JP2552645Y2 - ソーティングシステム - Google Patents
ソーティングシステムInfo
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- JP2552645Y2 JP2552645Y2 JP1990064498U JP6449890U JP2552645Y2 JP 2552645 Y2 JP2552645 Y2 JP 2552645Y2 JP 1990064498 U JP1990064498 U JP 1990064498U JP 6449890 U JP6449890 U JP 6449890U JP 2552645 Y2 JP2552645 Y2 JP 2552645Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、商品の流通過程で用いられるソーティン
グシステムの改良に関し、特に集品後に行われる出荷作
業の迅速化を図るものである。
グシステムの改良に関し、特に集品後に行われる出荷作
業の迅速化を図るものである。
(従来の技術) スーパーマーケットやチェーンストア向け商品の配送
センター等においては、各店舗からの要求に応じて各種
の商品を要求個数だけ取り揃える集品作業が行われる
が、この集品作業としては、各仕向先別のコンテナを搬
送しながら、その搬送経路に沿って設けられた商品貯留
エリアから要求のあった商品を要求個数ずつ取り出して
上記コンテナ内に集品するピッキング方式と、各商品を
品目毎に搬送しながら、その搬送経路に沿って設けられ
た各仕向先別の複数の集品エリアに備えられたコンテナ
に商品を投入していくソーティング方式とがあり、これ
らのうち、後者の方式を採用するソーティングシステム
は、具体的には次のように構成される。
センター等においては、各店舗からの要求に応じて各種
の商品を要求個数だけ取り揃える集品作業が行われる
が、この集品作業としては、各仕向先別のコンテナを搬
送しながら、その搬送経路に沿って設けられた商品貯留
エリアから要求のあった商品を要求個数ずつ取り出して
上記コンテナ内に集品するピッキング方式と、各商品を
品目毎に搬送しながら、その搬送経路に沿って設けられ
た各仕向先別の複数の集品エリアに備えられたコンテナ
に商品を投入していくソーティング方式とがあり、これ
らのうち、後者の方式を採用するソーティングシステム
は、具体的には次のように構成される。
すなわち、このソーティングシステムは、商品を品目
毎に搬送する商品搬送手段と、該搬送手段による商品の
搬送経路に沿って設けられた仕向先毎の受注商品を集品
する複数の集品エリアと、これらの集品エリアに対する
品目毎の商品の投入個数を表示する個数表示器とを有
し、作業者が各品目の商品について、これらの商品を搬
送している搬送手段から取り出すと共に、その商品を上
記個数表示器に表示された個数ずつ各集品エリアに対し
て投入するように構成される。
毎に搬送する商品搬送手段と、該搬送手段による商品の
搬送経路に沿って設けられた仕向先毎の受注商品を集品
する複数の集品エリアと、これらの集品エリアに対する
品目毎の商品の投入個数を表示する個数表示器とを有
し、作業者が各品目の商品について、これらの商品を搬
送している搬送手段から取り出すと共に、その商品を上
記個数表示器に表示された個数ずつ各集品エリアに対し
て投入するように構成される。
(考案が解決しようとする課題) この種のソーティングシステムにおいては、集品後の
商品を各店舗に対して配送するための出荷作業が行われ
ることになるが、この出荷作業は、例えば予定された全
品目の商品が全て仕分けられた時点で、作業指示用の操
作卓のディスプレイに表示される終了表示に基づいて各
店舗毎に一斉に開始されるのが通例である。
商品を各店舗に対して配送するための出荷作業が行われ
ることになるが、この出荷作業は、例えば予定された全
品目の商品が全て仕分けられた時点で、作業指示用の操
作卓のディスプレイに表示される終了表示に基づいて各
店舗毎に一斉に開始されるのが通例である。
ところで、商品の流通過程においては、商品の迅速配
送が近代的課題となっている。すなわち、小売業界、特
にスーパーマーケット等のように規模が比較的大きい店
舗においては、経営合理化政策の一貫として多量の商品
をストックしておくことによるコスト高を極力抑えるた
めに在庫圧縮化が強力に押し進められている反面、営業
面では消費者の購買意識の多様化、個性化などに応える
ために少量でも多品種の商品を店頭在庫として揃えてお
きたいという要求もある。このような矛盾した問題を解
決するために、在庫管理の徹底化が進められて、不足し
た商品を適宜に補充発注するという発注形式を採用する
店舗が多くなっている。したがって、商品の流通業者に
おいても、このような要求に応えるために、多品種少
量、小口高頻度配送に弾力的に対応できる態勢が強く要
求されているのが現状である。
送が近代的課題となっている。すなわち、小売業界、特
にスーパーマーケット等のように規模が比較的大きい店
舗においては、経営合理化政策の一貫として多量の商品
をストックしておくことによるコスト高を極力抑えるた
めに在庫圧縮化が強力に押し進められている反面、営業
面では消費者の購買意識の多様化、個性化などに応える
ために少量でも多品種の商品を店頭在庫として揃えてお
きたいという要求もある。このような矛盾した問題を解
決するために、在庫管理の徹底化が進められて、不足し
た商品を適宜に補充発注するという発注形式を採用する
店舗が多くなっている。したがって、商品の流通業者に
おいても、このような要求に応えるために、多品種少
量、小口高頻度配送に弾力的に対応できる態勢が強く要
求されているのが現状である。
このような商品の流通事情の多品種少量化、小口高頻
度配送への移行に伴って、ソーティングシステムにおい
ても、配送作業の迅速化が要求されている。その場合
に、従来のように全品目の商品の集品作業が完了してか
ら各店舗に向けて商品を出荷するようにしていたので
は、集品行程の途中で受注品目の集品作業が終了した店
舗があるにもかかわらず、集品が終了した時点では当該
店舗向けの出荷作業が行われず迅速配送という今日的課
題に対して十分に応えられないという不都合を生じてい
た。
度配送への移行に伴って、ソーティングシステムにおい
ても、配送作業の迅速化が要求されている。その場合
に、従来のように全品目の商品の集品作業が完了してか
ら各店舗に向けて商品を出荷するようにしていたので
は、集品行程の途中で受注品目の集品作業が終了した店
舗があるにもかかわらず、集品が終了した時点では当該
店舗向けの出荷作業が行われず迅速配送という今日的課
題に対して十分に応えられないという不都合を生じてい
た。
そこで、この考案は、商品の流通事情における上記の
問題に鑑みて、ソーティングシステムにおいて、集品後
の出荷作業の迅速化を可能とするシステムを構築するこ
とを目的としてなされたものである。
問題に鑑みて、ソーティングシステムにおいて、集品後
の出荷作業の迅速化を可能とするシステムを構築するこ
とを目的としてなされたものである。
(課題を解決するための手段) すなわち、この考案に係るソーティングシステムにお
いては、商品を搬送する搬送経路に沿って仕向先別に受
注商品を集品する複数の集品エリアが設けられていると
共に、これらの集品エリアに受注商品の投入個数を表示
する個数表示手段がそれぞれ備えられた構成において、
各仕向先別に受注商品を記憶している仕分データ記憶手
段と、上記記憶手段に記憶されている仕分データ、及び
集品作業によって仕分けられた各仕向先の集品実績デー
タに基づいて、何れの仕向先の集品作業が終了したか否
かを集品の都度判定する判定手段と、この判定手段によ
って集品作業の終了が判定された仕向先について、集品
作業の終了表示を行う集品終了表示手段とを有すること
を特徴とする。
いては、商品を搬送する搬送経路に沿って仕向先別に受
注商品を集品する複数の集品エリアが設けられていると
共に、これらの集品エリアに受注商品の投入個数を表示
する個数表示手段がそれぞれ備えられた構成において、
各仕向先別に受注商品を記憶している仕分データ記憶手
段と、上記記憶手段に記憶されている仕分データ、及び
集品作業によって仕分けられた各仕向先の集品実績デー
タに基づいて、何れの仕向先の集品作業が終了したか否
かを集品の都度判定する判定手段と、この判定手段によ
って集品作業の終了が判定された仕向先について、集品
作業の終了表示を行う集品終了表示手段とを有すること
を特徴とする。
(作用) 上記の構成によれば、集品の都度、判定手段が、上記
仕分データ記憶手段に記憶された仕分データと、集品作
業によって仕分けられた各仕向先の集品実績データとに
基づいて、何れの仕向先の集品作業が終了したか否かを
判定する。そして、この判定手段によって集品作業の終
了が判定された仕向先に対して、集品終了表示手段が集
品作業の終了表示を行う。これにより、集品作業中にお
いても、作業の終了した仕向先に対して先行的に出荷作
業を行うことが可能となり、出荷作業が大幅に短縮され
ることになる。
仕分データ記憶手段に記憶された仕分データと、集品作
業によって仕分けられた各仕向先の集品実績データとに
基づいて、何れの仕向先の集品作業が終了したか否かを
判定する。そして、この判定手段によって集品作業の終
了が判定された仕向先に対して、集品終了表示手段が集
品作業の終了表示を行う。これにより、集品作業中にお
いても、作業の終了した仕向先に対して先行的に出荷作
業を行うことが可能となり、出荷作業が大幅に短縮され
ることになる。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案の実施例について説明す
る。
る。
第1〜第3図により本実施例に係るソーティングシス
テムの全体構成について説明すると、第1図に示すよう
に、このソーティングシステムは、商品等を搬送する搬
送用のコンベア1を有し、その両側には該コンベア1の
搬送経路に沿うように集品棚2,2がそれぞれ配設されて
いる。
テムの全体構成について説明すると、第1図に示すよう
に、このソーティングシステムは、商品等を搬送する搬
送用のコンベア1を有し、その両側には該コンベア1の
搬送経路に沿うように集品棚2,2がそれぞれ配設されて
いる。
各集品棚2には、第2図に示すように、多数のポケッ
ト3…3が複数段にわたって設けられて、各仕向先店舗
毎の受注商品を集品する配送用コンテナ4が納められる
ようになっている。また、各ポケット3の上方には、当
該ポケット3への集品個数を表示する個数表示器5と、
同じく集品ロケーションを点灯表示するロケーションラ
ンプ6と、商品の投入完了時にON操作される投入完了キ
ー7とを有する表示ユニット8が設けられている。な
お、それぞれの表示ユニット8…8には、互いに独立し
たロケーションコードが付けられている。
ト3…3が複数段にわたって設けられて、各仕向先店舗
毎の受注商品を集品する配送用コンテナ4が納められる
ようになっている。また、各ポケット3の上方には、当
該ポケット3への集品個数を表示する個数表示器5と、
同じく集品ロケーションを点灯表示するロケーションラ
ンプ6と、商品の投入完了時にON操作される投入完了キ
ー7とを有する表示ユニット8が設けられている。な
お、それぞれの表示ユニット8…8には、互いに独立し
たロケーションコードが付けられている。
一方、上記コンベア1の始端部1aの近傍のコンベア上
流エリア9には、作業管理を行う操作卓10と、上記配送
用コンテナ4に貼り付ける配送ラベルを発行するラベル
発行機11とが配備されている。
流エリア9には、作業管理を行う操作卓10と、上記配送
用コンテナ4に貼り付ける配送ラベルを発行するラベル
発行機11とが配備されている。
次に、第3図によりこのソーティングシステムの制御
システムについて説明すると、この制御システムは、当
該配送センター等に備えられたホストコンピュータ12に
接続されて、該コンピュータ12から伝送された店舗毎の
受注商品、受注個数等の仕分データを保持する中継器13
を有すると共に、この中継器13と、上記操作卓10と、ラ
ベル発行機11と、それぞれの表示ユニット8…8とがバ
スライン14を介して互いに接続されて、信号の授受を行
うようになっている。また、上記ホストコンピュータ12
には、各店舗向けの納品伝票等を発行する伝票発行機15
が接続されている。
システムについて説明すると、この制御システムは、当
該配送センター等に備えられたホストコンピュータ12に
接続されて、該コンピュータ12から伝送された店舗毎の
受注商品、受注個数等の仕分データを保持する中継器13
を有すると共に、この中継器13と、上記操作卓10と、ラ
ベル発行機11と、それぞれの表示ユニット8…8とがバ
スライン14を介して互いに接続されて、信号の授受を行
うようになっている。また、上記ホストコンピュータ12
には、各店舗向けの納品伝票等を発行する伝票発行機15
が接続されている。
次に、このような構成とされたソーティングシステム
を用いた配送作業を第4図のフローチャートを参照して
説明する。
を用いた配送作業を第4図のフローチャートを参照して
説明する。
まず作業開始前の初期化処理が行われて、ホストコン
ピュータ12から中継器13に対して各店舗毎の受注商品、
受注個数等を含む仕分データが転送される(ステップ
S1)。このように中継器13に転送された仕分データは、
上記搬送コンベア1に供給される品目順に、各店舗毎の
受注個数をマトリックス状に展開された状態で記憶され
るようになっている。つまり、中継器13のメモリには、
第5図に示すように、各行を品目毎に、各列を店舗毎に
割り付けられたマスターテーブルが形成されることにな
る。この場合、例えばa商品、b商品、c商品、……、
z商品という順番で上記コンベア1に対して商品が搬送
供給されるものとすると、上記マスターテーブルの第1
行目はa商品に割り当てられると共に、第2行目はb商
品に、また第3行目はc商品というように、最後のz商
品に至るまで各行毎に順次割り当てられることになる。
一方、マスターテーブルの第1列目はA店に対して割り
当てられると共に、第2列目はB店に、また第3列目は
C店にというように、最後のZ店に至るまで順次割り当
てられる。そして、このように品目毎、店舗毎にマトリ
ックス状に割り当てられたマスターテーブルの各セルに
は、仕分けるべき商品の数が、店舗毎、品目毎に分けて
格納されるようになっている。
ピュータ12から中継器13に対して各店舗毎の受注商品、
受注個数等を含む仕分データが転送される(ステップ
S1)。このように中継器13に転送された仕分データは、
上記搬送コンベア1に供給される品目順に、各店舗毎の
受注個数をマトリックス状に展開された状態で記憶され
るようになっている。つまり、中継器13のメモリには、
第5図に示すように、各行を品目毎に、各列を店舗毎に
割り付けられたマスターテーブルが形成されることにな
る。この場合、例えばa商品、b商品、c商品、……、
z商品という順番で上記コンベア1に対して商品が搬送
供給されるものとすると、上記マスターテーブルの第1
行目はa商品に割り当てられると共に、第2行目はb商
品に、また第3行目はc商品というように、最後のz商
品に至るまで各行毎に順次割り当てられることになる。
一方、マスターテーブルの第1列目はA店に対して割り
当てられると共に、第2列目はB店に、また第3列目は
C店にというように、最後のZ店に至るまで順次割り当
てられる。そして、このように品目毎、店舗毎にマトリ
ックス状に割り当てられたマスターテーブルの各セルに
は、仕分けるべき商品の数が、店舗毎、品目毎に分けて
格納されるようになっている。
初期化段階が終了すると集品作業が開始される。すな
わち、コンベア上流エリア9において、作業者が第1番
目のa商品を入れた商品コンテナ16をコンベア1の始端
部1aに載置した上で、操作卓10から該当する商品コード
を入力する。この場合、操作卓10にバーコードスキャナ
を装備しておいて、商品に添付されたバーコードのスキ
ャン操作により商品コードを読み取るようにしてもよ
い。操作卓10から入力された商品コードは電気信号とし
てバスライン14を介して中継器13に伝達されると共に、
そのコードを受信した中継器13が、該コードを検索項目
として上記マスターテーブルに記憶された仕分データの
なかからa商品を注文した店舗を検索して、各店舗毎の
受注個数を該当するポケット3…3に設けた表示ユニッ
ト8…8の個数表示器5…5にそれぞれ表示させる(ス
テップS2,S3)。つまり、例えばA店用のポケット3の
個数表示器5には、A店からのa商品の受注個数を示す
数字の5がディジタル表示されることになる。なお、同
時にロケーションランプ6…6も点灯される。
わち、コンベア上流エリア9において、作業者が第1番
目のa商品を入れた商品コンテナ16をコンベア1の始端
部1aに載置した上で、操作卓10から該当する商品コード
を入力する。この場合、操作卓10にバーコードスキャナ
を装備しておいて、商品に添付されたバーコードのスキ
ャン操作により商品コードを読み取るようにしてもよ
い。操作卓10から入力された商品コードは電気信号とし
てバスライン14を介して中継器13に伝達されると共に、
そのコードを受信した中継器13が、該コードを検索項目
として上記マスターテーブルに記憶された仕分データの
なかからa商品を注文した店舗を検索して、各店舗毎の
受注個数を該当するポケット3…3に設けた表示ユニッ
ト8…8の個数表示器5…5にそれぞれ表示させる(ス
テップS2,S3)。つまり、例えばA店用のポケット3の
個数表示器5には、A店からのa商品の受注個数を示す
数字の5がディジタル表示されることになる。なお、同
時にロケーションランプ6…6も点灯される。
次いで、作業者は、コンベア1によって搬送された商
品コンテナ16からa商品を取り出し、例えばロケーショ
ンランプ6が点灯しているA店用のポケット3における
表示ユニット8の個数表示器5に表示された個数表示に
従って、当該ポケット3の配送用コンテナ4に5個のa
商品を投入すると共に、当該ユニット8の投入完了キー
7をON操作する。このON信号はバスライン14を介して中
継器13に伝達される。なお、その際には、ロケーション
ランプ6も消灯される。
品コンテナ16からa商品を取り出し、例えばロケーショ
ンランプ6が点灯しているA店用のポケット3における
表示ユニット8の個数表示器5に表示された個数表示に
従って、当該ポケット3の配送用コンテナ4に5個のa
商品を投入すると共に、当該ユニット8の投入完了キー
7をON操作する。このON信号はバスライン14を介して中
継器13に伝達される。なお、その際には、ロケーション
ランプ6も消灯される。
一方、中継器13は上記完了キー7のON信号の入力を待
ち、ON信号の入力を判定すると、店舗毎の集品実績ファ
イルを更新すると共に、例えば商品コードを検索項目と
して各実績ファイルと上記マスターテーブルと照らし合
わせることにより、当該品目の集品作業が全て終了して
いるか否かを判定する(ステップS5〜S7)。つまり、例
えばa商品が注文のあった全ての店舗用のポケット3…
3に対して集品されたかどうかを判定するのである。こ
の場合、当該品目の集品作業が終了していない場合に
は、未処理の店舗用の表示ユニット8…8の個数表示器
5…5における個数表示を維持すると共に、ロケーショ
ンランプ6の点灯状態も維持することにより、作業者に
未投入のポケット3…8の存在を知らせるようになって
いる。したがって、作業者は例えばB店用のポケット3
における点灯中のロケーションランプ6を見て、そのポ
ケット3の個数表示器5の表示に従って配送用コンテナ
4に10個のa商品を投入すると共に、その後投入完了キ
ー7をON操作する。そして、この一連の作業を全ての表
示ユニット8…8で個数表示が行われなくなったと判断
するまで繰り返して実行する。これにより、各店舗毎の
受注商品が1品目について対応するポケット3…3へそ
れぞれ集品されていることになる。なお、上記配送用コ
ンテナ4に商品が満載されると、第2図に示すように、
その上に空の配送用コンテナ4が補充される。
ち、ON信号の入力を判定すると、店舗毎の集品実績ファ
イルを更新すると共に、例えば商品コードを検索項目と
して各実績ファイルと上記マスターテーブルと照らし合
わせることにより、当該品目の集品作業が全て終了して
いるか否かを判定する(ステップS5〜S7)。つまり、例
えばa商品が注文のあった全ての店舗用のポケット3…
3に対して集品されたかどうかを判定するのである。こ
の場合、当該品目の集品作業が終了していない場合に
は、未処理の店舗用の表示ユニット8…8の個数表示器
5…5における個数表示を維持すると共に、ロケーショ
ンランプ6の点灯状態も維持することにより、作業者に
未投入のポケット3…8の存在を知らせるようになって
いる。したがって、作業者は例えばB店用のポケット3
における点灯中のロケーションランプ6を見て、そのポ
ケット3の個数表示器5の表示に従って配送用コンテナ
4に10個のa商品を投入すると共に、その後投入完了キ
ー7をON操作する。そして、この一連の作業を全ての表
示ユニット8…8で個数表示が行われなくなったと判断
するまで繰り返して実行する。これにより、各店舗毎の
受注商品が1品目について対応するポケット3…3へそ
れぞれ集品されていることになる。なお、上記配送用コ
ンテナ4に商品が満載されると、第2図に示すように、
その上に空の配送用コンテナ4が補充される。
1品目の各店舗に対する集品作業が全て終了すると、
中継器13で各店舗毎の未仕分品のチェック処理が行われ
る(ステップS8)。すなわち、中継器13においては、上
記のように更新された各店舗毎の集品実績ファイルとマ
スターテーブルとが照合されて、各店舗について集品完
了品目と受注品目とが比較されることになる。そして、
このチェック処理が終了すると、中継器13は集品完了品
目と受注品目とが一致している店舗が存在しているかど
うかを判定する(ステップS9)。つまり、仕分終了店舗
が存在するか否かを判定するのである。この場合、例え
ばa商品の集品作業が終了した段階では、第5図に示す
ように、全ての店舗について未処理品目が存在するの
で、中継器13はステップS2へ戻り次の商品コードの入力
を待ち、商品コードの入力後に次の処理品目に該当する
店舗用のポケット3…3における表示ユニット8…8
に、上記マスターテーブルから読み出した当該品目の個
数データを出力して、各個数表示器5…5にそれぞれ表
示させる。これにより、作業者は次のb商品に対するソ
ーティング作業を行うことになる。
中継器13で各店舗毎の未仕分品のチェック処理が行われ
る(ステップS8)。すなわち、中継器13においては、上
記のように更新された各店舗毎の集品実績ファイルとマ
スターテーブルとが照合されて、各店舗について集品完
了品目と受注品目とが比較されることになる。そして、
このチェック処理が終了すると、中継器13は集品完了品
目と受注品目とが一致している店舗が存在しているかど
うかを判定する(ステップS9)。つまり、仕分終了店舗
が存在するか否かを判定するのである。この場合、例え
ばa商品の集品作業が終了した段階では、第5図に示す
ように、全ての店舗について未処理品目が存在するの
で、中継器13はステップS2へ戻り次の商品コードの入力
を待ち、商品コードの入力後に次の処理品目に該当する
店舗用のポケット3…3における表示ユニット8…8
に、上記マスターテーブルから読み出した当該品目の個
数データを出力して、各個数表示器5…5にそれぞれ表
示させる。これにより、作業者は次のb商品に対するソ
ーティング作業を行うことになる。
このようにして、作業者により上記コンベア1によっ
て品目毎に搬送される商品に対する集品作業が順次行わ
れると共に、1品目の集品作業が終了する度に、中継器
13においては各店舗毎の未処理品目のチェック作業が上
記マスターテーブルを参照して行われることになる。そ
して、第5図に示すように、b商品の集品作業が終了す
ると、D店に対しては予定された品目の商品が全て集品
されていることになり、未仕分商品が存在しないことに
なる。
て品目毎に搬送される商品に対する集品作業が順次行わ
れると共に、1品目の集品作業が終了する度に、中継器
13においては各店舗毎の未処理品目のチェック作業が上
記マスターテーブルを参照して行われることになる。そ
して、第5図に示すように、b商品の集品作業が終了す
ると、D店に対しては予定された品目の商品が全て集品
されていることになり、未仕分商品が存在しないことに
なる。
本実施例においては、1品目の各店舗の集品作業が全
て完了した段階で仕分終了店舗の有無を判定するように
しているが、これに限定されるものではなく、例えば、
投入完了キー7のON信号が入力される毎に、当該店舗に
ついての全受注商品の仕分けが完了したか否かを判定す
るようにしてもよい。
て完了した段階で仕分終了店舗の有無を判定するように
しているが、これに限定されるものではなく、例えば、
投入完了キー7のON信号が入力される毎に、当該店舗に
ついての全受注商品の仕分けが完了したか否かを判定す
るようにしてもよい。
そして、このようにして仕分終了店舗が見つかると、
中継器13は該当店舗用の表示ユニット8における個数表
示器5に終了表示を行わせる(ステップS10)。この場
合、例えば第6図に示すように、個数表示器5の表示部
にアルファベットの「End」の文字が表示される。した
がって、作業者はこの表示が行われたポケット3に納め
られた配送用コンテナ4に対する出荷作業を行う(ステ
ップS11)。すなわち、作業者は上記のように受注品目
が全て集品されたB店用のポケット3に納められた集品
完了後の配送用コンテナ4を取り出し、梱包などの作業
を行った後、B店に向けて配送するように送り出す。こ
れにより、配送作業が迅速に行われることになって、作
業時間が大幅に短縮されることになる。なお、この場
合、各ポケット3に上記ロケーションランプ6と色違い
のランプを設けておいて、当該ポケット3の仕分終了時
に点灯させるようにしてもよい。また、上記操作卓10の
ディスプレイ10aに当該店舗のポケット3のロケーショ
ン番号表示と、終了表示とを行わせるようにしてもよ
い。
中継器13は該当店舗用の表示ユニット8における個数表
示器5に終了表示を行わせる(ステップS10)。この場
合、例えば第6図に示すように、個数表示器5の表示部
にアルファベットの「End」の文字が表示される。した
がって、作業者はこの表示が行われたポケット3に納め
られた配送用コンテナ4に対する出荷作業を行う(ステ
ップS11)。すなわち、作業者は上記のように受注品目
が全て集品されたB店用のポケット3に納められた集品
完了後の配送用コンテナ4を取り出し、梱包などの作業
を行った後、B店に向けて配送するように送り出す。こ
れにより、配送作業が迅速に行われることになって、作
業時間が大幅に短縮されることになる。なお、この場
合、各ポケット3に上記ロケーションランプ6と色違い
のランプを設けておいて、当該ポケット3の仕分終了時
に点灯させるようにしてもよい。また、上記操作卓10の
ディスプレイ10aに当該店舗のポケット3のロケーショ
ン番号表示と、終了表示とを行わせるようにしてもよ
い。
引き続いて、中継器13においては全店舗に対する集品
作業が終了しているか否かの判定が行われる(ステップ
S12)。この場合、B店を除いては全受注品目の集品作
業が終了していないので、ステップS2に戻り次の品目の
商品コードの入力を待つ。
作業が終了しているか否かの判定が行われる(ステップ
S12)。この場合、B店を除いては全受注品目の集品作
業が終了していないので、ステップS2に戻り次の品目の
商品コードの入力を待つ。
そして、各店舗からの総受注品目の商品の集品作業が
終了すると、集品作業が終了する。
終了すると、集品作業が終了する。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、1品目あるいは1店舗
の集品作業が終了する度に、全受注品目の集品作業の終
了判定が行われると共に、終了が判定された仕向先に対
して終了表示が行われることになるので、集品作業中で
あっても当該仕向先に対して先行的に出荷作業を行うこ
とが可能となり、出荷作業が大幅に短縮されることにな
る。
の集品作業が終了する度に、全受注品目の集品作業の終
了判定が行われると共に、終了が判定された仕向先に対
して終了表示が行われることになるので、集品作業中で
あっても当該仕向先に対して先行的に出荷作業を行うこ
とが可能となり、出荷作業が大幅に短縮されることにな
る。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はソーティ
ングシステムの概略レイアウト図、第2図は該システム
における集品棚の構成を示す1部正面図、第3図は該シ
ステムにおける制御システム図、第4図は全体の作業段
階を示すフローチャート図、第5図は中継器におけるマ
スターテーブルの模式図、第6図は個数表示器における
集品表示出力状態を示す要部拡大図である。 5……個数表示器(個数表示手段、集品終了表示手
段)、7……投入完了キー(仕分完了指示手段)、13…
…中継器(仕分データ記憶手段、判定手段)。
ングシステムの概略レイアウト図、第2図は該システム
における集品棚の構成を示す1部正面図、第3図は該シ
ステムにおける制御システム図、第4図は全体の作業段
階を示すフローチャート図、第5図は中継器におけるマ
スターテーブルの模式図、第6図は個数表示器における
集品表示出力状態を示す要部拡大図である。 5……個数表示器(個数表示手段、集品終了表示手
段)、7……投入完了キー(仕分完了指示手段)、13…
…中継器(仕分データ記憶手段、判定手段)。
Claims (1)
- 【請求項1】商品を搬送する搬送経路に沿って仕向先別
に受注商品を集品する複数の集品エリアが設けられてい
ると共に、これらの集品エリアに受注商品の投入個数を
表示する個数表示手段がそれぞれ備えられたソーティン
グシステムにおいて、各仕向先別に受注商品を記憶して
いる仕分データ記憶手段と、上記記憶手段に記憶されて
いる仕分データ、及び集品作業によって仕分けられた各
仕向先の集品実績データに基づいて、何れの仕向先の集
品作業が終了したか否かを集品の都度判定する判定手段
と、この判定手段によって集品作業の終了が判定された
仕向先について、集品作業の終了表示を行う集品終了表
示手段とを有することを特徴とするソーティングシステ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990064498U JP2552645Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | ソーティングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990064498U JP2552645Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | ソーティングシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0422407U JPH0422407U (ja) | 1992-02-25 |
JP2552645Y2 true JP2552645Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=31595498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990064498U Expired - Lifetime JP2552645Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | ソーティングシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552645Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2616361B2 (ja) * | 1992-10-29 | 1997-06-04 | 株式会社寺岡精工 | 電子秤装置 |
JP2010184814A (ja) * | 2010-06-02 | 2010-08-26 | Fujitsu Ltd | 物品分配作業支援システム、及びプログラム |
JP7129342B2 (ja) * | 2016-05-03 | 2022-09-01 | オペックス コーポレーション | 動的に構成可能な仕分け列を用いてアイテムを仕分ける材料取り扱い装置及びその方法 |
CN111792269A (zh) * | 2020-05-27 | 2020-10-20 | 北京京东乾石科技有限公司 | 分拣装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6397508A (ja) * | 1986-10-13 | 1988-04-28 | Ishida Scales Mfg Co Ltd | 商品仕分け装置 |
JPH01209205A (ja) * | 1988-02-12 | 1989-08-23 | Ishida Scales Mfg Co Ltd | ソーティングシステム |
JPH02136964A (ja) * | 1988-11-17 | 1990-05-25 | Ishida Scales Mfg Co Ltd | 集品システムにおける検品装置 |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP1990064498U patent/JP2552645Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0422407U (ja) | 1992-02-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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