JP2668363B2 - ナースコールインターホンシステム - Google Patents

ナースコールインターホンシステム

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JP2668363B2
JP2668363B2 JP62233363A JP23336387A JP2668363B2 JP 2668363 B2 JP2668363 B2 JP 2668363B2 JP 62233363 A JP62233363 A JP 62233363A JP 23336387 A JP23336387 A JP 23336387A JP 2668363 B2 JP2668363 B2 JP 2668363B2
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敏明 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、ナースコールインターホンシステムの改良
に関する。 〔背景技術〕 病院内における患者と看護婦間などのコミュニケーシ
ョンと看護活動を円滑にするために、多重伝送制御方式
を利用したナースコール応答表示システムが近年使用さ
れるに至ってきた。 第13図は、このシステムの基本構成を示すものであ
り、ナースステーションには患者数に応じた複数の表示
窓203b・・・を一覧表示操作部として有し、その表示窓
203b・・・の各々に対応してLEDを設けた表示装置203が
設置され、他方の各病室内には患者に対応して握スイッ
チ205・・・を設けた操作器204・・・が設置され、操作
器204・・・を設けた廊下には廊下灯206・・・が設けら
れており、これらはコントローラ201を介して多重伝送
線202で接続された構成となっている。 このようなシステムでは、病室の患者などが看護婦を呼
び出す場合、個人用操作器204の握スイッチ205を操作す
ると、操作器204に設けたLED204bが点灯して呼出中を表
示し、この時呼び出された病室の外壁に設けた廊下灯20
6の対応した表示ランプ206aが点灯して、その病室内に
呼び出しがあったことが表示され、一方のナースステー
ションでは、集中操作器203の対応した表示窓203bが点
滅し同時にブザーが鳴動する。このブザーの鳴動は看護
婦が患者の呼出に応じるまで継続し、操作スイッチ203a
を操作して呼出に応じるとブザーの鳴動が停止され、同
時に表示窓203bの点滅が点灯に変化する。看護婦がこの
ような呼出に応じて患者のベッド脇に行き、用件を済ま
した後に、個人用操作器204の復旧スイッチ204aを操作
すれば、点灯していたLED204bが消灯し、同時にナース
ステーション側に設けた表示装置203の表示窓203bも消
灯し、すべての動作を完了する。 しかしながら、このようなシステムでは、ナースステ
ーション側では患者の呼出の有無が分かるだけでどのよ
うな用件で呼出を行っているかを知ることはできなかっ
た。 このため、近年に至っては、上記したシステムにイン
ターホン機能を付加して、患者の用件を通話により聞き
出すようにしたシステムがナースコールインターホンシ
ステムとして開発されている。 しかし、このシステムでは、表示装置203の一覧表示
操作部に点灯表示される廊下灯205などの呼出情報表示
装置の点灯位置は、コントローラ201内に設けたROMなど
によって既に製造段階で1対1に対応した関係となって
おり、この位置関係を変更する場合はROMを取り替えた
りする必要があり手間を要するため、システムの構築時
などに現場の状況に応じてスムーズな対応ができないな
どの問題があった。 〔発明の目的〕 本発明は、叙上の事情に鑑みて開発されたもので、ナ
ースコール親機の一覧表示操作部に割り当てて点灯表示
されるナースコール子機の位置関係をコントローラ側で
の操作により容易に変更設定できるようにしたナースコ
ールインターホンシステムを提供することを目的として
いる。 〔発明の開示〕 上記目的を達成するため提案される本発明は、ナース
ステーションなどに設置され、呼出情報を表示する複数
の個別表示操作部を配列して成る一覧表示操作部と通話
のためのハンドセットタイプのインターホンとを有した
ナースコール親機と、各病室などに設置され、呼出スイ
ッチと通話のためのマイクとスピーカを有した複数のナ
ースコール子機と、呼出スイッチを設けた呼出専用ユニ
ットと、これらのナースコール子機及び呼出専用ユニッ
トによる呼出状況を点灯表示する廊下灯などの呼出情報
表示装置とをコントローラを介して通話回線と専用の多
重伝送線で互いに接続することにより通話情報伝送系を
構成し、上記ナースコール親機とナースコール子機間に
多重伝送方式により制御データを送受して相互呼出と通
話を行うようにされたナースコールインターホンシステ
ムにおいて、上記ナースコール親機の一覧表示操作部
は、ナースコール子機からの呼出があったときに点灯す
る表示部と、病室番号表示プレートと、ナースコール子
機からの呼出に対して応答したときに操作する操作スイ
ッチとを組み合わせて構成された個別表示操作部を、行
列状に配置して構成されており、上記コントローラは、
上記ナースコール親機の一覧表示操作部の個別表示操作
部に、システム内の任意のナースコール子機を対応させ
て登録するための登録モードと、呼出、通話を制御する
通常モードを選択するためのモード選択スイッチと、上
記一覧表示操作部のうちの登録すべき個別表示操作部に
割り当てられたチャンネル番号をガイド表示するチャン
ネル表示部と、ナースコールの子機の設置される病室に
対応して設置された廊下灯の番号を表示する廊下灯表示
部と、その廊下灯に対応した病室のベッド位置を表示す
る位置表示部とを備え、上記モード選択スイッチによっ
て、登録モードが設定されたときには、上記チャンネル
表示部には、登録可能すべき個別表示操作部に割り当て
られたチャンネル番号が順次自動的に表示され、これに
応じて、上記廊下灯と、ベッド位置の各々に割り当てた
コード番号を順次入力することによって、上記廊下灯表
示部と位置表示部には、入力された廊下灯とベッド位置
のコードが表示されながら、上記ナースコール子機の各
々を、上記一覧表示操作部の個別表示操作部に割り付け
て登録設定できるようにしたことを特徴とする。 実施例 以下に、添付図を参照して本発明の一実施例を説明す
る。 第1図は、本発明システムの基本構成図であり、Aは
一覧表示操作部3を有したナースコールインターホン親
機(以下ではナースコール親機という),Bはナースイン
ターホンコール子機(以下ではナースコール子機とい
う)で、各病室の患者のベット脇の壁に取付けられる壁
ユニット5に設けたコンセント5aに、ナースコール子機
Bの本体4より導出されたコード4iの先端に設けたプラ
グ4hを挿入接続して使用される。また、D,Eは呼出情報
表示装置を構成する患者別廊下灯,代表廊下灯であり、
患者別廊下灯Dは各病室の外壁などに設置されてその病
室内の患者の呼出状況を表示し、代表廊下灯Eは複数の
病室を1単位として廊下の適所に設置されて病室内の患
者の呼出状況を表示する。なお、Fは呼出スイッチ81と
呼出確認灯82を設けた室内器8aと復旧釦83を設けた室外
器8bとを組合わせて成る復旧釦付代表灯で、緊急時の呼
出のためにトイレや浴室などに設置されるものであり、
Gはロビーなどに設置され、呼出中のユニットに割当ら
れたアドレスを表示する呼出表示盤である。 この実施例では、呼出機能を有したナースコール子機B
が呼出通話ユニット,壁ユニット5及び復旧釦付代表灯
Fが呼出専用ユニットを構成しており、呼出機能を有し
ていない患者別廊下灯D,代表廊下灯E,呼出表示盤Gは呼
出情報表示装置を構成している。 ナースコール親機Aとナースコール子機Bとは多重伝
送線l・・・,通話回線ls・・・によって接続されてお
り、ナースコール親機A内には、第2図に示したように
情報処理を行うためのコントローラCを内蔵している。 ナースコール親機Aは、本体1の適所に通話のための
ハンドセットタイプのインターホン2を備えるとととも
に、システム内の各ナースコール子機B・・・を含むそ
の他のユニットD,E,F,Gに対応した複数の個別表示操作
部31・・・を配列して構成された一覧表示操作部3を備
えており、この個別表示操作部31・・・の各々は、表示
部3a,病室番号表示プレート3b,呼出と応答時に操作され
る操作スイッチ3cを有している。そして、表示部3aは
赤、緑、橙色の点灯色を選択的に出力するため3つのLE
Dを内蔵した内照型に形成されている。 また、ナースコール子機Bの本体4はハンドマイク
様、つまり手にもって使用する程度の大きさに形成され
ている。このナースコール子機Bは壁ユニット5のハン
ガー5fにハンガー部4jを釣り下げでき、ナースステーシ
ョンへの呼出を行う場合には、このハンガー部4jに釣り
下げられた本体4を取り外し手にもって使用する。 そして、このナースコール子機Bは、呼出目的に応じた
3つの呼出ボタン4a,4b,4cを有しており、それぞれが通
常呼出,シークレット呼出,点滴呼出用のスイッチとな
っている。 ここに、シークレット呼出とは患者が排泄を目的とした
場合の呼出、点滴呼出とは点滴の終了したことを知らせ
るための呼出をいう。 また、このナースコール子機Bの本体4には、ナースコ
ール親機Aのインターホンとの相互通話のためのマイク
4g,スピーカ4fが設けられており、呼出確認灯4e,通話時
にマイクから出力される音量の調節スイッチ4dを有して
いる。 一方、ナースコール子機Bを取付ける壁ユニット5は
緊急ボタン5b,その呼出確認燈5e及びナースコール子機
Bの呼出時に点灯する呼出確認灯5dを有している。な
お、5cは復旧スイッチであり、呼出動作の完了時に操作
する。 本実施例では、ナースコール親機A内に内蔵されたコ
ントローラCを介してナースコール親機Aとナースコー
ル子機Bとの間で、多重信号を送受して呼出,通話制御
がなされ、更に各呼出情報表示装置D,E,F,Gにはシステ
ム内の呼出状況が点灯表示される。 第2図は、このシステムにおける通話情報伝送の基本
的構成を示したものである。 図例は第1図の構成のうち要部を示したもので、ナー
スコール親機A内にコントローラCを内蔵しており、こ
のコントローラCは多重伝送線(制御ライン)lを介し
て、各壁ユニット5内に設けた多重信号端末器6・・・
に接続されており、他方の通話回線lsはナースコール親
機A内の通話ユニット(不図示)と各ナースコール子機
Bに設けた通話ユニット7・・・とを接続している。 また、ナースコール親機Aにおいては、個別表示操作部
31の制御を行うために多重信号端末器6を設けている。 また、本実施例では、コントローラCを介して呼出通
話ユニットを構成するナースコール親機Aやナースコー
ル子機B,呼出専用ユニットを構成する壁ユニット5や復
旧釦付代表灯F,呼出情報表示装置を構成する患者別廊下
灯D,廊下代表灯E,呼出番号表示盤Gとの間で次のような
多重制御信号が送受されてナースコール親機Aからナー
スコール子機B・・・への相互呼出と通話制御がなさ
れ、また呼出情報表示装置D,E,Gには、呼出状況が点灯
表示される。 このような本発明システムにおいては、多重伝送制御
のためのコントローラと呼出通話ユニット,呼出専用ユ
ニット,呼出情報表示装置などの種々のユニットが使用
されており、以下、その個々の構成について説明する。 第3図は、コントローラの外観構成図である。コント
ローラCは、図に見るように、ナースコール親機A側に
設けた個別表示操作部31・・・に割当られたチャンネル
番号を表示するチャンネル番号表示部11,廊下灯に割当
られた番号を表示する廊下灯番号表示部12a,病室のベッ
ト位置に割当られた番号を表示する位置番号表示部12b,
患者に割当られた患者番号表示部13を表面パネル10に備
えるとともに、ナースコール親機Aの一覧表示操作部3
における点灯位置関係を設定,変更するためのテンキー
14を設けている。なお、15は電源スイッチ,16はモード
選択スイッチ,17はデータ入力病室と廊下灯に切り換え
るデータ切り換えスイッチ,18はテストモードの実行ス
イッチを示しており、19,20はテンキーを操作して入力
したデータの登録,確認を行うための操作スイッチ、21
はリセットのための操作キーを示している。 第4図は、このようなコントローラCの基本的な内部
回路の構成を示したもので、多重信号を送受するための
伝送制御手段1a,伝送制御手段1aが送受した信号を解読
し、必要な制御信号を送出する演算制御手段1b,制御に
必要なプログラムとデータを記憶したメモリ1c,コント
ローラCの動作モードを規定し、演算制御手段1bを選択
されたモードに設定する動作モード制御回路1e,コント
ローラCの動作とメモリ1cに記憶されたデータの内容を
変更,設定するための設定スイッチ1f、設定スイッチ1f
の操作を入力データとして演算制御手段1bに入力するキ
ー入力回路1d,入力したデータの表示を行うための表示
駆動回路1g,表示器1hを備えている。 設定スイッチ1fは、データの入力,更新を行うためのテ
ンキー14やモード設定スイッチなどの各種スイッチ16,1
7,18を含んで構成され、メモリ1cは、書き変え可能な揮
発メモリによって構成されており、停電時などのために
バックアップ手段(不図示)を設けて記憶されたデータ
が消去されないようにしている。 このような構成のコントローラCでは、モード設定ス
イッチ16により通常のモードを選択すると、コントロー
ラCの多重伝送制御手段1aは、所定の信号フォーマット
に変換された第5図に示したような、スタート信号ST,
アドレスデータAD,制御データCD,パリティチェックCH,
返送待機時間RDから成る伝送信号をサイクリックに時分
割多重方式によりアドレスに沿って順次システム内の各
ユニットに送出する。そして、システム内の呼出ユニッ
トのいずれかの呼出スイッチが操作されると、そのユニ
ットでは後述する伝送制御手段(不図示)が働いて伝送
信号の返送信号待機時間RDに返送信号として割り込み信
号を返送する。この割り込み信号は多重伝送線lを介し
てコントローラCに返送され、コントローラCの多重伝
送制御部1aでは受信した返送信号を受信再生して更に演
算制御手段1bに送出する。演算制御手段1bは割り込み信
号を判断すると、割り込みモードが実行され、アドレス
データの返送を要求する信号を伝送制御手段1aより送出
させ、割り込みを行ったユニットからアドレスデータを
返送させる。この返送信号を受信したコントローラC
は、演算制御手段1bで割り込みを要求したアドレスを判
定し、該当するアドレスの呼出ユニットを呼び出す返送
信号を送出し、その伝送信号の返送待機時間RDに呼出デ
ータを送出させる。そして、この返送されたデータを受
信し、メモリ1cに記憶し、演算制御手段1bが読み込んだ
時点で上記割り込みモードは解除され、コントローラC
は通常のモードに復帰し、次の各ユニットを順次アクセ
スする。 そして、ナースコール親機Aをアクセスする際にはコン
トローラC内のメモリ1cを参照して得た呼出ユニットの
ナースコール親機Aの一覧表示操作部3における位置情
報に応じて、対応させた個別表示操作部31の表示部3aを
点灯させると同時に、呼出を行った病室に設けた廊下灯
Dの対応した表示部と代表廊下灯Eを点灯させる。ここ
で、実施例では、ナースコール子機Bの呼出に対して
は、ナースコール親機Aの個別表示操作部31・・・に点
灯表示される表示部3aの点灯色を呼出目的に応じて異な
る色にしているので、ナースステーションでは、この点
灯態様を見ることにより直ちに呼出目的が判別する。 第6図はナースコールインターホン親機Aの外観構成
図であり、第7図はその内部の回路の構成図を示してい
る。 このナースコール親機Aは、本体1の適所に通話のた
めにハンドセットタイプのインターホン2を備えるとと
もに、システム内の各ナースコール子機B,壁ユニット5,
復旧釦付代表灯Fより成る呼出ユニット,患者別廊下灯
D,代表廊下灯E,呼出番号表示盤Gに対応した複数の個別
表示操作部31・・・を配列して成る一覧表示操作部3を
備えており、この個別表示操作部31・・・の各々は表示
部3a,病室番号3b,操作スイッチ3cを有した構成となって
いる。 このようなナースコール親機Aの表示部制御回路は、
多重信号の送受とデータの判定,メモリに対するデータ
の書き込み,読み出しの制御を行う伝送制御手段2a,各
操作スイッチ2b・・・の操作信号を伝送制御手段2aに取
り込ませるための入力マトリクス回路2c,この回路のス
キャン信号などの基準信号を生成する発振回路2d,コン
トローラCより伝送されたデータに基づいて表示灯2f・
・・を選択的に点灯する点灯制御回路2eを備えている。 第8図は、患者別廊下灯の外観構成図であり、図に見
るように、この患者別廊下灯Dは、本体プレート60に各
病室番号を表示したプレート61を有し、患者名を記した
ネームプレート63と呼出確認灯62を患者のベット数に応
じて設けている。64は呼出代表灯,65は呼出の用件が終
了したときに操作して呼出を解除するための復旧スイッ
チである。 第9図は、患者別個別廊下灯Dの内部構成を示したも
ので、多重信号を処理するための伝送制御手段6aを設け
ており、この伝送制御手段6aにおいて解読された信号は
ラッチ回路6bに入力される。点灯制御回路6cはラッチ回
路6bの保持信号を受けて代表灯64を点灯保持するとと同
時に呼出を行った患者に対応した個別灯62を点灯保持す
る。また、復旧スイッチ65を操作すると、ラッチ回路6b
はリセットされ、表示灯64,65は消灯する。 第10図は、代表廊下灯Eの外観構成図を示しており、
71は呼出代表灯,72は呼出を解除するための復旧スイッ
チである。第11図に、内部回路の構成を示すが、コント
ローラCより送出される多重信号を受信し解読するため
に伝送制御手段7aを設け、伝送制御手段7aによって処理
されたデータに応じて点灯制御回路7bを駆動して代表灯
71を点灯させる構成となっている。なお、復旧スイッチ
72の操作により代表灯71を消灯させてシステムを復旧さ
せることは患者別廊下灯Dと同様である。 本発明システムでは、コントローラCから各ユニット
に制御信号が時分割方式によりサイクリックに送出され
て、各呼出ユニットの呼出状況を検知し、その検知状況
に応じてナースコール親機Aの個別表示操作部31・・・
と、廊下灯Dなどの表示灯を点灯することにより表示す
るものであるが、システムの動作状態(呼出情報)を監
視するナースコール親機Aの個別表示操作部31・・・
は、システム内の各ユニットに対応した構成となってお
り、しかもこれらのユニットのナースコール親機Aの一
覧表示操作部3内における点灯位置をコントローラC側
で任意に変更設定できる構成とされていることが特徴と
なっている。 次いで、第3図に示したコントローラの外観構成図を
参照して、この操作要領を説明する。 モード設定スイッチ16を設定側に切り換えると、チャ
ンネル番号表示部11には、ナースコール親機Aの個別表
示操作部31の第1列第1行目に割当られたチャンネル番
号を表す「CH1」の表示が表れるので、テンキー14を操
作して「CH1」の個別表示操作31に表示すべき廊下灯番
号と位置番号を入力する。入力された番号を確認し、誤
りが無ければ登録スイッチ19を操作して入力したデータ
をメモリ1cに書き込む。このとき、メモリ内の「CH1」
に割当られたアドレスのデータが既に格納されておれ
ば、前のデータは新たに入力されたデータにより更新さ
れたことになる。登録スイッチ19を操作すると、チャン
ネル番号表示部11は自動送りとなり、「CH2」が表示さ
れるので、上記と同様にしてデータを順次入力して行
く。また、テンキー14による「0」入力及び「*」入力
は呼出ユニットのチャンネル番号を自動的に送るときに
操作され、更に設定スイッチ17により病室モードを選択
すると、病室番号と患者番号が入力できる。 第3図に示したコントローラCにおいては、一覧表示
操作部3を構成する個別表示操作部31には00〜99までの
100個のチャンネルの割り当てが出来、そのチャンネル
に対して、呼出ユニット,呼出情報表示装置の割り当て
が可能となる。表1は、システムを構成する呼出ユニッ
ト,呼出情報表装置へのアドレスの割り当て例を示した
ものであり、呼出ユニットのように入力のあるユニット
は低アドレスに設定されて、割り込み処理を容易にして
いる。 なお、呼出情報表示装置のうち患者別廊下灯Dのような
複数の表示部を有したユニットに対しては、廊下灯番号
と点灯位置番号が割り当てられることにより、各ユニッ
トの個々の表示部がナースコール親機Aの一覧表示操作
部3の個別表示操作部31と1対1に対応される。 第12図は、本発明システムにおけるナースコール子機
B側からナースコール親機Aを呼出す場合の制御動作の
一例を説明したタイムチャートである。 この図を参照して本発明システムの動作を更に説明す
ると、システム内のいずれかのナースコール子機Bの呼
出スイッチ4a〜4cが操作されると、そのナースコール子
機Bの呼出確認灯4eが点灯する(ステップ100,101)。 コントローラでは、このとき操作された呼出スイッチの
種類を判別し(ステップ102,111,120,129)、緊急呼出
であれば緊急呼出モードルーチン,通常呼出であれば通
常呼出モードルーチン,シークレット呼出であればシー
クレット呼出モードルーチン,点滴呼出であれば点滴呼
出モードルーチンがそれぞれ実行される。 すなわち、緊急呼出モードルーチンでは、ナースコー
ル親機Aの個別表示操作部31の対応した部分の表示ラン
プ3aは赤LEDが点滅し、ブサーが鳴動して緊急音を出力
する(ブザーの鳴動は通常呼出モードとは異なり、緊急
音が出力される)。このような呼出に対して、個別表示
操作部31の操作スイッチ3cを操作し、ナースコール親機
Aと呼出側のナースコール子機Bとの通話回線lsを切換
接続すると、点滅していた赤LEDは点灯に変わりハンド
セット2を取り上げれば通話が可能となる。通話が終了
してハンドセット2を元の状態にセットすると、ナース
コール子機Bの通話のための電源が遮断される。そし
て、呼び出された看護婦等が患者のベット脇に来て用件
を済ませた後、壁ユニットCの復旧スイッチ5cを操作す
れば、壁ユニットCの呼出確認灯5d及びナースコール子
機Bの呼出確認灯4eが消灯し、同時にナースコール親機
Aの表示ランプ3aとして点灯していた赤LED3aが消灯す
る。 通常呼出モードルーチン(ステップ111→119),シー
クレット呼出モードルーチン(ステップ120→128),点
滴呼出モードルーチン(ステップ129→137)について
も、ナースコール親機Aの個別表示操作部31の対応した
表示ランプが点滅,点灯して上記と同様な動作がなされ
るが、本実施例では、表示ランプ3aの点灯色を「赤」,
「緑」,「橙」に区分しているので、ナースコール親機
A側ではその点灯色を見るだけで呼出内容を確認でき、
円滑な看護活動が可能となる。なお、壁ユニット5及び
復旧釦付代表灯Eの緊急呼出に対しては、緊急呼出モー
ドが実行されることはいうまでもない。 〔発明の効果〕 本発明システムによれば、ナースコール子機,呼出状
況を点灯表示するナースコール親機の一覧表示操作部に
おける表示位置がコントローラ側でのガイド表示に従っ
て、病院などの設備配置を基準にして設定変更できるの
で、システム構築時に現場の使用状態に応じた設定が迅
速かつ容易にできる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明システムの外観構成例図、第2図は本発
明システムにおける通話情報伝送系の基本的構成図、第
3図はコントローラの外観構成図、第4図はコントロー
ラの内部回路の構成図、第5図は本発明システムにおい
て使用されている多重信号のフォーマット図、第6図は
ナースコール親機の外観構成図、第7図はその内部回路
の構成図、第8図は患者別廊下灯の外観構成図、第9図
はその内部回路の構成図、第10図は代表廊下灯の外観構
成図、第11図はその内部回路の構成図、第12図はナース
コール子機よりナースコール親機を呼出する場合の制御
動作を説明するフローチャート、第13図は従来のナース
コール応答表示システムの概略構成図を示す。 (符号の説明) A……ナースコール親機(呼出通話ユニット) 1……その本体 2……ハンドセットタイプのインターホン 3……一覧表示操作部 31……個別表示操作部 5……壁ユニット(呼出専用ユニット) B……ナースコール子機(呼出通話ユニット) 4a〜4c……呼出スイッチ l……多重伝送線 ls……通話回線 C……コントローラ D……患者別廊下灯(呼出情報表示装置) E……代表廊下灯(呼出情報表示装置) F……復旧釦付代表灯(呼出専用ユニット) G……呼出番号表示盤(呼出情報表示装置)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.ナースステーションなどに設置され、呼出情報を表
    示する複数の個別表示操作部を配列して成る一覧表示操
    作部と通話のためのハンドセットタイプのインターホン
    とを有したナースコール親機と、各病室などに設置さ
    れ、呼出スイッチと通話のためのマイクとスピーカを有
    した複数のナースコール子機と、呼出スイッチを設けた
    呼出専用ユニットと、これらのナースコール子機及び呼
    出専用ユニットによる呼出状況を点灯表示する廊下灯な
    どの呼出情報表示装置とをコントローラを介して通話回
    線と専用の多重伝送線で互いに接続することにより通話
    情報伝送系を構成し、上記ナースコール親機とナースコ
    ール子機間に多重伝送方式により制御データを送受して
    相互呼出と通話を行うようにされたナースコールインタ
    ーホンシステムにおいて、 上記ナースコール親機の一覧表示操作部は、 ナースコール子機からの呼出があったときに点灯する表
    示部と、病室番号表示プレートと、ナースコール子機か
    らの呼出に対して応答したときに操作する操作スイッチ
    とを組み合わせて構成された個別表示操作部を、行列状
    に配置して構成されており、 上記コントローラは、 上記ナースコール親機の一覧表示操作部の個別表示操作
    部に、システム内の任意のナースコール子機を対応させ
    て登録するための登録モードと、呼出、通話を制御する
    通常モードを選択するためのモード選択スイッチと、 上記一覧表示操作部のうちの登録すべき個別表示操作部
    に割り当てられたチャンネル番号をガイド表示するチャ
    ンネル表示部と、 ナースコールの子機の設置される病室に対応して設置さ
    れた廊下灯の番号を表示する廊下灯表示部と、その廊下
    灯に対応した病室のベッド位置を表示する位置表示部と
    を備え、 上記モード選択スイッチによって、登録モードが設定さ
    れたときには、上記チャンネル表示部には、登録可能す
    べき個別表示操作部に割り当てられたチャンネル番号が
    順次自動的に表示され、 これに応じて、上記廊下灯と、ベッド位置の各々に割り
    当てたコード番号を順次入力することによって、上記廊
    下灯表示部と位置表示部には、入力された廊下灯とベッ
    ド位置のコードが表示されながら、上記ナースコール子
    機の各々を、上記一覧表示操作部の個別表示操作部に割
    り付けて登録設定できるようにしたナースコールインタ
    ーホンシステム。
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