JP2008084274A - 案内情報配信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】施設におけるユーザの携帯する電子ペーパー端末の位置を検出し、検出した位置におけるユーザに対応する案内情報を配信し、電子ペーパー端末に取り付けられた電子ペーパーに表示する案内情報配信システムを提供する。
【解決手段】サーバ13が、患者が携帯する電子ペーパー端末11の位置を検出し、当該患者に対応する案内情報を、当該電子ペーパー端末11の位置が属するエリアに配置された配信装置12を通じて、当該患者が携帯する電子ペーパー端末11に配信する。そして、電子ペーパー端末11が、当該電子ペーパー端末11に取り付けられた診察券200の電子ペーパー201に案内情報を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、案内情報配信システムに関し、特に、施設におけるユーザの携帯する電子ペーパー端末等の携帯端末の位置を検出し、検出した位置におけるユーザに対応する案内情報を配信し、電子ペーパー端末に取り付けられた電子ペーパーのような表示器に表示する案内情報配信システムに関する。
病院等の施設では、ユーザ毎のナビゲーション情報や施設で得られた情報等を、各ユーザに簡単に提供し、ユーザへのサービスを向上させたいというニーズがある。
従来の病院でのユーザ(患者)に対する情報提供のシステムの一例を図16に示す。患者100は病院に来院すると、まず受付に診察券101を提示する。受付の端末102が、診察券101に記載された、患者100を一意に識別する識別子(患者ID:P1)を取得して、サーバ103に送信する。サーバ103は、受信した患者ID(P1)に基づいて、当該患者100を特定する。サーバ103は、管理DB104に記憶されている患者100の管理情報を参照して、上記特定された患者100に対応する、当該日の行き先案内、お知らせ、予約等の情報を病院のスタッフに通知する。そして、病院のスタッフが、配布物105に行き先案内、お知らせ、予約等の情報を記述し、当該配布物105を患者100に配布する。
患者100は、配布物105に記述された行き先案内の情報に従い、検査等を済ませた後、待合で診察の順番を持つ。待合における端末102は、サーバ103からの指示に従って電光掲示板106への患者IDの表示処理を行う。診察の順番になったら、電光掲示板106等に自分の患者ID(P1)が表示されるので、診察を受け、その後、会計を済ませる。会計における端末102は、サーバ103からの指示に従って、患者100の診察券101に記載された患者IDに基づいて会計処理を行う。
また、下記の特許文献1には、医療施設のスタッフ等に患者に対する検査の実施状況を提供する検査案内システムが開示されている。特許文献1に記載された検査案内システムを用いる場合、患者は、診療科等に設置された端末に対して自分のアカウントでアクセスし、自分の案内情報を入手する。また、患者は、居場所を示す一覧表から自分の居場所を選択してデータベースに登録する。
特開2003−196388号公報
図16を参照して前述した従来技術では、患者100は、当該日の予定やスケジュールの変更に伴う行き先の変更を適宜知ることができないし、自分の検査結果等の情報を適宜知ることができない。また、患者100は、自分の順番を把握するために電光掲示板106の近くで待機する必要がある。更に、予約等の一時的な情報が配布物105に記述されて患者100に提供されるので、資源が無駄になる。
一方、上記特許文献1に記載された技術では、患者は、端末が利用可能な場合にしか案内情報を得ることできず、最新の案内情報を得ることは困難である。更に、患者の居場所を登録するためには、患者が自分の操作画面をわざわざ開いて操作する必要があるため、患者にとって面倒であり、患者が居場所の登録を忘れることによって、患者の居場所が特定できないといった問題が発生しやすい。
本発明は、施設におけるユーザの携帯する電子ペーパー端末の位置を検出し、検出した位置におけるユーザに対応する案内情報を配信し、電子ペーパー端末に取り付けられた電子ペーパーに表示する案内情報配信システムの提供を目的とする。
本発明の案内情報配信システムは、施設における案内情報を配信する案内情報配信システムであって、ユーザにより携帯され、表示器を着脱自在であり、配信装置から配信された案内情報を前記表示器に表示する携帯端末と、前記施設内の所定のエリアに対応して配置され、前記携帯端末に前記案内情報を配信する配信装置と、前記携帯端末の位置を検出し、前記検出された携帯端末の位置における前記ユーザに対応する前記案内情報を、前記携帯端末の位置が属するエリアに配置された配信装置に送信し、前記携帯端末に配信させるサーバとを備える。
好ましくは、本発明の案内情報配信システムが、更に、予め定められた位置において、前記表示器が前記携帯端末から分離される場合に、前記表示器に現在表示されている案内情報とは異なる他の情報を前記表示器に表示する。
また、好ましくは、本発明の案内情報配信システムにおいて、前記サーバが、更に、前記予め定められた位置において、前記携帯端末に、前記表示器の前記携帯端末からの分離を許可することを示す情報を送信する。
また、好ましくは、本発明の案内情報配信システムにおいて、前記携帯端末が、前記表示器の前記携帯端末からの分離を許可することを示す情報を前記サーバから受信する前に、前記表示器が前記携帯端末から分離されることを検出した場合、これに基づいて、前記表示器に警告を表示する。
また、好ましくは、本発明の案内情報配信システムにおいて、前記携帯端末が、予め定められた時間前記配信装置との通信がないことを検出した場合、又は、前記携帯端末が予め定められたエリアの外に位置する場合に、前記表示器に現在表示されている案内情報の少なくとも一部を非表示にする。
本発明の案内情報配信システムは、携帯端末(例えば、電子ペーパー端末)の位置を検出し、検出された電子ペーパー端末の位置におけるユーザに対応する案内情報を、配信装置を通じて電子ペーパー端末に配信して表示する。これにより、例えば、自分の居場所を登録する等の患者の負担無しで、病院内におけるユーザ(患者)の位置(検査、診察等)を特定し、当該特定された位置にいる患者に対して、病院内の案内や順番待ちの人数等の情報、検査結果等の情報を適宜提供することができる。
この結果、患者は、端末の使用状況等に依らず、最新の案内情報を適宜知ることができ、自分の検査結果等の情報を適宜知ることができ、自分の順番を容易に把握することができる。例えば、当該日の予定やスケジュールの変更に伴う行き先の変更を、容易に知ることができる。また、予約等の一時的な情報を記載した配布物の資源が無駄になることを防止することができる。
また、本発明の案内情報配信システムによれば、表示器(例えば、電子ペーパー)が電子ペーパー端末から分離される場合に、現在表示されている案内情報とは異なる他の情報を電子ペーパーに表示する。これにより、例えば、患者が病院における会計を終えた場合、患者の次回の来院予定日時を示す情報を電子ペーパーに表示することができる。
また、本発明の案内情報配信システムによれば、電子ペーパー端末に、電子ペーパーの分離を許可することを示す情報を送信する。これにより、予め定められた位置においてのみ電子ペーパーを電子ペーパー端末から分離することができる。
また、本発明の案内情報配信システムによれば、電子ペーパーの分離を許可することを示す情報を受信する前に電子ペーパーが分離される場合、警告を表示する。これにより、予め定められた場合以外に、電子ペーパーが電子ペーパー端末から分離される場合に、電子ペーパーに警告を表示することができる。
また、本発明の案内情報配信システムによれば、所定の場合に、電子ペーパーに表示されている案内情報の少なくとも一部を非表示にする。これにより、例えば電子ペーパー端末が施設の外に持ち出された場合に、案内情報を非表示にすることができ、この結果、案内情報に含まれる機密性の高い個人情報等が施設の外に漏洩することを防止できる。
図1は、本発明の案内情報配信システムの構成の一例を示す図である。本発明の案内情報配信システムは、電子ペーパー端末11と、複数の配信装置12と、サーバ13と、ネットワーク15とからなる。サーバ13は管理データベース(DB)14を備える。ネットワーク15は、例えば1個のLAN(Local Area Network)又はインターネット等からなり、複数の配信装置12とサーバ13との間を接続する。
この例は、病院における案内情報をユーザ(患者)に提供する場合の例である。この例では、予め患者を一意に識別するユーザID(患者ID)が内蔵されたユーザIDカード(診察券)200を患者に配布する。診察券200は、予め患者に配布される。診察券200は、表示内容を保持できる表示器である電子ペーパー201を備える。患者が病院を利用する際には、当該診察券200を病院内で利用可能な携帯端末である電子ペーパー端末11に取り付け、患者が携帯する当該電子ペーパー端末11に各患者に対応する案内情報等を配信して、各電子ペーパー201に最新情報を随時表示する。案内情報とは、例えば、患者に対する行き先案内やお知らせ(例えば、通院科における待ち人数や検査結果等のお知らせ)等の情報をいう。本発明の案内情報配信システムは病院以外の施設においても適用可能である。
電子ペーパー端末11は、患者により携帯され、電子ペーパー201を備える診察券200を取り付け又は分離可能(着脱自在)であり、取り付けられた診察券200が備える電子ペーパー201に後述する配信装置12から配信される案内情報を表示する処理装置(携帯端末)である。電子ペーパー端末11は、CPU、主メモリ、CPU上で実行されるプログラムを備えるコンピュータである。電子ペーパー201は、電源や情報の表示を制御する手段(表示制御手段115等)を備えず、表示部(表示画面)のみを備える(電子ペーパーパネルである)。従って、電子ペーパー端末11に取り付けられて、始めて表示装置として機能する。
電子ペーパー端末11及び診察券200は、図2(A)に示すような外形を有する。診察券200は、例えば図2(A)に示すように、ロック機構(開口扉又は蓋)110を開いた状態で、電子ペーパー端末11の側面の開口から挿入される。診察券200は、これを電子ペーパー端末11に機械的かつ電気的に取り付けるためのコネクタ203を備え、これを介して電子ペーパー端末11(のコネクタ118、図2(B)参照)に取り付けられる。電子ペーパー端末11は、診察券200を取り付けた後(コネクタ203等を接続した後)、ロック機構110を閉じることにより、開口をロック(施錠)される。電子ペーパー端末11は、ロック機構110を解除することにより、これから診察券200を分離することができる。
診察券200には、図2(B)に示すように、当該診察券200を携帯する各患者を一意に識別する患者IDが予め記憶されたRFID(Radio Frequency Identification)タグ202が内蔵される。患者IDは、後述するように、配信装置12が備えるID取得手段121により読み取られる(取得される)。
診察券200は、電子ペーパー201を備えるが、単体ではその表示の書換えや通信は行うことができない。即ち、診察券200は、電子ペーパー201と同様に、電源や情報の表示を制御する手段を備えない。しかし、診察券200は、これを電子ペーパー端末11に取り付けることによって、電子ペーパー201上の表示の書き換えや配信装置12との通信を行うことができる。一方、RFIDタグ202は、後述するように、電源を必要としない。
配信装置12は、病院内の所定のエリアに配置され、サーバ13から指示された電子ペーパー端末11にサーバ13から送信される案内情報を配信する処理装置である。図1に示すように、配信装置12は、例えば、受付のエリア、検査のエリア、診察のエリア、会計のエリアに配置される。
図1に示すように、配信装置12は、ID取得手段121と通信手段122とを備える。ID取得手段121は、診察券200を携帯する患者の患者IDと、当該患者に提供される電子ペーパー端末11を一意に識別する識別子である端末IDとを取得する。ID取得手段121は、例えばRFIDタグのリーダライタ(又はリーダ)である。ID取得手段121は、例えば、診察券200に内蔵されるRFIDタグ202及び電子ペーパー端末11に内蔵されるRFIDタグ111から、各々、患者ID及び端末IDを非接触で読み取る。
例えば、周知のように、ID取得手段121は、診察券200に対して患者IDの読み取り用の電波信号(読取信号)を発信する。これに応じて、RFIDタグ202は、配信装置12が備えるID取得手段121から発信された電波信号に応じて、患者IDをID取得手段121に対して送信する。
通信手段122は、サーバ13と配信装置12との間の第1の通信処理、及び、配信装置12と電子ペーパー端末11との間の第2の通信処理を行う。第1の通信処理を行う通信手段122は、ネットワーク15を介する通信を所定の通信プロトコルに従って行う通信手段である。第2の通信処理を行う通信手段122は、例えばZigBee等の無線通信規格に従う無線通信手段である。
即ち、配信装置12は、施設(病院)内の所定のエリアに配置され、携帯端末(電子ペーパー端末11)に案内情報を配信する配信装置である。施設は予め定められた複数のエリアに分割され、各々のエリアに1対1に対応するように配信装置12が設けられ、装置IDが割り当てられる。これにより、装置IDに基づいて、電子ペーパー端末11の位置(エリア)を知ることができる。なお、配信装置12とは別に、例えば前記第2の通信処理のみを行う通信手段を、配信装置12と物理的に離れた場所に複数設けるようにしても良い。
サーバ13は、患者が携帯する電子ペーパー端末11の位置を検出し、検出された電子ペーパー端末11の位置における患者に対応する案内情報を生成する。サーバ13は、生成した案内情報を当該電子ペーパー端末11の位置が属するエリアに配置された配信装置12に送信し、当該案内情報を当該配信装置12から当該患者が携帯する電子ペーパー端末11に対して配信させる。サーバ13は、例えば病院の受付のエリアに配置される配信装置12が取得した患者IDと端末IDとを対応付けて(リンクして)、管理DB14内の後述する端末管理テーブル142に登録する。サーバ13は、例えば、配信装置12が患者IDと端末IDとを同時に又は所定の時間内(例えば、同時乃至数秒以内)に取得した場合に、これらをリンクする(端末管理テーブル142に登録する)。
例えば、患者が他のエリア(例えば、検査のエリア)に入ると、当該エリアに配置された配信装置12が、患者が携帯する電子ペーパー端末11の端末IDを取得して、取得した端末IDを、当該配信装置12を一意に識別する配信装置IDとともにサーバ13に送信する。なお、端末IDと患者IDとはリンクされているので、配信装置12が、端末IDに代えて、患者IDを取得するようにしても良く、また、端末IDと患者IDの双方を取得するようにしても良い。
サーバ13は、管理DB14内の後述する端末管理テーブル142を参照して、どの配信装置12から端末IDを受信したか(配信装置ID)に基づいて、電子ペーパー端末11の位置(患者の所在するエリア)を検出する。そして、サーバ13は、管理DB14内の後述する患者管理テーブル141、端末管理テーブル142を参照して、上記検出された患者の位置に対応する案内情報を生成し、上記エリアに配置された配信装置12に送信する。即ち、サーバ13は、ユーザ(患者)が携帯する携帯端末(電子ペーパー端末11)の位置を検出し、当該検出された電子ペーパー端末11の位置におけるユーザに対応する案内情報を、当該位置が属するエリアに配置された配信装置12に送信し、当該案内情報を当該ユーザが携帯する電子ペーパー端末11に配信させるサーバである。
管理DB14は、患者管理テーブル141と端末管理テーブル142とを記憶する。患者管理テーブル141のデータ構成と端末管理テーブル142のデータ構成は、図3を参照して後述する。
この例では、予め定められた位置(即ち、エリア、例えば会計のエリア)において電子ペーパー(診察券200)が電子ペーパー端末11から分離される場合に、電子ペーパー端末11が、診察券200に現在表示されている案内情報とは異なる他の情報を診察券200に表示する。これにより、例えば、患者が病院における会計を終えた後に、患者の次回の来院予定日時を示す情報を、電子ペーパー201に表示することができる。その結果、例えば病院のスタッフが、当該電子ペーパー201を電子ペーパー端末11から分離して、次回の来院予定日時を示す情報が表示された状態の電子ペーパーを患者に渡すことができる。また、サーバ13が、更に、上記予め定められた位置(即ち、エリア)にある電子ペーパー端末11に、診察券200の当該電子ペーパー端末11からの分離を許可することを示す情報を送信する。これにより、予め定められた位置においてのみ電子ペーパーを電子ペーパー端末から分離することができる。
なお、電子ペーパー端末11は、例えば、診察券200の当該電子ペーパー端末11からの分離を許可することを示す情報をサーバ13から受信する前に、診察券200が電子ペーパー端末11から分離することを検出した場合、これに基づいて、診察券200に警告(アラーム)を表示する。
図2(B)は、電子ペーパー端末と診察券の構成例を示す図である。電子ペーパー端末11は、RFIDタグ111、制御手段112、通信手段113、記憶手段114、表示制御手段115、傾き検知手段116、ロック状態検出手段117、コネクタ118を備える。なお、電子ペーパー端末11は、図2(B)では図示を省略する電源(バッテリ)を備える。電子ペーパー端末11は当該電源で動作し、電子ペーパー201は当該電源で情報の表示を行う。
RFIDタグ111は、電子ペーパー端末11の端末IDを予め記憶し、周知のように、配信装置12のID取得手段121からの端末IDの読み取り要求(電波信号の発信)に応じて、当該端末IDをID取得手段121に送信する。制御手段112は、電子ペーパー端末11内の各手段の処理を制御する。通信手段113は、配信装置12との間の通信処理を行う。記憶手段114は、配信装置12から配信された案内情報を記憶し、分離許可フラグの情報(ON又はOFF)を記憶する。
分離許可フラグとは、診察券200の電子ペーパー端末11からの分離が許可されているか否かを示すフラグである。分離許可フラグのOFFは、診察券200の電子ペーパー端末11からの分離が許可されていないことを示し、分離許可フラグのONは、診察券200の電子ペーパー端末11からの分離が許可されていることを示す。記憶手段114に記憶される分離許可フラグは、その初期値がOFFに設定される。サーバ13から診察券200の電子ペーパー端末11からの分離を許可することを示す制御情報(後述する分離許可情報)が配信装置12を通じて電子ペーパー端末11に対して送信されると、記憶手段114内の分離許可フラグがONに設定される。
表示制御手段115は、電子ペーパー端末11に取り付けられた診察券200の電子ペーパー201への案内情報の表示を制御する。ロック状態検出手段117は、ロック機構110の状態(ロック及び解除)を監視して、その解除、即ち、電子ペーパー端末11から診察券200が分離されることを検出する。ロック状態検出手段117は、当該検出結果を制御手段112に通知し、当該検出結果の通知を受けた制御手段112は、記憶手段114内の分離許可フラグを参照して、診察券200の電子ペーパー端末11からの分離が許可されているか否かを認識する。コネクタ118は、診察券200が備えるコネクタ203と接続可能に構成される。例えばコネクタ118がコネクタ203と接続することによって電子ペーパー端末11と診察券200とが取り付けられる。
なお、傾き検知手段116は、例えば周知の加速度センサーからなり、電子ペーパー端末11の傾きを検知(検出)する。表示制御手段115は、当該検出された電子ペーパー端末11の傾きの値が予め設定された範囲内の値かを判断し、当該傾きの値が当該設定範囲内の値でない場合に、診察券200の電子ペーパー201に現在表示されている案内情報の少なくとも一部を非表示状態にしたり、当該案内情報とは異なる他の情報を表示する。これにより、患者が電子ペーパー端末11を所定の角度に傾けた場合に、他人が電子ペーパー201に表示される案内情報を認識できないようにすることができる。
なお、表示制御手段115は、電子ペーパー端末11の傾きの値が予め設定された範囲内の傾きの値に戻った場合に、元の案内情報を電子ペーパー201に表示するようにしてもよい。
また、電子ペーパー端末11が、図2(B)では図示を省略する、電子ペーパー端末11に入射する光の光量を検出する光検出手段、又は、電子ペーパー端末11の温度を検出する温度検出手段を備えるようにしてもよい。そして、表示制御手段115が、光検出手段によって検出された光量、又は、温度検出手段によって検出された温度が予め設定された範囲の光量又は温度の値かを判断し、検出された光量又は温度が予め設定された範囲の光量又は温度の値でない場合に、診察券200の電子ペーパー201に現在表示されている案内情報の少なくとも一部を非表示にしたり、当該案内情報とは異なる他の情報を表示するようにしてもよい。また、表示制御手段115は、光量又は温度が予め設定された範囲の光量又は温度の値に戻った場合に、元の案内情報を電子ペーパー201に表示するようにしてもよい。
図3(A)は、患者管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。患者管理テーブル141は、No.、名前、年齢、通院科、次回予定、検査結果を、患者IDに対応付けて登録する。患者IDは患者を一意に識別する識別子、No.は、患者管理テーブル141のレコード(患者管理テーブル141の一行分のデータ)を一意に識別する番号、名前は患者の名前、年齢は患者の年齢、通院科は患者の通院科、次回予定は患者が次回来院する日時、検査結果は患者の検査結果を示す。なお、サーバ13は、例えば患者の通院科における医者による検査結果の入力に従って、検査結果を患者管理テーブル141に設定する。
図3(B)は、端末管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。端末管理テーブル142は、No.、端末ID、通院科、所在、状態、検査結果、行き先、異常フラグを、患者IDに対応付けて登録する。患者ID、通院科、検査結果は、患者管理テーブル141に格納された情報である。No.は、端末管理テーブル142のレコード(端末管理テーブル142の一行分のデータ)を一意に識別する番号、端末IDは電子ペーパー端末11を一意に識別する識別子、所在は患者の位置(例えば、検査、診察等)、状態は患者の状態(例えば、検査待ちの状態か、検査済みの状態か等)、行き先は当該日における患者の行き先、異常フラグは、分離許可フラグがOFFのまま電子ペーパー端末11から診察券200が分離されること(異常状態)を示すフラグである。例えば、行き先の項目に設定された「検査→診察→会計」は、患者が当該日においてまず検査に行き、次に診察に行き、最後に会計に行くことを示す。本発明の一実施形態によれば、サーバ13が、患者が自分の通院科に来た時刻を端末管理テーブル142に設定するようにしてもよい。
図3(B)の端末管理テーブル142に示すように、患者IDと端末IDとは相互に対応付けられる(リンクされる)。また、サーバ13は、図3(A)に示す患者管理テーブル141中の検査結果の項目が医者による検査結果の入力に従って更新される度に、端末管理テーブル142中の検査結果の項目を更新する。
以下、図4乃至図9を参照して、患者が病院に来院してから受付をし、検査、診察、会計を行なうまでに案内情報配信システムが実行する処理を順に説明する。
図4において、患者が受付でスタッフに自分の診察券200を渡すと、スタッフは、渡された診察券200と患者に貸与する電子ペーパー端末11とを、受付のエリアに配置された配信装置12が備えるID取得手段(RFIDタグリーダライタ)121にかざす。なお、診察券200を電子ペーパー端末11に取り付けた後に、当該診察券200が取り付けられた電子ペーパー端末11をID取得手段121にかざしてもよい。
ID取得手段121は、診察券200に内蔵されたRFIDタグ202から患者ID(例えば、P−001)を読み取り、電子ペーパー端末11に内蔵されたRFIDタグ111から端末ID(例えば、999)を読み取る。当該配信装置12の通信手段122は、ID取得手段121によって読み取られた患者IDと端末IDとを、当該配信装置12の配信装置IDとともにサーバ13に送信する。
サーバ13は、患者IDと端末IDとを同時に受信した場合又は双方を所定の時間内に受信した場合に、受付のエリアに配置された配信装置12から受信した患者IDと端末IDとを対応付ける。次に、サーバ13は、当該患者IDを用いて患者管理テーブル141を参照して、これに対応する情報(例えば、通院科や検査結果等の情報)を取得する。また、サーバ13は、配信装置12から受信した配信装置IDに基づいて、当該患者IDが示す患者の所在位置(エリア)が受付であることを検出する。そして、サーバ13は、当該患者IDに対応付けられる端末ID、通院科や検査結果等の情報、患者の所在の情報とからなるレコードを作成し、作成したレコードを端末管理テーブル142に登録する。更に、サーバ13は、P−001という患者IDが示す患者に対応する案内情報を生成し、生成した案内情報を、上記端末ID(例えば999)とともに、上記配信装置IDが示す配信装置(受付のエリアに配置された配信装置)12に対して送信する。
サーバ13から案内情報と端末IDとを受信した配信装置12は、当該端末IDが示す電子ペーパー端末11に対して案内情報を配信する。当該電子ペーパー端末11は、配信装置12から配信された案内情報を、当該電子ペーパー端末11に取り付けられた診察券200の電子ペーパー201に表示する。
受付を終えた患者が検査に来ると、検査のエリアに配置された配信装置12のID取得手段121が、当該患者が携帯する電子ペーパー端末11に取り付けられた診察券200からP−001という患者IDを取得し、配信装置12の通信手段122が、取得された患者IDを当該配信装置12の配信装置IDとともにサーバ13に送信する。サーバ13は、当該配信装置12から受信した配信装置IDに基づいて、当該配信装置12から受信した当該患者IDが示す患者の所在が検査であることを検出し、管理DB14内の端末管理テーブル142において、受信した患者IDに対応付けられた情報を更新する。例えば、サーバ13は、P−001という患者IDに対応付けられた所在の項目内容を受付から検査に更新する。
サーバ13は、P−001という患者IDが示す患者に対応する案内情報を生成し、生成した案内情報を、端末管理テーブル142において当該患者IDに対応付けられる端末ID(例えば999)とともに、当該配信装置IDが示す配信装置(検査のエリアに配置された配信装置)12に対して送信する。
サーバ13から案内情報と端末IDとを受信した配信装置12は、当該端末IDが示す電子ペーパー端末11に対して案内情報を配信する。これにより、サーバ13は、病院内の所定のエリアに入った患者に対応する案内情報を、当該患者の患者IDに対応付けられた端末IDが示す電子ペーパー端末11に対して配信する。従って、患者自らが自分の位置をサーバ13に対して登録する必要がない。
また、サーバ13は、端末管理テーブル142においてP−001という患者IDに対応付けられた999という端末IDを、配信装置12に通知して、配信装置12に、当該端末IDが示す電子ペーパー端末11に対して案内情報を配信させる。
また、サーバ13は、例えば、端末管理テーブル142において所在の項目が検査であるレコード(一行分のデータ)を検索して、P−001という患者IDが示す患者が検査に来た時刻より前に検査(又は内科の検査)に来ている患者の患者IDの数を求めることによって、検査での待ち人数を算出する。そして、サーバ13は、算出された待ち人数を含む案内情報を生成し、検査のエリアに配置された配信装置12から999という端末IDが示す電子ペーパー端末11に対して案内情報を配信させる。当該電子ペーパー端末11は、配信装置12から配信された案内情報を診察券200の電子ペーパー201に表示する。
診察券200に表示される案内情報の例を図5に示す。図5に示す案内情報の表示例では、内科検査室への案内と検査待ち人数の他、患者が検査の後、診察に行き、最後に会計に行くことを示す情報が表示される。以下、患者が検査を終えて診察に来た場合も同様の処理が行われる。
なお、例えば診察の後、医者の指示によって患者の行き先が変更となった場合(例えば、再度検査に行くこととなった場合)には、当該医者の入力に従って、サーバ13が端末管理テーブル142の行き先の項目内容を変更し、変更された行き先を示す情報を配信装置12に送信し、電子ペーパー端末11に配信させる。電子ペーパー端末11は、変更された行き先を示す情報を診察券200の電子ペーパー201に表示する。
患者の診察が終わり、患者が電子ペーパー端末11を返して、会計を行なったら、図6に示すように、スタッフによって電子ペーパー端末11から診察券200が分離されて患者に返却され、電子ペーパー端末11は回収される。会計において電子ペーパー端末11から診察券200が分離される前に、サーバ13が、会計のエリアに配置された配信装置12を通じて次回予約情報を電子ペーパー端末11に配信する。次回予約情報とは、例えば、患者の次回の来院予定日時を示す情報である。電子ペーパー端末11は、電子ペーパー端末11から分離される前の診察券200の電子ペーパー201に、配信装置12から配信された次回予約情報を表示する。電子ペーパー201に表示される次回予約情報の例を図7に示す。
電子ペーパー端末11から診察券200が分離される場合の案内情報配信システムの処理を、図8を用いて説明する。以下に説明する電子ペーパー端末11からの診察券200の分離時の処理は、サーバ13が予め定められた配信装置(例えば、会計のエリアに配置された配信装置)12から患者IDを受信した場合、即ち、電子ペーパー端末11が予め定められた位置にある場合に実行される。
電子ペーパー端末11がスタッフによって回収される前に、会計のエリアに配置された配信装置12は、ID取得手段121を用いて、分離対象の診察券200から患者IDを取得し、取得した患者IDをサーバ13に送信する。
サーバ13は、患者管理テーブル141の次回予定の項目内容を参照して、当該患者IDが示す患者についての次回予約情報を生成する。そして、サーバ13は、会計のエリアに配置された配信装置12に対して、分離許可情報と次回予約情報を送信する。分離許可情報とは、電子ペーパー端末11が備える記憶手段114内の分離許可フラグをONにする制御情報である。当該配信装置12の通信手段122は、サーバ13から受信した分離許可情報と次回予約情報とを電子ペーパー端末11に対して配信する。
サーバ13は、配信装置12から所定の期間内に異常通知を受信しない場合、当該配信装置12から受信した患者IDに基づいて、端末管理テーブル142における、当該患者IDに対応するレコード(1行分のデータ)を消去する。患者IDに対応するレコードが消去されることによって、当該患者IDと端末IDとの対応付けが解除される。
配信装置12から分離許可情報を受信した電子ペーパー端末11は、記憶手段114の分離許可フラグをOFFからONに変更する。スタッフが電子ペーパー端末11から診察券200を分離しようとすると(開口扉であるロック機構110を開けてロックを解除すると)、当該電子ペーパー端末11が備えるロック状態検出手段117が、電子ペーパー端末11から診察券200が分離されることを検出して、当該検出結果を制御手段112に通知する。制御手段112は、記憶手段114の分離許可フラグがONであることを認識して、表示制御手段115に制御信号を送信する。表示制御手段115は、制御手段112から受信した制御信号に従って、配信装置12から配信された次回予約情報(図8に示す例では、「次回の診察は、4/27(木)10:00です。」という文)を診察券200の電子ペーパー201に表示する。
スタッフは、診察券200の電子ペーパー201に次回予約情報が表示されたことを確認すると、診察券200を電子ペーパー端末11から分離する。その結果、電源がOFFであっても、次回の予約の表示が電子ペーパー201に保持された状態の診察券200を患者に渡すことができる。
次に、図9を参照して、サーバ13が分離許可情報を電子ペーパー端末11に送信する前に診察券200が電子ペーパー端末11から分離される場合(異常時)の案内情報配信システムの処理を説明する。
例えば、患者が電子ペーパー端末11を紛失した場合、悪意のある第三者が、電子ペーパー端末11のロック機構110を解除して電子ペーパー端末11から診察券200のみを取り出そうとすることがある。この場合、電子ペーパー端末11のロック状態検出手段117が、電子ペーパー端末11から診察券200が分離されること(即ち、ロックの解除)を検出して、当該検出結果を制御手段112に通知する。制御手段112は、記憶手段114の分離許可フラグがOFFのままであることを認識して、通信手段113と表示制御手段115に制御信号を送信する。通信手段113が、制御手段112から受信した制御信号に従って、配信装置12の通信手段122を通じてサーバ13に異常を通知する。当該異常の通知を受けたサーバ13は、端末管理テーブル142において異常フラグを立てる。
また、表示制御手段115は、制御手段112から受信した制御信号に従って診察券200に現在表示されている情報を認識不能(非表示)にし、診察券200の電子ペーパー201に異常状態での分離であることを示す警告を表示する。例えば、図9に示すように、診察券200の電子ペーパー201に「警告」という文字が表示される。表示制御手段115は、上記「警告」という文字の表示に代えて、例えば、電子ペーパー201の全面を白色又は黒色に表示するようにしてもよい。
分離許可情報は、サーバ13が予め定められた配信装置12から患者IDを受信した場合に電子ペーパー端末11に配信される。従って、悪意の第三者が診察券200と電子ペーパー端末11とを予め決められた位置以外の位置において分離しようとすると、異常な状態で分離されたことが検出され、上述したように診察券200の電子ペーパー201に警告が表示される。その結果、異常を検出できると共に、不正行為の抑止効果が期待できる。
図10乃至図15を参照して、本発明の案内情報配信システムによる案内情報配信処理を説明する。
図10は、配信装置における患者IDと端末IDの送信処理フローの一例を示す図である。配信装置12が、患者ID又は端末IDを読み取ったかを判断する(ステップS1)。配信装置12が、患者ID又は端末IDを読み取ったと判断した場合、配信装置12は、読み取った患者ID又は端末IDとを、当該配信装置12の配信装置IDとともにサーバ13に送信する(ステップS2)。配信装置12が、患者ID又は端末IDを読み取っていないと判断した場合は、ステップS1以下を繰り返す。
図11は、サーバにおける患者IDと端末IDとの対応情報の端末管理テーブルへの登録処理フローの一例を示す図である。サーバ13が、患者IDと端末IDとを所定の時間内に配信装置12から受信したかを判断する(ステップS11)。サーバ13が、患者IDと端末IDとを所定の時間内に配信装置12から受信したと判断した場合、受信した患者IDと端末IDとを対応付けて(ステップS12)、所定のレコードを作成して端末管理テーブル142に登録する(ステップS13)。サーバ13が、患者IDと端末IDとを所定の時間内に配信装置12から受信していないと判断した場合は、ステップS11以下を繰り返す。
図12は、サーバにおける送信情報の送信処理フローの一例を示す図である。サーバ13が、配信装置12から患者IDを受信したかを判断する(ステップS21)。サーバ13が、配信装置12から患者IDを受信したと判断した場合、サーバ13は、当該配信装置12に応じた所定の送信情報を作成し(ステップS22)、作成した送信情報を当該配信装置12を通じて当該患者IDを備える電子ペーパー端末11に送信する(ステップS23)。送信情報は、案内情報、次回予約情報又は分離許可情報である。次回予約情報又は分離許可情報は、前述のように、当該配信装置12が会計エリアに存在する場合に作成される。サーバ13が、配信装置12から患者IDを受信していないと判断した場合は、ステップS21以下を繰り返す。
次に、サーバ13が、所定の時間内に異常通知を受信したかを判断する(ステップS24)。所定の時間内に異常通知を受信したと判断した場合、サーバ13は、端末管理テーブル142において異常フラグを立てる(ステップS25)。所定の時間内に異常通知を受信していないと判断した場合、サーバ13は、端末管理テーブル142の当該患者IDに対応するレコードを消去する(ステップS26)。
図13は、配信装置における送信情報の送信処理フローの一例を示す図である。配信装置12が、サーバ13から送信情報を受信したかを判断する(ステップS31)。サーバ13から送信情報を受信したと判断した場合、配信装置12は、受信した送信情報を、これを受信すべき(対応する)電子ペーパー端末11に送信する(ステップS32)。配信装置12が、サーバ13から送信情報を受信していないと判断した場合は、ステップS31以下を繰り返す。
図14は、電子ペーパー端末における送信情報の受信処理フローの一例を示す図である。電子ペーパー端末11が、配信装置12から送信情報を受信したかを判断する(ステップS41)。電子ペーパー端末11が、配信装置12から送信情報を受信していないと判断した場合は、ステップS41以下を繰り返す。ステップS41において、配信装置12から送信情報を受信したと判断した場合、電子ペーパー端末11は、受信した送信情報が案内情報、次回予約情報又は分離許可情報のいずれであるか否かを判断する(ステップS42)。このために、実際には、送信情報には、当該送信情報が案内情報、次回予約情報又は分離許可情報のいずれであるかを示す情報(図示せず)が付加される。
受信した送信情報が案内情報であると判断した場合、電子ペーパー端末11は、案内情報を電子ペーパー201に表示して(ステップS43)、処理を終了する。受信した送信情報が次回予約情報であると判断した場合、電子ペーパー端末11は、次回予約情報を電子ペーパー201に表示して(ステップS44)、処理を終了する。受信した送信情報が分離許可情報であると判断した場合、電子ペーパー端末11は、記憶手段114内の分離許可フラグをONに設定する(ステップS45)。この後、スタッフにより診察券200が電子ペーパー端末11から分離されると(ステップS46)、電子ペーパー端末11は、電子ペーパー端末11の再利用のため、分離許可フラグをOFFに設定して(ステップS47)、処理を終了する。
図15は、電子ペーパー端末におけるエラー処理フローの一例を示す図である。エラー処理とは、例えば図9に示すような、電子ペーパー201への警告の表示処理と電子ペーパー端末11から配信装置12への異常の通知処理である。
配信装置12から送信情報を受信していない状態において、電子ペーパー端末11が、ロック状態検出手段117により診察券200が電子ペーパー端末11から分離されることを検出すると(ステップS51)、制御手段112により、記憶手段114の分離許可フラグを参照して(ステップS52)、分離許可フラグがONまたはOFFのいずれであるかを判断する(ステップS53)。分離許可フラグがOFFであると判断した場合、電子ペーパ端末11は、制御手段112により図9に示すようなエラー処理を行って(ステップS54)、処理を終了する。電子ペーパー端末11が、分離許可フラグがONであると判断した場合は、診察券200の電子ペーパー端末11からの分離が許可された状態における分離であるため、処理を終了する。
以上、本発明をその実施形態に基づいて説明したが、本発明は、その主旨の範囲内において種々の変形が可能である。
例えば、病院内の特定の地点(例えば、病院の通用口等)に、電子ペーパー端末11の端末IDを検出する端末ID検出手段(図示せず)を設けてもよい。当該端末ID検出手段は、端末IDを検出すると、電子ペーパー端末11が病院の外へ持ち出されようとしていると判断して、電子ペーパー端末11に制御信号を送信して、電子ペーパー201に表示される案内情報の少なくとも一部を非表示にする。また、当該端末ID検出手段は、配信装置12を通じて、電子ペーパー端末11が病院の外へ持ち出されようとしていることを病院等のスタッフ(サーバ13)に通知するようにしてもよい。これにより、案内情報に含まれる機密性の高い情報が病院の外へ流出したり、電子ペーパー端末11が無断で持ち去られたりすることを防止することができる。
また、電子ペーパー端末11が備える表示制御手段115が、配信装置12との通信が途絶した時間が予め設定された時間を超えたことを検出して、診察券200の電子ペーパー201に表示されている案内情報の少なくとも一部を非表示にするようにしてもよい。また、電子ペーパー端末11が備える表示制御手段115が、前記端末ID検出手段から受信した制御信号に従って、電子ペーパー201に表示される案内情報の少なくとも一部を非表示にするようにしてもよい。
また、電子ペーパー端末11と配信装置12との間の通信信号、配信装置12とサーバ13との間の通信信号として、暗号化された通信信号を用いるようにしてもよい。
以上から把握できるように、本発明の実施形態の特徴を述べると以下の通りである。
(付記1)施設における案内情報を配信する案内情報配信システムであって、
ユーザにより携帯され、表示器を着脱自在であり、配信装置から配信された案内情報を前記表示器に表示する携帯端末と、
前記施設内の所定のエリアに対応して配置され、前記携帯端末に前記案内情報を配信する配信装置と、
前記携帯端末の位置を検出し、前記検出された携帯端末の位置における前記ユーザに対応する前記案内情報を、前記携帯端末の位置が属するエリアに配置された配信装置に送信し、前記携帯端末に配信させるサーバとを備える
ことを特徴とする案内情報配信システム。
(付記2)当該案内情報配信システムが、更に、予め定められた位置において、前記表示器が前記携帯端末から分離される場合に、前記表示器に現在表示されている案内情報とは異なる他の情報を前記表示器に表示する
ことを特徴とする付記1に記載の案内情報配信システム。
(付記3)前記サーバが、更に、前記予め定められた位置において、前記携帯端末に、前記表示器の前記携帯端末からの分離を許可することを示す情報を送信する
ことを特徴とする付記2に記載の案内情報配信システム。
(付記4)前記携帯端末が、前記表示器の前記携帯端末からの分離を許可することを示す情報を前記サーバから受信する前に、前記表示器が前記携帯端末から分離されることを検出した場合、これに基づいて、前記表示器に警告を表示する
ことを特徴とする付記3に記載の案内情報配信システム。
(付記5)前記携帯端末が、予め定められた時間前記配信装置との通信がないことを検出した場合、又は、前記携帯端末が予め定められたエリアの外に位置する場合に、前記表示器に現在表示されている案内情報の少なくとも一部を非表示にする
ことを特徴とする付記1に記載の案内情報配信システム。
(付記6)前記表示器及び携帯端末が、各々、ユーザID及び端末IDを備え、
前記配信装置が、前記ユーザID又は端末IDを読み取り、当該配信装置の装置IDと共に、前記サーバに送信し、
前記サーバが、前記配信装置から受信した前記ユーザID又は端末IDと装置IDとに基づいて、前記携帯端末の位置を検出する
ことを特徴とする付記1に記載の案内情報配信システム。
(付記7)前記サーバが、前記配信装置から受信した前記ユーザID及び端末IDを対応付け、当該ユーザID及び端末IDについての管理情報を作成する
ことを特徴とする付記6に記載の案内情報配信システム。
(付記8)前記サーバが、所定の時間内に、前記配信装置から前記ユーザID及び端末IDを受信した場合に、これらを対応付ける
ことを特徴とする付記7に記載の案内情報配信システム。
(付記9)前記携帯端末が、前記携帯端末の傾きの値を検出し、前記検出された携帯端末の傾きの値が予め設定された範囲の傾きの値かを判断し、前記携帯端末の傾きの値が予め設定された範囲の傾きの値でない場合に、前記表示器に現在表示されている案内情報の少なくとも一部を非表示にする
ことを特徴とする付記1に記載の案内情報配信システム。
(付記10)前記携帯端末が、前記携帯端末に入射する光の光量を検出し、前記検出された携帯端末に入射する光の光量が予め設定された範囲の光量でない場合に、前記表示器に現在表示されている案内情報の少なくとも一部を非表示にする
ことを特徴とする付記1に記載の案内情報配信システム。
(付記11)前記携帯端末が、前記携帯端末の温度を検出し、前記検出された携帯端末の温度が予め設定された範囲の温度でない場合に、前記表示器に現在表示されている案内情報の少なくとも一部を非表示にする
ことを特徴とする付記1に記載の案内情報配信システム。
以上、説明したように、本発明の案内情報配信システムによれば、例えば、病院内における患者の位置(検査、診察等)を特定し、当該特定された位置にいる患者に対して、最新の情報を随時適切に提供することができ、また、予約等の一時的な情報を記載した配布物の資源が無駄になることを防止することができる。
また、本発明の案内情報配信システムによれば、例えば、患者が病院における会計を終えて、病院のスタッフが電子ペーパーを電子ペーパー端末から分離しようとする場合に、患者の次回の来院予定日時を示す情報を電子ペーパーに表示することができる。その結果、病院のスタッフは、次回の来院予定日時を示す情報が表示された状態の電子ペーパーを電子ペーパー端末から分離して患者に渡すことができる。
また、本発明の案内情報配信システムによれば、予め定められた位置においてのみ電子ペーパーを電子ペーパー端末から分離することができる。
また、本発明の案内情報配信システムによれば、予め定められた位置以外の位置において電子ペーパーが電子ペーパー端末から分離される場合に、電子ペーパーに警告を表示することができる。
また、本発明の案内情報配信システムによれば、例えば電子ペーパー端末が施設の外に持ち出された場合に、案内情報を非表示にすることができる。その結果、案内情報に含まれる機密性の高い個人情報等が施設の外に漏洩することを防止することができる。
本発明の案内情報配信システムの構成の一例を示す図である。 電子ペーパー端末と診察券の外形と構成例とを示す図である。 患者管理テーブルと端末管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 案内情報配信システムが実行する処理を説明する図である。 診察券に表示される案内情報の例を示す図である。 診察券の回収時の案内情報配信システムの処理を説明する図である。 次回予約情報の例を示す図である。 電子ペーパー端末から診察券が分離される時の案内情報配信システムの処理を説明する図である。 異常時の案内情報配信システムの処理を説明する図である。 配信装置における患者IDと端末IDの送信処理フローの一例である。 サーバにおける患者IDと端末IDとの対応情報の端末管理テーブルへの登録処理フローの一例である。 サーバにおける送信情報の送信処理フローの一例である。 配信装置における送信情報の送信処理フローの一例である。 電子ペーパー端末における送信情報の受信処理フローの一例である。 電子ペーパー端末におけるエラー処理フローの一例である。 従来の病院での患者への情報提供のシステムの一例である。
符号の説明
11 電子ペーパー端末
12 配信装置
13 サーバ
14 管理DB
15 ネットワーク
200 診察券
110 ロック機構
111 RFIDタグ
112 制御手段
113 通信手段
114 記憶手段
115 表示制御手段
116 傾き検知手段
117 ロック状態検出手段
118、203 コネクタ
121 ID取得手段
122 通信手段
141 患者管理テーブル
142 端末管理テーブル
201 電子ペーパー
202 RFIDタグ

Claims (5)

  1. 施設における案内情報を配信する案内情報配信システムであって、
    ユーザにより携帯され、表示器を着脱自在であり、配信装置から配信された案内情報を前記表示器に表示する携帯端末と、
    前記施設内の所定のエリアに対応して配置され、前記携帯端末に前記案内情報を配信する配信装置と、
    前記携帯端末の位置を検出し、前記検出された携帯端末の位置における前記ユーザに対応する前記案内情報を、前記携帯端末の位置が属するエリアに配置された配信装置に送信し、前記携帯端末に配信させるサーバとを備える
    ことを特徴とする案内情報配信システム。
  2. 当該案内情報配信システムが、更に、
    予め定められた位置において、前記表示器が前記携帯端末から分離される場合に、前記表示器に現在表示されている案内情報とは異なる他の情報を前記表示器に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の案内情報配信システム。
  3. 前記サーバが、更に、前記予め定められた位置において、前記携帯端末に、前記表示器の前記携帯端末からの分離を許可することを示す情報を送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の案内情報配信システム。
  4. 前記携帯端末が、前記表示器の前記携帯端末からの分離を許可することを示す情報を前記サーバから受信する前に、前記表示器が前記携帯端末から分離されることを検出した場合、これに基づいて、前記表示器に警告を表示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の案内情報配信システム。
  5. 前記携帯端末が、予め定められた時間前記配信装置との通信がないことを検出した場合、又は、前記携帯端末が予め定められたエリアの外に位置する場合に、前記表示器に現在表示されている案内情報の少なくとも一部を非表示にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の案内情報配信システム。
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