JP6556604B2 - 医療情報表示システム - Google Patents
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Description
具体的には、特許文献1に記載された医療情報表示システムでは、患者の医療情報を常時表示させるために、リーダライタに患者のICカードを載せる患者認証作業が必要になる。尚、このようなシステムの患者認証には、ICカードを用いる方法の他にも、表示端末に接続されたキーボードやタッチパネルにより患者のID番号を入力する方法や、患者のリストバンドのバーコードを使っての患者のID番号を入力する方法が採用されている。また、この認証作業は、一般的に、看護師等の医療スタッフ若しくは患者自身により行われる。しかし、医療スタッフや患者が認証作業を忘れてしまうと、患者の医療情報を常時表示させるという目的が達成できない、或いは、前の患者の医療情報が表示されたままになるという問題が生じる。尚、表示装置に、前の患者の医療情報が常時表示されたままになると、患者の取り違え等が起こる虞がある。
さらに、ICカードを使ったユーザ認証は、多忙な業務を抱える看護師の責任を増加させて、業務負担を増やしてしまうだけでなく、ICカードの発行業務が必要になるため、医事課等の事務側スタッフの業務負担も増大させるという課題も有している。
尚、上記の医療看護支援ピクトグラムとは、患者の移動、処遇、姿勢、排泄、食事、及び飲み物に関する条件又は制限をピクトグラム(絵文字)で示した情報や、患者に対して病院スタッフが共有すべき情報(リハビリ中、尿管管理等の情報)をピクトグラムで示した情報のことをいう。
上記の構成によれば、医療スタッフ或いは患者がICカードを利用した患者認証作業を行うことなく、表示端末を起動させることにより、表示端末にサーバから、当該表示端末が設置されるベッドを割り当てられた患者の医療看護支援情報が送信される。すなわち、本発明は、上述した従来技術のように、医療スタッフ或いは患者に、患者認証作業の負担をかけることがない。また、本発明によれば、ICカードを利用した患者認証作業のように、医療スタッフがICカードを取り違えて患者認証をしてしまうことが発生しないため、患者情報データベース及び端末・ベッド対応テーブルに正確な情報を登録し管理することで、表示端末に正確な医療看護支援情報を表示することができる。また、本発明は、「医療スタッフや患者が、ICカードを利用した認証作業を忘れることにより発生する問題(患者の医療情報を表示させることができない、或いは、前の患者の医療情報が表示されたままになるという問題)が生じることがない。また、本発明は、患者の医療看護支援情報を表示させるために、患者毎に、患者のID番号を記憶させたICカードを設けて管理する必要がないため、上述した従来技術と比べて、ICカード紛失による患者の医療情報の流出リスクが軽減されていると共に、ICカードの発行・管理するための業務負担が軽減されている。
前記情報提供部は、前記表示端末から前記ベッドID変更要求を受信すると、前記端末・ベッド対応テーブルにアクセスし、前記ベッドID変更要求を送信した表示端末の端末IDに対応付けられているベッドIDを、前記ベッドID変更要求に含まれるベッドIDに変更し、さらに、前記患者情報データベースにアクセスして前記ベッドID変更要求に含まれるベッドIDに対応付けられた患者属性情報及び医療看護支援ピクトグラムを抽出し、該抽出した患者属性情報及び医療看護支援ピクトグラムを含む医療看護支援情報を生成し、前記受信した端末IDにより特定される表示端末に対して、前記生成した医療看護支援情報を再送信し、
前記表示端末は、前記情報提供部から再送信された医療看護支援情報を受信し表示することが望ましい。
前記情報提供部は、前記表示端末が送信したパスワードを受信すると、前記患者情報データベースにアクセスし、前記パスワードを送信してきた表示端末に提供している医療看護支援情報の患者を識別する患者IDに関連付けられたパスワードを抽出し、該抽出したパスワードが前記受信したパスワードと一致するか否かを判定するようになっており、前記抽出したパスワードと前記受信したパスワードとが一致すると判定した場合、前記医療システムから該患者IDにより特定される患者の詳細な医療情報を取得し、前記パスワードを送信してきた表示端末に前記取得した詳細な医療情報を送信し、前記抽出したパスワードと前記受信したパスワードとが一致しないと判定した場合、前記パスワードを送信してきた表示端末にエラーメッセージを送信することが望ましい。尚、上記の詳細な医療情報とは、医療システムを構成する電子カルテサーバに格納されている、患者に対する「検査」、「投薬」、「手術」等のスケジュールやその内容を示す情報のことをいう。例えば、詳細な医療情報には、「患者の検査結果等の詳細情報」、「通称PACS(Picture Archiving and Communication System(医療用画像データシステム))データと呼ばれる、CT、MRI、レントゲンフィルムなどの画像情報」、「患者の詳細な食事制限情報(検査、投薬および手術前の食事制限情報、アレルギーによる食事制限情報、病状(糖尿病など)による食事制限情報)」等がある。
例えば、上述した従来技術では、システムに接続されたどの装置(リーダライタ)であっても、ICカードを搭載させると患者の医療情報が表示される。しかし、上記の構成では、不正にパスワードを取得した者は、対応する患者の医療看護支援情報を表示中の表示端末を特定しない限り、患者の詳細な医療情報を表示させることができなくなる。
図2に示すように、患者情報データベース13は、ベッドを識別するベッドIDを登録するためのフィールド13aと、ベッドIDにより特定されるベッドを割り当てられた患者を識別する患者IDを登録するためのフィールド13bと、患者IDにより特定される患者の患者属性情報を登録するためのフィールド13cと、患者IDにより特定される患者の医療看護に関する情報をピクトグラム(絵文字)で示した医療看護支援ピクトグラムを登録するためのフィールド13dと、患者IDにより特定される患者に対する注意事項を登録するためのフィールド13eと、患者IDにより特定される患者の担当者を登録するためのフィールド13fと、患者IDにより特定される患者の入退院日を登録するためのフィールド13gと、転倒リスクアセスメントを登録するためのフィールド13hと、患者認証用パスワードを登録するためのフィールド13iとを有するレコードにより構成されている(複数のレコードにより構成されている)。
また、患者に対して病院スタッフが共有すべき情報をピクトグラムで示した情報には、リハビリ中を示したピクトグラム(図12の領域100c参照)や、右上肢処置禁止を示したピクトグラム、尿管理を示したピクトグラム等がある。
また、端末・ベッド対応テーブル14は、ベッドIDに、そのベッドIDにより特定されるベッドのベッドサイドに配置される表示端末4を識別する端末IDを対応付けて記憶するデータベースである。具体的には、端末・ベッド対応テーブル14は、ベッドIDを登録するためのフィールド14aと、端末IDを登録するためのフィールド14bとを有するレコードにより構成されている(複数のレコードにより構成されている)。
尚、端末IDとは表示端末4毎に割り当てられた一意のデータであり、本実施形態では、端末IDにMACアドレスを用いている。
操作端末2は、CPU、補助記憶装置、主記憶装置、ネットワークインターフェース及び入出力インターフェースを備えるコンピュータ(PC)で構成されており、ナースステーションや病院の情報管理室等に設置されている。操作端末2には、液晶ディスプレイ等の表示装置(図示せず)と、キーボードやマウス等で構成される入力装置(図示せず)とが接続されている。また、操作端末2には、サーバ1の患者情報データベース13に各種情報を登録したり変更したりするとともに、端末・ベッド対応テーブル14に情報を登録したり変更する情報登録部(図示せず)が設けられている。
また、操作端末2の情報登録部は、ユーザからの要求に応じて、表示装置(図示せず)に、患者情報データベース13に登録された情報を変更するための変更画面を表示し、入力装置を介して、患者情報データベース13に登録された情報の変更要求を受け付ける。操作端末2の情報登録部は、上記情報の変更要求を受け付けると、患者情報データベース13にアクセスし、患者情報データベース13に登録されている情報を、受け付けた変更要求に対応する情報に変更し記憶させる更新処理を行う。
また、操作端末2の情報登録部は、ユーザからの要求に応じて、表示装置(図示せず)に、端末・ベッド対応テーブル14に登録された情報を変更登録するための変更画面を表示して、入力装置を介して、端末・ベッド対応テーブル14に登録された情報の変更要求を受け付ける。操作端末2の情報登録部は、上記情報の変更要求を受け付けると、端末・ベッド対応テーブル14にアクセスし、端末・ベッド対応テーブル14に登録されている情報を、受け付けた変更要求に対応する情報に変更し記憶させる更新処理を行う。
表示端末4は、タッチパネル対応型ディスプレイで形成される表示部40と、表示端末4全体の動作を制御する制御部41と、表示部40に設けられたタッチパネルやハードスイッチ(電源ボタンや操作ボタン)を介してユーザからの情報入力を受け付ける入力部42と、サーバ1から「医療看護支援情報」や「詳細医療情報」を取得し表示部40に表示させる患者情報取得部43と、詳細医療情報を取得する際に用いるパスワードを取得するPW取得部44とを備えている。また、表示端末4には、ICカードに格納されている「パスワード」を読み取るための読取装置5が接続されている。
一方、患者情報取得部43は、確認画面上で、ユーザからベッドIDが間違っている旨の入力を受け付けた場合、上記の受信した医療看護支援情報を消去すると共に、ベッドIDの変更を受け付ける変更画面を表示し、ユーザから変更するベッドIDの入力を受付け、サーバ1の情報提供部11に受け付けたベッドIDを含むベッドID変更要求を送信する。また、患者情報取得部43は、送信したベッドID変更要求に応じてサーバ1から送信された医療看護支援情報を受信して表示する。
尚、読取装置5は、周知技術のリーダライタ等により実現されるものであるため、詳細な説明を省略する。
尚、本実施形態では、医療システム6は、サーバ1が「患者の詳細な医療情報」を取得するためだけに用いられるものであるため、詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態の医療情報表示システムが行う医療看護支援情報表示処理について説明する。
尚、医療情報表示システムが表示端末4に医療看護支援情報を表示する処理を行う前提として、サーバ1の患者情報データベース13に、正確な情報が登録されているものとする。また、サーバ1の端末・ベッド対応テーブル14にも、表示端末4の端末IDと、ベッドIDとを関連付けた情報が登録されているものとする。
S8では、患者情報取得部43は、S3で受信した医療看護支援情報からベッドIDを抽出し、抽出したベッドIDが提示された確認画面80(図10参照)を生成し、表示部40に生成した確認画面80を表示させる。
例示する医療看護支援情報の表示画面100は、「患者属性情報(氏名)、担当者の氏名、ベッドID(ベッド番号)」を提示する領域100aと、「注意事項(鼻かみ禁止等)」を提示する領域100bと、「医療看護支援ピクトグラム」を提示する領域100cと、「転倒リスクアセスメント」を提示する領域100dと、「現在日時」を提示する領域100eとが設けられている。尚、「現在日時」は、表示端末4に設けられている時計機能から取得しているものとする。
尚、図6は、本実施形態の医療情報表示システムの表示端末が行うベッドID変更処理の手順を示したフローチャートである。
S29では、患者情報取得部43は、上述した図4のS14と同様の処理(サーバ1の情報提供部11に、S28で受け付けたベッドIDを含むベッドID変更要求を送信する処理)を行う。
又、S30では、患者情報取得部43は、上述した図4のS15と同様の処理(送信したベッドID変更要求に応じてサーバ1から送信された医療看護支援情報を受信し、表示部40に、受信した医療看護支援情報を表示する処理)を行い、処理を終了する。
尚、図7は、本実施形態の医療情報表示システムのサーバが行うベッドID変更処理の手順を示したフローチャートである。
具体的には、情報提供部11は、端末・ベッドID対応テーブル14にアクセスし、ベッドID変更要求を送信してきた表示端末4を識別する端末IDが登録されたレコードを特定する。そして、情報提供部11は、特定したレコードのフィールド14bに登録されているベッドIDを、受信したベッドID変更要求に含まれているベッドIDに変更し記憶させる。
尚、図8は、本実施形態の医療情報表示システムの表示端末が行う医療看護支援情報の削除処理の手順を示したフローチャートである。
尚、ベッドID削除画面に、上述した変更画面81(図11)を用いるようにしてもよい。この場合、患者情報取得部43は、例えば、入力部42を介して、入力欄81aに予め定めている数値(例えば、「0000」)が入力された場合に、削除要求を受け付けるようにする。
尚、図9は、本実施形態の医療情報表示システムの表示端末が行う医療看護支援情報の削除処理の手順を示したフローチャートである。
次に、本実施形態の医療情報表示システムが行う詳細な医療情報を表示させる処理について説明する。
尚、詳細な医療情報とは、医療システム6を構成する電子カルテサーバ(図示せず)に記憶されている情報であり、患者に対する「検査」、「投薬」、「手術」等のスケジュールやその内容を示す情報のことをいう。例えば、詳細な医療情報には、「患者の検査結果等の詳細情報」、「通称PACS(Picture Archiving and Communication System(医療用画像データシステム))データと呼ばれる、CT、MRI、レントゲンフィルムなどの画像情報」、「患者の詳細な食事制限情報(検査、投薬および手術前の食事制限情報、アレルギーによる食事制限情報、病状(糖尿病など)による食事制限情報)」等がある。
そして、患者情報取得部43は、詳細医療情報表示要求を受け付けると、表示部40に、パスワード(患者認証用パスワード)の入力を促す情報を表示する(例えば、「読取装置5にICカードをかざして下さい」などを示す情報をポップアップ表示する)。また、患者情報取得部43は、PW取得部44にパスワード取得要求を送信する。尚、パスワード(患者認証用パスワード)が記憶されているICカードは、予め、患者に配布されている。また、ICカードの表裏面には、視覚により個人を特定できる情報(氏名、番号等)は一切記載されていない。
その後、情報提供部11は、「詳細医療情報の表示要求」を送信した表示端末4に、詳細医療情報取得部12を介して取得した「詳細な医療情報(カルテ情報等の医療情報)」を送信し表示させる。
上記の構成によれば、医療看護支援情報を表示中の表示端末4に正確なパスワードを入力しなければ、表示端末4に患者の詳細医療情報を表示させることができない。すなわち、本実施形態では、不正にICカードを取得した者がいたとしても、そのICカードを配布された患者の医療看護支援情報を表示中の表示端末4を見つけ出さない限り、患者の詳細な医療情報を表示させることができないようになっており、患者の詳細医療情報の流出の防止が図られている。
Claims (5)
- 患者に割り当てたベッドのベッドサイドに配置される表示端末と、該表示端末にネットワークを介して接続される管理サーバとを備える医療情報表示システムであって、
前記表示端末は、自身を識別する端末IDを記憶しており、起動されると前記管理サーバに前記記憶している端末IDを送信するようになっており、
前記管理サーバは、
前記ベッドを識別するベッドIDと、該ベッドIDにより特定されるベッドを割り当てられた患者を識別する患者IDと、該患者IDにより特定される患者の患者属性情報と、該特定される患者の医療看護に関する情報をピクトグラムで示した医療看護支援ピクトグラムとを対応付けて記憶している患者情報データベースと、
前記ベッドIDと、該ベッドIDにより特定されるベッドのベッドサイドに配置される前記表示端末を識別する端末IDとを対応付けて記憶している端末・ベッド対応テーブルと、
前記表示端末から送信された端末IDを受信すると、前記端末・ベッド対応テーブルを用いて前記受信した端末IDに対応付けられたベッドIDを特定し、前記患者情報データベースにアクセスして前記特定したベッドIDに対応付けられた患者属性情報及び医療看護支援ピクトグラムを抽出し、該抽出した患者属性情報及び医療看護支援ピクトグラムを含む医療看護支援情報を生成し、前記受信した端末IDにより特定される表示端末に対して、前記生成した医療看護支援情報を送信する情報提供部とを有することを特徴とする医療情報表示システム。 - 前記医療看護支援情報には、前記特定したベッドIDが含まれており、
前記表示端末は、前記情報提供部から送信される医療看護支援情報を受信すると、該受信した医療看護支援情報に含まれるベッドIDを提示した確認画面を表示し、該確認画面上において、ユーザから、該ベッドIDが正しいか否かを示す情報を受け付けるようになっており、前記ベッドIDが正しいことを示す情報を受け付けた場合、前記受信した医療看護支援情報を表示するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の医療情報表示システム。 - 前記表示端末は、前記確認画面上において、ユーザから前記ベッドIDが正しい情報では無いことを示す情報を受け付けた場合、前記受信した医療看護支援情報を消去すると共に、前記ベッドIDの変更を受け付ける変更画面を表示し、ユーザから変更するベッドIDの入力を受付け、前記情報提供部に該受け付けたベッドIDを含むベッドID変更要求を送信し、
前記情報提供部は、
前記表示端末から前記ベッドID変更要求を受信すると、前記端末・ベッド対応テーブルにアクセスし、前記ベッドID変更要求を送信した表示端末の端末IDに対応付けられているベッドIDを、前記ベッドID変更要求に含まれるベッドIDに変更し、
さらに、前記患者情報データベースにアクセスして前記ベッドID変更要求に含まれるベッドIDに対応付けられた患者属性情報及び医療看護支援ピクトグラムを抽出し、該抽出した患者属性情報及び医療看護支援ピクトグラムを含む医療看護支援情報を生成し、前記受信した端末IDにより特定される表示端末に対して、前記生成した医療看護支援情報を再送信し、
前記表示端末は、前記情報提供部から再送信された医療看護支援情報を受信し表示することを特徴とする請求項2に記載の医療情報表示システム。 - 前記表示端末は、前記医療看護支援情報の表示中に、ユーザから前記ベッドIDの変更要求を受付け可能になっており、該ベッドIDの変更要求を受け付けると、前記表示中の医療看護支援情報を消去する共に、前記変更画面を表示して、該ユーザから変更するベッドIDの入力を受付け、前記サーバの情報提供部に該受け付けたベッドIDを含むベッドID変更要求を送信し、該送信したベッドID変更要求に応じて前記サーバから送信された医療看護支援情報を受信し表示することを特徴とする請求項3に記載の医療情報表示システム。
- 前記サーバは、前記患者情報データベースに登録されている患者IDに、該患者IDにより特定される患者の詳細な医療情報を対応付けて記憶している医療システムに接続されており、
前記患者情報データベースは、各患者IDにパスワードを関連付けて記憶しており、
前記表示端末は、前記医療看護支援情報の表示している際に、ユーザから前記パスワードの入力を受け付け可能になっており、
前記表示端末は、前記医療看護支援情報を表示している際、前記パスワードの入力を受け付けると、前記サーバの情報提供部に該受け付けたパスワードを送信し、
前記情報提供部は、
前記表示端末が送信したパスワードを受信すると、前記患者情報データベースにアクセスし、前記パスワードを送信してきた表示端末に提供している医療看護支援情報の患者を識別する患者IDに関連付けられたパスワードを抽出し、該抽出したパスワードが前記受信したパスワードと一致するか否かを判定するようになっており、
前記抽出したパスワードと前記受信したパスワードとが一致すると判定した場合、前記医療システムから該患者IDにより特定される患者の詳細な医療情報を取得し、前記パスワードを送信してきた表示端末に前記取得した詳細な医療情報を送信し、
前記抽出したパスワードと前記受信したパスワードとが一致しないと判定した場合、前記パスワードを送信してきた表示端末にエラーメッセージを送信することを特徴とする請求項1〜4に記載の医療情報表示システム。
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