JP7226875B1 - コミュニケーションシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】患者とスタッフがコミュニケーションを容易に行うことを可能とする手段を提供する。【解決手段】コミュニケーションシステム1は、医療機関に来院する患者が、所持する非接触ICカードQを、医療機関内の様々な場所に配置されているタッチ端末17のいずれかにタッチすると、非接触ICカードQからタッチ端末17が読み取った診察券番号に対応付けて管理サーバ11により記憶している患者のステイタス情報を、そのタッチ端末17の識別情報に応じて更新するとともに、そのステイタス情報をタッチ端末17により表示する。また、患者のステイタス情報は、管理サーバ11から患者が携帯する患者端末Pに送信され、患者端末Pにより表示される。【選択図】図1

Description

本発明は、医療機関の職員と患者のコニュミケーションを支援するための技術に関する。
医療機関を訪れる患者は、医療従事者(以下、スタッフ)との間で様々な情報を交換する必要がある。例えば、初診の患者は自分が初診であることを受付のスタッフに伝え、スタッフに診察券の発行を行ってもらう必要がある。また、初診の患者は、診療申込書に自分の氏名、住所、受診する診療科名、連絡先の電話番号等を記入し、記入済みの診療申込書を健康保険証(以下、保険証)とともに受付のスタッフに渡す必要がある。また、患者は診療科の窓口で自分が来たことをその診療科のスタッフに伝える必要がある。一方、診療科のスタッフは、受診の順番が回ってきた患者に対し診察室への入室を促す必要がある。また、患者は病状等によっては、複数の診療科に足を運んだり、レントゲン撮影のために撮影室に足を運んだりする必要がある。その際、スタッフは、患者に次に行うべき行動を伝える必要がある。
上記のようなスタッフと患者との間の情報交換をスムーズにするための技術が提案されている。例えば、特許文献1には、IC(Integrated Circuit)カード形式の診察券に患者の住所、氏名、保険証の番号等の情報を記憶させ、スタッフが診察券から読み取られた情報を利用する仕組みが提案されている。この仕組みによれば、患者からスタッフへの情報提供がスムーズに行われる。
特開2002-366650号公報
特許文献1に記載の仕組みによれば、患者の情報をスタッフに伝えることはできるが、スタッフが患者に対し情報を伝えることはできない。また、特許文献1に記載の仕組みによる場合、患者の氏名等の頻繁には変化しない情報をスタッフに伝えることはできるが、例えば、患者が診察科の近くに到着したことを診療科のスタッフに伝えたい場合のように、状況に応じて変化する情報をスタッフに伝えることはできない。
上記の事情に鑑み、本発明は、患者とスタッフがコミュニケーションを容易に行うことを可能とする手段を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、医療機関の設備内の患者が自由に行ける場所に配置され、近距離無線通信規格に従い前記患者が携帯する非接触ICから、前記患者を識別する患者識別情報を読み取るリーダと、前記患者に関する患者情報を前記患者識別情報に対応付けて記憶する記憶システムと、前記医療機関の設備内の前記患者が自由に行ける場所に配置され、前記リーダが前記患者識別情報を読み取った場合に、前記患者に対し、前記患者識別情報に対応付けて前記記憶システムが記憶している前記患者情報を表示する表示装置と、前記患者が携帯する通信装置から移動体通信網を介して送信される前記患者識別情報に対応付けて前記記憶システムが記憶している前記患者情報を、前記移動体通信網を介して前記通信装置に送信する送信システムとを備え、前記送信システムは、前記リーダが前記患者識別情報を読み取った場合に、前記患者識別情報に対応付けて前記記憶システムが記憶している前記患者情報を、前記移動体通信網を介して前記通信装置に送信するコミュニケーションシステムを提供する。
本発明によれば、患者は自分が携帯する非接触ICをリーダにタッチすることで、自分の携帯する通信装置を介してスタッフからの情報を得ることができ、スタッフは患者に伝えたい情報を記憶システムに記憶させることで、非接触ICをリーダにタッチした患者に対し伝えたい情報を伝えることができる。その結果、患者とスタッフはコミュニケーションが容易に行うことができる。
本発明の一実施形態にかかるコミュニケーションシステムの構成を示した図。 本発明の一実施形態にかかるコミュニケーションシステムを利用する異なる医療機関の医師の各々が使用する端末装置に表示される情報を共有するための画面を示した図。 本発明の一実施形態にかかるコミュニケーションシステムを利用する患者が使用する端末装置に表示される診察券情報を表示する画面を示した図。
[実施形態]
図1は本発明の一実施形態にかかるコミュニケーションシステム1の構成を示した図である。以下に図1に示すコミュニケーションシステム1の構成部の各々を説明する。
管理サーバ11は、コミュニケーションシステム1の中核を担うサーバであり、各種情報の記憶、それらの情報の更新や送信等を行う。管理サーバ11は、患者に関する患者情報を、その患者の診察券番号(患者を識別する患者識別情報の一例)に対応付けて記憶する記憶システムとして機能する。また、管理サーバ11は、タッチ端末17が有するリーダが非接触ICカードQから診察券番号を読み取った場合に、読み取った診察券番号に対応付けて記憶している患者情報を、患者が携帯する患者端末Pに送信する送信システムとして機能する。
なお、管理サーバ11は1つの装置で構成されてもよいし、互いに連係動作する複数の装置で構成されてもよい。
医事管理サーバ12は、医療機関Xの医事管理業務に関する情報を管理する情報処理装置である。電子カルテ管理サーバ13は、医療機関Xの電子カルテに関する情報を管理する情報処理装置である。
受付端末14は、医療機関Xの受付に配置され、受付のスタッフにより使用される情報処理装置である。
診療申込受付端末15は、医療機関Xの受付に配置され、患者に対し診療申込書のフォームを表示し、そのフォームに対する患者の情報入力を受け付ける情報処理装置である。
診療科端末16は、医療機関Xの診療科の設備内に配置され、診療科のスタッフにより使用される情報処理装置である。従って、診療科端末16は医療機関Xが備える診療科の数に応じて複数ある。また、1つの診療科に、例えば医師が使用する診療科端末16と、看護師が使用する診療科端末16のように、複数の診療科端末16があってもよい。
受付端末14、診療申込受付端末15、及び、診療科端末16の各々は、ユーザに対し情報を表示する表示装置と、ユーザによる情報の入力を受け付ける入力装置(キーボード、マウス、タッチスクリーンに内蔵されるタッチパネル等)を備える。なお、それらの装置が備える表示装置と入力装置は、本体に内蔵されていてもよいし、本体に対し有線又は無線で接続されていてもよい。
タッチ端末17は、患者が後述する非接触ICカードQを近接(以下、タッチ)した場合に、非接触ICカードQから診察券番号を読み取って管理サーバ11に送信し、その応答として管理サーバ11から送信されてくる患者に関する情報である患者情報を非接触ICカードQに書き込み、その患者情報を表示する装置である。そのため、タッチ端末17は、タッチされた非接触ICカードQから近距離無線通信規格に従い情報を読み取るリーダと、タッチされた非接触ICカードQに近距離無線通信規格に従い情報を書き込むライタと、非接触ICカードQのタッチに応じて情報を表示する表示装置とを有する。なお、タッチ端末17が備えるリーダ、ライタ、及び、表示装置は、本体に内蔵されていてもよいし、本体に対し有線又は無線で接続されていてもよい。
タッチ端末17は、医療機関Xの設備内の患者が自由に行ける様々な場所に配置されている。すなわち、タッチ端末17の数は通常、複数である。タッチ端末17はそのタッチ端末17が有するリーダを識別するリーダ識別情報により識別される。管理サーバ11は、リーダ識別情報に対応付けて、そのリーダ識別情報により識別されるタッチ端末17に関する情報であるタッチ端末情報を記憶している。タッチ端末情報には、例えば、タッチ端末17が配置されている診療科の名称、タッチ端末17が配置されている位置等が含まれる。
タッチ端末17には、診療科やレントゲン撮影室等の受付の近くのように、特定の位置に配置されたものと、通路の脇などのように、任意の位置に配置されたものがある。特定の位置に配置されたタッチ端末17は、非接触ICカードQをタッチした患者がその位置に来たことをスタッフに通知する役割を果たす点で、任意の位置に配置されたタッチ端末17と異なる。
スキャナ18は、患者が持参した保険証及び医療証を光学的に読み取る装置である。より具体的には、スキャナ18は、保険証又は医療証を光学的に撮影した画像と、当該画像から認識した文字情報を出力する。
なお、医療証とは、公費負担医療制度を利用できる患者に対し発行される書類である。本実施形態においては、例として、以下の公費負担医療制度に応じた医療証がスキャナ18により読み取り可能であるものとするが、スキャナ18が読み取り可能な医療証の種類は以下に限られない。
乳幼児医療費助成制度(マル乳)
義務教育就学児医療費助成制度(マル子)
ひとり親家庭等医療費助成制度(マル親)
心身障害者医療費助成制度(マル障)
カード発行機19は、初診の患者に対し非接触ICカードQの機能を備える診察券を発行する装置である。
スキャナ18と顔認証機能付リーダ21は、受付端末14に有線又は無線で接続されている。
画像管理サーバ20は、スキャナ18により読み取られた保険証及び医療証の画像を表す画像データと、それらの画像から認識した文字情報(保険証情報及び医療証情報)を、それらの保険証又は医療証の所持者である患者を識別する診察券番号に対応付けて記憶するデータベースサーバである。
顔認証機能付リーダ21は、患者が持参したマイナンバーカードからマイナンバーを読み取る装置である。顔認証機能付リーダ21はカメラを有し、マイナンバーカードに顔画像が記憶されている場合、患者の顔を撮影し、撮影した顔画像とマイナンバーカードから読み取った顔画像とを照合して、マイナンバーカードの所持者の本人確認を行う。また、顔認証機能付リーダ21はタッチスクリーンを有し、マイナンバーカードに顔画像が記憶されていない場合、患者に暗証番号の入力を促し、入力された暗証番号とマイナンバーカードから読み取った暗証番号とを照合して、マイナンバーカードの所持者の本人確認を行う。顔認証機能付リーダ21は、マイナンバーカードの所持者の本人確認に成功した場合に限り、マイナンバーカードから読み取ったマイナンバーを、資格情報取得端末22経由で後述する資格情報提供サーバRに送信する。
資格情報取得端末22は、顔認証機能付リーダ21が読み取ったマイナンバーを資格情報提供サーバRに送信する。そのため、顔認証機能付リーダ21と資格情報取得端末22、及び、資格情報取得端末22と資格情報提供サーバRは、有線又は無線で接続されている。なお、マイナンバー等の個人情報の外部への漏洩を防ぐため、顔認証機能付リーダ21と資格情報取得端末22の間のデータ通信と、資格情報取得端末22と資格情報提供サーバRとの間のデータ通信は、医療機関Xのスタッフにも知らされない暗号鍵により暗号化されている。
医事管理サーバ12、電子カルテ管理サーバ13、受付端末14、診療申込受付端末15、診療科端末16、タッチ端末17、画像管理サーバ20、及び、資格情報取得端末22の各々は、管理サーバ11との間で、有線又は無線により通信を行う。
なお、受付端末14、診療申込受付端末15、スキャナ18、カード発行機19、顔認証機能付リーダ21は医療機関Xの受付に配置されている。
以上が、コミュニケーションシステム1が備える構成部の説明である。
管理サーバ11は、コミュニケーションシステム1の外部の装置である患者端末P、非接触ICカードQ、外部医療機関管理サーバS、及び、決済サーバTとの間で通信を行う。また、資格情報取得端末22は、既述のように、資格情報提供サーバRとの間で通信を行う。
患者端末Pは、医療機関Xを訪れる患者が携帯する通信装置(通信機能を備えた情報処理装置)である。患者端末Pは、例えばスマートフォンであり、移動通信網を介して管理サーバ11との間で通信を行うことができる。
非接触ICカードQは、記憶している情報を近接したリーダに近距離無線通信規格に従い送信し、近接したライタから近距離無線通信規格に従い送信されてくる情報を受信し記憶する装置である。
非接触ICカードQには、患者端末Pに内蔵される形態のものと、カード発行機19から発行される診察券の形態のものがある。患者端末Pを構成するスマートフォン等が非接触ICを内蔵する場合、その非接触ICが非接触ICカードQの役割を果たす。なお、非接触ICカードQは、その形状がカード形状でなくてもよい。すなわち、「非接触ICカード」は便宜的な名称であって、その形状をカード形状に限定するものではない。
資格情報提供サーバRは、資格情報取得端末22との間で患者の氏名、住所、保険証に関する情報(保険証記号番号等、以下、保険証情報)と、患者の医療証に関する情報(受給者番号等、以下、医療証情報)とを送受信するとともに、患者の医療費の負担率等の情報、及び、公費負担医療受給者の場合は査定された限度額等の情報(以下、資格情報)を資格情報取得端末22に送信する情報処理装置である。以下、資格情報提供サーバRが資格情報取得端末22との間で送受信する保険証情報、医療証情報、及び、資格情報を、資格情報等という。資格情報取得端末22は、スキャナ18により保険証から読み取られた保険証情報、スキャナ18により医療証から読み取られた医療証情報、又は、顔認証機能付リーダ21によりマイナンバーカードから読み取られたマイナンバーを資格情報提供サーバRに送信する。資格情報提供サーバRは、管理サーバ11から送信されてくる情報に応じた資格情報等を資格情報取得端末22に送信する。資格情報取得端末22は、そのように取得した資格情報等を管理サーバ11に送信する。
なお、資格情報提供サーバRから保険証情報を含む資格情報等を取得するために用いられる顔認証機能付リーダ21及び資格情報取得端末22は、保険証情報を取得する保険証情報取得システムを構成する。
外部医療機関管理サーバSは、医療機関X(第1医療機関の一例)とは異なる医療機関Y(第2医療機関の一例)の患者情報等を管理するサーバである。
決済サーバTは、患者が医療機関Xに支払うべき料金を、クレジットカードの利用、銀行口座の残高からの引き落とし等により決済するための処理を行う情報処理装置である。
以下に、コミュニケーションシステム1の動作を説明する。医療機関Xの初診の患者(以下、患者A)は、医療機関Xの受付に行き、例えば受付のスタッフに促されて、保険証をスキャナ18に読み取らせるか、マイナンバーカードを顔認証機能付リーダ21にタッチする。
患者Aが保険証をスキャナ18に読み取らせた場合、スキャナ18は保険証の画像と保険証情報を受付端末14に引き渡す。受付端末14は、スキャナ18から受け取った保険証の画像と保険証情報を表示する。受付のスタッフは、受付端末14に表示される保険証の画像と保険証情報を照合し、保険証情報に誤りがあれば受付端末14を操作してその誤りを訂正する。照合を終えた受付のスタッフが受付端末14に対し所定の操作を行うと、受付端末14は保険証の画像と保険証情報を管理サーバ11に送信する。
なお、保険証から保険証情報を読み取るスキャナ18は、保険証情報を取得する保険証情報取得システムを構成する。
管理サーバ11は、受付のスタッフによる画像との照合を経た保険証情報を診療申込受付端末15と資格情報取得端末22に送信する
管理サーバ11から保険証情報を受信した診療申込受付端末15は、受信した保険証情報を用いて患者A用の診療申込書を生成し、生成した診療申込書を表示する。診療申込受付端末15は、保険証情報を用いて患者の診療申込書を生成する診療申込書生成装置として機能する。また、診療申込受付端末15は、診療申込書を表示し、患者による診療申込書に対する情報の入力を受け付ける診療申込受付システムを構成する。
診療申込受付端末15が表示する診療申込書には、患者Aの氏名、住所等(以下、患者基本情報)が既に入力されている。患者Aは、例えば受付のスタッフに促されて、診療申込受付端末15に表示される診療申込書に対し、不足している情報(連絡先の電話番号、受診する診療科の診療科名等、以下、患者付加情報)を入力する。診療申込受付端末15は、患者基本情報と患者Aにより入力された患者付加情報を、診療申込情報として管理サーバ11に送信する。管理サーバ11は、診療申込受付端末15から受信した診療申込情報を医事管理サーバ12に送信する。
医事管理サーバ12は、管理サーバ11から受信した診療申込情報に含まれる氏名、住所等に基づき、患者Aの情報が未登録であることを確認した後、患者Aに診察券番号を割り当て、割り当てた診察券番号に対応付けて、診療申込情報を患者Aに関する情報(以下、患者情報)として記憶する。医事管理サーバ12は、患者Aに割り当てた診察券番号を管理サーバ11に送信する。
管理サーバ11は、医事管理サーバ12から診察券番号を受信すると、受信した診察券番号を受付端末14に送信する。受付端末14は、管理サーバ11から受信した診察券番号を記憶した診察券の発行をカード発行機19に指示する。この指示に応じて、カード発行機19は診察券を発行する。患者Aは、カード発行機19から発行された診察券を受け取る。
また、管理サーバ11は、診療申込情報に含まれる診療科名に基づき、患者Aの現在のステイタスを示す情報(以下、ステイタス情報)を生成し、診察券番号に対応付けて、診療申込情報と生成したステイタス情報を患者Aに関する患者情報として記憶する。この場合、患者Aのステイタス情報は、例えば「内科(受付前)」のような情報となる。
また、管理サーバ11は、医事管理サーバ12から受信した診察券番号と、保険証の画像及び保険証情報を画像管理サーバ20に送信する。画像管理サーバ20は、管理サーバ11から受信した診察券番号に対応付けて、保険証の画像及び保険証情報を受信の日時とともに記憶する。
上記の処理と並行して、管理サーバ11から保険証情報を受信した資格情報取得端末22は、受信した保険証情報を資格情報提供サーバRに送信し、その応答として資格情報提供サーバRから送信されてくる資格情報等を受信する。資格情報取得端末22は受信した資格情報等を管理サーバ11に送信する。管理サーバ11は、資格情報取得端末22から受信した資格情報等を患者Aの診察券番号に対応付けて、患者Aの患者情報として記憶する。その際、管理サーバ11は、受付端末14から受信した保険証情報と、資格情報取得端末22から受信した保険証情報の照合を行い、それらに食い違いがあれば、それらの情報の確認を促す画面を受付端末14に表示させる。その場合、受付のスタッフは、受付端末14に表示される画面において情報の確認を行い、誤っている情報の訂正を行う。訂正された情報は管理サーバ11に記憶されるとともに、医事管理サーバ12及び画像管理サーバ20に送信されて、それらのサーバにおいても記憶される。
患者Aがマイナンバーカードを顔認証機能付リーダ21にタッチした場合、顔認証機能付リーダ21は本人確認の処理を行った後、マイナンバーカードから読み取ったマイナンバーを資格情報取得端末22に引き渡す。資格情報取得端末22はそのマイナンバーを資格情報提供サーバRに送信し、その応答として資格情報提供サーバRから送信されてくる資格情報等を受信する。資格情報取得端末22はそのように受信した資格情報等を管理サーバ11に送信する。
管理サーバ11は、マイナンバーに基づき資格情報取得端末22から送信されてきた資格情報等を受信した場合、その資格情報等に含まれる保険証情報を、スキャナ18が保険証から読み取った保険証情報と照合する。照合が失敗した場合、管理サーバ11はその旨を受付のスタッフに通知するメッセージを受付端末14に表示させる。受付のスタッフは、受付端末14に表示されるメッセージを見て、患者Aに保険証の提示を求める等の必要なやりとりを患者Aとの間で行い、情報の不整合を解消する。
管理サーバ11は、照合を終えた保険証情報を診療申込受付端末15に送信する。診療申込受付端末15は受信した保険証情報を用いて患者A用の診療申込書を生成し、生成した診療申込書を表示し、患者Aにより入力される患者付加情報を取得する。診療申込受付端末15は患者付加情報を含む診療申込情報を管理サーバ11に送信する。管理サーバ11は、診療申込受付端末15から受信した診療申込情報を医事管理サーバ12に送信し、その応答として医事管理サーバ12から送信されてくる患者Aの診察券番号を受信する。
管理サーバ11は、医事管理サーバ12から受信した診察券番号を受付端末14に送信し、受付端末14は、管理サーバ11から受信した診察券番号を記憶した診察券の発行をカード発行機19に指示し、この指示に応じてカード発行機19は診察券を発行する。患者Aは、カード発行機19から発行された診察券を受け取る。
また、管理サーバ11は、診療申込情報に含まれる診療科名に基づき患者Aのステイタス情報を生成し、診察券番号に対応付けて、診療申込情報と生成したステイタス情報を患者Aに関する患者情報として記憶する。
患者Aは医療証を持っている場合、その医療証をスキャナ18に読み取らせる。患者Aが医療証をスキャナ18に読み取らせた場合、スキャナ18は医療証の画像と医療証情報を受付端末14に引き渡す。受付端末14は、スキャナ18から受け取った医療証の画像と医療証情報を表示する。受付のスタッフは、受付端末14に表示される医療証の画像と医療証情報を照合し、医療証情報に誤りがあれば受付端末14を操作してその誤りを訂正する。照合を終えた受付のスタッフが受付端末14に対し所定の操作を行うと、受付端末14は医療証の画像と医療証情報を管理サーバ11に送信する。
管理サーバ11は、受信した医療証情報に含まれる患者基本情報を、患者Aの保険証情報に含まれる患者基本情報と照合する。照合が失敗した場合、管理サーバ11はその旨を受付のスタッフに通知するメッセージを受付端末14に表示させる。受付のスタッフは、受付端末14に表示されるメッセージを見て、患者Aに保険証の提示を求める等の必要なやりとりを患者Aとの間で行い、情報の不整合を解消する。
なお、スキャナ18は、患者の医療証を光学的に撮影した画像から医療証の文字情報を認識する読取システムを構成する。また、管理サーバ11は、保険証情報と、医療証の文字情報とを照合する照合装置を構成する。
管理サーバ11は、医療証の画像及び照合を終えた医療証情報を画像管理サーバ20に送信する。画像管理サーバ20は、患者Aの診察券番号に対応付けて、医療証の画像及び医療証情報を受信の日時とともに記憶する。
上記のように、画像管理サーバ20に蓄積されていく保険証の画像、保険証情報、医療証の画像、医療証情報は、保険証情報や医療証情報の変更の履歴を示す情報として利用される。
以上により、患者Aの初診受付が完了する。
続いて、患者Aは、例えば受付のスタッフから自分が受診する診療科の場所を聞いて、その場所に行き、診察券をその診療科の受付近くのタッチ端末17にタッチする。タッチ端末17は診察券から診察券番号を読み取り、読み取った診察券番号と自装置のリーダ識別情報を管理サーバ11に送信する。管理サーバ11は、タッチ端末17から受信した診察券番号とリーダ識別情報に基づき、記憶している患者Aのステイタス情報を、例えば「内科(受付済)」のように更新する。この場合、管理サーバ11は、診察券番号を読み取ったタッチ端末17のリーダを識別するリーダ識別情報に応じた内容に患者情報を更新する更新装置として機能する。このように、患者Aは、診療科の受付近くのタッチ端末17に診察券をタッチすることで、その診療科の受付を済ませることができる。
また、管理サーバ11は、タッチ端末17から受信した診察券番号とリーダ識別情報に基づき、患者Aに提供すべき情報を生成し、生成した情報をタッチ端末17に送信する。この場合、患者Aに提供すべき情報とは、例えば「内科:受付完了、待ち人数5人、推定待ち時間1時間15分」のような情報である。タッチ端末17は、管理サーバ11から受信した情報を表示する。この場合、タッチ端末17のディスプレイは、リーダが診察券番号を読み取った場合に、読み取った診察券番号に応じた患者情報等を表示する表示装置として機能する。患者Aは、タッチ端末17に表示される情報を見て、例えば、待ち時間を有効に使うことができる。
患者Aが、自分の受診する診療科の受付近くのタッチ端末17以外のタッチ端末17(例えば、通路の脇等に配置されているタッチ端末17)に診察券をタッチした場合も、そのタッチ端末17はその時点において患者Aに提供すべき情報(待ち人数、推定待ち時間等)の情報を表示する。この場合、タッチ端末17が、患者Aの受診する診療科の位置を示す地図や、その位置までの道順等を表示してもよい。
診療科端末16は、継続的に管理サーバ11から、自装置が配置されている診療科の診察待ちの患者の氏名等の情報を受信し、待ちリストを表示する。診療科のスタッフは、その待ちリストを見ながら、診察の順番が回ってきた患者の呼び出しを行う。
患者Aに診察の順番が回ってきて、診療科のスタッフが患者Aを呼び出すと、患者Aはその呼び出しに応じて診察室に入る。その際、スタッフは診療科端末16を操作して、患者Aの診察開始を入力する。その入力に応じて、管理サーバ11は患者Aのステイタス情報を、例えば「内科(受診中)」のように更新する。
その後、患者Aの診察が終わると、医師は診療科端末16を操作して、診察内容等の情報を入力する。医師により入力された情報は患者Aの診察券番号とともに管理サーバ11に送信される。管理サーバ11は、診療科端末16から、医師により入力された情報を受信すると、患者Aのステイタス情報を、例えば「会計処理中」のように更新する。また、管理サーバ11は、医師により入力された情報のうちカルテ情報を、患者Aの診察券番号とともに電子カルテ管理サーバ13に送信する。電子カルテ管理サーバ13は、管理サーバ11から受診したカルテ情報を、患者Aの診察券番号に対応付けて記憶する。また、管理サーバ11は、医師により入力された情報のうち診療報酬点数等の事務情報を、患者Aの診察券番号とともに医事管理サーバ12に送信する。医事管理サーバ12は、管理サーバ11から受診した事務情報を、患者Aの診察券番号に対応付けて記憶する。
診察を終えた患者Aは、会計窓口近くのタッチ端末17に診察券をタッチする。会計処理がまだ終わっていない場合、タッチ端末17は「会計処理中です。推定待ち時間は15分です。」のような情報を表示する。一方、会計処理が終わっている場合、タッチ端末17は「会計窓口にお越し下さい。本日のお支払料金は3,150円です。」のような情報を表示する。なお、このような情報をタッチ端末17に表示させるために、管理サーバ11は医事管理サーバ12から必要な情報を取得する。
その後、患者Aは会計窓口で料金の支払いを終え、帰宅等する。
ところで、例えば診察の内容等に応じて、患者Aが別の診療科で診察を受ける必要や、レントゲン撮影等の検査を受ける必要等が生じる場合がある。その場合、その必要性を判断したスタッフ(この場合、患者Aが最初に受診した内科の医師等)が診療科端末16を操作して、患者Aがその日に行うべきタスクを入力する。この入力に応じて、管理サーバ11は患者Aのステイタス情報を、例えば「レントゲン撮影(受付前)、整形外科(受付前)」のように更新する。患者Aは、診察券をいずれかのタッチ端末17にタッチすることで、それらの情報を確認できる。
上述したように、患者Aはタッチ端末17に診察券をタッチすることで、タッチ端末17に自分のステイタス情報、地図等の案内情報等(以下、案内情報)を表示させることができる。これに加えて、患者Aは、案内情報を患者端末Pに表示させることもできる。そのために、患者Aは患者端末Pに本実施形態にかかるアプリケーションプログラム(以下、アプリ)をインストールし、アプリを実行中の患者端末Pに診察券番号を入力する。患者端末Pは入力された診察券番号を記憶する。その後、患者端末Pはアプリの実行時に、移動体通信網を介して管理サーバ11との間に通信接続を確立し、診察券番号を管理サーバ11に送信することで、管理サーバ11から患者Aのための案内情報を受信できるようになる。この場合、管理サーバ11は、近距離無線通信規格とは異なる無線通信規格に従い患者端末Pに患者情報等を送信する送信システムを構成する送信装置として機能する。また、この場合、管理サーバ11が構成する送信システムは、記憶している患者情報のうち診察券番号を読み取ったタッチ端末17のリーダを識別するリーダ識別情報に応じた部分(例えば、タッチ端末17が内科の受付付近に配置されている場合、内科に関する患者情報等)を患者端末Pに送信する。患者端末Pは、管理サーバ11から受信した案内情報を表示する。従って、患者Aは、診察券をタッチ端末17にタッチすることなく、患者端末Pによって案内情報を知ることができる。
患者端末Pが非接触ICを内蔵している場合、患者Aは診察券に記憶されている情報を患者端末Pが内蔵している非接触ICに読み取らせることで、その非接触ICを診察券と同様に非接触ICカードQとして機能させることができる。すなわち、アプリが実行中、患者端末Pに内蔵された非接触ICには患者Aの診察券番号が記憶される。従って、患者Aは患者端末Pをタッチ端末17にタッチすることで、診察券をタッチ端末17にタッチした場合と同様の結果を得ることができる。
また、患者端末Pが非接触ICを内蔵している場合、患者端末Pは移動体通信網を介して案内情報を管理サーバ11から受信する代わりに、内蔵の非接触ICを介して案内情報を受信することができる。すなわち、患者Aが患者端末Pをタッチ端末17にタッチすると、タッチ端末17が患者端末Pの内蔵の非接触ICに案内情報を書き込む。この場合、タッチ端末17が有するライタは、非接触ICに患者情報等の情報を送信する送信システムを構成する。そして、患者端末Pが非接触ICに書き込まれた案内情報を非接触ICから読み出し表示する。従って、患者端末Pが移動体通信網に接続できない場合であっても、患者Aは患者端末Pをタッチ端末17にタッチすることで、案内情報を知ることができる。また、患者Aはアプリを実行中の患者端末Pを操作して、移動体通信網経由の案内情報の受信を禁止できる。その場合、患者Aは案内情報を知るためには患者端末Pをタッチ端末17にタッチする必要があるが、案内情報の表示に伴う通信料金の発生を回避できる。
また、患者端末Pが非接触ICを内蔵しているか否かにかかわらず、患者Aはアプリを実行中の患者端末Pを操作して、非接触ICカードQがタッチ端末17にタッチされた場合に限り、移動体通信網経由の案内情報の受信を許可できる。その場合、患者Aが診察券又は非接触ICを内蔵している患者端末Pをタッチ端末17にタッチすると、そのタッチに応じて、管理サーバ11が案内情報を患者端末Pに送信する。そして、患者端末Pが案内情報を表示する。患者Aはタッチ端末17から離れても、患者端末Pが受信した案内情報を閲覧できる。従って、患者Aは案内情報を記憶する必要がない。そして、常時継続的に案内情報が管理サーバ11から患者端末Pに送信される場合と比較し、案内情報の表示に伴い発生する通信料金が削減される。
管理サーバ11は、ステイタス情報(患者情報の一部)が所定の条件を満たす場合に、案内情報(患者情報を含む)を患者端末Pに送信する。ここで、所定の条件とは、例えば「(推定待ち時間)≦5分」といった条件である。この場合、管理サーバ11は、更新した患者Aのステイタス情報が「内科:受付完了、待ち人数1人、推定待ち時間5分」のように、推定待ち時間が5分になったタイミングで、例えば「間もなくあなたの診察の時間です。内科までお越し下さい。」といった案内情報を患者端末Pに送信する。この場合、患者端末Pは、例えば通知音の発音や振動の発生等により、患者Aに案内情報を見るように促す。
患者端末PがGNSS(Global Navigation Satellite System)ユニットを有し、自装置の位置を測定できる場合、患者端末Pは自装置の位置を示す位置情報を診察券番号とともに管理サーバ11に送信する。管理サーバ11は、患者端末Pから位置情報を受信する。この場合、管理サーバ11は、近距離無線通信規格とは異なる無線通信規格に従い患者端末Pから送信される患者端末Pの位置を示す位置情報を受信する受信システムを構成する。
管理サーバ11は、患者端末Pから受信した位置情報に基づき患者Aのステイタス情報を、例えば「内科:受付完了、待ち人数0人、推定待ち時間0分、距離50m」のように更新する。なお、この場合の「距離50m」は内科と患者端末Pの間の距離を意味する。この場合、管理サーバ11は、患者端末Pから受信した位置情報に応じた内容に患者情報等を更新する更新装置として機能する。内科のスタッフは、診療科端末16に表示される患者Aのステイタス情報を見て、患者Aに内科の受診の順番が回ってきているが、何らかの事情で患者Aが近くにおらず、呼び出しても無意味であることを知ることができる。
また、管理サーバ11は、患者端末Pから受信した位置情報が所定の条件を満たす場合に、案内情報(患者情報を含む)を患者端末Pに送信する。例えば患者Aのステイタス情報が「院内薬局(調剤済)、現在位置病院内」から「院内薬局(調剤済)、現在位置病院外」のように変化した場合、患者Aが院内薬局で薬を受け取る必要があることを知らずに、又は、失念して、医療機関Xから立ち去ろうとしている可能性がある。従って、この場合、管理サーバ11は「未実行タスクあり、かつ、現在位置病院外」という条件が満たされたタイミングで、例えば「院内薬局までお越し下さい。薬のご準備ができております。」といった案内情報を患者端末Pに送信する。この場合、患者端末Pは、例えば通知音の発音や振動の発生等により、患者Aに案内情報を見るように促す。
患者Aは、アプリを実行中の患者端末Pに対しクレジットカード情報、銀行口座情報等の決済手段情報を入力し、管理サーバ11に決済手段情報を登録することによって、診察等に伴う費用を会計窓口に行かずに支払うことができる。管理サーバ11は、患者端末Pから決済手段情報を受信すると、決済サーバTと通信を行い、その決済手段情報が正しいことを確認した後、患者Aの診察券番号に対応づけてその決済手段情報を記憶する。
管理サーバ11は、患者Aの会計処理が完了し医事管理サーバ12から患者Aに対する請求額及びその明細を示す請求情報を受信すると、患者Aの診察券番号に対応付けてそれらの情報を記憶する。そして、管理サーバ11は、患者Aの決済手段情報を記憶している場合、決済サーバTに対し患者Aの決済手段情報及び請求情報を送信する。決済サーバTは、それらの情報を管理サーバ11から受信すると、受信した決済手段情報を用いて請求情報が示す請求額の決済処理を行う。決済サーバTは決済処理を完了すると、決済完了通知を管理サーバ11に送信する。管理サーバ11は、決済サーバTから決済完了通知を受信すると、先に記憶した請求情報に応じた決済が完了したことを示す決済完了情報を患者Aの診察券番号に対応付けて記憶する。また、管理サーバ11は、請求情報(請求額及びその明細)とその請求情報が示す請求額の決済完了通知を案内情報として患者端末Pに送信する。患者端末Pは、管理サーバ11から受信した請求情報及び決済完了通知を表示する。
患者Aは、上記のように決済手段情報を管理サーバ11に登録している場合、医療機関Xにおいて診察等が終わると、会計窓口に立ち寄ることなく帰宅等ができる。また、患者端末Pに表示される請求額の明細を知ることができる。
管理サーバ11は、患者Aが医療機関Yの医師の紹介により医療機関Xの医師による診察を受ける場合、それらの医師間で患者Aの情報を共有できるようにするための処理も行う。
患者Aは医療機関Yにて医師(以下、医師B)の診察を受ける。医師Bが、患者Aに医療機関Xにおいて診察してもらうことを提案し、患者Aがそれに合意すると、医師Bは端末装置を操作して外部医療機関管理サーバS(第2医療機関が管理している外部装置の一例)経由で管理サーバ11にアクセスし、例えば医療機関Xの医師Cが診察可能な日時を検索する。医師Bは、医師Cが診察可能な日時のうち、患者Aの都合のよい日時に診察の予約を入れる。その際、医師Cは、外部医療機関管理サーバS経由で管理サーバ11から端末装置に送信されてくる予約受付票(予約番号、予約日時、診療科等が記載)を印字し、患者Aに渡す。また、医師Bは端末装置を操作して、患者Aの患者基本情報と、医師Bが行った診察結果等を含む紹介状情報(第2患者情報の一例)を外部医療機関管理サーバS経由で管理サーバ11に送信する。
管理サーバ11は、外部医療機関管理サーバSから紹介状情報を受信すると、受信した紹介状情報を医事管理サーバ12に送信する。医事管理サーバ12は、受信した紹介状情報に基づき、患者Aが医療機関Xの初診患者であるか否かを判定する。
患者Aが医療機関Xの初診患者である場合、医事管理サーバ12は患者Aに診察券番号を割り当て、割り当てた診察券番号に対応付けて紹介状情報を記憶する。また、医事管理サーバ12は、患者Aに割り当てた診察券番号を管理サーバ11に送信する。管理サーバ11は、受信した診察券番号に対応付けて紹介状情報を記憶する。
この場合、管理サーバ11は、外部医療機関管理サーバSから送信されてくる第2患者情報を受信し、受信した第2患者情報を診察券番号に対応付けて記憶システムに記憶させる受信システムとして機能する。
管理サーバ11は、医事管理サーバ12から受信した診察券番号と、紹介状情報に含まれる患者基本情報を受付端末14経由でカード発行機19に送信する。カード発行機19は、受付端末14経由で管理サーバ11から受信した診察券番号と患者基本情報を用いて、患者Aの診察券を発行する。
また、管理サーバ11は、紹介状情報に含まれる患者基本情報を資格情報取得端末22経由で資格情報提供サーバRに送信し、その応答として資格情報提供サーバRから送信されてくる資格情報等を資格情報取得端末22経由で受信する。管理サーバ11は、資格情報提供サーバRから受信した資格情報等を患者Aの診察券番号に対応付けて記憶する。
患者Aは、医療機関Xで初めて診察等を受ける場合、予約を入れた日時に医療機関Xに行き、受付(通常の受付と同じであってもよいし、通常の受付とは異なる地域連携室の受付や総合受付等であってもよい)のスタッフに予約受付票を見せる(又は、予約受付票に記載の予約番号等を申告する)。受付のスタッフは、予約受付票に記載の予約番号等に基づき来院している患者が患者Aであることを確認した後、既に発行されている患者Aの診察券を患者Aに手渡し、紹介状に記載の診療科(医師Cの所属の診療科)へ行くように患者Aに案内を行う。患者Aは受付のスタッフの案内に従い、受診する診療科の受付近くのタッチ端末17に診察券をタッチすることで、その診療科における受付を済ませることができる。その後、患者Aは診察の順番が回ってくると、医師Cの診察を受けることができる。
なお、紹介状情報に含まれる患者基本情報と、資格情報等に含まれる患者基本情報との間に不整合があった場合、受付端末14にはその旨が表示される。その場合、患者Aから紹介状を見せられた受付のスタッフは、患者Aに保険証の提示を求める等の必要なやりとりを患者Aとの間で行って、その不整合を解消する。
患者Aが医療機関Xの初診患者でない場合、医事管理サーバ12は、管理サーバ11から受信した紹介状情報を、既に記憶されている患者Aの診察券番号に対応付けて記憶する。そして、医事管理サーバ12は、患者Aの診察券番号を管理サーバ11に送信する。管理サーバ11は、受信した診察券番号に対応付けて既に記憶されている患者情報に対し、紹介状情報を追加記憶する。
患者Aは、過去に医療機関Xで診察等を受けており、既に医療機関Xの診察券(又は、診察券を登録した患者端末P)を所持している場合、予約を入れた日時に医療機関Xに行き、直接、受診する診療科(医師Cの所属の診療科)へ行き、その診療科の受付近くのタッチ端末17に診察券(又は、患者端末P)をタッチすることで、その診療科における受付を済ませることができる。その後、患者Aは診察の順番が回ってくると、医師Cの診察を受けることができる。
図2は、医師Bが端末装置を操作して診察内容等を入力する画面(図2(A))と、医師Cが診療科端末16を操作して診察内容等を入力する画面(図2(B))を示している。図2の画面において、領域A1は患者Aの氏名、年齢、性別、保険証記号番号等の基本情報が表示される領域である。また、領域A2は患者Aの体質、既往症等のうち診察等において見落とすと危険な重要情報の入力及び表示が行われる領域である。領域A1及び領域A2の情報は、その下の領域A3に表示される情報が、例えばタブの選択等により切り替えられても、常に画面に表示される。
図2において領域A3に表示されている情報は、医師Bと医師Cの間で共有される診察内容等の情報である。
まず、医師Bは、図2(A)に示されるように、患者Aに関し自分が行った診察内容等を領域A3に入力する。領域A3の情報は、領域A1及び領域A2の情報とともに、紹介状情報に含まれて管理サーバ11に送信される。なお、図2(A)の画面に表示される情報は、医療機関Yが管理している患者情報(第2患者情報の一例)である。
医師Cは、図2(B)に示されるように、領域A3に表示される、医師Bの診察内容等を参考としつつ患者Aに関する診察を行い、自分の行った診察内容等を領域A3に追記入力する。なお、図2(B)の画面に表示される情報は、医療機関Xが管理している患者情報(第1患者情報の一例)である。
この場合、医師Cが使用する診療科端末16は、第2患者情報を表示し、医師Cによる第2患者情報に追加されるべき追加情報の入力を受け付け、追加情報の追加された第2患者情報を診察券番号に対応付けて記憶システムに記憶させる患者情報受付システムとして機能する。
医療機関Xにおける患者Aに関する診察が終了すると、管理サーバ11は領域A3の情報を外部医療機関管理サーバSに送信する。この場合、管理サーバ11は、追加情報の追加された第2患者情報を外部医療機関管理サーバSに送信する送信システム(患者情報を患者端末Pに送信する送信システムを第1送信システムとするときの第2送信システム)として機能する。
医師Bは、端末装置を操作して、外部医療機関管理サーバSが管理サーバ11から受信した領域A3の情報を見て、医師Cが行った診察内容等を知ることができる。
ところで、患者Aは医療機関Xの他、複数の異なる医療機関で診察等を受ける場合がある。それらの医療機関がコミュニケーションシステム1を利用している場合、患者Aはアプリを実行中の患者端末Pにそれら複数の医療機関の診察券番号を記憶させることができる。
既述のとおり、患者端末Pが非接触ICを内蔵する場合、患者Aはアプリを実行中の患者端末Pをタッチ端末17にタッチすることで、患者端末Pに記憶されている診察券番号を非接触ICカードQとして機能する非接触IC経由でタッチ端末17に読み取らせ、各種情報をタッチ端末17及び患者端末Pに表示させることができる。その際、患者端末Pに複数の医療機関の診察券番号が記憶されている場合、患者端末Pは非接触IC経由でタッチ端末17から医療機関の識別情報(例えば、医療機関名)を読み取り、読み取った医療機関の識別情報に応じた診察券番号を非接触IC経由でタッチ端末17に引き渡す。
なお、上記のように患者端末Pとタッチ端末17により自動的に医療機関の識別と、識別された医療機関の診察券番号の特定が行われる代わりに、患者Aにより複数の医療機関の中から来院している医療機関の選択が行われてもよい。
図3は、アプリの実行中の患者端末Pが表示する、診察券情報を表示する画面(以下、診察券表示画面)を示した図である。図3に例示の診察券表示画面には、患者Aが診察等を受けている1以上の医療機関の各々の診察券の画像が表示される。なお、図3の例では、1画面に表示される診察券の画像の数は2つであり、3以上の診察券が登録されている場合、患者Aは画面の上又は下の三角形のマークをタッチ等することにより、表示されていない診察券の画像を画面に表示させることができる。
診察券表示画面に表示される診察券の画像は、例えば、患者Aが患者端末Pを操作して、患者端末Pが内蔵するカメラにより撮影した画像である。その場合、患者端末Pは撮影した画像から医療機関の名称及び診察券番号を読み取り、読み取ったそれらの情報に対応付けて、撮影した画像を記憶する。
また、診察券表示画面に表示される診察券の画像が患者端末Pにより雛形画像から生成されてもよい。その場合、患者端末Pは予め、コミュニケーションシステム1を利用している医療機関の各々の診察券の雛形画像を記憶しており、患者端末Pに入力された医療機関の名称に応じた雛形画像に対し、患者端末Pに入力された診察券番号と、患者端末Pが記憶している患者Aの氏名等の基本情報とを合成し、診察券の画像を生成する。そのように生成された画像は、患者端末Pに入力された医療機関の名称及び診察券番号に対応付けて患者端末Pに記憶される。
なお、患者端末Pに対する医療機関の名称及び診察券番号の入力は、患者Aが患者端末Pを操作することで行われてもよいし、患者端末Pが非接触ICを介して診察券から読み取ることにより行われてもよい。
また、上記のように患者端末Pに記憶される医療機関の名称、診察券番号、及び、診察券の画像は、複数の医療機関により利用されるコミュニケーションシステム1を管理するサーバ(以下、総合管理サーバ)に、患者Aのユーザ情報(ユーザID及びパスワード等)に対応付けて記憶されてもよい。その場合、患者端末Pは、必要に応じて総合管理サーバから患者Aに関する医療機関の名称等の情報を受信して用いる。
患者Aは、診察券表示画面に表示される診察券の画像から、来院している医療機関の診察券の画像をタッチ等により選択した後、タッチ端末17に患者端末Pをタッチすることで、選択した医療機関の診察券番号をタッチ端末17に読み取らせることができる。
また、患者Aは、診察券表示画面においていずれかの医療機関の診察券の画像をタッチ等により選択することで、選択した医療機関に関する各種情報を患者端末Pに表示させることができる。この場合、患者端末Pが表示する各種情報には、例えば、医療機関における過去の診察の情報(診療科名、診察日時、費用明細等)、医療機関における次回の診察日時等が含まれる。患者端末Pは、患者Aにより選択された診察券の医療機関の管理サーバ11にアクセスし、管理サーバ11から患者Aに関する情報を取得し表示する。
上述したコミュニケーションシステム1によれば、患者Aは非接触ICカードQ(診察券)又は非接触ICカードQとして機能する非接触ICを内蔵している患者端末Pをタッチ端末17にタッチすることで、必要な情報を容易に知ることができる。また、患者Aは、患者端末Pを介して、必要な情報を容易に知ることができる。
[変形例]
上述の実施形態は本発明の一具体例であって、本発明の技術的思想の範囲内において様々に変形可能である。以下にそれらの変形の例を示す。なお、以下に示す2以上の変形例が適宜組み合わされてもよい。
(1)上述した実施形態においては、管理サーバ11が他の装置から独立した装置として構成されるものとしたが、管理サーバ11が他の装置と統合されていてもよい。例えば、医事管理サーバ12、電子カルテ管理サーバ13、又は、画像管理サーバ20が、管理サーバ11の役割を兼ねてもよい。
(2)上述した実施形態においては、保険証からの保険証情報の認識、及び、医療証からの医療証情報の認識は、スキャナ18により行われるものとしたが、それらの文字認識がスキャナ18以外の装置により行われてもよい。例えば、スキャナ18により光学的に撮影された画像から、受付端末14又は画像管理サーバ20が文字情報を認識してもよい。
(3)上述した実施形態においては、患者端末Pは自装置の位置をGNSSユニットにより測定するものとしたが、患者端末PがGNSS以外の仕組みにより自装置の位置を特定してもよい。例えば、患者端末PがWiFi(登録商標)規格に従った最寄りのアクセスポイントとの間で無線通信を行う場合、最寄りのアクセスポイントの位置情報に基づき自装置の位置を特定してもよい。
1…コミュニケーションシステム、11…管理サーバ、12…医事管理サーバ、13…電子カルテ管理サーバ、14…受付端末、15…診療申込受付端末、16…診療科端末、17…タッチ端末、18…スキャナ、19…カード発行機、20…画像管理サーバ、21…顔認証機能付リーダ、22…資格情報取得端末。

Claims (10)

  1. 医療機関の設備内の患者が自由に行ける場所に配置され、近距離無線通信規格に従い前記患者が携帯する非接触ICから、前記患者を識別する患者識別情報を読み取るリーダと、
    前記患者に関する患者情報を前記患者識別情報に対応付けて記憶する記憶システムと、
    前記医療機関の設備内の前記患者が自由に行ける場所に配置され、前記リーダが前記患者識別情報を読み取った場合に、前記患者に対し、前記患者識別情報に対応付けて前記記憶システムが記憶している前記患者情報を表示する表示装置と、
    前記患者が携帯する通信装置から移動体通信網を介して送信される前記患者識別情報に対応付けて前記記憶システムが記憶している前記患者情報を、前記移動体通信網を介して前記通信装置に送信する送信システムと
    を備え
    前記送信システムは、前記リーダが前記患者識別情報を読み取った場合に、前記患者識別情報に対応付けて前記記憶システムが記憶している前記患者情報を、前記移動体通信網を介して前記通信装置に送信す
    コミュニケーションシステム。
  2. 前記非接触ICは前記通信装置に内蔵されており、
    前記医療機関の設備内の前記患者が自由に行ける場所に配置され、前記リーダが前記患者識別情報を読み取った場合に、前記近距離無線通信規格に従い前記非接触ICに前記患者情報を書き込むライタを有する
    請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
  3. 各々がリーダを識別するリーダ識別情報により識別される複数の前記リーダを備え、
    前記患者識別情報を読み取った前記リーダのリーダ識別情報に応じた内容に前記患者情報を更新する更新装置を備える
    請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
  4. 各々がリーダを識別するリーダ識別情報により識別される複数の前記リーダを備え、
    前記送信システムは、前記患者情報のうち前記患者識別情報を読み取った前記リーダのリーダ識別情報に応じた部分を前記通信装置に送信する
    請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
  5. 前記移動体通信網を介して前記通信装置から送信される前記通信装置の位置を示す位置情報を受信する受信システムと、
    前記位置情報に応じた内容に前記患者情報を更新する更新装置を備える
    請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
  6. 前記移動体通信網を介して前記通信装置から送信される前記通信装置の位置を示す位置情報を受信する受信システムを備え、
    前記送信システムは、前記位置情報が所定の条件を満たす場合に前記患者情報を前記通信装置に送信する
    請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
  7. 前記送信システムは、前記患者情報が所定の条件を満たす場合に前記患者情報を前記通信装置に送信する
    請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
  8. 前記患者の保険証に関する保険証情報を取得する保険証情報取得システムと、
    前記保険証情報を用いて前記患者の診療申込書を生成する診療申込書生成装置と、
    前記診療申込書を表示し、前記患者による前記診療申込書に対する情報の入力を受け付ける診療申込受付システムと
    を備える請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
  9. 前記患者識別情報により前記患者情報を管理している医療機関を第1医療機関とし、前記第1医療機関とは異なる医療機関を第2医療機関とし、前記第1医療機関が管理している前記患者情報を第1患者情報とし、前記第2医療機関が管理している前記患者に関する患者情報を第2患者情報とし、前記送信システムを第1送信システムとするとき、
    前記第2医療機関が管理している外部装置から送信されてくる前記第2患者情報を受信し、前記第2患者情報を前記患者識別情報に対応付けて前記記憶システムに記憶させる受信システムと、
    前記第2患者情報を表示し、前記第1医療機関の医療従事者による前記第2患者情報に追加されるべき追加情報の入力を受け付け、前記追加情報の追加された前記第2患者情報を前記患者識別情報に対応付けて前記記憶システムに記憶させる患者情報受付システムと、
    前記追加情報の追加された前記第2患者情報を前記外部装置に送信する第2送信システムと
    を備える請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
  10. 前記患者の保険証に関する保険証情報を取得する保険証情報取得システムと、
    前記患者の医療証を光学的に撮影した画像から前記医療証の文字情報を認識する読取システムと、
    前記保険証情報と前記文字情報とを照合する照合装置と
    を備える請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
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