JP3568020B2 - スラットコンベヤ - Google Patents

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    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
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    • B65G47/841Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements
    • B65G47/844Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements the article-engaging elements being pushers transversally movable on the supporting surface, e.g. pusher-shoes

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品を載置して搬送方向に移動する多数のスラットと、それらスラットと一体的に移動し、かつ、スラットに沿って移動可能な状態で前記搬送方向に並設された複数の押圧シューと、前記押圧シューに連設の被ガイド部材と、前記物品の搬出箇所において、前記スラットの移動に伴ってスラットの一側方から他側方に向けて前記被ガイド部材を案内して前記押圧シューをスラットに沿って移動させるための複数のガイドレールと、前記搬出箇所において、複数の被ガイド部材を前記ガイドレール側へ切換え移動させるために各ガイドレールに対応して設けられた複数の切換え手段とを備えたスラットコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のようなスラットコンベヤにおいては、従来、複数のガイドレールに対応して設けられる複数の切換え手段に、それぞれ各別にシリンダやモータなどの駆動手段を設け、その複数の駆動手段を同期させて駆動することにより、複数の切換え手段を同時に作用状態と非作用状態とに切換えるように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のものでは、複数の切換え手段に対応して複数の駆動手段が必要となり、コストアップの一因となるばかりか、各駆動手段を同期させて駆動する必要があるため、作用状態と非作用状態との切換え制御が複雑になるという欠点があった。
【0004】
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、複数の切換え手段を簡単な構造で、かつ、確実に同期させた状態で作用状態と非作用状態とに切換えることのできるスラットコンベヤを提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、物品を載置して搬送方向に移動する多数のスラットと、それらスラットと一体的に移動し、かつ、スラットに沿って移動可能な状態で前記搬送方向に並設された複数の押圧シューと、前記押圧シューに連設の被ガイド部材と、前記物品の搬出箇所において、前記スラットの移動に伴ってスラットの一側方から他側方に向けて前記被ガイド部材を案内して前記押圧シューをスラットに沿って移動させるための複数のガイドレールと、前記搬出箇所において、複数の被ガイド部材を前記ガイドレール側へ切換え移動させるために各ガイドレールに対応して設けられた複数の切換え手段とを備えたスラットコンベヤであって、前記複数のガイドレールに対応する複数の切換え手段が、ひとつの駆動手段によって作用状態と非作用状態とに切換えられるように構成され、前記被ガイド部材が、前記押圧シューの下方に設けられたピンと、そのピンの軸芯周りに回転可能に取り付けられて前記ガイドレールに案内されるガイドローラとで構成され、前記切換え手段が、前記作用状態において、前記押圧シューの移動に伴って前記ガイドローラより下方に突出した前記ピン部分に接当して、前記ガイドローラを前記ガイドレール側へ案内する傾斜案内面を備えていることを特徴する。
つまり、請求項1に記載の発明によれば、押圧シューをスラットに沿って移動させるための複数のガイドレールに対応して設けられる複数の切換え手段を、ひとつの駆動手段によって作用状態と非作用状態とに切換えるように構成されているので、複数の切換え手段のそれぞれに対応して複数の駆動手段を設けていた従来のものに比して、駆動手段の数を減らすことができ、構造の簡素化とコストダウンを図り得るとともに、ひとつの駆動手段で複数の切換え手段を切換え操作することにより、各切換え手段の同期切換え制御も簡単、かつ、確実となる。
また、請求項1に記載の発明によれば、前記被ガイド部材が、押圧シューの下方に設けられたピンと、そのピンの軸芯周りに回転可能に取り付けられて前記ガイドレールに案内されるガイドローラとで構成されるので、ガイドレールに対するガイドローラの相対回転によって、各押圧シューは円滑に移動可能となる。
そして、前記切換え手段が、前記作用状態において、押圧シューの移動に伴ってガイドローラより下方に突出した前記ピン部分に接当して、前記ガイドローラを前記ガイドレール側へ案内する傾斜案内面を備えているので、その傾斜案内面の作用状態と非作用状態との切換えを迅速に行うことができる。例えば、傾斜案内面を前記ピンの軸芯と直交する方向に移動させて作用状態と非作用状態との切換える場合、前記傾斜案内面をガイドローラに直接接当させる場合と、前記ピン部分に接当させる場合とでは、ガイドローラとピンとの径の差により、ピン部分に接当させる方が傾斜案内面の移動量は少なくて済み、その分だけ迅速な切換えが可能となる。
【0006】
請求項2に記載の発明は、物品を載置して搬送方向に移動する多数のスラットと、それらスラットと一体的に移動し、かつ、スラットに沿って移動可能な状態で前記搬送方向に並設された複数の押圧シューと、前記押圧シューに連設の被ガイド部材と、前記物品の搬出箇所において、前記スラットの移動に伴ってスラットの一側方から他側方に向けて前記被ガイド部材を案内して前記押圧シューをスラットに沿って移動させるための複数のガイドレールと、前記搬出箇所において、複数の被ガイド部材を前記ガイドレール側へ切換え移動させるために各ガイドレールに対応して設けられた複数の切換え手段とを備えたスラットコンベヤであって、前記複数のガイドレールに対応する複数の切換え手段が、ひとつの駆動手段によって作用状態と非作用状態とに切換えられるように構成され、前記切換え手段が、前記作用状態において、前記押圧シューの移動に伴って前記被ガイド部材に接当して、その被ガイド部材を前記ガイドレール側へ案内する傾斜案内面を備え、その傾斜案内面が、前記ガイドレールに保持されていることを特徴とする。
つまり、請求項2に記載の発明によれば、押圧シューをスラットに沿って移動させるための複数のガイドレールに対応して設けられる複数の切換え手段を、ひとつの駆動手段によって作用状態と非作用状態とに切換えるように構成されているので、複数の切換え手段のそれぞれに対応して複数の駆動手段を設けていた従来のものに比して、駆動手段の数を減らすことができ、構造の簡素化とコストダウンを図り得るとともに、ひとつの駆動手段で複数の切換え手段を切換え操作することにより、各切換え手段の同期切換え制御も簡単、かつ、確実となる。
また、請求項2に記載の発明によれば、前記切換え手段が、前記作用状態において、押圧シューの移動に伴って前記被ガイド部材に接当して、その被ガイド部材をガイドレール側へ案内する傾斜案内面を備え、その傾斜案内面が、前記ガイドレールに保持されているので、例えば、前記傾斜案内面をガイドレールに設けてガイドレール全体を移動させ、作用状態と非作用状態とに切換えたり、あるいは、ガイドレールの一部を移動可能に構成し、その移動可能なガイドレール部分に傾斜案内面を設けることによって、ガイドレールによる傾斜案内面の兼用化が可能で、構造を簡素化することができる。
【0007】
請求項3に記載の発明は、物品を載置して搬送方向に移動する多数のスラットと、それらスラットと一体的に移動し、かつ、スラットに沿って移動可能な状態で前記搬送方向に並設された複数の押圧シューと、前記押圧シューに連設の被ガイド部材と、前記物品の搬出箇所において、前記スラットの移動に伴ってスラットの一側方から他側方に向けて前記被ガイド部材を案内して前記押圧シューをスラットに沿って移動させるための複数のガイドレールと、前記搬出箇所において、複数の被ガイド部材を前記ガイドレール側へ切換え移動させるために各ガイドレールに対応して設けられた複数の切換え手段とを備えたスラットコンベヤであって、前記複数のガイドレールに対応する複数の切換え手段が、ひとつの駆動手段によって作用状態と非作用状態とに切換えられるように構成され、前記切換え手段が、前記作用状態において、前記押圧シューの移動に伴う前記被ガイド部材の接当によって前記ガイドレール側へ回動する回動爪を備え、その回動爪の回動作用で前記被ガイド部材を前記ガイドレール側へ切換え移動させることを特徴とする。
つまり、請求項3に記載の発明によれば、押圧シューをスラットに沿って移動させるための複数のガイドレールに対応して設けられる複数の切換え手段を、ひとつの駆動手段によって作用状態と非作用状態とに切換えるように構成されているので、複数の切換え手段のそれぞれに対応して複数の駆動手段を設けていた従来のものに比して、駆動手段の数を減らすことができ、構造の簡素化とコストダウンを図り得るとともに、ひとつの駆動手段で複数の切換え手段を切換え操作することにより、各切換え手段の同期切換え制御も簡単、かつ、確実となる。
また、請求項3に記載の発明によれば、前記切換え手段が、前記作用状態において、押圧シューの移動に伴う前記被ガイド部材の接当によってガイドレール側へ回動する回動爪を備え、その回動爪の回動作用で前記被ガイド部材をガイドレール側へ切換え移動させるので、各回動爪の回動作用によって、被ガイド部材を確実にガイドレール側へ移動させることができる。
【0008】
請求項4に記載の発明は、物品を載置して搬送方向に移動する多数のスラットと、それらスラットと一体的に移動し、かつ、スラットに沿って移動可能な状態で前記搬送方向に並設された複数の押圧シューと、前記押圧シューに連設の被ガイド部材と、前記物品の搬出箇所において、前記スラットの移動に伴ってスラットの一側方から他側方に向けて前記被ガイド部材を案内して前記押圧シューをスラットに沿って移動させるための複数のガイドレールと、前記搬出箇所において、複数の被ガイド部材を前記ガイドレール側へ切換え移動させるために各ガイドレールに対応して設けられた複数の切換え手段とを備えたスラットコンベヤであって、前記複数のガイドレールに対応する複数の切換え手段が、ひとつの駆動手段によって作用状態と非作用状態とに切換えられるように構成され、前記押圧シューが、その下方に上下方向に沿う軸芯周りに回転可能なスプロケットを備え、そのスプロケットの前記軸芯から偏芯した位置に前記被ガイド部材が設けられ、かつ、前記切換え手段が、前記スプロケットに係合する1本のチェンで構成され、前記チェンを前記スプロケットに係合させた作用状態において、前記スプロケットの前記軸芯周りでの回転に伴って前記被ガイド部材を前記ガイドレール側へ切換え移動させることを特徴とする。
つまり、請求項4に記載の発明によれば、押圧シューをスラットに沿って移動させるための複数のガイドレールに対応して設けられる複数の切換え手段を、ひとつの駆動手段によって作用状態と非作用状態とに切換えるように構成されているので、複数の切換え手段のそれぞれに対応して複数の駆動手段を設けていた従来のものに比して、駆動手段の数を減らすことができ、構造の簡素化とコストダウンを図り得るとともに、ひとつの駆動手段で複数の切換え手段を切換え操作することにより、各切換え手段の同期切換え制御も簡単、かつ、確実となる。
また、請求項4に記載の発明によれば、前記押圧シューが、その下方に上下方向に沿う軸芯周りに回転可能なスプロケットを備え、そのスプロケットの前記軸芯から偏芯した位置に被ガイド部材が設けられ、かつ、前記切換え手段が、スプロケットに係合する1本のチェンで構成され、前記チェンをスプロケットに係合させた作用状態において、前記スプロケットの前記軸芯周りでの回転に伴って前記被ガイド部材を前記ガイドレール側へ切換え移動させるので、各スプロケットのチェンへの係合による回転によって、被ガイド部材を確実にガイドレール側へ移動させることができる。
【0009】
請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜4のいずれかひとつに記載の発明において、前記押圧シューが、前記スラットのそれぞれに対応して設けられ、前記複数のガイドレールが、前記スラットの搬送方向において、互いに隣接するスラットの間隔とほぼ同じ間隔を置いて設けられていることを特徴としている。
つまり、請求項2に記載の発明によれば、前記押圧シューが、スラットのそれぞれに対応して設けられているので、比較的小さな物品であっても、押圧シューによる押圧搬出が可能で、しかも、複数のガイドレールが、スラットの搬送方向において、互いに隣接するスラットの間隔とほぼ同じ間隔を置いて設けられているので、前記物品を極力多数の押圧シューで押圧して、姿勢乱れの少ない状態で前記物品を整然と搬出することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明によるスラットコンベヤを自動倉庫に適応した例を基に図面に基づいて説明する。
このような自動倉庫は、図1に示すように、一対の物品収納棚1が、互いに間口を相対向させた状態で設置され、この対をなす物品収納棚1が複数対平行に設置され、各対の物品収納棚1の間には、物品収納棚1の間口に沿って移動可能なスタッカークレーン2が設けられている。
各スタッカークレーン2には、出退可能なフォークを備えた昇降台が設けられ、スタッカークレーン2の自走と昇降台の上下昇降、ならびに、フォークの出退作動によって、各種の物品を収納したコンテナや段ボール箱のような物品Aを物品収納棚1の物品収納部に載置搬入したり、物品収納部から搬出できるように構成されている。
【0012】
各物品収納棚1の搬入側には、物品Aを搬入するための搬入スラットコンベヤ3が設けられ、各対の物品収納棚1と搬入スラットコンベヤ3との間には、搬入コンベヤ4がそれぞれ設けられ、各搬入コンベヤ4の搬送方向終端部には、スタッカークレーン2との間で物品Aを移載する搬入リフタ5が設けられている。
搬入コンベヤ4には、図2に示すように、構造の異なる2種類の搬入コンベヤがあって、ひとつは搬入スラットコンベヤ3の搬送方向に対してほぼ直交する方向へ物品Aを搬送する直交型搬入コンベヤ4aで、他のひとつは搬入スラットコンベヤ3の搬送方向に対して斜め前方に湾曲しながら物品Aを搬送する斜交型搬入コンベヤ4bである。
【0013】
すなわち、各物品Aは、平面視において長方形をなし、その長方形の物品Aを物品収納棚1に収納する際、原則として、スタッカークレーン2側から見て縦向きにして収納するように構成されている。しかし、自動倉庫の建屋の条件などにより、物品収納棚1を全て同じ向きにし、各物品Aを全て縦向きにして収納することが不利な場合がある。
この実施形態では、図1に示すように、建屋の中央に複数の柱Pがあるので、物品Aの全てを縦向きにして収納しようとすると、柱Pが邪魔になり柱Pの近くに空間が生じ、その分だけ物品収納棚1の個数が減ることになる。そこで、その空間を利用して、物品Aをスタッカークレーン2から見て横向きにして収納する物品収納棚1bを一対設け、その一対の物品収納棚1bの間にもスタッカークレーン2を設けてあり、同じ理由から、建屋の右側の壁近くにも、物品Aを横向きにして収納する物品収納棚1bを一対設けてある。
【0014】
このように、物品収納棚1には、物品Aを縦向きに収納する物品収納棚1aと、横向きに収納する物品収納棚1bとの2種類があり、縦向きに収納する物品収納棚1aへ物品Aを搬入するコンベヤが、直交型搬入コンベヤ4aで構成され、搬入スラットコンベヤ3により縦向きで搬送されてきた物品Aを、そのままの姿勢で直交型搬入コンベヤ4aに移載し、直交型搬入コンベヤ4aによって横向きに搬送するように構成されている。
他方、物品Aを横向きに収納する物品収納棚1bへ搬入する搬入コンベヤは、斜交型搬入コンベヤ4bで構成され、搬入スラットコンベヤ3により縦向きで搬送されてきた物品Aを徐々に姿勢変更し、物品Aを縦向きにして搬送するように構成されている。
【0015】
各物品収納棚1の搬出側には、物品Aを搬出するための搬出スラットコンベヤ6が設けられ、各対の物品収納棚1と搬出スラットコンベヤ6との間には、搬出コンベヤ7がそれぞれ設けられ、各搬出コンベヤ7の搬送方向始端部には、スタッカークレーン2との間で物品Aを移載する搬出リフタ8が設けられている。
搬出コンベヤ7にも2種類あって、図3に示すように、ひとつは物品Aを横向きで搬送して搬出スラットコンベヤ6に対してほぼ直交する方向から物品Aを横向きのまま移載する直交型搬出コンベヤ7aで、物品Aを縦向きに収納する物品収納棚1aに対応して設けられている。他のひとつは物品Aを縦向きで搬送して搬出スラットコンベヤ6に対して斜めに斜交しながら、物品Aの姿勢を徐々に搬出スラットコンベヤ6に対して縦向きになるように姿勢変更して移載する斜交型搬出コンベヤ7bであり、物品Aを横向きにして収納する物品収納棚1aに対応して設けられている。
【0016】
前記搬入スラットコンベヤ3と搬出スラットコンベヤ6とは、ともに同じ構造であり、図4および図5に示すように、搬送方向から見て左右一対のフレーム9が設けられ、そのフレーム9の両端に駆動用スプロケットと遊転スプロケットとが設けられている。そして、それら両スプロケット間に左右一対の無端状のチェン10が巻き掛けられ、電動モータ11によって駆動用スプロケットを駆動することで、左右一対のチェン10が、フレーム9の上方において搬送方向に向けて回転駆動する。フレーム9の下方においては、チェン10がフレーム9の上方と逆方向に回転駆動するように構成されている。
左右一対のチェン10間にわたって、複数本の細長いスラット12が取り付けられ、各スラット12には、物品Aを押圧して搬入コンベヤ4側へ押圧移載する押圧シュー13が、各スラット12と一体的に移動可能に外嵌されている。各押圧シュー13の下方には、被ガイド部材としてのピン14が突設され、そのピン14に同じく被ガイド部材としてのガイドローラ15がピン14の軸芯周りに遊転可能に取り付けられ、かつ、ピン14の下端部がガイドローラ15よりも下方に突出するように構成されている。
【0017】
左右一対のフレーム9の内側には、図6および図7に示すように、各押圧シュー13のガイドローラ15を案内する主ガイド16が、チェン10に沿う状態で左右一対設けられている。左右一対の主ガイド16の上方で、かつ、物品Aの搬出箇所においては、図6に示すように、各直交型搬入コンベヤ4aに対応して、両主ガイド16を斜めに連結する状態で複数本のガイドレールとしての直交用分岐ガイド17aが設けられ、その複数本の直交用分岐ガイド17aは、スラットコンベヤ6の搬送方向において、互いに隣接するスラット12の間隔とほぼ同じ間隔を置いて設けられている。
また、各斜交型搬入コンベヤ4bに対応する物品Aの搬出箇所には、図7に示すように、両主ガイド16を斜めに連結する状態で1本の斜交用分岐ガイド18aが設けられ、さらに、主ガイド16の下方においては、両主ガイド16を斜めに連結する1本のリターンガイド19が設けられている。したがって、左右一対の主ガイド16のうち、一方は無端状のチェン10の全長に沿う状態で、他方は上方に位置するチェン10に沿って、かつ、リターンガイド19(図4参照)部分で終端するように設けられている。
【0018】
前記直交用分岐ガイド17aの近傍には、主ガイド16に案内されてきた複数のガイドローラ15を直交用分岐ガイド17a側に一挙に方向転換するために、前記ピン14に接当してガイドローラ15を直交用分岐ガイド17a側に案内する傾斜案内面17dを備えた切換え手段としての方向転換部材17cが、直交用分岐ガイド17aに対応して複数設けられている。この複数の方向転換部材17cは、直交用方向転換具17bに一体的に取り付けられ、その直交用方向転換具17bが、駆動手段20としてのひとつの直交用エアシリンダ20aにより出退可能に構成され、傾斜案内面17dを備えた方向転換部材17cや直交用方向転換具17bなどによって、複数の押圧シュー13を搬入スラットコンベヤ3の搬送方向に沿うほぼ直線状に切換える直交用切換え手段17が構成されている。
【0019】
具体的に説明すると、直交用方向転換具17bに複数の方向転換部材17cが一体的に設けられ、直交用エアシリンダ20aの出退に伴って、直交用方向転換具17bを介して複数の方向転換部材17cが一体的に作動するように構成されている
また、斜交用分岐ガイド18aの近傍には、主ガイド16により案内されてきた複数のガイドローラ15を斜交用分岐ガイド18a側に順次方向転換するための斜交用方向転換具18bが、斜交用エアシリンダ21によって出退可能に構成されている。つまり、斜交用分岐ガイド18aや斜交用方向転換具18bなどによって、複数の押圧シュー13を搬入スラットコンベヤ3の搬送方向に対して順次斜めに横切る状態に切換える斜交用切換え手段18が構成されている。
【0020】
搬入スラットコンベヤ3と搬出スラットコンベヤ6とは、上述のように構成されていて、駆動用スプロケットによって左右一対のチェン10が回転駆動されると、各スラット12とそれに外嵌の押圧シュー13もチェン10と一緒に回転駆動され、スラット12上に載置された物品Aを搬送する。
物品Aを直交型搬入コンベヤ4aに移載する際には、直交用エアシリンダ20aによって直交用方向転換具17bを介して複数の方向転換部材17cが一体的に主ガイド16側に突出され、その主ガイド16に沿って移動してきた複数のガイドローラ15を支持するピン14の下方突出部の複数が、各方向転換部材17cの傾斜案内面17dに接当して案内され、複数のガイドローラ15が各直交用分岐ガイド17a側に方向転換される。
【0021】
つまり、直交用エアシリンダ20aの駆動のみで、複数の方向転換部材17cを一体的に作動させ、複数のガイドローラ15を直交用分岐ガイド17a側に同時に方向転換することができる。
そして、各スラット12の搬送方向への移動と各ガイドローラ15に対する直交用分岐ガイド17aの案内作用により、図8に示すように、複数の押圧シュー13が、スラットコンベヤ3,6の搬送方向に沿ってほぼ直線状になった状態で、物品Aを押圧して直交型搬入コンベヤ4aに移載する。
【0022】
また、物品Aを斜交型搬入コンベヤ4bに移載する際には、斜交用エアシリンダ21によって斜交用方向転換具18bが主ガイド16側に突出され、その主ガイド16に沿って移動してきた複数のガイドローラ15を支持するピン14が、斜交用方向転換具18bに接当して案内され、順次斜交用分岐ガイド18a側に方向転換される。
そして、各スラット12の搬送方向への移動と各ガイドローラ15に対する斜交用分岐ガイド18aの案内作用により、図9に示すように、複数の押圧シュー13が、スラットコンベヤ3,6の搬送方向に対して斜めに順次横切る状態で物品Aを押圧して斜交型搬入コンベヤ4bに移載する。その後、直交型搬入コンベヤ4aや斜交型搬入コンベヤ4bへの移載に用いられた押圧シュー13は、リターンガイド19によって元の主ガイド16側に戻される。
【0023】
このように、各押圧シュー13は、直交型搬入コンベヤ4aと斜交型搬入コンベヤ4bへの分岐移載を兼用するため、図10に示すように、各押圧シュー13には、直交型搬入コンベヤ4aへの移載時に押圧作用する直交用押圧面22aと、斜交型搬入コンベヤ4bへの移載時に押圧作用する斜交用押圧面22bとを備えている。
【0024】
前記直交型搬入コンベヤ4a、斜交型搬入コンベヤ4b、ならびに、斜交型搬出コンベヤ7bは、全て回転可能な複数のローラを備えたローラコンベヤで構成され、斜交型搬入コンベヤ4bと斜交型搬出7bとは、搬送方向が異なるだけで同じ構造であり、図9に示すように、長さの異なる複数の斜交用ローラ23が、徐々に角度を変えながら大きく湾曲するように配置され、かつ、各斜交用ローラ23が、図外の電動モータによって互いに同期しながら回転駆動されるように構成されている。
それに対し、直交型搬入コンベヤは、図8に示すように、長さの異なる複数の直交用ローラ24が、急速に角度を変えるように配置され、これら直交用ローラ24も図外の電動モータによって互いに同期しながら回転駆動されるように構成されている。
【0025】
前記直交型搬出コンベヤ7aは、図11に示すように、複数の回転駆動式ローラを備えた第一ローラコンベヤ25と複数の遊転式ローラを備えた第二ローラコンベヤ26とを有し、第二ローラコンベヤ26には、搬出スラットコンベヤ6の搬送方向に沿って移動し、物品Aを押圧する横長の押圧部材27が設けられ、かつ、その押圧部材27には、その長手方向に沿って移動して物品Aを押圧する押圧体28が設けられている。
そして、第一ローラコンベヤ25から物品Aが送られてくると、押圧部材27が搬出スラットコンベヤ6の搬送方向に沿って移動し、かつ、その押圧部材27に沿って押圧体28が搬出スラットコンベヤ6側へ移動する。したがって、物品Aは、図11中に矢印で示すように、第二ローラコンベヤ26上を斜めに横切って、かつ、搬出スラットコンベヤ6の搬送速度と同期した速度で搬出スラットコンベヤ6上に移載されるように構成されている。
【0026】
以上のような構成からなる自動倉庫の作動は、全てマイクロコンピュータ利用の制御装置Hによって制御される。
制御装置Hは、図12に示すように、各スタッカークレーン2を制御するスタッカークレーン用制御部H1と通信可能に構成され、操作装置29からの指令に基づいて、各スラットコンベヤ3,6の直交用エアシリンダ20aや斜交用エアシリンダ21などの作動を制御して、直交用切換え手段17や斜交用切換え手段18の切換え制御などを実行する。
【0027】
制御装置Hによる自動倉庫の制御作動について説明する。
物品Aを搬入する場合には、その搬入する物品Aに関する情報を操作装置29に入力すると、その入力情報に基づいて、制御装置Hが、物品Aを搬入する物品収納棚1とその物品収納部とを選定する。
そして、搬入スラットコンベヤ3により搬送されてきた物品Aが、搬入すべき物品収納棚1に対応する搬入コンベヤ4に対して所定の位置に至ると、図外の在荷検出手段からの信号に基づいて切換え手段17,18を切換え制御する。
【0028】
つまり、その搬入コンベヤ4が、直交型搬入コンベヤ4aであれば、直交用エアシリンダ20aによって直交用方向転換具17bを介して複数の方向転換部材17cを主ガイド16側に突出させる。すると、所定数の押圧シュー13のガイドローラ15が、主ガイド16から直交用分岐ガイド17a側に方向転換される。そして、所定数の押圧シュー13が、搬入スラットコンベヤ3の搬送方向に沿って直線状にされた状態で、物品Aを押圧して直交型搬入コンベヤ4aに分岐移載する。
また、斜交型搬入コンベヤ4bであれば、斜交用エアシリンダ21によって斜交用方向転換具18bを主ガイド16側に突出させ、所定数の押圧シュー13を搬入スラットコンベヤ3の搬送方向に対して順次斜めに横切る状態で移動させ、物品Aを押圧して斜交型搬入コンベヤ4bに分岐移載する。
【0029】
物品Aが搬入リフタ5上に至ると、在荷検出手段からの信号に基づいて搬入リフタ5を上昇させて、スタッカークレーン2のフォークで物品Aを掬い取る。
その後、スタッカークレーン2のフォークを退避させて、物品Aをスタッカークレーン2の昇降台上に移載し、スタッカークレーン2の自走と昇降台の上下昇降、ならびに、フォークの出退作動によって、物品Aを物品収納棚1の物品収納部に載置する。その際に、物品収納棚1が物品Aを縦向きに収納する物品収納棚1aであれば、物品Aを縦向きにして、横向きに収納する物品収納棚1bであれば、物品Aを横向きにしてそれぞれ収納し、物品Aの搬入作業が終了する。
【0030】
物品Aを搬出する場合には、搬出する物品Aに関する情報を操作装置29に入力すると、その入力情報に基づいて、制御装置Hが、搬出する物品Aが収納されている物品収納棚1とその物品収納部とを選定する。
すると、上述した搬入作業とは逆に、スタッカークレーン2が、選定された物品収納棚1の物品収納部から物品Aを搬出して、搬出リフタ8上に移載する。その後、搬出リフタ8を下降させて搬出コンベヤ上に移載する。
このとき、その搬出コンベヤ7が、直交型搬出コンベヤ7aであれば、第二ローラコンベヤ26に設けた図外の在荷検出手段からの信号に基づいて、押圧部材27と押圧体28とを同時に作動させて、物品Aを搬出スラットコンベヤ6の搬送速度と同期させた状態で搬出スラットコンベヤ6上に搬出する。
また、搬出コンベヤ7が、斜交型搬出コンベヤ7bであれば、物品Aの姿勢を徐々に変更しながら搬出スラットコンベヤ6上に搬出し、いずれの場合にも、各物品Aは、搬出スラットコンベヤ6に対して縦向きにして搬出され、その後、物品Aは、搬出スラットコンベヤ6に設けられた直交用切換え手段17や斜交用切換え手段18の切換え作動で、所定の箇所に搬出されて搬出作業を終了する。
【0031】
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、複数の方向転換部材17cが一体的に備えられた直交用方向転換具17bを主ガイド16側へ突出して、ガイドローラ15を直交用分岐ガイド17a側へ方向転換するように構成していたが、図13に示すように、複数の直交用分岐ガイド17aのうち、主ガイド16側の一部を各直交用分岐ガイド17aに対してスライド可能に保持させ、そのスライド可能な一部を切換え手段17eとすることもできる。
この場合には、各切換え手段17eに傾斜案内面17dを設け、かつ、各切換え手段17eを分岐ガイド用連結部材30で一体的に連結し、その分岐ガイド用連結部材30を作動手段20としてのひとつの直交用の分岐ガイド移動用エアシリンダ20bにより主ガイド16側へスライドさせ、図13の(ロ)に示すように、主ガイド16に沿って移動してきたガイドローラ15を傾斜案内面17dに接当させて直交用分岐ガイド17a側へ方向転換する。
なお、この実施形態において、直交用分岐ガイド17aの主ガイド16側に傾斜案内面17dを設け、各直交用分岐ガイド17aの全体を一体的にスライドさせるように構成することもできる。
【0032】
(2)これまでの実施形態では、傾斜案内面17dの案内作用により、複数のガイドローラ15を直交用分岐ガイド17a側に方向転換するように構成していたが、次のように構成してもよい。
すなわち、図14および図15に示すように、ガイドローラ15の接当によって直交用分岐ガイド17a側へ回動する切換え手段としての回動爪31を設け、この回動爪31の複数を回動爪用連結部材32で一体的に保持し、その回動爪用連結部材32を駆動手段20としての直交用の回動爪作動用エアシリンダ20cによって上方の作用位置と下方の非作用位置とに切換え可能に構成してある。
そして、各回動爪31が下方に位置する非作用状態において、各回動爪31は図14の(イ)や図15の(イ)に示す状態にあり、上方に位置する作用状態に切換えると、各回動爪31が上方に移動するとともに、その上方への移動に伴う回動溝33の作用によって図14の(ロ)や図15の(ロ)に示す状態に回動すして主ガイド16側へ突出する。この作用状態において、主ガイド16に沿って移動してきた複数のガイドローラ15が各回動爪31に接当すると、回動爪31が図外のスプリングに抗して直交用分岐ガイド17a側へ回動するとともに、回動溝33の作用で下方へ移動し、各ガイドローラ15が主ガイド16側から直交用分岐ガイド17a側へ方向転換される。
【0033】
(3)さらに、上記のような構成に代えて、次のような構成としてもよい。
すなわち、図16および図17に示すように、各押圧シュー13の下方に突出したピン14の軸芯周りに回転可能な方向転換用スプロケット34とアーム35とを取り付け、このアーム35の先端にガイドローラ15を取り付けて実施することもできる。
この場合には、方向転換用スプロケット34に係合する1本の方向転換用チェン36が切換え手段として作用し、駆動手段20としてのスプロケット移動用エアシリンダ20dにより主ガイド16側へ出退自在に設けられ、方向転換用チェン36が主ガイド16側へ突出した作用状態において、各方向転換用スプロケット34が方向転換用チェン36に係合すると、この固定の方向転換用チェン36に対して方向転換用スプロケット34が回転し、その回転に伴ってアーム35とそのアーム35に取り付けたガイドローラ15も一体的に回転し、図16の(ロ)に示すように、各ガイドローラ15が直交用分岐ガイド17a側へ方向転換される。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動倉庫の全体平面図
【図2】搬入スラットコンベヤと搬入コンベヤの斜視図
【図3】搬出スラットコンベヤと搬出コンベヤの斜視図
【図4】スラットコンベヤの断面図
【図5】スラットコンベヤの一部切欠き斜視図
【図6】スラットコンベヤの要部の平面図
【図7】スラットコンベヤの要部の平面図
【図8】搬入スラットコンベヤと搬入コンベヤの平面図
【図9】搬入スラットコンベヤと搬入コンベヤの平面図
【図10】押圧シューの説明図
【図11】搬出スラットコンベヤと搬出コンベヤの平面図
【図12】制御装置の概略ブロック図
【図13】別の実施形態を示すスラットコンベヤの要部の平面図
【図14】別の実施形態を示すスラットコンベヤの要部の平面図
【図15】別の実施形態を示すスラットコンベヤの要部の断面図
【図16】別の実施形態を示すスラットコンベヤの要部の平面図
【図17】別の実施形態を示すスラットコンベヤの要部の断面図
【符号の説明】
12 スラット
13 押圧シュー
14 被ガイド部材としてのピン
15 被ガイド部材としてのガイドローラ
17a ガイドレール
17c 切換え手段
17d 傾斜案内面
20 駆動手段
31 切換え手段としての回動爪
35 スプロケット
36 切換え手段としてのチェン
A 物品

Claims (5)

  1. 物品を載置して搬送方向に移動する多数のスラットと、それらスラットと一体的に移動し、かつ、スラットに沿って移動可能な状態で前記搬送方向に並設された複数の押圧シューと、前記押圧シューに連設の被ガイド部材と、前記物品の搬出箇所において、前記スラットの移動に伴ってスラットの一側方から他側方に向けて前記被ガイド部材を案内して前記押圧シューをスラットに沿って移動させるための複数のガイドレールと、前記搬出箇所において、複数の被ガイド部材を前記ガイドレール側へ切換え移動させるために各ガイドレールに対応して設けられた複数の切換え手段とを備えたスラットコンベヤであって、
    前記複数のガイドレールに対応する複数の切換え手段が、ひとつの駆動手段によって作用状態と非作用状態とに切換えられるように構成され
    前記被ガイド部材が、前記押圧シューの下方に設けられたピンと、そのピンの軸芯周りに回転可能に取り付けられて前記ガイドレールに案内されるガイドローラとで構成され、前記切換え手段が、前記作用状態において、前記押圧シューの移動に伴って前記ガイドローラより下方に突出した前記ピン部分に接当して、前記ガイドローラを前記ガイドレール側へ案内する傾斜案内面を備えているスラットコンベヤ。
  2. 物品を載置して搬送方向に移動する多数のスラットと、それらスラットと一体的に移動し、かつ、スラットに沿って移動可能な状態で前記搬送方向に並設された複数の押圧シューと、前記押圧シューに連設の被ガイド部材と、前記物品の搬出箇所において、前記スラットの移動に伴ってスラットの一側方から他側方に向けて前記被ガイド部材を案内して前記押圧シューをスラットに沿って移動させるための複数のガイドレールと、前記搬出箇所において、複数の被ガイド部材を前記ガイドレール側へ切換え移動させるために各ガイドレールに対応して設けられた複数の切換え手段とを備えたスラットコンベヤであって、
    前記複数のガイドレールに対応する複数の切換え手段が、ひとつの駆動手段によって作用状態と非作用状態とに切換えられるように構成され、
    前記切換え手段が、前記作用状態において、前記押圧シューの移動に伴って前記被ガイド部材に接当して、その被ガイド部材を前記ガイドレール側へ案内する傾斜案内面を備え、その傾斜案内面が、前記ガイドレールに保持されているスラットコンベヤ。
  3. 物品を載置して搬送方向に移動する多数のスラットと、それらスラットと一体的に移動し、かつ、スラットに沿って移動可能な状態で前記搬送方向に並設された複数の押圧シューと、前記押圧シューに連設の被ガイド部材と、前記物品の搬出箇所において、前記スラットの移動に伴ってスラットの一側方から他側方に向けて前記被ガイド部材を案内して前記押圧シューをスラットに沿って移動させるための複数のガイドレールと、前記搬出箇所において、複数の被ガイド部材を前記ガイドレール側へ切換え移動させるために各ガイドレールに対応して設けられた複数の切換え手段とを備えたスラットコンベヤであって、
    前記複数のガイドレールに対応する複数の切換え手段が、ひとつの駆動手段によって作用状態と非作用状態とに切換えられるように構成され、
    前記切換え手段が、前記作用状態において、前記押圧シューの移動に伴う前記被ガイド部材の接当によって前記ガイドレール側へ回動する回動爪を備え、その回動爪の回動作用で前記被ガイド部材を前記ガイドレール側へ切換え移動させるスラットコンベヤ。
  4. 物品を載置して搬送方向に移動する多数のスラットと、それらスラットと一体的に移動し、かつ、スラットに沿って移動可能な状態で前記搬送方向に並設された複数の押圧シューと、前記押圧シューに連設の被ガイド部材と、前記物品の搬出箇所において、前記スラットの移動に伴ってスラットの一側方から他側方に向けて前記被ガイド部材を案内して前記押圧シューをスラットに沿って移動させるための複数のガイドレールと、前記搬出箇所において、複数の被ガイド部材を前記ガイドレール側へ切換え移動させるために各ガイドレールに対応して設けられた複数の切換え手段とを備えたスラットコンベヤであって、
    前記複数のガイドレールに対応する複数の切換え手段が、ひとつの駆動手段によって作用状態と非作用状態とに切換えられるように構成され、
    前記押圧シューが、その下方に上下方向に沿う軸芯周りに回転可能なスプロケットを備え、そのスプロケットの前記軸芯から偏芯した位置に前記被ガイド部材が設けられ、かつ、前記切換え手段が、前記スプロケットに係合する1本のチェンで構成され、前記チェンを前記スプロケットに係合させた作用状態において、前記スプロケットの前記軸芯周りでの回転に伴って前記被ガイド部材を前記ガイドレール側へ切換え移動させるスラットコンベヤ。
  5. 前記押圧シューが、前記スラットのそれぞれに対応して設けられ、前記複数のガイドレールが、前記スラットの搬送方向において、互いに隣接するスラットの間隔とほぼ同じ間隔を置いて設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載のスラットコンベヤ。
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