JP2009028443A - ナースコールシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 廊下灯2に看護師及び医師のID情報及び担当患者を記憶するID・担当患者記憶部18、患者情報記憶部15を備えると共に、患者情報を表示する廊下灯LCD13と、看護師が携行するIDカードからID情報を読み取るID受信部17を設けた。廊下灯CPU22は、ID受信部17が読み取ったID情報から人物を特定し、特定した人物に関連する患者情報の変更情報を患者情報記憶部15から選択して廊下灯LCD13に表示させた。
【選択図】 図2
Description
しかしながら、従来のナースコールシステムにおいては、廊下灯に表示された患者情報は、予めナースコール親機に保存された情報であり、更新操作を別途行わなければ最新の情報に更新されることがなかったし、更新操作を実施して、最新の情報を表示するよう操作したとしても、見た人に対して変更情報であることを認識させることができなかった。また、患者情報が変更されてもその患者の病室に対応した廊下灯を操作しなければ、変更情報を確認することができなかった。
そして、請求項2では、更に看護師に対する業務連絡が発生したら、任意の廊下灯で確認することができ、而も看護師個々に関連付けられた情報のみ確認することができるナースコールシステムを提供することを目的とする。
この構成によれば、任意の廊下灯において、ID入力操作をした看護師等が判別され、その人物に関連付けられた患者情報のうち更新された情報が表示手段に表示される。よって、看護師や医師は、自分の担当患者に関する変更情報を廊下灯を見て確認することができ、看護業務をスムーズに行うことが可能となるし、医師は変更が伝達されていることを確認できる。
この構成によれば、患者情報だけでなく業務情報も廊下灯に表示されるので、巡回することが多くナースステーションに留まることの少ない看護師に対して連絡手段を確保することができる。そして、廊下灯の表示手段は看護師が携行する携帯端末に比べて画面を大きくできるので、読み易くでき看護師の負担を軽減できるし、連絡漏れを防ぐことができる。
この構成によれば、ある廊下灯で表示が確認されたら、その後は他の廊下灯も含めて表示しないよう制御するので、最新の情報のみ表示することが可能となる。よって、同じ情報が何度も表示されることがなくなり、確認漏れを防ぐことができる。
この構成によれば、廊下灯で確認された日時等の情報がナースコール親機或いはナースコールサーバに履歴として記録されるので、別途確認履歴を作成することなく確認履歴の管理ができる。
この構成によれば、別途ID認証のためにID番号を入力したり、指紋認証等の為に手を所定場所に押し付けたりすることなく、自身が担当する患者情報或いは業務情報を確認することができるので、看護師等に新たな負担が発生しない。
また、患者情報だけでなく業務情報も廊下灯に表示させることで、巡回することが多い看護師に対して連絡手段を確保することができる。
一方、確認された情報が業務情報である場合は、親機CPU39の制御により確信された業務情報が全ての廊下灯2,2・・から削除される。
また、患者情報だけでなく看護師に対しては業務情報も廊下灯に表示されるので、巡回することが多くナースステーションに留まることの少ない看護師に対して連絡手段を確保することができ、連絡漏れを防ぐことができる。
更に、ある廊下灯で表示が確認されたら、その後は他の廊下灯も含めて表示しないよう制御するので、最新の情報のみ表示することができ、同じ情報が何度も表示されることがなくなり、確認漏れを防ぐのに効果を奏するし、廊下灯で確認された日時等の情報がナースコール親機に履歴として記録されるので、別途確認履歴を作成することなく確認履歴の管理ができる。
また、RFIDによりID認証を行うことで、別途ID認証のためにID番号を入力したり、指紋認証等の為に手を所定場所に押し付けたりすることなく、自身が担当する患者情報或いは業務情報を確認することができるので、看護師等に新たな負担が発生しない。
また、上記実施形態では、廊下灯2に各種情報を記憶させているが、ナースコール親機3又はナースコールサーバ6にのみ記憶させ、看護師ID或いは医師IDが照合された時点で患者情報等をナースコール親機3或いはナースコールサーバ6から読み出して、廊下灯2に表示させても良い。この場合、一度廊下灯2で確認が成された情報は、同一IDの看護師或いは医師の操作に対してはナースコール親機3またはナースコールサーバ6から廊下灯2に情報を送信しなければよい。
また、ナースコール親機に確認情報記憶部35を設けて確認履歴を記録しているが、この確認履歴記憶部35はナースコールサーバ6に設けても良い。
Claims (5)
- 患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、呼び出しを表示する廊下灯と、呼び出しに応答するためのナースコール親機と、機器間の通信を制御する制御機とを有し、別途設けられたオーダリングシステムから患者情報を入手して記憶するナースコールサーバを備えたナースコールシステムにおいて、
看護師及び医師のID情報、及び看護師及び医師の担当患者情報を記憶するID・担当患者記憶手段を有する一方、
前記廊下灯に、患者情報を画像表示する表示手段と、入力操作を受けて看護師或いは医師のID情報を入手するID情報入手手段とを設け、
更に前記ID情報入手手段が入手したID情報から人物を特定するID特定手段と、
特定した人物に関連する患者情報のうち前記オーダリングシステムからの変更情報を選択してID情報を受信した前記廊下灯の前記表示手段に表示させる表示制御手段とを設けたことを特徴とするナースコールシステム。 - 看護師毎の業務情報を作成する業務情報作成手段、及び作成した業務情報を記憶する業務情報記憶手段を有し、
前記表示制御手段は、前記ID特定手段が特定した人物が看護師である場合に、当該看護師に関連する業務情報を前記業務情報記憶手段から入手して前記表示手段に表示させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。 - 前記廊下灯には、前記表示手段に表示された情報を見た人物が確認操作するための表示確認手段が設けられ、
前記表示制御手段は、患者情報或いは業務情報を表示中に前記表示確認手段が操作されたら、その表示情報をその後表示制御しないことを特徴とする請求項1又は2記載のナースコールシステム。 - 前記廊下灯は、前記表示確認手段が操作されたら、日時、場所等の情報を前記ナースコール親機或いは前記ナースコールサーバに送信する通信制御部を備え、
前記ナースコール親機或いは前記ナースコールサーバは、受信した日時、場所等の情報を記憶する確認情報記憶部を有することを特徴とする請求項3記載のナースコールシステム。 - 前記ID情報入手手段が、RFIDを構成するRFID受信機であって、看護師或いは医師がID信号を発信するIDカードを携行し、ID情報入手手段が翳されたIDカードからID信号を受信してID情報を入手することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のナースコールシステム。
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