JP2014057180A - 呼出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】入居者が施設スタッフを呼出す呼出システムであって、施設スタッフの業務効率を向上させることができ、かつ入居者のプライバシーが考慮されている呼出システムを提供することを課題とする。
【解決手段】呼出システム1は、呼出端末ディスプレイ19、ボタン表示制御手段21、呼出情報送出手段23を有する呼出端末4と、入居者情報36及び端末識別情報34を登録する入居者登録手段50、スタッフ情報51及び携帯識別情報を登録するスタッフ登録手段53と、呼出情報22を受付ける呼出情報受付手段54及び携帯端末13を抽出する携帯端末抽出手段55、抽出された携帯端末13に呼出情報22を転送する呼出情報転送手段56を有する管理サーバ14と、携帯端末ディスプレイ35、転送された呼出情報22を受付ける呼出情報転送受付手段37を有し、呼出情報22を携帯端末ディスプレイ35に表示する携帯端末13とを具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、呼出システムに関するものであり、特に介護施設や病院などの複数の居室を備える施設に設置され、病院の入院患者や老人ホームの入居者が看護師、介護士、或いは介護ヘルパーなどを呼出す際に使用する呼出システムに関するものである。
複数の病室を備える入院設備を有する病院などの医療施設、ケアホーム或いはケアハウスと呼ばれる介護保険施設、または長期居住型の高齢者福祉施設(以下、特に断りのない限り、単に「施設」と称す)には、「ナースコール」と呼ばれる看護師などの呼出システムが設けられている。このナースコールにより、施設の複数の居室にそれぞれ居住する入院患者や入居者(以下、特に断りのない限り、単に「入居者」と称す)が、当該施設で働く看護師、介護士、介護ヘルパー、或いは介護ボランティアなど(以下、特に断りのない限り、単に「施設スタッフ」と称す)をナースステーションやヘルパー室などの居室から離れた場所から居室に呼び出すことができる。これにより、入居者の具合が悪くなった場合であっても、ナースコールを用いた施設スタッフへの連絡により、適切な医療行為や看護行為を速やかに行うことができる。また、ナースコールは、身体の自由が利きにくい入居者が、ナースコールによって希望の用件(例えば、「のどが渇いた」など)を施設スタッフを呼出して直接伝えることができる。
一般的なナースコール(呼出システム)の構成を説明すると、病室などの複数の居室を備える施設に対し、各居室に設置された複数の子機と、ナースステーションやヘルパー室に設置された親機とが有線により電気的に接続されている。そして、子機に設けられた呼出用のスイッチを押圧操作することで施設スタッフの呼出を行う。子機からはスイッチの押圧操作に応じて呼出に係る電気信号が子機から親機に対して送出される。この電気信号を受付けた親機は、親機に設置されたスピーカーから呼出操作があった旨を音声によって報知する。これにより、ナースステーションなどに居る施設スタッフは、上記報知を聴覚を通じて認識することができる。また、親機には、呼出用のスイッチが割当てられた居室の部屋番号毎にランプが取付けられた表示盤が設置され、当該表示盤によってどの子機(居室)から呼出操作があったかを視覚を通じて施設スタッフに報知するものがある。係る呼出操作により、ナースステーションなどの施設スタッフは、呼出操作を行った入居者の居室に速やかに向かい、適切な対応を行うことができる。ナースコールの中には、子機及び親機にそれぞれマイク及びスピーカーを設け、双方向の音声通話が可能なものや、カメラ及びモニターを取付け、所謂ビデオ通話を行うものもある。
上述したナースコールは、例えば、“食事が終わった”や“点滴が完了した”などの日常的な用件を施設スタッフに伝える場合にも使用される。この場合、子機及び親機の間で音声通話などのコミュニケーションをとることができないナースコールでは、子機による呼出操作後に施設スタッフが入居者の居室まで赴き、入居者が口頭で用件を伝えていた。そのため、用件によっては施設スタッフが、ナースステーションなどに必要な器具を取りに戻ることがあり、施設スタッフは居室とナースステーションとの間を何度も行き来することがあった。そのため、呼出用件を処理する業務が非効率的となることがあった。
一方、音声、或いは音声及び映像の通話が可能なナースコールの場合、呼出の際に施設スタッフとの間で口頭によるコミュニケーションをとることができ、予め必要な器具などを準備してから居室に向かうことができた。しかしながら、例えば、複数人が居住する大部屋の入居者は、子機に向かって呼掛けた呼出用件を同室の入居者に聞かれることがあり、用件によっては他人に聞かれることを恥ずかしいと感じる人もあった。そのため、入居者のプライバシーが確保されておらず、施設スタッフの呼出を躊躇する入居者もあった。さらに、上述のナースコールは、いずれもナースステーションなどに親機が設置されているものであり、当該ナースステーションに在室している施設スタッフにしか呼出操作があったことを報知することができなかった。施設スタッフは、ナースステーションなどに待機している以外に、施設内で種々の業務に従事していることがあり、ナースステーションを離れていることも多い。そのため、居室からの呼出操作があった場合でも、居室に入居する入居者を担当する施設スタッフが在室していないこともあり、係る場合、当該施設スタッフがナースステーションに帰ってから居室に向かうため、呼出操作から施設スタッフが居室に到達するまでに時間がかかることがあった。
そこで、本発明は、上記実情に鑑み、入居者が施設スタッフを呼出す呼出システムであって、施設スタッフの業務効率を向上させることができ、かつ入居者のプライバシーが考慮されている呼出システムの提供を課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明の呼出システムは、「複数の居室を備える施設に設置され、前記居室に居住する入居者にそれぞれ割当てられた複数の呼出端末、前記入居者の看護若しくは介護を行う施設スタッフの携帯する携帯端末、及び、前記呼出端末及び前記携帯端末の間で送受される前記施設スタッフの呼出に関する情報を制御して管理する管理サーバを有し、前記呼出端末、前記携帯端末、及び前記管理サーバが施設内ネットワークに接続して構築された呼出システムであって、前記呼出端末は、タッチパネル機能を備える呼出端末ディスプレイと、前記施設スタッフを呼出す用件を示す複数の用件ボタンを前記呼出端末ディスプレイに表示するボタン表示制御手段と、複数の前記用件ボタンのうちの一つがタッチされる呼出操作を前記タッチパネル機能によって検知すると、前記用件ボタンに対応する呼出情報を、前記呼出端末に固有の端末識別情報とともに前記施設内ネットワークを通じて前記管理サーバに送出する呼出情報送出手段とを具備し、前記管理サーバは、前記入居者の氏名及び前記居室の部屋番号を含む入居者情報、及び、前記入居者に割当てられた前記呼出端末に固有の端末識別情報を前記入居者情報と関連付けて記憶し登録する入居者登録手段と、前記施設スタッフの氏名及び担当する前記入居者または前記居室に関する情報を含むスタッフ情報、及び、前記施設スタッフの携帯する前記携帯端末に固有の携帯識別情報を前記スタッフ情報と関連付けて記憶し登録するスタッフ登録手段と、前記呼出端末から送出された前記呼出情報を受付ける呼出情報受付手段と、受付けた前記呼出情報を送出した前記呼出端末を前記端末識別情報に基づいて特定し、前記呼出端末が割当てられた前記入居者または前記居室を担当する前記施設スタッフの携帯する前記携帯端末を前記スタッフ情報に基づいて抽出する携帯端末抽出手段と、抽出された前記携帯端末に前記呼出情報を、前記呼出情報を送出した前記呼出端末が割当てられた前記入居者の前記入居者情報を付して前記施設内ネットワークを通じて転送する呼出情報転送手段とを具備し、前記携帯端末は、携帯端末ディスプレイと、転送された前記呼出情報及び前記入居者情報を前記施設内ネットワークの無線通信回線を通じて受付ける呼出情報転送受付手段と、受付けた前記呼出情報及び前記入居者情報を前記携帯端末ディスプレイに表示するための携帯表示制御手段と」を具備している。
ここで、「複数の居室を備える施設」とは、上述した医療機関、ケアホーム(ケアハウス)、老人ホームなどの「施設」が相当し、一人部屋用の個室、または四人部屋などの多人数が共同で居住する所謂大部屋などの、種々の形態の複数の「居室」を備えるものである。また、「施設スタッフ」とは、医療施設における医師や看護師などの医療従事者、介護保険施設における介護士または介護ヘルパー、或いは介護のためのボランティアスタッフを含んでいる。
施設において、それぞれの入居者には、入居時に施設スタッフを呼出すために使用される呼出端末が個々に割当てられる。呼出端末は、後述する呼出機能などの各機能を奏するものであれば、その形態や態様は特に限定されないが、例えば、入居者のベッドサイドに設置されたデスクトップやノートタイプのパーソナルコンピュータや、スマートフォンを含む小型の携帯情報端末、或いはタブレット端末(またはスレート端末)の使用が可能であり、後述の施設内ネットワークと有線通信回線若しくは無線通信回線を通じて接続可能なものであればよい。
施設が介護保険施設や高齢者福祉施設の場合は、居室に居住する入居者は高齢者の比率が高い。そのため、キーボードやマウスを用いてパーソナルコンピュータを操作する経験が乏しく、或いはその操作に不慣れな人々も多いことが予想される。そこで、銀行のATMやカーナビゲーションシステムなどの端末操作の際に広く採用され、高齢者であっても操作に馴染みがあり、かつ比較的容易に当該操作の習熟を図ることができるタッチパネル機能を呼出端末ディスプレイに備えることにより、高齢者であっても容易に呼出操作を行うことができる。また、老眼などで小さな文字の判別が困難な場合でも、画面上の拡大及び縮小が容易で、かつ図面サイズが比較的大型なものが好ましい。そのため、特にタブレット端末を呼出端末として使用することが好適である。
一方、携帯端末は、上述のタブレット端末や、或いはスマートフォンなどの携帯情報端末を採用することが可能である。ここで、携帯端末を業務中に持ち歩く施設スタッフの場合、日々の業務は各居室を回って点滴の交換や検温などを行う看護業務や、入居者の食事の補助などの介護業務を行っている。そのため、当該施設スタッフは、業務中は施設内を動き回っている。したがって、携帯端末は有線通信回線を通じて接続されている場合は不都合が多くあり、無線通信回線を通じて施設内ネットワークと接続されている必要がある。一方、管理サーバは、上述した呼出端末及び携帯端末の間で送出される各種情報の制御及び管理を行うためのものであり、例えば、市販のコンピュータを採用することができ、有線通信回線若しくは無線通信回線のいずれかを通じて施設内ネットワークと接続されているものであればよい。
したがって、本発明の呼出システムによれば、入居者に対してそれぞれ割当てられた複数の呼出端末を用いて施設スタッフの呼出(所謂「ナースコール」)を行うことができる。このとき、呼出端末の呼出端末ディスプレイには、タッチパネル機能が備わっているため、画面上に指を押付けたり、或いは押付けた状態で指を移動させることにより、各種操作を呼出端末に対して行うことができる。呼出端末ディスプレイには、ボタン表示制御手段によって呼出用件ごとに構築された複数の用件ボタンが表示されている。そのため、当該用件ボタンの上を指などでタッチすることにより、呼出操作が検知され、呼出情報の送出が行われる。なお、タッチパネル機能は、大別すると、画面上に加わる指の圧力の変化を感知する感圧式のタイプと、ディスプレイ表面に導電性の層を設け、指など導電性素材の近接により、ディスプレイ上の静電容量の変化を検知する静電容量式のタイプが知られている。
表示された用件ボタンの一つが選択され、呼出操作を検知すると、用件ボタンに対応する呼出用件(例えば、“食事が終わった”、“トイレに行きたい”)に対応する呼出情報が管理サーバに向かって送出される。このとき、呼出端末を識別する固有の端末識別情報が合わせて送出される。これにより、管理サーバは、どの呼出端末からの呼出情報の送出であるかの特定が行われる。そして、呼出情報を送出した呼出端末が特定されると、スタッフ登録手段のスタッフ情報から、呼出端末を割当てられた入居者または入居者が居住する居室を担当する施設スタッフが検索され、さらに当該施設スタッフが携帯する携帯端末が抽出される。なお、居室を担当する施設スタッフの検索は、複数の居室を含む施設内エリア(例えば、「東エリア」、「西エリア」など)と、そのエリアを担当する施設スタッフと関係付けられた情報を介して行うものであってもよい。ここで、抽出される携帯端末は、一つに限らず複数であってもよい。その後、抽出された一または複数の携帯端末に、呼出端末から送出された呼出用件に係る呼出情報を転送する。このとき、呼出情報に合わせて入居者情報が送出されることにより、転送先の携帯端末を携帯する施設スタッフは、呼出があった旨、呼出用件の内容、呼出操作を行った入居者の氏名、及び入居者の居室の部屋番号に関する情報をまとめて受けることができる。
これにより、呼出の確認と同時に、呼出用件の内容を把握することができ、必要な物や備品を準備した上で呼出操作を行った入居者の元に向かうことができる。入居者は、タッチパネル機能付きの呼出端末ディスプレイに表示された複数の用件ボタン(「食事が終わった」、「点滴が終わった」、「トイレに行きたい」、「着替えたい」など)から選択し、これを押すだけの簡単な操作で施設スタッフを呼出すことができ、複雑な操作を必要とすることがなく、高齢の入居者であっても操作に戸惑うことがない。また、声を発することなく、呼出用件を伝えることができるため、大部屋の同室の入居者に呼出用件の内容を聞かれることがない。また、携帯端末は、無線通信回線を通じて施設内ネットワークと接続されているため、施設内であれば、どの場所であっても呼出情報を受付けることができる。そのため、施設スタッフが施設内で別の業務を行っている場合であっても呼出情報を受付けることができ、ナースステーションやヘルパー室に寄ることなく、直接呼出しのあった居室に行くことが可能となる。
さらに、本発明の呼出システムは、上記構成に加え、「前記呼出端末は、前記呼出情報の送出後、前記施設スタッフを呼出中の状態を前記呼出端末ディスプレイに表示するための呼出中表示制御手段と、前記管理サーバから前記呼出情報が転送された前記携帯端末から、前記入居者の前記居室に向かう旨を通知する確認情報を前記管理サーバが受付けると呼出受付中の状態を前記呼出端末ディスプレイに表示する呼出受付中表示制御手段とをさらに具備し、前記管理サーバは、前記携帯端末から前記確認情報を受付ける確認情報受付手段とをさらに具備し、前記携帯端末は、受付けた前記呼出情報の内容を確認した前記施設内スタッフによる、前記居室に向かう旨を通知する確認情報の入力を受付けて前記施設内ネットワークを通じて前記管理サーバに送出する確認情報入力送出手段と」を具備するものであっても構わない。
したがって、本発明の呼出システムによれば、呼出情報を送出後の呼出端末の呼出端末ディスプレイに“呼出中”の状態を示す呼出中表示画面が表示される。これにより、用件ボタンに対する呼出操作によって施設スタッフの呼出が確実になされたことを、入居者が視覚を通じて確認することが可能となる。タッチパネル機能の場合、呼出端末ディスプレイの上を指で押すだけであり、呼出操作が確実になされたかを不安に感じることが、特に操作に不慣れな高齢者に多い。そのため、呼出中を示す表示を行うことにより、上記不安を解消することができる。なお、呼出中表示画面の切替えに合わせてビープ音を出力し、入居者に音による報知を行ってもよい。さらに、当該呼出中の状態を示す表示がなされている間の一定の時間において、呼出を中止するための“キャンセルボタン”を上記呼出中表示画面の一部に表示するものであってもよい。これにより、呼出操作を誤って実行した場合でも、所定時間内(例えば、10秒以内など)にキャンセル処理を完了させ、施設スタッフの呼出を停止することができる。その結果、誤操作による施設スタッフの呼出が防止される。
さらに、呼出情報の内容を確認した施設スタッフが居室に向かう旨を通知する確認情報を携帯端末から管理サーバが受付けることにより、呼出中表示画面から、例えば、“受付けました。しばらくお待ち下さい”の表示に切替えることができる。これにより、施設スタッフに呼出用件が伝わったことを入居者は知ることができる。なお、管理サーバによって、複数の携帯端末が抽出され、それぞれの携帯端末に呼出情報が送出された場合、上記確認情報を送出した携帯端末以外の携帯端末には、他の施設スタッフが呼出を受付けた旨或いは居室に向かう旨が報知されるようにしてもよい。これにより、複数の施設スタッフが同時に居室に向かうことを避けることができる。
さらに、本発明の呼出システムは、上記構成に加え、「前記施設内ネットワークは、少なくとも一部が施設外ネットワークと接続され、前記携帯端末は、前記無線通信回線及び前記施設内ネットワークを介し、前記施設外ネットワークと接続され、前記施設に予め登録された医療従事者の使用する医療従事者端末と接続し、前記医療従事者端末との間で音声、画像、またはテキストの少なくとも一つによる通信を行う施設外通信手段を備える」ものであっても構わない。
したがって、本発明の呼出システムによれば、施設内ネットワーク(イントラネット)が外部の施設外ネットワーク(例えば、インターネット)と接続されている。これにより、携帯端末はインターネットと接続した施設外の端末との間で情報の送受が可能となる。ここで、施設外ネットワークには、施設に予め登録された医師などの医療従事者が使用する医療従事者端末と接続され、携帯端末の間で音声、画像、またはテキストなどを通じて通信を行うことができる。これにより、医師が常駐しない施設であっても入居者の医学的状態についてのアドバイスをもらうことが可能となる。なお、携帯端末の操作性を向上させるため、予め使用が想定される定型文を記憶し、係る定型文を組合わせてテキストによる通信文を作成するものであってもよい。
本発明の効果によれば、呼出端末によって呼出用件を知らせながら施設スタッフを呼出すことができ、居室とナースステーションなどの間を施設スタッフが無駄に移動することがなく、効率的に業務を行うことができる。さらに、呼出の際に声を発する必要がないため、大部屋でも呼出用件を口にする必要がなく、入居者のプライバシーを最大限考慮することができる。
本実施形態の呼出システムの概略構成を示す説明図である。 呼出端末、携帯端末、及び管理サーバのそれぞれの機能的構成を示すブロック図である。 呼出端末の呼出操作前の画面表示の一例を示す説明図である。 呼出端末の(a)呼出中表示、及び(b)呼出確認後の画面表示の一例を示す説明図である。 携帯端末の呼出情報の画面表示の一例を示す説明図である。 呼出端末、携帯端末、及び管理サーバの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 呼出端末、携帯端末、及び管理サーバの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 呼出端末のメール返信文の作成画面の一例を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態である呼出システム1について、図1乃至図8に基づいて説明する。ここで、本実施形態の呼出システム1は、介護保険施設2(以下、「施設2」と称す)に設置され、施設2の各居室3に居住する入居者にそれぞれ割当てられた複数の呼出端末4から、施設2で入居者の看護若しくは介護、或いは日常的な世話を行う施設スタッフを、入居者の居室3まで呼出すために利用するものについて説明する。
施設2は、図1に示すように、二階建ての建物であり、1F及び2Fに各入居者が居住する居室3が設けられている。施設2の各フロアには、施設スタッフが常駐または待機するためのヘルパー室5が、フロア中のロビー・エントランス6の近傍に設けられている。さらに、1Fには入居者のためのリビング・ダイニング7、遊戯室8、特別浴室9、一般浴室10、及びフィットネススペース11のように、入居者が施設2内で日常生活を送るために必要な設備が整った部屋及びスペースが設けられている。なお、1Fには、施設2全体の空調設備や電気設備などを管理し制御するための管理室12も設置されている。なお、図1は、施設2の構成を簡略化して示したものであり、階段及びエレベータなどのその他設備については図示を省略している。
本実施形態の呼出システム1は、図1に示すように、居室3に居住する入居者にそれぞれ割当てられた複数のタブレット端末からなる呼出端末4と、施設スタッフの携帯する携帯端末13と、1Fのヘルパー室5の室内に設置された管理サーバ14とを具備し、施設2内に構築された施設内ネットワーク15とそれぞれが無線通信回線を通じて接続されている。ここで、施設内ネットワーク15は、施設2内の六箇所に無線LAN機器16が配置され、当該無線LAN機器16同士をLANケーブル17によって有線接続して構成されている。これにより、施設2内のあらゆる場所において無線通信が可能となっている。さらに、施設内ネットワーク15は、光終端装置(図示しない)を介してインターネット18(施設外ネットワークに相当)と接続されている。これにより、呼出端末4、携帯端末13、及び管理サーバ14は、施設内ネットワーク15及びインターネット18を通じて、外部の端末との通信が可能となっている。
さらに詳細に説明すると、呼出端末4は、その機能的構成として、図2に示すように、呼出操作をディスプレイ上の静電容量の変化で検知する静電容量方式のタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイからなる呼出端末ディスプレイ19と、施設スタッフを呼出す複数の呼出用件をボタン化した用件ボタン70(図3参照)を呼出端末ディスプレイ19に表示するためのボタン表示制御手段21と、タッチパネル機能によって用件ボタン70に対する呼出操作を検知すると、対応する呼出情報22を施設内ネットワーク15を通じて管理サーバ14に送出する呼出情報送出手段23と、呼出情報22の送出後、施設スタッフを呼出中の状態を呼出端末ディスプレイに表示する呼出中表示制御手段24と、呼出情報22を受付けた携帯端末13を携帯する施設スタッフが入居者の居室3に向かう旨を通知する確認情報25を管理サーバ14が受付けると呼出受付中の状態を呼出端末ディスプレイ19に表示する呼出受付中表示制御手段27と、施設スタッフが居室3に到着し、呼出用件に係る業務を完了した後に、完了情報28の入力を受付け、管理サーバ14に対して送出する完了情報送出手段29とを具備している。ここで、呼出端末4は、その他機能的構成として、施設内ネットワーク15と無線通信回線を通じて各種情報を送受する呼出側無線通信手段30と、呼出端末4を識別する当該呼出端末4に固有の端末識別情報34、及び呼出情報22の送出履歴に係るデータ(図示しない)、呼出中、呼出受付中などの画面表示のための画面データ(図示しない)を記憶する呼出端末側記憶手段33とを具備している。なお、呼出端末4は、平板状(スレート状)の筐体を備え、一面にタッチパネル機能を有する呼出端末ディスプレイ19を有するものであり、主な操作はタッチパネル機能を用いて行うものである。また、筐体内部には、中央演算処理装置、メモリ、電源装置(バッテリ)、及び無線通信装置などのハードウェア構成を備えるものが本実施形態では採用されている。
携帯端末13は、その機能的構成として、図2に示すように、携帯端末ディスプレイ35と、管理サーバ14から転送された呼出情報22を入居者情報36(詳細は後述する)とともに受付ける呼出情報転送受付手段37と、受付けた呼出情報22及び入居者情報を携帯端末ディスプレイ35に表示するための携帯表示制御手段38と、受付た呼出情報22の内容を確認した施設内スタッフが、居室3に向かう旨を通知する確認情報25の入力を受付け、施設内ネットワーク15を通じて管理サーバに送出する確認情報入力送出手段39と、施設内ネットワーク15と接続されたインターネット18を通じて、施設に予め登録された医療従事者の使用する医療従事者端末44と接続し、医療従事者端末44の間で、音声、画像、またはテキストの少なくとも一つによる通信を行う施設外通信手段45を具備している。携帯端末13は、その他機能的構成として、施設内ネットワーク15と無線通信回線を通じて各種情報を送受するための携帯側無線通信手段46を具備している。なお、本実施形態において採用される携帯端末13は、上述の呼出端末4と同じタブレット端末を用いたものでもよく、また筐体及び携帯端末ディスプレイ35の表示サイズをタブレット端末よりサイズの小さい携帯情報端末やスマートフォンであってもよい。これにより、タブレット端末よりも軽量かつ携帯性に優れたものとなり、施設2における業務を行う場合であっても携帯端末13が邪魔になるようなことがない。また、携帯端末13の携帯端末ディスプレイ35も、上述の呼出端末4と同様にタッチパネル機能を備えるものであってもよい。これにより、携帯端末13の操作性を良好にすることができ、確認情報25の送出や施設外通信手段45によるテキストの通信文の作成が容易になる。なお、施設外通信手段45は全ての携帯端末13に備える必要はなく、例えば、各フロアの責任者が使用する携帯端末13や、平常時はヘルパー室5に留め置かれる携帯端末13に当該施設外通信手段45の機能が付与されるものであってもよい。
一方、管理サーバ14は、その機能的構成として、図2に示すように、入居者の氏名及び居室3の部屋番号に関する情報を少なくとも含む入居者情報36、及び入居者に割当てられた呼出端末に固有の端末識別情報34を入居者情報36と関連付けて記憶し登録する入居者登録手段50と、施設スタッフの氏名及び担当する入居者または居室に関する情報を含むスタッフ情報51、及び、施設スタッフの携帯する携帯端末13に固有の携帯識別情報52をスタッフ情報51と関連付けて記憶し登録するスタッフ登録手段53と、呼出端末4から送出された呼出情報22を受付ける呼出情報受付手段54と、受付けた呼出情報22を送出した呼出端末4を端末識別情報34に基づいて特定し、呼出端末4が割当てられた入居者または居室3を担当する施設スタッフの携帯する携帯端末13をスタッフ登録手段53に基づいて抽出する携帯端末抽出手段55と、抽出された携帯端末13に呼出情報22及び入居者情報36を施設内ネットワーク15の無線通信回線を通じて転送する呼出情報転送手段56と、携帯端末13から確認情報25を受付ける確認情報受付手段58と、呼出端末4から完了情報28を受付ける完了情報受付手段59とを具備している。管理サーバ14は、その他機能的構成として、施設内ネットワーク15と無線通信回線を通じて各種情報を送受するための管理側無線通信手段63と、入居者登録手段50及びスタッフ登録手段53を包含し、さらに管理サーバ14を介して呼出端末4及び携帯端末13の間で送受された呼出情報22、確認情報25、及び完了情報28を履歴情報31として記憶する管理側記憶手段64とを具備している。なお、本実施形態の管理サーバ14は、施設内ネットワーク15と接続されたデスクトップタイプ或いはノートタイプのパーソナルコンピュータが採用されている。係るパーソナルコンピュータは、中央演算処理装置、メモリ、電源装置、及び無線通信機器などのハードウェア構成からなっている。
次に、本実施形態の呼出システム1における呼出端末4、携帯端末13、及び管理サーバ14のそれぞれの処理の流れについて、図3乃至図7、特に図6及び図7のフローチャートに基づいて説明する。ここで、施設2に入居する入居者は、上述のように、氏名、性別、生年月日、既往歴、現在罹患中の病名、居住する居室3の部屋番号、入居年月日などの項目を含む入居者情報36と、入居者に対して割当てられた呼出端末4の端末識別情報34が管理サーバ14の入居者登録手段50に入居時に予め記録し登録されている。さらに、施設2で看護または介護を行う施設スタッフは、氏名、生年月日、所属部署(1Fヘルパー室など)、担当する居室3または入居者に関する情報を含むスタッフ情報51が管理サーバ14のスタッフ登録手段53に採用時に予め記録し登録されている。なお、1台の携帯端末13を複数の施設スタッフが共用する場合には、当該施設スタッフが始業開始時に携帯端末13の携帯識別情報52及び自らのスタッフ情報51を関連付ける操作を行うものであってもよい。
始めに、呼出端末4、携帯端末13、及び管理サーバ14のそれぞれを起動する(ステップS1、T1、U1)。これにより、施設内ネットワーク15との接続が確立され、管理サーバ14から呼出端末4の呼出端末ディスプレイ19に表示するための呼出画面71及び携帯端末13の携帯端末ディスプレイ35に待機画面(図示しない)を表示するための画面データが公開される(ステップU2)。係る画面データの公開及び呼出端末4の起動によって、図3に示すように、呼出用件(「トイレに行きたい」、「点滴が終わった」など)をボタン化した6つの用件ボタン70をレイアウト表示した呼出画面71が呼出端末ディスプレイ19に表示される(ステップS3)。なお、呼出画面71には、用件ボタン70以外に、表示された呼出用件以外で施設スタッフを呼出すための“通常呼出ボタン70a”、呼出画面71から呼出システム1に付属する各種機能(詳細は後述する)を実行するためのトップ画面に移行するための“トップページボタン70b”、各種機能を直接実行するためのメニュー画面に移行するための“メニューボタン70c”が表示されている。なお、呼出画面71に表示する用件ボタン70の数及びその内容は、管理サーバ14において任意に設定変更することができる。一方、携帯端末13及び管理サーバ14は、それぞれの起動後、管理サーバ14からの呼出情報22の転送、または、呼出端末4からの呼出情報22の送出を検知するまで待機する(ステップT3,U3)。
呼出端末4は、呼出画面71を表示した後、入居者による呼出操作の有無を検知する(ステップS3)。ここで、呼出端末4の呼出端末ディスプレイ19はタッチパネル機能を有するため、呼出画面71に表示された用件ボタン70の上に指を当ててタッチすることにより、当該用件ボタン70を選択する呼出操作を検知することができる。係る呼出操作を検知すると(ステップS3においてYES)、呼出端末4は用件ボタン70の内容(例えば、呼出画面71の左上の「トイレに行きたい」)に対応する呼出情報22を管理サーバ14に対して施設内ネットワーク15を通じて送出する(ステップS4)。このとき、呼出情報22とともに、呼出操作を検知した呼出端末4を識別する固有の端末識別情報34が同時に管理サーバ14に送出される(ステップS4)。これにより、呼出端末4から管理サーバ14に向けた呼出情報22の送出が完了する。呼出情報22の送出が完了すると、呼出端末4は管理サーバ14から施設スタッフを呼出中の状態であることを示す呼出中画面72(図4(a)参照)に係る画面データを管理サーバ14から取得し、呼出端末ディスプレイ19に表示する(ステップS5)。
その結果、入居者に呼出操作が完了したことを視覚によって伝えることができる。ここで、タッチパネル機能は、画面上の該当箇所を指で触れるだけであり、キーボードやスイッチのような指先の触覚でボタンを押したかどうかを判断することはできない。そのため、呼出操作が完了したかを係る触覚で確認することができず、特に高齢者などは不安に感じることがある。そのため、呼出画面71から呼出中画面72に表示を切替えることにより、呼出操作が完了したことを確認することができる。なお、図4(a)に示されるように、呼出中画面72には、呼出用件(「トイレに行きたい」)と、現在の状況(「ただ今呼びだしています」)、及び“キャンセルボタン73”が表示されている。これにより、用件ボタン70を誤って押してしまった場合でも一定時間内(本実施形態では9秒以内)であれば、当該呼出操作をキャンセルすることができる。なお、このキャンセル処理については図6及び図7におけるフローチャートによる図示を省略する。一方、呼出操作が検知されない場合(ステップS3においてNO)、呼出端末4は呼出画面71の表示を継続し、呼出操作の検知処理を継続する。
呼出情報22が呼出端末4によって送出されると、管理サーバ14は係る送出を検知する(ステップU3)。すなわち、呼出情報22の送出が検知された場合(ステップU3においてYES)、呼出情報22及びこれと同時に送出された端末識別情報34を管理サーバ14は受付けるとともに、施設スタッフの呼出中の状態を示す画面データを呼出端末4に対して公開する(ステップU4)。その後、呼出端末4の特定を行う(ステップU5)。ここで、呼出端末4の特定は、呼出端末4から送出された端末識別情報34を予め管理サーバ14の入居者登録手段50に登録し記憶された複数の端末識別情報34の中から検索し、一致する端末識別情報34を有する呼出端末4を特定する。端末識別情報34は、入居者情報36と関連付けて記憶されているため、呼出端末4の特定によってどの入居者に当該呼出端末4が割当てられているかが判明する。ここで、管理サーバ14は呼出端末4から送出された呼出情報22を履歴情報31として記録する。これにより、管理サーバ14が呼出端末4の呼出に関する履歴を管理することができる。その結果、いつ、どの入居者が、どのような呼出用件で呼出を行ったかを把握することができる。一方、呼出情報22の送出が検知されない場合(ステップU3においてNO)、呼出情報22の検知がされるまで当該検知処理を継続する。
その後、特定された呼出端末4及び関連する入居者情報36から、呼出操作を行った入居者または入居者の居室3を担当する施設スタッフの携帯する携帯端末13を抽出する(ステップU6)。具体的に説明すると、呼出端末4の端末識別情報34と関連付けけられた入居者情報36の氏名または居室3の部屋番号から、施設スタッフに関するスタッフ情報51に記憶された入居者、居室、または、複数の居室を含む施設内エリアを担当する施設スタッフを検索し、さらに当該施設スタッフの携帯する携帯端末13を携帯識別情報52によって抽出する。なお、携帯端末13の抽出は、一つに制限されることなく、入居者または居室3を担当する施設スタッフが複数存在する場合には、それぞれの施設スタッフの携帯する携帯端末13が全て抽出され、呼出情報22及び入居者情報36が該当する携帯端末13に同時に送出される。
呼出端末4の特定(ステップU5)及び携帯端末13の抽出(ステップU6)が完了すると、管理サーバ14は抽出された携帯端末13に対し、呼出端末4から受付けた呼出情報22及び入居者登録手段50に含まれる入居者情報36を転送する(ステップU7)。ここで、入居者情報36は、登録された全ての項目を含む必要はなく、少なくとも入居者の氏名及び居室3の部屋番号を含み、施設スタッフが入居者の元に向かうための情報を含むものであればよい。
一方、携帯端末13は管理サーバ14から転送される上記呼出情報22及び入居者情報36を検知する処理を継続している(ステップT3)。管理サーバ14からの呼出情報22及び入居者情報36の転送が検知されると(ステップT3においてYES)、当該呼出情報22及び入居者情報36を受付ける(ステップT4)。そして、管理サーバ14によって公開される呼出情報22及び入居者情報36に係る画面データを施設内ネットワーク15を介して取得し、携帯端末ディスプレイ35に呼出表示画面74を表示する(ステップT5:図5参照)。ここで、呼出表示画面74には、呼出操作を行った入居者の“部屋番号”、“氏名”、及び“呼出用件”が表示されている。さらに、これまでの履歴が画面下部に表示される。この呼出表示画面74の表示内容を確認した施設スタッフは、画面中央の「受付する」と表示された受付ボタン75をタッチすることよって、呼出用件の内容を確認し、かつ入居者の居室3に向かうことを了承した旨を示す確認情報25を入力する。携帯端末13は、この確認情報25の入力の有無を検知し(ステップT6)、確認情報25の入力がある場合(ステップT6においてYES)、確認情報25を管理サーバ14に向かって送出する(ステップT7)。呼出情報22及び入居者情報36の転送が検知されない場合(ステップT3においてNO)、ステップT3の処理を継続する。また、確認情報25の入力がない場合(ステップT6においてNO)、ステップT6の処理を継続する。これにより、呼出端末4から送出され、管理サーバ14によって転送先が決定された呼出情報22が携帯端末13によって受付けられ、施設スタッフに呼出があったことが報知される。なお、前述したように、呼出情報22及び入居者情報36が複数の携帯端末13に送出された場合、受付ボタン75をタッチして確認情報25を送出した以外の携帯端末13は、携帯端末ディスプレイ35の呼出表示画面74の表示を消去する処理を管理サーバ14からの指示に基づいて行うものであってもよい。これにより、複数の施設スタッフの中の一人が入居者の居室3に向かうことになり、その他の施設スタッフは呼出前に行っていた業務を継続することができる。なお、受付ボタン75が押された携帯端末13以外の施設スタッフの携帯端末13には、既に他の施設スタッフが呼出を受付け、既に居室3に向かっている旨を報知する処理を行ってもよい。その結果、複数の施設スタッフが入居者の居室3に集中することがない。
管理サーバ14は、呼出情報22及び入居者情報36の転送処理(ステップU7)の後、携帯端末13からの確認情報25の送出の有無を検知する(ステップU8)。そして、確認情報25の送出を検知すると(ステップU8においてYES)、当該確認情報25を受付け(ステップU9)、これを記憶するとともに、呼出端末4に対して施設スタッフが呼出に対する応答を行ったことを示す呼出受付中の状態を示す画面データを公開する(ステップU10)。なお、管理サーバ14は、受付けた確認情報25を履歴情報31として管理側記憶手段64に記憶する。これにより、呼出端末4から送出された呼出情報22に対し、いつ、どの施設スタッフが当該呼出に応じたかの履歴を把握することができる。また、履歴情報31には、前述の呼出情報22及び後述の完了情報28も含まれている。
呼出端末4は、呼出情報22を管理サーバ14に送出し、公開された画面データに基づいて呼出端末ディスプレイ19に呼出中画面72を表示した後(ステップS6)、管理サーバ14から“呼出受付中”に係る画面データの公開があると、これを取得し、呼出端末ディスプレイ19に呼出受付中画面76を表示する(ステップS7:図4(b)参照)。これにより、入居者は自ら行った呼出操作に対して施設スタッフが応答したことを確認することができ、居室3に施設スタッフが向かっている状態であることを認識することができる。その後、居室3に施設スタッフが到着し、呼出用件についての業務を施設スタッフが行う。
呼出用件に係る業務が完了すると、呼出端末4の呼出受付中画面76に表示された“業務完了ボタン77”を押すことにより、呼出処理が完了したことが管理サーバ14に通知される。具体的には、呼出端末4は、業務完了ボタン77に対する操作によって入力される完了情報28の入力の受付けを検知し(ステップS8)、当該入力の受付けが検知される場合(ステップS8においてYES)、完了情報28を管理サーバ14に向けて送出する(ステップS8)。一方、完了情報28の入力の受付けがない場合(ステップS8においてNO)、係る入力の受付けの検知を継続する。管理サーバ14は、呼出受付中に係る画面データの公開後(ステップU10)、上記完了情報28の呼出端末4からの送出有無を検知し(ステップU8)、検知される場合(ステップU11においてYES)、完了情報28を受付け(ステップU12)、一方、検知されない場合(ステップU11においてNO)、当該処理を継続する。ここで、受付けた完了情報28は履歴情報31として記録される。これにより、入居者からの呼出に施設スタッフが応じ、呼出用件に係る業務が完了した履歴が記録され、施設スタッフが通常の業務に復帰したことを確認することができる。
本実施形態の呼出システム1は、さらに携帯端末13を用いて、施設外の医療従事者端末44との間で音声、動画、又はテキストによる通信を行うことができる。例えば、入居者に上記呼出処理によって呼出された施設スタッフが、入居者の様子を確認し、食欲がない、気分がよくないことを訴えている、或いは高熱があるなどの症状を認めた場合、携帯端末13を用いて医療従事者端末44に連絡を取ることができる。このとき、携帯端末13の携帯端末ディスプレイ35に表示された「医師呼出ボタン(図示しない)」をタッチすることにより、登録された医師の使用する医療従事者端末44に、インターネット18を介してメールを送付するための入力画面が表示される。そして、施設スタッフは当該入力画面から必要なメール送信文を作成し、医療従事者端末44への送信を行う。携帯端末13は、係る医療従事者端末44への通信要請を検知し(ステップT8)、通信要請が有る場合(ステップT8においてYES)、医療従事者端末44とのインターネット18を介した通信を行う(ステップT9)。一方、通信要請がない場合(ステップT8においてNO)、医療従事者端末44との間の通信処理をキャンセルする。なお、本実施形態の呼出システム1において、上記メールの送受信は、施設内ネットワーク15及びインターネット18を介し接続された指定のネットワーク間との間で各種メッセージをメールサーバを必要とすることなく送受信することが可能なソフトウェアが用いられている。なお、一般的な送受信プロトコルを用い、メールサーバを介して「電子メール」を送受信するものであっても構わない。
以上、説明したように、本実施形態の呼出システム1によれば、各入居者に割当てられた呼出端末4から、呼出用件を含んだ呼出情報22を送出し、これを管理サーバ14を介して携帯端末13で受付けることにより、施設スタッフを呼出すことができる。このとき、予め呼出用件が施設スタッフに通知されるため、当該呼出用件に必要な設備や備品を準備して施設スタッフは入居者の居室に向かうことができ、従来に比べて物や部品を改めて取りに戻るような非効率的な行動をすることがない。そのため、施設2における業務効率を向上させ、さらに呼出用件を完了するまでの時間を短縮することができる。その結果、入居者を不快にさせることがなく、施設スタッフの負担を軽減することができる。
加えて、呼出端末4による呼出操作は、タッチパネル機能によって実行することができるため、声を発する必要がない。そのため、同室の他の入居者に呼出用件の内容を知られることがなく、自らの意思を伝えることができる。さらに、のどの病気やケガによってしゃべることのできない入居者であっても、呼出端末だけで施設スタッフとの間で意思の疎通を図ることができる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、施設スタッフの携帯する携帯端末13に、入居者の体温、脈拍、血圧、血糖値などの各種のバイタルデータを入力する機能を備えるものであってもよい。これにより、入居者の日々のバイタルデータをチェックし、入居者の体調管理に用いることができる。なお、携帯端末13に入力されたバイタルデータを管理サーバ14に送出し、管理サーバ14で施設2に居住する複数の入居者のバイタルデータを集中的に管理するものであってもよい。さらに、管理サーバ14でこれらのバイタルデータを解析し、日常の変化をグラフ化して表示するものであってもよい。また、施設2が病院の場合、入力されたバイタルデータを電子カルテの情報の一部として用いるものであってもよい。
また、本実施形態の呼出システム1において、施設外の医療従事者端末44との間での音声などによる通信を行うための施設外通信手段45を備える携帯端末13を示したが、これに限定されるものではない。例えば、施設外通信手段45を有する携帯端末13に加えて、或いは、当該携帯端末13の代替として、携帯端末13と同等の機能を有するヘルパー室端末(図示しない)をヘルパー室5に常備することとし、係るヘルパー室端末及び医療従事者端末44の間で通信を行うようにするものであってもよい。これにより、各居室3からヘルパー室5に戻った施設スタッフから、ヘルパー室端末を介して医療従事者端末44に入居者の症状や体調についての連絡をとることができる。
さらに、施設2の天井などに見守り用のカメラを複数台設置し、当該カメラを施設内ネットワーク15に接続したものであってもよい。これにより、カメラの捉えた画像を管理サーバ14で監視し、例えば、施設2を徘徊する高齢者を確認することができる。
また、本実施形態の呼出システム1に種々の機能を付し、入居者の生活を助けるものとしてもよい。例えば、呼出端末4に電子メール機能を加え、家族や友人との間でメールのやりとりを行うようにするものであってもよい。これにより、病院での入院生活を送る入居者(入院患者)との連絡が可能となる。
なお、メール送信文の作成が困難な入居者が多いため、予め使用が予定される定型メッセージを登録し、係る定型メッセージを用いてメール返信文の作成を補助する機能を備えるものであってもよい。さらに、係る電子メール機能を家族や知人からの電子メールに対する返信機能に制限したものであってもよい。例えば、施設2への入居時に、予め呼出端末4に割当てられたメールアドレスを入居者の家族や知人に知らせておくことにより、家族や知人が電子メールを送信することができる。家族や知人から送信された電子メールは、インターネット18を通じて管理サーバ14に到達し、当該管理サーバ14を介して呼出端末4に転送される。これにより、呼出端末4は係る電子メールを受信する。入居者が受信した電子メールに対する返信をしようとする場合、電子メールの表示画面(図示しない)に表示された“返信ボタン(図示しない)”をタッチすることにより、メール返信文の作成画面78が呼出端末ディスプレイ19に表示される(図8参照)。ここで、作成画面78には、予め施設2での入居生活に適した複数の定型メッセージに対応する定型ボタン80が表示され、これらの中から一つの定型ボタン80を選択し、送信ボタン82を押すだけで家族や知人からの電子メールに応答する返信メールを送出することができる。なお、作成画面78には、入居者が自由にメッセージを入力できる自由メッセージ欄79を備え、定型メッセージと組合わせ、或いは単独で定型メッセージでは伝えることができない内容を返信メールの内容とすることができる。さらに、作成画面78の右側には、上述のトップページに遷移するためのトップページボタン70b、メニューページに遷移するためのメニューボタン70c、及び複数の用件ボタン70を表示する呼出画面71(図3参照)に遷移するための呼出画面ボタン70d、及び作成した返信メールの内容をクリアするクリアボタン81が表示されている。予め使用が想定される入居生活に適した内容の定型ボタン80及び送信ボタン82が呼出端末ディスプレイ19の同一画面上に表示されていることにより、通常の携帯電話などを使用した電子メールの作成及び送信に比べて操作が簡易となり、電子メールの使用になじみのない入居者であっても比較的容易に操作を覚えることができる。
さらに、起床時間などの所定に時間に合わせて、映像、音楽、音声などを呼出端末4から出力するコール機能を付するものであってもよい。これにより、起床時間や就寝時間などの入居者の生活における必要な時刻を報知することができる。
また、病院などの医療施設に設置されている売店が取り扱っている商品を、呼出端末4から注文するショッピング機能を付加したものであってもよい。これにより、居室3にいながらにして必要な商品を注文することができる。なお、注文した商品は、売店のサービスにより居室3まで届けてもらうようにすればよい。これにより、入居者自らが商品の購入を行うことができ、見舞いにきた家族や施設スタッフなどに必要な商品の購入を依頼する必要がなくなる。
さらに、呼出端末4を用いたゲーム、動画などを提供するエンターテイメント機能を備えるものでもよい。例えば、呼出端末4に表示されたメニューボタン70cをタッチすることにより、「ゲーム」、「動画等」、「ムービー」などの選択ボタンを表示させ(図示しない)、任意の選択ボタンをタッチすることにより、施設2が独自に作成し管理サーバ14に登録された独自作成コンテンツ(図示しない)にアクセスすることができる。或いは管理サーバに予め登録された外部のウェブページにアクセスするものであってもよい。この場合は、登録された外部のウェブページは、施設2を管理する管理者が選んだ入居者に適した内容のインターネット上のコンテンツへのリンクが張られたページを介して、当該コンテンツへのアクセスを可能としてもよい。これにより、管理サーバ14を介してインターネットコンテンツを楽しみ、施設2での居住生活(入院生活)の退屈さを紛らわすことができる。
1 呼出システム
2 施設(介護保険施設)
3 居室
4 呼出端末
12 管理室
13 携帯端末
14 管理サーバ
15 施設内ネットワーク
17 LANケーブル
18 インターネット(施設外ネットワーク)
19 呼出端末ディスプレイ
21 ボタン表示制御手段
22 呼出情報
23 呼出情報送出手段
24 呼出中表示制御手段
25 確認情報
27 呼出受付中表示制御手段
28 完了情報
29 完了情報送出手段
34 端末識別情報
35 携帯端末ディスプレイ
36 入居者情報
37 呼出情報転送受付手段
38 携帯表示制御手段
39 確認情報入力送出手段
44 医療従事者端末
45 施設外通信手段
50 入居者登録手段
51 スタッフ情報
52 携帯識別情報
53 スタッフ登録手段
54 呼出情報受付手段
55 携帯端末抽出手段
56 呼出情報転送手段
58 確認情報受付手段
59 完了情報受付手段
70 用件ボタン
71 呼出画面
72 呼出中画面
74 呼出表示画面
76 呼出受付中画面

Claims (3)

  1. 複数の居室を備える施設に設置され、前記居室に居住する入居者にそれぞれ割当てられた複数の呼出端末、前記入居者の看護若しくは介護を行う施設スタッフの携帯する携帯端末、及び、前記呼出端末及び前記携帯端末の間で送受される前記施設スタッフの呼出に関する情報を制御して管理する管理サーバを有し、前記呼出端末、前記携帯端末、及び前記管理サーバが施設内ネットワークに接続して構築された呼出システムであって、
    前記呼出端末は、
    タッチパネル機能を備える呼出端末ディスプレイと、
    前記施設スタッフを呼出す用件を示す複数の用件ボタンを前記呼出端末ディスプレイに表示するボタン表示制御手段と、
    複数の前記用件ボタンのうちの一つがタッチされる呼出操作を前記タッチパネル機能によって検知すると、前記用件ボタンに対応する呼出情報を、前記呼出端末に固有の端末識別情報とともに前記施設内ネットワークを通じて前記管理サーバに送出する呼出情報送出手段と
    を具備し、
    前記管理サーバは、
    前記入居者の氏名及び前記居室の部屋番号を含む入居者情報、及び、前記入居者に割当てられた前記呼出端末に固有の端末識別情報を前記入居者情報と関連付けて記憶し登録する入居者登録手段と、
    前記施設スタッフの氏名及び担当する前記入居者または前記居室に関する情報を含むスタッフ情報、及び、前記施設スタッフの携帯する前記携帯端末に固有の携帯識別情報を前記スタッフ情報と関連付けて記憶し登録するスタッフ登録手段と、
    前記呼出端末から送出された前記呼出情報を受付ける呼出情報受付手段と、
    受付けた前記呼出情報を送出した前記呼出端末を前記端末識別情報に基づいて特定し、前記呼出端末が割当てられた前記入居者または前記居室を担当する前記施設スタッフの携帯する前記携帯端末を前記スタッフ情報に基づいて抽出する携帯端末抽出手段と、
    抽出された前記携帯端末に前記呼出情報を、前記呼出情報を送出した前記呼出端末が割当てられた前記入居者の前記入居者情報を付して前記施設内ネットワークを通じて転送する呼出情報転送手段と
    を具備し、
    前記携帯端末は、
    携帯端末ディスプレイと、
    転送された前記呼出情報及び前記入居者情報を前記施設内ネットワークの無線通信回線を通じて受付ける呼出情報転送受付手段と、
    受付けた前記呼出情報及び前記入居者情報を前記携帯端末ディスプレイに表示するための携帯表示制御手段と
    を具備することを特徴とする呼出システム。
  2. 前記呼出端末は、
    前記呼出情報の送出後、前記施設スタッフを呼出中の状態を前記呼出端末ディスプレイに表示するための呼出中表示制御手段と、
    前記管理サーバから前記呼出情報が転送された前記携帯端末から、前記入居者の前記居室に向かう旨を通知する確認情報を前記管理サーバが受付けると呼出受付中の状態を前記呼出端末ディスプレイに表示する呼出受付中表示制御手段と
    をさらに具備し、
    前記管理サーバは、
    前記携帯端末から前記確認情報を受付ける確認情報受付手段と
    をさらに具備し、
    前記携帯端末は、
    受付けた前記呼出情報の内容を確認した前記施設内スタッフによる、前記居室に向かう旨を通知する確認情報の入力を受付けて前記施設内ネットワークを通じて前記管理サーバに送出する確認情報入力送出手段と
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の呼出システム。
  3. 前記施設内ネットワークは、
    少なくとも一部が施設外ネットワークと接続され、
    前記携帯端末は、
    前記無線通信回線及び前記施設内ネットワークを介し、前記施設外ネットワークと接続され、前記施設に予め登録された医療従事者の使用する医療従事者端末と接続し、前記医療従事者端末との間で音声、画像、またはテキストの少なくとも一つによる通信を行う施設外通信手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の呼出システム。
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