JPH05242122A - 商品の仕分けシステム及び仕分け装置 - Google Patents
商品の仕分けシステム及び仕分け装置Info
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- JPH05242122A JPH05242122A JP7816292A JP7816292A JPH05242122A JP H05242122 A JPH05242122 A JP H05242122A JP 7816292 A JP7816292 A JP 7816292A JP 7816292 A JP7816292 A JP 7816292A JP H05242122 A JPH05242122 A JP H05242122A
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Landscapes
- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数アイテムの商品を複数の出荷先に対して
仕分けるに際し、作業員の労力を軽減し、作業時間を短
縮する。 【構成】 出荷計画に基づき作成された配膳指示書10
2に従って所要数の商品をアイテムごとに分配する手段
と、各出荷先に対応する出荷用番重T2を仕分け口に循
環移動させ、仕分け口に一旦停止した番重T2に投入す
るべき商品の数量をアイテムごとに指示する仕分け装置
2002と、全アイテムの商品について仕分けが終了し
たすべての番重T2を出荷先に応じブロック化して待機
させる出荷ホーム300とを備える。
仕分けるに際し、作業員の労力を軽減し、作業時間を短
縮する。 【構成】 出荷計画に基づき作成された配膳指示書10
2に従って所要数の商品をアイテムごとに分配する手段
と、各出荷先に対応する出荷用番重T2を仕分け口に循
環移動させ、仕分け口に一旦停止した番重T2に投入す
るべき商品の数量をアイテムごとに指示する仕分け装置
2002と、全アイテムの商品について仕分けが終了し
たすべての番重T2を出荷先に応じブロック化して待機
させる出荷ホーム300とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は商品の仕分けシステムに
関し、例えば、多数アイテムの弁当などを多数のコンビ
ニエンスストアへ出荷する場合に、これらを短時間で効
率よく仕分けるための商品の仕分けシステム及び仕分け
装置に関する。
関し、例えば、多数アイテムの弁当などを多数のコンビ
ニエンスストアへ出荷する場合に、これらを短時間で効
率よく仕分けるための商品の仕分けシステム及び仕分け
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の仕分け方法としては、次
に述べる方法が一般的である。まず、仕分け作業場にお
いて、図4に示すようにコンビニエンスストアやスーパ
ーマーケットなどの多数の店舗に対応する多数の出荷用
番重(商品を入れて運搬するための積み重ね可能な箱
(一例として、大きさは400×700×140mm程
度)であり、上部が開口している)Tを、複数の棚Sに適
宜並べておく。そして、あるアイテムの弁当(以下では
狭義の弁当のほか、調理パン等も含むものとする)Fが
製造工場から搬入されたら、補助作業員M2が所定数だ
け仕分け作業員M1に配り、仕分け作業員M1はこれらの
弁当Fを持ちながら棚Sの前を移動し、各店舗の注文数
に従って所定の番重Tに入れていく。この作業を弁当F
の全アイテムについて繰り返し行う。こうして仕分けが
完了したら、トラック等による配送ルートに従って各店
舗用の番重Tを積み込み、出荷する。
に述べる方法が一般的である。まず、仕分け作業場にお
いて、図4に示すようにコンビニエンスストアやスーパ
ーマーケットなどの多数の店舗に対応する多数の出荷用
番重(商品を入れて運搬するための積み重ね可能な箱
(一例として、大きさは400×700×140mm程
度)であり、上部が開口している)Tを、複数の棚Sに適
宜並べておく。そして、あるアイテムの弁当(以下では
狭義の弁当のほか、調理パン等も含むものとする)Fが
製造工場から搬入されたら、補助作業員M2が所定数だ
け仕分け作業員M1に配り、仕分け作業員M1はこれらの
弁当Fを持ちながら棚Sの前を移動し、各店舗の注文数
に従って所定の番重Tに入れていく。この作業を弁当F
の全アイテムについて繰り返し行う。こうして仕分けが
完了したら、トラック等による配送ルートに従って各店
舗用の番重Tを積み込み、出荷する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の仕分け方法によ
ると、作業員による番重の運搬や腰をかがめた姿勢での
仕分け作業が避けられず、労働条件や作業環境の改善が
強く求められていた。また、一連の仕分け作業のほとん
どの工程を人為的作業に依存しているため、仕分けミス
が多発していた。更に、近年におけるコンビニエンスス
トアやスーパーマーケットの著しい普及は、弁当などの
商品の多頻度配送という配送形態、出荷形態を生み出し
ている。これに伴い、出荷元では1日に多数回の出荷を
行うため、仕分け作業に許される時間も次第に短縮され
る傾向にある。
ると、作業員による番重の運搬や腰をかがめた姿勢での
仕分け作業が避けられず、労働条件や作業環境の改善が
強く求められていた。また、一連の仕分け作業のほとん
どの工程を人為的作業に依存しているため、仕分けミス
が多発していた。更に、近年におけるコンビニエンスス
トアやスーパーマーケットの著しい普及は、弁当などの
商品の多頻度配送という配送形態、出荷形態を生み出し
ている。これに伴い、出荷元では1日に多数回の出荷を
行うため、仕分け作業に許される時間も次第に短縮され
る傾向にある。
【0004】一方、最近では、消費者の嗜好の多様化に
よって弁当などの商品のアイテムも多種多様化してお
り、特に食品については仕込みに要する時間の相違等に
より、アイテムや数量の多少に応じて製造工場から搬入
されてくる順序もまちまちである。このような背景か
ら、多アイテムの商品を多店舗に対してできるだけ短時
間で効率的に仕分けることが要求されているが、従来の
方法では作業員に対して極めて大きな負担がかかるた
め、これらの問題を解決できる仕分けシステム及び仕分
け装置の実現が要請されていた。
よって弁当などの商品のアイテムも多種多様化してお
り、特に食品については仕込みに要する時間の相違等に
より、アイテムや数量の多少に応じて製造工場から搬入
されてくる順序もまちまちである。このような背景か
ら、多アイテムの商品を多店舗に対してできるだけ短時
間で効率的に仕分けることが要求されているが、従来の
方法では作業員に対して極めて大きな負担がかかるた
め、これらの問題を解決できる仕分けシステム及び仕分
け装置の実現が要請されていた。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、作業員の負担を
軽減し、短時間で大量の商品を効率よく正確に仕分ける
ことができる仕分けシステム及び仕分け装置を提供する
ことにある。
れたもので、その目的とするところは、作業員の負担を
軽減し、短時間で大量の商品を効率よく正確に仕分ける
ことができる仕分けシステム及び仕分け装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の仕分けシステムは、複数アイテムの商品を
複数の出荷先に対して仕分けるための商品の仕分けシス
テムにおいて、出荷計画に基づき作成された配膳指示書
に従って所要数の商品をアイテムごとに分配する手段
と、出荷計画に基づき、各出荷先に対応する出荷用番重
を仕分け口に循環移動させると共に、この仕分け口に一
旦停止した前記番重に投入するべき商品の数量をアイテ
ムごとに指示する仕分け装置と、すべてのアイテムの商
品について仕分けが終了した複数の前記番重を搬送し、
出荷先に応じブロック化して待機させる出荷ホームとを
備えたものである。
め、本発明の仕分けシステムは、複数アイテムの商品を
複数の出荷先に対して仕分けるための商品の仕分けシス
テムにおいて、出荷計画に基づき作成された配膳指示書
に従って所要数の商品をアイテムごとに分配する手段
と、出荷計画に基づき、各出荷先に対応する出荷用番重
を仕分け口に循環移動させると共に、この仕分け口に一
旦停止した前記番重に投入するべき商品の数量をアイテ
ムごとに指示する仕分け装置と、すべてのアイテムの商
品について仕分けが終了した複数の前記番重を搬送し、
出荷先に応じブロック化して待機させる出荷ホームとを
備えたものである。
【0007】また、本発明の仕分け装置は、複数アイテ
ムの商品を複数の出荷先に対して仕分けるための商品の
仕分けシステムにおいて、出荷計画に基づき、各出荷先
に対応する出荷用番重の配置を決定し、各番重を商品投
入用の仕分け口に循環移動させて一旦停止させるように
制御動作すると共に、仕分け口に一旦停止した前記番重
に投入するべき商品の数量をアイテムごとに指示する仕
分けコントローラと、前記番重が収容されると共に前記
仕分け口を備えてなる仕分け装置本体と、仕分けるべき
商品のアイテムを前記仕分けコントローラに認識させる
ための手段とを備えたものである。
ムの商品を複数の出荷先に対して仕分けるための商品の
仕分けシステムにおいて、出荷計画に基づき、各出荷先
に対応する出荷用番重の配置を決定し、各番重を商品投
入用の仕分け口に循環移動させて一旦停止させるように
制御動作すると共に、仕分け口に一旦停止した前記番重
に投入するべき商品の数量をアイテムごとに指示する仕
分けコントローラと、前記番重が収容されると共に前記
仕分け口を備えてなる仕分け装置本体と、仕分けるべき
商品のアイテムを前記仕分けコントローラに認識させる
ための手段とを備えたものである。
【0008】なお、本発明の仕分け装置では、出荷用番
重が、仕分け口を介して対面する作業員の手前において
下方から上方に移動して位置決めされ、その後、遠方へ
移動して下降した後に仕分け口方向へ移動する循環経路
を備えることが望ましい。また、出荷用番重を複数の群
に分割し、これらの分割された番重群が各々循環移動す
る経路を有することによって各番重群の番重に商品を投
入可能とする。更に、商品の投入が不要である出荷用番
重は仕分け口において一旦停止させずに通過させたり、
各番重に投入される商品の数量の過不足を検出して警報
を発する手段を備えてもよい。また、仕分けのためにス
トックされている搬入用番重内の商品の残数を、仕分け
の進行に伴って搬入用番重ごとに表示または告知する残
数チェック手段を設けてもよい。
重が、仕分け口を介して対面する作業員の手前において
下方から上方に移動して位置決めされ、その後、遠方へ
移動して下降した後に仕分け口方向へ移動する循環経路
を備えることが望ましい。また、出荷用番重を複数の群
に分割し、これらの分割された番重群が各々循環移動す
る経路を有することによって各番重群の番重に商品を投
入可能とする。更に、商品の投入が不要である出荷用番
重は仕分け口において一旦停止させずに通過させたり、
各番重に投入される商品の数量の過不足を検出して警報
を発する手段を備えてもよい。また、仕分けのためにス
トックされている搬入用番重内の商品の残数を、仕分け
の進行に伴って搬入用番重ごとに表示または告知する残
数チェック手段を設けてもよい。
【0009】
【作用】本発明の仕分けシステムにおいては、配膳指示
書に従って所要数の商品がアイテムごとに仕分け装置に
分配される。各出荷先に対応する空の出荷用番重は、出
荷計画に基づいて仕分け装置の内部に所定の配置で予め
収容されており、これらの番重を仕分け口に循環移動さ
せて一旦停止させる。仕分け口に一旦停止して位置決め
された番重に投入するべき商品の数量は、仕分け装置に
より各アイテムごとに作業員に指示されるため、作業員
はこの数量の商品をその都度番重に投入して仕分け作業
を行なう。全アイテムの商品について仕分けが終了した
後は、すべての番重を出荷ホームに搬送し、配送ルート
等を考慮して出荷先に応じブロック化して待機させる。
書に従って所要数の商品がアイテムごとに仕分け装置に
分配される。各出荷先に対応する空の出荷用番重は、出
荷計画に基づいて仕分け装置の内部に所定の配置で予め
収容されており、これらの番重を仕分け口に循環移動さ
せて一旦停止させる。仕分け口に一旦停止して位置決め
された番重に投入するべき商品の数量は、仕分け装置に
より各アイテムごとに作業員に指示されるため、作業員
はこの数量の商品をその都度番重に投入して仕分け作業
を行なう。全アイテムの商品について仕分けが終了した
後は、すべての番重を出荷ホームに搬送し、配送ルート
等を考慮して出荷先に応じブロック化して待機させる。
【0010】本発明の仕分け装置においては、出荷計画
に基づき、仕分けコントローラが各出荷先に対応する出
荷用番重の配置を決定するため、この配置に従って作業
員が仕分け装置本体内に番重を収容する。仕分けコント
ローラは、仕分けるべき商品のアイテムをバーコードリ
ーダ等により認識し、そのアイテムに関する出荷先デー
タを読み出して対応する出荷用番重を仕分け装置本体の
仕分け口に循環移動させ、一旦停止させる。また、仕分
けコントローラは、仕分け口に位置決めされた番重に対
応する出荷先の商品数量データを読み出して作業員に指
示するため、作業員はこの数量だけ商品を出荷先番重に
投入する。以上の処理をすべてのアイテムにつき繰り返
すことにより、全商品の仕分けが終了し、すべての出荷
用番重は出荷ホームへ搬送される。
に基づき、仕分けコントローラが各出荷先に対応する出
荷用番重の配置を決定するため、この配置に従って作業
員が仕分け装置本体内に番重を収容する。仕分けコント
ローラは、仕分けるべき商品のアイテムをバーコードリ
ーダ等により認識し、そのアイテムに関する出荷先デー
タを読み出して対応する出荷用番重を仕分け装置本体の
仕分け口に循環移動させ、一旦停止させる。また、仕分
けコントローラは、仕分け口に位置決めされた番重に対
応する出荷先の商品数量データを読み出して作業員に指
示するため、作業員はこの数量だけ商品を出荷先番重に
投入する。以上の処理をすべてのアイテムにつき繰り返
すことにより、全商品の仕分けが終了し、すべての出荷
用番重は出荷ホームへ搬送される。
【0011】
【実施例】以下、図に沿って本発明の一実施例を説明す
る。図1は、本発明を弁当の仕分けシステムに適用した
場合の実施例であり、まず、101は、図示されていな
い受注管理計算機から出荷先である各店舗ごとの出荷計
画を受信する仕分け管理計算機である。この計算機10
1では、上記出荷計画に基づき、仕分け装置200ごと
に必要なアイテム及び数量を計算し、補助作業員M2に
対する配膳指示書102を印刷発行する。Fは製造工場
から搬入された弁当であり、これらの弁当Fは各アイテ
ムごとに搬入用番重T1に収容されて補助作業員M2のも
とへ送られる。補助作業員M2は配膳指示書102に従
い、仕分け装置200ごとに必要なアイテム及び数量の
弁当Fを分配する。
る。図1は、本発明を弁当の仕分けシステムに適用した
場合の実施例であり、まず、101は、図示されていな
い受注管理計算機から出荷先である各店舗ごとの出荷計
画を受信する仕分け管理計算機である。この計算機10
1では、上記出荷計画に基づき、仕分け装置200ごと
に必要なアイテム及び数量を計算し、補助作業員M2に
対する配膳指示書102を印刷発行する。Fは製造工場
から搬入された弁当であり、これらの弁当Fは各アイテ
ムごとに搬入用番重T1に収容されて補助作業員M2のも
とへ送られる。補助作業員M2は配膳指示書102に従
い、仕分け装置200ごとに必要なアイテム及び数量の
弁当Fを分配する。
【0012】M1は仕分け装置200ごとに割り付けら
れた仕分け作業員であり、この作業員M1が実際の仕分
け作業を行なう。仕分け装置200は、各店舗に対応す
る出荷用番重T2が内部に収容され、これらの番重が循
環移動して仕分け口で一旦停止するように構成された仕
分け装置本体204と、仕分け管理計算機101から受
信した出荷計画に応じ、仕分け作業員M1に対する具体
的な仕分け指示等を行なう仕分けコントローラ201
と、ラベルプリンタ202、バーコードリーダ203等
を備えている。なお、この実施例は仕分け装置200を
3台用いる場合であるが、更に多数台としてもよい。
れた仕分け作業員であり、この作業員M1が実際の仕分
け作業を行なう。仕分け装置200は、各店舗に対応す
る出荷用番重T2が内部に収容され、これらの番重が循
環移動して仕分け口で一旦停止するように構成された仕
分け装置本体204と、仕分け管理計算機101から受
信した出荷計画に応じ、仕分け作業員M1に対する具体
的な仕分け指示等を行なう仕分けコントローラ201
と、ラベルプリンタ202、バーコードリーダ203等
を備えている。なお、この実施例は仕分け装置200を
3台用いる場合であるが、更に多数台としてもよい。
【0013】300は出荷ホームであり、仕分け装置2
00から搬送された仕分け済みのすべての出荷用番重T
2を、配送ルート等に応じて各店舗ごとにブロック化し
て待機させるためのものである。なお、TRは配送用の
トラックを示している。
00から搬送された仕分け済みのすべての出荷用番重T
2を、配送ルート等に応じて各店舗ごとにブロック化し
て待機させるためのものである。なお、TRは配送用の
トラックを示している。
【0014】図2は、仕分け装置200の主要部の構成
を示すものである。図において、仕分け装置本体204
の前方には、仕分け作業員M1が立って仕分け作業を行
なうための作業スペースSが設けられ、その両側には同
一アイテムの弁当Fを多数収容した搬入用番重T1が多
段に積み重ねて配置される。仕分け装置本体204に
は、1台につき3群の出荷用番重T2を収容可能であ
り、これらの番重T2は各店舗ごとの番重の数量や出荷
時の配送ルート等に応じ区分けして配置される。例え
ば、複数列並んで配置された複数の番重T2は、注文数
が多い単一店舗や、同一配送ルート上の複数店舗に出荷
するべき番重T2の集合となっている。このように番重
T2を配置することにより、仕分け終了後に同一配送ル
ートにある複数の番重T2をブロック化して払い出すこ
とができ、出荷時のトラックへの積み込みに要する時間
を大幅に短縮することができる。
を示すものである。図において、仕分け装置本体204
の前方には、仕分け作業員M1が立って仕分け作業を行
なうための作業スペースSが設けられ、その両側には同
一アイテムの弁当Fを多数収容した搬入用番重T1が多
段に積み重ねて配置される。仕分け装置本体204に
は、1台につき3群の出荷用番重T2を収容可能であ
り、これらの番重T2は各店舗ごとの番重の数量や出荷
時の配送ルート等に応じ区分けして配置される。例え
ば、複数列並んで配置された複数の番重T2は、注文数
が多い単一店舗や、同一配送ルート上の複数店舗に出荷
するべき番重T2の集合となっている。このように番重
T2を配置することにより、仕分け終了後に同一配送ル
ートにある複数の番重T2をブロック化して払い出すこ
とができ、出荷時のトラックへの積み込みに要する時間
を大幅に短縮することができる。
【0015】なお、出荷用番重T2の群の数は3に限定
されるものではなく、番重T2の大きさや仕分け作業員
M1の作業範囲等に応じて適宜増減してもよい。これら
の番重T2は仕分け装置本体204の正面に形成された
仕分け口205の内方において、適宜な搬送機構により
下方から上方にせり上がった後、遠方(後方)へ移動し
て下降し、その後、手前方向(前方)に移動して再び仕
分け口205付近で上方にせり上がるようになってお
り、すべてのアイテムの仕分けが終わるまでこの循環移
動を繰り返すようになっている。そして、番重T2が弁
当Fで満杯となった場合や、すべてのアイテムの仕分け
が終了した場合、仕分け口205にある番重T2から順
次、斜め上方にはね上げられ、仕分け装置本体204の
後方に配置された出荷ホーム300へと搬送される。な
お、番重T2は3つの群を個別に循環移動させても、あ
るいは、各群を同時に循環移動させてもよい。
されるものではなく、番重T2の大きさや仕分け作業員
M1の作業範囲等に応じて適宜増減してもよい。これら
の番重T2は仕分け装置本体204の正面に形成された
仕分け口205の内方において、適宜な搬送機構により
下方から上方にせり上がった後、遠方(後方)へ移動し
て下降し、その後、手前方向(前方)に移動して再び仕
分け口205付近で上方にせり上がるようになってお
り、すべてのアイテムの仕分けが終わるまでこの循環移
動を繰り返すようになっている。そして、番重T2が弁
当Fで満杯となった場合や、すべてのアイテムの仕分け
が終了した場合、仕分け口205にある番重T2から順
次、斜め上方にはね上げられ、仕分け装置本体204の
後方に配置された出荷ホーム300へと搬送される。な
お、番重T2は3つの群を個別に循環移動させても、あ
るいは、各群を同時に循環移動させてもよい。
【0016】仕分け装置本体204の上部には、仕分け
アイテム表示板206が設けられている。この表示板2
06は、あるアイテムの仕分けに際して、そのアイテム
名及び数量のデータを表示するためのものである。ここ
で、アイテム名は、仕分け作業員M1が弁当Fに付され
たバーコードをバーコードリーダ203で読み取ること
で前述した仕分けコントローラ201に認識させること
ができ、このアイテムに対応する数量データは、仕分け
コントローラ201内の記憶装置から読み出される。な
お、表示板206の数量は、仕分けの進行に伴って減算
表示されるようになっている。
アイテム表示板206が設けられている。この表示板2
06は、あるアイテムの仕分けに際して、そのアイテム
名及び数量のデータを表示するためのものである。ここ
で、アイテム名は、仕分け作業員M1が弁当Fに付され
たバーコードをバーコードリーダ203で読み取ること
で前述した仕分けコントローラ201に認識させること
ができ、このアイテムに対応する数量データは、仕分け
コントローラ201内の記憶装置から読み出される。な
お、表示板206の数量は、仕分けの進行に伴って減算
表示されるようになっている。
【0017】仕分け口205の周囲には、一例として準
備スイッチ207、開始スイッチ208、終了スイッチ
209、頭出スイッチ210、不足スイッチ211、完
了スイッチ212、満杯スイッチ213等の照光押しボ
タンスイッチ等が配置されており、これらのスイッチは
動作中に点灯し、動作終了により消灯する。このうち準
備スイッチ207は、仕分けの準備作業として空の出荷
用番重T2を仕分け装置本体204にセットする際に使
用する。開始スイッチ208は、仕分けが必要な列の番
重T2を仕分け口205に移動させて一旦停止させるこ
とにより位置決めすると共に、各番重T2ごとに必要な
数量や店舗コード等を後述の仕分け指示表示部215に
表示させるためのものである。終了スイッチ209は、
全アイテムにつき仕分けを終了した場合にすべての番重
T2を出荷ホーム300側へ搬送するために使用する。
備スイッチ207、開始スイッチ208、終了スイッチ
209、頭出スイッチ210、不足スイッチ211、完
了スイッチ212、満杯スイッチ213等の照光押しボ
タンスイッチ等が配置されており、これらのスイッチは
動作中に点灯し、動作終了により消灯する。このうち準
備スイッチ207は、仕分けの準備作業として空の出荷
用番重T2を仕分け装置本体204にセットする際に使
用する。開始スイッチ208は、仕分けが必要な列の番
重T2を仕分け口205に移動させて一旦停止させるこ
とにより位置決めすると共に、各番重T2ごとに必要な
数量や店舗コード等を後述の仕分け指示表示部215に
表示させるためのものである。終了スイッチ209は、
全アイテムにつき仕分けを終了した場合にすべての番重
T2を出荷ホーム300側へ搬送するために使用する。
【0018】頭出スイッチ210は、これを押すことに
より各群の番重T2が正回転で順次移動し、アイテムご
との数量確認等を行なう場合に使用する。不足スイッチ
211は、あるアイテムにつき数量の不足が生じた際
に、これを押すことによってそのアイテムの仕分けを強
制的に終了させるべく番重T2を移動させるために使用
する。また、不足品リストを作成するためにも用いる。
完了スイッチ212は、ある列の番重T2に対する仕分
けが終了した場合にこれを押すことにより、次の列の番
重T2を仕分け口205に移動させて位置決めし、かつ
番重T2ごとに必要な数量や店舗コード等を表示させる
ためのものである。満杯スイッチ213は、ある番重T
2が弁当Fにより満杯となった場合に、この番重T2を出
荷ホーム300側へ搬送すると共に、新たな空き番重T
2を補充させるために使用する。上記開始スイッチ20
8、終了スイッチ209、頭出スイッチ210、不足ス
イッチ211、完了スイッチ212は各番重群ごとに設
けてもよい。
より各群の番重T2が正回転で順次移動し、アイテムご
との数量確認等を行なう場合に使用する。不足スイッチ
211は、あるアイテムにつき数量の不足が生じた際
に、これを押すことによってそのアイテムの仕分けを強
制的に終了させるべく番重T2を移動させるために使用
する。また、不足品リストを作成するためにも用いる。
完了スイッチ212は、ある列の番重T2に対する仕分
けが終了した場合にこれを押すことにより、次の列の番
重T2を仕分け口205に移動させて位置決めし、かつ
番重T2ごとに必要な数量や店舗コード等を表示させる
ためのものである。満杯スイッチ213は、ある番重T
2が弁当Fにより満杯となった場合に、この番重T2を出
荷ホーム300側へ搬送すると共に、新たな空き番重T
2を補充させるために使用する。上記開始スイッチ20
8、終了スイッチ209、頭出スイッチ210、不足ス
イッチ211、完了スイッチ212は各番重群ごとに設
けてもよい。
【0019】また、仕分け口205には、各番重群ごと
に光電センサ214が配置されている。これらの光電セ
ンサ214は、番重T2内に弁当Fを投入するために仕
分け作業員M1の手が仕分け口205の所定の空間を横
切ったことを検出するためのものであり、この検出信号
により仕分けアイテム表示板206による数量の減算表
示、後述する誤投入チェック等を行なう。仕分け装置本
体204の前面には各番重群ごとに仕分け指示表示部2
15が設けられている。これらの表示部215は、各ア
イテムについて、現在、仕分け口205に位置決めされ
ている番重T2に収容するべき弁当Fの数量を表示する
と共に、その番重T2に対応する店舗名コードを表示
し、併せてその番重T2がその番重群の何列目のもので
あるかを表示するものである。
に光電センサ214が配置されている。これらの光電セ
ンサ214は、番重T2内に弁当Fを投入するために仕
分け作業員M1の手が仕分け口205の所定の空間を横
切ったことを検出するためのものであり、この検出信号
により仕分けアイテム表示板206による数量の減算表
示、後述する誤投入チェック等を行なう。仕分け装置本
体204の前面には各番重群ごとに仕分け指示表示部2
15が設けられている。これらの表示部215は、各ア
イテムについて、現在、仕分け口205に位置決めされ
ている番重T2に収容するべき弁当Fの数量を表示する
と共に、その番重T2に対応する店舗名コードを表示
し、併せてその番重T2がその番重群の何列目のもので
あるかを表示するものである。
【0020】次に、この仕分けシステム全体の処理動作
を、図3のフローチャートを参照しつつ説明する。ま
ず、仕分け管理計算機101が受注管理計算機から出荷
計画を受信し(S1)、それに基づいて配膳指示書10
2を作成する(S2)。次に、各仕分け装置200ごと
に、仕分け作業員M1が準備スイッチ207を押すこと
により、仕分けコントローラ201が動作し、その仕分
け装置200が仕分ける全店舗のコードが付されたラベ
ルをラベルプリンタ202により印刷発行する。そし
て、これらのラベルを発行順に出荷用番重T2に貼り付
け、その番重T2を仕分け装置本体204内にセットす
る(S3)。このときの出荷用番重T2の配置は、前述
したように仕分けコントローラ201が指示して決定す
る。
を、図3のフローチャートを参照しつつ説明する。ま
ず、仕分け管理計算機101が受注管理計算機から出荷
計画を受信し(S1)、それに基づいて配膳指示書10
2を作成する(S2)。次に、各仕分け装置200ごと
に、仕分け作業員M1が準備スイッチ207を押すこと
により、仕分けコントローラ201が動作し、その仕分
け装置200が仕分ける全店舗のコードが付されたラベ
ルをラベルプリンタ202により印刷発行する。そし
て、これらのラベルを発行順に出荷用番重T2に貼り付
け、その番重T2を仕分け装置本体204内にセットす
る(S3)。このときの出荷用番重T2の配置は、前述
したように仕分けコントローラ201が指示して決定す
る。
【0021】次いで、補助作業員M2は、あるアイテム
の弁当Fが入った搬入用番重T1を、配膳指示書102
に従って各仕分け装置200ごとに所定数、配膳し(S
4)、これにより仕分けの準備作業が完了する。
の弁当Fが入った搬入用番重T1を、配膳指示書102
に従って各仕分け装置200ごとに所定数、配膳し(S
4)、これにより仕分けの準備作業が完了する。
【0022】仕分け作業員M1は、補助作業員M2から分
配されたあるアイテムの弁当Fについて実際の仕分けを
行なうが、その際、これから仕分けを行なう弁当Fのア
イテムを仕分けコントローラ201に認識させるため、
バーコードリーダ203を用いて弁当Fのアイテムを読
み取らせる(S5)。なお、このバーコードは弁当Fの
個装フィルム等に付されている。アイテムを認識した仕
分けコントローラ201は、仕分け管理計算機101か
ら受信した出荷計画を参照し、当該アイテムについてそ
の仕分け装置200により仕分けるべき数量データを読
み出し、アイテム名及び数量を仕分けアイテム表示板2
06に表示する。
配されたあるアイテムの弁当Fについて実際の仕分けを
行なうが、その際、これから仕分けを行なう弁当Fのア
イテムを仕分けコントローラ201に認識させるため、
バーコードリーダ203を用いて弁当Fのアイテムを読
み取らせる(S5)。なお、このバーコードは弁当Fの
個装フィルム等に付されている。アイテムを認識した仕
分けコントローラ201は、仕分け管理計算機101か
ら受信した出荷計画を参照し、当該アイテムについてそ
の仕分け装置200により仕分けるべき数量データを読
み出し、アイテム名及び数量を仕分けアイテム表示板2
06に表示する。
【0023】しかる後、仕分け作業員M1が開始スイッ
チ208を押すと、各群について第1列目の番重T2が
仕分け口205に移動して一旦停止し、同時に、その番
重T2に対応する店舗コード、当該アイテムについて投
入するべき弁当Fの数量等が仕分け指示表示部215に
各々表示される。上記番重T2を位置決めするための制
御動作や仕分け指示表示部215への表示制御も、すべ
て仕分けコントローラ201により実行される。仕分け
作業員M1は、各群ごとに仕分け指示表示部215に表
示された数量に従って弁当Fを投入していく(S6)。
その際、搬入用番重T1、出荷用番重T2の高さや位置等
を作業に支障のない範囲で作業員M1の身近にレイアウ
トすることにより、仕分け作業時に作業員M1が移動し
たり腰をかがめたりする必要がなく、労力を大幅に軽減
することができる。
チ208を押すと、各群について第1列目の番重T2が
仕分け口205に移動して一旦停止し、同時に、その番
重T2に対応する店舗コード、当該アイテムについて投
入するべき弁当Fの数量等が仕分け指示表示部215に
各々表示される。上記番重T2を位置決めするための制
御動作や仕分け指示表示部215への表示制御も、すべ
て仕分けコントローラ201により実行される。仕分け
作業員M1は、各群ごとに仕分け指示表示部215に表
示された数量に従って弁当Fを投入していく(S6)。
その際、搬入用番重T1、出荷用番重T2の高さや位置等
を作業に支障のない範囲で作業員M1の身近にレイアウ
トすることにより、仕分け作業時に作業員M1が移動し
たり腰をかがめたりする必要がなく、労力を大幅に軽減
することができる。
【0024】この仕分け処理(S6)において、光電セ
ンサ214により仕分け口205を作業員M1の手が横
切った時に仕分けアイテム表示板206の数量を減算表
示する。なお、この数量は音声によって告知してもよ
い。また、各番重T2ごとに何個の弁当Fを入れるべき
かは仕分けコントローラ201側で既知であるから、光
電センサ214による検出信号に基づき、弁当Fが所要
数だけ入れられない場合(全く投入されない場合も含
む)や多く入れ過ぎた場合に、ブザー等により警報を発
することができる。あるアイテムにつき一列の番重T2
に各々所要数だけ弁当Fを入れ終わったならば、作業員
M1が完了スイッチ212を押すことにより、各番重T2
が後方に移動して新たな番重T2が仕分け口205に下
方からせり上がってきて一旦停止し、位置決めされる。
なお、上述した数量過不足時の警報は、完了スイッチ2
12が押された際に行なってもよい。
ンサ214により仕分け口205を作業員M1の手が横
切った時に仕分けアイテム表示板206の数量を減算表
示する。なお、この数量は音声によって告知してもよ
い。また、各番重T2ごとに何個の弁当Fを入れるべき
かは仕分けコントローラ201側で既知であるから、光
電センサ214による検出信号に基づき、弁当Fが所要
数だけ入れられない場合(全く投入されない場合も含
む)や多く入れ過ぎた場合に、ブザー等により警報を発
することができる。あるアイテムにつき一列の番重T2
に各々所要数だけ弁当Fを入れ終わったならば、作業員
M1が完了スイッチ212を押すことにより、各番重T2
が後方に移動して新たな番重T2が仕分け口205に下
方からせり上がってきて一旦停止し、位置決めされる。
なお、上述した数量過不足時の警報は、完了スイッチ2
12が押された際に行なってもよい。
【0025】このように循環移動して順次位置決めされ
る各列の番重T2に対して、所要数づつ弁当Fを仕分け
るわけであるが、弁当Fのアイテムによっては、注文が
ゼロであって投入不要の番重T2も存在する。このよう
な場合には、仕分けコントローラ201から搬送機構に
対する指示内容により、その番重T2を仕分け口205
で一旦停止させることなくそのまま後方に通過させるこ
とにより、投入のタイミングを故意になくして作業員M
1による誤投入を未然に防止することができる。
る各列の番重T2に対して、所要数づつ弁当Fを仕分け
るわけであるが、弁当Fのアイテムによっては、注文が
ゼロであって投入不要の番重T2も存在する。このよう
な場合には、仕分けコントローラ201から搬送機構に
対する指示内容により、その番重T2を仕分け口205
で一旦停止させることなくそのまま後方に通過させるこ
とにより、投入のタイミングを故意になくして作業員M
1による誤投入を未然に防止することができる。
【0026】また、一つのアイテムについて、補助作業
員M2から分配される1個の搬入用番重T1に何個の弁当
Fが入っているかは既知であるから、この弁当Fを1回
仕分けるたびに、1回の搬入用番重T1内の弁当Fの残
数を表示または音声にて告知し、仕分け作業員M1がこ
れを確認することにより、番重1個ごとに残数の過不足
をチェックし、ひいては仕分け数量をチェックすること
ができる。従って、一つのアイテムの弁当Fをすべて仕
分けし終わった段階(通常、一つのアイテムの弁当Fは
複数の搬入用番重T1に収容されているので、これらの
番重T1のすべてにつき仕分けが終了した状態)でチェ
ックするよりも、仕分けミスを迅速に検出でき、数量を
誤って投入した番重T2の発見も容易となる。この残数
表示等は、残りの搬入用番重T1の数と弁当Fの数(例
えば、“番重3個と弁当2個”)により行なってもよ
い。なお、必要に応じて作業員M1が頭出スイッチ21
0を押すことにより、すべての群及び列の出荷用番重T
2について各アイテムの弁当Fの仕分け数量等を確認す
ることができる。
員M2から分配される1個の搬入用番重T1に何個の弁当
Fが入っているかは既知であるから、この弁当Fを1回
仕分けるたびに、1回の搬入用番重T1内の弁当Fの残
数を表示または音声にて告知し、仕分け作業員M1がこ
れを確認することにより、番重1個ごとに残数の過不足
をチェックし、ひいては仕分け数量をチェックすること
ができる。従って、一つのアイテムの弁当Fをすべて仕
分けし終わった段階(通常、一つのアイテムの弁当Fは
複数の搬入用番重T1に収容されているので、これらの
番重T1のすべてにつき仕分けが終了した状態)でチェ
ックするよりも、仕分けミスを迅速に検出でき、数量を
誤って投入した番重T2の発見も容易となる。この残数
表示等は、残りの搬入用番重T1の数と弁当Fの数(例
えば、“番重3個と弁当2個”)により行なってもよ
い。なお、必要に応じて作業員M1が頭出スイッチ21
0を押すことにより、すべての群及び列の出荷用番重T
2について各アイテムの弁当Fの仕分け数量等を確認す
ることができる。
【0027】上記仕分け処理(S6)はすべての出荷用
番重T2に弁当Fを入れ終わるまで繰り返し(S6,S
7,S9)、全番重T2につき終了したら上記の処理を
すべてのアイテムにつき繰り返し実行する(S10)。
すなわち、配膳された弁当Fのアイテムの認識(S5)
及び仕分け処理(S6)等を繰り返す。仕分けの途中で
番重T2が満杯になった場合には、作業員M1が満杯スイ
ッチ213を押すことにより、その番重T2が斜め上方
にはね上がって出荷ホーム300に搬送されると共に、
同一店舗のラベルがラベルプリンタ202により印刷発
行されるので、作業員が適宜そのラベルを空の出荷用番
重T2に貼り、その番重T2を仕分け装置本体204内の
所定位置にセットする(S7,S8)。
番重T2に弁当Fを入れ終わるまで繰り返し(S6,S
7,S9)、全番重T2につき終了したら上記の処理を
すべてのアイテムにつき繰り返し実行する(S10)。
すなわち、配膳された弁当Fのアイテムの認識(S5)
及び仕分け処理(S6)等を繰り返す。仕分けの途中で
番重T2が満杯になった場合には、作業員M1が満杯スイ
ッチ213を押すことにより、その番重T2が斜め上方
にはね上がって出荷ホーム300に搬送されると共に、
同一店舗のラベルがラベルプリンタ202により印刷発
行されるので、作業員が適宜そのラベルを空の出荷用番
重T2に貼り、その番重T2を仕分け装置本体204内の
所定位置にセットする(S7,S8)。
【0028】そして、すべてのアイテムにつき仕分けが
終了したら、数量不足のアイテムがある場合には作業員
M1が不足スイッチ211を押すことにより、不足品リ
ストを作成して(S11)製造工場側へその追加搬入を
促すと共に、出荷時に出荷先にも通知する。また、数量
の不足時には、上記不足スイッチ211を押して仕分け
中の番重T2を強制的に移動させ、次のアイテムの仕分
けに移行する。
終了したら、数量不足のアイテムがある場合には作業員
M1が不足スイッチ211を押すことにより、不足品リ
ストを作成して(S11)製造工場側へその追加搬入を
促すと共に、出荷時に出荷先にも通知する。また、数量
の不足時には、上記不足スイッチ211を押して仕分け
中の番重T2を強制的に移動させ、次のアイテムの仕分
けに移行する。
【0029】その後、終了スイッチ209を押して仕分
け装置本体204内のすべての出荷用番重T2を出荷ホ
ーム300に搬送する(S12)。出荷ホーム300で
は、適宜な機構により、同一配送ルートの店舗ごとに所
定数の番重T2を積み重ねてブロック化することにより
出荷待機状態となり、これらの番重T2がトラックTR
に積み込まれて出荷されることになる(S13)。
け装置本体204内のすべての出荷用番重T2を出荷ホ
ーム300に搬送する(S12)。出荷ホーム300で
は、適宜な機構により、同一配送ルートの店舗ごとに所
定数の番重T2を積み重ねてブロック化することにより
出荷待機状態となり、これらの番重T2がトラックTR
に積み込まれて出荷されることになる(S13)。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明の仕分けシステム及
び仕分け装置によれば、従来のように仕分け作業員が多
数の番重間を移動して商品を仕分ける方法に比べ、各店
舗に対応する出荷用番重が仕分け装置内を循環移動して
仕分け口に順次位置決めされるため、仕分け作業員は自
ら移動することなく、しかも無理のない姿勢で仕分け作
業を行なうことができる。従って、作業員の労力の軽
減、作業環境の改善が可能になる。各アイテムについて
個々の番重に投入するべき商品の数量及び全体の数量
は、仕分け装置により作業員に対し自動的に指示され、
また、必要に応じて投入数量の過不足を警報出力した
り、残数表示等を行なうことができるから、仕分け数量
のミス等を皆無にすることができる。
び仕分け装置によれば、従来のように仕分け作業員が多
数の番重間を移動して商品を仕分ける方法に比べ、各店
舗に対応する出荷用番重が仕分け装置内を循環移動して
仕分け口に順次位置決めされるため、仕分け作業員は自
ら移動することなく、しかも無理のない姿勢で仕分け作
業を行なうことができる。従って、作業員の労力の軽
減、作業環境の改善が可能になる。各アイテムについて
個々の番重に投入するべき商品の数量及び全体の数量
は、仕分け装置により作業員に対し自動的に指示され、
また、必要に応じて投入数量の過不足を警報出力した
り、残数表示等を行なうことができるから、仕分け数量
のミス等を皆無にすることができる。
【0031】更に、仕分けるべき商品のアイテムを仕分
けコントローラが簡単に認識でき、そのアイテムに基づ
いて所定の出荷先や数量等を自動的に対応付けるシステ
ムであるので、アイテムごとの商品搬入順序や商品数量
の多少に関わらず、常に正確で高効率の仕分けシステム
を実現することが可能である。また、商品投入不要の番
重を仕分け口に一旦停止させずに通過させることも可能
なため、誤投入防止のみならず処理時間の短縮による仕
分け作業の迅速化を図ることができる。なお、本発明は
弁当などの食品ばかりでなく、多種多様な商品の仕分け
に適用できることはいうまでもない。
けコントローラが簡単に認識でき、そのアイテムに基づ
いて所定の出荷先や数量等を自動的に対応付けるシステ
ムであるので、アイテムごとの商品搬入順序や商品数量
の多少に関わらず、常に正確で高効率の仕分けシステム
を実現することが可能である。また、商品投入不要の番
重を仕分け口に一旦停止させずに通過させることも可能
なため、誤投入防止のみならず処理時間の短縮による仕
分け作業の迅速化を図ることができる。なお、本発明は
弁当などの食品ばかりでなく、多種多様な商品の仕分け
に適用できることはいうまでもない。
【図1】本発明の仕分けシステムの一実施例を示す構成
図である。
図である。
【図2】本発明の仕分け装置の主要部の構成を示す図で
ある。
ある。
【図3】本発明による処理動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図4】従来の仕分け作業の説明図である。
101 仕分け管理計算機 102 配膳指示書 200 仕分け装置 201 仕分けコントローラ 202 ラベルプリンタ 203 バーコードリーダ 204 仕分け装置本体 205 仕分け口 206 仕分けアイテム表示板 207 準備スイッチ 208 開始スイッチ 209 終了スイッチ 210 頭出スイッチ 211 不足スイッチ 212 完了スイッチ 213 満杯スイッチ 214 光電センサ 215 仕分け指示表示部 300 出荷ホーム F 弁当 T1 搬入用番重 T2 出荷用番重 M1 仕分け作業員 M2 補助作業員 S 作業スペース TR トラック
Claims (7)
- 【請求項1】 複数アイテムの商品を複数の出荷先に対
して仕分けるための商品の仕分けシステムにおいて、 出荷計画に基づき作成された配膳指示書に従って所要数
の商品をアイテムごとに分配する手段と、 出荷計画に基づき、各出荷先に対応する出荷用番重を仕
分け口に循環移動させると共に、この仕分け口に一旦停
止した前記番重に投入するべき商品の数量をアイテムご
とに指示する仕分け装置と、 すべてのアイテムの商品について仕分けが終了したすべ
ての番重を出荷先に応じブロック化して待機させる出荷
ホームと、 を備えたことを特徴とする商品の仕分けシステム。 - 【請求項2】 複数アイテムの商品を複数の出荷先に対
して仕分けるための商品の仕分けシステムにおいて、 出荷計画に基づき、各出荷先に対応する出荷用番重の配
置を決定し、各番重を商品投入用の仕分け口に循環移動
させて一旦停止させるように制御動作すると共に、仕分
け口に一旦停止した前記番重に投入するべき商品の数量
をアイテムごとに指示する仕分けコントローラと、 前記番重が収容されると共に前記仕分け口を備えてなる
仕分け装置本体と、 仕分けるべき商品のアイテムを前記仕分けコントローラ
に認識させるための手段と、 を備えたことを特徴とする商品の仕分け装置。 - 【請求項3】 出荷用番重が、仕分け口を介して対面す
る作業員の手前において下方から上方に移動して位置決
めされ、その後、遠方へ移動して下降した後に仕分け口
方向へ循環移動する請求項2記載の商品の仕分け装置。 - 【請求項4】 出荷用番重が複数の群に分割され、これ
らの分割された番重群が各々循環移動すると共に、仕分
け口に一旦停止した各番重群の番重に商品を投入可能と
した請求項2または3記載の商品の仕分け装置。 - 【請求項5】 商品の投入が不要である出荷用番重を仕
分け口において一旦停止させることなく通過させる請求
項2,3または4記載の商品の仕分け装置。 - 【請求項6】 出荷用番重に投入される商品の数量の過
不足を検出して警報を発する請求項2,3,4または5
記載の商品の仕分け装置。 - 【請求項7】 仕分けのためにストックされている搬入
用番重内の商品の残数を、仕分けの進行に伴って搬入用
番重ごとに表示または告知するようにした請求項2,
3,4,5または6記載の商品の仕分け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7816292A JPH05242122A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 商品の仕分けシステム及び仕分け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7816292A JPH05242122A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 商品の仕分けシステム及び仕分け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05242122A true JPH05242122A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=13654237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7816292A Withdrawn JPH05242122A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 商品の仕分けシステム及び仕分け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05242122A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004519397A (ja) * | 2000-07-27 | 2004-07-02 | エアー・フェイアー・リミテッド | 人間が消費する製品の配送方法およびシステム |
JP2009298555A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | 仕分け方法 |
JP2009298553A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | 共同配送センターにおける商品の仕分け方法 |
JP2016132529A (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-25 | 株式会社ダイフク | 検品装置及びその検品装置を備える作業設備 |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP7816292A patent/JPH05242122A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004519397A (ja) * | 2000-07-27 | 2004-07-02 | エアー・フェイアー・リミテッド | 人間が消費する製品の配送方法およびシステム |
JP2009298555A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | 仕分け方法 |
JP2009298553A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | 共同配送センターにおける商品の仕分け方法 |
JP2016132529A (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-25 | 株式会社ダイフク | 検品装置及びその検品装置を備える作業設備 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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