JP2005339327A - ナースコールシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】PDAなどの携帯用機器を持ち歩かなくても、最寄の病室の出入口に設置され、病室からの呼出時に代表灯を点灯したり、呼出した患者の氏名を表示できる個別情報廊下灯において、必要なときに、患者の個人データを閲覧したり、看護情報や温度表の入力が容易にできるようにすること。
【解決手段】病室からの呼出時に患者の氏名などを表示する個別情報廊下灯にデータ入力機能をもたせることにより、PDAや患者用情報端末のような専用の入力機器を不要にする。
【選択図】図1
【解決手段】病室からの呼出時に患者の氏名などを表示する個別情報廊下灯にデータ入力機能をもたせることにより、PDAや患者用情報端末のような専用の入力機器を不要にする。
【選択図】図1
Description
本発明は、病院や介護施設で使用されるナースコールシステムに係わり、特に、病室の出入口に設置され、病室の患者名などが表示される個別情報廊下灯を有するナースコールシステムに関する。
ナースステーションに配置されるナースコール親機と病室に配置されるナースコール子機を使って看護師と患者との間で呼出通話をするためのナースコールシステムも、急速なコンピュータ化が進んでいる。コンピュータ化が始まった1980年代は、ナースコールのハード制御部分をコンピュータ化したにすぎなかったが、現在では、医療情報や看護情報のデータベースシステムを一体に組み込むものが増えている。
このようなコンピュータナースコールにおいては、患者から呼出があったり、応答通話するときは、内部に記憶された患者・看護情報データベースから患者の識別データや当該患者に対する指示データあるいは容態データ・看護データが自動的に取り出され、親機の液晶画面に表示されるようになっており、患者の病状や看護経緯を的確に把握しながら、適切な応答通話と迅速な看護処置ができるので、看護効率の向上に欠かせないものになっている。
このような利点は、患者・看護データベースが適正に維持更新されることにより達成できるものであり、日々正しいデータを容易かつ迅速に入力・更新する仕組みがなければ達成できない。データ入力の難易は、コンピュータナースコールの使命を制するといっても過言ではなく、新規な入力方法が種々考案されている。
なお、コンピュータナースコールで利用できる患者データの一部を参考に列記する。
まず、患者に固有の固定データとして、患者氏名、識別ID、性別、血液型、年齢、住所などがあり、半固定データとして、患者のベッド番号、救護区分、看護度区分、診療科目、担当医などがあり、日々変動するデータとして、体温、血圧、呼吸数などのバイタルデータがある。その他、看護計画データ、看護履歴データなど、広範にわたる。
まず、患者に固有の固定データとして、患者氏名、識別ID、性別、血液型、年齢、住所などがあり、半固定データとして、患者のベッド番号、救護区分、看護度区分、診療科目、担当医などがあり、日々変動するデータとして、体温、血圧、呼吸数などのバイタルデータがある。その他、看護計画データ、看護履歴データなど、広範にわたる。
ところで、患者データ、看護データの入力手段は各種あるが、代表的なものとして、ナースコール親機(パソコン含む)の画面で案内メニューに従ってデータ入力をできるものが知られている(例えば特許文献1など)。
また、PDA(Personal Digital Assistance)に入力し、このデータをホストコンピュータに移す方法も知られている(例えば特許文献2など)。
他の例には、ナースコール子機として、タッチパネル式の患者用情報端末を使用し、この端末を使って、医師又は看護婦などの医療スタッフが患者情報を見たり、回診や看護結果の入力ができるものが知られている(例えば、特許文献3など)。
また、個人別情報廊下灯については、オーダリングシステムに連動する専用の記憶装置を備え、記憶装置から読み出した患者情報や看護情報を表示できるようにしたのが知られている(例えば、特許文献4など)。
特許文献1の発明では、看護師などが病床の患者の看護記録をとる場合には、所持している手帳に忘れないようにメモし、そのメモの内容を、通常、ナースセンター内に設置されている親機乃至パソコンの場所まで移動して転記入力しなければならず、2度手間で時間がかかるばかりでなく、転記ミスも発生しやすかった。
特許文献2の発明では、データ入力は患者がいるベッドサイドでできるが、データを保存するためには、上記と同様、ホストコンピュータの場所まで移動し、データの保存作業を実施しなければならない。転記ミスは発生しないが、移動に時間がかかり、看護効率を低下させる。
特許文献3の発明では、患者の面前でなければ入力作業が実施できないし、また、全病床に患者用の情報端末を設置しなければならないため、ナースコールシステムとしてのコストアップは避けられない。患者は、看護師などの医療スタッフが情報端末の操作状況をつぶさに観察することができるから、患者に勝手に操作されないようにするには、高度なセキュリティ対策が必要になる。
特許文献4の発明では、患者情報や看護情報を表示できるが、各情報は、専用の記憶装置に記憶されており、情報の読み取りや、伝送に時間がかかるばかりでなく、個別情報廊下灯において、情報を入力することはできない。
当該文献には、「タッチパネルの操作によって、廊下灯情報表示部のバックライトを点灯させるとともに、必要な前記患者情報
又は、前記患者情報 並びに前記看護情報を読み出すことが可能である。」という記載が認められる。
すなわち、タッチパネルの操作は、バックライト点灯ボタン、情報表示ボタン、すなわち、一種のスイッチボタンとしての機能を果たしているにすぎない。
又は、前記患者情報 並びに前記看護情報を読み出すことが可能である。」という記載が認められる。
すなわち、タッチパネルの操作は、バックライト点灯ボタン、情報表示ボタン、すなわち、一種のスイッチボタンとしての機能を果たしているにすぎない。
また、当該文献には、「患者の各種情報を編集可能に記憶し」という記載がみとめられるが、編集画面として図示されている図5を見ると、第1のメンテ画面、第2のメンテ画面に示されているように、編集可能な各種情報というのは、機器の設定情報、LCDの設定情報、ソフトのバージョン情報、テスト情報などを意味していることがわかる。
少なくとも、看護情報、患者情報の入力を企図したものではない。
少なくとも、看護情報、患者情報の入力を企図したものではない。
本発明は、病室からの呼出時に患者の氏名などを表示する個別情報廊下灯にデータ入力機能をもたせることにより、PDAや患者用情報端末のような専用の入力機器を不要にするものである。
また、本発明は、個別情報廊下灯において、各廊下灯は、その病室のベッド乃至患者の個人情報を記憶する記憶部を有することにより、処理スピードの向上と、記憶容量の低減をはかるものである。
本発明によれば、目的の患者がいる病室の出入口にある情報廊下灯で、データ入力ができるので、入室または退室のとき、所定の手順でデータ入力を実施すればよく、いちいち、ナースステーションまで戻る必要もない。従って、入力遅れがなく、また、入力忘れが発生しにくい。また、重いPDAなどを持ち歩く必要もない。
また、各情報廊下灯は、設置されている病室の患者に絞ったデータ処理ができるように構成されているため、操作画面の簡素化、記憶容量の低減、処理スピード向上、低コスト化を図ることができる。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
図1において、本発明のナースコールシステムは、例えば、各ナースステーション毎に設置され、呼出報知機能、通話機能および情報表示機能を有するナースコール親機1と、各病室の出入口にそれぞれ設置され、呼出機能および情報表示機能を有するタッチパネル式個別情報廊下灯2と、病室内の各ベッド付近に設置され、呼出機能および通話機能を有するナースコール子機3とを有する。
図1において、本発明のナースコールシステムは、例えば、各ナースステーション毎に設置され、呼出報知機能、通話機能および情報表示機能を有するナースコール親機1と、各病室の出入口にそれぞれ設置され、呼出機能および情報表示機能を有するタッチパネル式個別情報廊下灯2と、病室内の各ベッド付近に設置され、呼出機能および通話機能を有するナースコール子機3とを有する。
また、図示の例では、ナースコール親機1は、PBX(private branch exchange)4に接続されている。このPBX4には、看護婦などが携帯するPHSなどの無線端末6と通信できる複数の無線基地局5が、適当な間隔を置いて接続されており、看護師などは、この無線端末6を用いて、ナースコール子機3との間で無線で通信することもできる。
さらに、ナースコール親機1は、院内システムネットワーク7に接続されており、この院内シスムネットワーク7には、ナースコール親機1に必要な患者の個人情報などを記憶するナースコールサーバ8や、看護支援システム9、院内情報システム(オーダエントリシステム、電子カルテシステム、検査部門システム、外来部門システム、その他の情報システムを含む)10が接続されている。11は、PDAのような携帯可能な情報端末であり、この情報端末に入力された看護データは、看護支援システム9のパソコンに有線または無線で転送される。
これら、すなわち、ナースコールサーバ8、看護支援システム9、院内情報システム10のデータは、識別番号、患者名、生年月日など各システムで共有するデータも多く、相互に、最新データで更新されるようになっている。
なお、病院等の規模が小さい場合は、上記のような大規模なネットワーク構成は不要で、ナースコールシステムのみをスタンドアローンで構成することもできる。この場合、前記ナースコールサーバ7は、患者データの管理装置として、直接、ナースコール親機2に接続し、必要に応じて、これに、看護データなどを入力、変更、蓄積できるようにする。
ナースコール親機1は、院内システムネットワーク7を介して、ナースコールサーバ8の蓄積データを参照できるだけでなく、必要に応じて、看護支援システム9や院内情報システムの蓄積データを参照できる。
また、ナースコール親機1で新規に取得される、例えば、個別情報廊下灯2に入力される看護等に関する更新データなどは、院内システムネットワーク7を介して、ナースコールサーバ8、看護支援システム9、院内情報システム10に送信され、これらのデータを更新できるようになっている。
図2は個別情報廊下灯の待機状態の1例を示すものである。本体の上部には、ナースコール子機3から呼出があると、点灯または点滅して呼出を周囲に報知する横長の代表灯12があり、その下部中央には矩形の液晶式タッチパネル13が装着されている。タッチパネル13に表示される花の種類は、各病室毎に異なり、図示例はひまわりという名の病室の個別情報廊下灯の例である。代表灯12は、図示の例では、横長の半円筒を3本並べた形状で、前方へ突出した立体的なものであり、これが、点灯すると、側方からも点灯を確認することができる。
なお、この待機画面の図柄は、使い勝手に応じて変更可能で、動物の図柄でもよいし、あるいは、病室名を表す図柄に加えて、同時に、掲示板などの機能をもたせ、一般的な連絡事項を文字表示させることができる。個別情報廊下灯2に掲示文が表示されているときは、代表灯12の点灯色などを変えるなどして注意を惹起するとよい。
前述したように、病室のナースコール子機3から呼出があると、個別情報廊下灯2の代表灯12が点灯または点滅すると共に、ナースコール親機1に呼出信号が送られる。また、ナースコール親機1、PBX4、無線基地局5を介して、無線端末6にも呼出信号が伝送される。なお、図示の例では、呼出状態においては、代表灯12が点灯または点滅するだけで、個別情報廊下灯2の待機画面の絵柄はそのままで変化しない。
ナースコール親機1および無線端末6は、上記のようにして呼出信号を受信すると、呼出画面が表示され、呼出音が鳴る。なお、呼出動作の詳細な説明は、公知例などを参照ればよく、本明細書では記述を省略する。
この状態で、個別情報廊下灯2のタッチパネル13の絵柄14にタッチすると、図3に示すように、
当該個別情報廊下灯2で管理される病室内の4床のベッド配置図が示される。すなわち、4分割された長方形の名前窓15には患者名がそれぞれ表示されるており、呼出した患者の名前を囲む外枠すなわち名前枠16が点滅して、どの患者から呼出があったかが視認できるようになっている。
当該個別情報廊下灯2で管理される病室内の4床のベッド配置図が示される。すなわち、4分割された長方形の名前窓15には患者名がそれぞれ表示されるており、呼出した患者の名前を囲む外枠すなわち名前枠16が点滅して、どの患者から呼出があったかが視認できるようになっている。
本例では、この名前枠16の色で呼出の種類を区別できるようになっており、緊急呼出のときは赤色、一般呼出のときは緑色で表示される。また、本例では、患者の性別を、名前窓15の背景色で区別できるように、男声の場合は青色背景、女性の場合はピンク背景で表示する。さらに、名前の先頭にある四角のマークは救護区分マーク17を表し、赤色は担送、黄色は護送、白色は独歩を示す。
なお、本例では、前述のように、ナースコール子機2からの呼出時、代表灯12は点灯するが、絵柄の待機画面は変化しない。絵柄にタッチしない限り、図2のベッド表示画面に遷移しない。すなわち、仮に、呼出状態が放置された状態が続いても、病室の患者名は表示されない。したがって、患者名を秘匿してできるだけ患者のプライバシーを守りたい場合に効果がある。反対に、タッチによる切替操作をしなければ呼出した患者名がわからないのでは不便と言うこともある。その場合には、子機の呼出信号を受信したら、待機画面にタッチしなくても、図3の患者表示画面に自動的に切換えるようにすればよい。
この図3の患者表示画面において、画面の適所、例えば、名前窓15の名前部分にタッチすると、患者からの呼出状態は復旧し、図1の待機画面に戻る。なお、タッチしないまま一定時間、たとえば10秒間が過ぎると、同じように、図1の待機画面に戻る。
次に、本発明の主眼である個別情報廊下灯2のデータ入力機能について説明する。図3のように患者画面が表示されている場合には、データ入力対象である患者名の頭にある角マークすなわち救護区分マーク17にタッチする。そうすると、図4の操作メニュー画面19に遷移する。
他方、図2のような待機画面が表示されている場合には、まず、待機画面の右下隅の操作マーク18にタッチする。そうすると、図3と同じような患者画面が表示される。続いて、データ入力対象患者の救護区分マーク17にタッチすると、前記と同様、図4の操作メニュー画面19に移行する。
操作メニュー画面19には、図示の例では、ベッド番号、患者名、年齢、入院日、退院予定日の他に、日付、病棟名、担当医師名が表示されている。
操作メニユー画面19の下部には、参照ボタン20、入力ボタン21、終了ボタン22が表示されている。参照ボタン20にタッチすると、後述する図7の患者データ画面23が表示される。入力ボタン21にタッチすると、図5の入力メニュー画面24が表示される。終了ボタン22にタッチすると、図2の待機画面にもどり、入力操作は終了する。
なお、上記の操作の流れにおいては、ID入力など操作上の制限がないため、不特定多数の人が個別情報廊下灯2に故意または誤ってタッチすれば、結果として、秘匿すべき患者の個人情報が不必要に閲覧されたり、さらには、患者データが改竄されるおそれもでてくる。結果として、患者のプライバシー保護を含む病院のセキュリティ機能上、重大な問題を惹起することも考えられる。
このようなプライバシー保護上の問題を惹起しないようにするには、入力・閲覧許可者に限り、個人情報廊下灯2による患者情報の閲覧および入力が可能になるようにすることが望ましい。その望ましい一例を説明する。
すなわち、図3の患者画面から、図4の操作メニュー画面19に遷移するとき、患者データの参照や入力する人を識別できるステップを中間に追加する。そうすることにより、みだりに患者データを閲覧したり、変更できないようにすることができる。
すなわち、公知の方法で、パスワードやID入力画面を設け、適正な入力がなければ、次のステップに進めないようにすればよい。文字や数字の入力が困難であれば、個別情報廊下灯2の適所に例えば赤外線受信機能を付与し、識別コードを発行する赤外発光式のタッチペンなどと組み合わせることにより、当該タッチペンを所持する看護師など医療従事者以外は、個人別情報廊下灯2に表示される患者データをみだりに閲覧したり、変更できないようにすることができる。
さて、図5は入力メニュー画面24の1例を示したものであり、図示の例では、入力項目として、1.バイタル、2、食事、3.服薬、4.清潔、5.排泄、6.看護メモの6項目が示され、任意の1項目を選ぶことにより、入力操作は開始される。
図5はさらに詳しく見ると、上記項目のなかの1.バイタルを選択するともに、引き続いてバイタル項目が展開され、体温、血圧、脈拍、呼吸の項目が表示されている。展開項目の中の体温は反転表示され、最終的に、体温入力が選択された状態が示されている。
このようにして体温項目の選択が完了すると、図6の体温入力の画面に遷移する。なお、図5で、選択を完了しないまま、終了ボタン25にタッチすると、画面は図2の待機画面に移行する。
図6の体温入力画面26には、日付の他に患者識別データや記録者の名前が表示され、その下部には、当日の体温の変動が測定時刻とともに一覧表示されている。この体温経過表中、No.項目の3番目の時刻欄には16:30が表示されている。最下段の時刻は、入力開始時刻であり、その横の体温欄は未入力のまま白黒反転して表示され、入力対象欄であることを示している。
次に、体温経過表の右側には、入力可能な体温値を縦に並べた体温展開メニュー27が表示されている。体温展開メニュー27の上下両端には、黒三角の上向きのアップマーク28と下向きのダウンマーク29が表示され、必要に応じて、これらのマーク28、29にタッチすることにより、反転表示されているカーソル値を変更し、入力すべき体温値を選択できるようになっている。
なお、体温展開値において、反転表示されるカーソル初期値は、既定値として、前回体温値に設定されるようにすることにより、前回体温と、今回体温を比較しながら体温値を選択することができる。
体温値を選択後、登録ボタン30にタッチすると、当該患者の新規な体温値が入力時刻とともに登録される。同時に、ナースコール親機1を介してナースコールサーバ8に送られて当該患者の体温値を更新・記憶するとともに、必要に応じて、院内情報システム10および看護支援システム9の関連データを更新する。なお、このようにして、体温入力が完了すると、画面は図2の待機画面に切換えられる。
次に、図4の操作メニユー画面19において、参照ボタン20にタッチした場合について説明する。すなわち、参照ボタン20にタッチすると、画面は、図7の患者データ画面23に遷移する。この画面には、指定した患者の個人データが表示される。
図7の実施例では、上部エリアに指定患者の2日分の温度表のグラフが示され、下部エリアには、2日分の主要な患者データとして、血圧、食事の種類、尿回数、尿量、便回数、便性状データが示されている。なお、表示すべき患者データは、病院や介護施設の個々の形態により、異なるため、それぞれに応じてデータ項目の追加または削除をする必要がある。
図8は、個別情報廊下灯2のブロック回路図であり、個別情報廊下灯2の全体動作を制御する、CPUを含む制御部31と、複数のナースコール子機3が接続される入出力回路32と、画面表示機能を有するタッチパネル13と、ナースコール子機3から呼出されたとき、点灯または点滅して呼出を報知する代表灯12と、患者データや制御データのほかに音声データの送受信を行うデータ送受信回路33と、制御部31の動作を規定するプログラムや患者データなどを記憶する記憶部34から構成される。
次に、図8により、個別情報廊下灯2の動作を説明する。
ナースコール子機3の呼出ボタンが押されると、入出力回路32を介して呼出信号が制御部31に送信される。制御部31は、記憶部34に記憶されている子機識別データなどを参照して、子機番号や呼出種別を含む呼出送信データを作成し、これを、データ送受信回路33を通してナースコール親機1へ送信する。ナースコール親機1は、呼出信号の受信が完了すると、個別情報廊下灯2に対して、受信完了を示す応答信号を返信する。
ナースコール子機3の呼出ボタンが押されると、入出力回路32を介して呼出信号が制御部31に送信される。制御部31は、記憶部34に記憶されている子機識別データなどを参照して、子機番号や呼出種別を含む呼出送信データを作成し、これを、データ送受信回路33を通してナースコール親機1へ送信する。ナースコール親機1は、呼出信号の受信が完了すると、個別情報廊下灯2に対して、受信完了を示す応答信号を返信する。
制御部31は、データ送受信回路33を介してこの応答信号を受信すると、代表灯12を点滅させるとともに、記憶部34を構成しているRAMに記憶されている患者名テーブルにおいて、呼出をした患者の呼出表示フラグがセットされる。この状態で、タッチパネル13にタッチすると、待機画面から患者表示画面に移行し、呼出表示フラグがセットされた患者の名前窓15の名前枠16が点滅するので、どの患者が呼出をしているかわかる。
制御部31に接続されている記憶部はROMおよびRAMから構成され、ROMには、データ送受信回路33、タッチパネル13、入出力回路32、代表灯12などの制御プログラムの他に、各画面のレイアウトや色などの画面データが適宜記憶される。他方、記憶部34のRAMには、当該廊下灯2の管理対象となる患者名すなわち、図示の例では4人の患者名とその個人情報が記憶される。当該個人情報は、ナースコールサーバ8からナースコール親機1を介して送信される患者データをベースとして、個人別情報廊下灯2に入力される患者データで更新される。
ナースコール子機3からの呼出しに対して、ナースコール親機1または無線端末6で応答操作すると、この応答信号はデータ送受信回路33を通して、制御部31に伝わり、制御部31の働きで代表灯12は消灯する。同時に、個別情報廊下灯2の患者表示画面は消えて待機画面に復旧するとともに、ナースコール親機1または無線端末6とナースコール子機3との通話路を閉成する。ナースコール親機1または無線端末6で通話終了操作がされることにより、当該通話路を開放する。
1・・・ナースコール親機、2・・・個別情報廊下灯、3・・・ナースコール子機、7・・・院内システムネットワーク、8・・・ナースコールサーバ、9・・・看護支援システム、10・・・院内情報システム、12・・・代表灯、13・・・タッチパネル、14・・・絵柄、15・・・名前窓、16・・・名前枠、
19・・・操作メニュー画面、20・・・参照ボタン、21・・・入力ボタン、22終了ボタン、23・・・患者データ画面、24・・・入力メニュー画面、26・・・体温入力画面
19・・・操作メニュー画面、20・・・参照ボタン、21・・・入力ボタン、22終了ボタン、23・・・患者データ画面、24・・・入力メニュー画面、26・・・体温入力画面
Claims (2)
- ナースコールサーバや情報システムとの間で患者データを送受信できるナースコール親機と、前記ナースコール親機に接続され、病室の出入口において、呼出情報、患者情報などを液晶表示する個別情報廊下灯と、
前記個別情報廊下灯に接続され、前記ナースコール親機との間で呼出し・通話ができるナースコール子機とを備え、
前記個別情報廊下灯は、患者の個人データを表示する患者データ画面と、
患者データを入力する入力画面と、
入力した患者データを記憶する記憶部と、
患者データを送受信するデータ送受信回路とを有することを特徴とするナースコールシステム。 - 前記個別情報廊下灯は、当該廊下灯の管理対象となる患者に限定した個人情報を入力し、これを記憶できるようにしたことを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004159218A JP2005339327A (ja) | 2004-05-28 | 2004-05-28 | ナースコールシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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- 2004-05-28 JP JP2004159218A patent/JP2005339327A/ja active Pending
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Legal Events
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