JP4582706B2 - 表示システム、携帯端末、情報処理方法、プログラム - Google Patents

表示システム、携帯端末、情報処理方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4582706B2
JP4582706B2 JP2005115281A JP2005115281A JP4582706B2 JP 4582706 B2 JP4582706 B2 JP 4582706B2 JP 2005115281 A JP2005115281 A JP 2005115281A JP 2005115281 A JP2005115281 A JP 2005115281A JP 4582706 B2 JP4582706 B2 JP 4582706B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
facility
user
storage medium
information storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005115281A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006293793A (ja
JP2006293793A5 (ja
Inventor
大輔 椎木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Felica Networks Inc
Original Assignee
Felica Networks Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Felica Networks Inc filed Critical Felica Networks Inc
Priority to JP2005115281A priority Critical patent/JP4582706B2/ja
Publication of JP2006293793A publication Critical patent/JP2006293793A/ja
Publication of JP2006293793A5 publication Critical patent/JP2006293793A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4582706B2 publication Critical patent/JP4582706B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、表示システム、携帯端末、情報処理方法、プログラムに関し、特に、ユーザが訪れている施設が、そのユーザがサービスを受けることができる施設であるか否かを容易に確認することができるようにした表示システム、携帯端末、情報処理方法、プログラムに関する。
従来より、顧客誘因の手段として会員カードによる提携割引の仕組みがある。これは、ユーザがあるサービスに加入し、そのサービスの会員となっている場合において、サービス事業者から発行されたカードを、そのサービス事業者と提携している他の事業者の店舗などで提示することによって、ユーザが、商品購入時の代金の割引などの特典を受けることができるものである。
ところで、非接触ICチップが内蔵された携帯電話機を用いて、駅の改札口の出入りを管理したり、商品の代金を支払ったりする技術については特許文献1に開示されている。
特開2003−141477号公報
しかしながら、上述したような提携割引の仕組みには次のような問題があった。
すなわち、いま訪れている施設が、提携割引を受けることができる施設であるか否かを判断するためには、ユーザは、自身が加入するサービスを運営する事業者から提供された「提携施設ハンドブック」なる冊子を用いて、利用地域、施設名などからそれを確認する必要があるが、そのような確認作業が煩雑であるという問題があった。
1つのサービスが提携する施設の数が数百におよぶところもあり、この場合、ユーザは、施設の利用時にそれを確認することは非常に煩雑である。ユーザは、「提携施設ハンドブック」を常に携行しているとは限らない。
また、いま訪れている施設が、提携割引を受けることができる施設であるか否かを判断する手段として、自身で調べるのではなく、加入するサービスで発行されたカードを施設の受け付け担当の人などに提示し、この施設が提携割引を受けることができる施設であるかを尋ねることも考えられるが、特に、ユーザが多くのサービスに加入しており、それらの会員カードを持っている場合、会員カードを1つずつ提示して、この会員カードでは提携割引を受けることができるか、といったことを順次尋ねることに対して抵抗感がある。
施設側も(受け付け担当の人なども)、提示された会員カードが、提携割引を受けることができるサービスのものであるかどうかを、多数のサービスの中から調べることは煩雑である。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザが訪れている施設が、そのユーザがサービスを受けることができる施設であるか否かを容易に確認することができるようにするものである。
本発明は、ユーザに関する情報を記憶する記憶手段/ステップと、情報記憶媒体に記憶されているその情報記憶媒体が用意される施設に関する情報を、情報記憶媒体から取得する取得手段/ステップと、取得手段/ステップにより取得された施設に関する情報と、前記記憶手段/ステップにより記憶されたユーザに関する情報とに基づいて、施設に関する情報の取得元である情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設であるか否かを判断する判断手段/ステップと、判断手段/ステップによる判断結果に基づいて、施設に関する情報の取得元である情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設である場合、その旨を表示する表示制御手段/ステップとを備える。
ここで、施設に関する情報には、施設が提携するサービスの情報が少なくとも含まれ、ユーザに関する情報には、ユーザが加入するサービスの情報が少なくとも含まれるようにすることができる。
本発明においては、ユーザに関する情報が記憶され、情報記憶媒体に記憶されているその情報記憶媒体が用意される施設に関する情報が、情報記憶媒体から取得され、施設に関する情報と、ユーザに関する情報とに基づいて、施設に関する情報の取得元である情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設であるか否かが判断される。また、判断結果に基づいて、施設に関する情報の取得元である情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設である場合、その旨が表示される。
本発明によれば、ユーザが訪れている施設が、そのユーザがサービスを受けることができる施設であるか否かを容易に確認することが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載の発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする実施の形態が本明細書に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、本明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、本明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の表示システム(例えば、図1の利用可能施設表示システム)は、ユーザに関する情報(例えば、会員情報)を記憶する記憶手段(例えば、図2の会員情報データベース11A)と、情報記憶媒体に記憶されているその情報記憶媒体が用意される施設に関する情報(例えば、提携情報)を、前記情報記憶媒体から取得する取得手段(例えば、図3の提携情報取得部62)と、前記取得手段により取得された前記施設に関する情報と、前記記憶手段により記憶された前記ユーザに関する情報とに基づいて、前記施設に関する情報の取得元である前記情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設であるか否かを判断する判断手段(例えば、図3の比較部63)と、前記判断手段による判断結果に基づいて、前記施設に関する情報の取得元である前記情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設である場合、その旨を表示する表示制御手段(例えば、図3の表示制御部64)とを備える携帯端末(例えば、図1の携帯端末1)と、前記施設に関する情報を記憶する記憶手段(例えば、図2の提携情報データベース52A)を備える前記情報記憶媒体(例えば、図1の非接触ICチップ31乃至33)とからなる。
請求項2に記載の携帯端末(例えば、図1の携帯端末1)は、ユーザに関する情報(例えば、会員情報)を記憶する記憶手段と、情報記憶媒体(例えば、図1の非接触ICチップ31乃至33)に記憶されているその情報記憶媒体が用意される施設に関する情報(例えば、提携情報)を、前記情報記憶媒体から取得する取得手段(例えば、図3の提携情報取得部62)と、前記取得手段により取得された前記施設に関する情報と、前記記憶手段により記憶された前記ユーザに関する情報とに基づいて、前記施設に関する情報の取得元である前記情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設であるか否かを判断する判断手段(例えば、図3の比較部63)と、前記判断手段による判断結果に基づいて、前記施設に関する情報の取得元である前記情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設である場合、その旨を表示する表示制御手段(例えば、図3の表示制御部64)とを備える。
請求項5に記載の情報処理方法は、ユーザに関する情報(例えば、会員情報)を記憶させる記憶制御ステップ(例えば、図4のステップS2)と、情報記憶媒体(例えば、図1の非接触ICチップ31乃至33)に記憶されているその情報記憶媒体が用意される施設に関する情報(例えば、提携情報)を、前記情報記憶媒体から取得する取得ステップ(例えば、図6のステップS24)と、前記取得ステップの処理により取得された前記施設に関する情報と、前記記憶制御ステップの処理により記憶された前記ユーザに関する情報とに基づいて、前記施設に関する情報の取得元である前記情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設であるか否かを判断する判断ステップ(例えば、図6のステップS25)と、前記判断ステップによる判断結果に基づいて、前記施設に関する情報の取得元である前記情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設である場合、その旨を表示する表示制御ステップ(例えば、図6のステップS26)とを含む。
なお、請求項6に記載のプログラムにおいても、各ステップが対応する実施の形態(但し一例)は、請求項5に記載の情報処理方法と同様である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る利用可能施設表示システムの構成例を示す図である。この表示システムは、携帯端末1と、施設21乃至23内にある受け付けカウンタなどの所定の位置にそれぞれ用意されている非接触ICチップ31乃至33から構成される。
携帯端末1は、例えば、携帯電話機で構成され、内蔵する記憶部11からの会員情報などの各種情報の読み出し、または、記憶部11に対する各種の情報の書き込みが可能になされている。また携帯端末1は、外部にある非接触ICチップに記憶されているデータを非接触の通信により読み出すことができる近距離無線通信部12を有しており、その筐体が非接触ICチップ31乃至33にかざされたとき、近距離無線通信部12を介して、非接触ICチップ31乃至33から、提携情報などの各種情報の読み出しが可能になされている。
ここで、携帯端末1に記憶されている会員情報は、携帯端末1のユーザが第3者に対して公開を許可する情報であり、それには、例えば、携帯端末1のユーザが加入しているサービスの識別情報、サービスで割り当てられている会員番号、会員番号の有効期限などの情報が含まれる。
また、非接触ICチップ31乃至33に記憶されている提携情報には、例えば、施設21乃至23が提携するサービスの識別情報、サービスに加入している会員向けの、施設21乃至23において利用(受けることが)できる特典(会員向けサービス)に関する情報などが含まれる。
具体的には、あるクレジットサービスに加入している場合、ユーザは、そのクレジットサービスが提携している店舗で、商品の購入代金の割引などの特典を受けることができることがあり、ここでいうクレジットカードサービスの識別情報が、サービスの識別情報として会員情報と提携情報に含まれ、携帯端末1と非接触ICチップ31乃至33にそれぞれ記憶される。
携帯端末1は、非接触ICチップ31乃至33から読み出した提携情報と記憶部11に記憶されている会員情報を比較し、例えば、サービスの識別情報が一致したことから、いまかざされている非接触ICチップが用意されている施設(いまユーザが訪れている施設)が、ユーザが加入しているサービスと提携している施設であり、そこでは、ユーザが会員向けサービスを利用できると判断した場合には、その旨を表示部13に表示させる(その詳細は後述する)。
これにより、ユーザは、携帯端末1を、いま訪れている施設に用意されている非接触ICチップにかざし、表示部13の表示を確認するだけで、その施設が会員向けサービスを利用することができる施設であるか否かを容易に、かつ、瞬時に把握することができる。すなわち、ユーザは、自身が加入するサービスの運営事業者から提供された冊子から、いま訪れている施設が会員向けサービスを利用することができる施設であるかを確認したり、施設の受け付け担当の人に、サービスで発行されているカードを提示し、会員向けサービスを利用することができる施設であるかを聞いたりする必要がない。
施設21乃至23の非接触ICチップ31乃至33は、携帯端末1がかざされたこと(近接されたこと)を検知して、記憶部52の提携情報データベース52A(図2)に記憶されている提携情報を読み出し、送信する。
図2は、携帯端末1、および施設21に用意されている非接触ICチップ31の内部の構成例を示すブロック図である。なお、施設22,23にそれぞれ用意されている非接触ICチップ32,33も、基本的に非接触ICチップ31と同様の構成を有するものであるため、図示は省略する。
携帯端末1の中央処理部41は、入力部42を介して入力されるユーザ操作に対応する信号に基づいて、会員情報を記憶部11の会員情報データベース11Aに記憶(登録)させる。また中央処理部41は、入力部42として携帯端末1の筐体表面に設けられている無線通信開始ボタンの操作入力を受けたとき、非接触ICチップの探索コマンドを生成し、それをプロトコル変換部43に供給する。さらに中央処理部41は、近距離無線通信部12およびプロトコル変換部43を介して送信されてきた非接触ICチップ31からの提携情報と、会員情報データベース11Aに記憶されている会員情報を比較し、施設21が会員向けサービスを利用できる施設であると判断した場合、その旨を表示部13に表示させる。
プロトコル変換部43は、中央処理部41から供給された非接触ICチップの探索コマンドを所定の送信プロトコルに変換し、近距離無線通信部12に供給する。またプロトコル変換部43は、近距離無線通信部12を介して非接触ICチップ31から送信されてきた返信コマンド(提携情報)を内部のプロトコルに変換し、それを中央処理部41に供給する。
近距離無線通信部12は、外部の非接触ICチップからのデータの読み出し、または非接触ICチップに対するデータの書き込みが可能なリーダライタであり(少なくとも、リーダ機能だけを有していればよい)、コマンドに応じた変調波を電磁波として輻射し、それに対するアンテナ(図示せず)の負荷の変化に基づいて、非接触ICチップ31が近接されたか否かを検出する。そして、近距離無線通信部12は、近接された非接触ICチップ31の近距離無線通信部51と各種情報を送受信する。また、近距離無線通信部12は、非接触ICチップ31からの返信コマンドを復調することによって得られた提携情報を、プロトコル変換部43に供給する。
非接触ICチップ31の近距離無線通信部51は、図示せぬリーダライタ(例えば、施設21の管理者が操作する機器に設けられているリーダライタ(少なくとも、ライタ機能だけを有していればよい))から送信されてきた、施設21が提供する会員向けサービスに関する提携情報を記憶部52の提携情報データベース52Aに記憶させる。また近距離無線通信部51は、携帯端末1がかざされたときに近距離無線通信部12から輻射される電磁波に応じて、記憶部52の提携情報データベース52Aに記憶されている提携情報を読み出し、それを近距離無線通信部12に通知(送信)する。
なお、携帯端末1の会員情報の登録は、入力部12に対するユーザ操作により行われるだけでなく、例えば、ユーザが加入するサービスの運営事業者が提供する2次元バーコード(会員情報を表す2次元バーコード)を携帯端末1に設けられるデジタルカメラ(図示せず)で撮像することにより行われたり、あるいは、インターネットを介して、事業者が管理するサイトから会員情報をダウンロードすることにより行われるようにしてもよい。
図3は、携帯端末1の機能構成例を示すブロック図である。図3に示す携帯端末1の機能部のうちの少なくとも一部は、中央処理部41により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
会員情報取得部61は、入力部42を介して入力される会員情報を取得し、それを会員情報データベース11Aに記憶させる。
提携情報取得部62は、図2の近距離無線通信部12を制御して非接触ICチップ31から送信されてきた提携情報を取得し、それを比較部63に供給する。
比較部63は、会員情報データベース11Aに記憶されている会員情報と、提携情報取得部62から供給された提携情報を比較し、施設21が会員向けサービスを利用できる施設であるか否かを判断する。比較部63は、例えば、会員情報に含まれるサービスの識別情報と、提携情報に含まれるサービスの識別情報が一致する場合、施設21が会員向けサービスを利用できる施設であると判断し、一致しない場合、施設21が会員向けサービスを利用できる施設ではないと判断する。比較部63は、判断結果を表示制御部64に供給する。
表示制御部64は、比較部63による判断結果に基づいて、適宜、ユーザに通知するための画面(会員向けサービス利用可能施設である旨)を表示部13に表示させる。また、表示制御部64は、画面表示とともに、必要に応じて、会員向けサービス利用可能施設である旨を通知するための音声をスピーカ(図示せず)から出力させる。
次に、図4のフローチャートを参照して、携帯端末1が実行する、会員情報登録処理について説明する。
ステップS1において、会員情報取得部61は、例えば、入力部42を介して入力される会員情報を取得する。ステップS2において、会員情報取得部61は、ステップS1の処理で取得した会員情報を記憶部11の会員情報データベース11Aに記憶(登録)させる。
次に、図5のフローチャートを参照して、非接触ICチップ31が実行する、提携情報登録処理について説明する。
ステップS11において、近距離無線通信部51は、図示せぬリーダライタからのコマンドを実行することにより、施設21が提供する会員向けサービスに関する提携情報を記憶部52の提携情報データベース52Aに記憶させる。リーダライタから送信されてくるコマンドには、提携情報とともに、それをフラッシュメモリ(記憶部52)に書き込むことを指示する情報が含まれている。
次に、図6のフローチャートを参照して、携帯端末1が非接触ICチップ31に記憶されている提携情報を取得し、画面表示を行う処理について説明する。
ステップS21において、携帯端末1の提携情報取得部62(中央処理部41)は、無線通信開始ボタンの操作入力を受ける。
ステップS22において、提携情報取得部62は、提携情報を記憶する非接触ICチップの探索コマンドの送信を開始させる。すなわち、提携情報取得部62は、探索コマンドを生成し、それをプロトコル変換部43で所定の送信プロトコルに変換させ、近距離無線通信部12に供給させる。所定のプロトコルに変換された探索コマンドが供給されてきたとき、近距離無線通信部12は、その探索コマンドに応じた変調波を電磁波として輻射することによって、探索コマンドの送信を行う。
ステップS23において、提携情報取得部62は、輻射した電磁波に対するアンテナの負荷の変化に基づいて、施設21乃至23に用意されている非接触ICチップ31乃至33のいずれかに近接されたことを検知する。
携帯端末1が近接されたとき、ステップS31において、非接触ICチップ31の近距離無線通信部51は、携帯端末1の近距離無線通信部12から輻射される電磁波に応じて、記憶部52の提携情報データベース52Aに記憶されている提携情報を読み出し、読み出した提携情報を含む返信コマンドを近距離無線通信部12に返信する。
ステップS24において、提携情報取得部62は、非接触ICチップ31の近距離無線通信部51からの返信コマンドに基づいて得られた提携情報を比較部63に出力する。
ステップS25において、比較部63は、ステップS24の処理で取得された非接触ICチップ31からの提携情報と、会員情報データベース11Aに記憶されている会員情報を比較し、近接された非接触ICチップ31を用意している施設21が会員向けサービスを利用できる施設であるか否かを判断する。そして、比較部63は、例えば、提携情報に含まれるサービスの識別情報と、会員情報に含まれるサービスの識別情報が一致した場合、その比較結果を表示制御部64に供給する。
ステップS26において、表示制御部64は、比較部63による比較結果に基づいて、例えば、「提携施設です」、あるいは「割引サービスが受けられます」といったメッセージを表示部13に表示させる。
ステップS27において、提携情報取得部62は、輻射した電磁波に対するアンテナの負荷の変化に基づいて、近接されていた非接触ICチップ31から遠ざけられたことを検知し、処理は終了される。
以上のように、ユーザは、施設21乃至23にそれぞれ用意されている非接触ICチップ31乃至33に携帯端末1をかざすだけで、その施設がサービス利用可能施設であるか否かを容易に、かつ、瞬時に把握することができる。
また以上においては、会員向けサービスを利用できる施設である旨がメッセージとして表示されるようにしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、具体的な特典の内容を表す会員向けサービス情報が提携情報に含まれている場合、その会員向けサービス情報に基づいて、その施設で受けられるサービスの一覧が表示されるようにしてもよい。
また、以上においては、携帯端末1による提携情報の取得は、非接触の通信により行われるものとしたが、接触型の通信により行われるようにしてもよい。
また、以上においては、非接触ICチップ31内に記憶部52が設けられるものとしたが、記憶部は、非接触ICチップ31の外部に接続されるようにしてもよい。
さらに、以上においては、携帯端末1側にリーダ(近距離無線通信部12)が設けられ、施設側に非接触ICチップが設けられるものとしたが、反対に、携帯端末1側に非接触ICチップが設けられ、施設側にリーダが設けられるようにしてもよい。
この場合、施設の所定の位置に設けられるリーダにユーザが携帯端末1をかざしたとき、そのリーダにより、携帯端末1の非接触ICチップに記憶されている会員情報が読み出され、読み出された会員情報と、リーダにあらかじめ用意されている提携情報とに基づいて、携帯端末1をかざしているユーザが、サービスを受けることができるユーザであるか否かが判断される。すなわち、この場合、ユーザは、所定の操作を行い、携帯端末1の非接触ICチップに、自分が加入しているサービスの会員情報をあらかじめ登録しておく必要がある。
例えば、サービスを受けることができるユーザであると判断された場合、その旨を通知するメッセージが、リーダの近傍に設けられる表示部に表示され、携帯端末1のユーザは、その表示を確認することにより、いま訪れている施設でサービスを受けることができることを把握することができる。
なお、このように、携帯端末1側に非接触ICチップが設けられ、施設側にリーダが設けられることによっても、ユーザは、携帯端末1をかざすだけで、いま訪れている施設がサービス利用可能施設であるか否かを把握することができるが、通常、非接触ICチップに会員情報などを書き込むためには、非接触ICチップのメモリ領域へのアクセス(書き込み)の許可を所定のサーバなどから得る必要があり、ユーザの操作が煩雑になることから、図1に示されるように、携帯端末1側にリーダが設けられ、施設側に非接触ICチップが設けられる構成の方が、容易さという点では好ましい。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。この場合、そのソフトウェアを実行させる携帯端末1は、例えば、図7に示されるようなコンピュータにより構成される。
図7において、CPU(Central Processing Unit)71は、ROM(Read Only Memory)72に記憶されているプログラム、または、記憶部78からRAM(Random Access Memory)73にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM73にはまた、CPU71が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU71、ROM72、およびRAM73は、バス74を介して相互に接続されている。このバス74にはまた、入出力インタフェース75も接続されている。
入出力インタフェース75には、キーボード、マウスなどよりなる入力部76、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部77、ハードディスクなどより構成される記憶部78、インターネットなどのネットワークを介しての通信処理を行う通信部79が接続されている。
入出力インタフェース75にはまた、必要に応じてドライブ80が接続される。ドライブ80には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア81が適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが必要に応じて記憶部78にインストールされる。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図7に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(登録商標)(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア81により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM72や、記憶部78に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、各ステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表わすものである。
本発明の一実施の形態に係る利用可能施設表示システムの構成例を示す図である。 携帯端末および非接触ICチップの内部の構成例を示すブロック図である。 携帯端末の機能構成例を示すブロック図である。 会員情報登録処理を説明するフローチャートである。 提携情報登録処理を説明するフローチャートである。 携帯端末が非接触ICチップに記憶されている提携情報を取得する処理を説明するフローチャートである。 コンピュータの構成例を示すブロックである。
符号の説明
1 携帯端末, 11 記憶部, 12 近距離無線通信部, 13 表示部, 31乃至33 非接触ICチップ, 41 中央処理部, 42 入力部, 51 近距離無線通信部, 52 記憶部, 61 会員情報取得部, 62 提携情報取得部, 63 比較部, 64 表示制御部

Claims (6)

  1. ユーザに関する情報を記憶する記憶手段と、
    情報記憶媒体に記憶されているその情報記憶媒体が用意される施設に関する情報を、前記情報記憶媒体から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記施設に関する情報と、前記記憶手段により記憶された前記ユーザに関する情報とに基づいて、前記施設に関する情報の取得元である前記情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果に基づいて、前記施設に関する情報の取得元である前記情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設である場合、その旨を表示する表示制御手段と
    を備える携帯端末と、
    前記施設に関する情報を記憶する記憶手段を備える前記情報記憶媒体と
    からなる表示システム
  2. ユーザに関する情報を記憶する記憶手段と、
    情報記憶媒体に記憶されているその情報記憶媒体が用意される施設に関する情報を、前記情報記憶媒体から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記施設に関する情報と、前記記憶手段により記憶された前記ユーザに関する情報とに基づいて、前記施設に関する情報の取得元である前記情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果に基づいて、前記施設に関する情報の取得元である前記情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設である場合、その旨を表示する表示制御手段と
    を備える携帯端末。
  3. 前記施設に関する情報は、前記施設が提携するサービスの情報を少なくとも含み、
    前記ユーザに関する情報は、ユーザが加入するサービスの情報を少なくとも含む
    請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記情報記憶媒体は、非接触ICチップである
    請求項2に記載の携帯端末。
  5. ユーザに関する情報を記憶させる記憶制御ステップと、
    情報記憶媒体に記憶されているその情報記憶媒体が用意される施設に関する情報を、前記情報記憶媒体から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップの処理により取得された前記施設に関する情報と、前記記憶制御ステップの処理により記憶された前記ユーザに関する情報とに基づいて、前記施設に関する情報の取得元である前記情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設であるか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップによる判断結果に基づいて、前記施設に関する情報の取得元である前記情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設である場合、その旨を表示する表示制御ステップと
    を含む情報処理方法。
  6. ユーザに関する情報を記憶させる記憶制御ステップと、
    情報記憶媒体に記憶されているその情報記憶媒体が用意される施設に関する情報を、前記情報記憶媒体から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップの処理により取得された前記施設に関する情報と、前記記憶制御ステップの処理により記憶された前記ユーザに関する情報とに基づいて、前記施設に関する情報の取得元である前記情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設であるか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップによる判断結果に基づいて、前記施設に関する情報の取得元である前記情報記憶媒体が用意されている施設が、ユーザが所定のサービスを受けることができる施設である場合、その旨を表示する表示制御ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2005115281A 2005-04-13 2005-04-13 表示システム、携帯端末、情報処理方法、プログラム Expired - Fee Related JP4582706B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005115281A JP4582706B2 (ja) 2005-04-13 2005-04-13 表示システム、携帯端末、情報処理方法、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005115281A JP4582706B2 (ja) 2005-04-13 2005-04-13 表示システム、携帯端末、情報処理方法、プログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006293793A JP2006293793A (ja) 2006-10-26
JP2006293793A5 JP2006293793A5 (ja) 2008-04-24
JP4582706B2 true JP4582706B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=37414288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005115281A Expired - Fee Related JP4582706B2 (ja) 2005-04-13 2005-04-13 表示システム、携帯端末、情報処理方法、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4582706B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6423611B2 (ja) * 2014-04-18 2018-11-14 株式会社エイビット 利用認定システム
JP6602439B2 (ja) * 2018-10-19 2019-11-06 株式会社エイビット 利用認定システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002245555A (ja) * 2001-02-20 2002-08-30 Casio Comput Co Ltd 商品販売システム、方法、及びそのプログラム
JP2003288533A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Casio Comput Co Ltd 顧客管理システム、顧客管理方法、及びプログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002245555A (ja) * 2001-02-20 2002-08-30 Casio Comput Co Ltd 商品販売システム、方法、及びそのプログラム
JP2003288533A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Casio Comput Co Ltd 顧客管理システム、顧客管理方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006293793A (ja) 2006-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210174325A1 (en) Nfc mobile payments using tokenization
Curran et al. Near field communication
EP3291156B1 (en) Method and mobile terminal device including smartcard module and near field communications means
US8255323B1 (en) Motion based payment confirmation
US10103781B2 (en) Contactless data exchange between mobile devices and readers involving value information not necessary to perform a transaction
US7183925B2 (en) Interactive system using tags
US20150339652A1 (en) Method for controlling payment device for selecting payment means
US9762291B2 (en) Methods and apparatus for consumer testing of an NFC device
US20090192913A1 (en) Electronic payment system
US8464931B2 (en) Display device, display method, and program
KR20120039371A (ko) 근거리 무선 통신을 통한 통합 결제 방법 및 이를 이용하는 이동 단말기
Singh Near-field communication (NFC): an alternative to RFID in libraries
JP2009545078A (ja) 磁気ストライプを有するモバイル決済機器
GB2427496A (en) Apparatus for identification,authorisation and/or notification
KR20100086565A (ko) 이동통신 단말기용 카드리더기 및 이동통신 단말기용 카드리더기를 이용한 카드결제승인방법
US20150097028A1 (en) System and method for mobile promotions processing
JP4582706B2 (ja) 表示システム、携帯端末、情報処理方法、プログラム
JP2009251981A (ja) 提携カード管理システム、及びリーダライタ
US7832634B1 (en) Customer care intelligent routing
US20220240068A1 (en) Method and device for discriminating one of a group of nfc transmitters
JP5497501B2 (ja) ユーザ登録装置およびユーザ登録方法
KR101703341B1 (ko) 매장 별 서비스 제공 방법
JP7487097B2 (ja) サーバ装置およびコンピュータプログラム
KR102145187B1 (ko) 금융 카드 장치 및 금융 카드 장치를 이용한 포인트 적립 방법
JP2014197283A (ja) 店舗情報提供システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080312

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100826

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100827

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4582706

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees