JP2008245787A - ナースコールシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 病室の扉を常時施錠状態にしても、看護師や医師等の関係者は煩わしい解錠操作することなく入室することができ、また見舞者も容易に入室できるナースコールシステムを提供する。
【解決手段】 病室の扉11に電気錠12を設け、電気錠12を解錠するための無線発信機10を看護師や医師、更には見舞者に携行させた。無線発信機10から発信されるID情報を受信するID受信部18を廊下灯2に設けると共に、患者情報、看護師・医師ID情報を廊下灯2に記憶させ、看護師等が無線発信機10を廊下灯に翳すことで、廊下灯2がID照合を行い電気錠12の解錠制御を行うようにした。見舞者に対しては無線発信機10を組み込んだ入室カード10aを発行する発券機9を設置した。
【選択図】 図1
【解決手段】 病室の扉11に電気錠12を設け、電気錠12を解錠するための無線発信機10を看護師や医師、更には見舞者に携行させた。無線発信機10から発信されるID情報を受信するID受信部18を廊下灯2に設けると共に、患者情報、看護師・医師ID情報を廊下灯2に記憶させ、看護師等が無線発信機10を廊下灯に翳すことで、廊下灯2がID照合を行い電気錠12の解錠制御を行うようにした。見舞者に対しては無線発信機10を組み込んだ入室カード10aを発行する発券機9を設置した。
【選択図】 図1
Description
本発明は入院患者が看護師を呼び出すためのナースコールシステムに関し、特に病室に設けた錠を管理するナースコールシステムに関する。
ナースコールシステムは、患者がナースコール子機を操作することにより、ナースステーションに設置されたナースコール親機から呼出報知がなされ、応答した看護師と患者の間で通話をすることができるよう構成されている。こうして呼び出しを受けた看護師は、患者の病室に赴いて必要な処置を行った。そのため、病室の扉は看護師等がスムーズに入室し易いように、また見舞者が見舞いやすいように錠が設けられていなかった。
一方で、例えば特許文献1にあるように特定の病室に対して部外者の入室ができないように電気錠を取り付け、指紋認証により解錠を可能としたナースコールシステムがある。
特開2004−201114号公報(段落0033)
一方で、例えば特許文献1にあるように特定の病室に対して部外者の入室ができないように電気錠を取り付け、指紋認証により解錠を可能としたナースコールシステムがある。
病院のセキュリティを考えた場合、上記特許文献1にあるように病室の扉に錠を設けて施錠するのが好ましい。しかし、扉に錠を付けて常時施錠状態にすると、看護師が治療などを行う場合にいちいち錠を開ける作業が加わるし、緊急を要する場合には解錠状態を維持させたい。更に、見舞者に対しても、その都度鍵を渡すなどの手間が必要となってしまう。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、病室の扉を常時施錠状態にしても、看護師や医師等の関係者は煩わしい解錠操作することなく入室することができ、また見舞者も容易に入室できるナースコールシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、請求項1に記載の発明は、患者が看護師を呼び出すためにベッド毎に設置されたナースコール子機と、患者からの呼び出しに応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機と、病室前に設置されてナースコール子機からの呼び出しを表示する廊下灯と、システムを制御する制御機と、入院患者の氏名、性別、担当看護師、病室等の患者情報を記憶する患者情報記憶部と、看護師、医師等の認証情報を記憶するID情報記憶部と、を備えたナースコールシステムにおいて、病室の扉に設けた電気錠と、ID情報を無線発信する携帯可能な無線発信機と、廊下灯或いはその近傍に電気錠と対を成すように配置され、翳された無線発信機の発信ID情報を読み取るID受信手段と、ID受信手段が読み取ったID情報を認証し、電気錠の解錠/施錠を制御するID認証手段とを有し、ID認証手段は、ID受信手段が無線発信機から読み取ったID情報が、ID情報記憶部のID情報に一致、或いは対応する病室の患者情報に関連付けられた情報である場合に電気錠解錠信号を発することを特徴とする。
この構成によれば、電気錠は、ID受信手段に無線発信機を翳すだけで、換言すれば無線発信機を携行している看護師等がID受信手段に近づくだけでけ解錠させることができる。よって、扉に錠を設けても別途解錠操作を必要とせず、入室操作に時間がかかったり面倒になることがない。また、ID情報記憶部に登録された医師や看護師である場合や病室内の患者に関連付けられたID情報である場合に電気錠が解錠されるので、看護師や見舞者等の患者の関係者のみ解錠できるよう設定でき、セキュリティを向上できる。更に、電気錠の解錠の為のID情報は登録されている医師や看護師のID情報を使用するため別途電気錠の為のID情報を設定して記憶させる必要がない。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、無線発信機の発信するID情報に看護師IDが含まれ、認証した看護師ID情報は、解錠した病室情報、認証時刻情報と共に記憶する看護情報記録部を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、看護師の入室回数や入室時刻等の情報を保持するので、患者の看護記録を作成する際に活用できる。
この構成によれば、看護師の入室回数や入室時刻等の情報を保持するので、患者の看護記録を作成する際に活用できる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、見舞者に対して無線発信機を具備した入室カードを発券する発券機を備え、発券機は、見舞先を入力する操作部と、入院患者情報を患者情報記憶部の情報に基づいて記憶する入院情報記憶部と、発券する無線発信機にID情報を書き込むID発行部と、入室カードの発券を制御する発券制御部とを有し、発券制御部は、入力された見舞先情報に基づいて患者に関連付けられているID情報を入室カードに書き込んで発行する制御を行うことを特徴とする。
この構成によれば、病室を施錠しても見舞者は発行された入室カードを使用することで容易に解錠して入室することができる。そのため、看護師が見舞者のために時間を取られることがない。また、無線発信機をカード形状とすることで扱いやすい。
この構成によれば、病室を施錠しても見舞者は発行された入室カードを使用することで容易に解錠して入室することができる。そのため、看護師が見舞者のために時間を取られることがない。また、無線発信機をカード形状とすることで扱いやすい。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明において、ID認証手段は、ナースコール子機からスタッフコール等の緊急を要する呼び出しが成されたら、電気錠の解錠を保持することを特徴とする。
この構成によれば、緊急時や非常時に電気錠は解錠状態を維持するので、電気錠を設けたことにより緊急時の対応に時間がかかるようなことがない。
この構成によれば、緊急時や非常時に電気錠は解錠状態を維持するので、電気錠を設けたことにより緊急時の対応に時間がかかるようなことがない。
本発明によれば、電気錠は、ID受信手段に無線発信機を翳すだけで、換言すれば無線発信機を携行している看護師等がID受信手段に近づくだけでけ解錠させることができる。よって、扉に錠を設けても別途解錠操作を必要とせず、入室操作に時間がかかったり面倒になることがない。また、ID情報記憶部に登録された医師や看護師である場合や病室内の患者に関連付けられたID情報である場合に電気錠が解錠されるので、看護師や見舞者等の患者の関係者のみ解錠できるよう設定でき、セキュリティを向上できる。更に、電気錠の解錠の為のID情報は登録されている医師や看護師のID情報を使用するため別途電気錠の為のID情報を設定して記憶させる必要がない
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図であり、1は患者が看護師を呼び出すためにベッド毎に設置されたナースコール子機、2は病室前に設置されてナースコール子機1からの呼び出しを表示する廊下灯、3は患者からの呼び出しに応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機、4はシステムを制御する制御機、5は呼び出しに応答するために看護師が携行する携帯型親機、6は携帯型親機5と通信する基地局、7は携帯型親機5と基地局6との通信を管理する交換機、8は患者情報や医師・看護師情報等を記憶しているナースコールサーバ、9は見舞者に対して病室へ入室するための無線発信機10が組み込まれた入室カード10aを発券する発券機、12は病室の扉11に設けられた電気錠である。
ナースコール子機1は、ベッド近傍の壁面に設置され、看護師と通話するためのマイク及びスピーカ、看護師が応援を必要する場合に操作するスタッフコールボタン(図示せず)を備えたプレート子機1aと、このプレート子機1aに接続され、患者が横になった状態で呼出操作できる呼出握りボタン1bとで構成されている。
廊下灯2は図2の回路ブロック図に示すように構成されている。即ち、患者情報を表示するLCDから成る表示部(以下、廊下灯LCDとする)15、LCDコントローラ16、病室内の患者の患者情報を記憶している患者情報記憶部17、無線発信機10からID情報を読み取るID受信部18、患者からの呼び出しが成されたらそれを点滅報知する表示灯19、医師・看護師等のID情報を記憶するID情報記憶部20、廊下灯2の各部を制御すると共にID照合を行うCPUを備えた廊下灯制御部21、制御機4、ナースコール子機1、そして電気錠12と通信するための廊下灯インターフェイス(廊下灯IF)22とから構成されている。
この廊下灯2の患者情報記憶部17は、夫々の廊下灯2が設置されている病室内のベッドに関連付けられている(入院している)患者の患者情報(名前、性別、年齢、救護区分、感染症情報等)を記憶している。また、ID情報記憶部20には、看護師、医師、配膳業者等の病院関係者ID情報が記憶されている。
ナースコール親機3は図3の回路ブロック図に示すように構成されている。即ち、患者に関する種々の情報を表示するLCDから成る表示部(以下、親機LCDとする)25、LCDコントローラ26、入院患者全ての氏名、年齢、診療科目、救護区分、感染情報、外泊/外出、担当看護師等の患者関連情報を記憶する患者情報記憶部27、後述する看護情報を記録する看護情報記録部28、患者からの呼び出しを報音するスピーカ及び患者と通話するためのハンドセットを備えた通話部29、看護師IDや医師ID等のID情報等のID情報を記憶するID情報記憶部30、ナースコール親機3の各部を制御するCPUを備えた親機制御部31、制御機4と通信するための親機インターフェイス(親機IF)32とから構成されている。
発券機9は図4の回路ブロック図に示すように構成されている。即ち、操作画面を表示するLCDから成る表示部(以下、発券機LCDとする)35、発券する入室カード10aの無線発信機10にIDを発行する(ID情報を発信して記憶させる)ID発行部36、入院患者情報を記憶する入院情報記憶部37、入室カード10aを発券する発券部38、発券機LCD35上に設けられたタッチパネルから成る操作部39、発券機9の各部を制御するCPUを備えた発券機制御部40、ナースコール親機3と通信するための発券機インターフェイス(発券機IF)41等で構成されている。
入室カード10aに組み込まれている無線発信機10は、RFID(Radio Frequency IDentification)技術を適用したRFタグであり、ICチップと、ICチップに書き込むID情報を受信したり、記憶しているID情報を発信するためのアンテナから構成されている。見舞者に対しては、発券機9により患者ID情報が入室カード10a内の無線発信機10に記憶されて発券され、この無線発信機10を廊下灯2のID受信部18に例えば数10センチの距離に近づけることで、無線発信機10の発信するID情報がID受信部18が受信して読み込まれる。
一方、医師・看護師等病院関係者に対して発行される無線発信機10(を組み込んだ入室カード10a)は、別途設置されているID発行装置(図示せず)により、各携行者のID情報がナースコール親機3のID情報記憶部30から入手されて書き込まれる。
一方、医師・看護師等病院関係者に対して発行される無線発信機10(を組み込んだ入室カード10a)は、別途設置されているID発行装置(図示せず)により、各携行者のID情報がナースコール親機3のID情報記憶部30から入手されて書き込まれる。
また、ナースコール親機3の患者情報記憶部27、ID情報記憶部30には、ナースコールサーバ8から適時情報が送信され、最新の情報が記憶された状態にあり、廊下灯2及び発券機9にはナースコール親機3から適宜患者情報等が送信される。詳しくは、廊下灯2の患者情報記憶部17には、個々の廊下灯2が関連付けられている病室の患者情報が送信され、ID情報記憶部20には看護師、医師のID情報が送信されて記憶される。また、発券機9の入院情報記憶部37には、患者情報のうちの患者氏名及び患者ID、病室番号、ベッド番号情報等が送信され記憶される。
このように構成されたナースコールシステムについて、以下、動作を説明する。但し、ナースコール子機1で患者が看護師を呼び出した場合にナースコール親機3または携帯型親機5で応答する動作、また廊下灯2の表示灯19が呼び出しを検知して点滅する動作については、従来と同様なので説明を省略し、本発明の要部である電気錠解錠動作に関して説明する。最初に、看護師や医師が無線発信機10を携行している場合を説明する。
例えばA号室の患者Bがナースコール子機1を操作して看護師を呼び出すと、ナースコール親機3及び患者Bを担当する看護師が携行する携帯型親機5に呼び出しが通知される。それに応答した看護師が、必要な処置をするためにA号室に来た際に、病室の出入口付近(扉付近)に設置されている廊下灯2のID受信部18に、看護師が携行している無線発信機10を翳すことで、ID認証がなされてA号室の扉11は解錠される。
具体的に、無線発信機10をID受信部18に翳すことで、無線発信機10のRFタグから廊下灯2のID受信部18に看護師IDを含むID情報が送信される。このID情報を受けて、廊下灯制御部21でID情報の照合が行われ、ID情報記憶部20に記憶されたID情報に一致するかを確認する。この照合で読み取ったID情報が認証ができた場合には、廊下灯制御部21から電気錠解錠信号が送信されて電気錠が解錠される。こうして、看護師は入室でき患者Bに対して必要な処置を行うことができる。
また、このとき受信した看護師ID情報は、ナースコール親機3に送信されて看護情報記録部28に記録される。このとき、ナースコール子機1を操作した患者の患者情報、無線発信機10からID情報を受信した日時情報とが関連付けられて記録される。
但し、ナースコール子機1に設けられているスタッフコールボタンが入室した看護師により操作された場合には、廊下灯制御部21は解錠操作した電気錠12を施錠させずに解錠状態を維持させる。また、火災の発生等の緊急時の場合には、ナースコール親機3の操作で全電気錠12を解錠制御でき、復旧操作が成されるまで解錠状態を維持する。
このように、電気錠は、ID受信部に無線発信機を翳すだけで、換言すれば無線発信機を携行している看護師等がID受信手段に近づくだけでけ解錠動作するので、扉に錠を設けても別途解錠操作を必要とせず、入室操作に時間がかかったり面倒になることがない。また、ID情報記憶部に登録された医師や看護師である場合や病室内の患者に関連付けられたID情報である場合に電気錠が解錠されるので、担当看護師や見舞者等の患者の関係者のみ解錠するよう設定でき、セキュリティ性を向上できる。更に、電気錠の解錠の為のID情報は登録されている医師や看護師のID情報を使用するため別途電気錠の為のID情報記憶部を設ける必要がない。
また、看護師の入室回数や入室時刻等の記録を保持するので、患者の看護記録を作成する際に活用できる。
更に、スタッフコールを行った病室は解錠状態が維持されるので、緊急時に電気錠が邪魔になるようなことがないし、この状態はスタッフコールの復旧操作が行われるまで維持されるので、電気錠を設けたことにより緊急時の対応に時間がかかるようなことがない。
また、看護師の入室回数や入室時刻等の記録を保持するので、患者の看護記録を作成する際に活用できる。
更に、スタッフコールを行った病室は解錠状態が維持されるので、緊急時に電気錠が邪魔になるようなことがないし、この状態はスタッフコールの復旧操作が行われるまで維持されるので、電気錠を設けたことにより緊急時の対応に時間がかかるようなことがない。
尚、看護師や医師が携行する無線発信機10は、カード形状でなくても良く、RFタグ自体を携帯型親機5に貼着して一体化しても良い。この場合は、携帯型親機をID受信機に翳せば良い。また、無線発信機10とID受信部18の通信可能距離を例えば1メートルと十分採れるよう構成すれば、無線発信機10をポケットに入れた状態でもID受信部18はID情報を受信可能なため、翳す行為も必要無くなる。
そして、この解錠動作は医師や配膳担当者等の病院関係者の場合も同様であり、関係者個人のIDを登録することで、個々の関係者が自身のIDを記憶している無線発信機10を入室時に翳して認証を受けることで解錠されて入室できる。
そして、この解錠動作は医師や配膳担当者等の病院関係者の場合も同様であり、関係者個人のIDを登録することで、個々の関係者が自身のIDを記憶している無線発信機10を入室時に翳して認証を受けることで解錠されて入室できる。
更に、各廊下灯2,2・・のID情報記憶部20に医師、看護師のID情報を記憶させる構成としているが、医師、看護師のID情報は、ナースコール親機3のみに記憶させ、廊下灯2が必要な時に参照操作するようにしても良い。また、ナースコールサーバ8や制御機4に記憶させて参照操作するよう構成しても良い。
また、ID受信部18を廊下灯2に組み込んでいるが、廊下灯2とは分離して無線発信部10を翳しやすい胸元の位置に別途設置しても良い。
また、ID受信部18を廊下灯2に組み込んでいるが、廊下灯2とは分離して無線発信部10を翳しやすい胸元の位置に別途設置しても良い。
見舞者に対して電気錠は次のように解錠制御する。見舞者は、ナースコール親機3に接続され、病院のロビー等に設置されている発券機9を操作して電気錠12を解錠するための入室カード10aを入手する。
具体的に、発券機9の操作部39を操作して患者の名前等を入力する。この入力操作により発券機制御部40は入院情報記憶部37を参照して見舞先の病室を特定する。この特定動作により、見舞先の患者の病室番号等が発券機LCD35に表示される。この表示を見た見舞者により操作部39の決定ボタンが押されたら、所定期間(例えば、当日の見舞可能時間帯まで)有効な入室カード10aが発券部38から発行される。このとき発行される入室カード10aには、見舞先の患者ID或いは患者に関連したID情報がID発行部36から発行されて記憶される。
具体的に、発券機9の操作部39を操作して患者の名前等を入力する。この入力操作により発券機制御部40は入院情報記憶部37を参照して見舞先の病室を特定する。この特定動作により、見舞先の患者の病室番号等が発券機LCD35に表示される。この表示を見た見舞者により操作部39の決定ボタンが押されたら、所定期間(例えば、当日の見舞可能時間帯まで)有効な入室カード10aが発券部38から発行される。このとき発行される入室カード10aには、見舞先の患者ID或いは患者に関連したID情報がID発行部36から発行されて記憶される。
こうして発券された入室カード10aを持って、目的の病室の廊下灯2(のID受信部18)に翳されると、ID受信部18が入室カード10aからID情報を受信し、廊下灯制御部21が患者情報記憶部17の情報と照合する。この照合により対応する病室の患者に一致するID情報の患者がいたら電気錠解錠信号を出力し、電気錠12は解錠される。但し、発券機9は、入室カード10aを発行する際に見舞者の住所、氏名の入力を必要とするよう構成されている。この情報は、ナースコール親機3やナースコールサーバ8に記録され、見舞者に関する情報が保存される。
尚、入室カード10aに記憶されるID情報は見舞者専用のID情報としてもよく、この場合は廊下灯2のID情報記憶部20に廊下灯2毎に異なる見舞者用ID情報を記憶させればよい。
尚、入室カード10aに記憶されるID情報は見舞者専用のID情報としてもよく、この場合は廊下灯2のID情報記憶部20に廊下灯2毎に異なる見舞者用ID情報を記憶させればよい。
このように、病室を施錠しても見舞者は発券された無線発信機を使用することで容易に入室することができ、看護師が見舞者のために時間を取られることがない。また、発券時に見舞者情報を記録することで、不審者の侵入を防ぐのに効果を奏する。
尚、上記実施形態は、見舞者には入室カード10aを発行する際に、顔写真を撮像して録画したり、発券の際に指紋情報を合わせて記録させても良く、こうすることでセキュリティを更に高めることが可能となる。
更に、ID照合がシステム異常などにより不可能となった場合に備えて、廊下灯2の特殊操作により解錠できるようにしてもよい。例えば、復旧ボタンの長押しなどが考えられる。これにより、患者への対応が不十分になることがない。
更に、ID照合がシステム異常などにより不可能となった場合に備えて、廊下灯2の特殊操作により解錠できるようにしてもよい。例えば、復旧ボタンの長押しなどが考えられる。これにより、患者への対応が不十分になることがない。
1・・ナースコール子機、2・・廊下灯、3・・ナースコール親機、3・・制御機、5・・携帯型親機、8・・ナースコールサーバ、9・・発券機、10・・無線発信機、10a・・入室カード、11・・扉、12・・電気錠、15・・廊下灯LCD、17・・患者情報記憶部、18・・ID受信部(ID受信手段)、20・・ID情報記憶部、21・・廊下灯制御部(ID認証手段)、25・・親機LCD、27・・患者情報記憶部、28・・看護情報記録部、30・・ID情報記憶部、31・・親機制御部、36・・ID発行部、37・・入院情報記憶部、39・・操作部、40・・発券機制御部(発券制御手段)。
Claims (4)
- 患者が看護師を呼び出すためにベッド毎に設置されたナースコール子機と、病室前に設置されて前記ナースコール子機からの呼び出しを表示する廊下灯と、患者からの呼び出しに応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機と、システムを制御する制御機と、入院患者の氏名、性別、担当看護師、病室等の患者情報を記憶する患者情報記憶部と、看護師、医師等の認証情報を記憶するID情報記憶部と、を備えたナースコールシステムにおいて、
病室の扉に設けた電気錠と、
ID情報を無線発信する携帯可能な無線発信機と、
前記廊下灯或いはその近傍に前記電気錠と対を成すように配置され、翳された前記無線発信機の発信ID情報を読み取るID受信手段と、
前記ID受信手段が読み取ったID情報を認証し、前記電気錠の解錠/施錠を制御するID認証手段とを有し、
前記ID認証手段は、ID受信手段が無線発信機から読み取ったID情報が、前記ID情報記憶部のID情報に一致、或いは対応する病室の患者情報に関連付けられた情報である場合に電気錠解錠信号を発することを特徴とするナースコールシステム。 - 前記無線発信機の発信するID情報に看護師IDが含まれ、認証した看護師ID情報は、解錠した病室情報、認証時刻情報と共に記憶する看護情報記録部を備えたことを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
- 見舞者に対して無線発信機を具備した入室カードを発券する発券機を備え、
前記発券機は、見舞先を入力する操作部と、入院患者情報を前記患者情報記憶部の情報に基づいて記憶する入院情報記憶部と、発券する無線発信機にID情報を書き込むID発行部と、入室カードの発券を制御する発券制御部とを有し、
前記発券制御部は、入力された見舞先情報に基づいて患者に関連付けられているID情報を前記入室カードに書き込んで発行する制御を行うことを特徴とする請求項1又は2記載のナースコールシステム。 - 前記ID認証手段は、前記ナースコール子機からスタッフコール等の緊急を要する呼び出しが成されたら、前記電気錠の解錠を保持することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のナースコールシステム。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010109604A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Aiphone Co Ltd | ナースコールシステム |
JP2010104519A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Aiphone Co Ltd | ナースコールシステム |
US9562371B2 (en) | 2011-01-28 | 2017-02-07 | Assa Abloy Entrance Systems Ab | Intensive care unit door control system |
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2007
- 2007-03-29 JP JP2007088960A patent/JP2008245787A/ja active Pending
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