JP2017120586A - 情報処理方法、システム、機器及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】より業務の提供者が主となる業務の提供に専念可能とする。【解決手段】読み取り対象物の画像から第1のテキストデータを生成する。検索部は、読み取り対象物の過去に生成された第2のテキストデータが記憶されている記憶部から、第1のテキストデータに対応する第2のテキストデータを検索する。表示制御部は、読み取り対象物の画像及び生成された第1のテキストデータを表示部に表示すると共に、表示した第1のテキストデータのうち、第2のテキストデータとの差異に相当する修正対象テキストデータに、装飾した処理を施して表示する。修正処理部は、修正操作に応じて、修正対象テキストデータを修正処理する。記憶制御部は、修正処理されたテキストデータを含む第1のテキストデータを、記憶部に記憶制御する。作成部は、表示部に表示されている第1のテキストデータを入力した出力物の出力データを作成し、出力制御部は出力データを出力する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理方法、システム、機器及びプログラムに関する。
近年、例えば多くの病院は、患者数の増加により、診療受付の待ち時間が長時間化する反面、実際の治療は短時間となる問題がある。窓口の受付担当者の業務には、診療受付のほか、患者の診察案内、会計など様々な業務があり、このようなことから、特許文献1(特開2008−234109号公報)には、診療受付の待ち時間が長時間化し、実際の治療が短時間となる不都合を防止することを目的とした自己申告方式クリニックのネットワークシステムが開示されている。
特許文献1には、会員である患者の端末からアクセスがあると、診療及び処方箋の見積サーバが患者に対して、登録された医療機関等の選択を含む患者の自己申告を要求し、患者が自身の端末から選択した自己申告により診療及び処方箋の見積コードと予約番号を医療機関用予約表示端末及び調剤薬局用予約表示端末に送信することが記載されている。このように事前に予約した患者が、登録医療機関に移動来院し、予約番号と自分の健康保険証で受付手続きをすると、受付担当者は、電子カルテ及び(又は)電子レセプトシステムに、診療及び処方箋の見積コードを転送して医師に診療を依頼する。
このような特許文献1のシステムによれば、受付手続きの前に予約を行っているため、医療機関側の受付担当者が、予約の段階で、患者の過去のカルテ及び投薬履歴を探す等の、受付業務を事前に完了させられることから、実際に患者が来院してから行う受付処理時間を短縮化できる。
しかし、特許文献1に開示されているネットワークシステムの場合、事前の予約に基づいて受付が行われるとはいえ、受付担当者の作業内容及び作業時間は、予約の有無にかかわらず、略々従前どおりである。すなわち、受付担当者の作業内容、及び、トータルの作業時間は、それほど変わらない。
また、窓口では、上述のとおり、診療受付のほかにも、患者の診察案内、会計など様々な処理に追われており、例えばレセプト処理や会計、次回予約の受付などといった受付担当者(以下、「業務の提供者」という)にとって本来、主となる業務があるにもかかわらず、そのような主となる業務以外の業務を効率化するような課題自体は依然対応できていない。
ここで、一例として、医療機関を例に説明をしたが、医療機関に限らず、業務の提供者は、受付等の、主となる業務以外の業務に影響されることなく、主となる業務の提供に、できる限り専念できることが好ましい。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、主となる業務以外の業務を軽減して、より業務の提供者が主となる業務の提供に専念可能とするような情報処理方法、システム、機器及びプログラムの提供を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、読み取り対象物の画像を取得する取得部と、取得した画像からテキストデータである第1のテキストデータを生成するテキスト生成部と、読み取り対象物の過去に生成されたテキストデータである第2のテキストデータが記憶されている記憶部から、テキスト生成部で生成された第1のテキストデータに対応する第2のテキストデータを検索する検索部と、テキスト生成部で生成された第1のテキストデータと、記憶部から検索された第2のテキストデータとの差異となるテキストデータである修正対象テキストデータを検出する差異検出部と、読み取り対象物の画像及び第1のテキストデータを表示部に表示し、表示した第1のテキストデータのうち、差異に相当する修正対象テキストデータに、装飾した処理を施して表示する表示制御部と、修正操作に応じて、修正対象テキストデータを修正処理する修正処理部と、修正処理された修正対象テキストデータを含む第1のテキストデータを記憶部に記憶制御する記憶制御部と、表示部に表示されている少なくとも第1のテキストデータを入力した出力物の出力データを作成する作成部と、出力データを出力する出力制御部とを有する。
本発明によれば、主となる業務以外の業務による負担を軽減して、提供者が主となる業務の提供に専念可能とすることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態の診療受付システムのシステム構成図である。 図2は、実施の形態の診療受付システムの入力装置の構成を説明するための斜視図である。 図3は、入力装置に設けられている複合機のブロック図である。 図4は、入力装置のCPUが受付プログラムに基づいて動作することで実現される各機能を示す機能ブロック図である。 図5は、受付プログラムに基づく受診申込書の作成動作の前半の流れを示すフローチャートである。 図6は、受付プログラムに基づく受診申込書の作成動作の後半の流れを示すフローチャートである。 図7は、受付プログラムに基づく受診申込書の作成動作のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、入力装置で読み取られる保険証の一例を示す図である。 図9は、OCR処理される保険証の項目を説明するための図である。 図10は、入力装置の操作パネルに表示される保険証の画像及びテキストの表示例を示す図である。 図11は、実施の形態の診療受付システムで作成される受診申込書の一例を示す図である。 図12は、受診申込書と共に患者に配布される診療場所を示す院内案内図の一例を示す図である。
以下、本発明を適用した実施の形態の診療受付システムの説明をする。
(システム構成)
まず、図1は、実施の形態の診療受付システムのシステム構成図である。この図1に示すように診療受付システムは、入力装置1、保険証サーバ装置2、電子カルテサーバ装置3、医師用パーソナルコンピュータ装置(医師用PC)4、オペレータ用パーソナルコンピュータ装置(オペレータ用PC)5及び診察券発行機42を有している。入力装置1〜オペレータ用PC5及び診察券発行機42は、LAN(Local Area Network)等の所定のネットワークを介して相互に接続されている。なお、それぞれの装置に説明の便宜上、オペレータ用、医師用、保険証、電子カルテなどの用語を用いているが、これらは主な機能を例示しているに過ぎず、それぞれの称呼に装置として限定されるものではない。また、入力装置1〜オペレータ用PC5及び診察券発行機42は、それぞれ一つ設けてもよいし、複数設けてもよい。図1の例は、入力装置1が複数設けられている例である。
保険証サーバ装置2は、過去に診療を受けた際に提示された各患者の保険証の画像データ及び保険証に記載されている氏名、記号、番号等のテキストデータ(過去テキストデータの一例)を関連付けて記憶した保険証データベース(保険証DB)40を有している。また、電子カルテサーバ装置3は、各患者の保険証の画像データ、テキストデータ、投薬履歴、診療履歴等が記録された電子カルテのデータベース(電子カルテDB)41を有している。保険証DB40は、記憶部の一例である。また、電子カルテDB41は、共有記憶部の一例である。なお、これらサーバ装置は、それぞれを設けてもよいし、1つを設けてもよく、またクラウドサービス、ASP(Application Service Provider)などのような各種サービスによって提供され、各サーバの中の機能をさらに複数のサーバに分散する形態でも本実施形態を実現しうる。
(入力装置の構成)
図2は、入力装置1の斜視図である。この図2に示すように、入力装置1は、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)7に、血圧計8及び体温計9を接続して構成されている。なお、この例は、複合機7を用いる例であるが、スキャナ装置又はプリンタ装置等の他の画像形成装置を用いてもよい。
MFP7は、後述するように、例えばコピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等の各種の機能を備えている。血圧計8は、計測した患者の血圧値及び脈拍数を示すデータをMFP7に送信する。体温計9は、非接触式の赤外線温度計となっており、例えば0.5秒等の高速で患者の体温を計測可能となっている。体温計9は、患者の額等の体温を計測すると、計測値をMFP7に送信する。また、血圧計8および体温計9は、一旦、(図示しない)サーバ装置等に送信して、サーバ装置等を介してMFP7に送信することもできる。
(MFPのハードウェア構成)
図3は、MFP7のハードウェア構成図である。この図3に示すように、MFP7は、例えばコピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等の各種の機能を備えた本体10と、患者等の操作に応じた入力を受け付ける操作部20とを備える。
本体10と操作部20は、専用の通信路30を介して相互に通信可能に接続されている。通信路30は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものでよい。また、本体10は、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等の画像生成機能のうち、一つの機能を有していてもよいし又は複数の機能を有していてもよい。
操作部20としては、単独で完結した情報処理を実行可能な電子機器を用いることができる。一例として、操作部20としては、スマートフォン又はタブレット型端末等の情報処理端末を用いることができる。この場合、操作部20として用いられる情報処理端末は、MFP7の操作部として機能する。
より詳しくは、操作部20として用いられる情報処理端末は、従来、MFP7専用の操作部として固定され設置されていた操作パネルの代わりに、MFP7に装着あるいは取り外しが可能に接続されるようにしてもよい。すなわち、この場合、操作部20として用いられる情報処理端末は、例えばMFP7の操作パネルが配置される位置等の所定の位置に取り外し可能(分離可能)ながらも、MFP7と一体的に設置される。従って、操作部20として用いられる情報処理端末及びMFP7は、一台の装置として把握されてもよい。操作部20である情報処理端末は、MFP7から取り外されると、MFP7との間で、例えばBluetooth(登録商標)又は赤外線通信等の無線通信を行い、MFP7の操作部として機能する。
本体10は、操作部20で受け付けた入力に応じた動作を行う。また、本体10は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作も行う。
(本体のハードウェア構成)
次に、本体10のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、本体10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD(ハードディスクドライブ)14とを備える。また、本体10は、通信I/F(インタフェース)15と、接続I/F16と、エンジン17と、ファクシミリモデム(FAXモデム)19と、外部インタフェース(外部I/F)35を備える。各部11〜17、FAXモデム19及び外部I/F35は、システムバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、本体10の動作を統括的に制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12又はHDD14等に格納されたプログラムを実行することで、本体10全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。また、HDD14には、本発明において、患者の自動受付処理を行うためのプログラムである受付プログラムが記憶されている。CPU11は、この受付プログラムに基づいて、後述する患者の自動受付処理を行う。なお、この例では、受付プログラムは、HDD14に記憶されていることとして説明をするが、ROM12又はRAM13等の記憶部に記憶してもよい。また、受付プログラムは、操作部20側のROM22、RAM23又はフラッシュメモリ24等の記憶部に記憶してもよい。さらに、受付プログラムは、本体10側のCPU11が実行することとして説明を進めるが、操作部20側のCPU21が実行してもよい。
通信I/F15は、LAN6を介して、図1に示す保険証サーバ装置2、電子カルテサーバ装置3、医師用PC4、オペレータ用PC5及び診察券発行機42と、MFP7との通信接続を行うためのインタフェースである。接続I/F16は、通信路30を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。なお、上述のように操作部20は、MFP7の本体10に対して装着及び取り外しが可能となっている。このため、操作部20をMFP7に装着しているときには、通信路30は有線通信路として機能し、操作部20をMFP7から取り外したときには、通信路30は無線通信路として機能する。
エンジン17は、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能及びプリンタ機能等を実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。エンジン17は、例えば原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ、ファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部等を備えている。さらに、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャ及び原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
外部I/F35は、血圧計8及び体温計9等の外部機器と、MFP7とを接続するためのインタフェースである。MFP7は、外部I/F35を介して患者の血圧値及び体温の計測値を取得し、後述する受信申込書に自動的に入力処理する。また、MFP7の当該データの取得方法としては、操作部20側に外部I/F35を設けて(または通信I/F25が同様の機能を有する形で)、操作部20側でデータを受けて、本体10にデータ引き渡すよう構成してもよく、双方に外部I/F35を設け、設定により一方で受信したり、一方が通信不能な場合に他方が受信可能に切り替えるように構成してもよい。
(操作部のハードウェア構成)
次に、操作部20のハードウェア構成について説明する。操作部20は、図3に示すように、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27と、ICカードI/F29とを備え、これらがシステムバス28を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22等に格納されたプログラムを実行することで操作部20全体の動作を制御する。通信I/F25は、例えばLAN6上のサーバ装置60と通信するためのインタフェースである。ICカードI/F29は、例えばUSBケーブル等を介してカードリーダに接続されている。なお、操作部20とカードリーダが一体的に形成されていてもよい(一つの装置として形成されていてもよい)。
操作パネル27は、タッチセンサを備えた液晶表示装置(LCD)で構成される。操作パネル27は、後述する保険証の画像、文字情報(テキスト)、及び、受信申込書等を表示する。また、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けると共に、患者又はオペレータにより修正された保険証のテキストを表示する。なお、操作パネル27は、タッチセンサを備えた有機EL表示装置で構成してもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部又は発光部等の表示部を設けてもよい。
また、実施の形態の例では、機能の独立性を保つために、本体10側のOS(Operating System)と操作部20側のOSとは、互いに異なる。つまり、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体10側のOSとしてLinux(登録商標)等を用い、操作部20側のOSとしてAndroid(登録商標)等を用いることも可能である。
本体10及び操作部20を、別々のオペレーティングシステムで動作させることで、本体10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受け付けた入力(ユーザからの指示内容)を本体10へ伝達する動作(コマンド通信)及び本体10が操作部20へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部20が本体10へコマンド通信を行うことにより、本体10の機能を使用することができる。また、本体10から操作部20に通知するイベントには、本体10における動作の実行状況、本体10側で設定された内容等が挙げられる。
また、実施の形態の例では、操作部20に対する電力供給は、本体10から通信路30を経由して行われる。これにより、操作部20の電源制御を、本体10の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
なお、この例では、本体10と操作部20は、通信路30を介して電気的かつ物理的に接続されているが、上述のように本体10から操作部20を取り外すこともできる。この場合、本体10及び操作部20に、例えば赤外線通信部、RF通信部、Bluetooth(登録商標)通信部等の近距離無線通信部を設ける。RFは、「Radio Frequency」の略記である。または、本体10及び操作部20に、Wi−Fi(登録商標)等の無線LAN通信機能を設け、無線LANアクセスポイント及びLAN6を介して相互に通信可能としてもよい。本体10から操作部20を取り外し可能である場合、操作部20は、通信路30を介して本体10から供給された電力を二次電池に蓄電しておき、本体10から取り外されたときに、二次電池に蓄電された電力で動作して本体10と通信を行う。
(受付プログラムに基づく機能)
次に、図4に、本体10のCPU11が、HDD14に記憶されている受付プログラムを実行することで実現される各機能の機能ブロック図を示す。この図4に示すように、CPU11は、受付プログラムを実行することで取得部61、テキスト生成部62、検索部63、差異検出部64、表示制御部65、修正処理部66、DB制御部67、申込書作成部68、及び、出力制御部69として機能する。
取得部61は、スキャナ機能を用いて患者の保険証を読み取り、保険証の画像を取得する。または、取得部61は、患者のスマートフォン又はデジタルカメラ装置等の携帯端末装置から入力された保険証の画像情報を取得する。テキスト生成部62は、光学文字認識処理(OCR処理)により、取得した保険証の画像中の文字を認識し、コンピュータ装置で編集可能な形式(文字コードの列:テキストデータ)に変換することで、保険証のテキストデータ(第1のテキストデータの一例)を生成する。検索部63は、保険証のテキストデータに基づいて、保険証サーバ装置2を参照することで、同一患者の過去に登録された保険証のデータ(第2のテキストデータの一例)を検索する。
差異検出部64は、テキスト生成部62で生成された保険証のテキストデータと、同一患者の過去に登録された保険証のテキストデータとを比較することで、両者の差異となるテキストデータ(修正対象テキストデータの一例)を検出する。表示制御部65は、取得した保険証の画像及びテキストデータを並べて操作パネル27に表示する。また、表示制御部65は、取得した保険証の画像のうち、差異検出部64で検出された差異となるテキストデータに対応する箇所(領域)を、例えば赤線の枠で囲む等の、装飾した表示処理又は視認性を高める処理を行う。また、これと共に、表示制御部65は、差異検出部64で検出された差異となるテキストデータを、装飾した表示処理を行い、操作パネル27に表示する。
修正処理部66は、患者又はオペレータにより操作パネル27を介して行われる修正操作に応じて、差異検出部64で検出された差異となるテキストデータの修正を行う。DB制御部67は、記憶制御部の一例であり、修正処理が完了したテキストデータ及び保険証の画像を、保険証サーバ装置2の保険証DB40及び電子カルテサーバ装置3の電子カルテDB41に記憶する。申込書作成部68は、作成部の一例であり、保険証のテキストデータを受診申込書のフォームに入力すると共に、血圧計8からの血圧値、脈拍数及び体温計9からの体温を、受診申込書のフォームに入力する。また、申込書作成部68は、患者により操作パネル27を介して入力された問診に対する回答等を受診申込書のフォームに入力する。出力制御部69は、完成した受診申込書を、プリント出力すると共に、医師用PC4にデータ出力する。
このような取得部61〜出力制御部69は、一部又は全部をIC(Integrated Circuit)等のハードウェアで実現してもよい。また、受付プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)などのコンピュータ装置で読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。また、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク(登録商標)、半導体メモリなどのコンピュータ装置で読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。また、受付プログラムは、インターネット等のネットワーク経由でインストールするかたちで提供してもよい。また、受付プログラムは、機器内のROM等に予め組み込んで提供してもよい。
(受診申込書の作成動作)
次に、図5〜図7のフローチャートを用いて、受付プログラムに基づく受診申込書の作成動作の流れを説明する。このうち、図5のフローチャート及び図6のフローチャートは、一連の処理の流れを示しており、図7のフローチャートは、図5のフローチャートのステップS4でNoを判別された際のサブルーチンの処理の流れを示している。
まず、病院に着いた患者は、エントランスホールの受付領域に移動する。受け付け領域には、一つ又は複数の入力装置1が設けられている。患者は、所望の入力装置1の設置場所に移動し、MFP7を操作することで、自分の保険証の読み取り操作を行う。これにより、図5のフローチャートが開始となり、ステップS1から処理が開始される。ステップS1では、取得部61が、スキャナ機能で読み取られた患者の保険証の画像データを取得する。
図8は、現在の日本国で発行されている各種保険証を示している。図8の(a)の符号を付した図の保険証は、カード型の国民健康保険証である。このカード型の国民健康保険証は、縦5.4センチ、横8.6センチで、クレジットカード又はキャッシュカードと同じ大きさとなっている。また、プラスチック(PET:Polyethylene terephthalate)部材で形成されている。図8の(b)の符号を付した図の保険証は、紙型の社会保険の被保険者証である。また、図8の(c)の符号を付した図の保険証は、社会保険のカード型の被保険者証である。この社会保険のカード型の被保険者証も、カード型の国民健康保険証と同様に、縦5.4センチ、横8.6センチの大きさで、プラスチック部材で形成されている。また、図8の(d)の符号を付した図の保険証は、紙型の国民健康保険の被保険者証である。なお、説明の都合上、本実施の形態における典型例として保険証を挙げ、本発明の出願日時点に保険証の様式を例に便宜上、説明していくが、読み取る対象物や様式など、これに限られるものではない。
患者は、このような保険証の、名前、生年月日、性別等が記載されている面(表面)を、MFP7のスキャナ機能を起動して読み取り操作する。取得部61は、スキャナ機能で読み取られた患者の保険証の画像データを取得する。
なお、この例では、MFP7のスキャナ機能を介して保険証の画像データを取得することとした。しかし、患者がスマートフォンのカメラ機能又はデジタルカメラ装置を用いて撮像した保険証のデータを、データライン入力で取得してもよい。または、MFP7に設けられたカメラ機能により、患者がスマートフォン又はデジタルカメラ装置に表示した保険証の画像を撮像し、保険証の画像データを取得してもよい。この他、患者の保険証の画像が取得できる手法であれば、どのような手法を用いて取得してもよい。
次に、ステップS2では、テキスト生成部62が、光学文字認識処理(OCR処理)により、取得した保険証の画像中の文字を認識し、コンピュータ装置で編集可能な形式(文字コードの列:テキストデータ)に変換することで、保険証のテキストデータを生成する。また、当該処理では、読み取った文字が保険証のどの位置に記載されているかの位置(座標)情報も取得することができ、当該位置情報は後述する「操作パネル上で表示される保険証画像に装飾を施す処理」を行う際に利用されうる。ステップS3では、検索部63が、生成されたテキストデータに基づいて保険証サーバ装置2の保険証DB40を参照することで、同一患者が過去に診療を受けた際に提示した保険証のテキストデータを検索する。
ここで、検索部63は、このような過去の保険証のテキストデータを検索する場合、まず、名前、生年月日、性別の各テキストデータと完全に一致するテキストデータを、保険証サーバ装置2の保険証DB40から検索する。名前、生年月日、性別の各テキストデータが完全に一致するということは、同一患者が過去に来院した際に提示した保険証の保険証データであることを意味する。このため、検索部63は、名前、生年月日、性別の各テキストデータと完全に一致するテキストデータを含む保険証データを、同一患者が過去に来院した際に提示した保険証の保険証データとみなし、保険証DB40から取得する。
なお、名前、生年月日、性別が完全に一致する複数名のテキストデータが検索される場合も考えられる。その場合、検索部63は、表示制御部65を介して操作パネル27に、患者の居住区の地区コードの入力を要求し、患者は、それに対し、操作パネル27を操作し、自分の居住区の地区コードを入力するなどの方法を取り得る。そうすると、検索部63は、患者により入力された地区コードを取得し、入力された地区コードに該当する保険証データを、保険証DB40から取得するということになる。
また、名前、生年月日、性別の各テキストデータと完全に一致するテキストデータが、保険証DB40から検索できない場合、検索部63は、図7のフローチャートのステップS21に処理を進める。この場合の詳しい動作は、図7のフローチャートを用いて後述する。
次に、図5のフローチャートのステップS5では、差異検出部64が、患者の現在の保険証のテキストデータ(ステップS2で生成されたテキストデータ)と、保険証DB40から取得した患者の過去の保険証のテキストデータとを比較する。そして、差異検出部64は、両者の差異を検出する。
具体的には、保険証DB40には、保険証のテキストデータとして、図9の(a)の符号を付した図に示すカード型又は紙型等の、保険証のタイプを示すテキストデータが記憶されている。また、保険証DB40には、保険証のテキストデータとして、図9の(b)の符号を付した図に示す国民健康保険(国保)、社会保険、労災保険(労災)、自動車損害賠償責任保険(自賠責)、保険外で、全額自己負担で支払いを行ったことを示す自費等の、保険証の種類を示すテキストデータが記憶されている。
また、保険証DB40には、国民保険(国保)及び社会保険(社保)の共通項目として、図9の(c)の符号を付した図に示す保険証の記号、番号、氏名、生年月日、性別、住所、資格取得年月日、交付年月日の各項目のテキストデータが記憶されている。また、保険証DB40には、患者から提示された保険証が国民保険(国保)の場合に記憶されるテキストデータとして、図9の(c)の符号を付した図に示す有効期限及び保険者名称の各テキストデータが記憶されている。また、保険証DB40には、患者から提示された保険証が社会保険(社保)の場合に記憶されるテキストデータとして、図9の(c)の符号を付した図に示す資格取得年月日、事業所所在地、事業所名称、保険者番号、保険者名称、保険者所在地、及び、電話番号の各テキストデータが記憶されている。
差異検出部64は、患者の現在の保険証のテキストデータ及び保険証DB40から取得した患者の過去の保険証のテキストデータにおける、保険証のタイプ(図9(a))、種類(図9(b))、及び、保険証の種類に応じた各項目(図9(c))をそれぞれ比較する。そして、差異検出部64は、両者の差異を検出する。
次に、表示制御部65は、ステップS6において、ステップS1で取得した現在の保険証の画像、ステップS2で生成したテキストを表示パネル27に表示する。また、表示制御部65は、保険証DB40から前回の受信日、及び、前回の保険証確認日が検索できた場合は、前回の受信日及び前回の保険証確認日を、操作パネル27に表示する。前回の受信日及び前回の保険証確認日は、再来の患者の場合(初診の患者以外の患者)、保険証DB40から検索可能である。また、表示制御部65は、表示されたテキストデータの修正を指示するための修正ボタン(図10の符号52)、修正完了を示す確認ボタン(図10の符号51)、及び、オペレータを呼び出すためのヘルプボタン(図10の符号53)を操作パネル27に表示する。
また、表示制御部65は、ステップS7において、操作パネル27に表示した保険証の画像における、患者の現在の保険証のテキストデータ及び保険証DB40から取得した患者の過去の保険証のテキストデータの差異に対応する領域に、装飾した処理を施す。
さらに、表示制御部65は、ステップS8において、操作パネル27に表示したテキストデータのうち、患者の現在の保険証のテキストデータ及び保険証DB40から取得した患者の過去の保険証のテキストデータの差異となるテキストデータに対して、装飾した処理を施す。なお、この例では、保険証の画像及びテキストデータの両方に対して、装飾した処理を施すこととしたが、いずれか一方に装飾した処理を施してもよい。
図10に、操作パネル27に表示される保険証の画像及びテキスト等の表示例を示す。あくまでも一例ではあるが、表示制御部65は、この図10に示すように、操作パネル27の全体の領域のうち、左上半分程度の領域に保険証の画像を表示する。また、表示制御部65は、操作パネル27の全体の領域のうち、左下半分程度の領域に、保険証から読み取られた保険の資格取得日、保険証の交付年月日及び保険証の有効期限のテキストデータを表示する。また、表示制御部65は、有効期限のテキストデータの表示領域の下の領域に、確認ボタン51、修正ボタン52及びヘルプボタン53のソフトウェアキーを表示する。
また、表示制御部65は、操作パネル27の全体の領域のうち、右上半分程度の領域に保険証から読み取られた氏名、生年月日、性別、住所、保険証の記号、保険証の番号のテキストデータを表示する。また、表示制御部65は、操作パネル27の全体の領域のうち、右下半分程度の領域に保険証DB40から検索された前回受信日及び前回保険証確認日のテキストデータを表示する。
さらに、表示制御部65は、患者の現在の保険証のテキストデータ及び保険証DB40から取得した患者の過去の保険証のテキストデータの差異として、例えば保険証の記号及び有効期限に差異が検出された場合、操作パネル27に表示した保険証の画像のうち、保険証の記号及び有効期限の表示領域を、例えば赤色の線の枠で囲む等の装飾した処理を行う(ステップS7)。なお、赤色の線の枠で囲む表示処理は一例であり、例えば円又は多角形等の他の形状の枠で囲んでもよいし、枠の線の色も、緑、水色等の他の色を用いてもよい。すなわち、患者又はオペレータ等に対して、上述の両者の差異であることを認識させることが可能な表示処理であれば、どのような表示処理でもよい。
また、表示制御部65は、保険証の画像と共に操作パネル27に表示したテキストデータのうち、上述の差異となる記号及び有効期限の各テキストデータを、背景が赤色で白抜きの文字とする等の装飾した表示処理を行う(ステップS8)。なお、赤色の背景で白抜きの文字とする表示処理は一例であり、例えば白色の背景で赤色の文字とする等の他の表示形態でもよい。すなわち、患者又はオペレータ等に対して、上述の両者の差異であることを認識させることが可能な表示処理であれば、どのような表示処理でもよい。
次に、患者は、このように操作パネル27に表示される保険証の画像及びテキストと、自分の保険証を見比べることで、生年月日、保険証の記号等の表示内容の確認を行う。特に、図10の例の場合、上述の装飾した処理により、前回の診療時に提示した保険証に対して、記号及び有効期限が異なることが指摘されている。このため、患者は、差異が指摘されたテキストデータの正否を重点的に確認する。
患者は、テキストデータの修正を行う場合、修正を行うテキストデータの表示領域を接触操作した後に、修正ボタン52を接触操作する。また、表示されているテキストデータが全て正しい場合、および、全て正しいテキストデータに修正された場合は、確認ボタン51を接触操作する。また、自分で修正困難な場合は、ヘルプボタン53を接触操作することでオペレータの呼び出しを行う。
図6のフローチャートのステップS9では、修正処理部66が、修正ボタン52の接触操作の有無を判別する。修正ボタン52の接触操作が検出された場合(ステップS9:Yes)、処理がステップS10に進み、修正ボタン52の接触操作が検出されない場合(ステップS9:No)、処理がステップS19に進む。すなわち、患者は、テキストデータの修正を行う場合、上述のように、修正を行うテキストデータの表示領域を接触操作した後に、修正ボタン52を接触操作する。例えば、図10において、差異が指摘されている記号を修正する場合、患者は、記号のテキストデータの表示領域を接触操作する。
修正処理部66は、接触操作された表示領域に対応する項目の修正が行われると認識し、文字、記号、数字等の入力用のキーボードの画像を操作パネル27に表示制御する。修正処理部66は、ステップS10において、患者により接触操作されたキーボード上の領域に対応する文字を、接触操作された表示領域に対応する項目の文字として入力処理する。これにより、所望の項目のテキストデータが修正される。
ただし、修正処理部は、生年月日及び性別の修正(更新)は、拒否する(図9(c)参照)。これは、「生年月日及び性別は、生涯変わることは無い」との考え方に基づくものである。なお、オペレータ等が特別な権限により、生年月日又は性別を修正可能としてもよい。
次に、患者は、所望の項目のテキストデータの修正が完了すると、確認ボタン51を接触操作する。DB制御部67は、ステップS11において、確認ボタン51の接触操作の有無を監視している。確認ボタン51の接触操作が検出された場合(ステップS11:Yes)、DB制御部67は、ステップS12において、修正済みのテキストデータ及び保険証の画像の画像データを、保険証サーバ装置2及び電子カルテサーバ装置3に送信することで、保険証DB40及び電子カルテDB41にそれぞれ記憶制御する。
これに対して、ステップS11において、確認ボタン51の接触操作が検出されない場合(ステップS11:No)、処理はステップS19に進む。ステップS19では、修正処理部66が、ヘルプボタン53の接触操作の有無を検出する。ヘルプボタン53の接触操作が検出されない場合(ステップS19:No)、修正処理部66は、ステップS11に処理を戻し、確認ボタン51の接触操作の有無の検出を再度実行する。
ステップS19において、ヘルプボタン53の接触操作を検出すると(ステップS19:Yes)、修正処理部66は、ステップS20において、図1に示すオペレータ用PC5と通信を行い、オペレータの呼び出しを行う。オペレータは、オペレータ用PC5を介してMFP7を遠隔操作することで、患者に指示された項目の修正を行う。または、オペレータは、患者が操作しているMFP7の場所まで移動し、操作パネル27を操作して、患者に指示された項目の修正を行う。修正処理部66は、ステップS20において、オペレータにより修正された項目の入力処理を行う。これにより、所望の項目のテキストデータが、オペレータにより修正される。
オペレータの修正が完了すると、処理がステップS11に戻り、患者又はオペレータによる確認ボタン51の接触操作の有無が検出される。そして、確認ボタン51の接触操作が検出された場合(ステップS11:Yes)、DB制御部67は、ステップS12において、上述のように修正済みのテキストデータを、保険証サーバ装置2及び電子カルテサーバ装置3に送信することで、保険証DB40及び電子カルテDB41にそれぞれ記憶制御する。
次に、表示制御部65は、確認ボタン51の接触操作を検出すると、ステップS13において、例えば「血圧及び体温を測定してください」等の、血圧及び体温の測定を患者に指示するメッセージを、操作パネル27に表示制御する。患者は、このメッセージに従い、図2に示す血圧計8で血圧を測定し、体温計9で体温を測定する。取得部61は、ステップS13において、血圧計8で測定された患者の血圧値、脈拍数、及び、体温計9で測定された患者の体温を取得する。
次に、申込書作成部68は、ステップS14において、患者の保険証のテキストデータ、患者の血圧値、脈拍数及び体温を入力した受診申込書を作成し、操作パネル27に表示する。また、申込書作成部68は、キーボードを操作パネル27に表示する。図11に、受診申込書の一例を示す。図11の例において、上1/3程度の領域が保険証のテキストデータの入力領域となっており、残る2/3程度の領域が、患者に対する問診の領域となっている。申込書作成部68は、ステップS14において、保険証のテキストデータの入力領域に、テキストデータを自動的に入力処理する。また、申込書作成部68は、ステップS14において、患者がキーボードを操作することで入力される問診に対する回答、取得した血圧値及び体温等を問診の領域に自動的に入力処理する。
患者は、問診に対する回答が終了した際に、例えば確認ボタンを接触操作する等の、問診に対する回答が終了したことを示す操作を行う。DB制御部67、申込書作成部68及び出力制御部69は、ステップS16において、問診に対する回答が終了したことを示す操作の有無を監視する。
申込書作成部68は、問診に対する回答が終了したことを示す操作を検出すると、問診に対する患者の回答に対応する、病院内の診療場所を検出する。すなわち、実施の形態の診療受付システムの場合、問診の回答パターン(例えば、「年齢2才、回答1:昨日、回答2:熱がある、・・・」等々の組み合わせごとにパターンをデータベースに記憶しておくことで“パターン1”と判断するなど)と、病院内の診療場所とを関連付けて記憶したデータベースを有している。申込書作成部68は、問診に対する回答パターンに基づいて、データベースを参照することで、患者の病状に対応する診療場所を検出する(先の例で言えば、“パターン1”との回答パターンとなった場合に、各パターンに対応付いた対応表などがデータベースに記憶されており、“パターン1”は「診療場所:小児科」と検出できる)。そして、例えば図12に示すように現在地及び患者に病状に対応する診療場所を示した院内案内図を作成する(さらに、「診療場所:小児科」にはテンプレートが用意され、「小児科を受診して下さい」というテキストデータと院内案内図に対する位置情報(座標)の「→」なども対応付いて記憶されていることで院内案内図に重畳的に出力することができる)。図12に示す院内案内図の例は、7階建ての病院であり、患者は、現在、1階のエントランスホールに位置し、2階の小児科での受診を促す表示がされた院内案内図となっている。なお、病院受付での問い合わせ時に、院内の廊下に貼られた色テープ等の色に沿って経路・順路を案内する病院等であれば、例えば「緑色のテープに沿って進んで下さい」等のテンプレートを作成してもよい。また、院内案内図のデータ上、印字する順路に沿った座標のデータを保持しておくことによって、上記の例で言えば、院内案内図における1階エントランスホールの受付から2階小児科への順路を各座標を緑色の罫線で結び、院内案内図に表示して印刷するようにしてもよい。
DB制御部67は、問診に対する回答が終了したことを示す操作を検出すると、申込書作成部68で作成された図11に示す受診申込書のデータを電子カルテサーバ装置3に送信し、電子カルテDB41に記憶制御する。電子カルテDB41に記憶された受診申込書は、図1に示す医師用PC4を介して、医師により取得され、治療の参考とされうる。
出力制御部69は、問診に対する回答が終了したことを示す操作を検出すると、ステップS18において、例えば図11に示した受診申込書を表面に、図12に示す院内案内図を裏面に印刷するように、プリンタ機能を制御し、排紙口を介して排紙する。この受診申込書は、患者が回答した内容を含んでいるため、医師の診断を受ける前に、自分が回答した内容を確認することができるので、例えば、回答内容の修正・容態変化があった場合に、医師の診断時に的確に修正・容態変化を伝えることができる。また、患者は、排紙された用紙の裏面に印刷された院内案内図を見ることで、自分の病状に対応する診療場所を認識し移動して診療を受けることができる。なお、この例では、受診申込書を表面に、院内案内図を裏面に印刷することとしたが、受診申込書及び院内案内図を、別々の用紙に印刷して出力してもよい。また、受診申込書及び院内案内図を、同じ面に印刷して出力してもよい。
また、ステップS14の段階で、出力制御部69が申込書作成部68により作成された受診申込書及び図12に示して院内案内図を用紙に印刷して出力し、患者が、手書きで、受診申込書に記入してもよい。この場合、患者は、受診申込書への記入が完了した後、院内案内図を見て、自分の症状に対応する診療場所を自分で判断して移動することができる。
さらに、この例では、受診申込書及び院内案内図を印刷した用紙を患者に提供することとしたが、受診申込書及び院内案内図の各データを、患者のスマートフォン等の携帯端末装置に送信し、患者は、携帯端末装置の画面を介して、院内案内図等を確認してもよい。この場合、プリンタ機能及び用紙を不要とすることができる。
一方、図5のフローチャートのステップS4において、患者が初診等により、保険証DB40に過去の保険証データが存在しない場合、処理がステップS4から図7のステップS21に進む。ステップS21では、表示制御部65が、図10に示したように、操作パネル27に対して保険証の画像を表示すると共に、保険証のテキストデータを表示する。そして、表示制御部65は、保険証のテキストデータを、全て、例えば赤色の背景で白抜きの文字とする等の、装飾した理を行い表示することもできる。これは、初診等であるため、患者に保険証の全ての項目を確認される意図である。
修正する項目が存在する場合、患者は、上述のように操作パネル27に表示されるキーボードを操作して、所望の項目を修正操作する。修正処理部66は、ステップS22において、患者により指定された項目を修正処理する。
次に、患者は、所望の項目のテキストデータの修正が完了すると、確認ボタン51を接触操作する。DB制御部67は、ステップS23において、確認ボタン51の接触操作の有無を監視している。確認ボタン51の接触操作が検出された場合、DB制御部67は、修正済みのテキストデータを、保険証サーバ装置2及び電子カルテサーバ装置3に送信することで、保険証DB40及び電子カルテDB41にそれぞれ記憶制御する。
これに対して、ステップS23において、確認ボタン51の接触操作が検出されない場合(ステップS23:No)、処理はステップS26に進む。ステップS26では、修正処理部66が、ヘルプボタン53の接触操作の有無を検出する。ヘルプボタン53の接触操作が検出されない場合(ステップS26:No)、修正処理部66は、ステップS23に処理を戻し、確認ボタン51の接触操作の有無の検出を再度実行する。
ステップS26において、ヘルプボタン53の接触操作を検出すると(ステップS26:Yes)、修正処理部66は、ステップS27において、図1に示すオペレータ用PC5と通信を行い、オペレータの呼び出しを行う。オペレータは、オペレータ用PC5を介してMFP7を遠隔操作することで、患者に指示された項目の修正を行う。または、オペレータは、患者が操作しているMFP7の場所まで移動し、操作パネル27を操作して、患者に指示された項目の修正を行う。修正処理部66は、ステップS27において、オペレータにより修正された項目の入力処理を行う。これにより、所望の項目のテキストデータが、オペレータにより修正される。
オペレータの修正が完了すると、処理がステップS23に戻り、患者又はオペレータによる確認ボタン51の接触操作の有無が検出される。確認ボタン51の接触操作が検出されると、表示制御部65は、操作パネル27に対して、例えば「過去に当院で受診したことはありますか? はい いいえ」等の、過去の受診の有無を問うメッセージを表示する。患者により、過去の受診が無い旨の回答が得られた場合(ステップS24:No)、出力制御部69は、ステップS25において、診察券を発行するように、図1に示す診察券発行機42を出力制御する。これにより、初診の患者に対して、診察券が発行される。診察券の発行後は、図6のフローチャートのステップS12に処理が進み、DB制御部67が、修正済みのテキストデータを、保険証サーバ装置2及び電子カルテサーバ装置3に送信することで、保険証DB40及び電子カルテDB41にそれぞれ記憶制御する。
これに対して、過去の受診の有無を問うメッセージに対して、患者により、過去に受診した旨の回答が得られた場合(ステップS24:Yes)、処理がステップS28に進む。過去に受診した旨の回答がされたということは、OCR処理による保険証の読み取りミス、あるいは、患者が婚姻等により姓(苗字)が変わったこと等が考えられる。また、過去に受診した旨の回答がされたということは、保険証DB40には、過去に受診した際に作成された古い保険証データが記憶されており、新たに作成する保険証データに更新又は関連付けることが好ましい。同様に、電子カルテDB41には、過去に受診した際に作成された古い電子カルテ(診療履歴及び投薬履歴)が記憶されており、新たに作成する電子カルテと関連付けることが好ましい。
このため、表示制御部65は、ステップS28に処理を進めると、例えば「過去に受診した際の患者コードを入力してください」等の、患者コードの入力を促すメッセージを操作パネル27に表示する。そして、DB制御部67は、ステップS28において、患者コードの入力の有無を検出する。患者コードが入力された場合(ステップS28:Yes)、DB制御部67は、ステップS30において、入力された患者コードの関連付けされて記憶されている保険証データあるいは電子カルテを、保険証DB40あるいは電子カルテDB41から検索する。そして、DB制御部67は、図6のフローチャートのステップS12において、古い保険証データあるいは古い電子カルテを、新たな保険証データ及び新たな電子カルテに関連付けて、保険証DB40あるいは電子カルテDB41に記憶制御する。
これに対して、患者コードが入力されない場合(ステップS28:No)、表示制御部65は、例えば「婚姻等により、姓(苗字)が変更した場合は、旧姓を入力してください」等の、旧姓の入力を促すメッセージを操作パネル27に表示する。そして、表示制御部65は、ステップS29において、旧姓の入力の有無を判別することで、婚姻による姓の変更であるか否かを判別する。婚姻による姓の変更であると判別した場合(ステップS29:Yes)、DB制御部67は、ステップS30において、患者により入力された旧姓に基づいて保険証DB40及び電子カルテDB41を参照することで、旧姓に対応する保険証データ及び電子カルテを検索する。そして、DB制御部67は、図6のフローチャートのステップS12において、古い保険証データや古い電子カルテを、新たな保険証データや新たな電子カルテに関連付けて、保険証DB40及び電子カルテDB41に記憶制御する。
なお、患者コードが入力されず(ステップS28:No)、かつ、旧姓の入力も無い場合(ステップS29:No)は、何らかの不具合が生じているとして処理がステップS27に進み、オペレータによる保険証データの修正が行われる。
(実施の形態の効果)
現在、全国に多数の病院及び診療所が存在するが、医師及び看護婦が不足しているのに対し、高齢化に伴い患者数は増えているのが現状である。また、診療報酬も抑制されており、労働に見合った診療報酬を得られていない病院も多い。このようなことから、例えば患者の受付、一般的な問診、過去の診療カルテの検索、及び、病状に合った診療場所への案内等の、医師の診療以外の業務は、診療報酬が得られる業務ではないことから、改善費用を掛ける訳にはいかず、看護婦等により、いわば手作業で行われている。
また、近い将来、診察した病院、病状、投薬の履歴等の「治療に関する情報」を病院、診療所、介護人等の関係者の間で共有することが義務化されつつある。このため、「治療に関する情報」を関係者の間で共有可能なシステムを構築する必要がある。
実施の形態の診療受付システムは、患者の保険証の画像を取得すると共に、保険証の画像をOCR処理することで、保険証のテキストデータを生成する。また、テキストデータに基づいて、保険証DB40を参照することで、現在の保険証データと、過去の保険証データとの差異を検出する。そして、保険証の画像及びテキストデータを表示すると共に、現在の保険証データと、過去の保険証データとの差異に対しては、装飾した処理を施して表示する。具体的には、保険証の画像に対しては、差異となるテキストが記載された領域を、枠等で囲んで目立つように表示する。また、差異となるテキストデータは、文字色等を変更して、目立つように表示する。
患者又はオペレータにより、差異となるテキストデータが修正されると、修正されたテキストデータ及び保険証の画像の画像データを、保険証DB40及び電子カルテDB41に記憶する。また、保険証のテキストデータを入力した受診申込書を作成して操作パネル27に表示し、患者に問診を行う。そして、問診に対する患者の回答を入力した受診申込書を作成すると共に、問診に対する回答から判断される診療場所を、院内案内図に明示して患者に提供する。患者は、院内案内図に明示された診療場所に移動して治療を受ける。また、医師は、医師用PC4を介して、電子カルテサーバ装置3の電子カルテDB41から患者の受診申込書を取得し、治療に用いる。
これにより、これまで多くを病院側従事者(看護婦など)が行ってきており、病院の来訪者(患者など)に対する診療や処方前の各種手続き(例えば保険証のコピー、問診票記載提出など)や操作(保険証変更内容の確認など)といった一定の作業を患者など病院の来訪者が自力で行えることを支援する本システムによれば、看護婦及び医師は、主となる業務以外の業務となる受付業務から解放され、様々な病院業務の中で、主となる業務であるレセプト処理や会計、次回予約の受付などといった業務や患者の治療に専念することができる。また、看護婦、リハビリ療養士等を適正に配置することができるため、人件費の削減、及び、病院としての機能を高めることができ、病院としての機能に対する医療報酬を得ることができる。このため、収益の向上を図ることができる。また、保険証DB40及び電子カルテDB41に保険証のテキストデータ及び受診申込書等を記憶しておくことで、将来的に義務化される、診察した病院、病状、投薬の履歴等の「治療に関する情報」を病院、診療所、介護人等の関係者の間で共有可能とすることができる。
最後に、上述の各実施の形態は、一例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な各実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことも可能である。
例えば、上述の実施の形態の説明では、医療診療の受付業務に本発明を適用したが、会計業務、薬局の窓口業務等の他の業務に適用してもよい。また、医療業務以外の業務であっても、マイナンバーカード、保険証、免許証、会員カード、クレジットカード等に基づいて、受付を行う業務であれば、どのような業務に本発明を適用してもよい。
また、各実施の形態及び各実施の形態の変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 入力装置
2 保険証サーバ装置
3 電子カルテサーバ装置
4 医師用パーソナルコンピュータ装置
5 オペレータ用パーソナルコンピュータ装置
6 ローカルエリアネットワーク(LAN)
7 複合機(MFP)
8 血圧計
9 体温計
10 本体
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 HDD
15 通信I/F
16 接続I/F
17 エンジン
18 バスライン
19 FAXモデム
20 操作部
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 フラッシュメモリ
25 通信I/F
26 接続I/F
27 操作パネル
28 バスライン
29 ICカードI/F
30 通信路
35 外部I/F
40 保険証データベース
41 電子カルテサーバ装置
42 診察券発行機
51 確認ボタン
52 修正ボタン
53 ヘルプボタン
61 取得部
62 テキスト生成部
63 検索部
64 差異検出部
65 表示制御部
66 修正処理部
67 DB制御部
68 申込書作成部
69 出力制御部
特開2008−234109号公報

Claims (13)

  1. 読み取り対象物の画像を取得する取得部と、
    取得した前記画像からテキストデータである第1のテキストデータを生成するテキスト生成部と、
    読み取り対象物の過去に生成されたテキストデータである第2のテキストデータが記憶されている記憶部から、前記テキスト生成部で生成された前記第1のテキストデータに対応する前記第2のテキストデータを検索する検索部と、
    前記テキスト生成部で生成された前記第1のテキストデータと、前記記憶部から検索された前記第2のテキストデータとの差異となるテキストデータである修正対象テキストデータを検出する差異検出部と、
    前記読み取り対象物の画像及び前記第1のテキストデータを表示部に表示し、表示した前記第1のテキストデータのうち、前記差異に相当する前記修正対象テキストデータに、装飾した処理を施して表示する表示制御部と、
    修正操作に応じて、前記修正対象テキストデータを修正処理する修正処理部と、
    修正処理された前記修正対象テキストデータを含む前記第1のテキストデータを前記記憶部に記憶制御する記憶制御部と、
    前記表示部に表示されている少なくとも前記第1のテキストデータを入力した出力物の出力データを作成する作成部と、
    前記出力データを出力する出力制御部と
    を有する機器。
  2. 前記表示制御部は、前記第1のテキストデータ内の前記修正対象テキストデータ及び前記修正対象テキストデータに対応する前記読み取り対象物の画像上の領域に対して、装飾した処理を施すこと
    を特徴とする請求項1に記載の機器。
  3. 前記記憶制御部は、関係者間で共有されるデータが記憶される共有記憶部にも、前記出力データを記憶制御すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の機器。
  4. 前記作成部は、前記出力データとして、所定の項目の入力欄を備えた書類の書類データを作成し、前記入力欄に対して、入力操作に応じた入力事項の入力処理を行うと共に、前記入力欄の入力事項に基づいて判断される行先を示す地図データを作成し、
    前記出力制御部は、前記地図データを含めた前記書類データを出力すること
    を特徴とする請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の機器。
  5. 前記出力制御部は、前記書類データの印刷制御を行うこと
    を特徴とする請求項4に記載の機器。
  6. コンピュータを、
    読み取り対象物の画像を取得する取得部と、
    取得した前記画像からテキストデータである第1のテキストデータを生成するテキスト生成部と、
    読み取り対象物の過去に生成された過去テキストデータである第2のテキストデータが記憶されている記憶部から、前記テキスト生成部で生成された前記第1のテキストデータに対応する前記第2のテキストデータを検索する検索部と、
    前記テキスト生成部で生成された前記第1のテキストデータと、前記記憶部から検索された前記第2のテキストデータとの差異となるテキストデータである修正対象テキストデータを検出する差異検出部と、
    前記読み取り対象物の画像及び前記第1のテキストデータを表示部に表示し、表示した前記第1のテキストデータのうち、前記差異に相当する前記修正対象テキストデータに、装飾した処理を施して表示する表示制御部と、
    修正操作に応じて、前記修正対象テキストデータを修正処理する修正処理部と、
    修正処理された前記修正対象テキストデータを含む前記第1のテキストデータを前記記憶部に記憶制御する記憶制御部と、
    前記表示部に表示されている少なくとも前記第1のテキストデータを入力した出力物の出力データを作成する作成部と、
    前記出力データを出力する出力制御部として機能させること
    を特徴とするプログラム。
  7. 前記表示制御部は、前記第1のテキストデータ及び前記差異に相当する前記第3のテキストデータに対応する前記読み取り対象物の画像上の領域に対して、装飾した処理を施すこと
    を特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記記憶制御部は、関係者間で共有されるデータが記憶される共有記憶部にも、前記出力データを記憶制御すること
    を特徴とする請求項6又は請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記作成部は、前記出力データとして、所定の項目の入力欄を備えた書類の書類データを作成し、前記入力欄に対して、入力操作に応じた入力事項の入力処理を行うと共に、前記入力欄の入力事項に基づいて判断される行先を示す地図データを作成し、
    前記出力制御部は、前記地図データを含めた前記書類データを出力すること
    を特徴とする請求項6から請求項8のうち、いずれか一項に記載のプログラム。
  10. 前記出力制御部は、前記書類データの印刷制御を行うこと
    を特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 取得部が、読み取り対象物の画像を取得する取得ステップと、
    テキスト生成部が、取得した前記画像からテキストデータである第1のテキストデータを生成するテキスト生成ステップと、
    検索部が、読み取り対象物の過去に生成されたテキストデータである第2のテキストデータが記憶されている記憶部から、前記テキスト生成部で生成された前記第1のテキストデータに対応する前記第2のテキストデータを検索する検索ステップと、
    差異検出部が、前記テキスト生成部で生成された前記第1のテキストデータと、前記記憶部から検索された前記第2のテキストデータとの差異となるテキストデータである修正対象テキストデータを検出する差異検出ステップと、
    表示制御部が、前記読み取り対象物の画像及び前記第1のテキストデータを表示部に表示し、表示した前記第1のテキストデータのうち、前記差異に相当する前記修正対象テキストデータに、装飾した処理を施して表示する表示制御ステップと、
    修正処理部が、修正操作に応じて、前記修正対象テキストデータを修正処理する修正処理ステップと、
    記憶制御部が、修正処理された前記修正対象テキストデータを含む前記第1のテキストデータを前記記憶部に記憶制御する記憶制御ステップと、
    作成部が、前記表示部に表示されている少なくとも前記第1のテキストデータを入力した出力物の出力データを作成する作成ステップと、
    出力制御部が、前記出力データを出力する出力制御ステップと
    を有する情報処理方法。
  12. 少なくとも機器及び記憶部を備えた第1のサーバ装置がネットワークを介して接続されたシステムであって、
    前記機器は、
    読み取り対象物の画像を取得する取得部と、
    取得した前記画像からテキストデータである第1のテキストデータを生成するテキスト生成部と、
    読み取り対象物の過去に生成されたテキストデータである第2のテキストデータが記憶されている記憶部から、前記テキスト生成部で生成された前記第1のテキストデータに対応する前記第2のテキストデータを検索する検索部と、
    前記テキスト生成部で生成された前記第1のテキストデータと、前記記憶部から検索された前記第2のテキストデータとの差異となるテキストデータである修正対象テキストデータを検出する差異検出部と、
    前記読み取り対象物の画像及び前記第1のテキストデータを表示部に表示し、表示した前記第1のテキストデータのうち、前記差異に相当する前記修正対象テキストデータに、装飾した処理を施して表示する表示制御部と、
    修正操作に応じて、前記修正対象テキストデータを修正処理する修正処理部と、
    修正処理された前記修正対象テキストデータを含む前記第1のテキストデータを前記記憶部に記憶制御する記憶制御部と、
    前記表示部に表示されている少なくとも前記第1のテキストデータを入力した出力物の出力データを作成する作成部と、
    前記出力データを出力する出力制御部と、を備えること
    を特徴とするシステム。
  13. 共有記憶部を備えた第2のサーバ装置が前記ネットワークを介してさらに接続され、
    前記機器の前記記憶制御部は、関係者間で共有されるデータが記憶される前記共有記憶部にも、前記出力データを記憶制御すること
    を特徴とする請求項12に記載のシステム。
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