JP2006004119A - ピッキング誤薬防止システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現行の調剤設備を大きく変えることなく、最小限の追加設備・設備費・維持費・設置スペース装置で構築する。また、受付装置と薬品庫装置と端末装置とを連携させて各ステップで幾重にもチェックを重ねることにより、ピッキング誤薬を効果的に防止する。
【解決手段】 ピッキング誤薬防止システムは、ピッキング者がピッキングの受付をする受付装置10と、薬品の入った多数の収納ケース22,23を備える薬品庫に設けられた薬品庫装置30と、ピッキング者が携帯する端末装置50とからなる。
受付装置10は受付表示部と受付制御部とを備える。薬品庫装置30はケース表示部31とピッキング終了スイッチとケース制御部とを備える。端末装置50は端末表示部と端末制御部とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ピッキングにおける誤薬の発生を防止するためのシステム及び方法に関するものである。
ピッキング(出庫)とは、調剤薬局の現場において、ピッキング者が、処方箋に基づき、棚・引き出し等の薬品庫における各薬品ごとに定められている定位置から、ビン・アンプル・袋等の容器に入った散剤・液剤・錠剤等の薬品を該容器ごと取り出して集める作業のことである。ピッキング後には、調剤者が該薬品を容器から取り出して調剤し、調剤者が容器に残った薬品を保管庫の定位置に元どおり戻し(入庫)、監査人による監査を受ける。
そして、調剤薬局における誤薬はピッキング時に発生することが多く、例えば次のようにして起こることが経験上知られている。
(A)定位置に保管された目的の薬品ではなく、その隣の位置に保管された薬品を間違えてピッキングする。
(B)調剤後に容器に残った薬品を間違った保管庫に戻してしまい、次回にピッキング者がその間違って戻された薬品を日常の慣れにより間違いと気付かずにピッキングする。これは、業務に慣れ熟練している者ほどかえって危険性が増すことがある。
一度間違って集められてしまった薬品等は、調剤後の監査時にチェックしたときにも同型・同色のため監査を通過してしまうことがあり、誤薬となる。そこで、完全なピッキング誤薬防止策として人間の手を使わないロボット的なシステムが数多く考えられている(特許文献1)。しかし、こういった大掛かりなシステムは、多大な設備費・維持費・設置スペース等がかかるため、導入されにくいのが現状である。また、収納ケースに貼られたバーコードをピッキング時に読み取るシステム(特許文献2)や、調剤台の送受信器から薬品容器の送受信器に識別コード信号を送り、表示ランプを点灯させて薬品容器の在処を知らせるもの(特許文献3)等も提案されている。しかし、いずれもピッキング誤薬防止策としては完全には機能していない。
特開平11−169436号公報 特開2003−62044公報 実用新案登録第3024113号公報
そこで、本発明は、現行の調剤設備を大きく変えることなく、最小限の追加設備・設備費・維持費・設置スペース装置で構築でき、また、受付装置と薬品庫装置と端末装置とを連携させて各ステップで幾重にもチェックを重ねることにより、ピッキング誤薬を効果的に防止することができるシステム及び方法を提供することを課題としている。
(1)ピッキング者がピッキングの受付をする受付装置と、薬品の入った多数の収納ケースを備える薬品庫に設けられた薬品庫装置と、ピッキング者が携帯する端末装置とからなり、
前記受付装置は、受付表示部と、処方箋からの薬品のデ−タに基づいて受付表示部に薬品出庫画面を表示させ、また、ピッキング者がピッキング担当者として自分を指定すると薬品庫装置に薬品及びピッキング者のデータを送り、また、薬品庫装置から終了信号を受けると少なくともピッキングされた該当薬品の薬品名を端末装置に送る受付制御部とを備え、
前記薬品庫装置は、収納ケースに設けられたケース表示部と、収納ケースの内部に設けられたピッキング終了スイッチと、受付装置から送られたピッキング者のデータに基づいてケース表示部にピッキング者表示を開始させ、また、端末装置から送られたID信号を前記ピッキング者のデータと照合し、また、ピッキング終了スイッチが操作されて収納ケースが閉じられたときに、ケース表示部のピッキング者表示を終了させ、受付装置へ該当薬品のピッキングが終了したことを示す終了信号を送るケース制御部とを備え、
前記端末装置は、端末表示部と、受付装置から送られた少なくとも薬品名を端末表示部に表示させ、薬品庫装置へID信号を送り、また、受付装置へ確認終了信号を送る端末制御部とを備える
ことを特徴とするピッキング誤薬防止システム。
(2)受付装置が処方箋からの薬品のデ−タに基づいて薬品出庫画面を表示し、ピッキング者が受付装置にピッキング担当者として自分を指定すると、受付装置は薬品庫装置に薬品及びピッキング者のデータを送り、薬品庫装置は送られたデータに基づいて該当薬品の入った収納ケースにピッキング者表示を開始する受付ステップと、
ピッキング者が端末装置から薬品庫装置へID信号を送り、薬品庫装置に送られたID信号が前記ピッキング者のデータと照合され、ピッキング者は収納ケースを開けて該当薬品を取り出す取出ステップと、
ピッキング者が収納ケースのピッキング終了スイッチを操作して収納ケースを閉じると、ピッキング者表示が終了し、薬品庫装置は受付装置へ該当薬品のピッキングが終了したことを示す終了信号を送る終了ステップと、
受付装置は終了信号を受けると少なくともピッキングされた薬品の薬品名を端末装置に送り、端末装置は送られた少なくとも薬品名を端末表示部に表示し、ピッキング者は端末装置に送られた少なくとも薬品名を確認して端末装置から受付装置へ確認終了信号を送る確認ステップと
を含むことを特徴とするピッキング誤薬防止方法。
ここで、受付装置としては、特に限定されないが、パソコンを用いることができ、さらに多数の収納ケースを管理する薬品庫装置と連携するためのピッキング支援装置を追加することが好ましい。また、受付部からの信号に応じた音声ガイダンスをピッキング者に伝えること、そのための音声ガイダンス装置を設けることが好ましい。
薬品庫の形式は、特に限定されず、例えば収納ケースは引出式でも開閉扉式でも蓋付容器式でもよい。また、少なくとも一部の収納ケースは開けないように施錠する錠機構を備えていることが好ましく、錠機構は薬品庫装置のケース制御部により制御されることが好ましい。具体的には、ID信号が前記ピッキング者のデータと合致したときにのみ、ケース制御部が錠機構を解錠するようにすることが好ましい。
受付装置は終了信号を受けたときに、前記薬品名に加えてその数量及び注意事項を端末装置に送ることが好ましい。
端末装置は、薬品名等の着信をピッキング者に振動で伝える振動器(振動モータ等)を備えることが好ましい。
本発明に係るピッキング誤薬防止システム及び方法によれば、現行の調剤設備を大きく変えることなく、最小限の追加設備・設備費・維持費・設置スペース装置で構築でき、また、受付装置と薬品庫装置と端末装置とを連携させて各ステップで幾重にもチェックを重ねることにより、ピッキング誤薬を効果的に防止することができる、という優れた効果を奏する。
ピッキング誤薬防止システムは、ピッキング者がピッキングの受付をする受付装置10と、薬品の入った多数の収納ケースを備える薬品庫に設けられた薬品庫装置30と、ピッキング者が携帯する端末装置50とからなる。
受付装置10は、受付パソコン11のディスプレイ14が受付表示部を構成し、受付パソコン11の本体とピッキング支援装置12と無線送受信機13とが受付制御部を構成している。受付制御部は、レセプトコンピュータ1等の処方箋からの薬品のデ−タに基づいてディスプレイ14に薬品出庫画面15を表示させ、また、ピッキング者がピッキング担当者として自分を指定すると薬品庫装置30に薬品及びピッキング者のデータを送り、また、薬品庫装置30から終了信号を受けるとピッキングされた該当薬品の薬品名・数量・注意事項等を端末装置50に無線送受信機13にて送るようになっている。
薬品庫装置30は、収納ケース22,23に設けられたケース表示部としての個別表示LED31及び代表表示LED32と、収納ケース22,23の内部に設けられたピッキング終了スイッチ34と、ケース制御部としての小型マイコン36及び統合マイコン40とを備えている。そして、小型マイコン36及び統合マイコン40は、受付装置10から送られたピッキング者のデータに基づいて対応色の個別表示LED31及び代表表示LED32を点灯させることでピッキング者表示させ、また、端末装置50からID信号センサ35に送られたID信号を前記ピッキング者のデータと照合しこれが合致すると、該当薬品の入った収納ケース22,23の錠機構を解錠し、また、ピッキング終了スイッチ34が操作されて収納ケース22,23が閉じられたときに、収納ケース22,23の錠機構を施錠し、個別表示LED31及び代表表示LED32のピッキング者表示を終了させ、受付装置10へ該当薬品のピッキングが終了したことを示す終了信号を送るようになっている。
端末装置50は、小型ディスプレイ53が端末表示部を構成し、各スイッチ54〜57、ID信号出力部58、小型マイコン及び無線送受信機が端末制御部を構成している。端末制御部は、受付装置10から送られた薬品名・数量・注意事項等を小型ディスプレイ53に表示させ、また、ID信号出力部58から薬品庫装置30へID信号を送り、また、受付装置10へ確認終了信号を送るようになっている。
[ピッキング誤薬防止システム]
本発明を具体化した実施例1のピッキング誤薬防止システムを、図1〜図6に基づいて説明する。該システムは、図1に示すように、ピッキング者がピッキングの受付をする受付装置10と、薬品の入った多数の収納ケースを備える薬品庫に設けられた薬品庫装置30と、ピッキング者が携帯する端末装置50とからなる。
(受付装置10)
受付装置10は、処方箋を記録するレセプトコンピュータ1に接続された受付パソコン(パーソナルコンピュータ)11と、該受付パソコン11に接続されたピッキング支援装置12と、同じく接続された無線送受信機13とからなる。受付パソコン11のディスプレイ14が受付表示部を構成し、受付パソコン11の本体とピッキング支援装置12と無線送受信機13とが受付制御部を構成している。受付制御部は、レセプトコンピュータ1等の処方箋からの薬品のデ−タに基づいてディスプレイ14に薬品出庫画面15を表示させ、また、ピッキング者がピッキング担当者として自分を指定すると薬品庫装置30に薬品及びピッキング者のデータを送り、また、薬品庫装置30から終了信号を受けるとピッキングされた該当薬品の薬品名・数量・注意事項等を端末装置50に無線送受信機13にて送るようになっている。
図2は薬品出庫画面15の一例を示し、左側にピッキング者の名前のアイコン16が示され、ピッキング者はディスプレイ14のタッチパネル、マウス、キーボード等の操作で自分のアイコン16を選択することにより、次の各指定画面におけるピッキング担当者の指定ができるようになっている。右側3列には各患者の出庫薬品デ−タとピッキング担当者の指定画面17a,17b,17cが表示される。3列の指定画面17a,17b,17cは3色に色分けされており、これら3色は後述する収納ケースに取付られたLEDの3色に対応しており、ピッキング者3人分を視覚的に分かりやすく区別するための色分けである。なお、本画面では3人分(3色)であるが、後述するようにLEDの点滅や色数増加によって、より多人数に対応した場合には、指定画面17a…も点滅や色数増加によって、より多人数分とすることができる。左右の指定画面17a,17cは、ピッキング担当者の指定がされず、ピッキングが開始していない状態を示している。中央の指定画面17bは、ピッキング担当者の指定がされ、そのピッキング者によるピッキング中を示しており、ピッキングすべき6種類の薬品のうち■印の3種類の薬品は既にピッキングが終了したことを、□印の3種類の薬品は未だピッキングされていないことをそれぞれ示している。
(薬品庫装置30)
薬品庫装置30を装備するための薬品庫20は、特に限定されず、例えば調剤薬局に既存の薬品庫でもよいし、薬品庫装置30を装備しやすい専用の薬品庫でもよい。図1及び図3に例示した薬品庫20は棚21と引出式の収納ケース22,23とからなるものである。棚21の上半部には、アンプル・錠剤等の比較的小さな薬品を収納するための、横幅が小さく抜き取り可能な収納ケース22が複数段・多数列に設けられている。棚21の下半部には、大型の薬品を収納するための、横幅が大きく抜き取り不能な大型収納ケース23が複数段・複数列に設けられている。
また、少なくとも一部の収納ケース22,23は、引き出せないように施錠する錠機構(図示略)を備えており、錠機構は後述する小型マイコンにより制御される。厳重な保管が必要な毒劇薬・麻薬・向精神薬等の薬品が収納される収納ケース22,23は錠機構を備えたものとすべきであり、該錠機構を必ず施錠制御すべきである。一方、一般薬、栄養薬品等の薬品が収納される収納ケース22,23は錠機構を備えていなくてもよく、錠機構を備えていたとしても制御せずに解錠のままにしておいてもよい。
収納ケース22については、図4に示すように、3色に色分けされた3個の個別表示LED31が、収納ケース22の前面と内部にそれぞれ取り付けられている。内部の3個の個別表示LED31の各隣には3個のピッキング終了スイッチ34が設けられている。ピッキング終了スイッチ34を内部に配することにより、収納ケース22を抜かない限りピッキング終了スイッチ34を押せない構造となっている。また、収納ケース22の前面にはID信号センサ35(例えば光センサ)が取り付けられている。
また、抜き取り可能な収納ケース22の内部には小型マイコン36(マイクロコンピュータ)が設けられ、LEDの点滅制御、錠機構の施錠/解錠制御、ピッキング受理信号等の諸デ−タを処理するようになっている。この小型マイコン36はバッテリー37を備えているので、薬品庫から抜けた状況でも表示機能・ピッキングデ−タ保持機能を有する。小型マイコン36及びバッテリー37は収納ケース22背面の接続コネクタ38に結線され、一方、棚21側に設けられた1台の統合マイコン40及び充電器41は棚21内奥の接続コネクタ39に結線されている。この構造により、収納ケース22が棚21に戻されると両接続コネクタ38,39が接続し、小型マイコン36と統合マイコン40が接続されるとともに、バッテリー37が充電されるようになっている。また、この構造により収納ケース22の開閉情報が得られるので、無断抜き取り・時間外薬品管理・在庫の管理ができる。統合マイコン40は受付装置10のピッキング支援装置12に配線にて接続されており、両者間でデータや信号のやり取りが行われるようになっている。
なお、図4の例に対し、図5に示すように、内部の3個の個別表示LEDが省かれるとともに、ピッキング終了スイッチ34を1個にした例でも、端末装置50の併用により、実質的にピッキング者を管理可能である。すなわち、図4の例は、ピッキング者が端末装置50からID信号をID信号センサ35に送ることによる識別と、ピッキング者がピッキング終了スイッチ34を選択することによる識別とで二重に管理しているが、図5の例でも、ピッキング終了スイッチ34を押すピッキング者はID信号で既に識別されているので、実質的に管理可能である。
大型収納ケース23への薬品の収納の仕方は様々であり、例えば図6に示すように、内部が幾つかの仕切り板24で複数の収納室に仕切られ、複数種類の薬品が各収納室に区別して収納される例がある。同例の場合には、各収納室に3個の個別表示LED31と1個のピッキング終了スイッチ34が設けられる。また、図7に示すように、内部を仕切ることなく、複数種類の色々な形態・寸法をなす薬品が煩雑に収納される例も多い。同例の場合には、3個の個別表示LED31と1個のピッキング終了スイッチ34とを1つのユニットにまとめたものを、薬品に直接添設(貼り付けることが好ましい)して管理する。これらの例のように、大型収納ケース23内に複数種類の薬品が収納されている場合、大型収納ケース23が閉じた状態では個別表示LED31が外部から見えないために、大型収納ケース23の前面に3色に色分けされた3個の代表表示LED32が設けられている。そして、内部の個別表示LED31の何れかが点灯した場合に、前面の同色の代表表示LED32も同時に点灯し、ピッキング者に該当薬品の所在を知らせるようになっている。
さらに、薬品庫20の上部には3色に色分けされた3個の大代表表示LED33が設けられ、該薬品庫20の全収納ケース22,23の個別表示LED31の何れかが点灯した場合に、大代表表示LED33も同時に点灯し、調剤薬局に設置された多数の薬品庫20に広範囲にわたりピッキング薬品が収納されている場合でも、該当薬品の所在を容易に知ることができるようになっている。
また、抜き取り不能な大型収納ケース23の内部には小型マイコンは設けられず、該大型収納ケース23の表示LED31,32及びピッキング終了スイッチ34は、大型収納ケース23を貫いて延びる配線により棚21側の前記統合マイコン40に接続されている。
以上のとおり、薬品庫装置30は、収納ケース22,23に設けられたケース表示部としての個別表示LED31及び代表表示LED32と、収納ケース22,23の内部に設けられたピッキング終了スイッチ34と、ケース制御部としての小型マイコン36及び統合マイコン40とを備えている。そして、小型マイコン36及び統合マイコン40は、受付装置10から送られたピッキング者のデータに基づいて対応色の個別表示LED31及び代表表示LED32を点灯させることでピッキング者表示させ、また、端末装置50からID信号センサ35に送られたID信号を前記ピッキング者のデータと照合しこれが合致すると、該当薬品の入った収納ケース22,23の錠機構を解錠し、また、ピッキング終了スイッチ34が操作されて収納ケース22,23が閉じられたときに、収納ケース22,23の錠機構を施錠し、個別表示LED31及び代表表示LED32のピッキング者表示を終了させ、受付装置10へ該当薬品のピッキングが終了したことを示す終了信号を送るようになっている。
本実施例では、3色に色分けされた3個の個別表示LED31及び代表表示LED32を設けて、ピッキング者のデータに基づいて対応色の個別表示LED31を点灯することで、例えば2人又は3人のピッキング者が同じ該当薬品を同時にピッキングすることを可能にしている。さらに、3色のLEDのままでも、各LEDの点滅や点滅速度の違いを組み合わせることにより、多人数(例えば6名又は9名)の同時ピッキングが可能となる。さらに、4色のLEDと、各LEDの点滅や点滅速度の違いを組み合わせることにより、より多人数(例えば8名又は12名)の同時ピッキングも可能となる。
(端末装置50)
端末装置50は、図8に示すように、手のひらサイズ又はそれ未満に形成された小型軽量の筐体51と、ピッキング者が腕時計のように腕に付けるための腕バンド52とを備えており、携帯しても両腕が自由に使用できるため、ピッキング業務に支障をきたさない。筐体51の表面には、精細なドットマトリックスによる小型ディスプレイ53と、ピッキング者のID信号のID信号発信スイッチ54(次のスクロールボタンの切替スイッチを兼ねる)と、表示画面のスクロールボタン55,56と、確認終了スイッチ57とが設けられている。筐体51の端面にはID信号のID信号出力部58(例えば赤外線LED)が設けられている。筐体51の内部には小型マイコン及び無線送受信機(いずれも図示略)が内蔵されている。小型ディスプレイ53が端末表示部を構成し、各スイッチ54〜57、ID信号出力部58、小型マイコン及び無線送受信機が端末制御部を構成している。端末制御部は、受付装置10から送られた薬品名・数量・注意事項等を小型ディスプレイ53に表示させ、また、ID信号出力部58から薬品庫装置30へID信号を送り、また、受付装置10へ確認終了信号を送るようになっている。
また、筐体51の内部には振動モ−タ(図示略)が内蔵され、受付装置10からの端末装置50にデ−タの着信があったとき、該振動モ−タが振動することでピッキング者はその着信を知ることができるようになっている。
(音声ガイダンス装置60)
受付装置10のピッキング支援装置12には、音声ガイダンス装置60が接続されている。音声ガイダンス装置60はピッキング者・調剤担当者等の人数に応じた数の音声ガイダンス機61及び携帯音声受信機62と、共通の警告音声アンプ63及びそれに接続された局内スピーカー64とからなる。音声ガイダンス機61は、ピッキング支援装置12からの信号に応じたピッキング情報・禁忌情報・注意事項・終了案内・デ−タベ−ス等々の情報に関する音声信号を発生するものである。携帯音声受信機62は、ピッキング者・調剤担当者等が携帯して各音声ガイダンス機61からの無線送信を受けるものであり、他の情報と混同しないよう片耳のみを使用するイヤホーンを備えている。場合によっては骨伝導スピーカー等も使用できる。前記の各情報は、音声ガイダンス機61から携帯音声受信機62に個別に送信することもできるし、複数又は全部の携帯音声受信機62に同時に送信することもできる。警告音声アンプ63及び局内スピーカー64は、特に警報情報等を適材適所に情報放送として伝達するためのものである。
[ピッキング誤薬防止方法]
次に、前記システムを用いて行うピッキング誤薬防止方法について、一つの具体例を挙げてステップ順に説明する。
(1)受付ステップ
図2に示すように、レセプトコンピュータ1等で入力された処方箋からの薬品のデ−タに基づいて受付パソコン11のディスプレイ14に薬品出庫画面15が表示される。薬品出庫画面15の詳細は前記のとおりである。例えば、薬品出庫画面15の中央の指定画面17bには、緑色の枠が表示されてその中にレセプト番号「1145」患者名「山田太郎」の薬品名のリストが表示される。そして、例えば3名いるピッキング者のうちの1人である「伊藤」がこの薬品のピッキングを担当する場合、該ピッキング者は自分のアイコン16を選択することによりピッキング担当者として自分を指定する。指定画面17bのピッキング担当者欄には「伊藤」が表示される。この指定があると、受付パソコン11はピッキング支援装置12を介して薬品庫装置30へ薬品及びピッキング者のデータを送る。薬品庫装置30の小型マイコン36は、送られたデータに基づいて該当薬品の入った収納ケース22の緑色の個別表示LED31を点灯させてピッキング者表示を開始するとともに、その収納ケース22のある薬品庫20上部の緑色の大代表表示LED33を点灯させ、ピッキング者を該当薬品のある薬品庫装置30及びその収納ケース22へと誘導する。
(2)取出ステップ
前記収納ケース22の前に立ったピッキング者は、端末装置50のID信号発信スイッチ54を押して薬品庫装置30のID信号センサ35へID信号を送ってから、収納ケース22を棚21から引き出して(必要ならば完全に引き抜いて)開け、該当薬品を取り出す。このとき、次のセキュリティ作用がある。
a)収納ケース22が錠機構を備えていて施錠制御されている場合には、小型マイコン36がID信号をピッキング者のデータと照合し、これが合致したときのみ、錠機構を解錠するので、収納ケース22を開けることができるようになる。
b)収納ケース22が錠機構を備えていない場合又は備えていても施錠制御されていない場合には、ID信号がピッキング者のデータと合致してもしなくても、収納ケース22を開けることができる。しかし、ID信号がピッキング者のデータと合致しないのに収納ケース22を開けた場合には、そのことを接続コネクタ38,39の接続による開情報に基づいて、小型マイコン36がピッキング支援装置12(又は受付パソコン11)に伝える。ピッキング支援装置12は音声ガイダンス機61を作動させ、音声ガイダンス機61から警告信号がピッキング者の携帯する携帯音声受信機62に送られ、イヤホーン等から警告音声を発するので、ピッキング者は直ちにその誤りに気付くことができる。また、このことは受付パソコン11に記録される。
c)時間外の収納ケース22の開閉は受付パソコン11に記録される。
(3)終了ステップ
ピッキング者が収納ケース22のピッキング終了スイッチ34を操作して収納ケース22を閉じると、小型マイコン36は、接続コネクタ38,39の接続による閉情報に基づいて、該当薬品のピッキングが終了したことを示す終了信号をピッキング支援装置12を介して受付装置10に送る。小型マイコン36は、自身の判断で又は受付装置10からの指示により、収納ケース22の緑色の個別表示LED31を消灯させてピッキング者表示を終了するとともに、大代表表示LED33を消灯させる。このとき、次のセキュリティ作用がある。
a)正しくピッキング終了スイッチ34を押してから収納ケース22を戻した場合、接続コネクタ38,39の接続による閉情報に基づいて、小型マイコン36がピッキング支援装置12を介して受付パソコン11に該当薬品のピッキングが終了したことを示す終了信号を送り、併せてピッキング者とピッキングした薬品名を送信する。ピッキング支援装置12は音声ガイダンス機61を作動させ、携帯音声受信機62のイヤホーン等から薬品情報を音声で伝える。
b)抜き取った収納ケース22を間違った所に戻した場合には、そのことを接続コネクタ38,39の接続による閉情報に基づいて、小型マイコン36がピッキング支援装置12(又は受付装置10)に伝える。すると、上記(2)b)と同様に携帯音声受信機62のイヤホーン等から警告音声を発するので、ピッキング者は直ちにその誤りに気付くことができる。また、このことは受付パソコン11に記録される。
c)ピッキング終了スイッチ34を操作せずに収納ケース22を閉じた場合には、同じく携帯音声受信機62のイヤホーン等から警告音声を発するので、ピッキング者は直ちにその誤りに気付くことができる。
d)小型マイコン36は、収納ケース22が錠機構を備えていて施錠制御すべき場合には、錠機構を施錠する。
(4)確認ステップ
受付装置10はピッキングされた薬品名・数量・注意事項等を端末装置50に送信する。端末装置50は内蔵の無線送受信機でこれを受け、内蔵の小型マイコンで小型ディスプレイ53に薬品名・数量・注意事項等を表示する。同時に、端末装置50は内蔵の振動モ−タで振動するので、ピッキング者はデ−タの着信を知ることができる。ピッキング者は送られてきた薬品名・数量・注意事項等を確認し、端末装置50の確認終了スイッチ57を押して受付装置10に確認終了信号を送信する。この確認少量作業を経ることもセキュリティ作用の一つである。もし異なったピッキング者が間違って該当外の薬品をピッキングしたときは、本人には振動モ−タ・薬品名・注意事項・数量のデータが送られないため、確認終了動作ができない。
(5)繰り返し
上記の作業ステップをピッキングすべき複数の薬品について繰り返し、最後の薬品のピッキングが終了した時点で、受付装置10から端末装置50にピッキング完了通知が送信され、ピッキング者に終了を伝える。
(同時ピッキングについて)
前記ピッキング者とは別のピッキング者が、別のレセプト番号のピッキング担当を指定し、その薬品名のリストに前記レセプト番号「1145」の薬品と同じ薬品が含まれている場合がある。複数のピッキング者が同じ薬品を同時期にピッキングすることから「同時ピッキング」という。この場合には、前記と同じ収納ケース22の異なる色(例えば赤色)の個別表示LED31が点灯してピッキング者が管理されるため、複数名のピッキング者は同じ収納ケース22を交代で開閉することができる。ピッキング者の人数増に対しては、LEDの色数増加、点滅、点滅時間等で対応できることは前述した通りである。
以上詳述した通り、本ピッキング誤薬防止システム及び方法によれば、現行の調剤設備を大きく変えることなく、最小限の追加設備・設備費・維持費・設置スペース装置で構築でき、また、受付装置と薬品庫装置と端末装置と、さらには音声ガイダンス装置を連携させて各ステップで幾重にもチェックを重ねることにより、ピッキング誤薬を効果的に防止することができる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
本発明に係る実施例1のピッキング誤薬防止システムを示す正面図である。 同システムの薬品出庫画面の正面図である。 同システムの薬品庫装置を装備した薬品庫の正面図である。 同薬品庫の収納ケースの一例を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 同薬品庫の収納ケースの別例を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 同薬品庫の大型収納ケースの一例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 同薬品庫の大型収納ケースの別例を図し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 同システムの端末装置の正面図である。 同システムの音声ガイダンス装置の概略図である。
符号の説明
10 受付装置
11 受付パソコン
12 ピッキング支援装置
13 無線送受信機
14 受付表示部
15 薬品出庫画面
20 薬品庫
22 収納ケース
23 大型収納ケース
30 薬品庫装置
31 個別表示LED
32 代表表示LED
33 大代表表示LED
34 ピッキング終了スイッチ
35 ID信号センサ
36 小型マイコン
40 統合マイコン
41 充電器
50 端末装置
53 小型ディスプレイ
54 ID信号発信スイッチ
57 確認終了スイッチ
58 ID信号出力子

Claims (3)

  1. ピッキング者がピッキングの受付をする受付装置と、薬品の入った多数の収納ケースを備える薬品庫に設けられた薬品庫装置と、ピッキング者が携帯する端末装置とからなり、
    前記受付装置は、受付表示部と、処方箋からの薬品のデ−タに基づいて受付表示部に薬品出庫画面を表示させ、また、ピッキング者がピッキング担当者として自分を指定すると薬品庫装置に薬品及びピッキング者のデータを送り、また、薬品庫装置から終了信号を受けると少なくともピッキングされた該当薬品の薬品名を端末装置に送る受付制御部とを備え、
    前記薬品庫装置は、収納ケースに設けられたケース表示部と、収納ケースの内部に設けられたピッキング終了スイッチと、受付装置から送られたピッキング者のデータに基づいてケース表示部にピッキング者表示を開始させ、また、端末装置から送られたID信号を前記ピッキング者のデータと照合し、また、ピッキング終了スイッチが操作されて収納ケースが閉じられたときに、ケース表示部のピッキング者表示を終了させ、受付装置へ該当薬品のピッキングが終了したことを示す終了信号を送るケース制御部とを備え、
    前記端末装置は、端末表示部と、受付装置から送られた少なくとも薬品名を端末表示部に表示させ、薬品庫装置へID信号を送り、また、受付装置へ確認終了信号を送る端末制御部とを備える
    ことを特徴とするピッキング誤薬防止システム。
  2. 受付装置が処方箋からの薬品のデ−タに基づいて薬品出庫画面を表示し、ピッキング者が受付装置にピッキング担当者として自分を指定すると、受付装置は薬品庫装置に薬品及びピッキング者のデータを送り、薬品庫装置は送られたデータに基づいて該当薬品の入った収納ケースにピッキング者表示を開始する受付ステップと、
    ピッキング者が端末装置から薬品庫装置へID信号を送り、薬品庫装置に送られたID信号が前記ピッキング者のデータと照合され、ピッキング者は収納ケースを開けて該当薬品を取り出す取出ステップと、
    ピッキング者が収納ケースのピッキング終了スイッチを操作して収納ケースを閉じると、ピッキング者表示が終了し、薬品庫装置は受付装置へ該当薬品のピッキングが終了したことを示す終了信号を送る終了ステップと、
    受付装置は終了信号を受けると少なくともピッキングされた薬品の薬品名を端末装置に送り、端末装置は送られた少なくとも薬品名を端末表示部に表示し、ピッキング者は端末装置に送られた少なくとも薬品名を確認して端末装置から受付装置へ確認終了信号を送る確認ステップと
    を含むことを特徴とするピッキング誤薬防止方法。
  3. 前記受付部からの信号に応じた音声ガイダンスをピッキング者に伝えるようにした請求項1記載のピッキング誤薬防止システム又は請求項2記載のピッキング誤薬防止方法。
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