JP2018032283A - 医療費管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な事前登録操作で携帯端末による医療費の管理を可能とする。【解決手段】本発明に係る医療費管理システムは、受付手段に入力された患者IDに対応付けられた決済IDを発行する第1処理と、第1処理で発行された決済IDを出力する第2処理と、第2処理で出力された決済IDが入力された場合、決済ID及び携帯端末に対応する端末IDをサーバー手段に送信する第3処理と、第3処理で携帯端末から送信された決済ID及び端末IDを、患者IDに対応付け事前登録情報として登録する第4処理と、医療端末から、請求金額を含むとともに決済IDに対応する請求情報を受信した場合、決済ID、及び、少なくとも会計情報中の請求金額を含む会計通知情報を、事前登録情報中、決済IDに対応付けられた端末IDに対して送信する第5処理と、第5処理で送信された会計通知情報に基づいてユーザーに通知する第6処理を行うことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、病院、診療所等、各種医療施設で行われた診療に対する対価としての医療費を管理する医療費管理システムに関する。
従来、各種医療施設で医師による診療が行われた場合、診療に対する対価として医療費が支払われることになる。例えば、患者が医療施設を訪問することで行われる外来医療の場合、患者は医療費を支払った後に帰宅することが行われている。医療施設側では、診療の終了後、医療費の計算を行って、患者から医療費を徴収している。患者側では医療費の支払いが終了するまでは医療施設を離れることができず、医療施設が混雑している場合には、長時間待つ必要があった。
このような医療施設での待ち時間を解消、短縮するため、医療費の後払いを可能とする各種システムが提案されている。特許文献1には、医療保険の自己負担分の支払いを後払いで行う際に好適な医療保険自己負担分の支払システム及び支払い方法が開示されている。また、特許文献2には、患者が所持する携帯電話の電話料金に対して医療費を課金する課金処理システムが開示されている。この課金処理システムでは、患者から伝達された携帯電話の電話番号、患者の名前及び生年月日を登録しておき、医療施設からこれら情報の照会を行い、一致したことを条件として、医療施設からの医療費の課金が許可される。このような構成により、電話料金を利用した後払いが可能となっている。
特許第4443946号公報 特許第5916181号公報
特許文献1に開示される医療保険自己負担分の支払システムでは、事前に利用登録者として登録しておく必要がある。そのため、まず患者は、支払立替機関あるいは医療機関において、サービス利用申し込みを行う。支払立替機関は、サービス利用申込を受付け、当該患者のサービス利用登録を行う。また、医療機関を介して支払立替機関が提供するサービスの利用申込が行なわれた場合、支払立替機関は、医療機関が受付けたサービス利用申込に基づいて、当該患者のサービス利用登録を行う必要がある。このように、特許文献1に開示される医療保険自己負担分の支払システムでは、予めもしくは、利用に先立ち、支払い立替えサービスの利用登録をしておく必要がある。
このように特許文献1に開示される医療保険自己負担分の支払システムでは、事前に利用登録者として登録しておく必要があり、急な発熱等で医療施設を訪れた患者が気軽に利用できるシステムではなかった。また、患者に対する請求金額、請求内容等については、従来と同様、郵送による紙ベースでの通知で行われることが考えられ、患者側では紙を使用する煩雑な管理を強いられていた。
また、特許文献2に開示される課金処理システムでは、予めシステムに登録してある患者の電話番号、患者の名前及び生年月日が、医療施設から紹介のあった同情報と一致することを利用の条件としているため、患者以外が医療費の支払いを行うことは難しい。
そのため、本発明に係る医療費管理システムは、以下の構成を採用する。
サーバー手段と、受付手段と、ユーザーが所持する携帯端末で実行されるプログラムを含んだ医療費管理システムであって、
第1〜第6処理を実行可能とし、
第1処理は、サーバー手段で実行される処理であって、受付手段に入力された患者IDに対応付けられた決済IDを発行し、
第2処理は、受付手段で実行される処理であって、第1処理で発行された決済IDを出力し、
第3処理は、携帯端末で実行される処理であって、第2処理で出力された決済IDが入力された場合、決済ID、及び、携帯端末に対応する端末IDをサーバー手段に送信し、
第4処理は、サーバー手段で実行される処理であって、第3処理で携帯端末から送信された決済ID及び端末IDを、患者IDに対応付け事前登録情報として登録し、
第5処理は、サーバー手段で実行される処理であって、医療端末から、請求金額を含むとともに決済IDに対応する請求情報を受信した場合、決済ID、及び、少なくとも会計情報中の請求金額を含む会計通知情報を、事前登録情報中、決済IDに対応付けられた端末IDの携帯端末に対して送信し、
第6処理は、携帯端末で実行される処理であって、第5処理で送信された会計通知情報に基づいてユーザーに通知を行うことを特徴とする。
さらに本発明に係る医療費管理システムは、第7処理、第8処理を実行可能とし、
第7処理は、携帯端末で実行される処理であって、サーバー手段から受信した会計通知情報に対し、ユーザーから支払い指示を受け付けた場合、指示された会計通知情報中の決済IDに対する支払い指示をサーバー手段に送信し、
第8処理は、サーバー手段で実行される処理であって、携帯端末から決済IDに対する支払い指示を受信した場合、決済IDに対応する請求金額と、決済IDに対応する端末IDを、携帯事業者が運営する決済サーバーに送信することを特徴とする。
さらに本発明に係る医療費管理システムにおいて、
第3処理は、第2処理で出力された決済IDが入力された場合、決済ID、及び、携帯端末に対応する端末ID、及び、プログラムに登録されているクレジットカード情報を、クレジットカード事業者が運営するサーバー手段に送信し、
第5処理は、医療端末から、請求金額を含むとともに決済IDに対応する請求情報を受信した場合、決済IDに対応するクレジットカード情報に請求金額を課金する旨を、クレジットカード事業者が運営する決済サーバーに通知することを特徴とする。
さらに本発明に係る医療費管理システムにおいて、
第4処理は、登録した事前登録情報中の患者IDに対応する氏名、住所、電話番号を、コンビニ決済事業者が運営する決済サーバーに送信し、
第5処理は、医療端末から、請求金額を含むとともに決済IDに対応する請求情報を受信した場合、第4処理で送信した氏名、住所、電話番号に対して請求金額を課金する旨を、コンビニ決済事業者が運営する決済サーバーに通知することを特徴とする。
さらに本発明に係る医療費管理システムにおいて、
第4処理は、クレジットカード事業者が運営するサーバー手段、もしくは、コンビニ決済事業者が運営する決済サーバーに対し、クレジットカード情報、もしくは、氏名及び住所、電話番号に基づく与信を問い合わせ、与信が得られた場合に事前登録情報として登録することを特徴とする。
さらに本発明に係る医療費管理システムにおいて、
第4処理は、第3処理で事前登録情報を登録した場合、携帯端末もしくは受付手段の少なくとも一方に完了通知を送信することを特徴とする
さらに本発明に係る医療費管理システムにおいて、
第2処理は、第1処理で発行された決済IDに基づく識別情報を受付手段の表示部に表示し、
携帯端末で実行される第3処理は、受付手段に表示されたコード情報を携帯端末のカメラで読み取ることで、携帯端末に決済IDを入力することを特徴とする。
さらに本発明に係る医療費管理システムにおいて、
サーバー手段は、医療施設内に設置された院内サーバーと、医療施設外に設置され、複数の院内サーバーを管理する管理サーバーとを有することを特徴とする。
さらに本発明に係る医療費管理システムにおいて、
第5処理は、医療端末から、処方される薬に関する処方情報を受信した場合、処方情報に関連する処方通知情報を、事前登録情報中、決済IDに対応付けられた端末IDの携帯端末に対して送信することを特徴とする。
本発明に係る医療費管理システムによれば、患者あるいは患者の家族等のユーザーが所持する携帯端末による簡単な事前登録操作で、当該携帯端末に対して、診療でかかった請求金額を含む会計通知情報を通知することが可能となる。また、事前登録に使用する携帯端末は、医療施設にかかった患者が所持する携帯端末に限られるものはなく、患者の保護者等が所持する携帯端末を使用することができ、さらに、1の携帯端末で複数の患者に関する会計通知情報を取り扱うこともできるため、診療費の管理が容易となる。
さらに本発明に係る医療費管理システムによれば、携帯事業者が運営する決済サーバーで課金することで、医療費を後払いすることが可能となる。したがって、ユーザーは会計窓口あるいは精算機で医療費の支払いを待つこと無く、帰宅することが可能となる。さらに、医療施設のスタッフは、医療費の支払いを待つユーザーのため、急いで会計情報を入力する必要が無く、従来、会計情報の入力に使用していた時間、スタッフを他の事務処理に割り振る等、事務処理の自由度の向上を図ることが可能となる。
さらに本発明に係る医療費管理システムによれば、クレジットカード事業者が運営する決済サーバーで課金することで、医療費を後払いすることが可能となる。また、携帯事業者に対する課金と同様、ユーザー及び医療施設のスタッフの利便性向上を図ることが可能となる。さらに、クレジットカード情報は、予めプログラムに登録しておくことで、ユーザーは、事前登録時にクレジットカードを取り出す、あるいは、所持しておく必要が無い。
さらに本発明に係る医療費管理システムによれば、コンビニ払い事業者が運営する決済サーバーで課金することで、医療費を後払いすることが可能となる。また、携帯事業者に対する課金と同様、ユーザー及び医療施設のスタッフの利便性向上を図ることが可能となる。
さらに本発明に係る医療費管理システムによれば、クレジットカード事業者、もしくは、コンビニ決済事業者に対して与信を得ることを条件として、医療費の支払いを行うことを可能としている。このような構成により、医療施設側において、医療費を確実に徴収することを可能とすることが可能となる。
さらに本発明に係る医療費管理システムによれば、携帯端末もしくは受付手段の少なくとも一方に事前登録が完了したことを通知することで、ユーザーは診療の後、自分の携帯端末で会計通知情報が通知されることを知る、さらには、医療費の後払いが完了し、診療後、そのまま帰宅できることを知ることが可能となる。
さらに本発明に係る医療費管理システムによれば、受付手段に表示された決済IDに基づくコード情報を表示し、携帯端末のカメラで読み取るという簡単な操作によって、使用する携帯端末を登録することが可能となる。
さらに本発明に係る医療費管理システムによれば、サーバー手段は、医療施設内に設置された院内サーバーと、医療施設外に設置され、複数の院内サーバーを管理する管理サーバーとを有することとしている。このような構成により、医療施設内において秘匿性が必要な情報を院内サーバーにて適切に管理するとともに、管理サーバーにより複数の医療施設を統合して管理することが可能となる。
さらに本発明に係る医療費管理システムによれば、医療端末で入力された処方情報に関連する処方通知情報を、端末IDの携帯端末に対して送信することとしている。このような構成により、ユーザーは、処方通知情報を薬局で提示する等することで、医療施設で処方された薬を受け取ることが可能となる。
医療費管理システムの構成を説明するための図 タブレット端末の構成を示すブロック図 携帯端末の構成を示すブロック図 医療端末の構成を示すブロック図 院内サーバーの構成を示すブロック図 管理サーバーの構成を示すブロック図 携帯電話料金による支払い時に実行される処理(診療前)を示すフロー図 携帯電話料金による支払い時に実行される処理(診療後)を示すフロー図 医療費管理システムで使用する各種情報のデータ構成 タブレット端末に表示される支払い方法選択画面を示す図 携帯電話料金による支払時におけるタブレット端末の画面遷移図 携帯端末で実行される医療費管理用プログラムのメイン画面 携帯端末で実行される医療費管理用プログラムの請求書画面 携帯端末で実行される医療費管理用プログラムの支払い画面 携帯端末で実行される医療費管理用プログラムの設定画面 クレジットカードによる支払い時の処理(診療前)を示すフロー図 クレジットカードによる支払い時の処理(診療後)を示すフロー図 クレジットカードによる支払時におけるタブレット端末の画面遷移図 コンビニエンスストアによる支払い時の処理(診療前)を示すフロー図 コンビニエンスストアによる支払い時の処理(診療後)を示すフロー図 コンビニエンスストアによる支払時におけるタブレット端末の画面遷移図
図1は、本実施形態における医療費管理システムの構成を説明するための図である。本実施形態では、医療施設(例えば、A病院)に、タブレット端末1、院内サーバー3、医療端末4、再来受付機5、精算機6が設置されている。院内サーバー3、医療端末4、再来受付機5、精算機6はLAN73を介して通信接続されている。また、LAN73上には、ルーター72が設けられており、外部のネットワーク網(インターネットまたは通信事業者の閉域通信網)に通信接続されている。そして、タブレット端末1は、LAN73上に設けられた無線ルーター71を介して、LAN73上の各種装置と通信接続されている。
また、医療施設外部には、ネットワーク網に通信接続された管理サーバー8、各種の決済サーバー9が通信接続されている。各種の決済サーバーとしては、携帯端末2の通信事業者によって運営される決済サーバー9a、クレジットカード事業者によって運営される決済サーバー9b、コンビニ決済事業者によって運営される決済サーバー9cがある。
また、患者あるいは患者の医療費を支払うユーザーは、携帯端末2(スマートホン、携帯電話等)を所持している。携帯端末2は、各地に設けられた携帯基地局74と無線通信を行うことで、通話あるいはネットワーク網を介したデータ通信を行うことが可能となっている。
本実施形態の医療費管理システムは、これら医療施設内外に設置された各種装置のうち、受付手段としてのタブレット端末1、サーバー手段としての院内サーバー3及び管理サーバー8、ユーザーが所持する携帯端末2で実行されるプログラム(アプリとも呼ばれる)を構成として必要としている。これら以外の装置は、医療費管理システムを運営する事業者以外の事業者等によって提供される。なお、本実施形態では、サーバー手段として、医療施設内に設置された院内サーバー3と医療施設外に設置された管理サーバー8を使用しているが、サーバー手段としては、これら院内サーバー3、及び、管理サーバー8の機能を実現できる形態であれば、その機能を集約する、あるいは、分散する等、各種の装置形態を採用することが可能である。
図2は、医療費管理システムにおいて受付手段として機能するタブレット端末1の構成を示すブロック図である。タブレット端末1は、制御部としてのCPU11a、ROM11b、RAM11c、画像処理部11d、音声処理部11eを有している。CPU11aは、ROM11bあるいは記憶部13に記憶されたプログラムに基づいて、タブレット端末1の処理全体を統括制御する。その際、一時的に生成されたデータなどはRAM11cに記憶される。画像処理部11dは、CPU11aで生成されたデータを画像に変換し、表示部12aに表示出力する。音声処理部11eは、CPU11aで生成されたデータを音声に変換し、スピーカーから音声出力する。
本実施形態では、表示部12aとタッチパネル12bとでタッチパネル表示部12が構成されている。このタッチパネル12bは、表示部12aに表示されるアイコンやスイッチなどの各種オブジェクトに対応して、ユーザーからの入力を受け付ける入力手段として機能する。タブレット端末1には、このタッチパネル12b以外にも機械的なスイッチなどの入力手段を設けることとしてもよい。タッチパネル12bからの入力上方は、インターフェイス14aを介してCPU11aに伝達される。
記憶部13は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリであり、タブレット端末1の記憶手段として機能する。記憶部13には、タブレット端末1を動作させるために必要な各種プログラムや情報、あるいは、音声や映像などの各種コンテンツなどを記憶する。記憶手段としては、フラッシュメモリ以外に、ハードディスク等の各種記憶手段を使用することも可能である。
本実施形態のタブレット端末1は、さらに無線通信部15を有している。この無線通信部15は、アンテナ15aを備え、無線LAN規格による無線通信を可能としている。タブレット端末1は、図1に示される無線ルーター71と無線接続することで、LAN73にて構成されたネットワークに通信接続し、院内サーバー3、医療端末4等の各種装置、あるいは、ルーター72を介したネットワーク網との通信を可能としている。
さらに、本実施形態のタブレット端末1は、医療施設で発行される診察券に設けられたICチップの情報を読み取るNFCセンサー16(近接センサー)が設けられている。NFCセンサー16は、インターフェイス14bを介して、CPU11aにセンサー情報を伝達可能としている。本実施形態では、タブレット端末1に、診察券をかざすことで、NFCセンサー16はICチップ内の患者ID等、各種情報を読み取ることが可能である。また、タブレット端末1には、外部装置としてのプリンター17がインターフェイス14bを介して接続されている。タブレット端末1で処理される各種情報は、この有線接続されたプリンター17で印字することが可能である。なお、プリンター17は、このようにタブレット端末1に有線接続された形態ではなく、LAN73、あるいは、無線ルーター71によって形成されるネットワークに間接的に接続された形態であってもよい。
本実施形態では、このタブレット端末1を受付手段として使用しているが、受付手段としてはタブレット端末1を使用する以外に、再来受付機5を使用してもよい。再来受付機5は、診察券が発行されている患者が、再診時に使用する装置である。来院した患者は、この再来受付機5に診察券を読み取らせることで来院受付を行う。その際、整理番号を記載した整理券を発行することも可能である。
図3は、ユーザーが所持する携帯端末2の構成を示すブロック図である。携帯端末2は、制御部としてのCPU21a、ROM21b、RAM21c、画像処理部21d、音声処理部21eを有している。CPU21aは、ROM21bあるいは記憶部23に記憶されたプログラムに基づいて、携帯端末2の処理全体を統括制御する。その際、一時的に生成されたデータなどはRAM21cに記憶される。画像処理部21dは、CPU21aで生成されたデータを画像に変換し、表示部22aに表示出力する。音声処理部21eは、CPU21aで生成されたデータを音声に変換し、スピーカーから音声出力する。
本実施形態では、タブレット端末1と同様、表示部22aとタッチパネル22bとでタッチパネル表示部22が構成されている。また、記憶部23についてもタブレット端末1と同様、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリが使用されている。
本実施形態の携帯端末2は、無線通信部25を有している。この無線通信部25は、アンテナ25aを備え、携帯無線網を使用した無線通信を可能としている。携帯端末2は、図1に示される携帯基地局74と無線接続することで、通話あるいはネットワーク網を介したデータ通信を行うことが可能となっている。特に、本実施形態では、ネットワーク網に接続されている管理サーバー8、各種決済サーバー9と通信することが可能となっている。
さらに本実施形態の携帯端末2は、撮影を行うためのカメラ26を有している。カメラ26は、携帯端末2のタッチパネル表示部22とは反対の面に設けられており、インターフェイス24bを介して内部バスと接続されている。本実施形態では、タブレット端末1に表示されるQRコード(登録商標)、バーコード等のコード情報を読み取る読み取り手段として機能する。
図4は、医療施設に設置される医療端末4の構成を示すブロック図である。医療端末4は、医療施設のスタッフによって使用される端末であり、新規患者の登録、あるいは、会計情報の入力、管理等を行うことが可能である。医療端末4は、制御部としてのCPU41a、ROM41b、RAM41c、画像処理部41dを有している。CPU41aは、ROM41bあるいは記憶部42に記憶されたプログラムに基づいて、医療端末4の処理全体を統括制御する。その際、一時的に生成されたデータなどはRAM41cに記憶される。画像処理部41dは、CPU41aで生成されたデータを画像に変換し、表示部45に表示出力する。
医療端末4は、LAN73と通信するための通信部43を有している。また、医療端末4には、各種情報を入力するためのキーボード46a、マウス46bが接続されている。また、本実施形態では、診察券内のICチップに対し、各種情報を読み書きするためのカードリード・ライターが接続されている。これら各種入出力機器は、医療端末4のインターフェイス44を使用して接続されている。
図5は、医療施設内に設置される院内サーバー3の構成を示すブロック図である。院内サーバー3は、医療施設内の各種情報を記憶、処理する装置である。院内サーバー3は、制御部としてのCPU31a、ROM31b、RAM31cを有している。CPU31aは、ROM31bあるいは記憶部32に記憶されたプログラムに基づいて、院内サーバー3の処理全体を統括制御する。その際、一時的に生成されたデータなどはRAM31cに記憶される。院内サーバー3は、LAN73と通信するための通信部33を有している。
図6は、医療施設外に設置される管理サーバー8の構成を示すブロック図である。管理サーバー8は、医療施設の各種情報を記憶、処理する装置である。図1では1の医療施設(A病院)を例に取って記載しているが、管理サーバー8は、複数の医療施設の各種情報を記憶、処理することも可能である。管理サーバー8は、制御部としてのCPU81a、ROM81b、RAM81cを有している。CPU81aは、ROM81bあるいは記憶部82に記憶されたプログラムに基づいて、管理サーバー8の処理全体を統括制御する。その際、一時的に生成されたデータなどはRAM81cに記憶される。管理サーバー8は、ネットワーク網と通信するための通信部83を有している。なお、図1に記載する各種の決済サーバー9a〜9bも管理サーバー8と同様、通常のサーバー構成を有している。
以上、図1中の各種装置構成について説明したが、次に本実施形態の医療管理システムで実行される各種処理について説明する。図7は、本実施形態の医療費管理システムで実行される処理(診療前)を示すフロー図である。従来、医療施設での診療を終えたユーザー(患者あるいは患者の保護者)は、医療施設内の会計窓口あるいは精算機6にて医療費の支払いを終えた後に帰宅する。したがって、自己の医療費の計算が終了するまでは、医療施設内で待つことが通常であった。本実施形態の医療費管理システムは、医療費を後払いすることを事前登録しておくことで、診療後に医療費の支払いを行うこと無く、帰宅することが可能となっている。本実施形態では、医療費の後払いの事前登録を、タブレット端末1を使用して行うこととしている。
医療費の後払いを希望するユーザーは、タブレット端末1を使用して事前登録を行う。図10は、タブレット端末1のタッチパネル表示部12に表示される支払い方法選択画面である。本実施形態では、3つの支払い方法(携帯電話料金との合算による支払い、クレジットカードによる支払い、コンビニエンスストアでの支払い)の中から選択することが可能である。支払い方法選択画面には、これら支払い方法を選択するための選択ボタン12c〜12eが設けられており、ユーザーは希望する支払い方法に対応した選択ボタン12c〜12eを選択する。なお、本実施形態では、携帯電話料金との合算、クレジットカードによる支払いについては、携帯端末2にプログラム(アプリ)をインストールしておくことが必要な旨、明記されている。医療費管理用プログラムをインストールしていないユーザーは、医療施設のスタッフの指示等に従い、医療費管理用プログラムをインストールする。なお、この支払い方法法選択画面に、医療費管理用プログラムをダウンロード可能なリンク情報(QRコード(登録商標)等の表示による)を表示してもよい。ユーザーは携帯端末2のカメラ26を使用してリンク情報を撮影することで、簡単に医療費管理用プログラムをダウンロードし、携帯端末2にインストールすることが可能となる。現状、携帯端末2に対する各種プログラム(アプリ)のインストールは、携帯通信網を介して簡単に行うことが可能である。したがって、医療施設を訪れた際に、この医療費の後払いサービスを知った場合であっても、ユーザーはその場でプログラム(アプリ)を携帯端末2にインストールして、即利用することが可能である。
まず、ユーザーが携帯電話料金との合算による支払いを選択した場合、すなわち、図10の選択ボタン12cを選択した場合について説明する。図11は、携帯電話料金による支払時におけるタブレット端末1の画面遷移図である。支払い方法選択画面での支払い方法の選択後、タブレット端末1には、図11(A)の診察券読み取り画面が表示される。ユーザーは、この診察券読み取り画面の指示に従い、タブレット端末1の所定位置に診察券をかざすことで、診察券に記憶された患者IDを読み取らせる。タブレット端末1は、NFCセンサー16を使用して、診察券内のICチップに記憶された患者IDを読み取り、選択された支払い方法(この場合、携帯電話料金との合算による支払い方法、並びに、患者ID)を院内サーバー3に送信する(S101)。本実施形態では、ICチップ形態の診察券を使用しているが、診察券には、この他、磁気カードを使用した形態もある。磁気形態を使用した診察券の場合には、タブレット端末1に、磁気カードを読み取ることの出来るカードリーダーを接続し、磁気カードに記録された患者IDを読み取ることとしてもよい。この他、診察券に表示されている患者IDをユーザーがタブレット端末1に入力する形態であってもよい。しかしながら、セキュリティ面上、診察券に記録された情報を、タブレット端末1に内蔵、あるいは、接続されたセンサー(NFCセンサー、あるいは、カードリーダー)で読み取る形態が好ましい。
なお、初診の患者等、診察券を所持していないユーザーは、医療施設の窓口にて初診票を記入し、診察券を発行して貰った後、タブレット端末1を使用して後払いの事前登録を行う。初診票には、図8(A)に示すように氏名、性別、住所、電話番号(自宅)、使用する保険名等の各種情報が記載される。医療施設のスタッフは、医療端末4を使用して、初診票に記載の情報を入力し、院内サーバー3に登録する。その際、各患者には医療施設内でユニークな患者IDが割り当てられる。医療施設のスタッフは、カードリード・ライター47を使用して、患者に割り当てられた患者IDを、診察券のICチップに書き込み、患者に診察券を発行する。
タブレット端末1から患者IDを受信した院内サーバー3は、患者IDを有する患者情報を取得し(S201)、患者情報の一部(本実施形態では、氏名、生年月日)をタブレット端末1に返信する(S202)。タブレット端末1は、受信した患者情報に基づいて、図11(B)に示す確認画面を表示し、患者に間違いないかを確認させる。確認画面には、患者情報表示欄12gが設けられており、受信した氏名と生年月日が表示される。また、確認画面には、間違い等の事情により初期画面へ戻る移動ボタン12h、次の処理に進むための移動ボタン12iが設けられている。患者情報表示欄12gの表示内容に間違いないことを確認したユーザーにより、移動ボタン12iが操作されると、タブレット端末1は、院内サーバー3に対して確認の指示を通知する(S103)。
患者IDを受信した院内サーバー3は、患者IDに対応する業者管理IDの登録有無を確認する(S203)。業者管理IDは、医療費管理システムを運営する業者が、複数の医療施設を管理するために設けられた識別情報である。医療費管理システムを運営する業者は、一律の基準(例えば、業者管理IDを所定桁数の数字とする等)のもとで業者管理IDを付与している。患者IDは、医療施設側で管理するIDであるため、医療施設によって異なることが考えられる。医療費管理システムを運営する業者は、複数の医療施設を管理するため、医療施設に対応する施設IDと各医療施設に属する患者IDの組に対して、ユニークな業者管理IDを割り当てている。このような業者管理IDを使用することで、各医療施設に属する患者を識別することが可能となる。さらに、一律の基準で付与されているできるため、医療費管理システムを運営する業者においても管理が容易となっている。図9(B)には、業者管理IDを含む業者管理情報が記載されている。本実施形態では、業者管理情報内において、業者管理IDは、医療施設で割り当てられる患者ID、及び、医療施設毎に割り当てられる施設IDの組に対してユニークに割り当てられている。
医療費管理システムにおいて、患者IDに対して業者管理IDが登録されていない場合(S203:No)には、院内サーバー3は、管理サーバー8に対して業者管理IDの発行を要求する(S204)。その際、院内サーバー3は、対象となる患者の患者ID、及び、医療施設の施設IDの組を管理サーバー8に送信する。業者管理IDの発行要求を受けた管理サーバー8は、受信した患者ID、施設IDに対応付けて業者管理IDを登録、発行(S301)し、要求のあった院内サーバー3に送信する(S302)。院内サーバー3は、受信した業者管理IDを患者IDに対応付けて登録する(S205)。
院内サーバー3は、登録された業者管理IDに対応付けて決済IDを発行する(S206)。この決済IDは、今回の診療に対する医療費に対応付けられる識別情報である。例えば、ユーザーが複数回、来院した場合、来院毎に決済IDが割り当てられることになる。すなわち、今回の来院の医療費の支払いに対する識別情報ということができる。管理IDを発行した後、院内サーバー3は、タブレット端末1に対して決済IDを送信する。本実施形態では、院内サーバー3で、決済IDをコード情報(例えば、QRコード(登録商標))に変換し、タブレット端末1で表示させている(S104)。なお、決済IDのコード情報への変換は、院内サーバー3で行うことに代え、タブレット端末1側で行うこととしてもよい。
図11(C)は、タブレット端末1に表示されるコード読み取り画面である。このコード読み取り画面には、決済IDを含むコード情報が表示された決済ID表示欄12jが設けられている。ユーザーは、携帯端末2においてインストールされている医療費管理用プログラムを起動し、表示されたコード情報をカメラ26で撮影する。携帯端末2は撮影されたコード情報から決済IDを抽出する(S401)。なお、携帯端末2に対する決済IDの入力は、このようなコード情報の撮影の他、タブレット端末1に文字、数字等で決済IDを表示し、ユーザーが操作することで表示された決済IDを入力する、あるいは、タブレット端末1から携帯端末2に対して無線送信する等、各種形態を採用することが可能である。
その後、医療管理費用プログラムは、抽出した決済ID、携帯端末2に固有の端末ID、支払い方法等を含んだ情報を、携帯通信網を介して管理サーバー8に送信する(S402)。医療費管理用プログラムには、アクセス先としての管理サーバー8のアドレスが登録されており、携帯端末は管理サーバー8と通信することが可能となっている。本実施形態の端末IDは、医療費管理用プログラムを携帯端末2にインストールした際、医療費管理用プログラムに対してユニークに割り当てられる識別情報である。管理サーバー8は、この端末IDを使用して、Google(登録商標)やApple(登録商標)等のプログラム配信業者が運営するサーバーを介して、医療費管理用プログラムをインストールした携帯端末2に対して各種情報を送信することが可能である。なお、端末IDとしては、このような医療費管理用プログラムに対してユニークに割り当てられる識別情報に代え、携帯端末2の製造番号等、管理サーバー8から携帯端末2を特定することのできる識別情報であれば各種形態を採用することが可能である。
管理サーバー8は、受信した情報に業者管理IDを対応付けて事前登録情報として記憶部82に登録する(S304)。そして、管理サーバー8は、院内サーバー3に対して事前登録情報を送信するとともに、携帯端末2に対して支払い登録完了通知を行う(S305)。本実施形態では、携帯端末2に対しては、決済ID、端末IDの送信(S402)に対する返信として行っているが、あるいは、携帯端末2の端末IDを使用して携帯端末2を特定し、通知することとしてもよい。図9(C)には、管理サーバー8等に登録される事前登録情報のデータ構成例が示されている。本実施形態の事前登録情報には、携帯端末2から受信した決済ID、端末ID、支払い方法に対して、業者管理IDが対応付けて登録される。
支払い完了通知を受信した携帯端末2では、タッチパネル表示部22に支払登録が完了した旨を表示する(S403)。一方、事前登録情報を受信(S209)した院内サーバー3は、ネットワーク接続されたタブレット端末1に対して、支払登録が完了した旨を通知する(図示せず)。通知を受信したタブレット端末1は、図11(D)に示す完了通知画面を表示し、携帯電話料金との合算による支払い登録が完了した旨をユーザーに通知する(S105)。このように本実施形態では、支払登録の完了通知をタブレット端末1、携帯端末2の両方に対して行うこととしているが、支払登録完了の通知は、どちらか一方であってもよい。
以上、図7で説明した一連の処理を行うことで、携帯電話料金との合算による支払い登録が完了する。ユーザーは、この後、医療施設にて診療を受けることになる。診療後、医療施設内の会計窓口、あるいは、精算機6を使用して医療費の支払いを行うことが通常であるが、携帯電話料金との合算による支払い登録を行ったユーザーは、会計窓口あるいは精算機6での医療費の支払いを行うこと無く帰宅することが可能となる。
図8は、本実施形態の医療費管理システムで実行される処理(診療後)を示すフロー図である。診療後、医療行為の内容、請求金額等が確定すると、医療施設のスタッフは、医療端末4を使用して請求金額を含む会計情報を入力する(S551)。従来、会計情報の入力を終え、ユーザーから請求金額を徴収するまでは、ユーザーは帰宅することができなかった。その際、医療施設のスタッフは、ユーザーをできるだけ待たせないためにも、会計情報はできるだけ早く入力する必要があった。本実施形態では、医療施設内で支払いを待つユーザーが居ないため、スタッフは時間の余裕を持って会計情報を入力することが可能である。したがって、従来、会計情報の入力に使用していた時間、スタッフを他の事務処理に割り振る等、事務処理の自由度の向上を図ることが可能となっている。
図9(D)は、会計情報のデータ構成例を示した図である。会計情報は、発行された決済IDに対応付けられており、発行日、受診科、保険名、保険負担割合、請求金額などを含んで構成されている。この他、診療内容などを含んで構成されてもよい。医療端末4で入力された会計情報は、院内サーバー3に送信される(S552)。会計情報を受信した院内サーバー3は、受信した会計情報を記憶部32に登録すると共に、管理サーバー8に転送する(S351)。会計情報を受信した管理サーバー8は、会計情報を記憶部82に登録(S351)し、会計情報に基づいて形成された会計通知情報を携帯端末2に携帯通信網を使用してプッシュ送信する(S352)。ここで、携帯端末2に対するプッシュ送信は、会計情報中の決済IDを有する事前登録情報を参照し、当該事前登録情報内の端末IDを使用して行われる。本実施形態の端末IDは、医療費管理用プログラムに対してユニークに割り当てられる識別情報である。管理サーバー8は、Google(登録商標)やApple(登録商標)等のプログラム配信業者が運営するサーバーを介して、医療費管理用プログラムをインストールした携帯端末2に対して会計通知情報をプッシュ送信する。会計通知情報には、医療端末4で入力された会計情報中の各種情報、そして、会計情報に対応する患者情報、また、医療端末4で入力された医療明細に必要な診療に関する情報等、ユーザーに通知する各種情報を含んで構成される。
会計通知情報を受信した携帯端末2では、医療費管理用プログラム上において、会計通知情報を閲覧することが可能である。なお、会計通知情報を受信した際、携帯端末2では、ユーザーに対して音、振動、画面の表示等を使用して、携帯端末2を所持するユーザーに受信したことを通知することとしてもよい。図12は、携帯端末2で実行される医療費管理用プログラムのメイン画面である。このメイン画面は医療費管理用プログラム起動直後にタッチパネル表示部22に表示される画面であって、画面上部に患者切替ボタン22i、設定ボタン22hが設けられ、画面中央に計算中医療費欄22c、お薬引換欄22d、未支払い欄22e、支払い済み欄22fが設けられ、また、画面下方にはコード情報読み取りボタン22gが設けられている。図11(C)で説明したコード読み取り画面に表示されるコード情報を読み取る際は、このコード情報読み取りボタン22gを操作することで、カメラ26を撮影状態として、コード情報を読み取ることが可能となる。
計算中医療費欄22cは、医療端末4で会計情報が入力されていない医療費に関する欄である。図7の支払登録完了通知(S305)において、日付、医療施設名等を支払登録完了通知に含めておくことで、携帯端末2で参照可能となる。会計通知情報を受信した場合、この計算中医療費欄22cの情報は削除され、会計通知情報に関する情報は、未支払い欄22eに表示される。未支払い欄22eには、日付、医療施設名が表示されている。欄の右に表示される矢印形状のボタンを操作することで、会計通知情報の詳細を表示する請求書画面が表示される。
図13は、携帯端末2で実行される医療費管理用プログラムの請求書画面である。請求書画面には、管理サーバー8から受信した会計通知情報に基づく各種情報が表示される。本実施形態では、医療施設名、業者管理ID、氏名等を含む患者情報22k、保険名、請求期間、受診科、発行日、決済ID、請求金額22p、保険負担割合、治療費等、医療費の内訳を含む会計情報22mが表示されている。また、請求画面の上方には、切替ボタン22jが設けられており、図13に表示されている請求書と、診療の詳細を示す診療明細書を切り替えて表示することが可能となっている。そして、請求画面の下方には、支払いボタン22nが表示されている。この支払いボタン22nを操作することで、携帯電話料金との合算による支払いを指示することが可能となっている。
請求書画面において、請求書、診療明細書の内容を確認したユーザーは、支払いボタン22nを操作することで、管理サーバー8に支払い指示を送信する(S452)。この支払い指示には、請求書画面に表示されている請求に対応する決済IDが含まれている。支払い指示を受信した管理サーバー8は、支払い指示中の決済IDに対応する会計情報に基づき、携帯事業者によって運営される決済サーバー9aに請求依頼情報を送信する(S353)。図9(E)には、請求依頼情報のデータ構成が示されている。請求依頼情報には、医療施設の施設ID、端末ID、請求金額が含まれている。ここで、重要なのは請求依頼情報には、患者の氏名等、個人情報が含まれていない点である。医療施設で管理する患者情報は、その取り扱いが厳格となっており、できる限り外部に送信しないことが好ましい。そのため、本実施形態では、管理サーバー8から決済サーバー9aに対して、患者情報中の情報等、誰に対する請求であるのかを特定する情報送信しないようにしている。本実施形態では、請求金額を請求する主体としての医療施設を特定する施設ID、請求対象となる決済IDと事前登録情報で紐付けられた端末ID、請求対象となる決済IDに対応する会計情報中の請求金額を含んで構成されている。このように本実施形態では、管理サーバー8から決済サーバー9aに対しては、請求対象となるユーザーの情報として、当該ユーザーが所持する携帯端末2の端末IDのみが送信される。
請求依頼情報を受信した決済サーバー9aは、受信した請求依頼情報中の端末IDに対応する携帯端末2に対して、請求先用URLを送信する(S651)。この請求先用ULRの送信は、先に説明した管理サーバー8から携帯端末2へのプッシュ送信と同様、プログラム配信業者が運営するサーバーを介して送信される。請求用URLを受信した携帯端末2では、請求用URLにアクセスし、請求用URLにて提供される支払い画面を表示する(S453)。図14は、携帯端末2で実行される医療費管理用プログラムの支払い画面を示す図である。支払い画面は、決済サーバー9aで提供される入力画面であり、ログインID入力欄22q、パスワード入力欄22r、ログインボタン22sを有して形成されている。
携帯端末2を使用するユーザーからみると、請求画面の支払いボタン22nを操作することで、この支払い画面が表示されることになる。この支払い画面において、ユーザーは、携帯事業者に対して予め登録されているアカウント情報(ログインID、パスワード)を入力する。ユーザーは、この支払い画面において、自己のアカウント情報を入力し、ログインボタン22sを操作することで、図13に示される請求書で指示した請求金額の支払いを完了することになる。決済サーバー9cでは、ログインボタン22sの操作の結果、受信したアカウント情報が正しく認証された場合、アカウント情報に対応付けられる携帯電話番号に対して、請求書の請求金額を合算する。このような処理により、医療費としての請求金額は、携帯事業者により携帯電話料金と一緒に徴収されることになる。支払いが完了した場合、メイン画面中、未支払い欄22eの情報は削除され、会計通知情報に関する情報は支払い済み欄22fに表示される。
なお、メイン画面では、設定ボタン22hを操作することで、医療費管理用プログラムについて各種設定を行うことが可能である。図15は、携帯端末2で実行される医療費管理用プログラムの設定画面である。設定画面には、保存先設定欄22t、セキュリティ設定欄22u、かかりつけ薬局設定欄22v、クレジットカード設定欄22wが設けられている。保存先設定欄22tには、これまでに受信した会計通知情報をクラウド上に保存するためのボタンが表示されている。ボタンをオン状態とすることで、予め設定されているクラウド上のサーバーに、会計通知情報のバックアップを保存する。クラウド上に保存しておくことで、例えば、携帯端末2を紛失、あるいは、機種変更した際、新たな携帯端末2上に会計通知情報を復元すること、あるいは、携帯端末2とは異なる端末(例えば、家庭のパーソナルコンピュータ)からクラウドにアクセスし、会計通知情報を参照することが可能となる。
セキュリティ設定欄22uは、医療費管理用プログラムの起動時に問われるパスワードを設定する欄である。本実施形態では、4桁の数字をパスワードとして登録しておくことで他者による医療管理用プログラムの使用、あるいは、会計通知情報の閲覧を抑制することが可能となる。かかりつけ薬局設定欄22vは、診療後に処方される処方箋を送信する薬局を設定する欄である。このかかりつけ薬局設定欄22vにかかりつけ薬局を登録しておくことで、診療後に処方された処方箋を、登録されている、かかりつけ薬局に送信することが可能である。処方箋の送信は、薬局に対応した送信方法(例えば、ファックス、電子メール、あるいは、薬局内のサーバーに対する直接送信)で行うことが可能である。なお、かかりつけ薬局としては、診療を行った医療施設内の薬局(院内薬局)を設定することも可能である。
メイン画面のお薬引換欄22dには、このかかりつけ薬局設定欄22vに設定された薬局に対応する処方通知情報が表示される。お薬引換欄22dの右側に表示されている矢印型のアイコンを操作することで、処方通知情報の詳細が表示される(図示せず)。処方通知情報は、医療端末4で入力された処方情報(処方箋)中、指定された薬に関する情報、あるいは、かかりつけ薬局に処方箋を送信した際、かかりつけ薬局で発行された整理番号(整理ID)であって、会計通知情報と同様、端末IDに基づいて、管理サーバー8から携帯端末2に送信される情報である。ユーザーは、携帯端末2に表示された整理番号をかかりつけ薬局に提示(その際、自身を証明するための健康保険証、診察券などを合わせて提示する必要がある場合もある)することで、医療施設で処方された薬を受け取ることが可能となる。
クレジットカード設定欄22wは、図10の支払い方法選択画面においてクレジットカードによる支払いを選択したときに使用されるクレジットカードを設定する欄である。このクレジットカード設定欄22wに、医療費の支払いに使用するクレジットカードを登録しておくことで、ユーザーは支払い方法の事前登録時に、クレジットカードを取り出す必要が無い、あるいは、クレジットカードを持参していなくてもクレジットカードを使用した支払いの事前登録を行うことが可能である。なお、本実施形態では、クレジットカード設定欄22wには、複数のクレジットカードを登録することが可能であり、事前登録を行う都度、使用するクレジットカードを選択することが可能となっている。
ところで、本実施形態の医療費管理用プログラムは、携帯端末2の契約者だけでなく、複数の患者の医療費を管理することが可能となっている。例えば、未成年等、支払い能力の無い患者については、その保護者となる親が代わって医療費を支払うことになる。このような状況を想定し、本実施形態の医療費管理用プログラムでは、複数の患者の医療費を一括して管理することが可能となっている。このような機能は、図7のフロー図で説明したように、事前登録において支払いを指定する携帯端末2を通知する、すなわち、管理サーバー8に対し、携帯端末2の端末IDを通知するという構成で実現可能となっている。すなわち、携帯端末2を所持するユーザーは、患者とは無関係であっても構わない構成となっている。さらに、このような構成により、携帯端末2において、自己の家族等、複数の患者の医療費を管理することが可能となっている。そのため、図12で説明した本実施形態のメイン画面には、患者切替ボタン22iが設けられており、この患者切替ボタン22iを操作することで、管理対象となる患者を切り替えることが可能となっている。メイン画面には、患者切替ボタン22iの操作によって選択された患者に対する情報が表示される。
このように本実形態の医療費管理用プログラムでは、複数の患者の医療費に関する情報を1の携帯端末2で管理することが可能となっている。そのため、例えば、同じ世帯の家族について医療費管理用プログラムで扱うことで、確定申告時における医療費控除に必要な医療費の計算を容易に行うことが可能となる。また、医療費管理用プログラムが、最近人気を集めているクラウド型の会計ソフト等と連携し、会計ソフトに対して医療費に関する情報を送信することで、確定申告を更に容易にすることも可能となる。
以上、携帯電話料金との合算による支払いについて説明したが、次に、クレジットカードによる支払いについて説明する。図16は、クレジットカードによる支払い時の処理(診療前)を示すフロー図であり、図17は、クレジットカードによる支払い時の処理(診療後)を示すフロー図である。また、図18は、クレジットカードによる支払時におけるタブレット端末の画面遷移図である。図16、図17のフロー図において多くの部分は、図7、図8で説明した処理と共通である。ここでは、図7、図8と異なる部分を説明する。フロー図中、破線で囲われた箇所が特に異なる箇所である。
図16中、S101‘では、ユーザーは、図10に示す支払い方法選択画面で、クレジットカードによる支払いを選択する。その後、ユーザーが所持する携帯端末2での決済IDの抽出(S401)までは、携帯電話料金との合算による支払いと同様の処理が行われる。決済IDが抽出されると、携帯端末2は、決済ID、端末IDに加え、医療費管理用プログラムにユーザーが登録しているクレジットカード番号等を含むクレジットカード情報を送信する(S402’)。前述したように、医療費管理用プログラムでは、複数のクレジットカード情報が登録可能であるため、複数のクレジットカード情報が登録されている場合には、何れか1のクレジットカード情報をユーザーに選択させる。
携帯端末2から送信されたこれら情報は、携帯通信網を介して管理サーバー8に送信される。携帯端末2から情報を受信した管理サーバー8では、クレジットカード情報に対応する決済サーバー9bに対して、与信依頼処理(S313’)を実行する。与信依頼処理は、クレジットカード情報に対応するユーザーに支払い能力があるか否かを判定して貰う処理である。本実施形態では、与信依頼処理で支払い能力があると判定された場合、医療費の与信枠(例えば、5万円)を、クレジットカード業者で確保することとしている。例えば、ユーザーのクレジットカードに対する支払いが滞った場合であっても、クレジット業者にて医療施設に対する医療費(与信枠までの金額)が支払われることになる。決済サーバー9bから与信の確認ができた場合(S314)、管理サーバー8は、事前登録情報の登録を行う(S304)。
診療後、図17に示すように医療端末4で会計情報が入力されると、院内サーバー3、管理サーバー8において会計情報が登録される。管理サーバー8は、会計情報に基づく会計通知情報を携帯端末2に対してプッシュ送信する(S352)。また、管理サーバー8は、決済サーバー9bに対して会計情報に基づく請求依頼情報を送信する(S353)。決済サーバー9bでは、与信依頼処理において事前登録したクレジットカード情報に対して、請求依頼情報内の請求金額を課金する(S653’)。
次に、コンビニエンスストアでの支払いについて説明する。図19は、コンビニエンスストアでの支払い時の処理(診療前)を示すフロー図であり、図20は、コンビニエンスストアでの支払い時の処理(診療後)を示すフロー図である。また、図21は、コンビニエンスストアでの支払時におけるタブレット端末の画面遷移図である。図19、図20のフロー図において多くの部分は、図7、図8で説明した処理と共通である。ここでは、図7、図8と異なる部分を説明する。フロー図中、破線で囲われた箇所が特に異なる箇所である。なお、コンビニエンスストアでの支払いでは、携帯端末2を使用しないで事前登録することも可能である。図19、図20は、携帯端末2を使用して、会計通知情報等を受信する場合について記載した例である。また、コンビニエンスストアでの支払いが選択された場合、ユーザーの住所に対して、診療費の払込票が郵送されることになる。
図19に示す支払い方法選択画面で、コンビニエンスストアでの支払いが選択された場合(S101’’)、図19、図20のフロー図による処理が実行される。ここでタブレット端末1に表示される患者情報には、図21(B)の第1確認画面に示される氏名、生年月日のみならず、図21(C)の第2確認画面に示される住所、電話番号が含まれている。特に、ユーザーの住所は、診療費の払込票を郵送するために必要であり、もし、住所変更などが行われていた場合は、医療施設のスタッフなどに住所変更を申請することになる。さらに、図21(D)に示す受取選択画面が表示される。この受取選択画において、ユーザーは、チケット選択ボタン12pを操作することで、会計通知情報を閲覧可能なURLを記載したチケットをタブレット端末1と通信接続されたプリンター17から印刷する、もしくは、アプリ選択ボタン12qを操作することで、図19、図20に示すように携帯端末2で会計通知情報を受信することを選択することができる。
アプリ選択ボタン12qが選択された場合、タブレット端末1には、図21(E)のコード読み取り画面に示されるようにコード情報(QRコード(登録商標))が表示される。その後、管理サーバー8は、コンビニ払い事業者にて運営される管理サーバー9cに対して、与信依頼処理(S313’’)を実行する。ここでの与信依頼処理では、図21(B)、図21(C)の第1、第2確認画面で確認した、ユーザー(この場合、患者)の個人情報(氏名、住所、電話番号等)を使用して与信依頼処理(S313’’)が行われる。決済サーバー9cで実行される与信処理で支払い能力があると判定された場合、医療費の与信枠(例えば、5万円)がコンビニ払い業者によって確保される。なお、本実施形態のコンビニ払い業者で行われる与信処理では、支払い能力の無いユーザー(所謂、ブラックリストに掲載されたユーザー)でなければ、支払い能力を有する者と判定している。そのため、患者が未成年の場合であっても条件を満たせば支払い能力(この場合、保護者による支払い能力)があると判定される。
診療後、図20に示すように医療端末4で会計情報が入力されると、院内サーバー3、管理サーバー8において会計情報が登録される。管理サーバー8は、会計通知情報に基づく会計通知情報を携帯端末2に対してプッシュ送信する(S352)。また、管理サーバー8は、決済サーバー9cに対して会計情報に基づく請求依頼情報を送信する(S653)。決済サーバー9cでは、与信依頼処理において事前登録されたユーザーの情報に基づき、払込票、並びに、郵送先を印刷する等の郵送手続が実行される。
以上、本実施形態では、3つの医療費の支払い形態について説明したが、何れの形態についても、ユーザーが事前登録した携帯端末2に対して、診療でかかった請求金額を含む会計通知情報を通知することが可能となる。ユーザーは携帯端末2で受信した会計通知情報に基づき、自己または家族等の医療費を携帯端末2上で管理することが可能となる。さらに、会計通知情報に基づき、携帯電話料金やクレジットカード等を使用した支払い(後払い)を行うことも可能となっている。なお、支払い方法としては、携帯電話料金やクレジットカード以外に、銀行口座からの直接引き落としとすることも考えられる。その場合、ユーザーは、予め、医療費管理用プログラムに引き落とし対象となる銀行口座を登録しておく。管理サーバー8は、医療端末4で入力された会計情報を受信した場合、登録された銀行口座に対応する決済サーバーに対して、請求金額の引き落とし(医療施設の口座に対する送金)を指示することになる。
1:タブレット端末 22i:患者切替ボタン
2:携帯端末 22j:切替ボタン
3:院内サーバー 22k:患者情報
4:医療端末 22m:会計情報
5:再来受付機 22n:支払いボタン
6:精算機 22p:請求金額
8:管理サーバー 22q:ログインID入力欄
9:決済サーバー 22r:パスワード入力欄
9a:決済サーバー(携帯事業者) 22s:ログインボタン
9b:決済サーバー(クレジットカード事業者) 22t:保存先設定欄
9c:決済サーバー(コンビニ決済事業者) 22u:セキュリティ設定欄
11a:CPU 22v:薬局設定欄
11b:ROM 22w:クレジットカード設定欄
11c:RAM 23:記憶部
11d:画像処理部 24b:インターフェイス
11e:音声処理部 25:無線通信部
12:タッチパネル表示部 25a:アンテナ
12a:表示部 26:カメラ
12b:タッチパネル 31a:CPU
12c〜12e:選択ボタン 31b:ROM
12g:患者情報表示欄 31c:RAM
12h、12i:移動ボタン 32:記憶部
12j:決済ID表示欄 33:通信部
13:記憶部 41a:CPU
14a、14b:インターフェイス 41b:ROM
15:無線通信部 41c:RAM
15a:アンテナ 41d:画像処理部
16:NFCセンサー 42:記憶部
21a:CPU 43:通信部
21b:ROM 44:インターフェイス
21c:RAM 45:表示部
21d:画像処理部 46a:キーボード
21e:音声処理部 46b:マウス
22:タッチパネル表示部 47:ライター
22a:表示部 71:無線ルーター
22b:タッチパネル 72:ルーター
22c:計算中医療費欄 74:携帯基地局
22d:薬引換欄 81a:CPU
22e:未支払い欄 81b:ROM
22f:支払い済み欄 81c:RAM
22g:コード情報読み取りボタン 82:記憶部
22h:設定ボタン 83:通信部

Claims (9)

  1. サーバー手段と、受付手段と、ユーザーが所持する携帯端末で実行されるプログラムを含んだ医療費管理システムであって、
    第1〜第6処理を実行可能とし、
    第1処理は、サーバー手段で実行される処理であって、受付手段に入力された患者IDに対応付けられた決済IDを発行し、
    第2処理は、受付手段で実行される処理であって、第1処理で発行された決済IDを出力し、
    第3処理は、携帯端末で実行される処理であって、第2処理で出力された決済IDが入力された場合、決済ID、及び、携帯端末に対応する端末IDをサーバー手段に送信し、
    第4処理は、サーバー手段で実行される処理であって、第3処理で携帯端末から送信された決済ID及び端末IDを、患者IDに対応付け事前登録情報として登録し、
    第5処理は、サーバー手段で実行される処理であって、医療端末から、請求金額を含むとともに決済IDに対応する請求情報を受信した場合、決済ID、及び、少なくとも会計情報中の請求金額を含む会計通知情報を、事前登録情報中、決済IDに対応付けられた端末IDを有する携帯端末に対して送信し、
    第6処理は、携帯端末で実行される処理であって、第5処理で送信された会計通知情報に基づいてユーザーに通知を行うことを特徴とする
    医療費管理システム。
  2. 医療費管理システムは、第7処理、第8処理を実行可能とし、
    第7処理は、携帯端末で実行される処理であって、サーバー手段から受信した会計通知情報に対し、ユーザーから支払い指示を受け付けた場合、指示された会計通知情報中の決済IDに対する支払い指示をサーバー手段に送信し、
    第8処理は、サーバー手段で実行される処理であって、携帯端末から決済IDに対する支払い指示を受信した場合、決済IDに対応する請求金額と、決済IDに対応する端末IDを、携帯事業者が運営する決済サーバーに送信することを特徴とする
    請求項1に記載の医療費管理システム。
  3. 第3処理は、第2処理で出力された決済IDが入力された場合、決済ID、及び、携帯端末に対応する端末ID、及び、プログラムに登録されているクレジットカード情報を、クレジットカード事業者が運営するサーバー手段に送信し、
    第5処理は、医療端末から、請求金額を含むとともに決済IDに対応する請求情報を受信した場合、決済IDに対応するクレジットカード情報に請求金額を課金する旨を、クレジットカード事業者が運営する決済サーバーに通知することを特徴とする
    請求項1に記載の医療費管理システム。
  4. 第4処理は、登録した事前登録情報中の患者IDに対応する氏名、住所、電話番号を、コンビニ決済事業者が運営する決済サーバーに送信し、
    第5処理は、医療端末から、請求金額を含むとともに決済IDに対応する請求情報を受信した場合、第4処理で送信した氏名、住所、電話番号に対して請求金額を課金する旨を、コンビニ決済事業者が運営する決済サーバーに通知することを特徴とする
    請求項1に記載の医療費管理システム。
  5. 第4処理は、クレジットカード事業者が運営するサーバー手段、もしくは、コンビニ決済事業者が運営する決済サーバーに対し、クレジットカード情報、もしくは、氏名及び住所、電話番号に基づく与信を問い合わせ、与信が得られた場合に事前登録情報として登録することを特徴とする
    請求項3または請求項4に記載の医療費管理システム。
  6. サーバー手段で実行される第4処理は、第3処理で事前登録情報を登録した場合、携帯端末もしくは受付手段の少なくとも一方に完了通知を送信することを特徴とする
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の医療費管理システム。
  7. 受付手段で実行される第2処理は、第1処理で発行された決済IDに基づくコード情報を受付手段の表示部に表示し、
    携帯端末で実行される第3処理は、受付手段に表示された識別情報を携帯端末のカメラで読み取ることで、携帯端末に決済IDを入力することを特徴とする
    請求項1から請求項6の何れか1項に記載の医療費管理システム。
  8. サーバー手段は、医療施設内に設置された院内サーバーと、医療施設外に設置され、複数の院内サーバーを管理する管理サーバーとを有することを特徴とする
    請求項1から請求項7の何れか1項に記載の医療費管理システム。
  9. 第5処理は、医療端末から、処方される薬に関する処方情報を受信した場合、処方情報に関連する処方通知情報を、事前登録情報中、決済IDに対応付けられた端末IDの携帯端末に対して送信することを特徴とする
    請求項1から請求項8の何れか1項に記載の医療費管理システム。
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