JP2000016574A - 搬送装置、及び、それを用いた自動倉庫 - Google Patents

搬送装置、及び、それを用いた自動倉庫

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JP2000016574A
JP2000016574A JP10191226A JP19122698A JP2000016574A JP 2000016574 A JP2000016574 A JP 2000016574A JP 10191226 A JP10191226 A JP 10191226A JP 19122698 A JP19122698 A JP 19122698A JP 2000016574 A JP2000016574 A JP 2000016574A
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Naoyuki Ando
直幸 安藤
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省スペース化を可能にする。 【解決手段】 搬送帯9に1列状態に設けた多数の物品
送出具10のうち同一の搬送物品Wに対応位置する複数
個のものを、それらが搬送方向に直線状に並ぶ相対位置
を保った状態で搬送帯9の横幅方向における一端部向き
に横移動させて、搬送物品Wを搬送帯横幅方向の一端側
へ送り出す一端側送出操作と、逆に同一の搬送物品Wに
対応位置する複数個の物品送出具10を、それらが搬送
方向に直線状に並ぶ相対位置を保った状態で搬送帯9の
横幅方向における他端部向きに横移動させて、搬送物品
Wを搬送帯横幅方向の他端側へ送り出す他端側送出操作
とを、搬送方向における同一位置において択一的に実施
する構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送装置及びそれ
を用いた自動倉庫に関し、詳しくは、物品を載置して搬
送方向に移動する搬送帯に、それとともに移動する多数
の物品送出具を搬送方向に並べて、かつ、搬送帯の横幅
方向への各別の横移動が自在に装備し、そして、搬送帯
の移動による物品搬送に伴い、搬送物品毎に、多数の物
品送出具のうち同一の搬送物品に対応位置する複数個の
ものを選択して、それら選択した複数個の物品送出具
を、それらが搬送方向に直線状に並ぶ相対位置を保った
状態で搬送帯の横幅方向へ横移動させることにより、搬
送物品を所要の搬送位置で搬送帯からその搬送方向とは
直交する横方向へ送り出す送出操作手段を設ける搬送装
置、及び、その搬送装置を用いた自動倉庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記形式の搬送装置において、搬
送帯からその横幅方向における一端側へ送り出す物品の
搬送と他端側へ送り出す物品の搬送とを1つの搬送帯で
行うには、図14に示す如く、搬送帯横幅方向の一端側
(図中左側)へ送り出す物品Wを載置する一端側寄りの
物品載置部9Aと、搬送帯横幅方向の他端側(図中右
側)へ送り出す物品Wを載置する他端側寄りの物品載置
部9Bとを2列状態で搬送帯9に設け、そして、これら
2列の物品載置部9A,9Bの間に、その間位置から搬
送帯9の横幅方向一端部へ横移動することで一端側寄り
の物品載置部9Aにおける載置物品Wを搬送帯横幅方向
の一端側へ送り出す物品操作具10Aの列と、その間位
置から搬送帯9の横幅方向他端部へ横移動することで他
端側寄りの物品載置部9Bにおける載置物品Wを搬送帯
横幅方向の他端側へ送り出す物品操作具10Bの列とを
2列状態で各別に設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来装
置では、搬送帯横幅方向における一端側への物品Wの送
り出しと他端側への物品Wの送り出しとを、搬送方向に
おける同一位置で行い得ることから、搬送帯9の両側に
おける物品受け取り側のレイアウトを簡素化できるが、
物品送出具10A,10Bの列として一端側送り出し用
の列と他端側送り出し用の列との2列を搬送帯9に設け
る為、搬送帯横幅方向における装置寸法が大きくなり、
この点、この種の搬送装置の利点、すなわち、搬送物品
Wに対応位置する複数個の物品送出具10A,10B
を、それらが搬送方向に直線状に並ぶ相対位置を保った
状態で搬送帯9の横幅方向へ横移動させて、搬送物品W
を搬送方向とは直交する横方向へ姿勢変更を伴わずに送
り出すことから、他形式として図15に示す如く、搬送
物品Wに対応位置する複数個の物品送出具10A,10
Bを、搬送方向への移動に伴い搬送方向の下流側(先方
側)に位置するものから順次に搬送帯横幅方向へ横移動
させることで、搬送物品Wを姿勢変更させながら搬送方
向に対し斜め前方向きに送り出す形式に比べ、物品受け
取り側の必要スペースを小さくすることができる、ま
た、上記の如く搬送帯9の両側における物品受け取り側
のレイアウトを簡素化することができるという利点を活
かして一層の省スペース化を図る上で未だ改善の余地が
あった。
【0004】また、物品送出具10A,10Bの列を2
列設けるため部品点数が多くなって、装置の製作が難し
くなるとともに、装置コストが高く付く問題もあった。
【0005】以上の実情に対し、本発明の主たる課題
は、搬送帯横幅方向の一端側への物品の送り出しと他端
側への物品の送り出しとを搬送方向の同一位置で行える
ようにするのに、合理的な物品送出形態を採ることによ
り、省スペース化を一層効果的に達成できるように、ま
た、装置構造を簡略化できるようにする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔1〕請求項1に係る発
明では、搬送帯の移動による物品搬送において、搬送物
品毎に、搬送方向に並ぶ多数の物品送出具のうち同一の
搬送物品に対応位置する複数個のものを、それらが搬送
方向に直線状に並ぶ相対位置を保った状態で搬送帯の横
幅方向へ横移動させることにより、搬送物品を所要の搬
送位置で搬送帯から搬送方向とは直交する横方向へ送り
出す形式において、物品送出具を1列状態で搬送方向に
並べて搬送帯に装備し、これに対し、上記の横移動操作
を行う送出操作手段を、搬送方向における同一位置にお
いて、同一の搬送物品に対応位置する複数個の物品送出
具を搬送帯の横幅方向における一端部へ向けて横移動さ
せることで、搬送物品を搬送帯の横幅方向における一端
側へ送り出す一端側送出操作と、逆に同一の搬送物品に
対応位置する複数個の物品送出具を搬送帯の横幅方向に
おける他端部へ向けて横移動させることで、搬送物品を
搬送帯の横幅方向における他端側へ送り出す他端側送出
操作との択一的実施が可能な構成にする。
【0007】つまり、この構成では、1列状態に設けた
多数の物品送出具のうち搬送方向で同一の搬送物品に対
応位置する複数個の物品送出具を、搬送帯横幅方向にお
ける一端部へ向けての横移動により搬送帯上の物品に対
し搬送帯横幅方向の一端部向きに送り出し作用させる
(一端側送出操作)か、逆に、搬送帯横幅方向における
他端部へ向けての横移動により搬送帯上の物品に対し搬
送帯横幅方向の他端部向きに送り出し作用させる(他端
側送出操作)かの切り換えをもって、搬送帯横幅方向の
一端側への物品の送り出しと他端側への物品の送り出し
とを択一的に行うから、物品送出具の列を一端側送出用
と他端側送出用とを兼ねる1列だけにしながら、搬送帯
横幅方向における一端側への物品の送り出しと他端側へ
の物品の送り出しとを搬送方向における同一位置で択一
的に行うことができ、これにより、搬送帯に一端側送出
用と他端側送出用との2列の物品送出具の列を設ける先
述の従来装置に比べ、装置を搬送帯横幅方向において小
型化することができる。
【0008】そして、このことにより、搬送物品に対応
位置する複数個の物品送出具を、それらが搬送方向に直
線状に並ぶ相対位置を保った状態で搬送帯の横幅方向へ
横移動させて搬送物品を搬送方向とは直交する横方向へ
送り出す形式の利点、すなわち、物品受け取り側の必要
スペースを小さくすることができるという利点、並び
に、搬送帯横幅方向における一端側への物品の送り出し
と他端側への物品の送り出しとを搬送方向の同一位置で
行い得ることで、搬送帯の両側における物品受け取り側
のレイアウトを簡素化できるという利点をさらに活かし
た状態で、この種の搬送装置を設置する施設において省
スペース化を一層効果的に達成できる。
【0009】〔2〕請求項2に係る発明では、前記送出
操作手段を、前記一端側送出操作として、同一の搬送物
品に対応位置する複数個の物品送出具を搬送帯の横幅方
向における他端部から一端部へ横移動させ、かつ、前記
他端側送出操作として、同一の搬送物品に対応位置する
複数個の物品送出具を搬送帯の横幅方向における一端部
から他端部へ横移動させる構成にする。
【0010】つまり、この構成では、1列状態に設けた
多数の物品操作具のうち搬送方向で同一の搬送物品に対
応位置する複数個の物品送出具を、搬送帯横幅方向にお
ける他端部から一端部への横移動により搬送帯上の物品
に対し搬送帯横幅方向の一端部向きに送り出し作用させ
る(一端側送出操作)か、逆に、搬送帯横幅方向におけ
る一端部から他端部への横移動により搬送帯上の物品に
対し搬送帯横幅方向の他端部向きに送り出し作用させる
(他端側送出操作)かの切り換えをもって、搬送帯横幅
方向の一端側への物品の送り出しと他端側への物品の送
り出しとを択一的に行うから、搬送帯横幅方向の一端側
へ送り出す物品の搬送と他端側へ送り出す物品の搬送と
を一つの搬送帯で行うことにおいて、その搬送帯には、
一端側へ送り出す物品と他端側へ送り出す物品とに対す
る兼用の1列の物品載置部を設けるだけですみ、これに
より、先述の従来装置の如く搬送帯に2列の物品載置部
を設けるに比べ、搬送帯横幅方向において装置をさらに
大幅に小型化することができ、この種の搬送装置を設置
する施設での省スペース化をさらに効果的に達成でき
る。
【0011】〔3〕請求項3に係る発明では、前記送出
操作手段を、前記一端側送出操作として、同一の搬送物
品に対応位置する複数個の物品送出具を搬送帯の横幅方
向における中央部から一端部へ横移動させ、かつ、前記
他端側送出操作として、同一の搬送物品に対応位置する
複数個の物品送出具を搬送帯の横幅方向における中央部
から他端部へ横移動させる構成にする。
【0012】つまり、この構成では、1列状態に設けた
多数の物品操作具のうち搬送方向で同一の搬送物品に対
応位置する複数個の物品送出具を、搬送帯横幅方向にお
ける中央部から一端部への横移動により搬送帯上の物品
に対し搬送帯横幅方向の一端部向きに送り出し作用させ
る(一端側送出操作)か、逆に、搬送帯横幅方向におけ
る中央部から他端部への横移動により搬送帯上の物品に
対し搬送帯横幅方向の他端部向きに送り出し作用させる
(他端側送出操作)かの切り換えをもって、搬送帯横幅
方向の一端側への物品の送り出しと他端側への物品の送
り出しとを択一的に行うから、送り出し対象の物品が搬
送帯横幅方向の一端側へ送り出す物品か他端側へ送り出
す物品かによらず、物品送出具はその待機位置として搬
送帯横幅方向における中央部に位置させるだけですみ、
この点、対象物品が搬送帯横幅方向の一端側へ送り出す
物品か他端側へ送り出す物品かによって、物品送出具の
待機位置を異ならせる形態に比べ、物品送出具の移動制
御を簡略にして装置の製作を容易にするとともに装置コ
ストを安価にすることができる。
【0013】〔4〕請求項4に係る発明では、請求項2
に係る発明の実施において、前記送出操作手段を、搬送
方向に対し搬送帯の横幅方向へ傾斜する互いに平行姿勢
の複数のガイドレールにより複数の物品送出具を個別に
案内することで、それら複数の物品送出具を搬送方向へ
の移動に伴い搬送帯の横幅方向へ横移動させる構成にす
るとともに、それら複数のガイドレールを搬送帯の中央
部縦軸芯周りで一体的に回転させて、それらの傾斜方向
を反転させることで、前記一端側送出操作と前記他端側
送出操作との切り換えを行う構成にする。
【0014】つまり、物品送出具をその搬送方向への移
動に伴いガイドレールによる案内ににより搬送帯の横幅
方向へ移動させる形式であれば、搬送帯の移動力を利用
して物品送出具を移動させることから、物品送出具の横
移動のための専用駆動手段を不要にできる利点がある
が、前記した請求項2に係る発明の実施において、物品
送出具を搬送帯横幅方向の他端部から一端部へ横移動さ
せる一端側送出用の傾斜案内姿勢のガイドレール列と、
物品送出具を搬送帯横幅方向の他端部から一端部へ横移
動させる一端側送出用の傾斜案内姿勢のガイドレール列
とを、搬送帯の移動経路途中で各別に設けるのでは、そ
れら2組のガイドレール列を搬送方向にズラせて配置せ
ざる得ないため、搬送帯横幅方向の一端側への物品の送
り出しと他端側への物品の送り出しとを搬送方向の同一
位置において行うことができなくなる。
【0015】この点、上記の如く、複数のガイドレール
の傾斜方向を反転させることで、一端側送出操作と他端
側送出操作との切り換えを行うようにすれば、物品送出
具の横移動をガイドレールにより行う形式を採りながら
も、搬送帯横幅方向の一端側への物品の送り出しと他端
側への物品の送り出しとを搬送方向における同一位置に
おいて択一的に行うことができる。
【0016】また、ガイドレールを一端側送出用と他端
側送出用とに兼用する形態となることから装置構成の一
層の簡略化が可能になり、さらにまた、一組の複数のガ
イドレールを搬送帯横幅方向の中央部縦軸芯周りで一体
的に回転させて傾斜姿勢を反転させるから、その反転切
り換えのための構造も単純で簡略なものになる。
【0017】〔5〕請求項5に係る発明では、請求項2
に係る発明の実施において、前記送出操作手段を、搬送
方向に対し搬送帯の横幅方向へ傾斜する互いに平行姿勢
の複数のガイドレールにより複数の物品送出具を個別に
案内することで、それら複数の物品送出具を搬送方向へ
の移動に伴い搬送帯の横幅方向へ横移動させる構成にす
るとともに、各ガイドレールの長手方向における複数の
分割部分の夫々を縦軸芯周りでの回転により姿勢変更さ
せて、ガイドレールの傾斜方向が互いに逆向きとなる2
種のガイドレール列を択一的に形成することで、前記一
端側送出操作と前記他端側送出操作との切り換えを行う
構成にする。
【0018】つまり、この構成においても、ガイドレー
ルの各分割部分を姿勢変更させて傾斜方向が互いに逆向
きの2種のガイドレール列を択一的に形成することで、
一端側送出操作と他端側送出操作との切り換えを行うか
ら、請求項4に係る発明と同様、物品送出具の横移動を
ガイドレールにより行う形式を採りながら、搬送帯横幅
方向の一端側への物品の送り出しと他端側への物品の送
り出しとを搬送方向における同一位置において択一的に
行うことができ、また、ガイドレールを一端側送出用と
他端側送出用とに兼用する形態となることで装置構成の
一層の簡略化が可能になる。
【0019】そして、この構成であれば、各ガイドレー
ルを長手方向で複数に分割して、それら軽小な分割部分
の夫々を回転させることで、一端側送出操作と他端側送
出操作との切り換えを行うから、その切り換え操作を軽
くスムースに行うことができ、ひいては、一端側送出操
作と他端側送出操作との択一実施を円滑にすることがで
きる。
【0020】〔6〕請求項6に係る発明では、請求項2
に係る発明の実施において、前記送出操作手段を、搬送
方向に対し搬送帯の横幅方向へ傾斜する互いに平行姿勢
の複数のガイドレールにより複数の物品送出具を個別に
案内することで、それら複数の物品送出具を搬送方向へ
の移動に伴い前記搬送帯の横幅方向へ横移動させる構成
にするとともに、ガイドレールの傾斜方向が互いに逆向
きの2種のガイドレール列を、複数の前記物品送出具に
対する作用位置と非作用位置とに背反的に切り換えるこ
とで、前記一端側送出操作と前記他端側送出操作との切
り換えを行う構成にする。
【0021】つまり、この構成においても、2種のガイ
ドレール列を作用位置と非作用位置とに背反的に切り換
えることで、一端側送出操作と他端側送出操作との切り
換えを行うから、請求項4又は5に係る発明と同様、物
品送出具の横移動をガイドレールにより行う形式を採り
ながら、搬送帯横幅方向の一端側への物品の送り出しと
他端側への物品の送り出しとを搬送方向における同一位
置において択一的に行うことができる。
【0022】そして、この構成であれば、2種のガイド
レール列の夫々を作用位置に位置させることについては
精度が要求されるものの、それらガイドレール列を非作
用位置に位置させることについては、それほど高い精度
が要求されないことから、装置の製作が容易になる。
【0023】〔7〕請求項7に係る発明では、自動倉庫
を形成するのに、平行姿勢で対向させた2つの物品収納
棚どうしの間にそれら物品収納棚に対する物品移載装置
の移動経路を設けた棚組を、前記搬送帯の両側夫々で搬
送帯の物品搬送方向に並設し、そして、棚組の各々と搬
送帯との間の夫々に、前記一端側送出操作又は前記他端
側送出操作により搬送帯から送り出される物品を受け取
って、その受け取り物品を対応する棚組の物品移載装置
に受け渡す物品受取手段を配置する。
【0024】つまり、この倉庫構成であれば、請求項1
に係る発明により省スペース化を効果的に達成できるこ
とから、従来の搬送装置を用いた場合に比べ、倉庫にお
ける物品の収納スペースを大きく確保することができ
る、ないしは、倉庫を小型化しながら同等の物品収納ス
ペースを得ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は自動倉庫を示し、平行姿勢
で対向させた2つの物品収納棚1a,1bどうしの間に
それら収納棚1a,1bに対し物品Wを搬出入する物品
移載装置としてのスタッカークレーン2の移動経路2a
を設けた棚組1を、搬入メインコンベア3の両横側夫々
で、搬入メインコンベア3の物品搬送方向に並設し、棚
組1の各々と搬入メインコンベア3との間の夫々には、
搬入メインコンベア3から送り出される搬入物品Wを受
け取って、その受け取り物品Wを対応する棚組1のスタ
ッカークレーン2へ搬入リフタ4を介して受け渡す物品
受取手段としての搬入サブコンベア5を配置してある。
【0026】搬入メインコンベア3の横一方側に位置す
る搬入サブコンベア5の各々と、搬入メインコンベア3
の横他方側に位置する搬入サブコンベア5の各々とは、
搬入メインコンベア3の物品搬送方向において同一位置
に配置してあり、これにより、搬入メインコンベア3の
横一方側における棚組1と横他方側における棚組1とが
搬入メインコンベア3の物品搬送方向で同位相となる棚
配列形態(すなわち、搬入メインコンベア3の横一方側
の棚組1におけるスタッカークレーン2の移動経路2a
と横他方側の棚組1におけるスタッカークレーン2の移
動経路2aとが横一直線状になる棚配列形態)にして、
搬入メインコンベア3の物品搬送方向における倉庫端部
で搬入メインコンベア3の横一方側ないし横他方側に棚
不存のデッドスペースが生じることを回避するようにし
てある。
【0027】図2に示す如く、搬入メインコンベア3の
下方には、それと並行させて搬出メインコンベア6を配
置し、棚組1の各々と搬出メインコンベア6との間の夫
々には、スタッカークレーン2による物品収納棚1a,
1bからの取り出し物品Wをスタッカークレーン2から
搬出リフタ7を介し受け取って、その受け取り物品Wを
搬出メインコンベア6に受け渡す物品受渡手段としての
搬出サブコンベア8を配置してある。
【0028】搬入メインコンベア3は、図2〜図5に示
す如く、物品Wを載置して移動する無端回動式の搬送帯
9として1列の物品載置部のみを有する搬送帯を備え、
そして、この搬送帯9には、それとともに搬送方向に移
動する多数の物品送出具10を1列状態で搬送方向に並
べて、かつ、搬送帯9の構成材9aに対する摺接により
搬送帯横幅方向への各別の横移動が自在に装備してあ
る。
【0029】これに対し、搬入メインコンベア3の本体
の横幅方向一端部には、物品送出具10の裏面側に付設
のガイド輪11を案内することにより、搬送帯9の横幅
方向一端部に寄った状態にある物品送出具10を、その
一端部位置に保った状態で搬送帯9の移動に伴い搬送方
向に移動させる一端側進行レール12aを設け、同様
に、搬入メインコンベア3の本体の横幅方向他端部に
は、上記ガイド輪11を案内することにより、搬送帯9
の横幅方向他端部に寄った状態にある物品送出具10
を、その他端部位置に保った状態で搬送帯9の移動に伴
い搬送方向に移動させる他端側進行レール12bを設け
てある。なお、13は搬送帯9を駆動する無端回動チェ
ーンである。
【0030】また、搬送帯9の移動経路途中において、
搬入サブコンベア5への物品受け渡し箇所の夫々には、
搬送方向に対し搬送帯横幅方向に傾斜する姿勢で、上記
ガイド輪11に対する案内により物品送出具10を搬送
帯9の移動に伴い搬送帯横幅方向へ横移動させる平行な
6本の傾斜ガイドレール14を設けてあり、これら6本
の傾斜ガイドレール14は、姿勢切換用アクチュエータ
Cより搬送帯9の中央部縦軸芯Q周りで一体的に回転さ
せることにより、図6に示す如く、搬送方向の下流側ほ
ど搬送帯横幅方向の一端部寄りとなる傾斜姿勢で、上記
ガイド輪11に対する案内により、搬送帯横幅方向の他
端部に寄った状態にある物品送出具10を搬送帯9の移
動に伴い搬送帯横幅方向の他端部から一端部へ横移動さ
せる一端側送出用の案内姿勢と、逆に図7に示す如く、
搬送方向の下流側ほど搬送帯横幅方向の他端部寄りとな
る傾斜姿勢で、上記ガイド輪11に対する案内により、
搬送帯横幅方向の一端部に寄った状態にある物品送出具
10を搬送帯9の移動に伴い搬送帯横幅方向の一端部か
ら他端部へ横移動させる他端側送出用の案内姿勢とに傾
斜方向を反転させるようにしてある。
【0031】そして、搬入サブコンベア5への物品受け
渡し箇所の夫々において、搬入メインコンベア3の本体
の横幅方向他端部には、他端側進行レール12bに案内
されて搬送帯横幅方向の他端部に寄った状態で搬送方向
に移動する物品送出具10のうち、連続する6個の物品
送出具10におけるガイド輪11を、それらガイド輪1
1の支持軸端部11pに対する案内作用により、他端側
進行レール12bから一端側送出用案内姿勢にある6本
の傾斜ガイドレール14へ一括に乗り移らせる図6に示
す如き作用状態と、上記支持軸端部11pの移動経路か
ら退避して各物品送出具10のガイド輪11をそのまま
下流側の他端側進行レール12bに渡らせる図7に示す
如き非作用状態とに乗換用アクチュエータ15bにより
切り換える他端側乗換操作具16bを設け、同様に、搬
入サブコンベア5への物品受け渡し箇所の夫々におい
て、搬入メインコンベア3の本体の横幅方向一端部に
は、一端側進行レール12aに案内されて搬送帯横幅方
向の一端部に寄った状態で搬送方向に移動する物品送出
具10のうち、連続する6個の物品送出具10における
ガイド輪11を、それらガイド輪11の支持軸端部11
pに対する案内作用により、一端側進行レール12aか
ら他端側送出用案内姿勢にある6本の傾斜ガイドレール
14へ一括に乗り移らせる図7に示す如き作用状態と、
上記支持軸端部11pの移動経路から退避して各物品送
出具10のガイド輪11をそのまま下流側の一端側進行
レール12aに渡らせる図6に示す如き非作用状態とに
乗換用アクチュエータ15aにより切り換える一端側乗
換操作具16aを設けてある。
【0032】つまり、この搬入メインコンベア3では、
物品Wを1列状態で搬送帯9に載置して搬送することに
おいて、上記構造により、搬送帯横幅方向の一端側への
物品Wの送り出しと他端側への物品Wの送り出しとを搬
送方向の同一位置で択一的に行えるようにし、そのこと
で、搬入メインコンベア3の横一方側に位置する搬入サ
ブコンベア5と搬入メインコンベア3の横他方側に位置
する搬入サブコンベア5とを搬入メインコンベア3の物
品搬送方向で同一位置に配置することを可能にしてあ
り、搬送帯9の横一方側に位置する所定の物品収納棚1
a,1bに収める物品Wが収納先の棚組1に対する搬入
サブコンベア5への受け渡し位置に至ると(図6参
照)、その箇所における6本の傾斜ガイドレール14を
予め一端側送出用の案内姿勢に切り換えた状態で、それ
ら傾斜ガイドレール14に対する他端側乗換操作具16
bを作用状態にして、対象の物品Wに対応位置する6個
の物品送出具10のガイド輪11を他端側進行レール1
2bから各傾斜ガイドレール14へ一括に乗り移らせる
ことで、それら6個の物品送出具10を、それらが搬送
方向に直線状に並ぶ相対位置を保った状態で、一端側送
出用案内姿勢の傾斜ガイドレール14によるガイド輪1
1の案内により搬送帯9の移動に伴い搬送帯9の横幅方
向における他端部から一端部へ横移動させ、これによ
り、これら横移動する6個の物品送出具10による押し
出しをもって、対象物品Wを姿勢変化を伴わずに搬送方
向とは直交する方向で搬送帯9の横一方側へ送り出して
対象の搬入サブコンベア5ヘ受け渡す。
【0033】また同様に、搬送帯9の横他方側に位置す
る所定の物品収納棚1a,1bに収める物品Wが収納先
の棚組1に対する搬入サブコンベア5への受け渡し位置
に至ると(図7参照)、その箇所における6本の傾斜ガ
イドレール14を予め他端側送出用の案内姿勢に切り換
えた状態で、それら傾斜ガイドレール14に対する一端
側乗換操作具16aを作用状態にして、対象の物品Wに
対応位置する6個の物品送出具10のガイド輪11を一
端側進行レール12aから各傾斜ガイドレール14へ一
括に乗り移らせることで、それら6個の物品送出具10
を、それらが搬送方向に直線状に並ぶ相対位置を保った
状態で、他端側送出用案内姿勢の傾斜ガイドレール14
によるガイド輪11の案内により搬送帯9の移動に伴い
搬送帯9の横幅方向における一端部から他端部へ横移動
させ、これにより、これら横移動する6個の物品送出具
10による押し出しをもって、対象物品Wを姿勢変化を
伴わずに搬送方向とは直交する方向で搬送帯9の横他方
側へ送り出して対象の搬入サブコンベア5ヘ受け渡す。
【0034】なお、一端側送出用案内姿勢の傾斜ガイド
レール14による案内で搬送帯9の横幅方向一端部に至
った物品送出具10は、その後、一端側進行レール12
aによるガイド輪11の案内により一端部位置に保った
状態で搬送帯9の移動に伴い搬送方向に移動させ、ま
た、他端側送出用案内姿勢の傾斜ガイドレール14によ
る案内で搬送帯9の横幅方向他端部に至った物品送出具
10は、その後、他端側進行レール12bによるガイド
輪11の案内により他端部位置に保った状態で搬送帯9
の移動に伴い搬送方向に移動させるが、この搬入メイン
コンベア3では、搬送帯9の復路移動途中において、物
品送出具10のうち次の往路移動で搬送帯横幅方向にお
ける一端側への物品送り出しに用いることとなる物品送
出具10は搬送帯9の横幅方向他端部に予め位置させ、
かつ、次の往路移動で搬送帯横幅方向における他端側へ
の物品送り出しに用いることとなる物品送出具10は搬
送帯9の横幅方向一端部に予め位置させるように、上記
と同様の傾斜ガイドレール列及び乗換操作具をもって物
品送出具10の位置を切り換える。
【0035】また、6本の傾斜ガイドレール14を一端
側送出用案内姿勢と他端側送出用案内姿勢とに切り換え
ること、及び、一端側乗換操作具16aや他端側乗換操
作具16bを作用状態と非作用状態とに切り換えるこ
と、並びに、復路移動途中での物品送出具10の位置切
り換えに用いる傾斜ガイドレール列や乗換操作具の切り
換えは、物品搬入を管理する制御装置により自動的に行
う。
【0036】以上要するに、本実施形態の搬入メインコ
ンベア3において、6本単位の傾斜ガイドレール14、
並びに、一端側及び他端側の乗換操作具16a、16b
は、搬送帯9の移動による物品搬送に伴い、搬送物品毎
に、1列状態に並ぶ多数の物品送出具10のうち同一の
搬送物品Wに対応位置する複数個のものを選択して、そ
れら選択した複数個の物品送出具10を、それらが搬送
方向に直線状に並ぶ相対位置を保った状態で搬送帯9の
横幅方向における一端部から他端部へ横移動させること
により、搬送物品Wを搬送帯9からその横幅方向の他端
側へ姿勢変化を伴わずに送り出す他端側送出操作と、逆
に同一の搬送物品Wに対応位置する複数個のものを選択
して、それら選択した複数個の物品送出具10を、それ
らが搬送方向に直線状に並ぶ相対位置を保った状態で搬
送帯9の横幅方向における他端部から一端部へ横移動さ
せることにより、搬送物品Wを搬送帯9からその横幅方
向の一端側へ姿勢変化を伴わずに送り出す一端側送出操
作とを、搬送方向における同一位置において択一的に実
施する送出操作手段を構成する。
【0037】〔別の実施形態〕次に別の実施形態を列記
する。
【0038】前述の実施形態では、搬送方向における同
一位置において、搬送帯横幅方向の一端側への物品Wの
送り出し(一端側送出操作)と他端側への物品Wの送り
出し(他端側送出操作)とを択一的に行うのに、複数の
ガイドレール14を搬送帯9の中央部縦軸芯Q周りで一
体的に回転させて、それらの傾斜姿勢を反転させる形式
を採用したが、これに代え、図8〜図11に示す如く、
各ガイドレール14の長手方向における分割部分14a
の夫々を縦軸軸芯q周りでの回転により姿勢変更させ
て、ガイドレール14の傾斜方向が互いに逆向きとなる
図8に示す状態のガイドレール列と図9に示す状態のガ
イドレール列のとの2種のガイドレール列を択一的に形
成することで、一端側送出操作と他端側送出操作との切
り換えを行うようにしてもよい。
【0039】図12に示す如く、ガイドレールの傾斜方
向が互いに逆向きの2種のガイドレール列14A,14
Bを、複数の物品送出具10に対する作用位置と非作用
位置とに背反的に切り換える(この例の場合、下側ガイ
ドレール列14Aについては上昇させた位置が作用位置
で下降させた位置が非作用位置、また、上側ガイドレー
ル列14Bについては下降させた位置が作用位置で上昇
させた位置が非作用位置)ことで、一端側送出操作と他
端側送出操作との切り換えを行うようにしてもよい。
【0040】前述の実施形態では、搬送帯9を1列の物
品載置部のみを有するものにしたが、場合によっては、
図13に示すように、搬送帯横幅方向の一端側へ送り出
す物品Wを載置する一端側寄りの物品載置部9Aと、搬
送帯横幅方向の他端側へ送り出す物品Wを載置する他端
側寄りの物品載置部9Bとを2列状態で搬送帯9に設け
るとともに、これら2列の物品載置部9A,9Bの間に
1列状態で多数の物品送出具10を設け、そして、搬送
方向における同一位置において、同一の搬送物品Wに対
応位置する複数個の物品送出具10を搬送帯9の横幅方
向における中央部から一端部へ横移動させることで、一
端側寄りの物品載置部9Aにおける載置物品Wを搬送帯
横幅方向の一端側へ送り出す一端側送出操作と、逆に同
一の搬送物品Wに対応位置する複数個の物品送出具10
を搬送帯9の横幅方向における中央部から他端部へ横移
動させることで、他端側寄りの物品載置部9Bにおける
載置物品Wを搬送帯横幅方向の他端側へ送り出す他端側
送出操作とを択一的に行う構成にしてもよい。
【0041】前述の実施形態では、搬出メインコンベア
6を搬入メインコンベア3の下方に配置した例を示した
が、これに代え、搬出メインコンベア6を棚組1の列に
対して搬入メインコンベア3とは反対側に配置するよう
にしてもよい。
【0042】前述の実施形態では、本発明による搬送装
置を自動倉庫における搬入メインコンベア3に適用した
例を示したが、請求項1〜6の発明による搬送装置は、
自動倉庫での物品搬送に限らず、各種の物品搬送用途に
使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動倉庫の平面図
【図2】搬入メインコンベア及び搬出メインコンベアの
斜視図
【図3】搬入メインコンベアの平面図
【図4】搬入メインコンベアの分解斜視図
【図5】搬入メインコンベアの横断面図
【図6】ガイドレール列の平面図
【図7】ガイドレール列の切り換え状態を示す平面図
【図8】別実施形態を示すガイドレール列の平面図
【図9】別実施形態におけるガイドレール列の切り換え
状態を示す平面図
【図10】別実施形態におけるガイドレール列の部分拡
大平面図
【図11】別実施形態におけるガイドレール列の部分拡
大側面図
【図12】他の別実施形態を示す要部の分解斜視図
【図13】その他の別実施形態を示す平面図
【図14】従来例を示す平面図
【図15】他の従来例を示す平面図
【符号の説明】
1 棚組 1a,1b 物品収納棚 2 物品移載装置 2a 移動経路 5 物品受取手段 9 搬送帯 10 物品送出具 14,16a,16b 送出操作手段 14 ガイドレール 14a 分割部分 14A,14B ガイドレール列 Q 縦軸芯 q 縦軸芯 W 物品

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を載置して搬送方向に移動する搬送
    帯に、それとともに移動する多数の物品送出具を搬送方
    向に並べて、かつ、前記搬送帯の横幅方向への各別の横
    移動が自在に装備し、 前記搬送帯の移動による物品搬送に伴い、搬送物品毎
    に、多数の前記物品送出具のうち同一の搬送物品に対応
    位置する複数個のものを選択して、それら選択した複数
    個の物品送出具を、それらが搬送方向に直線状に並ぶ相
    対位置を保った状態で前記搬送帯の横幅方向へ横移動さ
    せることにより、搬送物品を所要の搬送位置で前記搬送
    帯からその搬送方向とは直交する横方向へ送り出す送出
    操作手段を設ける搬送装置であって、 前記物品送出具を1列状態で搬送方向に並べて前記搬送
    帯に装備し、 前記送出操作手段を、搬送方向における同一位置におい
    て、 同一の搬送物品に対応位置する複数個の前記物品送出具
    を前記搬送帯の横幅方向における一端部へ向けて横移動
    させることで、搬送物品を前記搬送帯の横幅方向におけ
    る一端側へ送り出す一端側送出操作と、 逆に同一の搬送物品に対応位置する複数個の前記物品送
    出具を前記搬送帯の横幅方向における他端部へ向けて横
    移動させることで、搬送物品を前記搬送帯の横幅方向に
    おける他端側へ送り出す他端側送出操作との択一的実施
    が可能な構成にしてある搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記送出操作手段を、 前記一端側送出操作として、同一の搬送物品に対応位置
    する複数個の前記物品送出具を前記搬送帯の横幅方向に
    おける他端部から一端部へ横移動させ、 かつ、前記他端側送出操作として、同一の搬送物品に対
    応位置する複数個の前記物品送出具を前記搬送帯の横幅
    方向における一端部から他端部へ横移動させる構成にし
    てある請求項1記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記送出操作手段を、 前記一端側送出操作として、同一の搬送物品に対応位置
    する複数個の前記物品送出具を前記搬送帯の横幅方向に
    おける中央部から一端部へ横移動させ、 かつ、前記他端側送出操作として、同一の搬送物品に対
    応位置する複数個の前記物品送出具を前記搬送帯の横幅
    方向における中央部から他端部へ横移動させる構成にし
    てある請求項1記載の搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記送出操作手段を、 搬送方向に対し前記搬送帯の横幅方向へ傾斜する互いに
    平行姿勢の複数のガイドレールにより複数の前記物品送
    出具を個別に案内することで、それら複数の物品送出具
    を搬送方向への移動に伴い前記搬送帯の横幅方向へ横移
    動させる構成にし、 かつ、複数の前記ガイドレールを前記搬送帯の中央部縦
    軸芯周りで一体的に回転させて、それらの傾斜方向を反
    転させることで、前記一端側送出操作と前記他端側送出
    操作との切り換えを行う構成にしてある請求項2記載の
    搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記送出操作手段を、 搬送方向に対し前記搬送帯の横幅方向へ傾斜する互いに
    平行姿勢の複数のガイドレールにより複数の前記物品送
    出具を個別に案内することで、それら複数の物品送出具
    を搬送方向への移動に伴い前記搬送帯の横幅方向へ横移
    動させる構成にし、 かつ、各ガイドレールの長手方向における複数の分割部
    分の夫々を縦軸芯周りでの回転により姿勢変更させて、
    ガイドレールの傾斜方向が互いに逆向きとなる2種のガ
    イドレール列を択一的に形成することで、前記一端側送
    出操作と前記他端側送出操作との切り換えを行う構成に
    してある請求項2記載の搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記送出操作手段を、 搬送方向に対し前記搬送帯の横幅方向へ傾斜する互いに
    平行姿勢の複数のガイドレールにより複数の前記物品送
    出具を個別に案内することで、それら複数の物品送出具
    を搬送方向への移動に伴い前記搬送帯の横幅方向へ横移
    動させる構成にし、 かつ、ガイドレールの傾斜方向が互いに逆向きの2種の
    ガイドレール列を、複数の前記物品送出具に対する作用
    位置と非作用位置とに背反的に切り換えることで、前記
    一端側送出操作と前記他端側送出操作との切り換えを行
    う構成にしてある請求項2記載の搬送装置。
  7. 【請求項7】 平行姿勢で対向させた2つの物品収納棚
    どうしの間にそれら物品収納棚に対する物品移載装置の
    移動経路を設けた棚組を、前記搬送帯の両側夫々で前記
    搬送帯の物品搬送方向に並設し、 前記棚組の各々と前記搬送帯との間の夫々に、前記一端
    側送出操作又は前記他端側送出操作により前記搬送帯か
    ら送り出される物品を受け取って、その受け取り物品を
    対応する棚組の前記物品移載装置に受け渡す物品受取手
    段を配置してある請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    搬送装置を用いた自動倉庫。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011001135A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Toyo Kanetsu Solutions Kk 仕分け装置

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