベア) 21 商品保管部 31 仮置き部 42 個数表示器 51 仮置き部指示手段(指示ラン
プ) 52、62、82 受注個数表示手段(受注個数表
示器) 61 投入指示手段(投入指示ラン
プ) 71、81 コンテナ番号表示手段(コンテ
ナ番号表示器) 90 コンテナ移動手段(プッシャ) A コンテナ Z 作業ゾーン Z1 ピッキング作業エリア Z2 投入作業エリア
プ) 52、62、82 受注個数表示手段(受注個数表
示器) 61 投入指示手段(投入指示ラン
プ) 71、81 コンテナ番号表示手段(コンテ
ナ番号表示器) 90 コンテナ移動手段(プッシャ) A コンテナ Z 作業ゾーン Z1 ピッキング作業エリア Z2 投入作業エリア
Claims (6)
- 【請求項1】 発注元ごとに受注商品を集品するコンテ
ナの搬送経路と、該経路に沿って設けられて商品を品目
ごとに保管した多数の商品保管部とを有し、かつ各商品
保管部に、その保管部からの商品のピッキング個数を表
示する個数表示器が備えられたピッキングシステムであ
って、上記搬送経路に沿って設定された作業ゾーンに、
上記個数表示器に表示された個数づつピッキングした商
品を発注元別に一時的に載置する複数の仮置き部が設け
られていると共に、ピッキングした商品を載置する仮置
き部を指示する仮置き部指示手段と、各仮置き部に載置
された商品を投入するコンテナを指示するコンテナ指示
手段とが備えられていることを特徴とするピッキングシ
ステム。 - 【請求項2】 各作業ゾーンにおける搬送経路の一方の
側方に商品保管部が設置されて、該側方がピッキング作
業を行うピッキング作業エリアとされ、かつ搬送経路の
他方の側方が投入作業を行う投入作業エリアとされてい
ると共に、仮置き部は上記両エリアの中間の搬送経路の
近傍に設置されていることを特徴とする請求項1に記載
のピッキングシステム。 - 【請求項3】 コンテナ指示手段は、次に商品を投入す
るコンテナの番号を表示するコンテナ番号表示手段と、
各仮置き部に備えられて、当該仮置き部に載置されてい
る商品が次にコンテナに投入する商品である場合に、そ
れを指示する投入指示手段とで構成されていることを特
徴とする請求項1または請求項2に記載のピッキングシ
ステム。 - 【請求項4】 コンテナ指示手段は、各仮置き部に備え
られて、当該仮置き部に載置されている商品を投入する
コンテナの番号を表示するコンテナ番号表示手段によっ
て構成されていることを特徴とする請求項1または請求
項2に記載のピッキングシステム。 - 【請求項5】 各仮置き部には、その仮置き部に載置さ
れる商品の発注元からのトータル受注個数を表示する受
注個数表示手段が備えられていることを特徴とする請求
項1から請求項4のいずれかに記載のピッキングシステ
ム。 - 【請求項6】 各作業ゾーン内における搬送経路の上流
部には、該搬送経路に沿って移動するコンテナのうち、
当該作業ゾーンで集品作業が行われるコンテナを投入作
業エリア側へ移動させるコンテナ移動手段が備えられて
いることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか
に記載のピッキングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000183542A JP2002002929A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | ピッキングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000183542A JP2002002929A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | ピッキングシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002002929A true JP2002002929A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=18684116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000183542A Pending JP2002002929A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | ピッキングシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002002929A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006004119A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Micro Denshi System:Kk | ピッキング誤薬防止システム及び方法 |
JP2008114955A (ja) * | 2006-11-01 | 2008-05-22 | Yokosuka Telecom Research Park:Kk | ピッキング補助装置、ピッキング補助方法、ピッキングシステム、及びプログラム |
JP2008179426A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Okura Yusoki Co Ltd | ピッキング設備 |
JP2008222330A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Daifuku Co Ltd | ピッキング設備 |
JP2008222331A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Daifuku Co Ltd | ピッキング設備 |
JP2009234765A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Toyo Kanetsu Solutions Kk | ピッキングシステム |
JP2011088754A (ja) * | 2011-02-07 | 2011-05-06 | Daifuku Co Ltd | ピッキング設備 |
-
2000
- 2000-06-19 JP JP2000183542A patent/JP2002002929A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006004119A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Micro Denshi System:Kk | ピッキング誤薬防止システム及び方法 |
JP4550493B2 (ja) * | 2004-06-16 | 2010-09-22 | 株式会社ミクロ電子システム | ピッキング誤薬防止システム |
JP2008114955A (ja) * | 2006-11-01 | 2008-05-22 | Yokosuka Telecom Research Park:Kk | ピッキング補助装置、ピッキング補助方法、ピッキングシステム、及びプログラム |
JP2008179426A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Okura Yusoki Co Ltd | ピッキング設備 |
JP2008222330A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Daifuku Co Ltd | ピッキング設備 |
JP2008222331A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Daifuku Co Ltd | ピッキング設備 |
JP2009234765A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Toyo Kanetsu Solutions Kk | ピッキングシステム |
JP2011088754A (ja) * | 2011-02-07 | 2011-05-06 | Daifuku Co Ltd | ピッキング設備 |
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