JP4504720B2 - 商品販売管理方法及び商品販売管理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザ端末を利用して商品の販売等を行なう場合に用いる商品販売管理方法及び商品販売管理プログラムに関する。
今日、様々な販売チャネルを活かして多種多様な商品が提供されている。この中には、例えば、投資信託、外貨預金や金融派生商品(デリバティブ取引)などの金融商品も含まれる。これらの金融商品を利用することにより、多様な方法で資産運用を図ることができる。
しかし、これらの商品の中にはリスクを伴うものもある。例えば、金利・為替・株式相場などの価格変動によって元本割れが生じるリスク(市場リスク)がある商品も含まれる。また、金融商品販売者や社債発行企業等の業務や財産の信用状況の変化によっては元本割れのおそれ(信用リスク)がある場合もある。さらに、商品によっては権利行使期間や解約期間の制限がある場合もある。
このように金融商品の内容を十分に理解しないまま商品を購入した場合、購入者が不測の損害を被る場合がある。また、金融商品の販売者も損害賠償責任を負わなければならない場合がある。そこで、金融商品の販売者は、金融商品を販売する際、価格変動リスク、販売者の信用リスク、権利行使・中途解約等の制限等の重要事項について購入希望者に説明する必要がある。さらに、投資信託を販売する際、発行する有価証券に関する情報、有価証券の発行者に関する情報等を記載した目論見書を投資家に交付することが法律上義務付けられている。このため、通常、このような商品は、購入希望者と対面して商品のリスク等の重要事項を説明しながら販売されている。
このように、対面で商品の内容を説明しながら商品を販売していたのでは、多様な販売チャネルを利用することはできない。特に効率的に取引を行なうことができるネットワーク上での商品販売が困難である。
また、目論見書をインターネットなどのネットワークを通して配信(電子交付)することも検討されている。電子交付の場合には、目論見書を電子的に記録してインターネットを介して読み取り可能であることを顧客に通知する。しかし、説明義務などの観点からは、顧客が確実に受領しているか否かを確認することが望ましい。そこで、目論見書の交付手続を簡単化し、目論見書の受領を確認できるようにした目論見書の電子交付方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この電子交付方法においては、有価証券の募集/売出しにあたって作成された目論見書を、取引センターから顧客にネットワークを介して交付する。そして、(1)取引センターは、ネットワークを介して、最新の目論見書を顧客が受領可能な状態にする。(2)取引センターはネットワークを介して、顧客の有価証券の購入意思表示を受けて目論見書が受領可能であることを通知する。(3)取引センターは、通信ネットワークを介して顧客により目論見書が受領されたことを確認する。(4)取引センターは顧客による有価証券の購入を可能にする。
特開2003−187079号公報(第1頁)
しかし、特許文献1の電子交付方法では、顧客である利用者が目論見書を受領しているか否かを確認できたとしても、利用者が内容を読んでいるかどうかは確認できない。すな
わち、ネットワーク上では、対面販売とは異なり、金融商品等の商品の性質やリスクについて、利用者の理解を促し、利用者の状況を把握することが困難な場合がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、ネットワークを介して、より的確かつ効率的に商品を販売することができる商品販売管理方法及び商品販売管理プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、利用者識別子に関連付けられた年齢を含む利用者属性に関するデータを記録した利用者データ記憶手段、商品識別子に関連付けられたリスクグレードに関するデータを記録した商品データ記憶手段、利用者識別子に関連付けられた取引履歴に関するデータを記録した取引履歴データ記憶手段、表示画面の閲覧に要する基準時間を算出するための基準時間単位量データと、購入履歴「無」の場合には、購入履歴「有」の場合より高い割増率が記録されるとともに、年齢、リスクグレードに応じた割増率データを記録した基準時間データ記憶手段及びネットワークを介してユーザ端末に接続可能な管理コンピュータを備えた商品販売管理システムを用いて、商品の販売管理を行なう方法であって、前記管理コンピュータが、前記ユーザ端末から利用者識別子及び希望商品の商品識別子を受信した場合には、前記利用者識別子及び希望商品の商品識別子に基づいて利用者属性及びリスクグレード、取引履歴を、それぞれ前記利用者データ記憶手段、商品データ記憶手段、取引履歴データ記憶手段から抽出する第1の
段階と、金融商品を販売する際に利用者に閲覧させるための事前確認画面データを取得し、この事前確認画面のデータ量を取得し、基準時間単位量に事前確認画面のデータ量を乗算して、基準時間を算出し、前記利用者属性の年齢、リスクグレード、前記取引履歴の購入履歴の有無に応じた割増率データを抽出し、前記基準時間に割増率を乗算して基準時間を再計算する第2の段階と、前記希望商品に関する事前確認画面を前記ユーザ端末に送信する第3の段階と、前記ユーザ端末における前記事前確認画面の閲覧時間を取得し、この閲覧時間が前記基準時間より短い場合、前記ユーザ端末において商品提供の取引の進行を停止するための確認処理を実行する第4の段階とを含むことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の商品販売管理方法において、前記確認処理は、前記閲覧時間が前記基準時間より短い場合、再度、利用者に対して注意を促すための処理であることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、利用者識別子に関連付けられた年齢を含む利用者属性に関するデータを記録した利用者データ記憶手段、商品識別子に関連付けられたリスクグレードに関するデータを記録した商品データ記憶手段、利用者識別子に関連付けられた取引履歴に関するデータを記録した取引履歴データ記憶手段、表示画面の閲覧に要する基準時間を算出するための基準時間単位量データと、購入履歴「無」の場合には、購入履歴「有」の場合より高い割増率が記録されるとともに、年齢、リスクグレードに応じた割増率データを記録した基準時間データ記憶手段及びネットワークを介してユーザ端末に接続可能な管理コンピュータを備えた商品販売管理システムを用いて、商品の販売管理を行なうプログラムであって、前記管理コンピュータを、前記ユーザ端末から利用者識別子及び希望商品の商品識別子を受信した場合には、前記利用者識別子及び希望商品の商品識別子に基づいて利用者属性及びリスクグレード、取引履歴を、それぞれ前記利用者データ記憶手段、商品データ記憶手段、取引履歴データ記憶手段から抽出する第1の手段と、金融商品を販売する際に利用者に閲覧させるための事前確認画面データを取得し、この事前確認画面のデータ量を取得し、基準時間単位量に事前確認画面のデータ量を乗算して、基準時間を算出し、前記利用者属性の年齢、リスクグレード、前記取引履歴の購入履歴の有無に応じた割増率データを抽出し、前記基準時間に割増率を乗算して基準時間を再計算する第2の手段と、前記希望商品に関する事前確認画面を前記ユーザ端末に送信する第3の手段と、前記ユーザ端末における前記事前確認画面の閲覧時間を取得し、この閲覧時間が前記基準時間より短い場合、前記ユーザ端末において商品提供の取引の進行を停止するための確認処理を実行する第4の手段として機能させることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項3に記載の商品販売管理プログラムにおいて、前記確認処理は、前記閲覧時間が前記基準時間より短い場合、再度、利用者に対して注意を促すための処理であることを要旨とする。
(作用)
請求項1又はに記載の発明によれば、利用者属性に関するデータを記録した利用者データ記憶手段、商品属性に関するデータを記録した商品データ記憶手段、表示画面の閲覧に要する基準時間を記録した基準時間データ記憶手段及びネットワークを介してユーザ端末に接続可能な管理コンピュータを備えた商品販売管理システムを用いる。そして、管理コンピュータが、ユーザ端末から利用者識別子及び希望商品の商品識別子を受信した場合には、前記利用者識別子及び希望商品の商品識別子に基づいて利用者属性及び商品属性を抽出する。次に、管理コンピュータが、前記利用者属性及び商品属性に基づいて基準時間を算出する。さらに、管理コンピュータが、前記希望商品に関する商品情報を前記ユーザ端末に送信する。そして、前記ユーザ端末における前記商品情報の閲覧時間を取得し、この閲覧時間と前記基準時間との比較結果に基づいて商品を提供するための確認処理を実行する。このため、基準時間に基づいて商品を提供することができる。例えば、利用者が商品情報を短い時間しか閲覧していない場合には、それに応じて、商品の提供方法を変更することができる。また、閲覧時間は、利用者によって異なるため、利用者に応じて情報を提供することができる。また、閲覧時間は、商品の性質によって異なるため、商品属性を考慮して情報を提供することができる。
発明によれば、前記商品販売管理システムは、更に利用者毎に取引履歴に関するデータを記録した取引履歴データ記憶手段を備える。そして、前記利用者属性には、前記ユーザ端末から受信した利用者識別子に基づいて前記取引履歴データ記憶手段から抽出した取引履歴を含む。既に商品の購入経験がある場合、利用者は商品属性を把握している。このため、閲覧時間が短い場合にも商品を提供してもよい。従って、効率的に商品を提供することができる。
発明によれば、前記商品データ記憶手段に記録された商品属性は、その商品のリスクグレードである。このため、その商品のリスクに応じて、より確実に商品情報の閲覧を促すことができる。
本発明によれば、前記確認処理は、前記閲覧時間が前記基準時間より短い場合、ユーザ端末において取引の進行を停止するための処理である。これにより、利用者に対して、より長い時間、商品情報の閲覧を促すことができる。
請求項2又は4に記載の発明によれば、前記確認処理は、前記閲覧時間が前記基準時間より短い場合、再度、利用者に対して注意を促すための処理である。このため、利用者に対して注意を促すことにより、注意を喚起することができる。
本発明によれば、商品提供者は利用者の状況を把握しながら商品を販売することができる。また、利用者はユーザ端末を用いて、容易かつ効率的に商品取引を行なうことができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図1〜図18に従って説明する。本実施形態では、ネットワークを介して利用者に対して金融商品を販売する場合に用いる商品販売管理方法及び商品販売管理プログラムとして説明する。
図1に示すように、利用者は、ネットワークとしてのインターネットIに接続可能な利用者端末10(ユーザ端末)を利用して、金融商品の購入手続を行なう。この利用者端末10は、制御手段(CPU)、メモリ手段(RAM、ROM、ハードディスク等)等を備えるコンピュータ端末である。そして、この利用者端末10はブラウザ機能を実行するためのプログラムを内蔵している。また、この利用者端末10は、ディスプレイ、キーボード及びマウスを備える。ディスプレイには、受信したデータに基づく画面が表示される。また、キーボード及びマウスは、項目を選択したり文字や数字などを入力したりするために用いられる。
更に、この利用者端末10は、各種データの送信等の通信を行なうためのデータ通信機能を有する。このデータ通信機能を用いて、利用者端末10は、インターネットIを介して商品販売管理システム20とデータの送受信を行なう。
一方、商品販売管理システム20は、金融機関が提供する金融商品や、この商品に関する取引の管理等を行なうための金融機関のコンピュータシステムである。商品販売管理システム20は、図1に示すように管理コンピュータ21を備えている。管理コンピュータ21は、図示しない制御手段(CPU)、記憶手段(RAM、ROM、ハードディスク等)、データ送受信手段等を有する。この管理コンピュータ21は、金融商品の販売に関して後述する処理(第1の段階、第2の段階、第3の段階及び第4の段階等を含む処理)を行なうための商品販売管理プログラムを実行する。これにより、管理コンピュータ21は、第1の手段、第2の手段、第3の手段及び第4の手段等として機能する。
管理コンピュータ21は、利用者データ記憶手段としての利用者データ記憶部22、預金口座データ記憶部23、商品データ記憶手段としての商品データ記憶部24にそれぞれ接続されている。更に、管理コンピュータ21は、クイズデータ記憶部25、基準時間データ記憶手段としての基準時間データ記憶部26及び取引履歴データ記憶手段としての取引履歴データ記憶部27に接続されている。
利用者データ記憶部22には、図2に示すように、利用者に関する利用者データ220が記録されている。この利用者データ220は、この商品販売サービスの利用登録を行なったときに記録される。この利用者データ220は、利用者識別子、パスワード、利用者属性及び最新アンケート結果に関するデータを含んで構成される。
利用者識別子データ領域には、利用者を特定するための識別子に関するデータが記録されている。
パスワードデータ領域には、利用者のパスワードに関するデータが記録されている。このパスワードは、上述した利用者識別子とともに、金融商品を購入するときのユーザ認証に用いられる。
利用者属性データ領域には、その利用者の属性に関するデータが記録されている。この属性には、例えば、利用者の名前、生年月日及び電話番号や住所などの連絡先に関するデータが記録される。
最新アンケート結果データ領域には、後述するアンケートに関しての最新の回答内容に関するデータが記録される。本実施形態では、投資信託購入に対するリスク意識及び金融商品への投資に対するリスク意識に関するアンケートに対して回答内容が記録される。具体的には、回答内容として、利用者が選択したリスクグレードを特定する識別子を記録する。ここで、リスクグレードとはリスクを表す指標を意味する。このリスクグレードには、「A」〜「E」の5段階があり、「A」がローリスク・ローリターン、「E」がハイリスク・ハイリターンを表す。このアンケート結果データは、利用者がアンケートに回答する度に更新される。
預金口座データ記憶部23には、図3に示すように、預金口座データ230が記録されている。この預金口座データは、利用者が口座を開設したときに記録される。預金口座データ230は、預金口座識別子、利用者識別子及び預金残高に関するデータを含んで構成される。
預金口座識別子データ領域には、この預金口座を特定するための識別子に関するデータが記録されている。本実施形態の預金口座識別子データは、支店コード、預金種目コード及び口座番号に関するデータを含んで構成される。
利用者識別子データ領域には、この預金口座の利用者を特定するための識別子に関するデータが記録されている。この利用者識別子を介して、預金口座データ230と利用者データ220とが関連付けられる。
預金残高データ領域には、この預金口座の預金残高に関するデータが記録される。
商品データ記憶部24には、図4に示すように、商品データ240が記録される。この商品データ240は、商品販売管理システム20が、インターネットIを介して利用者に販売する金融商品に関するデータが記録される。この商品データ240は、商品識別子、種類、名称、基準価格、前日比較、取引種類、リスクグレード、目論見書識別子、商品情報及び運用レポートに関するデータを含んで構成される。
商品識別子データ領域には、この商品を特定するための識別子に関するデータが記録されている。本実施形態において提供される金融商品には投資信託や外貨預金が含まれる。
種類データ領域には、この金融商品の種類に関するデータが記録されている。この種類には、例えば、「国内債券」や「海外債券」などがある。
名称データ識別子には、この商品の名称に関するデータが記録される。この名称には、例えば、「○○公社債オープン」や「USインカムオープン(為替ヘッド付き)」などがある。
基準価格データ領域には、この金融商品の前日の基準価格に関するデータが記録されている。
前日比較データ領域には、この金融商品の基準価格について前日の基準価格との比較に関するデータが記録され、変化があった場合には更新される。
取引種類データには、この金融商品において利用可能な購入方法を特定するための取引種類についてのデータが記録されている。本実施形態では、この取引種類には「購入」及
び「積立投資」がある。
リスクグレードデータ領域には、この商品のリスクグレードに関するデータが記録されている。このリスクグレードには「A」〜「E」の5段階がある。そして、リスクグレードデータ領域には、この商品の性質に応じて、ローリスク・ローリターン商品に対しては「A」、ハイリスク・ハイリターン商品に対しては「E」が記録される。
目論見書識別子データ領域には、この金融商品の目論見書を特定するための識別子に関するデータが記録されている。利用者から目論見書の請求があった場合に、この目論見書識別子を用いて特定した目論見書を利用者に送付する。
商品情報データ領域には、この金融商品についての詳細情報や注意事項に関するデータが記録されている。
運用レポートデータ領域には、この商品の最新の所定期間における運用レポートに関するデータが記録される。この運用レポートには、例えば、週次レポートや月次レポートなどがある。
クイズデータ記憶部25には、図5に示すように、金融商品毎のクイズデータ250が記録されている。このクイズデータ250は、商品データ記憶部24に記録された商品データ240に対応して記録される。このクイズデータ250は、商品識別子、クイズ識別子、内容及び正解に関するデータが記録されている。
商品識別子データ領域には、商品を特定するための識別子に関するデータが記録される。このデータを介して、クイズデータ250と、商品データ記憶部24に記憶された商品データ240とが関連付けられている。
クイズ識別子データ領域には、各クイズを特定するための識別子に関するデータが記録されている。
内容データ領域には、このクイズの内容に関するデータが記録されている。なお、クイズは、後述する事前確認画面に表示される内容に対応する質問から構成されている。
正解データ領域には、このクイズの正解に関するデータが記録されている。
基準時間データ記憶部26には、図6に示すように、利用者の閲覧時間に関する基準時間データ260が記録される。ここで、基準時間とは、利用者に対して閲覧を促し、更に利用者の閲覧状況を把握するための基準である。本実施形態では、基準時間として、表示内容を利用者が読むために必要な時間の予測値を算出するための時間を想定する。この基準時間には、後述するように、2つの基準時間(第1、第2の基準時間)を用いる。ここでは、第1基準時間は、表示画面を読むために最小限必要と想定される時間を用いる。また、第2基準時間は、表示画面を理解するための平均的な時間を用いる。このため、この基準時間データ260は、第1基準時間単位量データ261と第2基準時間単位量データ262とを含んで構成される。この基準時間単位量データ(261、262)には、表示画面データの単位データ量当たりの基準時間に関するデータが記録され、各基準時間は、各基準時間単位量に、表示画面のデータ量を乗算して算出される。
さらに、この基準時間は、利用者の属性や商品の属性に基づいて定められる。このため、基準時間データ260は、更に利用者年齢、購入履歴、リスクグレードに応じた割増率データ263を含んで構成される。この割増率には、例えば「1.5倍」のように係数を用いる。そして、第1基準時間単位量や第2基準時間単位量に乗算して、各基準時間の算出時に用いられる。利用者年齢、購入履歴、リスクグレードの各データ領域には、この基準時間を定めるための、利用者の属性や商品の属性に関するデータ記録されている。そし
て、これに対応した割増率を特定するためのデータが記録される。例えば、利用者年齢「55歳以上」や「30歳未満」の場合には、利用者年齢「30〜55歳」の場合より高い割増率が記録される。また、購入履歴「無」の場合には、購入履歴「有」の場合より高い割増率が記録される。また、リスクグレード「E」の場合には、リスクグレード「A」の場合より高い割増率が記録される。
取引履歴データ記憶部27には、図7に示すように、金融商品の販売取引に関する取引履歴データ270が記録される。この取引履歴データ270は、金融商品が販売されたときに記録される。本実施形態では、取引履歴データ270は、取引識別子、利用者識別子、商品識別子、経過時間、アンケート結果、注文数量及び取引日に関するデータを含んで構成されている。
取引識別子データ領域には、金融商品の販売に関する取引を特定するための識別子に関するデータが記録される。
利用者識別子データ領域には、この取引を行なった利用者を特定するための識別子に関するデータが記録される。このデータを介して、取引履歴データ270と、利用者データ記憶部22の利用者データ220とが関連付けられる。
商品識別子データ領域には、取引対象の金融商品を特定するための識別子に関するデータが記録される。このデータを介して、取引履歴データ270と商品データ240とが関連付けされる。
経過時間データ領域には、この取引に関しての経過時間に関するデータが記録される。この経過時間は、利用者端末10に確認用画面データを送信してから、その確認用画面データに対応する通知を受信したときまでの時間である。
アンケート結果データ領域には、この取引におけて利用者が回答したアンケート結果が記録される。
注文数量データ領域には、利用者が購入を希望する金融商品の数量に関するデータが記録される。例えば、投資信託の場合、購入金額を基準価格で除算した口数に関するデータが記録される。
取引日データ領域には、金融商品販売に関する取引が成立した日に関するデータを記録する。
次に、上記のように構成された商品販売管理システム20を用いて、利用者に対して金融商品を販売する場合の処理手順を図8〜図18に従って説明する。本実施形態では、金融商品として「ファンド」を購入する場合を想定する。
利用者は、金融商品を購入するために、利用者端末10を用いて商品販売管理システム20に接続する。これにより、商品販売管理システム20は、投資信託の商品購入の初期画面データを利用者端末10に送信する。利用者端末10は、受信した初期画面データに基づいて、図11に示される初期画面500をディスプレイに表示する。初期画面500には、利用者識別子を入力するお客様番号欄とパスワードを入力するログインパスワード欄が含まれる。更に、初期画面500には、ログインボタン及びキャンセルボタンが含まれる。ここで、利用者は、利用者識別子、パスワードをそれぞれ入力し、ログインボタンを選択する。
これにより、利用者端末10は、商品販売管理システム20に対してログインデータを送信する(ステップS1−1)。このログインデータには、初期画面500に入力された利用者識別子及びパスワードに関するデータを含む。
商品販売管理システム20の管理コンピュータ21は、受信したデータに基づいてユーザ認証を行なう(ステップS1−2)。具体的には、管理コンピュータ21は、受信した利用者識別子に一致する利用者識別子を有する利用者データ220を利用者データ記憶部22から抽出する。そして、管理コンピュータ21は、利用者データ220に含まれるパスワードと、受信したパスワードとを照合する。照合した結果、パスワードが一致した場合には、管理コンピュータ21は、ユーザ認証を完了する。
そして、ユーザ認証が完了すると、管理コンピュータ21は、利用者端末10に、メニュー画面データを送信する(ステップS1−3)。利用者端末10は、受信したデータに基づいて、図12に示すメニュー画面510を表示する(ステップS1−4)。このメニュー画面510は、投資信託サービスに関するメニュー画面である。このメニュー画面510は、残高確認ボタン、取引履歴確認ボタン、購入注文ボタン、注文確認取消ボタン及び解約注文ボタンを含む。
ここで、購入注文ボタンが選択されると、利用者端末10は、商品販売管理システム20に対してファンド一覧の要求を行なう(ステップS1−5)。商品販売管理システム20の管理コンピュータ21は、利用者端末10からの要求に応じて、ファンド一覧データを送信する(ステップS1−6)。具体的には、管理コンピュータ21は、商品データ記憶部24に記録された商品データ240に基づいてファンド一覧データを生成し、利用者端末10に送信する。このファンド一覧データは、商品データ240から抽出した商品の商品識別子、種類、名称、基準価格、前日比較、取引種類に関するデータを含む。
利用者端末10は、受信したデータに基づいて、図13に示すファンド一覧画面520を表示する(ステップS1−7)。このファンド一覧画面520には、種類毎に分類されたファンド(商品)の名称、基準価格、前日比較及び取引種類が表示される。なお、各ファンドの取引種類欄には、各商品毎に購入ボタン及び積立投信ボタンが含まれる。また、ファンド一覧画面520には、各金融商品毎に目論見書請求ボタン、商品情報表示ボタン及び運用レポート表示ボタンが含まれる。
ここで、利用者は、購入を希望するファンドの購入ボタンを選択する。この場合、利用者端末10は、選択された金融商品について希望データを商品販売管理システム20に送信する(ステップS1−8)。この希望データには、ファンド一覧画面520を用いて選択されたファンドに関する商品識別子と、その取引種類を識別するためのデータとが含まれる。商品販売管理システム20の管理コンピュータ21は、希望商品に関するデータを受信すると、そのデータを取引履歴データ記憶部27に記録する。具体的には、管理コンピュータ21は、取引識別子を付与し、この取引識別子を取引履歴データ記憶部27に記録する。更に、管理コンピュータ21は、ユーザ認証によって特定された利用者の利用者識別子、希望商品に対応する商品識別子に関するデータを取引履歴データ記憶部27に記録する。
次に、管理コンピュータ21は、図9に示すように利用者属性情報を取得する(ステップS2−1)。具体的には、管理コンピュータ21は、ユーザ認証において特定した利用者の利用者データ220から、利用者属性から年齢に関するデータを利用者データ記憶部22から取得する。更に、管理コンピュータ21は、この利用者に関する購入履歴を抽出する。この場合、管理コンピュータ21は、取引履歴データ記憶部27に対して、利用者識別子を含む取引履歴データ270を検索する。そして、このステップで抽出した利用者年齢、購入履歴を利用者属性情報として後述する基準時間の算出に用いる。
次に、管理コンピュータ21は、希望商品の商品属性情報を取得する(ステップS2−
2)。具体的には、管理コンピュータ21は、利用者が選択した希望商品の商品識別子を含む商品データ240を商品データ記憶部24から抽出し、商品属性情報として、この商品データ240のリスクグレードを抽出する。そして、このステップで抽出したリスクグレードを商品属性情報として後述する基準時間の算出に用いる。
次に、管理コンピュータ21は、利用者端末10のディスプレイに出力される表示画面のデータ量を計算する(ステップS2−3)。この場合、まず、管理コンピュータ21は、金融商品を販売する際に利用者に閲覧させるための画面(事前確認画面)データを取得する。この画面には、目論見書の確認についての注意事項、希望商品の内容説明及びこの商品の注意事項に関する情報が含まれる。そして、管理コンピュータ21は、この事前確認画面データのデータ量を取得する。
次に、管理コンピュータ21は、基準時間を算出する(ステップS2−4)。具体的には、まず、基準時間データ記憶部26から、第1基準時間単位量データ261と第2基準時間単位量データ262とを抽出する。そして、この第1基準時間単位量と第2基準時間単位量とに、ステップS2−3において算出した事前確認画面データのデータ量を乗算して、第1基準時間と第2基準時間とを算出する。
更に、管理コンピュータ21は、ステップS2−1において取得した利用者属性情報、ステップS2−2において取得した商品属性情報に基づいて、利用者年齢、購入履歴、リスクグレードに応じた割増率データ263を抽出する。
そして、管理コンピュータ21は、先に算出した第1基準時間と第2基準時間とに割増率を乗算して第1基準時間と第2基準時間とを再計算する。従って、第1基準時間と第2基準時間は、表示画面データのデータ量、利用者属性、商品属性に基づいて決定されることになる。
そして、管理コンピュータ21は、利用者端末10に対して事前確認画面データを送信する(ステップS2−5)。この事前確認画面データの送信時には、管理コンピュータ21は、ステップS2−4において算出した第1基準時間データを同時に送信する。この第1基準時間データは、利用者の閲覧時間が第1基準時間より短い場合、利用者端末10において取引の進行を停止するために用いられる。
さらに、事前確認画面のデータを送信した管理コンピュータ21は経過時間の測定を開始する(ステップS2−6)。
事前確認画面データを受信した利用者端末10は、図14に示す事前確認画面530をディスプレイに表示する(ステップS2−7)。この事前確認画面530には、目論見書の確認、申込商品及び投資信託に関する説明などが含まれる。また、事前確認画面530には、キャンセルボタンと次ページボタンとが含まれる。
更に、事前確認画面530は、表示内容を理解し同意するためのチェックボックスを含む確認入力欄531を含む。この確認入力欄531のチェックボックスは、事前確認画面530が表示された直後には入力不可状態になっており、チェックボックスにチェック入力ができないようになっている。
利用者端末10は、事前確認画面530を表示した時から経過時間を計測する。そして、経過時間が、商品販売管理システム20から受信した第1基準時間を越えた場合(ステップS2−8において「YES」の場合)には、利用者端末10は、確認入力欄531のチェックボックスを入力状態にする(ステップS2−9)。この場合、利用者は、チェックボックスにチェック入力し、次ページボタンを選択することができるようになる。
そして、事前確認画面530の内容を閲覧し、内容を確認した利用者は、チェックボックスにチェック入力し、次ページボタンを選択する。これにより、利用者端末10は、確認通知を商品販売管理システム20に送信する(ステップS2−10)。
確認通知を受信した商品販売管理システム20の管理コンピュータ21は、経過時間の測定を停止し、その経過時間を取得する(ステップS2−11)。そして、管理コンピュータ21は、取得した経過時間を取引履歴データ記憶部27に記録する。
そして、商品販売管理システム20の管理コンピュータ21は、図10に示すようにアンケート初期値を利用者データ記憶部22から取得する(ステップS3−1)。具体的には、管理コンピュータ21は、ユーザ認証によって特定された利用者データ220に含まれる最新アンケート結果に関するデータを取得する。
また、管理コンピュータ21は、ステップS2−11において取得した経過時刻と、ステップS2−4において算出した第2基準時間とを比較する(ステップS3−2)。
経過時間が第2基準時間未満の場合(ステップS3−2において「YES」の場合)には、管理コンピュータ21は、利用者に出題するクイズを選択する(ステップS3−3)。具体的には、管理コンピュータ21は、商品識別子に基づいて、クイズデータ記憶部25に記録されたクイズデータ250を抽出する。一方、経過時間が第2基準時間以上の場合(ステップS3−2において「NO」の場合)には、管理コンピュータ21は、ステップS3−3を行なわずに、次のステップを実行する。
次に、管理コンピュータ21は、アンケート画面データを送信する(ステップS3−4)。この場合、管理コンピュータ21は、ステップS3−1において取得したアンケート初期値のデータに基づいて、予めアンケート回答のデフォルト値を含めたアンケート画面データを生成して送信する。更に、ステップS3−3においてクイズを選択した場合、管理コンピュータ21は、アンケート画面データとともにクイズ画面データを送信する。このクイズ画面データは、利用者の閲覧時間が第2基準時間より短い場合、再度、利用者に対して注意を促すためのデータである。
そして、アンケート画面データを受信した利用者端末10は、図15に示すアンケート画面540をディスプレイに表示する。このアンケート画面540は、今回の投資信託購入における利用者の意識と投資における利用者の意識とを、リスクグレード(「A」〜「E」)を用いて選択するためのラジオボタンが含まれている。このラジオボタンは、アンケート画面540が表示されたときには、予めアンケート初期値に対応するリスクグレードが選択されている。また、アンケート画面540には、前ページボタンと、次ページボタンとが含まれる。
ここで、クイズ画面データを受信していない場合には、次ページボタンが選択されると、利用者端末10は、そのアンケート結果を商品販売管理システム20に送信する。
一方、利用者端末10がクイズ画面データを受信している場合には、図16に示す確認クイズ画面550を表示する。この確認クイズ画面550には、クイズの内容と、このクイズに対応して「YES」又は「NO」を選択するためのラジオボタンとが含まれる。更に、確認クイズ画面550には、前ページボタンと次ページボタンとが含まれる。利用者がクイズに回答し、次ページボタンを選択した場合、利用者端末10は、アンケート結果及びクイズの回答に関するデータを商品販売管理システム20に送信する。
商品販売管理システム20の管理コンピュータ21は、受信したアンケート結果を取引履歴データ記憶部27に記録する(ステップS3−5)。更に、管理コンピュータ21は
、受信したアンケート結果を用いて、利用者データ220の最新アンケート結果を更新記録する。
次に、管理コンピュータ21は、利用者の希望商品属性とアンケート結果との照合処理を行なう(ステップS3−6)。具体的には、まず、管理コンピュータ21は、商品識別子に基づいて、利用者が購入を希望した商品の商品データ240を抽出し、この金融商品のリスクグレードに関するデータを取得する。そして、この取得したリスクグレートと、アンケート結果の今回投資信託購入におけるリスクグレードとを照合する。
そして、リスクグレードが一致した場合(ステップS3−7において「YES」の場合)には、管理コンピュータ21は、クイズを出題したか否かによって処理が異なる(ステップS3−8)。クイズを出題していない場合(ステップS3−8において「NO」の場合)、すなわち、ステップS3−2において経過時間が第2基準時間以上であった場合には、管理コンピュータ21は、注意事項画面データを利用者端末10に送信する(ステップS3−9)。
一方、クイズを出題した場合(ステップS3−8において「YES」の場合)、すなわち経過時間が第2基準時間未満であった場合は、管理コンピュータ21は、注意事項画面データ及び再説明画面データを送信する(ステップS3−10)。ここで、再説明画面データも、利用者の閲覧時間が第2基準時間より短い場合、再度、利用者に対して注意を促すためのデータである。なお、リスクグレードが一致しなかった場合(ステップS3−7において「NO」の場合)にも、管理コンピュータ21は、注意事項画面データ及び再説明画面データを送信する(ステップS3−10)。
再説明画面データと注意事項画面データとを受信した利用者端末10は、まず、再説明画面データに基づいて再説明画面をディスプレイに表示する。この再説明画面には、図14の事前確認画面530に含まれる内容が再度掲載される。さらに、再説明画面には、確認クイズ画面550において提供したクイズの正解を含める。
次に、利用者端末10は、受信した注意事項画面データに基づいて、図17に示す注意事項画面560を表示する。この注意事項画面560には、内容を理解したことを意思表示するための確認チェックボックスと、前ページボタン及び次ページボタンとが含まれている。
ここで、利用者が確認チェックボックスにチェックを入力し、次ページボタンを選択した場合、利用者端末10は、注意事項画面が読まれたことを商品販売管理システム20に通知する。
この通知を受信した商品販売管理システム20の管理コンピュータ21は、注文処理を行なう(ステップS3−11)。具体的には、管理コンピュータ21は、利用者識別子に基づいて、預金口座データ記憶部23から利用者の口座識別子を抽出する。更に、管理コンピュータ21は、商品識別子に基づいて、利用者が購入を希望した商品の詳細情報を取得する。この商品の情報には、商品データ240の名称、コース、基準価格、商品情報に含まれている申込単位及び手数料に関するデータが含まれる。そして、管理コンピュータ21は、利用者の口座識別子のデータ及び商品の情報に関するデータに基づいて、購入注文画面データを生成する。そして、管理コンピュータ21は、生成した購入注文画面データを利用者端末10に送信する。
利用者端末10は、受信した購入注文画面データに基づいて、図18の購入注文画面570を表示する。この購入注文画面570には、商品の情報が表示されている。また、購
入注文画面570には、注文金額を入力する入力欄と、利用者の預金口座を選択するためのラジオボタンとが含まれている。更に、購入注文画面570には、前ページボタンと注文送信ボタンが含まれている。
ここで、注文金額が入力され、注文金額を引き出す預金口座が選択されて注文送信ボタンが選択された場合、利用者端末10は、注文データを商品販売管理システム20に送信する。商品販売管理システム20の管理コンピュータ21は、注文金額、手数料及び課税額などに基づいて、購入される数量を算出し、取引履歴データ記憶部27に記録する。更に、管理コンピュータ21は、このときの日時を取引日として取引履歴データ270に記録する。以上により、金融商品の取引処理を終了する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、基準時間データ記憶部26には、利用者の閲覧時間に関する基準時間データ260が記録される。この基準時間データ260は、第1基準時間単位量データ261を含んで構成される。そして、管理コンピュータ21は、この第1基準時間単位量データ261に基づいて第1基準時間を算出する(ステップS2−4)。そして、管理コンピュータ21は、事前確認画面データの送信時には、ステップS2−4において算出した第1基準時間データを同時に送信する(ステップS2−5)。そして、利用者端末10は、事前確認画面530を表示した時から経過時間を計測する。そして、経過時間が、商品販売管理システム20から受信した第1基準時間を越えた場合、利用者端末10は、確認入力欄531のチェックボックスを入力可能状態にする(ステップS2−9)。このため、表示画面を読むために最小限必要な時間は、確認入力欄531のチェックボックスを入力できない。従って、この間、閲覧時間が基準時間より短い場合、利用者端末10において取引の進行を停止し、利用者に対して表示画面の閲覧を促すことができる。
・ 上記実施形態では、基準時間データ記憶部26には、利用者の閲覧時間に関する基準時間データ260が記録される。この基準時間データ260は、第2基準時間単位量データ262を含んで構成される。そして、管理コンピュータ21は、この第2基準時間単位量データ262に基づいて第2基準時間を算出する(ステップS2−4)。経過時間が第2基準時間未満の場合、管理コンピュータ21は、利用者に出題するクイズを選択する(ステップS3−3)。そして、管理コンピュータ21は、アンケート画面データとともにクイズ画面データを送信する。表示画面を急いで読んだ場合、内容を読み落したり、誤解したりする場合がある。このため、利用者の表示画面の閲覧時間が所定時間以下の場合、利用者に対して注意を促すことができる。
さらに、経過時間が第2基準時間未満であった場合は、管理コンピュータ21は、注意事項画面データ及び再説明画面データを送信する(ステップS3−10)。このため、利用者の閲覧時間が第2基準時間より短い場合、再度、利用者に対して注意を促すことができる。
・ 上記実施形態では、基準時間データ記憶部26には、利用者の閲覧時間に関する基準時間データ260が記録される。この基準時間データ260は、第1基準時間単位量データ261と第2基準時間単位量データ262とを含んで構成される。この基準時間単位量データ(261、262)は、表示画面データの単位データ量当たりの基準時間に関するデータが記録される。そして、管理コンピュータ21は、利用者端末10のディスプレイに出力される表示画面のデータ量を計算する(ステップS2−3)。通常、ディスプレイに出力される表示画面のデータ量に基づいて閲覧に要する時間は異なる。商品によって表示される説明量は異なるため、表示内容に基づいて、より的確な基準時間を設定することができる。
・ 上記実施形態では、基準時間データ記憶部26には、利用者の閲覧時間に関する基準時間データ260が記録される。基準時間データ260は、更に割増率データ263を含んで構成される。割増率データ263は、利用者年齢に対応して各基準時間を算出するために用いられる。表示画面を閲覧する速さは年齢によって異なる傾向がある。このため、利用者の属性に応じた基準時間を設定することができる。
・ 上記実施形態では、基準時間データ記憶部26には、利用者の閲覧時間に関する基準時間データ260が記録される。基準時間データ260は、更に割増率データ263を含んで構成される。割増率データ263には、購入履歴に対応して各基準時間を算出するために用いられる。表示画面を閲覧する速さは購入履歴によって異なる傾向がある。すなわち、同じ商品を購入したことがある利用者は、既に内容を把握しているので、閲覧速度が速い傾向にある。このため、利用者の属性に応じた基準時間を設定することができ、効率的に商品販売を行なうことができる。
・ 上記実施形態では、基準時間データ記憶部26には、利用者の閲覧時間に関する基準時間データ260が記録される。基準時間データ260は、更に割増率データ263を含んで構成される。割増率データ263は、リスクグレードに対応して各基準時間を算出するために用いられる。リスクの高い金融商品に関しては、より確実に表示内容を確認させる必要がある。このため、商品の属性に応じた基準時間を設定することができる。また、新たな商品を提供する場合にも、そのリスクグレードに基づいて、効率的に基準時間を算出することができる。
・ 上記実施形態では、利用者データ記憶部22には、利用者に関する利用者データ220が記録されている。この利用者データ220は、最新アンケート結果に関するデータを含んで構成される。そして、アンケート画面データを送信する場合、管理コンピュータ21はアンケート初期値を利用者データ記憶部22から取得し、このアンケート初期値のデータに基づいて、予めアンケート回答のデフォルト値を含めたアンケート画面データを生成して送信する。このため、利用者毎の傾向に応じて、予めアンケート回答が選択されているため、利用者は効率的にアンケートに回答することができる。
・ 上記実施形態では、アンケート結果を受信した管理コンピュータ21は、利用者の希望商品属性とアンケート結果との照合処理を行なう(ステップS3−6)。リスクグレードが一致しなかった場合、管理コンピュータ21は、注意事項画面データ及び再説明画面データを送信する(ステップS3−10)。このため、利用者の意識と商品と性質とが異なる場合、注意を促すことができる。
・ 上記実施形態では、クイズを出題した場合、すなわち経過時間が第2基準時間未満であった場合、管理コンピュータ21は、注意事項画面データ及び再説明画面データを送信する。このため、利用者の閲覧時間が短い場合、注意を促すことができる。
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
○ 上記実施形態では、金融商品の販売を行なう。これに代えて他の商品の販売時に用いてもよい。例えば、リスク説明を要する他の金融商品や、商品販売時に利用者に注意を促す必要がある商品(例えば医薬品等)の販売等に適用してもよい。
○ 上記実施形態では、基準時間データ記憶部26には、利用者の閲覧時間に関する基準時間データ260が記録される。この基準時間データ260は、第1基準時間単位量データ261と第2基準時間単位量データ262とを含んで構成される。さらに、基準時間データ260は、利用者年齢、購入履歴、リスクグレードに応じた割増率データ263を含んで構成される。そして、管理コンピュータ21は、表示画面データのデータ量、利用
者属性、商品属性に基づいて、第1基準時間と第2基準時間を決定する。これに代えて、予め商品毎に基準時間に関するデータを基準時間データ記憶部26に記録しておいてもよい。
○ 上記実施形態では、事前確認画面530の表示内容を理解し同意するためのチェックボックスを含む確認入力欄531を含む。この確認入力欄531は、事前確認画面530がディスプレイに表示された直後には入力不可状態になっており、チェックボックスにチェック入力ができないようになっている。そして、利用者端末10は、事前確認画面530を表示した時から経過時間を計測する。経過時間が、商品販売管理システム20から受信した第1基準時間を越えた場合、利用者端末10は、確認入力欄531のチェックボックスを入力可能状態にする(ステップS2−9)。これに代えて、経過時間の計測を商品販売管理システム20の管理コンピュータ21が行なってもよい。そして、ステップS2−10において、利用者端末10から確認通知を受信後、第1基準時間を越えた場合に、次ページを送信する。この結果、第1基準時間の経過後までは、利用者端末10のディスプレイに事前確認画面530が表示されていることになる。従って、利用者端末10の負荷を軽減しながら、利用者に対して閲覧を促すことができる。
○ 上記実施形態では、クイズを出題した場合(ステップS3−8において「YES」)、管理コンピュータ21は、注意事項画面データ及び再説明画面データを送信する(ステップS3−10)。これに代えて、クイズの正答率に基づいて再説明画面データの要否を決定してもよい。すなわち、全問正解の場合には、管理コンピュータ21は、注意事項画面データのみを利用者端末10に送信する(ステップS3−9)。これにより、利用者の理解度に応じて画面データを提供することができる。
本発明の実施形態のシステム概略図。 利用者データ記憶部に記録されたデータの説明図。 預金口座データ記憶部に記録されたデータの説明図。 商品データ記憶部に記録されたデータの説明図。 クイズデータ記憶部に記録されたデータの説明図。 基準時間データ記憶部に記録されたデータの説明図。 取引履歴データ記憶部に記録されたデータの説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 利用者端末10のディスプレイに出力された表示画面の説明図。 利用者端末10のディスプレイに出力された表示画面の説明図。 利用者端末10のディスプレイに出力された表示画面の説明図。 利用者端末10のディスプレイに出力された表示画面の説明図。 利用者端末10のディスプレイに出力された表示画面の説明図。 利用者端末10のディスプレイに出力された表示画面の説明図。 利用者端末10のディスプレイに出力された表示画面の説明図。 利用者端末10のディスプレイに出力された表示画面の説明図。
符号の説明
10…利用者端末、20…商品販売管理システム、21…管理コンピュータ、22…利用者データ記憶手段としての利用者データ記憶部、24…商品データ記憶手段としての商品データ記憶部、26…基準時間データ記憶手段としての基準時間データ記憶部、27…取引履歴データ記憶手段としての取引履歴データ記憶部、I…ネットワークとしてのインターネット。

Claims (4)

  1. 利用者識別子に関連付けられた年齢を含む利用者属性に関するデータを記録した利用者データ記憶手段、
    商品識別子に関連付けられたリスクグレードに関するデータを記録した商品データ記憶手段、
    利用者識別子に関連付けられた取引履歴に関するデータを記録した取引履歴データ記憶手段、
    表示画面の閲覧に要する基準時間を算出するための基準時間単位量データと、購入履歴「無」の場合には、購入履歴「有」の場合より高い割増率が記録されるとともに、年齢、リスクグレードに応じた割増率データを記録した基準時間データ記憶手段及びネットワークを介してユーザ端末に接続可能な管理コンピュータを備えた商品販売管理システムを用いて、商品の販売管理を行なう方法であって、
    前記管理コンピュータが、
    前記ユーザ端末から利用者識別子及び希望商品の商品識別子を受信した場合には、前記利用者識別子及び希望商品の商品識別子に基づいて利用者属性及びリスクグレード、取引履歴を、それぞれ前記利用者データ記憶手段、商品データ記憶手段、取引履歴データ記憶手段から抽出する第1の段階と、
    金融商品を販売する際に利用者に閲覧させるための事前確認画面データを取得し、この事前確認画面のデータ量を取得し、基準時間単位量に事前確認画面のデータ量を乗算して、基準時間を算出し、
    前記利用者属性の年齢、リスクグレード、前記取引履歴の購入履歴の有無に応じた割増率データを抽出し、前記基準時間に割増率を乗算して基準時間を再計算する第2の段階と、
    前記希望商品に関する事前確認画面を前記ユーザ端末に送信する第3の段階と、
    前記ユーザ端末における前記事前確認画面の閲覧時間を取得し、この閲覧時間が前記基準時間より短い場合、前記ユーザ端末において商品提供の取引の進行を停止するための確認処理を実行する第4の段階と
    を含むことを特徴とする商品販売管理方法。
  2. 前記確認処理は、前記閲覧時間が前記基準時間より短い場合、再度、利用者に対して注
    意を促すための処理であることを特徴とする請求項に記載の商品販売管理方法。
  3. 利用者識別子に関連付けられた年齢を含む利用者属性に関するデータを記録した利用者データ記憶手段、
    商品識別子に関連付けられたリスクグレードに関するデータを記録した商品データ記憶手段、
    利用者識別子に関連付けられた取引履歴に関するデータを記録した取引履歴データ記憶手段、
    表示画面の閲覧に要する基準時間を算出するための基準時間単位量データと、購入履歴「無」の場合には、購入履歴「有」の場合より高い割増率が記録されるとともに、年齢、リスクグレードに応じた割増率データを記録した基準時間データ記憶手段及びネットワークを介してユーザ端末に接続可能な管理コンピュータを備えた商品販売管理システムを用いて、商品の販売管理を行なうプログラムであって、
    前記管理コンピュータを、
    前記ユーザ端末から利用者識別子及び希望商品の商品識別子を受信した場合には、前記利用者識別子及び希望商品の商品識別子に基づいて利用者属性及びリスクグレード、取引履歴を、それぞれ前記利用者データ記憶手段、商品データ記憶手段、取引履歴データ記憶手段から抽出する第1の手段と、
    金融商品を販売する際に利用者に閲覧させるための事前確認画面データを取得し、この事前確認画面のデータ量を取得し、基準時間単位量に事前確認画面のデータ量を乗算して、基準時間を算出し、
    前記利用者属性の年齢、リスクグレード、前記取引履歴の購入履歴の有無に応じた割増率データを抽出し、前記基準時間に割増率を乗算して基準時間を再計算する第2の手段と、
    前記希望商品に関する事前確認画面を前記ユーザ端末に送信する第3の手段と、
    前記ユーザ端末における前記事前確認画面の閲覧時間を取得し、この閲覧時間が前記基準時間より短い場合、前記ユーザ端末において商品提供の取引の進行を停止するための確認処理を実行する第4の手段
    として機能させることを特徴とする商品販売管理プログラム。
  4. 前記確認処理は、前記閲覧時間が前記基準時間より短い場合、再度、利用者に対して注意を促すための処理であることを特徴とする請求項に記載の商品販売管理プログラム。
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