JP2012118782A - 常時表示型医療情報表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 患者のベッドサイドで随時参照することが必要な医療情報を効率良く容易にベッドサイドで常時参照することができる常時表示型の医療情報表示システムとそのプログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】 患者のベッドサイドに配置される少なくとも1台のベッドサイド表示装置と、前記ベッドサイド表示装置と接続される表示用端末と、前記表示用端末とネットワークを介して接続される管理端末と、前記管理端末と接続される記憶装置とを備える医療情報表示システムであって、前記管理端末はID番号を受信すると、受信したID番号に対応する患者について、記憶装置が記憶している医療情報の中から、常時表示可能とされている項目の医療情報を選択して表示用端末に送信する手段を備えている常時表示型医療情報表示システムと、それを実現するプログラムを提供することによって上記の課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、常時表示型医療情報表示システムに関し、詳細には、患者のベッドサイドで随時参照することが求められる医療情報を、ベッドサイドの表示装置に常時表示させる常時表示型の医療情報表示システムに関する。
病院などの医療機関に入院している患者には、その疾患の種類や病状、四肢の自由度などに応じて、移動、姿勢、排泄、食事等に関して種々の条件や制限が課せられる場合がある。これらの条件乃至制限は、それを遵守しない場合には、患者に重大な影響を及ぼす可能性のある重要な医療情報であり、患者自身はもとより、医師や看護師などの医療スタッフ、家族、面会人など、患者と接する全ての人にとって随時参照することが必要な医療情報である。ところが、従来、これらの重要な医療情報を患者のベッドサイドに表示する効率の良いシステムは存在しなかった。
例えば、最も簡便な方法としては、上記の条件乃至制限をそれぞれピクトグラムにして、これを患者のベッドサイドに磁石等の手段で着脱自在に貼付することが提案されている。しかし、この方法では、ベッドサイドへのピクトグラムの貼付とその管理に多大の労力が必要となる。すなわち、各患者のベッドサイドにピクトグラムを貼付する作業は、実際にそのベッドサイドまで行って行う必要があるし、また、各患者のベッドサイドにどのようなピクトグラムが貼付されているのかの確認も、やはりそのベッドサイドに行ってみないとできないので、ピクトグラムの貼付やその管理には、医療スタッフが実際に各患者のベッドサイドまで行く必要があり、これは看護師等の医療スタッフにとって非常な負担である。
また、例えば医師から特定の患者について新たな条件乃至制限の設定や変更の指示があった場合や、患者が病室やベッドを移動した場合などには、その都度、医療スタッフが実際に患者のベッドサイドまで行って、新たなピクトグラムを貼付したり、新しいものに変更したりする作業が必要となる。しかし、これらの作業には多大の労力と時間を要し、時として、多忙を理由に後回しにしたりすると、ピクトグラムの貼付忘れや、変更忘れが生じる危険性がある。さらに、条件乃至制限に対応したピクトグラムをベッドサイドに磁石等の手段で着脱自在に貼付する方法では、何らかの弾みで、貼付されていたピクトグラムが剥がれ落ちたり、他の患者のピクトグラムと取り替わっていたりする可能性も皆無ではなく、医療情報としての信頼性に欠けるという欠点がある。
一方、従来から、患者のベッドサイドで必要な医療情報を参照するシステムとしては、例えば特許文献1〜2に見られるように、患者のベッドサイドに設置されたベッドサイド端末を利用したベッドサイド医療情報システムが提案されている。これらのベッドサイド医療情報システムは、患者のベッドサイドに設置されているベッドサイド端末と、医療機関内に構築されている医療情報システムとをネットワークで接続し、医師や看護師などの医療スタッフが患者のベッドサイドにおいて必要な医療情報を参照したり入力したりすることができるシステムである。
しかし、医療機関の医療情報システムに蓄積されている医療情報は、通常、患者個人のプライバシーに深く関わる情報が殆どであるので、医師や看護師等の医療スタッフがベッドサイド端末を介して患者の医療情報にアクセスする際にも、その都度、ID番号の入力に加えて、認証情報等の入力が必須とされており、患者に課せられている移動、姿勢、排泄、食事等に関する条件乃至制限についての医療情報を参照するには手間と時間が掛かり過ぎ、見たいときにすぐに見ることができないという不便さがある。また、家族や面会人は、通常ID番号も認証情報も付与されていないので、ベッドサイド医療情報システムが導入されている医療機関においても、自分たちの関係する患者についての上記のような条件乃至制限をベッドサイドで適宜参照することはできず、当該患者にどのような条件乃至制限が課せられているのかを知ることができないという不都合がある。
さらに、既存のベッドサイド医療情報システムは、患者のアメニティ向上のために、通常、ベッドサイド端末でテレビやビデオの視聴ができるようになっており、入院患者の多くは、予め時間が定められた医師による回診時は別にして、その他の時間にはベッドサイド端末の表示装置でテレビやビデオを視聴していることが多く、もしも医師や看護師等の医療スタッフがベッドサイド端末で当該患者に課せられている条件乃至制限を参照しようとすると、患者にテレビやビデオの視聴を一時的に中断してもらわなければならないという不便さがある。ベッドサイド端末によるテレビやビデオの視聴は、通常、有料であるので、回診時や緊急時はともかく、なんでもない時に上記条件乃至制限を見るためにわざわざテレビやビデオの視聴を中断してもらうことは、医療スタッフ側の心理的な負担が大きくなかなか困難である。
特開平10−323332号公報 特開2000−285181号公報
本発明は上記のような問題点や不都合を解消するために為されたもので、各患者に課せられている移動、姿勢、排泄、食事等についての条件乃至制限を、誰もが常時患者のベッドサイドで参照することができ、かつ、それらベッドサイドで常時参照することができる条件乃至制限の追加、変更、削除などの管理を容易に行うことができる常時表示型の医療情報表示システムと、そのようなシステムを実現するためのプログラムを提供することを課題とする。
本発明者らは上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、各患者に課せられている移動、姿勢、排泄、食事等についての条件乃至制限は、患者の医療情報ではあるものの比較的プライバシー性が低いことに着目し、これらの医療情報を、患者のベッドサイドに配置した表示装置で常時表示するようにするとともに、各患者と、各患者に課せられている条件乃至制限との対応関係を、ナースセンター等に配置される管理端末で一括管理することによって、医療スタッフを含め、家族や面会者などの誰もがベッドサイドにおいて当該患者に課せられている条件乃至制限を常時参照することができ、加えて、前記条件乃至制限の変更、削除、追加などの管理を容易に効率良く行うことができることを見出して、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、患者のベッドサイドに配置される少なくとも1台のベッドサイド表示装置と、前記ベッドサイド表示装置と接続される表示用端末と、前記表示用端末とネットワークを介して接続される管理端末と、前記管理端末と接続される記憶装置とを備える医療情報表示システムであって;前記表示用端末は、利用者のID番号を認識する手段と、認識したID番号を前記管理端末に送信する手段と、前記管理端末から送信される医療情報を受信する手段と、受信した医療情報を前記ベッドサイド表示装置に表示する手段を備え;前記記憶装置は、管理対象としている患者についての医療情報を記憶しており;前記管理端末は、前記表示用端末から送信されるID番号を受信する手段と、受信したID番号に対応する患者について、前記記憶装置が記憶している医療情報の中から、常時表示可能とされている項目の医療情報を選択する手段と、選択した医療情報を前記表示用端末に送信する手段を備えている常時表示型医療情報表示システムを提供することによって上記の課題を解決するものである。また、本発明は、コンピュータに本発明の常時表示型医療情報表示システムを実現させるプログラムを提供することによって、上記の課題を解決するものである。
また、本発明の常時表示型医療情報表示システムは、その好ましい一態様において、前記記憶装置が、記憶している医療情報の各項目と、常時表示の可否とを対応づける対応表を記憶しており;前記管理端末は、前記記憶装置が記憶している前記対応表を自身の表示装置に表示させる手段と、表示した前記対応表を外部からの入力に基づいて変更する手段と、変更した対応表をその変更履歴とともに前記記憶装置に記憶させる手段を備えている。本発明の常時表示型医療情報表示システムがこのような手段を備えている場合には、管理端末の操作者は、記憶装置に記憶されている医療情報のうち、どの項目の医療情報を常時表示可能なものとしてベッドサイド表示装置に表示させるかを適宜設定、変更することができる。
また、本発明の常時表示型医療情報表示システムは、その好ましい一態様において、前記管理端末が、管理対象としている1又は複数の患者について、前記記憶装置が記憶している医療情報の中から常時表示可能とされている項目の医療情報を選択して自身の表示装置に表示させる手段と、表示した医療情報を外部からの入力に基づいて変更する手段と、変更した医療情報を、その変更履歴とともに、前記記憶装置に記憶させる手段を備えている。本発明の常時表示型医療情報表示システムがこのような手段を備えている場合には、管理端末の操作者は、記憶装置に記憶されている常時表示可能とされている項目の医療情報を適宜変更、削除、追加することができる。このような常時表示可能とされている項目の医療情報の変更、削除、追加は、適宜のアクセス権を設定して、医師や看護師等の医療スタッフに限り、表示用端末を介しても行うことができる。
さらに、本発明の常時表示型医療情報表示システムは、その好ましい一態様において、前記記憶装置が、管理対象としている患者又はその関係者宛の伝言を記憶する領域を有しており;記管理端末が、前記表示用端末から利用者のID番号を受信したとき、受信したID番号に対応する患者又はその関係者宛の伝言の有無を確認する手段と、伝言がある場合には伝言がある旨を伝言有り情報として前記表示用端末に送信する手段と、前記表示用端末から伝言開示要求を受信すると前記記憶装置に記憶されている伝言を前記表示用端末に送信する手段を備え;前記表示用端末は、伝言有り情報を前記管理端末から受信する手段と、受信した伝言有り情報をベッドサイド表示装置に表示する手段と、伝言開示要求の入力を受け付ける手段と、入力された伝言開示要求を前記管理端末に送信する手段と、前記管理端末から伝言を受信するとその伝言をベッドサイド表示装置に表示する手段を備えている。本発明の常時表示型医療情報表示システムがこのような手段を備えている場合には、患者本人やその家族に宛てた伝言を表示用端末とベッドサイド表示装置を介してその宛名人に伝えることができるので便利である。
また、本発明の常時表示型医療情報表示システムは、その好ましい一態様において、前記表示用端末が、当該表示用端末の電源がONになったときに電源ON信号を前記管理端末に送信する手段と、前記管理端末からの標準画面を受信する手段と、受信した標準画面をベッドサイド表示装置に表示する手段を備え;前記記憶装置は前記標準画面を記憶しており;前記管理端末は、前記表示用端末からの電源ON信号を受信する手段と、前記表示用装置からの電源ON信号を受信すると前記標準画面を前記表示用端末に送信する手段を備えている。本発明の常時表示型医療情報表示システムがこのような手段を備えている場合には、例えば、現在の日時、カレンダー、ヘッドラインニュース、当該医療機関からのお知らせ、食事の献立などの一般的な情報を標準画面としてベッドサイド表示装置に表示させることができる。
本発明の常時表示型医療情報表示システムにおいて、ベッドサイド表示装置に常時表示させる医療情報としては、プライバシー性が低く、患者やその関係者の同意が得られるものであればどのような医療情報であっても良く、特定の医療情報に限られるものではないが、典型的には、例えば、患者の移動、姿勢、排泄、食事、飲み物などに課せられた条件や制限を挙げることができる。これらの条件や制限は、患者本人や医療スタッフはもとより、患者と接する家族や関係者、面会人などにとっても重要な医療情報であり、特にベッドサイドに常時表示して、関係者が随時参照することができるのが望ましい。また、例えば、「右上肢処置禁止」のような医療スタッフ向けの注意事項、アレルギーや感染症の有無や種類、転倒転落アセスメントと呼ばれる調査を患者ごとに行って得ることができる個々の患者についての転倒転落の危険度を数値や記号などで表した情報、離床センサーからの計測情報などを含めることができる。これらの医療情報は、その意味が一目で分かるように、その全部又は一部がピクトグラム化されているのが望ましい。
また、本発明の常時表示型医療情報表示システムにおいては、ベッドサイド表示装置と表示用端末とは、一体化したものであっても良いし、別々のものであっても良い。ベッドサイド表示装置と表示用端末とが別体である場合には、表示用端末としては、既存のベッドサイド医療情報システムのベッドサイド端末を用いても良い。また、ベッドサイド表示装置として、例えば、自身のメールアドレスをもった画像表示装置を使用しても良く、この場合には、管理端末は直接若しくは表示用端末を介して前記画像表示装置のメールアドレスに常時表示する医療情報を送信する。因みに、前記画像表示装置、つまりはメールアドレスと患者との対応関係は、例えば入院時に患者に特定の画像表示装置を割り当てたときに予め記憶装置に記憶させておくことができる。患者が病室やベッドを移動する際にも、当該画像表示装置をもって移動することで、常に、該当する患者の画像表示装置に必要な医療情報を送信することができる。
本発明の常時表示型医療情報表示システムにおけるベッドサイド表示装置は、病院などの医療機関や介護施設内のベッドサイドに設置して有効であることは勿論、在宅医療又は在宅介護の現場における患者のベッドサイドに設置しても有効である。
本発明の常時表示型医療情報表示システムによれば、各患者に課せられている、例えば、移動、姿勢、排泄、食事等に関する条件乃至制限を常時ベッドサイドに正確に表示することができるので、医療スタッフはもちろん、家族や面会人なども、当該患者についての各種の条件や制限を随時正確に知ることができ、適切な対処が可能になるという利点が得られる。また、本発明の常時表示型医療情報表示システムによれば、ベッドサイド表示装置に表示させる各種条件や制限などの医療情報の変更、削除、追加なども、管理端末によって効率的かつ容易に行うことができ、また、患者が病室やベッドを移動した際にも、移動した先の表示用端末において患者のID番号を認識することで、その患者のベッドサイドに常に本人の医療情報を間違いなく表示させることができるので、医療スタッフの負担を減らし、効率の良い医療乃至は看護サービスを提供することができるという利点が得られる。
本発明の常時表示型医療情報表示システムの一例の全体構成を示す概念図である。 ベッドサイド表示装置で表示される標準画面の一例を示す図である。 ベッドサイド表示装置で表示される医療情報の一例を示す図である。 ベッドサイド表示装置で表示される伝言一覧の一例を示す図である。 ベッドサイド表示装置で表示される伝言の一例を示す図である。 医療情報の項目と常時表示の可否との対応関係を示す対応表の一例である。 常時表示可能とされている項目の医療情報のピクトグラムと患者名と対応させた一覧表の一例を示す図である。 本発明の常時表示型医療情報表示システムの他の一例の全体構成を示す概念図である。
以下、実施例に基づいて本発明を詳述するが、本発明が実施例のものに限られないことは勿論である。
〈システム構成〉
図1は本発明の常時表示型医療情報表示システムの一例の全体構成を示す概念図である。図1において、1は本発明の常時表示型医療情報表示システムを示し、本発明の常時表示型医療情報表示システム1は、各ベッドサイドに配置されるベッドサイド表示装置2、2と、それぞれベッドサイド表示装置2、2に接続されている表示用端末3、3と、表示用端末3、3とネットワークNを介して接続される管理端末4と、管理端末4とネットワークNを介して接続される記憶装置5を備えている。本例においては記憶装置5は管理端末4とネットワークNを介して接続されているが、記憶装置5は管理端末4に直接接続されていても良い。
、6はベッド、M、Mは患者である。なお、図1には2台のベッド6、6と、その各々に配置された各2台のベッドサイド表示装置2、2及び表示用端末3、3しか示されていないが、ベッド6、6の数に応じて、ベッドサイド表示装置2、2及び表示用端末3、3の数は変わり、それぞれ1台であっても良く、3台以上であっても良いことはいうまでもない。また、図1の例では表示用端末3、3は、ベッドサイド表示装置2、2と同様にベッド6又は6のそばに配置されているが、表示用端末3、3は必ずしもベッド6又は6のベッドサイドに配置されていなくても良く、ベッド6又は6と離れた場所にあっても良い。
、7は非接触ICカードリーダライタ、8、8はICカードである。非接触ICカードリーダライタ7、7は、それぞれ表示用端末3、3に接続されており、利用者のID番号を認識する手段として機能する。ICカード8、8は、患者M、Mに対して各1枚割り当てられ、通常、カード毎に固有の番号を有しているので、ICカード8、8・・・の各固有番号を患者M、M・・・のID番号として利用することができる。なお、非接触ICカードリーダライタ7、7に代えて、患者M、Mの腕等に取り付けた1次元若しくは2次元バーコードを読み取るバーコード読取機や、患者M、Mの生体認証情報を読み取る生体認証情報読取機を、利用者のID番号の認識手段として用いても良い。
記憶装置5には、通常、管理対象としている患者のリストと、それらの患者についての患者情報として、例えば、患者番号、氏名、生年月日、年齢、性別、住所、緊急連絡先、保険番号、診療科、病名、担当医、担当看護師、担当介助者、ICカード固有番号、パスワード、生体認証情報などが記憶され、また、医療情報として、各患者についてのカルテの内容が電子化されて記憶されている。この電子化されたカルテの内容には、各患者について課せられた移動、姿勢、排泄、食事、飲み物などに関する条件や制限、また、例えば、「右上肢処置禁止」、「左上肢処置禁止」などのような医療スタッフ向けの注意事項、アレルギーや感染症の有無や種類、転倒転落アセスメントによって得られた個々の患者についての転倒転落の危険度、離床センサーからの計測情報などが含まれている。さらに記憶装置5には、記憶している医療情報の各項目と常時表示の可否とを対応づける対応表や、各種条件や制限、注意事項などを絵で表したピクトグラムについての情報や、標準画面などのデータも記憶されており、さらに、管理対象としている患者又はその関係者宛の伝言を記憶する領域も有している。ネットワークN上に既存の病院情報システムサーバが存在する場合には、そのシステムサーバの記憶装置の一部又は全部を記憶装置5として使用しても良い。また、記憶装置5は、物として単体の記憶装置であっても良いし、ネットワークN上に分散して存在する2つ以上の記憶装置であっても良い。
以下、本発明の常時表示型医療情報表示システム1の動作を、ベッド6のベッドサイドに設置されたベッドサイド表示装置2を例に説明する。まず、患者M又は患者Mのベッドサイドにいる看護師等が、表示用端末3の電源をONにすると、表示用端末3は、電源がONになったことを知らせる電源ON信号をネットワークNを介して管理端末4に送信する。管理端末4は、表示用端末3からの電源ON信号を受信すると、記憶装置5に記憶されている標準画面を表示用端末3に送信する。
表示用端末3は、管理端末4から送信された標準画面を受信すると、接続されているベッドサイド表示装置2に標準画面を表示する。ベッドサイド表示装置2に表示される標準画面の一例を図2に示す。
図2に示すとおり、標準画面には、例えば、当日の年月日と、現在時刻、カレンダーに加えて、当該医療機関からのお知らせ、食事の献立などの一般的な情報が含まれている。なお、図2の標準画面はあくまでも一例であり、図2に示す以外の情報も適宜標準画面に表示させても良いことは勿論である。そのような情報としては、例えば、当日のヘッドラインニュース、天気予報などが挙げられる。標準画面としてどのような情報を表示するかは、管理端末4又はその他の適宜の端末を介して、適宜の担当者が設定すれば良い。
次に、患者M又は患者Mのベッドサイドにいる看護師等が、患者MのICカード8を、非接触ICカードリーダライタ7上に載せると、非接触ICカードリーダライタ7はICカード8に格納されているカード固有番号を患者MのID番号として認識して読み取り、表示用端末3は、非接触ICカードリーダライタ7が読み取ったID番号を管理端末4に送信する。因みに、患者MのID番号としては、ICカード8の固有番号ではなく、ICカード8に別途記憶させたID番号であっても良い。
管理端末4は、表示用端末3からID番号の送信を受けるとこれを受信し、記憶装置5のデータと照らし合わせて、受信したID番号の患者が存在するか否かを確認する。存在しない場合には、管理端末4はエラーメッセージを表示用端末3に送信する。受信したID番号に対応する患者が患者Mとして存在する場合には、管理端末4は、氏名等の患者Mについての基本的な情報とともに、患者Mについて記憶装置5に記憶されている医療情報のうち、常時表示可とされた項目の医療情報を選択し表示用端末3に送信する。同時に管理端末4は、記憶装置5に設けられている伝言記憶領域をサーチして、患者M若しくはその関係者に宛てた伝言の有無を確認し、伝言がある場合には伝言有り情報を表示用端末3に送信する。もしも伝言がない場合には、管理端末4は伝言無し情報を表示用端末3に送信する。
管理端末4から、患者Mについての常時表示可とされた項目の医療情報及び伝言の有無についての情報の送信を受けた表示用端末3は、これらを受信して、接続されたベッドサイド表示装置2に表示する。その表示画面の一例を図3に示す。
図3に示すとおり、図2に示した標準画面の中でカレンダーの部分が消えて、代わりに、患者Mの病棟番号、病室番号、ID番号、氏名、主治医などの基本情報とともに、医療情報として、患者Mに課せられている移動に関しての条件が2件、姿勢に関する制限が1件、及び食事に関する制限が1件、それぞれピクトグラムとしてベッドサイド表示装置2に表示される。このようなピクトグラムによる表示から、患者Mは、移動に関しては「杖」又は「車椅子」が必要であること、姿勢に関しては「ベッドの背は60度以上起こしてはいけない」こと、また食事に関しては「夜の食事は禁止」されていることが理解できる。
さらに、図3の中央部には、転倒転落の危険度を示す記号として「B」が表示されている。転倒転落の危険度とは、例えば、患者の四肢の自由度や能力などを調べる転倒転落アセスメントと呼ばれる調査を患者ごとに行うことによって得ることができる情報であり、個々の患者についての転倒転落の危険度を、例えば「A」は危険度小、「B」は危険度中、「C」は危険度大というようにランク分けして記号で表した情報である。A、B、Cという各記号に数字を添えることで、各ランクの危険度をさらに細分して表すことも可能である。このような転倒転落の危険度についての情報を、医療情報として、上述した各種条件や制限とともにベッドサイド表示装置2に表示することによって、例えば患者Mがベッドから降りようとしたときに、そばにいる医療スタッフや家族、関係者、面会人などが、患者Mの転倒、転落する危険度を知り、適切な補助や対応を取ることが可能になる。
また、転倒転落の危険度の下には離床予測についての情報が表示されている。離床予測についての情報とは、例えば、特開2009−118935号公報に開示されているようなベッドフレームに取り付けられる歪みセンサで検知される患者の離床、つまり、患者がベッドから降りようとしていることを示す情報であり、図3の例では、そのような離床予測信号が発せられた時刻と、その時刻から現在までの経過時間が表示されている。
さらに、図3の上部には、管理端末4から送信された伝言有り情報に基づいて、「伝言があります」というメッセージが表示されており、これにより、患者M及び患者Mのベッドサイドにいる関係者は、何らかの伝言があることを知ることができる。
以上のとおり、本発明の常時表示型医療情報表示システム1によれば、患者MのICカード8をベッドサイドに設置されている非接触ICカードリーダライタ7上に載せて、患者MのID番号を表示用端末3に認識させるだけで、ベッドサイド表示装置2には、患者Mについての常時表示可とされている医療情報が表示されるので、パスワードの入力などの認証操作を必要とせず、極めて便利である。
なお、非接触ICカードリーダライタ7は、その上に載せられているICカード8の固有番号を予め定められた一定時間間隔で読み取り、それを表示用端末3に送信しており、表示用端末3は、非接触ICカードリーダライタ7から定期的にID番号の送信がある間は、患者Mについての常時表示可とされている医療情報をベッドサイド表示装置2に表示する。もしもICカード8が非接触ICカードリーダライタ7上から外されるなどして、非接触ICカードリーダライタ7からのID番号の送信が一定時間以上途絶えた場合には、表示用端末3は、患者Mについての常時表示可とされている医療情報をベッドサイド表示装置2に表示するのを停止して、元の標準画面をベッドサイド表示装置2に表示する。
表示用端末3における患者MのID番号の認識手段が、上述した非接触ICカードリーダライタ7ではなく、例えば、患者Mの手首等に取り付けたバーコードである場合には、表示用端末3は、ベッドサイド表示装置2の画面を介して、若しくは表示用端末3に接続されている適宜の入力装置を介して、表示停止の命令が入力されるまで、読み取られたID番号に対応する患者Mについての常時表示可とされている医療情報をベッドサイド表示装置2に表示する。
伝言を見る場合には、図3の画面上で「伝言があります」の箇所をクリックするか、指でタッチすれば良い。患者M若しくはその関係者が、図3の画面上で「伝言があります」の箇所をクリックするか指でタッチすると、その信号は、伝言開示要求となって、表示用端末3から管理端末4に送信される。管理端末4は、表示用端末3から伝言開示要求を受信すると、記憶装置5に記憶されている患者Mについての伝言を表示用端末3に送信する。同時に、管理端末4は、表示用端末3に送信した伝言に「送信済み」のマークを付け、過去の伝言として記憶装置5に記憶させる。一方、表示用端末3は、管理用端末4から患者Mについての伝言を受信すると、例えば、図4に示すように、まずは伝言の作成日とそのタイトルのみをベッドサイド表示装置2に表示し、併せて、「伝言を選んでください」のメッセージを表示する。
患者M若しくはその関係者が、図4の画面上で、例えば「げんき?」というタイトルの箇所をクリックするか指でタッチすると、例えば図5に示すように、「げんき?」というタイトルの伝言の内容が表示される。この伝言を読み終わって、もう不要となった場合には、「削除」の箇所をクリックするか指でタッチし、続いて、その右の「OK」の箇所をクリックするか指でタッチして当該伝言を削除すれば良い。
図6は、記憶装置5に記憶されている医療情報の各項目と常時表示の可否とを対応づける対応表の一例を示す図である。図6に示す例では、表示された項目のうち、「病名」、「感染症有無」、「CT検査結果」、及び「MRI検査結果」の項目には、常時表示可否の「否」が対応づけられ、「条件及び制限」、「転倒転落危険度」、及び「離床予測」の項目には常時表示可否の「可」が対応づけられている。この状態で、例えば表示用端末3から、患者MのID番号が送信されてくると、管理端末4は、記憶装置5に記憶されている患者Mの医療情報の中から、上記対応表で常時表示「可」とされている項目、すなわち、「条件及び制限」、「転倒転落危険度」、及び「離床予測」の項目の医療情報を選択し表示用端末3に送信する。このとき、もしも各項目の医療情報にピクトグラムが含まれている場合には、管理端末4はそのピクトグラムも併せて表示用端末3に送信する。管理端末4から表示用端末3にピクトグラムを含む患者Mについての医療情報が送信されると、表示用端末3はこれを受信して、ベッドサイド表示装置2に表示することは上述したとおりである。
記憶装置5に記憶されている医療情報の各項目と常時表示の可否とを対応関係は以下のようにして変更することができる。すなわち、管理端末4の操作者は、必要時に図6に示すような対応表を記憶装置5から読み出して、管理端末4の表示装置に表示させ、表示画面若しくはキーボード等の適宜の入力手段を介して、画面上で図6に示す対応表を適宜変更すれば良い。例えば、図6では、項目「離床予測」は「可」の四角が黒く反転しており、常時表示「可」とされているが、「否」の四角を例えばクリックするか指等でタッチして黒く反転させると、逆に「可」の四角は白くなり、項目「離床予測」と常時表示可否の対応関係は「否」に変更される。この状態で、管理端末4の操作者が表示画面上の図示しない更新ボタンをクリックするか指等でタッチすると、変更された対応表が、その更新日時や、場合によっては更新者の情報とともに記憶装置5に記憶される。記憶装置5には、変更前の対応表も記憶されており、管理端末4を介して、対応表の変更履歴をたどることができる。
また、管理端末4の操作者は、必要時に、記憶装置5が記憶している医療情報の中から常時表示可能とされている項目の医療情報を選択して、例えば図7に示すような患者名と対応させたピクトグラムの一覧表として管理端末4の表示装置に表示させることができる。この一覧表をみれば、管理対象としている各患者について、どのような医療情報が常時表示可能とされているかを一括して把握することができる。
また、管理端末4の操作者は、図7に示す一覧表が表示された表示画面若しくはキーボード等の適宜の入力手段を介して、画面上で図7に示す医療情報を適宜変更、追加、削除することができる。例えば、図7において最上欄の患者「患者一郎」には、現在、移動は「杖」、姿勢は「ベッドの背を起こす角度は60度まで」、食事は「飲食禁止」などの条件や制限が課せられているが、医師からの指示で「飲食禁止」が解除された場合には、管理端末4の操作者は、表示画面上で食事についての「飲食禁止」のピクトグラムを指定してその表示を反転させ、図示しない適宜の削除キーか削除ボタンを押すことにより、患者「患者一郎」について設定されていた「飲食禁止」の制限を削除することができる。
同様に、例えば、三欄目の「患者三郎」について、医師の指示で新たに夜の食事を禁止する「食事禁夜」の制限が課せられた場合には、管理端末4の操作者は、「患者三郎」の欄の「+」の表示をクリックするか指等でタッチして、管理端末4の表示画面に、条件乃至制限として予め用意されているピクトグラムの一覧表を表示させ、その中から「食事禁夜」のピクトグラムを選択すれば良い。選択されたピクトグラムは、先にクリック乃至はタッチした「+」の箇所に、「+」の表示に代わって表示される。
さらに、例えば、二欄目の「患者二郎」について、例えば担当医師から、移動の条件を「杖」から「車椅子」に変更するようにとの指示があった場合には、管理端末4の操作者は、「患者二郎」の欄の「杖」のピクトグラムをクリックするか指等でタッチして反転させ、図示しない適宜の削除キーか削除ボタンを押すことにより、患者「患者二郎」について設定されていた「杖」の条件を削除し、続いて、「患者二郎」の欄の「+」をクリックするか指等でタッチして、管理端末4の表示画面に、条件乃至制限として予め用意されているピクトグラムの一覧表を表示させ、その中から「車椅子」のピクトグラムを選択すれば良い。
以上のようにして、必要とされる削除、追加、変更が為された後、管理端末4の操作者が表示画面上の図示しない更新ボタンをクリックするか指等でタッチすると、変更された医療情報が、その更新日時や、場合によっては更新者或いは更新指示者についての情報とともに記憶装置5に記憶される。記憶装置5には、変更前の医療情報も記憶されており、管理端末4を介して、各患者について、常時表示可能とされている項目についての医療情報の変更履歴をたどることができる。
なお、上述したような常時表示可能とされている項目についての医療情報の削除、追加、変更は、管理端末4だけでなく、表示用端末3、3においても行うことができるのが望ましい。ただし、表示用端末3、3は、通常、患者のベッドサイドに設置されており、基本的に誰もが使用することができる状態にあるので、表示用端末3、3を介しての上記医療情報の削除、追加、変更には、以下に示すとおり、操作者が権限のある医療スタッフであることを確認する認証手続が必要である。
すなわち、医師や看護師等の権限のある医療スタッフが、例えば表示用端末3を介して、記憶装置5に記憶されている常時表示可能とされている項目についての医療情報を変更する場合には、まず、医療スタッフは、表示用端末3に接続されている非接触ICカードリーダライタ7に自身のICカード8sを載せ、非接触ICカードリーダライタ7に自身のID番号を認識させる。非接触ICカードリーダライタ7は、認識したID番号が医療スタッフのものであるか、患者のものであるかに関わらず、それを表示用端末3に伝え、表示用端末3は非接触ICカードリーダライタ7が認識したID番号を管理端末4に送信する。
管理端末4は、表示用端末3から受信したID番号が医療スタッフのものである場合には、表示用端末3に認証情報の入力を求める信号を送信する。表示用端末3は、管理端末4から認証情報の入力を求める信号を受信すると、ベッドサイド表示装置2に、例えば「パスワードを入力してください」というメッセージとパスワードの入力欄を表示し、医療スタッフにパスワードの入力を求める。医療スタッフがベッドサイド表示装置2のパスワード入力欄にパスワードを入力すると、表示用端末3はそれを受け付け、入力されたパスワードを管理端末4に送信する。
管理端末4は、表示用端末3から送信されてきたパスワードを受信すると、先に受信したID番号と、今回受信したパスワードとに基づいて表示用端末3の利用者が登録された正規の医療スタッフであるか否かを確認する。この確認は、記憶装置5に記憶されている各医療スタッフのID番号及びパスワードと表示用端末3から送信されてきたID番号及びパスワードを照合することによって行われる。照合の結果、表示用端末3の利用者が登録された正規の医療スタッフであることが認証されると、管理端末4は、管理対象としている1又は複数の患者について、記憶装置5が記憶している医療情報の中から常時表示可能とされている項目の医療情報を選択して、表示用端末3に送信する。
表示用端末3は、管理端末4から、1又は複数の患者について、常時表示可能とされている項目の医療情報を受信すると、受信した医療情報をベッドサイド表示装置2に表示する。ベッドサイド表示装置2に表示される常時表示可能とされている項目の医療情報は、管理端末4の表示画面に表示される前述した図7に示す一覧表と基本的に同じものであり、表示用端末3の利用者である医療スタッフは、上述した管理端末4の操作者と同様の手順で、常時表示可能とされている項目の医療情報を適宜、追加、変更、削除することができる。適宜の追加、変更、削除が完了すると、表示用端末3の利用者である医療スタッフは、ベッドサイド表示装置2の表示画面上の更新ボタンをクリックするか指等でタッチすれば良い。更新ボタンがクリック乃至はタッチされると、表示用端末3は、変更された医療情報を管理端末4に送信する。
管理端末4は、表示用端末3から送信されてきた変更された医療情報を受信すると、受信した医療情報を、変更日時及び変更者についての情報とともに、記憶装置5に記憶させる。記憶装置5に、変更前の医療情報も記憶されていることは先に述べたとおりであり、管理端末4を介してか、或いは表示用端末3を介してかに関わらず、各患者について、常時表示可能とされている項目についての医療情報の変更履歴は記憶装置5に記憶されており、必要に応じてその履歴をたどることができる。
なお、上述した表示用端末3、3、管理端末4の動作は、複数台のコンピュータを、それぞれ、表示用端末3、3、又は管理端末4として動作させるようにプログラムされたコンピュータプログラムによって実現されていることはいうまでもなく、表示用端末3、3、及び管理端末4が備える各手段は、それぞれが備えるハードウエア資源とコンピュータプログラムによって実現されるものである。
図8は、本発明の常時表示型医療情報表示システム1の他の一例の全体構成を示す概念図である。図8において、9、9は既存のベッドサイド医療情報システムにおける表示装置であり、10は既存のベッドサイド医療情報システムにおける管理サーバである。図に示すとおり、表示装置9、9はそれぞれ表示用端末3、3と接続され、また、表示用端末3、3はネットワークNを介してベッドサイド医療情報システムにおける管理サーバ10と接続されており、本例においては、表示用端末3、3は、ベッドサイド医療情報システムのベッドサイド端末としても機能している。このように、本発明の常時表示型医療情報表示システム1は、既存のベッドサイド医療情報システムを利用して、ベッドサイド医療情報システムの表示装置9、9とは別に、ベッドサイド表示装置2、2を設けるとともに、ベッドサイド医療情報システムのベッドサイド端末に表示用端末3、3としても機能させるためのプログラムを組み込むことによっても構築することができる。
以上は、医療機関又は介護施設等における入院又は入所患者のベッドサイドに本発明の常時表示型医療情報表示システムのベッドサイド表示装置を設置する場合を主に説明をしたが、本発明の常時表示型医療情報表示システムは、そのベッドサイド表示装置を、病院などの医療機関や介護施設における入院乃至は入所患者のベッドサイドだけでなく、在宅医療又は在宅介護を受けている患者のベッドサイドに設置しても有効かつ効率的にその効果を発揮するものである。
以上説明したとおり、本発明の常時表示型医療情報表示システムによれば、医療スタッフに過度の負担を強いることなく、より正確かつ効率的に、個々の患者のベッドサイドに随時参照することが必要な医療情報を表示することができるので、患者により的確な看護を受ける機会を提供するものである。治療及び看護の現場における本発明の有用性は多大であり、その産業上の利用可能性も大きい。
1 常時表示型医療情報表示システム
、2 ベッドサイド表示装置
、3 表示用端末
4 管理端末
5 記憶装置
、6 ベッド
、7 非接触ICカードリーダライタ
、8 ICカード
、9 ベッドサイド医療情報システムの表示装置
10 ベッドサイド医療情報システムの管理サーバ
N ネットワーク
、M 患者

Claims (8)

  1. 患者のベッドサイドに配置される少なくとも1台のベッドサイド表示装置と、前記ベッドサイド表示装置と接続される表示用端末と、前記表示用端末とネットワークを介して接続される管理端末と、前記管理端末と接続される記憶装置とを備える医療情報表示システムであって;前記表示用端末は、利用者のID番号を認識する手段と、認識したID番号を前記管理端末に送信する手段と、前記管理端末から送信される医療情報を受信する手段と、受信した医療情報を前記ベッドサイド表示装置に表示する手段を備え;前記記憶装置は、管理対象としている患者についての医療情報を記憶しており;前記管理端末は、前記表示用端末から送信されるID番号を受信する手段と、受信したID番号に対応する患者について、前記記憶装置が記憶している医療情報の中から、常時表示可能とされている項目の医療情報を選択する手段と、選択した医療情報を前記表示用端末に送信する手段を備えている常時表示型医療情報表示システム。
  2. 前記記憶装置は、記憶している医療情報の各項目と、常時表示の可否とを対応づける対応表を記憶しており;前記管理端末は、前記記憶装置が記憶している前記対応表を自身の表示装置に表示させる手段と、表示した前記対応表を外部からの入力に基づいて変更する手段と、変更した対応表をその変更履歴とともに前記記憶装置に記憶させる手段を備えている請求項1記載の常時表示型医療情報表示システム。
  3. 前記管理端末は、管理対象としている1又は複数の患者について前記記憶装置が記憶している医療情報の中から常時表示可能とされている項目の医療情報を選択して自身の表示装置に表示させる手段と、表示した医療情報を外部からの入力に基づいて変更する手段と、変更した医療情報を、その変更履歴とともに、前記記憶装置に記憶させる手段を備えている請求項1又は2記載の常時表示型医療情報表示システム。
  4. 前記ベッドサイド表示装置に表示される医療情報がピクトグラムを含んでいる請求項1〜3のいずれかに記載の常時表示型医療情報表示システム。
  5. 前記記憶装置が、管理対象としている患者又はその関係者宛の伝言を記憶する領域を有しており;記管理端末が、前記表示用端末から利用者のID番号を受信したとき、受信したID番号に対応する患者又はその関係者宛の伝言の有無を確認する手段と、伝言がある場合には伝言がある旨を伝言有り情報として前記表示用端末に送信する手段と、前記表示用端末から伝言開示要求を受信すると前記記憶装置に記憶されている伝言を前記表示用端末に送信する手段を備え;前記表示用端末は、伝言有り情報を前記管理端末から受信する手段と、受信した伝言有り情報をベッドサイド表示装置に表示する手段と、伝言開示要求の入力を受け付ける手段と、入力された伝言開示要求を前記管理端末に送信する手段と、前記管理端末から伝言を受信するとその伝言を前記ベッドサイド表示装置に表示する手段を備えている請求項1〜4のいずれかに記載の常時表示型医療情報表示システム。
  6. 前記管理端末は、前記表示用端末から受信したID番号が医療スタッフのものである場合には認証情報の入力を求める信号を前記表示用端末に送信する手段と、前記表示用端末から送信される認証情報を受信する手段、受信したID番号と認証情報とに基づいて前記表示用端末の利用者が登録された正規の医療スタッフであることを認証する手段と、認証が正規に為された場合には、管理対象としている1又は複数の患者について、前記記憶装置が記憶している医療情報の中から常時表示可能とされている項目の医療情報を選択して、前記表示用端末に送信する手段と、変更された医療情報を前記表示用端末から受信する手段と、受信した医療情報を、その変更履歴とともに、前記記憶装置に記憶させる手段を備え;前記表示用端末は、認証情報の入力を受け付ける手段と、入力された認証情報を前記管理端末に送信する手段と、前記管理端末から、1又は複数の患者について、常時表示可能とされている項目の医療情報を受信する手段と、受信した医療情報を前記ベッドサイド表示装置に表示する手段と、表示した医療情報を外部からの入力に基づいて変更する手段と、変更された医療情報を前記管理端末に送信する手段を備えている請求項1〜5のいずれかに記載の常時表示型医療情報表示システム。
  7. 前記表示用端末は、当該表示用端末の電源がONになったときに電源ON信号を前記管理端末に送信する手段と、前記管理端末からの標準画面を受信する手段と、受信した標準画面を前記ベッドサイド表示装置に表示する手段を備え;前記記憶装置は前記標準画面を記憶しており;前記管理端末は、前記表示用端末からの電源ON信号を受信する手段と、前記表示用端末からの電源ON信号を受信したときに前記標準画面を前記表示用端末に送信する手段を備えている請求項1〜6のいずれかに記載の常時表示型医療情報表示システム。
  8. コンピュータを、請求項1〜7のいずれかに記載の常時表示型医療情報表示システムにおける前記表示用端末、又は前記管理端末として動作させる手順を記載したプログラム。
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