JP2023137881A - ナースコールシステム、ナースコール装置、制御方法、プログラム - Google Patents

ナースコールシステム、ナースコール装置、制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 効率的に最新の看護師情報を把握することが可能なナースコールシステムを提供する。【解決手段】 ナースコールシステム1は、ベッドの近傍に設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機2と、ナースステーションに設置されて患者からの呼び出しを報知して応答するためのナースコール親機4と、看護師に携帯される携帯端末5と、少なくともナースコール親機を制御するナースコール制御機6と、を備える。携帯端末5は、看護師の操作入力を受け付けることにより看護師のログイン情報を取得し、取得した前記ログイン情報と携帯端末5の端末識別情報とが関連付けられた看護師/端末情報をナースコール制御機6に送信するように構成され、ナースコール制御機6は看護師/端末情報をナースコール親機4の表示部43に表示する。【選択図】 図1

Description

本発明は、ナースコールシステム、ナースコール装置、制御方法、プログラムに関する。
医療や介護のように、24時間365日、サービスを提供することが要求される業態がある。このような業態の場合、切れ目のないサービスを提供するため、時間や日などをずらした変則的な勤務体制(シフト勤務)が採用されていることが多い。
一方、医療や介護の現場では、患者の容態が刻々と変化し得るものであり、また、看護師や介護者が病欠等の理由で事前の業務シフト通りに勤務できないことがある。このような環境において、看護師長等は、例えば朝のミーティングの際に、当日の入院患者の状況や看護師の人数・能力に応じて、当日の各看護師の担当決めを行っている。当日に決まった担当決めの情報は、ナースコール親機の表示画面等で共有されている。
特許文献1には、外部機器から呼出情報テーブルを取得することで、特定の看護師に関連付けられた特定の携帯端末に呼出信号を送信するナースコールシステムが開示されている。
特開2020-005011号公報
特許文献1において、各勤務時間帯における担当看護師および携帯端末等の情報に変更があった場合、呼出情報テーブルの情報は、外部機器に接続されるパーソナルコンピュータを介して、例えば看護師長などによって更新される。しかし、個々の情報が変更される度に、看護師長等が個々の情報を手動で更新するのは煩雑であった。
そこで、本発明は、効率的に最新の看護師情報を把握することが可能なナースコールシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のナースコールシステムは、
ベッドの近傍に設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、
ナースステーションに設置されて前記患者からの呼び出しを報知して応答するためのナースコール親機と、
前記看護師に携帯される携帯端末と、
少なくとも前記ナースコール親機を制御する制御部と、を備え、
前記携帯端末は、前記看護師の操作入力を受け付けることにより前記看護師のログイン情報を取得し、取得した前記ログイン情報と前記携帯端末の端末識別情報とが関連付けられた看護師/端末情報を前記制御部に送信するように構成され、
前記制御部は、前記看護師/端末情報を、前記ナースコール親機の表示部に表示するように構成されている。
上記構成によれば、携帯端末から取得されるログイン情報に基づいて看護師情報と端末識別情報とが関連付けられた看護師/端末情報をナースコール親機に表示できる。そのため、看護師/端末情報を手動で更新する手間をかけずに、ナースコール親機を介して看護師が最新の看護師/端末情報を把握することができる。
また、本発明のナースコールシステムにおいて、
前記制御部は、前記ログイン情報に基づいて、前記看護師と所定の患者との対応を示す看護師/ベッド情報を生成し、前記看護師/ベッド情報を前記ナースコール親機の前記表示部及び外部機器の少なくとも一方に表示するように構成されていてもよい。
上記構成によれば、最新の看護師情報とともに看護師/ベッド情報を表示できるので、ベッド(患者)を担当する最新の看護師を容易に把握することができる。
また、本発明のナースコールシステムにおいて、
前記ナースコール親機は、前記看護師/ベッド情報を更新するための操作入力が可能な操作入力部と、前記患者に関連付けられた前記ナースコール子機からの呼び出しに応答可能な呼出応答部とを含み、
前記ナースコール子機からの呼び出しが有った場合、前記呼出応答部は前記操作入力部での操作入力の受け付けよりも優先して操作可能に構成されていてもよい。
上記構成によれば、看護師/ベッド情報を更新するための操作入力の最中に、患者から呼び出しが有った場合には、情報の更新よりも呼び出しへの応答を優先できるので、患者の呼び出しに早急に対応することができる。
また、本発明のナースコールシステムにおいて、
前記携帯端末は、前記看護師の操作入力を受け付けることにより前記看護師のログアウト情報を取得し、取得した前記ログアウト情報を前記端末識別情報と共に前記制御部に送信するように構成され、
前記制御部は、前記ログアウト情報に関連付けられた前記携帯端末に対応する所定の患者の前記ナースコール子機からの呼び出しが有った場合には、前記携帯端末以外の他の携帯端末であって前記看護師/端末情報に含まれる前記他の携帯端末を呼び出すように構成されていてもよい。
上記構成によれば、ログアウトした看護師の携帯端末に対する患者からの呼び出しが有った場合には、ログアウトした看護師の携帯端末以外の他の携帯端末を呼び出すように構成されているので、ログイン中(勤務中)の看護師が患者からの呼び出しに確実且つ早急に対応することができる。
また、本発明のナースコールシステムにおいて、
前記携帯端末は、前記看護師の操作入力を受け付けることにより前記看護師のログアウト情報を取得し、取得した前記ログアウト情報を前記端末識別情報と共に前記制御部に送信するように構成され、
前記制御部は、前記ログアウト情報に関連付けられた前記携帯端末に対応する所定の患者の前記ナースコール子機からの呼び出しが有った場合には、前記看護師/端末情報に含まれるすべての前記携帯端末を呼び出すように構成されていてもよい。
上記構成によれば、ログアウトした看護師の携帯端末に対応する患者から呼び出しが有った場合には、看護師/端末情報に含まれるすべての携帯端末を呼び出すように構成されているので、ログイン済の看護師の中ですぐにナースコールに対応可能な看護師が患者からの呼び出しに確実且つ早急に対応することができる。
また、本発明のナースコールシステムにおいて、
前記携帯端末は、自端末に対応する前記看護師/端末情報及び前記自端末以外の他の携帯端末に対応する前記看護師/端末情報を前記制御部に一括して送信可能に構成されていてもよい。
上記構成によれば、自端末及び前記自端末以外の他の携帯端末の看護師/端末情報を一括して携帯端末から送信できるので、最新の看護師/端末情報を簡易に更新することができる。
また、本発明のナースコール装置は、
ベッドの近傍に設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、
ナースステーションに設置されて前記患者からの呼び出しを報知して応答するためのナースコール親機と、
少なくとも前記ナースコール親機を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記看護師に携帯される携帯端末に対する前記看護師の操作入力を受け付けることにより取得されるログイン情報と前記携帯端末の端末識別情報とが関連付けられた看護師/端末情報を、前記ナースコール親機の表示部に表示するように構成されている。
上記構成によれば、看護師情報と端末識別情報とが関連付けられた状態で表示できるので、看護師/端末情報を手動で更新する手間をかけずに、最新の看護師/端末情報を把握することができる。
また、本発明のナースコールシステムを構成するコンピュータを制御する制御方法において、
看護師に携帯される携帯端末に対する前記看護師の操作入力を受け付けることにより前記看護師のログイン情報を取得するステップと、
前記ログイン情報と前記携帯端末の端末識別情報とが関連付けられた看護師/端末情報を取得するステップと、
前記看護師/端末情報をナースコール親機の表示部に表示するステップと、を含む。
上記方法によれば、看護師情報と端末識別情報とが関連付けられた状態で表示できるので、看護師/端末情報を手動で更新する手間をかけずに、最新の看護師/端末情報を把握することができる。
また、本発明は、ナースコールシステムを構成する制御部において実行されるプログラムであって、
前記プログラムは、前記制御部が有するプロセッサに、
看護師に携帯される携帯端末に対する前記看護師の操作入力を受け付けることにより前記看護師のログイン情報を取得するステップと、
前記ログイン情報と前記携帯端末の端末識別情報とが関連付けられた看護師/端末情報を取得するステップと、
前記看護師/端末情報をナースコール親機の表示部に表示するステップと、
を実行させる。
このプログラムによれば、看護師情報と端末識別情報とが関連付けられた状態で表示できるので、看護師/端末情報を手動で更新する手間をかけずに、最新の看護師/端末情報を把握することができる。
本発明によれば、効率的に最新の看護師情報を把握することが可能なナースコールシステムを提供することができる。
本発明の実施形態に係るナースコールシステムの構成図である。 図1のナースコールシステムが備えるナースコール制御機の機能ブロック図である。 図2のナースコール制御機に記憶されている患者情報テーブルを示す図である。 (a)は、ナースコール制御機に記憶されている入院患者情報テーブルを示す図である。(b)は、ナースコール制御機に記憶されている看護師情報テーブルを示す図である。(c)は携帯端末に記憶されている端末識別情報のテーブルを示す図である。 ナースコールシステムの動作例を説明するフローチャートである。 携帯端末におけるログイン画面の一例を示す図である。 ナースコール親機の表示部に表示されるテーブルの一例を示す図である。 表示部に表示される看護師/端末情報の一例を示す図である。 表示部に表示される看護師(端末)/ベッド情報の一例を示す図である。 ナースコールシステムの別の動作例を説明するフローチャートである。 ナースコール親機の呼出応答部の画面の一例を示す図である。 ナースコールシステムのさらに別の動作例を説明するフローチャートである。
以下、本実施形態に係るナースコールシステムの一例について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るナースコールシステムの構成図である。
まず、本実施形態のナースコールシステム1について説明する。本実施形態のナースコールシステム1は、図1に示すように、ナースコール子機2と、廊下灯3と、ナースコール親機4と、携帯端末5と、ナースコール制御機6と、通信機8と、を備えている。ナースコール子機2と、廊下灯3と、ナースコール親機4と、ナースコール制御機6と、通信機8とによりナースコール装置が構成されている。すなわち、本実施形態のナースコールシステム1は、ナースコール装置と、携帯端末5と、を備えている。
ナースコール子機2は、病室毎に伝送線L1を介して廊下灯3に接続されている。また、ナースコール子機2、ナースコール親機4、ナースコール制御機6は、ネットワークN(本例では、LAN:Local Area Network)を介して相互に通信可能に接続されている。
ナースコール子機2は、病室内の病床(ベッド)毎にベッドの近傍に設置されており、プレート子機21と、プレート子機21に着脱可能な握り子機22とを備えている。プレート子機21は、例えば看護師、医師等の医療従事者を呼び出すための呼出ボタンと、通話するためのマイクおよびスピーカーとを有する。握り子機22は、医療従事者を呼び出すための呼出ボタンを有する。ナースコール子機2は、ネットワークN上で用いられる個別の子機IDを有する。なお、医療従事者を呼び出す呼出ボタンには、例えば、患者等が医療従事者を呼び出すための所謂ナースコールボタンの他に、医療従事者が他の医療従事者を呼び出すためのスタッフコールボタンを含んでいてもよい。
廊下灯3は、例えば、各病室の出入口付近に設置されており、ナースコール子機2を操作した患者の氏名、ベッド番号等の患者情報を表示する液晶表示部31と、ナースコール子機2から呼び出しが発せられたことを報知する表示ランプ32とを備えている。患者の氏名、病室番号、ベッド番号等の情報は、各ナースコール子機2の子機IDと対応付けて廊下灯3の記憶部(図示省略)に記憶されている。廊下灯3は、ナースコール子機2から送出された呼出信号を、ネットワークNを介してナースコール制御機6へ送信する。
ナースコール親機4は、ナースステーション等の病院内共用部に設置されており、ナースコール子機2からの呼び出しを報知する呼出報知部と、呼び出しに応答可能な呼出応答部を含んでいる。図1に示すように、ナースコール親機4は、呼び出しに応答するためのハンドセット41と、患者情報等が表示される小型モニタ42と、各患者の詳細情報等が一覧表示される大型モニタ43とを備えている。小型モニタ42、大型モニタ43は、表示部の一例である。また、ハンドセット41は呼出応答部の一例である。なお、呼出応答部はハンドセット41に限らない。呼出応答部は、例えば、大型モニタ43の画面にナースコール子機2からの呼出内容をポップアップ形式で表示するとともに、ポップアップ形式の表示の一部分に「通話」「応答」等の呼び出しに応答する操作領域を表示して、指で操作領域を触れることにより呼び出しに応答する態様であってもよい。
ナースコール親機4は、各種の情報を入力可能な操作入力部を有する。操作入力部は、例えば、タッチパネル式で構成され、指やタッチペン等の入力手段により操作入力可能な大型モニタ43である。
携帯端末5は、医療従事者が業務に使用するために携行する端末である。携帯端末5としては、例えば、タッチパネル式の表示画面51を有するとともに、無線通信(例えば、「WiFi」通信)可能なスマートフォン等が用いられる。携帯端末5は、個別の端末番号(端末識別番号)を有する。
携帯端末5は、携帯端末5とナースコール子機2とを通話可能に接続する通話モードを有する。この通話モードでは、通信機8を介して無線通信により携帯端末5とナースコール制御機6とを接続し、上記端末番号を用いて携帯端末5とナースコール子機2間の通話が可能になる。
ナースコール制御機6は、ナースコール子機2と各機器との間の通信を制御するための制御機である。ナースコール制御機6は、制御部の一例である。ナースコール制御機6は、例えば、ナースコール子機2からナースコールが発信された際に、ナースコール子機2とナースコール親機4との間の通信、およびナースコール子機2と携帯端末5との間の通信を制御する。
通信機8は、携帯端末5との間で無線通信(例えば、WiFi)を行うための通信機器であり、病院内に所定の間隔で設置されている。通信機8は、例えばブルートゥース(登録商標)を用いた無線通信を実行可能でもよい。通信機8は、WiFi(登録商標)やブルートゥース(登録商標)等の無線を介して携帯端末5に接続され、LAN(Local Area Network)等の有線を介してナースコール制御機6に接続されている。通信機8は、例えば、ナースコール制御機6に接続されるブルートゥース(登録商標)アダプタ(Bluetoothドングル)等であってもよい。また、廊下灯3、ナースコール親機4及びナースコール制御機6は、ネットワークN(本例ではLAN)を介して通信可能に接続されるとともに、必要に応じてハブ(HUB)15により分配されて接続されている。
なお、ナースコール装置(及びナースコールシステム1)は、上記ネットワークNに加えて、ナースコール子機2と携帯端末5との通話接続やナースコール親機4と携帯端末5との通話接続等を管理するための機器として、構内交換機(例えば、PBX:Private Branch eXchange)を備えていてもよい。構内交換機は、例えば病院内の共用部等に設置されていてもよい。構内交換機は、通信機8と伝送線L1及びネットワークNとを、伝送線等の有線又は無線を介して接続してもよい。
また、ナースコールシステム1は、図1に示すように、ネットワークNを介して、第一外部機器9および第二外部機器10と通信可能に接続されている。第一外部機器9および第二外部機器10は、ナースコールシステム1とは別のそれぞれ独立したシステムを構成する機器である。なお、第一外部機器9と第二外部機器10とは、ネットワークNを介して相互に通信可能に接続されている。
第一外部機器9は、ネットワークNを介してナースコールシステム1のナースコール制御機6と通信可能に接続されている。第一外部機器9は、例えば、患者の情報、携帯端末の情報、医療従事者の情報等を含む病院に関する最新の情報を一括して管理する管理サーバ(コンピュータの一例)として構成されている。第一外部機器9は、例えば、病院内に設置されている。第一外部機器9に保存されている情報は、当該機器に接続されているパーソナルコンピュータを介して入力/更新することが可能である。
第二外部機器10は、ネットワークNを介してナースコールシステム1のナースコール制御機6と通信可能に接続されている。第二外部機器10は、例えば、入院患者および外来患者を含む各患者の診療録(カルテ)や看護記録等を管理する電子カルテシステム(コンピュータの一例)として構成されている。第二外部機器10は、例えば、病院内に設置されている。第二外部機器10に保存されている情報は、当該機器または当該機器に接続されているパーソナルコンピュータを介して入力/更新することが可能である。更新された第二外部機器10の情報は、ネットワークNを介して第一外部機器9に送信される。第一外部機器9の情報は、第二外部機器10から送信されてきた情報に基づいて更新される。
次に、図2及び図3を参照して、ナースコール制御機6の機能について説明する。図2は、ナースコール制御機の機能ブロック図である。
図2に示すように、ナースコール制御機6は、制御機CPU61と、制御機CPU61に接続された記憶部62と、制御機インターフェース回路(以下、インターフェース回路を「I/F」と称す)63とを備えている。制御機I/F63は、ネットワークNとの信号伝送路を形成するための通信部を構成している。
制御機CPU(Central Processing Unit)61は、プロセッサとメモリが搭載され、メモリから読みだしたプログラムをプロセッサが実行することにより、後述するナースコール制御機6の各種の機能を実行処理するように構成されている。制御機CPU61は、記憶部62に記憶される情報の送受信等の管理、ナースコール子機2の呼び出しに対するナースコール親機4および所定の携帯端末5への接続処理等を行う。制御機CPU61は、例えば、携帯端末5の操作に基づく通信機8を介した携帯端末5とナースコール制御機6との間の通信処理などを行う。例えば、制御機CPU61は、携帯端末5から送信されたログイン情報を、通信機8を介して受信する。また、制御機CPU61は、予め設定される所定のタイミングで第一外部機器9または第二外部機器10から情報テーブル66に関連する情報を取得する。また、例えば、制御機CPU61は、予め設定された所定のタイミングで、情報テーブルを要求するテーブル要求信号を第二外部機器10へ向けて送信する。制御機CPU61は、記憶部62に記憶されたプログラムと協働して、図5、図10、図12に示される各ステップを実行する。
記憶部62には、例えば、入院患者に関する複数種の情報が対応付けられた患者情報テーブル65と、ナースコール子機2からの呼び出しに関連する複数種の情報が対応付けられた情報テーブル66とが設けられている。また、記憶部62には、制御機CPU61と協働して各種の情報処理を実行するためのプログラムが記憶されている。
図3は、ナースコール制御機6の記憶部62に記憶されている患者情報テーブル65の一例を示す。図3に示すように、患者情報テーブル65には、例えば、患者の氏名(患者ID)、診療科、救護区分、病室番号、ベッド番号、担当看護師(看護師ID)、携帯端末5の端末番号(内線番号)、担当医師(医師ID)等の患者情報がナースコール子機2の子機IDと対応付けて記憶されている。患者情報テーブル65の各情報は、情報テーブル66に含まれる各情報テーブルが更新されるたびに最新の情報へと更新される。例えば、情報テーブル66に含まれる看護師/端末情報テーブル66a、看護師(端末)/ベッド情報テーブル66b、勤務情報テーブル66cが更新されるたびに、患者情報テーブル65の各情報が最新の情報へと更新される。看護師/端末情報テーブル66a、看護師(端末)/ベッド情報テーブル66b、および勤務情報テーブル66cの各情報は、第一外部機器9の情報が更新されるたびに第一外部機器9からナースコール制御機6に送信される最新の情報に基づいて更新される。
情報テーブル66には、例えば、ログイン情報テーブル、看護師/端末情報テーブル66a、看護師(端末)/ベッド情報テーブル66b、勤務情報テーブル66c、入院患者情報テーブル、看護師情報テーブル、端末情報テーブル等の各種の情報テーブルが含まれている。
ログイン情報テーブルは、後述のログイン中である旨のログイン情報またはログアウト中である旨のログアウト情報に基づいて生成される情報テーブルである。
看護師(端末)/ベッド情報テーブル66bは、後述の看護師(端末)/ベッド情報に基づいて生成される情報テーブルである。なお、看護師(端末)/ベッド情報は、看護師/ベッド情報または端末/ベッド情報と記載することがある。看護師(端末)/ベッド情報テーブル66bは、後述の看護師(端末)/ベッド情報に基づいて生成される情報テーブルである。
図4(a)に入院患者に関連する情報が記憶されている入院患者情報テーブルの一例を示す。図4(a)の入院患者情報テーブルには、患者IDと、患者氏名と、患者が入院している病室番号と、ベッド番号とが対応付けて記憶されている。また、図4(b)に看護師情報テーブルの一例を示す。図4(b)の看護師情報テーブルには、看護師IDと、看護師氏名と、看護師の勤務病棟とが対応付けて記憶されている。端末情報テーブルには、携帯端末の端末番号と、携帯端末が管理されている担当エリアとが対応付けて記憶されている。図4(a)の入院患者情報テーブルは、第二外部機器10に記憶されている基本情報の一例である。図4(b)の看護師情報テーブルおよび図4(c)の端末識別情報テーブルは、第一外部機器9に記憶されている基本情報の一例である。
[動作例1]
次に、図5から図9を参照して、ナースコールシステム1の動作例1を説明する。図5は、ナースコールシステム1の動作例1を説明するフローチャートである。図6は、携帯端末5におけるログイン画面の一例を示す図である。図7は、ログイン情報、看護師/端末情報、看護師(端末)/ベッド情報、チーム情報を含む呼出情報テーブルの一例を示す図である。図8は、ナースコール親機4の表示部に表示される看護師/端末情報の一例を示す図である。図9は、表示部に表示される看護師(端末)/ベッド情報の一例を示す図である。
ここで、医療や介護などの現場では、現場の各看護師が患者からの呼び出しに応答するために、勤務する看護師等に対して当日の勤務に使用するスマートフォン等の携帯端末5を各自一台携行させることが多い。このような現場に備えられる携帯端末の数が、勤務する看護師の総数よりも少ない場合、出勤した看護師は出勤時点で使用者がいない携帯端末5を携行して使用する。このため、携帯端末5を使用する最新の看護師情報は、日々変動する。
一方、上記したように、第一外部機器9に記憶される各種情報は、第二外部機器10から送信される情報に基づいて更新され、第二外部機器10の情報は、病院内に設置されているパーソナルコンピュータを介して更新される。携帯端末5を使用する最新の看護師情報も、第二外部機器10の情報の更新及び第一外部機器9の情報の更新によって、取得され得る。
しかし、医療現場においては、患者の容態が刻々と変化することがあり、患者の容態に合わせて看護師の担当患者が増える等の変更が生じる場合がある。また、看護師が病欠等の理由で欠勤し、日勤のみを予定していた看護師に準夜勤のシフトが追加になる等の急なシフト変更が生じる場合もある。このような急な担当患者の変更やシフトの変更があった場合、医療現場が多忙なため、看護師長等が最新の看護師情報を更新する操作ができないことがあり、最新の看護師情報を把握できないことが起こり得る。
そこで、本動作例では、以下に詳述するように、出勤した看護師のログイン情報と、このログイン情報を受け付けた携帯端末5の端末識別情報とを関連付ける看護師/端末情報を取得する構成により、最新の看護師情報の更新を効率的に把握可能としている。
看護師が携行する携帯端末5は、例えば朝のミーティングの際に、当日使用する携帯端末として、出勤している各看護師に対し病院側から貸与される。例えば、日勤のシフトである看護師村上佳菜が、端末番号(内線番号)3301の携帯端末5を貸与された場合を説明する。看護師村上佳菜は、貸与された携帯端末5のタッチパネル式の表示画面51を指で操作して、該病院内で利用されるアプリケーションを立ち上げる。これにより、図6に示すように、携帯端末5の表示画面51にアプリケーションのログイン画面が表示される。看護師村上佳菜は、このログイン画面において、自分の看護師IDである101(図4(b)参照)をID入力領域52に入力した後、ログインボタン53を押してログイン操作を行う。なお、ログイン操作において、看護師IDに替えて看護師氏名を入力させてもよく、看護師IDに加えてパスワードを入力させてもよい。
ログインボタン53が押されると、携帯端末5はログイン操作を受け付ける(図5のステップS101)。携帯端末5は、ログイン操作を受け付けると、ログイン操作で入力された看護師ID(101)を取得するとともに、看護師ID(101)の看護師がログイン中であるとのログイン情報を取得する。ログイン中である旨のログイン情報は、当該看護師が当該携帯端末5を携帯して勤務中であることを示す情報である。携帯端末5は、看護師のログイン情報と看護師が携行する携帯端末5の端末識別情報とが関連付けられた看護師/端末情報を生成する(ステップS102)。例えば、携帯端末5は、看護師村上佳菜の看護師IDと、看護師村上佳菜がログイン中であるとのログイン情報と、自端末の端末番号である3301とが関連付けられた看護師/端末情報を生成する。なお、看護師IDに替えて、または看護師IDに加えて、看護師氏名や看護師の所属するチーム情報を、看護師/端末情報に含めてもよい。
携帯端末5は、ステップS102で生成した看護師/端末情報をナースコール制御機6に送信する(ステップS103)。
ナースコール制御機6は、制御機I/F63を介して、携帯端末5から看護師/端末情報を受信する。ナースコール制御機6の制御機CPU61は、受信した看護師/端末情報により、各情報テーブルにおける看護師の情報及び携帯端末の情報を更新する。具体的には、看護師村上佳菜(看護師ID101)がログイン中であるという情報に基づいて、情報テーブル66に含まれる看護師村上佳菜のログイン情報を更新する。また、看護師村上佳菜(看護師ID101)がログイン中であるという情報に基づいて、情報テーブル66に含まれる看護師村上佳菜の端末識別番号を3301に更新する。制御機CPU61により更新された情報は、記憶部62に記憶される。
図7に、ナースコール制御機6が生成して記憶部62に記憶する呼出情報テーブル101の一例を示す。図7に示すように、呼出情報テーブル101には、患者IDと、患者が入院する病室の番号と、病室におけるベッド番号と、担当の看護師名と、携帯端末の番号とが対応付けられて記憶されている。また、呼出情報テーブル101は、看護師の勤務時間帯により複数の情報テーブルに区切られて記憶されている。本例では、看護師の勤務時間帯が「日勤帯」と「準夜勤帯」と「夜勤帯」との三つの時間帯に区切られている。このため、呼出情報テーブル101は、日勤帯の情報テーブルと準夜勤帯の情報テーブルと夜勤帯の情報テーブルとに区切られて記憶されている。呼出情報テーブル101は、看護師のログイン情報と、看護師のログイン情報と当該看護師が携行する携帯端末5の端末識別情報とが関連付けられた看護師/端末情報テーブルと、後述する看護師(端末)/ベッド情報を示す看護師(端末)/ベッド情報テーブルと、看護師とその勤務状況(勤務時間帯)を示す勤務情報テーブルとを含む態様で作成されている。
このように、本実施形態のナースコールシステム1は、携帯端末5を含み、携帯端末5は、携帯端末5を携行する看護師のログイン情報とこのログイン情報を受け付けた自端末の端末識別情報とが関連付けられた看護師/端末情報を取得し、取得された看護師/端末情報により情報テーブルの情報が更新されるので、最新の看護師情報の更新を効率的に行うことができる。
図5に戻り、ナースコール制御機6は、携帯端末5から受信した看護師/端末情報の表示データを生成する(ステップS104)。例えば、受信した看護師/端末情報に含まれる最新の看護師情報である看護師村上佳菜の情報(例えば氏名)と、看護師村上佳菜の携行する携帯端末5の端末識別番号である3301とを含む表示データを作成する。ナースコール制御機6は、生成した看護師/端末情報の表示データを、ナースコール親機4に送信する(ステップS105)。
ナースコール親機4は、受信した看護師/端末情報の表示データを表示部に表示する(ステップS106)。表示部は、例えば大型モニタ43の画面とすることができる。図8はナースコール親機4の大型モニタ43に看護師/端末情報を表示する一例を示している。図8では、ナースコール親機4が受信した最新の看護師/端末情報として「担当看護師 村上佳菜」と看護師村上佳菜の携行する携帯端末5の端末識別番号「端末番号 3301」が表示されている。
このように、携帯端末5から取得される看護師村上佳菜のログイン情報に基づいて、看護師村上佳菜の最新の看護師情報と看護師村上佳菜が携行する携帯端末5の最新の端末識別情報とが、ナースコール親機4に表示されるので、看護師長等が手動で看護師情報を更新する手間をかけずに、ナースコール親機4を介して最新の看護師/端末情報を把握することができる。
図5に戻り、ナースコール親機4は、看護師長等による担当呼出設定の操作を受け付ける(ステップS107)。担当呼出設定とは、ナースコール子機2から呼出操作が行われた場合に、呼出をすべき携帯端末5を特定して呼び出すための設定である。担当呼出設定は、ナースコール親機4の操作入力部の操作により入力される。ナースコール親機4の操作入力部の操作は、例えば、ナースコール親機4の大型モニタ43を指で触れることにより、担当呼出設定を入力可能な入力領域を表示させ、この入力領域に設定したい内容を入力又は入力領域に表示された内容を選択/変更することにより、行われる。ナースコール親機4は、大型モニタ43の担当呼出設定の入力領域に、最新の看護師情報である看護師村上佳菜(図4(b))と、最新の看護師村上佳菜の携帯端末5の端末識別情報である3301(図4(c))と、患者である鈴木一郎(患者ID0331)の情報及び患者である横山美智子の情報(患者ID0553)(図4(a))とを表示する。看護師長等は、ナースコール親機4の入力領域(操作入力部)を指で触れて、鈴木一郎(患者ID0331)を看護師村上佳菜の担当患者として登録する入力操作を実行する。この入力操作により、ナースコール親機4は、看護師村上佳菜の担当患者に鈴木一郎(患者ID0331)を含めるとの情報の操作入力を受け付ける。操作入力の内容は、入力情報としてナースコール親機4からナースコール制御機6に送信される(ステップS108)。
ナースコール制御機6は、ナースコール親機4の操作入力部からの入力情報を受信する。ナースコール制御機6は、ナースコール親機4から受信した入力情報に基づいて、看護師(端末)/ベッド情報を生成する(ステップS109)。看護師(端末)/ベッド情報は、看護師と所定の患者(その看護師が担当する患者)との対応を示す情報である。例えば、ナースコール制御機6は、看護師村上佳菜の担当患者に鈴木一郎(患者ID0331)を含めるとの入力情報をナースコール親機4から受信する。ナースコール制御機6は、ステップS103で受信した看護師村上佳菜がログイン中であるとのログイン情報に基づいて、看護師村上佳菜と、患者鈴木一郎(患者ID0331)との対応を示す看護師(端末)/ベッド情報、すなわち、看護師村上佳菜が患者鈴木一郎の担当看護師であるとの対応を示す看護師(端末)/ベッド情報を生成する。
このように、携帯端末5から取得される看護師村上佳菜のログイン情報に基づいて、看護師村上佳菜の最新の看護師情報と看護師村上佳菜の最新の担当患者情報との対応を示す看護師(端末)/ベッド情報が生成されるので、看護師長等が手動で看護師情報を更新する手間をかけずに、最新の看護師(端末)/ベッド情報を更新することができる。
ナースコール制御機6は、生成した看護師(端末)/ベッド情報に基づいて、看護師(端末)/ベッド情報を表示するための表示データを生成する。ナースコール制御機6は、生成した表示データをナースコール親機4に送信する(ステップS110)。
ナースコール親機4は、ナースコール制御機6から受信した表示データに基づいて、看護師(端末)/ベッド情報を表示部に表示する(ステップS111)。ステップS106と同様に、表示部は、例えば大型モニタ43とすることができる。図9は、看護師(端末)/ベッド情報の表示の一例であり、大型モニタ43の画面に、患者名「鈴木一郎」が表示されると共に担当看護師名「村上」が表示されている。
このように、ナースコール制御機6は、看護師村上佳菜のログイン情報に基づいて、看護師村上佳菜と患者鈴木一郎との対応を示す看護師(端末)/ベッド情報を生成し、ナースコール親機4は、看護師(端末)/ベッド情報を大型モニタ43に表示するので、最新の看護師情報とともに看護師の最新の担当患者を表示することができ、患者を担当する最新の看護師を容易に把握することができる。
図5に戻り、ナースコール制御機6は、生成した看護師(端末)/ベッド情報の表示データを、各携帯端末5に送信する(ステップS112)。
携帯端末5は、それぞれ、ナースコール制御機6から受信した看護師(端末)/ベッド情報の表示データを表示部に表示する(ステップS113)。表示部は、例えば携帯端末5の表示画面51である。表示画面51の表示は、図9の拡大部分に示す表示と同様とすることができる。
このように、ナースコール制御機6は、看護師村上佳菜のログイン情報に基づいて、看護師村上佳菜と患者鈴木一郎との対応を示す看護師(端末)/ベッド情報を生成し、携帯端末5は、看護師(端末)/ベッド情報を表示画面51に表示するので、最新の看護師情報とともに看護師の最新の担当患者を表示画面51に表示することができ、各携帯端末5を携行する看護師が、患者を担当する最新の看護師を容易に把握することができる。
ここで、ナースコール子機2が呼び出しの操作を受け付けると(ステップS114)、ナースコール子機2は呼出操作情報をナースコール制御機6に送信する(ステップS115)。呼出操作情報には、例えば、ナースコール子機2が設置されたベッドのベッド番号や病棟位置等の情報を含めることができる。ナースコール制御機6は、ナースコール子機2から受信した呼出操作情報及び看護師(端末)/ベッド情報に基づいて、担当看護師を呼び出すための呼出データを生成する(ステップS116)。例えば、ナースコール制御機6は、受信した呼出操作情報に対応する患者情報である鈴木一郎の情報を取得し、取得した患者情報に対応する看護師村上佳菜を看護師(端末)/ベッド情報から取得し、担当看護師村上佳菜を呼び出すための呼出データを生成する。
ナースコール制御機6は、ステップS116で生成した呼出データに基づいて、ナースコール親機4に呼出データを送信する(ステップS117)。
呼出データを受信したナースコール親機4は、受信した呼出データに関する呼出通知を行う(ステップS118)。例えば、ナースコール親機4は、呼出データに基づいて、大型モニタ43上にポップアップ形式の表示領域を表示して、呼出に関する内容を当該表示領域に表示するとともに、ナースコール親機4のスピーカー(不図示)から音声による呼出通知を行う。大型モニタ43に表示される呼出に関する内容は、図11の拡大部分と同様とすることができる。ナースコール親機4が設置されたナースステーションに居る看護師は、「通話」ボタンを押すことにより、呼び出しを行った患者と通話することができる。
このように、看護師(端末)/ベッド情報に基づいて生成された呼出データに関する呼出通知を行うことができるので、最新の担当看護師が反映された呼出データに基づく呼出通知を行うことができ、ナースコール子機2からの呼出に確実に対応することができる。
また、ナースコール制御機6は、ステップS116で生成した呼出データを、担当看護師が携行する携帯端末5に送信する(ステップS119)。
呼出データを受信した携帯端末5は、受信した呼出データに関する呼出通知を行う(ステップS120)。例えば、携帯端末5は、呼出データに基づいて、表示画面51に呼出に関する内容を表示するとともに、携帯端末5のスピーカーから音声による呼出通知を行う。表示画面51に表示される呼出に関する内容は、図11の拡大部分と同様とすることができる。呼出通知が行われた携帯端末5を携行する看護師の村上佳菜は、表示画面51に表示される「通話」ボタンを押すことにより、呼び出しを行った患者と通話することができる。
このように、看護師(端末)/ベッド情報に基づいて生成された呼出データに関する呼び出しが、最新の担当看護師の携帯端末5に通知されるので、患者からの呼び出しを最新の担当看護師に対して行うことができ、最新の担当看護師がナースコール子機2からの呼び出しに確実且つ迅速に対応することができる。
上記したように、本実施形態のナースコールシステム1は、ナースコール子機2とナースコール親機4と看護師に携帯される携帯端末5と、少なくともナースコール親機4を制御するナースコール制御機6と、を備えている。そして、携帯端末5は、看護師の操作入力を受け付けることにより看護師のログイン情報を取得し、取得したログイン情報と携帯端末5の端末識別情報とが関連付けられた看護師/端末情報をナースコール制御機6に送信するように構成されている。ナースコール制御機6は、受信した看護師/端末情報をナースコール親機4の表示部(例えば、大型モニタ43)に表示するように構成されている。この構成によれば、携帯端末5から取得されるログイン情報に基づいて看護師情報と端末識別情報とが関連付けた看護師/端末情報をナースコール親機4に表示できる。このため、看護師/端末情報を手動で更新する手間をかけずに、ナースコール親機4を介して看護師が最新の看護師/端末情報を把握することができる。
ナースコールシステム1を構成するコンピュータを制御する方法、及び各ステップをナースコール制御機6が有する制御機CPU61に実行させるためのプログラムにおいても、ナースコールシステム1の上記効果と同様の効果を得ることができる。
[動作例2]
ところで、ナースコール親機4において看護師長等が担当呼出設定を行っている最中に、ナースコール子機2から呼び出し操作が行われる場合も有り得る。以下、担当呼出設定を行っている最中に呼び出し操作が行われる場合のナースコールシステム1の動作例を、動作例2として、図10を参照して説明する。
図10に示すように、まず、看護師長等が、ナースコール親機4の操作入力部を操作することにより、担当呼出設定の操作を開始する(ステップS201)。操作入力部の操作により、担当呼出設定の操作画面が表示される(ステップS202)。操作画面は、例えばナースコール親機4の大型モニタ43に表示される入力領域である。
大型モニタ43に担当呼出設定の入力領域(操作画面)が表示されているときにナースコール子機2から呼び出し操作が行われない場合(ステップS203でNo)、ナースコール親機4は、担当呼出設定の操作受付を継続する(ステップS204)。例えば、大型モニタ43上に表示された担当呼出設定の入力領域は、操作者からの指等での入力内容の受け付けを継続する。担当呼出設定の入力領域に対する入力操作が完了した場合、ナースコール親機4は担当呼出設定の操作受付を終了する(ステップS205)。担当呼出設定の操作受付を終了したナースコール親機4は、ステップS201に戻り、新たな担当呼出設定の操作開始(ステップS201)を受け付けるまで待機する。
一方で、大型モニタ43に担当呼出設定の入力領域が表示されているときにナースコール子機2から呼び出し操作が行われた場合(ステップS203でYes)、ナースコール親機4は大型モニタ43に呼出応答画面を表示する(ステップS211)。この場合、例えば、大型モニタ43上に表示されていた担当呼出設定の入力領域(操作画面)に代えて呼出応答画面を表示してもよい。あるいは、操作画面よりも前面に呼出応答画面を重畳させて表示してもよい。これにより、ナースコール親機4は、看護師等の操作者に対して、大型モニタ43に表示された呼出応答画面の操作を、担当呼出設定の操作よりも優先して行わせることができる。呼出応答操作が行われている場合、担当呼出設定の操作は、一次的に保留とされてもよく、一次的に設定内容が保存されてもよい。
ナースコール親機4に表示される呼出応答画面は、例えば図11の拡大部分に示す表示とすることができる。図11は、大型モニタ43の上にポップアップ形式で表示される呼出応答画面の一例である。呼出応答画面には、「ナースコール」「患者情報 鈴木一郎」が表示され、指等で操作可能な呼出応答部として「通話」ボタン及び「終話」ボタンが表示されている。呼出応答画面が表示されると、ナースコール親機4が設置されたナースステーションに居る看護師が、呼出応答部の「通話」ボタンを押すことによりナースコール親機4が呼出応答操作を受け付けると(ステップS212)、通話を開始することができ(ステップS213)、呼び出しを行った患者と通話することができる。
呼出応答画面における通話が終了した場合(ステップS214)、ナースコール親機4は、ステップS202に戻り、呼出応答画面を非表示とさせて、担当呼出設定の操作画面を表示する(ステップS202)。以降は、ナースコール子機2からの呼び出しがあるまで、担当呼出設定の操作を受け付ける。
本動作例によれば、看護師(端末)/ベッド情報を更新するための操作入力の最中に、患者からの呼び出しが有った場合には、情報の更新よりも呼び出しへの応答を優先できるので、患者の呼び出しに早急に対応することができる。
[動作例3]
続いて、看護師等がログアウトした場合におけるナースコールシステム1の動作例を、動作例3として説明する。
当日の勤務を終えた看護師は、携行する携帯端末5を操作して、病院内で利用されるアプリケーションを立ち上げて、ログアウトの操作を行う。例えば、看護師村上佳菜が勤務を終えた場合、携行する携帯端末5の表示画面51を操作してアプリケーションのログアウトボタン(図示省略)を携帯端末5の表示画面51に表示し、ログアウトボタンを押してログアウトする。ログアウトボタンが押されると、携帯端末5はログアウト操作を受け付けて、ログアウト操作を行った看護師村上佳菜のログアウト情報を取得する。ログアウト情報は、当該看護師が、当該端末からログアウトして勤務外であることを示す情報である。看護師村上佳菜のログアウト情報を取得した携帯端末5は、取得したログアウト情報と、ログアウトした看護師の看護師情報(看護師ID101)と、自端末の端末識別番号(端末番号3301)とを、ナースコール制御機6に送信する。
ナースコール制御機6は、携帯端末5からログアウト情報を受信すると、受信したログアウト情報、ログアウト情報に関連付けられた看護師情報及び端末識別情報に基づいて、図7の呼出情報テーブル101等の各情報テーブルにおける情報を更新する。例えば、看護師村上佳菜のログアウトに関するログアウト情報を受信したナースコール制御機6は、「担当看護師 村上佳菜」のログイン情報を「ログアウト」に変更する。看護師村上佳菜がログアウトした場合、ナースコール制御機6は、図7の呼出情報テーブル101に含まれる看護師/端末情報から、端末番号3301の携帯端末5と当該携帯端末5の保持者である「村上佳奈」とを関連付けた情報を削除する。あるいは、ナースコール制御機6は、別の看護師が端末番号3301のログイン操作を行って看護師(端末)/端末情報が更新されるまで、図7の呼出情報テーブル101に含まれる看護師/端末情報と看護師村上佳菜のログアウト情報とを関連付けて保持する。また、ナースコール制御機6は、呼出情報テーブル101に含まれる看護師(端末)/ベッド情報から、患者である鈴木一郎と田中太郎の担当看護師が「村上佳菜」であるとの情報を削除する。あるいは、ナースコール制御機6は、別の看護師が当該患者(鈴木一郎、田中太郎)の担当看護師であるとの担当呼出設定が行われるまで、呼出情報テーブル101に含まれる看護師(端末)/ベッド情報と看護師村上佳菜のログアウト情報とを関連付けて保持する。
看護師村上佳菜がログアウトした後に、患者の鈴木一郎のナースコール子機2から呼び出しがあった場合、ナースコール制御機6は、ログイン中の他の看護師を特定して呼び出すスライド呼び出しを行う。具体的には、ナースコール制御機6は、ナースコール子機2からの呼出操作を受信すると、受信した呼出の操作情報に対応する患者情報を(鈴木一郎)を取得し、担当看護師村上佳菜がログアウトしたとのログアウト情報を取得する。担当看護師村上佳菜のログアウト情報を取得したナースコール制御機6は、看護師村上佳菜のログアウト情報と関連付けられた看護師/端末情報から看護師村上佳菜の看護師ID101を取得し、取得した看護師ID101に基づいて看護師IDが近い看護師情報を取得する。看護師IDが近い看護師とは、例えば図4(b)に示す看護師IDが近い看護師とすることができる。ナースコール制御機6は、ログアウトした看護師村上佳菜の看護師ID101に近い看護師IDの看護師として看護師ID113の佐藤友子の情報を取得し、佐藤友子のログイン情報を取得する。図7に示すように、看護師ID113の佐藤友子はログアウト中(出勤前)である。このため、ナースコール制御機6は、看護師佐藤友子のログアウト情報を取得する。ナースコール制御機6は看護師IDが近い看護師をさらに検索し、看護師ID120上田美代の看護師情報を取得し、看護師上田美代のログイン情報を取得する。図7に示すように、看護師上田美代は日勤でログイン中(出勤中)である。ナースコール制御機6は、患者鈴木一郎のナースコール子機2から受け付けた呼出情報に基づいて、看護師上田美代を呼び出すための呼出データを生成し、生成した呼出データをナースコール親機4に送信する。
本動作例によれば、ログアウトした看護師村上佳菜の携帯端末5(端末番号3301)に対する患者からの呼び出しが有った場合には、ログアウトした看護師村上佳菜の携帯端末5(端末番号3301)以外であってログイン中の看護師の携帯端末5を呼び出すように構成されているので、ログイン中(勤務中)の看護師上田美代が患者鈴木一郎からの呼び出しに確実且つ早急に対応することができる。
[動作例4]
上記動作例3ではスライド呼出を行う例を説明したが、看護師がログアウトした場合の呼出は動作例3の態様に限らない。看護師等がログアウトした場合におけるナースコールシステム1の別の動作例を、動作例4として以下説明する。看護師のログアウト操作、ログアウト情報の携帯端末5からナースコール制御機6への送信、看護師/端末情報におけるログイン情報を「ログアウト」に変更する処理は、動作例3と同様であるので、詳細な説明を省略する。
患者鈴木一郎の担当看護師が村上佳菜であり、看護師村上佳菜がログアウトした場合を例として説明する。患者鈴木一郎のナースコール子機2から呼び出しがあった場合、ナースコール制御機6は、ログイン中の他の看護師の情報を取得し、ログイン中の全看護師の携帯端末5を呼び出す全端末呼出を行う。具体的には、ナースコール制御機6は、患者鈴木一郎のナースコール子機2からの呼出操作を受信すると、受信した呼出の操作情報に対応する患者情報(鈴木一郎)を取得するとともに、取得した患者情報に対応する担当看護師村上佳菜のログイン情報が「ログアウト」であることを取得する。担当看護師村上佳菜のログアウト情報を取得したナースコール制御機6は、次に、最新の看護師(端末)/ベッド情報に基づいて、ログイン中であるすべての携帯端末5の情報を取得する。図4(b)の看護師情報及び図7の呼出情報テーブル101に示すように、看護師ID120の上田美代、看護師ID718の峰田玲子、看護師ID612の服部道子はログイン中である。ナースコール制御機6は、患者鈴木一郎のナースコール子機2から受け付けた呼出情報に基づいて呼出データを生成し、生成した呼出データをナースコール親機4に送信するとともに看護師ID120の上田美代、看護師ID718の峰田玲子及び看護師ID612の服部道子の各携帯端末5に送信する。
本動作例によれば、ログアウトした看護師村上佳菜の携帯端末5(端末番号3301)に対応する患者鈴木一郎から呼び出しが有った場合には、看護師/端末情報に含まれるすべての携帯端末5を呼び出すように構成されているので、ログイン済の看護師の中ですぐにナースコールに対応可能な看護師が患者からの呼び出しに確実且つ早急に対応することができる。
[動作例5]
上記した動作例では、個別かつ任意のタイミングで、各携帯端末5からナースコール制御機6にログイン情報を送信する例を説明したが、ログイン情報の送信は上記した例に限らない。以下、ログイン情報を一括して送信する場合のナースコールシステム1の動作例について、動作例5として図12を参照して説明する。
例えば、看護師村上佳菜に当日使用する携帯端末として貸与された携帯端末5(端末番号3301)を第1携帯端末、看護師上田美代に当日使用する携帯端末として貸与された携帯端末5(端末番号3302)を第2携帯端末とする。看護師村上佳菜は、携行する携帯端末5を使用してログイン操作を行い、第1携帯端末(端末番号3301)は看護師村上佳菜のログイン操作を受け付ける(ステップS311)。第1携帯端末は、受け付けたログイン操作に基づいて、看護師村上佳菜の看護師情報と第1携帯端末の端末識別情報(端末番号3301)とが関連付けられた看護師/端末情報を生成する(ステップS312)。
看護師上田美代も、携行する第2携帯端末を使用してログイン操作を行い、第2携帯端末は看護師上田美代のログイン操作を受け付ける(ステップS313)。第2携帯端末は、受け付けたログイン操作に基づいて、看護師上田美代の看護師情報と第2携帯端末の端末識別情報(端末番号3302)とが関連付けられた看護師/端末情報を生成する(ステップS314)。
第2携帯端末は、ステップS314で生成した看護師/端末情報を第1携帯端末に送信する(ステップS315)。
第1携帯端末は、第2携帯端末から受信した看護師上田美代の看護師/端末情報及び自端末で生成した看護師村上佳菜の看護師/端末情報を、一括してナースコール制御機6に送信する。具体的には、第1携帯端末は、第2携帯端末から受信した看護師/端末情報及び自端末で生成した看護師/端末情報に基づいて、看護師/端末情報の一括情報を生成する(ステップS316)。看護師/端末情報の一括情報は、看護師の氏名、各携帯端末の端末識別番号を含み、看護師IDを含んでもよい。第1携帯端末は、生成した一括情報をナースコール制御機6に送信する(ステップS317)。
このように、自端末及び他の携帯端末の看護師/端末情報を一括して携帯端末から送信できるので、最新の看護師/端末情報を簡易に更新することができる。
ナースコール制御機6は、受信した一括情報に基づいて、看護師/端末情報を更新する。例えば、看護師村上佳菜(看護師ID101)がログイン中であるという情報に基づいて、呼出情報テーブル101に含まれる看護師村上佳菜のログイン情報を「ログイン中」に更新し、看護師村上佳菜の端末識別番号を3301に更新する。同様に、ナースコール制御機6は、看護師上田美代(看護師ID120)がログイン中であるという情報に基づいて、呼出情報テーブル101に含まれる看護師上田美代のログイン情報を「ログイン中」に更新し、看護師上田美代の端末識別番号を3302に更新する。
このように、一括情報に基づいて、複数の携帯端末の看護師/端末情報を更新できるので、最新の看護師/端末情報をより簡易かつ迅速に更新することができる。
次に、ナースコール制御機6は、一括情報に基づいて看護師/端末情報の表示データを生成する(ステップS318)。生成される表示データは、図8に例示した看護師/端末情報と同様とすることができるが、これに限らない。例えば図7の呼出情報テーブル101に示す担当看護師欄、端末番号欄、チーム欄を含めた表示データを生成してもよい。
ナースコール制御機6は、ステップS318で生成した表示データをナースコール親機4に送信する(ステップS319)。
ナースコール親機4は、ナースコール制御機6から受信した表示データを表示部に表示する(ステップS320)。例えば、ナースコール親機4は、大型モニタ43に看護師/端末情報を表示する。
このように、第1携帯端末から取得される一括情報に基づいて、第1携帯端末が生成した複数の最新の看護師情報と複数の最新の端末識別情報とがナースコール親機4に表示されるので、看護師長等が手動で看護師情報を更新する手間をかけずに、ナースコール親機4を介して最新の看護師/端末情報を把握することができる。
次に、ナースコール親機4の操作入力部により担当呼出設定の操作が行われると、ナースコール親機4は担当呼出設定の操作を受け付ける(ステップS321)。担当呼出設定の操作は、例えばS107(図5参照)と同様とすることができる。
ナースコール親機4は、受け付けた担当呼出設定の操作情報をナースコール制御機6に送信する(ステップS322)。
ナースコール制御機6は、ナースコール親機4から受信した担当呼出設定の操作情報に基づいて、看護師(端末)/ベッド情報を生成する(ステップS323)。例えば、ナースコール制御機6は、看護師上田美代の担当患者に川口花子(患者ID0333)を含めるとの操作情報をナースコール親機4から受信し、当該操作情報に基づいて、看護師上田美代と、患者川口花子(患者ID0333)との対応を示す看護師(端末)/ベッド情報、すなわち患者川口花子の担当看護師は上田美代であるとの看護師(端末)/ベッド情報を生成する。
このように、看護師長等が手動で看護師情報を更新する手間をかけずに、第1携帯端末から取得される複数の看護師のログイン情報に基づいて生成される看護師/端末情報により、複数の看護師の看護師情報と担当患者情報とをそれぞれ対応付けた最新の看護師(端末)/ベッド情報をより効率的に更新することができる。
ナースコール制御機6は、看護師(端末)/ベッド情報に基づいて表示用データを生成し、生成した表示用データをナースコール親機4に送信する(ステップS324)。
ナースコール親機4は、ナースコール制御機6から受信した表示用データを表示部に表示する。本動作例での看護師(端末)/ベッド情報の表示は、例えば、図9に示す表示と同様とすることができる。
このように、第1携帯端末から取得される複数の看護師のログイン情報に基づいて生成された最新の看護師(端末)/ベッド情報がナースコール親機4の表示部に表示されるので、ナースコール親機4の表示部で複数の看護師の最新の看護師(端末)/ベッド情報を把握することができる。
次に、ナースコール制御機6は、看護師(端末)/ベッド情報に基づいて生成した表示用データを、第1携帯端末に送信する(ステップS326)。第1携帯端末は、ナースコール制御機6から受信した表示用データを、第1携帯端末の表示画面51に表示する(ステップS327)。
さらに、ナースコール制御機6は、看護師(端末)/ベッド情報に基づいて生成した表示用データを、第2携帯端末に送信する(ステップS328)。第2携帯端末は、ナースコール制御機6から受信した表示用データを、第2携帯端末の表示画面51に表示する(ステップS329)。
このように、第1携帯端末から取得される複数の看護師のログイン情報に基づいて生成された最新の看護師(端末)/ベッド情報が第1携帯端末の表示画面51及び第2携帯端末の表示画面51に表示されるので、各携帯端末5を携行する各看護師が、複数の看護師の最新の看護師(端末)/ベッド情報をより効率的に把握することができる。
[動作例6]
例えば、入院後のベッド移動等により、入院時の担当看護師と最新の担当看護師とが異なる場合が有り得る。また、看護師のログイン情報(出勤情報)が毎日変動し、この変動に伴って携帯端末5にログイン中の看護師が担当する患者も変動するため、患者の担当看護師がログアウトしてしまい、患者の担当看護師の情報が最新の情報ではない場合が有り得る。このような状況のもとで、看護師/端末情報に基づいて生成された看護師(端末)/ベッド情報に含まれない患者が発生し得る。すなわち、所定の患者とログイン済の看護師との関連付けがされていない状況が起こり得る。看護師/端末情報に基づいて生成された看護師(端末)/ベッド情報に含まれない患者からの呼び出しの場合は、上記動作例3のスライド呼び出しや上記動作例4の全端末呼び出しで対応可能であるものの、より迅速な呼び出し対応のためには、看護師/端末情報に基づいて生成された看護師(端末)/ベッド情報に含まれない患者を特定の看護師と関連付けて、患者の呼び出し担当を設定することが好ましい。
以下、看護師/端末情報に基づいて生成された看護師(端末)/ベッド情報に所定の患者が含まれていない場合に、所定の患者と所定の看護師とを関連付ける設定を行うためのナースコールシステム1の動作例について、動作例6として以下説明する。
看護師/端末情報に基づいて生成された看護師(端末)/ベッド情報に所定の患者が含まれていない場合、例えば、ナースコール親機4に表示される患者情報の一覧において、看護師(端末)/ベッド情報に含まれていない所定の患者の表示欄が、看護師(端末)/ベッド情報に含まれている患者の表示欄と異なる態様で表示されていることが好ましい。これにより、患者情報の一覧表示を見た看護師長等が当該所定の患者と所定の看護師との関連付けの設定(担当呼出設定)を容易に行うことができる。所定の患者と所定の看護師との関連付けの設定は、ナースコール親機4の操作入力部で行うことができる。操作入力部は、上述の通り、例えば、大型モニタ43を指で操作することにより表示される入力領域とすることができる。
看護師/端末情報に基づいて生成された看護師(端末)/ベッド情報に所定の患者(例えば、青木大助)が含まれていない場合、看護師長等は、大型モニタ43の入力領域を指で操作して、患者青木大助(患者ID)をログイン中の看護師(例えば看護師峰田玲子)と関連付ける設定を入力する。入力された操作情報(設定情報)は、ナースコール親機4からナースコール制御機6に送信される。
ナースコール制御機6は、ナースコール親機4から受信した操作情報(設定情報)に基づいて、呼出情報テーブル101を更新する。また、ナースコール制御機6は、患者青木大助の最新の担当看護師は看護師峰田玲子であるとの更新後の看護師/端末情報に基づいて表示用データを生成し、表示用データをナースコール親機4及び各携帯端末5に送信する。ナースコール親機4は受信した表示データを表示部に表示し、各携帯端末5は受信した表示用データを表示画面51に表示する。
このように、ログイン済の看護師との対応付けがされていない患者がいる場合には、ナースコール親機4で看護師と患者とを関連付ける設定を行うことにより、呼び出し担当設定の漏れを防ぐことができる。
[動作例7]
上記動作例6で説明したように、所定の患者とログイン済の看護師との関連付けがされず、看護師/端末情報に基づいて生成された看護師(端末)/ベッド情報に含まれない患者が発生し得る。このような状況のもとで、患者と特定の看護師とを関連付ける上記動作例6の設定を行う前に、看護師/端末情報に基づいて生成された看護師(端末)/ベッド情報に含まれない患者のナースコール子機2から呼び出しがなされる場合も有り得る。このようなタイミングの呼び出しにも迅速に対応する必要がある。
この場合のナースコールシステム1の動作例について、動作例7として、以下説明する。
看護師/端末情報に基づいて生成された看護師(端末)/ベッド情報に含まれない患者(例えば、青木大助)と所定の看護師とを関連付ける設定を行う前に、患者青木大助のナースコール子機2から呼び出しあった場合、患者青木大助のナースコール子機2はナースコール制御機6に呼出操作情報を送信する。ナースコール制御機6は、受信した呼出の操作情報に基づいて、患者青木大助の情報を取得する。さらに、ナースコール制御機6は、患者青木大助の担当看護師の看護師情報及びログイン情報を、最新の看護師/端末情報から取得する。ナースコール制御機6は、最新の看護師/端末情報において、患者青木大助の担当看護師が小林佐江であるとの情報を取得するとともに、しかしながら看護師小林佐江のログイン情報はログアウトであることを取得する。これにより、ナースコール制御機6は、患者青木大助は、所定のログイン済の看護師との関連付けがされていない患者であり、最新の看護師(端末)/ベッド情報に含まれない患者であると判定する。ナースコール制御機6は、患者青木大助のナースコール子機2から受信した呼び出し操作の情報に基づいて呼出データを生成する。ナースコール制御機6は、呼び出しデータをナースコール親機4に送信する。ナースコール親機4は、受信した呼出データに基づいて、表示部に呼出データの内容を表示するとともにスピーカーから呼出データの内容を音声出力する。また、ナースコール制御機6は、患者青木大助が最新の看護師(端末)/ベッド情報に含まれていないとの情報に基づいて、呼出データを最新の看護師(端末)/ベッド情報に含まれているすべての携帯端末5に送信する。呼出データを受信した携帯端末5は、それぞれ、呼出データの内容を表示画面51に表示し、スピーカー(不図示)から呼出データの内容を音声出力する。
本動作例によれば、ログイン済の看護師との対応付けがされていない患者(青木大助)のナースコール子機2から呼び出しがあった場合には、ログインしているすべての看護師の携帯端末5を呼び出すことにより、ログインしている看護師が患者青木大助からのナースコールに対してより確実且つ早急に対応できる。
[動作例8]
上記動作例6で説明したように、所定の患者とログイン済の看護師との関連付けがされず、看護師/端末情報に基づいて生成された看護師(端末)/ベッド情報に含まれない患者が発生し得る。
一方、日勤、準夜勤、夜勤の切り替わり等により、新たにログインして勤務を開始する看護師がいる。
そこで、新たにログインして勤務を開始する看護師に、看護師/端末情報に基づいて生成された看護師(端末)/ベッド情報に含まれない患者を関連付ける設定を行って、看護師/端末情報に基づいて生成された看護師(端末)/ベッド情報に含まれない患者の呼出担当を設定することも好ましい。
この場合のナースコールシステム1の動作例について、動作例8として、以下説明する。
看護師/端末情報に基づいて生成された看護師(端末)/ベッド情報に、患者青木大助が含まれていない場合を例として説明する。
ナースコール制御機6は、複数のタイミングで各携帯端末5から看護師/端末情報を受信する。例えば、ナースコール制御機6は、午前8時00分に、看護師村上佳菜の看護師/端末情報を受信する。次に、ナースコール制御機6は、午前8時15分に、看護師峰田玲子の看護師/端末情報を受信する。
ナースコール制御機6は、午前8時00分に受信した看護師/端末情報に基づいて、看護師(端末)/ベッド情報を生成する。午前8時00分に受信した看護師/端末情報には看護師峰田玲子のログイン情報が含まれていない。また、午前8時00分に受信した看護師/端末情報に基づく看護師(端末)/ベッド情報には、患者青木大助が含まれていない。次に、ナースコール制御機6は、午前8時15分に看護師/端末情報を受信する。午前8時15分に受信した看護師/端末情報には、看護師峰田玲子のログイン情報が含まれている。ナースコール制御機6は、午前8時00分に受信した看護師/端末情報に含まれていない患者青木大助と、午前8時15分に受信した看護師/端末情報に含まれる看護師峰田玲子を関連付けるように、看護師(端末)/ベッド情報を更新する。ナースコール制御機6は、更新された看護師(端末)/ベッド情報に基づいて表示用データを生成し、この表示用データをナースコール親機4に送信する。
このように、すでにログイン済の看護師に対応付けされていない患者青木大助がいる場合には、患者青木大助と新たにログインした看護師峰田玲子とを関連付けることにより、患者青木大助の呼び出し担当を設定することができ、呼び出し担当設定の漏れを防ぐことができる。
[動作例9]
ところで、複数の看護師からなるチームによる看護体制を敷いている病院もある。患者のナースコール子機からの呼び出しがあったが、別の患者の対応中等のためにすぐにナースコール子機の呼び出しに対応できない場合に、チームに含まれる他の看護師を呼び出す仕組みがあれば、より迅速にナースコール子機からの呼び出しに対応可能である。
以下、複数の看護師からなるチームによる看護体制を敷いている場合に、チームに含まれる他の看護師を呼び出す際のナースコールシステム1の動作例を、動作例9として説明する。
複数の看護師からなるチームは、勤務する診療科を単位とするチームとしてもよく、勤務する病棟の建物単位のチームとしてもよく、日勤や夜勤等の勤務シフト単位のチームとしてもよい。本動作例では、例えば図4(b)の看護師情報及び図7の呼出情報テーブル101に示すように、勤務病棟が3階の複数の看護師を看護師チームA-01、勤務病棟が5階の複数の看護師を看護師チームC-01としている。看護師チームA-01には、ログイン中の看護師として、看護師村上佳菜、上田美代が含まれている。また、看護師村上佳菜の担当患者には鈴木一郎、田中太郎が含まれている。
看護師村上佳菜が患者田中太郎のナースコール子機2からの呼び出しに対応している最中に、患者鈴木一郎のナースコール子機2からも呼び出しがあった場合、ナースコール制御機6は患者鈴木一郎のナースコール子機2の呼出操作情報を受信する。ナースコール制御機6は、最新の看護師/端末情報に基づいて、受信した呼出操作情報に対応する患者情報である鈴木一郎の情報を取得し、取得した患者鈴木一郎の患者情報に関連付けられた看護師村上佳菜の情報を取得し、さらに、担当看護師村上佳菜が含まれるチームA-01のチーム情報を取得する。ナースコール制御機6は、患者鈴木一郎のナースコール子機2からの呼出操作情報に基づいて、呼出データを生成する。ナースコール制御機6は、ナースコール親機4に呼出データを送信するとともに、最新の看護師/端末情報に基づいて取得したチームA-01に含まれるすべての携帯端末5に、呼出データを送信する。
このように、複数の看護師村上佳菜、上田美代からなるチームA-01により看護体制を敷いている場合に、患者鈴木一郎からの呼び出しに基づいてチームA-01に所属する看護師すべての携帯端末5を呼び出すことにより、担当看護師村上佳菜がすぐに患者鈴木一郎のナースコールに対応できない状態であっても、チームに所属する他の看護師上田美代が患者鈴木一郎からのナースコールに迅速に対応できる。
ナースコールシステム1を構成するコンピュータを制御する方法、及び各ステップをナースコール制御機6が有する制御機CPU61に実行させるためのプログラムにおいても、ナースコールシステム1の上記動作例2~9の効果と同様の効果を得ることができる。
上記した実施形態では、ナースコール装置及びナースコールシステムがWiFiまたはブルートゥースによる無線通信を実行可能な通信機8を含む場合を説明したが、この例に限られない。WiFiあるいはブルートゥースに替えて、携帯端末とナースコール制御機との間で情報を送信及び受信可能な各種の通信手段を用いることができる。
上記した実施形態では、第一外部機器9および第二外部機器10が、ナースコールシステム1とは別のそれぞれ独立したシステムを構成する機器である場合を説明したが、第一外部機器9の構成および第二外部機器10の構成は上記した例に限らない。例えば、ナースコール制御機が第一外部機器9に相当する管理サーバを含む構成であってもよく、ナースコール制御機が第二外部機器10に相当する電子カルテシステムを含む構成であってもよい。
上記した実施形態では、ナースコール制御機6とナースコール親機4とが別体の場合を説明したが、ナースコール制御機の構成は上記した例に限らない。例えば、ナースコール親機が、ナースコール制御機に相当する制御部を含む構成であってもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1 ナースコールシステム, 2 ナースコール子機, 3 廊下灯, 4 ナースコール親機, 5 携帯端末, 6 ナースコール制御機, 8 通信機, 9 第一外部機器, 10 第二外部機器, 15 ハブ(HUB), 21 プレート子機, 22 子機, 31 液晶表示部, 32 表示ランプ, 41 ハンドセット, 42 小型モニタ, 43 大型モニタ, 51 表示画面, 52 ID入力領域, 53 ログインボタン, 62 記憶部, 63 制御機インターフェース回路, 65 患者情報テーブル, 66 情報テーブル, 66a 看護師/端末情報テーブル, 66b 看護師(端末)/ベッド情報テーブル, 66c 勤務情報テーブル, 101 呼出情報テーブル

Claims (9)

  1. ベッドの近傍に設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、
    ナースステーションに設置されて前記患者からの呼び出しを報知して応答するためのナースコール親機と、
    前記看護師に携帯される携帯端末と、
    少なくとも前記ナースコール親機を制御する制御部と、を備え、
    前記携帯端末は、前記看護師の操作入力を受け付けることにより前記看護師のログイン情報を取得し、取得した前記ログイン情報と前記携帯端末の端末識別情報とが関連付けられた看護師/端末情報を前記制御部に送信するように構成され、
    前記制御部は、前記看護師/端末情報を、前記ナースコール親機の表示部に表示するように構成されている、ナースコールシステム。
  2. 前記制御部は、前記ログイン情報に基づいて、前記看護師と所定の患者との対応を示す看護師/ベッド情報を生成し、前記看護師/ベッド情報を前記ナースコール親機の前記表示部及び外部機器の少なくとも一方に表示するように構成されている、請求項1に記載のナースコールシステム。
  3. 前記ナースコール親機は、前記看護師/ベッド情報を更新するための操作入力が可能な操作入力部と、前記患者に関連付けられた前記ナースコール子機からの呼び出しに応答可能な呼出応答部とを含み、
    前記ナースコール子機からの呼び出しが有った場合、前記呼出応答部は前記操作入力部での操作入力の受け付けよりも優先して操作可能に構成されている、請求項2に記載のナースコールシステム。
  4. 前記携帯端末は、前記看護師の操作入力を受け付けることにより前記看護師のログアウト情報を取得し、取得した前記ログアウト情報を前記端末識別情報と共に前記制御部に送信するように構成され、
    前記制御部は、前記ログアウト情報に関連付けられた前記携帯端末に対応する所定の患者の前記ナースコール子機からの呼び出しが有った場合には、前記携帯端末以外の他の携帯端末であって前記看護師/端末情報に含まれる前記他の携帯端末を呼び出すように構成されている、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のナースコールシステム。
  5. 前記携帯端末は、前記看護師の操作入力を受け付けることにより前記看護師のログアウト情報を取得し、取得した前記ログアウト情報を前記端末識別情報と共に前記制御部に送信するように構成され、
    前記制御部は、前記ログアウト情報に関連付けられた前記携帯端末に対応する所定の患者の前記ナースコール子機からの呼び出しが有った場合には、前記看護師/端末情報に含まれるすべての前記携帯端末を呼び出すように構成されている、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のナースコールシステム。
  6. 前記携帯端末は、自端末に対応する前記看護師/端末情報及び前記自端末以外の他の携帯端末に対応する前記看護師/端末情報を前記制御部に一括して送信可能に構成されている、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のナースコールシステム。
  7. ベッドの近傍に設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、
    ナースステーションに設置されて前記患者からの呼び出しを報知して応答するためのナースコール親機と、
    少なくとも前記ナースコール親機を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記看護師に携帯される携帯端末に対する前記看護師の操作入力を受け付けることにより取得されるログイン情報と前記携帯端末の端末識別情報とが関連付けられた看護師/端末情報を、前記ナースコール親機の表示部に表示するように構成されている、ナースコール装置。
  8. ナースコールシステムを構成するコンピュータを制御する制御方法において、
    看護師に携帯される携帯端末に対する前記看護師の操作入力を受け付けることにより前記看護師のログイン情報を取得するステップと、
    前記ログイン情報と前記携帯端末の端末識別情報とが関連付けられた看護師/端末情報を取得するステップと、
    前記看護師/端末情報をナースコール親機の表示部に表示するステップと、を含む方法。
  9. ナースコールシステムを構成する制御部において実行されるプログラムであって、
    前記プログラムは、前記制御部が有するプロセッサに、
    看護師に携帯される携帯端末に対する前記看護師の操作入力を受け付けることにより前記看護師のログイン情報を取得するステップと、
    前記ログイン情報と前記携帯端末の端末識別情報とが関連付けられた看護師/端末情報を取得するステップと、
    前記看護師/端末情報をナースコール親機の表示部に表示するステップと、
    を実行させる、プログラム。
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