JP2001297194A - 金融商品自動注文方式 - Google Patents

金融商品自動注文方式

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JP2001297194A
JP2001297194A JP2000111526A JP2000111526A JP2001297194A JP 2001297194 A JP2001297194 A JP 2001297194A JP 2000111526 A JP2000111526 A JP 2000111526A JP 2000111526 A JP2000111526 A JP 2000111526A JP 2001297194 A JP2001297194 A JP 2001297194A
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Masayuki Inagaki
正行 稲垣
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リスク削減・回避を目的とした金融商品の注
文を、自動的に(個人顧客に過大な手間をとらせずに)
行うことを可能にする。 【解決手段】 ID台帳201は、各個人顧客に関する
ID情報を保持する。金融商品収益管理表保持部202
は、金融商品の発注の結果および今後の注文の是非に関
する評価を示す情報を有する金融商品収益管理表を、各
個人顧客に対して保持する。金融商品自動注文手段20
0は、任意の金融機関103および任意の金融情報機関
104にアクセスし、金融機関103および金融情報機
関104からの情報の収集に基づいて金融商品収益管理
表保持部202内の金融商品収益管理表に情報を設定
し、個人顧客アクセス手段101からの個人顧客の指示
に応じて、ID台帳201および金融商品収益管理表保
持部202に基づくリスク削減を考慮した投資対象の金
融商品の自動的な注文を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融商品(例え
ば、投資信託,株式,および外国為替(外貨))の注文
方式に関し、特に個人顧客が金融商品を注文する際にお
けるリスクの削減・回避を考慮した自動的な注文(個人
顧客による各金融機関への直接的なアクセスを必ずしも
必要としない態様での注文)を実現するための金融商品
自動注文方式に関する。
【0002】
【従来の技術】金融ビッグバン以降の激動するグローバ
ル経済状況の変化により、個人投資家(個人顧客)によ
るリスクの少ない金融商品投資が非常に難しくなってき
ている。特に、為替の変動はプロの機関投資家でも予測
が難しく、ドルが基軸通貨の昨今、海外投資信託への投
資については運用成績だけでなく為替の予測も必要にな
り、投資額や投資タイミングの決定が非常に困難となっ
ている。
【0003】上記のような背景の下において、従来の技
術(金融商品注文方式)では、個人顧客が複数の金融商
品への投資を行う場合に、以下のaおよびbに示すよう
な態様で投資(金融商品の注文)が行われていた。
【0004】a.各個人顧客の相場感で時期をみはから
って随時に注文が出されていた。すなわち、個人顧客自
身が自己の判断で、随時、各金融機関に対して金融商品
の注文を直接的に行う必要があった。
【0005】b.ファンド累投(累積投資)や株式累投
等の限られた金融商品についてだけは、ドルコスト平均
法が採用されて定期的な積立方式により投資が行われて
いた。なお、「ドルコスト平均法」とは、一定の金額を
定期的に投資していく投資方法をいう。統計的には、長
期的に見ると、ある証券に対してドルコスト平均法で投
資した方が、同時期のその証券の平均価格よりも低い平
均コストで購入できるという結果が出ている。投資理論
では、古くから経験的に、この「ドルコスト平均法」と
いわれる定期・定額投資が、長期的にみてリスクの少な
い投資手法と言われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の金融商
品注文方式では、以下に示すような問題点があった。
【0007】第1の問題点は、個人顧客が各金融機関に
対して直接的に任意の時期(随時)に注文を行う場合に
は、現在のように先行き不明確な経済状況下では、さま
ざまなリスク(例えば、価格変動リスク,為替変動リス
ク,および信用リスク)を受けやすいということであ
る。
【0008】すなわち、グローバル経済下、政策,戦
争,および天変地異等による為替変動や景気の変動によ
り先行きが明確に読めず、素人の個人投資家にとって多
額の一時的な投資は大きなリスクを背負うことになる。
【0009】第2の問題点は、ドルコスト平均法に基づ
く定期的な積立方式による投資方法(注文方法)に関し
ては、個人顧客がこの投資方法を利用して注文できるの
は株式累投またはファンド累投が設定されている金融商
品(限られた金融商品)のみであり、任意の金融商品に
ついて個人顧客がドルコスト平均法による注文を行うた
めには大変な不便が生じるということである。
【0010】すなわち、累積投資方式の適用されていな
い金融商品を個人顧客(個人投資家)が注文しようとす
る際には、定期的な投資時期に店頭または電話(インタ
ーネット利用者は毎回のオンライントレード)で金融機
関に注文を出さなければならず、大変な手間がかかって
いた。
【0011】第3の問題点は、ドルコスト平均法に基づ
く定期的な積立方式による投資方法(注文方法)が行わ
れる場合に、累積投資は注文金額・時期が決まっており
任意の時期に注文を出せないので、特に個人投資家にと
っては、値上がりの激しい金融商品に関しては注文タイ
ミングを逸する可能性があるということである。
【0012】本発明の目的は、上述の点に鑑み、個人投
資家(個人顧客)がインターネット等の通信ネットワー
ク経由でプロバイダ等の情報サービスシステムの提供す
るサービスを利用して投資信託,株式,および外貨等の
金融商品の投資を行う際に、収益を上げることよりはリ
スク削減・回避を目的とした金融商品の注文を自動的に
(個人顧客に過大な手間をとらせずに)行うことを可能
にする金融商品自動注文方式を提供することにある。
【0013】すなわち、本発明は、個人顧客向けには累
積投資が商品化されていない金融商品についても累積投
資(注文)の自動化(金融機関に直接アクセスすること
なく注文できること)を可能とし、その注文において、
金融商品(主に、投資信託)の投資に関して「ドルコス
ト平均法」(高度な数学理論は使用せず一般の素人の個
人顧客に分かり易く効果の高い投資方法)を中心にした
投資期間分散および投資金額の平均化を行うことによっ
てリスク削減を実現することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の金融商品自動注
文方式は、個人顧客アクセス手段,金融機関,および金
融情報機関と通信ネットワーク(例えば、インターネッ
ト)を介して接続している情報サービスシステム(例え
ば、プロバイダ)において、各個人顧客について、当該
個人顧客と取引のある金融機関の店番号,当該個人顧客
の当該各金融機関における口座番号,および当該個人顧
客が当該各金融機関において使用するパスワードを含む
ID(IDentification)情報を保持する
ID台帳と、金融商品の発注の結果および今後の注文の
是非に関する評価を示す情報を有する金融商品収益管理
表を各個人顧客に対して保持する金融商品収益管理表保
持部と、前記個人顧客アクセス手段による個人顧客の指
示に応じて、前記ID台帳内の各個人顧客に対するID
情報を使用して金融機関および金融情報機関にアクセス
し、金融機関から金融商品の発注の結果に関する情報を
収集し、金融情報機関から金融商品の評価に関する情報
を収集し、金融機関および金融情報機関から収集した情
報を用いて金融商品の収益に関する計算および今後の注
文の是非に関する評価を行い、上記の情報収集,計算,
および評価に基づいて前記金融商品収益管理表保持部内
の当該個人顧客に対する金融商品収益管理表に情報を設
定し、通信ネットワークを介して当該個人顧客に対して
当該金融商品収益管理表の情報を提供し、当該金融商品
収益管理表を参照した当該個人顧客からの注文指示に応
じてリスク削減を考慮した金融商品の自動的な注文を金
融機関に対して行う金融商品自動注文手段とを有する。
【0015】ここで、本発明の金融商品自動注文方式で
は、上記の金融商品自動注文手段を、指定金融機関に対
してアクセスする金融機関指定手段と、前記金融機関指
定手段によりアクセスされた金融機関における指定金融
商品に対してアクセスする金融商品指定手段と、金融情
報機関に対してアクセスする金融情報機関指定手段と、
前記金融機関指定手段および前記金融商品指定手段によ
るアクセスに基づき、指定金融機関から指定金融商品の
投資単位口数を収集して金融商品収益管理表に設定する
金融商品投資単位格納手段と、前記金融情報機関指定手
段によるアクセスに基づき、各金融情報機関から指定金
融商品の基準価格を収集して金融商品収益管理表に設定
する金融商品基準価格格納手段と、金融商品収益管理表
中の投資単位口数および基準価格に基づき時価評価額を
計算し当該金融商品収益管理表に設定する金融商品時価
評価額計算手段と、前記金融機関指定手段および前記金
融商品指定手段によるアクセスに基づき、指定金融機関
から投資金額推移および投資金額合計を取得して金融商
品収益管理表に設定する投資金額集計手段と、金融商品
収益管理表中の時価評価額と投資金額合計とを比較して
収益を計算し当該金融商品収益管理表に設定する金融商
品収益計算手段と、前記金融情報機関指定手段によるア
クセスに基づき、各金融情報機関から指定金融商品の運
用情報を収集する金融商品運用情報収集手段と、前記金
融商品運用情報収集手段により収集された指定金融商品
の運用情報に基づき今後の投資の是非の評価を行い、金
融商品収益管理表に投資動向評価を設定する金融商品投
資評価手段と、前記金融商品投資単位格納手段,前記金
融商品基準価格格納手段,前記金融商品時価評価額計算
手段,前記投資金額集計手段,前記金融商品収益計算手
段,および前記金融商品投資評価手段により情報が設定
された金融商品収益管理表を参照した個人顧客から指定
された注文タイミングを当該金融商品収益管理表に設定
する注文タイミング設定手段と、前記金融商品投資単位
格納手段,前記金融商品基準価格格納手段,前記金融商
品時価評価額計算手段,前記投資金額集計手段,前記金
融商品収益計算手段,および前記金融商品投資評価手段
により情報が設定された金融商品収益管理表を参照した
個人顧客から指定された注文金額を当該金融商品収益管
理表に設定する注文金額設定手段と、前記注文タイミン
グ設定手段により金融商品収益管理表に設定された注文
タイミングおよび前記注文金額設定手段により当該金融
商品収益管理表に設定された注文金額に基づき、金融機
関に対して金融商品の注文を行う金融商品注文手段とを
備える構成にすることが可能である。
【0016】なお、本発明の金融商品注文方式は、より
一般的には、個人顧客アクセス手段,金融機関,および
金融情報機関と通信ネットワークを介して接続している
情報サービスシステムにおいて、各個人顧客に関するI
D情報を保持するID台帳と、金融商品の発注の結果お
よび今後の注文の是非に関する評価を示す情報を有する
金融商品収益管理表を各個人顧客に対して保持する金融
商品収益管理表保持部と、任意の金融機関および任意の
金融情報機関にアクセスし、金融機関および金融情報機
関からの情報の収集に基づいて前記金融商品収益管理表
保持部内の金融商品収益管理表に情報を設定し、前記個
人顧客アクセス手段からの個人顧客の指示に応じて、前
記ID台帳および前記金融商品収益管理表保持部に基づ
くリスク削減を考慮した投資対象の金融商品の自動的な
注文を行う金融商品自動注文手段とを有する構成である
と表現することができる。
【0017】なお、本発明の金融商品注文方式は、上記
に加えて、個人顧客が通信ネットワークを介して個人顧
客アクセス手段により金融機関に対して金融商品の随時
注文を行うことができるように構成することも可能であ
る。
【0018】また、本発明の金融商品注文方式は、個人
顧客アクセス手段,金融機関,および金融情報機関と通
信ネットワークを介して接続しており、各個人顧客に関
するID情報を保持するID台帳と、金融商品の発注の
結果および今後の注文の是非に関する評価を示す情報を
有する金融商品収益管理表を各個人顧客に対して保持す
る金融商品収益管理表保持部とを備える情報サービスシ
ステムを、任意の金融機関および任意の金融情報機関に
アクセスし、金融機関および金融情報機関からの情報の
収集に基づいて前記金融商品収益管理表保持部内の金融
商品収益管理表に情報を設定し、前記個人顧客アクセス
手段からの個人顧客の指示に応じて、前記ID台帳およ
び前記金融商品収益管理表保持部に基づくリスク削減を
考慮した投資対象の金融商品の自動的な注文を行う金融
商品自動注文手段として機能させるためのプログラムを
記録した記録媒体として実現することも可能である。
【0019】さらに、本発明は、個人顧客アクセス手段
を使用する個人顧客と、金融商品自動注文手段,ID台
帳,および金融商品収益管理表保持部を備える情報サー
ビスシステムと、金融機関と、金融情報機関とが、通信
ネットワークに接続されているネットワークシステムに
おいて、各個人顧客のID情報をID台帳に登録する第
1のステップと、個人顧客が、個人顧客アクセス手段か
ら通信ネットワークを介して金融商品自動注文手段にア
クセスする第2のステップと、金融商品自動注文手段
が、ID台帳に登録された当該個人顧客のID情報を用
いて、通信ネットワークを通して、指定金融機関の指定
金融商品についての当該個人顧客に関する発注の結果に
関する情報を金融商品収益管理表保持部内の当該個人顧
客に対する金融商品収益管理表にダウンロードする第3
のステップと、金融商品自動注文手段が、通信ネットワ
ークを通して、金融商品の評価に関する情報を金融情報
機関から収集し、当該個人顧客に対する金融商品収益管
理表にダウンロードする第4のステップと、金融商品自
動注文手段が、前記第3のステップおよび前記第4のス
テップで当該個人顧客に関する指定金融商品の情報が金
融商品収益管理表に格納された段階で、当該個人顧客の
各指定金融商品についての時価評価額や損益の計算を行
い、当該金融商品収益管理表に当該計算結果を設定する
第5のステップと、金融商品自動注文手段が、当該個人
顧客の今後の投資に対する評価を行い、当該個人顧客に
対する金融商品収益管理表に当該評価結果を設定する第
6のステップと、金融商品自動注文手段が、上記のダウ
ンロード・計算・評価の結果に基づいて情報が設定され
た当該個人顧客に対する金融商品収益管理表を当該個人
顧客が閲覧可能な状態にする第7のステップと、当該個
人顧客が、指定金融商品の注文を行うべきか否かと、注
文する場合における注文金額および注文タイミングとを
決定し、個人顧客アクセス手段によって、その決定に基
づく注文指示を金融商品自動注文手段に対して行う第8
のステップと、金融商品自動注文手段が、前記第8のス
テップにおける個人顧客からの注文指示に基づき、当該
個人顧客に対する金融商品収益管理表に今後の注文内容
に関する情報を設定する第9のステップと、金融商品自
動注文手段が、当該個人顧客に対する金融商品収益管理
表の内容に基づき、金融機関への当該個人顧客のための
注文を行う第10のステップとを有することを特徴とす
る金融商品自動注文方法として実現することも可能であ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0021】(1) 第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態に係る金融商品自動
注文方式の全体の構成を示すブロック図である。
【0022】図1を参照すると、本実施の形態に係る金
融商品自動注文方式は、金融商品自動注文手段200等
を統括するプロバイダ100と、プロバイダ100内の
金融商品自動注文手段200に個人顧客がアクセスする
ための個人顧客アクセス手段101(例えば、パーソナ
ルコンピュータ,携帯端末,携帯電話端末,インターネ
ットTV,ゲーム機等のインターネットにアクセス可能
な全ての機器)と、個人顧客の金融資産を預かり当該金
融資産を管理・運用する金融機関103(各金融機関1
03にはHP(HomePage。ホームページ)13
1やDB(DataBase。データベース)132が
存在する)と、金融関連情報(金融商品の評価に関する
情報等)を調査・分析・評価し金融関連情報を提供する
金融情報機関104(各金融情報機関104にはHP1
41やDB142が存在する)と、以上の手段・機関を
接続し結び合わせるインターネット102とを含んで構
成されている。なお、金融機関103の具体例として
は、銀行,証券会社,および郵便局といった機関が考え
られる。また、金融情報機関104の具体例としては、
ブルームバーグ(Bloomberg),ポイントキャ
スト(株),およびロイターといった機関を挙げること
ができる。
【0023】プロバイダ100は、情報サービスシステ
ムの代表例であり、金融商品自動注文手段200と、各
個人顧客のID情報を格納するID台帳201と、投資
対象の金融商品の収益や評価結果を保持する金融商品収
益管理表を各個人顧客に対して保持している金融商品収
益管理表保持部202とを含んで構成されている。
【0024】図2は、金融商品自動注文手段200の構
成(機能概念)を示すブロック図である。
【0025】図2を参照すると、金融商品自動注文手段
200は、金融機関指定手段211と、金融商品指定手
段212と、金融情報機関指定手段213と、金融商品
投資単位格納手段214と、金融商品基準価格格納手段
215と、金融商品時価評価額計算手段216と、投資
金額集計手段217と、金融商品収益計算手段218
と、金融商品運用情報収集手段219と、金融商品投資
評価手段220と、注文タイミング設定手段221と、
注文金額設定手段222と、金融商品注文手段223
と、HP表示手段224と、顧客ID情報格納手段22
5とを含んで構成されている。
【0026】図3は、金融商品収益管理表保持部202
内の各個人顧客に対する金融商品収益管理表の具体的な
構成(各エントリを構成する項目群)の一例を示す図で
ある。
【0027】図3を参照すると、金融商品収益管理表
は、金融機関名310と、金融商品名320と、投資金
額330(投資金額推移331および投資金額合計33
2)と、投資評価金額340(投資単位口数341,基
準価格342,および時価評価額343)と、損益35
0(損益金額351および利回り352)と、投資動向
評価360と、注文タイミング370(注文サイクル3
71および運用期間372)と、注文金額380(注文
総額381および1回当たり注文金額382)とを有し
て構成されている。
【0028】金融機関名310は、当該金融商品収益管
理表に対する個人顧客が取引を行っている金融機関10
3の名称が登録される項目である。
【0029】金融商品名320は、主に投資信託,株
式,および外貨等のオープンで随時追加投資可能な金融
商品であって、当該個人顧客の好みに従って指定される
金融商品(投資対象金融商品)の名称が登録される項目
である。
【0030】投資金額330は、投資金額推移331
と、投資金額合計332とから構成される。
【0031】投資金額推移331は、各投資対象金融商
品に対する投資金額がどのような推移で注文(投資)さ
れているかを記録した項目である。
【0032】投資金額合計332は、各投資対象金融商
品に対して今までに投資された金額の累計額を記録した
項目である。
【0033】投資評価金額340は、各投資対象金融商
品の現時点における評価金額を表示する項目であり、投
資単位口数341と、基準価格342と、時価評価額3
43とから構成されている。
【0034】投資単位口数341は、各投資対象金融商
品の現時点の資産(既に投資された金額)を口数で表し
た項目である。
【0035】基準価格342は、各投資対象金融商品に
関する「一口当たり純資産価値」を表す項目である。
【0036】時価評価額343は、各投資対象金融商品
の投資単位口数341および基準価格342を掛け合わ
せた値を表す項目である。
【0037】損益350は、各投資対象金融商品の運用
成績を示す項目であり、損益金額351と、利回り35
2とから構成される。
【0038】損益金額351は、時価評価額343から
投資金額合計332を差し引いた値を表す項目である。
【0039】利回り352は、%(百分率)で表わさ
れ、損益金額351を投資金額合計332で除したもの
に100を乗じた値を表す項目である。
【0040】投資動向評価360は、各投資対象金融商
品の今後の投資判断に対する評価を表す項目である。具
体的には、この項目には、定期的(通常、日次または週
次単位に)な特定の評価手法(例えば、チャート分析)
による判定(過去の評価の継続に最新の評価を勘案して
決定された評価)の結果として、「投資を継続すべ
き」,「投資を一時中断すべき」,「継続して追加投資
を行うべき」,または「投資を中断すべき」という評価
内容が設定される。
【0041】注文タイミング370は、当該個人顧客が
金融商品に対する投資(注文)のタイミングを指定する
項目であり、注文サイクル371と、運用期間372と
から構成されている。
【0042】注文サイクル371は、各投資対象金融商
品に対する定期的な注文サイクル(投資間隔)が設定さ
れる項目である。
【0043】運用期間372は、各投資対象金融商品の
投資期間が設定される項目である。
【0044】本実施の形態、ひいては本発明は、収益を
上げることよりはリスク削減が目的であり、基本的には
長期投資を行うことが前提となっている。したがって、
上記の注文タイミング370は、投資家である個人顧客
の長期的な投資方針に従い決定される。「401K」を
はじめとする確定拠出型年金における投資等のように生
涯にわたって継続的に投資が行われる場合には、運用期
間372(投資期間)は20年〜40年にわたる。ま
た、短期的には該当する金融商品の信託設定期間が運用
期間372の値となる。注文サイクル371は、原則的
に給料の支払いシステムから考えて月単位に設定され
る。投資家の余裕資金および直近の景気動向が急上昇の
傾向を示す場合には、より短期に設定することも可能で
ある。また、景気動向が低落傾向を示す場合には、より
長期に設定することも可能である。
【0045】注文金額380は、注文総額381と、1
回当たり注文金額382とから構成される。
【0046】注文総額381は、当該個人顧客の余裕資
金から各投資対象金融商品に調達される投資(注文)金
額の総額を示す項目である。
【0047】1回当たり注文金額382は、注文総額3
81の値に対して注文タイミング370(注文サイクル
371および運用期間372)を勘案して算出された1
回当たりの平均金額が設定される項目である。最も安全
な投資方法としては、投資終了までの期間は長期となる
が、各投資対象金融商品の最低投資可能口数分の金額を
設定(指定)することが考えられる。
【0048】図4は、本実施の形態に係る金融商品自動
注文方式の処理(注文時の処理)を示す流れ図である。
この処理は、個人顧客アクセスステップ401と、指定
金融商品投資情報ダウンロードステップ402と、金融
商品評価情報ダウンロードステップ403と、計算結果
設定ステップ404と、今後投資評価設定ステップ40
5と、金融商品収益管理表提供ステップ406と、個人
顧客注文指示ステップ407と、注文内容設定ステップ
408と、金融商品自動注文手段注文ステップ409と
からなる。
【0049】次に、図1〜図4を参照して、上記のよう
に構成された本実施の形態に係る金融商品自動注文方式
の全体の動作について詳細に説明する。
【0050】第1に、本実施の形態に係る金融商品自動
注文方式の全体の動作の概略について説明する。
【0051】個人顧客は、個人顧客アクセス手段101
により、インターネット102を通して、プロバイダ1
00内の金融商品自動注文手段200にアクセスする。
【0052】最初に、個人顧客は、個人顧客アクセス手
段101から、自己のID情報を、プロバイダ100の
金融商品自動注文手段200に送信する。
【0053】ここで、ある個人顧客のID情報とは、当
該個人顧客と取引のある全ての金融機関103の店番号
(識別情報),当該個人顧客の当該各金融機関103に
おける口座番号,当該個人顧客が当該各金融機関103
において使用するパスワード,および必要に応じて付加
されるその他の情報(例えば、従業員サービスとして企
業が採用する企業年金における投資に本実施の形態に係
る金融商品自動注文方式を適用する際の「社員番号」)
が該当する。
【0054】金融商品自動注文手段200は、そのID
情報を、ID台帳201に登録する。これによって、I
D台帳201には、各個人顧客のID情報が登録される
ことになる。
【0055】個人顧客は、上記の「ID台帳201への
ID情報の登録」を前提として、ある金融商品の注文を
行う場合(注文内容を確認する場合を含む)に、個人顧
客アクセス手段101から、インターネット102を介
して、プロバイダ100内の金融商品自動注文手段20
0のHPにアクセスする(ステップ401)。
【0056】金融商品自動注文手段200は、ID台帳
201に登録された当該個人顧客のID情報を用いて、
インターネット102を通して、当該個人顧客によって
指定された金融機関103(指定金融機関)のHP13
1を自動的に巡回し、指定金融機関の指定金融商品(当
該個人顧客によって指定された金融商品)についての当
該個人顧客に関する今までの投資情報(発注の結果に関
する情報。例えば、投資金額合計および投資単位口数)
を当該金融機関103のDB132からプロバイダ10
0の金融商品収益管理表保持部202内の当該個人顧客
に対する金融商品収益管理表にダウンロードする(ステ
ップ402)。
【0057】また、金融商品自動注文手段200は、イ
ンターネット102を通して、金融情報機関104のH
P141を自動的に巡回し、金融商品収益管理表に格納
すべき金融商品の情報のうち時々刻々変化する情報(金
融商品の評価に関する情報。例えば、為替情報,株価,
投資信託の基準価格,および債券価格)を当該金融情報
機関104のDB142から入手(収集)し、当該個人
顧客に対する金融商品収益管理表にダウンロードする
(ステップ403)。
【0058】さらに、金融商品自動注文手段200は、
ステップ402およびステップ403で当該個人顧客に
関する全ての指定金融機関の全ての指定金融商品に関す
る情報が当該金融商品収益管理表に格納された段階で、
当該個人顧客の各指定金融商品についての必要な計算
(例えば、投資金額と現在価値とに基づく損益の計算)
を行ってその計算結果を当該金融商品収益管理表に設定
し(ステップ404)、今後の投資に対する評価・分析
を行ってその評価・分析結果を当該金融商品収益管理表
に設定する(ステップ405)。
【0059】金融商品自動注文手段200は、上記のダ
ウンロード(情報収集)・計算・評価(分析)の結果に
基づいて情報が設定された当該個人顧客に対する金融商
品収益管理表を、個人顧客向けのHPで当該個人顧客が
閲覧可能な状態にする(ステップ406)。
【0060】当該個人顧客は、個人顧客アクセス手段1
01により、インターネット102を通して、個人顧客
向けのHPを閲覧することにより、当該個人顧客の指定
金融商品の発注の結果および今後の注文の是非に関する
評価を、定期的に(日次単位等で)把握することができ
る。
【0061】これにより、当該個人顧客は、今後の指定
金融商品の注文を行うべきか否かと、注文する場合にお
ける投資金額(注文金額)および投資時期(注文タイミ
ング)とを決定し、個人顧客アクセス手段101によっ
てその決定に基づく指示(注文内容の情報の送信)を金
融商品自動注文手段200に対して行う(ステップ40
7)。
【0062】金融商品自動注文手段200は、上記の指
示に基づき、当該金融商品収益管理表に今後の注文内容
に関する情報を設定する(ステップ408)。
【0063】その上で、金融商品自動注文手段200
は、個人顧客に各金融機関103のHP131へのアク
セスの手間をかけさせずに、当該金融商品収益管理表の
内容に基づき、自ら、定期的に、金融機関103への注
文(当該個人顧客のための注文)を行う(ステップ40
9)。
【0064】なお、個人顧客は、個人顧客アクセス手段
101により、上記の定期的な注文に加えて、各金融機
関103への直接的なアクセスにより投資対象の金融商
品に対する随時の注文(投資)を行うことも可能であ
る。この場合に、その投資(注文)の結果は、当該個人
顧客に対する金融商品収益管理表の内容に反映される。
【0065】第2に、上記のような動作が実現される際
の金融商品自動注文手段200内の各手段の詳細な動作
について説明する。
【0066】初めに、ID台帳201へのID情報の登
録時における動作について説明する。
【0067】HP表示手段224は、各個人顧客による
個人顧客アクセス手段101からのID情報の登録時
に、当該各個人顧客に提供したHPの該当欄に記入され
たID情報を顧客ID情報格納手段225に渡す。
【0068】なお、HP表示手段224は、上記の他
に、一般的に、金融商品自動注文手段200内の全機能
(手段)によりアクセスされ、インターネット102お
よび個人顧客アクセス手段101を介して、HPに表示
した情報を個人顧客に提供する。
【0069】顧客ID情報格納手段225は、個人顧客
アクセス手段101により入力された各個人顧客のID
情報をHPの入力指定箇所を通してHP表示手段224
を介して受け取り、そのID情報をID台帳201に格
納する。
【0070】次に、上記のような「ID台帳201への
ID情報の登録」を前提として、ある個人顧客が個人顧
客アクセス手段101によって注文を行う場合の動作に
ついて説明する。
【0071】金融機関指定手段211は、ID台帳20
1の当該個人顧客に対するID情報(店番号,口座番
号,パスワード,場合によっては社員番号等)に従い、
指定金融機関(当該個人顧客によって指定された金融機
関103)のHP131をアクセスする。
【0072】金融商品指定手段212は、指定金融商品
(当該個人顧客によって指定された金融商品。例えば、
投資信託,株式,および債券)について、指定金融機関
のHP131およびDB132内の当該指定金融商品に
関する情報にアクセスする。
【0073】上記のようなアクセス(プロバイダ200
から指定金融機関へのアクセス)を前提として、金融商
品投資単位格納手段214は、指定金融機関のDB13
2から「指定金融商品に既に投資された口数の累計」を
ダウンロードし、金融商品収益管理表保持部202内の
当該金融商品収益管理表(当該個人顧客に対する金融商
品収益管理表)の定められたエリア(投資単位口数34
1の項目)に格納する。
【0074】一方、金融情報機関指定手段213は、金
融情報機関104から金融資産(金融商品)の最新の価
値(評価)を示す情報(例えば、為替情報,株価,投資
信託の基準価格,および債券価格)を入手するために、
そのHP141にアクセスする。
【0075】上記のようなアクセス(プロバイダ200
から金融情報機関104へのアクセス)を前提として、
金融商品基準価格格納手段215は、該当する金融情報
機関104のDB142から「指定金融商品の基準価格
(例えば、株価,投資信託の基準価格)」をダウンロー
ドし、当該金融商品収益管理表の定められたエリア(基
準価格342の項目)に格納する。
【0076】金融商品時価評価額計算手段216は、金
融商品投資単位数(投資単位口数341の値)と金融商
品基準価格(基準価格342の値)との乗数を計算し、
その計算結果を当該金融商品収益管理表の定められたエ
リア(時価評価額343)に格納する。
【0077】投資金額集計手段217は、指定金融機関
のDB132から「指定金融商品に既に投資された金額
の推移(今までどのように投資されてきたか)および累
計額」をダウンロードし、当該金融商品収益管理表の定
められたエリア(投資金額330の欄の投資金額推移3
31および投資金額合計332の項目)に格納する。な
お、まだ投資されていない指定金融商品に関しては、当
該項目は空欄のままとなる。
【0078】金融商品収益計算手段218は、指定金融
商品の時価評価額343の値から投資金額集計手段21
7により求められた投資金額(投資金額合計332の
値)を差し引くことにより指定金融商品の損益金額を求
め、その損益金額を投資金額合計で除したものに100
を乗じて利回りを求め、それらを当該金融商品収益管理
表の定められたエリア(損益350の欄の損益金額35
1および利回り352の項目)に格納する。
【0079】金融商品運用情報収集手段219は、指定
金融商品の運用状況(例えば、株価/投資信託の時価お
よび前日比,株価/投資信託の基準価格の日足・週足チ
ャート)を、金融情報機関指定手段213によってアク
セスされている金融情報機関104のHP141を経由
して、そのDB142からダウンロードする。
【0080】金融商品投資評価手段220は、金融商品
収益計算手段218によって得られた各指定金融商品の
損益金額および金融商品運用情報収集手段219によっ
てダウンロードされた各指定金融商品の運用状況等を勘
案し、該当する指定金融商品の今後の投資の是非を評価
・判断し、その評価結果を当該金融商品収益管理表の定
められたエリア(投資動向評価360)に格納する。先
に述べたように、この評価結果の内容としては、「投資
を継続すべき」,「投資を一時中断すべき」,「継続し
て追加投資を行うべき」,または「投資を中断すべき」
といった情報が考えられる。
【0081】HP表示手段224は、上記のようにして
情報設定された当該個人顧客に対する金融商品収益管理
表の情報をHPに表示することにより、当該個人顧客に
対して情報提供を行う。
【0082】当該個人顧客は、個人顧客アクセス手段1
01から、金融商品自動注文手段200によって提供さ
れた情報を参考にして、任意の指定金融商品を定期的に
(期間は任意に設定可)発注していく。
【0083】注文タイミング設定手段221は、個人顧
客による個人顧客アクセス手段101からの指示(注文
内容を示す指示)により、投資対象金融商品(今回の注
文の対象となる指定金融商品)の注文サイクルおよび運
用期間(投資期間)を当該金融商品収集管理表の注文サ
イクル371および運用期間372の項目に設定する。
【0084】また、注文金額設定手段222は、個人顧
客による個人アクセス手段101からの指示により、投
資対象金融商品の注文金額を当該金融商品収集管理表の
注文金額380の欄(注文総額381および1回当たり
注文金額382の項目)に設定する。この際に、個人顧
客から注文総額だけが指定された場合には、その注文総
額ならびに当該金融商品収集管理表の注文サイクル37
1および運用期間372の項目の値に基づいて1回当た
りの注文金額を計算し、その計算結果を当該金融商品収
集管理表の1回当たり注文金額382の項目に設定す
る。
【0085】金融商品注文手段223は、金融機関指定
手段211および金融商品指定手段212による金融機
関103へのアクセスを介して、当該金融商品収集管理
表の注文タイミング370および注文金額380に設定
された内容に基づき、投資対象金融商品の注文を、該当
する金融機関103に対して行う。これによって、金融
商品の注文に際して、個人顧客が直接的に各金融機関1
03にアクセスする必要がなくなる。
【0086】なお、個人顧客は、上記のような定期的な
注文に加えて、随時の注文を行うことも可能である。例
えば、景気動向が長期上昇傾向にある場合には、上記の
定期的な注文サイクル(例えば、日,週,月)に随時注
文を組み合わせて金融商品の注文を行うことができる。
この場合には、個人顧客は、個人顧客アクセス手段10
1から、インターネット102を介して、金融機関10
3に直接的にアクセスして投資対象の金融商品の注文を
行う(注文(投資)の結果は当該個人顧客に対する金融
商品収益管理表の内容に反映される)。
【0087】以上により、景気動向等に従い、下記のa
〜cに示すような柔軟な注文(投資)を実現することが
できる。
【0088】a.直近の景気動向が先行き不透明な場合
で騰落が不透明な場合には、投資者(個人顧客)が設定
する定期的なサイクル(例えば、日,週,月)に従う。
【0089】b.景気動向が長期上昇傾向にある場合に
は、投資者が設定する定期的なサイクルに随時注文の契
機を組み合わせて注文を行う。
【0090】c.景気動向が長期低落傾向の場合には、
サイクルを長期に決定したり、景気状況を慎重に判断し
て投資開始時点を決定したりする。
【0091】ちなみに、上記の注文金額に関しては、個
人顧客(投資者)の余裕資金と投資期間とから可能な限
り等分に投資金額を分散して行うことが望ましい。最も
安全な注文方法は、注文総額の大きさにもよるが、投資
対象金融商品の買い付け最低単位で多数回分散して行う
ことが考えられる。
【0092】(2) 第1の実施の形態の変形形態 上記の第1の実施の形態に係る金融商品自動注文方式に
対しては、以下に示すような変形形態(拡張形態)が考
えられる。
【0093】a.上記の第1の実施の形態に係る金融商
品自動注文方式では、個人顧客アクセス手段101,金
融商品自動注文手段200,金融機関103,および金
融情報機関104が接続される通信ネットワークがイン
ターネット102であったが、インターネット以外の通
信ネットワークを使用して本発明を実現することも可能
である。同様に、金融商品自動注文手段200,ID台
帳201,および金融商品収益管理表保持部202が存
在する情報サービスシステムは、プロバイダ以外の情報
サービスシステムであってもよい。
【0094】b.上記の第1の実施の形態においては、
金融商品収益管理表保持部202内の金融商品収益管理
表の構成は図3に示すものであったが、図4に示す処理
を実現できる構成であれば、他の構成であってもかまわ
ない。
【0095】(3) 第2の実施の形態 図5は、本発明の第2の実施の形態に係る金融商品自動
注文方式の構成を示すブロック図である。
【0096】図5を参照すると、本発明の第2の実施の
形態に係る金融商品自動注文方式は、図1に示した第1
の実施の形態に係る金融商品自動注文方式に対して、金
融商品自動注文処理プログラムを記録した記録媒体50
0を備える点が異なっている。この記録媒体500は、
磁気ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であっ
てよい。
【0097】金融商品自動注文処理プログラムは、記録
媒体500からプロバイダ100(金融商品自動注文手
段200,ID台帳201,および金融商品収益管理表
保持部202を備えるプロバイダ100)に読み込ま
れ、当該プロバイダ100の動作を金融商品自動注文手
段200として制御する。金融商品自動注文処理プログ
ラムの制御による金融商品自動注文手段200の動作
は、第1の実施の形態における金融商品自動注文手段2
00の動作と全く同様になるので、その詳しい説明を割
愛する。
【0098】(4) 第3の実施の形態 図6は、本発明の第3の実施の形態に係る金融商品自動
注文方式の構成を示すブロック図である。なお、図6に
おいて、プロバイダ100,個人顧客アクセス手段10
1,金融機関103,および金融情報機関104は、イ
ンターネット等の通信ネットワークに接続されている。
【0099】図6を参照すると、本発明の第3の実施の
形態に係る金融商品自動注文方式は、図2に示した金融
商品自動注文手段200を有する図1に示した第1の実
施の形態に係る金融商品自動注文方式に対して、金融商
品自動注文処理プログラムを記録した記録媒体600を
備える点が異なっている。この記録媒体600は、磁気
ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であってよ
い。
【0100】金融商品自動注文処理プログラムは、記録
媒体600からプロバイダ100(金融商品自動注文手
段200,ID台帳201,および金融商品収益管理表
保持部202を備えるプロバイダ100)に読み込ま
れ、当該プロバイダ100の動作を金融商品自動注文手
段200(金融機関指定手段211,金融商品指定手段
212,金融情報機関指定手段213,金融商品投資単
位格納手段214,金融商品基準価格格納手段215,
金融商品時価評価額計算手段216,投資金額集計手段
217,金融商品収益計算手段218,金融商品運用情
報収集手段219,金融商品投資評価手段220,注文
タイミング設定手段221,注文金額設定手段222,
金融商品注文手段223,HP表示手段224,および
顧客ID情報格納手段225)として制御する。金融商
品自動注文処理プログラムの制御による金融商品自動注
文手段200内の各手段の動作は、第1の実施の形態に
おける金融商品自動注文手段200内の各手段の動作と
全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
以下に示すような効果が生じる。
【0102】第1に、任意の金融商品についてドルコス
ト平均法の採用に加えて注文サイクルおよび注文金額の
自動設定による注文方式の採用が可能になることによ
り、個人顧客(個人投資家)にとって、金融商品の注文
(投資)の際におけるリスク削減の効果を得ることがで
きる。
【0103】第2に、株式累投またはファンド累投が設
定されている金融商品以外の任意の金融商品にドルコス
ト平均法を適用することが可能になり、従来のような
「累積投資方式の適用されていない金融商品は個人顧客
が定期的に投資時期に店頭または電話(インターネット
利用者は毎回のオンライントレード)で金融機関に注文
を出さなければならい」という大変な手間がなくなると
いう効果を得ることができる。
【0104】第3に、累積投資・ファンド累投は注文金
額・時期が決まっており任意の時期に注文を出せない
が、本発明によると、任意の時期に定期的に注文ができ
る(さらに、随時に任意の金額で追加注文もできる)の
で、値上がりの激しい金融商品に関して、注文タイミン
グを逸しないという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る金融商品自動
注文方式の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の金融商品自動注文手段の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1および図2中の金融商品収益管理表の具体
的な構成の一例を示す図である。
【図4】図1に示す金融商品自動注文方式の処理(注文
時の処理)を示す流れ図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る金融商品自動
注文方式の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る金融商品自動
注文方式の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 プロバイダ 101 個人顧客アクセス手段 102 インターネット 103 金融機関 104 金融情報機関 131,141 HP 132,142 DB 200 金融商品自動注文手段 201 ID台帳 202 金融商品収益管理表保持部 211 金融機関指定手段 212 金融商品指定手段 213 金融情報機関指定手段 214 金融商品投資単位格納手段 215 金融商品基準価格格納手段 216 金融商品時価評価額計算手段 217 投資金額集計手段 218 金融商品収益計算手段 219 金融商品運用情報収集手段 220 金融商品投資評価手段 221 注文タイミング設定手段 222 注文金額設定手段 223 金融商品注文手段 224 HP表示手段 225 顧客ID情報格納手段 310 金融機関名 320 金融商品名 330 投資金額 331 投資金額推移 332 投資金額合計 340 投資評価金額 341 投資単位口数 342 基準価格 343 時価評価額 350 損益 351 損益金額 352 利回り 360 投資動向評価 370 注文タイミング 371 注文サイクル 372 運用期間 380 注文金額 381 注文総額 382 1回当たり注文金額 401 個人顧客アクセスステップ 402 指定金融商品投資情報ダウンロードステップ 403 金融商品評価情報ダウンロードステップ 404 計算結果設定ステップ 405 今後投資評価設定ステップ 406 金融商品収益管理表提供ステップ 407 個人顧客注文指示ステップ 408 注文内容設定ステップ 409 金融商品自動注文手段注文ステップ 500,600 記録媒体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人顧客アクセス手段,金融機関,およ
    び金融情報機関と通信ネットワークを介して接続してい
    る情報サービスシステムにおいて、各個人顧客に関する
    ID情報を保持するID台帳と、金融商品の発注の結果
    および今後の注文の是非に関する評価を示す情報を有す
    る金融商品収益管理表を各個人顧客に対して保持する金
    融商品収益管理表保持部と、任意の金融機関および任意
    の金融情報機関にアクセスし、金融機関および金融情報
    機関からの情報の収集に基づいて前記金融商品収益管理
    表保持部内の金融商品収益管理表に情報を設定し、前記
    個人顧客アクセス手段からの個人顧客の指示に応じて、
    前記ID台帳および前記金融商品収益管理表保持部に基
    づくリスク削減を考慮した投資対象の金融商品の自動的
    な注文を行う金融商品自動注文手段とを有することを特
    徴とする金融商品自動注文方式。
  2. 【請求項2】 個人顧客アクセス手段,金融機関,およ
    び金融情報機関と通信ネットワークを介して接続してい
    る情報サービスシステムにおいて、各個人顧客につい
    て、当該個人顧客と取引のある金融機関の店番号,当該
    個人顧客の当該各金融機関における口座番号,および当
    該個人顧客が当該各金融機関において使用するパスワー
    ドを含むID情報を保持するID台帳と、金融商品の発
    注の結果および今後の注文の是非に関する評価を示す情
    報を有する金融商品収益管理表を各個人顧客に対して保
    持する金融商品収益管理表保持部と、前記個人顧客アク
    セス手段による個人顧客の指示に応じて、前記ID台帳
    内の各個人顧客に対するID情報を使用して金融機関お
    よび金融情報機関にアクセスし、金融機関から金融商品
    の発注の結果に関する情報を収集し、金融情報機関から
    金融商品の評価に関する情報を収集し、金融機関および
    金融情報機関から収集した情報を用いて金融商品の収益
    に関する計算および今後の注文の是非に関する評価を行
    い、上記の情報収集,計算,および評価に基づいて前記
    金融商品収益管理表保持部内の当該個人顧客に対する金
    融商品収益管理表に情報を設定し、通信ネットワークを
    介して当該個人顧客に対して当該金融商品収益管理表の
    情報を提供し、当該金融商品収益管理表を参照した当該
    個人顧客からの注文指示に応じてリスク削減を考慮した
    金融商品の自動的な注文を金融機関に対して行う金融商
    品自動注文手段とを有することを特徴とする金融商品自
    動注文方式。
  3. 【請求項3】 指定金融機関に対してアクセスする金融
    機関指定手段と、前記金融機関指定手段によりアクセス
    された金融機関における指定金融商品に対してアクセス
    する金融商品指定手段と、金融情報機関に対してアクセ
    スする金融情報機関指定手段と、前記金融機関指定手段
    および前記金融商品指定手段によるアクセスに基づき、
    指定金融機関から指定金融商品の投資単位口数を収集し
    て金融商品収益管理表に設定する金融商品投資単位格納
    手段と、前記金融情報機関指定手段によるアクセスに基
    づき、各金融情報機関から指定金融商品の基準価格を収
    集して金融商品収益管理表に設定する金融商品基準価格
    格納手段と、金融商品収益管理表中の投資単位口数およ
    び基準価格に基づき時価評価額を計算し当該金融商品収
    益管理表に設定する金融商品時価評価額計算手段と、前
    記金融機関指定手段および前記金融商品指定手段による
    アクセスに基づき、指定金融機関から投資金額推移およ
    び投資金額合計を取得して金融商品収益管理表に設定す
    る投資金額集計手段と、金融商品収益管理表中の時価評
    価額と投資金額合計とを比較して収益を計算し当該金融
    商品収益管理表に設定する金融商品収益計算手段と、前
    記金融情報機関指定手段によるアクセスに基づき、各金
    融情報機関から指定金融商品の運用情報を収集する金融
    商品運用情報収集手段と、前記金融商品運用情報収集手
    段により収集された指定金融商品の運用情報に基づき今
    後の投資の是非の評価を行い、金融商品収益管理表に投
    資動向評価を設定する金融商品投資評価手段と、前記金
    融商品投資単位格納手段,前記金融商品基準価格格納手
    段,前記金融商品時価評価額計算手段,前記投資金額集
    計手段,前記金融商品収益計算手段,および前記金融商
    品投資評価手段により情報が設定された金融商品収益管
    理表を参照した個人顧客から指定された注文タイミング
    を当該金融商品収益管理表に設定する注文タイミング設
    定手段と、前記金融商品投資単位格納手段,前記金融商
    品基準価格格納手段,前記金融商品時価評価額計算手
    段,前記投資金額集計手段,前記金融商品収益計算手
    段,および前記金融商品投資評価手段により情報が設定
    された金融商品収益管理表を参照した個人顧客から指定
    された注文金額を当該金融商品収益管理表に設定する注
    文金額設定手段と、前記注文タイミング設定手段により
    金融商品収益管理表に設定された注文タイミングおよび
    前記注文金額設定手段により当該金融商品収益管理表に
    設定された注文金額に基づき、金融機関に対して金融商
    品の注文を行う金融商品注文手段とを備える金融商品自
    動注文手段を有することを特徴とする請求項2記載の金
    融商品自動注文方式。
  4. 【請求項4】 金融商品収益管理表が金融機関名,金融
    商品名,投資金額推移と投資金額合計とからなる投資金
    額,投資単位口数と基準価格と時価評価額とからなる投
    資評価金額,損益金額と利回りとからなる損益,投資動
    向評価,注文サイクルと運用期間とからなる注文タイミ
    ング,および注文総額と1回当たり注文金額とからなる
    注文金額の各項目を有することを特徴とする請求項3記
    載の金融商品自動注文方式。
  5. 【請求項5】 個人顧客が通信ネットワークを介して個
    人顧客アクセス手段により金融機関に対して金融商品の
    随時注文を行うことができることを特徴とする請求項
    1,請求項2,請求項3,または請求項4記載の金融商
    品自動注文方式。
  6. 【請求項6】 個人顧客アクセス手段,金融機関,およ
    び金融情報機関と通信ネットワークを介して接続してお
    り、各個人顧客に関するID情報を保持するID台帳
    と、金融商品の発注の結果および今後の注文の是非に関
    する評価を示す情報を有する金融商品収益管理表を各個
    人顧客に対して保持する金融商品収益管理表保持部とを
    備える情報サービスシステムを、任意の金融機関および
    任意の金融情報機関にアクセスし、金融機関および金融
    情報機関からの情報の収集に基づいて前記金融商品収益
    管理表保持部内の金融商品収益管理表に情報を設定し、
    前記個人顧客アクセス手段からの個人顧客の指示に応じ
    て、前記ID台帳および前記金融商品収益管理表保持部
    に基づくリスク削減を考慮した投資対象の金融商品の自
    動的な注文を行う金融商品自動注文手段として機能させ
    るためのプログラムを記録した記録媒体。
  7. 【請求項7】 個人顧客アクセス手段,金融機関,およ
    び金融情報機関と通信ネットワークを介して接続してお
    り、各個人顧客について、当該個人顧客と取引のある金
    融機関の店番号,当該個人顧客の当該各金融機関におけ
    る口座番号,および当該個人顧客が当該各金融機関にお
    いて使用するパスワードを含むID情報を保持するID
    台帳と、金融商品の発注の結果および今後の注文の是非
    に関する評価を示す情報を有する金融商品収益管理表を
    各個人顧客に対して保持する金融商品収益管理表保持部
    とを備える情報サービスシステムを、前記個人顧客アク
    セス手段による個人顧客の指示に応じて、前記ID台帳
    内の各個人顧客に対するID情報を使用して金融機関お
    よび金融情報機関にアクセスし、金融機関から金融商品
    の発注の結果に関する情報を収集し、金融情報機関から
    金融商品の評価に関する情報を収集し、金融機関および
    金融情報機関から収集した情報を用いて金融商品の収益
    に関する計算および今後の注文の是非に関する評価を行
    い、上記の情報収集,計算,および評価に基づいて前記
    金融商品収益管理表保持部内の当該個人顧客に対する金
    融商品収益管理表に情報を設定し、通信ネットワークを
    介して当該個人顧客に対して当該金融商品収益管理表の
    情報を提供し、当該金融商品収益管理表を参照した当該
    個人顧客からの注文指示に応じてリスク削減を考慮した
    金融商品の自動的な注文を金融機関に対して行う金融商
    品自動注文手段として機能させるためのプログラムを記
    録した記録媒体。
  8. 【請求項8】 個人顧客アクセス手段,金融機関,およ
    び金融情報機関と通信ネットワークを介して接続してお
    り、各個人顧客について、当該個人顧客と取引のある金
    融機関の店番号,当該個人顧客の当該各金融機関におけ
    る口座番号,および当該個人顧客が当該各金融機関にお
    いて使用するパスワードを含むID情報を保持するID
    台帳と、金融商品の発注の結果および今後の注文の是非
    に関する評価を示す情報を有する金融商品収益管理表を
    各個人顧客に対して保持する金融商品収益管理表保持部
    とを備える情報サービスシステムを、指定金融機関に対
    してアクセスする金融機関指定手段,前記金融機関指定
    手段によりアクセスされた金融機関における指定金融商
    品に対してアクセスする金融商品指定手段,金融情報機
    関に対してアクセスする金融情報機関指定手段,前記金
    融機関指定手段および前記金融商品指定手段によるアク
    セスに基づき、指定金融機関から指定金融商品の投資単
    位口数を収集して金融商品収益管理表に設定する金融商
    品投資単位格納手段,前記金融情報機関指定手段による
    アクセスに基づき、各金融情報機関から指定金融商品の
    基準価格を収集して金融商品収益管理表に設定する金融
    商品基準価格格納手段,金融商品収益管理表中の投資単
    位口数および基準価格に基づき時価評価額を計算し当該
    金融商品収益管理表に設定する金融商品時価評価額計算
    手段,前記金融機関指定手段および前記金融商品指定手
    段によるアクセスに基づき、指定金融機関から投資金額
    推移および投資金額合計を取得して金融商品収益管理表
    に設定する投資金額集計手段,金融商品収益管理表中の
    時価評価額と投資金額合計とを比較して収益を計算し当
    該金融商品収益管理表に設定する金融商品収益計算手
    段,前記金融情報機関指定手段によるアクセスに基づ
    き、各金融情報機関から指定金融商品の運用情報を収集
    する金融商品運用情報収集手段,前記金融商品運用情報
    収集手段により収集された指定金融商品の運用情報に基
    づき今後の投資の是非の評価を行い、金融商品収益管理
    表に投資動向評価を設定する金融商品投資評価手段,前
    記金融商品投資単位格納手段,前記金融商品基準価格格
    納手段,前記金融商品時価評価額計算手段,前記投資金
    額集計手段,前記金融商品収益計算手段,および前記金
    融商品投資評価手段により情報が設定された金融商品収
    益管理表を参照した個人顧客から指定された注文タイミ
    ングを当該金融商品収益管理表に設定する注文タイミン
    グ設定手段,前記金融商品投資単位格納手段,前記金融
    商品基準価格格納手段,前記金融商品時価評価額計算手
    段,前記投資金額集計手段,前記金融商品収益計算手
    段,および前記金融商品投資評価手段により情報が設定
    された金融商品収益管理表を参照した個人顧客から指定
    された注文金額を当該金融商品収益管理表に設定する注
    文金額設定手段,ならびに前記注文タイミング設定手段
    により金融商品収益管理表に設定された注文タイミング
    および前記注文金額設定手段により当該金融商品収益管
    理表に設定された注文金額に基づき、金融機関に対して
    金融商品の注文を行う金融商品注文手段として機能させ
    るためのプログラムを記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】 個人顧客アクセス手段を使用する個人顧
    客と、金融商品自動注文手段,ID台帳,および金融商
    品収益管理表保持部を備える情報サービスシステムと、
    金融機関と、金融情報機関とが、通信ネットワークに接
    続されているネットワークシステムにおいて、各個人顧
    客のID情報をID台帳に登録する第1のステップと、
    個人顧客が、個人顧客アクセス手段から通信ネットワー
    クを介して金融商品自動注文手段にアクセスする第2の
    ステップと、金融商品自動注文手段が、ID台帳に登録
    された当該個人顧客のID情報を用いて、通信ネットワ
    ークを通して、指定金融機関の指定金融商品についての
    当該個人顧客に関する発注の結果に関する情報を金融商
    品収益管理表保持部内の当該個人顧客に対する金融商品
    収益管理表にダウンロードする第3のステップと、金融
    商品自動注文手段が、通信ネットワークを通して、金融
    商品の評価に関する情報を金融情報機関から収集し、当
    該個人顧客に対する金融商品収益管理表にダウンロード
    する第4のステップと、金融商品自動注文手段が、前記
    第3のステップおよび前記第4のステップで当該個人顧
    客に関する指定金融商品の情報が金融商品収益管理表に
    格納された段階で、当該個人顧客の各指定金融商品につ
    いての時価評価額や損益の計算を行い、当該金融商品収
    益管理表に当該計算結果を設定する第5のステップと、
    金融商品自動注文手段が、当該個人顧客の今後の投資に
    対する評価を行い、当該個人顧客に対する金融商品収益
    管理表に当該評価結果を設定する第6のステップと、金
    融商品自動注文手段が、上記のダウンロード・計算・評
    価の結果に基づいて情報が設定された当該個人顧客に対
    する金融商品収益管理表を当該個人顧客が閲覧可能な状
    態にする第7のステップと、当該個人顧客が、指定金融
    商品の注文を行うべきか否かと、注文する場合における
    注文金額および注文タイミングとを決定し、個人顧客ア
    クセス手段によって、その決定に基づく注文指示を金融
    商品自動注文手段に対して行う第8のステップと、金融
    商品自動注文手段が、前記第8のステップにおける個人
    顧客からの注文指示に基づき、当該個人顧客に対する金
    融商品収益管理表に今後の注文内容に関する情報を設定
    する第9のステップと、金融商品自動注文手段が、当該
    個人顧客に対する金融商品収益管理表の内容に基づき、
    金融機関への当該個人顧客のための注文を行う第10の
    ステップとを有することを特徴とする金融商品自動注文
    方法。
  10. 【請求項10】 通信ネットワークがインターネットで
    あり情報サービスシステムがプロバイダであることを特
    徴とする請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,ま
    たは請求項5記載の金融商品自動注文方式。
  11. 【請求項11】 通信ネットワークがインターネットで
    あり情報サービスシステムがプロバイダであることを特
    徴とする請求項6,請求項7,または請求項8記載の記
    録媒体。
  12. 【請求項12】 通信ネットワークがインターネットで
    あり情報サービスシステムがプロバイダであることを特
    徴とする請求項9記載の金融商品自動注文方法。
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