JP2002245555A - 商品販売システム、方法、及びそのプログラム - Google Patents

商品販売システム、方法、及びそのプログラム

Info

Publication number
JP2002245555A
JP2002245555A JP2001043991A JP2001043991A JP2002245555A JP 2002245555 A JP2002245555 A JP 2002245555A JP 2001043991 A JP2001043991 A JP 2001043991A JP 2001043991 A JP2001043991 A JP 2001043991A JP 2002245555 A JP2002245555 A JP 2002245555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
store
terminal device
customer
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001043991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3941402B2 (ja
Inventor
Yuichi Dainumata
裕一 大沼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2001043991A priority Critical patent/JP3941402B2/ja
Publication of JP2002245555A publication Critical patent/JP2002245555A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3941402B2 publication Critical patent/JP3941402B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】商品を手にして確認できて盗難防止が容易な商
品販売システム、方法、及びそのプログラムを提供す
る。 【解決手段】商品販売システムは店舗1内にサーバ2、
タグ3(3−1、3−2、・・・)、タグ3を取り付け
て展示された多数の商品4(4−1、4−2、・・
・)、店舗1の出入口7のゲート8を備えて構成され
る。タグ3は情報ボタン13と購入ボタン14を備え、
内部に制御回路を備えている。予め前納金を納めて会員
登録した客5は電源を入れた携帯電話6を保持して入店
し、その携帯電話6にサーバ装置2はブルートゥース通
信により入店IDを付与する。情報ボタン13又は購入
ボタン14を押されたタグ3は近接する携帯電話6の入
店IDと自装置IDをサーバ2に通知する。その入店I
Dの携帯電話6に対してサーバ2は商品説明画面データ
又は購入確認画面データを送信する。購入確認が行われ
たときは、タグ3のロックを解除し、前納金から商品代
金を差し引く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、客が保持する携帯
端末装置を介して商品の購入決定と授受が行われる又は
商品説明が自動的に行われる商品販売システム、方法、
及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、商品に付けられた店内配置端
末タグがある。この店内配置端末タグは店員でないと取
り外せないものであり、万一客が店内配置端末タグが付
いたままの商品を店外に持ち出すと警報が鳴リ渡るよう
になっており、これによって、広い店内の商品に対する
店員による監視作業を軽減している。また、自動販売機
内に展示されている商品を客が携帯電話で指定してその
指示した商品を直ちに購入できる自動販売機システムも
提案されている。また、大型の自動販売機とも言える無
人店舗を展開し、客が購入の意思表示した商品を展示ケ
ースからロボットにより取り出し口まで搬送して客に引
き渡すものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
店内配置端末タグは、客が商品代金精算時に店内配置端
末タグが付いたままの商品をレジ(代金支払口)まで持
参し、商品代金精算と同時に店員によって商品から取り
外されるものであり、商品の店内配置端末の機能しか持
っていないわりには結構手数の掛かるものである。
【0004】また、自動販売機や無人店舗では、商品は
全て展示棚を兼ねた収納ケース内に格納されており、購
入を決める前に客が事前に商品を手にとって確認するよ
うなことはできない点に不満が残るものであった。本発
明の課題は、上記従来の実情に鑑み、客側には商品を手
にとって確認ができる利点があると共に店側には盗難防
止が容易で自動販売ができる商品販売システム、方法、
及びそのプログラムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】先ず、請求項1記載の発
明の商品販売システムは、無線通信機能と商品への取付
ロック機構とを有する店内配置端末装置と、無線通信機
能を備えたサーバ装置とを備え、上記店内配置端末装置
を上記取付ロック機構により商品毎に取り付けて該商品
を店内に展示し販売する商品販売システムであって、上
記サーバ装置は無線通信を介して、客が保持する携帯端
末装置を上記店内において認識する手段と、上記客によ
り上記商品の購入意思表示がなされたことに基づいてそ
の購入意思表示の確認を上記客が保持する携帯端末装置
を介して行わせる手段と、該購入意思表示の確認に基づ
いて該購入意思表示が確認された上記商品に取り付けら
れた上記店内配置端末装置のロックを解除する手段とを
有して構成される。
【0006】このように、ユーザにより店内商品の購入
が指定された際に、その店内で認識されたユーザ所持の
携帯電話によりその購入確認行ない、購入確定により当
該南品に取り付けられた盗難防止装置のタグ装置のロッ
クを解除するようにしたので、ユーザはその場でタグ装
置を商品から取り外してその商品ををそのまま店外に持
ち出せるようになり、したがって、店内の各商品を精算
レジや店員の手を介することなく販売でき、これによ
り、店舗側にあっては無人店舗による無人販売が可能と
なる。
【0007】そして、上記サーバ装置は、例えば請求項
2記載のように、上記携帯端末装置を上記店内に認識し
たときは該携帯端末装置に対して店内の推奨商品情報を
送信する手段を更に有して構成される。これにより、ユ
ーザが店内に入ることで、ユーザの所持する携帯端末装
置に、店内での推奨商品情報が送信されてくるので、ユ
ーザに対する商品購入検討の一助とすることができ、こ
れにより、ユーザへのサービスが向上する。
【0008】また、上記推奨商品情報は、例えば請求項
3記載のように、認識された上記携帯端末装置に対応す
る客に適した商品情報を、予め登録された客毎の個人情
報に基づいて、予め備えた商品データベースから抽出し
て送信されるように構成される。
【0009】これにより、個々のユーザに適した情報に
基づいて抽出した推奨商品情報をユーザの携帯端末装置
に送信するので、ユーザは欲しい情報を優先的に知るこ
とができ、したがって、ユーザは時間を無駄にすること
なく満足のいく買い物ができて便利である。
【0010】また、上記サーバ装置は、例えば請求項4
記載のように、上記客が指定した上記商品の商品情報を
送信し、該商品に対する当該客の関心度合いが高いか否
かを判別し、高いと判別されたとき上記商品の購入を促
す特典情報を上記客の上記携帯端末装置に送信する手段
を更に有して構成される。
【0011】これにより、ユーザが商品説明を指示した
商品に対するユーザの関心の度合いを自動判定し、その
関心度合いの高さに応じてその商品購入を当該ユーザに
促す特典情報を送信するようにしたので、ユーザがその
商品に対して興味を持ったものの、実際の商品購入を迷
っているような場合に、ユーザに対するその商品の販売
を促進することができる。
【0012】また、例えば請求項5記載のように、上記
店内配置端末装置の上記商品への取り付け状態を監視
し、上記店内配置端末装置が上記商品から取り外された
とき当該店内配置端末装置のロックが解除されていない
場合に警告報知を行なう手段を更に有して構成され、ま
た、例えば請求項6記載のように、上記店内配置端末装
置の現在位置を監視し、該店内配置端末装置が上記店内
から外部に移動した場合に警告報知を行なう手段を更に
有して構成される。
【0013】これにより、タグ装置3が商品4から取り
外された際に、そのタグ装置3のロックが解除されてい
ない場合には警報を行なうので、ユーザ5が購入してい
ない商品4をタグ装置3から取り外して店外に持ち出す
ことはできず、これにより、盗難防止を確実に行うこと
ができる。また、タグ装置3を取り付けたままの商品4
の持ち出しは勿論のこと、商品4から取り外されている
タグ装置3だけを店外に持ち出そうとした場合でも、タ
グ装置3をゲート8によって検知して警報を発するの
で、商品4のみならずタグ装置3の盗難防止も確実に行
うことができる。
【0014】また、上記購入意思表示の確認は、例えば
請求項7記載のように、該購入意思表示がなされた商品
に近接する客が保持する携帯端末装置を特定し該携帯端
末装置との質疑応答の通信によって行われる。そして、
例えば請求項8記載のように、上記客による購入意思表
示は、購入意思表示すべき商品に取付けられた上記店内
配置端末装置に付加されている操作入力装置への入力操
作であり、上記携帯端末装置の特定は、入力操作された
上記店内配置端末装置により検出された最も近傍位置に
ある携帯端末装置に対して行われる。
【0015】これにより、ユーザによる店内の商品の購
入指定により、その指定商品の購入確認をその指定商品
近傍のユーザが所持する携帯端末装置に対して自動送信
するので、ユーザに対しては、欲しい商品に取り付けら
れているタグ装置の購入ボタンの操作による指定だけで
他の操作を何も行わせることなく、そのユーザを容易に
かつ精度良く特定することができ、一般の無人店舗で予
想されるユーザの購入時の繁雑な手数を省くことができ
る。
【0016】次に、請求項9記載の発明の商品販売シス
テムは、少なくとも無線通信機能を有する店内配置端末
装置と、無線通信機能を備えたサーバ装置とを備え、上
記店内配置端末装置を商品毎に対応付けて該商品を店内
に展示し販売する商品販売システムであって、上記サー
バ装置は無線通信を介して、客が保持する携帯端末装置
を上記店内において認識する手段と、上記客が上記店内
の商品への購入意思表示を行ったとき、該購入意思表示
が行われた商品に関する商品情報を取得する手段と、該
商品の近傍の上記携帯端末装置を特定する手段と、該特
定された携帯端末装置に対して上記取得した商品情報を
送信する手段とを有して構成される。
【0017】これにより、ユーザによる店内の商品の指
定により、その指定商品に関する商品情報をその指定商
品の近傍のユーザが所持する携帯電話に対して自動送信
するようにしたので、ユーザは自分が手にとって見てい
る商品についての検討を自分が所持している携帯電話で
行うことができるようになって便利である。
【0018】そして、例えば請求項10記載のように、
上記客による購入意思表示は、購入意思表示すべき商品
に対応付けされた店内装置への入力操作であり、上記携
帯端末装置の特定は、入力操作された上記店内装置によ
り検出された最も近傍位置にある携帯端末装置に対して
行われるように構成される。
【0019】これにより、ユーザが所持する携帯電話の
特定は、各商品に取り付けられているタグ装置によって
そのタグ装置の近傍のユーザが所持する携帯電話の位置
情報を検出して特定するので、情報が欲しい商品の展示
場所情報をユーザが別途入力してサーバに通知するなど
の手数がかからず、ユーザは自分の居る場所がどこであ
るかを意識することなく自由に店内を移動して商品を見
て歩くことができて便利である。
【0020】次に、請求項11記載の発明の商品販売方
法は、無線通信機能と商品への取付ロック機構とを有す
る店内配置端末装置と、無線通信機能を備えたサーバ装
置とを備え、上記サーバ装置により無線通信を介して行
われる制御のもとに、上記店内配置端末装置を上記取付
ロック機構により商品毎に取り付けて該商品を店内に展
示し販売する商品販売方法であって、客が保持する携帯
端末装置を上記店内において認識し、上記客により上記
商品の購入意思表示がなされたことに基づいてその購入
意思表示の確認を上記客が保持する携帯端末装置を介し
て行わせ、該購入意思表示の確認に基づいて該購入意思
表示が確認された上記商品に取り付けられた上記店内配
置端末装置のロックを解除するように構成される。
【0021】次に、請求項12記載の発明の商品販売方
法は、少なくとも無線通信機能を有する店内配置端末装
置と、無線通信機能を備えたサーバ装置とを備え、上記
サーバ装置により無線通信を介して行われる制御のもと
に、上記店内配置端末装置を商品毎に対応付けて該商品
を店内に展示し販売する商品販売方法であって、客が保
持する携帯端末装置を上記店内において認識し、上記客
が上記店内の商品への購入意思表示を行ったとき、該購
入意思表示が行われた商品に関する商品情報を取得し、
該商品の近傍の上記携帯端末装置を特定し、該特定され
た携帯端末装置に対して上記取得した商品情報を送信す
るように構成される。
【0022】更に、請求項13記載の発明のプログラム
は、無線通信機能と商品への取付ロック機構とを有する
店内配置端末装置と、無線通信機能を備えたコンピュー
タとを備え、上記店内配置端末装置を上記取付ロック機
構により商品毎に取り付けて該商品を店内に展示し販売
する商品販売システムを上記コンピュータにより実現す
るためのプログラムであって、客が保持する携帯端末装
置を上記店内において認識する機能と、上記客により上
記商品の購入意思表示がなされたことに基づいてその購
入意思表示の確認を上記客が保持する携帯端末装置を介
して行わせる機能と、該購入意思表示の確認に基づいて
該購入意思表示が確認された上記商品に取り付けられた
上記店内配置端末装置のロックを解除する機能とを上記
コンピュタに実現させるように構成されている。
【0023】また、請求項14記載の発明のプログラム
は、少なくとも無線通信機能を有する店内配置端末装置
と、無線通信機能を備えたコンピュータとを備え、上記
店内配置端末装置を商品毎に対応付けて該商品を店内に
展示し販売するシステムを上記コンピュータに無線通信
を介して実行させるプログラムであって、客が保持する
携帯端末装置を上記店内において認識する機能と、上記
客が上記店内の商品への購入意思表示を行ったとき、該
購入意思表示が行われた商品に関する商品情報を取得す
る機能と、該商品の近傍の上記携帯端末装置を特定する
機能と、該特定された携帯端末装置に対して上記取得し
た商品情報を送信する機能とを上記コンピュータに実現
させるよういに構成されている。
【0024】そして、このプログラムは、例えば請求項
30記載のように、上記商品に取付けられた上記店内配
置端末装置に付加されている操作入力装置への入力操作
に対応して、この入力操作された上記店内配置端末装置
により検出された最も近傍位置にある携帯端末装置に対
して上記入力操作を行った客が所持する携帯端末装置で
あると特定する機能を含んで構成される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、一実施の形態におけ
る商品販売システムの全体構成を模式的に示す図であ
る。同図に示すように、この商品販売システムは、店舗
1の内部に設置されたサーバ装置2と、同じく店内に配
設された店内配置端末装置としてのタグ装置3(3−
1、3−2、3−3、・・・)とを備えている。
【0026】タグ装置3は、各商品4に取り付けるタグ
(荷札)を装置化して無線通信機能と商品への取付ロッ
ク機構とを備えたものであり、その取付ロック機構によ
って商品4(4−1、4−2、4−3、・・・)毎に取
り付けられている。そして、店舗1内には、そのように
タグ装置3を取り付けた商品4がそれぞれ所定の棚等に
多数展示されている。
【0027】これらの商品4を購入する客5は、携帯端
末装置としての自己所有の携帯電話6を保持し、この携
帯電話6の電源を入れた状態で入店する。この店舗1の
出入口7にはタグ装置3の通過を検知するためのゲート
8が設けられている。図2は、上記サーバ2の回路構成
を示すブロック図である。同図に示すように、このサー
バ2は、CPU(中央演算処理装置)40と、このCP
U40にバス41を介して接続された入力装置42、警
報装置43、伝送制御部44、表示装置45、印刷装置
46、及び記憶装置47から成り、記憶装置47には記
録媒体48が着脱自在に配設される。
【0028】CPU40は、内蔵の例えばフラッシュR
OM(電気的に内容を書き直せる読み出し専用メモリ)
等に格納されているファームウエアに基づいて各ハード
機構部を制御し、記憶装置47に搭載されているOS
(ユーザの操作環境を設定する基本ソフト)を、順次読
み出し、このOSに従って全体の動作を制御する。
【0029】入力装置42は、特には図示しないが、キ
ーボードやマウス装置、トラックボール装置、スティッ
クポイント装置、又はフラットポイント装置等のポイン
ティングデバイスを備えており、入力情報をCPU40
に通知する。警報装置43は、CPU40からの制御に
基づいて、店舗内全域または所定の箇所の不図示の警報
器を動作させる。
【0030】伝送制御部44は、公衆回線と接続するた
めのモデム、モデムカード、又はモジュール等を接続す
るためのコネクタを有するI/O(入出力)インターフ
ェースやブルートゥース通信を行うためのI/Oインタ
ーフェースを備えており、有線無線の所望のネットワー
クシステムと通信が可能である。
【0031】表示装置45は、CRT又はLCDなどの
表示装置あるいはプラズマディスプレイを備えており、
CPU40からの制御の下に、タグ装置3や携帯電話6
から入力する情報、入力装置42からの入力情報あるい
はその入力情報に対応する各種の処理内容等からなる画
像データを表示する。
【0032】印刷装置46は、入力装置42からの指示
入力、又はサーバプログラムからの指示に基づいて、各
種の記録を印刷(印字)出力する。記憶装置47は、内
蔵型又は外装型の、磁気的または光学的もしくは半導体
型の、CPUで読取り可能な記録媒体を含んで構成され
ている。内蔵型の記録媒体は、ROM、RAM、固定型
のHDD等であり、外装型の記録媒体は、外付けHDD
の他、FDD、MO、CD−ROM、メモリカード等の
可搬型の記録媒体である。
【0033】記憶装置47の所定の記録媒体には、プロ
グラム、データ等が予め記憶されている。また、この記
録媒体に格納するプログラム、データ等は、適宜のネッ
トワークを介して伝送制御部から受信する構成にしても
よく、更に、記録媒体はネットワーク上に構築された他
の機器の記録媒体であってもよい。
【0034】記憶装置47は、CPU40の制御の下
に、所望のファイルを所定の記録媒体から読み出し、ま
た、新たに保管すべきファイルを所定の記録媒体に格納
する。これらのファイルには、各種タスク毎に対応する
サーバプログラムのファイル、これらのサーバプログラ
ムによって処理されるデータファイルや各種管理情報フ
ァイルのデータベース等が格納されている。
【0035】図3(a) は、上記タグ装置3の外観を模式
的に示す図であり、同図(b) はその制御回路を示す図で
ある。同図(a) に示すように、タグ装置3は、ヒンジ1
1を支点にして開閉する二枚の把持部12(12a、1
2b)を備え、商品4を両面から挟み込んで把持するよ
うになっている。把持部12には把持状態を維持し、そ
の維持状態を人手では容易に解除できないようにロック
する不図示のロック機構が設けられている。
【0036】この把持部12の上面の把持部12aに
は、客が当該商品についての情報を欲っした場合に入力
操作(タッチ又は押す)するための情報ボタン13と、
その商品を買うことを決めたときに入力操作するための
購入ボタン14が配設されている。
【0037】タグ装置3の内部の制御回路は、同図(b)
に示すように、CPU15と、このCPU15にバス1
6を介して接続された記憶装置17、RAM18、ロッ
ク機構19、入力部20、及び伝送制御部21からな
る。記憶装置17は、例えばEPROM等からなり、サ
ーバ装置2や携帯電話6と、ブルートゥース(Bluetoot
h 、日米欧の会社が開発の中心になった無線通信仕様の
開発コード名)仕様の無線通信で情報を授受するための
制御プログラムやタグIDデータが格納されている。
【0038】CPU15は、上記の記憶装置17から読
み出した制御プログラムとタグIDとに基づいて、上記
各部の動作を制御する。RAM18は、CPU15の制
御処理中に発生する中間データを一時的に記憶する。ロ
ック部19は、フラグメモリの出力とロック機構からの
操作信号とに連動して例えば大きな電子音を発生する警
報装置等からなる。
【0039】入力部20には、把持部12a取り付けの
情報ボタン13と購入ボタン14が接続されている。情
報ボタン13又は購入ボタン14からの客による入力操
作信号は入力部20からバス16を介してCPU15に
通知される。伝送制御部21は、CPU15によるサー
バ装置2や携帯電話6とのブルートゥース仕様の情報通
信を送受信する通信インターフェースである。
【0040】サーバ2は、ブルートゥース仕様の通信機
能を備えたコンピュータであり、例えば高い機能を有す
るパーソナルコンピュータ等で構成され、後述する各種
データベースを構築するに足る充分な大きさの容量の内
蔵又は外付けの記憶装置を備えている。
【0041】図4(a) 〜(e) は、上記サーバ2の記憶装
置に構成されている各種データベースの各レコード毎の
データ構成を示す図である。同図(a) はタグDB(デー
タベース、以下同様)のタグIDレコード22、同図
(b) は商品DBの商品IDレコード23、同図(c) は情
報DBの推奨情報レコード24、同図(d) はユーザDB
のユーザIDレコード25、そして、同図(e) は入店D
Bの入店IDレコード26を示している。
【0042】タグDBは、タグ装置3に関する情報のデ
ータベースであり、その各タグIDレコード22は、タ
グID領域22−1と商品ID領域22−2からなる。
タグID領域22−1には各タグ装置3に固有のID
(特定符号)が格納される。タグ装置3は、繰り返し使
用され、使用に際して取り付けられる商品は必ずしも前
の商品と同一とは限らず、むしろ異なる場合が多いもの
であるから、商品ID領域22−2には、タグ装置3が
商品4に取り付けられる都度、その商品4の商品IDが
オペレータによる操作によってサーバ2を介して入力さ
れ格納される。
【0043】商品DBは、各商品4に関する情報のデー
タベースであり、その各商品IDレコード23は、商品
ID領域23−1、商品名領域23−2、金額領域23
−3、複数の商品情報領域23−4(23−4−1、2
3−4−2、23−4−3、・・・)からなる。商品I
D領域23−1には各商品に固有のIDが格納される。
商品名領域23−2にはその商品名が格納される。金額
領域23−3には、その商品の販売価格が格納される。
複数の商品情報領域23−4には、ユーザ5に提供する
ための種々の情報が、携帯電話6の表示画面に対応する
ページ単位で、それぞれ格納されている。
【0044】情報DBは、特にユーザ5に推奨したい商
品に関する情報のデータベースであり、その各推奨情報
レコード24は、情報ID領域24−1、新商品お買得
情報領域24−2、ユーザ属性領域24−3、及び商品
ジャンル領域24−4からなる。情報ID領域24−1
にはこの情報に固有のIDが格納される。新商品お買得
情報領域24−2には、ユーザ5に提供するための新商
品情報又はお買得情報が確報される。ユーザ属性領域2
4−3には後述するユーザ属性を示すデータが格納され
る。そして、商品ジャンル領域24−4にはこの商品4
のジャンルを示すデータが格納される。
【0045】ユーザDBは、商品4を購入するために入
店した客(以下、ユーザという)5に関する情報のデー
タベースであり、その各ユーザIDレコード25は、ユ
ーザ端末ID領域25−1、ユーザ名領域25−2、ユ
ーザパスワード領域25−3、プリペイド残高領域25
−4、ユーザ属性領域25−5、及び嗜好商品ジャンル
領域25−6からなる。
【0046】上記のユーザ端末ID領域25−1には各
ユーザ5に対応するレコード毎にそのユーザ5に固有の
端末ID、例えば、そのユーザ5の携帯電話6の電話番
号または携帯電話6の機番等のデータが格納される。ま
た、ユーザ名領域25−2には、そのユーザ名が格納さ
れる。ユーザパスワード領域25−3にはそのユーザ5
に付与されて予め登録されたパスワードが格納されてい
る。プリペイド残高領域25−4には予め行われたプリ
ペイド登録の際に払い込まれた前納金の商品購入毎に引
き落とされた後の有効残高が格納されている。
【0047】またユーザ属性領域25−5には、例え
ば、ユーザ5の年齢、性別等を示すデータが格納され
る。上述したユーザ5に提供するための情報DBの商品
情報としては、若者向け商品を年配者に薦めても効果は
薄い。幼児向け商品は若い主婦層に推奨して最も効果的
であり更には孫用品に買い物指向が強い老年層に推奨し
ても効果が望める。また、男性ユーザ5に女性向け商品
を薦めるのは時期が贈答シーズンであるとかユーザ5が
特殊な趣味の持ち主である等の特別な場合を除いてはあ
まり効果は望めない。
【0048】このように、ユーザ属性領域25−5に格
納されている情報は、情報DBの商品情報を用いてユー
ザ5に有効な買物情報提供サービスを行うために用いら
れる。尚、上記のユーザ属性としては、男女別、年齢別
に限ることなく、職業、居住地域等も考慮するようにし
てもよい。そうすれば、個々のユーザ5に適した更にき
めの細かい情報提供サービスを行うことができる。
【0049】また嗜好商品ジャンル領域25−6には、
このユーザ5が特に嗜好する商品のジャンルを示すデー
タが格納される。本例のシステムでは、上記のユーザ属
性に加えてこの嗜好商品ジャンルを用いて選出された商
品4の商品情報を、詳しくは後述するように、ユーザ5
に広告報知する。
【0050】最後に同図(d) に示す入店DBは、入店し
たユーザ5からのブルートゥース通信による入店通知に
応じて、その入店したユーザ毎に生成されるレコード
(本例では「入店IDレコード」という)からなるデー
タベースであり、その各入店IDレコード26は、入店
ID領域26−1、端末ID領域26−2、及び複数の
割引商品ID領域26−3(26−1、26−2、・・
・)からなる。
【0051】上記の入店ID領域26−1には、上記入
店したユーザ5からのブルートゥース通信による入店通
知に応じて新たに生成した入力IDが格納される。端末
ID領域26−2には、上述したユーザIDレコード2
5のユーザ端末ID領域25−1に格納されたと同一の
端末IDが格納される。
【0052】そして、複数の割引商品ID領域26−3
は、当該ユーザ5に対して後述する割引メッセージを送
信するごとに追加して生成される領域であり、割引すべ
き商品4の商品ID(同図(b) の商品IDレコード23
の商品ID領域23−1参照)が割引商品IDとして順
次格納(登録)される。
【0053】図5は、上述したユーザ5の入店時におけ
る携帯電話6からのブルートゥース通信要求の発信に対
応してサーバ2によって行われる処理動作を説明するフ
ローチャートである。図6(a) は、上記処理時の携帯電
話6の動作状態を模式的に示す図であり、同図(b) は、
その携帯電話6に対するサーバ2とタグ装置3の動作状
態を模式的に示す図である。
【0054】図7(a),(b),(c) は、上記処理及びその後
に続く処理において携帯電話6の表示装置に表示される
表示画面の例を示す図である。先ず、図5に示すフロー
チャートに基づいて説明する。サーバ2は先ず端末(携
帯電話6、以下同様)からの入店アクセスを検知する
(ステップS1)。この処理では、先ず店舗1に入店し
たユーザ5が、図6(a) に示すように、自分が保持する
携帯電話6を用いてその「*」ボタン6−1又は「#」
ボタン6−2等の特殊ボタン又はそれとの組み合わせと
なっている他の入力ボタンをを押すことによって、ユー
ザ5が店舗1に入店したことを通知する信号27が、携
帯電話6からサーバ2にブルートゥース送信される。サ
ーバ2は、この入店通知信号27を受信する。
【0055】サーバ2は、図6(b) に示すように、この
入店通知信号27を受信すると、これと共に、そのユー
ザ端末(携帯電話6、以下同様)からその端末IDとし
て電話番号または機番データを取得し、その取得した端
末IDに対応する入店IDを生成する(ステップS
2)。そして、上記生成した入店IDと上記取得した端
末IDとをヘッダーとする入店IDレコード26(図4
(e) 参照)を生成して、この入店IDレコード26を入
店DBに登録する(ステップS3)。
【0056】続いて、上記端末IDを登録した携帯電話
6に、図6(b) に示すように、上記の入店IDを示す信
号28を送信する(ステップS4)。これにより、上記
入店通知を行った携帯電話6に入店IDが付与されて、
この入店IDが携帯電話6の内部記憶装置に記憶され、
以後、ユーザ5が店舗1から外部に出てブルートゥース
通信が解除されるまで、上記の入店IDを示す信号28
が今度は携帯電話6から位置情報として店内に発信され
続ける。
【0057】更にサーバ2は、上記取得した端末IDに
基づいて、この端末IDに一致するデータをユーザ端末
ID領域25−1に有するユーザIDレコード25(図
4(d) 参照)を、ユーザDBを検索して抽出し、その抽
出したユーザIDレコード25のユーザ属性領域25−
5及び嗜好商品ジャンル領域25−6からユーザ属性と
嗜好商品ジャンルの情報を取得する(ステップS5)。
【0058】続いて、サーバ2は、上記取得したユーザ
属性と嗜好商品ジャンルとに基づいて、これらユーザ属
性及び嗜好商品ジャンルのデータと一致する又は近似す
るデータをユーザ属性領域24−3及び商品ジャンル領
域24−4に有する推奨情報レコード24を、情報DB
を検索して抽出し、その抽出した推奨情報レコード24
の新商品お買得情報領域24−2から、新商品情報又は
お買得商品情報を抽出する(ステップS6)。
【0059】そして、上記入店IDを付与されている
(位置情報として入店IDを発信している)携帯電話6
に対して、上記抽出した新商品情報又はお買得商品情報
を送信する(ステップS7)。これにより、当該携帯電
話6の表示装置に例えば図7(a) に示すような商品情報
画面31が表示される。同図(a) の商品情報画面31に
示す例では、画面の上の「商品情報」の表題に続いてそ
の下に、「商品A」として、その商品Aについての新商
品としての説明文又はお買得商品としての説明文が表示
されている。
【0060】このように、ユーザが店内に入ることで、
ユーザの所持する携帯端末装置(携帯電話等)に、店内
での推奨商品情報(新商品情報又はお買得商品情報)が
送信されてくるので、ユーザに対する商品購入検討の一
助とすることができ、これにより、ユーザへのサービス
が向上する。
【0061】また、個々のユーザに適した情報(ユーザ
属性、嗜好商品ジャンル)に基づいて抽出した推奨商品
情報をユーザの携帯端末装置に送信するので、ユーザは
欲しい情報を優先的に知ることができ、これにより、ユ
ーザは時間を無駄にすることなく満足のいく買い物がで
きて便利である。
【0062】図8は、上記に続いてサーバ2によって行
われるユーザから指定された情報を提供する処理動作を
説明するフローチャートである。尚、この処理は、ユー
ザ5が店内の商品4を見て歩き、気に入った又は目に止
まった商品4について何か知りたいことがあるときに、
その商品4に取り付けられているタグ装置3の上面の把
持部12aに設けられている情報ボタン13を入力操作
することにより開始される。
【0063】先ず、上記のユーザ5による情報ボタン1
3への入力操作は、タグ装置3の入力部20からバス1
6を介してCPU15に通知される。この入力操作の通
知に基づいてCPU15は、図6(b) に示すように、最
も近傍の携帯電話6から発信されている入店IDを受信
して、この入店IDと自己装置のタグIDとを伴ったデ
ータを、タグ装置3の伝送制御部21から、タグ装置3
からの情報要求信号29として、サーバ2へ発信する
(ステップS101)。
【0064】サーバ2は、そのタグIDと入店IDとを
含む情報要求信号29を受信すると(ステップS10
2)、次に、上記受信したタグIDと同一のタグIDデ
ータをタグID領域22−1に有するタグIDレコード
22を、タグDB(図4(a) 参照)を検索して抽出し、
その商品ID領域22−2から商品IDを読み出し、更
に、その読み出した商品IDに一致する商品IDデータ
を商品ID領域23−1に有する商品IDレコード23
(図4(b) 参照)を、商品DBを検索して抽出し、その
商品情報領域23−4の商品情報を読み出す(ステップ
S103)。
【0065】そして、その読み出した商品情報領域23
−4−i(i=1、2、・・・)の商品情報を、上記入
店IDの付与されている端末に対して送信する(ステッ
プS104)。尚、この処理において、上記の入店ID
の付与されている端末は、入店DB(図4(e) 参照)の
対応する入店IDレコード26から特定される。また、
最初は商品情報の中の1ページ目(i=1)の商品情報
が送信される。
【0066】次に、当該端末からの次ページデータの要
求があるか否かを一定時間待機し(ステップS10
5)、次ページデータの要求が有れば(S105が
Y)、その場合は、商品情報の次ページデータ(i=i
+1)を送信し(ステップS106)、続いて、上記ユ
ーザからの要求に基づいて送信した商品情報の説明ペー
ジ数が所定のページ数に達したか又はユーザ5が商品情
報を閲覧し始めてから所定の時間が経過したかを判別す
る(ステップS107)。
【0067】そして、説明ページ送信数が所定数に達し
たとき(説明の次ページを要求した回数が多い場合)又
は閲覧の所定時間が経過したとき(商品情報を閲覧する
時間が長い場合)は(S107がY)、当該商品に対す
るユーザ5の関心度が高いと判断して、この場合は、当
該商品をユーザ優遇商品として推奨する割引対象商品と
するために、その商品IDを、入店DBの上記ユーザ5
の入店IDに対応する入店IDレコード26の空いてい
る割引商品ID領域26−3に(図4(e) 参照)、割引
商品IDとして格納する(ステップS108)。
【0068】そして、同レコード26の端末ID領域2
6−2に格納されている端末IDの携帯電話6に対し
て、いま説明ページを閲覧中の商品4についての割引メ
ッセージを送信する(ステップS109)。尚、この割
引メッセージは、割引販売の報知と限ることなく、おま
け付きを報知するメーッセージとしても良く、または、
ポイント増加等の他の特典情報を報知するようにしても
良い。また、商品に対するユーザの関心度合の高さに応
じて特典情報の内容を変えるようにしても良い。
【0069】他方、上記ステップS107における回数
又は時間の判別で、所定回数に達した又は所定時間が経
過したのいずれでもないときは(S107がN)、当該
商品に対するユーザ5の関心度が低いと判断し、この場
合は、割引は行わずに上記のステップS105の処理に
戻る。そして、次ページデータの要求が無ければ(S1
05がN)、この情報送信処理を終了する。
【0070】このように、ユーザが商品説明を指示した
商品に対するユーザの関心の度合いを自動判定し、その
関心度合いの高さに応じてその商品購入を当該ユーザに
促す特典情報を送信するようにしたので、ユーザがその
商品に対して興味を持ったものの、実際の商品購入を迷
っているような場合に、ユーザに対するその商品の販売
を促進することができる。
【0071】図9は、上記の指定情報提供の処理に続い
てサーバによって行われる購入確定とロック解除の処理
動作を説明するフローチャートである。尚、この処理
は、ユーザ5が気に入った商品を手にとって調べ或は上
述した商品説明を聞いた後、その商品を購入するを決め
て、その商品4に取り付けられているタグ装置3の上面
の把持部12aに設けられている購入ボタン14を入力
操作することにより開始される。
【0072】同図において、先ず、上記のユーザ5によ
る購入ボタン14への入力操作は、タグ装置3の入力部
20からバス16を介してCPU15に通知される。こ
の入力操作の通知に基づいてCPU15は、図6(b) に
示すように、最も近傍の携帯電話6から発信されている
入店IDを受信して、この入店IDと自己装置のタグI
Dとを伴ったデータを、タグ装置3の伝送制御部21か
ら、タグ装置3からの購入決定信号32として、サーバ
2へ発信する(ステップS201)。
【0073】サーバ2は、そのタグIDと入店IDとを
含む購入決定信号32を受信すると(ステップS20
2)、次に、上記受信したタグIDと同一のタグIDデ
ータをタグID領域22−1に有するタグIDレコード
22を、タグDB(図4(a) 参照)を検索して抽出し、
その商品ID領域22−2から商品IDを読み出し、そ
の読み出した商品IDに一致する商品IDデータを商品
ID領域23−1に有する商品IDレコード23(図4
(b) 参照)を、商品DBを検索して抽出する。そして、
抽出した商品IDレコード23の商品名領域23−2か
ら商品名を読み出すと共に、金額領域23−3から金額
(販売価格)を読み出す(ステップS203)。
【0074】続いて、上記入店IDに対応する入店ID
レコード26を入店DBから読み出して、その読み出し
た入店IDレコード26の割引商品ID領域26−3の
いずれかに、上記の商品IDが割引商品IDとして登録
されているかを調べる(ステップS204)。
【0075】そして、割引商品IDとして登録されてい
るかを判別した(ステップS205)結果、登録されて
いれば(S205がY)、割引金額の設定を行う(ステ
ップS206)。この処理では、上記読み出された販売
価格から何パーセントの割引を行うかが設定される。
【0076】上記に続いて、その入店IDが付与されて
いる端末(その入店IDと一致する入店IDレコード2
6の端末ID領域26−2の端末IDデータで特定され
る端末)に対して、上記得られている商品名と金額(売
価)による購入が決定したことを知らせるメッセージを
送信する(ステップS207)。尚、上記ステップS2
05の判別で、上記の商品IDが割引商品IDとして登
録されていないときは(S205がN)、直ちに上記ス
テップS207の処理に移行する。
【0077】このステップS207の処理では、ユーザ
5の携帯電話6の表示装置に、図7(b) に示す購入確認
画面33が表示される。同図(b) の購入確認画面33に
示す例では、画面の上に「購入確認」と先ずこの表示画
面の表題が表示され、その下に、当該商品4の商品名が
「(商品名A)」と表示され、更にその下に「金額50
0円」と販売価格が表示されている。この販売価格は、
割引商品IDが登録されていたものについては、所定の
割引率で割り引いた金額が表示される。
【0078】そして、その金額表示の下に、「購入しま
すか?」と購入確認の問い合わせメッセージが表示さ
れ、その下に「OK」ボタン34が表示されている。ユ
ーザ5が、この商品4の購入を確認するときは、携帯電
話6のカーソルキーを操作して画面の「OK」ボタン3
4をカーソルで指示し、携帯電話6の入力確定ボタンを
押すことによって、OK信号(購入確定信号)が携帯電
話6からサーバ2に送信される。
【0079】このように、ユーザ5による店内の商品4
の購入指定により、その指定商品の購入確認をその指定
商品近傍のユーザ5が所持する携帯端末装置に対して自
動送信するので、ユーザ5に対しては、欲しい商品4に
取り付けられているタグ装置3の購入ボタン14の操作
による指定だけで他の操作を何も行わせることなく、そ
のユーザ5を容易にかつ精度良く特定することができ、
一般の無人店舗で予想されるユーザ5の購入時の繁雑な
手数を省くことができる。
【0080】また、その場合のユーザ5が所持する携帯
電話6の特定も、各商品4に取り付けられているタグ装
置3によってそのタグ装置3の近傍のユーザ5が所持す
る携帯電話6の位置情報を検出して特定するので、情報
が欲しい商品4の展示場所情報をユーザ5が別途入力し
てサーバ2に通知するなどの手数がかからず、ユーザ5
は自分の居る場所がどこであるかを意識することなく自
由に店内を移動して商品4を見て歩くことができて便利
である。
【0081】上記に続いて、上述のユーザ5による端末
からの入力・送信により、サーバ2は、上記のOK信号
が入力したか否かを判別し(ステップS208)、OK
信号の入力を確認すると(S208がY)、上記入店I
Dが付与されている端末に対して、予め会員として登録
されているパスワードの入力を求めるパスワード要求メ
ッセージを送信する(ステップS209)。
【0082】これにより、当該ユーザ5の携帯電話6の
表示装置には、図7(c) に示すパスワード入力画面35
が表示される。同図(c) のパスワード入力画面35に示
す例では、画面の上に「×××様」と当該ユーザ5の名
前が表示され、その下に「パスワードをお願いします」
とパスワードの入力を促す言葉が表示され、その下にパ
スワード入力窓36が表示され、そして、その下に「O
K」ボタン37が表示されている。
【0083】ユーザ5は、パスワード入力窓36に所定
のパスワードを入力し、カーソルで「OK」ボタン37
を指示し、入力確定ボタンを押して、そのパスワード信
号をサーバ2に送信する。サーバ2は、このパスワード
信号を受信すると(ステップS210)、入店DBの入
店IDレコード26の入店ID領域26−1、端末ID
領域26−2、ユーザDBのユーザIDレコード25の
ユーザ端末ID領域25−1、ユーザパスワード領域2
5−3の順で検索と抽出を繰り返して、予め登録されて
いるユーザパスワードを取得し、このデータベースから
取得したパスワードと上記端末から送信されてきたパス
ワードとを比較して(ステップS211)、双方のパス
ワードが一致しているか否かを判別する(ステップS2
12)。
【0084】そして、一致していれば(S212が
Y)、商品購入決済処理を行う(ステップS213)。
この処理では、上記パスワードが一致したユーザIDレ
コード25のプリペイド残高領域25−4に格納されて
いる前納金有効残高から、購入確認画面33に表示され
た金額を差し引く処理である。
【0085】上記に続いてサーバ2は、上記入店IDが
付与されている端末に対して、購入処理完了のメッセー
ジを送信して、そのメッセージ(不図示)をその端末の
表示装置に表示させると共に(ステップS214)当該
商品4に取り付けられているタグ装置3に対してロック
解除の指令信号を送信して、タグ装置3のロックを解除
する(ステップS215)。
【0086】これにより、ユーザ5は、いま購入を決定
した目の前の商品4のタグ装置3を手で容易に取り外す
ことができ、そのタグ装置3を取り外した商品4を持ち
帰ることができる。以上の説明では、サーバ2側からの
制御について説明してきたが、図8のフローチャートの
ステップS101及びS102の処理に係わるタグ装置
3側の処理と、図9のフローチャートのステップS20
1、S202、及びS215の処理に係わるタグ装置3
側の処理について、以下に説明する。
【0087】図10は、タグ装置3のCPU15による
全体処理のフローチャートである。尚、タグ装置3のC
PU15は、自装置が商品4に取り付けられてロック部
19のロック機構がロックされると、ロック部19のフ
ラグメモリにロック設定のフラグを立てるようになって
いる。
【0088】同図に示すように、CPU15は、ステッ
プS301、S306、S309、及びS311の待機
状態において、情報ボタン13又は購入ボタン14の入
力操作信号(イベント)を検出すると(S301が
Y)、自装置に近接する位置の端末(携帯電話6)にブ
ルートゥース通信によりアクセスして入店IDを調べ
(ステップS302)、その端末の入店IDを取得する
(ステップS3030)。
【0089】そして、先ず上記イベント信号をサーバ2
に送信し(ステップS304)、続いて、上記取得した
端末の入店IDと自装置のタグIDとをサーバ2に送信
する(ステップS305)。これにより、サーバ2にお
ける図8のステップS101の処理が実行され、更にス
テップSS102以下の処理が実行される。
【0090】また、図10の待機状態において、サーバ
2からのロック解除信号を受信すると(S301がN、
S306がY)、CPU15は、自装置のロック機構の
ロック状態を解除すると共に(ステップS307)フラ
グメモリに解除フラグを設定(ロック設定フラグを消
去)する(ステップS308)。このように、ロック解
除においては、機構的にロックを解除するだけではな
く、ロック部19のフラグメモリにロック解除のフラグ
を立てる(又はロック設定のフラグを消去する)処理を
行う。また、これにより、サーバ2による図9のステッ
プS201、S202、そしてS215の処理に対応す
る処理が実行される。
【0091】また、図10の待機状態において、自装置
のロック部19のロック機構が、商品4から取り外すた
めの解除操作が行われたことを検出すると(S301が
N、S306がN、S309がY)、CPU15は、ロ
ック部19のフラグメモリを参照し、ロック解除フラグ
が設定されているか否かを判別する(ステップS31
0)。
【0092】そして、ロック解除フラグが設定されてい
る場合は(S310がY)、ステップS301以下の待
機状態に戻る。このように、ユーザ5が手で商品4のタ
グ装置3を取り外しても、タグ装置3のCPU15は、
フラグメモリのフラグがロック解除を示していることを
検出して、何事も行わない。つまり警報装置を駆動する
ことはない。すなわち、上述したように、ユーザ5は購
入を決定した商品4のタグ装置3を取り外してその商品
4を持ち帰ることができる。
【0093】他方、ユーザ5が、誤って又は故意に、購
入確認を行っていない商品4に取り付けられているタグ
装置3を無理に取り外したときは、タグ装置3のCPU
15は、フラグメモリにロック設定のフラグが消去され
ていないことを検出する(S310がN)。そして、そ
の場合は、ロック部19の警報装置を駆動すると共に
(ステップS312)、サーバ2に警報信号を送信する
(ステップS313)。これにより、タグ装置3から
は、例えば大きな警報電子ブザー音が周囲に放出される
と共に、サーバ2から全店内に警報が報知される。
【0094】このように、タグ装置3が商品4から取り
外された際に、そのタグ装置3のロックが解除されてい
ない場合には警報を行なうので、ユーザ5が購入してい
ない商品4をタグ装置3から取り外して店外に持ち出す
ことはできず、これにより、盗難防止を確実に行うこと
ができる。
【0095】また、ユーザ5がタグ装置3を取り付けた
ままの商品4の店外に持ち出そうとした場合、又は上記
のようにロックが解除されて既に商品4から取り外され
ているタグ装置3を、いたずらで又は故意に、店外に持
ち出そうとしたときは、出入口7のゲート8で、ゲート
信号が検出される(S301がN、S306がN、S3
09がN、S311がY)。この場合もCPU15は、
上記ステップS312及びステップS313の処理を行
う。
【0096】このように、タグ装置3を取り付けたまま
の商品4は勿論のこと、商品4から取り外されているタ
グ装置3だけを店外に持ち出そうとした場合でも、タグ
装置3がゲート8のゲート信号を検知して警報を発する
ので、商品4のみならずタグ装置3の盗難防止も確実に
行うことができる。
【0097】尚、タグ装置3による盗難防止を、フラグ
メモリへのロックフラグの設定と解除によって行ってい
るが、これに限ることなく、例えば電子錠等の機構的な
ロック装置を用い、これを電磁的に解除する方式として
もよい。また、上記実施の形態では、無人店舗の販売形
態の一例として説明したが、上述した商品情報の自動説
明の方式は、盗難防止タグ(タグ装置3)の付いた商品
を精算レジに持っていきその盗難防止タグを店員に取り
外してもらってその商品を購入する方式の有人店舗の場
合にも適用可能である。
【0098】また、盗難防止タグに限定することなく、
図3(b) の構成からロック部19及び購入ボタン14を
除去した構成の盗難防止装置の無い単なるタグ装置とし
て、これを主力商品に取り付けて、その商品説明を自動
的に行わせるようにしてもよい。そうしただけでも、商
品毎の説明パネルの展示が不要となって商品の展示スペ
ースを有効に活用することができるばかりでなく、商品
説明用の店員数を低減させることができて経済的であ
る。
【0099】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、展示商品に取り付けたタグ装置と、これを制御す
るサーバと、入店客が所持する携帯電話との三者の間で
ブルートゥース通信を行い、サーバは客の携帯電話の表
示画面に適切な商品情報を提供し、タグ装置は客がタグ
装置の入力ボタンを押して購入の意志表示をしたとき客
の携帯電話から取得したIDコードをサーバに送信し、
サーバは購入意志確認と代金自動決済後にタグ装置のロ
ックを解除するようにしたので、ユーザはその場でタグ
装置を商品から取り外してその商品ををそのまま店外に
持ち出せるようになり、したがって、店舗側にあっては
推奨商品情報等を送信することにより販売促進と客に対
する商品購入検討の一助となるサービスの向上を図りな
がら且つ精算レジや店員の手を介することなく商品の無
人店舗による無人販売が可能となって利益が向上し、客
は自己に適した商品情報をいち早く知って時間に無駄な
く満足のいく買い物ができて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態における商品販売システムの全体
構成を模式的に示す図である。
【図2】サーバの回路構成を示すブロック図である。
【図3】(a) はタグ装置の外観を模式的に示す図、(b)
はその制御回路を示す図である。
【図4】(a) 〜(e) はサーバの記憶装置に構成されてい
る各種データベースの各レコード毎のデータ構成を示す
図である。
【図5】ユーザの入店時における携帯電話からのブルー
トゥース通信要求の発信に対応してサーバによって行わ
れる処理動作を説明するフローチャートである。
【図6】(a) はユーザの入店時処理の携帯電話の動作状
態を模式的に示す図、(b) は携帯電話に対するサーバと
タグ装置の動作状態を模式的に示す図である。
【図7】(a),(b),(c) はユーザの入店時処理とその後に
続く処理において携帯電話の表示装置に表示される表示
画面の例を示す図である。
【図8】ユーザの入店時処理に続いてサーバによって行
われる指定情報提供の処理動作を説明するフローチャー
トである。
【図9】指定情報提供の処理に続いてサーバによって行
われる購入確定とロック解除の処理動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図10】タグ装置のCPUによる全体処理のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 店舗 2 サーバ装置 3(3−1、3−2、3−3、・・・) タグ装置 4(4−1、4−2、4−3、・・・) 商品 5 客(ユーザ) 6 携帯電話 7 出入口 8 ゲート 11 ヒンジ 12(12a、12b) 把持部 13 情報ボタン 14 購入ボタン 15 CPU 16 バス 17 記憶装置 18 RAM 19 ロック部 20 入力部 21 伝送制御部 22 タグIDレコード 22−1 タグID領域 22−2 商品ID領域 23 商品IDレコード 23−1 商品ID領域 23−2 商品名領域 23−3 金額領域 23−4(23−4−1、23−4−2、23−4−
3、・・・)商品情報領域 24 推奨情報レコード 24−1 情報ID領域 24−2 新商品お買得情報領域 24−3 ユーザ属性領域 24−4 商品ジャンル領域 25 ユーザIDレコード 25−1 ユーザ端末ID領域 25−2 ユーザ名領域 25−3 ユーザパスワード領域 25−4 プリペイド残高領域 25−5 ユーザ属性領域 25−6 嗜好商品ジャンル領域 26 入店IDレコード 26−1 入店ID領域 26−2 端末ID領域 26−3(26−1、26−2、・・・) 割引商品I
D領域 27 入店通知信号 28 入店ID信号 29 情報要求信号 31 商品情報画面 32 購入決定信号 33 購入確認画面 34 OKボタン 35 パスワード入力画面 36 パスワード入力窓 37 OKボタン 40 CPU(中央演算処理装置) 41 バス 42 入力装置 43 警報装置 44 伝送制御部 45 表示装置 46 印刷装置 47 記憶装置 48 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G07G 1/00 301D G07G 1/00 301 311Z 311 1/01 301D 1/01 301 G06K 19/00 Q H04B 7/26 H04B 7/26 E H04Q 7/38 109M

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信機能と商品への取付ロック機構
    とを有する店内配置端末装置と、無線通信機能を備えた
    サーバ装置とを備え、前記店内配置端末装置を前記取付
    ロック機構により商品毎に取り付けて該商品を店内に展
    示し販売する商品販売システムであって、 前記サーバ装置は無線通信を介して、 客が保持する携帯端末装置を前記店内において認識する
    手段と、 前記客により前記商品の購入意思表示がなされたことに
    基づいてその購入意思表示の確認を前記客が保持する携
    帯端末装置を介して行わせる手段と、 該購入意思表示の確認に基づいて該購入意思表示が確認
    された前記商品に取り付けられた前記店内配置端末装置
    のロックを解除する手段とを有することを特徴とする商
    品販売システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバ装置は、前記携帯端末装置を
    前記店内に認識したときは該携帯端末装置に対して店内
    の推奨商品情報を送信する手段を更に有することを特徴
    とする請求項1記載の商品販売システム。
  3. 【請求項3】 前記推奨商品情報は、認識された前記携
    帯端末装置に対応する客に適した商品情報を、予め登録
    された客毎の個人情報に基づいて、予め備えた商品デー
    タベースから抽出して送信されることを特徴とする請求
    項2記載の商品販売システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバ装置は、前記客が指定した前
    記商品の商品情報を送信し、該商品に対する当該客の関
    心度合いが高いか否かを判別し、高いと判別されたとき
    前記商品の購入を促す特典情報を前記客の前記携帯端末
    装置に送信する手段を更に有することを特徴とする請求
    項1記載の商品販売システム。
  5. 【請求項5】 前記サーバ装置は、前記店内配置端末装
    置の前記商品への取り付け状態を監視し、前記店内配置
    端末装置が前記商品から取り外されたとき当該店内配置
    端末装置のロックが解除されていない場合に警告報知を
    行なう手段を更に有することを特徴とする請求項1記載
    の商品販売システム。
  6. 【請求項6】 前記サーバ装置は、前記店内配置端末装
    置の現在位置を監視し、該店内配置端末装置が前記店内
    から外部に移動した場合に警告報知を行なう手段を更に
    有することを特徴とする請求項1記載の商品販売システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記購入意思表示の確認は、該購入意思
    表示がなされた商品に近接する客が保持する携帯端末装
    置を特定し該携帯端末装置との質疑応答の通信によって
    行われることを特徴とする請求項1記載の商品販売シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記客による購入意思表示は、購入意思
    表示すべき商品に取付けられた前記店内配置端末装置に
    付加されている操作入力装置への入力操作であり、前記
    携帯端末装置の特定は、入力操作された前記店内配置端
    末装置により検出された最も近傍位置にある携帯端末装
    置に対して行われることを特徴とする請求項7記載の商
    品販売システム。
  9. 【請求項9】 少なくとも無線通信機能を有する店内配
    置端末装置と、無線通信機能を備えたサーバ装置とを備
    え、前記店内配置端末装置を商品毎に対応付けて該商品
    を店内に展示し販売する商品販売システムであって、 前記サーバ装置は無線通信を介して、 客が保持する携帯端末装置を前記店内において認識する
    手段と、 前記客が前記店内の商品への購入意思表示を行ったと
    き、該購入意思表示が行われた商品に関する商品情報を
    取得する手段と、 該商品の近傍の前記携帯端末装置を特定する手段と、 該特定された携帯端末装置に対して前記取得した商品情
    報を送信する手段とを有することを特徴とする商品情報
    堤供システム。
  10. 【請求項10】 前記客による購入意思表示は、購入意
    思表示すべき商品に対応付けされた店内装置への入力操
    作であり、前記携帯端末装置の特定は、入力操作された
    前記店内装置により検出された最も近傍位置にある携帯
    端末装置に対して行われることを特徴とする請求項9記
    載の商品販売システム。
  11. 【請求項11】 無線通信機能と商品への取付ロック機
    構とを有する店内配置端末装置と、無線通信機能を備え
    たサーバ装置とを備え、前記サーバ装置により無線通信
    を介して行われる制御のもとに、前記店内配置端末装置
    を前記取付ロック機構により商品毎に取り付けて該商品
    を店内に展示し販売する商品販売方法であって、 客が保持する携帯端末装置を前記店内において認識し、 前記客により前記商品の購入意思表示がなされたことに
    基づいてその購入意思表示の確認を前記客が保持する携
    帯端末装置を介して行わせ、 該購入意思表示の確認に基づいて該購入意思表示が確認
    された前記商品に取り付けられた前記店内配置端末装置
    のロックを解除することを特徴とする商品販売方法。
  12. 【請求項12】 少なくとも無線通信機能を有する店内
    配置端末装置と、無線通信機能を備えたサーバ装置とを
    備え、前記サーバ装置により無線通信を介して行われる
    制御のもとに、前記店内配置端末装置を商品毎に対応付
    けて該商品を店内に展示し販売する商品販売方法であっ
    て、 客が保持する携帯端末装置を前記店内において認識し、 前記客が前記店内の商品への購入意思表示を行ったと
    き、該購入意思表示が行われた商品に関する商品情報を
    取得し、 該商品の近傍の前記携帯端末装置を特定し、 該特定された携帯端末装置に対して前記取得した商品情
    報を送信することを特徴とする商品情報堤供方法。
  13. 【請求項13】 無線通信機能と商品への取付ロック機
    構とを有する店内配置端末装置と、無線通信機能を備え
    たコンピュータとを備え、前記店内配置端末装置を前記
    取付ロック機構により商品毎に取り付けて該商品を店内
    に展示し販売する商品販売システムを前記コンピュータ
    により実現するためのプログラムであって、 客が保持する携帯端末装置を前記店内において認識する
    機能と、 前記客により前記商品の購入意思表示がなされたことに
    基づいてその購入意思表示の確認を前記客が保持する携
    帯端末装置を介して行わせる機能と、 該購入意思表示の確認に基づいて該購入意思表示が確認
    された前記商品に取り付けられた前記店内配置端末装置
    のロックを解除する機能とを前記コンピュータに実現さ
    せるためのプログラム。
  14. 【請求項14】 少なくとも無線通信機能を有する店内
    配置端末装置と、無線通信機能を備えたコンピュータと
    を備え、前記店内配置端末装置を商品毎に対応付けて該
    商品を店内に展示し販売するシステムを前記コンピュー
    タに無線通信を介して実行させるプログラムであって、 客が保持する携帯端末装置を前記店内において認識する
    機能と、 前記客が前記店内の商品への購入意思表示を行ったと
    き、該購入意思表示が行われた商品に関する商品情報を
    取得する機能と、 該商品の近傍の前記携帯端末装置を特定する機能と、 該特定された携帯端末装置に対して前記取得した商品情
    報を送信する機能とを前記コンピュータに実現させるこ
    とを特徴とするプログラム。
JP2001043991A 2001-02-20 2001-02-20 商品販売システム、及びそのプログラム Expired - Fee Related JP3941402B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001043991A JP3941402B2 (ja) 2001-02-20 2001-02-20 商品販売システム、及びそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001043991A JP3941402B2 (ja) 2001-02-20 2001-02-20 商品販売システム、及びそのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002245555A true JP2002245555A (ja) 2002-08-30
JP3941402B2 JP3941402B2 (ja) 2007-07-04

Family

ID=18906062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001043991A Expired - Fee Related JP3941402B2 (ja) 2001-02-20 2001-02-20 商品販売システム、及びそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3941402B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005293221A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Mizuho Bank Ltd 商品販売管理方法及び商品販売管理プログラム
JP2006155286A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Dainippon Printing Co Ltd 購入情報取得システム
JP2006293793A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Felica Networks Inc 表示システム、携帯端末、情報処理方法、プログラム
JP2007114957A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Toshiba Tec Corp 商品情報表示システム
JP2008084274A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Fujitsu Ltd 案内情報配信システム
JP2008537825A (ja) * 2005-04-07 2008-09-25 マイケル デイリー セルフチェックアウトキオスクおよび小売セキュリティシステム
JP2012108809A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 Toshiba Tec Corp 商品処理支援システム、プログラム、および携帯情報端末
JP5543011B1 (ja) * 2013-12-25 2014-07-09 健 橋本 盗難防止システム、盗難防止方法、盗難防止プログラム及び盗難防止装置
JP2014191362A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Dainippon Printing Co Ltd ポイントシステムおよびポイント管理装置
JP2016506111A (ja) * 2012-11-23 2016-02-25 2ギャザー インコーポレイテッド 無線通信装置の訪問データを記録するためのシステム及び方法
JP2017010453A (ja) * 2015-06-25 2017-01-12 株式会社スタートトゥデイ 商品販売支援システム
JP2017204211A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 大日本印刷株式会社 端末装置、電子タグ、サーバ装置、表示システム及びプログラム
JP2020077332A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 楽天株式会社 移送経路設定装置、移送経路設定方法、及び移送経路設定プログラム
WO2020092512A3 (en) * 2018-11-01 2021-02-25 Sennco Solutions, Inc. Timestamp-based security device registration
JP7548392B2 (ja) 2021-12-09 2024-09-10 オムロン株式会社 推奨情報特定装置、推奨情報特定システム、推奨情報特定方法、及びプログラム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3084707A4 (en) * 2013-12-20 2017-05-10 Intel Corporation Physical marketplace interaction platform

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0962934A (ja) * 1995-08-28 1997-03-07 Nippon Syst House Kk 万引き防止機能付き在庫管理タグ及び万引き防止機能付き在庫管理システム
JPH09267858A (ja) * 1996-04-02 1997-10-14 Secom Co Ltd 盗難監視装置および警報タグ解除装置
JP2000030148A (ja) * 1998-04-30 2000-01-28 Fujitsu Ltd 顧客位置認識を含む電子買物システム
JP2000030150A (ja) * 1998-07-15 2000-01-28 Toshiba Tec Corp 無線タグを用いた商品登録処理システム
JP2000305994A (ja) * 1999-04-22 2000-11-02 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 店舗内商品紹介システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0962934A (ja) * 1995-08-28 1997-03-07 Nippon Syst House Kk 万引き防止機能付き在庫管理タグ及び万引き防止機能付き在庫管理システム
JPH09267858A (ja) * 1996-04-02 1997-10-14 Secom Co Ltd 盗難監視装置および警報タグ解除装置
JP2000030148A (ja) * 1998-04-30 2000-01-28 Fujitsu Ltd 顧客位置認識を含む電子買物システム
JP2000030150A (ja) * 1998-07-15 2000-01-28 Toshiba Tec Corp 無線タグを用いた商品登録処理システム
JP2000305994A (ja) * 1999-04-22 2000-11-02 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 店舗内商品紹介システム

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005293221A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Mizuho Bank Ltd 商品販売管理方法及び商品販売管理プログラム
JP4504720B2 (ja) * 2004-03-31 2010-07-14 株式会社みずほ銀行 商品販売管理方法及び商品販売管理プログラム
JP2006155286A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Dainippon Printing Co Ltd 購入情報取得システム
JP2008537825A (ja) * 2005-04-07 2008-09-25 マイケル デイリー セルフチェックアウトキオスクおよび小売セキュリティシステム
JP2006293793A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Felica Networks Inc 表示システム、携帯端末、情報処理方法、プログラム
JP4582706B2 (ja) * 2005-04-13 2010-11-17 フェリカネットワークス株式会社 表示システム、携帯端末、情報処理方法、プログラム
JP2007114957A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Toshiba Tec Corp 商品情報表示システム
JP2008084274A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Fujitsu Ltd 案内情報配信システム
JP2012108809A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 Toshiba Tec Corp 商品処理支援システム、プログラム、および携帯情報端末
JP2016506111A (ja) * 2012-11-23 2016-02-25 2ギャザー インコーポレイテッド 無線通信装置の訪問データを記録するためのシステム及び方法
JP2014191362A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Dainippon Printing Co Ltd ポイントシステムおよびポイント管理装置
JP5543011B1 (ja) * 2013-12-25 2014-07-09 健 橋本 盗難防止システム、盗難防止方法、盗難防止プログラム及び盗難防止装置
JP2015125475A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 橋本 健 盗難防止システム、盗難防止方法、盗難防止プログラム及び盗難防止装置
JP2017010453A (ja) * 2015-06-25 2017-01-12 株式会社スタートトゥデイ 商品販売支援システム
JP2017204211A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 大日本印刷株式会社 端末装置、電子タグ、サーバ装置、表示システム及びプログラム
WO2020092512A3 (en) * 2018-11-01 2021-02-25 Sennco Solutions, Inc. Timestamp-based security device registration
US11037100B2 (en) 2018-11-01 2021-06-15 Sennco Solutions, Inc. Timestamp-based security device registration
JP2020077332A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 楽天株式会社 移送経路設定装置、移送経路設定方法、及び移送経路設定プログラム
JP7548392B2 (ja) 2021-12-09 2024-09-10 オムロン株式会社 推奨情報特定装置、推奨情報特定システム、推奨情報特定方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3941402B2 (ja) 2007-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3484111B2 (ja) 無線識別及び視覚データ伝送を使用する顧客認識のためのシステム及び方法
JP2002245555A (ja) 商品販売システム、方法、及びそのプログラム
JP3560327B2 (ja) ロッカーシステム
EP1211623A2 (en) System and method for directing customers to product locations within a store
CN104781857A (zh) 用于手持装置的移动零售外围平台
US7868763B2 (en) Design structure for security system for inventory
JP5264658B2 (ja) 商品販売システム、サーバ装置、および商品販売データ処理装置
JP7240848B2 (ja) 物品収納決済システム
JP2003256642A (ja) 接客管理システム,接客管理装置,情報端末,接客管理方法,接客管理プログラムおよび接客管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
US11651416B2 (en) Goods purchase analysis assist system
US20210174417A1 (en) Shopping assistance device, shopping assistance program, server, control program for server, and shopping assistance method
JP2019175358A (ja) 非対面型商品受け渡しシステムおよび非対面型商品受け渡し方法
JP2772958B2 (ja) 取引処理システム
JP5542588B2 (ja) 情報印刷システム
WO2019188314A1 (ja) 回収支援装置、回収端末装置、コンピュータプログラム及びシステムの製造方法
JP2007156615A (ja) 商品展示装置、商品展示制御方法、商品売買管理装置、商品売買管理方法、プログラム、およびプログラムを記録した記録媒体
JP4448270B2 (ja) 電子ジャーナル管理装置
KR100485360B1 (ko) 상품위치정보를 이용한 상품구매방법
JP7001528B2 (ja) 収納装置及び収納システム
JP5463327B2 (ja) 情報表示装置及び情報表示装置用のコンピュータプログラム
JP2003044927A (ja) 商品購入システム、商品購入方法及び商品購入システムにおける管理サーバ
JP2006072475A (ja) 情報処理装置、情報提供装置、情報処理プログラム、および情報提供プログラム
JP7551879B2 (ja) 端末及びプログラム
US20120123905A1 (en) Purchasing-assistance device and system and method using the same
JP2006018520A (ja) 情報提供システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3941402

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140413

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees