JPH11165856A - 荷合流装置 - Google Patents

荷合流装置

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JPH11165856A
JPH11165856A JP32989797A JP32989797A JPH11165856A JP H11165856 A JPH11165856 A JP H11165856A JP 32989797 A JP32989797 A JP 32989797A JP 32989797 A JP32989797 A JP 32989797A JP H11165856 A JPH11165856 A JP H11165856A
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康夫 高石
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義彦 藤尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、投入する荷の間隔を狭くすること
ができ、搬送作業の効率を改善できる荷合流装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 平行に設置された3台の上流コンベヤ2
A,2B,2Cへから順次搬入される荷3を、下流コン
ベヤ5へ搬送・合流させる荷合流装置であって、上流コ
ンベヤ2から搬入された荷3を、これらコンベヤによる
搬送径路L1,L2,L3に沿って受け取り、搬送しな
がら、下流コンベヤ5の搬送径路L2上へ荷3を平行移
動させる転換装置11を備える。上記構成により、各上流
コンベヤ2から順次搬入された荷3は搬入された姿勢の
まま平行移動され、下流コンベヤ5へ搬出されることに
よって、荷3の間隔が維持され、荷が傾いて、後続する
荷との間隔が縮まることが回避されることから、荷合流
装置へ投入する荷3の間隔を縮めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平行に設置された
複数の荷搬入手段から搬入された荷を、少なくとも1本
の荷搬送手段へ搬送・合流させる荷合流装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の荷合流装置の一例を図13に基づい
て説明する。荷合流装置1は、上流の複数(図13では3
本)のコンベヤ2A,2B,2Cから順次搬入される荷
3を搬送するコンベヤ4と、このコンベヤ4上の荷3を
下流の1本のコンベヤ5側へ案内するガイド部材6から
構成されている。なお、下流コンベヤ5は、その搬送径
路が中央の上流コンベヤ2Bの搬送径路と一直線状とな
るように設置されている。
【0003】この構成により、上流のベルトコンベヤ2
A,2B,2Cから各荷3は順次搬入され、コンベヤ4
により搬送されながら、ガイド部材6に案内されて下流
コンベヤ5側へ移動し、合流して下流コンベヤ5へ搬出
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の荷合流装置1の構成では、荷3がガイド部材6に
案内される際に傾くことから荷3の間隔が縮まり、後続
する荷3と接触し、荷詰まりを起こす恐れがある。その
ため、荷合流装置1へ搬入する荷3の間隔を広げる必要
があり、よって荷合流に要する時間が増加し、搬送作業
の効率を悪くしていた。
【0005】また荷3どうしが接触しなくても、荷3の
間隔が殆どなくなると、下流において荷3を仕分けるこ
とができなくなる恐れがあった。そこで、本発明は、投
入する荷の間隔を狭くすることができ、搬送作業の効率
を改善でき、さらに下流での荷の仕分けができなくなる
恐れを回避できる荷合流装置を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の荷合流装置は、平
行に設置された複数の荷搬入手段から順次搬入される荷
を、少なくとも1本の荷搬送手段へ搬送・合流させる荷
合流装置であって、前記各荷搬入手段から搬入された荷
を、前記各荷搬入手段による搬送径路に沿って受け取
り、搬送しながら、前記荷搬送手段の搬送径路上へ前記
荷を平行移動させる転換手段を備えたことを特徴とする
ものである。
【0007】上記構成により、各荷搬入手段から順次搬
入された荷は搬入された姿勢のまま搬送されながら、荷
搬送手段の搬送径路上へ平行に移動され、荷搬送手段へ
搬出される。よって、荷の間隔が維持され、荷が傾い
て、後続する荷との間隔が縮まることが回避されること
から、荷合流装置へ投入する荷の間隔を縮めることがで
きる。
【0008】また本発明のうち請求項2記載の荷合流装
置は、上記請求項1記載の荷合流装置であって、前記荷
搬入手段から搬入される荷の間隔を検出する検出手段
と、前記荷搬送手段へ搬出できない荷を、前記転換手段
より受け入れる待避手段を設け、前記検出手段により、
前記荷搬入手段から搬入される荷と先に搬入された荷が
重なっていること、あるいはこれら荷の間隔が所定間隔
より狭いことが検出されると、この荷を前記転換手段に
より前記待避手段へ搬送する構成としたことを特徴とす
るものである。
【0009】上記構成により、荷搬入手段から搬入され
る荷と先に搬入された荷が重なっていること、または荷
の間隔が所定間隔より狭いことが検出されると、この荷
は待避手段へ搬送される。よって、搬送手段により搬送
される荷の間隔は少なくとも所定間隔に維持され、下流
での荷の仕分けができなくなる恐れを回避できる。
【0010】さらに本発明のうち請求項3記載の荷合流
装置は、上記請求項1または請求項2記載の荷合流装置
であって、転換手段を、フレーム体に、搬送経路に沿っ
た無端回動体を配設し、この無端回動体に、前記搬送経
路に対して直交方向のガイドバーを多数取付け、これら
ガイドバー間に、前記搬送経路に対して直交方向に往復
移動自在な可動体を設け、これら可動体の裏面側に被ガ
イド部材を設け、前記フレーム体に、前記被ガイド部材
に係合して前記可動体を前記搬送経路の両側方に沿って
案内するレール状の直状ガイド部と、搬送経路に対して
この直状ガイド部の一側方から他側方に案内するレール
状の複数の移動ガイド部からなるガイド部材を設け、前
記ガイド部材の各移動ガイド部の始端部にそれぞれ、直
状ガイド部から移動ガイド部に可動体へ分岐させる分岐
手段を設けて構成し、前記検出手段に、各荷搬入手段か
ら搬入される荷の長さを検出する機能を付加し、前記検
出手段により検出された、前記荷搬入手段から搬入され
る荷の長さにより、駆動する前記分岐手段の数を設定す
ることを特徴とするものである。
【0011】上記構成により、荷の長さにより、駆動す
る分岐手段の数を設定し、同時に駆動することにより、
これら分岐手段が設けられた移動ガイド部に位置した可
動体は、同時に移動ガイド部へ案内され、よって荷は平
行へ移動される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、従来の図13の構成と同一の
構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0013】図1は本発明の実施の形態における荷合流
装置の概要を示す図である。荷合流装置は、荷搬入手段
の一例である上流コンベヤ2A,2B,2Cから順次、
所定間隔で搬入された荷3を、これらコンベヤ2A,2
B,2Cの搬送径路L1,L2,L3上で搬送しなが
ら、搬送手段の一例である下流コンベヤ5の搬送径路L
2上へ平行移動させることが可能な転換装置11と、下流
コンベヤ5と平行に、その搬送径路が左右の上流コンベ
ヤ2A,2Cの搬送径路L1,L3と一致するように設
置された、ベルトコンベヤからなる2台の待避手段の一
例であるリジェクト用コンベヤ12A,12Bと、各上流コ
ンベヤ2A,2B,2Cにそれぞれ配置された、荷3の
通過を検出する検出手段の一例である対向式の光電スイ
ッチ13A,13B,13Cと、各光電スイッチ13A,13B,
13Cの荷検出信号を入力し、これら荷検出信号に応じて
転換装置11を制御する、マイクロコンピュータからなる
第1制御装置14(詳細は後述する)から構成されてい
る。
【0014】また、上流コンベヤ2A,2B,2Cのさ
らに上流には、切り出し装置15が設けられている。この
切り出し装置15は、各上流コンベヤ2A,2B,2Cへ
荷3を搬出する切り出しコンベヤ16A,16B,16Cと、
これらの切り出しコンベヤ16A,16B,16Cの上方に設
置された、荷3の形状を検出するカメラ装置(CCD)
17A,17B,17Cと、これらカメラ装置17A,17B,17
Cにより検出された荷3の長さと幅のデータに基づいて
切り出しコンベヤ16A,16B,16Cを制御する、マイク
ロコンピュータからなる第2制御装置18から構成されて
いる。この切り出し装置15により上流コンベヤ2A,2
B,2Cへ所定間隔以上で荷3が切り出される。
【0015】上記転換装置11の構成を図2〜図6に基づ
いて説明する。21はフレーム体で、両側にそれぞれ上下
一対に配設した上位フレーム材22および下位フレーム材
23と、これらフレーム材22,23の上下間を連結する縦連
結部材24と、両上位フレーム材22の左右間を連結する上
位の横連結部材25と、両下位フレーム材23の左右間を連
結する下位の横連結部材26と、両下位フレーム材23から
下方に連設した脚体27とから構成される。
【0016】上記のようにして構成されたフレーム体21
の始端部には、左右方向の従動軸29が回転自在に配設さ
れ、また終端部には同方向の駆動軸30が回転自在に配設
される。前記駆動軸30には、駆動用の電動機31が連動連
結されている。
【0017】前記従動軸29と駆動軸30との両端で相対向
部間には、スプロケット32,33を介してチェーン34が配
設されている。そして図2,図5に示すように、左右の
チェーン34間に、ガイドバー35が多数取り付けられてい
る。ここでガイドバー35は、両チェーン34の移動方向と
なる搬送経路L1,L2,L3に対して直交した方向を
長さ方向として配設される。
【0018】また図2,図5,図6に示すように、各ガ
イドバー35には、このガイドバー35に案内されて搬送経
路L1,L2,L3に対して直交方向に往復移動自在な
2個の可動体40A,40Bが外嵌されて設けられる。これ
ら可動体40A,40Bの底部にはローラ軸41が垂設され、
このローラ軸41に、上下軸心周りに回動自在なガイドロ
ーラ42が設けられている。また、可動体40A,40Bの底
面の搬送経路L1,L2,L3に対して直交方向の端部
には磁性体(たとえば鉄)43が取付けられている。な
お、ガイドローラ42には、その外周部にウレタンゴム製
の帯体42Aが取り付けられている。
【0019】また図4,図5に示すように、上記上位の
横連結部材25には、前記ガイドローラ42に係合してガイ
ドローラ42の案内を行う2組の往路ガイドレール群44が
配設される。
【0020】前記往路ガイドレール群44は、両外方に設
けた直状ガイドレール48A,48Bと、これら直状ガイド
レール48A,48Bから分岐して連続して配置され、かつ
下手側ほど内方へと傾斜した複数の内移動ガイドレール
49A,49Bと、これら内移動ガイドレール49A,49Bの
終端に連続して配置された下手側直状ガイドレール50
A,50Bとから構成されている。これらガイドレール48
A,48B,49A,49B,50A,50Bはそれぞれ、ブラケ
ット55(図5参照)を介して上位の横連結部材25に固定
されている。
【0021】このうち、上記各直状ガイドレール48A,
48Bはそれぞれ、可動体40A,40Bを搬送経路L1,L
3に沿って直進させるように案内するものである。ま
た、一方の内移動ガイドレール49A,49Bは、可動体40
A,40Bを搬送経路L2方向に外方から内方に案内する
ガイド部材である。可動体40A,40Bは、ガイドローラ
42が上記各ガイドレール48A,48B,49A,49B,50
A,50Bの側面に当接することにより、案内される。
【0022】また、下位の横連結部材26にも、直状ガイ
ドレール48A,48B、および下手側直状ガイドレール50
A,50Bへ移動したガイドローラ22を案内して直状ガイ
ドレール48A,48Bへ戻す移動ガイドレール(図示せ
ず)からなる復路ガイドレール群56(図5参照)が配設
される。
【0023】各内移動ガイドレール49A,49Bの始端部
外方にはそれぞれ、振り分け装置46A,46Bが設けられ
ている。これら各振り分け装置46A,46Bはそれぞれ、
ガイドローラ42を直状ガイドレール48A,48B側および
内移動ガイドレール49A,49B側に振り分けるものであ
り、図6に示すように、U字状で、可動体40A,40Bの
磁性体43に面する先端(内移動ガイドレール部49A,49
B側の一部)を切欠いたコア61とこのコア61に巻回され
たコイル62からなる電磁石63を複数、図4に示すよう
に、内移動ガイドレール49A,49Bに沿って設けて構成
されている。
【0024】上記構成により、内移動ガイドレール49
A,49Bの始端部外方に配置された振り分け装置46A,
46Bのコイル62に給電されると、可動体40A,40Bは内
移動ガイドレール49A,49B側へ移動して搬送経路L2
方向に外方から内方に案内され、荷3は搬送経路L2上
へ移動される。このとき、複数のコイル62に同時に給電
されると、複数の可動体40A,40Bは同時に内移動ガイ
ドレール49A,49Bへ案内され、すなわち搬送経路L2
と平行な状態で案内され、荷3は搬送経路L2と平行な
状態のまま搬送経路L2上へ移動される。
【0025】第1制御装置14の構成を図7〜図11に基づ
いて説明する。図7に示すように、第1制御装置14は、
各光電スイッチ13A,13B,13Cの荷検出信号を入力
し、これら荷検出信号に応じて転換装置11の右側5台の
振り分け装置46Aと左側5台の振り分け装置46Bのコイ
ル62へ給電し、電磁石63を励磁することにより、可動体
40A,40Bの動きを制御するものであり、右側5台の振
り分け装置46A用の右駆動部71と、左側5台の振り分け
装置46B用の左駆動部72と、これら駆動部71のリジェク
ト信号を形成するリジェクト部73から形成されている。
【0026】右駆動部71には、図8に示すように、右の
光電スイッチ13Aの荷検出信号がオンの時間をカウント
して荷の長さを検出するカウンタ81と、右の光電スイッ
チ13Aの荷検出信号がオンしてから、最下流の振り分け
装置46位置へ荷3が到達するタイミングを検出する微分
器82とタイマー83が設けられ、さらにカウンタ81により
検出された荷3の長さにより、駆動する可動体40Aの数
を設定するためにの比較器84が設けられている。荷3の
長さが長くなると、駆動する可動体40Aの数を増加させ
ている。また荷3の回転を考慮して最低3台の可動体40
Aを駆動するようにしている。上記比較器84の信号とタ
イマー83の駆動パルス信号と後述する右リジェクト信号
の組み合わせにより、設定された右側の振り分け装置46
Aを駆動している(コイル62へ給電し、電磁石63を励磁
している)。
【0027】左駆動部72は、右駆動部71と同様の構成と
している。図9および図10に示すように、リジェクト部
73には、各光電スイッチ13A,13B,13Cの荷検出信号
の立ち上がりと立ち下がりを検出する微分器85,86が設
けられている。
【0028】さらに図11に示す条件のときに、右駆動部
71のリジェクト信号を形成するためのブロックが設けら
れている。すなわち、中央の上流コンベヤ3Bから搬出
される荷3と右の上流コンベヤ3Aから搬出される荷3
の重なり{図11(a)(b)}を検出するAND87と、
先行する左の上流コンベヤ3Cから搬出される荷3と右
の上流コンベヤ3Aから搬出される荷3の重なり{図11
(c)}を検出するAND88と、先行する、中央の上流
コンベヤ3Bまたは左の上流コンベヤ3Cから搬出され
る荷3と右の上流コンベヤ3Aから搬出される荷3の間
隔が所定間隔より狭いこと{図11(d)(f)}を検出
するカウンタ89および比較器90と、先行する右の上流コ
ンベヤ3Aから搬出される荷3と後続の中央の上流コン
ベヤ3Bから搬出される荷3の間隔が所定間隔より狭い
こと{図11(e)}を検出するカウンタ91および比較器
92と、これら荷3の重なりまたは間隔が狭いことが検出
されたことによりセットされるRSフリップフロップ93
と、このRSフリップフロップ93をリセットするための
タイマー94が設けられている。タイマー94は、右の上流
コンベヤ3Aから搬出される荷3がリジェクト用コンベ
ヤ12Aへ搬出されるまでの時間をカウントしている。
【0029】また左駆動部72のリジェクト信号を形成す
るために、同様のブロックが構成されている。以下、上
記構成における作用を説明する。
【0030】電動機31が駆動して駆動軸30が回転駆動す
ることにより、スプロケット32,33を介して両チェーン
34が移動し、これに伴ってガイドバー35群が循環移動し
て、始端部のガイドバー35上に、上流コンベヤ2A,2
B,2Cから供給された荷3はそれぞれまず、搬送経路
L1,L2,L3上で搬送される。
【0031】第1制御装置14は、各光電スイッチ13A,
13B,13Cの荷検出信号を入力し、これら荷検出信号に
応じて、転換装置11の右側5台の振り分け装置46Aと左
側5台の振り分け装置46Bのうち駆動する振り分け装置
46A,46Bを設定し、リジェクト条件が成立しないと
き、荷3が最下流の振り分け装置46A,46Bに到達する
タイミングで上記設定した振り分け装置46A,46Bを駆
動する。またリジェクト条件が成立したとき、すなわち
荷3が重なったこと、または荷3の間隔が狭いことが確
認されると、振り分け装置46A,46Bの駆動を中止す
る。
【0032】右方の上手側ガイドレール48Aに案内され
ているガイドローラ42は、右方の振り分け装置46Aの電
磁石63が無励磁のとき(コイル62への給電がないと
き)、直進案内され、これにより可動体40は右側方を直
進するため荷3に作用せず、この荷3は搬送経路L1上
を直進状に搬送され、リジェクト用コンベヤ12Aへ搬出
される。なお反対側も同様であって、左方の上手側ガイ
ドレール48Bのガイドローラ42は直進して、荷3は搬送
経路L3上を直進状に搬送され、リジェクト用コンベヤ
12Bへ搬出される。
【0033】また、右方の上手側ガイドレール48Aに案
内されているガイドローラ42は、一方の振り分け装置46
Aの電磁石63が励磁のとき(コイル62へ給電されると
き)磁性体43が電磁石63側へ吸引されることにより右方
の内移動ガイドレール49Aへ移動し、右方の内移動ガイ
ドレール49Aに案内されて移動したのち、右方の下手側
ガイドレール50Aへと案内される。複数の振り分け装置
46Aが同時に駆動されると、可動体40A群は、図2に示
すように搬送方向に平行移動しながら搬送経路L1を横
切ることになり、以て荷3に横押し作用して、この荷3
を中央の搬送径路L2上へ平行移動させることになる。
【0034】なお反対側も同様であって、左方の上手側
ガイドレール48Bのガイドローラ42は、左方の振り分け
装置46B、左方の内移動ガイドレール49B、左方の下手
側ガイドレール50Bへと案内される。複数の振り分け装
置46Bが同時に駆動されると、これにより可動体40B群
は、搬送方向に平行移動しながら搬送経路L3を横切る
ことになり、以て荷3に横押し作用して、この荷3を中
央の搬送径路L2上へ平行移動させることになる。
【0035】このように、各上流コンベヤ2A,2B,
2Cから順次搬入された荷3は搬入された姿勢のまま搬
送されながら、下流コンベヤ5の搬送径路L2上へ平行
に移動され、下流コンベヤ5へ搬出されることによっ
て、荷3の間隔を維持でき、荷3が傾いて、後続する荷
3との間隔が縮まることが回避されることから、転換装
置11へ投入する荷の間隔を縮めることができ、搬送作業
の効率を改善することができる。
【0036】また上流コンベヤ2A,2B,2Cから順
次搬入された荷3が重なったこと、またはその間隔が所
定間隔より狭いことが検出されると、この荷3はリジェ
クト用コンベヤ12A,12Bへ搬送されることによって、
下流コンベヤ5により搬送される荷の間隔は少なくとも
所定間隔に維持され、下流での荷3の仕分けができなく
なる恐れを回避できる。
【0037】なお、上記本発明の実施の形態では、3本
の上流コンベヤから搬入した荷3を中央に平行移動させ
て合流させているが、図12(a)に示すように、2本の
上流コンベヤ2から搬入した荷3を合流させる場合は、
一方の荷3のみを平行移動させればよい。
【0038】また図12(b)に示すように、5本の上流
コンベヤから搬入した荷3を合流させる場合は、右方の
2本の上流コンベヤから搬入した荷3を中央に平行移動
させ、左方の2本の上流コンベヤから搬入した荷3を中
央に平行移動させればよい。またこのとき、搬送手段で
ある下流コンベヤ5を2〜3本とすることもでき、選択
して合流させることも可能となる。
【0039】また、転換装置11へは図12(c)に示すよ
うに、斜め方向から荷3が搬入され、斜め方向へ荷3が
搬出されることもある。このとき、荷3は平行移動によ
り転換装置11の搬送方向へ整列されて搬出される。
【0040】また待避手段の一例として、ベルトコンベ
ヤからなる2台のリジェクト用コンベヤ12A,12Bを設
けているが、ローラコンベヤであってもよく、さらに待
避手段は単なる荷3を保留するカゴや箱やコンテナであ
ってもよい。
【0041】また、転換装置11の振り分け装置46に電磁
石63を使用しているが、機械的な分岐機構を用いてガイ
ドローラ42を案内するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各荷搬入
手段から順次搬入された荷は搬入された姿勢のまま搬送
されながら、荷搬送手段の搬送径路上へ平行に移動さ
れ、荷搬送手段へ搬出されることにより、荷が傾いて、
後続する荷との間隔が縮まることが回避されることか
ら、荷合流装置へ投入する荷の間隔を縮めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における荷合流装置の概略
図である。
【図2】同荷合流装置の平面図である。
【図3】同荷合流装置の側面図である。
【図4】同荷合流装置のガイドレール群の平面図であ
る。
【図5】同荷合流装置のフレーム体の縦断面図である。
【図6】同荷合流装置の可動体と振り分け装置の正面図
である。
【図7】同荷合流装置の制御装置の構成図である。
【図8】同荷合流装置の制御装置のブロック図である。
【図9】同荷合流装置の制御装置のブロック図である。
【図10】同荷合流装置の制御装置のブロック図であ
る。
【図11】同荷合流装置のリジェクト条件の説明図であ
る。
【図12】本発明の実施の形態における荷合流装置の概
略図である。
【図13】従来の荷合流装置の概略図である。
【符号の説明】
2A,2B,2C 上流コンベヤ(荷搬入手段) 3 荷 5 下流コンベヤ(荷搬送手段) 11 転換装置 12A,12B リジェクト用コンベヤ(待避手段) 13A,13B,13C 光電スイッチ(検出手段) 14 第1制御装置 15 切り出し装置 21 フレーム体 34 チェーン 35 ガイドバー 40A,40B 可動体 41 ローラ軸 42 ガイドローラ 46A,46B 振り分け装置 48A,48B 上手側直状ガイドレール(ガイド部材) 49A,49B 内移動ガイドレール(ガイド部材) 50A,50B 下手側直状ガイドレール(ガイド部材) 61 コア 62 コイル 63 電磁石 L1,L2,L3 搬送径路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65G 47/30 B65G 47/30 K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に設置された複数の荷搬入手段から
    順次搬入される荷を、少なくとも1本の荷搬送手段へ搬
    送・合流させる荷合流装置であって、 前記各荷搬入手段から搬入された荷を、前記各荷搬入手
    段による搬送径路に沿って受け取り、搬送しながら、前
    記荷搬送手段の搬送径路上へ前記荷を平行移動させる転
    換手段を備えたことを特徴とする荷合流装置。
  2. 【請求項2】 前記荷搬入手段から搬入される荷の間隔
    を検出する検出手段と、 前記荷搬送手段へ搬出できない荷を、前記転換手段より
    受け入れる待避手段を設け、 前記検出手段により、前記荷搬入手段から搬入される荷
    と先に搬入された荷が重なっていること、あるいはこれ
    ら荷の間隔が所定間隔より狭いことが検出されると、こ
    の荷を前記転換手段により前記待避手段へ搬送する構成
    としたことを特徴とする請求項1記載の荷合流装置。
  3. 【請求項3】 転換手段を、 フレーム体に、搬送経路に沿った無端回動体を配設し、
    この無端回動体に、前記搬送経路に対して直交方向のガ
    イドバーを多数取付け、これらガイドバー間に、前記搬
    送経路に対して直交方向に往復移動自在な可動体を設
    け、これら可動体の裏面側に被ガイド部材を設け、 前記フレーム体に、前記被ガイド部材に係合して前記可
    動体を前記搬送経路の両側方に沿って案内するレール状
    の直状ガイド部と、搬送経路に対してこの直状ガイド部
    の一側方から他側方に案内するレール状の複数の移動ガ
    イド部からなるガイド部材を設け、 前記ガイド部材の各移動ガイド部の始端部にそれぞれ、
    直状ガイド部から移動ガイド部に可動体へ分岐させる分
    岐手段を設けて構成し、 前記検出手段に、各荷搬入手段から搬入される荷の長さ
    を検出する機能を付加し、 前記検出手段により検出された、前記荷搬入手段から搬
    入される荷の長さにより、駆動する前記分岐手段の数を
    設定することを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の荷合流装置。
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