JPH09511695A - モジュール式の流れ作業装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、部分若しくは構造群を受容する工作物支持体を搬送するための搬送手段と、搬送方向で相前後して配置された処理ステーションとを有するモジュール式の流れ作業装置であって、前記搬送手段が、相前後して配置された多数のメイン循環軌道区間より成るメイン循環軌道と、このメイン循環軌道から分岐するサブ軌道区間とを有しており、サブ軌道区間が、メイン循環軌道に対して横方向に延びるそれぞれ１つの搬出区間と搬入区間とを備えており、この搬出区間と搬入区間との間に、メイン循環軌道の搬送方向に延びるサブ搬送区間が配置されており、搬出区間と搬入区間とが、互いに逆向きに走行する搬送装置を有しており、メイン循環軌道区間及び／又はサブ軌道区間が少なくとも１つの処理ステーションを受容することができるようになっている形式のものに関する。搬出区間（４２）は搬出モジュール（４１）として構成されていて、搬入区間（４４）が搬入モジュール（４３）として構成されており、該搬出モジュール（４１）と搬入モジュール（４３）とがそれぞれ、互いに相前後して配置された２つのメイン軌道区間に連結可能である。サブ搬送区間（５９）は、搬出モジュール（４１）と搬入モジュール（４３）との間に挿入可能な少なくとも１つのステーションモジュール（５１〜５７）として構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 モジュール式の流れ作業装置 従来の技術 本発明は、請求項１の上位概念に記載したモジュール式の流れ作業装置に関す る。このような形式の流れ作業装置は、ドイツ連邦共和国特許公開第４２２９０ ６７号明細書により公知である。この公知の流れ作業装置においては、長手方向 で相前後して配置された多数のモジュールが、それぞれ１つの往復搬送区間と共 に１つのメイン循環軌道を形成している。それぞれ１つの往復搬送区間は基本モ ジュールを形成しており、この基本モジュールに場合によってはそれぞれ１つの サブ軌道区間が、サブ接続モジュールとして連結可能である。サブ接続モジュー ルは、互いに平行で逆向きの搬送方向を有する２つの横方向搬送軌道と、これら ２つの横方向搬送軌道間に延びる１つのサブ搬送区間とを備えている。 発明の利点 本発明によるモジュール式の流れ作業装置は、明確に規定された機能性を有す る、把握できる程度の数のモジュールによって、個別の流れ作業装置を選択的な 主要寸法で構成することができるという利点を有している。例えば手動作業ステ ーションを自動ステーショ ンに置き換えて後作業で自動高さ調節を行う場合に、ステーションモジュールを 交換することによって流れ作業装置のメイン循環軌道は影響を受けることはない 。各作業所を交換するために、ステーションモジュールを交換する間、該当しな いステーションの運転は維持することができる。これによって、非常に高い生産 性を有する、変化に富んだ流れ作業若しくは組立を行うことができる。 新たな製品を組み立てるために、独立したモジュールを特別な知識なしで、短 時間で、基本的に新しい流れ作業装置にまとめることができ、また別のモジュー ル若しくは処理ステーションに代えることができる。この場合、装置の所有者は 、その搬出及び搬入モジュールの一様な長さによって規定される、ステーション モジュール高さの一度選択されたパターン寸法にのみ拘束される。ステーション 幅は完全に自由に選択可能である。モジュールの高い再使用率及び簡単な組み合 わせ可能性により、流れ作業装置を新しい製品に切換える際に、投資コストが著 しく減少される。 請求項２以下に記載した手段によって、請求項１に記載したモジュール式の流 れ作業装置の有利な実施例及び改良が可能である。流れ作業装置の切換え可能性 は、交換可能な区間モジュールとしてのメイン循環軌道区間の構成によってさら に高められる。搬出及び搬入区間が、次のステーションモジュールに工作物支持 体を直接引き渡すか若しくは転送することを可能にする引き渡し箇所を有してい ることによって、工作物支持体の循環時間の短縮が得られる。このような形式の 引き渡しユニットは、搬送方向で相前後して配置された２つの上下方向／横方向 ユニットによって実現される。 図面 本発明の実施例は、図面に示されていて、以下に詳しく説明されている。図１ は、流れ作業装置のためのモジュールの平面図、図２は、図１に示したモジュー ルから組み合わされた流れ作業装置の平面図、図３は、直接隣接して配置された サブ軌道区間の拡大下平面図である。 実施例の説明 図１には、互いに平行に配置された往路搬送区間１１と復路搬送区間１２とを 備えたメイン循環軌道が示されている。往復搬送区間１１、１２の両端部には、 それぞれ１つの変向モジュール１３が配置されている。メイン循環軌道１０は、 相前後して配置された多数の区間モジュール２０〜２８より構成されている。こ の場合、区間モジュール２０，２１，２２，２３は往路搬送区間１１を形成して いて、区間モジュール２４，２５，２６，２７，２８は復路搬送区間１２を形成 している。 図示の実施例では、２つの搬送区間１１，１２の搬 送システムは２重ベルト式コンベヤであって、各区間モジュール２０〜２８は、 ２重ベルト式コンベヤのコンベヤベルトのための、例えば固有の駆動装置を有し ているが、別の搬送システムを使用することも考えられる。 往路駆動区間１１に沿って、第１及び第２のサブ駆動区間３１，３２が配置さ れていて、また復路搬送区間１２に沿って第３、第４、第５及び第６のサブ駆動 区間３３〜３６が配置されている。サブ駆動区間３１〜３６はそれぞれ、搬出区 間４２を備えた搬出モジュール４１と、搬入区間４４を備えた搬入モジュール４ ３と、この搬出モジュール４１と搬入モジュール４３との間に配置された、各１ つのサブ軌道搬送区間５９を備えた少なくとも１つのステーションモジュール５ １〜５７によって形成されている。搬出モジュール４１と搬入モジュール４３と は、連続する２つの区間モジュール２１〜２８の間に例えば直角に配置されてい る。 互いに隣接する２つのサブ軌道区間の搬入モジュール４３と搬出モジュール４ １とは、１つの搬入／搬出モジュール４６にまとめられている。搬出区間４２と 、搬入区間４４とサブ軌道搬送区間５９とは、図３によれば同様に、平行に延び る２つのコンベヤベルト１５を備えた各１つの２重ベルト式コンベヤを有して構 成されている。 図示の流れ作業装置は、２つの異なる寸法を有するステーションモジュール５ １〜５７を使用しており、ステーションモジュール５１，５２，５３，５４，５ ６及び５７は、同じ寸法を有している。ステーションモジュール５５は図示の実 施例では搬送方向で、より長く構成されている。さらにまた、サブ軌道区間３１ 〜３７が１つ以上のステーションモジュール５１〜５７を備えて構成できるよう になっていることによって、モジュール式の多様性が得られる。従って例えばサ ブ軌道区間３３が、同じ長さを有するステーションモジュール５３及び５４を備 えている。しかしながら、２つ以上のステーションモジュールを１つのサブ軌道 区間に挿入することも、また種々異なる長さのステーションモジュールを１つの サブ軌道区間に挿入することも考えられる。 図１に示した、処理ステーション６１，６２を備えたモジュールの配置が図２ に示されており、この場合、処理ステーション６１は手動処理用のステーション であって、処理ステーション６２は、自動処理用のステーションである。図１及 び図２に詳しく図示されていない、２重ベルト式の搬送システムのコンベヤベル ト１５によって、部分的に若しくは構造群によって負荷された工作物支持体６４ が、矢印方向で処理ステーションから処理ステーションに搬送される。処理ステ ーション６１，６２では、工作物支持体６４が図示し ていない停止装置によって保持され、位置決めされる。 サブ軌道区間３１及び３２の拡大した平面図が図３に示されている。メイン循 環軌道１０に沿って工作物支持体６４の搬送方向で、第１の搬出箇所６７に第１ の引き渡しユニット８１が設けられて、第１の搬入箇所６８に第２の引き渡しユ ニット８２が設けられ、第２の搬出箇所６９に第３の引き渡しユニット８３が設 けられ、また第２の搬入箇所７０に第４の引き渡しユニット８４が設けられる。 相応の引き渡しユニット８１，８２，８３，８４とは反対側の端部で、搬出モジ ュール４１、搬入／搬出モジュール４６及び搬入モジュール４３の搬出区間４２ 及び搬入区間４４がそれぞれ、各１つの別の引き渡しユニット８５，８６，８７ ，８８を備えた引き渡し箇所７１，７２，７３，７４を有している。 引き渡しユニット８１〜８８は、例えば上下方向／及び横方向ユニットであっ て、これらの引き渡しユニットは、搬出区間４２及び搬入区間４４の２重ベルト 式コンベヤのコンベヤベルト１５間に配置されていて、例えばそれぞれ２つの転 換ベルト９０を有している。転換ベルト９０の搬送方向は、搬出区間４２及び搬 入区間４４のコンベヤベルト１５の搬送方向に対して直交する方向に延びている 。引き渡しユニット８１〜８８の転換ベルト９０の面は、搬出区間４２及び搬入 区間４４のコンベヤベルト１５の面の上側及び下側で上昇若しくは下降可能であ る。 さらにまた引き渡しユニット８１〜８８は、工作物支持体６４を選択的に保持 するための、図示していない停止装置を備えている。各引き渡しユニット８１〜 ８８の手前の搬送方向ではさらに、それぞれ１つの同様に図示していない個別化 装置が位置決めされている。この個別化装置は、工作物支持体６４を搬出箇所６ ７〜７０内に並びに引き渡し箇所７１〜７４内にさらにガイドするために、各引 き渡しユニット８１〜８８に既に別の工作物支持体６４が載せられていない時に だけ、解放される。 図３によれば、区間モジュール２０のコンベヤベルト１５によって運ばれてき た工作物支持体６４が第１の搬出箇所６７に達する。工作物支持体３１を第１の サブ軌道区間３１の手動処理所６１に搬出する場合には、第１の引き渡しユニッ ト８１の停止装置が作動され、引き渡しユニット８１の転換ベルト９０が、搬出 区間４２のコンベヤベルト１５の面の下側に位置決めされる。次いで工作物支持 体６４は、第１の引き渡し箇所７１内に位置決めされた引き渡しユニット８５に よって持ち上げられ、引き渡しユニット８５の転換ベルト９０によって搬出区間 ４２を介してステーションモジュール５１のサブ搬送区間５９にガイドされる。 第１のステーションモジュール５１の手動処理所６１ で、工作物支持体６４は、組立作業を行うために例えば同様に停止装置によって 位置決めされ、組立作業終了後に解放される。次いで工作物支持体６４は第２の 引き渡し箇所７２に達し、ここから工作物支持体６４は、搬入／搬出モジュール ４６の搬入区間４４によってメイン循環軌道１０の方向で搬入箇所６８に搬送さ れるか又は第３の引き渡し箇所７３に引き渡される。ステーションモジュール５ ２内で処理が必要であれば、引き渡し箇所７３にさらにガイドすれば有利である 。これによって、工作物支持体６４の搬入及び次いで行われる再搬出は省かれ、 またこれによって工作物支持体６４の循環時間が短縮される。また、搬入／搬出 モジュール４６の搬入区間４４及び搬出区間４２は、工作物支持体６４のための 緩衝スペースとして使用することができる。 また同じように、引き渡し箇所７２内の工作物支持体６４を搬入／搬出モジュ ール４６の搬入区間４４を介して第１の搬入箇所６８に導入すること、及びここ に配置された引き渡しユニット８２から第２の搬出箇所７０に引き渡すこともで きる。ここで工作物支持体６４は、第２の搬入箇所６９内に位置決めされた引き 渡しユニット８３から、区間モジュール２２にさらに搬送されるか又は、搬入／ 搬出モジュール４６からサブ軌道区間３２に搬出される。 第１の搬出箇所６７内で工作物支持体６４の直線走 行を行うべき場合には、引き渡しユニット８１の転換ベルト９０が、搬出区間４ ２のコンベヤベルトの平面上に持ち上げられ、工作物支持体６４が引き渡しユニ ット８２の転換ベルト９０によって捕まえられて、区間モジュール２１のコンベ ヤベルト１５に引き渡される。次いで工作物支持体６４は、搬入／搬出モジュー ル４６に達する。ここで工作物支持体６４は、第１の搬入箇所６８内に位置決め された引き渡しユニット８２の転換ベルト９０によって、搬入／搬出モジュール ４６の搬入区間４４のコンベヤベルト１５を介してガイドされ、第２の搬出箇所 ６９に引き渡される。第２の搬出箇所６９内では、第１の搬出箇所６７における のと同様に、工作物支持体６４は、区間モジュール２２に直線的にさらに搬送さ れるか又は、第２のサブ軌道区間３２内で搬入／搬出モジュール４６の搬出区間 ４２によって搬出される。区間モジュール２２又はサブ軌道区間３２を横断して から、工作物支持体６４は、第２の搬入箇所７０の引き渡しユニット８４から区 間モジュール２３にさらに搬送される。 搬出箇所内の工作物支持体６４が次の区間モジュールに直線走行されるか、又 はサブ軌道区間に搬出されるかの決定は、公知のプログラミングされた、流れ作 業装置の制御によって実現される。搬出及び搬入の前記やり方並びに、工作物支 持体６４の引き渡し若しくはさらなる搬送は、前記形式によって各サブ軌道区間 において行われる。 モジュール式の構造に基づいて、本発明による流れ作業装置は、必要な作業ス テーション及びその連続に応じていつでも変えることができる。流れ作業装置を 切り換えるために、ステーションモジュール５１〜５７は、交換することができ る。しかしながらまた、所定の作業課題のためにも、場合によっては貯蔵場所か ら取り出されて、相応のサブ軌道区間内に連結されるステーションモジュールを 準備することもできる。また同様に、１つ又は多数のサブ軌道区間を流れ作業装 置から遠ざけることも可能である。このために搬出モジュール４１、搬入モジュ ール４３若しくは搬入／搬出モジュール４６が取り出される。隣接し合う区間モ ジュール間に存在する間隙は、例えば１つ又は２つの上下方向／横方向ユニット によってブリッジすることができる。また同様に、別のモジュールをストックと して保管しておくことも考えられる。これら別のモジュールは、１つの直線搬送 区間だけを有していて、搬出及び搬入モジュールモ若しくは搬入／搬出モジュー ルの箇所に挿入することができる。区間モジュールを交換することによって、連 続する区間モジュール間の間隙が得られ、これらの間隙内に、搬出モジュール４ １、搬入モジュール４３及び／又は搬入／搬出モジュール４６を連結することが できる。

───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 能である。サブ搬送区間（５９）は、搬出モジュール （４１）と搬入モジュール（４３）との間に挿入可能な 少なくとも１つのステーションモジュール（５１〜５ ７）として構成されている。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．部分若しくは構造群を受容する工作物支持体を搬送するための搬送手段と 、搬送方向で相前後して配置された処理ステーションとを有するモジュール式の 流れ作業装置であって、前記搬送手段が、相前後して配置された多数のメイン循 環軌道区間より成るメイン循環軌道と、このメイン循環軌道から分岐するサブ軌 道区間とを有しており、サブ軌道区間が、メイン循環軌道に対して横方向に延び るそれぞれ１つの搬出区間と搬入区間とを備えており、この搬出区間と搬入区間 との間に、メイン循環軌道の搬送方向に延びるサブ搬送区間が配置されており、 搬出区間と搬入区間とが、互いに逆向きに走行する搬送装置を有しており、メイ ン循環軌道区間及び／又はサブ軌道区間が少なくとも１つの処理ステーションを 収容することができるようになっている形式のものにおいて、 搬出区間（４２）が搬出モジュール（４１）として構成されていて、搬入区間 （４４）が搬入モジュール（４３）として構成されており、該搬出モジュール（ ４１）と搬入モジュール（４３）とがそれぞれ、互いに相前後して配置された２ つのメイン軌道区間に連結可能であって、サブ搬送区間（５９）が、搬出モジュ ール（４１）と搬入モジュール（４３）との間に挿入可能な少なくとも１つのス テーションモジュール（５ １〜５７）として構成されていることを特徴とする、モジュール式の流れ作業装 置。 ２．メイン循環軌道区間が交換可能な区間モジュール（２０〜２８）である、 請求項１記載の流れ作業装置。 ３．搬出モジュール（４１）が搬出箇所（６７，６９）を有していて、搬入モ ジュール（４３）が搬入箇所（６８，７０）を有しており、これらの搬出箇所及 び搬入箇所内に、それぞれ１つの引き渡しユニット（８１，８２，８３，８４） が配置されており、搬出箇所（６７，６９）内で工作物支持体（６４）が搬出区 間（４２）内に、又は隣接する区間モジュール内にさらに搬送することができ、 搬入箇所（６８，７０）内で工作物支持体（６４）が搬入区間（４４）からメイ ン循環軌道（１０）内に移行可能である、請求項１記載の流れ作業装置。 ４．搬出モジュール（４１）と搬入モジュール（４３）とが、サブ搬送区間（ ５９）に隣接してそれぞれ引き渡し箇所（７１，７２，７３，７４）を有してい て、これらの引き渡し箇所内に別の引き渡しユニット（８５，８６，８７，８８ ）が配置されており、搬出区間（４２）の引き渡しユニット（８５，８７）が工 作物支持体（６４）をサブ搬送区間（５９）にさらに搬送し、搬入区間（４４） の引き渡しユニット（８６，８８）がサブ搬送区間（５９）から引き取るように なっている、請求項１記載の流れ作業装置。 ５．引き渡しユニット（８１，８２，８３，８４，８５，８６，８７，８８） がそれぞれ、昇降可能に配置された転換ベルト（９０）を備えた上下方向／横方 向ユニットである、請求項４記載の流れ作業装置。 ６．直接連続する２つのサブ軌道区間（３１，３２，３３，３４，３５，３６ ，３７）の搬入モジュール（４３）及び搬出モジュール（４１）が、１つの搬入 ／搬出モジュール（４６）にまとめられている、請求項１記載の流れ作業装置。 ７．メイン循環軌道（１０）及びサブ軌道区間（３１，３２，３３，３４，３ ５，３６，３７）のための搬送手段として２重ベルトコンベヤが設けられている 、請求項１記載の流れ作業装置。 ８．各モジュールが搬送手段のための固有の駆動装置を有している、請求項７ 記載の流れ作業装置。 ９．搬出モジュール（４１）及び搬入モジュール（４３）を挿入するために設 けられた、連続する２つのメイン循環軌道区間の間の間隙が、ブリッジモジュー ルによってブリッジ可能である、請求項１記載の流れ作業装置。 10．部分若しくは構造群を受容する工作物支持体を搬送するための搬送手段と 、搬送方向で相前後して配置された処理ステーションとを有するモジュール式の 流れ作業装置であって、前記搬送手段が、相前後し て配置された多数のメイン循環軌道区間より成るメイン循環軌道と、このメイン 循環軌道から分岐するサブ軌道区間とを有しており、サブ軌道区間が、メイン循 環軌道に対して横方向に延びるそれぞれ１つの搬出区間と搬入区間とを備えてお り、この搬出区間と搬入区間との間に、メイン循環軌道の搬送方向に延びるサブ 搬送区間が配置されており、搬出区間と搬入区間とが、互いに逆向きに走行する 搬送装置を有しており、メイン循環軌道区間及び／又はサブ軌道区間が少なくと も１つの処理ステーションを受容することができるようになっている形式のもの において、 直接的に連続する２つのサブ軌道区間（３１〜３７）の搬入区間（４４）及び 搬出区間（４２）が、相前後して配置されたサブ軌道区間（３１，３２，３３， ３４，３５，３６，３７）間に連結可能な１つの搬入／搬出モジュール（４６） にまとめられていることを特徴とする、モジュール式の流れ作業装置。 11．サブ軌道区間（３１，３２，３３，３４，３５，３６，３７）の搬出区間 （４２）と搬入区間（４４）との間に配置されたサブ搬送区間（５９）が、少な くとも１つの交換可能なステーションモジュール（５１５２，５３，５４，５５ ，５６，５７）として構成されている、請求項１０記載の流れ作業装置。 12．搬入区間（４４）が搬入箇所（６８）を有していて、搬出区間（４２）が 搬出箇所（６９）を有して いて、これらの搬出箇所（６９）内にそれぞれ１つの引き渡しユニット（８２， ８３）が配置されており、搬入箇所（６８）内で、工作物支持体（６４）が搬入 区間（４４）から搬出箇所（６９）に移行可能であって、搬出箇所（６９）内で 工作物支持体（６４）が搬出区間（４２）内に又は隣接する区間モジュール（２ ０，２１，２２，２３，２４，２５，２６，２７，２８）にさらに移行可能であ る、請求項１０記載の流れ作業装置。 13．搬入区間（４４）と搬出区間（４２）とが、サブ搬送区間（５９）に隣接 して、それぞれ１つの引き渡し箇所（７２，７３）を有しており、該引き渡し箇 所（７２，７３）内にそれぞれ１つの別の引き渡しユニット（８６，８７）が配 置されており、搬入区間（４４）の引き渡しユニット（８６）が工作物支持体（ ６４）を、前置されたサブ搬送区間（５９）から引き取り、搬出区間（４２）の 引き渡しユニット（８７）に引き渡すことができ、搬出区間（４２）の引き渡し ユニット（８７）が工作物支持体（６４）を、搬送方向に隣接するサブ搬送区間 （５９）にさらに搬送する、請求項１０記載の流れ作業装置。