JP2002063282A - 医療情報通信システム - Google Patents

医療情報通信システム

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JP2002063282A
JP2002063282A JP2001170603A JP2001170603A JP2002063282A JP 2002063282 A JP2002063282 A JP 2002063282A JP 2001170603 A JP2001170603 A JP 2001170603A JP 2001170603 A JP2001170603 A JP 2001170603A JP 2002063282 A JP2002063282 A JP 2002063282A
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Japan
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patient
terminal
unit
medical
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Application number
JP2001170603A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Nomura
博義 野村
Toru Kobayashi
徹 小林
Kunihiko Yamashita
邦彦 山下
Yasuyuki Kanazawa
靖之 金澤
Katsunori Tanie
克典 谷江
Toshihiko Yasui
利彦 安井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 (1)患者のスケジュール管理状況を医師端
末で把握すること。(2)複数の医師がスケジュール情
報を共有すること。(3)複数の患者が一台の端末を利
用する時に、スケジュール情報をビープ音で通知して
も、どの患者に対する内容かわからないこと。 【解決手段】 複数の医師端末300や複数の患者端末
100に接続可能なサーバー200を備える。サーバー
200は、医師端末300から入力された患者のスケジ
ュール情報を記憶し、そのスケジュール情報を患者宅の
患者端末100や携帯電話、ファックス機器などに送信
する。送信情報には患者名や時刻などの情報を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医者や看護婦など
の医療関係者と、在宅あるいは医療機関内の患者に対し
て、医療情報や生体情報の通信を行う医療情報通信シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】医療費の高騰に伴い、患者を在宅で治療
する傾向が高まっている。この在宅医療を実現するため
の一手法として、医療情報通信システムがある。このシ
ステムでは、患者宅に生体情報を測定する測定端末を置
き、医療機関に備えられた医師端末との間で電話回線を
介して通信を行う。これにより、病院などの医療機関が
患者の生体情報を把握でき、さらに、患者に様々の医療
情報の提供ができる。このシステムにより、定期的な検
査、診断が必要な患者は、医療機関の外来施設へ出かけ
たり、往診を依頼したりする回数を減少させることがで
きる。
【0003】従来の医療情報通信システムとしては、特
願平4−290194号公報や特開平7−116128
号公報に記載されているようなシステムがある。
【0004】これらのシステムでは、患者の生体情報を
測定して医療機関へ通知するだけでなく、患者が一定時
間ごとに生体情報を測定する場合など、定期的な医療活
動を行う必要がある場合に、そのスケジュール情報を管
理できる。
【0005】ここでのスケジュール情報とは、生体情報
の測定に関するものや、投薬に関するものであり、「時
刻」と「測定や投薬などの医療活動指示」が対になって
いる情報である。
【0006】従来のシステムでは、このスケジュール情
報を患者自身が生体情報の測定端末に直接設定したり、
通信回線により医者が設定したりできる。測定装置に患
者が直接設定する場合、スケジュールに関するデータは
測定装置で管理される。医師が設定する場合は、スケジ
ュールに関するデータは主に医師側の端末装置で管理さ
れ、必要に応じて測定端末に情報を通信によりダウンロ
ードする。どちらの場合でも設定した時刻になると、測
定端末は患者にブザー音などで、その内容を報知する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、以下のような課題があった。
【0008】(1)スケジュール情報の管理について。
【0009】(1−1)患者が測定端末に直接設定する
方式は、入力ミスなどにより、必ずしもうまくいかない
場合がある。また、このようなスケジュール管理のミス
を医師側の端末で把握できない。
【0010】(1−2)患者に対する投薬や生体情報の
測定指示は、必ずしも一人の医者が行うこととは限らな
い。一人の患者に対して看護婦や介護士など複数の医療
関係者が指示や管理を行うことも多い。医師側の端末で
患者のスケジュールを管理する方式では、医師端末に患
者の情報が記憶されているため、他の看護婦や介護士
が、患者のスケジュール情報を共有して利用することが
できない。
【0011】(2)生体情報の測定端末を複数の患者で
共有して利用している場合について。
【0012】(2−1)測定端末の設置場所は、必ずし
も常に患者の近くにあるとは限らない。したがって、ス
ケジュールをブザー音などで報知しても、対象とする患
者が音が聞こえる範囲にいなければ、効果をなさない。
【0013】(2−2)また、端末からブザー音などで
報知しても、どの患者に対するスケジュールであるかわ
からない。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、患者端末と医者端末の間にサーバーを設け、
スケジュール情報をサーバーで管理することで複数の医
師端末からのデータ入力や閲覧を可能とする。スケジュ
ール情報の患者への通知時には、患者名やスケジュール
内容を文字・画像・音声などで表示させる。また、患者
端末には患者からのスケジュールの実行状況を入力させ
る入力装置を備える。さらに、サーバーと患者端末の通
信として、電子メールなどをも利用する。
【0015】本発明によれば、複数の医師端末から患者
の生体情報やスケジュール情報が閲覧・設定できるだけ
でなく、通知したスケジュールに対する患者の実行状況
をも医師端末から閲覧可能となる。
【0016】また、電子メールなどの通信手段を利用す
ることで、生体情報を計測する専用端末だけでなく、患
者宅にある携帯電話やパソコンなどの他の端末でも医療
や介護に関するスケジュール情報を通知できる。これに
より、生体情報を計測する専用端末だけでなく、同時に
他の端末にもスケジュール通知が可能であり、専用端末
を複数の人で共用している場合でも個別に通知が可能な
場合が多くなる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる医療情
報通信システムは、投薬時間と投薬内容、医療関係者の
患者宅への訪問時間と訪問者情報、医療機関での診察予
約時間と診察内容、生体情報の計測時間と計測項目等の
患者の医療・介護に関するスケジュール情報を入力・閲
覧する医師端末と、少なくとも1台以上の医師端末と通
信を行い医師端末から入力されたスケジュール情報を記
憶するサーバーと、サーバーと通信を行いサーバーに蓄
えられたスケジュール情報を患者に通知する患者端末を
備える。そして、サーバー部を設けることにより、複数
の医師端末と通信を行うことができ、複数の医療関係者
が患者の生体情報やスケジュール情報を同時に閲覧した
り登録したりすることが可能になる。
【0018】本発明の請求項2にかかる医療情報通信シ
ステムは、請求項1の構成において、スケジュール通り
に患者が医療活動を行ったかどうかの活動結果を入力す
る回答入力部を患者端末に備え、サーバーに患者端末と
通信を行い活動結果を取得して記憶する活動結果記憶部
を備え、医師端末にサーバーと通信を行い活動結果記憶
部に蓄えられた患者の活動結果を取得し内容を表示する
活動結果表示部を備える。そして、回答入力部を患者端
末に設けることにより、スケジュールどおりに患者が医
療活動を行ったかどうかの活動結果を、通信によりサー
バーに送信することができ、医師端末からこれらの結果
を閲覧できる。
【0019】本発明の請求項3にかかる医療情報通信シ
ステムは、請求項1〜2の構成において、スケジュール
情報通知時に、患者名・設定時刻・活動内容を文字ある
いは画像で表示する表示部と、音声合成により患者名・
設定時刻・活動内容を音声として出力する発音部の少な
くとも一方を患者端末に備える。そして、スケジュール
情報(患者名・設定時刻・活動内容など)を文字、画
像、音声のいづれかで出力するため、わかりやすい通知
が可能である。
【0020】本発明の請求項4にかかる医療情報通信シ
ステムは、投薬時間と投薬内容、医療関係者の患者宅へ
の訪問診療時間と訪問者情報、医療機関での診察予約時
間と診察内容、生体情報の計測時間と計測項目等の患者
の医療・介護に関するスケジュール情報を入力・閲覧す
る医師端末と、少なくとも一台以上の医師端末と通信を
行い医師端末から入力されたスケジュール情報を記憶し
スケジュール情報中に設定された時間に患者が活動する
内容を電子メールとして患者へ送信するサーバーと、サ
ーバーと通信を行い電子メールを受信して内容を表示す
る患者端末を備える。そして、スケジュール情報を表示
する専用機器だけでなく、通常のパソコンや携帯電話で
も医療や介護に関するスケジュール情報が受信できる。
【0021】本発明の請求項5にかかる医療情報通信シ
ステムは、請求項4の構成において、スケジュールどお
りに医療活動を行ったかどうかの活動結果を入力させる
回答入力部と、活動結果をテキスト情報に変換して電子
メール情報として送信する電子メール送信部を患者端末
に備え、サーバーに患者端末からの電子メールを受信す
る電子メール受信部と、受信した電子メールのテキスト
情報を解析して活動結果を抽出し、その内容を記憶する
活動結果抽出記憶部を備え、医師端末にサーバーと通信
を行い活動結果抽出記憶部に蓄えられた患者の活動結果
を取得し内容を表示する活動結果表示部を備える。そし
て、スケジュール情報を表示する専用機器だけでなく、
通常のパソコンや携帯電話からでもスケジュールどうり
に活動したかどうかを患者が入力できる。
【0022】本発明の請求項6にかかる医療情報通信シ
ステムは、請求項4〜5の構成において、患者端末が電
子メールの送受信が可能な携帯電話もしくはページャー
であることを特徴とする。そして、生体情報を計測する
端末を複数の患者で共用している場合でも、スケジュー
ル情報など個人ごとに異なる情報に関しては、個人毎に
携帯する携帯電話やページャーで閲覧することが可でき
る。
【0023】本発明の請求項7にかかる医療情報通信シ
ステムは、患者の投薬時間と投薬内容、医療関係者の患
者宅への訪問診療時間と訪問者情報、医療機関での診察
予約時間と診察内容、生体情報の計測時間と計測項目等
の患者の医療・介護に関するスケジュール情報を入力・
閲覧する医師端末と、医師端末と通信を行い医師端末に
入力されたスケジュール情報を記憶し、スケジュール情
報の内容をHTMLやXMLなどの形式に変換するホー
ムページ情報作成部と、ホームページ情報作成部で作成
されたHTMLやXML形式の情報を記憶するWEBサ
ーバーと、WEBサーバーと通信を行いHTMLやXM
L形式のスケジュール情報を取得して表示するブラウザ
機能を備えた患者端末を有する。そして、ブラウザ機能
を備えたパソコンやインターネット閲覧TVなどからも
スケジュール情報が確認できる。
【0024】本発明の請求項8にかかる医療情報通信シ
ステムは、HTMLやXMLなどの形式で記述されたス
ケジュール情報の表示とスケジュールどおりに医療活動
を行ったかどうかの活動結果を入力を受け付けるブラウ
ザ部を患者端末に備え、サーバーに患者端末のブラウザ
部と通信を行いスケジュール情報の通信と活動結果の抽
出を行うWEBサーバーと、WEBサーバーで得た活動
結果を記憶する活動結果記憶部を備え、医師端末にサー
バーと通信を行い活動結果記憶部に蓄えられた患者の活
動結果を取得し内容を表示する活動結果表示部を備え
る。そして、患者がブラウザを通じて、医療活動を行っ
たかどうかの活動結果をサーバー側に送信できる。
【0025】本発明の請求項9にかかる医療情報通信シ
ステムは、投薬時間と投薬内容、医療関係者の患者宅へ
の訪問時間と訪問者情報、医療機関での診察予約時間と
診察内容、生体情報の計測時間と計測項目等の患者の医
療・介護に関するスケジュール情報を入力・閲覧する医
師端末と、すくなくとも一台以上の医師端末と通信を行
い医師端末に入力されたスケジュール情報を記憶し、ス
ケジュール情報の内容を静止画像情報へ変換する画像情
報生成部と、画像情報生成部で作成された静止画像を公
衆回線を利用して患者宅のファックス端末へ送信する静
止画情報送信部を備える。そして、専用端末ではなく、
患者宅のファックス端末でもスケジュール情報を閲覧で
きる。
【0026】本発明の請求項10にかかる医療情報通信
システムは、投薬時間と投薬内容、医療関係者の患者宅
への訪問時間と訪問者情報、医療機関での診察予約時間
と診察内容、生体情報の計測時間と計測項目等の患者の
医療・介護に関するスケジュール情報を入力・閲覧する
医師端末と、医師端末と通信を行い医師端末に入力され
たスケジュール情報を記憶し、スケジュール情報の内容
を音声合成により音声情報へ変換する音声情報生成部
と、音声情報生成部で作成された音声情報を公衆回線を
利用して患者宅の電話端末へ送信する音声情報送信部を
備える。そして、通常の電話でも、スケジュール情報を
聞くことができる。
【0027】本発明の請求項11にかかる医療情報通信
システムは、投薬時間と投薬内容、医療関係者の患者宅
への訪問診療時間と訪問者情報、医療機関での診察予約
時間と診察内容、生体情報の計測時間と計測項目等の患
者の医療・介護に関するスケジュール情報を入力・閲覧
する医師端末と、医師端末と通信を行い医師端末に入力
されたスケジュール情報を記憶し、スケジュール情報の
内容を静止画像情報もしくは動画像情報へ変換する画像
情報生成部と、画像情報生成部で作成された画像をCA
TV回線や衛星通信・衛星放送回線を利用して患者宅の
テレビ受信機へ送信する画像送信部を備える。そして、
テレビでもスケジュール情報を患者が確認することがで
きる。
【0028】本発明の請求項12にかかる医療情報通信
システムは、請求項1の構成において、サーバーに患者
毎の患者端末の種類を記憶する端末種類記憶部と、スケ
ジュール情報を端末種類記憶部に記憶された端末種類情
報に応じてテキスト情報、画像情報、音声情報に変換す
るメディア選択部を備え、患者端末毎に適したフォーマ
ットのスケジュール情報を送信する。そして、患者毎に
異なる端末を利用しても、1台のサーバーで適切なフォ
ーマットのスケジュール情報を患者毎に送信することが
できる。
【0029】本発明の請求項13にかかる医療情報通信
システムは、請求項1〜12の構成において、患者の生
体情報を計測して測定結果をサーバーへ通信する生体情
報通信部を患者端末に備え、サーバーに生体情報を受信
して記憶する生体情報記憶部を備え、医師端末にサーバ
ーと通信を行い生体情報記憶部に蓄えられた情報を表示
する生体情報表示部を備える。そして、患者端末では、
スケジュール情報の通信だけでなく、生体情報の通信も
可能になる。
【0030】本発明の請求項14にかかるプログラム
は、コンピュータを請求項1〜13のいずれか1記載の
医療情報通信システムの全てもしくは一部として機能さ
せるものである。そして、プログラムであるので汎用コ
ンピュータやサーバーを用いて本発明の医療情報通信シ
ステムの一部あるいは全てを容易に実現することができ
る。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログ
ラムを配信したりすることでプログラムの配布やインス
トール作業が簡単にできる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0032】(実施例1)図1は本発明の実施例1の医
療情報通信システムの構成を示した図である。図1にお
いて、100は患者宅に設置された患者端末、200は
患者の情報を管理するサーバー、300は病院内で医師
が利用する医師端末である。
【0033】患者端末100は、サーバー200から送
信されたスケジュール情報を患者に対して提示し、その
スケジュール情報に対する実行状況を患者に入力させ
る。
【0034】本発明でのスケジュール情報とは、(1)
患者に対する投薬指示(投薬/服薬時間と投薬/服薬内
容)、(2)医師・看護婦・介護士などの医療関係者の
訪問時間と訪問内容(往診時間と訪問者名+訪問用
件)、(3)通院予約時間あるいは診察予約時間、
(4)血圧・体温・心電図など生体情報計測時間(計測
時間と計測内容)など、時間・時刻を決めて行う医療活
動を指す。
【0035】101〜108は患者端末100の構成要
素である。101はサーバー200との通信を行う通信
部。102は患者のスケジュール情報を管理し、設定さ
れた時刻に画像や音声の出力指示を行うスケジュール制
御部。103は複数の患者のスケジュール情報や生体情
報を記憶する記憶部(半導体メモリや、ハードディスク
などで構成されている。カード型の記憶部を用いる等の
方法により、この部分は着脱可能にしても良い)104
は時刻を管理する時刻管理部。105はスケジュール制
御部102から指示された画像や文字を患者に対して表
示する表示部(CRTや液晶ディスプレイなどの表示デ
バイスとそのドライバ回路などで構成されている)。1
06はスケジュール制御部102から指示された音声・
効果音・音楽などを患者に対して出力する発音部。10
7は表示部105や発音部106により出力されたスケ
ジュール情報に対して、患者がスケジュールの実行状況
を入力するための回答入力部。108は患者の生体情報
(血圧、体温など)を測定する測定装置である。なお、
患者端末100は、ひとつのサーバー200に対して複
数個接続可能である。
【0036】201〜205はサーバー部200の構成
要素である。本発明では患者のスケジュール情報や生体
情報などのデータを医者端末でなく、サーバーに格納す
る。サーバーは複数の医者や患者が同時にアクセスでき
るように情報センター内などに設置する。一般に医者端
末の位置とサーバーの位置ば物理的に離れていることが
多い。201は複数の患者のスケジュール情報や生体情
報、名前・住所などの個人情報など医療に関するデータ
のすべてを蓄えているデータベース。202はデータベ
ース201から各患者毎のスケジュール情報を抽出し通
信部を介して患者端末に送信したり、患者端末から送信
されてきたスケジュールの実行状況をデータベース20
1に登録するスケジュール管理部。203は現在時刻を
管理する時刻管理部。204は患者端末100と通信を
行う患者端末通信部。205は医師端末300と通信を
行う医師端末通信部である。患者端末との通信は一般の
電話回線など公衆回線を用いる構成が多く、医師端末通
信部では専用回線やLANなどを用いることが多い。た
だし、これらの通信媒体が同じ場合には、患者端末通信
部204と医師端末通信部205を同一の構成にしても
かまわない。
【0037】300は医師端末である。医師端末はパー
ソナルコンピュータやワークステーションなどの通常の
コンピュータで構成されており、ディスプレイ等による
表示機能、キーボードやマウスなどによる入力機能、通
信機能を備える。医師端末300はサーバー200中の
医師端末通信部205と通信を行い、患者毎のスケジュ
ール情報の入力、患者の生体データの参照、スケジュー
ルに対する実行状況などの参照などが可能である。
【0038】次に本実施例の典型的な動作例について順
に説明する。
【0039】(Step−1)医療関係者は医師端末3
00を用いて患者に対するスケジュール情報を入力す
る。
【0040】医師、看護婦、介護士などの医療関係者
は、医師端末300を用いて、以下のような例のスケジ
ュール情報を入力し、通信によりサーバー内のデーター
ベース201に登録する。
【0041】(入力例) 医師の入力:患者Aさん:「毎日12:00、薬Aを3
錠を服薬」 看護婦の入力:患者Aさん:「毎日7:00、体温測
定」 介護士の入力:患者Aさん:「3月25日13:00、
自宅訪問予定」 この例は、医師・看護婦・介護士それぞれが、患者Aに
対して独自のスケジュールを入力した例である。これ内
容のそれぞれは、病院内にある複数の医師端末300を
用いて入力することが可能である。
【0042】従来の構成では、医師端末が患者のスケジ
ュールを記憶していたため、このような異なる医療関係
者がそれぞれの医療端末を用いて独自に入力を行うこと
ができなかった。本発明では、サーバー200中のデー
ターベース201に患者のスケジュール情報や生体情報
を記憶させるため、各医師端末で他の端末から設定され
たスケジュールを閲覧できるとともに、独自のスケジュ
ールも入力可能である。
【0043】(Step−2)サーバー200はデータ
ベース201中に格納されたスケジュール情報を患者端
末に送信する。患者名と患者が利用する患者端末100
の関係はデータベース201に登録されており、サーバ
ー200中のスケジュール管理部202は、患者ごとの
スケジュール情報を、患者端末通信部204を介して登
録された端末に送信する。
【0044】サーバー200から患者端末100へのス
ケジュール情報の送信には次の3種類がある。具体的な
手順を以下に示す。
【0045】(2−A)定期的センターポーリング方式 スケジュール管理部202は、時刻管理部203から現
在時刻情報を取得し、あらかじめ設定された時間になっ
たときに患者のスケジュール情報をまとめて送信する。
この動作を繰り返し、定期的にスケジュール情報を送信
する(例、1日1回、夜12:00など)。
【0046】(2−B)逐次的センターポーリング方式 スケジュール管理部202は、時刻管理部203から現
在時刻情報を取得し、スケジュールに設定された時刻、
あるいは、その時刻の少し前に、患者端末通信部204
が患者端末に発呼し、その時間におけるスケジューリン
グ情報を送信する(例、スケジュール情報、患者A:
「毎日12:00、薬Aを3錠を服薬」の場合、毎日1
2:00にサーバー側から発呼し、「患者A:薬Aを3
錠を服薬」という情報を送信する)。
【0047】(2−C)患者端末からの発呼によるデー
タ取得方式 患者端末側100側のスケジュール制御部102が時刻
管理部104から現在時刻を取得し、あらかじめ設定さ
れた時刻になったときに、通信部101から発呼し、サ
ーバーに接続する。サーバー側のスケジュール管理部2
02は患者端末100との接続を確認した後、データベ
ース201に格納されているスケジュール情報を患者端
末100へ送信する。
【0048】上記(2−A)〜(2−C)のすべてにお
いて、サーバー200から送信するスケジューリング情
報は、時刻と文字情報だけでなく、音声情報や画像情報
を含んでも良い。
【0049】以上のいづれかの方法で患者端末100に
通信されたスケジュール情報は、スケジュール制御部1
02が記憶部103に記憶させる。
【0050】(Step−3)患者端末100は、設定
された時刻になった時、患者に対して、スケジュール情
報を文字・画像・音声を用いて通知する。
【0051】具体的には、スケジュール記憶部102
は、時刻管理部104から現在時刻を取得し、記憶部1
03内に記憶されたスケジュール情報の時刻設定と比較
する。現在時刻がスケジュール情報として設定された時
刻と等しい場合(もしくは設定時刻の少し前)、スケジ
ュール制御部102は、表示部105にスケジュール内
容を文字列や画像情報を用いて表示するとともに、発音
部106を用いて音声や音楽を出力する。音声出力はス
ケジュール制御部102内で音声合成により作成しても
よいし、あらかじめ定められた音声のいづれかを出力す
るようにしても良い。
【0052】(Step−4)提示したスケジュールに
際して、患者にその実行状況を患者端末100に入力さ
せる。
【0053】上記ステップ(Step−3)で患者に対
して表示部105や発音部106で通知したスケジュー
ルに対する実行結果を、回答入力部107により入力さ
せる。回答入力部107はキーパッドもしくはキーボー
ドやポインティングデバイスなどで構成されており、患
者がスケジュールを実行したかどうかを入力することが
できる。なお、スケジュール情報の提示が終わり、それ
に対する実行結果を入力させる時点で、スケジュール制
御部102は表示部105と発音部106を制御し、患
者に回答の入力を促すように、文字や画像、音声などを
出力する。
【0054】入力された実行結果は、記憶部103に記
憶されるとともに、通信部101を用いてサーバー20
0に送信される。送信タイミングは、入力時点でも良い
し、次回のスケジュールの通信時にサーバーに送信する
ようにしても良い。
【0055】以上のような動作により、医師端末300
から設定された各患者に対するスケジュール情報を、患
者端末100にタイミング良く表示できる。さらに患者
がそのスケジュールを実行したかどうかを患者端末10
0で入力させることにより、医師端末300でその実行
状況を参照することができる。
【0056】(実施例2)図2は本発明の実施例2の医
療情報通信システムの構成を示した図である。
【0057】図2において、110は患者宅に設置され
た患者端末、210は患者の情報を管理・記憶するサー
バー、310は病院内で医療関係者が利用する医師端末
である。本実施例2において、実施例1と異なる点はス
ケジュール制御部102と通信部101の代わりに電子
メール送受信部を患者端末に備え、電子メールをベース
としてスケジュール情報や生体情報の送受信を行う点で
ある。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有
し、説明は省略する。
【0058】図2中の111はサーバーと電子メールの
やり取りを行う電子メール送受信部。211はサーバー
内で患者端末110と電子メール情報のやり取りを行う
電子メール送受信部。212はスケジュール管理部20
2から出力されたスケジュール情報を電子メールで送信
するためにテキスト情報へ変換するテキスト情報生成
部。213は電子メール送受信部211で受信した電子
メールを解析し、患者名、スケジュールに対する実行結
果、計測された生体情報データを抽出してデータベース
201に登録する電子メール解析部である。
【0059】次に本実施例の動作を説明する。
【0060】(Step−1)実施例1と同様に、医療
関係者は医師端末300を用いて患者に対してスケジュ
ール情報を入力する。
【0061】(Step−2)サーバー210はデータ
ベース201中に格納されたスケジュール情報を電子メ
ールの形で患者端末に送信する。
【0062】具体的なサーバー210内の各部の動作を
示す。スケジュール管理部202は、時刻管理部203
から現在時刻情報を取得し、現在時刻とデータベース2
01中に記憶された複数のスケジュールの設定時刻を比
較する。現在時刻が設定時刻と同一になった時あるいは
現在時刻が設定時刻の少し前になった時に、スケジュー
ル管理部202はそのスケジュールの内容(行動する内
容、患者名、メールアドレスなど)をテキスト情報生成
部212に出力する。テキスト情報生成部212は、そ
の情報を電子メールで送信可能なテキスト情報に変換
し、メールアドレスを付加して電子メール送受信部21
1に出力する。電子メール送受信部211は、モデムな
どの通信装置を内蔵しており、患者端末へ電子メールを
送信する。
【0063】なお、本実施例では電子メール情報として
はテキスト情報のみとしたが、音声や画像などが含まれ
ていても良い。
【0064】(Step−3)患者端末110は、電子
メール送受信部111でサーバー210からの電子メー
ルを受信する。受信した内容は表示部105と発音部1
06を用いて、スケジュール情報を文字・画像・音声の
いづれかで患者へ通知する。
【0065】(Step−4)提示したスケジュールに
対して、患者にその実行状況を入力させる。具体的に
は、上記したStep−3で患者に通知したスケジュー
ルに対する実行結果を、回答入力部107により入力さ
せる。回答入力部107は、患者からの回答を受け付
け、その内容をテキスト情報として電子メール送受信部
111へ出力する。電子メール送受信部111は、この
回答情報をあらかじめ設定されたサーバーのメールアド
レスへ返信する。
【0066】サーバー210側では、この返信メールを
電子メール送受信部211で受信する。受信した電子メ
ールは電子メール解釈部213に入力され、そこで内容
の解析を行う。電子メール解析部213は、解析により
患者からの回答内容を抽出し、その内容をデータベース
201に格納する。
【0067】(Step−1)〜(Step−4)の動
作により、電子メールを用いて患者にスケジュール情報
を提供できる。また、回答入力部107で入力された患
者からの回答の返送にも電子メールを用いることがで
き、サーバーのデータベース201内には、患者毎のス
ケジュール情報だけでなく、その実行状況も格納され
る。患者端末通信部205と医師端末300を用いるこ
とにより、医師などの医療関係者から、これらの患者に
関する情報を参照することができる。
【0068】なお、図2に示すように患者端末110に
生体情報測定部108を備えている場合、以上と同様の
動作により、患者の生体情報の測定結果をも電子メール
としてサーバーに送信し、データベース内に登録するこ
とが可能である。この場合、医師などの医療関係者は、
スケジュール情報に関する情報だけで無く、患者の生体
情報に関しても医師端末から参照できる。
【0069】なお、上記した説明では、サーバー側から
発呼して電子メールを患者端末へ送信したが、患者端末
側から発呼して電子メールを取得するようにしても良
い。この場合、患者端末側から一定時間おきに定期的に
サーバーへ接続し、電子メールが届いているかどうかの
確認を行う。
【0070】なお、患者端末110の構成として電子メ
ールの受信あるいは送信が可能な携帯電話、PHS、ペ
ージャーを用いても良い。これらの携帯電話などの端末
は、個人毎に管理・利用していることが多いので、スケ
ジュール情報のような個人毎に異なる情報の送信に適し
ている。
【0071】(実施例3)図3は本発明の実施例3の医
療情報通信システムの構成を示した図である。実施例3
は、患者の生体情報を計測したりスケジュールを表示し
たりする専用端末ではなく、通常のパソコンや携帯電
話、ファックスなどを用いて、医療や介護に関するスケ
ジュール情報を患者に通知する。なお、図3では実施例
1や実施例2と同一符号のものは同一構造を有し、説明
は省略する。
【0072】図3中の、120〜160は患者宅に設置
される患者端末である。ただし、患者宅にこの全てが必
要ではなく、120〜160中の任意の一つがあれば良
い。サーバーは各患者毎に利用端末の種類をあらかじめ
データベースに登録しておき、その端末種類に応じたフ
ォーマットのスケジュール情報を配信する。
【0073】120はサーバーからの電子メールを受信
・表示するパソコンや携帯電話などの電子メール端末、
130はサーバーからのメッセージ情報を表示するペー
ジャー、140はサーバーからの音声情報を出力する電
話、150はサーバーから送信された静止画情報を受信
・印刷するファックス、160はWWWサーバーに接続
してHTMLなどのファイルを表示するブラウザ部(図
示なし)を備えたインターネット端末(パソコン、携帯
電話、インターネット閲覧TVなど)である。
【0074】次にサーバー220の構成要素を説明す
る。スケジュール管理部202、時刻管理部203、医
師端末通信部205、テキスト情報生成部212、電子
メール送信部211の動作は実施例1および実施例2の
構成と同様である。データベース201’は実施例1お
よび実施例2と同様であるが、追加情報として、(1)
患者毎に使用している端末の種類、(2)スケジュール
情報の通知方法を登録してある点が異なる。なお実施例
1や実施例2の構成と同様に、電話番号やメールアドレ
スなどの情報も患者毎に管理している。
【0075】221はテキスト情報生成部212で生成
されたテキスト情報をページャー130へ送信するペー
ジャーメッセージ送信部、222はスケジュール管理部
202で出力された情報を音声合成などを利用して音声
情報へ変換する音声情報生成部、223は患者宅へ電話
をかけ音声情報生成部222で生成した音声情報を患者
へ伝える音声情報送信部、224はスケジュール管理部
202で出力された情報をあらかじめ蓄えられたフォン
ト情報や薬品などの画像情報を用いて一枚の静止画像情
報へ変換する画像情報生成部、225は画像情報生成部
224で生成された静止画像をファックスにより患者宅
へ送信する静止画情報送信部、226はスケジュール情
報管理部202から出力されたスケジュール情報をHT
MLやXML等のページ記述言語を用いてブラウザで閲
覧可能なホームページへ変換するホームページ情報生成
部、227はホームページ生成部により生成されたホー
ムページ情報を登録し、患者宅に設置されたパソコンや
インターネット閲覧TVなどのインターネット端末16
0からのブラウザを介したアクセスを受けつけ、登録さ
れたスケジュール情報を患者宅の端末で表示できるよう
にするWEBサーバー部、228はデータベース20
1’に記憶された患者毎の端末種類に応じて、どのよう
にスケジュール情報を送信するかを決定し以降の処理を
切り替えるメディア選択部である。
【0076】次に本実施例の動作を説明する。
【0077】(Step−1)実施例1と同様の手順
で、医者などの医療関係者は医師端末300を用いて患
者に対してスケジュール情報を入力する。
【0078】(Step−2)サーバー220はデータ
ベース201中に格納されたスケジュール情報を患者端
末に送信する。
【0079】各患者について、患者名、利用している患
者端末の種類(パソコン、ページャー、携帯電話、電話
など)、スケジュール情報の通知方法(電子メール、音
声など)、電話番号やメールアドレスなどの通知先情報
は、実施例1で説明した生体情報やスケジュール情報と
同様にデータベース201’に登録されている。
【0080】スケジュール管理部202は、時刻管理部
203から現在時刻情報を取得し、データベース20
1’に記憶された複数のスケジュールの設定時刻と現在
時刻を比較する。現在時刻がスケジュールに設定された
時刻、あるいは、その時刻の少し前になったときに、患
者名とスケジュール内容をメディア選択部228へ出力
する。メディア選択部228はデータベース201’中
を検索し、スケジュールの送信対象となっている患者の
利用端末の種類・通知方法・通信先情報を導出する。メ
ディア選択部228は導出結果に応じてスケジュール情
報の変換方法を決め、テキスト情報生成部212、音声
情報生成部222、画像情報生成部224、ホームペー
ジ情報生成部226のいづれかひとつにスケジュール情
報や通知先情報などを出力する。
【0081】患者の端末がパソコンや携帯電話などの電
子メールを受信できる電子メール端末120の場合は、
実施例2と同様の手順でスケジュール情報を患者宅の端
末へ送信する。具体的には、メディア選択部228はテ
キスト情報生成部212へ、スケジュール情報と通知先
情報を出力する。テキスト情報生成部212はスケジュ
ール情報をテキストに変換し、そのテキスト情報を電子
メール送信部211が患者の端末へ送信する。
【0082】患者の端末がページャー130の時は、メ
ディア選択部228はテキスト情報生成部212へスケ
ジュール情報を出力する。テキスト情報生成部212は
ページャーメッセージ送信部221へテキスト情報を出
力し、ページャーメッセージ送信部221は、公衆回線
に接続して、その情報を患者の持つページャーへ送信す
る。
【0083】患者の端末が電話の時は、メディア選択部
228は音声情報生成部222へスケジュール情報を出
力する。音声情報生成部222は音声合成などの技術を
用いて患者名やスケジュール情報を音声に変換し、その
音声信号を音声情報送信部223へ出力する。音声情報
送信部223は、公衆電話回線を通じて患者宅の電話へ
接続し、スケジュールに関する音声情報を出力する。
【0084】患者の端末がファックス端末の場合、メデ
ィア選択部228は画像情報生成部224へスケジュー
ル情報を出力する。画像情報生成部224は、あらかじ
め蓄えている文字フォント情報や薬品などの画像情報か
ら、患者へ提示するための静止画を自動作成する。生成
した画像は、静止画情報送信部225へ出力される。静
止画通信部225では、公衆回線を介して患者宅のファ
ックス端末へ接続し、スケジュール情報の記載された画
像情報を患者宅へ送信する。
【0085】患者の端末がパソコン、インターネット閲
覧TV、携帯電話などのインターネット端末(インター
ネット接続可能で、かつ、ホームページ情報が閲覧可能
なブラウザ機能を持っている端末)の場合、メディア選
択部228はスケジュール情報をホームページ情報生成
部226へ出力する。ホームページ情報生成部226で
は、入力されたスケジュール情報をもとにHTML(Hy
per Text Markup Language)、XML(eXtensible Mar
kup Language)、WML(Wireless Markup Languag
e)、HDML(Handheld Device Markup Language)な
どのページ記述言語で書かれたホームページのファイル
を作成する。作成されたファイルは、WEBサーバー部
227に登録され、公衆回線で接続されたインターネッ
ト端末からアクセスして、その内容が端末から表示可能
なようにする。
【0086】以上のような動作により、医師端末300
から設定された各患者に対するスケジュール情報は、患
者宅内の端末種類に応じてフォーマット変換され、適切
な形で患者に通知することができる。
【0087】なお、スケジュール情報は音声、静止画像
に変換したが、動画像に変換しても良い。この場合、C
ATVや衛星放送などの回線を利用して患者端末に送信
される。この場合の患者端末はテレビ受信機、パソコン
やワークステーションなどのコンピュータなどになる。
【0088】また、本実施例は、図2に示した第2の実
施例のような生体情報測定部を備えた端末をも同時に利
用可能である。したがって、複数の患者で一台の生体情
報測定可能な端末を共有している場合でも、スケジュー
ルの通知だけは携帯電話やページャーで受信するという
ことが可能となる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明の医療情報通
信システムでは、サーバー部を設けることにより、複数
の医師端末と通信を行うことができ、複数の医療関係者
が患者の生体情報やスケジュール情報を同時に閲覧した
り登録したりすることが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における医療情報通信システ
ムの構成を示す図
【図2】本発明の実施例2における医療情報通信システ
ムの構成を示した図
【図3】本発明の実施例3における医療情報通信システ
ムの構成を示した図
【符号の説明】
100 患者端末 101 通信部 102 スケジュール制御部 103 記憶部 104 時刻管理部 105 表示部 106 発音部 107 回答入力部 108 生体情報測定部 200 サーバー 201 データベース 202 スケジュール管理部 203 時刻管理部 204 患者端末通信部 205 医師端末通信部 211 電子メール送受信部 212 テキスト情報生成部 213 電子メール解釈部 221 ページャーメッセージ送信部 222 音声情報生成部 223 音声情報送信部 224 画像情報生成部 225 静止画情報送信部 226 ホームページ情報生成部 227 WEBサーバー部 228 メディア選択部 300 医師端末
フロントページの続き (72)発明者 山下 邦彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 金澤 靖之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 谷江 克典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 安井 利彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投薬時間と投薬内容と、医療関係者の患
    者宅への訪問時間と訪問者情報と、医療機関での診察予
    約時間と診察内容と、生体情報の計測時間と計測項目等
    の患者の医療・介護に関するスケジュール情報を入力・
    閲覧する医師端末と、少なくとも1台以上の前記医師端
    末と通信を行い前記医師端末から入力された前記スケジ
    ュール情報を記憶するサーバーと、前記サーバーと通信
    を行い前記サーバーに蓄えられたスケジュール情報を患
    者に通知する患者端末とを備えたことを特徴とする医療
    情報通信システム。
  2. 【請求項2】 スケジュール通りに患者が医療活動を行
    ったかどうかの活動結果を入力する回答入力部を患者端
    末に備え、サーバーに前記患者端末と通信を行い前記活
    動結果を取得して記憶するデータベース部を備え、医師
    端末に前記サーバーと通信を行い前記データベース部に
    蓄えられた患者の活動結果を取得し内容を表示する活動
    結果表示部を備えたことを特徴とする請求項1記載の医
    療情報通信システム。
  3. 【請求項3】 スケジュール情報通知時に、患者名・設
    定時刻・活動内容を文字あるいは画像で表示する表示部
    と、音声合成により患者名・設定時刻・活動内容を音声
    として出力する発音部の少なくとも一方を患者端末に備
    えた請求項1、2記載の医療情報通信システム。
  4. 【請求項4】 投薬時間と投薬内容と、医療関係者の患
    者宅への訪問時間と訪問者情報と、医療機関での診察予
    約時間と診察内容と、生体情報の計測時間と計測項目等
    の患者の医療・介護に関するスケジュール情報とを入力
    ・閲覧する医師端末と、少なくとも一台以上の前記医師
    端末と通信を行い前記医師端末から入力されたスケジュ
    ール情報を記憶し前記スケジュール情報中に設定された
    時間に患者が活動すべき内容を電子メールとして患者へ
    送信するサーバーと、前記サーバーと通信を行い前記電
    子メールを受信して内容を表示する患者端末を備えたこ
    とを特徴とする医療情報通信システム。
  5. 【請求項5】 スケジュールどおりに医療活動を行った
    かどうかの活動結果を入力させる回答入力部と、前記回
    答入力部に入力された活動結果をテキスト情報に変換し
    電子メール情報として送信する電子メール送信部を患者
    端末に備え、サーバーに前記患者端末からの電子メール
    を受信する電子メール受信部と、受信した前記電子メー
    ルのテキスト情報を解析して前記活動結果を抽出し、そ
    の内容を記憶するデータベース部を備え、医師端末に前
    記サーバーと通信を行い前記データベース部に蓄えられ
    た患者の活動結果を取得し内容を表示する活動結果表示
    部を備えたことを特徴とする請求項4記載の医療情報通
    信システム。
  6. 【請求項6】 患者端末が電子メールの送受信が可能な
    携帯電話、ページャーもしくは携帯端末であることを特
    徴とする請求項4、5記載の医療情報通信システム。
  7. 【請求項7】 患者への投薬時間と投薬内容、医療関係
    者の患者宅への訪問診療時間と訪問者情報、医療機関で
    の診察予約時間と診察内容、生体情報の計測時間と計測
    項目等の患者の医療・介護に関するスケジュール情報を
    入力・閲覧する医師端末と、前記医師端末と通信を行い
    前記医師端末に入力されたスケジュール情報を取得し、
    前記スケジュール情報の内容をHTMLやXMLなどの
    形式に変換するホームページ情報作成部と、前記ホーム
    ページ情報作成部で作成されたHTMLやXML形式の
    情報を記憶するWEBサーバー部と、前記WEBサーバ
    ー部と通信を行いHTMLやXML形式のスケジュール
    情報を取得して表示するブラウザ部を備えた患者端末を
    有することを特徴とする医療情報通信システム。
  8. 【請求項8】 HTMLやXMLなどの形式で記述され
    たスケジュール情報の表示とスケジュールどおりに医療
    活動を行ったかどうかの活動結果の入力を受け付けるブ
    ラウザ部を患者端末に備え、サーバーに、前記患者端末
    のブラウザ部と通信を行い前記スケジュール情報の送信
    と前記活動結果の受信を行うWEBサーバー部と、前記
    WEBサーバー部で得た活動結果を記憶するデータベー
    ス部を備え、医師端末にサーバーと通信を行い前記デー
    タベース部に蓄えられた患者の活動結果を取得し内容を
    表示する活動結果表示部を備えたことを特徴とする請求
    項7記載の医療情報通信システム。
  9. 【請求項9】 患者への投薬時間と投薬内容、医療関係
    者の患者宅への訪問時間と訪問者情報、医療機関での診
    察予約時間と診察内容、生体情報の計測時間と計測項目
    等の患者の医療・介護に関するスケジュール情報を入力
    ・閲覧する医師端末と、すくなくとも一台以上の前記医
    師端末と通信を行い前記医師端末に入力されたスケジュ
    ール情報を記憶し、前記スケジュール情報の内容を静止
    画像情報へ変換する画像情報生成部と、前記画像情報生
    成部で作成された静止画像を公衆回線を利用して患者宅
    のファックス端末へ送信する静止画情報送信部を有する
    ことを特徴とする医療情報通信システム。
  10. 【請求項10】 患者への投薬時間と投薬内容、医療関
    係者の患者宅への訪問時間と訪問者情報、医療機関での
    診察予約時間と診察内容、生体情報の計測時間と計測項
    目等の患者の医療・介護に関するスケジュール情報を入
    力・閲覧する医師端末と、前記医師端末と通信を行い前
    記医師端末に入力されたスケジュール情報を記憶し、前
    記スケジュール情報の内容を音声合成により音声情報へ
    変換する音声情報生成部と、前記音声情報生成部で作成
    された音声情報を公衆回線を利用して患者宅の電話端末
    へ送信する音声情報送信部を有することを特徴とする医
    療情報通信システム。
  11. 【請求項11】 患者への投薬時間と投薬内容、医療関
    係者の患者宅への訪問診療時間と訪問者情報、医療機関
    での診察予約時間と診察内容、生体情報の計測時間と計
    測項目等の患者の医療・介護に関するスケジュール情報
    を入力・閲覧する医師端末と、前記医師端末と通信を行
    い前記医師端末に入力されたスケジュール情報を記憶
    し、前記スケジュール情報の内容を静止画像情報もしく
    は動画像情報へ変換する画像情報生成部と、前記画像情
    報生成部で作成された画像をCATV回線や衛星通信・
    衛星放送回線を利用して患者宅のテレビ受信機へ送信す
    る画像送信部を有することを特徴とする医療情報通信シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 サーバーに患者毎の患者端末の種類を
    記憶する端末種類記憶データベース部と、スケジュール
    情報を前記端末種類記憶データベース部に記憶された端
    末種類情報に応じてテキスト情報、画像情報、音声情報
    に変換するメディア選択部を備え、患者端末毎に適した
    フォーマットのスケジュール情報を送信することを特徴
    とした請求項1〜11のいずれか1項記載の医療情報通
    信システム。
  13. 【請求項13】 患者の少なくともひとつ以上の生体情
    報を計測して測定結果をサーバーへ通信する生体情報通
    信部を患者端末に備え、サーバーに前記生体情報を受信
    して記憶する生体情報記憶データベース部を備え、医師
    端末に前記サーバーと通信を行い前記生体情報記憶デー
    タベース部に蓄えられた情報を表示する生体情報表示部
    を備えたことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1
    項記載の医療情報通信システム。
  14. 【請求項14】 コンピュータを請求項1〜13のいず
    れか1記載の医療情報通信システムの全てもしくは一部
    として機能させるためのプログラム。
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