JP7282351B2 - 投資支援システム、プログラム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、投資信託に関する情報を提示するとともに、時間分散投資の手続を支援する時間分散投資支援システム、プログラム及び方法に関する。
従来、投資信託などの金融商品に関する情報を、パーソナルコンピューターやスマートフォンを用いて利用するサービスが提供されている。例えば、投資商品の収益率を上げるように個別の投資商品を効率よく組合せるシステムや、投資商品のリスクを精度よく推定し得るようにしたシステムが開発されている(例えば特許文献1)。投資信託の一つとして積立投資があり、この積立投資では、一定額・一定数の投資信託を定期的(毎月または毎週など)に買い続ける投資法であり、少額から始められ顧客自身が自分で注文する必要がないことから自動的に投資を継続できるとともに、長期間投資することによって価格変動の影響を相対的に小さくしてリスクを低減させる時間分散効果が期待される。
特開平11-110447号公報
ところが、上記積立投資などの自動的に投資手続が行われるサービスであっても、その投資のタイミングをある程度、顧客側でコントロールしたいという要請がある一方で、その場合には顧客自身が投資に関する手続を自身でやらなければならなくなることから、その手続や操作が煩雑になるというデメリットも指摘されている。
本発明は上述のような問題に鑑みてなされたものであり、投資信託等の金融サービスを利用する際の煩雑な手続や操作を簡易なものとしつつ、投資のタイミングを顧客自身がコントロールできるようにした時間分散投資支援システム、プログラム及び方法を提供することを課題とする。
投資支援システム及び投資支援方法の発明)
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、投資信託に関する情報を提示するとともに、投資のタイミングを顧客自身がコントロールできるようにした投資支援システムであって、各金融商品に関する手続のために実行される各トランザクションを金融商品毎に生成するトランザクション管理部と、各顧客が利用可能な金融商品を顧客毎の金融商品仲介情報として記憶する金融商品仲介情報管理部と、金融市況のパターンを投資パターンデータとして記憶するとともに、各投資パターンデータに応じて、金融商品仲介情報管理部に記憶された金融商品の中から単数又は複数の金融商品を選択する金融商品選択部と、現在の投資パターンを特定するパターン識別子を含む情報をトリガー情報として配信するトリガー配信部と、顧客が使用する顧客端末においてトリガー情報を取得し、顧客が指定するタイミングで、実行指示情報を送出する実行指示部と、顧客端末からの実行指示情報を取得し、実行指示情報に基づいて、顧客を特定し、金融商品選択部が選択した顧客の金融商品に対応するトランザクションをトランザクション管理部から呼び出して金融商品に関する手続を実行する投資実行部と、トリガー配信部から配信されたトリガー情報を取得し、取得されたトリガー情報を、パターン識別子を含む情報がコード化されたコードデータとして伝送可能なコード伝送部と、顧客端末において、顧客を特定する顧客識別子を生成するとともに、コード伝送部を介してトリガー情報を取得し、取得されたトリガー情報及び顧客識別子を含む実行指示情報を生成する実行指示情報生成部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、投資信託に関する情報を提示するとともに、投資のタイミングを顧客自身がコントロールできるようにした投資支援方法であって、
(1)トランザクション管理部が、各金融商品に関する手続のために実行される各トランザクションを金融商品毎に生成するとともに、金融商品仲介情報管理部が、各顧客が利用可能な金融商品を顧客毎の金融商品仲介情報として記憶する金融商品仲介情報管理ステップと、
(2)トリガー配信部が、現在の投資パターンを特定するパターン識別子を含む情報をトリガー情報として配信するトリガー配信ステップと、
(3)実行指示部が、顧客が使用する顧客端末においてトリガー情報を取得し、顧客が指定するタイミングで、実行指示情報を送出する実行指示ステップと、
(4)投資実行部が、顧客端末からの実行指示情報を取得し、実行指示情報に基づいて、顧客を特定し、金融商品仲介情報管理部に記憶された顧客が利用可能な金融商品の中から選択された単数又は複数の金融商品に対応するトランザクションを呼び出して金融商品に関する手続を実行する投資実行ステップと、
コード伝送部が、前記トリガー配信部から配信されたトリガー情報を取得し、取得された前記トリガー情報を、前記パターン識別子を含む情報がコード化されたコードデータとして伝送するステップと、
実行指示情報生成部が、前記顧客端末において、前記顧客を特定する顧客識別子を生成するとともに、前記コード伝送部を介して前記トリガー情報を取得し、取得された前記トリガー情報及び前記顧客識別子を含む前記実行指示情報を生成するステップと
を含むことを特徴とする。
上記発明において、コードデータはバーコード又は二次元コードであり、コード伝送手段は、バーコード又は二次元コードを表示可能な装置又は媒体であり、実行指示情報生成部は、コード伝送手段により表示されたバーコード又は二次元コードを撮影することによってトリガー情報を取得することが好ましい。
上記発明において、実行指示部がトリガー情報を取得した経路を特定する取得経路特定部と、投資実行部が実行した手続と、その手続に関して取得経路特定部が特定した取得経路とを関連付けて履歴情報として記憶する実行履歴記憶部とをさらに備えることが好ましい。
上記発明において、トリガー情報にはコード伝送手段を特定する伝送手段識別子が含まれ、取得経路特定部は、実行指示情報生成部を介して伝送手段識別子を取得して取得経路を特定することが好ましい。
上記発明において、実行指示情報生成部は、トリガー情報を取得した場所の位置情報を取得し、取得された位置情報を実行指示情報とともに送出し、取得経路特定部は、実行指示情報生成部から送出された位置情報に基づいて取得経路を特定することが好ましい。
(時間分散投資支援プログラムの発明)
なお、上述した本発明に係るシステムや方法は、所定の言語で記述された本発明のプログラムをコンピューター上で実行することにより実現することができる。すなわち、本発明の時間分散投資支援プログラムは、上述した時間分散投資支援システムにおいて、情報端末装置を実行指示部として機能させる。
そして、本発明のプログラムを、携帯端末装置やスマートフォン、ウェアラブル端末、モバイルPCその他の情報処理端末、パーソナルコンピューターやサーバーコンピューター等の汎用コンピューターのICチップ、メモリ装置にインストールし、CPU上で実行することにより、上述した各機能を有するシステムを構築して、本発明に係る方法を実施することができる。
また、本発明のプログラムは、例えば、通信回線を通じて配布することが可能であり、また、コンピューターで読み取り可能な記録媒体に記録することにより、スタンドアローンの計算機上で動作するパッケージアプリケーションとして譲渡することができる。この記録媒体として、具体的には、フレキシブルディスクやカセットテープ等の磁気記録媒体、若しくはCD-ROMやDVD-ROM等の光ディスクの他、RAMカードなど、種々の記録媒体に記録することができる。そして、このプログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体によれば、汎用のコンピューターや専用コンピューターを用いて、上述したシステム及び方法を簡便に実施することが可能となるとともに、プログラムの保存、運搬及びインストールを容易に行うことができる。
以上述べたように、本発明によれば、例えば、QRコード(登録商標)やICカード等の媒体を介してトリガー情報を取得することで、予め決めた枠内での投資をスマートフォン等の顧客端末で簡易に実行できる。また、サイネージやニュースなどトリガー情報を提供し、投資の実行を促したところにはアフェリエイト手数料を付与するなどサービスの多様化を図ることができ、例えばコンビニや銀行は、このトリガー情報の提供サービスを集客に利用できる。また、顧客はトリガー情報を利用することで、決められた日に買う積立投資と違い、金融商品の価格が下がった時を狙って投資を実行するなど、投資のタイミングを顧客自身が自由にコントロールする時間分散投資を簡単に行える。下がった時を狙って購入することにより、一般的な積立投資よりも投資成果を期待できる。
これらの結果、本発明によれば、例えば、ネット証券での取引と違い、顧客の投資行動を公衆化でき、投資未経験者の参入を促しやすくなり、金融商品の利用の機会を増大させて投資のすそ野を拡大できる。また、投資のタイミングを確保しつつ、予め決めた枠内での投資が可能なため、未成年者でも小額から投資について経験することができる。
実施形態に係る時間分散投資支援システムの全体構成を示す概念図である。 実施形態に係る店舗内デバイスの内部構成を示すブロック図である。 (a)及び(b)は実施形態に係るスマートフォンの内部構成を示すブロック図である。 実施形態に係る投資支援サーバーの内部構成を示すブロック図である。 実施形態に係る時間分散投資方法の手順を示すシーケンス図である。 実施形態に係るコード伝送手段の一例を示す説明図である。 実施形態に係るコード伝送手段の一例を示す説明図である。 変更例に係るスマートフォンの内部構成を示すブロック図である。 変更例に係る投資支援サーバーの内部構成を示すブロック図である。 実施形態の変更例に係る時間分散投資方法の手順を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、本実施形態では、顧客ユーザー10が投資信託などを利用して投資する場合を例に説明する。なお、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(時間分散投資支援システムの全体構成)
図1は、本実施形態に係る時間分散投資支援システム1の全体構成を示す概念図である。この時間分散投資支援システムは、アフェリエイトのWebページや店舗等に設置されたサイネージなどの伝送手段を通じて、投資信託等の金融商品に関する情報を提示し、その情報に触れた顧客ユーザーがスマートフォンのアプリを利用して簡単に投資手続を実行できるように支援することを要旨とする。具体的に、本実施形態に係る時間分散投資支援システム1は、図1に示すように、店舗7内に設置された店舗内デバイス3と、顧客ユーザー10が使用するスマートフォン11と、インターネットなどの通信ネットワーク5上に配置される投資支援サーバー6とから概略構成される。なお、本実施形態では、店舗7内において、無線通信を行うためのアクセスポイント機能を備えた店舗内設備71が必要に応じて設置される。
スマートフォン11は、顧客ユーザー10が使用する顧客端末であり、トリガー情報を取得して顧客ユーザー10が指定するタイミングで実行指示情報を投資支援サーバー6に送出する実行指示部として機能する。具体的にこのスマートフォン11は、無線通信を利用した通信機器であるとともに、所定のコンピュータープログラムを実行して情報処理を行う演算処理装置であり、一般的な基地局等の中継点と無線で通信し、通話やデータ通信等の通信サービスを移動しつつ受けることができ、また、演算処理機能ににより所定のアプリケーションを実行することで、種々の機能を実現することができる。
この通信方式としては、例えば、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)及びCDMA2000(Code Division Multiple Access 2000)などの第3世代(3G)の通信方式、LTE(Long Term Evolution)などの第4世代(4G)の通信方式、および第5世代(5G)以降の通信方式等が挙げられ、無線通信インターフェースとして、Wifi(無線LAN)等の規格等に準じたIPパケットの送受による通信方式に対応した機能も備えている。さらに、このスマートフォン11は、デジタルカメラ機能或いはGPS機能等が搭載されている。
投資支援サーバー6は、通信ネットワーク5上に配置されたサーバー装置であり、本実施形態では、顧客ユーザー10の金融商品情報を管理するとともに、顧客ユーザー10による設定、及び操作に基づいて、金融商品の購入などの取引処理を実行する。この投資支援サーバー6は、本実施形態では、単一のサーバー装置、又は複数のサーバー装置群により実現され、複数の機能モジュールをCPU上に仮想的に構築し、それぞれの機能モジュールが協動している。また、この投資支援サーバー6は、通信機能により通信ネットワーク5を通じて、データ送受信を行うことができるとともに、Webサーバー機能によりブラウザソフトを通じてWebページの提示などを行うことができる。
店舗内デバイス3は、店舗7内に設置された液晶ディスプレイ等の表示装置であり、投資支援サーバー6から配信されたトリガー情報を取得し、図6又は図8取得されたトリガー情報をコード化したQRコード(登録商標)等のコードデータ30a~30dとして表示・出力して、スマートフォン11等の他の機器に伝送するコード伝送手段の一形態である。図示したコードデータ30a~30dは、それぞれ「日本株投資」、「米国株投資」、「アジア株投資」及び「外国債券投資」など各種投資カテゴリーないしは投資パターンデータを特定するパターン識別子が含まれており、各コードデータ30a~30dには、この情報を提供しているアフェリエイトもしくは当該店舗内デバイス3を特定するための伝送手段識別子が含まれている。この伝送手段識別子は、コード伝送手段を特定するコード情報であるが、トリガー情報の提供元、すなわち取得経路を特定できる識別子であればよく、例えば、アフェリエイト自身を特定するIDや、店舗内デバイス3の設置場所を特定する緯度・経度等の位置情報であってもよい。さらに、本実施形態では、この店舗内デバイス3のディスプレイには各投資カテゴリー毎の手続実行人数情報30eが、本日及び昨日と比較可能に提示されている。
店舗内設備71は、一般的なWifi等の無線通信により、店舗7内などの所定の領域における無線通信を行い、通信ネットワーク5に対する通信を中継するルーター機能又はアクセスポイント機能を備えた通信装置である。この通信を中継する機能を通じて、店舗内設備71は、スマートフォン11や店舗内デバイス3との間でデータの送受信を行うことができる。なお、この通信を中継する機能としては、Wifi通信の他、例えば、Bluetooth(登録商標)によるBLEBeaconやRFID(NFC)等の電波による近距離・非接触通信や、音波、赤外線通信などを用いることができ、さらには、これらを組み合わせて異なる通信プロトコル間でブリッジ通信を行って中継するようにしてもよい。
また、店舗内設備71は、通信を中継する機能によって、例えば、Wifi通信を介し、店舗7内でスマートフォン11と店舗内デバイス3との間でデータを送受させたり、グローバルなWAN側の通信ネットワークと接続して、投資支援サーバー6から店舗内デバイス3を遠隔操作できるようにしてもよい。なお、この店舗内設備71に備えられたルーター機能やアクセスポイント機能を、店舗内デバイス3に内蔵させることにより、店舗内設備71を省略するようにしてもよい。
(時間分散投資支援プログラム)
上述した本実施形態に係るシステムは、所定の言語で記述された本発明のプログラムをコンピューター上で実行することにより実現することができる。すなわち、本発明のプログラムを、携帯端末装置やスマートフォン、ウェアラブル端末、モバイルPCその他の情報処理端末、パーソナルコンピューターやサーバーコンピューター等の汎用コンピューターのICチップ、メモリ装置にインストールし、CPU上で実行することにより、上述した各機能を有するシステムを構築して、本発明を実施することができる。なお、本実施形態では、スマートフォンにアプリをインストールすることによって、そのスマートフォンを実行指示部として機能させる。
また、本プログラムは、例えば、通信回線を通じて配布することが可能であり、また、コンピューターで読み取り可能な記録媒体に記録することにより、スタンドアローンの計算機上で動作するパッケージアプリケーションとして譲渡することができる。この記録媒体として、具体的には、フレキシブルディスクやカセットテープ等の磁気記録媒体、若しくはCD-ROMやDVD-ROM等の光ディスクの他、RAMカードなど、種々の記録媒体に記録することができる。そして、このプログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体によれば、汎用のコンピューターや専用コンピューターを用いて、上述したシステム及び方法を簡便に実施することが可能となるとともに、プログラムの保存、運搬及びインストールを容易に行うことができる。
(各装置の構成)
(1)店舗内デバイス3
図2は、店舗内デバイス3の内部構成を示すブロック図である。店舗内デバイス3は、投資支援サーバー6から配信されたトリガー情報を受信し、受信されたトリガー情報をコード化した二次元バーコードとして表示するコード伝送手段としての端末装置であり、ここでは、トリガー情報をその他の情報受信する通信インターフェース38と、出力インターフェース39と、メモリ37と、制御部36とを備える。
通信インターフェース38は、投資支援サーバー6や、他の通信機器とデータの送受信を行うモジュールであり、Wifi等の無線LANやBluetooth(登録商標)等の近距離通信、3G方式などの無線通信の他、有線LAN等の所定のプロトコルによる有線通信、PLC(Power Line Communication)、PLT(Power Line Telecommunication)などの電力線を通じた電力線搬送通信も含まれる。
出力インターフェース39は、本実施形態では、液晶ディスプレイ39b等の映像を出力する液晶ディスプレイ39bや、音響を出力するスピーカー39aが含まれており、映像や音響、その他のメッセージ等の音声を出力するデバイスである。その他の出力インターフェース39としては、USB端子など他の機器に対してデータを送出する手段を設けることもできる。
制御部36は、CPUの演算処理装置であり、メモリ37に格納されたファームウェアやOS、アプリケーション等が実行されることにより、このCPU上に各種の機能モジュールが仮想的に構築され、各機能モジュールにより、通信処理や出力を制御する。メモリ37は、不揮発性の記憶装置であり、例えば、ファームウェア、OSプログラム、アプリケーションの他、各種設定データ、動作履歴が記憶される。具体的に制御部36は、情報取得部36aと、出力情報生成部36bと、出力制御部36cとを備えている。
情報取得部36aは、例えば通信ネットワーク5を通じて配信される広告やニュース等の映像・音響、文字等のコンテンツを取得するとともに、投資支援サーバー6からトリガー情報を取得するモジュールである。情報取得部36aで取得された情報(データ)は出力情報生成部36bに入力される。出力情報生成部36bは、情報取得部36aが取得したコンテンツにトリガー情報を合成して表示するための出力情報を生成して、出力制御部36cに入力するモジュールである。出力制御部36cは、出力情報生成部36bで生成された出力情報に基づいて、出力インターフェース39を通じて、スピーカー39aや液晶ディスプレイ39b等からの音響・映像の出力を制御するモジュールである。
(2)スマートフォン11
次いで、スマートフォン11の内部構成について説明する。図3(a)及び(b)は、スマートフォン11の内部構成を示すブロック図である。スマートフォン11は、無線通信を利用した通信装置であるとともに、所定のコンピュータープログラムを実行して情報処理を行う演算処理装置でもあり、一般的な基地局等の中継点と無線で通信し、通話やデータ通信等の通信サービスを移動しつつ受けることができ、また、所定のアプリケーションを実行することで種々の機能を実現することができる。具体的にスマートフォン11は、基本的な構成要素として、図3(a)に示すように、制御部111と、メモリ115と、通信インターフェース114と、出力インターフェース113と、入力インターフェース112とを備えている。
制御部111は、CPU等の演算処理装置であり、メモリ115に格納されたOSやアプリケーションプログラム、その他のファームウェア等が実行されることにより、各種の機能モジュールが仮想的に構築される。本実施形態では、時間分散投資支援プログラムであるアプリケーションを実行することにより、時間分散投資支援に係るモジュールをCPU上に仮想的に構築する。メモリ115は、不揮発性の記憶装置であり、上記OSや時間分散投資支援アプリケーションプログラム、ファームウェアや各種設定データ、その他のアプリケーションデータ、ユーザーデータが記憶される。
通信インターフェース114は、他の通信機器とデータの送受信を行うモジュールであり、通信方式としては、例えば、WCDMA(登録商標)及びCDMA2000などの第3世代(3G)の通信方式、LTEなどの第4世代(4G)の通信方式、および第5世代(5G)以降の通信方式等の他、Wifi等の無線LANやBluetooth(登録商標)、赤外線等の近距離通信などの無線通信、USB接続、有線LAN等の所定のプロトコルによる有線通信も含まれる。
出力インターフェース113は、タッチパネルの液晶ディスプレイ等の表示部113aを有しており、表示情報生成部で生成された画像や動画を表示する。また、出力インターフェース113としては、音響を出力するスピーカーや、発光するLED等が含まれるとともに、USB端子や音響・映像端子など他の機器に対してデータや信号を送出する手段も含まれる。入力インターフェース112は、タッチパネルやキーボード、操作ボタンの他、画像・映像を撮影するカメラ112aや音響マイク等が含まれる。
スマートフォン11は、時間分散投資支援アプリケーションを実行することにより、時間分散投資支援に係るモジュールとして、端末側認証部111aと、端末識別子取得部111bと、トリガー情報取得部111cと、実行指示情報生成部111dと、投資実行部116と、実行履歴記録部111eとを備える。
端末側認証部111aは、投資支援サーバー6から投資支援サービスを受けるための認証処理の一部を実行するモジュールであり、端末識別子取得部111bを備えている。端末識別子取得部111bは、スマートフォン11自身を特定するための端末識別子をメモリ115から読み出して、認証処理に提供するモジュールである。
実行指示情報生成部111dは、顧客を特定する顧客識別子を読み出すとともに、トリガー情報取得部111cからQRコード(登録商標)を介してトリガー情報を取得し、取得されたトリガー情報及び顧客識別子を含む実行指示情報を生成するモジュールである。詳述すると、実行指示情報生成部111dは、通信インターフェース114を通じての店舗内デバイス3との通信や、カメラ112aにより撮影されたQRコード(登録商標)やバーコード等のコード画像を解析することにより、店舗内デバイス3などから提供されるトリガー情報を取得して実行指示情報を生成する。
ここでは、店舗内デバイス3の通信インターフェース38を通じて、Wifi通信やBluetooth(登録商標)、赤外線などの近距離通信方式によりトリガー情報を取得したり、店舗内デバイス3の液晶ディスプレイ39bに表示されたQRコード(登録商標)を撮影し、解析することで、トリガー情報を取得する。また、トリガー情報を提供するコード伝送手段としては、液晶ディスプレイ等の表示装置の他、QRコード(登録商標)やバーコード等のコード画像が印刷され、或いはシールとして貼り付けられたポスターやチラシ、雑誌記事などの紙媒体、パーソナルコンピューターやスマートフォン等に表示されたWebページなども含まれ、これをカメラ112aで撮影し、そのコード画像を解析することによってトリガー情報を取得してもよい。そして、実行指示情報生成部111dは、端末側認証部111aから、利用者のユーザーIDやパスワードを認証情報を読み出して、その実行指示情報を生成する。
なお、この認証情報は、認証の都度、利用者に対して入力を要求してもよいし、メモリ115に予めセキュアな状態で記憶しておいて認証の都度、読み出すようにしてもよい。そして、端末側認証部111aは、投資支援サービスを利用する権限についての認証を投資支援サーバー6に対して要求し、その認証結果に応じた処理を実行する。例えば、認証処理が成功した場合には、表示部113aを通じてその旨を表示させたり、認証処理が不成功であった場合には、表示部113aを通じてエラー表示をさせたりする。
投資実行部116は、各ユーザーが利用可能な金融商品についての投資手続を実行するモジュールであり、本変更例では、図3(b)に詳細に示すように、投資実行系のモジュールとして、実行指示取得部116aと、金融商品選択部116bと、トランザクション管理部116cとを備えている。
実行指示取得部116aは、実行指示情報生成部111dが生成した実行指示情報を取得し、実行指示情報に基づいて、投資支援サーバー6で提示されている金融商品仲介情報(ポートフォリオサイト)にアクセスし、金融商品選択部116bが選択した顧客の金融商品を閲覧する機能を有している。そして、実行指示取得部116aは、顧客ユーザーの操作に基づく実行指示に従って、投資手続を実行する。この投資手続を実行する際、実行指示取得部116aは、各手続に関係する目論見書を金融商品仲介情報管理部62からダウンロードして、操作者である顧客ユーザーに対して提示し、内容の承認をさせる処理を実行する。この目論見書の提示及び承認を行った後に、実行指示取得部116aは、選択された金融商品に対応するトランザクションを、トランザクション管理部116cから呼び出して金融商品に関する手続をデータ通信により実行するモジュールである。
金融商品選択部116bは、金融市況のパターンを投資パターンデータとして記憶するとともに、各投資パターンデータに応じて、前記金融商品仲介情報管理部に記憶された金融商品の中から単数又は複数の金融商品を選択するモジュールである。トランザクション管理部116cは、各金融商品に関する手続のために実行される各トランザクションを金融商品毎に生成するモジュールである。
(3)投資支援サーバー6
次いで、投資支援サーバー6の内部構成について説明する。図4は、投資支援サーバー6の内部構成を示すブロック図である。
投資支援サーバー6は、通信ネットワーク5上に配置されたサーバー装置であり、通信ネットワーク5を通じて、スマートフォン11、店舗内デバイス3、その他の機器、例えば、店舗7内に設置された通信機器や管理装置とデータの送受信を行えるようになっている。投資支援サーバー6は、通信ネットワーク5を通じてデータ通信を行う通信インターフェース61と、金融商品仲介情報管理部62と、利用者や利用者端末の権限を認証する認証部63と、投資手続を実行する投資管理部64と、トリガー情報配信部66と、種々のデータベース群65(65a~65c)を備えている。
金融商品仲介情報管理部62は、各顧客が利用可能な金融商品を顧客毎の金融商品仲介情報として記憶するモジュールである。ここで、金融商品仲介情報とは、「資産構成(金融資産一覧)」や「有価証券一覧表」、「金融商品の構成」などに関する情報を提示するデータで有り、本実施形態では、通信ネットワーク5を通じてWebページとして提示される。この金融商品仲介情報では、各顧客ユーザーが利用可能な金融商品、購入済み金融商品、各商品の価格などを閲覧できるようになっており、リスク管理や分散投資の計算をするソフトウェアも実装されている。また、個人の資産運用における金融商品仲介情報は、運用資産(保有資産)の構成状況(組み合わせ)であり、その構成要素としては、預貯金や債券、株式、投資信託、REIT、外貨預金、外国株式、金などを含めることができる。
そして、金融商品仲介情報管理部62は、ユーザー管理機能や、架電接続率計測機能、及びコンテンツ配信機能を有するサーバー装置で構成することができ、複数の機能を分散させたサーバー群で実現可能となっている。この金融商品仲介情報管理部62には、Webサーバー機能が含まれ、WWW(World Wide Web)等のドキュメントシステムにおいて、HTML(HyperText Markup Language)、映像、音声、画像などの素材データから構成され、上記金融商品仲介情報もWebページ等のコンテンツとして配信されるようになっている。
トリガー情報配信部66は、各種投資カテゴリーに基づいた投資パターンを特定するパターン識別子を含む情報をトリガー情報として配信するモジュールである。この投資パターンとしては、投資カテゴリーの分類に則って組み合わせられた金融商品の定期購入の他、市況に応じた金融商品の価値変動や、株価、為替等の下落・高騰、特定銘柄の値動きなどに対応させた金融商品の組み合わせの購入などが含まれる。このトリガー情報は、例えば、QRコード(登録商標)やバーコード、ICカードのコードデータとして配信することができ、この配信されたトリガー情報は、各種装置や媒体のコード伝送手段を通じて、各顧客が認識できるように提示される。媒体となるコード伝送手段としては、例えばアフェリエイトのWebページや店舗等に設置されたサイネージ、QRコード(登録商標)が印刷・表示可能なポスターやチラシ、雑誌記事などの紙媒体などが利用可能である。また、コード伝送手段としての装置は、店舗内に設置されたディスプレイ装置、ICカードのリーダー・ライター、電波・赤外線・音波等を介して信号を伝送可能な装置が含まれる。ディスプレイ装置に表示されるトリガー情報は、テレビ放送のように電波を介して一方向で送信されるものの他、Webサイトのように双方向通信により配信されるものが含まれる。
なお、トリガー情報配信部66は、二次元バーコード等のコードデータを配信する場合は、例えばQRコード(登録商標)の画像を画像ファイルとしてダウンロードさせる方式を採用することができる。また、バーコード化するためのテキストデータのみを送信し、受信側のアプリケーションで二次元バーコードを生成するような方式でもよい。さらに、トリガー情報配信部66で配信される情報は、投資支援サーバー6側の主導で投資支援サーバー6側から発信してもよく、アフェリエイト側からの要求に応じて適宜情報を生成して配信してもよい。投資支援サーバー6側が主導となって発信する場合には、例えば、市況を監視して現在の市況に適した金融商品を選択して投資カテゴリーや投資パターンを構成してもよく、新商品などが発売された際に、その商品の特性を生かした投資パターンを提案する形で発信してもよい。一方、アフェリエイト側の主導でトリガー情報の配信を要求する場合には、各アフェリエイトが提案する投資パターンや購入のタイミング、金融商品の組み合わせをトリガー情報配信部66に伝え、所望するコードをトリガー情報配信部66から取得することもできる。
投資管理部64は、各ユーザーが利用可能な金融商品についての投資手続を実行するモジュールであり、本実施形態では、投資実行系のモジュールとして、実行指示取得部64aと、取得経路特定部64bとを備えている。実行指示取得部64aは、スマートフォン11からの実行指示情報を取得し、実行指示情報に基づいて、その操作をした顧客を特定し、金融商品選択部が選択した顧客の金融商品に対応する金融商品仲介情報をユーザーに対して提示するモジュールである。このとき、金融商品仲介情報に含まれる金融商品としては、金融商品選択部が各投資パターンデータに応じて、金融商品仲介情報管理部に記憶された金融商品の中から選択した単数又は複数の金融商品である。なお、この金融商品の選択は投資支援サーバー6側のみ、或いはスマートフォン11側と協動して行ってもよい。
取得経路特定部64bは、スマートフォン11側の実行指示情報生成部111dを介して、伝送手段識別子を取得してスマートフォン11がそのトリガー情報の取得経路を特定するモジュールである。この取得経路の特定は、トリガー情報にコード伝送手段を特定する伝送手段識別子が含まれているときには、投資支援サーバー6側の取得経路特定部64bで、伝送手段識別子を読み出して行ったり、或いは、トリガー情報を取得した場所の位置情報が取得されたときには、取得された位置情報に基づいて行う。また、取得経路特定部64bは、スマートフォン11上の投資支援アプリケーション側でトリガー情報に含まれる伝送手段識別子を読み出して行ってもよく、さらに、位置情報に基づいて伝送手段を特定したり、別途の手段(例えば近距離通信、非接触通信)などを用いて直接伝送手段識別子をアプリケーションで取得したりしてもよい。
データベース群65としては、利用者に関する情報とともに、各ユーザーが保有する資産や利用可能な金融商品等に関する情報を金融商品仲介情報として蓄積する金融商品仲介情報データベース65aと、各ユーザーが実行した投資手続に関する履歴を蓄積する実行履歴データベース65bと、各種金融商品に関する情報を蓄積する金融商品データベース65cとが含まれる。これらの各データベースとしては、単一のデータベースとしてもよく、複数のデータベースに分割し、相互にリレーションを設定することで各データ同士を紐付けたリレーショナルデータベースとすることができる。
金融商品仲介情報データベース65aに蓄積される情報としては、利用者又は利用者が使用している利用者端末を特定する識別子(ユーザーID、端末ID)と、パスワード等とを紐付けた認証情報が含まれ、ユーザーIDに紐付けられた利用者の個人情報や、使用している端末装置の機種や端末IDなども含まれる。また、金融商品仲介情報データベース65aには、利用者ごと或いは利用者端末ごとの認証履歴(アクセス履歴)が蓄積されているとともに、実行履歴データベース65bや金融商品データベース65cとのリレーションにより、当該利用者や利用端末ごとに実行した投資手続やその投資結果である資産情報が、ユーザーごとに参照できるよう、相互に関連づけられている。
金融商品データベース65cに蓄積される金融商品情報は、種類や購入条件ごとに分類されて蓄積されている。また、この金融商品データベース65cには、各金融商品を購入するための電子手続として必要なトランザクションがそれぞれ登録されて記憶されている。実行履歴データベース65bは、実行された投資情報(価格、数量、時期等)と、その実行された投資手続の起点となったトリガー情報及びその取得経路とを関連づけて蓄積するデータベースである。
認証部63は、通信インターフェース61を通じて、利用者やその利用者端末と通信セッションを確立させ、その確立された通信セッションごとに認証処理を行う。この認証処理としては、アクセス者である利用者やその利用者端末から認証情報を取得し、金融商品仲介情報データベース65aを参照して、利用者等を特定し、それらの権限を認証する。この認証部63による認証結果(ユーザーID、認証時刻、セッションID等)は、金融商品仲介情報管理部62、投資管理部64に送出されるとともに、金融商品仲介情報データベース65aに認証履歴として蓄積される。
(時間分散投資支援方法)
以上の構成を有する時間分散投資支援システムを動作させることによって、本発明の時間分散投資支援方法を実施することができる。図5は、本実施形態に係る時間分散投資支援システムを動作させることによる時間分散投資支援方法の手順を示すシーケンス図である。
先ず、顧客が、自身のスマートフォン11を用いて金融商品仲介情報の設定を行う(S201)。具体的には、顧客ユーザー10は、スマートフォン11において金融商品仲介情報閲覧用のアプリケーションを起動し、投資支援サーバー6に対して接続処理を開始し、通信セッションを確立させ、自身の金融商品仲介情報にアクセスして、金融商品の購入や、投資条件等の設定など、種々の管理を行う(S301)。ここでは、既にユーザーが投資のタイミングを選択できる時間分散投資型の金融商品が購入されているものとする。
そして、投資支援サーバー6は、常時、株式の相場、通貨の相場など、種々の市況を監視している(S302)。なお、ここでは、既に種々の金融市況の値動き等が市況パターンデータとして金融商品仲介情報DB65aに記録されているものとし、投資支援サーバー6は、市況の動きが各投資パターンに合致する条件を常時監視している。そして、相場が下落・高騰するなどの一定の閾値を超える値動きが発生した場合、その値動きに合致する投資パターンを選択し、その選択された投資パターンを特定するパターン識別子を含むトリガー情報を生成し、店舗内デバイス3等の各コード伝送手段に配信する(S303)。このトリガー情報の配信では、トリガー情報配信部66が、例えばQRコード(登録商標)の画像を画像ファイルとしてダウンロードさせたり、バーコード化するためのテキストデータのみを送信して受信側のアプリケーションで二次元バーコードを生成させたりする。また、配信される情報は、投資支援サーバー6側の主導で投資支援サーバー6側から定期・不定期に発信してもよく、アフェリエイト側からの要求に応じて適宜情報を生成して配信することもできる。
上述したように新たなトリガー情報を受け取ったアフェリエイト等の各コード伝送手段は、トリガー情報配信部66から配信されたトリガー情報を取得し(S101)、取得されたトリガー情報をコード化したQRコード(登録商標)等のコードデータとして表示する(S102)。このトリガー情報を見たユーザーが、投資の実行を決めた場合、店舗内デバイス3に表示されたトリガー情報を、スマートフォン11のカメラによる撮影などの方法で取得する(S202)。この撮影されたQRコード(登録商標)は、投資支援アプリケーションにより解析されて、そのトリガー情報に含まれる市況パターン等の情報を読み出して、現在の市況パターン、投資が実行可能な金融商品等の投資情報をユーザーに提示する。ユーザーは、この提示された投資情報に基づいて、実行指示の操作を行い、この操作に応じてスマートフォン11から投資支援サーバー6に対して実行指示情報が送出される(S203)。
このとき、スマートフォン11において投資支援アプリケーションは、ユーザーID(若しくは端末ID)及びパスワードを認証情報として投資支援サーバー6へ送信するとともに、店舗内デバイス3から取得されたトリガー情報や、トリガー情報を取得した時点における現在位置も投資支援サーバー6へ送信する。このユーザーID及びパスワードは、通信セッションを開始する際にユーザーに対して入力を要求してもよいし、予め投資支援アプリケーションにて設定しアプリケーションデータとしてスマートフォン11に記憶させておき、自動的に認証情報に付加するようにしてもよい。
投資支援サーバー6では、スマートフォン11から実行指示情報を受信し(S304)、実行指示情報に含まれる認証情報に基づいて認証処理を実行する(S305)。具体的には、投資支援サーバー6の認証部63において、通信インターフェース61を通じて、スマートフォン11と通信セッションを確立させ、その確立された通信セッションごとに認証処理を行う。この認証処理では、アクセス者である利用者端末から受信した認証情報を解析し、認証情報に含まれるユーザーIDや端末ID及びパスワードについて、金融商品仲介情報データベース65aを参照して利用者等を特定し、パスワード等の一致・不一致に応じて、ユーザーやスマートフォン11に、顧客ユーザー10自身の金融商品仲介情報の利用権限を認証する。
この認証部63による認証結果(ユーザーID、認証時刻、セッションID等)は、投資管理部64に送出され、投資管理部64において認証結果に応じた処理が実行される(S306)。認証が失敗した場合には(S306における”N”)、その旨がスマートフォン11側に通知され、スマートフォン11側でエラー処理が実行される(S205)。このエラー処理としては、例えば投資支援アプリケーションに認証が失敗した旨のメッセージを出力させ、再度の認証処理を要求したり、終了処理を実行させるなどが挙げられる。一方、認証部63により、認証要求に係るユーザーが正規のユーザーであり、且つ投資支援サービスの提供が許可された状況にあることが確認された場合には(S306における”Y”)、スマートフォン11において金融商品仲介情報の閲覧が可能となるとともに、投資支援サーバー6側で金融商品仲介情報が参照される(S307)。
具体的にこのステップS307では、実行指示取得部116aが、実行指示情報生成部111dが生成した実行指示情報を取得し、取得された実行指示情報に基づいて、投資支援サーバー6で提示されている金融商品仲介情報にアクセスして、ユーザーに対して閲覧可能に提示する。
本実施形態では、この金融商品仲介情報の参照とともに、当該トリガー情報の取得経路を特定する。この取得経路の特定は、トリガー情報にコード伝送手段を特定する伝送手段識別子が含まれているときには、投資支援サーバー6側の取得経路特定部64bで、伝送手段識別子を読み出して行ったり、或いは、トリガー情報を取得した場所の位置情報が取得されたときには、取得された位置情報に基づいて行う。なお、ここでは、取得経路の特定を投資支援サーバー6側で行う場合を例示するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、スマートフォン11上の投資支援アプリケーション側でトリガー情報に含まれる伝送手段識別子を読み出して行ってもよく、また、位置情報に基づいて伝送手段を特定したり、別途の手段(例えば近距離通信、非接触通信)などを用いて直接伝送手段識別子をアプリケーションで取得したりしてもよい。
上記金融商品仲介情報の参照に応じて投資支援サーバー6は、投資カテゴリーに基づいて、実行指示及び投資支援状態及び投資支援方針を解析し、利用可能な金融商品を選択する(S308)。この選択された金融商品に関する情報は、投資支援サーバー6からスマートフォン11に通知され、投資実行の確認処理が実行される(S309)。この確認処理に際して実行指示取得部116aは、各金融商品に関係する目論見書を金融商品仲介情報管理部62からダウンロードして、操作者である顧客ユーザーに対して提示し、内容の承認をさせる処理を実行する。
この目論見書の提示及び承認を行った後、顧客ユーザー10は、投資実行の承認処理を実行する(S206)。このスマートフォン11における承認処理に従って、投資支援アプリケーション側のトランザクション管理部116cは、ステップS308で選択された金融商品に関する投資実行のためのトランザクションを呼び出し(S207)、投資実行部116はこのトランザクションを通じて投資手続を実行する(S208)。この投資手続では、各金融取引システムに応じて呼び出されたトランザクションを用いて、投資対象である金融商品を取り扱っている証券取引所の取引システムに対し売買手続処理の実行を要求する。
その後、投資手続が終了した後に、スマートフォン11から投資支援サーバー6に向けて実行結果が通知され(S209)、この実行結果を受けて、投資支援サーバー6では実行結果が記録される(S310)とともに、スマートフォン11側でも実行結果が記録される。この実行結果の記録に際し、投資管理部64が実行した投資手続と、その投資手続に関してステップS307で特定した取得経路とを関連付けて履歴情報として記憶する。この取得経路は、投資支援サーバー6側で解析してもよく、スマートフォン11側で特定して投資支援サーバー6側に通知するようにしてもよい。通知された取得経路は実行された投資手続と関連付けられて履歴情報として投資支援サーバー6側に記録される。
ここでは、当該投資手続の実行に係るトリガー情報を配信した店舗内デバイス3を、ステップS307で特定又は通知された取得経路に基づいて特定し、アフェリエイト料の支払い情報を更新する。そして、投資支援サーバー6において実行結果を記録した後は、S302にもどり、市況監視が繰り返される。
(変更例)
なお、以上説明した実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、投資手続の実行をスマートフォン11側で実行したが、例えば図8~図10に示すように、投資支援サーバー6側で実行するようにしてもよい。詳述すると、図3に示した投資実行部116の機能を図4に示した投資支援サーバー6の投資管理部64側に配置してもよい。
この場合、スマートフォン11側では投資実行部116に代えて、実行指示部111fを設け、この実行指示部111fから投資支援サーバー6側に投資実行を指示する実行指示情報を送信する。具体的に実行指示部111fは、顧客が使用するスマートフォン11において、トリガー情報を取得し、顧客が指定するタイミングで、実行指示情報を送出するモジュールである。この実行指示情報は、実行指示情報生成部111dで生成され、ユーザー操作に応じて、通信インターフェース114を通じて投資支援サーバー6に送信される。この実行指示部111fによる実行指示に基づいて実行された投資手続は実行履歴記録部111eに実行履歴として記録される。
一方、投資支援サーバー6側には、投資管理部64に代えて実行指示情報に応じた投資手続を実行する投資実行部67を設ける。図9は、本変更例に係る投資支援サーバー6の内部構成を示すブロック図である。
本変更例において投資実行部67は、各ユーザーが利用可能な金融商品についての投資手続を実行するモジュールであり、本実施形態では、投資実行系のモジュールとして、実行指示取得部67aと、金融商品選択部67bと、トランザクション管理部67cと、取得経路特定部67dとを備えている。実行指示取得部67aは、スマートフォン11からの実行指示情報を取得し、実行指示情報に基づいて、その操作をした顧客を特定し、金融商品選択部が選択した顧客の金融商品に対応するトランザクションをトランザクション管理部から呼び出して金融商品に関する手続を実行するモジュールである。金融商品選択部67bは、金融市況のパターンを投資パターンデータとして記憶するとともに、各投資パターンデータに応じて、前記金融商品仲介情報管理部に記憶された金融商品の中から単数又は複数の金融商品を選択するモジュールである。トランザクション管理部67cは、各金融商品に関する手続のために実行される各トランザクションを金融商品毎に生成するモジュールである。
取得経路特定部67dは、スマートフォン11側の実行指示情報生成部111dを介して、伝送手段識別子を取得してスマートフォン11がそのトリガー情報の取得経路を特定するモジュールである。この取得経路の特定は、トリガー情報にコード伝送手段を特定する伝送手段識別子が含まれているときには、投資支援サーバー6側の取得経路特定部67dで、伝送手段識別子を読み出して行ったり、或いは、トリガー情報を取得した場所の位置情報が取得されたときには、取得された位置情報に基づいて行う。また、取得経路特定部67dは、スマートフォン11上の投資支援アプリケーション側でトリガー情報に含まれる伝送手段識別子を読み出して行ってもよく、さらに、位置情報に基づいて伝送手段を特定したり、別途の手段(例えば近距離通信、非接触通信)などを用いて直接伝送手段識別子をアプリケーションで取得したりしてもよい。
このような変更例に係るシステムでは、上述したステップS308で選択された金融商品に関する情報は、投資支援サーバー6からスマートフォン11に通知され、投資実行の確認処理が実行される(S309)。この確認処理に応じて顧客ユーザー10は、投資実行の承認処理を実行する(S206)。このスマートフォン11からの承認処理に従って、投資支援サーバー6側では、ステップS308で選択された金融商品に関する投資実行のためのトランザクションを呼び出し(S311)、投資手続を実行する(S312)。
その後、投資手続終了した後には、投資支援サーバー6からスマートフォン11に向けて実行結果が送信され(S310)、この実行結果を受けて、スマートフォン11では実行結果が記録される(S209)とともに、投資支援サーバー6側でも実行結果が記録される(S310)。この実行結果の記録に際し、投資実行部67が実行した投資手続と、その投資手続に関してステップS307で特定した取得経路とを関連付けて履歴情報として記憶する。
(作用・効果)
以上説明した本実施形態によれば、例えば、QRコード(登録商標)やICカード等の媒体を介してトリガー情報を利用することで、予め決めた枠内での投資をスマートフォン等のスマートフォン11で簡易に実行できる。また、サイネージやニュースなどトリガー情報を提供し、投資の実行を促した伝送媒体には、アフェリエイト手数料を付与するなどサービスの多様化を図ることができ、例えばコンビニや銀行は、このトリガー情報の提供サービスを集客に利用できる。また、顧客はトリガー情報を利用することで、決められた日に買う積立投資と違い、金融商品の価格が下がった時を狙って投資を実行するなど、投資のタイミングを顧客自身が自由にコントロールする時間分散投資を簡単に行える。例えば、価格が下がった時を狙って購入することにより、一般的な積立投資よりも投資成果を期待できる。
これらの結果、本実施形態によれば、例えば、ネット証券での取引と違い、顧客の投資行動を公衆化でき、投資未経験者の参入を促しやすくなり、金融商品の利用の機会を増大させて投資のすそ野を拡大できる。また、投資のタイミングを確保しつつ、予め決めた枠内での投資が可能なため、未成年者でも小額から投資について経験することができる。
1…時間分散投資支援システム
3…店舗内デバイス
5…通信ネットワーク
6…投資支援サーバー
7…店舗
10…顧客ユーザー
11…スマートフォン
36…制御部
36a…情報取得部
36b…出力情報生成部
36c…出力制御部
37…メモリ
38…通信インターフェース
39…出力インターフェース
39a…スピーカー
39b…液晶ディスプレイ
61…通信インターフェース
62…金融商品仲介情報管理部
63…認証部
64…投資管理部
64a…実行指示取得部
64b…取得経路特定部
65…データベース群
65a…金融商品仲介情報データベース
65b…実行履歴データベース
65c…金融商品データベース
66…トリガー情報配信部
65…データベース群
65a…金融商品仲介情報データベース
65b…実行履歴データベース
65c…金融商品データベース
71…店舗内設備
111…制御部
111a…端末側認証部
111b…端末識別子取得部
111c…トリガー情報取得部
111d…実行指示情報生成部
111e…実行履歴記録部
111f…実行指示部
112…入力インターフェース
112a…カメラ
113…出力インターフェース
113a…表示部
114…通信インターフェース
115…メモリ
116…投資実行部
116a…実行指示取得部
116b…金融商品選択部
116c…トランザクション管理部

Claims (4)

  1. 投資信託に関する情報を提示するとともに、投資のタイミングを顧客自身がコントロールできるようにした投資支援システムであって、
    各金融商品に関する手続のために実行される各トランザクションを金融商品毎に生成するトランザクション管理部と、
    各顧客が利用可能な金融商品を顧客毎の金融商品仲介情報として記憶する金融商品仲介情報管理部と、
    所定の投資カテゴリーに属する金融商品の種別及び組み合わせを投資パターンデータとして記憶するとともに、各投資パターンデータに応じて、前記金融商品仲介情報管理部に記憶された金融商品の中から単数又は複数の金融商品を選択する金融商品選択部と、
    投資パターンデータを特定するパターン識別子を含む情報をトリガー情報として配信するトリガー配信部と、
    前記顧客が使用する顧客端末において前記トリガー情報を取得し、前記顧客が指定するタイミングで、実行指示情報を送出する実行指示部と、
    前記顧客端末からの前記実行指示情報を取得し、前記実行指示情報に基づいて、前記顧客を特定し、前記金融商品選択部が選択した前記顧客の金融商品に対応するトランザクションを前記トランザクション管理部から呼び出して前記金融商品に関する手続を実行する投資実行部と、
    前記トリガー配信部から配信されたトリガー情報を取得し、取得された前記トリガー情報を、前記パターン識別子を含む情報がコード化されたコードデータとして伝送するコード伝送部と、
    前記顧客端末において、前記顧客を特定する顧客識別子を生成するとともに、前記コード伝送部を介して前記トリガー情報を取得し、取得された前記トリガー情報及び前記顧客識別子を含む前記実行指示情報を生成する実行指示情報生成部と
    を備えることを特徴とする投資支援システム。
  2. 前記コードデータはバーコード又は二次元コードであり、
    前記コード伝送部は、前記バーコード又は前記二次元コードを表示可能な装置又は媒体であり、
    前記実行指示情報生成部は、コード伝送部により表示された前記バーコード又は前記二次元コードを撮影することによって前記トリガー情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の投資支援システム。
  3. 前記請求項1又は2に記載の投資支援システムにおいて、情報端末装置を前記実行指示部として機能させることを特徴とする投資支援プログラム。
  4. 投資信託に関する情報を提示するとともに、投資のタイミングを顧客自身がコントロールできるようにした投資支援方法であって、
    トランザクション管理部が、各金融商品に関する手続のために実行される各トランザクションを金融商品毎に生成するとともに、金融商品仲介情報管理部が、各顧客が利用可能な金融商品を顧客毎の金融商品仲介情報として記憶する金融商品仲介情報管理ステップと、
    トリガー配信部が、現在の投資パターンデータを特定するパターン識別子を含む情報をトリガー情報として配信するトリガー配信ステップと、
    実行指示部が、前記顧客が使用する顧客端末において前記トリガー情報を取得し、前記顧客が指定するタイミングで、実行指示情報を送出する実行指示ステップと、
    投資実行部が、前記顧客端末からの前記実行指示情報を取得し、前記実行指示情報に基づいて、前記顧客を特定し、前記金融商品仲介情報管理部に記憶された前記顧客が利用可能な金融商品の中から選択された単数又は複数の金融商品に対応するトランザクションを呼び出して前記金融商品に関する手続を実行する投資実行ステップと、
    前記トリガー配信部から配信されたトリガー情報を取得し、取得された前記トリガー情報を、前記パターン識別子を含む情報がコード化されたコードデータとして、コード伝送部が伝送するステップと、
    実行指示情報生成部が、前記顧客端末において、前記顧客を特定する顧客識別子を生成するとともに、前記コード伝送部を介して前記トリガー情報を取得し、取得された前記トリガー情報及び前記顧客識別子を含む前記実行指示情報を生成するステップと
    を備えることを特徴とする投資支援方法。
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