JP2013140532A - 看護師業務支援携帯端末及びこの端末を用いたシステム並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】看護師にとって使い勝手がよく、看護行為を効率的に支援できる看護師業務支援携帯端末を提供する。
【解決手段】看護師業務支援携帯端末は、タッチパネルを備えた携帯型本体のオペレータである看護師が特定されると、その看護師が担当する患者別にその患者に対する看護項目が記された看護師ワークシート画面をタッチパネルに表示する。また、携帯型本体には、複数の患者に共通の看護師業務支援画面を呼出すための宣言キーが設けられており、この宣言キーの入力により、タッチパネルの画面を、特定された看護師が担当する患者に対しての宣言キーに割り当てられた看護師業務支援画面に切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、看護師の看護行為を支援するための看護師業務支援システム及びこのシステムで看護師が携帯する看護師業務支援携帯端末並びにこの端末のプログラムに関する。
看護師の看護行為を支援するための従来のシステムは、サーバとPDA(Personal Digital Assistants)を含む。サーバとPDAとは、例えば無線LAN(Local Area Network)によって接続されている。サーバは、看護師や患者に関するデータ等、システム全体で使用されるデータを記録し管理する。PDAは、看護師が患者への処置内容を確認したり、処置結果を入力したりするためのもので、看護師によって携帯される。
この種のPDAは、様々な看護師業務のメニューをツリー構造で提示する。このため、メニューのツリー構造を理解していないと、看護師が意図する業務の画面になかなか辿りつかない。また、別画面に切り替える際にも、メニューの階層を遡る必要があり、手間がかかる。
特開2007−286766号公報
本発明が解決しようとする課題は、看護師にとって使い勝手がよく、看護行為を効率的に支援できる看護師業務支援携帯端末及びこの端末を用いた看護師業務支援システムを提供することにある。
一実施形態において、看護師業務支援携帯端末は、タッチパネルと、看護師を特定する看護師特定手段と、看護師特定手段により特定された看護師が担当する患者別にその患者に対する看護項目が記された看護師ワークシート画面をタッチパネルに表示する画面表示手段と、携帯型本体に設けられ、複数の患者に共通の看護師業務支援画面を呼出すための宣言キーと、宣言キーの入力により、タッチパネルの画面を、看護師特定手段により特定された看護師が担当する患者に対しての宣言キーに割り当てられた看護師業務支援画面に切り替える画面切替手段とを備えたものである。
一実施形態である看護師業務支援システムの全体構成図。 同システムで用いられる看護師業務支援携帯端末の外観図。 同システムで用いられる看護師業務支援携帯端末のブロック図。 同システムで用いられる看護師業務支援携帯端末のRAMに形成される固定キーテーブルの一例を示す図。 同システムの機能構成を示すブロック図。 看護師業務支援携帯端末のCPUが、看護師業務支援プログラムに従って実行する処理手順の主要部を示す流れ図。 図6の入力キー処理の手順を具体的に示す流れ図。 看護師業務支援サーバで実行されるログイン情報受信処理の手順を示す流れ図。 看護師業務支援サーバで実行される画面タッチ情報受信処理の手順を示す流れ図。 看護師業務支援サーバで実行されるキーコマンド受信処理の手順を示す流れ図。 看護師業務支援携帯端末の表示入力部に表示されるログイン画面の一例を示す図。 看護師業務支援携帯端末の表示入力部に表示される看護師ワークシート画面の一例を示す図。 看護師業務支援携帯端末の表示入力部に表示される患者詳細情報画面の一例を示す図。 看護師業務支援携帯端末の表示入力部に表示される患者ワークシート画面の一例を示す図。 看護師業務支援携帯端末の表示入力部に表示される項目「口腔ケア」に対する看護支援画面の一例を示す図。 看護師業務支援携帯端末の表示入力部に表示される送信確認画面の一例を示す図。 看護師業務支援携帯端末の表示入力部に表示される送信完了画面の一例を示す図。 看護師業務支援携帯端末の表示入力部に表示される患者ワークシート画面の一例を示す図。 看護師業務支援携帯端末の表示入力部に表示されるバイタル情報入力画面の一例を示す図。 看護師業務支援携帯端末の表示入力部に表示されるプリダウンリストの一例を示す図。 看護師業務支援携帯端末の表示入力部に表示される身長・体重入力画面の一例を示す図。 看護師業務支援携帯端末の表示入力部に表示される温度板参照画面の一例を示す図。
以下、看護師業務支援システムの実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、看護師業務支援システム10の全体構成図である。本システム10は、病院基幹サーバ11と、看護師業務支援サーバ12と、複数の無線基地局13と、複数の看護師業務支援携帯端末14とを含む。病院基幹サーバ11、看護師業務支援サーバ12及び各無線基地局13は、有線のLAN15によって接続されている。各看護師業務支援携帯端末14は、バッテリを主電源とする携帯型の無線通信機器であり、各無線基地局13との間で無線LAN16を構築する。
病院基幹サーバ11は、患者データベース111、看護師データベース112、病室データベース113等の病院基幹データベース110を管理する。
患者データベース111には、全ての患者に関する様々なデータが記録される。詳しくは、各患者を識別するための患者IDに関連付けて、患者名、性別、年齢、診療科目、疾患、主治医、入院日、退院予定日、診療履歴、処置履歴等のデータが記録される。
看護師データベース112には、全ての看護師に関する様々なデータが記録される。詳しくは、各看護師を識別するための看護師IDに関連付けて、看護師名、担当診療科目、担当病室、担当患者、業務予定(日単位)、業務予定(患者単位)、業務実施結果等のデータが記録される。
病室データベース113には、各病室に関する様々なデータが記録される。詳しくは、各病室に設置されている各ベッドを識別するための病室IDに関連付けて、入院患者ID、入院日、退院予定日、主治医、担当看護師ID等のデータが記録される。
看護師業務支援サーバ12は、業務画面生成アプリケーションプログラム121を実装する。看護師業務支援サーバ12は、業務画面生成アプリケーションプログラム121に従い、看護師業務支援携帯端末14の表示部に表示させるための画面を生成する。画面は、病院基幹データベース110に記録されている患者、看護師、病室などに関するデータを基に、看護師業務支援携帯端末14からの入力に応じて生成される。生成された画面データは、無線基地局13経由で看護師業務支援携帯端末14に無線送信される。
また、看護師業務支援サーバ12は、各看護師業務支援携帯端末14から無線送信されたデータを無線基地局13経由で受信すると、その受信データを有線LAN15経由で病院基幹サーバ11に転送する。各看護師業務支援携帯端末14からのデータを受信した病院基幹サーバ11は、その受信データを基に病院基幹データベース110のデータを適宜更新する。
図2及び図3は、看護師業務支援携帯端末14の外観図とブロック図である。看護師業務支援携帯端末14は、携帯型の本体として、図2で左側に配置される第1の部材21と、図2で右側に配置される第2の部材22とを備える。第1の部材21及び第2の部材22は、いずれも略直方体状をなしている。第2の部材22は、ヒンジ等の止め具23を介して第1の部材21に回動自在に連結されている。この止め具23により、第2の部材22は、第1の部材21に対して第2の部材22を開いた状態(図2)と閉じた状態(不図示)との間で開閉動作する。
第1の部材21は、第2の部材22を第1の部材21に対して開いたときに外側に露出される面21Aに、タッチパネル24を配置している。また、図2で左側の側面21Bにサイドキー25を設けている。第2の部材22は、この第2の部材22を第1の部材21に対して開いたときに外側に露出される面22Aに、メンブレンキーボード26を配置している。
タッチパネル24は、液晶ディスプレイ241の画面上にタッチパネルセンサ242を重ねて配置してなり、表示入力部24Aとテンキー部24Bとに区分されている。表示入力部24Aには、前記看護師業務支援サーバ12で生成される画面が表示される。テンキー部24Bには、「0」〜「9」のテンキーの他、「戻る」キー、「C」のクリアキー、「更新」キー、「△」及び「▽」の上下キー、「・」の小数点キーが配置される。
メンブレンキーボード26には、マトリクス状に複数の固定キーが配置されている。各固定キーには、それぞれ看護師業務を支援するための機能が割り付けられている。
例えば固定キー「ワークシート」は、後述する看護師ワークシート画面70を表示入力部24Aに表示させることを宣言するキーである。固定キー「バイタル」は、患者のバイタル情報入力画面500を表示入力部24Aに表示させることを宣言するキーである。固定キー「身長/体重」は、患者の身長・体重入力画面600を表示入力部24Aに表示させることを宣言するキーである。固定キー「温度板」は、患者の体温と血圧の変動を示す温度板参照画面700を表示入力部24Aに表示させることを宣言するキーである。
前記バイタル情報入力画面500、身長・体重入力画面600、温度板参照画面700等は、患者の疾患等に関わらず多くの患者に対して共通の看護師業務支援画面である。ここに、固定キー「バイタル」、固定キー「身長/体重」、固定キー「温度板」等は、複数の患者に共通の看護師業務支援画面を呼出すための宣言キーとして機能する。
看護師業務支援携帯端末14は、第1の部材21または第2の部材22のいずれか一方に、制御ボード30を内蔵している。制御ボード30には、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)31、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33、時計部34、無線部35、キーコントローラ36及びタッチパネルコントローラ37が配置されている。CPU31と、ROM32、RAM33、時計部34、無線部35、キーコントローラ36及びタッチパネルコントローラ37とは、アドレスバス,データバス等のバスライン38で接続されている。
ROM32は、看護師業務支援プログラム321を含むプログラムや設定データ等の固定的データを記憶する。RAM33は、ディスプレイ241に表示させる画面データや看護師業務支援サーバ12に送信するデータ等の可変的データを記憶する。また、RAM33は、図4に示すように、メンブレンキーボード26の各固定キーにそれぞれ設定された固有の固定キーIDに関連付けて、キーコマンドとキー名称とが設定される固定キーテーブル331を記憶する。
時計部34は、現在の日付及び時刻を計時する。無線部35は、無線基地局13との間で無線LAN6を利用したデータの送受信を司る。キーコントローラ36は、前記サイドキー25及びメンブレンキーボード26の各固定キーを監視し、キー入力の有無を判別する。タッチパネルコントローラ37は、前記タッチパネル24のディスプレイ241に表示される画面を制御する。また、タッチパネルコントローラ37は、タッチパネルセンサ242の信号により画面上のタッチ位置を示す二次元座標を検出する。
かかる構成の看護師業務支援携帯端末14は、図5に示すように、看護師を特定する看護師特定手段41と、この看護師特定手段41により特定された看護師が担当する患者別にその患者に対する看護項目が記された看護師ワークシート画面70をタッチパネル24に表示する画面表示手段42と、前記宣言キーの入力により、タッチパネル24の画面を、看護師特定手段41により特定された看護師が担当する患者に対しての当該宣言キーに割り当てられた看護師業務支援画面に切り替える画面切替手段43と、看護師業務支援画面に表示される看護師業務の終了指示を受け付ける終了受付手段44と、この終了受付手段44により看護師業務の終了指示を受け付けると、看護師業務支援画面のテキストボックスに入力された情報を送信出力する看護情報送信手段45とを具備する。
一方、看護師業務支援サーバ12は、病院基幹データベース110で管理される病院内の患者に関する情報及び看護師に関する情報と看護師業務支援携帯端末14から送信される画面情報または前記宣言キーの入力信号により、当該画面情報送信元の看護師業務支援携帯端末14に表示させる画面を生成する画面生成手段51と、この画面生成手段51により生成される画面を画面情報送信元またはキー入力信号送信元の看護師業務支援携帯端末14に送信する画面送信手段52とを具備する。
上述した看護師業務支援携帯端末14及び看護師業務支援サーバ12の各手段は、図5〜図10の流れ図及び図11〜図22の画面表示例によって説明される。
図6は、看護師業務支援携帯端末14のCPU31が、前記看護師業務支援プログラム321に従って実行する処理手順の主要部を示す流れ図であり、図7は、同処理手順の中の入力キー処理の手順を示す流れ図である。また、図8は、上記処理手順に従って、看護師業務支援サーバ12で実行されるログイン情報受信処理の手順を示す流れ図であり、図9は、同じく画面タッチ情報受信処理の手順を示す流れ図であり、図10は、同じく画面タッチ情報受信処理の手順を示す流れ図である。
図示しない電源スイッチの投入により、看護師業務支援携帯端末14の電源がオンすると、看護師業務支援携帯端末14では、看護師業務支援プログラム321が起動する。このプログラム321の起動により、CPU31は、表示入力部24Aにログイン画面60を表示させる(ST1:看護師特定手段41)。
ログイン画面60の一例を図11に示す。図11に示すように、ログイン画面60には、看護師IDの入力欄61と、パスワードの入力欄62と、ログインボタン63とが表示される。そこで看護師は、テンキー部24Bを操作して、入力欄61,62に自らの看護師IDとパスワードを入力し、ログインボタン63にタッチする。
ログイン画面60を表示させたCPU31は、ログインボタン63がタッチされるのを待機する(ST2)。タッチパネルセンサ242の信号によりログインボタン63のタッチ入力を検知すると(ST2のYES)、CPU31は、ログイン画面60の各入力欄61,62に入力されたデータ(看護師ID、パスワード)を含むログイン情報を、無線部35を介して看護師業務支援サーバ12に無線送信する(ST3)。このとき、ログイン情報のヘッダには、看護師業務支援携帯端末14毎に設定される固有の端末IDが付される。
上記ログイン情報を受信した看護師業務支援サーバ12では、業務画面生成アプリケーションプログラム121が起動する。このプログラム121により、看護師業務支援サーバ12は、図8に示す手順の処理を開始する。
先ず、上記ログイン情報に含まれる看護師IDとパスワードとから看護師を承認するか否かを判定する(ST31)。具体的には、予め各看護師の看護師IDに関連付けてパスワードが設定されており、看護師IDとともに入力されたパスワードが、当該看護師IDと関連付けて設定されたパスワードと一致するか否かを判定する。
パスワードが一致しない場合、看護師業務支援サーバ12はログインした看護師を承認しない。この場合(ST32のNO)、看護師業務支援サーバ12は、ログイン情報に付された端末IDを送信先に指定して、ログインエラーのコマンドとログインエラー画面のデータとを送信する(ST33)。
パスワードが一致する場合、看護師業務支援サーバ12はログインした看護師を承認する。この場合(ST32のYES)、看護師業務支援サーバ12は、ログイン情報に含まれる看護師IDを取得する。そして、患者データベース111、看護師データベース112及び病室データベース113のデータを基に、当該看護師IDで識別される看護師のワークシート画面70を作成する(ST34:画面生成手段51)。そして、ログイン情報に付された端末IDを送信先に指定して、ログイン許可のコマンドとともに看護師ワークシート画面70のデータを送信する(ST35:画面送信手段52)。
こうして、看護師業務支援サーバ12から送信されるコマンドと画面のデータは、無線基地局13から無線LAN16を介して無線送信され、送信先に指定された端末IDの看護師業務支援携帯端末14にて受信される。
ステップST3にてログイン情報を送信した看護師業務支援携帯端末14のCPU31は、看護師業務支援サーバ12からのコマンドを待機する(ST4)。ここで、ログインエラーのコマンドを受信した場合には(ST4のNO)、CPU31は、表示入力部24Aの画面を、そのコマンドとともに受信したログインエラー画面に切り替える。
これに対し、ログイン許可のコマンドを受信した場合には(ST4のYES)、CPU31は、表示入力部24Aの画面を、そのコマンドとともに受信した看護師ワークシート画面70に切り換える(ST5:画面表示手段42)。
しかる後、CPU31は、サイドキー25またはメンブレンキーボード26の固定キーが入力されるか(ST6)、画面70がタッチ入力されるのを待機する(ST7)。タッチパネルセンサ242の信号により画面70のタッチ入力を検知すると(ST7のYES)、CPU31は、タッチ位置を示す座標情報を取得する。例えばCPU31は、タッチパネル24の左下門をX−Y平面の原点(0,0)とし、この原点からタッチ位置までの距離を求めて、二次元座標(X,Y)に変換する。そして、取得した二次元座標と表示入力部24Aに表示中の画面情報とを含む画面タッチ情報を、無線部35を介して看護師業務支援サーバ12に無線送信する(ST8)。このときも、画面タッチ情報のヘッダには端末IDが付される。
上記画面タッチ情報を受信した看護師業務支援サーバ12では、業務画面生成アプリケーションプログラム121が再び起動する。このプログラム121により、看護師業務支援サーバ12は、図9に示す手順の処理を開始する。
先ず、看護師業務支援サーバ12は、上記画面タッチ情報に含まれる画面情報を取得する(ST41)。また、同画面タッチ情報に含まれるタッチ位置の二次元座標を取得する(ST42)。そして、この二次元座標を画面情報に当て嵌めて、タッチ位置に表示されている情報を認識する(ST43)。
次に、看護師業務支援サーバ12は、前記患者データベース111、看護師データベース112及び病室データベース113のデータを基に、タッチ位置に表示されている情報が選択されたときの業務画面を作成する(ST44:画面生成手段51)。そして、上記端末IDを送信先に指定して、この業務画面のデータを送信する(ST45:画面送信手段52)。
ステップST8にて画面タッチ情報を送信した看護師業務支援携帯端末14のCPU31は、看護師業務支援サーバ12からの画面データを待機する(ST9)。そして、画面データを受信したならば(ST9のYES)、CPU31は、表示入力部24Aの画面を受信データの画面に切り替える(ST10)。しかる後、CPU31は再び、サイドキー25またはメンブレンキーボード26の固定キーが入力されるか(ST6)、画面50がタッチされるのを待機する(ST7)。
一方、キーコントローラ36から入力されるキー信号によりサイドキー25またはメンブレンキーボード26の固定キーが入力されたことを検知した場合には(ST6のYES)、CPU31は、図7で具体的に示す入力キー処理を実行する。
先ず、CPU31は、サイドキー25が入力されたのか固定キーが入力されたのかを判別する(ST11)。キー信号の種別によりサイドキー25が入力されたと判定すると、CPU31は、表示入力部24Aに、ひらがな,カタカナ,アルファベット等の文字を入力するためのソフトキーボードを表示させる(ST12)。そして、CPU31は、文字情報の入力終了を待機する(ST13)。例えばソフトキーボードのOKボタンの入力により文字情報の入力終了を検知すると(ST13のYES)、CPU31は、入力された文字情報を処理して、上記ソフトキーボードを消去する(ST14)。しかる後、CPU31は再び、サイドキー25またはメンブレンキーボード26の固定キーが入力されるか(ST6)、画面50がタッチされるのを待機する(ST7)。
これに対し、メンブレンキーボード26の固定キーが入力されたと判定した場合には、CPU31は、キーコントローラ36からのキー信号により、入力された固定キーに対して割り当てられているIDを認識する(ST15)。入力固定キーのIDを認識後、CPU31は、固定キーテーブル331を検索して、当該固定キーIDをキーコマンドに変換する(ST16)。そしてCPU31は、上記キーコマンドを、無線部35を介して看護師業務支援サーバ12に無線送信する(ST8)。このときも、画面タッチ情報のヘッダには端末IDが付される。
上記キーコマンドを受信した看護師業務支援サーバ12では、業務画面生成アプリケーションプログラム121が再び起動する。このプログラム121により、看護師業務支援サーバ12は、図10に示す手順の処理を開始する。
先ず、看護師業務支援サーバ12は、上記キーコマンドを解析して、コマンドの種類を識別する(ST51)。次いで、看護師業務支援サーバ12は、前記患者データベース111、看護師データベース112及び病室データベース113のデータを基に、コマンドに応じた業務画面を作成する(ST52:画面生成手段51)。そして、上記端末IDを送信先に指定して、この業務画面のデータを送信する(ST53:画面送信手段52)。
ステップST17にてキーコマンドを送信した看護師業務支援携帯端末14のCPU31は、看護師業務支援サーバ12からの画面データを待機する(ST18)。そして、画面データを受信したならば(ST18のYES)、CPU31は、表示入力部24Aの画面を受信データの画面に切り替える(ST19)。しかる後、CPU31は再び、サイドキー25またはメンブレンキーボード26の固定キーが入力されるか(ST6)、画面50がタッチされるのを待機する(ST7)。
ここで、看護師業務支援サーバ12の画面生成手段51について、図12〜図22の画面例を用いて具体的に説明する。
図12は、看護師ワークシート画面70の一例である。図12に示すように、看護師ワークシート画面70は、画面に向かって左側が病室及び患者情報の表示欄71となっており、右側が看護項目の表示欄72となっている。そして表示欄71には、ログインした看護師が担当する病室IDと患者名が表示され、表示欄72にはその患者に対する看護の処置内容を表わす項目が表示される。表示欄71及び72は、それぞれ患者別に領域が区切られている。
なお、表示入力部24Aの画面サイズは限られているため、ログインした看護師が担当する全ての患者の情報を1画面で表示できない場合がある。その場合には、看護師ワークシート画面70が複数頁に区分され、前ページボタン73または次ページボタン74のタッチ入力により前ページまたは次ページに画面が切り替わる。
上記看護師ワークシート画面70を表示中の看護師業務支援携帯端末14において、病室・患者情報の表示欄71がタッチ操作されたことを、この看護師業務支援携帯端末14から送信される画面タッチ情報によって検知した場合、看護師業務支援サーバ12は、その表示欄71のタッチされた区画内に表示されている病室IDまたは患者情報で特定される患者の詳細情報画面80を作成する。そして、看護師業務支援サーバ12は、上記詳細情報画面80のデータを画面タッチ情報送信元の看護師業務支援携帯端末14に送信する。これにより、この看護師業務支援携帯端末14の表示入力部24Aの画面が詳細情報画面80に切り替わる。このとき、看護師業務支援携帯端末14のCPU31は、直前まで表示していた看護師ワークシート画面70のデータをRAM33に退避させる。
図13は、詳細情報画面80の一例である。図13に示すように、詳細情報画面80は、患者情報の表示欄81と詳細情報の表示欄82とに区分される。そして表示欄81には、患者の病室,患者名及び性別が表示され、表示欄82には、その患者のID,退院予定日,診療科目,主治医,血液型,アレルギー等の詳細情報が表示される。
また、表示欄81には、プルダウンボタン83が配設されており、このプルダウンボタン83がタッチされると、ログインした看護師が担当する患者のリストがプルダウン表示される。そして、このプルダウンリストの中からいずれかの患者が選択されたことを、看護師業務支援携帯端末14から送信される画面タッチ情報によって検知した場合、看護師業務支援サーバ12は、その選択された患者の詳細情報画面80を作成し、この詳細情報画面80のデータを、看護師業務支援携帯端末14に送信する。これにより、看護師業務支援携帯端末14では、表示入力部24Aの画面が、プルダウンリストから選択した患者の詳細情報画面80に切り替わる。
一方、表示欄82には確認ボタン84が表示されており、この確認ボタン84がタッチ入力されると、看護師業務支援携帯端末14のCPU31は、表示入力部24Aの画面を、RAM33に退避させていた看護師ワークシート画面70に戻す。
上記看護師ワークシート画面70を表示中の看護師業務支援携帯端末14において、処置項目の表示欄72がタッチ操作されたことを、この看護師業務支援携帯端末14から送信される画面タッチ情報によって検知した場合、看護師業務支援サーバ12は、表示欄72のタッチされた区画内に表示されている項目の処置を行う患者のワークシート画面90を作成する。そして、看護師業務支援サーバ12は、上記患者ワークシート画面90のデータを画面タッチ情報送信元の看護師業務支援携帯端末14に送信する。これにより、この看護師業務支援携帯端末14の表示入力部24Aの画面が患者ワークシート画面90に切り替わる。このとき、看護師業務支援携帯端末14のCPU31は、直前まで表示していた看護師ワークシート画面70のデータをRAM33に退避させる。
図14は、患者ワークシート画面90の一例である。図14に示すように、患者ワークシート画面90は、患者情報の表示欄91と看護項目の表示欄92とに区分される。そして表示欄91には、患者の病室,患者名及び性別が表示され、表示欄92には、当該患者に対して看護師が行う看護行為の項目一覧が行単位に区分されて表示される。
また、表示欄91には、プルダウンボタン93が配設されており、このプルダウンボタン93がタッチされると、ログインした看護師が担当する患者のリストがプルダウン表示される。そして、このプルダウンリストの中からいずれかの患者が選択されたことを、看護師業務支援携帯端末14から送信される画面タッチ情報によって検知した場合、看護師業務支援サーバ12は、その選択された患者の患者ワークシート画面90を作成し、この患者ワークシート画面90のデータを、看護師業務支援携帯端末14に送信する。これにより、看護師業務支援携帯端末14では、表示入力部24Aの画面が、プルダウンリストから選択した患者の患者ワークシート画面90に切り替わる。
一方、表示欄92のいずれかの行内がタッチされたことを、看護師業務支援携帯端末14から送信される画面タッチ情報によって検知した場合、看護師業務支援サーバ12は、その行に表示されている項目に対する看護を支援するための情報を記した看護師業務支援画面400を作成する。そして、看護師業務支援サーバ12は、上記看護師業務支援画面400のデータを画面タッチ情報送信元の看護師業務支援携帯端末14に送信する。これにより、この看護師業務支援携帯端末14の表示入力部24Aの画面が看護師業務支援画面400に切り替わる。このとき、看護師業務支援携帯端末14のCPU31は、直前まで表示していた患者ワークシート画面90のデータをRAM33に退避させる。
図15は、図14の患者ワークシート画面90において、看護行為項目「口腔ケア」の行がタッチされたときに表示される看護師業務支援画面400の一例である。看護師業務支援画面400は、看護行為項目の表示欄401と、患者情報の表示欄402と、看護支援情報の表示欄403とに区分される。また、OKボタン404とキャンセルボタン405とが表示される。表示欄401には、選択された看護行為項目「口腔ケア」が表示され、表示欄402には、患者の病室,患者名及び性別が表示され、表示欄403には、看護行為項目「口腔ケア」を実施する時刻と実施後の操作ガイダンスとが表示される。なお、表示欄402にプルダウンボタンは表示されない。
看護師は、表示欄402に表示されている患者に対し、項目「口腔ケア」の看護行為を実施した場合にはOKボタン404にタッチし、実施しない場合にはキャンセルボタン405にタッチする。キャンセルボタン405がタッチされた場合、看護師業務支援携帯端末14のCPU31は、表示入力部24Aの画面を、RAM33に退避させていた患者ワークシート画面90に戻す。
一方、OKボタン404がタッチ入力された場合には、看護師業務支援携帯端末14のCPU31は、看護師業務支援画面400の情報送信を確認するための送信確認画面410を、表示入力部24Aに表示させる。
図16は、図15の看護師業務支援画面400において、OKボタン404がタッチされたときに表示される送信確認画面410の一例である。送信確認画面410は、看護行為項目の表示欄411と、確認情報の表示欄412とに区分される。また、OKボタン413とキャンセルボタン414とが表示される。
ここで、キャンセルボタン414がタッチされた場合、看護師業務支援携帯端末14のCPU31は、表示入力部24Aの画面を、RAM33に退避させていた患者ワークシート画面90に戻す。
一方、OKボタン413がタッチ入力された場合には、看護師業務支援携帯端末14のCPU31は、看護師業務支援画面400の情報を、無線LAN6を経由して、看護師業務支援サーバ12に送信する。
看護師業務支援サーバ12に看護師業務支援画面400の情報を正常に送信し終えると、看護師業務支援サーバ12から画面情報送信元の看護師業務支援携帯端末14に、送信完了画面420のデータが送信される。これにより、看護師業務支援携帯端末14の表示入力部24Aには、例えば図17に示す内容の送信完了画面420が表示される。
送信完了画面420を表示させた後、所定の待機時間が経過すると、看護師業務支援携帯端末14のCPU301は、表示入力部24Aの画面を、RAM33に退避させていた患者ワークシート画面90に戻す。このとき、図18に示すように、看護行為が終了した項目に対しては、看護行為の終了を示すチェックマーク95を表示する。
次に、メンブレンキーボード26に配置された固定キーが入力された場合の作用について説明する。図6,図7を用いて説明したように、看護師業務支援携帯端末14においては、看護師によるログイン後の看護師ワークシート画面70が表示されている状態、あるいはその後の患者ワークシート画面90を含む種々の操作画面が表示されている状態で、固定キーが入力されると、入力キー処理のステップST15〜ST19の各処理が実行される。すなわち、表示入力部24Aに表示されている画面に関わらず、固定キーが入力されると、表示入力部24Aの画面が、その固定キーから変換されるキーコマンドに応じた業務画面に切り替わる(画面切替手段43)。
例えば、看護師が固定キー「バイタル」を入力すると、図18に示すレイアウトの看護師業務支援画面が表示される。この看護師業務支援画面は、多くの患者に対して共通の管理項目であるバイタル情報(体温、血圧、脈拍、呼吸回数、排便回数、排尿回数等)を入力するための画面であり、バイタル情報入力画面500と称される。バイタル情報入力画面500は、患者情報の表示欄501とバイタル情報の入力欄502とに区分される。また、OKボタン503とキャンセルボタン504とが表示される。
表示欄501には、ログインした看護師が担当する病室IDと患者名が表示される。また、表示欄501には、プルダウンボタン505が配設されており、このプルダウンボタン505がタッチされると、図20に示すように、ログインした看護師が担当する患者のリスト510がプルダウン表示される。ここに、表示欄501は、リストボックスとして機能する。
プルダウンリスト510の中からいずれかの患者が選択されたことを、看護師業務支援携帯端末14から送信される画面タッチ情報によって検知した場合、看護師業務支援サーバ12は、その選択された患者のバイタル情報入力画面500を作成し、このバイタル情報入力画面500のデータを、看護師業務支援携帯端末14に送信する。これにより、看護師業務支援携帯端末14では、表示入力部24Aの画面が、プルダウンリストから選択した患者のバイタル情報入力画面500に切り替わる。
入力欄502には、バイタル情報の項目別にテキストボックス521,522,523,524,525,526,527が表示される。看護師は、テンキー部24Bを用いて、表示欄91に表示された患者の各バイタル情報を、各テキストボックス521〜527に順次入力する。そして、入力後、OKボタン503にタッチする。OKボタン503は、看護師業務支援画面に表示される看護師業務の終了指示を受け付ける終了受付手段44として機能する。OKボタン503が入力されると、送信確認画面410が表示されるので、OKボタン413にタッチすると、バイタル情報入力画面500の情報、つまりは患者のバイタル情報が、無線LAN6を経由して、看護師業務支援サーバ12に送信される(看護情報送信手段45)。
上記患者のバイタル情報は、看護師業務支援サーバ12から病院基幹サーバ11に転送される。そして、病院基幹サーバ11によって、患者データベース111に登録される。
図21は、看護師が固定キー「身長/体重」を入力したときの看護師業務支援画面である。この看護師業務支援画面は、多くの患者に対して共通の管理項目である身長と体重を入力するための画面であり、身長・体重入力画面600と称される。身長・体重入力画面600は、患者情報の表示欄601と身長及び体重の入力欄602とに区分される。また、OKボタン603とキャンセルボタン604とが表示される。
表示欄601には、ログインした看護師が担当する病室IDと患者名が表示される。また、表示欄601には、プルダウンボタン605が配設されており、このプルダウンボタン605がタッチされると、バイタル情報入力画面500と同様に、ログインした看護師が担当する患者のリストがプルダウン表示される。ここに、表示欄501は、リストボックスとして機能する。
プルダウンリストの中からいずれかの患者が選択されたことを、看護師業務支援携帯端末14から送信される画面タッチ情報によって検知した場合、看護師業務支援サーバ12は、その選択された患者の身長・体重入力画面600を作成し、この身長・体重入力画面600のデータを、看護師業務支援携帯端末14に送信する。これにより、看護師業務支援携帯端末14では、表示入力部24Aの画面が、プルダウンリストから選択した患者の身長・体重入力画面600に切り替わる。
入力欄602には、看護行為項目「身長/体重」を実施する時刻と、測定値「身長」及び「体重」を入力するためのテキストボックス611,612とが表示される。また、表示欄601に表示されている患者に対する前回の測定値613も表示される。前回の測定値は、患者データベース111に蓄積保存されている。
そこで看護師は、患者の身長及び体重を測定した後、テンキー部24Bを用いて測定値をテキストボックス611,612に入力する。そして入力後、終了受付手段44であるOKボタン603にタッチする。そうすると、送信確認画面410が表示されるので、OKボタン413にタッチすると、身長・体重入力画面600の情報、つまりは患者の身長及び体重の測定値が、無線LAN6を経由して、看護師業務支援サーバ12に送信される(看護情報送信手段45)。
上記患者の身長及び体重の測定値に関する情報は、看護師業務支援サーバ12から病院基幹サーバ11に転送される。そして、病院基幹サーバ11によって、患者データベース111に登録される。
図22は、看護師が固定キー「温度板」を入力したときの看護師業務支援画面である。この看護師業務支援画面は、多くの患者に対して共通の管理項目である体温及び血圧の変動を参照するための画面であり、温度板参照画面700と称される。温度板参照画面700は、患者情報の表示欄701と参照欄702とに区分される。また、OKボタン703とキャンセルボタン704とが表示される。
表示欄701には、ログインした看護師が担当する病室IDと患者名が表示される。また、表示欄701には、プルダウンボタン705が配設されており、このプルダウンボタン705がタッチされると、バイタル情報入力画面500と同様に、ログインした看護師が担当する患者のリストがプルダウン表示される。ここに、表示欄501は、リストボックスとして機能する。
プルダウンリストの中からいずれかの患者が選択されたことを、看護師業務支援携帯端末14から送信される画面タッチ情報によって検知した場合、看護師業務支援サーバ12は、その選択された患者の温度板参照画面700を作成し、この温度板参照画面700のデータを、看護師業務支援携帯端末14に送信する。これにより、看護師業務支援携帯端末14では、表示入力部24Aの画面が、プルダウンリストから選択した患者の温度板参照画面700に切り替わる。
参照欄702には、表示欄701に表示されている患者の体温と血圧の計測値が計測日時の順に例えば表形式で表示されている。この他、参照欄702には、表ボタン711とグラフボタン712とが表示されており、看護師がグラフボタン712にタッチすると、同患者の体温と血圧の計測値がグラフ形式で表示される。その後、表ボタン711にタッチすると、表形式に戻る。
なお、固定キー「バイタル」,「身長・体重」及び「温度板」が入力された場合の作用について説明したが、その他の患者共通の入力項目に関わる固定キー「食事摂取量」,「血糖値」が入力された場合や参照項目に関わる固定キー「採血」が入力された場合の作用も略同様であるので、説明は省略する。
このように、看護師が看護師業務支援携帯端末14にログインをすると、この端末14の表示入力部24Aには、当該看護師が担当する患者別にその患者に対する看護項目が記された看護師ワークシート画面70が表示される。したがって看護師は、看護師業務支援携帯端末14にログインをするだけで、自らの業務内容を容易に確認することができる。
また、看護師ワークシート画面70の表示欄71に表示されている病室IDまたは患者名にタッチすると、その患者の詳細情報画面80が表示入力部24Aに表示される。その後、この詳細情報画面80の確認ボタン84にタッチすると、元の看護師ワークシート画面70に戻る。したがって看護師は、看護師ワークシート画面70上の表示欄71にタッチするだけで、所望の患者の詳細情報を容易に確認することができる。
また、看護師ワークシート画面70の表示欄72に表示されている処置項目にタッチすると、その項目の処置を行う患者のワークシート画面90が表示入力部24Aに表示される。したがって看護師は、看護師ワークシート画面70上の表示欄72にタッチするだけで、所望の患者のワークシートを容易に確認することができる。
また、患者ワークシート画面90のいずれかの看護項目が表示されている行内をタッチすると、その項目に対する看護を支援するための情報が記される看護師業務支援画面400が表示入力部24Aに表示される。したがって看護師は、患者ワークシート画面90上の看護項目行をタッチするだけで、その項目に対する看護を支援するための情報が記される看護師業務支援画面400を得ることができる。
さらに、看護師業務支援画面400で支援された看護行為が終了し、OKボタンを入力すると、看護結果の情報が看護師業務支援サーバ12に送信される。そして、表示入力部24Aの画面が直前の患者ワークシート画面90に戻る。このとき、終了した看護行為の看護項目に対してチェックマーク95が表示される。したがって、看護師は、患者ワークシート画面90の内容から、その画面に対応した患者に対して終了した看護行為とまだ終了していない看護行為とを容易に識別することができる。
また、表示入力部24Aに表示されている画面に関わらず、固定キーを入力することで、表示入力部24Aの画面が、その固定キーから変換されるキーコマンドに応じた業務画面に切り替わる。このときの業務画面は、多くの患者に対して共通の管理項目であるバイタル情報や身長,体重の入力画面などである。あるいは、同管理項目である体温,血圧等の測定履歴を示す参照画面である。そして、業務画面の患者情報表示に欄に設けられたプルダウンボタンにタッチすると、ログインした看護師が担当する患者のリスト510がプルダウン表示される。したがって、看護師は、自らが担当する患者のバイタル情報や身長,体重の入力画面あるいは参照画面を簡単に表示入力部24Aに表示させることができる。
このように、本実施形態の看護師業務支援携帯端末14は、ユーザがメニューのツリー構造を理解する必要がなく、また、別画面に切り替える際にも、メニューの階層を遡る必要がないので、看護師にとって使い勝手がよいものであり、また、看護行為を効率的に支援できるものである。
なお、前記実施形態では、ログイン画面60、看護師ワークシート画面70、バイタル情報入力画面500、身長・体重入力画面600、温度板参照画面700などの種々の画面の一例を図11〜図22で示したが、これらはあくまでも一例であり、画面の表示内容やレイアウト等は、適宜変更できるものである。
また、前記実施形態は、看護師業務支援携帯端末14の内部のプログラム記憶部であるROM32に本発明の機能を実現させる看護師業務支援プログラム321が予め記録されているものとした。しかしこれに限らず、同様のプログラムがネットワークから端末14にダウンロードされてもよい。あるいは、記録媒体に記録された同様のプログラムが、端末14にインストールされてもよい。記録媒体は、CD−ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…看護師業務支援システム、11…病院基幹サーバ、12…看護師業務支援サーバ、13…無線基地局、14…看護師業務支援携帯端末、24…タッチパネル、110…病院基幹データベース、121…業務画面生成アプリケーションプログラム、321…看護師業務支援プログラム、331…固定キーテーブル。

Claims (6)

  1. タッチパネルと、
    看護師を特定する看護師特定手段と、
    前記看護師特定手段により特定された看護師が担当する患者別にその患者に対する看護項目が記された看護師ワークシート画面を前記タッチパネルに表示する画面表示手段と、
    前記携帯型本体に設けられ、複数の患者に共通の看護師業務支援画面を呼出すための宣言キーと、
    前記宣言キーの入力により、前記タッチパネルの画面を、前記看護師特定手段により特定された看護師が担当する患者に対しての前記宣言キーに割り当てられた前記看護師業務支援画面に切り替える画面切替手段と、
    を具備したことを特徴とする看護師業務支援携帯端末。
  2. 前記看護師業務支援画面は、前記看護師特定手段により特定された看護師が担当する患者のリストを表示するリストボックスと、このリストボックスにて選択された患者に対する看護師業務の数値またはテキストを入力するためのテキストボックスとを含むことを特徴とする請求項1記載の看護師業務支援携帯端末。
  3. 前記看護師業務支援画面に表示される看護師業務の終了指示を受け付ける終了受付手段と、
    この終了受付手段により看護師業務の終了指示を受け付けると、前記看護師業務支援画面の前記テキストボックスに入力された情報を送信出力する看護情報送信手段、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項2記載の看護師業務支援携帯端末。
  4. 前記看護師業務支援画面は、前記看護師特定手段により特定された看護師が担当する患者のリストを表示するリストボックスと、このリストボックスにて選択された患者に関する看護師業務の参照情報とを含むことを特徴とする請求項1記載の看護師業務支援携帯端末。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれか1に記載の複数の看護師業務支援携帯端末と、これら看護師業務支援携帯端末と無線または有線により通信可能なサーバとを具備し、
    前記サーバは、データベースで管理される病院内の患者に関する情報及び看護師に関する情報と前記看護師業務支援携帯端末から送信される画面情報または前記宣言キーの入力信号により、当該画面情報またはキー入力信号送信元の看護師業務支援携帯端末に表示させる画面を生成する画面生成手段と、この画面生成手段により生成される画面を前記画面情報送信元の看護師業務支援携帯端末に送信する画面送信手段と、を備えたことを特徴とする看護師業務支援システム。
  6. タッチパネルを備えた携帯型のコンピュータに、
    看護師を特定させる看護師特定機能と、
    前記看護師特定機能により特定された前記看護師が担当する患者別にその患者に対する看護項目が記された看護師ワークシート画面を前記タッチパネルに表示させる画面表示機能と、
    複数の患者に共通の看護師業務支援画面を呼出すための宣言キーの入力により、前記タッチパネルの画面を、前記看護師特定機能により特定された看護師が担当する患者に対しての前記宣言キーに割り当てられた前記看護師業務支援画面に切り替えさせる画面切替機能と、
    を実現させるための看護師業務支援プログラム。
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