JP6311652B2 - インターホン子機およびインターホンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、インターホンシステムに関し、特に、無線呼出ボタンによる呼出機能を備えたインターホンシステムに関する。
医療施設、介護施設、介護付き集合住宅等において、無線呼出ボタンによる緊急呼出機能を備えたインターホンシステムが利用されている。この種のインターホンシステムにおいて、無線呼出ボタンは、この無線呼出ボタンを利用する患者、被介護者等のボタン操作に従い、呼出信号を無線送信する。インターホン子機は、無線呼出ボタンから無線送信された呼出信号を受信すると、この呼出信号をインターホン親機に中継する。これを受けて、インターホン親機は、このインターホン親機を利用する医療関係者、介護者等に緊急呼出を通知するとともに、インターホン子機との通話路を確立する。
この種のインターホンシステムでは、緊急時の失報を防ぐため、定期的に無線呼出ボタンの動作確認が行われている。しかしながら、そのまま動作確認を行うと、インターホン親機において誤報との区別がつかない。このため、特許文献1に記載のインターホンシステムでは、インターホン子機に無線受信機を接続して、この無線受信機に無線呼出ボタンの呼出信号を受信させている。そして、この無線受信機に専用の切替スイッチを設け、この切替スイッチによる設定により、受信した呼出信号をインターホン親機に中継する通常モード、および受信した呼出信号をインターホン親機に中継することなく呼出鳴動する動作確認モードのいずれかの動作モードで無線受信機を動作させている。
特開2014−165713号公報
上述したように、特許文献1に記載のインターホンシステムでは、無線受信機の通常モードおよび動作確認モードの切替えを、無線受信機に設けられた専用の切替スイッチの設定により行っている。このため、例えば、動作確認の作業者が切替スイッチの設定を動作確認モードにしたまま通常モードに戻すのを忘れてしまった場合、あるいは、切替スイッチの誤操作により、意図せず切替スイッチの設定が通常モードから動作確認モードに切り替わってしまった場合等に、患者、被介護者等による無線呼出ボタンのボタン操作が行われると、無線呼出ボタンから無線送信された呼出信号がインターホン親機に送られることなく失報してしまう。また、インターホン子機に無線受信機を組み込んで両者を一体化させた場合、インターホン子機にモード切替専用の切替スイッチが必要となり、その分コストが増加する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、無線呼出ボタンによる呼出機能を備えたインターホンシステムにおいて、無線呼出ボタンから無線送信された呼出信号がインターホン親機に送られることなく失報してしまう可能性を低減することにある。また、本発明の他の目的は、このようなインターホンシステム構築のためのコストの低減を図ることにある。
上記課題を解決するために、本発明では、無線呼出ボタンから無線送信された呼出信号をインターホン子機経由でインターホン親機に中継する通常モードと、この呼出信号をインターホン親機に中継することなくインターホン子機から出力する動作確認モードと、を含む複数の動作モードを有するインターホン子機において、動作モードが通常モード以外の動作モードである場合に、操作者からの操作待ちのアイドル状態が所定時間以上続いたならば、動作モードを通常モードに自動的に切替える。ここで、インターホン子機は、インターホン親機との通話路が切断された場合にインターホン子機をオンフックするための復旧ボタンを備える場合、この復旧ボタンに対する操作パターンによって自インターホン子機の動作モードを切替えてもよい。
例えば、本発明は、操作者のボタン操作に従い無線呼出ボタンから無線送信された呼出信号を受信し、前記受信した呼出信号をインターホン親機に中継する通常モード、および、前記受信した呼出信号を前記インターホン親機に中継することなく、当該呼出信号を受信した旨を出力する動作確認モードを含む複数の動作モードを有するインターホン子機であって、
操作者の操作に従い、自インターホン子機の動作モードを、前記複数の動作モードのうちのいずれかに設定する動作モード制御手段と、
前記インターホン親機との通話路が切断された場合に、自インターホン子機をオンフック状態に移行させる復旧ボタンと、を備え、
前記動作モード制御手段は、
自インターホン子機の動作モードを、前記復旧ボタンの押下パターンにより特定される動作モードに設定するとともに、
自インターホン子機の動作モードが前記通常モード以外の動作モードに設定されている場合において、前記操作者の操作を待つアイドル状態が所定時間以上継続したならば、自インターホン子機の動作モードを前記通常モードに移行させる。
本発明によれば、操作者がインターホン子機の動作モードを通常モード以外の動作モードに設定したまま、通常モードに戻すのを忘れてしまった場合、あるいは、操作者の誤操作により、意図せずインターホン子機の動作モードが通常モードから通常モード以外の動作モードに切り替わってしまった場合等でも、インターホン子機のアイドル状態が所定時間以上継続したならば、インターホン子機の動作モードが自動で通常モードに戻るので、無線呼出ボタンから無線送信された呼出信号がインターホン親機に送られることなく失報してしまう可能性を低減することができる。
また、インターホン子機が、インターホン親機との通話路が切断されたときに自インターホン子機をオンフックするための復旧ボタンを備えている場合に、この復旧ボタンを動作モードの設定操作に兼用することにより、動作モード設定のための専用の切替スイッチをインターホン子機に別途設ける必要がなくなるので、コストを低減することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係るインターホンシステムの概略構成図である。 図2は、インターホン子機1の動作モードが通常モードに設定されている場合における、本発明の一実施の形態に係るインターホンシステムの緊急呼出動作を説明するためのシーケンス図である。 図3は、インターホン子機1の動作モードが動作確認モードあるいは登録モードに設定されている場合における、本発明の一実施の形態に係るインターホンシステムの動作を説明するためのシーケンス図である。 図4は、無線呼出ボタン2の概略機能構成図である。 図5は、インターホン親機3の概略機能構成図である。 図6は、インターホン子機1の概略機能構成図である。 図7は、インターホン子機1の動作を説明するためのフロー図である。 図8は、インターホン子機1の動作を説明するためのフロー図である。 図9は、インターホン子機1の動作を説明するためのフロー図である。
以下に、本発明の一実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係るインターホンシステムの概略構成図である。
本実施の形態に係るインターホンシステムは、緊急呼出機能を備えており、医療施設、介護施設等に設置され、ナースコールシステムとして利用される。図示するように、本実施の形態に係るインターホンシステムは、医療施設、介護施設等の各部屋(A号室、B号室)に1台設置されたインターホン子機1A、1B(以下、単にインターホン子機1とも呼ぶ)と、医療施設、介護施設等の各部屋のベッドA−1〜A−3、B−1〜B−3の利用者毎に1台対応付けられた無線呼出ボタン2A−1〜2A−3、2B−1〜2B−3(以下、単に無線呼出ボタン2とも呼ぶ)と、インターホン親機3と、医療施設、介護施設等の各部屋の廊下側出入口に設置され、同室のインターホン子機1に接続された廊下灯4A、4B(以下、単に廊下灯4とも呼ぶ)と、インターホン子機1およびインターホン親機3間を接続する通信ネットワーク5と、を備えて構成される。
無線呼出ボタン2は、この無線呼出ボタン2に対応付けられたベッドA−1〜A−3、B−1〜B−3を利用する患者、被介護者等によるボタン操作に従い、この無線呼出ボタン2のIDを伴う呼出信号を無線送信する。
インターホン親機3は、無線呼出ボタン2の呼出信号をインターホン子機1経由で受信した場合に緊急呼出通知を出力するとともに、この呼出信号を中継したインターホン子機1との間に通話路を確立する。
インターホン子機1は、動作モードとして、通常モード、動作確認モード、および登録モードを有する。
ここで、インターホン子機1の動作モードが通常モードに設定されている場合、インターホン子機1は、無線呼出ボタン2から無線送信された呼出信号を受信すると、この呼出信号に付加されているIDが、呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2のIDとして自インターホン子機1に登録されているならば、この呼出信号をインターホン親機3に中継するとともに、自インターホン子機1に接続された廊下灯4を点灯する。
また、インターホン子機1の動作モードが動作確認モードに設定されている場合、インターホン子機1は、無線呼出ボタン2から無線送信された呼出信号を受信すると、この呼出信号に付加されているIDが、呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2のIDとして自インターホン子機1に登録されているならば、この呼出信号をインターホン親機3に中継することなく、かつ自インターホン子機1に接続された廊下灯4を点灯することなく、動作確認通知を出力する。
また、インターホン子機1の動作モードが登録モードに設定されている場合、インターホン子機1は、無線呼出ボタン2から無線送信された呼出信号を受信すると、この呼出信号に付加されているIDを、呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2のIDとして自インターホン子機1に登録する。
図2は、インターホン子機1の動作モードが通常モードに設定されている場合における、インターホンシステムの緊急呼出動作を説明するためのシーケンス図である。ここで、インターホン子機1A、1Bは、ともに通常モードに設定されているものとする。また、インターホン子機1Aには、呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2のIDとして無線呼出ボタン2A−1〜2A−3のIDが登録され、インターホン子機1Bには、呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2のIDとして無線呼出ボタン2B−1〜2B−3のIDが登録されているものとする。
まず、A号室のベッドA−1を利用する患者、被介護者等が、自身に対応付けられた無線呼出ボタン2A−1をボタン操作したものとする(S100)。これを受けて、無線呼出ボタン2A−1は、無線呼出ボタン2A−1のIDを伴う呼出信号を無線送信する(S101)。
ここで、無線呼出ボタン2A−1から無線送信された呼出信号が、A号室に設置されたインターホン子機1AおよびA号室に隣接するB号室に設置されたインターホン子機1Bの両方に届いたものとする。これを受けて、インターホン子機1A、1Bは、受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2A−1のIDが、呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2のIDとして自インターホン子機1に登録されているか否かを確認する。
無線呼出ボタン2A−1のIDは、呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2のIDとしてインターホン子機1Aには登録されているが、インターホン子機1Bには登録されていない。この場合、インターホン子機1Bは、この呼出信号を破棄する(S102)。一方、インターホン子機1Aは、通常モードに従い、A号室の廊下側出入口に設置された廊下灯4Aに点灯指示を送信して(S103)、廊下灯4Aを点灯させるとともに(S104)、通信ネットワーク5を介してインターホン親機3に、この無線呼出ボタン2A−1のIDが付加された呼出信号を中継する(S105)。
インターホン親機3は、インターホン子機1Aから呼出信号を受信すると、この呼出信号に付加された無線呼出ボタン2A−1のIDの表示および緊急呼出音の出力を伴う緊急呼出通知を行う(S106)。そして、インターホン親機3は、医療関係者、介護者等から応答操作を受け付けると(S107)、この呼出信号の送信元であるインターホン子機1Aとの間に通話路を確立する(S108)。これにより、インターホン親機3の利用者は、呼出を行った患者、被介護者等、または廊下灯4Aの点灯に気付いてA号室に駆けつけた医療関係者、介護者等のインターホン子機1Aの利用者との通話が可能となる。
その後、インターホン親機3は、利用者から終話操作を受け付けると(S109)、インターホン子機1Aとの間の通話路を切断してオンフック状態に移行する(S110)。
一方、インターホン子機1Aは、後述の復旧ボタンに対するボタン操作を利用者から受け付けると(S111)、A号室の廊下側出入口に設置された廊下灯4Aに消灯指示を送信して(S112)、廊下灯4Aを消灯させるとともに(S113)、オンフック状態に移行する(S114)。
図3は、インターホン子機1の動作モードが動作確認モードあるいは登録モードに設定されている場合における、インターホンシステムの動作を説明するためのシーケンス図である。ここで、当初、インターホン子機1Aは動作確認モードに設定され、インターホン子機1Bは通常モードに設定されているものとする。また、インターホン子機1Aには、呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2のIDとして無線呼出ボタン2A−1〜2A−3のIDが登録され、インターホン子機1Bには、呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2のIDとして無線呼出ボタン2B−2、2B−3のIDが登録され、無線呼出ボタン2B−1のIDは、いずれのインターホン子機1A、1Bにも、呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2のIDとして登録されていないものとする。
まず、A号室に入室した医療関係者、介護者等が、無線呼出ボタン2の動作確認のために、ベッドA−1の利用者に対応付けられた無線呼出ボタン2A−1をボタン操作したものとする(S120)。これを受けて、無線呼出ボタン2A−1は、無線呼出ボタン2A−1のIDを伴う呼出信号を無線送信する(S121)。
ここで、無線呼出ボタン2A−1から無線送信された呼出信号が、A号室に設置されたインターホン子機1AおよびA号室に隣接するB号室に設置されたインターホン子機1Bの両方に届いたものとする。これを受けて、インターホン子機1A、1Bは、受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2A−1のIDが、呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2のIDとして自インターホン子機1に登録されているか否かを確認する。
無線呼出ボタン2A−1のIDは、呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2のIDとしてインターホン子機1Aには登録されているが、インターホン子機1Bには登録されていない。この場合、インターホン子機1Bは、この呼出信号を破棄する(S122)。一方、インターホン子機1Aは、動作確認モードに従い、無線呼出ボタン2A−1のIDおよびこの呼出信号の受信電波強度の表示を伴う動作確認通知を行う(S123)。これにより、無線呼出ボタン2A−1の動作確認が実施される。この際、廊下灯4Aの点灯および呼出信号のインターホン親機3への中継は実施されない。
つぎに、インターホン子機1Aは、動作確認通知後(S123)に、利用者の操作を待つアイドル状態が所定時間以上継続すると(S124)、自身の動作モードを動作確認モードから通常モードに自動的に切替える(S125)。
その後、無線呼出ボタン2の登録のためにB号室に入室した医療関係者、介護者等が、インターホン子機1Bに対して、動作モードを登録モードに切替える動作モード切替操作を行ったものとする(S126)。これを受けて、インターホン子機1Bは、自身の動作モードを通常モードから登録モードに切替える(S127)。
つぎに、B号室に入室した医療関係者、介護者等が、ベッドB−1の利用者に対応付けられた無線呼出ボタン2B−1の登録のために、無線呼出ボタン2B−1をボタン操作したものとする(S128)。これを受けて、無線呼出ボタン2B−1は、無線呼出ボタン2B−1のIDを伴う呼出信号を無線送信する(S129)。
ここで、無線呼出ボタン2B−1から無線送信された呼出信号が、B号室に設置されたインターホン子機1BおよびB号室に隣接するA号室に設置されたインターホン子機1Aの両方に届いたものとする。これを受けて、インターホン子機1A、1Bは、受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2B−1のIDが呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2のIDとして自インターホン子機1に登録されているか否かを確認する。
無線呼出ボタン2B−1のIDは、呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2のIDとしていずれのインターホン子機1A、1Bにも登録されていない。この場合、通常モードに設定されているインターホン子機1Aは、この呼出信号を破棄する(S130)。一方、登録モードに設定されているインターホン子機1Bは、無線呼出ボタン2B−1のIDを、呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2のIDとして自インターホン子機1Bに登録する(S131)。これにより、無線呼出ボタン2B−1は、インターホン子機1B経由でインターホン親機3の緊急呼出が可能となる。
インターホン子機1Bは、呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2B−1のID登録後(S131)に、利用者の操作を待つアイドル状態が所定時間以上継続すると(S132)、自インターホン子機1Bの動作モードを登録モードから通常モードに自動的に切替える(S133)。
つぎに、本実施の形態に係るインターホンシステムを構成するインターホン子機1、無線呼出ボタン2、およびインターホン親機3の詳細を説明する。
まず、無線呼出ボタン2について説明する。
図4は、無線呼出ボタン2の概略機能構成図である。
図示するように、無線呼出ボタン2は、無線呼出ボタン2のIDが記憶されたID記憶部20と、プッシュボタン型の呼出ボタン21と、運動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電部22と、発電部22により発電された電気エネルギーで駆動する無線送信部23と、を備えている。
上記構成の無線呼出ボタン2において、呼出ボタン21が押下されると、発電部22は、呼出ボタン21の押下による運動エネルギーを電気エネルギーに変換して、この電気エネルギーを無線送信部23に供給し、無線送信部23を起動する。無線送信部23は、発電部22から供給された電気エネルギーにより起動されると、ID記憶部20から無線呼出ボタン2のIDを読み出して、このIDが付加された呼出信号を無線送信する。なお、発電部22には、例えばEnOcean社のエネルギー変換器ECO200が用いられる。
つぎに、インターホン親機3について説明する。
図5は、インターホン親機3の概略機能構成図である。
図示するように、インターホン親機3は、通信ネットワークインターフェース部30と、マンマシンインターフェース部31と、親機制御部32と、緊急呼出処理部33と、を備えている。
通信ネットワークインターフェース部30は、通信ネットワーク5を介してインターホン子機1に接続するためのインターフェースである。
マンマシンインターフェース部31は、利用者が電話および各種操作を行うためのインターフェースであり、図示していないが、マイクと、スピーカと、ダイヤルキー、フックボタン等の操作部と、LCD、LED等のディスプレイと、を備えている。
親機制御部32は、インターホンシステムのインターホン親機として動作するために必要な処理を行う。具体的には、親機制御部32は、インターホン子機1より受信した呼出信号に従い、マンマシンインターフェース部31から呼出音を出力する。そして、マンマシンインターフェース部31を介して利用者から受け付けた応答操作に従い、インターホン子機1との通話路を確立する。そして、マンマシンインターフェース部31を介して利用者より音声入力された音声信号を通話データに符号化し、この通話データを通話路経由でインターホン子機1に送信するとともに、インターホン子機1から通話路経由で通話データを受信し、この通話データを、音声信号に復号してマンマシンインターフェース部31から音声出力する。また、マンマシンインターフェース部31を介して利用者から受け付けた終話操作に従い、インターホン子機1との間の通話路を切断する。
また、親機制御部32は、インターホン子機1より受信した呼出信号に無線呼出ボタン2のIDが付加されている場合、すなわち受信した呼出信号がインターホン子機1経由で無線呼出ボタン2から送信された呼出信号である場合に、この無線呼出ボタン2のIDを緊急呼出処理部33に通知する。
緊急呼出処理部33は、親機制御部32より受信した無線呼出ボタン2のIDに従い緊急呼出処理を実施する。具体的には、マンマシンインターフェース部31に対して、無線呼出ボタン2のIDの表示および緊急呼出音の出力を伴う緊急呼出通知を行う。
なお、インターホン親機3の上記機能構成は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハードウエア的に実現されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置、およびNIC(Network Interface Card)、無線LANアダプタ等の通信装置を備えたPC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートホン等の汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することで実現されるものでもよい。
つぎに、インターホン子機1について説明する。
図6は、インターホン子機1の概略機能構成図である。
図示するように、インターホン子機1は、無線受信部10と、通信ネットワークインターフェース部11と、廊下灯インターフェース部12と、マンマシンインターフェース部13と、子機制御部14と、許可ID記憶部15と、復旧ボタン操作解析部16と、動作モード設定部17と、呼出信号処理部18と、を備えている。
無線受信部10は、無線呼出ボタン2から無線送信された呼出信号を受信するとともに、受信した呼出信号の受信電波強度を検出する。
通信ネットワークインターフェース部11は、通信ネットワーク5を介してインターホン親機3に接続するためのインターフェースである。
廊下灯インターフェース部12は、廊下灯4に接続するためのインターフェースである。
マンマシンインターフェース部13は、利用者が電話および各種操作を行うためのインターフェースであり、図示していないが、マイクと、スピーカと、ダイヤルキー等の操作部と、LCD、LED等のディスプレイと、を備えている。また、マンマシンインターフェース部13の操作部は、復旧ボタン130と、親機呼出ボタン131と、を有する。
復旧ボタン130は、インターホン親機3との通話処理中において、インターホン親機3が通話路を切断した場合に、自インターホン子機1をオンフックして終話処理するとともに、自インターホン子機1に接続された廊下灯4を消灯するために利用される。これに加えて、本実施の形態では、復旧ボタン130を、自インターホン子機1の動作モードの切替えにも利用している。
親機呼出ボタン131は、自インターホン子機1をオフフックにして、インターホン親機3との通話路を確立するために利用される。
子機制御部14は、インターホンシステムのインターホン子機1として動作するために必要な処理を行う。具体的には、インターホン親機3との通話路を確立・切断する。また、マンマシンインターフェース部13を介して利用者より音声入力された音声信号を通話データに符号化し、この通話データを通話路経由でインターホン親機3に送信するとともに、インターホン親機3から通話路経由で通話データを受信し、この通話データを、音声信号に復号してマンマシンインターフェース部13から音声出力する。
許可ID記憶部15には、インターホン親機3への呼出信号の中継を許可する無線呼出ボタン2のIDが記憶される。
復旧ボタン操作解析部16は、インターホン親機3と非通話状態のときに復旧ボタン130が受け付けた操作パターンを解析して、利用者の指示の内容を判断する。例えば、インターホン親機3と非通話状態において、復旧ボタン130の押下継続時間がt1(例えば0.5秒)未満の第1操作パターンならば、利用者の指示を通常モードへの切替指示と判断し、t1以上t2(例えば2秒)未満の第2操作パターンならば、利用者の指示を動作確認モードへの切替指示と判断し、t2以上の第3操作パターンならば、利用者の指示を登録モードへの切替指示と判断する。
動作モード設定部17は、復旧ボタン操作解析部16により判断された利用者の指示内容に従い、動作モードを設定する。また、動作モード設定部17は、マンマシンインターフェース部13に対する利用者の操作を待つアイドル状態が所定時間(例えば3分)以上継続した場合に、自インターホン子機1の動作モードが通常モード以外の動作モード、すなわち動作確認モードあるいは登録モードであれば、自インターホン子機1の動作モードを通常モードに切替える。
呼出信号処理部18は、動作モード設定部17により設定された動作モードに従い、無線受信部10が受信した無線呼出ボタン2の呼出信号を処理する。
具体的には、自インターホン子機1の動作モードが通常モードの場合、無線受信部10が受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2のIDが許可ID記憶部15に記憶されているならば、この呼出信号を、子機制御部14および通信ネットワークインターフェース部11を介してインターホン親機3に中継するとともに、廊下灯インターフェース部12を介して廊下灯4に点灯指示を送信する。
また、自インターホン子機1の動作モードが動作確認モードの場合、無線受信部10が受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2のIDが許可ID記憶部15に記憶されているならば、この呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2のIDと、無線受信部10におけるこの呼出信号の受信電波強度とを、マンマシンインターフェース部13に表示して、動作確認通知を実施する。
また、自インターホン子機1の動作モードが登録モードの場合、無線受信部10が受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2のIDが許可ID記憶部15に記憶されていないならば、このIDを許可ID記憶部15に記憶する。
なお、インターホン子機1の上記機能構成は、インターホン親機3と同様、ASIC、FPGAなどの集積ロジックICによりハードウエア的に実現されるものでもよいし、あるいはDSPなどの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置、およびNIC、無線LANアダプタ等の通信装置を備えたPC、PDA、スマートホン等の汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することで実現されるものでもよい。
図7〜図9は、インターホン子機1の動作を説明するためのフロー図である。
まず、無線受信部10を介して無線呼出ボタン2から呼出信号を受信すると(S200でYES)、呼出信号処理部18は、自インターホン子機1の動作モードを確認する(S201)。
自インターホン子機1の動作モードが動作確認モードである場合(S201で「動作確認モード」)、呼出信号処理部18は、受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2のIDが許可ID記憶部15に記憶されているか否かを判断する(S202)。受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2のIDが許可ID記憶部15に記憶されているならば(S202でYES)、呼出信号処理部18は、この呼出信号の受信電波強度を無線受信部10から取得し、マンマシンインターフェース部13に対して、取得した受信電波強度および受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2のIDの表示と動作確認成功を表す所定パターン音の出力とを伴う動作確認通知を実施する(S203)。その後、図7のスタートに戻る。一方、受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2のIDが許可ID記憶部15に記憶されていないならば(S202でNO)、呼出信号処理部18は、この呼出信号を破棄する(S204)。その後、図7のスタートに戻る。
また、自インターホン子機1の動作モードが通常モードである場合(S201で「通常モード」)、呼出信号処理部18は、受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2のIDが許可ID記憶部15に記憶されているか否かを判断する(S205)。受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2のIDが許可ID記憶部15に記憶されていないならば(S205でNO)、呼出信号処理部18は、この呼出信号を破棄する(S204)。その後、図7のスタートに戻る。一方、受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2のIDが許可ID記憶部15に記憶されているならば(S205でYES)、呼出信号処理部18は、廊下灯インターフェース部12を介して自インターホン子機1に接続された廊下灯4に点灯指示を送信して(S206)、この廊下灯4を点灯させるとともに、受信した呼出信号を子機制御部14に渡す。
これを受けて、子機制御部14は、オフフックし、この無線呼出ボタン2のIDが付加された呼出信号を、通信ネットワークインターフェース部11を介してインターホン親機3に送信する(S207)。それから、子機制御部14は、インターホン親機3が応答してインターホン親機3との通話路が確立されると(S208でYES)、通話処理を開始する(S209)。具体的には、マンマシンインターフェース部13を介して利用者より音声入力された音声信号を、通話データに符号化して通話路経由でインターホン親機3に送信するとともに、インターホン親機3から通話路経由で通話データを受信し、この通話データを、音声信号に復号してマンマシンインターフェース部13から音声出力する。そして、インターホン親機3によって通話路が切断されると(S210でYES)、子機制御部14は通話処理を終了する(S211)。その後、復旧ボタン130が操作されると(S212)、子機制御部14は、オンフックして(S213)、呼出信号処理部18に通話終了を知らせる。
これを受けて、呼出信号処理部18は、廊下灯インターフェース部12を介して自インターホン子機1に接続されている廊下灯4に消灯指示を送信して(S214)、この廊下灯4を消灯させる。その後、図7のスタートに戻る。
また、自インターホン子機1の動作モードが登録モードである場合(S201で「登録モード」)、呼出信号処理部18は、受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2のIDが許可ID記憶部15に記憶されているか否かを判断する(S215)。受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2のIDが許可ID記憶部15に記憶されていないならば(S215でNO)、呼出信号処理部18は、この呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2のIDを許可ID記憶部15に記憶する(S216)。その後、図7のスタートに戻る。一方、受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2のIDが許可ID記憶部15に記憶されているならば(S215でYES)、呼出信号処理部18は、無線呼出ボタン2のIDが登録済みであることを示すエラー通知をマンマシンインターフェース部13に表示する(S217)。その後、図7のスタートに戻る。なお、このエラー通知に登録済みの無線呼出ボタン2のIDを含めるとともに、このエラー表示に対する確認操作をインターホン子機1の利用者に求め、所定の時間内に確認操作がなされなければ、さらに確認音をマンマシンインターフェース部13から出力するようにしてもよい。これにより、インターホン子機1の登録モード中に被介護者等によって登録済みの無線呼出ボタン2が操作された可能性をインターホン子機1の利用者が認知することができる。
また、インターホン親機3と非通話状態において(S200でNO)、親機呼出ボタン131が操作されると(S220でYES)、子機制御部14は、オフフックし、通信ネットワークインターフェース部11を介してインターホン親機3に、自インターホン子機1のIDが付加された呼出信号を送信する(S221)。それから、インターホン親機3が応答して、インターホン親機3との通話路が確立されると(S222でYES)、子機制御部14は通話処理を開始する(S223)。つぎに、インターホン親機3によって通話路が切断されると(S224でYES)、子機制御部14は通話処理を終了する(S225)。その後、復旧ボタン130が操作されると(S226)、子機制御部14は、オンフックする(S227)。その後、図7のスタートに戻る。
また、インターホン親機3と非通話状態において(S200、S220でNO)、復旧ボタン130が操作されると(S230でYES)、復旧ボタン操作解析部16は、復旧ボタン130の操作パターンを解析する(S231)。
そして、復旧ボタン130に対する操作パターンが第1操作パターン(例えば、復旧ボタン130の押下継続時間が0.5秒未満)である場合(S231で「第1操作パターン」)、復旧ボタン操作解析部16は、通常モードへの切替指示を動作モード設定部17に出力する。これを受けて、動作モード設定部17は、自インターホン子機1の動作モードを通常モードに設定する(S232)。その後、スタートに戻る。
また、復旧ボタン130に対する操作パターンが第2操作パターン(例えば、復旧ボタン130の押下継続時間が0.5秒以上2秒未満)である場合(S231で「第2操作パターン」)、復旧ボタン操作解析部16は、動作確認モードへの切替指示を動作モード設定部17に出力する。これを受けて、動作モード設定部17は、自インターホン子機1の動作モードを動作確認モードに設定する(S233)。その後、スタートに戻る。
また、復旧ボタン130に対する操作パターンが第3操作パターン(例えば、復旧ボタン130の押下継続時間が2秒以上)である場合(S231で「第3操作パターン」)、復旧ボタン操作解析部16は、登録モードへの切替指示を動作モード設定部17に出力する。これを受けて、動作モード設定部17は、自インターホン子機1の動作モードを登録モードに設定する(S234)。その後、スタートに戻る。
また、インターホン親機3と非通話状態において、利用者からのマンマシンインターフェース部13に対する操作を待つアイドル状態(S200、S220、S230でNO)が所定時間(例えば3分)以上続いた場合(S240でYES)、動作モード設定部17は、自インターホン子機1の動作モードが通常モード以外の動作モード、すなわち動作確認モードあるいは登録モードに設定されているか否かを判断する(S241)。通常モード以外の動作モードに設定されているならば(S241でYES)、動作モード設定部17は、自インターホン子機1の動作モードを通常モードに設定する(S242)。その後、スタートに戻る。一方、自インターホン子機1の動作モードが通常モードならば(S241でNO)、自インターホン子機1動作モードが通常モードのまま、スタートに戻る。
以上、本発明の一実施の形態を説明した。
本実施の形態に係るインターホン子機1によれば、利用者がインターホン子機1の動作モードを通常モード以外の動作モードに設定したまま、通常モードに戻すのを忘れてしまった場合、あるいは、利用者の誤操作により、意図せずインターホン子機1の動作モードが通常モードから通常モード以外の動作モードに切り替わってしまった場合でも、インターホン親機3と非通話状態において、マンマシンインターフェース部13に対する利用者の操作を待つアイドル状態が所定時間以上継続したならば自動的に通常モードに戻るので、無線呼出ボタン2から無線送信された呼出信号がインターホン親機3に送られることなく失報してしまう可能性を低減することができる。また、通常モードに復帰するまでの間に登録済みの無線呼出ボタン2が操作された場合に、その旨を示すエラー通知がインターホン子機1においてなされるため、インターホン子機1の利用者は、被介護者等によって登録済みの無線呼出ボタン2が操作された可能性を認知することができる。
また、本実施の形態に係るインターホン子機1によれば、インターホン親機3との通話路が切断されたときに自インターホン子機1をオンフックするための復旧ボタン130を動作モードの設定に兼用し、インターホン親機3と非通話状態において復旧ボタン130が操作された場合に、この復旧ボタン130の操作パターンにより特定される動作モードに設定している。このため、動作モード設定のための専用の切替スイッチをインターホン子機1に別途設ける必要がなく、その分、コストを低減することができる。
また、本実施の形態に係るインターホン子機1によれば、通常モードにおいて受信した呼出信号に付加されている無線呼出ボタン2のIDが許可ID記憶部15に記憶されていない場合、この呼出信号をインターホン親機3に中継することなく破棄する。このため、例えば、A号室に設置された無線呼出ボタン2A−1〜2A−3から無線送信された呼出信号は、これらの無線呼出ボタン2A−1〜2A−3が許可ID記憶部15に記憶されているA号室のインターホン子機1Aによりインターホン親機3に中継され、これらの無線呼出ボタン2A−1〜2A−3が許可ID記憶部15に記憶されていないB号室のインターホン子機1Bによりインターホン親機3に中継されることはない。したがって、無線呼出ボタン2から無線送信される呼出信号が複数のインターホン子機1で受信可能な場合に、所定のインターホン子機1によってのみこの呼出信号をインターホン親機3に中継させることが可能となり、インターホン子機1および無線呼出ボタン2の設置の自由度を高めることができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の実施の形態では、医療施設、介護施設等に設置され、ナースコールシステムとして利用されるインターホンシステムを例にとり説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明は、高齢者用集合住宅等、無線呼出ボタンによる呼出機能を備えたインターホンシステムに広く利用可能である。
1、1A、1B:インターホン子機、 2、2A−1〜2A−3、2B−1〜2B−3:無線呼出ボタン、 3:インターホン親機、 4A、4B:廊下灯、 5:通信ネットワーク、 10:無線受信部、 11、30:通信ネットワークインターフェース部、 12:廊下灯インターフェース部、 13、31:マンマシンインターフェース部、 14:子機制御部、 15:許可ID記憶部、 16:復旧ボタン操作解析部、 17:動作モード設定部、 18:呼出信号処理部、 20:ID記憶部、 21:呼出ボタン、 22:発電部、 23:無線送信部、32:親機制御部、 33:緊急呼出処理部、 130:復旧ボタン、 131:親機呼出ボタン

Claims (2)

  1. 操作者のボタン操作に従い無線呼出ボタンから無線送信された呼出信号を受信し、前記受信した呼出信号をインターホン親機に中継する通常モード、および、前記受信した呼出信号を前記インターホン親機に中継することなく、当該呼出信号を受信した旨を出力する動作確認モードを含む複数の動作モードを有するインターホン子機であって、
    操作者の操作に従い、自インターホン子機の動作モードを、前記複数の動作モードのうちのいずれかに設定する動作モード制御手段と、
    前記インターホン親機との通話路が切断された場合に、自インターホン子機をオンフック状態に移行させる復旧ボタンと、を備え、
    前記動作モード制御手段は、
    自インターホン子機の動作モードを、前記復旧ボタンの押下パターンにより特定される動作モードに設定するとともに、
    自インターホン子機の動作モードが前記通常モード以外の動作モードに設定されている場合において、前記操作者の操作を待つアイドル状態が所定時間以上継続したならば、自インターホン子機の動作モードを前記通常モードに移行させる
    ことを特徴とするインターホン子機。
  2. 操作者のボタン操作に従い呼出信号を無線送信する無線呼出ボタンと、
    インターホン親機と、
    請求項1に記載のインターホン子機と、を備える
    ことを特徴とするインターホンシステム。
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