JP3203340B2 - 仕分け支援装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、パン等の仕分け物を複
数の小売店等の仕分け先を１ブロックとする仕分け相手
に仕分ける仕分け支援装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、特開昭６１−５５００８号公報等
に示されるように、パン、衣料品等の仕分け物の仕分け
を行なう場合、例えば、コンベヤ側方に複数の固定棚を
配設するとともに、各固定棚にそれぞれ表示器を設置
し、作業者が上記表示器に表示されている仕分け数を見
ながら、自分の担当しているゾーンの固定棚から表示さ
れている仕分け数だけ仕分け物を取り出してコンベヤ上
の仕分け先に対応する収納容器に収納するようにしてい
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の仕分
け設備にあっては、作業者が素手あるいはケースを持っ
てその中に固定棚から取り出した仕分け物を入れて運搬
していたので、仕分け数が多い場合、かなりの重量にな
って作業者に大きな負担になっていた。

【０００４】本発明は、上記問題を解決するもので、作
業者の負担を低減する仕分け支援装置を提供することを
目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
容器内に予め設定した規定個数ずつ収納された仕分け物
を仕分け相手へ仕分ける仕分け支援装置において、パレ
ットにより仕分け物を仕分け相手へ搬送する搬送ライン
と、上記容器をストックする大量品ストック手段と、こ
の大量品ストック手段の上記容器をパレットへ移載する
移載手段と、仕分け個数を表示する表示器を有するとと
もに上記容器をストックする小量品ストック手段と、仕
分け相手と仕分け個数とを関係付けて記憶する記憶手段
と、上記容器内の仕分け物の仕分け相手を判別する相手
判別手段と、上記記憶手段の記憶内容に基づいて仕分け
相手への仕分け個数が予め設定した基準個数以上かどう
かを判別する個数判別手段と、この個数判別手段により
仕分け個数が上記基準個数以上と判別された場合に上記
容器を上記大量品ストック手段へ、上記基準個数未満と
判別された場合に上記容器を上記小量品ストック手段へ
搬入するように指示する指示手段と、上記個数判別手段
により仕分け個数が上記基準個数未満と判別された場合
に上記表示器により仕分けすべき小量品の個数を表示さ
せる表示手段とを備えたことを特徴とするものである。

【０００６】

【０００７】

【作用】上記請求項１の仕分け支援装置によれば、仕分
け作業部へ搬送されてきた容器に収納された仕分け物の
仕分け相手が判別され、この仕分け相手への仕分け個数
が基準個数以上の場合に、容器が大量品ストック手段へ
搬入されて仕分け個数に相当する段数の容器が移載手段
によってパレットへ自動的に移載され、パレットにより
仕分け先まで搬送される。一方、仕分け個数が基準個数
未満の場合に、容器が小量品ストック手段へ載置され、
仕分け物が作業者により、例えば表示器に表示された仕
分けすべき小量品の個数だけ空の容器等に収納されてパ
レットへ移載され、パレットにより仕分け先まで搬送さ
れることにより、移載手段の有効利用及び作業者のパレ
ットへの移載負担を減らすことができる。

【０００８】

【実施例】図１は、本発明に係る仕分け支援装置をパン
Ｐ（仕分け物）の仕分け作業場に適用した実施例を示す
ものである。この仕分け作業場は、作業者Ｍ０が台車２
を用いてパンＰ（パン容器１）をパン製造工場から搬送
してくるようになっているとともに、この搬送されてき
たパンＰを中仕分け作業部Ｓで所定数の小売店等の仕分
け先を一ブロックとする仕分け相手毎に仕分けし、この
仕分け後のパンＰをパレット３で小仕分け作業部Ｓ０ま
で搬送して各仕分け先（小売店等）毎に仕分けするよう
に構成されている。

【０００９】上記パンＰは、品種毎に予め設定された規
定個数（例えば、１０個）ずつパン容器１に収納されて
いる。そして、上記パン容器１は、図２に示すように、
台車２に、例えば１０段ずつ３列で積載された状態で搬
送されるようになっている。

【００１０】上記中仕分け作業部Ｓは、仕分け個数の多
い仕分け相手へ仕分けるための大量品仕分け部Ｓ１と、
仕分け個数の少ない仕分け相手へ仕分けるための小量品
仕分け部Ｓ２と、上記パレット３の搬送ライン４とから
構成されている。

【００１１】上記大量品仕分け部Ｓ１には、パン容器１
をストックする大量品コンベヤ５とパレタイザ５４とか
らなるラインが少なくとも１列配置されている。大量品
コンベヤ５には、搬入側から順に指示ランプ５１と段分
割機構５２と表示器５３とが配設されている。また、大
量品コンベヤ５は、図５に示すように、台車２の荷台の
高さと等しくなっており、パン容器１が作業者Ｍ０によ
って押されることにより台車２から搬入されるようにな
っている。

【００１２】上記搬入後のパン容器１の段数はセンサに
より検出されるようになっており、この検出された段数
から大量品コンベヤ５へ移載されたパンＰの個数が後述
する制御部７（図７参照）で確認されるようになってい
る。また、キーボード等によってもパンＰの個数を入力
することもできる。

【００１３】なお、上記作業者Ｍ０による搬入に代え
て、台車２上のパン容器１を昇降させる昇降手段と、こ
の昇降手段により持ち上げられたパン容器１の下に大量
品コンベヤ５の搬入側をスライドさせるスライド手段
と、上記スライド後にパン容器１を下降させる下降制御
手段とから搬入機構を構成することにより、大量品コン
ベヤ５への搬入を行なうようにしてもよい。

【００１４】指示ランプ５１は、制御部７からの指示信
号により点灯するものである。そして、作業者Ｍ０は、
指示ランプ５１が点灯している場合に台車２を当該大量
品コンベヤ５に連結するようになっている。段分割機構
５２は、パン容器１を規定段数ずつに分割するものであ
る。例えば、段分割機構５２は、１０段のパン容器１を
５段ずつに分割する場合、６段目から上のパン容器１を
持ち上げ、この状態で下の５段のパン容器１が大量品コ
ンベヤ５により搬送された後、上記持ち上げた５段のパ
ン容器１を下降させて大量品コンベヤ５へ載置するよう
になっている。

【００１５】表示器５３は、図３に示すように、要配布
ランプ５３１と表示部５３２と作業完了ボタン５３３と
を有する。要配布ランプ５３１は配布の必要がある場合
に点灯するもので、表示部５３２は制御部７からの表示
信号により仕分け個数を表示するものである。例えば、
表示部５３２には、仕分け個数として５段（パン容器１
の段数）と５個（余りを入れる空のパン容器１への個
数）というように表示される。なお、作業者Ｍ１は、上
記表示部５３２に５段と５個と表示された場合には、段
分割機構５２側から搬送されてきた５段のパン容器１の
上に５個のパンＰを入れたパン容器１を載置するように
している。作業完了ボタン５３３は、上記作業者Ｍ１に
よる載置作業が完了したときに作業者Ｍ１によってオン
されるものである。

【００１６】パレタイザ５４は、図４に示すように、大
量品コンベヤ５上のパン容器１を掴んだ状態でアームを
旋回させて搬送ライン４のパレット３へ移載するロボッ
トからなるものである。そして、仕分け個数が１０段分
のパン容器１に相当する場合には、パレタイザ５４は、
大量品コンベヤ５から５段のパン容器１を２列分パレッ
ト３へ移載する。なお、パレタイザ５４として上記ロボ
ットに代えて、例えば大量品コンベヤ５上のパン容器１
をパレット３に載せ易くするためにパン容器１の向きを
例えば９０°旋回させる直角変換機構とパレット３へ移
載する移載機とからなるものであってもよい。

【００１７】上記小量品仕分け部Ｓ２には、作業者Ｍ０
により搬入されたパン容器１をストックする小量品コン
ベヤ６が少なくとも１列配置されている。この小量品コ
ンベヤ６には、指示ランプ６１と、表示器６２とが配設
されている。

【００１８】そして、複数の作業者Ｍ２は、表示部６２
２（図３参照）に表示された仕分け個数のパンＰを小量
品コンベヤ６上のパン容器１から取り出して空のパン容
器１に収納してパレット３へ載せ、あるいは小量品コン
ベヤ６上のパン容器１をそのままパレット３へ載せるよ
うにしている。なお、小量品コンベヤ６と搬送ライン４
との間に、作業者Ｍ２によりパンＰが収納されたパン容
器１をパレット３へ移載する移載機を設けてもよい。

【００１９】搬送ライン４は、図６に示すように、パレ
ット搬送コンベヤ４０と、このパレット搬送コンベヤ４
０の下方に並設されたパレット返送コンベヤ４１とから
構成されている。パレット搬送コンベヤ４０は、パレッ
ト３を小仕分け作業部Ｓ０まで搬送するものである。ま
た、パレット搬送コンベヤ４０には、大量品コンベヤ５
あるいは小量品コンベヤ６からの移載位置に、移載が完
了するまでパレット３を一時停止させるパレット停止機
構（付図示）が配設されている。なお、小仕分け作業部
Ｓ０まで搬送されたパン容器１は、ストックラインＳ３
や各仕分け先への搬送コンベヤＳ４へプッシャ等により
移載されるようになっている。

【００２０】パレット返送コンベヤ４１は、上記ストッ
クラインＳ３や搬送コンベヤＳ４へのパン容器１の移載
が完了した空のパレット３をパレット搬送コンベヤ４０
の始端に設けられたパレット昇降機４２まで返送するも
のである。このパレット昇降機４２は、パレット３をパ
レット返送コンベヤ４１の終端からパレット搬送コンベ
ヤ４０の始端へ移すものである。なお、パレット返送コ
ンベヤ４１は、天井等のパレット搬送コンベヤ４０によ
るパン容器１の搬送の邪魔にならない箇所に設けてもよ
い。

【００２１】続いて、上記中仕分け作業部の制御系の構
成について図７を用いて説明する。この制御系は、制御
部７と入力手段８と駆動手段９と表示手段１０とメモリ
１１とプリンタ１２等とからなる。

【００２２】入力手段８は、表示器５３，６２の作業完
了ボタン５３１，６２１及び中仕分け作業部Ｓへの台車
２の搬入側に配設されたバーコードリーダ８１やキーボ
ード８２等からの信号を制御部７へ出力するものであ
る。

【００２３】バーコードリーダ８１は、パンＰの包装あ
るいはパン容器１に予め貼られたバーコードからパンＰ
の品種等を読み取るものである。キーボード８２は、パ
ンＰの個数等のデータを入力するものである。駆動手段
９は、制御部７からの信号を搬送ライン４、大量品コン
ベヤ５、小量品コンベヤ６、これらをパレタイザ５４等
へ出力して駆動するものである。表示手段１０は、制御
部７からの信号に基づいて指示ランプ５１，６１、表示
器５３，６２等へ表示信号を出力するものである。メモ
リ１１は、各種のデータやプログラム等を記憶するもの
である。また、メモリ１１は、キーボード８２あるいは
図示しないフロッピーディスク装置等により予め入力さ
れた各仕分け相手への仕分け個数をパンＰの品種毎に記
憶するようになっている。すなわち、メモリ１１は、例
えば、所定数の小売店等の仕分け先を一ブロックとする
仕分け相手Ａ１，Ａ２，Ａ３，…へ仕分けする品種Ｐ
１，Ｐ２，Ｐ３，…のパンＰの仕分け個数Ｂ１，Ｂ２，
Ｂ３，…をそれぞれ記憶している。プリンタ１２は、各
種のデータ等をプリントアウトするものである。

【００２４】制御部７は、入力手段８からの信号あるい
はメモリ１１の記憶内容等に基づいて駆動手段９や表示
手段１０等を制御するものである。また、制御部７は、
バーコードリーダ８１により読み取られた品種のパンＰ
の仕分け相手を判別する手段と、この仕分け相手への仕
分け個数が予め設定された基準個数、例えば５段のパン
容器１に相当する個数以上かどうかを判別する手段とを
備えている。そして、仕分け個数が基準個数以上と判別
された場合には、大量品コンベヤ５の内、パン容器１の
ストックの少ない大量品コンベヤ５の指示ランプ５１を
点灯させるようにしている。また、上記判別手段により
仕分け個数が基準個数未満と判別された場合には、小量
品コンベヤ６の内、パン容器１のストックの少ない小量
品コンベヤ６の指示ランプ６１を点灯させるようにして
いる。このように、パン容器１のストックの少ないコン
ベヤ５，６の指示ランプ５１，６１を点灯させることに
よってパン容器１を搬入するコンベヤが指示されるた
め、各コンベヤのストックの平均化が図られ、これによ
り作業の片寄りを防止して安定した仕分け作業を行なう
ことができる。

【００２５】次に、上記中仕分け作業部Ｓにおける仕分
け方法の一実施例について図８のフローチャートを用い
て説明する。作業者Ｍ０によりパン容器１を積載した台
車２が中仕分け作業部Ｓへ搬送されるとともに、バーコ
ードリーダ８１によって台車２上のパンＰの品種が読み
取られる（ステップＳ１）。

【００２６】次いで、メモリ１１の記憶内容に基づいて
上記読み取られた品種から仕分け相手が判別されて当該
仕分け相手への仕分け個数が判別され、この仕分け個数
が基準個数、例えば５段のパン容器１に相当する個数以
上かどうかが判別される（ステップＳ２）。そして、仕
分け個数が基準個数以上と判別された場合には（ステッ
プＳ２でＹＥＳ）、大量品コンベヤ５の内、パン容器１
のストックの少ない大量品コンベヤ５の指示ランプ５１
が点灯し（ステップＳ３）、作業者Ｍ０は、この指示ラ
ンプ５１の点灯している大量品コンベヤ５へ台車２を連
結する。

【００２７】この後、作業者Ｍ０により台車２上のパン
容器１が大量品コンベヤ５に搬入され、上記搬入後のパ
ン容器１の段数がセンサにより検出され、この段数から
大量品コンベヤ５上に移載されたパンＰの個数が求めら
れる（ステップＳ４）。これにより、制御部７は大量品
コンベヤ５上のパンＰのストック量を確認することがで
きる。

【００２８】次いで、表示器５３に仕分け個数が表示さ
れ（ステップＳ５）、作業者Ｍ１により当該表示個数に
なるように規定段数ずつに分割されたパン容器１の上に
余りのパンＰを収納したパン容器１が載置される。この
とき、上記作業完了ボタン５３１のオンが検出されたか
どうかが判別され（ステップＳ６）、作業完了ボタン５
３１のオンが検出されるまで待機する（ステップＳ６で
ＮＯ）。そして、作業者Ｍ１により作業完了ボタン５３
１がオンされると（ステップＳ６でＹＥＳ）、パレタイ
ザ５４が駆動され、上記仕分け個数に相当するパン容器
１が搬送ライン４上に一時停止しているパレット３へ移
載される（ステップＳ７）。この移載完了後にパレット
３の搬送が開始される（ステップＳ８）。この後、この
パレット３は、小量品コンベヤ６からの移載位置に一時
停止する。

【００２９】このとき、表示器６２に仕分け個数が表示
され（ステップＳ９）、作業者Ｍ２によりパンＰが小量
品コンベヤ６上のパン容器１から上記表示個数だけ取り
出され、例えば空のパン容器１に収納された後、パレッ
ト３へ移載される。

【００３０】次いで、作業者Ｍ２により作業完了ボタン
６２３がオンされたかどうかが判別され（ステップＳ１
０）、作業完了ボタン６２３のオンが検出されるまで待
機する（ステップＳ１０でＮＯ）。そして、作業者Ｍ２
により作業完了ボタン６２３がオンされると（ステップ
Ｓ１０でＹＥＳ）、パレット３の小仕分け作業部Ｓ２へ
の搬送が開始される（ステップＳ１１）。

【００３１】一方、ステップＳ２で仕分け個数が上記基
準個数未満と判別された場合には（ステップＳ２でＮ
Ｏ）、小量品コンベヤ６の内、パン容器１のストックの
少ない小量品コンベヤ６の指示ランプ６１が点灯し（ス
テップＳ１２）、この場合、作業者Ｍ０は、上記指示ラ
ンプ６１の点灯している小量品コンベヤ６へ台車２を連
結する。この後、作業者Ｍ０により台車２上のパン容器
１が小量品コンベヤ６に移載され、上記移載後のパン容
器１の段数がセンサにより検出されてパンＰの個数が求
められる（ステップＳ１３）。これにより、制御部７は
小量品コンベヤ６上のパンＰのストック量を確認するこ
とができる。

【００３２】この後、ステップＳ９に移行して、作業者
Ｍ２による仕分けを行なうため、表示器６２に仕分け個
数が表示される。

【００３３】このように、中仕分け作業部Ｓで所定数の
小売店等の仕分け先を一ブロックとする仕分け相手毎に
一旦仕分けし、この後、小仕分け作業部Ｓ０で各小売店
毎に仕分けるので、各作業者の仕分け作業が低減される
ことになり、仕分け作業速度が向上してストックエリア
を減らすことができ、省スペース化を図ることができ
る。また、通常、パンＰは各小売店への仕分け個数が少
ない品種のものが多いが、複数の仕分け先をまとめるこ
とにより仕分け個数がある程度大量になる場合がある。
この場合、パン容器１は大量品コンベヤ５へ搬入される
ので、小量品コンベヤ６へのパン容器１の搬入が片寄る
ことが低減される。

【００３４】また、仕分け相手への仕分け個数が多い品
種のパンＰを仕分けする場合には、パレタイザ５４によ
りパレット３への移載を自動的に行なう大量品コンベヤ
５によって仕分けを行なうので、作業者のパレット３へ
の移載負担が減る。また、仕分け個数が少ない品種のパ
ンＰを仕分けする場合には、作業者Ｍ２によってパレッ
ト３への移載作業を行なう小量品コンベヤ６によって仕
分けを行なうので、パレタイザ５４は大量の仕分け物の
移載のみ行なうことになり、パレタイザ５４の有効利用
を行なうことができるとともに、結果として仕分け作業
時間の短縮を図ることができる。

【００３５】

【発明の効果】本発明は、仕分け相手への仕分け個数が
基準個数以上の場合には仕分け物が大量品ストック手段
に搬入され、大量品ストック手段の移載手段によってパ
レットへ自動的に移載され、仕分け個数が基準個数未満
の場合には仕分け物が小量品ストック手段に搬入され、
作業者により仕分け個数だけパレットへ移載されるの
で、大量品ストック手段の移載手段の有効利用を行なう
ことができるとともに、作業者のパレットへの移載負担
が減り、結果として仕分け作業時間の短縮を図ることが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る仕分け支援装置を仕分け作業場に
適用した実施例を示すものである。

【図２】パン容器を載置した台車を示す斜視図である。

【図３】表示器の構成図である。

【図４】中仕分け作業部の斜視図である。

【図５】小量品コンベヤの側面図である。

【図６】パレットの搬送ラインを示す構成図である。

【図７】制御系を示すブロック図である。

【図８】中仕分け作業部における仕分け方法の一例を示
すフローチャートである。

【符号の説明】

１ パン容器 ２ 台車 ３ パレット ４ 搬送ライン ５ 大量品コンベヤ（大量品ストック手段） ６ 小量品コンベヤ（小量品ストック手段） ７ 制御部 ８ 入力手段 ９ 駆動手段 １０ 表示手段 １１ メモリ ５１，６１ 指示ランプ ５４ パレタイザ（移載手段） ５３，６２ 表示器 Ｍ０，Ｍ１，Ｍ２ 作業者 Ｐ パン（仕分け物） Ｓ 中仕分け作業部 Ｓ１ 大量品仕分け部 Ｓ２ 小量品仕分け部

フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−236112（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−37006（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−87108（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) B65G 1/00 - 1/20 B65G 37/00

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 容器内に予め設定した規定個数ずつ収納
   された仕分け物を仕分け相手へ仕分ける仕分け支援装置
   において、パレットにより仕分け物を仕分け相手へ搬送
   する搬送ラインと、上記容器をストックする大量品スト
   ック手段と、この大量品ストック手段の上記容器をパレ
   ットへ移載する移載手段と、仕分け個数を表示する表示
   器を有するとともに上記容器をストックする小量品スト
   ック手段と、仕分け相手と仕分け個数とを関係付けて記
   憶する記憶手段と、上記容器内の仕分け物の仕分け相手
   を判別する相手判別手段と、上記記憶手段の記憶内容に
   基づいて仕分け相手への仕分け個数が予め設定した基準
   個数以上かどうかを判別する個数判別手段と、この個数
   判別手段により仕分け個数が上記基準個数以上と判別さ
   れた場合に上記容器を上記大量品ストック手段へ、上記
   基準個数未満と判別された場合に上記容器を上記小量品
   ストック手段へ搬入するように指示する指示手段と、上
   記個数判別手段により仕分け個数が上記基準個数未満と
   判別された場合に上記表示器により仕分けすべき小量品
   の個数を表示させる表示手段とを備えたことを特徴とす
   る仕分け支援装置。