JP5109141B2 - 保険証確認システム、及び保険証確認方法 - Google Patents

保険証確認システム、及び保険証確認方法 Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、保険証の確認を行うシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
医療保険制度が導入されている国では、被保険者であることを証明する「保険証」などの証明書が用いられている。医療機関では、患者が来院時に携行する保険証に設定される有効期限が経過していないかや、被保険者としての資格を有しているかを患者の保険証を定期的に確認する必要がある。
保険証の確認ができないと診察を受けることができないが、保険証の確認手続には所定の時間を要するため、診察順を巡るトラブルが起きることがよくある。例えば、先に受付を行った患者が保険証の確認手続が完了する前に、後に受付を行った患者が保険証の確認手続を済ませて当該患者より先に診察を受けた場合、先に受付を行った患者には不満が募ることになる。特許文献1には、このようなトラブルを防止すべく、整理番号が印刷された用紙を各患者が受付を行った順に発行する技術が開示されている。
また、特許文献2には、有効性が確認された保険証をスキャンして保険証データを登録しておき、以後の確認作業の際は保険証を登録された保険証データと照合する技術が提案されている。
【特許文献1】
特開平08−101869号公報
【特許文献2】
特開2007−48146号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、来院が2度目以降の患者の受付作業については、保険証の照合作業を完全に自動化することができれば、医療機関の職員の作業負担が軽減する。しかしながら、受付装置において保険証の有効性が確認できなければ、職員による保険証の確認手続が必要となる。この場合、患者は病院内の所定の窓口に出向いて保険証を提示することになるため、保険証の確認作業に余計に時間がかかる。保険証の確認作業が完了した順に診察の待機待ちの列に加わるとすれば、この患者の診察順はこの確認作業中に先に確認作業を終えた他の患者の後ろに指定される。この結果、この患者は診察を受けるために余計に待たされることになる。
本発明は、保険証確認手続を迅速に行い、且つ保険証確認手続を終えた患者をスムーズに受診させる技術を提供する。
課題を解決するための手段
[0004]
本発明に係る保険証確認システムは、第1データベースと、第2データベースとを有すると共に、当該第1データベースと当該第2データベースの各々と通信する第1端末、第2端末、及び第3端末を有し、前記第1端末は、診察券から患者を識別する患者IDを読み取るID読取手段と、前記ID読取手段で読み取った前記患者IDに対する受診番号を前記第1データベースから取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記受診番号と前記ID読取手段によって読み取られた前記患者IDとを前記第1データベースに登録する登録手段と、前記患者の保険証から保険証データを読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた前記保険証データと、当該保険証データに対応する前記第2データベースにおける照合データとが不一致である場合に、保険証を確認する手続を行うことを報知する報知手段と、前記読取手段によって読み取られた前記患者の保険証データと前記照合データとが一致する場合には、前記取得手段により取得された当該患者の受診番号が印字された受診票を発行し、前記患者の保険証データと前記照合データとが不一致である場合には、前記受診番号が印字されていない受診票の発行を行う発行手段とを備え、前記第2端末は、前記診察券から前記患者IDを読み取るID読取手段と、前記ID読取手段で読み取られた前記患者IDについての、前記第1端末で読み取られた保険証データと前記第2データベースにおける前記照合データとの不一致部分と、前記第1データベースから取得した当該患者IDと共に記憶されている前記受診番号とを少なくとも表示する表示手段と、前記表示手段に表示された前記患者の保険証データのうち前記不一致部分に対するデータの入力を受付ける入力受付手段と、前記患者IDについての、前記不一致部分に対応する前記第2データベースの前記照合データを、前記入力受付手段で受付けた前記不一致部分のデータに置き換えることにより、前記第2データベースを更新する更新手段とを備え、前記第3端末は、前記第1データベースから各患者の受診番号を含む患者情報を取得し、当該患者情報に基づいて、受診番号順に患者リストを表示する表示手段と、前記診察券から前記患者IDを読み取るID読取手段と、前記ID読取手段によって読み取られた患者IDと他の患者IDとを区別できる態様で前記患者リストの表示制御を行う制御手段とを備えることを特徴とする。
[0005]
また、本発明に係る保険証確認方法は、第1デーベースと第2データベースの各々と通信可能な第1端末、第2端末、及び第3端末により保険証の確認を行う保険証確認方法であって、前記第1端末において、診察券から患者を識別する患者IDを読み取るID読取ステップと、第1データベースから受診番号を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得された前記受診番号と前記ID読取ステップによって読み取られた前記患者IDとを前記第1データベースに登録する登録ステップと、前記ID読取ステップで読み取った前記患者IDに対する受診番号を前記第1データベースから取得する取得ステップと、前記患者の保険証から保険証データを読み取る読取ステップと、前記読取ステップによって読み取られた前記保険証データと、当該保険証データに対応する前記第2データベースにおける照合データとが不一致である場合に、保険証を確認する手続を行うことを報知する報知ステップと、前記読取ステップによって読み取られた前記患者の保険証データと前記照合データとが一致する場合には、前記取得ステップにより取得された当該患者の受診番号が印字された受診票を発行し、前記患者の保険証データと前記照合データとが不一致である場合には、前記受診番号が印字されていない受診票の発行を行う発行ステップとを行い、前記第2端末において、前記診察券から前記患者IDを読み取るID読取ステップと、前記ID読取ステップで読み取られた前記患者IDについての、前記第1端末で読み取られた前記保険証データと前記第2データベースにおける前記照合データとの不一致部分と、前記第1データベースから取得した当該患者IDと共に記憶されている前記受診番号とを少なくとも表示する表示ステップと、前記表示ステップで表示された前記患者の保険証データのうち前記不一致部分に対するデータの入力を受付ける入力受付ステップと、前記患者IDについての、前記不一致部分に対応する前記第2データベースの前記照合データを、前記入力受付ステップで受付けた前記不一致部分のデータに置き換え、前記第2データベースを更新する更新ステップとを行い、前記第3端末において、前記第1データベースから各患者の受診番号を含む患者情報を取得し、当該患者情報に基づいて、受診番号順に患者リストを表示する表示ステップと、前記診察券から前記患者IDを読み取るID読取ステップと、前記ID読取ステップによって読み取られた患者IDと他の患者IDとを区別できる態様で前記患者リストの表示制御を行う制御ステップとを行うことを特徴とする。
[0006]
本発明によれば、例えば、第1端末を再来用の受付装置として病院の受付に設置し、職員が保険証を確認する受付窓口に第2端末を設置した場合、再来時に保険証確認手続を行うよう報知された患者の照合用データとの不一致部分を示した保険証データが第2端末で表示されるため、保険証確認手続を行う職員は不一致の箇所を容易に確認することができ、保険証確認手続を迅速に行うことができる。また、第3端末を受診科に設置し、患者が受診科に到着した際に診察券を第3端末で読み取ることで、受診予定の患者が受診科に到着したか否かを患者リストに表すことができる。受診科の担当医師や看護師等は、次に呼び出すべき受診番号の患者が到着していない場合に、当該受診番号より後の受診番号の患者を先に呼び出したとしても、先の受信番号の患者が受診科に到着した後にその患者を他の待ち患者に対して優先的に呼び出すことができる。そのため、例えば、保険証確認手続が長引いた結果、患者の受診順が一時的に後回しにされても、当該患者は必要以上に待たされることなく診察を受けることができる。また、第2端末において保険証データが不一致の患者の受診票には受診番号が印字されずに発行されるため、当該患者が保険証の確認手続を行わずに診察を受けることを防止することができる。
[0007]
また、上記保険証確認システムにおいて、前記第1端末は、前記読取手段によって読み取られた前記患者の保険証データと前記照合データとが一致する場合には、前記取得手段により取得された当該患者の受診番号が印字された受診票を発行し、前記患者の保険証データと前記照合データとが不一致である場合には、前記受診番号が印字されていない受診票の発行を行う発行手段を備えることを特徴とする。この構成によれば、第2端末において保険証データが不一致の患者の受診票には受診番号が印字されずに発行されるため、当該患者が保険証の確認手続を行わずに診察を受けることを防止することができる。
【0008】
また、上記保険証確認システムにおいて、前記第3端末は、前記制御手段は、前記第2端末における前記更新手段で更新された患者IDと他の患者IDとを区別できる態様で前記患者リストの表示制御を行うことを特徴とする。この構成によれば、保険証確認手続が終了した患者の患者リストの表示を他の患者と区別して表示することができるので、第3端末が設置されている受診科の担当医師や看護師等は、保険証確認手続が済んだ患者か否かを確認することができる。
【0009】
また、上記保険証確認システムは、患者に関する患者情報を含む診察申込書から当該患者情報を読み取る第1読取手段と、前記患者の保険証から保険証データを読み取る第2読取手段と、前記患者ID毎に前記患者情報に基づく患者データを記憶する第3データベースから前記患者の患者IDを取得する取得手段と、前記第1読取手段で読み取られた前記患者情報と前記第2読取手段で読み取られた保険証データに共通する項目のデータが一致する場合、当該保険証データを前記取得手段で取得された前記患者IDに対応する前記照合データとして前記第2データベースに登録すると共に、当該患者情報を当該患者IDに対応する患者データとして前記第3データベースに登録する登録手段とを備える第4端末を更に有することを特徴とする。この構成によれば、初診患者によって記入された診察申込書と当該初診患者の保険証を照合したり、診察申込書の記載内容についてデータ入力を行ったりする作業負担を軽減することができる。
【0010】
また、上記保険証確認システムは、患者を識別する情報を含む患者情報と、当該患者の前記保険証データとを外部の装置から受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記患者情報と前記保険証データに対する前記患者IDを前記第1データベースから取得し、取得した前記患者IDと前記患者情報と前記保険証データとを含むデータセットを前記第2データベースに記録する記録手段とを有する処理装置を更に備えることを特徴とする。この構成によれば、外部の医療機関等を受診した患者の保険証の情報などを利用することができるので、当該患者が来院した際の受付手続の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】実施形態に係る保険証確認システムのネットワーク構成を示す図である。
【図2】実施形態に係るサーバ装置の構成を表すブロック図である。
【図3】実施形態に係る初診受付の端末の構成を表すブロック図である。
【図4】実施形態に係る再来受付の端末の構成を表すブロック図である。
【図5】実施形態に係る保険証確認手続を行う端末の構成を表すブロック図である。
【図6】実施形態に係る受診科の端末の構成を表すブロック図である。
【図7】実施形態における保険証確認処理を実現する機能ブロック図である。
【図8A】患者DBの構成及びデータ例を示す図である。
【図8B】保険証DBの構成及びデータ例を示す図である。
【図9A】不一致DBの構成及びデータ例を示している。
【図9B】受診番号管理DBの構成及びデータ例を示している。
【図10】初診受付処理を示す動作フロー図である。
【図11A】再来受付処理を示す動作フロー図である。
【図11B】再来受付処理を示す動作フロー図である。
【図12A】再来受付処理の画面の表示例を示す図である。
【図12B】再来受付処理の画面の表示例を示す図である。
【図12C】再来受付処理の画面の表示例を示す図である。
【図12D】再来受付処理の画面の表示例を示す図である。
【図12E】再来受付処理の画面の表示例を示す図である。
【図13】保険証確認処理を示す動作フロー図である。
【図14】保険証確認の手続画面の表示例を示す図である。
【図15】患者リストの表示処理を示す動作フロー図である。
【図16A】患者リスト表示画面の表示例を示す図である。
【図16B】患者リスト表示画面の表示例を示す図である。
【図17】患者リストの表示制御処理を示す動作フロー図である。
【図18】変形例10に係る保険証確認システムの構成例を示す図である。
【符号の説明】
【0012】
1…保険証確認システム、10…サーバ装置、20、30、40、50、50a、50b…端末、60・・・通信装置、101,201,301,401,501…制御部、102…記憶部、103,207,306,405,504…通信部、202,302,304,402…読取部、205…診察券発行部、206,305…受診票発行部、203,404,503…操作部、204,303,403,502…表示部、500・・・読取装置
【発明を実施するための形態】
【0013】
1.概要
本実施形態では、患者が病院で診察を受ける前にまず病院の総合受付において、希望する受診科の予約を行うと共に、保険証の確認が必要であれば保険証を確認する手続を行う。患者は、総合受付での受付の後、予約した受診科の受付に行って診察を待つ。
本実施形態に係る保険証確認システムは、総合受付における保険証の確認業務を迅速に行い、患者がスムーズに受診科で診察を受けられるようにするものである。なお、本実施形態では、受診科としてA受診科とB受診科が設けられている病院を想定して以下説明を行うが、病院に設置される受診科の数はこれに限定されない。
【0014】
図1は、本実施形態の保険証確認システムのネットワーク構成例を示している。図1の例では、保険証確認システム1は、サーバ装置10(処理装置)と、端末20(第4端末)と、端末30(第1端末)と、端末40(第2端末)と、端末50(50a,50b)(第3端末)とを有する。なお、端末20は、病院で初めて診察を受ける患者が受付を行う端末である。端末30は、病院での診察が2回目以降の患者が受付を行う端末である。端末40は、病院の職員が保険証の確認作業を行う端末である。端末50は、各受診科の診察室に設置され、当該受診科の医師によって操作される端末である。
図1に示すように、保険証確認システム1は、サーバ装置10と各端末とがネットワークケーブルを介して接続されている。端末20、端末30、端末40の各端末は、病院の総合受付に設置されている。また、各受診科の受付には、各患者の診察券を読み取る読取装置500(500a、500b)が設置されており、各読取装置は各端末50と接続されている。
【0015】
ここで、保険証確認システム1が設置された病院に患者が来院した場合の受付から診察までの流れを説明する。
(1)初診の患者は、患者の氏名、生年月日等の個人情報や診察を希望する受診科等を記入した診察申込書と保険証を初診受付窓口に提出する。初診受付窓口の職員は、診察申込書と保険証に基づき、端末20を用いて初診の受付処理を行う。職員は、患者の診察券と受診科での診察順が印字された受診票を発行して患者に手渡す。患者は、職員から診察券と受診票を受取って受診科の受付に移動する。
(2)来院が2度目以降の患者は、診察を希望する受診科の入力や保険証確認等の再来受付処理を端末30で行う。端末30での再来受付処理の終了時には端末30から受診票が発行される。患者は、その受診票を受取って受診科の受付に移動する。なお、端末30での保険証確認の際、前回来院した時から保険証が変更になった場合等で保険証の有効性が端末30で確認できなかった患者(以下、特定患者と言う)は、保険証確認窓口に移動して保険証確認窓口の職員による保険証確認手続を行うこととなる。
(3)保険証確認窓口において、特定患者は診察券を職員に手渡す。職員は、特定患者の保険証を確認する手続を端末40で行う。保険証を確認する手続が完了した特定患者は受診科の受付に移動する。
(4)初診受付、再来受付、または保険証確認窓口で保険証確認手続を終えた患者は、受診科の受付に設置された読取装置500に診察券を読み込ませる。患者は、担当医師等から呼び出された順に診察を受ける。
上記のとおり、本実施形態では、端末30を除く各端末は病院職員によって操作され、端末30は患者自身が操作する。以下、保険証確認システム1の詳細について説明を行う。
【0016】
2.構成
2−1 サーバ装置10
図2は、サーバ装置10の構成を表すブロック図である。図2に示すように、サーバ装置10は、制御部101、記憶部102、及び通信部103を含む。制御部101は、CPU(Central Processing Unit)とRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)のメモリとを含む。CPUがROM又は記憶部102に記憶されている制御プログラムを実行することにより、制御部101は、制御部101と接続された各部を制御して各制御処理を行う。
【0017】
記憶部102は、ハードディスク等の記憶媒体を含む。記憶部102は、患者DB100a、保険証DB100b、不一致DB100c、受診番号管理DB100d、患者毎のカルテデータ(図示略)等を記憶する。なお、患者DB100a、保険証DB100b、不一致DB100c、受診番号管理DB100dの詳細は後述する。通信部103は、制御部101の制御の下、サーバ装置10及び各端末に予め割当てられたアドレスを用いて各端末との間で通信を確立してデータ通信を行う。
【0018】
2−2 端末20
図3は、端末20の構成を表すブロック図である。図3に示すように、端末20は、制御部201、読取部202、操作部203、表示部204、診察券発行部205、受診票発行部206、及び通信部207を含む。制御部201は、CPUとRAM及びROMのメモリとを含む。制御部201は、CPUがROMに記憶されている制御プログラムを実行することにより制御部201と接続された各部を制御して受付処理を行う。
【0019】
読取部202は、スキャナ装置を含む。読取部202は、患者の保険証の画像を読み取り、読み取った画像をテキストデータに変換するOCR(Optical Character Reader)機能を有する。具体的には、読取部202は、予め設定されている読取位置から保険証を順次読み取る。読取部202は、読み取った画像データを予め定められた保険証の種類毎の画像パターンと照合する。読取部202は、照合結果に基づいて読み取った保険証の種類を特定する。そして、読取部202は、特定した保険証の種類に応じて、読み取った画像データのうちテキストデータに変換すべき画像領域、即ち、保険証の種類に応じて定められている各項目の保険者情報が印字されている領域を特定する。読取部202は、特定した画像領域の画像をテキストデータに変換する。読取部202は、変換したテキストデータと当該テキストデータに対応する項目の情報とを含む保険証テキストデータと、読み取った保険証画像データとを含む保険証データを制御部201に送出する。
【0020】
操作部203は、キーボードやマウス等の入力装置を含む。操作部203は、職員による入力操作を受付け、受付けた入力操作を示す操作信号を制御部201に送出する。表示部204は、液晶ディスプレイ等の表示手段であり、制御部201の制御の下、初診受付処理のメニュー画面等を表示する。
【0021】
診察券発行部205は、制御部201の制御の下、初診患者の患者IDと当該初診患者の氏名を印字した診察券を発行する。なお、本実施形態における診察券は磁気カードであり、磁気媒体部分には診察券データとして患者IDと患者名のデータが記録される。受診票発行部206は、制御部201の制御の下、患者ID、患者名、受診科、および初診患者が希望する受診科毎の診察順を示す受診番号を所定位置に印字した受診票を発行する。通信部207は、制御部201の制御の下、予め割当てられたアドレスを用いて、サーバ装置10との間で通信を確立してデータ通信を行う。
【0022】
2−3 端末30
図4は、端末30の構成を表すブロック図である。図4に示すように、端末30は、制御部301、読取部302、表示部303、読取部304、受診票発行部305、及び通信部306を含む。
【0023】
制御部301は、CPUとRAM及びROMのメモリとを含む。制御部301は、CPUがROMに記憶されている制御プログラムを実行することにより制御部301と接続された各部を制御して再来受付処理を行う。
【0024】
読取部302は、磁気カードリーダ装置を含む。読取部302は、診察券に記録されている患者IDと患者名を含む診察券データを磁気カードリーダ装置で読み取り、読み取った診察券データを制御部301に送出する。
【0025】
表示部303は、タッチパネル機能を備えたディスプレイを含む。表示部303は、制御部301の制御の下、再来受付処理のメニュー画面や、患者に対して操作を指示する指示画面等を表示する。表示部303は、ディスプレイに患者が触れた位置に応じた操作信号を制御部301に送出する。なお、上記指示画面としては、保険証の確認が必要な患者に対して保険証の提示を要求する画面、保険証確認窓口で保険証の確認手続を行うことを指示する画面等がある。読取部304は、上述した端末20の読取部202と同様の機能を備え、読み取った保険証の保険証画像データと保険証テキストデータとを含む保険証データを制御部301に送出する。
【0026】
受診票発行部305は、制御部301の制御の下、再来受付処理が完了した患者の患者ID、患者名、受診科、および受診番号を予め定められた位置に印字した受診票の発行を行う。なお、本実施形態においては、特定患者が保険証確認窓口での保険証の確認手続を行わずに受診科で診察を受けることを防止するため、特定患者の受診票には受診番号を印字せず、それ以外の患者の受診票には受診番号を印字する。
通信部306は、上述した端末20の通信部207と同様、制御部301の制御の下、予め割当てられたアドレスを用いてサーバ装置10との間でデータ通信を行う。
【0027】
2−4 端末40
図5は、端末40の構成を表すブロック図である。図5に示すように、端末40は、制御部401、読取部402、表示部403、操作部404、及び通信部405を含む。
【0028】
制御部401は、CPUとRAM及びROMのメモリとを含む。制御部401は、CPUがROMに記憶されている制御プログラムを実行することにより制御部401と接続された各部を制御して保険証の確認処理を行う。
【0029】
読取部402は、端末30の読取部302と同様、磁気カードリーダ装置を含む。読取部402は、診察券の診察券データを読み取って制御部401へ送出する。表示部403は、液晶ディスプレイ等で実現される。表示部403は、制御部401の制御の下、保険証確認処理のメニュー画面や保険証確認処理を行う画面等を表示する。
【0030】
操作部404は、キーボードやマウス等の入力装置を含む。操作部404は、職員による入力操作を受付け、受付けた入力操作を示す操作信号を制御部401に送出する。通信部405は、上述した端末20の通信部207と同様、制御部401の制御の下、予め割当てられたアドレスを用いてサーバ装置10との間でデータ通信を行う。
【0031】
2−5 端末50
図6は、A受診科の端末50aの構成を表すブロック図である。なお、端末50a及びB受診科の端末50bは同様の構成を有するため、端末50aの構成を説明する。端末50aは、読取装置500と、制御部501、表示部502、操作部503、及び通信部504を含む本体装置とを有する。
【0032】
読取装置500は、A受診科の受付窓口に設置された磁気カードリーダである。読取装置500は、有線又は無線により本体装置と接続されており、A受診科の患者の診察券を読み取って診察券データを制御部501に送出する。
制御部501は、CPUとRAM及びROMのメモリとを含む。制御部501は、CPUがROMに記憶されている制御プログラムを実行することにより制御部501と接続された各部を制御して患者リストの表示制御を行う。
【0033】
表示部502は、液晶ディスプレイ等で実現される。表示部502は、制御部501の制御の下、患者リストの表示画面等を表示する。操作部503は、キーボードやマウス等の入力装置を含む。操作部503は、担当医師等による入力操作を受付け、受付けた入力操作を示す操作信号を制御部501に送出する。通信部504は、上述した端末20の通信部207と同様、制御部501の制御の下、予め割当てられたアドレスを用いてサーバ装置10との間でデータ通信を行う。
【0034】
3.保険証確認処理機能
ここで、上記した端末30、端末40、及び端末50における保険証確認処理の機能ブロック図を図7に示す。図7に示すように、端末30の制御部301は、取得手段301a、登録手段301b、及び報知手段301cを含む。取得手段301aは、サーバ装置10内の受診番号管理DB100d(第1データベース)から受診番号を取得する。登録手段301bは、読取部302(ID読取手段)において患者の診察券から読み取った患者IDと、取得手段301aが取得した受診番号とを受診番号管理DB100dに登録する。報知手段301cは、読取部304(読取手段)において読み取った保険証データと、保険証DB100b(第2データベース)における照合用データとが不一致の場合に、保険証の確認手続を行うことを表示部303に表示して報知する。
【0035】
端末40の制御部401は、表示手段401aと更新手段401bを含む。表示手段401aは、読取部402(ID読取手段)において患者の診察券から読み取った患者IDに対応する受診番号を受診番号管理DB100d(第1データベース)から取得する。表示手段401aは、取得した受診番号と、端末30で読み取られた保険証データと前記照合用データとの不一致部分とを保険証DB100dから取得して表示部403に表示する。更新手段401bは、表示部403に表示された不一致部分に対応する保険証DB100bの照合用データを、操作部404(入力受付手段)から入力されたデータに置き換え、保険証DB100bを更新する。
【0036】
端末50の制御部501は、表示手段501aと制御手段501bを含む。表示手段501aは、サーバ装置10内の受診番号管理DB100dから患者の受診番号を含む患者リストを取得し、受診番号順に患者リストを表示部502に表示する。制御手段501bは、読取装置500(ID読取手段)において患者の診察券から読み取った患者IDと他の患者IDの各患者リストのデータを区別しうる態様で患者リストの表示制御を行う。
【0037】
4.データ
図8Aは、患者DB100aの構成及びデータの例を示している。図8Aに示すように、患者DB100aは、患者ID、患者名、患者の生年月日、受診科情報、最終受診日等を含む。患者IDは患者を識別する情報である。受診科情報は、当日の初診受付処理又は再来受付処理で登録された受診科を示す。最終受診日は、患者が最後に受診した日付を示す。この患者DB100aに登録される各患者IDのレコードは、端末20における初診受付処理の完了時に生成される。受診科情報は再来受付処理毎に更新される。
【0038】
図8Bは、保険証DB100bの構成及びデータの例を示している。図8Bに示すように、保険証DB100bは、患者毎のデータセットを含む。各データセットは、患者IDと、保険証データ(保険証画像データ、保険証テキストデータ)と、最終確認日と、照合結果とを含む。最終確認日は、保険証が最後に確認された日付を示す。照合結果は、保険証が確認された結果を示す。
【0039】
保険証DB100bには、初診受付処理が完了したときに、初診受付処理の際に読み込まれた保険証画像データと保険証テキストデータが記憶される。この保険証テキストデータには、保険証に印字されている氏名、保険者番号、被保険者番号等の項目毎に各項目の内容を表すテキストデータが含まれている。保険証テキストデータは、端末30における保険証確認処理の際に照合用データとして用いられる。端末40における保険証の確認処理の結果に応じて、保険証画像データ及び保険証テキストデータは、新たな保険証画像データ及び保険証テキストデータに書き換えられる。
【0040】
最終確認日は、保険証が確認された日付である。つまり、最終確認日は、端末20における保険証の確認処理日、端末30における保険証の確認処理日、または端末40における保険証の確認処理日である。
【0041】
また、照合結果としては、端末30における保険証確認処理の結果を示すフラグが記憶される。本実施形態では、照合用データと一致する場合には0、不一致の場合には1のフラグが記憶される。フラグは、保険証確認処理毎に照合結果に応じて更新される。
【0042】
なお、本実施形態における保険証DB100bには、保険証の有効性が確認された各患者の最後の保険証データのみが記憶されているが、患者毎に保険証の確認を行った複数回分の保険証データが確認日付と共に記憶されてもよい。
【0043】
次に、端末30における保険証の確認処理の結果が不一致である場合にサーバ装置10に記憶される不一致DB100cと、端末20及び端末30において受付を行った患者に対して付与した受診番号を記憶する受診番号管理DB100dについて順に説明する。
【0044】
図9Aは、不一致DB100cの構成及びデータ例を示している。図9Aに示すように、不一致DB100cには、端末30で保険証の有効性が確認できなかった患者毎のデータセットが記憶されている。データセットは、患者ID、保険証データ(保険証テキストデータ、保険証画像データ)を含む。この保険証データは、保険証DB100bの保険証テキストデータ(照合用データ)と不一致であった保険証画像データと保険証テキストデータを含む。なお、保険証テキストデータは、照合用データとの不一致部分を示す不一致情報を含む。不一致情報とは、例えば、不一致部分の項目(名)を特定する情報である。
不一致DB100cの各保険証データは、保険証確認処理の際に読み出され、保険証確認処理に応じて内容が更新される。また、保険証DB100bに記憶されている保険証データは、保険証確認処理によって内容が更新された保険証テキストデータと保険証画像データに置き換えられ、不一致DB100cから更新された保険証データが消去される。つまり、不一致DB100cの各データセットは、照合用データと不一致でなくなったときに消去される。
【0045】
図9Bは、本実施形態における受診番号管理DB100dの構成及びデータ例を示している。図9Bに示すように、受診番号管理DB100dは、患者IDと、患者名と、受付日時と、受診科と、受診番号と、終了情報とを含む。受付日時は、端末20または端末30において受付処理が行われた日時である。受診科は、受付処理時に入力された受診科を示す。終了情報は、端末40において保険証の確認処理が終了したことを示す情報である。
受診番号管理DB100dは、患者の受診番号をサーバ装置10が付与するとき、および、各受診科の患者リストデータをサーバ装置10が抽出するときにサーバ装置10によって参照される。また、サーバ装置10が受診番号を付与したときに、終了情報を除く各データが受診番号管理DB100dに記憶される。終了情報は、端末40からサーバ装置10への保険証確認処理の終了通知に応じて、保険証確認処理の終了を示すフラグ“1”が記憶される。なお、本実施形態における受診番号管理DB100dには当日受診予定の患者のデータのみが記憶される。
【0046】
5.動作例
5−1 初診受付処理
図10は、初診受付処理を示す動作フローである。初診受付窓口の職員は、患者の氏名や希望する受診科等の予め定められた項目について記入された診察申込書と保険証とを初診患者から受取る。職員は、診察申込書の記入内容に従って端末20を用いて患者データの入力を行い、保険証を端末20に挿入する。
【0047】
端末20の制御部201は、患者データの入力画面を表示部204に表示する。制御部201は、操作部203を介して患者データの入力を受付ける(ステップS201)。また、制御部201は、読取部202を用いて患者の保険証の保険証データを読み取る(ステップS202)。つまり、読取部202は、予め設定されている読取位置から保険証を順次読み取って、読み取った画像データを予め定められた保険証の種類毎の画像パターンと照合する。読取部202は、読み取った保険証の種類を特定し、読み取った画像データから特定した保険証の種類に応じた各項目の保険者情報が印字されている領域を特定する。読取部202は、特定した画像領域の画像をテキストデータに変換し、変換したテキストデータと項目の情報とを含む保険証テキストデータと、読み取った保険証画像データとを含む保険証データを制御部201に送出する。
【0048】
制御部201は、読み取った保険証データとステップS201において受付けた患者データとを含むデータセットを通信部207を介してサーバ装置10へ送信する(ステップS203)。
【0049】
サーバ装置10の制御部101は、端末20から送信された患者データと保険証データとを通信部103を介して取得すると(ステップS301)、取得した患者データに患者IDを付与して記憶部102の患者DB100aに登録する。さらに、制御部101は、取得した保険証データを当該患者IDと共に記憶部102の保険証DB100bに登録し、患者データを取得した日時をRAMに記憶する(ステップS302)。
【0050】
そして、制御部101は、記憶部102から受診番号管理DB100dを読み出し、RAMに記憶されている日時を受付日時として、取得した患者データに含まれている受診科の情報と受診番号管理DB100dとに基づいて、患者が希望する受診科において次に付与すべき受診番号を特定する(ステップS303)。具体的には、制御部101は、受診科毎に受付日時の早い順に連続する番号を付与する。
【0051】
制御部101は、患者データに含まれている患者ID及び患者名と、ステップS303で特定した受診番号と受付日時とを受診番号管理DB100dに記憶する(ステップS304)。制御部101は、当該患者の患者ID、患者名、および受診番号を含むデータセットを、端末20へ通信部103を介して送信する(ステップS305)。
【0052】
端末20の制御部201は、通信部207を介してサーバ装置10から患者の患者IDと患者名と受診番号を取得する(ステップS204)。制御部201は、取得した患者IDと患者名を記録した診察券を診察券発行部205により発行する。更に、制御部201は、取得した患者IDと患者名と受診番号を印字した受診票を受診票発行部206により発行する(ステップS205)。
【0053】
5−2 再来受付処理
図11A及び図11Bは、端末30とサーバ装置10によってなされる再来受付処理を示す動作フローである。患者は、端末30で再来受付処理を行う。図11Aにおいて、端末30の表示部303には、制御部301により、図12Aに示すような再来受付画面310が表示されている(ステップS211)。患者は、端末30に設けられた診察券挿入口(図示略)に診察券を挿入する。
端末30の制御部301は、診察券が挿入されると(ステップS212:YES)、挿入された診察券の患者ID及び患者名を含む診察券データを読取部302において読み取る。制御部301は、読み取った診察券データを通信部306を介してサーバ装置10へ送信する(ステップS213)。
【0054】
図11Bにおいて、サーバ装置10の制御部101は、通信部103を介して端末30から診察券データを取得する(ステップS311)。制御部101は、記憶部102の患者DB100aから当該診察券データの患者IDに対応する患者データを読み出して当該患者データを端末30へ送信する(ステップS312)。
【0055】
図11Aにおいて、端末30の制御部301は、患者データをサーバ装置10から取得する(ステップS214)。制御部301は、患者データを取得すると、受診科を選択するための図12Bに示す入力画面320を表示部303に表示し、患者から受診科の選択操作を受付ける(ステップS215)。
図12Bに示す入力画面320には、サーバ装置10から取得した患者データに含まれている患者名321と、患者に受診科を選択させるための操作ボタン322と、保険証確認ボタン323が表示される。患者は、診察を希望する受診科が表示されている操作ボタンを指でタッチすることにより受診科を設定し、受診科の設定後に保険証確認ボタン323を指でタッチして受診科の選択操作を終了する。
【0056】
図11Aに戻り、端末30の制御部301は、ステップS215において患者が選択した受診科の情報と当該患者の患者IDとを含む受診科入力情報をサーバ装置10へ送信する(ステップS216)。
図11Bにおいて、サーバ装置10の制御部101は、端末30から受診科入力情報を取得し、受診科入力情報と、受診科入力情報を取得した日時をRAMに記憶する(ステップS313)。制御部101は、記憶部102内の受診番号管理DB100dにおいて、受診科入力情報の受診科における受付日時のうち、RAMに記憶されている日時の直前の受付日時に割当てられた受診番号の次の番号を、当該患者の受診番号として特定する。
また、制御部101は、記憶部102内の保険証DB100bにおける患者の最終確認日と再来受付日に基づいて、当該患者が保険証の確認が必要な患者(以下、対象患者と言う)か否かを判断する(ステップS314)。例えば、再来受付処理を行った患者の保険証の最終確認日が2009年09月15日であり、端末30での再来受付日が2009年11月10日である場合、最終確認日から再来受付日までに月が変わっているため、当該患者は保険証確認の対象患者と判断される。そして、制御部101は、患者の患者IDと、ステップS314において特定した受診番号と、ステップS315の判断結果とを端末30へ送信する(ステップS315)。
【0057】
図11Aにおいて、端末30の制御部301は、患者の患者ID、受診番号、および保険証確認の対象患者か否かの判断結果をサーバ装置10から取得してRAMに記憶する(ステップS217)。制御部301は、保険証確認の対象患者であることを示す判断結果を取得した場合には(ステップS218:YES)、保険証の挿入を要求する図12Cに示す要求画面330を表示部303に表示する(ステップS219)。
【0058】
そして、端末30に設けられている保険証挿入口(図示略)に保険証が挿入されると(ステップS220:YES)、制御部301は、読取部304において保険証を読み取り、当該保険証の項目毎のテキストデータを含む保険証テキストデータと、当該保険証の保険証画像データとを含む保険証データを、RAMに記憶されている患者IDと共にサーバ装置10へ送信する(ステップS221)。つまり、制御部301は、保険証に印字されている氏名、保険者番号、生年月日等の項目毎の内容を示すテキストデータを保険証テキストデータとして、保険証画像データと患者IDと共にサーバ装置10に送信する。
【0059】
図11Bにおいて、サーバ装置10の制御部101は、患者の患者IDと保険証データを端末30から取得し、当該保険証データの保険証テキストデータと、記憶部102内の保険証DB100bにおける当該患者IDの保険証テキストデータとを項目毎に照合して(ステップS316)、保険証テキストデータとの不一致部分を判断する(ステップS317)。
【0060】
制御部101は、ステップS317において不一致部分がある場合には(ステップS317:YES)、照合した保険証データ、つまり、端末30で読み取った保険証画像データと、不一致の項目を示す不一致情報を含む保険証テキストデータとを患者IDと共に不一致DB100cに記憶する。また、制御部101は、保険証DB100bにおける当該患者IDの照合結果として不一致を示すフラグ“1”を記憶する(ステップS318)。制御部101は、端末30で読み取った保険証テキストデータが照合用データと一致しているか否かを示す照合結果を端末30へ送信する(ステップS319)。
【0061】
図11Aにおいて、端末30の制御部301は、患者の保険証の照合結果をサーバ装置10から取得し、当該照合結果が不一致を示している場合には、当該患者が特定患者であると判断する(ステップS222:YES)。その場合、制御部301は、再来受付処理の終了を表す図12Dに示す終了画面340を表示部303に表示して保険証確認窓口で保険証確認手続を行う旨を報知する(ステップS223)。制御部301は、患者ID、患者名、受診科のみが印字され、ステップS217において取得した受診番号が印字されていない受診票を受診票発行部305により発行する(ステップS224)。
【0062】
また、ステップS218において、サーバ装置10から取得した判断結果が対象患者を示す情報でなければ(ステップS218:NO)、制御部301は、図12Eに示す終了画面350を表示部303に表示し、患者ID、患者名、受診科、及びRAMに記憶されている受診番号が印字された受診票を受診票発行部305により発行する(ステップS224)。
【0063】
なお、ステップS212において、診察券が挿入されなければ(ステップS212:NO)、制御部301は、再来受付画面310を表示した状態で待機する。また、ステップS220において、保険証が一定時間内に保険証挿入口(図示略)に挿入されなければ(ステップS220:NO)、制御部301は、再来受付処理を終了する。なお、この場合、保険証が挿入されなかった患者に対しては、例えば、ステップS222と同様に保険証確認窓口等の他の窓口で対応することを指示する画面を表示部303に表示するようにしてもよい。また、ステップS222において、照合結果が不一致でなければ(ステップS222:NO)、ステップS224の受診票発行処理を行う。
【0064】
5−3 保険証確認処理
図13は、端末40における保険証確認処理を示す動作フローである。なお、端末40の表示部403には保険証確認手続のためのメニュー画面が表示されているものとして以下説明を行う。
【0065】
上記端末30において保険証確認窓口での保険証の確認手続を行うよう指示された特定患者は、保険証確認窓口の職員に診察券と保険証とを提出して保険証の確認手続を行う。まず、保険証確認窓口の職員は、特定患者から受取った診察券を、端末40の読取部402に設けられた診察券挿入口(図示略)に挿入する。端末40の制御部401は、読取部402に診察券が挿入されると(ステップS231:YES)、診察券を読み取り、読み取った診察券データを通信部405を介してサーバ装置10へ送信する(ステップS232)。
【0066】
サーバ装置10の制御部101は、通信部103を介して特定患者の診察券データを端末40から取得する(ステップS321)。そして、制御部101は、取得した診察券データに含まれる患者IDに対応する照合用の保険証テキストデータを記憶部102の保険証DB100bから読み出し、保険証の照合結果が不一致であることを確認する。また、制御部101は、当該患者IDの保険証テキストデータを記憶部102内の不一致DB100cから読み出す。さらに、制御部101は、当該患者IDに対応する受診番号を受診番号管理DB100dから読み出し、読み出した照合用の保険証テキストデータと不一致の保険証テキストデータと受診番号とを端末40へ送信する(ステップS322)。
【0067】
端末40の制御部401は、特定患者の照合用の保険証テキストデータと不一致の保険証テキストデータと受診番号とをサーバ装置10から取得し(ステップS233)、保険証の確認手続を行うための図14に示す手続画面400を表示部403に表示する。
ここで、図14の手続画面400について説明する。手続画面400において、画像410は、診察券データに基づく患者ID及び患者名と、サーバ装置10から取得した受診番号とを表している。画像420の健康保険被保険者証の各項目(保険者番号、氏名、生年月日・・・)のデータは、サーバ装置10から取得した照合用の保険証テキストデータを示している。画像430は、画像420の各項目に対応する不一致の保険証テキストデータを示している。画像440は、画面を終了する指示を受付ける確認終了ボタンである。
【0068】
サーバ装置10から取得した不一致の保険証テキストデータには、照合用の保険証テキストデータと不一致の項目を示す不一致情報が含まれている。本実施形態では、画像430において不一致の項目のデータを太線431で囲み、職員が不一致部分を容易に識別できるようになっている。なお、不一致の項目のデータを色を変えて表示したり、不一致の項目のデータのみを表示する等、職員が不一致の項目と他の項目のデータを識別できる態様であれば、太線431以外の形態で表してもよい。
【0069】
図13に戻り動作の説明を続ける。職員は、表示部403に表示された手続画面400の太線431で示された不一致項目のデータについて特定患者から受取った保険証を参照して確認する。そして、職員は、必要に応じて、操作部404を用い、当該不一致項目についてデータの入力を行う。制御部401は、職員の入力操作を受付け、入力されたデータを元のデータと置き換える(ステップS234)。
【0070】
職員は、保険証の確認作業を終了するときに、手続画面400の確認終了ボタン440を押下する。制御部401は、確認終了ボタン440を押下する操作を受付けると(ステップS235:YES)、手続画面400における画像430の各項目のデータを新たな保険証テキストデータとしてサーバ装置10へ送信する(ステップS236)。
なお、職員は、保険証の確認作業を終了する際に、特定患者から受診票を受け取り、手続画面400に表示されている受診番号、即ち、端末30で再来受付が行われた際に付与された受診番号を当該受診票に記入して特定患者に返却する。これにより、特定患者は、端末30から受診票が発行されたときには確認することができなかった受診番号を確認する。
【0071】
サーバ装置10の制御部101は、端末40から特定患者の新たな保険証テキストデータを取得し、保険証DB100に記憶されている当該特定患者の保険証テキストデータを新たな保険証テキストデータに置き換える。また、制御部101は、保険証DB100に記憶されている当該特定患者の保険証画像データを、不一致DB100cに記憶されている当該特定患者の保険証画像データに置き換え、保険証DB100を更新する(ステップS323)。
【0072】
また、制御部101は、端末40から特定患者の新たな保険証テキストデータを取得した際、受診番号管理DB100dにおける当該特定患者の終了情報に保険証の確認処理が終了したことを示すフラグ“1”を記憶する(ステップS324)。
【0073】
なお、端末40の制御部401は、職員により読取部402において診察券が挿入されるまで待機し(ステップS231:NO)、また、ステップS235において、職員によって確認終了ボタン440の押下操作がなされるまで(ステップS235:NO)、手続画面400を表示部403に表示した状態で待機する。
【0074】
5−4 患者リスト表示処理
図15は、A受診科の端末50aにおける患者リスト表示処理を示す動作フローである。以下の説明において、端末50aを起動した際に、A受診科の患者リストを表示させるためのメニュー画面が表示部503に表示されているものとする。なお、本実施形態では、端末50aについて説明を行うが端末50bの場合も同様である。
【0075】
端末50aの制御部501は、端末50aを操作する担当医師等により患者リストの表示を指示する操作を操作部503を介して受付けると(ステップS241:YES)、サーバ装置10に対してA受診科の患者リストを要求することを示す要求情報を送信する(ステップS242)。なお、ステップS241において、制御部501は、担当医師等により患者リストの表示を指示する操作を受付けなければ(ステップS241:NO)、表示部503にメニュー画面を表示した状態で待機する。
【0076】
サーバ装置10の制御部101は、端末50aから要求情報を受付ける(ステップS331)。制御部101は、記憶部102の受診番号管理DB100dからA受診科を含むデータセットを抽出し、抽出したデータセットをA受診科の患者リストとして端末50aに通信部103を介して送信する(ステップS332)。図9Bの受診番号管理DB100dの例では、患者IDが101、103〜105のデータセットが抽出される。
なお、患者リストが送信された後も初診受付や再来受付がなされるため、受診番号管理DB100dは、サーバ装置10において逐次更新される。サーバ装置10は、各端末50からの要求情報に応じて患者リストを送信した後、更新後の各受診科の患者リストを各受診科の端末50へ一定時間毎に送信する。
【0077】
端末50aの制御部501は、A受診科の患者リストを通信部504を介してサーバ装置10から取得し、取得した患者リストに基づいて、患者リストを表示するための図16Aに示す表示画面500を表示部502に表示する制御を行う(ステップS243)。
図16Aに示すように、表示画面500には、A受診科の受診番号、患者ID、患者名、A受診科の受付に患者が到着したか否かを示す到着情報、および保険証確認窓口での保険証の確認処理が終了したか否かを示す保険証窓口情報を含むデータセットが受診番号の昇順に表示される。この表示画面500は、担当医師が受診番号順に患者を呼び出す際に参照され、担当医師は、表示画面500においてA受診科の受付に到着した診察予定の患者等を確認する。
制御部501は、サーバ装置10から逐次送信される患者リストに基づいて、表示画面500を随時更新すると共に、表示画面500の到着情報及び保険証窓口情報を随時更新する。以下、ステップS243の表示制御処理の詳細について説明する。
【0078】
5−4−1 表示制御処理
図17は、端末50における表示制御処理を示す動作フローである。初診受付時又は再来受付時にA受診科を希望した患者は、A受診科の受付に到着した際、A受診科の受付に設けられている読取装置500の診察券挿入口に自分の診察券を挿入し、A受診科に到着したことをA受診科の担当医師に知らせる。
【0079】
端末50aの制御部501は、読取装置500に挿入された診察券の診察券データを読み取る(ステップS251)。制御部501は、読取装置500で読み取られた診察券データに基づいて到着情報の表示を制御する(ステップS252)。具体的には、制御部501は、図16Bに示すように、読取装置500で読み取られた診察券データに含まれる患者IDに対応する到着情報として丸印の画像510を表示する。また、制御部501は、ステップS252の処理と並行して、サーバ装置10から逐次取得する患者リストに含まれる患者ID毎の終了情報を参照し、終了情報のフラグが1の患者IDに対応する保険証窓口情報として、図16Bに示すように丸印の画像520を表示部502に表示する(ステップS253)。
本実施形態では、到着情報及び保険証窓口情報として丸印の画像510、520を表示するが、受診科に患者が到着したか否か、保険証確認手続が終了したか否かを識別できる態様の画像であればこれ以外の態様で表示してもよい。
【0080】
A受診科の担当医師は、表示された患者リストの受診番号の順に患者を呼び出して診察を行い、診察を終えた患者の患者リストを削除する操作を操作部503を介して行う。制御部501は、患者リストを削除する操作を受付けると(ステップS254:YES)、削除の操作がなされた患者リストを表示部502から消去し、当該患者リストを消去したことを示す消去情報をサーバ装置10に送信する(ステップS255)。
また、ステップS254において、担当医師が患者リストを削除する操作を行うまで(ステップS254:NO)、制御部501は、患者リストを表示した状態で待機する。
【0081】
図15に戻り、サーバ装置10の制御部101は、端末50aから消去情報を取得する毎に、受診番号管理DB100dにおいて当該消去情報で示される患者リストのデータセットを削除して受診番号管理DB100dを更新する(ステップS333)。
【0082】
A受診科の担当医師は、患者リストの到着情報を参照することで、次に呼び出す受診番号が付与されている患者がA受診科の受付に到着しているか否かを容易に確認することができる。また、担当医師は、患者リストの保険証窓口情報を参照することで、保険証確認窓口で確認手続が終了した患者を確認することができる。従って、担当医師は、次に呼び出すべき受診番号の患者が到着していない場合、当該患者の保険証窓口情報に画像520が表示されていれば、保険証確認窓口から当該患者がA受診科に到着可能な時間次第で、次の受診番号の患者を呼び出すこともできるし、当該患者が到着するのを待つようにすることもできる。なお、保険証確認窓口で確認手続を行った患者か否かに関わりなく、呼び出した患者がA受診科に到着していない場合に、後続の受診番号が呼び出されていたときは、当該患者がA受診科に到着した際に、当該患者の受診番号が優先的に呼び出されてもよい。
【0083】
上記した保険証確認システム1では、端末30において保険証の確認処理を患者自身で行うことができる。従って、保険証確認が必要な対象患者に対する保険証の確認作業を職員が行う必要がなく、端末30で保険証の有効性が確認できなかった特定患者に対してのみ保険証確認窓口で保険証の確認手続を行えばよい。
【0084】
また、端末40には、照合用データと保険証テキストデータの不一致部分が識別できるように表示されるため、保険証確認窓口の職員は、元の保険証データとどの部分が違っているのかを容易に確認して訂正することができる。また、端末40には、再来受付処理の際にサーバ装置10によって付与された受診番号が表示されるため、職員は、保険証の確認手続を行っている患者の受診番号を当該患者の受診票に書き込むことで、患者に受診番号を知らせることができる。
【0085】
また、各受診科の端末50において、受診予定の患者リストが表示されるので、各受診科の担当医師は、患者リストの到着情報により、次に呼び出す患者が受診科に到着しているか否か容易に確認することができる。また、患者リストの保険証窓口情報により、患者が保険証確認窓口で確認手続を終えたことを確認することができるので、その患者が受診科に到着したときに、その患者の受診番号を優先して呼び出すようにすることができる。そのため、保険証確認窓口で保険証確認手続を行った患者は受診科に到着した後、必要以上に待たされることなく、迅速に診察を受けることができる。
【0086】
6.変形例
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではなく、以下の変形例も含まれる。
【0087】
6−1 変形例1
上述した実施形態では、対象患者の保険証データに対する照合処理をサーバ装置10で行う例について説明したが、端末30で保険証データの照合処理を行ってもよい。この場合には、端末30は、サーバ装置10から対象患者の保険証テキストデータ(照合用データ)を取得し、取得した保険証テキストデータと端末30で読み取った保険証テキストデータとを照合する。また、端末30は、照合結果に応じて保険証確認窓口で保険証確認手続を行う旨の報知と受診票の発行を行う。さらに、端末30は、照合結果が不一致であった場合の読み取った保険証データ(不一致情報を含む)と、不一致である旨の照合結果とをサーバ装置10に送信する。サーバ装置10は、端末30から照合結果が不一致であった保険証データを取得し、取得した保険証データを不一致DB100cに記憶する。
【0088】
6−2 変形例2
また、上述した実施形態では、端末30で読み取られた保険証データをサーバ装置10に送信して記憶部102に記憶する例について説明したが、保険証データをサーバ装置10に送信しなくてもよい。この場合には、サーバ装置10は、端末30で読み取られた保険証データに対する照合結果と不一致情報だけを記憶するように構成する。また、端末40には、端末30における保険証の読取部202と同様の機能を有する読取手段を設け、端末40において特定患者の保険証データを読み取る。端末40は、サーバ装置10から当該特定患者に対応する保険証の不一致情報を取得し、読み取った保険証データにおける不一致部分を不一致情報に基づいて特定する。端末40は、不一致部分が識別できるように手続画面400を表示する。
【0089】
6−3 変形例3
上記変形例1において、端末30からサーバ装置10に対して照合結果のみを送信し、保険証データ(不一致情報を含む)をサーバ装置10に送信しないようにしてもよい。この場合には、上記変形例2と同様、端末40は保険証データを読み取り、保険証データの照合処理を行う。端末40は、特定患者の保険証データを読み取った際に、サーバ装置10から特定患者の保険証テキストデータ(照合用データ)を取得する。制御部401は、取得した照合用データと読み取った保険証テキストデータとを照合し、不一致部分が識別できるように手続画面400を表示する。端末40は、読み取った保険証テキストデータを保険証確認窓口の職員によって入力されたデータに置き換える。端末40は、保険証確認処理を終了する際、置き換えた保険証テキストデータと、読み取った保険証画像データとを新たな保険証データとしてサーバ装置10へ送信する。サーバ装置10の制御部101は、実施形態と同様、端末40から送信された特定患者の保険証データを保険証DB100bに記憶されている特定患者の保険証データと置き換える。従って、本変形例の場合には、不一致DBがサーバ装置10に記憶されない構成となる。
【0090】
6−4 変形例4
上述した実施形態における患者DB100aにおいて、患者毎の次回の受診予定日時を予約情報として記憶するようにしてもよい。この場合、例えば、端末50において、担当医師が、次回の受診予定日時を予約情報として入力する。端末50は、入力された予約情報と患者IDとをサーバ装置10に送信する。サーバ装置10は、端末50から予約情報を取得し、取得した予約情報の患者IDを含む患者DB100a内の患者データにおいて、受診予定日時と受診予定の受診科を示す受診予約情報を記憶する。
また、端末30は、サーバ装置10から取得した患者データに受診予約情報が含まれている場合には、受診科を選択する選択画面320の代わりに、受診予約情報に基づいて、受診予定の受診科と受診予約日時を表示した予約確認画面を表示部303に表示する。端末30は、患者が予約確認画面での確認を終了する操作を行った場合に、当該患者に対する受診番号をサーバ装置10に対して要求する。端末30は、サーバ装置10で付与された当該患者に対する受診番号をサーバ装置10から取得する。なお、サーバ装置10は、受診予約情報が記憶されている予約患者に対して受診番号を付与する場合、受診予約情報が記憶されていない患者の受付日時より予約患者の受診予定日時を優先して、予め定められた一人当たりの受診時間に基づいて受診番号を付与するようにする。
【0091】
6−5 変形例5
上述した実施形態では、サーバ装置10が1台である例について説明したが、例えば、再来受付における保険証確認処理専用のサーバ装置を設ける等、予め定められた処理単位にサーバ装置を設け、サーバ装置間でデータ通信を行うように構成してもよい。
【0092】
6−6 変形例6
上述した実施形態では、初診受付処理において、患者によって記入された診察申込書に基づいて職員が患者データの入力を行う例について説明したが、診察申込書に記載されているデータを読み取るOCR装置を端末20に設け、OCR装置により診察申込書に記載されているテキストデータを読み取ったテキストデータを患者データとして患者DB100aに登録するようにしてもよい。また、端末20において読み取った患者毎の診察申込書のテキストデータと保険証データについて、患者の氏名や生年月日等の予め定められた共通項目のデータを端末20で照合してもよい。この場合、端末20は、共通項目が一致していれば、当該診察申込書のテキストデータ及び保険証データをサーバ装置10から取得した患者IDと共にサーバ装置10に送信する。また、端末20は、患者毎に照合した診察申込書のテキストデータ及び保険証データと照合結果を表示部204に表示して、職員による診察申込書のテキストデータと保険証データの照合を行い、診察申込書及び保険証のデータの入力を受付けるようにしてもよい。端末20は、照合後の診察申込書のテキストデータを患者データとして、保険証データ及び患者IDと共にサーバ装置10へ送信する。なお、端末20は、診察申込書と保険証の各データを表示する際、共通項目の不一致部分が識別できる態様で表示部204に表示するようにしてもよい。
【0093】
6−7 変形例7
上述した実施形態では、端末30において受診票を発行する際、保険証データの照合結果に応じて受診番号を印字せずに受診票の発行を行う例を説明したが、受診番号を印字した受診票を発行するようにしてもよい。
【0094】
6−8 変形例8
上述した実施形態では、端末40での保険証確認処理が終了したことを示す保険証窓口情報を患者リストに表示する例について説明したが、特定患者の保険証確認手続を端末40で行っていることを示す経過情報を患者リストに表示してもよい。この場合、端末40は、特定患者の保険証の確認手続を行う手続画面400を表示する操作が行われたときに、特定患者の患者IDと経過情報とをサーバ装置10に送信する。サーバ装置10は、特定患者の患者IDと経過情報を取得したときに、特定患者の患者IDを含む患者リストに経過情報を付加して端末50に送信する。端末50は、サーバ装置10から送信された患者リストに経過情報が含まれていれば、患者リストの保険証窓口情報に経過情報の内容を表す画像を表示する。受診科の担当医師は、受診予定の特定患者の手続状況を確認することができる。
【0095】
6−9 変形例9
上述した実施形態では、端末30において、保険証確認の対象患者の保険証データを読み取ってサーバ装置10で照合する例について説明したが、端末30で再来受付を行う全ての患者の保険証データを端末30で読み取り、サーバ装置10で照合するようにしてもよい。この場合には、端末30は読み取った各患者の保険証データをサーバ装置10に送信する。サーバ装置10は、端末30から送信された各患者の保険証データについて照合用データと照合し、患者が対象患者か否か判断する。サーバ装置10は、患者が対象患者であれば、当該患者の照合結果に基づいて保険証DB100b、不一致DB100cを更新する。つまり、対象患者の保険証テキストデータが照合用データと一致していれば、サーバ装置10は、保険証DB100bの最終確認日と照合結果を更新する。また、対象患者の保険証テキストデータが照合用データと一致しなければ、サーバ装置10は、不一致DB100cに対象患者の保険証データを記憶すると共に、保険証DB100bの照合結果を更新し、当該対象患者が特定患者に該当することを端末30に通知する。端末30は、サーバ装置10から特定患者であることが通知された場合には、実施形態と同様の終了画面340を表示して、保険証確認窓口で保険証の確認手続を行うことを患者に報知する。
【0096】
6−10 変形例10
上述した実施形態では、病院で初めて診察を受ける患者に対して初診受付処理を行い、患者データ及び保険証データを生成する例であったが、外部の医療機関から紹介された初診患者の患者データ及び保険証データを当該医療機関から受信するように構成してもよい。このような場合の例を以下説明する。各病院では、通常、初診の患者に診察申込書等に患者情報を記入してもらい、患者情報を入力する等して患者データを受付装置にて生成し、患者の保険証を確認する作業を行っている。例えば、病院h1の患者を他の病院Hに紹介する場合等においても、患者は紹介元の病院h1と紹介先の病院Hとで同じ手続を行う。本変形例では、紹介先の病院Hでの患者の手続負担や紹介先の病院Hにおける作業負担を軽減して、患者がスムーズに診察を受けることができるようにする。
【0097】
図18は、本変形例に係る保険証確認システム1Aの構成例を表す図である。紹介先の病院Hには、実施形態の保険証確認システム1に係る構成に加えて、外部の医療機関と通信接続を行う通信装置60が設けられている。また、紹介元の各病院h1、h2、h3には、実施形態に係る端末20の構成に加えて、病院Hの通信装置60と通信するための通信手段を有する受付装置21、22、23が各々設けられている。病院Hの通信装置60と病院h1、h2、h3の受付装置21、22、23は、専用回線やインターネット網等の通信網で接続されており、予め定められたアドレスを用いて、各装置間でデータ通信を行う。なお、本変形例においては、各受付装置21、22、23から病院Hの通信装置60に対して通信接続の要求を行う。通信装置60は、各受付装置からの接続要求に応じて、当該受付装置を認証して通信を確立する。
【0098】
各病院h1、h2、h3では、受付装置21、22、23において、病院を来院した患者の診察申込書に基づいて、各病院の職員が入力した患者データ(氏名、生年月日、性別等)を記憶する。また、実施形態と同様、受付装置21、22、23において患者の保険証が読み取られた保険証データを患者データと共に受付装置に記憶する。
【0099】
各病院h1、h2、h3から病院Hへ患者を紹介する場合、受付装置21、22、23において、各病院の職員は、紹介する患者の氏名や生年月日等の所定の情報を含む患者データと、当該患者データと対応する保険証データとを含む患者紹介情報を病院Hの通信装置60に送信する。なお、上記所定の情報は、病院Hにおける患者DBの各項目に対応して予め定義された情報を含むものである。
【0100】
病院Hのサーバ装置10は、通信装置60を介して病院h1、h2、h3から送信された患者紹介情報を受信する。サーバ装置10は、受信した患者紹介情報に対して仮の患者IDを付与する。サーバ装置10は、当該仮の患者IDと、当該患者紹介情報に含まれている患者データとを含むデータセットを記憶部102における患者DBに登録する。また、サーバ装置10は、当該仮の患者IDに対応する保険証データとして、当該患者紹介情報に含まれている保険証データを記憶部102内の保険証DB100bに登録する。
【0101】
なお、サーバ装置10は、登録した仮の患者IDを紹介元の病院h1、h2、h3に送信する。紹介患者は、紹介元の病院で仮の患者IDを受取り、病院Hに来院したときに当該仮の患者IDを初診受付で提示する。病院Hの初診受付の職員は、当該仮の患者IDに対応する患者データを端末20を用いて読み出し、来院日等の入力を行う。端末20は、仮の患者IDを正式な患者IDとして当該患者IDの患者データをサーバ装置10に送信する。サーバ装置10は、患者DB100aにおける当該患者IDの患者データを、端末20から送信された患者データに置き換え、患者DB100aを更新する。
【0102】
また、病院h1、h2、h3での紹介時点から患者が病院Hへ来院する日までに、保険証の確認期限が切れている場合には、病院Hの初診受付において、当該患者に保険証を提示してもらう。初診受付を行う職員は、提示された保険証と予め登録されている保険証データとを視認し、変更された保険証のデータ部分を訂正する。訂正後の保険証データは、端末20からサーバ装置10に送信するようにしてもよい。また、サーバ装置10は、当該患者の保険証を端末20で読み取り、予め登録されている保険証データを端末20で読み取られた保険証データに置き換えるようにしてもよい。また、サーバ装置10は、病院Hでの紹介患者の診察結果の情報を紹介元の病院h1、h2、h3の受付装置21、22、23へ送信するようにしてもよい。
【0103】
上述したように、紹介先の病院Hにおいて、来院予定の患者に関する情報と保険証データとを紹介元の病院h1、h2、h3から予め受信して記憶しておくことができるので、当該患者が病院Hに来院した際に、新たに診察申込書を記入したり保険証を確認する等の手続の負担を軽減することができる。
【0104】
6−11 変形例11
上述した実施形態では、保険証を用いて患者の確認を行う例であったが、患者が加入している各保険制度を管理する団体から発行された患者を証明する媒体であれば、上述した保険証に限らない。例えば、保険証は、健康保険だけなく他の社会保障に関する個人情報が記憶された社会保障カードでもよいし、EUで用いられている健康ICカード等でもよい。
【0105】
6−12 変形例12
上述した実施形態では、診察券に患者IDと患者名が記憶されている例を説明したが、診察券には患者名が記憶されていなくてもよい。
【0106】
6−13 変形例13
上述した実施形態において、保険証は、保険証の各項目と項目の内容を示すデータが記憶された磁気カードやICカードなどであってもよい。この場合には、保険証の読取手段は、磁気カードリーダーやICカードリーダーなどの読取手段で実現されてもよい。

Claims (5)

  1. 第1データベースと、第2データベースとを有すると共に、当該第1データベースと当該第2データベースの各々と通信する第1端末、第2端末、及び第3端末を有し、
    前記第1端末は、
    診察券から患者を識別する患者IDを読み取るID読取手段と、
    前記ID読取手段で読み取った前記患者IDに対する受診番号を前記第1データベースから取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記受診番号と前記ID読取手段によって読み取られた前記患者IDとを前記第1データベースに登録する登録手段と、
    前記患者の保険証から保険証データを読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた前記保険証データと、当該保険証データに対応する前記第2データベースにおける照合データとが不一致である場合に、保険証を確認する手続を行うことを報知する報知手段と、
    前記読取手段によって読み取られた前記患者の保険証データと前記照合データとが一致する場合には、前記取得手段により取得された当該患者の受診番号が印字された受診票を発行し、前記患者の保険証データと前記照合データとが不一致である場合には、前記受診番号が印字されていない受診票の発行を行う発行手段とを備え、
    前記第2端末は、
    前記診察券から前記患者IDを読み取るID読取手段と、
    前記ID読取手段で読み取られた前記患者IDについての、前記第1端末で読み取られた保険証データと前記第2データベースにおける前記照合データとの不一致部分と、前記第1データベースから取得した当該患者IDと共に記憶されている前記受診番号とを少なくとも表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された前記患者の保険証データのうち前記不一致部分に対するデータの入力を受付ける入力受付手段と、
    前記患者IDについての、前記不一致部分に対応する前記第2データベースの前記照合データを、前記入力受付手段で受付けた前記不一致部分のデータに置き換えることにより、前記第2データベースを更新する更新手段とを備え、
    前記第3端末は、
    前記第1データベースから各患者の受診番号を含む患者情報を取得し、当該患者情報に基づいて、受診番号順に患者リストを表示する表示手段と、
    前記診察券から前記患者IDを読み取るID読取手段と、
    前記ID読取手段によって読み取られた患者IDと他の患者IDとを区別できる態様で前記患者リストの表示制御を行う制御手段とを備える
    ことを特徴とする保険証確認システム。
  2. 前記第3端末において、
    前記制御手段は、前記第2端末における前記更新手段で更新された患者IDと他の患者IDとを区別できる態様で前記患者リストの表示制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の保険証確認システム。
  3. 請求項1に記載の保険証確認システムにおいて、
    患者に関する患者情報を含む診察申込書から当該患者情報を読み取る第1読取手段と、
    前記患者の保険証から保険証データを読み取る第2読取手段と、
    前記患者ID毎に前記患者情報に基づく患者データを記憶する第3データベースから前記患者の患者IDを取得する取得手段と、
    前記第1読取手段で読み取られた前記患者情報と前記第2読取手段で読み取られた保険証データに共通する項目のデータが一致する場合、当該保険証データを前記取得手段で取得された前記患者IDに対応する前記照合データとして前記第2データベースに登録すると共に、当該患者情報を当該患者IDに対応する患者データとして前記第3データベースに登録する登録手段とを備える第4端末を更に有することを特徴とする保険証確認システム。
  4. 請求項1に記載の保険証確認システムにおいて、
    患者を識別する情報を含む患者情報と、当該患者の前記保険証データとを外部の装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記患者情報と前記保険証データに対する前記患者IDを前記第1データベースから取得し、取得した前記患者IDと前記患者情報と前記保険証データとを含むデータセットを前記第2データベースに記録する記録手段とを有する処理装置を更に備えることを特徴とする保険証確認システム。
  5. 第1デーベースと第2データベースの各々と通信可能な第1端末、第2端末、及び第3端末により保険証の確認を行う保険証確認方法であって、
    前記第1端末において、
    診察券から患者を識別する患者IDを読み取るID読取ステップと、
    第1データベースから受診番号を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された前記受診番号と前記ID読取ステップによって読み取られた前記患者IDとを前記第1データベースに登録する登録ステップと、
    前記ID読取ステップで読み取った前記患者IDに対する受診番号を前記第1データベースから取得する取得ステップと、
    前記患者の保険証から保険証データを読み取る読取ステップと、
    前記読取ステップによって読み取られた前記保険証データと、当該保険証データに対応する前記第2データベースにおける照合データとが不一致である場合に、保険証を確認する手続を行うことを報知する報知ステップと、
    前記読取ステップによって読み取られた前記患者の保険証データと前記照合データとが一致する場合には、前記取得ステップにより取得された当該患者の受診番号が印字された受診票を発行し、前記患者の保険証データと前記照合データとが不一致である場合には、前記受診番号が印字されていない受診票の発行を行う発行ステップとを行い、
    前記第2端末において、
    前記診察券から前記患者IDを読み取るID読取ステップと、
    前記ID読取ステップで読み取られた前記患者IDについての、前記第1端末で読み取られた前記保険証データと前記第2データベースにおける前記照合データとの不一致部分と、前記第1データベースから取得した当該患者IDと共に記憶されている前記受診番号とを少なくとも表示する表示ステップと、
    前記表示ステップで表示された前記患者の保険証データのうち前記不一致部分に対するデータの入力を受付ける入力受付ステップと、
    前記患者IDについての、前記不一致部分に対応する前記第2データベースの前記照合データを、前記入力受付ステップで受付けた前記不一致部分のデータに置き換え、前記第2データベースを更新する更新ステップとを行い、
    前記第3端末において、
    前記第1データベースから各患者の受診番号を含む患者情報を取得し、当該患者情報に基づいて、受診番号順に患者リストを表示する表示ステップと、
    前記診察券から前記患者IDを読み取るID読取ステップと、
    前記ID読取ステップによって読み取られた患者IDと他の患者IDとを区別できる態様で前記患者リストの表示制御を行う制御ステップとを行う
    ことを特徴とする保険証確認方法。
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