JPH092624A - ピッキングシステムの表示制御装置 - Google Patents

ピッキングシステムの表示制御装置

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JPH092624A
JPH092624A JP17949495A JP17949495A JPH092624A JP H092624 A JPH092624 A JP H092624A JP 17949495 A JP17949495 A JP 17949495A JP 17949495 A JP17949495 A JP 17949495A JP H092624 A JPH092624 A JP H092624A
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JP17949495A
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English (en)
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Hidenori Yamagishi
英範 山岸
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熟練を要することなく、容易でミスの少ない
ピッキング及び集約を可能にする。 【構成】 分配棚2は両側から収納・取出可能であり、
投入指示ライト22の設けられた面は自動倉庫の出庫ス
テーションに面しており、取出指示ライト23の設けら
れた面は集約投入部に面している。作業員は、ピッキン
グした物品を投入指示ライト22の点灯している間口2
1に投入し、集約すべき物品を取出指示ライト23の点
灯している間口21から取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫から必要な種
類の物品、特に小物物品をピッキングして集約するのに
適したピッキングシステムの表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数種類の物品をそれぞれ品種ごとに物
品群に分けて自動倉庫内に収納しておき、出荷要求に応
じて該当する品種の物品群を出庫し、物品群から必要な
数だけピッキングするピッキングシステムが実用されて
いる。ピッキングシステムは、出荷する物品の性質・大
きさ・出荷される単位・取り扱い品種数などに適合する
ように設計されており、例えば自動倉庫に収納される物
品群はパレットあるいはバケット等を単位とする。ピッ
キングは層別ピッカー、パレタイズロボット、あるいは
ピッキングカート等を使用して自動、あるいは手動で行
われる。物品群を搬送する手段等も多種多様であって、
一口にピッキングシステムと言っても、さまざまなタイ
プのものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ピッキングシステム
は、取り扱う物品の品種数が少なく、出荷単位が大きけ
れば自動化が容易だが、品種数が多くて少数ごとに出荷
する場合には、人手に頼らざるを得ない。多品種少数出
荷の場合には、例えばバケットを自動倉庫から出庫し
て、該当物品を必要な数だけピッキングし、ピッキング
した物品を集約投入部に搬送して配送先ごとに集約して
いる。これは、搬送手段のバッファ機能により作業員の
待ち時間を少なくして効率的に作業するためだが、この
ようなシステムにおいてはピッキング作業と集約作業と
を別の場所で行うため、大きいスペースを占め、作業員
の兼任ができないので、2つの作業の量の不均衡により
待ち時間が生じる。両作業を同じ場所で行う場合、やは
り待ち時間を少なくするために、ピッキングした物品を
一旦集積し、その中から集約するようにすればよいが、
品種が多いために集約の間違いが生じやすく、作業員の
熟練を必要とし、作業の負担が大きくなりすぎることが
予想されていた。
【0004】よって本発明の目的は、スペースや人員の
過分を生ずることなく、かつ間違いや作業負担を最小化
しつつ多品種少数出荷に対応可能にするピッキングシス
テムの表示制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、単品物品群を収納する自動
倉庫と、単品物品群からピッキングした物品を一時保管
する複数の間口を有する分配棚と、集約物品群を搬送す
る搬送路が通じる集約投入部とからなるピッキングシス
テムのための表示制御装置であって、前記分配棚への収
納及び取り出しを行う時に、該当する間口を指示する指
示手段を制御して指示を行うようにピッキングシステム
の表示制御装置を構成した。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記自動倉庫よ
り出庫された単品物品群からピッキングを行う箇所に
は、単品物品群を識別する識別手段と、ピッキング数を
表示する表示手段と、搬送先情報を表示する出庫票を発
行する出庫票発行手段とが配置され、単品物品群の識別
結果に従って前記表示手段、前記出庫票発行手段及び前
記指示手段を制御するように請求項1に記載のピッキン
グシステムの表示制御装置を構成した。
【0007】請求項3に記載の発明は、前記集約投入部
には、集約物品群を識別する識別手段が配置され、集約
物品群の識別結果に従って前記指示手段を制御するよう
に請求項1に記載のピッキングシステムの表示制御装置
を構成した。
【0008】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のような作
用を奏する。
【0009】請求項1に記載の発明に係るピッキングシ
ステムの表示制御装置においては、自動倉庫より出庫さ
れた単品物品群からピッキングされた物品は、分配棚の
一つの間口に一次保管される。一次保管された物品は、
該当する集約物品群が集約投入部に搬送されてきた時に
集約される。作業員は、分配棚への収納及び取り出しを
行う時に、指示手段の指示する間口をについて作業を行
う。
【0010】請求項2に記載の発明に係るピッキングシ
ステムの表示制御装置においては、ピッキング作業を行
う作業員は、表示手段を参照して各単品物品群からピッ
キングすべき物品の数を知ることができ、また出庫票発
行手段により発行された出庫票をピッキングした物品と
共に分配棚に保管しておけば、集約時に物品の搬送先を
知ることができる。指示手段は、単品物品群の識別によ
り制御される。
【0011】請求項3に記載の発明に係るピッキングシ
ステムの表示制御装置においては、指示手段は、集約物
品群の識別結果に従って制御される。
【0012】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0013】図1、2はそれぞれ、本発明に係るピッキ
ングシステムの表示制御装置の一実施例が適用可能なピ
ッキングシステムを示す平面図及び正面図であり、図
2、3、4はそれぞれ同じピッキングシステムの出庫ス
テーション近辺、分配棚、集約投入部を示す斜視図であ
る。
【0014】図1、2において、自動倉庫1はそれぞれ
複数の間口111を有する2つのラック11を、クレー
ン(図示していない)のレール12を挟んで配置してな
る。クレーンは、それぞれコンベアからなる入庫ステー
ション13、出庫ステーション14とラック11の各間
口111との間で単品バケットBmを搬送して入出庫作
業を行う。
【0015】単品物品群である単品バケットBmの中に
は、小物物品が複数バラで収納されている。例えば、ボ
ルト、ナットのような小物の機械部品や、スイッチ、セ
ンサのような小物の電子部品等である。
【0016】1つの自動倉庫1の入庫ステーション13
と出庫ステーション14とは、その端同士がピッキング
コンベア15により接続されており、出庫ステーション
14から入庫ステーション14に単品バケットBmを搬
送する。その途中で作業員Pが単品バケットBmから所
定の物品を所定数ピッキングする。単品バケットBmの
側面には、バーコードラベルが貼付されており、バーコ
ードリーダ(図示していない)により、ピッキングコン
ベア15に載置されている単品バケットBmを識別す
る。
【0017】作業員Pから見てピッキングコンベア15
の奥寄りの台163には、ディスプレイ161とキーボ
ード162とからなる端末16が配置されている。ピッ
キングコンベア15のピッキング箇所の左右の台172
には、出庫票171を発行する出庫票プリンタ17が配
置されている。端末16及び出庫票プリンタ17は自動
倉庫1の制御装置(図示していない)と接続されてい
る。自動倉庫1の制御装置は、さらにピッキングシステ
ム全体を管理制御するマスター制御装置(図示していな
い)に接続されている。
【0018】ディスプレイ16及び出庫票171には、
出庫されてきた単品バケットBmについてのピッキング
すべき物品の品種、数量、搬送先等のピッキング指示が
表示される。また、出庫票171には搬送先を表示する
バーコードが印刷されている。その他、図3に示すよう
に、1つの単品バケットBmからのピッキングが終了し
た時に押される完了ボタン181、作業員数が一人か二
人かによりにより切り換えられる作業員数ボタン18
2、キャンセル、リトライ、ブザー停止の各ボタン18
3、荷姿NGライト・ブザー184が備えられている。
各ボタン類は、自動倉庫1の制御装置に接続されてい
る。
【0019】分配棚2は、2つの自動倉庫1に対して1
つづつ、出庫ステーション14に近接して配置されてお
り、上下左右方向に並んだ複数の間口21を有する。各
間口21には、それぞれナンバーが振られており、ディ
スプレイ16及び出庫票171に、ピッキングした物品
を収納すべき間口21のナンバーが表示される。
【0020】図4に示されているように、分配棚2の各
間口21は、出庫ステーション14に面した側(図4
(a))及びその反対側(図4(b))の両面ともに開
口しており、どちら側からも物品を出し入れできるよう
になっている。なお、ピッキングした物品は、バラバラ
のままで各間口21に収納されるのではなく、品種ごと
にビニール袋に入れられた上で収納されるので、間口2
1の開口から落ちて散らばったりすることはない。
【0021】分配棚2の各間口21に対応して、両側に
それぞれ投入指示ライト22、取出指示ライト23が設
けられている。投入指示ライト22及び取出指示ライト
23は、それぞれピッキングした物品を投入すべき間
口、集約する物品を取り出すべき間口を指示するために
点灯する。各間口21のナンバーは、投入指示ライト2
2に隣接して表示されている。
【0022】分配棚2の両端の上方には、投入進捗表示
ライト24が設けられている。投入進捗表示ライト24
は、それぞれ青、黄、赤の三色に点灯する。各投入進捗
表示ライト24は、それぞれ分配棚2の半分の間口21
の投入進捗状況を表示し、例えば1〜5件が投入されて
いる時には青ライトが点灯し、6〜10件では黄ライ
ト、11件以上では赤ライトが点灯する。作業員Pは、
この投入進捗表示ライト24の表示を見て、ピッキング
か集約かいずれの作業を行うべきか判断することができ
る。
【0023】投入指示ライト22、取出指示ライト2
3、投入進捗表示ライト24は、分配棚2の制御装置
(図示していない)に制御されている。分配棚2の制御
装置は、マスター制御装置に接続されている。
【0024】なお、分配棚2の最下段の広い間口25は
特殊な目的で使用される。これについては後述する。
【0025】分配棚2の取り出す方の側に隣接して、1
つの分配棚2に対して1つの集約投入部3が配置されて
いる。集約投入部3には、集約コンベア31が通じてお
り、集約物品群である集約バケットBcを搬送する。集
約バケットBcは、図示しない空バケットマガジンから
本流コンベア32により搬送され、集約の完了した集約
バケットBcは本流コンベア32により梱包場の自動倉
庫に戻される。集約コンベア31の両端は、トラバーサ
を介して本流コンベア32に接続されている。
【0026】集約バケットBcの側面にはバーコードラ
ベルが貼付されており、集約コンベア31及び本流コン
ベア32の側方には、随所にバーコードリーダ33が配
置されている。バーコードリーダ33に接続されたマス
ター制御装置は、バーコードリーダ33からのデータに
より、どの集約バケットBcがいずれの箇所にあるかを
把握することができる。また、空バケットコンベア32
1が本流コンベアに接続されている。
【0027】集約コンベア31の側方の集約を行う箇所
には、テーブル34が配置されている。テーブル34に
は分配棚2から取り出した物品を置いておくことがで
き、また図6に示される操作ボックス35が載置されて
いる。作業員Pから見てテーブル34の奥には、3つの
集約バケットBcが載置され、一時に3つの集約バケッ
トBcについての作業を行うことができる。
【0028】図6は操作ボックス35を示す平面図であ
る。操作ボックス35には、3つの集約バケットBcそ
れぞれに対応する払出ボタン351、352、353、
分配棚2の広い間口25専用の払出表示器354、35
5、集約完了ボタン356が配置されている。
【0029】また、テーブル34には各集約バケットB
cに対応する表示ライト341、342、343が備え
られている。集約バケットBcのさらに奥には、集約完
了ライト36が配置されている。その他、ライン満杯ラ
イト37、バーコードリーダ38、空バケット取出完了
ボタン391、追加バケット投入スイッチ392、追加
投入ゾーン393が備えられている。
【0030】次に本実施例の作用について説明する。
【0031】複数の搬送先からの出庫要求に対し、マス
ター制御装置は出庫スケジュールを作成し、作業プラン
を建てる。この作業プランに基づき、ピッキングシステ
ムを構成する各機器は制御される。
【0032】まず、ピッキング作業について説明する。
自動倉庫1のラック11の各棚111に収納されている
単品バケットBmに入れられている物品の品種は、自動
倉庫1の制御装置によって認識されており、要求のあっ
た品種の物品の入った単品バケットBmが出庫ステーシ
ョン14に出庫され、出庫ステーション14上を移動
し、ピッキングコンベア15に移載され、ピッキング箇
所に到達する。
【0033】単品バケットBmがピッキング箇所に到達
すると、バーコード識別により、出庫票プリンタ17に
より出庫票171が発行され、端末16のディスプレイ
161にピッキング指示が表示される。作業者Pはピッ
キング指示に従い、該当品種の物品を指示された数だけ
ピッキングし、完了ボタン181を押す。単品バケット
Bmは発進し、入庫ステーション13を通って自動倉庫
1の棚111に戻される。なお、ディスプレイ161に
表示されるピッキング指示には、ピッキングした物品を
投入すべき分配棚2の間口21の位置が図解的に表示さ
れたものも含まれる。
【0034】出庫票171及びディスプレイ16のピッ
キング指示が複数の単品バケットBmにまたがる時、す
なわち1つのピッキング指示に対し1つの自動倉庫1か
ら複数品種の物品をピッキングする時には、完了ボタン
181を押すと次の単品バケットBmが到着するので、
出庫票171及びディスプレイ16を参照してピッキン
グ作業を繰り返し行う。
【0035】また、同じ単品バケットBmに入れられた
物品が他のピッキング指示に適合する時には、完了ボタ
ン181を押しても単品バケットBmは発進せず、他の
出庫票171が発行され、他のピッキング指示がディス
プレイ16に表示される。
【0036】なお、キャンセル・リトライ・ブザー停止
の各ボタン183、荷姿NGライト・ブザー184は、
新規に単品バケットBmを入庫させる時に使用する。
【0037】作業員数ボタン181は作業員Pが一人か
二人かで切り換えられる。作業員Pが二人の場合、ピッ
キングと集約とを一人づつで行うことができるので、例
えば多数の出荷要求に対するピッキングと集約とを同時
進行的に進め、一人ならば少数の出荷要求をまとめてピ
ッキング、集約というように順に進めるように各制御装
置を制御するような作業内容の変更を行う。
【0038】ピッキング指示通りのピッキングが完了
し、完了ボタン181を押すと、ディスプレイ16に表
示されていた分配棚2の間口21の投入指示ライト22
が点灯するので、作業員Pは間違いなく指示された間口
21にピッキングした物品を投入することができる。こ
のとき、出庫票171も物品と共に投入しておく。
【0039】次に集約作業について説明する。前述のよ
うに、集約バケットBcは本流コンベア32、集約コン
ベア31を通じて図示しない自動倉庫との間で搬送され
る。本実施例では、集約バケットBcは3バケット単位
で集約投入部3に到着する。各集約バケットBcは、そ
れぞれ表示ライト341、342、343の側方に停止
する。到着した集約バケットBcは、空の場合もある
し、既に他の集約投入部で集約作業が行われてから搬送
され、物品が収納されている場合もある。
【0040】各集約バケットBcが到着すると、各集約
バケットBcはバーコード識別されているので、分配棚
2に収納されている集約すべき物品が投入されている間
口21の取出指示ライト23が点灯する。複数の間口2
1の取出指示ライト23が点灯するのが通常である。作
業員Pは、指示された全ての間口21から、収納されて
いる物品と出庫票171とをテーブル23上に取り出
す。
【0041】作業員Pが、物品とともに間口21に投入
されていた出庫票171をバーコードリーダ38で読み
込むと、その物品を投入すべき集約バケットBcの側方
の表示ライト341、342、343のいずれかが点灯
する。作業者Pは、点灯した表示ライトの側方の集約バ
ケットBcに物品と出庫票171とを投入する。
【0042】テーブル23上の物品を全て集約バケット
Bcに投入し終ったら、操作ボックス35の完了ボタン
356を押すと、集約完了ライト36が点灯するととも
に、各集約バケットBcは発進し、他の集約投入部3、
あるいは梱包場へと搬送される。
【0043】集約作業完了時に集約バケットBcが満杯
になり、それ以上物品を投入できない場合には、該当す
る集約バケットBcに対応する払い出しボタン351、
352、353が押される。この場合、満杯の集約バケ
ットBcには他の集約が行われず、自動倉庫へ搬送され
る。
【0044】集約作業の途中で集約バケットBcが満杯
になった場合には、新規バケットを用意する。2つ以上
の集約バケットBcが満杯になった場合、それぞれの集
約バケットBcごとに対応づけて新規バケットを用意し
なければならない。
【0045】新規バケットを投入する場合には、完了ボ
タン356を押し、3つの満杯のものを含む集約バケッ
トBcを発進させ、追加バケット投入スイッチ392を
OFFにする。これにより集約コンベア31は停止す
る。空の集約バケットBcは、空バケットコンベア32
1上を搬送されて供給される。空バケットコンベア32
1が満杯の場合には、ライン満杯ライト37が点灯す
る。
【0046】作業員Pは空の集約バケットBcを空バケ
ットコンベア321から追加投入ゾーン393に移すと
ともに、空バケット取出完了ボタン391を押す。そし
て空の集約バケットBcについて集約作業を行い、完了
したら追加バケット投入スイッチ393をONに戻す。
これにより集約コンベア31が再作動し、各集約バケッ
トBcは搬送されていく。
【0047】広い間口25は、通常の間口21が使用で
きない事情がある時に使用される。この場合、出庫票1
71及びディスプレイ161には、ピッキングした物品
を広い間口25のいずれかに投入するように指示が出さ
れる。
【0048】集約作業においては、操作ボックス35の
払出表示器354、355に、取り出す件数と取り出す
位置とが表示される。これにより、作業員Pは対象物品
が広い間口25にあることを認識する。場合によっては
分配棚2の側方にワゴン(図示していない)が置かれ、
その中に自動倉庫1からピッキングした物品以外の物品
が収納されて集約対象となっている場合もあり、その場
合にも払出表示器354、355に表示が表れる。
【0049】作業員Pは取り出し位置の表示に従って対
象物品を広い間口25もしくはワゴンから取り出し、集
約作業を行う。一つの物品を集約するごとに、払出表示
器354、355の中央にある完了ボタン354a、3
55aを押すことにより、件数がカウントダウンされ、
全ての物品を集約すると0になり、作業が完了したこと
が分かる。
【0050】以上のように本実施例に係るピッキングシ
ステムの表示制御装置によると、自動倉庫1の単品バケ
ットBmからピッキングされた物品は、近接する分配棚
2に一次保管され、分配棚2に近接する集約投入部3で
集約バケットBcに集約される。よって、一箇所でピッ
キングと集約を効率よく行うことができ、また省スペー
スを実現できるとともに、作業員も両作業を兼務できる
ので人員に無駄が生じないようなピッキングシステム
を、分配棚2の該当する間口21は、投入指示ライト2
2及び取出指示ライト23により指示されるために、作
業が容易で間違いも生じることなく実現できる。
【0051】また、ディスプレイ161と出庫票171
を参照しながらピッキング作業を行うので、作業が容易
でミスを最小限にすることができる。出庫票171は物
品と共に分配棚2に保管されるので、集約作業時のミス
も未然に防止することができる。投入指示ライト22は
単品バケットBmのバーコード識別結果に基づき点灯さ
れるので、現在行っているピッキング作業の対象となる
間口21を確実に指示する。
【0052】さらに、取出指示ライト23も集約バケッ
トBcのバーコード識別結果に基づき点灯されるので、
現在行っている集約作業の対象となる間口21を確実に
指示することができる。
【0053】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明に係るピッキングシ
ステムの表示制御装置は、単品物品群からピッキングさ
れた物品が分配棚の一つの間口に一次保管されてから、
集約投入部で集約物品群に集約されることにより、一箇
所でピッキングと集約を効率よく行うことができ、省ス
ペースを実現できるとともに、作業員も両作業を兼務で
きるので、人員に無駄が生じることはないピッキングシ
ステムに適用される。これにより、指示手段により分配
棚の該当する間口が指示されるので、収納及び取り出し
が容易で、熟練を要さず、間違いも生じないため、作業
員の負担を軽減することができる。
【0055】請求項2に記載の発明に係るピッキングシ
ステムの表示制御装置によれば、ピッキング作業を行う
作業員は、表示手段を参照してピッキングすべき物品の
数を知ることができるので、作業が容易でミスを最小限
にすることができる。また、出庫票は物品と共に分配棚
2に保管されるので、集約作業時に搬送先を間違えるミ
スも未然に防止することができる。また、単品物品群の
識別結果に基づいて指示手段を動作させるので、現在ピ
ッキングの対象となっている間口を確実に指示できる。
【0056】請求項3に記載の発明に係るピッキングシ
ステムの表示制御装置によれば、集約物品群の識別結果
に基づいて指示手段を動作させるので、現在集約の対象
となっている間口を確実に指示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るピッキングシステムの表
示制御装置の一実施例が適用可能なピッキングシステム
の一部を示す平面図である。
【図2】図2は、図1に示したピッキングシステムを示
す正面図である。
【図3】図3は、図1に示したピッキングシステムの出
庫ステーション付近を示す斜視図である。
【図4】図4は、図1に示したピッキングシステムの分
配棚を示す斜視図である。
【図5】図5は、図1に示したピッキングシステムの集
約投入部付近を示す斜視図である。
【図6】図6は、図5の操作ボックスを示す平面図であ
る。
【符号の説明】
2 分配棚 21 間口 22 投入指示ライト 23 取出指示ライト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単品物品群を収納する自動倉庫と、単品
    物品群からピッキングした物品を一時保管する複数の間
    口を有する分配棚と、集約物品群を搬送する搬送路が通
    じる集約投入部とからなるピッキングシステムのための
    表示制御装置であって、前記分配棚への収納及び取り出
    しを行う時に、該当する間口を指示する指示手段を制御
    して指示を行うピッキングシステムの表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記自動倉庫より出庫された単品物品群
    からピッキングを行う箇所には、単品物品群を識別する
    識別手段と、ピッキング数を表示する表示手段と、搬送
    先情報を表示する出庫票を発行する出庫票発行手段とが
    配置され、単品物品群の識別結果に従って前記表示手
    段、前記出庫票発行手段及び前記指示手段を制御する請
    求項1に記載のピッキングシステムの表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記集約投入部には、集約物品群を識別
    する識別手段が配置され、集約物品群の識別結果に従っ
    て前記指示手段を制御する請求項1に記載のピッキング
    システムの表示制御装置。
JP17949495A 1995-06-22 1995-06-22 ピッキングシステムの表示制御装置 Pending JPH092624A (ja)

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Cited By (10)

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