JP2018033592A - ナースコールシステム - Google Patents

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【課題】通話品質の改善を支援することが可能なナースコールシステムを提供する。【解決手段】ナースコール子機2と、ナースコール親機4と、医療従事者が携帯する携帯端末5と、ナースコール子機2、ナースコール親機4、および携帯端末5の間の通信を制御する制御部6とを備え、携帯端末5は、外部の公衆回線網を介して携帯端末5とナースコール子機2とを通話可能に接続する第一通話モードと、病院内に構築されたローカル通信網を介して携帯端末5とナースコール子機2とを通話可能に接続する第二通話モードとが選択可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、患者等が医療従事者を呼び出すためのナースコールシステムに関するものである。
従来、入院患者が、その患者自身が利用するベッドに設置されたナースコール子機を用いて、ナースステーションに設置されたナースコール親機や担当の医療従事者(医師や看護師等)が携帯する携帯端末を呼び出すことが可能なナースコールシステムがある。
このような従来のナースコールシステムの構成では、病院内に、例えばWiFi等の通信技術を利用したローカル通信網が構築されている。ナースコール子機からの呼出信号は、交換機及びローカル通信網を介して、呼出先の医療従事者が携帯する携帯端末に通知され、携帯端末側で着信を許可した後に、患者と医療従事者間で通話が可能となる。
特開2007−202712号公報
しかしながら、上記の従来のナースコールシステムの構成において、交換機及びローカル通信網を介して成立する通話環境は、携帯端末の電波状況によっては通話が途切れる場合があり、通話品質に改善の余地があった。
そこで、本発明は、通話品質の改善を支援することが可能なナースコールシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のナースコールシステムは、
ナースコール子機と、
ナースコール親機と、
医療従事者が携帯する携帯端末と、
前記ナースコール子機、前記ナースコール親機、および前記携帯端末の間の通信を制御する制御部と、
を備え、
前記携帯端末は、
外部の公衆回線網を介して前記携帯端末と前記ナースコール子機とを通話可能に接続する第一通話モードと、
病院内に構築されたローカル通信網を介して前記携帯端末と前記ナースコール子機とを通話可能に接続する第二通話モードと、
が選択可能である。
この構成によれば、携帯端末では、外部の公衆回線網を介して携帯端末とナースコール子機とを通話可能に接続する第一通話モードと、病院内に構築されたローカル通信網を介して携帯端末とナースコール子機とを通話可能に接続する第二通話モードと、が選択可能である。このため、医療従事者は、例えば、自身が携帯する携帯端末の公衆回線網の電波状況が良好な場合には、高い通話品質が確保された第一通話モードが自動的に選択されるように設定したり、または、自身の選択操作により、第一通話モードを選択することができる。このように、上記構成によれば、通話品質の改善を支援することが可能なナースコールシステムを提供することができる。
また、本発明のナースコールシステムにおいて、
前記制御部は、
前記ナースコール子機から呼び出されたことを示す着信画面を生成する生成部と、
前記着信画面が記録された記録部と、
前記記録部に記録された前記着信画面に接続するための接続先情報を前記携帯端末に向けて送信する送信部と、
を有しても良い。
この構成によれば、患者がナースコール子機に対して呼出操作をした場合、医療従事者が携帯する携帯端末に着信画面を表示させることが可能となる。
また、本発明のナースコールシステムにおいて、
前記着信画面は、
前記第一通話モードを選択可能な第一操作部と、
前記第二通話モードを選択可能な第二操作部と、
を有しても良い。
この構成によれば、医療従事者は、自身が携帯する携帯端末の電波状況に応じて、自身の選択操作により、外部の公衆回線網を利用して高い通話品質が確保された第一通話モードや、病院内に構築されたローカル通信網を利用する第二通話モードを選択することができる。
また、本発明のナースコールシステムにおいて、
前記着信画面は、前記ナースコール子機を用いて呼出信号を発した患者を特定可能な患者特定情報が表示される患者表示部を含んでも良い。
従来、外部の公衆回線網を経由して着信時に表示される着信画面には、ナースコールシステム内で管理される患者情報を表示させることはできなかった。しかし、上記構成によれば、着信画面は、病院内に構築されたローカル通信網を介して表示される。このため、病院内に設置された制御部等で管理される患者情報を用いて患者表示部を作成し、その患者表示部を着信画面内に含めることができる。このため、医療従事者は、着信画面を見て、呼出元の患者の情報を確認した上で、着信に応答することができる。
また、本発明のナースコールシステムにおいて、
前記着信画面は、
前記公衆回線網の電波状況を表示する第一電波表示部と、
前記ローカル通信網の電波状況を表示する第二電波表示部と、
を含んでも良い。
この構成によれば、医療従事者は、公衆回線網の電波状況とローカル通信網の電波状況とを考慮して、通話機能を選択することができる。
また、本発明のナースコールシステムにおいて、
前記制御部は、ナースコール制御機と、サーバと、で構成され、
前記ナースコール制御機は、前記ナースコール子機、前記ナースコール親機、および前記携帯端末の間の通信を制御する機能を有し、
前記サーバは、前記生成部と前記記録部と前記送信部とを有しても良い。
この構成によれば、ナースコール子機、ナースコール親機、および携帯端末の間の通信を制御する機能を有するナースコール制御機とは別のハードウェア(サーバ)に、上記の生成部と記録部と送信部とが設けられている。このため、サーバに設ける機能の設計自由度が向上する。例えば、着信画面を送信する先の携帯端末の台数について、既存のナースコール制御機の制約を受けずに多くの台数を設定することができる。
本発明によれば、通話品質の改善を支援することが可能なナースコールシステムを提供することができる。
本発明の実施形態に係るナースコールシステムの構成図である。 ナースコール制御機のブロック図である。 ポップアップサーバのブロック図である。 ナースコールシステムの動作を説明するための図である。 ナースコールシステムの動作を説明するための図である。
以下、本実施形態に係るナースコールシステムの一例について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、ナースコールシステム1は、ナースコール子機2と、廊下灯3と、ナースコール親機4と、携帯端末5と、制御部6と、電話交換機7と、公衆用基地局8(8a,8b)と、ローカル用基地局9とを備えている。
ナースコール子機2は、病室毎に伝送線L1を介して廊下灯3に接続されている。公衆用基地局8aは伝送線L2を介して電話交換機7に接続されており、ローカル用基地局9は伝送線L3を介して電話交換機7に接続されている。これらの各部は、LAN(Local Area Network)10を介して通信可能に接続されるとともに、必要に応じてハブ(HUB)15により分配されて接続されている。
ナースコール子機2は、病室内の病床(ベッド)毎に設置されており、プレート子機21と、プレート子機21に着脱可能な握り子機22とを備えている。プレート子機21は、医療従事者を呼び出すための呼出ボタンと、通話するためのマイク及びスピーカとを有する。握り子機22は、医療従事者を呼び出すための呼出ボタンを有する。
廊下灯3は、各病室の出入口付近に設置されており、ナースコール子機2を操作した患者の氏名、ベッド番号等の患者情報を表示する液晶表示部31と、ナースコール子機2から呼び出しが発せられたことを報知する表示ランプ32とを備えている。患者の氏名、病室番号、ベッド番号等の情報は、ナースコール子機2の子機IDと対応付けて廊下灯3の記憶部(図示省略)に記憶されている。廊下灯3は、ナースコール子機2から送出された呼出信号をLAN10を介して制御部6に送信する。
ナースコール親機4は、ナースステーション等の病院内共用部に設置されており、ナースコール子機2からの呼び出しを報知する機能、呼び出しに応答する機能を有する。ナースコール親機4は、呼び出しに応答するためのハンドセット41と、患者情報が表示される小型モニタ42と、各患者の詳細情報が一覧表示される大型モニタ43とを備えている。各モニタ42,43は、例えばタッチパネル画面で構成されており、操作部としても機能する。
携帯端末5は、医療従事者(例えば看護師、医師等)が業務に使用するために携帯する端末である。携帯端末5としては、タッチパネル式の画面51を備えるとともに、「3G/LTE」と「WiFi」の両方の通信方式を備える例えばスマートフォン等が用いられる。携帯端末5は、LAN10上で用いられる個別の携帯番号(携帯ID)を有する。
携帯端末5は、外部の公衆回線網を介して携帯端末5とナースコール子機2とを通話可能に接続する第一通話モードを有する。第一通話モードでは、例えば公衆用基地局8を介して電話交換機7を公衆回路網に接続することにより、通信事業者により提供される公衆回線網の通話エリアを病院内の内線エリアとして利用することができ、上記携帯IDを用いて携帯端末5とナースコール子機2間の通話が可能になる。
また、携帯端末5は、病院内に構築されたローカル通信網を介して携帯端末5とナースコール子機2とを通話可能に接続する第二通話モードを有する。第二通話モードでは、ローカル用基地局9を介して無線通信(例えば、WiFi)により電話交換機7と携帯端末5とを接続し、上記携帯IDを用いて携帯端末5とナースコール子機2間の通話が可能になる。
制御部6は、ナースコール制御機6Aと、ポップアップサーバ6Bと、ナースコールサーバ6Cとで構成されている。ナースコール制御機6Aは、ナースコール子機2と各機器間の通信を制御する。ポップアップサーバ6Bは、ナースコール子機2から呼び出しされたことを携帯端末5に報知するための着信画面等を生成する。ナースコールサーバ6Cは、患者の情報、携帯端末の情報、医療従事者の情報等を含む病院に関する最新の情報を一括して管理する。
電話交換機(例えば、PBX:Private Branch eXchange等)7は、ナースコール子機2と携帯端末5との接続や、ナースコール親機4と携帯端末5との接続等を管理するための機器であり、病院内の共用部等に設置されている。公衆用基地局8(8a,8b)は、携帯端末5との間で公衆回線(例えば「3G/LTE」)通信を行うためのアンテナである。公衆用基地局8aは病院内に所定の間隔で設置されている。公衆用基地局8bは例えば病院外の場所に設置されている。ローカル用基地局9は、携帯端末5との間でローカル(「WiFi」)通信を行うためのアンテナであり、病院内に所定の間隔で設置されている。
次に、ナースコール制御機6Aの機能について説明する。
図2に示すように、ナースコール制御機6Aは、制御機CPU61と、制御機CPU61に接続された記憶部62、制御機インターフェース回路(以下、インターフェース回路を「I/F」と称す)63とを備えている。
記憶部62には、患者情報テーブル62aと、携帯情報テーブル62bとが設けられている。患者情報テーブル62aには、患者の氏名、病室番号、ベッド番号、診療科目、救護区分、担当看護師(看護師ID)、担当チームの看護師(看護師ID)、担当医師(医師ID)等の患者情報がナースコール子機の子機IDと対応付けて記憶されている。携帯情報テーブル62bには、携帯端末5の携帯IDとその端末を携帯する医療従事者の医療従事者IDとが対応付けられた携帯情報が記憶されている。なお、記憶部62の各情報は、ナースコールサーバ6Cから例えば定期的に送信されてきて更新されるように構成されている。
制御機CPU61は、例えば記憶部62に記憶される情報の送受信等の管理、ナースコール子機2の呼び出しに対するナースコール親機4及び所定の携帯端末5への接続処理等を行う。制御機I/F63は、LAN10との信号伝送路を形成するための通信部を構成している。
次に、ポップアップサーバ6Bの機能について説明する。
図3に示すように、ポップアップサーバ6Bは、サーバCPU65と、サーバCPU65に接続された着信画面生成部66、着信画面記録部67、接続先情報テーブル68、サーバI/F69(送信部の一例)とを備えている。
サーバCPU65は、ポップアップサーバ6Bの各部を制御する。
着信画面生成部66は、ナースコール子機2から呼び出されたことを示す着信画面を生成する。着信画面は、患者情報に基づいて特定される所定の携帯端末5の画面51に表示される。着信画面記録部67は、着信画面生成部66で生成された着信画面が記録されている。
接続先情報テーブル68は、着信画面記録部67に記録された着信画面に接続するための接続先情報、例えば着信画面にアクセス可能となるURL情報が記憶されている。
サーバI/F69は、LAN10との信号伝送路を形成するための通信部を構成している。サーバI/F69は、接続先情報テーブル68に記憶されている接続先情報(URL)を携帯端末5に向けて送信する。
次に、図1,図4,図5を参照しつつ、ナースコールシステム1の動作を説明する。
<動作例1:公衆回線網(「3G/LTE」)で通話する場合>
患者Xが、ナースコール子機2の握り子機22に設けられている呼出ボタンを操作すると、ナースコール子機2から廊下灯3へ呼出信号が送出される。廊下灯3は、呼出ボタンが操作されたナースコール子機2を識別し、識別したナースコール子機2の子機IDを呼出信号に付加する。子機ID付きの呼出信号は、LAN10を介して、廊下灯3からナースコール制御機6Aに送信される。
子機ID付きの呼出信号を受信したナースコール制御機6Aの制御機CPU61は、付加されている子機IDを読み取り、子機IDと患者情報テーブル62aとを照合する。制御機CPU61は、子機IDに関連付けられている医療従事者を特定し、携帯情報テーブル62bを参照して、その医療従事者の携帯IDを照合する。照合された患者情報と携帯IDは、子機ID付きの呼出信号と共に、ナースコール制御機6Aからポップアップサーバ6Bとナースコール親機4とに送信される。
ポップアップサーバ6Bの着信画面生成部66は、送信されてきた患者情報に基づいて、携帯端末5の画面51に表示される着信画面(ポップアップ画面)を生成するとともに、その生成された着信画面へアクセスするためのURLを生成する。生成された着信画面は、着信画面記録部67に記録される。また、生成されたURLは、接続先情報テーブル68に記憶される。また、ポップアップサーバ6BのサーバCPU65は、送信されてきた携帯IDに基づいて、ナースコールの呼出信号を送信する所定の携帯端末5を特定する。
ポップアップサーバ6BのサーバI/F69は、生成されたURLが付加された呼出信号を、サーバCPU65で特定された所定の携帯端末5へ、電話交換機7とローカル用基地局9を介してWiFiにより送信する。特定される携帯端末5の台数に制限はないが、本例では、患者Xを担当する看護師チームの各々の看護師が携帯する5つの携帯端末5(図1参照)にURL付きの呼出信号が送信される。なお、URLは、例えばSIPプロトコルのINVITE信号からなる呼出信号の拡張ヘッダに付加される。
URL付きの呼出信号を受信した各携帯端末5は、呼出音を鳴動させるとともに、付加されているURLを基にWiFiによりローカル用基地局9を介してポップアップサーバ6Bの着信画面記録部67にアクセスして情報をリクエストする。これにより、携帯端末5の画面51には、患者Xからナースコールがされていることを知らせる着信画面52が例えばポップアップ画面として表示される。
図4に着信画面52の一例を示す。着信画面52には、タッチ領域として、第一操作部53と、第二操作部54とが表示される。上述したように、携帯端末5は、ナースコール子機2と通話する際に、2つの通信方式(「3G/LTE」と「WiFi」)を使用可能である。第一操作部53をタッチすることにより、通信方式として公衆回線網(「3G/LTE」)を選択することができる。また、第二操作部54をタッチすることにより、通信方式としてローカル通信網(「WiFi」)を選択することができる。
また、図4に示すように、着信画面52の患者表示部55には、ナースコールを行った患者Xを特定可能な患者特定情報が表示される。本例では、101号室のベッド番号1に入院する「鈴木太郎」がナースコールを行ったことが特定できる。
さらに、着信画面52には、3G/LTEの電波状況を表示する第一電波表示部56と、WiFiの電波状況を表示する第二電波表示部57が表示される。本例では、3G/LTEの電波状況とWiFiの電波状況とが同等である場合が表示されている。
携帯端末5の呼出音に対して、例えば担当チームの看護師の中の主担当の看護師Aが最初に着信画面を応答操作したとする。
応答操作の際、看護師Aは、3G/LTEを使って通話するか、WiFiを使って通話するかを任意に選択することが可能である。本例では3G/LTEが選択される。
看護師Aが応答操作すると、看護師A以外の看護師が携帯する携帯端末5の呼出音は停止するとともに、それらの着信画面52は非表示となる。
看護師Aの応答操作に連動して、看護師Aの携帯端末5から携帯IDを付加した応答信号が公衆回線網に向けて発信される。公衆用基地局8bと公衆用基地局8aを介して、携帯端末5から発信された携帯ID付きの応答信号が電話交換機7に送信される。
電話交換機7は、携帯ID付きの応答信号を識別し、看護師Aの携帯端末5と患者Xが操作したナースコール子機2との通話路を接続する。
これにより、ナースコール子機2と携帯端末5とが3G/LTEを使用して通話することが可能な状態となる。
(変形例)
図5に着信画面52の別の一例を示す。
図5に示すように、着信画面52の第一操作部53Aと第二操作部54Aとは、電波状況に応じて、電波状況の良好な方の通信方式の領域を大きく表示されるようにしても良い。本例では、第一電波表示部56と第二電波表示部57とに示されるように、3G/LTEの電波の方が良好な状況であるため、3G/LTEの通信方式を示す第一操作部53Aの領域が大きく表示されている。
この場合、操作者である看護師Aが、いずれかの操作部(第一操作部53Aと第二操作部54A)をタッチ操作して任意に選択し、選択された通信方式で通話されるようにしても良い。あるいは、破線で示されるタッチ領域58のいずれか一部をタッチすると、電波状況の良好な方の通信方式(本例では3G/LTEの通信方式)が自動的に選択されるようにしても良い。
また、図4及び図5において、患者表示部55に表示される患者特定情報の内容は、複数の階層に分けて表示することができるようにしても良い。具体的には、図4,図5に示される1階層目において、患者表示部55上をタッチすることにより、2階層目以降の患者特定情報が表示されるようにしても良い。例えば2階層目以降では、患者の診療科目、救護区分、感染症、転倒転落危険度、担当看護師名、担当医師名、飲物情報、食事制限、住所、電話番号等の情報が表示されるようにしても良い。
<動作例2:ローカル通信網(「WiFi」)で通話する場合>
本例の場合も、患者Xがナースコール子機2の呼出ボタンを操作して、携帯端末5の画面51に着信画面52が表示されるまでは、上記動作例1と同様に動作する。
着信画面52が表示された際、本例では、担当チームの看護師の中で最初に看護師Aが、図4に示す着信画面でWiFiを選択して応答したとする。
看護師Aが応答操作すると、看護師A以外の看護師が携帯する携帯端末5の呼出音は停止するとともに、着信画面52は非表示となる。
看護師Aの応答操作に連動して、看護師Aの携帯端末5から携帯IDを付加した応答信号がローカル通信網に向けて発信される。携帯端末5は、ローカル用基地局9を介してWiFiにより電話交換機7に接続されて、携帯端末5から発信された携帯ID付きの応答信号が電話交換機7に送信される。
電話交換機7は、携帯ID付きの応答信号を識別し、看護師Aの携帯端末5と患者Xが操作したナースコール子機2との通話路を接続する。
これにより、ナースコール子機2と携帯端末5とがWiFiを使用して通話することが可能な状態となる。
このような構成のナースコールシステム1によれば、患者からナースコールを受信した際、公衆回線網(3G/LTE)を介して通話するか、ローカル通信網(WiFi)を介して通話するかを携帯端末5において選択可能である。このため、医療従事者は、自身が携帯する携帯端末5の3G/LTEの電波状況とWiFiの電波状況とを考慮して、通話モードを選択することができる。このように、ナースコールシステム1によれば、ナースコール子機2と携帯端末5間における通話品質の改善を支援することができる。
また、例えば自身が携帯する携帯端末5において、3G/LTEの電波状況が良好な場合には、高い通話品質が確保された3G/LTEによる通話モードが自動的に選択されるように設定することも可能である。あるいは、2つの通話モードの電波状況を比較し、良好な方の通話モードが自動的に選択されるように設定することも可能である。このため、さらに通話品質の改善を支援することが可能である。
また、携帯端末5に表示される着信画面52には、通話モードを選択可能な操作部53,54が表示される他、電波状況を表示する電波表示部56,57が表示される。このため、医療従事者は、自身が携帯する携帯端末5の電波状況を確認しつつ、着信画面52の操作部53,54をタッチ操作することで通話モードを選択することができる。
ところで、従来、外部の公衆回線網を経由して着信時に表示される着信画面には、ナースコールシステム内で管理される患者情報を表示させることはできなかった。しかし、ナースコールシステム1によれば、着信画面52は、病院内に構築されたローカル通信網(WiFi)を介して携帯端末5に送信される。このため、病院内に設置された制御部6等で管理される患者情報を用いて患者表示部55を作成し、その患者表示部55を着信画面52内に含めることができる。このため、医療従事者は、携帯端末5に表示される着信画面52を見て、呼出元の患者の情報を確認した上で、着信に応答することができる。また、2階層目以降にも患者特定情報が表示される構成では、より詳しい患者の情報を確認した上で着信に応答することができる。
また、ナースコール子機2、ナースコール親機4、および携帯端末5の間の通信を制御する機能を有するナースコール制御機6Aとは別のハードウェア(ポップアップサーバ6B)に、着信画面生成部66と着信画面記録部67とサーバI/F69とが設けられている。このため、ナースコール制御機6Aにおけるスペックの限界や設計上の制約を考慮する必要がないので、ポップアップサーバ6Bに設けられた機能の設計自由度が向上する。例えば、着信画面52を送信する先の携帯端末5の台数について、既存のナースコール制御機の制約を受けずに多くの台数を設定することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上記形態ではナースコール子機2からの呼び出しがあった場合について説明したが、例えばナースコール親機4から携帯端末5が呼び出された場合にも、携帯端末5は、同様に公衆回線網を介して通話するモードとローカル通信網を介して通話するモードを選択可能であっても良い。
1:ナースコールシステム1、2:ナースコール子機、4:ナースコール親機、5:携帯端末、6:制御部、6A:ナースコール制御機、6B:ポップアップサーバ、6C:ナースコールサーバ、7:電話交換機、8(8a,8b):公衆用基地局、9:ローカル用基地局、52:着信画面、53:第一操作部、54:第二操作部、55:患者表示部、56:第一電波表示部、57:第二電波表示部、61:制御機CPU、62a:患者情報テーブル、62b:携帯情報テーブル、65:サーバCPU、66:着信画面生成部、67:着信画面記録部、68:接続先情報テーブル、69:サーバI/F(送信部の一例)

Claims (6)

  1. ナースコール子機と、
    ナースコール親機と、
    医療従事者が携帯する携帯端末と、
    前記ナースコール子機、前記ナースコール親機、および前記携帯端末の間の通信を制御する制御部と、
    を備え、
    前記携帯端末は、
    外部の公衆回線網を介して前記携帯端末と前記ナースコール子機とを通話可能に接続する第一通話モードと、
    病院内に構築されたローカル通信網を介して前記携帯端末と前記ナースコール子機とを通話可能に接続する第二通話モードと、
    が選択可能である、
    ナースコールシステム。
  2. 前記制御部は、
    前記ナースコール子機から呼び出されたことを示す着信画面を生成する生成部と、
    前記着信画面が記録された記録部と、
    前記記録部に記録された前記着信画面に接続するための接続先情報を前記携帯端末に向けて送信する送信部と、
    を有する、
    請求項1に記載のナースコールシステム。
  3. 前記着信画面は、
    前記第一通話モードを選択可能な第一操作部と、
    前記第二通話モードを選択可能な第二操作部と、
    を有する、
    請求項2に記載のナースコールシステム。
  4. 前記着信画面は、前記ナースコール子機を用いて呼出信号を発した患者を特定可能な患者特定情報が表示される患者表示部を含む、
    請求項2または請求項3に記載のナースコールシステム。
  5. 前記着信画面は、
    前記公衆回線網の電波状況を表示する第一電波表示部と、
    前記ローカル通信網の電波状況を表示する第二電波表示部と、
    を含む、
    請求項2から請求項4のいずれか一項に記載のナースコールシステム。
  6. 前記制御部は、ナースコール制御機と、サーバと、で構成され、
    前記ナースコール制御機は、前記ナースコール子機、前記ナースコール親機、および前記携帯端末の間の通信を制御する機能を有し、
    前記サーバは、前記生成部と前記記録部と前記送信部とを有する、
    請求項2から請求項5のいずれか一項に記載のナースコールシステム。
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