JP6043212B2 - 無線呼出システム - Google Patents
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Description
この改善策として、電池を使用せず、呼出操作による運動エネルギーにより発電して呼出信号を送信する無線子機が望まれていたが、この形態では無線子機において呼出確認信号を受信することができないため、無線受信機との通信の信頼性を確保することができなかった。
中継モードでは、記憶部に記憶された固有符号と異なる固有符号の呼出を受信した際には接続機器への呼出信号の送信を抑止するとともに、完結モードでは、中継モードでの呼出信号を送信する動作に代えて呼出音を鳴動するスピーカを備え、無線受信機は、接続機器との接続が切り離されたことを検出すると中継モードから完結モードに移行するための受信機CPUを備えるものである。
ナースコール子機3には患者が看護師を呼び出す呼出握りボタン31が接続されているとともに、看護師がベッドまで来て対応を完了した旨をナースコール親機1に通知するための復旧ボタン33と、呼出握りボタン31の操作により呼び出された看護師がナースコール親機1で応答した際に当該看護師と通話を行なうための通話部32とを備えている。なお、通話部32は、図1のようにナースコール子機3と一体のもの及びナースコール子機3と別体のものがそれぞれ存在するが、外観の違いのみで動作は同様である。
また、ナースコール子機3には、呼出握りボタン31あるいは無線受信機4の少なくとも1つが接続されていれば呼出を行なうことができ、さらには呼出握りボタン31及び無線受信機4の双方を1つのナースコール子機3に接続することも好適である。
無線受信機4にはペアリング時に操作することによって無線受信機4をペアリングモードに遷移させるペアリング開始ボタン41と、呼出信号受信やペアリング完了を通知する表示灯45と、完結モードでインターホン用無線押しボタン2からの呼出信号を受信した際に呼出音を鳴動するスピーカ47と、ペアリングモード以外の状態でかつナースコール子機3が接続されている際に無線受信機4を完結モードあるいは中継モードのいずれかに設定するかを選択する切替スイッチ46とを備えている。
なお、無線受信機4にナースコール子機3が接続されていない状態では、中継先の機器がないことから、無線受信機4は常にペアリングモードあるいは完結モードのいずれかのモードで動作し、中継モードで動作することはない。
無線受信機4は、インターホン親機6に接続されており、無線受信機4が中継モードになっている際にはインターホン親機6に呼出信号が転送される。また、無線受信機4にインターホン親機6が接続されていない状態では、図1と同様に無線受信機4は常にペアリングモードあるいは完結モードのいずれかのモードで動作し、中継モードで動作することはない。
各住宅のインターホン親機6は集合住宅のインターホン全体の通話路を制御する制御装置9に接続され、制御装置9には、集合住宅の玄関に設置されて訪問者が各居住者のインターホン親機6を呼び出して通話する集合玄関機10と、集合住宅の管理人室に設置されて、インターホン親機6からの警報信号を受信して報知するとともに、管理人が各居住者のインターホン親機6を呼び出して通話する管理室親機8とが接続され、さらに、制御装置9と管理室親機8には、集合住宅内の共用室、エントランス、エレベーターホール等の共用部、あるいは集合住宅近傍のインターホン用無線押しボタン2からの呼出信号を受信する無線受信機4が接続されている。また、無線受信機4にインターホン親機6、管理室親機8、制御装置9がいずれも接続されていない状態では、図1と同様に無線受信機4は常にペアリングモードあるいは完結モードのいずれかのモードで動作し、中継モードで動作することはない。
なお、無線受信機4には、少なくともナースコール子機3とインターホン親機6が接続機器として接続可能であるが、さらに、図3における集合住宅における実施例のように、制御装置9と管理室親機8にも接続可能とすることも好適である。
無線送信部23は動作電源の供給を受けると、予めインターホン用無線押しボタン2の内部に記憶されている固有符号を読出し、呼出信号とともに無線送信を行なう。なお、この無線信号は微弱なものであり、到達距離は概ね1mから3mほどである。また、発電部22の発電量は微弱であるため、1回の可動ボタン21の操作による無線送信部23の動作可能時間は1秒乃至5秒程度であり、発電部22からの電力供給が停止すると、無線送信部23の動作も停止する。
呼出信号を受信したナースコール親機1は、呼出音、呼出表示等の呼出通知によりインターホン用無線押しボタン2からの呼出を報知する。
ナースコール親機1による呼出通知を認識した看護師は、ナースコール親機1の図示しない通話部でナースコール子機3の通話部32との通話路を確立して通話を行なうとともに、通話終了後に病室の患者のもとへ駆けつけ、ナースコール子機3の復旧ボタン33を操作して呼出動作を終了する。
動作確認のため、看護師は、インターホン用無線押しボタン2を操作する。完結モードにある無線受信機4がインターホン用無線押しボタン2からの呼出信号を受信すると、受信機CPU43は受信した呼出信号から固有符号を取出し、記憶部42に記憶された固有符号と比較する。双方の固有符号が異なっている場合には何も動作せずに待受状態を維持するとともに、双方の固有符号が同一である場合には呼出音をスピーカ47から鳴動して呼出を報知する。呼出音を確認した看護師は、無線受信機4の図示しない復旧ボタンを操作して呼出動作を終了する。
また、副次的効果として、ナースコール親機1を呼ぶまでもない簡易的な呼出の目的でインターホン用無線押しボタン2を使用する方法について説明する。完結モードにある無線受信機4がインターホン用無線押しボタン2からの呼出信号を受信すると、受信機CPU43は受信した呼出信号から固有符号を取出し、記憶部42に記憶された固有符号と比較する。双方の固有符号が異なっている場合には何も動作せずに待受状態を維持するとともに、双方の固有符号が同一である場合には呼出音をスピーカ47から鳴動して呼出を報知する。呼出音に気づいた看護師は、病室の患者のもとへ駆けつけ、無線受信機4の図示しない復旧ボタンを操作して呼出動作を終了する。
呼出信号を受信したインターホン親機6は、呼出音、呼出表示等の呼出通知によりインターホン用無線押しボタン2からの呼出を報知する。
インターホン親機6による呼出通知を認識した居住者は、インターホン親機6の呼出音停止スイッチ、あるいは終話スイッチ等のスイッチを操作して呼出を停止させるとともに、呼出を行なった居住者のもとへ駆けつける。さらに、一定時間インターホン親機6によるスイッチの操作を検出できなかった場合には、インターホン親機6から玄関子機7に呼出信号を送信し、玄関子機7からも呼出音を鳴動して住宅内で異常が発生していることを知らせることができる。
インターホン親機6に接続された中継モードにおける無線受信機4がインターホン用無線押しボタン2からの呼出信号を受信すると、受信機CPU43は受信した呼出信号から固有符号を取出し、記憶部42に記憶された固有符号と比較する。双方の固有符号が異なっている場合には何も動作せずに待受状態を維持するとともに、双方の固有符号が同一である場合には呼出信号を当該固有符号とともにインターホン親機6に送信するとともに、表示灯45を点灯させて呼出操作が受け付けられたことを視覚的に通知する。
呼出信号を受信したインターホン親機6は、呼出音、呼出表示等の呼出通知によりインターホン用無線押しボタン2からの呼出を報知する。
インターホン親機6による呼出通知を認識した居住者は、インターホン親機6の呼出音停止スイッチ、あるいは終話スイッチ等のスイッチを操作して呼出を停止させるとともに、呼出を行なった居住者のもとへ駆けつける。さらに、一定時間インターホン親機6によるスイッチの操作を検出できなかった場合には、インターホン親機6から玄関子機7に呼出信号を送信し、玄関子機7からも呼出音を鳴動するとともに、インターホン親機6から制御装置9を経由して管理室親機8へ呼出信号を送信して管理室親機8で呼出音を鳴動することにより、管理人や近隣の居住者に住宅内で異常が発生していることを知らせることができる。
呼出信号を受信した管理室親機8は、呼出音、呼出表示等の呼出通知によりインターホン用無線押しボタン2からの呼出を報知する。
管理室親機8による呼出通知を認識した管理人は、管理室親機8の呼出音停止スイッチ、あるいは終話スイッチ等のスイッチを操作して呼出を停止させるとともに、呼出を行なった居住者のもとへ駆けつける。
呼出信号を受信した制御装置9は、複数のインターホン親機6の中から固有符号をもとに呼出信号を操作した居住者の居住するインターホン親機6を特定し、当該インターホン親機6及び管理室親機8に対して呼出信号を送信する。
呼出信号を受信したインターホン親機6及び管理室親機8は、呼出音、呼出表示等の呼出通知によりインターホン用無線押しボタン2からの呼出を報知する。
インターホン親機6及び管理室親機8による呼出通知を認識した居住者又は管理人は、インターホン親機6及び管理室親機8の呼出音停止スイッチ、あるいは終話スイッチ等のスイッチを操作して呼出を停止させるとともに、呼出を行なった居住者のもとへ駆けつける。
また、本実施例では制御装置に接続された無線受信機からの固有符号のみ操作者を特定していたが、これに限らず、全ての実施例において固有符号をもとに操作者を特定することも好適である。
22 発電部
23 無線送信部
3 ナースコール子機
4 無線受信機
42 記憶部
43 受信機CPU
46 切替スイッチ
47 スピーカ
6 インターホン親機
Claims (3)
- 医療施設においてベッド上の患者がナースステーションの看護師を呼び出す、あるいは住宅内及び住宅近傍で居住者が住宅内の他の居住者や管理人を呼び出す無線呼出システムにおいて、
ベッドに入院している患者が前記ナースステーションの看護師を呼び出すためにベッド上などの患者に近い位置に設置される、あるいは住宅内で居住者が他の居住者を呼び出すために介助を必要とする位置に設置される、あるいは集合住宅の共用室、エントランス、エレベーターホール等の共用部で居住者が管理人や他の居住者を呼び出すために介助を必要とする位置に設置されるインターホン用無線押しボタン(2)と、前記インターホン用無線押しボタンからの呼出信号を受信する無線受信機(4)を備え、
前記無線受信機は、病室のベッド近傍に設置されたナースコール子機(3)又は住宅内に設置されたインターホン親機(6)に接続することができる(以下、ナースコール子機とインターホン親機を総称して「接続機器」と称する。)ものであって、
前記無線受信機は、前記インターホン用無線押しボタンの固有符号を記憶する記憶部(42)を備え、
さらに前記無線受信機は、前記記憶部に記憶された前記固有符号と同一の固有符号の呼出を受信した際には前記接続機器に呼出信号を送信する中継モードと、前記接続機器に対する呼出信号の送信を抑止する完結モードの2つの動作モードを有し、
前記無線受信機は、前記中継モードにおいて、前記記憶部に記憶された前記固有符号と異なる固有符号の呼出を受信した際には前記接続機器への呼出信号の送信を抑止するとともに、前記接続機器との接続が切り離されたことを検出すると中継モードから完結モードに移行するための受信機CPU(43)を備え、
前記無線受信機は、前記完結モードにおいて、呼出音を鳴動するスピーカ(47)を備えることを特徴とする無線呼出システム。 - 前記中継モードでは、前記無線受信機における呼出音の鳴動を停止することを特徴とする請求項1記載の無線呼出システム。
- 前記完結モードは、前記接続機器への呼出信号を送信しないものであるとともに、前記無線受信機は、前記接続機器との接続を維持した状態のまま中継モードから完結モードに移行するための切替スイッチ(46)を備えることを特徴とする請求項1記載の無線呼出システム。
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