JP2021136534A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像比較の精度を向上させることを可能とする。【解決手段】証明書類から新たに読み取った画像である新画像データと、記憶部に予め記憶された前記証明書類の画像である旧画像データの、それぞれの端部を消去する加工処理を行う画像加工部と、前記加工処理を行った加工新画像データと加工旧画像データを比較する比較部と、前記比較部で比較した結果に基づき、前記新画像データにおいて前記旧画像データと相違する部分を所定の色に変更した比較結果画像データを生成する生成部と、前記生成した比較結果画像データを出力する出力部と、を備える、情報処理装置。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置およびプログラムに関する。
従来、顧客に提示された証明書類の内容が以前提示された書類と一致するか否かといった照合は、担当者により目視にて確認されていた。また、近年では、情報処理技術の発展により、証明書類を読み取って照合を行う技術も提案されている。
例えば下記特許文献1には、健康保険証を読み取って文字情報を認識し、保険者情報データベースを参照して健康保険証が有効か無効かを判別する技術が開示されている。また、下記特許文献2には、印鑑照合を行う場合に、登録されている印影と照合する印影とを重ね合わせ、不一致点の色を変えて表示する技術が開示されている。また、下記特許文献3には、認証元の画像データから認識した文字情報と、読み取った画像データから認識した文字情報とを比較する技術が開示されている。
特開2007−48146号公報 特公平5−18151号公報 特開2006−166329号公報
しかしながら、読み取り画像の端の部分には汚れや線(読み取り対象物の境界線など)が入り易く、画像比較を行った際にこれらが差分として判断されてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、画像比較の精度を向上させることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、証明書類から新たに読み取った画像である新画像データと、記憶部に予め記憶された前記証明書類の画像である旧画像データの、それぞれの端部を消去する加工処理を行う画像加工部と、前記加工処理を行った加工新画像データと加工旧画像データを比較する比較部と、前記比較部で比較した結果に基づき、前記新画像データにおいて前記旧画像データと相違する部分を所定の色に変更した比較結果画像データを生成する生成部と、前記生成した比較結果画像データを出力する出力部と、を備える、情報処理装置が提供される。
前記出力部は、前記比較結果画像データを、外部装置に送信する送信部であってもよい。
前記生成部は、前記生成した比較結果画像データを、前記新画像データと共に取得された顧客識別情報に対応付けて前記記憶部に記憶し、前記送信部は、前記外部装置からの要求に含まれる顧客識別情報に基づいて前記記憶部から取得された前記比較結果画像データを、前記外部装置に送信してもよい。
前記出力部は、前記比較結果画像データを表示する表示部であってもよい。
前記画像加工部は、前記新画像データと共に取得された顧客識別情報に基づいて、対応する旧画像データを前記記憶部から取得してもよい。
前記画像加工部は、前記加工処理として、予め定められた幅で端部を切り取った部分画像を生成してもよい。
前記情報処理装置は、前記新画像データを前記記憶部に記憶するよう制御する記憶制御部をさらに備えてもよい。
前記情報処理装置は、前記新画像データを、顧客用端末から受信する受信部をさらに備えてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、証明書類から新たに読み取った画像である新画像データと、記憶部に予め記憶された前記証明書類の画像である旧画像データの、それぞれの端部を消去する加工処理を行う画像加工部と、前記加工処理を行った加工新画像データと加工旧画像データを比較する比較部と、前記比較部で比較した結果に基づき、前記新画像データにおいて前記旧画像データと相違する部分を所定の色に変更した比較結果画像データを生成する生成部と、前記生成した比較結果画像データを出力する出力部と、として機能させる、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、画像比較の精度を向上させることを可能とする。
本発明の実施形態による情報処理システム(医療事務システム)のシステム構成例を示す図である。 本実施形態によるサーバの構成の一例を示す図である。 本実施形態による新旧保険証画像の加工(傾き補正)について説明する図である。 本実施形態による新旧保険証画像の加工(端部の消去)について説明する図である。 本実施形態による新旧保険証画像の比較結果画像の生成例について説明する図である。 本実施形態による事務用PCの構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態による情報処理システムの全体の流れの一例を示すシーケンス図である。 本実施形態によるサーバを具現する情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.システム構成例>
本実施形態では、一例として、本発明が医療事務システムに適用される場合について説明する。医療事務システムとは、医療機関(例えば、病院、診療所、療養所、施術所または薬局等)で医療事務員、医師、看護師または患者等によって使用され、患者データ(例えば、患者氏名、年齢、性別、住所、電話番号または保険証番号等)、治療データ(例えば、病名、重症度、治療期間、治療費または担当医師等)または投薬データ(例えば、薬品名、投薬量、投薬期間または費用等)等を管理するシステムである。なお、本発明の適用対象は医療事務システムに限定されない。より具体的には、本発明は、何らかのデータ入力が行われるシステムまたは装置等であれば、いかなるシステムまたは装置等に適用されてもよい。
また、医療機関においては、保険証の内容確認が受付の医療事務員により行われ、通常、前回提示された保険証から内容の変更あったか否かを目視にて判断され得る。本実施形態では、証明書類の一例である保険証の内容確認を、画像データの比較結果を用いてより効率的に行えるようにする。また、本実施形態では、画像データに対して所定の加工処理を行うことで、比較結果の精度を向上させることを可能とする。
図1は、本発明の実施形態による情報処理システム(医療事務システム)のシステム構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システムは、サーバ(医療事務サーバ)100と、事務用PC200と、タブレット端末300と、スキャナ装置500と、カードリーダ600と、を備える。
サーバ100は、タブレット端末300および事務用PC200とそれぞれ通信接続している。また、スキャナ装置500およびカードリーダ600はタブレット端末300に接続されている。
なお、図1に示す情報処理システムはあくまで一例であり、情報処理システムのシステム構成は特に限定されない。例えば、各装置の台数は適宜変更され得る。
(タブレット端末300)
タブレット端末300は、主に患者によって使用される装置である(顧客用端末の一例)。より具体的には、タブレット端末300は、タッチパネルまたはボタン等の入力機構を備えており、患者は来院時にタブレット端末300を用いて診療申込を行う。タブレット端末300は、診療申込に関する入力画面をディスプレイに表示し、患者がタッチペンまたは指等を用いて手書きで入力した内容を解析し、データ(例えば、文字データ等)へ変換する。
また、タブレット端末300はスキャナ装置500に接続されており、患者が保険証をスキャナ装置500に読み取らせることで、タブレット端末300は保険証の画像データ(保険証画像)を取得することができる。なお、スキャナ装置500には、OCR(Optical Character Recognition)装置を用いてもよい。この場合、タブレット端末300は、保険証の画像データの他、保険証に記載されている内容を取り込むことができる。このように、本実施形態では、患者自らがスキャナ装置500で保険証を読み取らせるため、医療事務員が患者から保険証を預かる必要がなくなり、保険証の返却忘れや取り違え等を防止することができる。
また、タブレット端末300は、カードリーダ600にも接続されており、診察券から読み取った患者番号(診察券番号とも称される。患者を識別する患者識別情報の一例。)を取得することができる。なお、カードリーダ600を用いず、患者が患者番号をタブレット端末300の入力画面に直接入力するようにしてもよい。
なお、タブレット端末300が用いられることは、あくまで一例であり、タブレット端末300の機能を別の装置が実現してもよい。例えば、PC(Personal Computer)がタブレット端末300の代りに用いられてもよい。また、スキャナ装置500およびカードリーダ600の少なくともいずれかの機能がタブレット端末300と一体化していてもよい。
タブレット端末300は、入力データをサーバ100に送信する。また、医療事務員は、事務用PC200を操作することによってサーバ100から当該入力データを取得することができる。
(サーバ100)
サーバ100は、タブレット端末300等から入力された各種データを管理する情報処理装置である。例えば、サーバ100は、診療申込に関するデータ、患者の受付に関するデータ等を管理する。具体的には、サーバ100は、受付順に受付管理番号を付与し、取得した保険証画像について所定の画像加工処理や画像比較処理を行う。画像処理の詳細については後述するが、サーバ100は、新たに取得した保険証画像を、当該患者が前回来院した際に提示した保険証画像と比較し、相違箇所を分かりやすくした比較結果を出力する。これにより、普段、医療事務員により目視で行われていた保険証の内容の確認に、画像比較結果を用いることで、判断の誤り防止および業務の効率化を図ることが可能となる。保険証画像の比較結果は、例えば受付管理番号に対応付けてサーバ100で蓄積される。また、サーバ100は、事務用PC200から要求に応じて受付一覧画面を生成して送信する。受付一覧画面には、受付順に、受付管理番号、患者番号(診察券番号)、患者名、受付日時、診察申込内容等が表示される。また、サーバ100は、事務用PC200からの要求に応じて、所定の患者(受付管理番号にて識別)の保険証画像の比較結果を事務用PC200に送信する。
(事務用PC200)
医療事務PC(Personal Computer)200は、医療事務員が操作する情報処理端末である。例えば医療事務員は、事務用PC200を操作してサーバ100から受付一覧を要求し、順に受付処理を行う。受付処理では、例えば保険証の内容確認、患者番号と患者情報の突き合わせ等が行われる。保険証の内容確認においては、サーバ100から取得した保険証画像の比較結果が表示され、相違点(変更点)の確認が行われる。
<2.各装置の構成例>
続いて、本実施形態による情報処理システムに含まれるサーバ100および事務用PC200の構成例について図面を参照して説明する。
(2−1.サーバ100の構成例)
図2は、本実施形態によるサーバ100の構成の一例を示す図である。図2に示すように、サーバ100は、制御部110と、通信部120と、記憶部130と、を備える。
(制御部110)
制御部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等を中心に構成されており、サーバ100の処理全般を制御する。例えば制御部110は、タブレット端末300から送信された入力データ(診察申し込み内容や、保険証画像および患者番号といった受付データ)を管理したり(受付管理番号の付与、受付DB131への登録など)、事務用PC200からの要求に応じて所定のデータを出力したりする。
より具体的には、制御部110は、画像記憶制御部111、画像加工部112、画像比較部113、および比較結果画像生成部114としても機能し得る。画像記憶制御部111は、タブレット端末300から送信された保険証画像を、制御部110が付与した受付管理番号および患者番号(患者を識別する情報の一例)と共に、記憶部130の受付DB131に記憶(登録)する制御を行う。また、画像記憶制御部111は、保険証画像を、さらに受付日時や、患者名、および患者番号等と対応付けて記憶するようにしてもよい。画像記憶制御部111の機能は、制御部110による受付管理機能の一つである。
画像加工部112は、後述する画像比較部113で行われる画像比較の精度を上げるために、比較対象となる2つの保険証画像の加工処理を行う。比較対象となる2つの保険証画像とは、タブレット端末300から送信された最新の保険証画像(以下、本明細書において「新保険証画像」と称する)と、患者が前回来院時に提示した保険証の画像(以下、本明細書において「旧保険証画像」と称する)である。旧保険証画像は、受付DB131から取得される。画像加工部112は、新保険証画像と共にタブレット端末300から送信された患者番号または患者名といった患者識別情報(患者を識別する情報)に基づいて、対応する旧保険証画像を取得し得る。上述したように、読み取り画像の端の部分には汚れや線(保険証の境界線など)が入り易く、画像比較を行った際にこれらが差分として判断されてしまうため(例えば読み取り時の状態によって保険証の境界線の角度が異なり差分として検出され得る)、比較結果の精度が低くなり、相違点の分かりにくい結果が出力される恐れがある。そこで、本実施形態では、画像加工部112により、比較対象の画像に対して事前に所定の処理を行うことで、比較結果の精度を高くすることを可能とする。具体的には、画像加工部112は、新保険証画像と旧保険証画像の各保険証画像において、それぞれ端部を消去する加工処理を行う。また、画像加工部112は、端部消去の加工前に、サイズ補正や位置合わせ、傾き補正といった他の加工を行うようにしてもよい。
ここで、本実施形態による新旧保険証画像の加工処理の一例について、図3および図4を参照して説明する。例えば、画像加工部112は、図3に示すように、まず旧保険証画像20と新保険証画像30の傾き角度を取得して、画像の傾きを補正する(水平にする)加工処理を行う。次いで、画像加工部112は、図4に示すように、各画像の端部を消去する加工処理(すなわちトリミング加工)を行う。画像加工部112は、例えば画像の上下左右の端部、すなわち枠部を消去する。消去する端部の幅は、予め設定され得る。また、端部の幅は、本システムを医療機関等に導入する際に、読み取り対象物の態様(読み取り対象物の余白部分など)に応じて、ピクセル指定等により適宜変更してもよい。
このように端部の消去を行うことで、端部の汚れや線を除去することができる。端部が消去された画像(旧保険証画像20の部分画像22(加工旧画像データ)と、新保険証画像30の部分画像32(加工新画像データ))が、後述する画像比較部113で行われる比較の対象範囲となる。端部の消去は、端部の切り取りにより行われてもよいし、端部に白画像を重畳する方法であってもよい。
画像比較部113は、新旧保険証画像の画像比較を行い、相違点を出力する。具体的には、画像比較部113は、画像加工部112で加工処理された新旧保険証画像(部分画像22(加工旧画像データ)と、新保険証画像30の部分画像32(加工新画像データ))を比較する。例えば図4に示す例では、有効期限、交付年月日、住所、および交付者名の内容に相違(差分)が検出される。なお、画像比較においては、保険証画像の模様の差分も検出され得る。画像比較の具体的なアルゴリズムについては特に限定しない。例えば既存の画像比較ソフトウェアが用いられてもよい。
比較結果画像生成部114は、画像比較部113による比較結果(差分の検出結果)に基づいて、比較結果が分かりやすい画像の生成を行う。具体的には、新保険証画像において旧保険証画像と異なる(差分が検出された)部分の色を所定の色(例えば紫、赤、青など、目立つ色)に変えた画像を生成する。図5に、本実施形態による新旧保険証画像の比較結果画像40の生成例を示す。図5に示す例では、差分が検出され色を変更された箇所(変更箇所401、402、403、404)を、明示的に、太文字および書体を変えて表現している。比較結果画像40では、新保険証画像において旧保険証画像と異なる(変更された)箇所の色が異なって示されるため、医療事務員が見た際に、より確実に、迅速に、異なる箇所を把握することが可能となる。なお、生成された比較結果画像40は、受付管理番号等に対応付けて比較結果DB132に蓄積される。また、ここでは一例として相違する部分の色を所定の色に変更する旨を説明したが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、相違する部分をハイライト表示したり、目立つ色の枠で囲んだり、点滅させたりしてもよい。
(通信部120)
通信部120は、タブレット端末300および事務用PC200との通信を行う。例えば、通信部120は、タブレット端末300から入力データ(診察申し込み内容や受付データ)を受信する受信部として機能する。また、通信部120は、事務用PC200からの要求に応じて、受付一覧画面や、比較結果画像を事務用PC200に送信する送信部(出力部の一例)として機能する。
(記憶部130)
記憶部130は、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等から実現され、サーバ100の動作を制御するための制御プログラムやパラメータ、各種データを記憶する。例えば記憶部130は、受付に関する情報を記憶する受付DB(データベース)131、および、比較結果に関する情報を記憶する比較結果DB132を含む。
(2−2.事務用PC200の構成例)
続いて、本実施形態による事務用PC200の構成例について図6を参照して説明する。図6は、本実施形態による事務用PC200の構成の一例を示すブロック図である。
図6に示すように、事務用PC200は、制御部210と、通信部220と、入力部230と、表示部240と、記憶部250と、を備える。
(制御部210)
制御部210は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等を中心に構成されており、事務用PC200の処理全般を制御する。例えば制御部210は、表示制御部213としても機能する。表示制御部213は、サーバ100から送信された受付一覧画面を表示部240に表示したり、サーバ100から送信された比較結果画像を表示部240に表示したりする。また、制御部210は、受付一覧画面で医療事務員により選択された受付管理番号に対応付けられた比較結果画像の送信をサーバ100に要求する制御を行う。
(通信部220)
通信部220は、サーバ100との通信を行う。例えば、通信部220は、タブレット端末300から受付一覧画面や比較結果画像を受信する。
(入力部230)
入力部230は、事務用PC200に対する操作入力を受け付け、入力情報を制御部210に出力する。入力部230は、例えば、キーボードやマウス等により実現され得る。
(表示部240)
表示部240は、受付一覧画面や比較結果画像を表示する(出力部の一例)。表示部240は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。
(記憶部250)
記憶部250は、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等から実現され、事務用PC200の動作を制御するための制御プログラムやパラメータ、各種データを記憶する。
以上、本実施形態によるサーバ100および事務用PC200の構成の一例について説明した。なお、本発明によるサーバ100および事務用PC200の構成は、図2および図6に示す例に限定されない。例えば、サーバ100の構成の少なくとも一部を他の装置に設けてもよい。具体的には、例えばサーバ100の比較結果画像生成部114の機能を、事務用PC200に設けてもよい。この場合、画像比較部113により出力される比較結果(差分の検出結果)が、受付管理番号等に対応付けて比較結果DB132に蓄積される。次いで、サーバ100は、事務用PC200からの要求に応じて、所定の比較結果を事務用PC200に送信する。そして、事務用PC200は、サーバ100から取得した比較結果に基づいて、図5に示すような比較結果画像40を生成し(比較結果画像生成機能)、生成した比較結果画像40を表示部240に表示する。
また、サーバ100の画像比較部113および比較結果画像生成部114の機能を、事務用PC200に設けてもよい。この場合、画像加工部112により加工処理された新旧保険証画像(少なくとも端部消去の加工が行われた各画像データ)が、受付管理番号等に対応付けて記憶部130に蓄積される。次いで、サーバ100は、事務用PC200からの要求に応じて、端部消去が行われた各画像データと、端部消去が行われる前の新保険証画像を、事務用PC200に送信する。そして、事務用PC200は、サーバ100から取得した各画像データの比較を行い(画像比較機能)、比較結果に基づいて図5に示すような比較結果画像40を生成し(比較結果画像生成機能)、生成した比較結果画像40を表示部240に表示する。
また、画像加工部112、画像比較部113、および比較結果画像生成部114を、事務用PC200に設けてもよい。この場合、サーバ100は、診療申込に関するデータや患者の受付に関するデータ等を管理する管理サーバ、および、受付DB131と比較結果DB132を有するデータベースサーバとして機能する。事務用PC200は、新旧保険証画像をサーバ100から取得し、画像加工、画像比較、比較結果画像の生成、および比較結果画像の表示(出力)を行う。また、事務用PC200は、生成した比較結果画像をサーバ100に送信して比較結果DB132に蓄積させ得る。
<3.動作処理>
次に、本実施形態による情報処理システムの動作処理について図7を参照して説明する。図7は、本実施形態による情報処理システムの全体の流れの一例を示すシーケンス図である。
図7に示すように、まず、タブレット端末300は、患者番号の取得と(ステップS103)、保険証画像の取得を行い(ステップS106)、取得した情報をサーバ100に送信する(ステップS109)。なお図7には図示していないが、タブレット端末300は、併せてタブレット端末300に表示した診療申込に関する入力画面に対する入力データも、取得情報としてサーバ100に送信し得る。
次に、サーバ100の画像記憶制御部111は、受信した保険証画像(新保険証画像)を、受付DB131に記憶(登録)する処理を行う(ステップS112)。受付DB131では、患者番号に対応付けて、患者の保険証画像の履歴が(受付日時と共に)蓄積されるようにしてもよい。
次いで、画像加工部112は、新保険証画像と、受付DB131から取得した旧保険証画像に対して、画像加工処理を行う(ステップS115)。具体的には、画像加工部112は、上述したように、各画像において端部を消去する加工を行う。
次に、画像比較部113は、端部が消去された新旧保険証画像を比較して差分を検出する処理を行う(ステップS118)。端部が消去された新旧保険証画像を用いることで、読み取り時に含まれ易い端部の汚れや線が差分として検出されることなく、差分検出結果の精度が向上する。
次いで、比較結果画像生成部114は、画像比較部113による比較結果に基づいて、新保険証画像において旧保険証画像と相違する部分の色を変更した比較結果画像を生成する(ステップS121)。
次に、サーバ100は、生成した比較結果画像を事務用PC200に送信する。(ステップS124)。比較結果画像の生成は、事務用PC200からの要求に応じて行われてもよい。すなわち、サーバ100は、事務用PC200から指定された受付管理番号または患者番号に対応する比較結果画像を事務用PC200に送信するようにしてもよい。
そして、事務用PC200は、比較結果画像を表示部240に表示する(ステップS127)。事務用PC200を操作する医療事務員は、表示部240に表示された比較結果画像を参照して患者の保険証の内容を確認(変更の有無等)し得る。
以上、本実施形態による情報処理システムの動作処理について説明した。なお、図7に示す動作処理は一例であって、本発明はこれに限定されない。
また、旧保険証画像が受付DB131に蓄積されていない場合(顧客が新規であった場合等)は、制御部110は、新保険証画像に患者番号を新たに付与して受付DB131に記憶する。
<4.ハードウェア構成例>
続いて、本実施形態に係るサーバ100のハードウェア構成について説明する。上記の動作は、ソフトウェアと、以下に説明するサーバ100のハードウェアとの協働により実現される。
図8は、本実施形態に係るサーバ100および事務用PC200を具現する情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置900は、CPU(Central Processing Unit)901と、ROM(Read Only Memory)902と、RAM(Random Access Memory)903と、ホストバス904と、ブリッジ905と、外部バス906と、インタフェース907と、入力機器908と、出力機器909と、ストレージ機器910と、ドライブ911と、通信機器913と、を備える。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って情報処理装置900内の動作全般を制御する。また、CPU901は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス904により相互に接続されている。当該CPU901、ROM902およびRAM903の協働により、サーバ100の制御部110が実現される。
ホストバス904は、ブリッジ905を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス906に接続されている。なお、必ずしもホストバス904、ブリッジ905および外部バス906を分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力機器908は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチまたはマイクロフォン等ユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路等から構成されている。情報処理装置900を操作するユーザは、この入力機器908を操作することにより、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力機器909は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置、ランプ等の表示装置およびスピーカ等の音声出力装置を含む。
ストレージ機器910は、データ格納用の機器である。ストレージ機器910は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置等を含んでもよい。当該ストレージ機器910により、サーバ100の記憶部130が実現される。
ドライブ911は、記憶媒体用リーダライタであり、情報処理装置900に外付けされる。ドライブ911は、装着される磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体912に記録されている情報を読み出して、RAM903に出力する。また、ドライブ911は、リムーバブル記憶媒体912に情報を書き込むこともできる。
通信機器913は、通信を行うための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。当該通信機器913により、サーバ100の通信部120が実現される。
なお、情報処理装置900のハードウェア構成は、図8に示す構成に限られない。例えば、情報処理装置900は、接続されている外部の通信デバイスを介して通信を行う場合には、通信機器913を備えていなくてもよい。また、情報処理装置900は、例えば、入力機器908または出力機器909等を備えなくてもよい。また、例えば、図8に示す構成の一部または全部は、1または2以上のIC(Integrated Circuit)で実現されてもよい。
また、図8に示すハードウェア構成を事務用PC200に適用してもよい。事務用PC200の動作は、ソフトウェアと、事務用PC200のハードウェアとの協働により実現され得る。
<5.まとめ>
以上説明したように、本発明では、何らかの画像(例えば証明書類を光学的に読み取った画像)の比較を行う際に、予め端部の消去を行うことで、比較結果の精度を向上させることが可能となる。また、このような精度の高い比較結果に基づいて、相違する箇所を明確化した画像を表示することで、証明書類の内容確認において変更点の有無等の判断の誤りを防止することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本発明が適用されるシステムは医療事務システムに限られず、金融機関や宿泊施設、交通機関等における受付システム、任意のユーザ(顧客や来客)への対応を行うシステム等に適用され得る。また、上述した実施形態では、差分の検出を行う対象となる証明書類の一例として保険証を用いたが、本発明はこれに限定されず、例えば運転免許証、マイナンバーカード、学生証、社員証、印鑑証明書、印影、住民票、戸籍謄本、会員カード、宿泊予約確認書等であってもよい。
また、サーバ100または事務用PC200に内蔵されるCPU、ROM、およびRAM等のハードウェアに、サーバ100または事務用PC200の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、当該コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も提供される。
100 サーバ
110 制御部
111 画像記憶制御部
112 画像加工部
113 画像比較部
114 比較結果画像生成部
120 通信部
130 記憶部
131 受付DB
132 比較結果DB
200 事務用PC
210 制御部
213 表示制御部
220 通信部
230 入力部
240 表示部
250 記憶部
300 タブレット端末
500 スキャナ装置
600 カードリーダ

Claims (9)

  1. 証明書類から新たに読み取った画像である新画像データと、記憶部に予め記憶された前記証明書類の画像である旧画像データの、それぞれの端部を消去する加工処理を行う画像加工部と、
    前記加工処理を行った加工新画像データと加工旧画像データを比較する比較部と、
    前記比較部で比較した結果に基づき、前記新画像データにおいて前記旧画像データと相違する部分を所定の色に変更した比較結果画像データを生成する生成部と、
    前記生成した比較結果画像データを出力する出力部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記出力部は、前記比較結果画像データを、外部装置に送信する送信部である、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成部は、前記生成した比較結果画像データを、前記新画像データと共に取得された顧客識別情報に対応付けて前記記憶部に記憶し、
    前記送信部は、前記外部装置からの要求に含まれる顧客識別情報に基づいて前記記憶部から取得された前記比較結果画像データを、前記外部装置に送信する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記出力部は、前記比較結果画像データを表示する表示部である、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記画像加工部は、前記新画像データと共に取得された顧客識別情報に基づいて、対応する旧画像データを前記記憶部から取得する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記画像加工部は、前記加工処理として、予め定められた幅で端部を切り取った部分画像を生成する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報処理装置は、
    前記新画像データを前記記憶部に記憶するよう制御する記憶制御部をさらに備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置は、
    前記新画像データを、顧客用端末から受信する受信部をさらに備える、請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. コンピュータを、
    証明書類から新たに読み取った画像である新画像データと、記憶部に予め記憶された前記証明書類の画像である旧画像データの、それぞれの端部を消去する加工処理を行う画像加工部と、
    前記加工処理を行った加工新画像データと加工旧画像データを比較する比較部と、
    前記比較部で比較した結果に基づき、前記新画像データにおいて前記旧画像データと相違する部分を所定の色に変更した比較結果画像データを生成する生成部と、
    前記生成した比較結果画像データを出力する出力部と、
    として機能させる、プログラム。
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