JP6735200B2 - ナースコールシステム - Google Patents

ナースコールシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6735200B2
JP6735200B2 JP2016188472A JP2016188472A JP6735200B2 JP 6735200 B2 JP6735200 B2 JP 6735200B2 JP 2016188472 A JP2016188472 A JP 2016188472A JP 2016188472 A JP2016188472 A JP 2016188472A JP 6735200 B2 JP6735200 B2 JP 6735200B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nurse
area
mobile terminal
information
nurses
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016188472A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018050793A (ja
Inventor
進吾 神谷
進吾 神谷
雄太 村上
雄太 村上
晃章 須田
晃章 須田
克也 八木
克也 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiphone Co Ltd filed Critical Aiphone Co Ltd
Priority to JP2016188472A priority Critical patent/JP6735200B2/ja
Publication of JP2018050793A publication Critical patent/JP2018050793A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6735200B2 publication Critical patent/JP6735200B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Description

本発明は、病棟において患者が看護師を呼び出すナースコールシステムに関し、特に各看護師が携帯端末を携行して看護師間で通話ができるナースコールシステムに関する。
看護師の現在位置を把握して患者に近い看護師の呼び出しを実施する等で、看護師業務への活用を図ったナースコールシステムが提案されている。
例えば特許文献1では、看護師にGPS受信機能を具備した携帯端末を携行させて、病棟内の病室や廊下、共用部等の適時場所にIMES(Indoor MEssaging System)送信機を設置し、携帯端末にIMES送信機の発する信号を受信させて自身の位置を把握させ、その位置情報を発信させることで個々の携帯端末の位置を一括管理し、看護業務に役立てている。
また特許文献2では、看護師にRFIDカードを携行させると共に、廊下灯毎にID受信装置を設け、看護師の位置をRFID情報で把握して、患者から呼び出しがあったら患者に近い看護師が呼び出されるよう制御した。
特開2016−87356号公報 特開2008−113679号公報
上記従来の技術は、何れも看護師の現在位置を把握して、呼出元の患者に近い看護師を選択して呼び出すため、患者に対応し易い場所に居る看護師を呼び出しでき、患者からの呼び出しに対してスムーズな応対が可能となった。
一方で、急患の発生等で何人かの看護師がそれに対応するために持ち場(特定のエリア)を離れることがあった。そのような場合は、特定のエリア内の看護師数が僅かとなるため、患者からの呼び出しの対応やエリア内で緊急を要する事態が発生した場合に、現場の近くに居る看護師に呼び出しが通知されても看護師数の絶対数が不足しているためスムーズな対応ができない状況が発生した。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、所定のエリア内の看護師数が設定された最低数を下回ったら、それを検知して関係者に通知するナースコールシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、患者が看護師を呼び出すためにベッド毎に設置されたナースコール子機と、ナースコール子機からの呼び出しに看護師が応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機及び看護師が携行する携帯端末と、病室毎に設置されて病室の患者情報を表示すると共に患者からの呼出発生を表示する廊下灯と、各機器を制御する制御機とを有するナースコールシステムにおいて、個々の看護師が携行して自身の位置を通知するための発信機と、ナースステーション、共用部、検査室、病室を含む多数の場所に設置されて、発信機の発信信号を受信する位置情報受信機と、位置情報受信機の受信情報から看護師位置を把握する位置管理装置とを有し、位置管理装置は、病棟内の設定されたエリアを記憶するエリア記憶部、看護師と発信機の関係を記憶した発信機情報記憶部、看護師と携帯端末の関係を記憶した携帯端末情報記憶部、そしてエリア内の発信機の数を監視する監視部を具備し、監視部は、エリア内の発信機数を常時カウントし、看護師がエリア外に移動することでエリア内の発信機数が減少して予め設定された所定数を下回ったら、最後にエリアから離れた発信機を携行している看護師、及び当該看護師が携行している携帯端末を、発信機情報記憶部及び携帯端末情報記憶部から特定し、特定した携帯端末に対してエリア内の看護師数が不足している旨を通知する不足状態発生通知を行うことを特徴とする。
この構成によれば、不足状態発生通知を受けた看護師は、自身がエリアから離れたことでエリア内の看護師が不足している状況を認識できるため、他の看護師への通知や、速やかに戻ることを意識させることができ、不足した状況が短時間で解消するような行動をとらせることが可能となる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、監視部は、エリア内の発信機数が所定数より下回ったら、エリア内に居る看護師の携帯端末を発信機情報記憶部及び携帯端末情報記憶部から特定し、特定した携帯端末に、最後にエリアから離れた看護師の情報と共に不足状態発生通知を行うことを特徴とする。
この構成によれば、エリア内の看護師は、不足状態発生通知を受けて、看護師数が少ない状況にあることを認識でき、緊急時には離れた看護師を呼び戻したり、応援の要請等の対策を取りやすい。
請求項3の発明は、請求項2に記載の構成において、監視部は、エリア内の発信機数が所定数より下回った状態から、復帰して所定数以上になったら、不足状態発生通知を行った携帯端末に対して看護師数不足の状態が解消した旨を通知する不足状態解消通知を行うことを特徴とする。
この構成によれば、エリア内の看護師は、不足状態が解消したことを認識でき、安心して看護業務を継続できる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のい何れかに記載の構成において、監視部は、最後にエリアから離れた看護師が所持している携帯端末に対して、不足状態発生通知に加えてエリア内に居る看護師の情報を送信して表示させることを特徴とする。
この構成によれば、エリアから出た看護師の携帯端末には、エリア内に居る看護師の情報が表示されるため、エリアから出た看護師からエリア内の看護師に連絡し易い。
請求項5の発明は、請求項4に記載の構成において、エリアから離れた看護師が所持している携帯端末に表示されたエリア内看護師の情報は、携帯端末情報記憶部の情報を基に看護師が携行している携帯端末の番号が紐付けされており、呼出ボタンとしての機能を有し、表示された看護師の携帯端末に対して所定の操作で呼出信号を送信できることを特徴とする。
この構成によれば、エリアから出た看護師の携帯端末に表示される看護師の情報は、呼び出しボタンとして使用可能であるため、関係者への連絡をスムーズに行うことができる。
請求項6の発明は、請求項5に記載の構成において、携帯端末情報記憶部に記憶された看護師情報には、呼び出す際の優先順位が付されており、エリアから離れた看護師が所持している携帯端末に表示されたエリア内看護師の情報は、優先順位の高い順に表示されることを特徴とする。
この構成によれば、呼び出し優先度の高い順に表示されるため、最初に連絡を取るべき看護師を最初に表示させることができ、連絡すべき相手に悩む必要がない。
本発明によれば、不足状態発生通知を受けた看護師は、自身がエリアから離れたことでエリア内の看護師が不足している状況を認識できるため、他の看護師への通知や、速やかに戻ることを意識させることができ、不足した状況が短時間で解消するような行動をとらせることが可能となる。
本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図である。 位置管理装置のブロック図である。 ナースコールシステムの他の例を示す構成図である。 IMES管理装置のブロック図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図であり、1はベッド毎に設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機、2は病室毎に設置されて患者情報を表示すると共に呼出発生を報知し、更に呼出信号を中継する廊下灯、3はナースステーションに設置されてナースコール子機1による呼び出しを報知すると共に呼び出しに応答する機能を備えたナースコール親機、4はナースコール子機1からの呼び出しに応答するために個々の看護師が携行するスマートフォン等の携帯端末、5は機器間の通信を制御する制御機、6は携帯端末4と通信するアクセスポイント等の基地局、7は携帯端末4と基地局6の間の通信を制御するIP−PBXから成る交換機、8はナースコールシステムを管理する管理PCである。
また、9は携帯端末4が発信するID信号を受信する位置情報受信機、10は位置情報受信機9が受信したID信号により看護師位置を管理する位置管理装置である。位置情報受信機9はナースステーション、各病室、手術室、共用部、待合室、廊下等に設置され、携帯端末4の位置を詳細に把握できるよう配置されている。
尚、携帯端末4は、例えばiBeacon(登録商標)の発信機を内蔵したものを使用することで、近くの位置情報受信機9の存在を認識したら自身のID情報をその位置情報受信機9に送信したり、定期的にID情報を発信して近くの位置情報受信機9に受信させることで実施できる。
ナースコール子機1は、ベッド上に配置される呼出握りボタン1aと、壁面に設置されて呼出握りボタン1aが接続されるプレート子機1bとから成り、プレート子機1bには通話の為のマイク、スピーカが組み込まれている。
廊下灯2は、病室毎に設置されて病室内の患者氏名等の患者情報を表示するLCDから成る患者情報表示部2a、病室内の患者からのナースコール子機1が使用された呼び出しが発生したらそれを通知する表示灯2bを有している。
ナースコール親機3は、患者情報の一覧を始め各種情報を表示する第1表示部3a、呼び出しを受けた場合に呼出元情報を表示する第2表示部3b、応答するためのハンドセット3c等を備えている。
位置管理装置10は、図2に示すように、携帯端末4の位置を記憶する携帯端末位置記憶部101、位置情報受信機9の設置場所を記憶する場所記憶部102、病棟内の設定されたエリア(以下、単にエリアとする)を記憶するエリア記憶部103、携帯端末4と看護師との関係を記憶する携帯端末情報記憶部104、エリア内の看護師人数を監視すると共に位置管理装置10を制御する位置管理装置CPU106、位置情報受信機9、管理PC8と通信する位置管理装置IF107等を有している。
尚、エリアは複数名の看護師から成る看護師チームが担当するエリアでもあり、携帯端末情報記憶部104が記憶する看護師情報は、この看護師チームに加えて他に所属する看護師と携帯端末との関係も記憶されている。そして、担当する看護師チームの構成員に対しては呼び出す際のチーム内優先順位が合わせて付されている。
そして、これらの設定は管理PC8で実施され、位置管理装置10に送信され記憶される。またエリアは、例えば看護師チームが病棟のフロア全体を担当する場合は、フロア全体が1つのエリアとして設定されるし、1フロアが複数の看護師チームで区分けして担当する場合は、その区分けが1エリアに設定される。
廊下灯2、ナースコール親機3、制御機5、管理PC8はHUB12等を介してLAN配線L1により互いに接続されている。また、ナースコール子機1は病室毎に伝送線L2を介して廊下灯2に接続されている。
位置情報受信部9と位置管理装置10とは通信線L3で接続され、管理PC8と位置管理装置10とは通信線L4で接続され協働するよう構成されている。
上記の如く構成されたナースコールシステムの動作は以下の様である。但し、患者からの呼び出し、その応答動作が従来と同様であるため説明を省略し、ここでは位置管理装置10の動作を中心に説明する。
上述したように、携帯端末4は自身のIDを発信する発信機の機能を有し、最寄りの位置情報受信機9がそれを受信し、位置管理装置10に受信したIDが送信される。
位置管理装置10では、位置情報受信機9から送信されたID情報を受けて、位置管理装置CPU106が個々の携帯端末4の現在位置を場所記憶部102から読み取り、携帯端末位置記憶部101に登録する。このとき、場所の移動が発生したら、エリア外からエリア内への移動かエリア内からエリア外への移動であるか判別し、エリア内の携帯端末4の数を常時カウントする。
ここで、説明の都合上、エリアを担当する看護師の設定人数を6名(担当する看護師チームの構成人数が6名)、最低看護師数(所定数)を4人とし、6名の看護師にN1〜N6の符号を付与して説明する。尚、最低看護師数は、他の情報と合わせて予め位置管理装置10に登録される。
この結果、位置管理装置CPU106は、エリア内の看護師数が3人になったら通知制御を開始する。尚、設定されたエリアには、他のチームの看護師が応援に来る場合もあり、その看護師が携行する携帯端末4も認識して、エリア内の看護師数としてカウントされるが、ここではエリア内には単純にチームを構成する看護師のみが看護業務を行っているとして説明する。
6名の状態から急患の受け入れ等で2名の看護師N1,N2がエリアから離れて4人となっても、その状態を位置管理装置CPU106は認識するが通知動作等実施しない。しかし、把握している看護師数が、更に減り所定数である4人を下回ったら以下の通知動作を開始する。
エリア内の看護師が、更に1名(看護師N3とする)エリアから離れて3名になったら、最後にエリアから離れた看護師N3、及び看護師が携行している携帯端末4、そしてエリア内の看護師N4〜N6を特定し、それらの情報及び関連付けられている携帯端末4の情報を管理PC8に通知し不足状態発生通知の実施を要求する。
この通知及び要求を受けた管理PC8は、制御機5に対して不足状態発生通知の制御を開始させる。具体的に、制御機5はまず最後に離れた看護師N3が携行する携帯端末4に対して、エリア内の看護師数が足りなくなった旨の通知を実施すると共に、エリア内に残っている看護師の情報を合わせて通知する。例えば、「エリア内の看護師が不足しています」のメッセージをメール送信し、同時にエリア内に居る看護師N4〜N6の氏名等を送信する。
制御機5は、同時にエリア内にあるナースコール親機3にも通知し、この通知を受けたナースコール親機3はエリア内の看護師が不足している状態にあることを表示する。
また、制御機5は、エリア内に残っている看護師N4〜N6の携帯端末4に対して「エリア内の看護師が不足しています」のメッセージの送信と共に、最後に離れた看護師N3の情報を送信する。
これらの情報は、交換機、基地局を介してエリア内の看護師N4〜N6が携行する携帯端末に表示される。
一方、看護師N3が携行する携帯端末4では、不足状態発生通知を受けて、上記メッセージに加えて看護師N4〜N6の氏名が表示される。具体的に、位置管理装置10に登録されている看護師の優先順位が合わせて送信され、優先順位の高い順に表示される。そして、表示部のタッチ操作等の呼出操作を行えば呼び出しでき、通話を実施できる。
その後、他のエリアから看護師が応援に来たり、離れた看護師が戻ってきたことで、所定数に達した、或いは所定数以上の状態に復帰したら、看護師が携行している携帯端末4の発信情報から位置管理装置CPU106がそれを認識し、不足状態解消通知を実施するよう管理PC8に要求する。
この通知を受けた管理PC8は、制御機5を制御して不足状態発生通知を行った看護師N3〜N6が携行する携帯端末及びナースコール親機3に対して、看護師数が復帰した旨の通知を実施させる。この通知制御により、「エリア内の看護師数が復帰しました」等のメッセージがそれぞれ表示される。
このように、エリアから離れた看護師は、不足状態発生通知を受けて自身がエリアから離れたことでエリア内の看護師が不足している状況を認識でき、他の看護師への通知や、速やかに戻ることを意識させて、不足した状況が短時間で解消するような行動をとらせることが可能となる。
また、不足状態発生通知を受けたエリア内の看護師は、看護師数が少ない状況にあることを認識でき、緊急時には離れた看護師を呼び戻したり、応援の要請等の対策を取りやすい。
また、エリアから最後に出た看護師の携帯端末4には、エリア内に居る看護師の情報が表示されるため、エリアから出た看護師からエリア内の看護師に連絡し易い。
更に、エリアから出た看護師の携帯端末4に表示される看護師の情報は、呼び出しボタンとして使用可能であるため、関係者への連絡をスムーズに行うことができる。特に、呼び出し優先度の高い順に表示されるため、最初に連絡を取るべき看護師を最初に表示させることができ、連絡すべき相手に悩む必要がない。
また、看護師が不足した状態が解消されると不足状態解消通知が通知されるため、エリア内の看護師は不足状態が解消したことを認識でき、安心して看護業務を継続できる。
尚、上記実施形態は、位置管理装置10がエリア内の看護師人数の監視を行う構成であるが、管理PC8に行わせても良い。この場合、位置管理装置10には携帯端末4の位置情報の取得のみ行わせれば良く、場所記憶部102、エリア記憶部103、携帯端末情報記憶部104等は管理PC8が持てば良い。
また、携帯端末4の発信機能を利用して実施しているが、ID信号を発信する例えばRFIDカード等の発信機を各看護師に携行させても上記制御は実施できる。この場合、看護師と携帯端末4の関係を記憶する携帯端末情報記憶部104とは別に、発信機と看護師の関係を記憶する発信機情報記憶部を位置管理装置10に設けて、発信機と携帯端末4を関連付けることで制御を実施できる。
更に、携帯端末4が自身の位置を通知するために基地局6に対して定期的に発信するID情報を使用することでも実施できる。但し、この基地局6に対して発信されるID情報を使用する場合は、位置情報受信機9は基地局6が兼用することになるし、位置管理装置10は独立して設ける必要が無くなり、管理PC8或いは制御機5と一体できる。
図3はナースコールシステムの他の形態を示す構成図であり、IMESの技術を使用した構成を示している。以下、この構成を説明する。但し、上記図1と共通する構成要素は同一の符号を付与して説明を省略する。
尚、基地局6aは携帯端末4と通信する上記図1の基地局6と同様のものであるが、ここでは携帯端末4が発信する位置情報も受信するため、異なる符号を付与してある。
そして、20は位置情報を発信するIMES送信機、21は携帯端末4の位置を管理する位置管理装置としてのIMES管理装置であり、両者は通信線L5で接続されている。携帯端末4とIMES送信機20とIMES管理装置21とで位置特定システムを構成している。
携帯端末4はGPS衛星電波受信機能を有し、GPS電波により自身の位置を特定して、特定した位置情報を付加して発信するGPS通信部4aが内蔵されているものが使用される。
また、IMES送信機20は病院内の上記位置情報受信機9と同様に適宜場所、例えば、各病室、ナースステーション、手術室、共用部、廊下等に設置され、自身の位置情報をGPS電波と電波形式の無線信号を使用して常時配信している。
図4はIMES管理装置21のブロック図を示している。IMES管理装置21は、図4に示すように、携帯端末4の位置を記憶する携帯端末位置記憶部211、設定されたエリアを記憶するエリア記憶部212、携帯端末4と看護師との関係を記憶する携帯端末情報記憶部213、エリア内の看護師人数を監視すると共にIMES管理装置21を制御するIMES管理装置CPU214、IMES送信機20、管理PC8と通信するIMES管理装置IF215等を有している。
尚、IMES管理装置21と管理PC8とは通信線L6で接続され協働するよう構成されている。
このように構成されたナースコールシステムによる看護師の位置管理は次のように実施される。携帯端末4のGPS通信部4aは、自身に近いIMES送信機20が配信する位置情報を受信して自身の位置を把握し、IDを附加して把握した位置情報を定期的にIMES管理装置21に送信する。具体的に、携帯端末4が発信する位置情報は、通常の電話信号と同様に基地局6aが受信して、交換機7,LAN配線L1、管理PC8、通信線L6を介してIMES管理装置21に伝送される。
こうして、携帯端末4の位置情報を受信したIMES管理装置21は、IMES管理装置CPU214が、上記形態の位置管理装置10と同様に設定されたエリアに対して看護師の人数を管理する。管理形態は上記形態と同様であり、エリア内の看護師数が最低看護師数(所定数)を下回ると、管理PC8に対して不足状態発生通知の実施を要求する。その後所定数に復帰すると、不足状態解消通知を実施するよう管理PC8に要求する。要求を受けた管理PCは上述した動作と同様に、制御機5を介して通知制御を実施させる。
このように、IMES技術を適用してエリア内の看護師数を管理しても良い。
尚、このIMES技術を使用する構成の場合も、携帯端末位置記憶部211、エリア記憶部212、携帯端末情報記憶部213等を管理PC8に持たせてエリア内の看護師数を管理する制御を管理PC8に実施させても良い。この場合、IMES管理装置21はIMES送信機20の制御のみ実施すれば良いし、管理PC8が位置管理装置となる。
1・・ナースコール子機、2・・廊下灯、3・・ナースコール親機、4・・携帯端末(発信機)、5・・制御機、6・・基地局、6a・・基地局(位置情報受信機)、7・・交換機、8・・管理PC、9・・位置情報受信機、10・・位置管理装置、20・・IMES送信機、21・・IMES管理装置(位置管理装置)、101・・携帯端末位置記憶部、102・・場所記憶部、103・・エリア記憶部、104・・携帯端末情報記憶部(発信機情報記憶部)、106・・位置管理装置CPU(監視部)、211・・携帯端末位置記憶部、212・・エリア記憶部、213・・携帯端末情報記憶部、214・・IMES管理装置CPU(監視部)。

Claims (6)

  1. 患者が看護師を呼び出すためにベッド毎に設置されたナースコール子機と、ナースコール子機からの呼び出しに看護師が応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機及び看護師が携行する携帯端末とを有するナースコールシステムにおいて、
    個々の看護師が携行して自身の位置を通知するための発信機と、
    ナースステーション、共用部、検査室、病室を含む多数の場所に設置されて、前記発信機の発信信号を受信する位置情報受信機と、
    前記位置情報受信機の受信情報から看護師位置を把握する位置管理装置とを有し、
    前記位置管理装置は、病棟内の設定されたエリアを記憶するエリア記憶部、看護師と前記発信機の関係を記憶した発信機情報記憶部、看護師と前記携帯端末の関係を記憶した携帯端末情報記憶部、そして前記エリア内の前記発信機の数を監視する監視部を具備し、
    前記監視部は、前記エリア内の発信機数を常時カウントし、看護師が前記エリア外に移動することで前記エリア内の発信機数が減少して予め設定された所定数を下回ったら、最後に前記エリアから離れた発信機を携行している看護師、及び当該看護師が携行している前記携帯端末を、前記発信機情報記憶部及び前記携帯端末情報記憶部から特定し、特定した携帯端末に対して前記エリア内の看護師数が不足している旨を通知する不足状態発生通知を行うことを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記監視部は、前記エリア内の発信機数が前記所定数より下回ったら、前記エリア内に居る看護師の携帯端末を前記発信機情報記憶部及び前記携帯端末情報記憶部から特定し、特定した前記携帯端末に、最後に前記エリアから離れた看護師の情報と共に前記不足状態発生通知を行うことを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
  3. 前記監視部は、前記エリア内の前記発信機数が前記所定数より下回った状態から、復帰して所定数以上になったら、前記不足状態発生通知を行った前記携帯端末に対して看護師数不足の状態が解消した旨を通知する不足状態解消通知を行うことを特徴とする請求項2記載のナースコールシステム。
  4. 前記監視部は、最後に前記エリアから離れた看護師が所持している携帯端末に対して、前記不足状態発生通知に加えて前記エリア内に居る看護師の情報を送信して表示させることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のナースコールシステム。
  5. 前記エリアから離れた看護師が所持している携帯端末に表示された前記エリア内看護師の情報は、前記携帯端末情報記憶部の情報を基に看護師が携行している携帯端末の番号が紐付けされており、呼出ボタンとしての機能を有し、
    表示された看護師の前記携帯端末に対して所定の操作で呼出信号を送信できることを特徴とする請求項4記載のナースコールシステム。
  6. 前記携帯端末情報記憶部に記憶された看護師情報には、呼び出す際の優先順位が付されており、
    前記エリアから離れた看護師が所持している携帯端末に表示された前記エリア内看護師の情報は、前記優先順位の高い順に表示されることを特徴とする請求項5記載のナースコールシステム。
JP2016188472A 2016-09-27 2016-09-27 ナースコールシステム Active JP6735200B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016188472A JP6735200B2 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 ナースコールシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016188472A JP6735200B2 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 ナースコールシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018050793A JP2018050793A (ja) 2018-04-05
JP6735200B2 true JP6735200B2 (ja) 2020-08-05

Family

ID=61834602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016188472A Active JP6735200B2 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 ナースコールシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6735200B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4936359B2 (ja) * 2006-03-31 2012-05-23 株式会社ケアコム ナースコールシステム
JP5939612B2 (ja) * 2012-01-16 2016-06-22 株式会社ケアコム ナースコールシステム
JP6574565B6 (ja) * 2014-11-11 2019-10-09 アイホン株式会社 ナースコールシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018050793A (ja) 2018-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6574565B6 (ja) ナースコールシステム
JP6055699B2 (ja) ナースコールシステム
JP6144567B2 (ja) ナースコールシステム
JP2009212813A (ja) ナースコールシステム
JP6901836B2 (ja) ナースコールシステム
JP6735200B2 (ja) ナースコールシステム
JP7049859B2 (ja) ナースコールシステム
JP2014127753A (ja) ナースコールシステム
JP6995638B2 (ja) ナースコールシステム
JP2019193016A (ja) ナースコールシステム
JP7129784B2 (ja) ナースコールシステム
JP6985190B2 (ja) ナースコールシステム
JP6774838B2 (ja) ナースコールシステム
JP2013144041A (ja) ナースコールシステム
JP2020000281A (ja) ナースコールシステム
JP2020005011A (ja) ナースコールシステム
JP2005244902A (ja) ナースコールシステム
JP2019029896A (ja) ナースコールシステム
JP2019146125A (ja) ナースコールシステム
JP2014107816A (ja) 居住者サポートシステム
JP2005236437A (ja) ナースコールシステム
JP2017195911A (ja) ナースコールシステム
JP2017146792A (ja) ナースコールシステム
JP2010010982A (ja) ナースコールシステム
JP2018056712A (ja) ナースコールシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200616

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6735200

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250