JP2000004302A - 内線通話システムの管理端末装置 - Google Patents

内線通話システムの管理端末装置

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JP2000004302A
JP2000004302A JP18327398A JP18327398A JP2000004302A JP 2000004302 A JP2000004302 A JP 2000004302A JP 18327398 A JP18327398 A JP 18327398A JP 18327398 A JP18327398 A JP 18327398A JP 2000004302 A JP2000004302 A JP 2000004302A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個別端末装置との回線接続を簡易に行うため
に設置された選局装置の各選局ボタンに、所望の個別端
末装置を簡易に設定または変更登録することができる内
線通話システムの管理端末装置を提供する。 【解決手段】 個別端末装置22に通話回線L1,L2
を介して接続された通話手段11A、個別端末装置の識
別情報を表示する画面表示手段11E、画面表示手段に
表示される識別情報の中から所望の識別情報を選択する
選択操作手段11D、複数の個別端末装置別に設置され
対応する個別端末装置と通話手段との接続を指定する複
数の選局操作手段12Dを有する選局装置12、選択操
作手段によって所望の識別情報が選択されているときに
選局装置で選択された選局操作手段の位置情報を所望の
識別情報と共に登録するメモリ手段11Cを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の個別端末装
置と通話回線を介して通話を行うことができる内線通話
システムの管理端末装置に関し、とくに個別端末装置と
の回線接続を簡易に行うために設置された選局装置の各
選局ボタンに所望の個別端末装置を簡易に登録すること
ができる管理端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多くの患者を看護する病院や複数の住戸
を有する集合住宅においては、各ベッドまたは各住戸に
設置した個別端末装置(子機)と回線接続を簡易に行う
ため、中央の看護婦待機室(ナースステーション)また
は管理室にボード形または卓上形の選局装置を備えた管
理端末装置(親機)が設置されている。
【0003】選局装置は各子機別に表示器および選局ボ
タンを備えており、ある子機から呼び出しがあると、そ
の子機に対応する表示器が点滅表示され、看護婦または
管理人がどの子機からの呼び出しかを即座に認識できる
ようになっている。また、看護婦または管理人が通話を
希望する子機の選局ボタンを押すと、その子機との回線
がワンタッチで接続され、通話装置による通話が可能と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した選局装置は複
数の表示器および選局ボタンを備えているので、通話シ
ステムの設置時に、これら表示器および選局ボタンと各
子機との対応関係を設定するための登録作業が必要とな
る。
【0005】従来は、通話システムを設置する際に、設
置作業者が登録作業用の専用機(例えばパソコン)を親
機に接続し、この専用機を操作することによって各表示
器および選局ボタンに所望の子機を割り当てる登録作業
を行っていた。登録作業が終了すると、設置作業者は親
機から専用機を取り外し持ち帰っていた。
【0006】このように、従来は通話システムの設置現
場において、専用機を持ち込んで登録作業をしなければ
ならないという煩わしさがあり、また、メーカー側にお
いても設置作業者に対し事前に専用機の操作を指導教育
しなければならないという不都合があった。
【0007】また、通話システムの設置時に各表示器お
よび選局ボタンと各子機との対応関係が固定されてしま
うため、ユーザー側で割り当てを変更したい場合は、再
度、設置業者に依頼しなければならないという不都合が
あった。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、複数の表示器および選局ボタ
ンと複数の子機との対応関係を容易に設定または変更す
ることができる内線通話システムの管理端末装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の内線通話システ
ムの管理端末装置においては、通話機能を有する複数の
個別端末装置に通話回線を介して接続された通話手段
と、個別端末装置の識別情報を表示する画面表示手段
と、画面表示手段に表示される識別情報の中から所望の
識別情報を選択する選択操作手段と、複数の個別端末装
置別に設置され対応する個別端末装置と通話手段との接
続を指定する複数の選局操作手段を有する選局装置と、
選択操作手段によって所望の識別情報が選択されている
ときに選局装置で選択された選局操作手段の位置情報を
所望の識別情報と共に登録するメモリ手段を備え、選局
操作手段の操作によってメモリ手段から対応する個別端
末装置の識別情報を読み出し、この識別情報によって特
定される個別端末装置と通話手段とを通話回線を介して
接続するものである。
【0010】本発明によれば、複数の選局操作手段と複
数の個別端末装置との対応関係を容易に設定することが
できる内線通話システムの管理端末装置が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、通話機能を有する複数の個別端末装置に通話回線を
介して接続された通話手段と、個別端末装置の識別情報
を表示する画面表示手段と、画面表示手段に表示される
識別情報の中から所望の識別情報を選択する選択操作手
段と、複数の個別端末装置別に設置され対応する個別端
末装置と通話手段との接続を指定する複数の選局操作手
段を有する選局装置と、選択操作手段によって所望の識
別情報が選択されているときに選局装置で選択された選
局操作手段の位置情報を所望の識別情報と共に登録する
メモリ手段を備え、選局操作手段の操作によってメモリ
手段から対応する個別端末装置の識別情報を読み出し、
この識別情報によって特定される個別端末装置と通話手
段とを通話回線を介して接続するものである。
【0012】本発明によれば、画面表示手段に表示され
る複数の個別端末装置の中から所望の個別端末装置を選
択操作手段で選択し、同時に選局装置で所望の選局操作
手段を操作することによって、選択した個別端末装置の
識別情報と操作した選局操作手段の位置情報とをメモリ
手段に一対一で登録し、各個別端末装置を各選局操作手
段に割り当てることができるという作用を有する。
【0013】請求項2に記載の発明は、通話機能を有す
る複数の個別端末装置に通話回線を介して接続された通
話手段と、個別端末装置の識別情報を表示する画面表示
手段と、画面表示手段に表示される識別情報の中から所
望の識別情報を選択する選択操作手段と、複数の個別端
末装置別に設置され対応する個別端末装置と通話手段と
の接続を指定する複数の選局操作手段および複数の選局
操作手段に対応して配置された複数の選局表示手段を有
する選局装置と、選択操作手段によって所望の識別情報
が選択されているときに選局装置で選択された選局操作
手段の位置情報を所望の識別情報と共に登録するメモリ
手段を備え、個別端末装置から呼出信号を受信するとメ
モリ手段からその個別端末装置の識別情報に対応する選
局操作手段の位置情報を読み出し、この位置情報によっ
て指定される選局操作手段に対応する選局表示手段を点
滅または点灯駆動するものである。
【0014】本発明によれば、画面表示手段に表示され
る複数の個別端末装置の中から所望の個別端末装置を選
択操作手段で選択し、同時に選局装置で所望の選局操作
手段を操作することによって、選択した個別端末装置の
識別情報と操作した選局操作手段の位置情報とをメモリ
手段に一対一で登録し、各個別端末装置を各選局操作手
段および各選局表示手段に割り当てることができるとい
う作用を有する。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の発明において、メモリ手段は、既に登録されて
いる個別端末装置が選択操作手段によって選択され、既
に登録されている選局操作手段と異なる選局操作手段が
選択されると、新たに選択された選局操作手段の位置情
報と前記選択操作手段で選択されている個別端末装置の
識別情報とを再登録するものである。
【0016】本発明によれば、画面表示手段に表示され
る複数の個別端末装置の中から既に登録されている所望
の個別端末装置を選択操作手段で選択し、同時に選局装
置で所望の選局操作手段を操作することによって、選択
した個別端末装置の識別情報と操作した選局操作手段の
位置情報とをメモリ手段に一対一で再登録し、各個別端
末装置を各選局操作手段に割り当て変更できるという作
用を有する。
【0017】以下、本発明の一実施の形態について、図
1〜図8を用いて説明する。
【0018】図1は、本発明を病院内のナースコールシ
ステムに適用した場合の一例を示すシステム構成図で、
ナースステーション1に設置されている管理端末装置
(親機)1A,1Bと、複数の病室2にそれぞれ設置さ
れている病室アダプタ21とが制御装置3および信号ラ
インL1,L2を介して接続された構成を示している。
なお、本発明は他の通話システム、例えば集合住宅の各
住戸と管理室とを結ぶ通話システムに適用できることは
勿論である。
【0019】同図において、親機1Aは通話装置11と
卓上形選局装置12とからなり、親機1Bは通話装置1
3とボード形選局装置14とからなる。各病室アダプタ
21は信号ラインL2を介して制御装置3に並列に接続
され、増設および変更が容易な構成となっている。
【0020】病室アダプタ21は病室2内の各ベッドに
設置された個別端末装置(子機)22を収容し、最大6
台の子機22が収容できるように構成されている。子機
22は看護婦を呼び出すための呼出ボタンと、看護婦と
通話を行うためのマイクロフォンおよびスピーカを備え
た通話装置である。
【0021】また、病室アダプタ21は病室2の入口に
設置され、病室内の患者の氏名を点灯表示する名札部
と、信号ラインL2に対してディジタル信号の送受信を
行う通信部と、子機22からのアナログ音声信号をディ
ジタル音声信号に変換して信号ラインL2に出力すると
共に、制御装置3から信号ラインL2を介して送られて
来る親機1A,1Bのディジタル音声信号をアナログ音
声信号に変換して子機22に出力するディジタル/アナ
ログ変換部とを備えている。なお、通信部11A,13
Aには通話装置も含まれている。
【0022】図2は、図1に示すナースコールシステム
の一部を示すブロック図である。同図において、制御装
置3、通話装置11、卓上形選局装置12、通話装置1
3、ボード形選局装置14のそれぞれは、信号の送受信
を行う通信部3A,11A,12A,13A,14A
と、マイクロコンピュータ構成の制御部3B,11B,
12B,13B,14Bと、各種データを記憶するメモ
リ部3C,11C,12C,13C,14Cとを備えて
いる。
【0023】また、通話装置11,13は後述するダイ
ヤルボタンや機能ボタンなどの操作部11D,13D
と、例えばLCD(液晶表示素子)構成の画面を有する
表示部11E,13Eとを有する。また、卓上形選局装
置12およびボード形選局装置14は特定の子機22と
の回線を接続する後述する複数の選局ボタンを有する操
作部12D,14Dと、子機22からの呼び出しを表示
する表示部12E,14Eとを有する。
【0024】図3は、親機1Aの正面図で、通話装置1
1と卓上形選局装置12とが隣接して配置された構成を
示している。通話装置11は送受話器11a、ダイヤル
ボタン11b、メニューボタンおよびクリアボタンなど
を含む機能ボタン11c、LCD画面を有する画面表示
器11dおよびスピーカ11eを備える。
【0025】画面表示器11dの両側にはそれぞれ5つ
の選択ボタン11f,11gが配置されている。ボタン
11b,11c,11f,11gが操作部11Dに相当
し、画面表示器11dが表示部11Eに相当する。ま
た、選択ボタン11fは選択操作手段に相当する。な
お、選択ボタン11fに代えて画面表示器11dの表面
にタッチパネルを設けてもよい。
【0026】卓上形選局装置12は複数(この例では1
8名分)の名札部12aを有し、入院している患者の氏
名を表記した名札が取り付けられている。また、名札部
12aに隣接して、その患者の子機22からの呼び出し
時に点滅し回線接続時に点灯する選局表示器12bと、
ワンタッチでその患者の子機22に回線接続する選局ボ
タン12cとが配置されている。選局表示器12b上に
は病室番号が表記されている。選局ボタン12cが操作
部12Dに相当し、選局表示器12bが表示部12Eに
相当する。また、選局ボタン12cは選局操作手段に相
当する。
【0027】図4は、親機1Bの正面図で、通話装置1
3とボード形選局装置14とが隣接して配置された構成
を示している。通話装置13は親機1Aの通話装置11
と同一の構成であるので詳細説明は省略する。
【0028】ボード形選局装置14は複数(この例では
60名分)の名札部14aを有し、入院している患者の
氏名を表記した名札が取り付けられている。また、名札
部14aに隣接して、その患者の子機22からの呼び出
し時に点滅し回線接続時に点灯する表示器14bと、ワ
ンタッチでその患者の子機22に回線接続する選局ボタ
ン14cとが配置されている。各患者の病室番号は病室
番号表示部14dに表記される。選局ボタン14cが操
作部14Dに相当し、選局表示器14bが表示部14E
に相当する。また、選局ボタン14cは選局操作手段に
相当する。
【0029】次に、図5〜図7に示す画面表示器11d
の画面図を参照しながら、親機1Aの卓上形選局装置1
2の各選局表示器12bおよび選局ボタン12cに、各
子機22を割り当てる処理について説明する。なお、親
機1Bのボード形選局装置14への割り当て処理も同様
であるので、詳細説明は省略する。
【0030】まず、図5に示す画面図を参照して、親機
1Aの親機番号の設定および変更処理について説明す
る。
【0031】機能ボタン11cのメニューボタンを押す
と、画面表示器11dは図示せぬ平時画面から図5
(a)に示す「セッテイメニュー」(設定メニュー)画
面に切り替わる。ここで、画面の最上段に表示されてい
る「オヤキバンゴウ」(親機番号)を選択ボタン11f
の最上段のボタンを押すことで選択すると、同図(b)
に示すような親機番号の入力を促す画面に切り替わる。
【0032】この状態でダイヤルボタン11bの数字ボ
タン「1」を押すと、画面の最上段右端部に数字「1」
が表示される。誤った場合は機能ボタン11cのクリア
ボタンを押すと消去され、再度入力することができる。
【0033】この状態で機能ボタン11cの登録ボタン
を押すと、親機1Aは親機番号として「1」が設定され
親機1Bと区別される。この親機番号は親機1Aの通話
装置11のメモリ部11Cおよび制御装置3のメモリ部
3Cに記憶される。
【0034】また、表示器11dの画面は同図(c)に
示すような親機番号設定画面に切り替わる。この画面に
は設定年月日、時刻、設定した親機番号が「1」である
ことが表示される。この状態でメニューボタンを再度押
すと、同図(a)の設定メニュー画面に戻る。平時画面
に戻る場合はさらにメニューボタンを押す。
【0035】次に、図5(a)に示す設定メニューの2
段目に表示されている「ヒョウジイチセッテイ」(表示
位置設定)を選択ボタン11fで選択すると、図6
(a)に示すように親機1Aが管理している子機22の
一覧表が表示される。
【0036】なお、各親機1A,1Bが管理している子
機22は、予め制御装置3のメモリ部3Cに登録されて
いる。従って、このモードが選択されると、通話装置1
1の制御部11Bはメモリ部3Cをアクセスし、自己が
管理する子機22のデータを読み出して表示器11dに
その一覧表を表示する。
【0037】また、通話装置11のメモリ部11Cに
は、既に登録されている選局ボタン12cの位置データ
と子機22の識別データとが一対一の対応関係で記憶さ
れているので、メモリ部11Cから登録されている子機
22の識別データを読み出し、登録の有無または選局ボ
タン12cの位置データを表示する。
【0038】図6(a)に示す画面において、番号10
1−1〜4は、例えば病室101号室の第1〜第4ベッ
ドの各子機22を意味している。また、番号102−1
は病室102号室の第1ベッドの子機22を意味してい
る。各番号の横に表示されている星印「*」は、既に選
局装置12の選局ボタン12cに登録されていることを
意味している。従って、この画面では番号101−1,
101−2は既に登録されていることを表している。
【0039】この状態で、例えば番号101−3の子機
22を選局装置12の所望の選局ボタン12cに登録す
る場合は、選択ボタン11fの対応するボタン(上から
3番目のボタン)を押下する。その結果、図6(b)に
示すように、選択した番号101−3が画面の最上段に
表示され、位置設定を促す表示「イチセッテイ」(位置
設定)が表れる。
【0040】この状態で、選局装置12の所望の選局ボ
タン12cを押下すると、その選局ボタン12cに番号
101−3の子機22が登録される。すなわち、押下し
た選局ボタン12cを示す例えば位置データと番号10
1−3の子機22を示す識別データとが通話装置11の
メモリ部11Cに一対一で登録される。このとき、既に
登録されている選局ボタン12cの選局表示器12bは
点滅するので、2重登録を防止することができる。
【0041】表示器11dの画面は、再び図6(a)に
示す表示位置設定画面に戻り、今度は番号101−3の
横にも星印「*」が表示される。設定登録を続ける場合
は、前述と同一の操作を繰り返す。
【0042】次頁の画面に移る場合は右側の選択ボタン
11gの一番下のボタンを押し、前頁の画面に移る場合
は選択ボタン11gの一番上のボタンを押す。登録を終
了するときはメニューボタンを再度押すと、図5(a)
に示す設定メニュー画面に戻る。
【0043】変更登録する場合は、図6(a)に示す表
示位置設定画面において、変更を希望する星印「*」の
付された、例えば番号101−2を選択ボタン11fで
選択する。その結果、選択した番号が画面の最上段に表
示され、位置設定を促す図6(b)の画面が表れる。こ
のとき、番号101−2が登録されている選局ボタン1
2cの表示器12bは点滅状態から点灯状態になる。
【0044】この状態で、他の所望の選局ボタン12c
を押下すると、その選局ボタン12cに番号101−2
の子機22が登録される。すなわち、押下した選局ボタ
ン12cを示す位置データと番号101−2の子機22
を示す識別データとが通話装置11のメモリ部11Cに
一対一で登録され、先に登録されていた選局ボタン12
cと番号101−2との一対一の登録は消去される。こ
れにより先に登録されていた選局ボタン12cの表示器
12bが消灯し、新たに登録した選局ボタン12cの表
示器12bが点滅する。
【0045】削除登録する場合は、図6(a)に示す表
示位置設定画面において、削除を希望する星印「*」の
付されている番号を選択ボタン11fで選択する。する
と、選択した番号が画面の最上段に表示され、位置設定
を促す図6(b)の画面が表れる。このとき、登録され
ている選局ボタン12cの表示器12bは点滅状態から
点灯状態になる。
【0046】この状態で、点灯している選局ボタン12
cを押下すると、メモリ部11Cに記憶されているその
選局ボタン12cに対応する子機22の識別データが抹
消される。これにより登録されていた選局ボタン12c
の表示器12bが消灯し、表示部11dの画面に表示さ
れていた対応する番号の横の星印「*」が消える。
【0047】設定登録した内容を全て消去する場合は、
図5(a)に示す設定メニュー画面において、「オヤキ
バンゴウ」(親機番号)を選択ボタン11fで選択する
と、同図(b)に示す画面が表れる。
【0048】この状態で機能ボタン11cのクリアボタ
ンを一定時間以上押すと、図7に示すように、表示器1
1dに「メモリオールクリア?」の表示が表れる。消去
する場合は機能ボタン11cの登録ボタンを押す。その
結果、メモリ部11Cに記憶されている全ての選局ボタ
ン12cに対応する子機22の識別データが抹消され
る。消去しない場合は機能ボタン11cのメニューボタ
ンを押すと、図6(a)の表示位置設定画面に戻る。
【0049】図8は、通話装置11のメモリ部11Cに
登録されている選局ボタン12cの位置データと各病室
2の子機22の識別データとの対応関係の一例を示すメ
モリ構成図である。選局ボタン12cはA列(図3の左
列)9個のボタンとB列(図3の右列)9個のボタンと
からなり、A1〜A4の選局ボタン12cには病室10
1号室の第1〜第4ベッドの子機22が登録され、A5
〜A8の選局ボタン12cには病室102号室の第1〜
第4ベッドの子機22が登録され、A9の選局ボタン1
2cには病室103号室の第1ベッドの子機22が登録
されている。
【0050】また、B1〜B3の選局ボタン12cには
病室103号室の第2〜第4ベッドの子機22が登録さ
れ、B4〜B5の選局ボタン12cには病室104号室
の第1〜第2ベッドの子機22が登録され、B6〜B7
の選局ボタン12cには病室105号室の第1〜第2ベ
ッドの子機22が登録され、B7〜B8の選局ボタン1
2cには病室106号室の第1〜第2ベッドの子機22
が登録されている。
【0051】この構成において、例えば病室102号室
の第1ベッドの患者が自己の子機22の呼出ボタンを押
すと、病室102号室の病室アダプタ21は信号ライン
L2を介して制御装置3に病室102号室の第1ベッド
から呼び出しがある旨の呼出コマンドを送出する。
【0052】制御装置3はこの呼出コマンドを受信する
と、親機1A,1Bのどちらが管理する子機からのコマ
ンドかをメモリ部3Cに予め登録されているデータから
判断し、親機1Aが管理する子機からのコマンドであれ
ば、親機1Aの通話装置11に送出する。
【0053】通話装置11は、このコマンドを受信する
と、メモリ部11Cを参照し、病室102号室の第1ベ
ッド、すなわち番号102−1の子機がどの選局ボタン
12cに登録されているかを判断する。
【0054】図8に示す例では、A5(A列5番目)の
選局ボタン12cに登録されているので、制御部11B
はその選局ボタン12cに対応する表示器12bを点滅
させるように通信部11Aから選局装置12にコマンド
を送出する。選局装置12は、このコマンドを受信する
と、表示部12EのA列5番目の表示器12bを点滅駆
動する。
【0055】ナースステーションに待機している看護婦
が点滅を認識してA列5番目の選局ボタン12cを押下
すると、制御部12Bはそれを検出して対応する表示器
12bを点灯駆動に切り替える。
【0056】また、制御部12BはA列5番目の選局ボ
タン12cが押下されたことを示すコマンドを通信部1
2Aから通話装置11に送出する。通話装置11は、こ
のコマンドを受信すると、メモリ部11Cを参照し、A
列5番目の選局ボタン12cがどの病室の子機かを判断
する。
【0057】この例では番号102−1の子機であるの
で、通話装置11の制御装置11Bは制御装置3に通話
装置11の送受話器11aと病室102号室の第1ベッ
ドの子機22との回線を接続するようにコマンドを発す
る。
【0058】制御装置3は、このコマンドを受信する
と、通話装置11からの音声信号を病室102号室の第
1ベッドの子機22に送信し、同子機22からの音声信
号を通話装置11に送信するように通信部3Aを制御す
る。通話が終了すると、切断コマンドが通話装置11か
ら選局装置12に送られ、点灯していたA列5番目の表
示器12bが消灯する。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画面表示
器に表示される複数の子機(個別端末装置)の中から所
望の子機を選択ボタンで選択し、同時に選局装置で所望
の選局ボタンを操作し、選択した子機の識別情報と操作
した選局ボタンの位置情報とをメモリ部に一対一で登録
し、各子機を各選局ボタンに簡易に割り当てることがで
きるという有利な効果が得られる。
【0060】本発明によれば、画面表示器に表示される
複数の子機の中から所望の子機を選択ボタンで選択し、
同時に選局装置で所望の選局ボタンを操作し、選択した
子機の識別情報と操作した選局ボタンの位置情報とをメ
モリ部に一対一で登録し、各子機を各選局ボタンおよび
各選局表示器に簡易に割り当てることができるという有
利な効果が得られる。
【0061】本発明によれば、画面表示器に表示される
複数の子機の中から既に登録されている所望の子機を選
択操作手段で選択し、同時に選局装置で所望の選局ボタ
ンを操作し、選択した子機の識別情報と操作した選局ボ
タンの位置情報とをメモリ部に一対一で再登録し、各子
機を各選局ボタンに簡易に割り当て変更できるという有
利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をナースコールシステムに適用した場合
の一例を示すシステム構成図
【図2】図1に示すナースコールシステムの一部を示す
ブロック図
【図3】図1に示す親機1Aの正面図
【図4】図1に示す親機1Bの正面図
【図5】親機の親機番号の設定方法を説明する画面図
【図6】選局ボタンに子機を登録する方法を説明する画
面図
【図7】選局ボタンに登録した子機を全て消去する方法
を説明する画面図
【図8】選局ボタンに登録されている子機を示すメモリ
構成図
【符号の説明】
1 ナースステーション 1A,1B 管理端末装置(親機) 2 病室 3 制御装置 11,13 通話装置 12 卓上形選局装置 14 ボード形選局装置 11A,12A,13A,14A 通信部 11B,12B,13B,14B 制御部 11C,12C,13C,14C メモリ部 11D,12D,13D,14D 操作部 11E,12E,13E,14E 表示部 11a 送受話器 11b ダイヤルボタン 11c 機能ボタン 11d 画面表示器(画面表示手段) 11e スピーカ 11f 選択ボタン(選択操作手段) 12a,14a 名札部 12b,14b 選局表示器(選局表示手段) 12c,14c 選局ボタン(選局操作手段) 14d 病室番号表示部 21 病室アダプタ 22 個別端末装置(子機) L1,L2 信号ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 和弘 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 村林 信明 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K038 BB01 CC06 CC13 DD08 DD15 FF01 FF02 5K049 AA15 CC11 FF32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話機能を有する複数の個別端末装置に
    通話回線を介して接続された通話手段と、 前記個別端末装置の識別情報を表示する画面表示手段
    と、 前記画面表示手段に表示される前記識別情報の中から所
    望の識別情報を選択する選択操作手段と、 前記複数の個別端末装置別に設置され対応する個別端末
    装置と前記通話手段との接続を指定する複数の選局操作
    手段を有する選局装置と、 前記選択操作手段によって前記所望の識別情報が選択さ
    れているときに前記選局装置で選択された前記選局操作
    手段の位置情報を前記所望の識別情報と共に登録するメ
    モリ手段とを備え、 前記選局操作手段の操作によって前記メモリ手段から対
    応する個別端末装置の識別情報を読み出し、この識別情
    報によって特定される個別端末装置と前記通話手段とを
    通話回線を介して接続することを特徴とする内線通話シ
    ステムの管理端末装置。
  2. 【請求項2】 通話機能を有する複数の個別端末装置に
    通話回線を介して接続された通話手段と、 前記個別端末装置の識別情報を表示する画面表示手段
    と、 前記画面表示手段に表示される前記識別情報の中から所
    望の識別情報を選択する選択操作手段と、 前記複数の個別端末装置別に設置され対応する個別端末
    装置と前記通話手段との接続を指定する複数の選局操作
    手段および前記複数の選局操作手段に対応して配置され
    た複数の選局表示手段を有する選局装置と、 前記選択操作手段によって前記所望の識別情報が選択さ
    れているときに前記選局装置で選択された前記選局操作
    手段の位置情報を前記所望の識別情報と共に登録するメ
    モリ手段とを備え、 前記個別端末装置から呼出信号を受信すると前記メモリ
    手段からその個別端末装置の識別情報に対応する選局操
    作手段の位置情報を読み出し、この位置情報によって指
    定される選局操作手段に対応する選局表示手段を点滅ま
    たは点灯駆動することを特徴とする内線通話システムの
    管理端末装置。
  3. 【請求項3】 メモリ手段は、既に登録されている個別
    端末装置が選択操作手段によって選択され、既に登録さ
    れている選局操作手段と異なる選局操作手段が選択され
    ると、新たに選択された選局操作手段の位置情報と前記
    選択操作手段で選択されている個別端末装置の識別情報
    とを再登録することを特徴とする請求項1または2記載
    の内線通話システムの管理端末装置。
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